JPH09129920A - 発光素子用3−5族化合物半導体及び発光素子 - Google Patents
発光素子用3−5族化合物半導体及び発光素子Info
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- JPH09129920A JPH09129920A JP28023295A JP28023295A JPH09129920A JP H09129920 A JPH09129920 A JP H09129920A JP 28023295 A JP28023295 A JP 28023295A JP 28023295 A JP28023295 A JP 28023295A JP H09129920 A JPH09129920 A JP H09129920A
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Abstract
化合物半導体及び発光素子を提供する。 【解決手段】基板上に、一般式Inx Gay Alz N
(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、
0≦z≦1)で表されるn型層、発光層、及びp型層を
この順に有する積層構造の3−5族化合物半導体であっ
て、n型層と基板とのあいだに、n型層よりもキャリア
濃度の低い下地層を有する発光素子用3−5族化合物半
導体、及び該半導体を用いる発光素子。
Description
y Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0
≦y≦1、0≦z≦1)で表される3−5族化合物半導
体、及びこれを用いた発光素子に関する。
紫外もしくは青色のレーザダイオード等の発光素子の材
料として、一般式Inx Gay Alz N(ただし、x+
y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で
表される3−5族化合物半導体が知られている。とくに
InNを混晶比で10%以上含むものはIn濃度に応じ
て可視領域での発光波長を調整できるため、表示用途に
特に重要である。
を作製する場合、低い電圧での駆動のためには電荷注入
層として作用する不純物をドープしたn型層及びp型層
の形成が必要である。しかし、良好な電荷注入特性が得
られる5×1017cm-3以上のキャリア濃度となるドー
ピングを施すとn型層の結晶品質の低下が顕著となる。
一般的に発光層の下層の結晶性が低い場合、高い結晶性
の発光層を得ることは難しく、発光効率が低下する。こ
の結晶性の低下による発光効率の低下を防ぐ方法とし
て、発光層に近づくにつれて段階的にキャリア濃度を減
らしていく層構造の適用が報告されている(特開平6−
151965号公報、特開平7−15041号公報)。
しかしながら、このような構造では、キャリア濃度の低
い層がn型電荷注入層とp型電荷注入層の間に形成され
るので理想的な電流−電圧特性が得られず、発光素子を
作製する上で問題となっていた。
発光効率の発光素子を実現できる3−5族化合物半導体
及び発光素子を提供することにある。
状況をみて鋭意検討の結果、高温で成長させたキャリア
濃度の低い層の上方にキャリア濃度の高い層を積層する
ことで、高いキャリア濃度かつ高品質の半導体結晶が実
現できることを見いだし、本発明に至った。
Gay Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦
1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表されるn型層、発光
層、及びp型層をこの順に有する積層構造の3−5族化
合物半導体であって、n型層と基板とのあいだに、n型
層よりもキャリア濃度の低い下地層を有する発光素子用
3−5族化合物半導体、及び該半導体を用いる発光素子
にかかるものである。
lb N(ただし、a+b=1、0≦a≦1、0≦b≦
1)で表され1000℃以下の温度で成長させてなるバ
ッファ層、一般式Inc Gad Ale N(ただし、c+
d+e=1、0≦c<1、0≦d≦1、0≦e≦1)で
表され1000℃を超える温度で成長させてなる3−5
族化合物半導体からなる下地層、一般式Inf Gag A
lh N(ただし、f+g+h=1、0≦f<1、0≦g
≦1、0≦h≦1)で表される3−5族化合物半導体か
らなるn型にドープされてなるn型層、一般式Ini G
aj Alk N(ただし、i+j+k=1、0≦i≦1、
0≦j≦1、0≦k≦1)で表される3−5族化合物半
導体からなる発光層、及び一般式Inm Gan Alo N
(ただし、m+n+o=1、0≦m<1、0≦n≦1、
0≦o<1)で表される3−5族化合物半導体からなる
p型にドープされてなるp型層を、この順に接して又は
他の層を介して配置された積層構造からなる3−5族化
合物半導体であって、該下地層のキャリア濃度が該n型
層よりも低い発光素子用3−5族化合物半導体、及び該
半導体を用いる発光素子にかかるものである。
発明の化合物半導体は、基板上に、一般式Inx Gay
Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦
y≦1、0≦z≦1)で表されるn型層、発光層、及び
p型層をこの順に有する積層構造の3−5族化合物半導
体であって、n型層と基板とのあいだに、n型層よりも
キャリア濃度の低い下地層を有する発光素子用3−5族
化合物半導体である。
は、基板、一般式Gaa Alb N(ただし、a+b=
1、0≦a≦1、0≦b≦1)で表され1000℃以下
の温度で成長させてなるバッファ層、一般式Inc Ga
d Ale N(ただし、c+d+e=1、0≦c<1、0
≦d≦1、0≦e≦1)で表され1000℃を超える温
度で成長させてなる3−5族化合物半導体からなる下地
層、一般式Inf Gag Alh N(ただし、f+g+h
=1、0≦f<1、0≦g≦1、0≦h≦1)で表され
る3−5族化合物半導体からなるn型にドープされてな
るn型層、一般式Ini Gaj Alk N(ただし、i+
j+k=1、0≦i≦1、0≦j≦1、0≦k≦1)で
表される3−5族化合物半導体からなる発光層、及び一
般式Inm Gan Alo N(ただし、m+n+o=1、
0≦m<1、0≦n≦1、0≦o<1)で表される3−
5族化合物半導体からなるp型にドープされてなるp型
層を、この順に接して又は他の層を介して配置された積
層構造からなる3−5族化合物半導体であって、該下地
層のキャリア濃度が該n型層よりも低い発光素子用3−
5族化合物半導体が挙げられる。
ャリア濃度の高いn型層を成長し、さらに下地層を成長
させ、再びキャリア濃度の高いn型層を成長するなどの
構造も可能である。
は、発光層の好ましい厚みは5Å以上500Å以下であ
り、より好ましい厚みの範囲は5Å以上90Å以下であ
る。発光層の厚みが5Åより小さい場合、発光効率が十
分でなくなる。また500Åより大きい場合、欠陥が発
生し、やはり発光効率が十分でなくなる。また発光層の
厚みを小さくすることで、電荷を高密度に発光層に閉じ
込めることができるため、発光効率を向上させることが
できる。
な電流注入特性を得るためには、n型層のキャリア濃度
は5×1017cm-3以上であることが好ましい。さらに
好ましくは1×1018cm-3以上である。
m-3以下であることが好ましく、さらに好ましくは5×
1016cm-3以下である。特にドープしないことも可能
である。
200℃以下の温度が好ましく、さらに好ましくは10
20℃以上1150℃以下である。成長温度が1000
℃以下か又は1200℃より高いと、得られる結晶性が
悪く、その上に積層する層の結晶性が低下し、該化合物
半導体を用いて発光素子とした場合、発光効率が十分で
ない。
が好ましい。さらに好ましくは1000Å以上5μm以
下である。厚みが100Åより小さいと、その上に積層
する層の結晶性を向上させる効果が十分に得られない。
また厚みが10μmより大きいと歪みによって結晶にク
ラックが発生するため、該化合物半導体を用いて発光素
子とした場合、発光効率が十分でなくなる。
3−5族化合物半導体を用いてなるものである。具体的
には、本発明の発光素子としては、一般式Inx Gay
Alz N(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦
y≦1、0≦z≦1)で表される化合物半導体の積層構
造であって、該積層構造中、発光層がこれよりバンドギ
ャップの大きな2つの層で接するいわゆる量子井戸構造
を形成し、さらに該量子井戸構造がn型層とp型層で挟
まれたものが挙げられる。以下、発光層に接する層をバ
リア層と記すことがある。バリア層自身がn型又はp型
にドーピングされていてもよい。
め、この層での再結合確率を高めることができるため特
に重要である。電荷を有効に閉じこめるために発光層の
両側に接する2つの層のバンドギャップは発光層より
0.1eV以上大きいことが好ましい。さらに好ましく
は0.3eV以上である。
できる。一つは注入された電子と正孔がバンドギャップ
中に不純物によって形成された準位を介して再結合する
機構で、一般に不純物発光と呼ばれる。もう一方は注入
された電子と正孔が不純物による準位を介さず再結合す
るもので、この場合バンドギャップにほぼ対応した波長
での発光が得られる。これはバンド端発光と呼ばれる。
ここで、一般式Inx Gay Alz N(ただし、x+y
+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表
される化合物半導体において、xの値を指してInN混
晶比がxであると記すことがある。y、zの値について
も同様にして、それぞれGaN混晶比、AlN混晶比の
表現で記すことがある。
族元素の組成と不純物元素により決まる。この場合、発
光層におけるInN混晶比は5%以上が好ましい。In
N混晶比が5%より小さい場合、発光する光はほとんど
紫外線であり、十分な明るさを感じることができない。
InN混晶比を増やすにつれて発光波長が長くなり、発
光波長を紫から青、緑へと調整できる。
元素が好ましい。2族元素のなかでは、Mg、Zn、C
dをドープした場合、発光効率が高いので好適である。
とくにZnが好ましい。これらの元素の濃度は、1018
〜1022cm-3が好ましい。発光層にはこれらの2族元
素とともにSi又はGeを同時にドープしてもよい。S
i、Geの好ましい濃度範囲は1018〜1022cm-3で
ある。
がブロードになり、また注入電荷量が増すにつれて発光
スペクトルがシフトする場合がある。このため、高い色
純度が要求される場合や狭い波長範囲に発光パワーを集
中させることが必要な場合、バンド端発光を利用する方
が有利である。バンド端発光による発光素子を実現する
ためには、発光層に含まれる不純物の量を低く抑えなけ
ればならない。具体的には、Si、Ge、Mg、Cd及
びZnの各元素について、濃度が1019cm-3以下が好
ましい。より好ましくは1018cm-3以下である。
族元素の組成で決まる。可視部で発光させる場合、In
N混晶比は10%以上が好ましい。InN混晶比が10
%より小さい場合、発光する光はほとんど紫外線であ
り、十分な明るさを感じることができない。InN混晶
比が増えるにつれて発光波長が長くなり、発光波長を紫
から青、緑へと調整できる。
取り込みやすく、発光効率が下がることがある。このよ
うな場合には、発光層としてはAlを含まない一般式I
ni'Gaj'N(ただし、i’+j’= 1、0<i’≦
1、0≦j’<1)で表されるものを利用することがで
きる。
は、一般式Gau Alv N(ただし、u+v=1、0≦
u≦1、0≦v≦1)で表される3−5族化合物半導体
よりなる層であることが好ましい。Inを含む混晶はそ
の分解温度が低いため通常850℃以下の温度で成長が
行われる。それに対し、Gau Alv N(ただし、u+
v=1、0≦u≦1、0≦v≦1)は分解温度が高く、
1000℃以上の高温で成長できるため、得られる結晶
の品質がよい。従ってAlを含まない発光層よりも下の
層としてはGau Alv N(ただし、u+v=1、0≦
u≦1、0≦v≦1)が好ましい。
晶比により大きく変化するため、層と層の間に格子定数
に大きな差を生じる場合がある。その場合、格子不整合
による歪みの大きさに応じて層の厚みを小さくしなけれ
ばならない。好ましい厚みの範囲は歪みの大きさに依存
する。前記Gau Alv N上にInN混晶比が10%以
上の3−5族化合物半導体よりなる発光層を積層する場
合、発光層の好ましい厚みは5Å以上500Å以下であ
る。発光層の厚みが5Åより小さい場合、発光効率が十
分でなくなる。また500Åより大きい場合、欠陥が発
生し、やはり発光効率が十分でなくなる。より好ましい
厚みの範囲は5Å以上90Å以下である。
荷を高密度に発光層に閉じ込めることができるため、発
光効率を向上させることができる。このため、格子定数
の差が小さい場合でも、発光層の厚みは上記の例と同様
にすることが好ましい。
ピタキシャル結晶成長用基板としては、サファイア、Z
nO、GaAs、Si、SiC、NGO(NdGa
O3 )、スピネル(MgAl2 O4 )等が挙げられ、と
くにサファイアは透明であり、また大面積の高品質の結
晶が得られるため、好ましい。
i等の基板上に成長させる際に、一般式Ala Gab N
(ただし、a+b=1、0≦a≦1、0≦b≦1)で表
されるバッファ層を介して成長することで良質な結晶が
得られる。かかるバッファ層は好ましくは500℃以上
1000℃以下の温度で成長させる。
の目的を損なわない範囲で、n型層と発光層の間に不純
物濃度の低い、一般式Gap Alq N(ただし、p+q
=1、0≦p≦1、0≦q≦1)で表される3−5族化
合物半導体からなる中間層を積層することも可能であ
る。
μm以下であり、さらに好ましくは、5000Å以下で
ある。厚みが1μmより大きい場合、電気的特性を低下
させるので好ましくない。
定性を高めるために、発光層の次に一般式Inr Gas
Alt N(ただし、r+s+t=1、0≦r≦0.1、
0≦s≦1、0.05≦t≦1)で表される3−5族化
合物半導体からなる保護層を積層させることも可能であ
る。保護層に十分な保護機能をもたせるためには、保護
層のInNの混晶比は10%以下、AlNの混晶比は5
%以上が好ましい。より好ましくはInN混晶比が5%
以下、AlN混晶比が10%以上である。
めには、その厚みは10Å以上1μm以下が好ましい。
保護層の厚みが10Åより小さいと十分な効果が得られ
ない。また1μmより大きい場合には発光効率が減少す
るので好ましくない。より好ましくは、50Å以上50
00Å以下である。
回折における回折ピークのロッキングカーブ測定によっ
て評価できる。ここでロッキングカーブとは結晶に一定
方向から単色X線をあて、目的の回折ピーク付近で結晶
を回転させて得られるX線の回折強度分布曲線のことで
ある。結晶方位のそろった高品質な単結晶であればロッ
キングカーブの半値幅が狭くシャープなスペクトルが得
られる。
トによっても結晶品質の評価が可能である。3−5族化
合物半導体は200℃以上に熱した硫リン酸(硫酸とリ
ン酸の混合物)に浸すことによってエッチングされる。
結晶中に転位等の結晶欠陥が存在すると、その部分でエ
ッチング速度が大きくなるため、エッチング中に穴が形
成されることとなる。この穴がエッチングピットと呼ば
れる。つまり、エッチング時に発生するエッチングピッ
トの数が少なければ欠陥の少ない高品質な結晶であると
いえる。
例を図1に示す。この発光素子の構造の例においては、
基板1の上にバッファ層2、下地層である層3をこの順
に形成する。さらに、発光層5の両側に発光層5よりも
大きなバンドギャップを持つ層4と層6を形成し、n型
の導電性を持つ層4とp型の導電性を持つ層7に形成さ
れた電極から電圧を加えることで電流が流れ、層5で発
光する。
であるが、発光層として機能する層は複数の層からなる
層であってもよい。具体的に複数の層からなる層が発光
層として機能する例としては、2つ以上の発光層がこれ
よりバンドギャップの大きい層と積層されている構造が
挙げられる。
方法としては、有機金属気相成長(以下、MOVPEと
記すことがある。)法、分子線エピタキシー(以下、M
BEと記すことがある。)法、ハイドライド気相成長
(以下、HVPEと記すことがある。)法などが挙げら
れる。なお、MBE法を用いる場合、窒素原料として
は、窒素ガス、アンモニア、及びその他の窒素化合物を
気体状態で供給する方法である気体ソース分子線エピタ
キシー(以下、GSMBEと記すことがある。)法が一
般的に用いられている。この場合、窒素原料が化学的に
不活性で、窒素原子が結晶中に取り込まれにくいことが
ある。その場合には、マイクロ波などにより窒素原料を
励起して、活性状態にして供給することで、窒素の取り
込み効率を上げることができる。
用いることができる。即ち、3族原料としては、トリメ
チルガリウム[(CH3 )3 Ga、以下「TMG」と記
すことがある。]、トリエチルガリウム[(C2 H5 )
3 Ga、以下「TEG」と記すことがある。]等の一般
式R1 R2 R3 Ga(ここでR1 、R 2 、R3 、は低級
アルキル基を示す。)で表されるトリアルキルガリウ
ム;トリメチルアルミニウム[(CH3 )3 Al]、ト
リエチルアルミニウム[(C2 H 5 )3 Al、以下「T
EA」と記すことがある。]、トリイソブチルアルミニ
ウム[(i−C4 H9 )3 Al]等の一般式R1 R2 R
3 Al(ここでR1 、R2、R3 、は低級アルキル基を
示す。)で表されるトリアルキルアルミニウム;トリメ
チルアミンアラン[(CH3 )3 N:AlH3 ];トリ
メチルインジウム[(CH3 )3 In、 以下「TM
I」と記すことがある。]、トリエチルインジウム
[(C2 H5 )3 In]等の一般式R1 R2 R3 In
(ここでR1 、R2 、R3 、は低級アルキル基を示
す。)で表されるトリアルキルインジウム等が挙げられ
る。これらは単独又は混合して用いられる。
ラジン、メチルヒドラジン、1,1−ジメチルヒドラジ
ン、1,2−ジメチルヒドラジン、t−ブチルアミン、
エチレンジアミンなどが挙げられる。これらは単独又は
混合して用いられる。これらの原料のうち、アンモニア
とヒドラジンは分子中に炭素原子を含まないため、半導
体中への炭素の汚染が少なく好適である。
としては、4族元素と6族元素が好ましい。具体的には
Si、Ge、O、S、Seが挙げられるが、この中では
低抵抗のn型がつくりやすく、原料純度の高いものが得
られるSiが好ましい。Siドーパントの原料として
は、シラン(SiH4 )、ジシラン(Si2 H6 )など
が好適である。
としては、2族元素が好ましい。具体的にはMg、Z
n、Cd、Hg、Beが挙げられるが、このなかでは低
抵抗のp型がつくりやすいMgが好ましい。
ロペンタジエニルマグネシウム、ビスメチルシクロペン
タジエニルマグネシウム、ビスエチルシクロペンタジエ
ニルマグネシウム、ビス−n−プロピルシクロペンタジ
エニルマグネシウム、ビス−i−プロピルシクロペンタ
ジエニルマグネシウム等の一般式(RC5 H4 )2 Mg
(ただし、Rは水素原子又は炭素原子数1以上4以下の
低級アルキル基を示す。)で表される有機金属化合物が
適当な蒸気圧を有するために好適である。
本発明はこれらに限定されるものではない。
た。基板はその基板面がC面であるサファイアを鏡面研
磨したものを有機洗浄して用いた。成長はまず、バッフ
ァ層として550℃でTMGとアンモニアによりGaN
を500Å成膜した後、TMGとアンモニアを用いて1
100℃でノンドープのGaNを1.5μmの厚みで成
長し、その後さらにドーパントとしてシラン(Si
H4 )を用いて1100℃でSiをドープしたGaNを
3μmの厚みで成膜した。このようにして得られた試料
のX線回折による(0002)面のロッキングカーブを
測定したところその半値幅は5.6分であった。この半
値幅は、ノンドープの試料とほぼ同等の値であり、Si
のドーピングによる結晶性の低下は生じていないことが
わかる。
いては実施例1と同様に成長を行い、同様にX線回折に
よる(0002)面のロッキングカーブを測定したとこ
ろその半値幅は8.0分であり、結晶性の低下が見られ
た。
た後、TMGとアンモニアを用いて1100℃でノンド
ープのGaNを3.0μmの厚みで成長し、その後さら
にドーパントとしてシラン(SiH4 )を用いて110
0℃でSiをドープしたGaNを1μmの厚みで成膜し
た。このようにして得られた試料を240℃の硫リン酸
(硫酸:リン酸=4:1)に5分間浸した。その結果発
生したエッチングピットは1mm2 当たり3個以下であ
った。
た後、直接SiをドープしたGaNを3.0μmの厚み
で成長した。このようにして得られた試料を実施例2と
同様に240℃の硫リン酸に5分間浸したところ、発生
したエッチングピットは1mm2 当たり1200個程度
であった。
た後、直接SiをドープしたGaNを3.0μmの厚み
で成長し、その後ノンドープのGaNを1μm成長し、
更にSiをドープしたGaNを1.0μmの厚みで成長
した。このようにして得られた試料を実施例2と同様に
240℃の硫リン酸に5分間浸したところ、発生したエ
ッチングピットは1mm2 当たり3個以下であった。
GaN層を成長し、更に1500Åの厚みのノンドープ
GaN層を成長した後、キャリアガスを水素から窒素に
変え、TEG、TMI、TEAを用いて、In0.3 Ga
0.7 Nを70秒間、Ga0.8 Al0.2 Nを10分間成長
した。同一の条件でより長い時間成長した層の厚みから
求めたIn0.3 Ga0.7 Nの成長速度は約33Å/分、
Ga0.8Al0.2 Nの成長速度は約25Å/分であり、
従ってこれらの層の厚みは各々約40Å、及び約250
Åであった。 次に、温度を1100℃に昇温し、TM
G、アンモニア及びドーパントとしてビスシクロペンタ
ジエニルマグネシウム(Cp2 Mg)を用いてMgをド
ープしたGaNを5000Å成長した。成長終了後、基
板を取り出し、窒素中800℃で20分間の熱処理を行
なった。
い、電極を形成し、発光素子とした。p電極としてNi
−Au合金、n電極としてAlを用いた。この発光素子
に順方向に20mAの電流を流したところ、ピーク波長
460nmの明瞭な青色発光を示し、輝度は1050m
cdであった。
Claims (7)
- 【請求項1】 基板上に、一般式Inx Gay Alz N
(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、
0≦z≦1)で表されるn型層、発光層、及びp型層を
この順に有する積層構造の3−5族化合物半導体であっ
て、n型層と基板とのあいだに、n型層よりもキャリア
濃度の低い下地層を有することを特徴とする発光素子用
3−5族化合物半導体。 - 【請求項2】 請求項1記載の発光素子用3−5族化合
物半導体において、基板と下地層のあいだにバッファ層
を有することを特徴とする発光素子用3−5族化合物半
導体。 - 【請求項3】 基板、一般式Gaa Alb N(ただし、
a+b=1、0≦a≦1、0≦b≦1)で表され100
0℃以下の温度で成長させてなるバッファ層、一般式I
nc Gad Ale N(ただし、c+d+e=1、0≦c
<1、0≦d≦1、0≦e≦1)で表され1000℃を
超える温度で成長させてなる3−5族化合物半導体から
なる下地層、一般式Inf Gag Alh N(ただし、f
+g+h=1、0≦f<1、0≦g≦1、0≦h≦1)
で表される3−5族化合物半導体からなるn型にドープ
されてなるn型層、一般式Ini Gaj Alk N(ただ
し、i+j+k=1、0≦i≦1、0≦j≦1、0≦k
≦1)で表される3−5族化合物半導体からなる発光
層、及び一般式Inm Gan Alo N(ただし、m+n
+o=1、0≦m<1、0≦n≦1、0≦o<1)で表
される3−5族化合物半導体からなるp型にドープされ
てなるp型層を、この順に接して又は他の層を介して配
置された積層構造からなる3−5族化合物半導体であっ
て、該下地層のキャリア濃度が該n型層よりも低いこと
を特徴とする発光素子用3−5族化合物半導体。 - 【請求項4】 n型層のキャリア濃度が5×1017cm
-3以上であり、下地層のキャリア濃度が1×1017cm
-3以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
に記載の発光素子用3−5族化合物半導体。 - 【請求項5】 発光層の厚みが5Å以上500Å以下で
あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
発光素子用3−5族化合物半導体。 - 【請求項6】 発光層に含まれるSi、Ge、Mg、Z
n及びCdの各元素の濃度がいずれも1×1019cm-3
以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
記載の発光素子用3−5族化合物半導体。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の発光素
子用3−5族化合物半導体を用いてなることを特徴とす
る発光素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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