JP3713751B2 - 3−5族化合物半導体および発光素子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は一般式Inx Gay Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表される3−5族化合物半導体およびこれを用いた発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
紫外もしくは青色の発光ダイオード(以下、LEDと記すことがある。)または紫外もしくは青色のレーザダイオード等の発光素子の材料として、一般式Inx Gay Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1;以下、InGaAlNと記すことがある。)で表される3−5族化合物半導体が知られている。特に、InNの混晶比(以下、In組成と記すことがある。「Al組成」等についても同様に記すことがある。)が10%以上のものはIn組成に応じて可視領域での発光波長を調整できるため、表示用途に特に重要である。
【0003】
ところで、低電圧で駆動できる発光素子の作製のためには、p型およびn型の電流注入層で発光層を挟む構造とすることが必要である。その構造については、発光層に近づくにつれて、p型キャリア濃度および/またはn型キャリア濃度が小さくなるものが提案されている(特開平7−15041号公報)。
しかし、高い発光効率を有する発光素子は、いまだ得られていないのが実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、高い発光効率を有する発光素子に用いる3−5族化合物半導体および発光素子を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、3−5族化合物半導体について種々検討の結果、発光層に接するp層側の層が、発光層よりもバンドギャップが大きく、p型不純物の濃度が小さい場合に発光効率が向上することを見いだし、本発明に至った。
【0006】
即ち、本発明は、次に記す発明である。
〔1〕一般式Inx Gay Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表される3−5族化合物半導体の積層構造からなり、該積層構造はn型の半導体層である第1の層と、p型不純物がドープされた第2の層を有し、該第1の層と該第2の層の間に、発光層として機能する第3の層と、第4の層とを含み、第3の層と第4の層とは直接接してなり、第3の層は第1の層の側にあり、第4の層は第2の層の側にあり、該第4の層が第3の層よりバンドギャップが大きく、不純物をドープしないノンドープ層であり、Mg濃度が10 17 cm-3以下であることを特徴とする3−5族化合物半導体。
〔2〕前記の〔1〕記載の3−5族化合物半導体が、一般式Ga a Al b N(ただし、a+b=1、0≦a≦1、0≦b≦1)で表される3−5族化合物半導体の上に積層されてなる3−5族化合物半導体。
〔3〕第1の層が、一般式Gaa Alb N(ただし、a+b=1、0≦a≦1、0≦b≦1)で表される3−5族化合物半導体からなることを特徴とする〔1〕〜〔2〕いずれかに記載の3−5族化合物半導体。
〔4〕第3の層の膜厚が10Å以上500Å以下であることを特徴とする〔1〕〜〔3〕いずれかに記載の3−5族化合物半導体。
〔5〕第3の層に含まれるSi、Ge、Mg、ZnおよびCdの各元素の濃度がいずれも1019cm-3以下であることを特徴とする〔1〕〜〔4〕いずれかに記載の3−5族化合物半導体。
〔6〕第3の層が、不純物をドープしないノンドープ層であることを特徴とする〔1〕〜〔5〕いずれかに記載の3−5族化合物半導体。
〔7〕前記の〔1〕〜〔6〕いずれかに記載の3−5族化合物半導体を用いた発光素子。
【0007】
次に本発明を詳細に説明する。
本発明の3−5族化合物半導体は、n型の半導体層である第1の層およびp型不純物をドープした第2の半導体層で、発光層である第3の半導体層を挟んだ構造を有している。第1の層および第2の層は、それぞれn電極およびp電極に接する層である。第1の層および第2の層から電荷を注入し、第3の層で電荷を再結合させ、発光させることができる。特に、第3の層がこれよりバンドギャップの大きい2つの層で接しているいわゆるダブルヘテロ構造は、電荷を第3の層に閉じ込める効果があるため、発光効率を高くできるので重要である。
該3−5族化合物半導体はバンドギャップが5eVを越えると高抵抗となり、電荷の移動が困難となるため、本発明の3−5族化合物半導体における積層構造のいずれの層もバンドギャップは5eV以下であることが好ましい。
本発明の3−5族化合物半導体において、ダブルヘテロ構造により効率よく第3の層に電荷を閉じ込めるためには、第3の層に接する2つの層のバンドギャップは第3の層より0.1eV以上大きいことが好ましい。さらに好ましくは0.3eV以上である。
【0008】
本発明の3−5族化合物半導体においては、第1の層と第2の層の間に、第3の層と第4の層とを含み、第3の層と第4の層とは直接接してなり、第3の層は第1の層の側にあり、第4の層は第2の層の側にある。該第4の層は第3の層よりバンドギャップが大きい。
かつ本発明の3−5族化合物半導体において、第4の層に含まれるMgの濃度は1018cm-3以下であり、好ましくは1017cm-3以下である。該Mgの濃度が、1018cm-3を超えると、発光効率が低下するので好ましくない。
第4の層の膜厚は10Å以上1μm以下が好ましい。さらに好ましくは、50Å以上5000Å以下である。第4の層の膜厚が10Åより小さいと充分な効果が得られない。また、1μmより大きい場合には発光効率が減少するので好ましくない。
第3の層がInを含む場合、熱的な安定性が充分でなく、結晶成長中、または半導体プロセス中で劣化を起こす場合がある。第4の層にはこのような第3の層の劣化を保護する機能を持たせることができる。このためには、第4の層のIn組成は10%以下、Al組成は5%以上が好ましい。さらに好ましくはIn組成が5%以下、Al組成が10%以上である。
第4の層は、第3の層に直接接しているが、第3の層の反対側で第4の層に接する層がp型の半導体である場合、第4の層のバンドギャップは、第4の層が接しているp型の層のバンドギャップより大きいことが好ましい。これは、第4の層がp型の層に対して電子に対するバリア性を持つためである。第4の層とこれと接するp型の層との好ましいバンドギャップの差は、好ましくは0.1eV以上、さらに好ましくは0.3eV以上である。
【0009】
本発明の3−5族化合物半導体として、前記の3−5族化合物半導体をGaa Alb N(a、bは前記に同じである。)上に成長した構造のものがさらに挙げられる。該Gaa Alb N上に成長した3−5族化合物半導体はより高い結晶性を有する。これによりさらに発光効率が高くなるので好ましい。この理由としては次のように考えられる。注入された電荷は発光層で輻射的に再結合する以外に、結晶欠陥等により無輻射的にも再結合する。したがって、結晶欠陥が少ないほど無輻射再結合の割合が低くなり、発光効率が高くなると考えられる。この構造の例を図1に示す。
また、第1の層をGaa Alb N(a、bは前記に同じである。)としてもよい。この例を図2に示す。
【0010】
図1および図2の例では、第2の層と第4の層は直接接しているが、第2の層と第4の層の間には本発明の目的を損なわない範囲でこれ以外の1つまたは2つ以上の層があってもよい。ただし、該積層構造中に2つ以上のp型の層の間にn型の層がある場合、または2つ以上のn型の層の間にp型の層がある場合、積層構造中に互いに逆向きのpn接合ができるため、ダイオードとしての電気特性が低下することになるので好ましくない。
また、第3の層は、発光層として機能する複数の層からなる層であってもよい。具体的に複数の層からなる層が発光層として機能する例としては、2つ以上の発光層がこれよりバンドギャップの大きい層と積層されている構造が挙げられる。
【0011】
発光層である第3の層としては、In組成が10%以上の3−5族化合物半導体が、バンドギャップを可視部にできるため表示用途に重要である。Alを含むものは酸素等の不純物を取り込みやすく、発光層として用いた場合、発光効率が下がる場合がある。このような場合には、発光層としてはAlを含まない一般式Inx Gay N(ただし、x+y= 1、0<x≦1、0≦y<1)で表されるものが好ましい。
該化合物半導体の格子定数は、組成により大きく変化する。特にInNの格子定数はGaNまたはAlNに対して約12%またはそれ以上大きい。このため、該化合物半導体の各層の組成によっては、層と層とのあいだの格子定数に大きな差が生じることがある。大きな格子不整合がある場合、結晶に欠陥が生じる場合があり、結晶性を低下させる原因となる。格子不整合による欠陥の発生を抑えるためには、格子不整合による歪みの大きさに応じて層の厚さを小さくしなければならない。好ましい厚さの範囲は歪みの大きさに依存する。Gaa Alb N(a、bは前記に同じである。)上にInを10%以上含む該化合物半導体を積層する場合、Inを含む層の好ましい厚さは10Å以上500Å以下である。さらに好ましい厚みの範囲は10Å以上100Å以下、特に好ましくは10Å以上90Å以下である。Inを含む層の厚さが10Åより小さい場合、発光効率が充分でなくなる。また500Åより大きい場合、欠陥が発生し、やはり発光効率が充分でなくなる。
【0012】
第3の層に不純物をドープすることで、第3の層のバンドギャップとは異なる波長で発光させることができる。これは不純物からの発光であるため、不純物発光とよばれる。不純物発光の場合、発光波長は第3の層の3族元素の組成と不純物元素により決まる。この場合、第3の層のIn組成は5%以上が好ましい。In組成が5%より小さい場合、発光する光はほとんど紫外線であり、充分な明るさを感じることができない。In組成を増やすにつれて発光波長が長くなり、発光波長を紫から青、緑へと調整できる。
不純物発光に適した不純物としては、2族元素が好ましい。2族元素のなかでは、Mg、Zn、Cdをドープした場合、発光効率が高いので好適である。とくにZnが好ましい。これらの元素の濃度は、1018〜1022cm-3が好ましい。第3の層はこれらの2族元素とともにSiあるいはGeを同時にドープしてもよい。Si、Geの好ましい濃度範囲は1018〜1022cm-3である。
【0013】
不純物発光の場合、一般に発光スペクトルがブロードになる。このため、高い色純度が要求される場合、または狭い波長範囲に発光パワーを集中させることが必要な場合にはバンド端発光を利用する。バンド端発光による発光素子を実現するためには、第3の層に含まれる不純物の量を低く抑えなければならない。具体的には、Si、Ge、Mg、CdおよびZnの各元素について、その濃度がいずれも1019cm-3以下が好ましい。さらに、好ましくは1018cm-3以下である。
バンド端発光の場合、発光色は第3の層の3族元素の組成で決まる。可視部で発光させる場合、In組成は10%以上が好ましい。In組成が10%より小さい場合、発光する光はほとんど紫外線であり、充分な明るさを感じることができない。In組成が増えるにつれて発光波長が長くなり、発光波長を紫から青、緑へと調整できる。
【0014】
本発明の3−5族化合物半導体の製造方法としては、分子線エピタキシー(以下、MBEと記すことがある。)法、有機金属気相成長(以下、MOVPEと記すことがある。)法、ハイドライド気相成長(以下、HVPEと記すことがある。)法などが挙げられる。なお、MBE法を用いる場合、窒素原料としては、窒素ガス、アンモニアおよびその他の窒素化合物を気体状態で供給する方法である気体ソース分子線エピタキシー(以下、GSMBEと記すことがある。)法が一般的に用いられている。この場合、窒素原料が化学的に不活性で、窒素原子が結晶中に取り込まれにくいことがある。その場合には、マイクロ波などにより窒素原料を励起して、活性状態にして供給することで、窒素の取り込み効率を上げることができる。
【0015】
一般に、3−5族化合物半導体はバルク成長では良好な結晶が得られないため、該化合物半導体そのものを基板として用いるホモエピタキシャル成長は困難である。このため該化合物半導体の結晶成長用基板としては、サファイア、ZnO、GaAs、Si、SiC等が用いられる。特に、サファイアは、AlN等のバッファ層と組み合わせて用いることで結晶性の良好な該化合物半導体を成長できるため特に重要である。
MOVPEの場合、以下のような原料を用いることができる。
即ち、3族原料としては、トリメチルガリウム[(CH3 )3 Ga、以下TMGと記すことがある。]、トリエチルガリウム[(C2 H5 )3Ga、以下TEGと記すことがある。]、等の一般式R1 R2 R3 Ga(ここで、R1 、R2 、R3 は低級アルキル基を示す。)で表されるトリアルキルガリウム;トリメチルアルミニウム[(CH3 )3 Al]、トリエチルアルミニウム[(C2 H5 )3 Al、以下TEAと記すことがある。]、トリイソブチルアルミニウム[(i−C4 H9 )3 Al]等の一般式R1 R2 R3 Al(ここで、R1 、R2 、R3 は低級アルキル基を示す。)で表されるトリアルキルアルミニウム;トリメチルアミンアラン[(CH3 )3 N:AlH3 ];トリメチルインジウム[(CH3 )3 In、以下TMIと記すことがある。]、トリエチルインジウム[(C2 H5 )3 In]等の一般式R1 R2 R3 In(ここで、R1 、R2 、R3 は低級アルキル基を示す。)で表されるトリアルキルインジウム等が挙げられる。これらは単独または混合して用いられる。
【0016】
次に、5族原料としては、アンモニア、ヒドラジン、メチルヒドラジン、1、1−ジメチルヒドラジン、1、2−ジメチルヒドラジン、t−ブチルアミン、エチレンジアミンなどが挙げられる。これらは単独または混合して用いられる。これらの原料のうち、アンモニアとヒドラジンは分子中に炭素原子を含まないため、半導体中への炭素の汚染が少なく好適である。
【0017】
【実施例】
以下実施例により本発明を詳しく説明するが本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
MOVPE法による気相成長により図3に示す構造の3−5族化合物半導体を作製した。基板はサファイアC面を鏡面研磨したものを有機洗浄して用いた。成長は低温成長バッファ層を用いる2段階成長法によった。バッファ層2として600℃でTMGとアンモニアによりGaNを500Å成膜した後、TMG、アンモニアおよびドーパントとしてシラン(SiH4 )を用いて、1100℃でSiをドープした第1の層であるGaN(番号9)を3μm厚み、ノンドープのGaN(番号10)を1500Å厚みで、この順に成膜した。
次に、785℃まで降温した後、キャリアガスを水素から窒素に変え、TEG、TMI、アンモニアをそれぞれ0.04sccm、0.08sccm、4slm供給して第3の層11であるIn0.3 Ga0.7 Nを90秒間成長し、さらにTEG、TEAおよびアンモニアをそれぞれ0.032sccm、0.008sccm、4slm供給して第4の層6であるGa0.8 Al0.2 Nを10分間成長した。ただし、sccmおよびslmは気体の流量の単位であり、1sccmは1分当たり標準状態で1ccの体積を占める重量の気体が流れていることを示し、1slmは1000sccmである。
これらの層の厚膜における成長時間と膜厚との関係から求めた成長速度は、各々33Å/分、25Å/分であり、これから求めた各層の膜厚は、各々50Å、250Åである。
【0018】
次に、温度を1100℃に昇温し、TMG、アンモニアおよびドーパントとしてビスシクロペンタジエニルマグネシウム〔(C5 H5 )2 Mg、以下、Cp2 Mgと記すことがある。〕を用いて第2の層7であるMgをドープしたGaNを5000Å成長した。成長終了後、基板を取り出し、窒素中800℃で熱処理を行なった。
このようにして得られた試料を常法に従い、電極を形成し、バンド端発光によるLEDとした。p電極としてNi−Au合金、n電極としてAlを用いた。このLEDに順方向に20mAの電流を流したところ、明瞭な青色発光を示し、輝度は400mcdであった。
【0019】
比較例1
第4の層6を成長する際に、30℃に保持したCp2 Mgバブラーに窒素を100sccm供給し、これを原料に加えてMgをドープしたことを除いては実施例1と同様にしてLEDを作製した。こうして作製したバンド端発光によるLEDの順方向20mAでの輝度は20mcdであった。
また同様にして、第4の層を成長した後、そのまま成長を終了した試料を作製した。この試料は比較例1の試料の第2の層7がなく、第4の層6が最表面の層となったものである。この試料の室温でのフォトルミネッセンススペクトル(以下、PLスペクトルと記すことがある。)をHe−Cdレーザの325nmの光を励起光として測定したところ、420nmに第4の層6のMgからの弱いブロードな発光が見られた。この発光は該化合物半導体にMgの濃度が少なくとも2×1019cm-3以上ドープされていることを示す。
【0020】
【発明の効果】
本発明の3−5族化合物半導体を用いることにより、紫外もしくは青色のLEDまたは紫外もしくは青色のレーザダイオード等の発光素子の性能を高めることができるので工業的価値が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】Gaa Alb N(ただし、a+b=1、0≦a≦1、0≦b≦1)上に3−5族化合物半導体を積層した本発明の3−5族化合物半導体の1例の断面図。
【図2】第1の層がGaa Alb N(ただし、a+b=1、0≦a≦1、0≦b≦1)とした本発明の3−5族化合物半導体の1例の断面図。
【図3】実施例1で作製した本発明の3−5族化合物半導体の断面図。
【符号の説明】
1・・・ 基板
2・・・ バッファ層
3・・・ Gaa Alb N(ただし、a+b=1、0≦a≦1、0≦b≦1)層
4・・・ 第1の層であるInx Gay Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)層
5・・・ 第3の層であるInx Gay Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)層
6・・・ 第4の層であるGaa Alb N(ただし、a+b=1、0≦a≦1、0≦b≦1)層
7・・・ 第2の層であるp型GaN
8・・・ 第1の層であるGaa Alb N(ただし、a+b=1、0≦a≦1、0≦b≦1)層
9・・・ 第1の層であるSiをドープしたGaN層
10・・・ ノンドープGaN層
11・・・ 第3の層であるInx Gay Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)層
Claims (7)
- 一般式Inx Gay Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表される3−5族化合物半導体の積層構造からなり、該積層構造はn型の半導体層である第1の層と、p型不純物がドープされた第2の層を有し、該第1の層と該第2の層の間に、発光層として機能する第3の層と、第4の層とを含み、第3の層と第4の層とは直接接してなり、第3の層は第1の層の側にあり、第4の層は第2の層の側にあり、該第4の層が第3の層よりバンドギャップが大きく、不純物をドープしないノンドープ層であり、Mg濃度が1017cm-3以下であることを特徴とする3−5族化合物半導体。
- 請求項1記載の3−5族化合物半導体が、一般式Gaa Alb N(ただし、a+b=1、0≦a≦1、0≦b≦1)で表される3−5族化合物半導体の上に積層されてなる3−5族化合物半導体。
- 第1の層が、一般式Gaa Alb N(ただし、a+b=1、0≦a≦1、0≦b≦1)で表される3−5族化合物半導体からなることを特徴とする請求項1〜2いずれかに記載の3−5族化合物半導体。
- 第3の層の膜厚が10Å以上500Å以下であることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の3−5族化合物半導体。
- 第3の層に含まれるSi、Ge、Mg、ZnおよびCdの各元素の濃度がいずれも1019cm-3以下であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の3−5族化合物半導体。
- 第3の層が、不純物をドープしないノンドープ層であることを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の3−5族化合物半導体。
- 請求項1〜6いずれかに記載の3−5族化合物半導体を用いた発光素子。
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