JP3702811B2 - フレキシブルディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、フレキシブルディスク(以下、FDと略す)を駆動するフレキシブルディスク装置(以下、FDDと略す)に係わり、特にヘッド保護機構が設けられたFDDに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来のFDDの分解斜視図であり、図において、1はアームリフタ1a及び突起部1bが設けられたホルダー、2はガイド溝2aが設けられたスライダー、3aは上面ヘッド、3bは下面ヘッド、4はアームリフタ受け4a及び板バネ4bが設けられたアーム、5はキャリッジ、6はフレーム、7はラッチレバー、7aは引っ張りバネ、8はヘッド付勢バネである。また、図5は従来のFDDの上面図、図6はアームリフタ1aの動作説明図、図7はFDを挿入前のFDDの動作説明図であり、9はFDである。また、図8はFD9を挿入後のFDDの動作説明図、図9はホルダー1の外観図、図10はFDDに垂直方向の外力が加わったときの動作説明図、図11はFDDの板バネ4bに外力が加わった場合の動作説明図である。
【0003】
次に、従来のFDDの動作を説明する。尚、ホルダー1に設けられているアームリフタ1aとアーム4に設けられたアームリフタ受け4aとは、FD9を挿入前において接合し、上面ヘッド3aを待避させている。また、引っ張りバネ7aは、一端がホルダー1に支持され、他端がスライダー2に支持されてスライダー2を矢示B方向へ付勢している。FD9を挿入前の状態では、ホルダー1は、突起部1bがガイド溝2aの上部と嵌合し、図7に示すような駆動範囲の上側のFD挿入位置に配されている。この場合、ホルダー1に設けられているアームリフタ1aも駆動範囲の上側に位置するため、図6に示すようにアーム4も上側に移動して上面ヘッド3aを上方向に待避させている。
【0004】
次に、FDDにFD9を挿入した場合は、図8の示すようにラッチレバー7がFD9に押されて矢示A方向に移動する。これにより、スライダー2とラッチレバー7とのラッチが解除され、スライダー2が矢示B方向へ移動し、ガイド溝2aと嵌合する突起部1bがガイド溝2aに沿って下降するため、ホルダー1が駆動範囲のFD駆動位置に移動する。これにより、アームリフタ1aも駆動範囲の下側に移動するので、ヘッド付勢バネ8により付勢されているアーム4も下方向へ移動するため、上面ヘッド3が下方向に移動して図10のような状態となり、FD9の媒体面(図示せず)と接触して記録再生待ち状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のFDDは以上のように構成されており、以下の課題があった。
アーム4とキャリッジ5とは板バネ4bで接続され、アーム4はコイルバネ8で下面ヘッド3b方向に付勢している。このため、例えばFDDを落とした場合に発生するような大きな衝撃が板バネ4bに加わると、板バネ4bは図11に示すように大きくたわみ、アームリフタ受け4aを支点として、上面ヘッド3aと下面ヘッド3bとが衝突し、ヘッドが破損する場合が生じていた。
【0007】
この発明は,上述のような課題を解決するためになされたもので、外部から衝撃により板バネが変形しても、ヘッドの衝突が発生しにくいFDDを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わるフレキシブルディスク装置は、フレキシブルディスクの上下記録面にそれぞれ記録再生を行う上面ヘッドおよび下面ヘッドと、上記上面ヘッドおよび上記下面ヘッドを上記フレキシブルディスクの半径方向へ送るキャリッジと、上記上面ヘッドを支持するアームと、上記アームを上記キャリッジに接続する板バネと、上記アームを上記フレキシブルディスクの記録面方向に付勢する付勢手段と、上記フレキシブルディスクを保持して挿入位置と駆動位置との間を移動するホルダーと、上記ホルダーの上面に対向して配置され、上記フレキシブルディスクが挿入されない場合は上記ホルダーを上記挿入位置に位置させ、上記フレキシブルディスクが挿入された場合は上記ホルダーを上記駆動位置に位置させるスライダーと、上記アームの上記板バネ寄りに設けられ、上記アームの両側から水平方向に突出させた1対のアームリフタ受け部材と、上記ホルダーに設けられ、上記ホルダーが上記挿入位置にある場合に上記1対のアームリフタ受け部材と当接して上記上面ヘッドを待避させるアームリフタと、上記ホルダー上に配置された回転軸を有し、上記フレキシブルディスクの挿入動作に伴って上記回転軸を中心に回転し、上記ホルダーが挿入位置にある場合に上記アームの側方から突出して、上記アームリフタ受け部材より上記上面ヘッド側で、且つ、上記上面ヘッド近傍で、上記アームの下方に位置するアーム係止部を有するアーム支持部とを備えたものである。
【0009】
また、上記フレキシブルディスクと当接するFD係合部を上記アーム支持部に設け、上記フレキシブルディスクと当接した上記FD係合部が上記フレキシブルディスクの挿入動作に伴って移動することにより上記アーム支持部を上記回転軸を中心に回転させるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に示すFDDの上面図であり、図5と同一符号は同一、又は相当部分を示し説明を省略する。図において、20はホルダー1に設けられたアーム係止部材であり、20aがアーム係止部、20bがFD係合部である。また、21は一端がホルダー1に支持され、他端がアーム係止部材20に支持される引っ張りバネである。また、図2は図1の要部側面図、図3は図1に示すFDDにFD9を挿入した場合の動作説明図である。
【0015】
次に動作を説明する。FDDにFD9を挿入していない場合は、アーム係止部材20に設けられたアーム係止部20aが、図2に示すように上面ヘッド3a近傍のアーム4と当接して上面ヘッド3a支持し、上面ヘッド3aの下面ヘッド3b方向への移動を係止している。次に、FDDにFD9を挿入する場合、FD係合部20bがFD9に押されて矢示A方向に移動し、スライダー2がFD9により右方向に移動し、アーム係止部材20が時計方向に回転する。これにより、アーム4とアーム係止部20aとの係合は解除され、上面ヘッド3aが下面ヘッド3b方向に移動しFD9の媒体面と当接して読み書き可能となる。
【0016】
これにより、FDDにFD9が未挿入の場合、外部からの衝撃により板バネ4bが変形して上面ヘッド3aが下面ヘッド3b方向に移動しようとしても、アーム係止部20aが上記移動を係止して上面ヘッド3aと下面ヘッド3bとの衝突を防止するため、上面ヘッド3a及び下面ヘッド3bが保護され、耐衝撃性が向上する。
【0018】
【発明の効果】
この発明は、外部からの衝撃により上面ヘッドが下面ヘッドに衝突するのを防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるフレキシブルディスク装置の上面図である。
【図2】 図5に示すフレキシブルディスク装置の要部断面図である。
【図3】 図5に示すフレキシブルディスク装置にフレキシブルディスクを挿入した場合の上面図である。
【図4】 従来のFDDの分解斜視図である。
【図5】 従来のFDDの上面図である。
【図6】 アームリフタの動作説明図である。
【図7】 FD挿入前のFDDの動作説明図である。
【図8】 FD挿入後のFDDの動作説明図である。
【図9】 ホルダーの外観図である。
【図10】 FDDに垂直方向の外力が加わったときの動作説明図である。
【図11】 板バネに外力が加わったときの動作説明図である。
【符号の説明】
20 アーム係止部材
20a アーム係止部
20b FD係合部
21 引っ張りバネ
Claims (2)
- フレキシブルディスクの上下記録面にそれぞれ記録再生を行う上面ヘッドおよび下面ヘッドと、
上記上面ヘッドおよび上記下面ヘッドを上記フレキシブルディスクの半径方向へ送るキャリッジと、
上記上面ヘッドを支持するアームと、
上記アームを上記キャリッジに接続する板バネと、
上記アームを上記フレキシブルディスクの記録面方向に付勢する付勢手段と、
上記フレキシブルディスクを保持して挿入位置と駆動位置との間を移動するホルダーと、
上記ホルダーの上面に対向して配置され、上記フレキシブルディスクが挿入されない場合は上記ホルダーを上記挿入位置に位置させ、上記フレキシブルディスクが挿入された場合は上記ホルダーを上記駆動位置に位置させるスライダーと、
上記アームの上記板バネ寄りに設けられ、上記アームの両側から水平方向に突出させた1対のアームリフタ受け部材と、
上記ホルダーに設けられ、上記ホルダーが上記挿入位置にある場合に上記1対のアームリフタ受け部材と当接して上記上面ヘッドを待避させるアームリフタと、
上記ホルダー上に配置された回転軸を有し、上記フレキシブルディスクの挿入動作に伴って上記回転軸を中心に回転し、上記ホルダーが挿入位置にある場合に上記アームの側方から突出して、上記アームリフタ受け部材より上記上面ヘッド側で、且つ、上記上面ヘッド近傍で、上記アームの下方に位置するアーム係止部を有するアーム支持部とを備えたことを特徴とするフレキシブルディスク装置。 - 上記フレキシブルディスクと当接するFD係合部を上記アーム支持部に設け、上記フレキシブルディスクと当接した上記FD係合部が上記フレキシブルディスクの挿入動作に伴って移動することにより上記アーム支持部を上記回転軸を中心に回転させることを特徴とする請求項1記載のフレキシブルディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001128825A JP3702811B2 (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | フレキシブルディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001128825A JP3702811B2 (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | フレキシブルディスク装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08531097A Division JP3214388B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | フレキシブルディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001357641A JP2001357641A (ja) | 2001-12-26 |
| JP3702811B2 true JP3702811B2 (ja) | 2005-10-05 |
Family
ID=18977466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001128825A Expired - Fee Related JP3702811B2 (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | フレキシブルディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3702811B2 (ja) |
-
2001
- 2001-04-26 JP JP2001128825A patent/JP3702811B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001357641A (ja) | 2001-12-26 |
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| JPH0237028B2 (ja) |
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