JP4334682B2 - X線発生装置 - Google Patents

X線発生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4334682B2
JP4334682B2 JP18605699A JP18605699A JP4334682B2 JP 4334682 B2 JP4334682 B2 JP 4334682B2 JP 18605699 A JP18605699 A JP 18605699A JP 18605699 A JP18605699 A JP 18605699A JP 4334682 B2 JP4334682 B2 JP 4334682B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
ray tube
panel
target
mold part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18605699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001015294A (ja
Inventor
智之 鈴木
通浩 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP18605699A priority Critical patent/JP4334682B2/ja
Publication of JP2001015294A publication Critical patent/JP2001015294A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4334682B2 publication Critical patent/JP4334682B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • X-Ray Techniques (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線発生装置に係り、特に、マイクロフォーカスX線源として利用するためのX線発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような分野の技術として、特開平6−162974号公報,特開平6−84490号公報,特開平6−36720号公報及び特開平5−290768号公報がある。これら公報に記載されたX線発生装置には、X線管から発生した高熱を外部に放出させて、安定した動作特性を維持するための手段が開示されている。具体的には、ターゲット支持体内に冷却通路を形成し、この通路内に冷却水を通すことで、熱の発生源となるターゲットを冷却させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来のX線発生装置には、次のような課題が存在している。すなわち、ターゲット支持体を冷却する構造を採用しているため、モールドタイプのX線管には、適用し難く、ターゲット支持体を包み込むようなモールド成形をした場合には、冷却パイプとターゲット支持体との接触を維持させ難く、所望の冷却効率を得にくいといった問題点があった。
【0004】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、特に、X線管の胴部がモールド部内に納められたものであっても、X線管の最適動作温度の維持を確実ならしめるようにしたX線発生装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る本発明のX線発生装置は、筺体内の電子銃から発射させた電子をターゲットに衝突させ、この衝突により発生したX線を、X線出射窓を介して外部に出射させる構造をもつX線管と、
ターゲットを内部に収容するX線管の胴部を包囲し且つ格納させる電気絶縁性のモールド部と、
モールド部に固着させた金属製のパネルと、
パネルに固定されて、X線管のターゲットに電気的に接続させる基部がモールド部内に埋め込まれた電気コネクタ部とを備え
パネルは、モールド部のモールド成形時に型枠の一部をなすことを特徴とする。
【0006】
このX線発生装置において、X線管のターゲットは胴部に収容されており、この胴部は、高圧に帯電するので電気的シール性を配慮して電気絶縁性のモールド部内に格納され、ターゲットは冷却し難い状況にある。そこで、ターゲットを直接冷却させるのではなく、モールド部を冷却することで、ターゲットを間接的に冷却させるようにした。この場合、冷却効率向上を狙った金属製パネルをモールド部に固着させる。更に、このようなパネルに電気コネクタ部を固定させ、電気コネクタ部の基部をモールド部内に埋め込むことで、モールド部と電気コネクタ部との密着性が向上し、パネルに対する電気コネクタ部の緩みや抜けが適切に防止されることになり、モールド部からパネルが脱落するのを防止している。このような電気コネクタ部によって、X線発生装置から高電圧変換ユニットを切り離すことが可能となり、軽量コンパクト化も同時に達成される。
【0007】
さらに、パネルは、モールド部のモールド成形時に型枠の一部をなす。この場合、冷却効率向上を狙った金属製パネルをモールド部に固着させるが、単に固着させるのではなく、モールド部とパネルとの間の熱伝導性の更なる向上を図るため、金属製パネルは、モールド部のモールド成形時の型枠の一部として利用し、モールド部とパネルとの密着性を向上させている。
【0008】
請求項3に係る本発明のX線発生装置は、筺体内の電子銃から発射させた電子をターゲットに衝突させ、この衝突により発生したX線を、X線出射窓を介して外部に出射させる構造をもつX線管と、
ターゲットを内部に収容するX線管の胴部を包囲し且つ格納させる電気絶縁性のモールド部と、
モールド部に固着させた金属製の背面パネルと、
背面パネルに固定されて、X線管のターゲットに電気的に接続させる基部がモールド部内に埋め込まれた電気コネクタ部と、
モールド部に固着させた金属製の前面パネルと、
モールド部とX線管の筺体と前面パネルとにより形成した電気絶縁オイル収容部と、
X線管の筺体に形成させると共に前面パネルの外表面に接触固定させるフランジ部と、を備えたことを特徴とする。
このX線発生装置において、X線管のターゲットは胴部に収容されており、この胴部は、高圧に帯電するので電気的シール性を配慮して電気絶縁性のモールド部内に格納され、ターゲットは冷却し難い状況にある。そこで、ターゲットを直接冷却させるのではなく、モールド部を冷却することで、ターゲットを間接的に冷却させるようにした。この場合、冷却効率向上を狙った金属製パネルをモールド部に固着させる。更に、このようなパネルに電気コネクタ部を固定させ、電気コネクタ部の基部をモールド部内に埋め込むことで、モールド部と電気コネクタ部との密着性が向上し、パネルに対する電気コネクタ部の緩みや抜けが適切に防止されることになり、モールド部からパネルが脱落するのを防止している。このような電気コネクタ部によって、X線発生装置から高電圧変換ユニットを切り離すことが可能となり、軽量コンパクト化も同時に達成される
さらに、モールド部に固着させた金属製の前面パネルと、モールド部とX線管の筺体と前面パネルとにより形成した電気絶縁オイル収容部と、X線管の筺体に形成させると共に前面パネルの外表面に接触固定させるフランジ部とを備える。このような構成を採用した場合、モールド部とX線管の間に充填させたオイルは、ターゲットの影響により高温になるが、モールド部の端面に配置させた金属製の前面パネルがオイルに接触するので、前面パネルによる放熱を促進させることが可能になる。
【0009】
また、パネルは、モールド部に固着させた前面パネルに対面する背面パネルであると好ましい。このように構成すると、前面パネルを利用してX線管を固定させることができ、背面パネルを利用して電気コネクタ部を固定させることができるので、前面パネルと背面パネルとの協働により放熱効果をより一層高めることができると共に、X線管と電気コネクタ部とを一列に整列させることができ、X線管の後方からターゲットに高電圧を印加させることが容易となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明によるX線発生装置の好適な一実施形態について詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明に係るX線発生装置を示す斜視図である。同図に示すX線発生装置1は、金属製のケース2内にX線管3を収容すると共に、高電圧発生装置を内蔵しないタイプのものであり、コンパクト化及び軽量化を達成させている。すなわち、高熱発生源であるトランスや高圧発生回路や制御回路などが内蔵された高電圧変換ユニット(図示せず)とX線発生装置1とを切り離した構成にすることで、軽量コンパクト化と同時にメンテナンスも容易となり、X線管3を試料に近接させた場合でも、試料に対する熱の影響を少なくすることができ、極めて利便性が向上する。
【0012】
図2に示すように、ケース2内に収容されるX線管3は、非破壊検査等に利用されるマイクロフォーカスX線管として構成され、X線管3には、サイドウィンドタイプのものとエンドウィンドタイプのものとがあるが、これはエンドウィンドタイプである。このX線管3は、電子を放出する電子銃4と、電子の衝突によりX線を発生させるターゲット5とを主たる構成部品として、筺体S内に収容させている。
【0013】
この筺体Sは複数の部分に分割され、横方向に延びてターゲット5を収容するガラス製の胴部7と、電子銃4を収容する金属製の電子銃収容部8と、胴部7と電子銃収容部8とを連結させる金属製のヘッド部9とからなる。すなわち、電子銃収容部8は、電子銃4側で筺体Sの一部をなし、ヘッド部9及び胴部7は、ターゲット5側で筺体Sの一部をなし、各部材7,8,9は相互に接続固定されて一つの筺体Sを構成する。
【0014】
また、電子銃収容部8の頂部には、セラミックス製のステム11が嵌め込まれており、ヘッド部9の端面には、ターゲット5に対面するようにX線出射窓14が形成されている。電子銃4は、ヒーター電極15a,カソード15b,グリッド電極15c,フォーカス電極15dからなり、電子銃収容部8内で支柱15eを介して固定されている。また、ターゲット5の先端は約25°で斜めにカットされ、ターゲット部材5bがロウ付けされている。
【0015】
そこで、ヒーター電極15aでカソード電極15bが加熱されると、一定の温度でカソード電極15bから電子が放出される。放出した電子は、グリッド電極15cで加速され、フォーカス電極15dで収束されて、ターゲット5に衝突する。そして、この衝突によって、電子はX線と熱とに変換され、発生したX線は、X線出射窓14を介して外部に放出される。
【0016】
このようなX線管3の胴部7は、図3に示すように、電気絶縁性の樹脂モールド材で成形した直方体のモールド部17内に収容され、このモールド部17の両端には金属(真鍮にニッケル,クロム又は銅等がメッキされたもの)製の前面パネル18及び背面パネル19が固着されている。前面パネル18は、接着剤等によってモールド部17と一体化が図られ、背面パネル19は、モールド成形時に型枠として利用され、モールド部17と一体成形させている。また、モールド部17には、X線管3の胴部7を前面パネル18側から差し込むための開口20が形成されている。
【0017】
更に、この開口20内にX線管3の胴部7を差し込んでX線管3を前面パネル18に固定した際、モールド部17の内壁面と前面パネル18の内壁面と胴部7の外壁面とで、所望の電気絶縁オイル収容部21が形成される。この収容部21内には電気絶縁オイル22が充填され、このオイル22によって、ターゲット5の高電圧がモールド部17を介し外部に伝わらないようにしている。
【0018】
そして、モールド部17とX線管3との間に充填させたオイル22は、ターゲット5の影響により高温になる。しかし、モールド部17の端面に配置させた金属製の前面パネル18をオイル22に接触させるようにしたことで、金属製の前面パネル18によるオイル22の放熱効果が高められる。更に、モールド部17の放熱効果を向上させるために、モールド部17の上面に当接させるようにして上板26を配置させている。背面パネル19も同様の放熱効果を有することは言うまでもない。
【0019】
なお、X線管3は、ヘッド部9に設けたフランジ部23を、前面パネル18に当接させるようにネジ25を介して固定され(図2参照)、オイル22は、X線管3を前面パネル18に固定した後に、所定の箇所から充填される。また、背面パネル19には、別体の高電圧変換ユニットから延びるプラグPを差し込むための電気コネクタ部24がナット27によって内側から締め付けるように固定され、電気コネクタ部24は、連結部28を介してターゲット5の後端部5aに接続されている。
【0020】
ここで、モールド部17を冷却してターゲット5を間接的に冷却させるものとして、前面パネル18及び背面パネル19を採用するが、背面パネル19は、モールド部17に単に固着させるのではなく、モールド部17とパネル19との熱伝導性や電気伝導性の更なる向上を図るため、金属製のパネル19は、モールド部17のモールド成形時の型枠の一部として利用され、モールド部17とパネル19との密着性を向上させている。
【0021】
具体的には、図4及び図5に示すように、直方体形状のモールド部17を樹脂でモールド成形させるにあたり、側枠50A,50Bと底枠50Cと前枠50Dと背面パネル19とで、上方が開いた直方体形状のキャビティーAを画成する。また、キャビティーA内には、X線管3の胴部7及びオイル22を収容させるための開口20を成形させる中子(図示せず)と、オイル圧を調節するダイヤフラム55(図6参照)を収容させるための開口54を成形させる中子(図示せず)とが配置される。そして、モールド部17にオイル22の連絡通路56を成形するため、連結中子を介して両側の中子を繋げている。
【0022】
更に、モールド成形前において、背面パネル19には電気コネクタ部24が予め固定される。この電気コネクタ部24は、グランド電位になっている背面パネル19の外方に露出させて、プラグPの差し込み部として利用されるアダプタ部24Bと、背面パネル19の内方側でキャビティーA内に配置させる基部24Aとを有している。この基部24Aはネジ溝51を有すると共に、背面パネル19に形成した開口部52にパッキン57を介して差し込まれる。そして、ナット53を背面パネル19に向けて締め込み、ナット53とアダプタ部24Bとの協働で背面パネル19を挟み込ませる。その結果、背面パネル19に電気コネクタ部24が、しっかりと固定されることになる。
【0023】
このような状態で、上方からキャビティーA内に樹脂を流し込むと、所望のモールド部17が成形されることになるが、このとき、電気コネクタ部24の基部24Aがモールド部17内に埋め込まれる。そして、ナット52もモールド部17内に埋め込まれることになる。従って、モールド材の硬化により、電気コネクタ部24の緩みや抜けが確実に防止されることになる。
【0024】
更に、キャビティーA内の樹脂を冷却固化させた後、側枠50A,50Bと底枠50Cと前枠50Dとは取り外されるが、背面パネル19はモールド部17に取り付けたままの状態にしておくので、モールド部17と背面パネル19は、極めて高い密着性が維持されることになる。従って、モールド部17と背面パネル19との熱伝導性が格段に向上することになる。また、モールド部17には、その表面全体に導電性塗料が塗布され、この塗料をグランド電位の背面パネル19に接触させておくことで、電気導電性が確保され、モールド部17の帯電防止に寄与する。そして、電気コネクタ部24の基部24Aがモールド部17内に埋め込まれる結果、背面パネル19がモールド部17から脱落することはない。
【0025】
このようなモールド部17によって、X線管3の胴部7を格納させるが、この胴部7が高圧に帯電することを考慮し、モールド部17には、電気絶縁性の樹脂が利用される。また、電子銃4側の電子銃収容部8は、グランド電位になっており、モールド部17から露出させている。この場合、胴部7は、モールド部17内に格納させるので、外気の熱変動の影響を受け難く、高温ではあるが、熱的には安定した状態が保たれる。これに対して、電子銃4側は、モールド部17から発散される熱の影響を受ける。その結果、X線管3においては、モールド部17から露出した部分を熱的に安定させる必要がある。
【0026】
そこで、図1,図3及び図6に示すように、電子銃4を包囲する電子銃収容部8の表面に接触させるように、第1の冷却配管の一例をなす銅製の冷却パイプ30を螺旋状に這い回し、この冷却パイプ30内に冷媒(例えば、水や油など)を流動させる。
【0027】
例えば、冷却パイプ30の一端は、ジョイント部31を介してビニールパイプ32に接続され、冷却パイプ30の他端は、ジョイント部33を介してビニールパイプ34に接続されている。また、ケース2の背面側には、上側に冷媒流入用のパイプエンド35が固定され、下側に冷媒流出用のパイプエンド36が固定され、それぞれのパイプエンド35,36は、T字状に構成され、ケース2の外で一口であるが、ケース2内で二股に分岐させている。そこで、上側のパイプエンド35に一方のビニールパイプ32の端部を固定させ、下側のパイプエンド36に他方のビニールパイプ34を固定させる。
【0028】
その結果、図示しない冷媒ポンプからの循環供給や水道管からの直接供給によって、上側のパイプエンド35を介して流入した冷媒は、冷却パイプ30内を流動しながら、電子銃4側の電子銃収容部8を冷却し、パイプエンド36を介して外部に排出される。このように、電子銃4の周囲を、冷媒が流動することによって、電子銃4側の温度を素早く安定させることができる。そして、冷媒の温度を管理しながら、冷却パイプ30内での冷媒量や流速を、ポンプ制御をもって調節することにより、X線管3の最適動作温度を確実に維持させる。
【0029】
同様に、前面パネル18の外表面に接触させるように、第2の冷却配管の一例をなす銅製の冷却パイプ40を這い回し、この冷却パイプ40内に冷媒(例えば、水や油等)を流動させる。この這い回しの一例として、ヘッド部9の左右において、冷却パイプ40を、ヘッド部9に添わせながらU字状に折り曲げて反転させており、左右をつなぐように、冷却パイプ40は、フランジ部23の周面に添わせるようにして前面パネル18に接触させている。
【0030】
このように這い回された冷却パイプ40の一端は、ジョイント部41を介してビニールパイプ42に接続され、冷却パイプ40の他端は、ジョイント部43を介してビニールパイプ44に接続されている。そして、上側のパイプエンド35に一方のビニールパイプ42の端部を固定させ、下側のパイプエンド36に他方のビニールパイプ44を固定させる。
【0031】
その結果、上側のパイプエンド35を介して流入した冷媒は、冷却パイプ40内を流動しながら、前面パネル18及びヘッド部9を冷却し、パイプエンド36を介して外部に排出される。このように、前面パネル18を冷却することは、前面パネル18による放熱を促進させることができ、オイル22を冷却することによって、ターゲット5の間接的な冷却も可能にしている。
【0032】
また、螺旋状の冷却パイプ30を包み込むように、伝熱性の接着剤Rを電子銃収容部8に塗布させてもよい。これは、冷却パイプ30の表面を電子銃収容部8に接触固定させ難いこともあるから、熱伝導性の良好な接着剤Rを電子銃収容部8と冷却パイプ30との間や隣接する冷却パイプ30間に充填させている。従って、電子銃4側での冷却パイプ30の這い回しを確実なものとし、しかも、接着剤Rによって冷却面積の拡大化も図られている。
【0033】
同様に、冷却パイプ40を包み込むように、伝熱性の接着剤Rをヘッド部9に塗布させてもよい。これは、冷却パイプ40の表面を金属製の前面パネル18に接触固定させ難いこともあるから、熱伝導性の良好な接着剤Rを前面パネル18と冷却パイプ40との間や隣接する冷却パイプ40間に充填させている。従って、前面パネル18側での冷却パイプ40の這い回しを確実なものとし、しかも、接着剤Rによって冷却面積の拡大化も図られている。なお、ここで、利用される導電性の接着剤Rとしては、金属粉を含有させた接着剤やシリコーン系の接着剤などがある。また、導電性の塗料であってもよい。
【0034】
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、モールド部の成形時の型枠の一部として、図示しない金属製の側面パネルを利用し、この側面パネルに電気コネクタ部24を固定させるようにしてもよい。なお、金属製の前面パネルや上面パネルをモールド部17と一体成形させ、これに電気コネクタ部24を設けてもよい。また、電気コネクタ部は、先端にプラグ部分をもち、基部24Aがモールド部17内に埋め込まれた引出しコードであってもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明によるX線発生装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得る。すなわち、請求項1に係る本発明のX線発生装置は、筺体内の電子銃から発射させた電子をターゲットに衝突させ、この衝突により発生したX線を、X線出射窓を介して外部に出射させる構造をもつX線管と、ターゲットを内部に収容するX線管の胴部を包囲し且つ格納させる電気絶縁性のモールド部と、モールド部に固着させた金属製のパネルと、パネルに固定されて、X線管のターゲットに電気的に接続させる基部がモールド部内に埋め込まれた電気コネクタ部とを備え、パネルは、モールド部のモールド成形時に型枠の一部をなすことにより、X線管の胴部がモールド部内に納められたものであっても、X線管の最適動作温度を確実に維持させることができる。
また、請求項3に係る本発明のX線発生装置は、筺体内の電子銃から発射させた電子をターゲットに衝突させ、この衝突により発生したX線を、X線出射窓を介して外部に出射させる構造をもつX線管と、ターゲットを内部に収容するX線管の胴部を包囲し且つ格納させる電気絶縁性のモールド部と、モールド部に固着させた金属製の背面パネルと、背面パネルに固定されて、X線管のターゲットに電気的に接続させる基部がモールド部内に埋め込まれた電気コネクタ部と、モールド部に固着させた金属製の前面パネルと、モールド部とX線管の筺体と前面パネルとにより形成した電気絶縁オイル収容部と、X線管の筺体に形成させると共に前面パネルの外表面に接触固定させるフランジ部と、を備えたことにより、X線管の胴部がモールド部内に納められたものであっても、X線管の最適動作温度を確実に維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線発生装置の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のX線発生装置に適用させるX線管を示す断面図である。
【図3】X線発生装置の断面図である。
【図4】モールド部を示す断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】X線発生装置の断面図である。
【符号の説明】
1…X線発生装置、3…X線管、4…電子銃、5…ターゲット、7…胴部、8…電子銃収容部、9…ヘッド部、14…X線出射窓、17…モールド部、18…前面パネル(パネル)、19…背面パネル(パネル)、21…電気絶縁オイル収容部、23…フランジ部、24…電気コネクタ部、24A…基部、24B…アダプタ部。

Claims (4)

  1. 筺体内の電子銃から発射させた電子をターゲットに衝突させ、この衝突により発生したX線を、X線出射窓を介して外部に出射させる構造をもつX線管と、
    前記ターゲットを内部に収容する前記X線管の胴部を包囲し且つ格納させる電気絶縁性のモールド部と、
    前記モールド部に固着させた金属製のパネルと、
    前記パネルに固定されて、前記X線管の前記ターゲットに電気的に接続させる基部が前記モールド部内に埋め込まれた電気コネクタ部とを備え
    前記パネルは、前記モールド部のモールド成形時に型枠の一部をなすことを特徴とするX線発生装置。
  2. 前記パネルは、前記モールド部に固着させた前面パネルに対面する背面パネルであることを特徴とする請求項記載のX線発生装置。
  3. 筺体内の電子銃から発射させた電子をターゲットに衝突させ、この衝突により発生したX線を、X線出射窓を介して外部に出射させる構造をもつX線管と、
    前記ターゲットを内部に収容する前記X線管の胴部を包囲し且つ格納させる電気絶縁性のモールド部と、
    前記モールド部に固着させた金属製の背面パネルと、
    前記背面パネルに固定されて、前記X線管の前記ターゲットに電気的に接続させる基部が前記モールド部内に埋め込まれた電気コネクタ部と、
    前記モールド部に固着させた金属製の前面パネルと、
    前記モールド部と前記X線管の前記筺体と前記前面パネルとにより形成した電気絶縁オイル収容部と、
    前記X線管の前記筺体に形成させると共に前記前面パネルの外表面に接触固定させるフランジ部と、を備えたことを特徴とするX線発生装置。
  4. 前記背面パネルは、前記モールド部のモールド成形時に型枠の一部をなすことを特徴とする請求項3記載のX線発生装置。
JP18605699A 1999-06-30 1999-06-30 X線発生装置 Expired - Fee Related JP4334682B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18605699A JP4334682B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 X線発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18605699A JP4334682B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 X線発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001015294A JP2001015294A (ja) 2001-01-19
JP4334682B2 true JP4334682B2 (ja) 2009-09-30

Family

ID=16181630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18605699A Expired - Fee Related JP4334682B2 (ja) 1999-06-30 1999-06-30 X線発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4334682B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5179797B2 (ja) * 2007-08-10 2013-04-10 浜松ホトニクス株式会社 X線発生装置
CN103794444B (zh) * 2012-11-02 2016-04-27 上海联影医疗科技有限公司 一种x射线管及其制备方法
JP6543378B1 (ja) * 2018-04-12 2019-07-10 浜松ホトニクス株式会社 X線発生装置
IT201800005279A1 (it) * 2018-05-11 2019-11-11 Gruppo emettitore di raggi-X con una pluralità di aperture per raggi-X e per liquido refrigerante e apparecchiature radiologiche

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001015294A (ja) 2001-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3839528B2 (ja) X線発生装置
TW484164B (en) Open type X ray generator
TWI800628B (zh) X光產生裝置
JP7089396B2 (ja) X線発生装置
US4995065A (en) X-ray tube cooling devices
WO2010035593A1 (ja) 光源装置
JP4223863B2 (ja) X線発生装置
JP4334682B2 (ja) X線発生装置
JP4889979B2 (ja) X線源
JP2009117083A (ja) X線管装置
JP4664025B2 (ja) X線源
JP2003217312A (ja) 無電極照明システム
JP2526568Y2 (ja) X線放射器
JP4347456B2 (ja) X線発生装置
JP6889619B2 (ja) X線発生装置
JP5618473B2 (ja) X線管装置
JP4435124B2 (ja) X線管
JP2009043658A (ja) X線発生装置
JPH07335389A (ja) X線管装置
EP0530000A1 (en) Air-cooled argon ion laser tube
JP4589062B2 (ja) X線源
JP2010118313A (ja) X線源
JP4541075B2 (ja) X線源
CN116744522A (zh) 一种便携式x光机组合机头
JP2007005319A (ja) X線発生装置及びそれを用いた除電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090624

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees