JP3638681B2 - 油圧ポンプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧ポンプの自吸性の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に小型建設機械などに用いられる油圧ポンプとして、メインポンプと、バルブ操作用のパイロットポンプを備えているものがある。そして、油圧配管を省略するために、パイロットポンプの圧力を設定する低圧リリーフバルブをメインポンプのケースの一部に備え、リリーフした余剰油をメインポンプのポンプケース内部に吹き出すようにしている。このようにすると、配管の省略化だけでなく、リリーフ吹き出し音も軽減できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、リリーフバルブからポンプケースの内部室に放出されたパイロットポンプからの余剰油を逃がすため、ポンプケースにタンクとつながるドレーン配管がない場合は、ケース内圧が上昇しないように、ポンプケースとメインポンプの吸込ポートとを油路で連通している。しかし、この場合にポンプケース内部室からの余剰油が吸込ポートに流入するときに、吸込ポートの流れを乱すことがあり、これにより吸込性能が低下するという問題があった。
【0004】
この吸込性能を低下を防止するには、吸込圧力を高めるブーストポンプを装着する方法もあるが、この場合には構造が複雑となり、大型化やコストアップにもつながる。
【0005】
本発明はこのような問題を解決するもので、ポンプ自吸性を高め、高速回転にも対応できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、メインポンプとパイロットポンプとを備え、パイロットポンプの吐出圧を規制するリリーフバルブからの余剰油をメインポンプのポンプケース内部に放出するようにした油圧ポンプにおいて、メインポンプの吸込ポートに、ポンプケース内部の余剰油を吸込ポートの下流に向けて噴出させる案内孔を設けた。
【0007】
【作用・効果】
第1の発明において、パイロットポンプの余剰油は、メインポンプのポンプケース内部に放出されるが、ポンプケースの内部は吸込ポートに対して、ポート下流に向けて流線に沿うように余剰油を流す。このため、吸込ポートの流れが乱されることなく加速され、吸込性能が向上し、ポンプ自吸性が高まり、高速回転に対応できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1から図4において、1はポンプケース、2はこのポンプケース1に結合されるポートブロックを示す。ポンプケース1のシリンダブロック12が配置され、このシリンダブロック12の回転により、シリンダブロック12の同心円上に配列した複数のピストン13が斜板14に摺接しながら伸縮し、これに伴って、ポートブロック2の吸込孔4から吸入した作動油を、吐出孔5a,5bを介して吐出ポート8a,8bに吐出し、これらによりメインポンプを構成している。
【0009】
この例では、シリンダブロック12に配列されるピストン13は、内外の2重円状態に配列され、共通の吸込孔4から吸込んだ作動油を、内側と外側の吐出孔5a,5bに吐出するようになっている。
【0010】
シリンダブロック12を回転させる主軸16により駆動されるパイロットポンプとしてのトロコイドポンプ15が設けられ、この吐出油の圧力を所定の値に維持するために低圧のリリーフバルブ6が、前記ポートブロック2の内部に設けられる。このリリーフバルブ6はパイロットポンプ吐出通路の圧力が規定値を越えたときに開弁し、このとき作動油の一部はリリーフ通路6aを介してポンプケース1の内部室1aに放出されるように通路構成される。
【0011】
一方、ポンプケース1の内部室1aには、前記シリンダブロック12等が配置されるのであるが、この内部室1aからポートブロック2に形成した吸込孔4に連通する吸込ポート7にこの余剰油を導くための案内孔9が形成される。この案内孔9はプラグ10に設けられ、吸込ポート7の下流に向けて流線に沿って余剰油を噴出させる。プラグ10は円柱形に形成され、基端側を内部室1aにおいてナット11により固定されると共に、その軸心に案内孔9が形成され、案内孔9の吹出口9aが吸込ポート7の下流にむけて直角に曲がり、吸込ポート7を流れる作動油の流線に沿って余剰油を吹き出す。
【0012】
以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0013】
主軸16により駆動されるシリンダブロック12の回転によりピストン13が往復動すると、吸込ポート7を経由して吸込孔4から吸込まれた作動油が、吐出孔5a,5bから吐出ポート8a,8bに吐出される。
【0014】
一方、パイロットポンプとしてのトロコイドポンプ15からの吐出圧力が低圧のリリーフバルブ6により設定された圧力を越えると、リリーフバルブ6が開き、作動油の一部をポンプケース1の内部室1aに放出する。
【0015】
内部室1aに放出された作動油は、内部室1aの潤滑に寄与した後、プラグ10の案内孔9から低圧の吸込ポート7に流入するが、このとき吹出口9aが吸込ポート7を流れる作動油の流線に沿って下流に向けて余剰油を噴出するため、吸込ポート7の流れが乱されることなく加速され、吸込孔4からのポンプ吸込性能が向上する。この結果、ポンプの自吸性が高まり、より高速回転にも対応させられる。
【0016】
次に他の実施の形態を説明すると、図5はプラグ10の形状が異なるもので、吸込ポート7に露呈する部分が、上流から下流への流線と平行になるように、薄い厚さの断面偏平部15に形成されている。
【0017】
このようにすると、プラグ10の吸込ポート7における流れの抵抗がそれだけ小さくなり、吸込性能を向上させられる。
【0018】
また、図6に示す実施の形態は、同じくプラグ10の吸込ポート7に露呈する部分を基部の直径よりも小さくし、小径部16を形成している。
【0019】
このようにしても、小径部16が吸込ポート7に露呈するだけのため、流れの抵抗が小さくなり、吸込性能の向上が図れる。
【0020】
図7に示す実施の形態は、プラグ10を設ける代わりに、吸込ポート7の一部の壁部17に、吸込ポート7を流れる作動油の流線と平行となるように案内孔9を形成し、この案内孔9をポンプケース1の内部室1aと連通させ、余剰油を流線に沿って噴出させるようにしたものである。なお、18は加工穴の基端を塞ぐための盲栓である。
【0021】
このようにすると、吸込ポート7の内壁に沿って下流側に向けて余剰油が噴出し、ポンプ吸込性能を向上させられる。
【0022】
なお、案内孔9の軸線は、このように吸込ポート7の流線と平行とする他、下流側に向けて斜めに交差するように形成してもよい。
【0023】
また、このとき、同時に吸込ポート7の内周面に沿って旋回するように、内周面の略接線方向から、余剰油を噴出させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すポンプ全体の断面図である。
【図2】同じく主としてポートブロックを示す断面図である。
【図3】同じくその平面図である。
【図4】同じく側面図である。
【図5】他の実施の形態を示すプラグの斜視図である。
【図6】さらに他の実施の形態を示すプラグの斜視図である。
【図7】さらに他の実施の形態を示す吸込ポートの断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプケース
2 ポートブロック
4 吸込孔
5a 吐出孔
5b 吐出孔
6 リリーフバルブ
7 吸込ポート
8a 吐出ポート
8b 吐出ポート
9 案内孔
9a 吹出口
10 プラグ
12 シリンダブロック
13 ピストン
15 トロコイドポンプ
Claims (1)
- メインポンプとパイロットポンプとを備え、パイロットポンプの吐出圧を規制するリリーフバルブからの余剰油をメインポンプのポンプケース内部に放出するようにした油圧ポンプにおいて、メインポンプの吸込ポートに、ポンプケース内部の余剰油を吸込ポートの下流に向けて噴出させる案内孔を設けたことを特徴とする油圧ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23710395A JP3638681B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 油圧ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23710395A JP3638681B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 油圧ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0979132A JPH0979132A (ja) | 1997-03-25 |
| JP3638681B2 true JP3638681B2 (ja) | 2005-04-13 |
Family
ID=17010462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23710395A Expired - Lifetime JP3638681B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 油圧ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3638681B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP23710395A patent/JP3638681B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0979132A (ja) | 1997-03-25 |
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