JP3662637B2 - エンジン用スクリーンの排塵装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ラジエ−タの前面を覆うところの回動するスクリ−ン外側部から該スクリ−ンの前面がわにそわせて回動軸芯部に延設する吸塵ダクトによりスクリ−ンに付着する塵埃を除去する除塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の除塵装置は、「図6」と「図7」に示すように、回動するスクリ−ン(2)の外側部から該スクリ−ン(2)の前面がわにそわせて回動軸芯部(3)に延設する吸塵ダクト(4)によりスクリ−ン(2)に付着する塵埃を除去するようにしてあって、その吸塵ダクト(4)のスクリ−ン(2)の前面がわと対向する裏面がわは、その全面が開口して吸塵口(7)になっているから、吸塵力はスクリ−ン(2)の外周部(6)に作用するものが強く回動軸芯部(3)に至る程弱くなってスクリ−ン(2)の全面に均一な吸塵力を作用させることができない欠点を有している。また、上記する従来技術に対して、扇形状の遮蔽プレートをスクリーン(2)の内側に設けたものが米国特許第4233040号明細書に記載されている。しかしながら、前記スクリーン(2)を挟んで吸塵ダクト(4)と遮蔽プレートが個別に装着されたダクト構造であって部品数の多い構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は上記のような従来の欠点とするところのスクリ−ンに作用する吸塵力の不均一を是正してスクリ−ンの全面に均一な吸塵力を作用させるものにし、除塵性能を向上させるを目的として創作されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前項に記載する目的を達成させるため、ラジエ−タの前面を回動する円形スクリ−ンで覆い、そのスクリ−ンの外側部から該スクリ−ンの前面がわにそわせて回動軸芯部に延設する吸塵ダクトによりスクリ−ンに付着する塵埃を除去するものにおいて、吸塵ダクトをスクリ−ンの外側部を中心として扇形状に拡開し、その先端部をスクリ−ンの回動軸芯部から外周部に至る幅広のものにし、該吸塵ダクトの裏面から先端部にかけて、スクリ−ンの回転方向を横切る長手状に吸塵口を開口させたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
この構成により、エンジンル−ム内には冷却ファンの回転により塵埃を含有する外気が回動する円形スクリ−ンを通過して濾過されながらラジエ−タを通して吸い込まれ、スクリ−ンに付着した塵埃はこのスクリ−ンの回動によって順次吸塵ダクトの吸塵口から吸引され除去されるのである。
【0006】
この場合、吸塵ダクトは扇形状に拡開しその先端部に長手状の吸塵口を開口しているから、スクリ−ンの回動軸芯部から半径方向の外周部に至る弧形の吸塵口が該スクリーンの回転方向を横切り、その全面に均一な吸塵力が作用してスクリ−ンに付着している塵埃の除去が有効に行われるのである。
【0007】
【実施例】
以下、この発明による除塵装置について実施例図を参照し説明すると、このエンジン(E)は「図5」に示すように、コンバインに搭載されていて、左右一対のクロ−ラ(8)からなる走行装置上の左側に脱穀部(A)を右側に操縦部とエンジン(E)と穀粒タンク(G)を配設し、脱穀部(A)と操縦部の前方にかけて刈取部(B)を設け、脱穀部(A)の後部に排藁処理部(C)を連設して構成し、機体の前進により穀稈を刈取り脱穀処理するコンバインの動力源になっている。
【0008】
そこで、「図1」と「図2」において、(9)はエンジンの冷却ファン、(1)はラジエ−タ、(2)は回動自在に支架された軸(10)に軸着してラジエ−タ(1)の前面を覆う円形スクリ−ンで、そのスクリ−ン(2)の外周部は折曲縁(2a)にして、この折曲縁(2a)をモ−タ軸に軸着する駆動ロ−ラ(11)と従動ロ−ラ(12)が挟接して矢印(イ)方向に回動させている。
【0009】
(13)は一端に吸塵ファン(14)を連結して前記冷却ファン(9)とラジエ−タ(1)とスクリ−ン(2)の外側部にわたって横架した吸気パイプであり、(4)はスクリ−ン(2)の外側部からこのスクリ−ン(2)の前面がわにそわせて回動軸芯部(3)に延設する吸塵ダクトで、そのダクト(4)のスクリ−ン(2)の外側部がわを前記吸気パイプ(13)の他端に接続し、吸塵ダクト(4)は吸気パイプ(13)の中心部を中心(O)として扇形状に拡開し、その拡開した先端部(5)をスクリ−ン(2)の回動軸芯部(3)から外周部(6)に至る幅広のものにするとともに、先端部(5)にスクリ−ン(2)面に対向するところの弧形にして長手状の吸塵口(7)を開口している。
【0010】
したがって、冷却ファン(9)により塵埃を含有する外気が回動する円形スクリ−ン(2)を通過して濾過されながらラジエ−タ(1)を通して吸い込まれ、スクリ−(2)に付着した塵埃はこのスクリ−ン(2)の(イ)方向の回動によって順次吸塵ダクト(4)の吸塵口(7)から吸引され除去されるのであるが、この場合、吸塵ダクト(4)は扇形状に拡開しその先端部(5)に長手状の吸塵口(7)を開口しているから、吸気パイプ(13)に接続する吸塵ダクト(4)の基部から吸塵口(7)までの距離(L)は吸塵口(7)のどの箇所をとっても同一になって長手状の吸塵口(7)の全面に均一な吸塵力が作用しスクリ−ン(2)に付着している塵埃の除去が有効に行われるようになる。
【0011】
また、円形スクリ−ン(2)を吸塵ダクト(4)に対し矢印(イ)方向に回動させて扇形状に拡開する吸塵ダクト(4)のスクリ−ン(2)前面にそった裏面(4a)脇を通って吸塵口(7)を横切るようにすると、この裏面(4a)に対応するスクリ−ン(2)の部分には冷却ファン(9)の回転による塵埃の吸着力が作用せず付着している塵埃がスクリ−ン(2)面から浮上状態となり、その浮上状態になっている塵埃が吸塵口(7)に至って吸引されるから塵埃の除去が一層効果的に行われるのである。
【0012】
なお、吸塵ダクト(4)は前述のように、吸気パイプ(13))の中心部を中心(O)として扇形状に拡開させてあるが、この中心(O)を頂点とする2等辺三角形状に拡開してもよいのである。即ち、この三角形状に拡開しても吸塵ダクト(4)の基部から吸塵口(7)までの距離(L)はどの箇所でも略々同一になって同様の作用が達成できるからである。
【0013】
また、「図3」と「図4」に示したものは別実施例のもので、スクリ−ン(2)に付着する塵埃の除去を有効にするための一手段を開示したものであって、前記「図6」と「図7」に示した従来のものの吸塵ダクト(4)をスクリ−ン(2)の外周部(6)がわに開口した吸塵口(7a)を吸気パイプ(13)に接続する吸塵通路(15a)と、回動軸芯部(3)がわに開口する吸塵口(7b)を吸気パイプ(13)に接続した吸塵通路(15b)を腹背にして一体型の吸塵ダクト(4)にすることによってスクリ−ン(2)に付着する塵埃の除去を従来のものよりも向上させようとしたものである。
【0014】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように、ラジエ−タ(1)の前面を回動する円形スクリ−ン(2)で覆い、そのスクリ−ン(2)の外側部から該スクリ−ン(2)の前面がわにそわせて回動軸芯部(3)に延設する吸塵ダクト(4)によりスクリ−ン(2)に付着する塵埃を除去するものにおいて、吸塵ダクト(4)をスクリ−ン(2)の外側部を中心(O)として扇形状に拡開し、その先端部(5)をスクリ−ン(2)の回動軸芯部(3)から外周部(6)に至る幅広のものにし、該吸塵ダクト(4)の裏面(4a)から先端部(5)にかけて、スクリ−ン(2)の回転方向を横切る長手状に吸塵口(7)を開口させたことを特徴とするものであるから、吸塵ダクト(4)の基部から吸塵口(7)までの距離(L)は吸塵口(7)のどの箇所をとっても同一になって、スクリ−ン(2)の回動軸芯部(3)から半径方向の外周部(6)に至る長手状の吸塵口(7)の全面に均一な吸塵力が作用してスクリ−ン(2)に付着している塵埃の除去が有効になり除塵性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 除塵装置部の前面図である。
【図2】 同平面図である。
【図3】 別実施例のものの除塵装置部の前面図である。
【図4】 同例の除塵装置部の平面図である。
【図5】 コンバイン全体の概略平面図である。
【図6】 従来のものの前面図である。
【図7】 同平面図である。
【符号の説明】
1 ラジエ−タ
2 スクリ−ン
3 回動軸芯部
4 吸塵ダクト
5 先端部
6 外周部
7 吸塵口
O 中心
イ 回動方向
4a 裏面
Claims (1)
- ラジエ−タ(1)の前面を回動する円形スクリ−ン(2)で覆い、そのスクリ−ン(2)の外側部から該スクリ−ン(2)の前面がわにそわせて回動軸芯部(3)に延設する吸塵ダクト(4)によりスクリ−ン(2)に付着する塵埃を除去するものにおいて、吸塵ダクト(4)をスクリ−ン(2)の外側部を中心(O)として扇形状にし、その先端部(5)をスクリーン(2)の回転軸芯部(3)から外周部(6)に至る幅広にし、該吸塵ダクト(4)の裏面(4a)から先端部(5)にかけて、スクリ−ン(2)の回転方向を横切る長手状に吸塵口(7)を開口させたことを特徴とするエンジン用スクリ−ンの除塵装置。
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|---|---|---|---|
| JP20770895A JP3662637B2 (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | エンジン用スクリーンの排塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20770895A JP3662637B2 (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | エンジン用スクリーンの排塵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930268A JPH0930268A (ja) | 1997-02-04 |
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| JP20770895A Expired - Fee Related JP3662637B2 (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | エンジン用スクリーンの排塵装置 |
Country Status (1)
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