JP3816751B2 - マイクロペレット用の配量スプーン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の上位概念によるマイクロペレット用の配量スプーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
多単位容器(MUD)形式の配量は、通常の方法でスプセルによって行われる。MUD形式では、有効な成分が、例えばペレット又はマイクロペレットのような個別のサブ薬剤形式に分割される。
【0003】
これは、薬剤の服用後作用物質が胃腸全容積に均一に分配されかつ僅かな局部的な濃度で均一に解放されるという利点を有する。阻止又は胃液抑制形式によって作用物質−解放が所期のように制御されることができる。従来のMUD形式では患者にとって困難かつコストの高い個別配量は不利である。
【0004】
硬質ゼラチンカプセル中へのMUD形式の通常の充填は、この問題を解決しない。一方では作用物質の確定した配量量が予め設定されかつ他方では多くの患者がカプセルを飲み込むことができないか又は飲み込むことが困難である。
【0005】
カプセルを開放して内容物を服用することによって、最後の問題を回避することができる、しかしこのことは非常にコストのかかる配量方法である、そのわけはカプセル及びカプセルの充填及び閉鎖は、製造の際に比較的高価になるからである。
【0006】
しかし確実な個別の配量を、カプセル内容物の取り出し及び分配によって行うことは実質的に不可能である、そのわけは1つ又は複数のカプセルの内容物が必要とされる量に分配されなければならないからである。しかしこのことは患者が実施できないか又は多くのコストを伴ってのみ実施することができる。
【0007】
家内仕事、即ち容器中への充填としての薬剤形の形式は及び例えばスプーン又は目盛付スプーンによる配量の正しい取り出しは、特に例えば通常のカプセル内容物が相応するような小さい容量ではかなり不正確でかつ大きな変動を伴ってのみ再現可能である。通常のペレット形成では、製造に制約された粒サイズの不均一性によって、容量取り出しの際に変動幅が一層拡大されかつそれによってペレットに対してそこで実施される配量統一性によるヨーロッパ薬局方の要求が厳守されることができない。
【0008】
1.0〜3.0mmの直径を有するマイクロペレットは、比較的簡単に統一的な大きさ及び一定の作用物質含有量で製造されることができる。配量の非常に正確で個別的な分割は原理的にはマイクロペレットの計数によって行われるが、このことは、患者が多量のペレットを計数しなければならない場合には患者に要求されることができない。
オランダ特許(NL)第66782C号明細書によって、ペレットのシャベル状の配量スプーンが公知であり、その際下部部分はペレットの収容のための多数の穴を備え、穴は下部側で下部部分と結合した基板によって閉鎖されている。下部部分及び基板には握りが固定されている。下部部分は一側を除く全側で縁を備え、その際縁のない面はシャベル状の開口を自由に使用できかつ握りに向かい合って位置する。更に下部部分の縁にかつこれから距離をおいて透明の蓋板が固定されている。透明の蓋板は握りの方向に対して横に延びる上部の分離部材を備え、上部の分離部材は蓋板を越えて上方に突出しており、そして蓋板の下側に配設された下部の分離部材を備え、その際両分離部材及び下部部分の穴は、穴が完全に握りと分離部材との間にあるように設けられている。ペレット集合体への配量スプーンの差込みの際に上部分離部材は、ペレットが下部部分の穴上にある蓋板上に達することを阻止する。縁の両端は、尖端に向かって収縮し、その際この端の1つに透明な案内板片が固定されている。配量スプーンが穴を備えた下部部分の面の方向において前方に傾いた位置への同時に行われる振動運動を伴ってペレット集合体から十分に充填される場合、この穴はペレットで充填されかつ無数のペレットが下部部分から集合体に滑って戻される。そのような分けられた特定量のペレットを包装に充填するために、配量スプーンは半回転され、それによって部分が蓋板上に位置し、その後配量スプーンは四分の一回転されて戻され、それによってペレットは蓋板の滑らかな表面に沿って縁を備えた部分へと滑動し、その際端は案内板片と共に溝を形成し、溝に沿って前記部分は包装手段、例えば箱の中に格納されることができる。配量スプーンのそのような取扱のために、穴を備えた下部部分の上方に配設された蓋板が不可欠である。略閉鎖されたシャベルが形成され、シャベルは専ら多量の集合体からの大量のものの計数のため及び小さい集合体における計数された量の充填のためにのみ使用され、そのために集合体から大きな量を取り出しかつ計数された量が小さい集合体に付与され得る前に、過剰な量を元の集合体に戻すことが必要である。シャベル状の容器の不断に空にすることは、配量スプーンのそのような形状によっては不可能である。
【0009】
簡単な方法で精密な配量が貯蔵容器からのマイクロペレットの正確な数の取り出しによって達成されることができる装置が見出された。
本発明の対象物は、請求項1において特徴付けられた特徴を有するマイクロペレット用の配量スプーンである。
こうして配量スプーンは、上方に開いて形成された配量スプーンの下部部分におけるマイクロペレットの収容のための個別凹部が下部部分に斜めにずらして配設された列に形成された円筒状の穴から成ること及び下部部分の縁のない辺がスプーンの柄の縦軸線に対して平行で、スプーンの柄が縦方向において下部部分の縁を有する辺に対して延び、該辺が下部部分の縁のない辺に向かい合って位置することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の対象物は、マイクロペレット用の配量スプーンであり、その際スプーンの下部部分1は一辺を除いて全ての辺に縁2を有する偏平な多角形から成り、かつその際多角形は一列の個別凹部3を有し、個別凹部は各個別凹部に個々のマイクロペレットが嵌まるように形成されている。
【0011】
多角形は一般に四角形であり、その際向かい合って位置する2つの辺は同一の長さ(平行四辺形)を有する。平行四辺形の小さい角度4は、45°と90°の間に位置する。平行四辺形の長い辺5は並びに両短い辺6、7は、略、即ち5mmまで多角形を越えて突出する縁2を備える。
【0012】
配量スプーンの多角形には、円筒状の穴3が通され、その直径及び深さは、マイクロペレットが各穴に好適に嵌まるような寸法である。穴の直径は1.5と4.0mmの間にある。同様なことが穴の深さにも通じる。特別な場合に直径及び深さは配量スプーンが使用されるべきマイクロペレットの最大の対角線よりも0.2mm大きい。円筒状の穴は通常の方法で多角形の1cm2 上に出来る限り多くの穴が収まるように配設されている。穴の総数は収容されるべきマイクロペレットの量に相応する。この数は一般に5〜100、好ましくは10〜60である。
【0013】
多辺形の縁のない辺8には合理的に、通常の方法で1cmまでの幅の開口9のない領域がある。この領域は、特に僅かな量のマイクロペレットを有する容器からマイクロペレットで穴を充填することを容易にする。
【0014】
配量スプーンの柄10は好ましくは長い縁の辺の延長部に付けられている。
【0015】
添付した図は本発明の好適な実施形態を示す。図1は配量スプーンを上方から見た平面図でありかつ図3は配量スプーンを下方から見た図である。図2はスプーンの縦方向における横断面図、そして図4は横方向に見た図である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、配量スプーンを上方から見た平面図である。
【図2】 図2は、配量スプーンの縦方向における横断面図である。
【図3】 図3は、図2の下方から見た配量スプーンを示す図である。
【図4】 図4は、配量スプーンの横方向に見た図である。

Claims (5)

  1. スプーンの柄(10)と下部部分(1)とを備えたマイクロペレット用の配量スプーンであって、下部部分は一辺を除く全ての辺に縁(2)を備えた偏平な多角形から成り、その際下部部分(1)は各個々の凹部に個々のマイクロペレットが嵌まるように形成された多列の個々の凹部を有する、前記配量スプーンにおいて、
    上方を開放して形成された配量スプーンの下部部分(1)におけるマイクロペレットの収容のための個々の凹部は、下部部分(1)に斜めにずらして配設されて列を形成している円筒状の穴(3)から成り、そして下部部分(1)の縁のない辺(8)はスプーンの柄(10)の縦軸線に対して平行に延び、該スプーンの柄はその縦方向を下部部分(1)の縁を有する辺に沿って延ばし、該縁を有する辺は下部部分(1)の縁のない辺(8)に向かい合って位置しており、
    下部部分(1)の多角形が、向かい合って位置する辺が同一長さを有する平行四辺形から成り、平行四辺形の二辺の間の小さい角度(4)が、45°と90°の間に有り、そしてその際平行四辺形の長い一辺(5)並びに両短辺(6、7)が縁(2)を備えており、
    平行四辺形の両短辺(6、7)の縁(2)が5mmまで多角形を越えて垂直上方に突出しており、
    マイクロカプセルによる円筒状の穴(3)の充填を容易にするために、多角形の縁のない辺(8)に1cmまでの幅の穴のない領域が形成されていることを特徴とする前記配量スプーン。
  2. 円筒状の穴(3)の直径及び深さが、マイクロペレットの最大の対角線の長さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の配量スプーン。
  3. 円筒状の穴(3)の直径及び深さが1.5mmと4.0mmの間であることを特徴とする請求項1又は2に記載の配量スプーン。
  4. 下部部分(1)における円筒状の穴(3)が密接して配列されていることを特徴とする請求項1から3までのうちのいずれか1つに記載の配量スプーン。
  5. 下部部分(1)における円筒状の穴(3)の総数が、収容されるべきマイクロペレットの量に相応し、その際円筒状の穴(3)の数が5〜100まで、好ましくは10〜60であることを特徴とする請求項1から4までのうちのいずれか1つに記載の配量スプーン。
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