JP4266274B2 - 射出成形方法 - Google Patents
射出成形方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4266274B2 JP4266274B2 JP2000252736A JP2000252736A JP4266274B2 JP 4266274 B2 JP4266274 B2 JP 4266274B2 JP 2000252736 A JP2000252736 A JP 2000252736A JP 2000252736 A JP2000252736 A JP 2000252736A JP 4266274 B2 JP4266274 B2 JP 4266274B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- injection
- molds
- filling
- injection machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、単一の型締め装置で型締めされる3個の金型を用いる射出成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、単一の型締め装置で型締めされる3個の金型を用いる射出成形方法として、3個の金型のうちキャビティ容積が最大の第1の金型に対して溶融樹脂の射出充填を行う第1の射出機と、第1の金型以外の第2と第3の2個の金型に対して溶融樹脂の射出充填を行う第2の射出機とを用いて、各金型に対し同時に溶融樹脂を射出充填して、射出成形に要する時間を短縮するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の射出成形方法では、各金型に対する射出充填時の型締めに要する型締め力の夫々を合計したものを型締め力として発生できる強大な型締め装置が必要となり、成形製品の大きさや形状によって成形が困難になる場合が生じるうえ、強大な型締め力を発生できる型締め装置を新規に調達する場合、コストアップの要因となる。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑み、型締め装置の型締め力を抑制できて、単一の型締め装置で型締めされる3個の金型を用いて能率的に射出成形を行うことができる方法を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、単一の型締め装置で型締めされる3個の金型を用いる射出成形方法において、本発明の第1の特徴によれば、3個の金型のうちキャビティ容積が最大の第1の金型に対して溶融樹脂の射出充填を行う第1の射出機と、第1の金型以外の第2と第3の2個の金型に対して溶融樹脂の射出充填を行う第2の射出機と、第2の射出機から射出される溶融樹脂を第2と第3の両金型の一方と他方とに選択的に充填可能な切替弁とを用い、第1の射出機による第1の金型に対する射出充填と、第2の射出機による第2と第3の両金型の一方の金型に対する射出充填とを略同時に開始し、前記一方の金型に対する保圧工程の完了直後に前記切替弁を切替えて第2の射出機により第2と第3の両金型の他方の金型に対する射出充填を開始し、又、本発明の第2の特徴によれば、3個の金型のうちキャビティ容積が最大の第1の金型に対して溶融樹脂の射出充填を行う第1の射出機と、第1の金型以外の第2と第3の2個の金型に対して溶融樹脂の射出充填を行う第2の射出機と、第2の射出機から射出される溶融樹脂を第2と第3の両金型に夫々供給する供給路を夫々開閉する開閉弁とを用い、第1の射出機による第1の金型に対する射出充填と、第2の射出機による第2と第3の両金型の一方の金型に対する射出充填とを略同時に開始し、第1の金型に対する射出充填工程完了以後であって前記一方の金型に対する保圧工程完了以前に、該一方の金型の前記開閉弁を開弁した状態で第2と第3の両金型の他方の金型の前記開閉弁を開弁して前記第2の射出機により前記他方の金型に対する射出充填を開始し、該他方の金型に対する保圧工程の途中で前記一方の金型の前記開閉弁を閉弁する。
【0006】
型締め装置の型締め力は、第1の射出機から射出される溶融樹脂が充填される第1の金型に要する型締め力と、第2の射出機から射出される溶融樹脂が初めに充填される、第2と第3の両金型の一方の金型に要する型締め力との合計で足りて、発生すべき型締め力を軽減できる。
【0007】
さらに、本発明の第1の特徴によれば、第2の射出機から射出される溶融樹脂が初めに充填される、第2と第3の両金型の一方の金型に対する保圧工程完了後の冷却工程の開始と同時に第2と第3の両金型の他方の金型に対する射出充填を開始するため、前記両金型による射出成形サイクルタイムが短縮でき、又、本発明の第2の特徴によれば、第2の射出機から射出される溶融樹脂が初めに充填される、第2と第3の両金型の一方の金型に対する保圧工程の途中で第2と第3の両金型の他方の金型に対する射出充填を開始するため、前記両金型による射出成形サイクルタイムがさらに短縮できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は、単一の型締め装置1で型締めされる3個の金型2、3、4を備える射出成形装置の概要を示している。図1に示すように、型締め装置1は、固定盤1aと、加圧源1bにより駆動される可動盤1cとを備え、固定盤1aには3個の金型2、3、4の固定型2a、3a、4aを取り付け、可動盤1cには3個の金型2、3、4の可動型2c、3c、4cを取り付けるように構成されている。また、図2に示すように、3個の金型中最大のキャビティ容積の第1金型2に第1射出機5が接続され、キャビティ容積の比較的小さな第2と第3の両金型3、4に第2射出機6が接続され、更に、第2と第3の金型3、4の各供給路には開閉弁7、8が夫々設けられている。
【0009】
射出充填に際して、型締め装置1により第1乃至第3の全金型2、3、4を型締めし、また、第2金型3の開閉弁7を開弁すると共に第3金型4の開閉弁8を閉弁して第2射出機6から射出される溶融樹脂が初めに第2金型3に充填されるように調整する。この状態で、第1と第2の両射出機5、6から同時に溶融樹脂を射出して第1と第2の金型2、3の夫々に対し射出充填を行う。この際、型締め装置1の型締め力は第1と第2の金型2、3の夫々に要する型締め力の合計で足り、3個の金型に対し同時に溶融樹脂を射出充填する場合の型締め力(3個の金型の夫々に要する型締め力の合計)に比し軽減できる。射出充填工程が完了すると、保圧工程と冷却工程の順でこれらの工程から成る射出成形サイクルを夫々行う。尚、保圧工程では、第1と第2の両射出機5、6の射出圧力を比較的低圧にし、金型内の溶融樹脂を加圧下で凝固させ始め、一方、冷却工程では、非加圧下で金型内の樹脂を完全に凝固させる。
【0010】
ところで、第2金型3の次には第3金型4に対して第2射出機6から溶融樹脂の射出充填を行い、射出成形サイクルを開始する。このようにして、第1乃至第3の金型2、3、4の夫々において、各工程段階で各金型に固有の工程時間に基づいた射出成形サイクルを行う。ここで、第2金型3に対する射出成形サイクル中の冷却工程が完了したタイミングで第2射出機6により第3金型4に対する射出充填を行って射出成形サイクルを開始すると、第2と第3の両金型3、4に対する射出成形サイクルの完了時間は、図3(a)にt1として示される第1金型2に対する射出成形サイクルの完了時間を大幅に越える場合があり、第1乃至第3の全金型2、3、4が単一の型締め装置1で固定されていて第1乃至第3の金型2、3、4のいずれか1個に対してさえ、冷却工程の次に行う型開き工程に移行できないことと相俟って能率的でない。そこで、このような場合には、図3(b)に示すように、第2金型3に対する射出成形サイクル中の保圧工程の完了時点T1で、第2金型3の開閉弁7を閉弁すると共に第3金型4の開閉弁8を開弁し、第2射出機6から第3金型4に対して溶融樹脂の射出充填を行って第3金型4に対する射出成形サイクルを開始する。このようにして、第3金型4に対する射出充填工程後の射出成形サイクルと、第2金型3に対する冷却工程以降の射出成形サイクルとを並行して進行させて第2射出機6側の第2と第3の両金型3、4に対する射出成形サイクルが完了する時間をt2に早める。尚、本実施の形態では、第2射出機6から射出される溶融樹脂を第2と第3の金型3、4の夫々に選択的に充填するように第2と第3の金型3、4の両開閉弁7、8を作動させ、かくて、両開閉弁7、8により、第2と第3の金型3、4の夫々に選択的に溶融樹脂を充填する切替弁を構成しているが、第2と第3の金型3、4の夫々に対して選択的に充填可能な三方弁のような単一の切替弁を用いることもできる。
【0011】
図3(c)は、第2と第3の両金型3、4に対する射出成形サイクルを更に早期に完了できる他の実施形態を示す。このものでは、第2金型3に対する射出成形サイクル中の保圧工程の途中の時点T2で第2金型3の開閉弁7を開弁した状態で第3金型4の開閉弁8を開弁した後に、第2射出機6から第3金型4に対して溶融樹脂の射出充填を行って第3金型4に対する射出成形サイクルを開始し、この後、第2金型3に対する保圧工程の完了時点T3で第2金型3の開閉弁7を閉弁すれば、第3金型4に対する射出充填工程後の射出成形サイクルと、第2金型3に対する保圧工程途中以降の射出成形サイクルとを並行して進行させることができて、第2射出機6側の第2と第3の両金型3、4に対する射出成形サイクルが完了する時間をt3に更に早めることができる。この場合、保圧工程中の第2金型3は、第3金型4に対する射出充填工程以降の射出圧力の影響を受けるが、第2金型3の開閉弁7の閉弁以降はその影響を受けずに第2金型3に固有の冷却工程を確保できるので、第2金型3で成形される製品の品質に対して上記の第3金型4に対する射出圧力が及ぼす影響は限定的である。
【0012】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、3個の金型に対し同時に溶融樹脂の射出充填を行う場合に比べ、型締め装置の型締め力が軽減でき、また、第2射出機6により溶融樹脂の射出充填を行う第2と第3の両金型3、4に対する射出成形サイクルタイムを短縮できる。そして、第1金型2に対する射出成形サイクルタイムに合せて第2と第3の両金型3、4に対する射出成形サイクルタイムを更に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施に用いる射出成形装置の概略平面図
【図2】図1の射出成形装置の要部の断面図
【図3】(a)第1金型に対する射出成形サイクルを示す図
(b)第2、第3金型に対する射出成形サイクルを示す図
(c)第2、第3金型に対する別の射出成形サイクルを示す図
【符号の説明】
1 型締め装置
2 第1金型 3 第2金型 4 第3金型
5 第1射出機 6 第2射出機
7、8 開閉弁
Claims (2)
- 単一の型締め装置で型締めされる3個の金型を用いる射出成形方法において、前記3個の金型のうちキャビティ容積が最大の第1の金型に対して溶融樹脂の射出充填を行う第1の射出機と、第1の金型以外の第2と第3の2個の金型に対して溶融樹脂の射出充填を行う第2の射出機と、該第2の射出機から射出される溶融樹脂を第2と第3の両金型の一方と他方とに選択的に充填可能な切替弁とを用い、前記第1の射出機による第1の金型に対する射出充填と、前記第2の射出機による第2と第3の両金型の一方の金型に対する射出充填とを略同時に開始し、前記一方の金型に対する保圧工程の完了直後に前記切替弁を切替えて前記第2の射出機により第2と第3の両金型の他方の金型に対する射出充填を開始することを特徴とする射出成形方法。
- 単一の型締め装置で型締めされる3個の金型を用いる射出成形方法において、前記3個の金型のうちキャビティ容積が最大の第1の金型に対して溶融樹脂の射出充填を行う第1の射出機と、第1の金型以外の第2と第3の2個の金型に対して溶融樹脂の射出充填を行う第2の射出機と、該第2の射出機から射出される溶融樹脂を第2と第3の両金型に夫々供給する供給路を夫々開閉する開閉弁とを用い、前記第1の射出機による第1の金型に対する射出充填と、前記第2の射出機による第2と第3の両金型の一方の金型に対する射出充填とを略同時に開始し、第1の金型に対する射出充填工程完了以後であって前記一方の金型に対する保圧工程完了以前に、該一方の金型の前記開閉弁を開弁した状態で第2と第3の両金型の他方の金型の前記開閉弁を開弁して前記第2の射出機により前記他方の金型に対する射出充填を開始し、該他方の金型に対する保圧工程の途中で前記一方の金型の前記開閉弁を閉弁することを特徴とする射出成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000252736A JP4266274B2 (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | 射出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000252736A JP4266274B2 (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | 射出成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002067069A JP2002067069A (ja) | 2002-03-05 |
| JP4266274B2 true JP4266274B2 (ja) | 2009-05-20 |
Family
ID=18741935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000252736A Expired - Fee Related JP4266274B2 (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | 射出成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4266274B2 (ja) |
-
2000
- 2000-08-23 JP JP2000252736A patent/JP4266274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002067069A (ja) | 2002-03-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0747576A (ja) | 局部加圧式射出成形機 | |
| JP4266274B2 (ja) | 射出成形方法 | |
| RU2006139718A (ru) | Способ литья давлением и машина для литья под давлением | |
| JPS6021225A (ja) | 射出圧縮成形方法 | |
| JP2001047472A (ja) | 射出成形用金型 | |
| JPH071102A (ja) | 射出成形方法 | |
| JPH11268084A (ja) | 射出成形方法 | |
| JP3548297B2 (ja) | 部分厚肉成形品の製造用金型および製造方法 | |
| CA2467432A1 (en) | Method for operating injection molding apparatus | |
| JP2000094483A (ja) | 合成樹脂成形品の減圧併用成形方法 | |
| JP2005053074A (ja) | バルブゲート式射出成形方法 | |
| JP2008229897A (ja) | 射出成形方法及び射出成形装置 | |
| JP3418495B2 (ja) | 射出成形方法 | |
| JPH08281408A (ja) | ダイカスト方法およびその装置 | |
| JPH09174607A (ja) | 射出成形方法 | |
| JP4516208B2 (ja) | 射出装置及び射出成形方法 | |
| JP3222832B2 (ja) | 射出成形装置及び射出成形方法 | |
| JPH0639892A (ja) | 射出成形機の型開き方法 | |
| JP3220272B2 (ja) | 成形と同時に塗装を行う射出成形方法 | |
| JP7836211B2 (ja) | 成形品の成形方法および射出成形機 | |
| JPH0222018A (ja) | 射出成形機 | |
| JPH1158397A (ja) | 直圧式型締装置の型締方法 | |
| JPH0453722A (ja) | 射出成形機 | |
| JP2007320101A (ja) | 成形システムにおける成形方法 | |
| JP2733433B2 (ja) | 射出成形法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061130 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070323 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070508 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090129 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090210 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090216 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227 Year of fee payment: 5 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |