JP3580886B2 - 動力伝達機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、互いに接触可能で駆動力を伝達可能な一対の回転部材を備える消音型の動力伝達機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カメラのズーミング装置やフィルム給送装置において、駆動モータからズーミング部材やフィルム巻き取り軸およびフィルム巻き上げスプール等への動力伝達系に、従来は一般に、ギアによる動力伝達機構を用いていた。
しかし、ギアの取付精度が悪いと、ズーミングやフィルム巻き上げ等の駆動中の作動音が大きくなってしまう問題があった。特に、静かな状況での撮影では、そのような作動音が大きな問題となってしまう。
【0003】
ここで、ギアの取付精度を良くすれば問題ないが、そのためには、ギア間隔を精密に管理し、軸間隔の精度を高くし、しかも、ギアの加工精度も高くする必要があり、コスト高となってしまう。
以上のような問題を解決するための手段として、ベルトによる動力伝達機構を用いる方法がある。
さらに、特開平4−110932号公報や実開昭54−133040号公報には、タイミングベルトを用いたものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述のようなベルトによる動力伝達機構を使用したものでは、時間が経つとベルトが伸びてしまい、伝達効率が悪くなり、スリップを起こしてしまう問題があった。
また、このようなベルトの伸びによるスリップを起こさないようにするためには、高い部品精度が要求されるが、それでも加工誤差による寸法のバラつきが大きいと、部品によってはやはりスリップを起こしてしまう。
そして、そのような部品寸法のバラつきを補正するための調節ができないため、部品が使えずに無駄になってしまうという問題があった。
【0005】
なお、ベルトの伸びによるスリップを起こさせないようにするため、前記特開平4−110932号公報や前記実開昭54−133040号公報に開示のように、軟質材製等で容易には伸びないようなタイミングベルトの製造は、実際には難しくコスト高となる問題がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、従来のようなギアやベルトやタイミングベルトを用いずに、一対の回転部材を互いに接触させて駆動力の伝達を行いながら、作動音を小さくする消音機能を具備するとともに、部品精度が悪くても調節により所望の駆動力伝達機能が得られるようにして、部品を無駄なく使用できるようにした動力伝達機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく請求項1記載の発明は、互いに接触可能で駆動力を伝達可能な一対の回転部材を備える動力伝達機構であって、前記一対の回転部材の間に、前記接触による作動音の発生を抑制可能で前記駆動力の伝達量を調節可能な弾性部材を設け、前記弾性部材は、第1の前記回転部材の外周に間隔を開けて装着された一対のOリングと、この一対のOリング間に位置してその両Oリングとそれぞれ当接するよう第2の前記回転部材の外周に装着されたOリングとからなる構成を特徴としている。
【0009】
そして、請求項2記載の発明は、請求項1記載の前記第1の回転部材に、前記一対のOリングの間隔を調節して前記駆動力の伝達量を調節可能とする調節手段を備えた構成を特徴としている。
【0010】
また、請求項記載の発明は、請求項1または2記載の前記弾性部材を有する前記一対の回転部材を、カメラのズーミング装置における駆動モータからズーミング部材への動力伝達系に設けた構成を特徴としている。
【0011】
【作用】
請求項1記載の発明によれば、互いに接触可能で駆動力を伝達可能な一対の回転部材の間に、接触による作動音の発生を抑制可能で駆動力の伝達量を調節可能な弾性部材を設けた動力伝達機構なので、一対の回転部材による弾性部材を介しての接触により作動音の発生が小さく抑えられ、また、弾性部材により駆動力の伝達量が調節できる。
従って、ベルトを用いずに消音機能を具備でき、さらに、例えば、回転部材および弾性部材の部品精度が悪い場合であっても、調節により所望の駆動力伝達機能が得られるため、部品を無駄なく使用できる。
【0012】
さらに、請求項1記載の発明によれば、弾性部材が、第1の回転部材の外周に間隔を開けて装着された一対のOリングと、この一対のOリング間に位置してその両Oリングとそれぞれ当接するよう第2の回転部材の外周に装着されたOリングとからなるので、第1の回転部材の外周に装着した一対のOリングと第2の回転部材の外周に装着したOリングとの接触により、作動音の発生が小さく抑えられ、また、各Oリング相互の重なり量の変化により駆動力の伝達量が調節できる。
【0013】
そして、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の第1の回転部材には、一対のOリングの間隔を調節して駆動力の伝達量を調節可能とする調節手段を備えているので、調節手段による第1の回転部材外周の一対のOリングの間隔調節によって、各Oリング相互の重なり量が変化して、駆動力の伝達量調節が行える。
【0014】
また、請求項記載の発明によれば、請求項1または2記載の弾性部材(Oリング)を有する一対の回転部材を、駆動モータからズーミング部材への動力伝達系に設けたズーミング装置を備えるカメラなので、一対の回転部材による弾性部材(Oリング)を介しての接触によりズーミング駆動中の作動音の発生が小さく抑えられ、また、弾性部材(Oリング)により駆動力の伝達量が調節できる。なお、弾性部材(Oリング)を有する一対の回転部材を、駆動モータに近いところに用いると、減速機構における駆動モータ側で回転数が大きいため、消音の面でより有利となる。
【0015】
【実施例】
以下に、本発明に係る動力伝達機構の実施例を図1から図9に基づいて説明する。
先ず、図1は本発明を適用した一例としての動力伝達機構の要部を構成する一対の回転部材(ドラムおよびプーリー)とその弾性部材(Oリング)を示すもので、1は第1の回転部材(ドラム)、2は第2の回転部材(プーリー)、3,4,5は弾性部材(Oリング)、6はギアである。
【0016】
即ち、この動力伝達機構は、その要部を、第1の回転部材としてのドラム1と、第2の回転部材としてのプーリー2と、ドラム1の外周面に間隔を開けて装着する一対の弾性部材としてのゴム製による2本のOリング3,4と、プーリー2の外周面に装着する弾性部材としてのゴム製によるOリング5とから構成したものである。
なお、図示例において、プーリー2には、同軸上のギア6が一体化して備えられている。
このように、ドラム1の外周面に間隔を開けて装着した2本のOリング3,4の間に、プーリー2の外周面に装着したOリング5が位置して、このOリング5が2本のOリング3,4にそれぞれ接触することで、ドラム1およびプーリー2の間で互いに駆動力が伝達可能となっている。
【0017】
次に、図2は以上のドラム1およびプーリー2とその各Oリング3,4,5をカメラのズーミング装置に適用した場合を示すもので、7は駆動モータ、8,9,10はギア、11は取付板、12は支軸(図3参照)、21はズーミング部材(レンズ鏡筒)、22はギア部、23はレンズ保持筒である。
即ち、図3にも示すように、ドラム1は、駆動モータ7の駆動軸7aに一体的に取り付けられ、プーリー2は、駆動モータ7およびギア8,9,10の取付板11に設けた支軸12に回転自在に取り付けられている。
このプーリー2の同軸上のギア6にギア8が噛み合って、このギア8にギア9が噛み合い、さらに、このギア9にギア10が噛み合っている。
【0018】
そして、ギア10は、ズーミング部材としてのレンズ鏡筒(カム筒)21に設けたギア部22に噛み合っている。こうして、減速機構が構成されている。
レンズ鏡筒21には、公知のように、カム溝もしくはヘリコイドネジ等によって、レンズ保持筒23が光軸方向に摺動可能に組み込まれている。即ち、このレンズ保持筒23は、駆動モータ7の駆動力によって、レンズ鏡筒21が回転したときに、光軸方向に摺動してズーミング(変倍)動作を行うものである。
なお、取付板11は、図示しないカメラ本体にねじ止めされており、また、前記ギア8,9,10は、カメラ本体に直接軸支されているが、取付板11に軸支するようにしてもよい。
【0019】
ところで、図3に示すように、ドラム1は、外周面の両端部を除く中間部を小径部1aとして、この小径部1aの両側に所定量の隙間を開けて2本のOリング3,4が取り付けられている。
また、プーリー2は、その外周面にV溝2aを有するもので、このV溝2aにOリング5が取り付けられている。なお、V溝2aに代えて、U溝もしくは断面半円状溝等でもよい。
このOリング5は、その太さが、図示のように、他方のOリング3,4の太さよりも大きいものである。
そして、プーリー2および駆動モータ7は、ドラム1の小径部1aのOリング3,4とプーリー2のV溝2aのOリング5とが互いに圧接するようにして取付板11に取り付けられている。
【0020】
以上において、ドラム1の小径部1aのOリング3,4とプーリー2のV溝2aのOリング5とは、互いの圧接により重なり合うその重なり量によって、駆動力の伝達量、即ち、伝達力が変化する。
従って、ドラム1とプーリー2との軸間距離を適切に設定する他、図4に示すように、ドラム1の小径部1aの長さAを、仕様に応じた実験値により適切に決定する。
なお、Oリング3,4,5は、その太さ、材質、硬度を変えることによっても、駆動力の伝達量を調節可能である。
【0021】
次に、以上のようなカメラのズーミング装置の作動について説明する。
先ず、駆動モータ7の駆動によるドラム1の回転は、その小径部1aのOリング3,4とプーリー2のV溝2aのOリング5との摩擦接触を介して、プーリー2に伝達され、さらに、プーリー2の同軸上のギア6からギア8、ギア9、ギア10を介して、レンズ鏡筒21のギア部22に伝達される。
こうして回転が減速されてレンズ鏡筒21に駆動力が伝達され、さらに、レンズ保持筒23が光軸方向に摺動することによって、ズーミング(変倍)が行われる。
【0022】
このようなズーミング動作時において、ドラム1とプーリー2は、Oリング3,4,5を介して圧接しており、その弾性による摩擦接触によって駆動力の伝達が行われるため、ガタつきがなく、作動音が小さいものとなっている。
そして、ドラム1とプーリー2とのOリング3,4,5を介しての圧接力は、ドラム1側の2本のOリング3,4の間隔を変えることによっても調節が可能であり、さらに、Oリング3,4,5の太さ、材質、硬度等を変えても調節可能である。
従って、ドラム1およびプーリー2等の部品の精度が悪くても、そのまま使用が可能である。
【0023】
また、以上のように、駆動力の伝達効率を変えることができるため、スリップしない力量で、かつ、駆動モータ7に負荷が掛かり過ぎることなく、ドラム1とプーリー2とのOリング3,4,5を介しての適切な圧接力が得られる。
しかも、ドラム1、プーリー2およびOリング3,4,5を、駆動モータ7に近いところに用いており、駆動モータ7側は減速機構では回転数が大きいため、消音効果が大きいものとなっている。
さらに、カメラの機種が変わっても、これらの部品を共用することもできる。即ち、機種が変わったときには、Oリングもしくはドラムを変えるだけで、他の部品は使用可能である。
【0024】
次に、伝達力の調節の仕方を示す図5から図9の構成例について説明する。
先ず、図5はドラムに対する圧入部材の圧入量調節による伝達力調節を示すもので、51は圧入部材であり、他は前記実施例と同様に、ドラム1、小径部1a、プーリー2、V溝2a、Oリング3,4,5、駆動モータ7、駆動軸7aである。
即ち、ドラム1の小径部1aの一端側のフランジ部を、Oリング3を押える別体の圧入部材51として、この圧入部材51のドラム1に対する圧入量Bを調節することで、ドラム1の小径部1aのOリング3,4の間隔を調節して、プーリー2のV溝2aのOリング5との摩擦接触による伝達力を調節する。
【0025】
また、図6はドラムに対する他の圧入部材の圧入量調節による伝達力調節を示すもので、61は圧入部材であり、他は前記実施例と同様に、ドラム1、小径部1a、プーリー2、V溝2a、Oリング3,4,5、駆動モータ7、駆動軸7aである。
即ち、ドラム1を小径部1aの中央部から一半部側を、Oリング3を押える別体の圧入部材61として、この圧入部材61のドラム1半体に対する圧入量Cを調節することで、ドラム1の小径部1a(圧入部材61も含む)のOリング3,4の間隔を調節して、プーリー2のV溝2aのOリング5との摩擦接触による伝達力を調節する。
【0026】
そして、図7はドラムに対する圧入部材の圧入量調節とバネ押し付け力による伝達力調節を示すもので、71は圧入部材、72は中間部材、73はバネであり、他は前記実施例と同様に、ドラム1、小径部1a、プーリー2、V溝2a、Oリング3,4,5、駆動モータ7、駆動軸7aである。
即ち、ドラム1の小径部1aの一端側のフランジ部を別体の圧入部材71とするとともに、ドラム1を小径部1aの中央部から一半部側をさらに小径段部1bとして、この小径段部1b上に圧入部材71との間でOリング3を押える中間部材72を摺動自在に組み込んで、この中間部材72と圧入部材71との間に圧縮コイルバネ73を介装している。
これによれば、圧入部材71のドラム1に対する圧入量を調節することで、ドラム1の小径段部1b上の中間部材72との間に介装した圧縮コイルバネ73の押し付け力Dによって、ドラム1の小径段部1b上を中間部材72がドラム1の小径部1aのOリング3,4側に常時押されて、ドラム1の小径部1a(中間部材72も含む)のOリング3,4の間隔を自動調節することにより、プーリー2のV溝2aのOリング5との摩擦接触による伝達力を調節する。
【0027】
また、図8はドラムに対する中間部材を用いた圧入部材の圧入量調節による伝達力調節を示すもので、81は圧入部材、82は中間部材であり、他は前記実施例と同様に、ドラム1、小径部1a、プーリー2、V溝2a、Oリング3,4,5、駆動モータ7、駆動軸7aである。
即ち、ドラム1の小径部1aの一端側のフランジ部を別体の圧入部材81とするとともに、ドラム1を小径部1aの中央部から一半部側をさらに小径段部1bとして、この小径段部1b上に圧入部材81との間でOリング3を押える中間部材82を組み込んでいる。
これによれば、圧入部材81のドラム1に対する圧入量Eを調節して、ドラム1の小径段部1b上の中間部材82の位置を調節することで、ドラム1の小径部1a(中間部材82も含む)のOリング3,4の間隔を調節して、プーリー2のV溝2aのOリング5との摩擦接触による伝達力を調節する。
【0028】
最後に、図9はドラムにおけるワッシャを用いた伝達力調節を示すもので、91は圧入部材、92はワッシャであり、他は前記実施例と同様に、ドラム1、小径部1a、プーリー2、V溝2a、Oリング3,4,5、駆動モータ7、駆動軸7aである。
即ち、ドラム1の小径部1aの一端側のフランジ部を別体の圧入部材91とするとともに、この圧入部材91の内面側において、ドラム1の小径部1a上にOリング3を押えるワッシャ92を嵌合している。
ここで、このワッシャ92は、ナイロンワッシャあるいはゴムワッシャであり、ナイロンワッシャの場合には、その一部に設けた切欠部を広げてドラム1の小径部1a上に嵌合し、また、ゴムワッシャの場合には、それ自体を伸ばしてドラム1の小径部1a上に嵌合する。
これによれば、ワッシャ92の厚みFを調節することで、ドラム1の小径部1aのOリング3,4の間隔を調節して、プーリー2のV溝2aのOリング5との摩擦接触による伝達力を調節する。
以上の通り、種々の方法により伝達力を調節することができる。
【0029】
なお、以上の実施例においては、カメラのズーミング装置としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラのフィルム給送装置や、その他、カメラ以外の動力伝達機構に適用してもよい。
また、実施例では、減速機構による動力伝達機構に適用したが、本発明は増速機構による動力伝達機構にも適用可能である。
さらに、弾性部材を有する一対の回転部材の配置箇所、回転部材の種類、弾性部材の種類等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明に係る動力伝達機構によれば、一対の回転部材の間に、接触による作動音の発生を抑制可能で駆動力の伝達量を調節可能な弾性部材を設けたため、一対の回転部材による弾性部材を介しての接触により作動音の発生を小さく抑えることができ、また、弾性部材により駆動力の伝達量を調節することができる。
従って、ベルトを用いずに消音機能を具備することができ、さらに、例えば、回転部材および弾性部材の部品精度が悪い場合であっても、調節により所望の駆動力伝達機能が得られるため、部品を無駄なく使用することができる。
【0031】
さらに、請求項1記載の発明に係る動力伝達機構によれば、第1の回転部材の外周に間隔を開けて装着した一対のOリングと第2の回転部材の外周に装着したOリングとの接触によって、作動音の発生を小さく抑えることができ、また、各Oリング相互の重なり量の変化により駆動力の伝達量を調節することができる。
【0032】
そして、請求項2記載の発明に係る動力伝達機構によれば、第1の回転部材に、一対のOリングの間隔を調節して駆動力の伝達量を調節可能とする調節手段を備えたため、調節手段による第1の回転部材外周の一対のOリングの間隔調節によって、各Oリング相互の重なり量が変化して、駆動力の伝達量調節を行うことができる。
【0033】
また、請求項記載の発明に係る動力伝達機構によれば、カメラのズーミング装置において、駆動モータからズーミング部材への動力伝達系に、弾性部材(Oリング)を有する一対の回転部材を設けたため、一対の回転部材による弾性部材(Oリング)を介しての接触によって、ズーミング駆動中の作動音の発生を小さく抑えることができ、また、弾性部材(Oリング)により駆動力の伝達量を調節することができる。なお、弾性部材(Oリング)を有する一対の回転部材を、駆動モータに近いところに用いれば、減速機構における駆動モータ側で回転数が大きいため、消音の面でより有利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としての動力伝達機構の要部を構成する一対の回転部材(ドラムおよびプーリー)とその弾性部材(Oリング)を示す斜視図である。
【図2】図1のドラムおよびプーリーとそのOリングをカメラのズーミング装置に適用した場合を示す斜視図である。
【図3】図2のOリングを仮想線で示してドラムおよびプーリー部分を示した断面図である。
【図4】図3のOリングの重なり量による伝達力の変化を示す断面図である。
【図5】ドラムに対する圧入部材の圧入量調節による伝達力調節を示す断面図である。
【図6】ドラムに対する他の圧入部材の圧入量調節による伝達力調節を示す断面図である。
【図7】ドラムに対する圧入部材の圧入量調節とバネ押し付け力による伝達力調節を示す断面図である。
【図8】ドラムに対する中間部材を用いた圧入部材の圧入量調節による伝達力調節を示す断面図である。
【図9】ドラムにおけるワッシャを用いた伝達力調節を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1の回転部材(ドラム)
2 第2の回転部材(プーリー)
3,4,5 弾性部材(Oリング)
6 ギア
7 駆動モータ
8,9,10 ギア
11 取付板
12 支軸
21 ズーミング部材(レンズ鏡筒)
22 ギア部
23 レンズ保持筒
51,61,71,81,91 圧入部材
72 中間部材
73 バネ
82 中間部材
92 ワッシャ

Claims (3)

  1. 互いに接触可能で駆動力を伝達可能な一対の回転部材を備える動力伝達機構であって、
    前記一対の回転部材の間に、前記接触による作動音の発生を抑制可能で前記駆動力の伝達量を調節可能な弾性部材を設け、
    前記弾性部材は、第1の前記回転部材の外周に間隔を開けて装着された一対のOリングと、この一対のOリング間に位置してその両Oリングとそれぞれ当接するよう第2の前記回転部材の外周に装着されたOリングとからなることを特徴とする動力伝達機構。
  2. 前記第1の回転部材に、前記一対のOリングの間隔を調節して前記駆動力の伝達量を調節可能とする調節手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の動力伝達機構。
  3. 前記弾性部材を有する前記一対の回転部材を、カメラのズーミング装置における駆動モータからズーミング部材への動力伝達系に設けたことを特徴とする請求項1または2記載の動力伝達機構。
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