JP4160810B2 - 座標検知装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、座標入力面に接触により入力があった場合に、入力された入力領域の方向である入力方向から前記入力領域の座標を検知する座標検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ディスプレイ画面と座標入力装置とを一体化し、ディスプレイ画面上をタッチしながらディスプレイ画面に表示される画像を制御することができるタッチパネル付きディスプレイ装置が普及しつつある。また、学校の授業や企業のプレゼンテーション等での利用を想定した、比較的大型のタッチパネル付きディスプレイ装置も知られている。
【0003】
座標入力装置としては、光学式のものが知られている。光学式の座標入力装置では、座標入力面に入力された位置の方向を2方向から検知することにより、その位置の座標を算出する。図16は、従来の光学式の座標検知装置の一例を示している。座標入力装置300は、座標入力面301の両端に配置された光学ユニット303a,303bと、座標を入力する際に使用する座標入力面301と、座標入力面301の三方を取り囲み、進入してきた光を進入してきた方向に再帰的に反射する反射部302a,302b,302cとを有している。
【0004】
光学ユニット303a,303bは、発光部および受光部(図示せず)を有している。発光部は、座標入力面301にほぼ平行に扇形に広がる光を照射し、受光部は、反射部302a,302b,302cで反射され再帰的に戻ってきた光を受光する。座標入力装置300は、2つの光学ユニット303a,303bでそれぞれ検知された光の遮蔽方向(θL,θR)と当該光学ユニット303a,303b間の距離に基づいて、座標入力面301に入力された座標の位置を算出することができる。
【0005】
しかし、例えば、図16に示すように、点Aと点Bとを通る直線上に右側の光学ユニット303aが配置されるような位置関係の点Aと点Bとが同時にタッチされた場合には光学ユニット303aに近い位置の点Aの座標の精度は維持できるが、点Aの本影や半影の影響により、点Bの正確な方向を検知できず、点Bの座標の精度を維持できない。すなわち、光学ユニット303aは、タッチ点Bの座標を推定値としてしか算出できないという不具合がある。
【0006】
このような問題を解決する方法としては、360°回転可能なミラーを設け、2点タッチされたにもかかわらず一の光学ユニットが1点の方向のみしか検知しない場合には、1点しか検知しない光学ユニット側の光をミラーに照射し、ミラーを回転させ、回転角度から2点を検知する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−55770号公報(第4−7頁,第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、例えば、ユーザが座標入力面に手をついて筆記している場合など、2点の大きさが極端に異なる場合や、2点が近接している場合には、2点を分離して検出するのが困難であるという問題がなお残されている。
【0009】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、座標入力面に入力されたタッチ点の座標を正確に算出することのできる座標検知装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、座標入力面上にタッチ点が入力された場合に、当該タッチ点の座標を検知する座標検知装置であって、前記座標入力面に近接して配置され、配置された位置を基準として、前記タッチ点の方向であるタッチ点方向を検知する少なくとも3つの方向検知手段と、前記方向検知手段のうち少なくとも2つの前記方向検知手段が検知した前記タッチ点方向に基づいてタッチ点の座標を算出する算出制御手段とを備え、前記方向検知手段が、互いに隔たった2つの前記タッチ点方向をほぼ同時に検知した場合に、前記2つのタッチ点方向を検知した前記方向検知手段のうち3つの方向検知手段を選択する選択手段をさらに備え、前記算出制御手段は、前記選択手段が選択した前記3つの方向検知手段がそれぞれ検出した各タッチ点方向に基づいて2つのタッチ点座標をそれぞれ算出し、算出された複数の前記タッチ点座標のうちいずれの前記タッチ点方向の組み合わせからも算出される前記タッチ点座標を真のタッチ点座標と決定することを特徴とする。
【0011】
この請求項1の発明によれば、座標検知装置は、少なくとも3つの方向検知手段を備えているので、3つの方向検知手段それぞれが検知した各タッチ点方向に基づいてタッチ点座標を算出した場合、2つの方向検知手段がそれぞれ検知した各タッチ点方向に基づいてタッチ点座標を算出した場合に比べて、タッチ点座標に関するパラメータを多く利用することができるので、より正確にタッチ点座標を算出することができる。
【0012】
また、一の方向検知手段が検知する一のタッチ点方向上に2つのタッチ点が入力された場合、この1つのタッチ点方向に基づいてタッチ点座標を算出した場合には、正確な値を算出できない。しかし、この場合、他の方向検知手段がこれら2つのタッチ点それぞれに対応する互いに隔たった2つのタッチ点方向を検知することができるので、2つのタッチ点方向に基づいて、精度良くタッチ点を算出することができる。
この請求項1の発明によれば、3つの方向検知手段がそれぞれ検知した各タッチ点方向に基づいて2つのタッチ点座標を算出することができるので、より精度よく2つのタッチ点座標を算出することができる。
この請求項1の発明によれば、3つの方向検知手段それぞれが検知したタッチ点方向の組み合わせのいずれからも算出されるタッチ点座標を真のタッチ点座標と決定することができる。すなわち、真のタッチ点座標とともに、仮想的なタッチ点座標が算出された場合であっても、この中から、正確に真のタッチ点座標を選択することができる。
【0013】
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の座標検知装置であって、3つの前記方向検知手段から選択された3通りの2つの前記方向検知手段が、いずれも前記座標入力面内を通る直線以外の直線である面外直線上の異なる位置に配置されていることを特徴とする。
【0014】
ここで、面外直線とは、1つの直線であってもよい。また、面外直線は複数であってもよい。より具体的には、例えば、第1の方向検知手段と第2の方向検知手段は、第1の面外直線上の異なる2点に配置され、かつ第2の方向検知手段と第3の方向検知手段は、第2の面外直線上の異なる2点に配置されていてもよい。なお、第2の方向検知手段は、第1の面外直線と第2の面外直線との交点上に配置されている。
【0015】
すなわち、一の方向検知手段が、2つのタッチ点に対して1つのタッチ点方向しか検知しない場合に、少なくとも残りの2つの方向検知手段が2つのタッチ点に対する2つのタッチ点方向を検知可能な位置に配置されていればよい。
【0016】
少なくとも3つの方向検知手段を備え、このうち2つの方向検知手段が座標入力面内を通る直線上の2点に配置されている座標検知装置では、この直線上に2つのタッチ点の入力があった場合に、いずれの方向検知手段も1つのタッチ点方向のみしか検知できない。すなわち、残りの1つの方向検知手段が、2つのタッチ点方向を検知するのみであるため、1つのタッチ点方向は実測値として得られないため、2つのタッチ点座標を正確に算出することができない。
【0017】
これに対して、この請求項2の発明によれば、3つの方向検知手段のうち各2つの方向検知手段が、面外直線上の異なる2点に配置されている、すなわち、1つの方向検知手段が、2つのタッチ点に対して1つのタッチ点方向しか検知しない場合に、少なくとも残りの2つの方向検知手段が、2つのタッチ点に対する2つのタッチ点方向を検知することができるので、座標入力面内のいずれの2つのタッチ点が入力された場合であっても、3つのうちのいずれか2つの方向検知手段は、これら2つのタッチ点に対応する2つのタッチ点方向を検知することができる。従って、2つのタッチ点のタッチ点座標を精度よく算出することができる。
【0018】
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載の座標検知装置であって、前記3つの方向検知手段は、同一の前記面外直線上の異なる3点に配置されていることを特徴とする。
【0019】
この請求項3の発明によれば、3つの方向検知手段は、同一の面外直線上に配置されているので、製造段階において方向検知手段を容易に配置することができる。
【0020】
また、請求項4にかかる発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の座標検知装置であって、前記3つの方向検知手段は、前記座標入力面のうち長辺側に配置され、かつ前記長辺に略平行な前記面外直線上に配置されていることを特徴とする。
【0021】
この請求項4の発明によれば、3つの方向検知手段は、座標入力面のうち長辺側に配置されているので、座標入力面の短辺側に配置された場合に比べて、タッチ点と方向検知手段との最大距離が小さくなる。従って、検知されたタッチ点方向の誤差を比較的小さくすることができ、タッチ点座標を精度良く算出することができる。
【0022】
また、請求項5にかかる発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の座標検知装置であって、前記3つの方向検知手段は、いずれも同一のタイミングで前記タッチ点方向を検知することを特徴とする。
【0023】
この請求項5の発明によれば、3つの方向検知手段は、同一のタイミングでタッチ点方向を検知することができるので、3つの方向検知手段が検知するタイミングの違いにより、各方向検知手段が異なるタッチ点に対するタッチ点方向を検出してしまうのを避けることができる。従って、3つの方向検知手段が検知したタッチ点方向は、同一のタッチ点に対応するものであるので、このタッチ点方向に基づいて正確にタッチ点座標を算出することができる。
【0024】
また、請求項6にかかる発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の座標検知装置であって、前記方向検知手段は、光を照射する発光部と、座標入力面を通過した光を反射する反射部からの反射光を受光する受光部とを有し、前記3つの方向検知手段それぞれの前記発光部は、同一のタイミングで光を照射し、前記3つの方向検知手段それぞれの前記受光部は、同一のタイミングで前記タッチ点方向を検知することを特徴とする。
【0025】
この請求項6の発明によれば、発光部は同一のタイミングで光を照射し、また受光部は、同一のタイミングでタッチ点方向を検知するので、3つの方向検知手段が検知したタッチ点方向に基づいて正確にタッチ点座標を算出することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる座標検知装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0043】
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる座標検知装置を含むタッチパネル付きディスプレイ装置100を示す図である。以下、図1を参照しつつタッチパネル付きディスプレイ装置100の特徴的な構成および機能について説明する。タッチパネル付きディスプレイ装置100は、座標入力面101と、座標入力面101に近接して配置された第1光学ユニット102a、第2光学ユニット102b、第3光学ユニット102c、第4光学ユニット102d、第5光学ユニット102e、第6光学ユニット102fと、座標入力面101の外縁に設けられた反射部103a,103b,103cと、第1方向検知部104a、第2方向検知部104b、第3方向検知部104c、第4方向検知部104d、第5方向検知部104e、第6方向検知部104fと、メイン制御部105と、インターフェース部106とを備えている。座標入力面101は、矩形の面であって、ユーザがペンなどの指示棒や指によりタッチすることにより、タッチ点(図では位置A)を入力するときに利用される。
【0044】
第1光学ユニット102a、第2光学ユニット102b、第3光学ユニット102c、第4光学ユニット102d、第5光学ユニット102e、第6光学ユニット102fは、いずれも座標入力面101に近接して配置され、配置された位置を基準として、この位置におけるタッチ点の方向であるタッチ点方向を検知する。これら6つの光学ユニット102a〜fは、いずれも同一のタイミングでタッチ点方向を検知する。
【0045】
これら6つの光学ユニット102a〜fは、座標入力面101の長辺側であって、かつ座標入力面101の長辺に略平行な面外直線500上の異なる位置に配置されている。
【0046】
各光学ユニット102a〜fは、いずれも発光部および受光部を有している。発光部および受光部については、後に図5を参照しつつ詳述する。発光部は、扇形に広がる光を照射する。受光部は、反射部302a,302b,302cで反射され再帰的に戻ってきた光を受光する。各光学ユニット102a〜fの発光部は、いずれも同一のタイミングで光を照射し、かつ受光部は、いずれも同一のタイミングで光を受光する。なお、受光部は、例えばラインセンサを有しており、これにより指や指示棒などによって遮蔽された方向であるタッチ点方向を検知する。
【0047】
第1方向検知部104a、第2方向検知部104b、第3方向検知部104c、第4方向検知部104d、第5方向検知部104e、第6方向検知部104fは、それぞれ対応する光学ユニット102a〜fが検知したタッチ点方向を検知する。なお、より具体的には、各方向検知部104は、光学ユニット102が検知した光の情報をアナログデータとして入力する。なお、アナログデータは、扇状に照射された光のうち、受光部の光を受光しなかった位置で本来受光されるはずの光の光軸、すなわちタッチ点方向を示す情報である。
【0048】
ここで、例えば第1光学ユニット102aと第1方向検知部104aの組み合わせは、本発明における方向検知手段を構成する。同様に、他の光学ユニット102b〜fと方向検知部104b〜fのそれぞれの組み合わせは、いずれも本発明における方向検知手段を構成する。
【0049】
メイン制御部105は、各方向検知部104a〜fからタッチ点方向を受け取り、タッチ点方向に基づいてタッチ点の座標であるタッチ点座標を算出する。メイン制御部105はさらに、光学ユニット102a〜fのうちから所定の光学ユニット102を選択し、選択した光学ユニットが検知したタッチ点方向に基づいて、タッチ点座標を算出する。メイン制御部105はまた、各光学ユニット102の駆動を制御する。ここで、メイン制御部105は、本発明の算出手段および選択手段を構成する。
インターフェース部106は、メイン制御部105からタッチ点座標を受け取り外部装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)110に送る。
【0050】
なお、タッチパネル付きディスプレイ装置100の詳細な構成および機能については後述する。
【0051】
図2は、方向検知部104およびメイン制御部105がタッチ点座標を算出する原理を説明するための図である。本図を用いて、第1光学ユニット102aおよび第6光学ユニット102fが検知したタッチ点方向に基づいてタッチ点Tの座標を算出する場合について説明する。まず、座標入力面101の高さ、すなわち短辺の長さをH、座標入力面101の幅、すなわち長辺の長さをLとすると、第1光学ユニット102aとタッチ点Tとを通る直線500と第1光学ユニット102aと第6光学ユニット102fとを通る直線503とのなす角の角度θ1を算出する。すなわち、角度θ1は、第1光学ユニット102aが検知したタッチ点方向を示す。また、第6光学ユニット102fとタッチ点Tとを通る直線502と直線503とのなす角の角度をθ2を算出する。すなわち、角度θ2は、第6光学ユニット102fが検知したタッチ点方向を示す。さらに、角度θ1,θ2を以下の式に代入することによってタッチ点Tの座標(x,y)を算出する。
x=W×tanθ2/(tanθ1+tanθ2) …(1)
y=H−W×tanθ1×tanθ2/(tanθ1+tanθ2)…(2)
【0052】
図3は、座標入力面101がタッチされたときの、タッチパネル付きディスプレイ装置100の処理を示すフローチャートである。ユーザがペンなどにより座標入力面101をタッチすると各光学ユニット102a〜fはタッチ点に対応して遮蔽された方向、すなわちタッチ点方向を検知する(ステップS100)。そして、メイン制御部105は、入力されたタッチ点の数を判断する(ステップS101)。
【0053】
ここで、メイン制御部105がタッチ点の数を判断する方法について説明する。例えば、全ての光学ユニット102a〜fが、1つのタッチ点方向のみを検知した場合には、タッチ点は、1点のみであると判断することができるので、メイン制御部105は、全ての光学ユニット102a〜fが1つのタッチ点方向のみを検知した場合には、1つのタッチ点が入力されたと判断する。
【0054】
なお、他の例としては、メイン制御部105は、全て、すなわちn個の光学ユニットのうち、(n−1)個の光学ユニットが1つのタッチ点方向のみを検知した場合に、1つのタッチ点が入力されたと判断してもよい。具体的には、全ての光学ユニット102a〜f、すなわち6つの光学ユニット102a〜fのうち、5つの光学ユニットが1つのタッチ点方向のみを検知した場合である。
【0055】
また、理論的には、少なくとも2つの光学ユニット102が1つのタッチ点方向のみを検知した場合には、すべての光学ユニット102a〜fのタッチ点方向を考慮するまでもなく、入力されたタッチ点は1点のみであると判断することができる。そこで、さらに他の例としては、メイン制御部105は、少なくとも2つの光学ユニット102から1つのタッチ点方向を検知した場合に1つのタッチ点が入力されたと判断してもよい。
【0056】
また、メイン制御部105は、少なくとも1つの光学ユニット102が、互いに隔たった2つのタッチ点座標をほぼ同時に検知した場合に、タッチ点は、2点であると判断する。
【0057】
再び、図3を参照しつつ、タッチパネル付きディスプレイ装置100の処理について説明する。1つのタッチ点のみが入力された場合には(ステップS102,Yes)、メイン制御部105は、全ての光学ユニット102a〜fのうちから任意の2つの光学ユニット102を選択する(ステップS104)。そして、メイン制御部105は、選択した2つの光学ユニット102が検知したタッチ点方向に基づいて、前述の式(1)および式(2)によりタッチ点座標を算出する(ステップS106)。
【0058】
タッチ点が1点のみの場合には、タッチ点の座標を正確に算出できないという問題が生じないので、いずれの2つの光学ユニット102が検知したタッチ点方向に基づいてタッチ点座標を算出した場合であっても誤差の少ない値を算出することができるので、いずれの2つの光学ユニット102を選択してもよい。
【0059】
このように、タッチ点座標を算出するときに、2つの光学ユニット102が検知したタッチ点方向に基づくタッチ点座標の算出しか行わないので、演算処理が簡単になり、処理に対する装置の負担を軽減することができる。すなわち、他の光学ユニット102が検知したタッチ点方向に基づくタッチ点座標の算出処理を省略することができる。
【0060】
なお、このとき選択すべき2つの光学ユニット102は、予め設定しておいてもよい。
【0061】
一方、メイン制御部105が、2つのタッチ点が入力されたと判断した場合には(ステップS102,No)、メイン制御部105は、2つのタッチ点方向を検知した光学ユニット102のうちから任意の2つの光学ユニット102を選択する(ステップS110)。そして、メイン制御部105は、選択した2つの光学ユニット102が検知したタッチ点方向に基づいてタッチ点座標を算出する(ステップS106)。
【0062】
ここで、図4を参照しつつ、同時に2つのタッチ点が入力された場合の、メイン制御部105の処理について詳述する。図4に示す点Aおよび点Bがタッチ点として入力された場合、第1光学ユニット102aは、1つのタッチ点方向のみしか検知しない。ただし、第1光学ユニット102a以外の光学ユニット102b〜fは、点Aおよび点Bに対応する隔たった2つのタッチ点方向を検知することができる。従って、この場合には、メイン制御部105は、光学ユニット102b〜fのうちいずれか2つの光学ユニットを選択し、選択した2つの光学ユニットが検知したタッチ点方向に基づいて点Aおよび点Bのタッチ点座標をそれぞれ算出する。
【0063】
このように、本実施の形態におけるタッチパネル付きディスプレイ装置100は、3つ以上の光学ユニット102を備えているので、1の光学ユニット102が、2つのタッチ点に対して1つのタッチ点方向のみしか検知できない場合であっても、他の光学ユニット102が2つのタッチ点に対応した2つのタッチ点方向を検知できるので、座標入力面101のいずれの位置にタッチ点が入力された場合であっても、精度よくタッチ点の座標を算出することができる。
【0064】
図5は、光学ユニット102の詳細な構成を示す図である。図5(A)は、光学ユニット102を、座標入力面101に平行な面内で照射光の進行方向に直交する向き、すなわちx軸方向から見た状態を示している。また、図5(B)は、光学ユニット102を照射光の進行方向、すなわちy軸方向から見た状態を示している。
【0065】
図6は、受光部125がタッチ点方向を検知する原理を説明するための模式図である。座標入力面101上のある位置Uに指が接触すると照射光が遮断され、その方向に対応するラインセンサ127上の対応する点に反射光が到達しなくなる。すなわち、図6に示すように座標入力面101上の位置Uに光を遮る指が接触すると、ここを通過する光が遮られ、ラインセンサ127上では位置Dにおいて受光強度の小さい領域(暗点)が生じる。この暗点Dの位置は、遮蔽方向(位置U)と一対一に対応する。したがって、ラインセンサ127が検知した暗点Dに基づいて遮蔽方向を検知することができる。
【0066】
なお、CCD127における受光強度が均一になるように、シリンドリカルレンズ123cの後段もしくはCCD127の前段に濃淡のついたフィルタを設けてもよい。これにより、CCD127の各素子に対して方向に依存した閾値を設定する必要が無くなり、制御が容易となる。
【0067】
次に、図7を参照しつつ、タッチパネル付きディスプレイ装置100の詳細なハードウェア構成について説明する。なお、本図においては、便宜的に1つの光学ユニット102および1つの方向検知部104のみを示しているが、タッチパネルディスプレイ装置100に含まれる全ての光学ユニット102a〜fおよび全ての方向検知部104a〜fは、本図に示す光学ユニット102および方向検知部104と同一の構成および機能である。
【0068】
光学ユニット102は、LD122を含む発光ユニット200と、CCD127を含む受光ユニット210とを有している。CCD127は、方向検知部104の画像処理LSI(後述)によって駆動される。
【0069】
方向検知部104は、方向検知部104全体を制御するCPU401と、タッチ点方向を検知するプログラムを格納するROM402と、ワークメモリとして使用されるRAM403と、画像処理などを行う画像LSI404と、光学ユニット102からのデータを格納するデータ格納メモリ405と、シェーディング補正を行う基準となるデータを格納するシェーディングメモリ406とを有している。
【0070】
メイン制御部105は、メイン制御部105全体を制御するCPU501と、システムを制御するプログラムを格納するROM502と、ワークメモリとして使用されるRAM503と、インターフェース部106を制御するインターフェース制御部504とを有している。
【0071】
複数の光学ユニットが独立して駆動すると、座標入力面101にタッチ点が入力された場合に、一の光学ユニットにおいてはタッチ点方向が検知されるが、他の光学ユニットにおいてはタッチ点が検知されないといった不具合が生じてしまう。このため、メイン制御部105のCPU501は、トリガを生成し、生成したトリガに応じてLD122を駆動させることにより、各LDの発光のタイミングを同一にする。また、それぞれの方向検知部104の画像LSI404にトリガ信号520を送る。そして、画像処理LSI404は、トリガ信号に応じてCCD127を駆動させる。これにより、CCD127は、同一のタイミングで、タッチ点方向を検知することができる。
【0072】
これにより、複数の光学ユニット102a〜fは、全て同期して駆動されるので、全ての光学ユニット102a〜fが、同一のタイミングで、タッチ点方向を検知することができる。すなわち、メイン制御部105の制御により、発光部121は、同一のタイミングで光を照射し、受光部125は、同一のタイミングで反射光を受光する、すなわち、タッチ点方向を検知する。
【0073】
また、方向検知部104のCPU401とメイン制御部105のCPU501とはシリアル通信を行っており、検知を開始させる旨をしめす検知開始指示や、検知したタッチ点方向(510)の送受信を行う。
【0074】
なお、本実施の形態においては、シリアルインターフェースを用いているが、他の例としては、装置内部での通信なので、専用のインターフェースを用いてもよい。
【0075】
(実施の形態2)
次に、図8および図9を参照しつつ、実施の形態2に係るタッチパネル付きディスプレイ装置100について説明する。実施の形態2に係るタッチパネル付きディスプレイ装置100は、タッチ点が2点入力された場合に、3つの光学ユニット102を選択し、3つの光学ユニット102がそれぞれ算出したタッチ点方向に基づいて、2つのタッチ点のタッチ点座標を算出する。この点で、実施の形態1に係るタッチパネル付きディスプレイ装置100と異なる。
【0076】
図8は、タッチ点が入力された場合のタッチパネル付きディスプレイ装置100の処理を示すフローチャートである。なお、本図において、実施の形態1において説明した図3におけるステップの番号と同一の番号が付与された処理は、同一の処理を示している。
【0077】
図8に示すように、タッチ点が2点入力されると(ステップS102,No)、メイン制御部105は、2つのタッチ点方向を検知した任意の3つの方向検知部104を選択する(ステップS120)。なお、これ以外のタッチパネル付きディスプレイ装置100の処理および構成は、実施の形態1において説明した実施の形態1に係るタッチパネル付きディスプレイ装置100の処理および構成と同様である。
【0078】
図9を参照しつつ、ステップS120における処理について説明する。図9(A)に示すように、点Pおよび点Qが同時にタッチされ、第1光学ユニット102aおよび第4光学ユニット102dがこれら2点に対応するタッチ点方向を検知した場合を示す図である。この場合、第1光学ユニット102aは、点Pに対応してタッチ点方向520を検知し、かつ点Qに対してタッチ点方向522を検知する。また、第4光学ユニット102dは、点Pに対応してタッチ点方向524を検知し、かつ点Qに対してタッチ点方向526を検知する。このように、各タッチ点方向が2つあるため、式(1)および式(2)を利用して座標を算出した場合には、実際のタッチ点P,Qのほかに、仮想的な点R,Sの座標が算出されてしまう。従って、これら4つの座標から、実際のタッチ点P,Qを選択するのが困難である。
【0079】
そこで、本実施の形態においては、さらに、第2光学ユニット102bが検知したタッチ点方向530,532に基づいてタッチ点座標を算出する。この場合、計6つの座標が算出されるが、このうち、3つの光学ユニット102のうちのいずれの2つの光学ユニットが検知したタッチ点方向の組み合わせからも算出される座標を真のタッチ点の座標と決定する。このように、3つの光学ユニット102が検知したタッチ点方向を利用することによって、仮想的なタッチ点座標および真のタッチ点座標のうちから、容易に真のタッチ点座標を決定することができる。
【0080】
(実施の形態3)
次に、図10および図11を参照しつつ、実施の形態3にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置100について説明する。本実施の形態に係るタッチパネル付きディスプレイ装置100は、座標入力面101がタッチされた場合に、タッチされた点の位置を特定するのにかえて、タッチされたのは点ではなく、領域であるとしてタッチされた領域、すなわちタッチ領域の大きさまで判断し、これに基づいて、2つのタッチ点を判別する。この点で、第1の実施の形態に係るタッチパネル付きディスプレイ装置100および第2の実施の形態に係るタッチパネル付きディスプレイ装置100と異なる。
【0081】
図10は、タッチ領域と、光学ユニット102a,102bが検知するタッチ領域方向との関係を示す模式図である。例えば、座標入力面101に手をついて、タッチペンなどにより入力した場合には、図10に示すように、タッチペンが接触したタッチ領域Mと、ついた手が接触したタッチ領域Nとが入力される。この場合、2つの光学ユニット102a,102bがそれぞれ検知したタッチ点方向に基づいて、は、タッチ領域M,Nに加えて、仮想的なタッチ領域K,Lに対応する座標であるタッチ領域座標が算出されてしまう。なお、本実施の形態においては、タッチ領域のほぼ中央の位置をタッチ領域の座標として算出するものとする。
【0082】
そこで、実施の形態3に係る光学ユニット102aは、さらにタッチ領域Mに対応して角度θ3の幅の連続したタッチ領域方向を検知する。光学ユニット102aは、またタッチ領域Nに対応して角度θ4の幅の連続したタッチ領域方向を検知する。一方、光学ユニット102bは、タッチ領域Mに対応して角度θ5の幅の連続したタッチ領域方向を検知し、かつタッチ領域Nに対応して角度θ6の幅の連続したタッチ領域方向を検知する。図11に示されているように、真のタッチ領域(M,N)は、仮想的なタッチ領域(K,L)に比べて円形に近い領域であるのが一般的である。そこで、メイン制御部105は、光学ユニット102aおよび光学ユニット102bが検知した連続したタッチ領域方向の角度が近いタッチ領域を真のタッチ領域として決定する。
【0083】
図11は、タッチ領域が入力された場合のタッチパネル付きディスプレイ装置100の処理を示すフローチャートである。なお、本図において、実施の形態1において説明した図3におけるステップの番号と同一の番号が付与された処理は、同一の処理を示している。
【0084】
図10に示すように、タッチ領域が2つ入力されると(ステップS102,No)、メイン制御部105は、2つのタッチ領域それぞれの方向である2つのタッチ領域方向を検知した任意の2つの光学ユニットを選択する(ステップS130)。そして、選択された2つの光学ユニット102は、2つのタッチ領域座標を算出する(ステップS132)。なお、ここでは、仮想的なタッチ領域座標も算出されている。また、実施の形態3においては、タッチ領域座標として、タッチ領域の中心の座標を算出することとしている。
【0085】
2つの光学ユニット102は、さらに2つのタッチ領域の幅を算出し、(ステップS134)。タッチ領域の幅が近い値を示すタッチ領域に対する座標を、真のタッチ領域に対応する座標と決定する(Sステップ136)。
【0086】
なお、実施の形態3に係るタッチパネル付きディスプレイ装置100のこれ以外の構成および処理は、実施の形態1にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置100の構成および処理と同様である。
【0087】
次に、図12および図13を参照しつつさらに好適な例について説明する。手をついてタッチペンにより入力する場合には、タッチペンに対応するタッチ領域Mと座標入力面101についた手に対応するタッチ領域Nの位置が近く、かつ互いの大きさが極端に異なっている。このため、図12に示すように、2つの光学ユニット420a,420bの間にミラー400を設けた場合であっても、ペンに対応するタッチ領域Mは、手に対応するタッチ領域Nに隠れてしまうので、タッチ領域Mおよびタッチ領域Nの座標を正確に算出できない。この場合には、ミラー400の位置を変更することにより、2つの領域に対するタッチ領域方向を検知することも可能だが、なお、座標入力面101全面におけるすべての2点を検知することはできない。
【0088】
そこで、本例においては、図13に示すように、所定の間隔で複数の光学ユニット410a〜gを配置した。すなわち、タッチ領域Mとタッチ領域Nとの位置および大きさの関係の平均的な値に基づいて光学ユニットの間隔を決定する。具体的には、平均的な位置および大きさの関係を有する2つの領域がいずれの位置に入力された場合であっても、少なくとも2つの光学ユニットが、これらを別個に検知することができるような間隔に設定する。
【0089】
例えば、以下の条件の場合には、光学ユニット間の距離は157mmであって、配置する光学ユニットの数は、7個であることが好ましい。すなわち、座標入力面101のアスペクト比4:3、50インチディスプレイ(検知幅1100mm)、最小検知径:φ6mm、タッチ領域N:60(X)×100(Y)、タッチ領域Nとタッチ領域Mの距離(X)20mm、タッチ領域Nとタッチ領域Mの距離(Y)±100mmである。
【0090】
図13に示す第6光学ユニット410fは、タッチ領域Mに対するタッチ領域方向を検知できない。しかし、この場合には、例えば、第2光学ユニット410bおよび光学ユニット410cがタッチ領域Mおよびタッチ領域Nに対応する互いに隔たった2つのタッチ領域方向を検知することができる。
【0091】
また、図14に示すように、例えば、タッチ領域Mおよびタッチ領域Nが入力された場合には、第1光学ユニット102aおよび第2光学ユニット102bが検知したタッチ領域方向に基づいて、タッチ領域の座標を算出し、タッチ領域M’およびタッチ領域N’が入力された場合には、第3光学ユニット102cおよび第5光学ユニット102eが検知したタッチ領域方向に基づいて、タッチ領域の座標を算出してもよい。このように、任意の2つの光学ユニットのうち、より正確にタッチ領域の座標を算出することのできるタッチ領域方向に基づいてタッチ領域座標を算出してもよい。
【0092】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。
【0093】
そうした第1の変更例としては、図15(A)に示すように、光学ユニット102a〜fを、座標入力面101の長辺と平行な直線に対して傾いた面外直線600上に配置してもよい。この場合であっても、本実施の形態において説明したのと同様に、2点のタッチ点が同時に入力された場合であっても、2点のタッチ点それぞれのタッチ点座標を正確に算出することができる。
【0094】
図15(B)に示す光学ユニット430a,430bは、いずれも点Eおよび点Fを1つのタッチ点方向として検知してしまう。このように、2つの光学ユニット430a,430bを結ぶ直線が、座標入力面101内を通る直線である場合には、同一の2点を判別することができない。このため、光学ユニットは、座標入力面101と交わらない直線上に配置されているのが好ましい。座標入力面101と交わらない直線上に少なくとも3つの光学ユニットが配置されていれば、これら3つの光学ユニットにより座標入力面101上の全ての2つのタッチ点のタッチ点方向を検知できる。
【0095】
したがって、図15(A)においては、1つの面外直線600上に光学ユニット102a〜fが配置されていたが、光学ユニット102a〜fの配置は、実施の形態および図15(A)の位置に限定されるものではなく、少なくとも3つの光学ユニット102が、面外直線上に配置されていればよい。
【0096】
また、本実施の形態においては、光学ユニット102a〜fと方向検知部104a〜fとは、それぞれ単体として設けられているが、他の例としては、光学ユニット102a〜fそれぞれが方向検知部104a〜fを有する構成としてもよい、また他の例としては、メイン制御部105が方向検知部104a〜fを有する構成としてもよい。
【0097】
さらにまた、本実施の形態においては、光学ユニット102a〜fは、座標入力面101の下辺に設けられていたが、他の辺に設けられていてもよい。なお、この場合、光学ユニット102a〜fが配置された辺以外の辺に反射板を設ける。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1にかかる発明によれば、座標検知装置は、少なくとも3つの方向検知手段を備えているので、3つの方向検知手段それぞれが検知した各タッチ点方向に基づいてタッチ点座標を算出した場合、2つの方向検知手段がそれぞれ検知した各タッチ点方向に基づいてタッチ点座標を算出した場合に比べて、タッチ点座標に関するパラメータ多く利用することができるので、より正確にタッチ点座標を算出することができるという効果を奏する。また、一の方向検知手段が検知する一のタッチ点方向上に2つのタッチ点が入力された場合、他の方向検知手段がこれら2つのタッチ点それぞれに対応する互いに隔たった2つのタッチ点方向を検知することができるので、2つのタッチ点方向に基づいて、精度良くタッチ点を算出することができるという効果を奏する。
また、請求項1にかかる発明によれば、3つの方向検知手段がそれぞれ検知した各タッチ点方向に基づいて2つのタッチ点座標を算出することができるので、より精度よく2つのタッチ点座標を算出することができるという効果を奏する。
また、請求項1にかかる発明によれば、3つの方向検知手段それぞれが検知したタッチ点方向の組み合わせのいずれからも算出されるタッチ点座標を真のタッチ点座標と決定することができる。すなわち、真のタッチ点座標とともに、仮想的なタッチ点座標が算出された場合であっても、この中から、正確に真のタッチ点座標を選択することができるという効果を奏する。
【0099】
また、請求項2にかかる発明によれば、3つの方向検知手段のうち各2つの方向検知手段が、面外直線上の異なる2点に配置されている場合に、少なくとも残りの2つの方向検知手段が、2つのタッチ点に対する2つのタッチ点方向を検知することができるので、座標入力面内のいずれの2つのタッチ点が入力された場合であっても、3つのうちのいずれか2つの方向検知手段は、これら2つのタッチ点に対応する2つのタッチ点方向を検知することができる。従って、2つのタッチ点のタッチ点座標を精度よく算出することができるという効果を奏する。
【0100】
また、請求項3にかかる発明によれば、3つの方向検知手段は、同一の面外直線上に配置されているので、製造段階において方向検知手段を容易に配置することができるという効果を奏する。
【0101】
また、請求項4にかかる発明によれば、3つの方向検知手段は、座標入力面のうち長辺側に配置されているので、座標入力面の短辺側に配置された場合に比べて、タッチ点と方向検知手段との最大距離が小さくなる。従って、検知されたタッチ点方向の誤差を比較的小さくすることができる。したがって、タッチ点座標を精度良く算出することができるという効果を奏する。
【0102】
また、請求項5にかかる発明によれば、3つの方向検知手段は、同一のタイミングでタッチ点方向を検知することができるので、3つの方向検知手段が検知するタイミングの違いにより、各方向検知手段が異なるタッチ点に対するタッチ点方向を検出してしまうのを避けることができる。従って、3つの方向検知手段が検知したタッチ点方向は、同一のタッチ点に対応するものであるので、このタッチ点方向に基づいて正確にタッチ点座標を算出することができるという効果を奏する。
【0103】
また、請求項6にかかる発明によれば、発光部は同一のタイミングで光を照射し、また受光部は、同一のタイミングでタッチ点方向を検知するので、3つの方向検知手段が検知したタッチ点方向に基づいて正確にタッチ点座標を算出することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置を示す図である。
【図2】方向検知部およびメイン制御部がタッチ点座標を算出する原理を説明するための図である。
【図3】座標入力面がタッチされたときの、タッチパネル付きディスプレイ装置の処理を示すフローチャートである。
【図4】同時に2つのタッチ点が入力された場合の、メイン制御部の処理を説明するための図である。
【図5】光学ユニットの詳細な構成を示す図である。
【図6】受光部がタッチ点方向を検知する原理を説明するための模式図である。
【図7】タッチパネル付きディスプレイ装置の詳細なハードウェア構成を示す図である。
【図8】実施の形態2において、タッチ点が入力された場合のタッチパネル付きディスプレイ装置の処理を示すフローチャートである。
【図9】点Pおよび点Qが同時にタッチされた場合にタッチ点方向を検知する方法を説明するための図である。
【図10】実施の形態3において、タッチ領域と、光学ユニットが検知するタッチ領域方向との関係を示す模式図である。
【図11】タッチ領域が入力された場合のタッチパネル付きディスプレイ装置の処理を示すフローチャートである。
【図12】ミラーの設けられたタッチパネル付きディスプレイ装置における方向検知の方法について説明するための図である。
【図13】実施の形態4にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置における、好適な光学ユニットの配置を示す図である。
【図14】光学ユニットがタッチ領域を検知する様子を示す図である。
【図15】変更例にかかるタッチパネル付きディスプレイ装置における方向検知部の設置位置を示す図である。
【図16】従来技術にかかる入力座標を示す図である。
【符号の説明】
100 タッチパネルディスプレイ装置
101 座標入力面
102a〜f 第1〜第6光学ユニット
103a〜c 反射部
104a〜f 第1〜第6方向検知部
105 メイン制御部
106 インターフェース部
121 発光部
123c シリンドリカルレンズ
125 受光部
200 発光ユニット
210 受光ユニット
300 座標入力装置
301 座標入力面
400 ミラー
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 画像LSI
405 データ格納メモリ
406 シェーディングメモリ
501 CPU
502 ROM
503 RAM
504 インターフェース制御部

Claims (6)

  1. 座標入力面上にタッチ点が入力された場合に、当該タッチ点の座標を検知する座標検知装置であって、
    前記座標入力面に近接して配置され、配置された位置を基準として、前記タッチ点の方向であるタッチ点方向を検知する少なくとも3つの方向検知手段と、
    前記方向検知手段のうち少なくとも2つの前記方向検知手段が検知した前記タッチ点方向に基づいてタッチ点の座標を算出する算出制御手段と
    を備え
    前記方向検知手段が、互いに隔たった2つの前記タッチ点方向をほぼ同時に検知した場合に、前記2つのタッチ点方向を検知した前記方向検知手段のうち3つの方向検知手段を選択する選択手段をさらに備え、
    前記算出制御手段は、前記選択手段が選択した前記3つの方向検知手段がそれぞれ検出した各タッチ点方向に基づいて2つのタッチ点座標をそれぞれ算出し、算出された複数の前記タッチ点座標のうちいずれの前記タッチ点方向の組み合わせからも算出される前記タッチ点座標を真のタッチ点座標と決定することを特徴とする座標検知装置。
  2. 3つの前記方向検知手段から選択された3通りの2つの前記方向検知手段が、いずれも前記座標入力面内を通る直線以外の直線である面外直線上の異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の座標検知装置。
  3. 前記3つの方向検知手段は、同一の前記面外直線上の異なる3点に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の座標検知装置。
  4. 前記3つの方向検知手段は、前記座標入力面のうち長辺側に配置され、かつ前記長辺に略平行な前記面外直線上に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の座標検知装置。
  5. 前記3つの方向検知手段は、いずれも同一のタイミングで前記タッチ点方向を検知することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の座標検知装置。
  6. 前記方向検知手段は、
    光を照射する発光部と、
    座標入力面を通過した光を反射する反射部からの反射光を受光する受光部と
    を有し、
    前記3つの方向検知手段それぞれの前記発光部は、同一のタイミングで光を照射し、
    前記3つの方向検知手段それぞれの前記受光部は、同一のタイミングで前記タッチ点方向を検知することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の座標検知装置。
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