JP3782603B2 - キーシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、コインロッカーなどに使われているキーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のキーシステムは、一定のコインで一回しか使用ができず、何回も開け閉めをしたいときには、何回もコインを入れなくてはならなかった。また電子制御してあるタイプのものでは高価でデリケートであったため、設置場所が限られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらには次のような欠点があった。
(イ)何回でも使用するようなときには、何回もコインをいれなくてはならなかった。
(ロ)電子制御タイプのものは高価でデリケートなので、設置場所がある程度限られていた。
(ハ)カギをいたずらされやすかった。
本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明による請求項1記載の発明に係るロッカシステムは、カギが抜ける閉位置とカギが抜けない開位置とにカギによって回転操作されるキーシリンダと、
該キーシリンダの開位置への回転によって没入され、閉位置への回転によって突出されるロック機構と、
コイン挿入口に挿入された一定枚数のコインの一部をコイン返却のためのコイン返却口に、残りを集金のための内部に落下させるようにそれぞれ導くコインガイドと、
該コインガイドの途中に設けられ、前記キーシリンダが閉位置にあるとき、前記一部の コイン及び前記残部のコインの落下を阻止して前記コインガイド内に前記一定枚数のコインを保持する位置に保持され、前記キーシリンダが開位置にあるとき、前記落下の阻止を外して前記一部のコインを前記コイン返却口に、前記残部のコインを内部にそれぞれ落下させる位置に移動可能となるコインストッパーと、
前記コインガイド内に前記一定枚数のコインが保持されていないとき前記ロック機構と係合して前記キーシリンダの開位置から閉位置への回転操作を阻止する位置にあり、前記コインガイド内に前記一定枚数のコインが保持されているとき最後に挿入されたコインによって、前記キーシリンダの開位置から閉位置への回転操作を阻止する位置から、前記ロック機構との係合を外して前記キーシリンダの開位置から閉位置及び閉位置から開位置への回転操作を可能にする位置に移動されるロック止め金と、
前記キーシリンダが開位置にあるとき、押し操作によって伝達棒を介して前記コインストッパーを、前記落下の阻止を外して前記一部のコインを前記コイン返却口に、前記残部のコインを内部にそれぞれ落下させる位置に移動させるリセットボタンと
を有することを特徴とする。
このキーシステムによれば、一定枚数挿入したコインはキーシステム内に止まり、その間はカギが何度も使用できる。カギの使用をやめるときには、リセットボタンを押すとキーシステム内で止まっていたコインがおちて返却・集金が同時に行われる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ) キーシステムを正面から見た図1及び図2においては、キーシリンダ3は、カギ8が抜ける図2の閉位置とカギ8が抜けない図1の開位置とにカギ8によって回転操作される。カギ8が図1に示すように上下方向に垂直な状態となるキーシリンダ3の開位置にあるとき、ロック機構6(図2、図3参照)が突出していない状態にある。この状態においては、カギ8はキーシリンダ3から抜けないようになっており、コイン14が挿入されていない状態では、後述するように、カギ8の回転操作が阻止されている。
図2においては、コイン挿入口1に一定枚数のコイン14(図6、図7参照)が挿入され、後述するように、カギ8の回転操作が可能になっている。カギ8が図示のように反時計回転方向に回転した傾いた状態となるキーシリンダ3の閉位置にあってロック機構6が突出した図示の状態において、カギ8はキーシリンダ3から抜けるようになっている。
図1において、コイン挿入口1に一定枚数のコイン14が挿入されると、コイン挿入口1に挿入されたコイン14はコイン検知機4(図3、図4、図5参照)を通過する。詳細には、図9に示すように、コイン検知機4の第1パーツ15、第2パーツ16を上・下に押し広げ、第2パーツ16が第3パーツ17を押し上げて一定のコインを検知する。コイン検知機4を通過したコイン14は、コインガイド9によって、その一部をコイン返却のためのコイン返却口4に、残りを集金のため内部に落下させるようにそれぞ導かれる。
コインガイド9内には、図4〜図7に示すように、ストップ板11に設けられた2つのコインストッパー12がその途中に配されている。2つのコインストッパー12がコインガイド9内に入り込んでいるときには、具体的には、挿入された4枚のコイン14のうちはじめに挿入される1枚目と2枚目のコインは前側のコインガイドに導かれコインストッパー12によって落下が阻止され、その後に挿入される3枚目と4枚目のコインは前側のコインガイド内に入らなくなって後側のコインガイド内に導かれる。後側のコインガイド内に導かれたコインもコインストッパー12によって落下が阻止される。すなわち、挿入された4枚のコインは、図6及び図7に示すように、前側及び後側のコインガイド内に2枚ずつ、合計4枚のコインがコインガイド内に並べられて保持される。後側のコインガイドに導かれたコインは、コインガイド内を移動するときロック止め金10の一部に当たってロック止め金10を移動させるが、コインストッパー12により落下が阻止されてコインガイド内に一定枚数のコインが図6及び図7のように並べられて保持された状態では、最後に挿入された4枚目のコイン14がロック止め金10を移動させた状態に保つ。
【0006】
(ロ) ロック止め金10は、移動されない状態で図3に示すようにロック機構6と係合してロック機構6の動きを阻止し、ロック機構6が図示のように突出していない状態に保たれ、その結果、カギ8によってキーシリンダ3を矢印で示すように回転させようとしても回転されなくなる。これに対し、ロック止め金10が移動されロック機構6との係合がはずれている間は、ロック機構6の動きが可能になり、ロック機構6が図2に示すような突出した状態に動くことができるようになる。この結果、カギ8によってキーシリンダ3を矢印で示すように閉位置に回転させることができ、カギ8がキーシリンダ3を閉位置に回転させている状態では、キーシリンダ3からカギ8が抜けるようになる。従って、カギ8を開閉位置に回転操作することが何回でもできるようになる。
【0007】
(ハ) このキーシステムの使用をやめるときには、カギ8を図1に示す開位置にしてリセットボタン2をスプリング5に抗して押す。押されたリセットボタン2は伝動棒13に動力を伝え、伝動棒13はその動力を回転運動に変化させ、ストップ板11を図5に示すような位置に動かす。ストップ板11が図5の位置に動かされると、ストップ板11に設けられているコインストパー12がコインガイド9の外に移動する。コインストパー12がコインガイド9の外に移動すると、図6及び図7に示すように、コインガイド9内に入り込んだコインストッパー12によって落下が阻止されて保持されていたコイン14が図7に示すようにコインガイド9に導かれて一部はコイン返却口4へ、もう一部は集金のため内部に落下される。コインガイド9内に保持されていたコイン14が落下されると、最後に挿入されたコイン14によって移動されていたロック止め金10が図3に示す元の位置に戻り、ロック機構6と係合してロック機構6の動きを阻止し、ロック機構6が図示のように突出していない状態に保たれ、その結果、カギ8によってキーシリンダ3を矢印で示すように回転させようとしても回転されなくなる。
【0008】
(ニ) 図2に示すように、カギ8によってキーシリンダ3が閉位置に回転操作されている状態では、ロック機構6が突出されている。ロック機構6には図3に示すようにコインストッパ止め7が設けられている。コインストッパ止め7は、図1に示すように、カギ8によってキーシリンダ3が開位置に回転され、ロック機構6が突出していない状態にあるときには、図3に示すようにストッパ板11から離れた位置にあるが、図2に示すようにカギ8が閉位置に回転操作されてキーシリンダ3が矢印で示すように回転され、ロック機構6が図2に示すような突出した状態に動かされると、ストッパ板11に当り、ストッパ板11を押さえつけて動かない状態にする。ストッパ板11を押さえている間にリセットボタン2を押したとしても、弾力のある伝達棒13がしなり動きを吸収してしまうので、リセットボタン2が押されてもコイン14が落下されることなくコインストッパー止め7により保持され続ける。
【0009】
なお、この発明ではコイン検知機・ロック機構の構造などは特に限定されず、その他の材質・形なども任意である。
【0010】
【発明の効果】
本発明は以上のような構造で、これを使用するときはコインを一定の枚数挿入口へ挿入することにより、カギの開閉が自由になり何回でも使用可能になり、これの使用をやめるときには、カギを開く状態にしてリセットボタンを押すことにより挿入したコインの一部が返却される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のキーシステムを正面から見た(開の状態)図である。
【図2】 本発明のキーシステムを正面から見た(閉の状態)図である。
【図3】 本発明のキーシステムを後ろから見た図である。
【図4】 本発明のキーシステムを横から見た図である。
【図5】 本発明のキーシステムを上から見た図である。
【図6】 本発明のキーシステムのコイン挿入図である。
【図7】 本発明のキーシステムのコイン返却・集金図である。
【図8】 本発明のキーシステムの立体概略図である。
【図9】 本発明のキーシステムのコイン検知機図である。
【符号の説明】
1 コイン挿入口
2 リセットボタン
3 キーシリンダ
4 コイン返却口
5 スプリング
6 ロック機構
7 コインストッパー止め
8 カギ
9 コインガイド
10 ロック止め金
11 ストップ板
12 コインストッパー
13 伝動棒
14 コイン
15 第1パーツ
16 第2パーツ
17 第3パーツ
18 支点
Claims (1)
- カギが抜ける閉位置とカギが抜けない開位置とにカギによって回転操作されるキーシリンダと、
該キーシリンダの開位置への回転によって没入され、閉位置への回転によって突出されるロック機構と、
コイン挿入口に挿入された一定枚数のコインの一部をコイン返却のためのコイン返却口に、残りを集金のための内部に落下させるようにそれぞれ導くコインガイドと、
該コインガイドの途中に設けられ、前記キーシリンダが閉位置にあるとき、前記一部のコイン及び前記残部のコインの落下を阻止して前記コインガイド内に前記一定枚数のコインを保持する位置に保持され、前記キーシリンダが開位置にあるとき、前記落下の阻止を外して前記一部のコインを前記コイン返却口に、前記残部のコインを内部にそれぞれ落下させる位置に移動可能となるコインストッパーと、
前記コインガイド内に前記一定枚数のコインが保持されていないとき前記ロック機構と係合して前記キーシリンダの開位置から閉位置への回転操作を阻止する位置にあり、前記コインガイド内に前記一定枚数のコインが保持されているとき最後に挿入されたコインによって、前記キーシリンダの開位置から閉位置への回転操作を阻止する位置から、前記ロック機構との係合を外して前記キーシリンダの開位置から閉位置及び閉位置から開位置への回転操作を可能にする位置に移動されるロック止め金と、
前記キーシリンダが開位置にあるとき、押し操作によって伝達棒を介して前記コインストッパーを、前記落下の阻止を外して前記一部のコインを前記コイン返却口に、前記残部のコインを内部にそれぞれ落下させる位置に移動させるリセットボタンと
を有することを特徴とするキーシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03765799A JP3782603B2 (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | キーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03765799A JP3782603B2 (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | キーシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000200382A JP2000200382A (ja) | 2000-07-18 |
| JP3782603B2 true JP3782603B2 (ja) | 2006-06-07 |
Family
ID=12503725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03765799A Expired - Lifetime JP3782603B2 (ja) | 1999-01-06 | 1999-01-06 | キーシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3782603B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107578571B (zh) * | 2017-10-18 | 2023-12-12 | 广州市正旭金属制品有限公司 | 投币锁及储物箱 |
-
1999
- 1999-01-06 JP JP03765799A patent/JP3782603B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000200382A (ja) | 2000-07-18 |
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