JP4203191B2 - 液体クロマトグラフィー用充填剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体クロマトグラフィー用充填剤、更に詳しくはカチオン交換液体クロマトグラフィー用充填剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
カチオン交換基としてカルボキシル基やスルホン酸基を有する充填剤(カチオン交換基含有充填剤)を用いた液体クロマトグラフィー分析法は、糖化ヘモグロビン類の分析をはじめとして、各種生体関連物質の分析等に極めて有用な方法である。
【0003】
有機合成高分子からなるカチオン交換基含有充填剤の従来の製造方法としては、以下の2つの方法が開示されている。
(1)架橋性粒子に、カチオン交換基含有化合物を反応させる方法。
すなわち、反応性官能基を有する無機系又は有機系粒子に、該反応性官能基と反応する基及びカチオン交換基を有する化合物を反応させることにより、上記無機系又は有機系粒子に、カチオン交換基を導入する方法。具体的には、例えば、特開平1−262468号公報には、粒子中のエポキシ基にカルボキシル基含有化合物又はスルホン酸基含有化合物を反応させる方法が開示されている。
【0004】
(2)カルボキシル基含有単量体を、架橋性単量体と重合する方法。
例えば、特公昭63−59463号公報には、カルボキシル基含有単量体5〜90重量%、架橋性単量体10〜95重量%、非架橋性単量体0〜85重量%を混合して重合する方法が開示されている。また、特公平8−7197号公報には、重合開始剤を含有する疎水性架橋重合体粒子の表面に、カチオン交換基含有単量体を重合させる方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記(1)、(2)の方法で得られた液体クロマトグラフィー用充填剤には、以下の問題点が残っている。
上記(1)の方法による充填剤:
後処理によりカチオン交換基を導入する方法においては、カチオン交換基を有する化合物を定量的に導入することは困難であることが一般的に知られており、単量体由来のカチオン交換基導入に比べ、製造の再現性の点で劣る(吉廻、細矢、木全、田中:Chromatography,16(1)7-12(1995))。従って、液体クロマトグラフィー用充填剤としての分離性能がばらつくという欠点がある。また後処理の方法が極めて煩雑で長時間を要する。
【0006】
上記(2)の方法による充填剤:
カルボキシル基含有単量体の添加量や重合条件を制御することにより、充填剤に対して定量的にカルボキシル基を含有させることができ、また操作も簡便であるが、カルボキシル基を有する充填剤は、使用できるpHが約5.5以上と限定されるため、低pH溶離液での分析が行えないという欠点がある。また、スルホン酸基含有単量体を用いて、スルホン酸基を有する液体クロマトグラフィー用充填剤を調製した例は開示されていない。
従って従来のスルホン酸基含有充填剤は上記(1)の方法による充填剤のみであるが、該充填剤は吸着能が強く、測定条件によっては、試料中の妨害物質の非特異吸着を起こし、その結果カラムの寿命が短いという欠点がある。
【0007】
一方、溶出位置が近接するピークを含む短時間分析などの場合、特に溶出条件の変更だけでは分離できない場合などでは、充填剤の選択が重要である。しかし従来のカルボキシル基含有充填剤とスルホン酸基含有充填剤とでは、カチオン交換能があまりにも違いすぎ、充填剤の微調整は困難であった。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、液クロ充填剤としての性能のバラツキが少なく、広範囲のpHで使用でき、カラム寿命の十分な液体クロマトグラフィー用充填剤を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の本発明(以下、本発明1という)では、1分子中にスルホン酸基を1個以上含む単量体(A)、1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B)および架橋性単量体(C)を構成単位とする重合体からなることを特徴とする液体クロマトグラフィー用充填剤を提供する。
また、請求項2の本発明(以下、 本発明2という)では、1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B)が、一般式(1); R 1(CH2 OCOCR2 =CH2 )2 (式中R 1は、直鎖部の炭素原子数が1〜10の整数であって、水素原子が1個以上の水酸基で置換されているアルキレン基、もしくは、直鎖部の炭素原子数と酸素原子数の和が2〜10の整数であって、水素原子が1個以上の水酸基で置換されているオキサアルキレン基を表す。式中R2 は、水素原子又は、メチル基を表す。)で表されることを特徴とする請求項1記載の液体クロマトグラフィー用充填剤を提供する。
また、請求項3の本発明(以下、本発明3という)では、1分子中にスルホン酸基を1個以上含む単量体(A)10〜200重量部、1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B)5〜100重量部、および架橋性単量体(C)100重量部を重合してなる請求項1又は、2記載の液体クロマトグラフィー用充填剤を提供する。
【0010】
以下、本発明の詳細を説明する。
(1分子中にスルホン酸基を1個以上含む単量体(A))
本発明における上記1分子中にスルホン酸基を1個以上含む単量体(A)としては、例えば、1分子中に1個以上のスルホン酸基と1個以上のビニル基を有する単量体が挙げられる。このような単量体としては、例えば、スチレンスルホン酸、(メタ)アリルスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、(3−スルホプロピル)−イタコン酸、3−スルホプロピル(メタ)アクリル酸、およびこれらの誘導体や塩類などが挙げられる。単量体(A)としては、分子中にベンゼン骨格を有さない単量体がより好ましい。ベンゼン骨格は、特に生体関連物質の分析等では、タンパク質など試料中の物質の非特異吸着を誘発するので好ましくない。
【0011】
上記単量体(A)の量は、少なくなると得られる重合体のカチオン交換容量が小さすぎて、被測定物質との十分なカチオン交換反応が行われにくくなり、多くなると得られる重合体の親水性が大きくなりすぎて、重合中に凝集が発生しやすくなるので、重合時において架橋性単量体(C)100重量部に対して10〜200重量部添加することが好ましい。
【0012】
(1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B))
本発明における1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B)としては、一般式(1); R 1(CH2 OCOCR2 =CH2 )2 で表されるものが用いられる。上記一般式中R 1は、直鎖部の炭素原子数が1〜10の整数であって、水素原子が1個以上の水酸基で置換されているアルキレン基、もしくは、直鎖部の炭素原子数と酸素原子数の和が2〜10の整数であって、水素原子が1個以上の水酸基で置換されているオキサアルキレン基を表す。式中R2 は、水素原子及び、メチル基を表す。
上記アルキレン基は、直鎖パラフィン炭化水素の両端の炭素原子から水素原子各1個を除いた2価の基(一般式;−Cn H2n−)を示す。
また、上記オキサアルキレン基は、上記アルキレン基の少なくとも一つのメチレン基(−CH2 −)をエーテル基(−O−)に置換したものを示す。
【0013】
上記一般式(1)で表されるものとして、例えば、1分子中に1個以上の水酸基と2個以上のビニル基を有する単量体が挙げられ、このような単量体としては、例えば、2−ヒドロキシ−1,3−ジ(メタ)アクリルロキシプロパン、1,10−ジ(メタ)アクリロキシ−4,7−ジオキサデカン−2,9−ジオール、1,10−ジ(メタ)アクリロキシ−5−メチル−4,7−ジオキサデカン−2,9−ジオール、1,11−ジ(メタ)アクリロキシ−4,8−ジオキサウンデカン−2,6,10−トリオールなどが挙げられる。
【0014】
上記単量体(B)の量は、少なくなると試料中の生体成分(タンパク質など)の非特異吸着を抑制する効果が十分に得られにくくなり、多くなると、重合体の親水性が増大し、重合中に凝集が発生しやすくなるため、重合時において架橋性重合体(C)100重量部に対して、5〜100重量部添加することが好ましい。
【0015】
(架橋性単量体(C))
本発明における架橋性単量体(C)は、上記(B)以外の、1分子中にビニル基を2個以上有する単量体を言い、イオン交換基を有さないか又は有していても微量である単量体であって、単量体(A)及び単量体(B)よりも疎水性であるものが好ましい。
このような、架橋性単量体(C)としては、例えば、ジビニルベンゼン、ジビニルトルエン、ジビニルキシレン、ジビニルエチルベンゼン、ジビニルナフタレン等のスチレン誘導体;エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステルの誘導体;1,3−ブタジエン、イソプレン、1,4−ヘキサンジエン等の脂肪族ジエン化合物;及び上記単量体の誘導体などが挙げられる。これらは2種以上が混合されて用いられてもよい。
【0016】
本発明の液体クロマトグラフィー用充填剤に用いられる重合体には、必要に応じて、上記単量体(A)、(B)、(C)以外の非架橋性単量体(D)が構成単位の一部として混合されていてもよい。
上記非架橋性単量体(D)としては、例えば、スチレン、α- メチルスチレン、p-メチルスチレン、クロロメチルスチレンなどのスチレン誘導体類;塩化ビニルなどの脂肪族系単量体;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ステアリン酸ビニル等のビニルエステル類;(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル等の(メタ)アクリル酸エステル類;(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、アクリロニトリルなど(メタ)アクリル酸誘導体類が挙げられる。
【0017】
上記非架橋性単量体(D)の量は、上記単量体(B)と(C)をあわせて100重量部に対して100重量部以下であることが好ましい。上記非架橋性単量体(D)の量が100重量部より多くなると重合体粒子内の空隙が大きくなるため、膨潤、収縮などがおこりやすくなり、複数の溶離液を用いた場合などに溶離液への平衡化に長時間を要するようになるためである。
【0018】
(充填剤の重合方法)
本発明の液体クロマトグラフィー用充填剤に用いられる重合体の重合は、公知の重合方法が用いられ、例えば、懸濁重合、乳化重合、分散重合などにより製造され得る。
さらに、例えば、上記単量体(A)、(B)及び(C)を混合し、これに重合開始剤を所定量添加した後、分散媒中に添加して昇温し重合する方法が挙げられる。また上記単量体(B)及び(C)を用いて架橋性重合体粒子を調製した後、該重合体粒子に重合開始剤を含浸させた後、上記単量体(A)を分散場媒中に添加して重合する方法も挙げられる。
【0019】
さらに、本発明の液体クロマトグラフィー用充填剤に用いられる重合体の重合方法として、多段階反応による微粒子の合成方法が用いられてもよい。
すなわち、あらかじめ重合された粒度分布の揃った重合体粒子(E)に、上記単量体(A)〜(D)、または、これらの一部が吸収されて製造されることにより、粒径がより均一化される。
【0020】
上記重合体粒子(E)とは、粒度分布の揃った重合体粒子のことを指し、例えば、上記非架橋性単量体(D)などの単独重合体又は共重合体からなる非架橋重合体粒子が挙げられ、例えば、スチレン重合体、(メタ)アクリル酸メチル重合体、(メタ)アクリル酸エチル重合体などが挙げられる。 また、上記重合体粒子(E)として、上記非架橋性単量体(D)と上記架橋性単量体(B)あるいは(C)との共重合体である架橋共重合体粒子(例えば、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体)も使用できるが、この場合は、架橋性単量体(B)あるいは(C)の割合を10重量%以下として共重合して得られる低架橋重合体粒子が好ましい。
【0021】
上記重合体粒子(E)の製造方法は、公知の重合方法でよく、例えば乳化重合、ソープフリー重合、分散重合、懸濁重合などが挙げられる。
【0022】
上記重合体粒子(E)の平均粒径は、0.1〜10μmが好ましく、粒径のばらつきは変動係数(CV)(=標準偏差÷平均粒径×100)として40%以下が好ましい。
【0023】
上記重合体粒子(E)の量は、上記架橋性単量体(B)と(C)あわせて100重量部に対して0.5〜100重量部が好ましい。
【0024】
上記の重合体粒子(E)を用いる場合には、架橋性単量体(B)及び(C)(必要に応じて、非架橋性単量体(D)も含む)と重合開始剤を、重合体粒子(E)に吸収させて重合を進めることが好ましい。
【0025】
本発明の重合開始剤としては、特に限定されず、水溶性又は油溶性の公知のラジカル重合開始剤が用いられる。上記重合開始剤の具体的な例としては、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩;クメンハイドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、o−クロロベンゾイルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ジ−t−ブチルパーオキサイドなどの有機過酸化物;2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、4,4’−アゾビス(4−シアノペンタン酸)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、アゾビスシクロヘキサンカルボニトリルなどのアゾ化合物などが挙げられる。
【0026】
上記重合開始剤の使用量は、上記架橋性単量体(B)と(C)あわせて100重量部に対し、0.05〜5重量部が好ましい。重合開始剤の使用量が0.05重量部未満になると、重合反応が不十分となったり、重合に長時間を要することがあり、5重量部を越えると、急激な反応の進行により、凝集物が発生することがある。この重合開始剤は、上記単量体に溶解して用いてもよい。
【0027】
本発明の液体クロマトグラフィー用充填剤に用いられる重合体は、その製造時に多孔質化剤が用いられて製造されることにより、多孔質化されていてもよい。
多孔質化された重合体を製造する場合は、多孔質化剤として単量体を溶解するが、重合体を溶解しない有機溶媒を重合反応系に添加して重合すればよい。このような多孔質化剤としては公知のものでよく、例えば、トルエン、キシレン、ジエチルベンゼン、ドデシルベンゼン等の芳香族炭化水素類;ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン等の飽和炭化水素;イソアミルアルコール、ヘキシルアルコール、オクチルアルコール等のアルコール類などが挙げられる。
上記多孔質化剤の使用量は、多くなると、得られる重合体の耐圧性が低下し、膨潤、収縮し易くなり、また、重合中に凝集が発生し易くなるので、上記架橋性単量体(B)と(C)あわせて100重量部に対して、100重量部以下が好ましい。
【0028】
(本発明の液体クロマトグラフィー用充填剤の粒径)
本発明の液体クロマトグラフィー用充填剤の平均粒径は0.5〜100μmが好ましく、粒径のばらつきは変動係数(CV)(=標準偏差÷平均粒径×100)として15%以下が好ましい。このような、本発明の液体クロマトグラフィー用充填剤は、重合によって得られた重合体粒子を、必要に応じて分級することにより得られる。分級には、乾式又は湿式など公知の方法が用いられ得る。
【0029】
(本発明の液体クロマトグラフィー用充填剤の使用)
本発明の液体クロマトグラフィー用充填剤は、ステンレス製などのカラムに充填されてカチオン交換液体クロマトグラフィーなどに用いられる。カラムへの充填に際しては、適宜の方法を用いることができるが、充填剤を溶離液として用いる溶媒などの分散媒に所定量分散し、カラム内にパッカーなどを経由して圧入する湿式法(スラリー法)が特に好ましい。
【0030】
本発明の液体クロマトグラフィー用充填剤を用いて分離測定する際の測定対象物質としては、従来からカチオン交換液体クロマトグラフィー又はイオンクロマトグラフィーで分離されていたものの全てである。特に、カテコールアミン誘導体類、ヌクレオチド類、ペプチド類、タンパク質類などの生体関連物質が好適である。
【0031】
本発明の充填剤を適用できる液体クロマトグラフは公知のものでよく、例えば、送液ポンプ、試料導入装置、カラム、検出器などから構成される。また、これらに他の付属品(恒温槽や溶離液の脱気装置など)が適宜付属されてもよい。
【0032】
本発明の充填剤を用いた液体クロマトグラフィー分析には、公知の溶離液が用いられる。例えば、以下の物質などを含む各種緩衝液などが挙げられる。リン酸、硝酸、塩酸、過塩素酸などの無機酸及びその塩;酢酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、クエン酸などの有機酸及びその塩又はハロゲン化物;水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの塩基性物質。また、例えば、アセトン、アセトニトリル、ジオキサン、メタノール、エタノールなどの有機溶媒も使用可能であり、また、水若しくは上記緩衝液と有機溶媒の混合物も使用可能である。
【0033】
(作 用)
本発明1では、1分子中にスルホン酸基を1個以上含む単量体(A)、1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B)および架橋性単量体(C)を構成単位とする重合体からなり、該スルホン酸基は、スルホン酸基を1個以上含む単量体に由来するものであり、従来法の後処理によるスルホン酸基の導入方法により得られた充填剤と異なり、液体クロマトグラフィー用充填剤としての性能にバラツキが少なく、広範囲のpHで使用できる。さらに1分子中に水酸基を1個以上含む単量体を構成単位に有しているため、タンパク質などの非特異吸着が少なくなるため、従来の充填剤を充填したカラムに比較してカラム寿命が長くなる。
また、本発明2では、上記一般式(1)で表される1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B)を用いるので、さらに、液体クロマトグラフィー用充填剤としての性能にバラツキが少なく、タンパク質などの非特異吸着が少なくなるため、充填剤を充填したカラムに比較してカラム寿命が長くなる。
また、本発明3では、1分子中にスルホン酸基を1個以上含む単量体(A)10〜200重量部、1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B)5〜100重量部、および架橋性単量体(C)100重量部を重合してなるので、このように単量体を一定の比率で添加して重合させることにより、充填剤のイオン交換能の微調整が可能となり、従来分離しにくかった物質、又は従来分離に長時間かかっていた物質を、短時間で簡便な溶出条件により、高精度に分離できる。
【0034】
【実施例】
以下に本発明の実施例を示す。
(実施例1)
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(単量体(A):東京化成工業社製)200g、2−ヒドロキシ−1,3−ジメタクリロキシプロパン(単量体(B):新中村化学社製)200g、ジエチレングリコールジメタクリレート(単量体(C):新中村化学社製)200g及びベンゾイルパーオキサイド(重合開始剤:和光純薬社製)1.5gを混合し、2.5リットルの4重量%ポリビニルアルコール(日本合成化学社製)水溶液に分散させた。窒素雰囲気下で撹拌しながら昇温し、80℃で8時間重合した。
重合後、洗浄し分級して平均粒径5μmの充填剤を得た。
【0035】
(実施例2)
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(単量体(A):東京化成工業社製)200g、2−ヒドロキシ−1,3−ジメタクリロキシプロパン(単量体(B):新中村化学社製)50g、ジエチレングリコールジメタクリレート(単量体(C):新中村化学社製)400gを用いた以外は、実施例1と同様重合を行った。
重合後、洗浄し分級して平均粒径5μmの充填剤を得た。
【0036】
(実施例3)
1,10−ジメタクリロキシ−4,7−ジオキサデカン−2,9−ジオール(単量体(B):共栄社化学社製)100g、トリエチレングリコールジメタクリレート(単量体(C):新中村化学社製)300gにベンゾイルパーオキサイド(重合開始剤)1.5gを混合して溶解し、2.5リットルの4重量%ポリビニルアルコール水溶液に分散させた。窒素雰囲気下で撹拌しながら昇温し、80℃で1時間重合した。
重合後、反応系を30℃に冷却した後、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(単量体(A):東京化成工業社製)200gを添加して30℃で1時間撹拌した後、80℃で3時間重合した。
重合後、洗浄し分級して平均粒径5μmの充填剤を得た。
【0037】
(実施例4)
アリルスルホン酸(単量体(A):キシダ化学社製)100g、1,10−ジメタクリロキシ−4,7−ジオキサデカン−2,9−ジオール(単量体(B):共栄社化学社製)100g、ジビニルベンゼン(単量体(C):キシダ化学社製)300g、スチレン(非架橋性単量体(D))200g、トルエン(多孔質化剤)100g及びベンゾイルパーオキサイド1.5gを混合し、2.5リットルの6重量%ポリビニルアルコール(日本合成化学社製)水溶液に分散させた。 窒素雰囲気下で撹拌しながら昇温し、80℃で8時間重合した。
重合後、洗浄し分級して平均粒径5μmの充填剤を得た。
【0038】
(比較例1)スルホン酸基を後処理により導入して得られた充填剤の例:
2−ヒドロキシエチルメタクリレート200g、エチレングリコールジメタクリレート(新中村化学社製)40g、メチルメタクリレート(和光純薬社製)15g及びtert−ブチルパーピバレート(重合開始剤:和光純薬社製)5gの混合溶液を硫酸ナトリウム20gを溶解した2.5リットルの4重量%ポリビニルアルコール水溶液に分散させた。窒素雰囲気下で撹拌しながら昇温し、60℃で12時間重合した。重合後、洗浄し分級して平均粒径5μmの粒子を得た。
この粒子100gを100mlの20重量%水酸化ナトリウム水溶液に分散し、エピクロルヒドリン40gを添加し、室温で4時間反応させた。
さらに得られた粒子100gを100mlの20重量%硫酸ナトリウム水溶液に分散させ、80℃で20時間反応させた。得られた粒子を洗浄し、充填剤を得た。
【0039】
(比較例2)単量体(B)を含有しないスルホン酸基含有充填剤の例:
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(単量体(A):東京化成工業社製)200g、ジエチレングリコールジメタクリレート(単量体(C):新中村化学社製)400g及びベンゾイルパーオキサイド(重合開始剤:和光純薬社製)1.5gを混合し、2.5リットルの4重量%ポリビニルアルコール(日本合成化学社製)水溶液に分散させた。窒素雰囲気下で撹拌しながら昇温し、80℃で8時間重合した。
重合後、洗浄し分級して平均粒径5μmの充填剤を得た。
【0040】
(比較例3)単量体(B)含有量が少ないスルホン酸基含有充填剤の例:
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(単量体(A):東京化成工業社製)200g、2−ヒドロキシ−1,3−ジメタクリロキシプロパン(単量体(B):新中村化学社製)20g、ジエチレングリコールジメタクリレート(単量体(C):新中村化学社製)400g及びベンゾイルパーオキサイド(重合開始剤:和光純薬社製)1.5gを混合し、2.5リットルの4重量%ポリビニルアルコール(日本合成化学社製)水溶液に分散させた。窒素雰囲気下で撹拌しながら昇温し、80℃で8時間重合した。
重合後、洗浄し分級して平均粒径5μmの充填剤を得た。
【0041】
(性能評価)
実施例及び比較例で得られた充填剤について、以下のようにして性能評価をした。
(1)液体クロマトグラフィー用カラムの製造:
充填剤0.7gを採取し、50mMリン酸緩衝液(pH6.0)30mlに分散し、5分間超音波処理した後、よく撹拌した。全量をステンレス製空カラム(4.6φ×35mm)を接続したパッカー(梅谷精機社製)に注入した。パッカーに送液ポンプ(サヌキ工業社製)を接続し、圧力200kg/cm2 で定圧充填して、液体クロマトグラフィー用カラムを製造した。
【0042】
(2)タンパク質混合物の測定:
実施例1、2及び比較例1で得られた充填剤を各々充填したカラムを用いて、タンパク質標準物質の混合物を測定した。
(測定条件)
システム:送液ポンプ:LC−9A(島津製作所社製)
オートサンプラ:ASU−420(積水化学社製)
検出器:SPD−6AV(島津製作所社製)
溶離液:下記溶離液A100%から溶離液B100%へのリニアグラディエント法で溶出した。
溶離液A:100mMリン酸緩衝液(pH5.7)
溶離液B:溶離液A+500mM NaCl(pH5.7)
流速:1.5ml/分
検出波長:254nm
試料注入量:10μl
【0043】
(測定試料)
ミオグロビン、α−キモトリプシノーゲン、リボヌクレアーゼA、リゾチーム(以上、いずれもSigma社製)の混合物
【0044】
(測定結果)
実施例1で得られた充填剤を用いた場合のクロマトグラムを図1、比較例1で得られた充填剤を用いた場合のクロマトグラムを図2に示す(なお、実施例4で得られた充填剤を用いた場合のクロマトグラムは図1と同様であった)。
図中、ピーク1はミオグロビン、ピーク2はα−キモトリプシノーゲン、ピーク3はリボヌクレアーゼA、ピーク4はリゾチームを示す。
図1は、図2に比べて短時間測定にもかかわらず、各ピークの分離がよいことがわかる。
【0045】
(3)ヒト血液中のヘモグロビン類の測定
実施例2、3及び比較例1で得られた充填剤を各々充填したカラムを用いて、糖尿病診断の指標となる、ヒト血液中の糖化ヘモグロビン(Hb)類を含むHb類の測定を行った。
【0046】
(測定条件)
システム:上記(2)タンパク質混合物の測定に用いたシステムと同様。
溶離液:リン酸塩及び過塩素酸塩を含む2種類の緩衝液によるステップグラディエント法で溶出した。安定型ヘモグロビンA1c(安定型HbA1c)の保持時間が適当となるように、溶離液Cの塩濃度及びpHを適宜調整した。
溶離液C:塩濃度を15〜100mM、pH5.6〜6.0の間で調節した。
溶離液D:塩濃度300mM、pH7.2とした。
流速:1.5ml/分
検出波長:415nm
【0047】
(測定試料)
健常人血を採血し、抗血液凝固剤として、フッ化ナトリウム10mg/mlとなるように添加した。これにグルコースを500mg/dlとなるように添加し、37℃で5時間反応させ、次いで、溶血試薬(界面活性剤として0.1重量%ポリエチレングリコールモノ−4−オクチルフェニルエーテル(トリトンX−100)(東京化成社製)のリン酸緩衝液溶液(pH7.0))で溶血し、150倍に希釈して測定試料とした。
【0048】
(測定結果)
実施例2、3で得られた充填剤を用いた場合のクロマトグラムを図3、4、比較例1で得られた充填剤を用いた場合のクロマトグラムを図5に示す。
図中は、ピーク5はヘモグロビンA1a及びb(HbA1a及びb);ピーク6はヘモグロビンF(HbF);ピーク7は不安定型HbA1c;ピーク8は安定型HbA1c;ピーク9はヘモグロビンA0(HbA0)を示す。
HbF(ピーク6)及び糖尿病診断の指標となる安定型HbA1cピーク(ピーク8)の良好な定量性が確保されるためには、HbF、不安定型HbA1c、安定型HbA1c、HbA0の順に溶出される必要があるが、図3及び4ではこの順序通りに各ピークが溶出し、しかも短時間の測定にもかかわらず、各ピークの分離がよいことがわかる。図5では各ピークの分離が、測定時間が長いにもかかわらず悪く、検出されないピークもあった。
【0049】
(4)充填剤のロット間差の評価:
本発明のスルホン酸基を有する充填剤(実施例3)及び後処理によりスルホン酸基を導入する従来法による充填剤(比較例1)のロット間差を以下のようにして確認した。
各々30回重合して、得られた充填剤30ロット間の性能のバラツキをみた。
上記評価(3)のヒト血液中のヘモグロビン類の測定を、それぞれの充填剤の各30ロットについて行い、ピーク8の安定型HbA1cの保持時間を調べた。なお、溶離液Cは、ピーク8の保持時間が約2分となるよう各充填剤毎に調製した。
【0050】
(測定結果)
スルホン酸基を有する充填剤(実施例3)の平均保持時間は、2.2分であり、標準偏差は0.15分であり、変動計数(CV(%)=標準偏差÷平均保持時間×100)は、6.82%であった。
一方、従来法による充填剤(比較例1)の平均保持時間は、2.2分であり、標準偏差は0.91分であり、変動計数(CV(%)=標準偏差÷平均保持時間×100)は、
41.1%であった。
以上より、本発明の充填剤は、製造再現性に優れていることが判った。
【0051】
(5)カラムの寿命の評価:
実施例2、3及び比較例2、3の充填剤を充填したカラムを用いて、上記評価(3)のヒト血液中のヘモグロビン類の測定を繰り返し行い、以下の式で示されるピーク8の安定型HbA1cの面積値の変化を調べた。
ピーク8の面積値(%)=(ピーク8の面積)÷(全ピークの面積)×100
【0052】
(測定結果)
測定結果を図6に示した。図6において、横軸は繰り返し測定の回数であり、縦軸は各回の安定型HbA1cの面積値を、初回測定値を100とした相対百分率で示した値(%)である。
図6より、実施例2及び3の充填剤は、3000回測定後も良好な測定値を示しているが、一方、比較例2及び3の充填剤では、測定回数が増えると測定値が低下し、正確な測定ができなくなってくることが判る。
【0053】
【発明の効果】
本発明1では、1分子中にスルホン酸基を1個以上含む単量体(A)、1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B)および架橋性単量体(C)を構成単位とする重合体からなるため、液体クロマトグラフィー用充填剤としての性能にバラツキが少なく、広範囲のpHで使用でき、従来の充填剤を充填したカラムに比較してカラム寿命が長くなる。
また、本発明2では、上記一般式(1)で表される1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B)を用いるので、さらに、従来の充填剤を充填したカラムに比較してカラム寿命が長くなる。
また、本発明3では、1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B)が、上記重合体100重量部に対して、5〜50重量部であるので、従来分離しにくかった物質、又は従来分離に長時間かかっていた物質を、短時間で簡便な溶出条件により、高精度に分離できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1により得られた充填剤を用いて、タンパク質混合物の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示す図。
【図2】比較例1により得られた充填剤を用いて、タンパク質混合物の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示す図。
【図3】実施例2により得られた充填剤を用いて、Hb類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示す図。
【図4】実施例3により得られた充填剤を用いて、Hb類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示す図。
【図5】比較例1により得られた充填剤を用いて、Hb類の測定を行った際に得られたクロマトグラムを示す図。
【図6】カラム寿命の評価の結果を示すグラフであり、横軸は繰り返し測定の回数であり、縦軸は各回の安定型HbA1cの面積値を、初回測定値を100とした相対百分率で示した値(%)である。
【符号の説明】
1 ミオグロビンのピーク
2 α−キモトリプシノーゲンのピーク
3 リボヌクレアーゼAのピーク
4 リゾチームのピーク
5 HbA1a及びbのピーク
6 HbFのピーク
7 不安定型HbA1cのピーク
8 安定型HbA1cのピーク
9 HbA0のピーク
Claims (2)
- 1分子中にスルホン酸基を1個以上含む単量体(A)10〜200重量部、1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B)5〜100重量部および架橋性単量体(C)100重量部を構成単位とする重合体からなることを特徴とする液体クロマトグラフィー用充填剤。
- 1分子中に水酸基を1個以上含む架橋性単量体(B)が、一般式(1);
R 1(CH2 OCOCR2 =CH2 )2 (1)
(式中R 1は、直鎖部の炭素原子数が1〜10の整数であって、水素原子が1個以上の水酸基で置換されているアルキレン基、もしくは、直鎖部の炭素原子数と酸素原子数の和が2〜10の整数であって、水素原子が1個以上の水酸基で置換されているオキサアルキレン基を表す。式中R2 は、水素原子又は、メチル基を表す。)で表されることを特徴とする請求項1記載の液体クロマトグラフィー用充填剤。
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