JP3677589B2 - ドリリング装置 - Google Patents
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Description
本発明は、チャック体と、自身の間にドリリング工具を受け入れるつかみあごであって、ドリリング工具の締付直径につかみあご位置を適合させるため、及び、ドリルチャックの締付及びゆるめのために、ドリルチャックの案内受入部中を移動可能であるあごシャフトを有するつかみあごと、チャック体と共軸でつかみあごの移動のためにチャック体に相対的に回転可能な締付リングとを備えたドリルチャックと、そして、チャック体と共軸に回転拘束されたドリリングスピンドルであって、特にハンドドリル機のスピンドルケーシング中に回転可能にかつ駆動可能に取り付けられているドリリングスピンドルとからなるドリリング装置に関する。
【0002】
前記の如きドリルチャックは、ドリリング機ならびにドリルチャックに関して種々の実施態様において公知である。そこで、特に、前述の構成要件を備えてはいるが、更に、異なる構造、及び、異なる機能方法のドリルチャックが、例えば、DE4238465C号、DE3437792C1号、もしくは、DE3727147A1号に記されている。前記の公知のドリリング装置全てについて以下のことが共通である。即ち、ドリリング機、及び、ドリルチャックは、ドリルチャックがドリリングスピンドルに適合していて、ドリリングスピンドルが、ドリリング作動中にその都度のドリルチャックにとって必要とされる回転機能及び衝撃機能を行うことができる限りにおいてのみ、相互の配列において互いに適合させられている。しかしながら更に、ドリルチャックが、それ自体完成していてドリリング機から独立した単独の部分であり、該部分は、少なくとも、つかみあごを有するあごシャフトの長さだけでなく上下動行程長をも含む軸方向の長さを有していなければならない。該上下動行程長分だけ、つかみあごが最小締付直径と最大限可能な締付直径との間で移動させられる時、あごシャフトは自身の案内受入部中で最大限に移動する。ドリル機の側部では、通常、スピンドルケーシング中、ドリルチャック側で、ドリリングスピンドルの出口に位置するスピンドル軸受が同様に、ドリルチャックの構造長に加えられるある一定の軸方向の構造長を条件づけている。ドリルチャックとスピンドル軸受がドリリングスピンドルに沿って軸方向に相前後して並べられているドリリング装置全体を見た場合にである。
【0003】
一方でドリル機が自身のスピンドルケーシングに関して互いに適合していて、他方ではドリルチャックが互いに適合していて、軸方向において出来る限り短い構造長の統合された構造態様にまとめられているように、冒頭に述べた如きドリリング装置を構成するという課題が本発明の根底を成す。
【0004】
冒頭に述べられた構成要件を伴うドリリング装置の場合、本発明によると、あごシャフトが、より大きな締付直径につかみあごが調整される際に後方で案内受入部から突き出ており、ドリルチャックは、後方で案内受入部から突き出るあごシャフト端部が、スピンドルケーシング中にドリリングスピンドルと共軸に備えられていて軸方向においてドリルチャックへと向かって開かれたリング状空間中に突出し、該空間中であごシャフトが、回転するドリルチャックに伴って回転するというように、ドリリングスピンドル上で軸方向に密接にスピンドルケーシングに配設されていることによって前記課題は解決される。
【0005】
本発明のドリリング装置において、スピンドルケーシングとドリルチャックが、互いに好適に適合されて、まとめられた構造態様を形成している。該構造態様の軸方向の構造長は、公知のドリリング装置に比べると、ドリルチャック中の案内受入部から出るあごシャフトが、スピンドルケーシング中に備えられたリング状空間中に最大限突出する分だけ短い。スピンドルケーシング中にスピンドル軸受があり、該軸受がドリルチャック側に、スピンドルケーシングからのドリリングスピンドルの出口に配設されているなら、本発明の好ましい実施態様は、スピンドル軸受がリング状空間によって囲まれていて、後方であごシャフトの案内受入部から出るあごシャフトの端部の間にあることを特徴としている。このことは軸方向の構造長にとって特に好都合である。あごシャフトの、リング状空間中に突出する部分はこの時スピンドル軸受の隣の側部にある。即ち、もはや公知の装置のように軸方向において該軸受と一列に並んではいないので、結果において本発明は非常に好都合でコンパクトで短い、ドリリング装置全体の、及び、特にドリルチャックの、構造を可能にする。したがって、機械製作者に、より少ない空間および重量に基づき、機械設計に更に手を加えて簡単にすることを可能にする。更に、ドリリング装置全体の、作動の可能性、並びに、操作、及び、取り扱いを改良することを可能にする。ドリリングスピンドルを、ドリルチャック中に保持された工具シャフトに軸方向に非常に近く取り付けることによって、より高い回転精度とより少ない振動が達成される。短い構造様式はドリリング装置の原価、該装置の重量、及び、該装置の全構造長を減じる。同時に、簡単な方法でのドリルチャックとスピンドルケーシングの統合によって、ドリル機とドリルチャックの間で、回転及び衝撃機能の他に、更に、ドリリング作動に影響する他の機能も伝える可能性が存在する。
【0006】
造形及び確実性の理由から、チャック体とスピンドルケーシングの間のリング状空間を外に向かって閉じることが好ましい。そのために好都合な実施態様は、スピンドルケーシングがリング状空間を、ドリリングスピンドルから見て外側に位置する該空間の側で覆い、横断面が円形のケーシング縁部でもってドリルチャックに接するまで突出し、該ケーシング縁部がドリルチャックと共に合目的には軸方向の重なりを形成することを特徴としている。前記の重なりは主にケーシング縁部と、ドリルチャックの締付リングとの間に構成されている。スピンドルケーシングとドリルチャックの統合は更に、チャック体が軸方向にスピンドルケーシング中に突出し、該スピンドルケーシング中に歯車リムを有し、該リムがドリリングスピンドル駆動装置に属する駆動歯車と係合していて、その結果、回転駆動が直接、即ち、ドリリングスピンドルを介さずにチャック体に作用するという好適な可能性を提供する。回転駆動と同様に、衝撃駆動も、ドリリングスピンドルの中間接続なしに直接チャック体に作用することができる。そのために特に適した配設は、チャック体の後端部とスピンドル軸受け、スピンドル軸受もしくはドリリングスピンドルとリング状空間との間にあるスピンドルケーシングの頸部とスピンドル軸受けとの間に、ドリルチャックの回転の際に該ドリルチャック上に衝撃機能を行う側面リム(Profilkranz、 形鋼リム)が備えられていることを特徴としている。
【0007】
リング状空間からは、外へつながるクリーニング開口が備えられていてよい。リング状空間中で回転するあごシャフトが回転中にリング状空間内の空気を移動させ、このことは、リング状空間中に達したドリリングゴミの対応する連動をひき起こし、該ゴミはそこでクリーニング開口を通り外へと投げ飛ばされることができる。しかしながら、前記の如きゴミをリング状空間から吹き出すか、もしくは吸い出す可能性も存在し、このことは最も簡単には、リング状空間に、スピンドルケーシング中に備えられた圧縮空気経路もしくは吸引空気経路がつながっていて、該経路が圧縮空気送風装置もしくは吸気送風装置に接続されているか、もしくは、接続可能である。ここで、該吸気送風装置は問題なくスピンドルケーシングもしくはドリル機ケーシング内に構成されていることができることによって達成される。前記配設の際にリング状空間中で作られる加圧または減圧が、更に、残りのドリルチャック中、特に、つかみあごのための案内受入部中で、非常に望ましいクリーニング作用を行う。
【0008】
ドリルチャックとドリリングスピンドルとの接続に関して、本発明の枠内で、種々の可能性、特に、衝撃ボーリングもしくはハンマー(打撃)ボーリングのような、意図されたドリリング作動の種類に応じた実施態様の可能性が存在する。その際、ハンマーボーリングの場合に関して中空のドリリングスピンドル中に金敷も備えられていてよく、該金敷は、工具シャフトの、ドリルチャック中に保持された端部に直接衝撃を与えるものであり、このことは様々に公知であり、従ってここにおいて更に記述する必要がない。詳細には、ドリリングスピンドルとチャック体が互いに一体に作られていてもよい。しかしながら、もちろん、ドリリングスピンドルとチャック体の個別の製造の可能性も存在する。この場合、ドリリングスピンドルが正面側に軸方向の接続ジャーナルを、及び、チャック体は、該接続ジャーナルが回転拘束して係合するジャーナル受入部を有しているのが好ましい。詳細には、接続ジャーナルとジャーナル受入部は、丸くない、特に多角形の横断面を有していて、周方向に配される切欠及びバネ接続によって軸方向において互いに接して固定されていてよい。該切欠及びバネ接続の代わりに、接続ジャーナルがリング状切欠中においても、チャック体に当接するようになる固定リングを担持することができる。切欠及びバネ接続の代わりにジャーナル受入部の壁に、リング状切欠を構成するという可能性も存在する。接続ジャーナルをなす材料が、該材料の変形加工により、該リング状切欠中へと突き出すビード(ひも状の突起)を形成している。該材料の変形加工には、ドリリングスピンドルとのドリルチャックの組み立ての際に簡単な作業工程を必要とするのみである。更に他の好適な接続の可能性は、接続ジャーナルとジャーナル受入部が、軸方向に配される切欠及びバネ接続によって相対回転を阻止され、チャック体に当接するようになり接続ジャーナルのリング状切欠中にはまっているストッパリングを用いて、軸方向の相対移動を阻止されていることを特徴としている。又、接続ジャーナルとジャーナル受入部が互いにネジ込まれていて、接続ジャーナルが、正面側を開放された半径方向もしくは軸方向切欠を備えていてジャーナル受入部の壁部をなす材料が、該材料の変形加工により、前記半径方向もしくは軸方向切欠中へと突き出す突起を形成しているのであっても良い。この突起は、ドリリングスピンドルの左回転の際にネジ接続のゆるみを阻止するのに役立つ。
【0009】
他の好適な実施態様において、接続ジャーナルが、チャック体中で工具シャフトの受入のために備えられたクリアランス中に至るまで突出し、該クリアランス中にはつかみあごが突出している。その時、接続ジャーナルの正面が、ドリルチャック中に保持された工具シャフトの端部の直接の当接のために役立つことができ、このことは、ドリリングスピンドルが自身のネジ山ジャーナルに関して硬化されてはいるが、チャック体も硬化されているのではない時、特に、摩耗の理由から、好適である。又、このことによって、ドリリングスピンドルから工具シャフトへの衝撃の伝達がより効果的となる。接続ジャーナルが特に軸方向に制限されて移動可能にジャーナル受入部中に保持されていることができる。このことは、工具のシャフト端部に作用する衝撃が不必要にドリルチャックによって緩和されることのないように、特にハンマーボーリング作動中に望まれるかもしれない。更に、接続ジャーナルが、工具シャフトのためのクリアランス中に突出する自身の端部に、工具シャフト端部の案内及び/又は回転駆動のための装置を有していても良い。このことは、工具において例えばネジ切ドリル(ボーリング機)、もしくは、工具ビット 、特にネジビットが取り扱われるなら、好適である。
【0010】
軸方向においてドリルチャックとスピンドルケーシングとの間、リング状空間の領域に、ドリリング装置の種々の作動機能の制御のための調整及び操作部材が配設されていてよく、このことによって短い構造様式という長所が損われることがないという点に、本発明の他の特別な長所の本質がある。前記の点において好ましい実施態様は、スピンドルケーシングがリング状空間を外側でカラーを用いて覆い、該カラーには、ほぼ半径方向に内側へと復帰バネの力に抗して移動可能な係止部材が配設されていて、該係止部材は、内側へと移動させられた状態において、チャック体に備えられた係止クリアランスに係合し、チャック体の回転を阻止することを特徴としている。つかみあごの移動のため、ないしは、ドリルチャックの締付もしくはゆるめのために締付リングが回転させられねばならない時、前記の係止はチャック体を回転しないように固定する。その際、詳細には、係止クリアランスは、チャック体に構成された歯車リムの歯のすき間によって形成されることができる。または、より簡単には、チャック体の外周面に配される、あごシャフトのための案内受入部によって形成されることができる。係止部材に関して、好ましい実施態様は、係止部材が、カラーの周方向に延びていて復帰力を作り出すために付勢された板バネの端部によって形成されていて、カラーに接して移動可能に案内された操作部材によって移動可能であることを特徴としている。該操作部材は、最も簡単な実施態様においては、バネ端部を固定する半径方向に移動可能な操作部材として構成されていてよい。他の好適な実施態様の本質は、唯一の操作部材が全ての係止部材のために共通に備えられていて、該操作部材がカラーに接して移動可能な作動リングとして構成されていて、該リングは、自身に当接する係止部材のための制御カムを備えているという点にある。作動リングが周方向において回転可能であってよく、その際、該制御カムが対応して周方向に配されている。もしくは、軸方向に可動であり、その際、該制御カムは対応して軸方向に配されている。
【0011】
本発明のドリリング装置の他の非常に好ましい実施態様は、リング状空間が外側で、スピンドルケーシングに接して移動可能に案内された作動スリーブで閉じられていて、該作動スリーブは、スピンドルケーシング中で軸方向に移動可能で回転不能な係止リングに接続されている。該係止リングは、チャック体に押し出された係止位置において該チャック体に係合するようになり、該チャック体の回転を阻止することを特徴としている。その際、合目的には、作動スリーブが回転可能に、かつ、軸方向に移動不能に、スピンドルケーシングに接して案内されていて、係止リングとの接続部材が制御カムとして構成されていて、該制御カム中、係止リングが少なくとも1つの復帰バネの力を受けて軸方向に作動スリーブに当接する。そこでリング状空間は、主に係止リング中に構成されていて、該係止リングはリング状空間の、半径方向に内側に位置する縁部において、チャック体に配された歯付リングに係止係合するための歯車リングを有している。
【0012】
もちろん、本発明の枠内で、リング状空間を外に対して閉じて外側から調整可能なリングを用いて、チャック体の回転のための制御装置の他の装置も制御することが可能である。特に、スピンドルケーシング中に、ドリリングスピンドルの回転モーメントを制限する回転モーメント接続を有しているドリリング装置であって、該接続が、スピンドルケーシングの外側に接して回転可能に案内された調整リングを用いて、最大限に伝達可能な回転モーメントに関して調整可能であるドリリング装置において、調整リングがリング状空間をスピンドルケーシングからドリルチャックに至るまで軸方向に覆い、外へと向かって閉じるという好適な実施態様の可能性が存在する。
【0013】
以下に、図面に描かれた実施例を用いて本発明が詳細に説明される。
【0014】
図示されたドリリング装置が、前方部分のみを示されたドリル機を含んでいて、該ドリル機のスピンドルケーシング1中に、詳細には描かれていない通常の方法でモータによって駆動可能なドリリングスピンドル2が回転可能に取り付けられている。スピンドルケーシング1より突出するドリリングスピンドル2に、ドリルチャック3のチャック体10が接続されていて、該ドリルチャックは3つのつかみあご4と共に、同様に不図示のドリリング工具の受け入れのために構成されている。つかみあご4があごシャフト5に接して構成されていて、該シャフトは、ドリリング工具の締付直径への締付あごの位置の適合のために、及び、ドリルチャック3の締付及びゆるめのために、ドリルチャックの案内受入部6中を移動可能である。ここで、該案内受入部6はドリリングスピンドル軸ないしはドリルチャック軸7に対して傾斜して配される。あごシャフト5が歯切8を介して、チャック体10においてチャック軸7に共軸に回転可能で移動不能に案内された締付リング11の雌ネジ9に接続していて、該締付リングは図1及び図2においてはチャック回し14によって、他の全ての実施形においてはチャック回しなしで操作されることができる。一方もしくは他方の回転方向における締付リング11の回転によって、あごシャフト5が、そして、このあごシャフトと共につかみあご4が、チャック体10中で前進もしくは後退させられる。その際、前者の場合、ドリルチャック3が閉じられて締め付けられ、後者の場合、ドリルチャック3がゆるめられて開かれる。ここで、つかみあご4とあごシャフト5の可能な限界位置が、図面の軸方向断面においてそれぞれ左半図および右図に描かれている。スピンドルケーシング1中のドリリングスピンドル2の取り付けのためには、特にスピンドル軸受12が作用する。このスピンドル軸受はドリルチャック側でスピンドルケーシング1からのドリリングスピンドル2の出口に配されている。即ち、実施例においては、スピンドルケーシング1の頸部13に保持されている。本発明はもちろん、ドリルチャック3についての、図面にのみ描かれた前記の特別な構造態様に限定されるものではない。本発明の枠内で、あごシャフト5は、DE第3437792C1号に記されているように、チャック軸7に平行に配されることもできる。また、あごシャフト5が、ドリリングスピンドル2に接続されたチャック体10中を案内されていなければならない必要はない。案内受入部6及びあごシャフト5が締付リング11中に配されていても良い。その場合、あごシャフト5の歯切8は、例えばDE第3737147A1号より明らかなように、案内受入部6の傾斜に対応した円錐状の、チャック体10における雄ネジと係合している。
【0015】
詳細には、チャック構造がどの様に選ばれていても、本発明によると、つかみあご4がより大きな締付直径へシフトするときに、あごシャフト5が案内受入部6から後方へと突き出るくらいに、ドリルチャック3は軸方向に短くされている。更に、ドリルチャック3がドリリングスピンドル2上でスピンドルケーシング1に軸方向に密接に配されている。案内受入部6から後方へ突き出る、あごシャフト5の端部が、スピンドルケーシング1中において、案内受入部6から突き出るあごシャフトの部分でもって、スピンドル軸7と共軸の、軸方向においてドリルチャック3へと向かって開かれたリング状空間15中に突出するくらいに軸方向に密接に配されている。このリング状空間中で、あごシャフト5は、ドリルチャックの回転の際に回転する。その際、図23の場合の他に、更に、スピンドル軸受12がリング状空間15によって囲まれていて、従って、リング状空間15中に出ているあごシャフト5の端部の間に存在するように配されている。いずれの場合においても、ドリリング装置全体の非常に短い軸方向の構造様式が生じる。その結果、ドリリングスピンドル2がスピンドル軸受12中で軸方向において工具クリアランス16に非常に密接にドリルチャック3中に取り付けられていて、このことは、工具の良好な回転及び振動のなさをひき起こす。ここで、その上に、図2における如く、ドリリングスピンドル2へのチャック体10の接続が軸方向において更に工具側で締付リング11の雌ネジ9の前方に位置し、該雌ネジ9は軸方向においてスピンドル軸受12の高さにあるよう配されてもよい。
【0016】
ドリルチャック3とスピンドルケーシング1との間のリング状空間15がたいていは外へ向かって、図2の如く部分的に、または、他の全ての実施例の如く完全に閉じられている。すなわち、以下のように行われる。ほとんどの場合に、スピンドルケーシング1が、ドリリングスピンドル2から見て外に位置する側面でリング状空間15を覆う。横断面が円形のケーシング縁部17でもって、ドリルチャック3に接するまで突出し、その際、ケーシング縁部17がドリルチャック3と共に軸方向の重なり18を形成する。この重なりはたいていケーシング縁部17と、ドリルチャック3の締付リング11との間に構成されているが、更に、図4の18´において描かれている如く、スピンドルケーシング1とチャック体10との間にも備えられていることができる。詳細には、前記重なり18が、リング折り目もしくはリング状切欠中へのリングウェブの係合によって生じることができる。ここで、合目的には、リングウェブがスピンドルケーシング側で、かつ、リング状折り目ないしはリング状切欠はドリルチャック側で、もしくは、その逆に、構成されていてよい。
【0017】
ドリルチャック3の駆動が、通常の如く、ドリリングスピンドルを介して行われてよく、該ドリリングスピンドルはこの目的のために、例えば図1または図3が示すように、歯車19を介して、不図示のモータによって駆動される駆動歯車20に係合していてもよい。しかしながら、チャック体10が軸方向においてスピンドルケーシング1中に突出し、そこにおいてスピンドルケーシング1中で歯車リム21を有していて、該歯車リムは、回転駆動装置に属する駆動歯車20に係合しているという図4に描かれた可能性も存在する。歯車リム21がチャック体10に直接一体に構成されていてもよいが、独立した部分としても、21´においてチャック体上に焼きばめされるか、もしくは、押し付けられていてもよい。図4に描かれた実施態様の可能性は、回転駆動装置が、ドリリングスピンドル2を介さずに、直接チャック体10に作用するという長所を有している。
【0018】
図1及び図4に示す実施態様では、リング状空間15から外へつながっているクリーニング開口22が備えられていて、該開口を通って、リング状空間15に達したドリリングゴミが外へと出ることができる。しかしながら、その代わりに、リング状空間15に、スピンドルケーシング1中に備えられた圧縮空気もしくは吸引空気経路23がつながっているという図5もしくは図23より明らかな実施態様の可能性も存在する。前記経路は、ドリル機ケーシング中の圧縮空気もしくは吸引空気送風装置に接続されていて、これには、ドリル機モータによって駆動される、ドリル機中の通風装置羽根車24が作動する。作動中の機械の場合、それと共にリング状空間15中で通風装置羽根車24の構成に応じて作られる加圧または減圧は、スピンドルケーシング1とドリルチャック3との間の重なり18が十分に密接に閉じているので、チャック体10中の、リング状空間15につながる案内受入部6への対応する押圧ないしは吸引作用を結果として伴う。その結果、クリーニング作用は、ドリルチャック3中にまで、即ち、該ドリルチャックの案内受入部6中と、該ドリルチャックの、工具シャフトを受け入れるクリアランス16中にまで達している。該クリアランス中にはつかみあご4が締付直径に応じて異なった範囲に突出している。
【0019】
衝撃機能は、通常の様に、スピンドル軸7に共心の側面リム25によってドリリングスピンドル2上に作用することができる。そのために、ドリリングスピンドル2は例えば図1中では、後方の端部において針状軸受26中を案内されていて、該軸受は軸受スリーブ27中に配設されていて、該スリーブの締付チャック側のフランジ28と歯車との間に側面リム25がある。しかしながら、又、その代わりに、パターン形成リム25が直接、一方でチャック体10の後方端部と、締付チャック側のスピンドル軸受12との間に備えられているという図5に描かれた実施態様の可能性が存在する。そこで、直接チャック体上に行われ、ドリリングスピンドル2の負荷が対応して緩和される。
【0020】
図3の実施例において、ドリリングスピンドル2及びチャック体10が互いに一体に仕上げられている。この締付チャック側のスピンドル軸受12が針状軸受として構成されているが、他の全ての実施例においては、該スピンドル軸受12は、スピンドルケーシング1中に保持された摺動ブシュを備えたすべり軸受として構成されている。ドリリングスピンドル2とチャック体10は、もちろん、他の全ての実施態様に示される如く、互いに別々にも作られていてよい。接続のために、ドリリングスピンドル2が正面に、軸方向の接続ジャーナル29を有し、チャック体10がジャーナル受入部30を有し、該受入部中に接続ジャーナル29が回転拘束して係合する。図6(a)によると、接続ジャーナル29とジャーナル受入部30は、一般に丸くなく、特に多角形、図6(a)においては六角形の、横断面を有している。ドリリングスピンドル2におけるドリルチャック3の軸方向の固定のために、ジャーナル受入部30の壁に、リング状切欠31が構成されていて、接続ジャーナル29の一部の材料32は、該材料の変形加工により、前記リング状切欠31中へと突き出すようにビードを形成している。しかしながら、軸方向の固定は、周方向に配される切欠及びバネ接続33によっても、図6(b)、図24(a)の如くに行われてもよく、その際、接続ジャーナル29におけるバネは、図6(a)及び図6(b)が示す如く、チャック体10に接してストッパーになる固定リングであってよい。更に、図6(b)、図24(a)は、接続ジャーナル29とジャーナル受入部30が、軸方向に配される切欠及びバネ接続34によって、相対回転を阻止されている実施態様を示している。最後に、接続ジャーナル29及びジャーナル受入部30はもちろん互いにネジ係合されていてもよい。その際、ネジ接続35がドリリングスピンドル2の左回転の際にゆるむことを阻止するために、接続ジャーナル29が、正面を開放された半径方向切欠36を備えていて、ジャーナル受入部30の壁部の一部の材料37は、該材料の変形加工により、該半径方向切欠36中へと突き出す突起を形成している。半径方向切欠36はもちろん、図24(b)に描かれている如く、正面を開放された軸方向切欠38としても構成されていてよい。
【0021】
接続ジャーナル29は、図6(b)、図24(a)、図24(b)における如く、チャック体10中で工具シャフトの受け入れのためにあるクリアランス16中に至るまで突出することができ、該クリアランス中にはつかみあご4が突出している。クリアランス16中、つかみあご4の間に保持された工具シャフトの端部はそこで直接、接続ジャーナル29の正面に当接することができる。その際、接続ジャーナル29は、例えば図25(a)、図25(b)に示す如く、正面側に、工具シャフト端部の案内及び/又は回転駆動のための装置39を有していてよい。更に、ドリリングスピンドル及びチャック体を、例えば図6(b)における如く、軸方向に互いに対して移動不能に、もしくは、図24(a)に示す如く、互いに制限されて可動に配設する実施態様の可能性が存在する。
【0022】
スピンドルケーシング1がリング状空間15を外側でカラー40を用いて覆うことができ、その際、該カラーの軸方向の長さは、特に例えば図23における如く、その都度の要求に応じて、より大きく、もしくは、より小さく選ばれることができる。前記カラー40に、ほぼ半径方向に内側へと復帰バネ44,47の力に抗して移動可能な係止部材41が配設されていてよく、該部材は、内側へと移動させられた状態において、チャック体に備えられた係止クリアランス42中に係合し、図8〜図17の種々の実施態様で示す如く、チャック体10の回転を阻止する。係止クリアランス42は、チャック体10に構成された歯車リム43の歯のすき間によって形成されていても良い。または、図10、図11の如く、チャック体10の外周面に配される、あごシャフト5のための案内受入部6によって形成されていてよい。係止部材41が、カラー40の周方向に延びていて復帰力を作るために付勢された板バネ44の端部によって形成されていて、かつ、カラー40に接して移動可能に案内された操作部材45によって、係止位置へと移動可能である。該操作部材45は、図8〜図11の実施例において、直径方向に対向し合う位置に配設された走査部材として構成されていて、該走査部材はバネ端部41において保持されていて、半径方向に移動可能に、カラー40の対応する窓中を案内されている。それに対して図12〜図17の実施例によると、両係止部材41のために唯一の操作部材45のみがあり、即ち、カラー40に接して移動可能な作動リングとして構成されていて、該リングは、自身に当接する係止部材41のための制御カム46を備えている。図12〜図14の実施例においては、操作部材45がカラー40に接して周方向に制限を受けた回転が可能であり、その際、制御カム46は対応して周方向に配される。それに対して図15〜図17の実施例においては、操作リング45が軸方向に移動可能であり、その際、制御カム46は対応して軸方向に配される。
【0023】
図18〜図21は、リング状空間15が外側で、スピンドルケーシング1に接して回転可能に案内された作動スリーブ48で閉じられている実施態様を示している。該作動スリーブは、スピンドルケーシング1中を軸方向に移動可能で回転不能の係止リング49に接続されている。該リングは、図18中右方に描かれている、チャック体10に押し出された係止位置においてチャック体10に係合し、該チャック体の回転を阻止する。作動スリーブ48が、回転可能に、かつ、軸方向に移動不能にスピンドルケーシング1に接して案内されている。作動スリーブ48と係止リング49との間の接続50が、図19に示される、制御カム52を有する制御ディスク51を介して生じる。該制御カム中で係止リング49は復帰バネ53の力を受けて軸方向に制御ディスク51に当接する。図19は、図の下半分において、係止リングが係止位置にある場合の接続領域における係止リング49と制御ディスク51の相互の位置を示していて、それに対して図の上半分においては係止をはずされた状態で示している。リング状空間15が係止リング49中に構成されていて、該係止リングは、リング状空間15の、半径方向において内側に位置する縁部に、歯付リング54を担持する。該リングは、係止リング49が、ドリルチャック3に対して軸方向に押し出された係止位置にシフトした時、チャック体10に構成されて配されている歯付リング55において係止係合する。
【0024】
最後に、図22は、スピンドルケーシング1中に、ドリリングスピンドルの回転モーメントを制限する回転モーメント接続が備えられている実施例を示している。もっとも、該接続は図中では、簡潔さ、及び、よりよい見通しのために描かれていない。前記の如き回転モーメント接続は、外側でスピンドルケーシング1に接して回転可能に案内された調整リング56を用いて、最大限に伝達可能な回転モーメントに関して調整可能である。実施例においては、前記調整リング56が、同時に、リング状空間15を外に閉鎖するために作用する。調整リング56は、リング状空間15をスピンドルケーシング1からドリルチャック3に至るまで軸方向に覆い、リング状折り目57中でドリルチャックの締付リング11に重なる。
【0025】
【発明の効果】
ドリルチャック3と、例えばハンドドリル機のドリリングスピンドル2を有するスピンドルケーシング1とより成るドリリング装置において、まとめられていて軸方向に非常に短い構造様式を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドリリング装置を、部分的に描かれたスピンドルケーシングとドリル機ケーシングとともに、ドリリングスピンドルの軸を通る縦方向断面で示す。
【図2】図1のものを他の実施態様で示す。
【図3】ドリリング装置の更に他の実施態様を同じく軸方向断面で示す。
【図4】図3のものを、変更された実施態様で示す。
【図5】図1〜図3のものを、更に他の実施態様で示す。
【図6】部分図である図6(a)〜図6(b)において、図4及び図5の装置についてのそれぞれ異なる実施態様を示す。
【図7】図5におけるVII−VII断面を示す、
【図8】チャック体の回転を阻止するための装置を伴う本発明のドリリング装置を、軸方向断面で示す。
【図9】図8におけるIX−IX断面を示す。
【図10】図8の対象を、他の実施態様で示す。
【図11】図10におけるXI−XI断面を示す。
【図12】図8及び図10に対応するドリリング装置の更に他の実施態様を示す。
【図13】図12におけるXIII−XIII断面を示す。
【図14】図12におけるXIV−XIV断面を示す。
【図15】チャック体のための係止装置を伴うドリリング装置の他の実施態様を、同じく軸方向断面で示す。
【図16】図15におけるXVI−XVI断面を示す。
【図17】図15におけるXVII−XVII断面を示す。
【図18】係止装置を伴うドリリング装置の更に他の実施態様を示す。
【図19】図18におけるXIX−XIX断面を、係止装置の2つの異なる作動状態において示す。
【図20】図18におけるXX−XX断面を示す。
【図21】図18におけるXXI−XXI断面を示す。
【図22】ドリリングスピンドルの回転モーメント伝達において挿入された回転モーメント接続を有する、本発明のドリリング装置の軸方向断面を示す。
【図23】本発明のドリリング装置の更に他の実施態様の軸方向断面を示す。
【図24】部分図である図24(a)〜図24(b)においても、図6と同様に、図4及び図5の装置についてのそれぞれ異なる実施態様を示す。
【図25】部分図である図25(a)〜図25(b)においても、図6及び24と同様に、図4及び図5の装置についてのそれぞれ異なる実施態様を示す。
【符号の説明】
1 スピンドルケーシング
2 ドリリングスピンドル
3 ドリルチャック
4 つかみあご
5 あごシャフト
6 案内受入部
12 スピンドル軸受
15 リング状空間
Claims (31)
- チャック体(10)と、
自身の間にドリリング工具を受け入れるつかみあご(4)であって、前記つかみあごがあごシャフト(5)を有していて、ドリリング工具の締付直径につかみあご位置を適合させるため、及び、ドリルチャックの締付とゆるめのために、前記あごシャフトがドリルチャック(3)の案内受入部(6)中を移動可能であるつかみあご(4)と、
チャック体(10)と共軸で、つかみあご(4)の移動のためにチャック体(10)に相対的に回転可能な締付リング(11)とを備えたドリルチャック(3)と、
チャック体(10)と共軸に、回転拘束して接続されたドリリングスピンドル(2)であって、スピンドルケーシング(1)中に回転可能にかつ駆動可能に取り付けられているドリリングスピンドルとからなるドリリング装置において、
より大きな締付直径へつかみあご(4)がシフトする際に、あごシャフト(5)が後方へと案内受入部(6)から突き出、
あごシャフト(5)の突き出る端部が、スピンドルケーシング(1)中の、ドリリングスピンドル(2)と共軸に備えられていて軸方向にドリルチャック(3)へと向かって開かれたリング状空間(15)の中に突出するように、ドリルチャック(3)がドリリングスピンドル上でスピンドルケーシング(1)に軸方向に密接に配され、
前記リング状空間中で、あごシャフト(5)がドリルチャック(3)の回転の際に回転する
ことを特徴とするドリリング装置。 - 請求項1に記載のドリリング装置であって、
スピンドル軸受(12)がスピンドルケーシング(1)中にあり、
前記スピンドル軸受(12)が、ドリルチャック側に、スピンドルケーシング(1)からのドリリングスピンドル(2)の出口に配され、
前記スピンドル軸受(12)が、リング状空間(15)によって囲まれていて、あごシャフト(5)の、後方へと案内受入部(6)から突き出る端部の間にある
ことを特徴とするドリリング装置。 - 請求項1もしくは2に記載の装置において、
リング状空間(15)がドリルチャック(3)とスピンドルケーシング(1)との間で外へ向かって閉じられている
ことを特徴とするドリリング装置。 - 請求項3に記載の装置において、
スピンドルケーシング(1)がリング状空間(15)を、ドリリングスピンドル(2)から見て外に位置する前記空間の側面において覆い、
横断面が円形のケーシング縁部(17)でもってドリルチャック(3)に接するまで突出する
ことを特徴とするドリリング装置。 - 請求項4に記載の装置において、スピンドルケーシング(1)のケーシング縁部(17)がドリルチャック(3)と共に軸方向の重なり部(18)を形成することを特徴とするドリリング装置。
- 請求項5に記載の装置において、重なり部(18)がケーシング縁部(17)と、ドリルチャック(3)の締付リング(11)との間に構成されていることを特徴とするドリリング装置。
- 請求項5もしくは6に記載の装置において、
チャック体(10)が軸方向においてスピンドルケーシング(1)中に突出し、
前記スピンドルケーシング(1)中に歯車リム(21)を有し、
前記歯車リムは、ドリリング駆動装置に属する駆動歯車(20)に係合していることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項3〜7のいずれかに記載の装置において、
スピンドルケーシング(1)中に備えられた圧縮空気もしくは吸引空気経路(23)がリング状空間(15)中につながっており、
前記経路が圧縮空気または吸引空気送風装置に接続されているかまたは接続可能であることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の装置において、
ドリルチャック(10)の回転の際に前記ドリルチャック上に衝撃機能を行うパターン形成リム(25)が、チャック体(10)の後方端部とスピンドル軸受(12)との間に直接備えられているか、または、ドリリングスピンドル(2)とリング状空間(15)との間にあるスピンドルケーシング(1)の頸部(13)とチャック体(10)の後方端部との間に直接備えられていることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の装置において、ドリリングスピンドル(2)とチャック体(10)が互いに一体に作られていることを特徴とする装置。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の装置において、
ドリリングスピンドル(2)が正面側に軸方向の接続ジャーナル(29)を有し、
チャック体(10)がジャーナル受入部(30)を有し、
前記受入部中に接続ジャーナル(29)が回転拘束して係合することを特徴とするドリリング装置。 - 請求項11に記載の装置において、
接続ジャーナル(29)とジャーナル受入部(30)が、丸くない、特に多角形の、横断面を有し、
周方向に配されている切欠及びバネ接続によって軸方向に互いに接して固定されていることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項12に記載の装置において、
切欠及びバネ接続の代わりに、接続ジャーナル(29)がリング状切欠中にチャック体(10)に当接する固定リング(33)を担持していることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項12に記載の装置において、切欠及びバネ接続の代わりに、ジャーナル受入部(30)の壁部にリング状切欠(31)が構成されるとともに、接続ジャーナル(29)をなす材料(32)が、該材料の変形加工により、前記リング状切欠(31)中へと突き出すビードを形成していることを特徴とするドリリング装置。
- 請求項1に記載の装置において、
ドリリングスピンドル(2)に備えられた接続ジャーナル(29)と、チャック体(10)に備えられたジャーナル受入部(30)が、軸方向に配される切欠及びバネ接続(34)によって相対回転を阻止されており、
チャック体(10)に当接するように接続ジャーナル(29)のリング状切欠中にはまっているストッパリング(33)によって軸方向移動を阻止されていることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項11に記載の装置において、接続ジャーナル(29)とジャーナル受入部(30)が互いにネジ込まれており、前記接続ジャーナル(29)が正面側が開かれた半径方向もしくは軸方向切欠(36,38)を備えており、ジャーナル受入部(30)の壁部をなす材料(37)が、該材料の変形加工により、前記切欠(36,38)中へと突き出す突起を形成していることを特徴とするドリリング装置。
- 請求項11〜16のいずれかに記載の装置において、
接続ジャーナル(29)が、チャック体(10)中で工具シャフトの受け入れのためにあるクリアランス(16)中にまで突出し、
前記クリアランス中につかみあご(4)が突出していることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項17に記載の装置において、
接続ジャーナル(29)が軸方向に制限されて移動可能に、ジャーナル受入部(30)中に保持されていることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項17に記載の装置において、
接続ジャーナル(29)が、工具シャフトのためのクリアランス(16)中に突出する、前記接続ジャーナル(29)の端部において、工具シャフト端部の案内及び/又は回転駆動のための装置(39)を有していることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項3に記載の装置において、
スピンドルケーシング(1)がリング状空間(15)を外側にカラー(40)を用いて覆い、
前記カラーには、ほぼ半径方向に内側へと復帰バネ(44,47)の力に抗して移動可能な係止部材(41)が配され、
前記係止部材が内側へと移動させられた状態において、チャック体(10)に備えられた係止クリアランス(42)中に係合し、チャック体(10)の回転を阻止することを特徴とするドリリング装置。 - 請求項20に記載の装置において、
係止クリアランス(42)が、チャック体(10)に構成された歯車リム(43)の歯のすき間によって形成されていることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項20に記載の装置において、
係止クリアランス(42)が、チャック体(10)の外周面に配された、あごシャフト(5)のための案内受入部(6)によって形成されていることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項20〜22のいずれかに記載の装置において、
係止部材(41)が、カラー(40)の周方向に延びていて復帰力を作るために付勢された板バネ(44)の端部によって形成され、カラー(40)に接して移動可能に案内された作動部材(45)によって移動可能であることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項23に記載の装置において、
操作部材(45)がバネ端部を固定して半径方向に移動可能な操作部として構成されていることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項23に記載の装置において、
全ての係止部材(41)のために唯一の操作部材(45)が備えられ、
前記操作部材がカラー(40)に接して移動可能な作動リングとして構成され、
前記リングが前記リングに当接する係止部材(41)のための制御カム(46)を備えていることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項25に記載の装置において、
作動リングが周方向に回転可能であり、
制御カム(46)が対応して周方向に配されていることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項25に記載の装置において、作動リングが軸方向に移動可能であり、制御カム(46)に対応して軸方向に配されていることを特徴とするドリリング装置。
- 請求項3に記載の装置において、
リング状空間(15)が、外側で、スピンドルケーシング(1)に接して移動可能に案内された作動スリーブ(48)で閉じられ、
前記作動スリーブが、スピンドルケーシング(1)中を軸方向に移動可能で回転不能な係止リング(49)に接続され、
前記係止リングが、チャック体(10)に押し出された係止位置においてチャック体(10)に係合するようになり、前記チャック体の回転を阻止することを特徴とするドリリング装置。 - 請求項28に記載の装置において、
作動スリーブ(48)が回転可能にかつ軸方向に移動不能にスピンドルケーシング(1)に接して案内され、
係止リング(49)との接続部材(50)が制御カム(52)として構成され、
前記制御カム中で、係止リング(49)が少なくとも1つの復帰バネ(53)の力を受けて軸方向に作動スリーブ(48)に当接することを特徴とするドリリング装置。 - 請求項28もしくは29に記載の装置において、
リング状空間(15)が係止リング(49)中に構成され、
前記リングが、リング状空間(15)の半径方向内側に位置する縁部に、チャック体(10)に配された歯付リング(55)に係止係合するための歯付リング(54)を有していることを特徴とするドリリング装置。 - 請求項3に記載の装置において、
スピンドルケーシング(2)には、ドリリングスピンドル(2)に伝達されうる回転モーメントを制限する回転モーメント制限接続が備えられ、外側でスピンドルケーシング(1)に接して回転可能に案内された調整リング(56)を用いて最大限に伝達されうる回転モーメントを調整可能であり、
前記調整リング(56)がリング状空間(15)をスピンドルケーシング(1)からドリルチャック(3)に至るまで軸方向に覆い、外へ向かって閉じることを特徴とするドリリング装置。
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