JP3638314B2 - 障害エラー検出機能付きバッテリ充電装置 - Google Patents

障害エラー検出機能付きバッテリ充電装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、界磁回路と、充電すべき少なくとも1つのバッテリの接続のための端子及び少なくとも1つの負荷に対する別の端子を備えた発電機と、前記発電機に接続されている、当該発電機の出力電流整流のための整流器手段と、前記発電機の出力電圧を調整するための主電圧調整器手段と、障害エラー検出手段と、充電監視ランプを含んだ障害エラー指示手段と、過電圧保護手段とを有する、例えば自動車用の障害エラー検出機能付きバッテリ充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
いくつかの生じ得る障害エラーが指示され、障害発生の際に緊急機能、例えば緊急調整への切換等が行われ得るバッテリ充電系は既に公知である。例えばドイツ連邦共和国特許公開第3844442号公報ないし相応の米国特許第5166594号明細書からは次のようなバッテリ充電系が公知である。すなわち充電すべきバッテリが交流発電機を用いて給電され、発電機出力電圧の安定化のために半導体−電圧調整器が用いられているバッテリ充電系が公知である。
【0003】
バッテリ充電系内部において機能障害が生じた場合には、使用者は充電監視装置を介して適時に警報を受け取る。同時に別個の補助電圧調整器を介して緊急調整が行われる。
【0004】
公知のバッテリ充電系は発電機と所属の整流器ブリッジに関連して用いられる。この整流器ブリッジは例外なくダイオードからなっている。前記の障害エラー検出ないし緊急調整は、少なくとも3つのツェナーダイオードを有する整流器ブリッジにおいては用いることはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、従来装置における欠点を解消し、バッテリ充電系における障害エラーの検出能力をさらに高めるように改善を行うことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記課題は、前記障害エラー検出手段と過電圧保護手段は、前記発電機と主電圧調整器に接続されている電気回路手段に含まれており、
前記障害エラー検出手段は、電圧が閾値電圧値を越えた場合を指示する比較結果を生成するために、電圧を閾値電圧値と比較する電圧比較手段と、電圧が閾値電圧値を越えた場合にのみ障害エラーの出現を知らせる論理回路手段を含んでおり、該論理回路手段には論理素子が含まれており、前記障害エラー検出手段は、前記主電圧調整器手段における導通障害を検出する手段と、前記発電機の界磁回路の断線を検出する手段を含み、前記障害エラー指示手段は、前記主電圧調整器手段における導通障害と前記界磁回路断線の両方の発生が検出された場合に知らせるためのシグナリング手段を含んでおり、前記障害エラー検出手段は、前記発電機のフル励磁状態を検出するために、前記発電機によって供給されている電圧が供給電圧の閾値電圧値を超えたか否かを検出する手段と、前記主電圧調整器手段の連続した動作を指示するために当該主電圧調整器手段が所定の期間よりも長くターンオフされているかどうかを検出する手段とを含んでおり、さらに前記論理回路手段は、発電機によって供給されている電圧が供給電圧の閾値電圧値を超えていることと、主電圧調整器手段が所定の期間よりも長くターンオフされていることの両方が同時に発生しているか否かを検出する手段を含んでいる構成によって解決される。
【0007】
有利には、前記界磁回路の断線を検出する手段には、励磁電流中断の検出のために、バッテリ電圧が閾値バッテリ電圧値を下回った場合を検出する手段と、負荷が発電機の界磁巻線にかけられた時に前記端子における電圧が端子電圧閾値を上回っているか否かを検査する手段と、負荷が発電機の界磁巻線にかけられている時に前記端子における電圧が端子電圧閾値を上回りかつバッテリ電圧がバッテリ電圧閾値を下回っている場合を検出する論理手段とが含まれる。
【0008】
本発明の別の有利な実施例は従属請求項に記載される。
【0009】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
【0010】
図1にはバッテリ充電系全体が概略的に示されている。この場合発電機は符号Gで示されている。この発電機Gは、界磁巻線Eと整流器ブリッジGlを含んでいる。整流器ブリッジは少なくとも1つはツェナーダイオードZを有している。
【0011】
発電機Gの端子D(界磁巻線Eの出力側として)と端子Bが示されている。端子BはバッテリBの正の端子と点火スイッチZSに接続されている。点火スイッチZSの別の側は負荷Vと充電監視ランプLKに接続されている。
【0012】
電圧調整器(これは発電機の出力電圧を調整する)は符号Re1で示され単に1つのトランジスタによって表されている。発電機Gないし電圧調整器Re1並びに充電監視ランプLK及び負荷は、端子Kl.15,Kl.61,D,DF1,DF,D-を介してフェイルセイフ装置として表される回路部FSに接続される。
【0013】
フェイルセイフ装置FSは1つの回路を有している。この回路は端子Kl.61とDの間に設けられたダイオードDを主要な構成要素として有している。さらにリレーRelが設けられている。このリレーRelは、そのスイッチSを介して端子S1,S2,S3でもって交互に、端子DF1とDFの間の接続および端子DF1と第2の電圧調整器Re2との間の接続を形成する。
【0014】
リレーRelの1つの端子は端子Kl.15に接続されている。リレーRelの別の端子とトランジスタTとの間には端子Kl.61への接続点が設けられている。
【0015】
符号1でコンタクトクリーニングのための回路ブロックが示されている。この回路ブロック1は一方で端子Kl.15に接続され、他方でORゲートODを介してトランジスタTのベースに接続されている。符号3では、端子DFにおける電圧がローレベルであるか否かの検査を行う回路ブロックが示されている。ブロック4においては端子Dにおける電圧UDが最大値よりも大きいか否かの検査が行われる。
【0016】
ブロック3と4の出力側はANDゲート5に接続されている。このANDゲート5は、前記ブロック3,4の出力側で1つの論理素子2(ORゲート)を介してORゲートOD(これはコンタクトクリーニングのための回路ブロック1またはコンタクトクリーニング回路部の一部である)と接続されている。
【0017】
ブロック6においては界磁回路が断線しているか否かの検査が行われる。この場合ブロック6は端子D並びにダイオードDのカソードと接続されている。ブロック6の出力側も論理素子2に接続されている。
【0018】
それによってフェイルセイフ装置FSにおいては以下の機能が実現される。
【0019】
すなわち緊急電圧調整への切換え、コンタクトクリーニング、フル励磁状態の検出、界磁回路断線検出、及び第1の電圧調整器から分離された電圧調整機能が実現される。次に個々の回路ブロックが正確にどのように構成されているかについて図2に基づき以下に詳細に説明する。
【0020】
図2においては、IC1,IC2を含めて8つの演算増幅器の給電と、基準電圧の形成並びに電圧の制限のために用いられる回路の部分が符号7で示されている。トランジスタT1とダイオードD1と抵抗R7によっては、端子Kl.15を介して搭載電源から当該回路へ達し得る破壊的なピーク電圧からの回路全体の保護回路が形成されている。そのように安全を確保された給電電圧は電圧Uとして回路全体に供給される。
【0021】
抵抗R1〜R6(これらは集積回路IC3を介してトランジスタT1に接続されている)は、コンデンサC3とC4と共に基準電圧を調整する回路部分を形成している。それぞれ抵抗R1とR4の間ないしR2とR5の間ないしR3とR6の間には端子K1,K2,K3が設けられている。これらの端子においては基準電圧UK1,UK2,UK3が生ぜしめられる。
【0022】
トランジスタT1ならびに抵抗R7とツェナーダイオードD1直列回路(これらは端子Kl.15とD-端子ないしB-端子の間に設けられている)は、電圧の制限のために設けられている。
【0023】
回路ブロック7は、回路ブロック4に接続されている。この回路ブロック4はフィルタないし分圧器を有している。このフィルタは、電圧測定器の実際値を表す出力信号に電子的なフィルタリングを施す公知の電子回路である。この場合端子DとD-の間には、抵抗R8とコンデンサC5からなる直列回路が設けられている。抵抗R8とコンデンサC5との間には抵抗R9が接続されている。この抵抗R9の別の端子はコンデンサC6ならびにこのコンデンサC6に並列に接続されている抵抗R10を介して端子D-,B-に接続されている。抵抗R9は、さらに比較器として作動する演算増幅器OP1の非反転入力側に接続されている。この場合この演算増幅器OP1の当該の入力側には電圧Uが供給される。
【0024】
この電圧Uは電圧UK3と比較される。この電圧UK3は演算増幅器OP1の別の入力側に供給されるものであり、回路部分7において生ぜしめられている。
【0025】
演算増幅器OP1の出力側は抵抗R13を介して給電電圧端子Uに接続されている。抵抗R13は、演算増幅器OP1の出力側と抵抗R13との間の接続路及び抵抗R13と演算増幅器OP2との間の接続路と共に回路素子5を形成する。
【0026】
符号3でいわゆるDF評価回路が示されている。この場合端子DF1とD-との間には、ダイオードD2と抵抗R11とコンデンサC7からなる直列回路が接続されている。コンデンサC7に並列に抵抗R14が設けられている。抵抗R11と抵抗R14ないしコンデンサC7との間の接続路は演算増幅器OP2の反転入力側に接続されている。この演算増幅器OP2の非反転入力側は、抵抗R12とダイオードD3(これらは給電電圧端子Uと端子D-との間で直列回路として設けられている)の間の接続点に接続されている。演算増幅器OP2の出力側(これは既に前記したように演算増幅器OP1の出力側と直接接続されている)はダイオードD4を介して出力側Aに接続されている。
【0027】
図2による回路のブロック6は、左側から右方向に向けてそれぞれ測定ウィンドウ回路、遅延回路、パルス発生器、負荷並びに評価部を有している。
【0028】
詳細には、回路部分6には2つの演算増幅器OP3,OP4が設けられている。この場合演算増幅器OP3の非反転入力側は端子K2に接続されている。この端子K2からは電圧UK2が供給される。演算増幅器OP3の反転入力側も演算増幅器OP4の非反転入力側と同じように端子Uに接続されている。演算増幅器OP4の反転入力側は端子K1に接続されている。この端子からは電圧UK1が供給される。
【0029】
2つの演算増幅器OP3,OP4の出力側は相互に接続されている。この出力側はさらに抵抗R15を介して端子K2ないし演算増幅器OP3の非反転入力側に接続されている。さらに演算増幅器OP3,OP4の2つの出力側は抵抗R16を介して端子Uに接続されている。
【0030】
別の演算増幅器OP5の非反転入力側は抵抗R24を介して演算増幅器OP3の出力側と接続され、抵抗R25及びダイオードD5を介して演算増幅器OP4の出力側と接続され、さらにコンデンサC9を介して端子B-ないしD-に接続されている。
【0031】
演算増幅器OP5の反転入力側は、分圧器R17,R28を介して端子Uと、B-ないしD-との間に接続されている。演算増幅器OP5の出力側は抵抗R18を介して端子Uに接続されている。
【0032】
演算増幅器OP6は、分圧器R19,R29を介して端子Uと、B-,D-の間に接続されている。この演算増幅器OP6の非反転入力側はコンデンサC8を介して演算増幅器OP5の出力側に接続されている。さらに演算増幅器OP6の非反転入力側は抵抗R30を介して端子B-,D-に接続され、抵抗R26を介して演算増幅器OP6の出力側に接続されている。この出力側も抵抗R20を介して端子Uに接続されている。演算増幅器OP6の接続構成は、通常はパルス発生器を形成する。
【0033】
演算増幅器OP6の出力側は、抵抗R27とツェナーダイオードD6を介してトランジスタT2のベースに接続されている。このトランジスタT2のコレクタは抵抗R21を介して端子Dに接続され、エミッタは端子B-,D-に接続されている。トランジスタT2のベースと端子B-,D-との間には、コンデンサC10と抵抗R31からなる並列回路が設けられている。この回路部分は端子Dの負荷を形成している。
【0034】
演算増幅器OP7の反転入力側は分圧器R22,R32に接続されている。これらは端子DとB-,D-の間に設けられている。演算増幅器OP7の出力側は抵抗R23を介して端子UVに接続されている。ダイオードD7を介して出力信号Aが取り出される。演算増幅器OP7は所属の接続部も含めて本来の評価部を表す。回路部分3ないし5ないし6から供給される出力信号Aは、回路ブロック2に供給される。この回路ブロック2を用いて緊急電圧調整への切換えが達成される。
【0035】
回路ブロック2は詳細には演算増幅器OP8からなる。この演算増幅器OP8の非反転入力側には出力信号Aが供給される。この場合演算増幅器OP8の反転入力側は抵抗R33を介して端子Uに接続され、ツェナーダイオードD14を介して端子B-,D-に接続されている。演算増幅器OP8の出力側は抵抗R37を介して非反転入力側に帰還結合されており、抵抗R40は非反転入力側と端子B-,D-の間に設けられている。その他に演算増幅器OP8の出力側は抵抗R34を介して端子Uに接続され、抵抗R38と抵抗R41からなる直列回路を介して端子B-,D-に接続されている。抵抗R38に対して並列にコンデンサC14が設けられ、抵抗R41に対して並列にコンデンサC15が設けられている。
【0036】
これらの構成素子間の共通の接続点は、相互に相対向して接続された2つのダイオードD15とD16を介して回路部分1に接続されている。ダイオードD15は、通常はツェナーダイオードである。
【0037】
回路部分1(これはコンタクトクリーニングに用いられる)はトランジスタT3を有している。このトランジスタのエミッタは端子UVに接続されている。エミッタとベースとの間にはコンデンサC11ならびにこのコンデンサC11に並列な抵抗R36が設けられている。さらにトランジスタT3のベースはツェナーダイオードD13と抵抗R42を介して端子D-に接続されている。抵抗R36とツェナーダイオードD13に対して並列に抵抗R35が設けられている。
【0038】
トランジスタT3のコレクタは抵抗R39とツェナーダイオードD17を介して端子D-に接続されている。ツェナーダイオードD17に並列にコンデンサC13と抵抗R43が設けられている。コンデンサC13と抵抗R43の間の接続点は一方でダイオードD16のカソードに接続され、他方でトランジスタT4のベースに接続されている。このトランジスタT4は出力段の構成要素であり、そのエミッタは抵抗R43の別の側ないしは端子D-に接続されている。
【0039】
トランジスタT4のコレクタはリレーRelの制御端子に接続されている。このリレーRelの別の側は端子UVに接続されており、このリレーRelと並列にダイオードD9が設けられている。
【0040】
端子Kl.61からはダイオードD11を介してリレーSとトランジスタT4の間の接続点へ接続されている。さらに別の接続が端子Kl.61からダイオードD10とダイオードD12を介してリレーの端子Sへ設けられている。ダイオードD10とD12の間の接続路は端子Dに接続され、ダイオードD12のアノードは端子DF1に接続され、リレーRelのスイッチ区間S3,S1に並列にコンデンサC12が設けられ、スイッチ点S2と端子Dと端子D-の間に集積回路IC4が接続されている。集積回路IC4は、高価な電圧調整器である。この集積回路はリレーRelを介して投入接続される。リレーRelはトランジスタT4によって制御される。
【0041】
トランジスタT4ならびに調整器IC4は冷却板に配設され、それぞれ1つのケーシングによって囲繞されている。端子Kl.15,Kl.61,D,DF1,DF,B-,D-は、通常は1つの共通のプラグに設けられている。
【0042】
図1に概略的に示され図2に具体的な実施例で示された機器ないし相応の回路装置は、端子Dにおける電圧を監視し、主電圧調整器Re1に障害が発生した場合には界磁巻線がスイッチSの切換によって補助電圧調整器Re2に接続される。それにより主電圧調整器Re1への接続が遮断される。回路は発電機端子D,DF1,DF,D-に接続されており、その他に端子Kl.15とKl.61に接続されている。
【0043】
励磁電流は端子Kl.15から充電監視ランプを経て回路装置ないしはフェイルセイフ装置を流れ、そこからダイオードを介して界磁巻線を通り、さらにリレーブレーク接点と電圧調整器Re1を介してアースへ流れる。
【0044】
次に図2による回路の機能を説明する。
【0045】
ブロック7は、フェイルセイフ装置FSの入力側接続構成部を示している。この場合エネルギの供給は端子Kl.15を介して行われる。場合によって生じたピーク電圧はトランジスタT1とダイオードD1と抵抗R7によって装置の最大許容給電電圧UVに制限される。集積回路IC3は15Vの定電圧を発生する。この定電圧からは抵抗R1〜R6を介して基準電圧UK1〜UK3が形成される。
【0046】
回路部分3,4,5においてはフル励磁状態の存在が検出される。ここでこの「フル励磁状態」とは、発電機の励磁電流が最大となっている状態を指すものであり、これは発電機の制御が電圧調整器によって一定に維持されるように行われていることを意味する。この場合端子Dにおける監視すべき電圧がコンデンサC5とC6によって平滑化され、抵抗R8〜R10を介して前記電圧値の1/3に分圧される。測定電圧はUである。この測定電圧Uが電圧UK3よりも大きい場合にはコンパレータOP1の出力側がハイレベルとなる
【0047】
端子DF1におけるオンオフ比>0の矩形信号はコンデンサC7の充電のために用いられる。この信号が比較的長い時間(例えば10ms)ローレベルであるならば、これはフル励磁状態ではないことを意味し、コンデンサC7における電圧はダイオードD3の順電圧以下に低減され、コンパレータOP2の出力側がハイレベルとなる
【0048】
2つのコンパレータOP1とOP2がハイレベルであるならば、障害エラー“調整器の導通異常”が検出され、信号Aもハイレベルとなる。しかしながら1つの条件のみでは障害エラーの検出とハイレベルへの信号のセッティングに対しては不十分である。これはAND結合によって保証される。
【0049】
回路部分6においては界磁回路断線の存在が検出される。測定電圧Uが界磁回路断線のために電圧UK2よりも小さく、但し電圧UK1(閾値1)よりはまだ大きい場合には、2つのコンパレータOP3,OP4はハイレベルになる。抵抗R16とR24を介してコンデンサC9は充電される。
【0050】
入力側条件がまだ充たされていない場合には、コンデンサC9がダイオードD5と抵抗R25を介して放電される。コンデンサC9における電圧が分圧器R17/R28の値を上回った場合にはコンパレータOP5はハイレベルとなる。それにより抵抗R18からの電流が、コンデンサC8が充電されるまで(ハイパス)コンデンサC8を介して抵抗R30に流れる。
【0051】
この期間中はコンパレータOP6はハイレベルである。それにより抵抗R27とダイオードD6を介してトランジスタT2が制御される(測定パルス)。
【0052】
界磁断線の場合には端子Dからは電流が流れない。端子Dは充電監視ランプを介して端子Kl.15の電位におかれる。トランジスタT2が導通した場合には電圧UDが分圧器の値(これは充電監視ランプと抵抗21から形成される)となり、分圧器R22,R32を介してダイオードD8のツェナー電圧以下に低減される(閾値2)。コンパレータOP7と信号Aはハイレベルになる。
【0053】
回路ブロック1,2,8においては電圧調整器の切換ならびにコンタクトクリーニングが行われる。信号Aがハイレベルであるならば抵抗R40における電圧はダイオードD14のツェナー電圧よりも大きい。比較器OP8も同様にハイレベルとなり、抵抗R37を介して抵抗R40における電圧が維持される。この状態は信号Aが再びローレベルになった場合にも維持される(エラーロック)。
【0054】
ダイオードD15,D16を介してトランジスタT4は制御される。リレーSは引込まれ、界磁電流制御は集積回路IC4に切換られる。この集積回路IC4は補助電圧調整器として作用する。同時に充電監視ランプLKは端子Kl.61からダイオードD11を介してアースに導通接続される。それによりエラー指示が行われる。
【0055】
リレーSの接点面S1,S2の酸化は励磁回路内の抵抗を大きくし、極端な場合には断線に結び付く。それ故点火の投入接続の際にはリレーSはトランジスタT4を介して一度だけ吸引と解離の切換接続が行われる。それによりコンタクトクリーニングが行われる。
【0056】
投入接続の際に電圧Uが上昇した場合には、トランジスタT3はダイオードD13と抵抗R42を介して制御される。抵抗R39とコンデンサC13を介してベース電流がトランジスタT4へ流れる。コンデンサC13が充電された場合には電流はもはや流れなくなる。
【0057】
次に図3及び図4を用いて界磁断線ないしフル励磁状態の検出のための評価方式を説明する。界磁の断線の場合には発電機では励磁が抑制される。その後バッテリ電圧が限界値UGl=25Vを下回った場合には端子Dは充電監視ランプを介してバッテリ電位におかれる(図3a)。例えば0.5秒の待機期間t1の後では値Rxの抵抗によって端子Dへの負荷が行われる。負荷の持続時間はt2であり、例えば0.5秒である。発生した電圧に対して以下の式が成り立つ。
【0058】
=(U *Rx)/(Rx+RL)(図3b)
この場合RLはランプの抵抗である。
【0059】
端子Dにおける電圧がUG2=12Vの限界値を下回った場合には、緊急調整への切換が行われる。同時に緊急動作の指示も行われる。全応働時間は約1秒である(図3b)。
【0060】
図3cには前記の時間経過が示されている。この場合上から順番に;
2つの閾値(UG1=25V、UG2=12V)を有する電圧経過UD
信号がハイレベルである場合の不足電圧の検出の経過特性、
負荷パルスの経過特性、
リレー制御の経過特性、
端子DFにおける信号特性、がそれぞれ示されている。
【0061】
破線L1〜L5は種々異なる領域を区切っている。破線L1で界磁の断線が生じている。L2では第1の閾値UG1を下回る。期間t1の後では負荷パルスがt2の期間だけ送出される。L4では閾値UG2を下回る。破線L5の後では装置は切換えられ、電圧調整器Re2による緊急動作が開始される。
【0062】
フル励磁状態の検出(図4)に対しては第1の条件として搭載電源電圧がUG3=32Vの閾値を上回っているか否かが検査される。この場合電圧UDが比較器の1つの入力側に供給される。この比較器の別の入力側には閾値電圧が供給される。比較器の出力は電圧比に応じてハイレベルまたはローレベルとなる(図4a)。
【0063】
第2の条件としては、電圧調整器が連続的に接続されているか否かが検査される。この場合限界期間としてt>10msの値が選定される。この検査(これは例えばローパスフィルタを用いて行われる)に依存してローパスフィルタの出力側には高電位又は低電位が生じる(図4a,b)。前記条件1と2が充たされた場合にのみ緊急電圧調整への切換並びに緊急動作の指示が行われる。応働時間は約3msである(図4b)。
【0064】
図4cにはフル励磁状態の検出のための時間経過特性が示されている。この場合の特性曲線は上から順番に;
閾値UG3を有する端子Dにおける電圧経過特性UD
リレー制御の電圧特性、
(過電圧の際のAにおける信号がハイレベルである)過電圧の経過特性、
DF−問合せ(Bにおける信号)の経過特性、
DF端子の信号特性、をそれぞれ表している。
【0065】
この場合まず調整器Re1がどの程度導通障害を起こしているかが検出されなければならない(破線L6)。破線L6aでは欠陥が検出される。電圧UDによる閾値の上回りの後では過電圧が検出され(破線L7)、装置が切換られる(破線L8)。それによって調整器Re2による緊急動作が引続き行われる。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、整流器ブリッジのツェナーダイオードの破壊の回避が保証され、またバッテリ充電系において生じ得るエラーのより正確な検出と指示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるバッテリ充電系全体の概略図である。
【図2】 エラー検出部および緊急電圧調整部を示すバッテリ充電系の一部が具体的な回路で示された図である。
【図3】 測定原理の説明のための関係図である。
【図4】 測定原理の説明のための関係図である。
【符号の説明】
G 発電機
E 界磁巻線
B バッテリ
V 負荷
LK 充電監視ランプ
Gl 整流器ブリッジ
ZS 点火スイッチ
FS フェイルセイフ装置

Claims (6)

  1. 界磁回路と、充電すべき少なくとも1つのバッテリの接続のための端子(B ,D - )及び少なくとも1つの負荷に対する別の端子(D )を備えた発電機と
    前記発電機に接続されている、当該発電機の出力電流整流のための整流器手段と
    前記発電機の出力電圧を調整するための主電圧調整器手段と
    障害エラー検出手段と
    充電監視ランプを含んだ障害エラー指示手段と
    過電圧保護手段とを有する
    障害エラー検出機能付きバッテリ充電装置において
    前記障害エラー検出手段と過電圧保護手段は、前記発電機と主電圧調整器に接続されている電気回路手段に含まれており
    前記障害エラー検出手段は、電圧が閾値電圧値を越えた場合を指示する比較結果を生成するために、電圧を閾値電圧値と比較する電圧比較手段と、電圧が閾値電圧値を越えた場合にのみ障害エラーの出現を知らせる論理回路手段を含んでおり、該論理回路手段には論理素子が含まれており
    前記障害エラー検出手段は、前記主電圧調整器手段における導通障害を検出する手段と、前記発電機の界磁回路の断線を検出する手段を含み、前記障害エラー指示手段は、前記主電圧調整器手段における導通障害と前記界磁回路断線の両方の発生が検出された場合に知らせるためのシグナリング手段を含んでおり
    前記障害エラー検出手段は、前記発電機のフル励磁状態を検出するために、前記発電機によって供給されている電圧が供給電圧の閾値電圧値を超えたか否かを検出する手段と、前記主電圧調整器手段の連続した動作を指示するために当該主電圧調整器手段が所定の期間よりも長くターンオフされているかどうかを検出する手段とを含んでおり、さらに前記論理回路手段は、発電機によって供給されている電圧が供給電圧の閾値電圧値を超えていることと、主電圧調整器手段が所定の期間よりも長くターンオフされていることの両方が同時に発生しているか否かを検出する手段を含んでいることを特徴とする、障害エラー検出機能付きバッテリ充電装置。
  2. 前記障害エラー検出手段と過電圧保護手段を含んでいる回路手段は、フェイルセイフ装置(FS)である、請求項1記載の障害エラー検出機能付きバッテリ充電装置。
  3. 前記整流器手段は、整流器ブリッジを含んでおり、該ブリッジのうちの少なくとも1つはツェナーダイオードを含んでいる、請求項1記載の障害エラー検出機能付きバッテリ充電装置。
  4. 界磁回路と、充電すべき少なくとも1つのバッテリの接続のための端子(B ,D - )及び少なくとも1つの負荷に対する別の端子(D )を備えた発電機と
    前記発電機に接続されている、当該発電機の出力電流整流のための整流器手段と
    前記発電機の出力電圧を調整するための主電圧調整器手段と
    障害エラー検出手段と
    充電監視ランプを含んだ障害エラー指示手段と
    過電圧保護手段とを有する
    障害エラー検出機能付きバッテリ充電装置において
    前記障害エラー検出手段と過電圧保護手段は、前記発電機と主電圧調整器に接続されている電気的な回路手段に含まれており
    前記障害エラー検出手段は、電圧が閾値電圧値を越えた場合を指示する比較結果を生成するために、電圧を閾値電圧値と比較する電圧比較手段と、電圧が閾値電圧値を越えた場合にのみ障害エラーの出現を知らせる論理回路手段を含んでおり、該論理回路手段には論 理素子が含まれており
    前記障害エラー検出手段は、前記主電圧調整器手段における導通障害を検出する手段と、前記発電機の界磁回路の断線を検出する手段を含み、前記障害エラー指示手段は、前記主電圧調整器手段における導通障害と前記界磁回路断線の両方の発生が検出された場合に知らせるためのシグナリング手段を含んでおり
    前記界磁回路の断線を検出する手段は、励磁電流中断の検出のために、
    バッテリ電圧が閾値バッテリ電圧値を下回った場合を検出する手段と
    負荷が発電機の界磁巻線にかけられた時に前記端子(D )における電圧(UD )が端子電圧閾値を上回っているか否かを検査する手段と
    負荷が発電機の界磁巻線にかけられている時に前記端子(D )における電圧(UD )が端子電圧閾値を上回りかつバッテリ電圧がバッテリ電圧閾値を下回っている場合を検出する論理手段とを含んでいることを特徴とする、障害エラー検出機能付きバッテリ充電装置
  5. 前記障害エラー検出手段と過電圧保護手段を含んでいる回路手段は、フェイルセイフ装置(FS)である、請求項4記載の障害エラー検出機能付きバッテリ充電装置。
  6. 前記整流器手段は、整流器ブリッジを含んでおり、該ブリッジのうちの少なくとも1つはツェナーダイオードを含んでいる、請求項4記載の障害エラー検出機能付きバッテリ充電装置
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