JP4381660B2 - 空気抜き弁を設けたポンプユニット装置 - Google Patents

空気抜き弁を設けたポンプユニット装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気抜き弁を設けたポンプユニット装置に関し、特に、ポンプ起動後、所定の圧力によって閉止することができるポンプユニット用空気抜き弁と、この空気抜き弁を備え、ポンプを円滑に作動することができるポンプユニット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポンプユニットは、上、中、下水、農業用水、汚水、工業排水等に用いられている。特に、マンホール用のポンプユニットは、マンホール内に沈めた水中ポンプの吐出管にボール逆止め弁を配設し、水中ポンプの停止時に圧送した汚水が逆流しないようにしたユニットである。また、このボール逆止め弁の一次側に空気抜き弁を設けて、水中ポンプの起動時に、この空気抜き弁より吐出管内の残留空気を排出させるようにしている。
【0003】
この種の空気抜き弁の一つには、汚水による浮力によって弁閉となる空気抜き弁構造が提案されている(特開2000−170939号公報)。また、図10〜図12に示すように、空気によって弁閉となる空気抜き弁構造も知られている。何れの場合も無負荷時には、連通状態で弁開となっている点については同じである。
【0004】
前者の構造は、ボールを遊動可能に収容する弁室と、弁室内に流入口と流出口を備え、流入口から弁室内に流入した汚水の浮力によってボールが浮上し、浮上した弁体が弁座に着座することによって閉止するように構成されている。
後者の構造は、本体1内の弁室2に花形状に開けられた流入口3とシールリング4を有する流出口5を設け、この弁室2内に金属製の中空ボール6を移動自在に収納したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の構造は、汚水による浮力によって弁閉となる空気抜き弁であるため、弁室内に異物が侵入してボールの遊動作用を妨げたり、また、流入口に異物が付着して空気抜き弁としての機能を妨げて有効に発揮し得ない等の課題があった。
【0006】
また、後者の構造は、図9に示すように、ポンプの起動により、ボール弁体7aを有する逆止め弁7の一次側本管8内に残留している空気により、空気抜き弁のボール6が即座に持ち上がって弁閉となってしまい、空気抜き弁9の本来の機能である本管8内の空気を確実に抜くという作業ができず、場合によっては、エアロック現象によってポンプによる圧送ができない状態となってしまうおそれがあった。
【0007】
この現象を示すグラフを図13に示す。同図によると、ポンプ起動と同時に空気圧0.01MPa程度で空気抜き弁は全閉となるため、圧力は急激に上昇するが、空気を圧縮するため圧送できず、途中まで持ち上がった汚水が下方に戻るためこれに伴って圧力も降下し、以後この現象を繰り返すことにより、同グラフに示すように、本管の内圧がみだりに変動することになる。なお、本例における本管口径は、2・1/2Bであり、ポンプ出力は、0.4kW程度である。また、圧力測定部位は空気抜き管分岐部位である。
【0008】
しかも、後者の空気抜き弁は、金属製の中空ボール6を用いているため、全閉時において、二次側弁座を確実に封止することができない場合があり、空気抜き管の細管内に汚水が流入して、空気抜き弁の流入口3が異物等によって詰まってしまうおそれも有していた。
【0009】
本発明は、従来のこの種の空気抜き弁が有していた課題点を解決するために開発したものであり、その目的とするところは、ポンプの起動時にエアロック現象を生ずることなく所定のポンプ揚送が可能となり、しかも空気抜き弁の全閉状態を確実に保持することができ、しかも、ポンプ吐出管内に空気を取り込む際に発生する空気吸い込み音を発生させないようにした空気抜き弁を設けたポンプユニット装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、マンホール内にポンプを配置し、このポンプの吐出管先端に逆止め弁を装着し、この逆止め弁の一次側ボデーに連結した空気抜き管を延設させ、この空気抜き管の先端に空気抜き弁を設け、この空気抜き弁の一次側弁座の位置を、前記逆止め弁の二次側フランジより上方に配置し、この空気抜き弁の弁本体内には、球状弁体を収納し、この球状弁体を弁閉圧力無負荷時に一次側弁座に着座させ、この弁座は、扇形隆起部を対向位置に設けて弁本体内の一次側の流路口から二次側弁座にかけて連通状態とし、かつ、一次側弁座のポート径D1と二次側弁座のポート径D2をD1>D2とし、前記球状弁体が一次側弁座に着座しているときに球状弁体と二次側弁座との間に空間を設け、前記逆止め弁の二次側に流体が満たされ、かつ、一次側に残留空気を有する状態で前記ポンプの起動により0.02以上で0.05未満(Mpa)の残留空気の作動圧で空気抜き管を経由して前記球状弁体を弁閉することにより空気抜き管に空気を内封させると共に、前記逆止め弁を開状態にして汚水等の流体を揚送するようにしたポンプユニット装置である。
【0011】
請求項2に係る発明は、前記弁本体の二次側から一次側への空気通過能力Cv値を、2.5よりも大きく設定したポンプユニット用空気抜き弁である
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明におけるポンプユニット用の空気抜き弁とこれを用いたポンプユニット装置をマンホールに適用した一例を図面に基いて説明する。
図1は、マンホール10に水中ポンプ11を設けた例を示しており、このマンホール10内には、図示しない流入管から汚水Wが供給されている。
この水中ポンプ11の吐出管(本管)12の先端に逆止め弁(本例ではボール逆止め弁)13を設け、この逆止め弁13の二次側に仕切弁(ボール弁)14が設けられている。更に、この仕切弁14の二次側に流出管15が設けられ、汲み上げられた汚水Wが外部に流出するように配設されている。本例におけるボール逆止め弁13は、弁室16内にボール17を遊動自在に設け、弁室16の一次側の流入口16aにボール17が着座して弁閉状態で逆止め機能が発揮され、一方、流入口16aから汚水が圧送されると、ボール17がガイドされて流入口16aから離れ、汚水が二次側の流出口16bより流出する構造である。
【0013】
図2において、18は空気抜き管(枝管)であり、この空気抜き管18は、本例のようにボール逆止め弁13の一次側ボデー13aに直接連結する。
【0014】
次いで、この空気抜き管18と吐出管12の本例における具体的な一例を示すと、図1において、吐出管12における有効貯留水深下端水位から空気抜き管18の分岐点の距離をaとし、空気抜き管18の分岐点から空気抜き弁の一次側弁座までの距離をbとする。この場合、同図におけるaの配管口径は2・1/2Bであり、配管長は2000〜3000mmであり、また、bの配管口径は、3/4Bであり、配管長は約100mm以上である。
【0015】
次に、図4〜図6において、空気抜き弁の構造を説明する。この空気抜き弁は、空気抜き管18の先端を弁本体19に螺着して取付け、この弁本体19の二次側に流出パイプ20を螺着して取付けている。
【0016】
更に、弁本体19の一次側流路口21を断面円形に形成し、この流路口21の弁座部22は、一対の扇形隆起部23a、23bを対向させて設け、この扇形隆起部23a、23b以外の弁座部22に一対のテーパ連通部24a、24bを対向させて形成している。本例における扇形隆起部23a、23bの形状例は、弁サイズ1Bにおいて、扇角度は90°、高さ3〜4mm、傾斜角は60°である。
【0017】
図4において、弁本体19の二次側の弁座25は、ステンレス等の金属製の弁本体19のキャップ19aに一体に形成している。
図4に示した弁体(ボール)27は、弁本体19内に収納され、無負荷時には、一次側流路口21の扇形隆起部23a、23bに線接触状態に載置され、一方、テーパ連通部24a、24bによって弁本体19内は一次側流路口21から二次側弁座25にかけては連通状態にあり、空気が圧送されると、この弁体27は上方へ持ち上がって二次側流路口26に弁閉状態に封止される。
【0018】
前記二次側弁座25の封止性を向上させると共に、弁体27の持ち上がり性能を向上させるため、一次側弁座22のポート径をD1、二次側弁座25のポート径をD2とした場合、D1>D2の関係を有しており、また、ポンプ吐出管12内に空気を取り込む際、空気抜き弁の二次側から吸い込む空気により発生する空気吸い込み音を解消するため、二次側から一次側への空気通過能力(空気の流れやすさ)Cv値を2.5よりも大きく設定している。
【0019】
前記した弁体の持ち上がり性能、空気吸い込み音の試験を行い、その結果を表1に表す。
なお、Cv値の大小は、空気吸い込み音を数値で表したものに相当し、弁体の持ち上がり性能は、同一条件において、下方(一次側)より空気を送った場合、特に良好に持ち上がったものを◎、良好に持ち上がったものを○、明らかに持ち上がりがわるかったものを×とした。
【0020】
【表1】
Figure 0004381660
【0021】
表1に示すように、供試品No.1は、空気による弁体の持ち上がり性能は良好であったが、空気の吸い込み音が発生した。供試品No.2では、二次側弁座25のポート径D2をφ13mmにしたことにより、空気の吸い込み音はやや改善された。供試品No.3では、図7(a)に示すように、二次側弁座25′のポート径D2を、一次側弁座22′のポート径D1よりも大きくしたところ、弁体27が空気により持ち上がらなくなってしまった。供試品No.4では、図7(b)に示すように、一次側弁座22のポート径D1、二次側弁座25のポート径D2を、D1>D2の関係を保ちつつ、それぞれ大きくしたところ、弁体27の持ち上がり性能は良好であり、且つ、空気吸い込み音も改善された。供試品No.5は、二次側から一次側への空気の流れやすさを示すCv値が4.0になるよう、一次側弁座の形状を修正したところ、弁体の持ち上がり性能は良好であり、且つ、空気吸い込み音は著しく改善された。
【0022】
前記試験結果より、空気抜き弁の二次側弁座25のポート径D2を、一次側弁座22のポート径D1よりも小さくすることにより、ポンプ吐出管12内から排出され、空気抜き弁の弁室28内に侵入した空気が、二次側弁座25の手前で流れを絞られることにより滞留し、空気の流れの障害となっているボール弁体27を浮き上がらせて、二次側弁座25に確実に着座させることができることが判った。
【0023】
さらに、Cv値が2.5よりも大きくなるよう、各弁座形状や弁内部形状を形成することにより、二次側から吸気した際の空気吸い込み音を解消することができることが判った。とりわけ、二次側弁座25のポート径D2を弁体27の外周直径の約1/3よりも大きくすることが効果的である。
【0024】
この弁体27は、球状弁体を呈し、芯材27aを発泡樹脂材(本例ではエポキシ樹脂系発泡体)で成形され、また、芯材27aの外周には、ゴム被覆層(本例ではEPDM)27bで被覆している。本例におけるボール(弁体)27は、重量5g、外径25.4mm、芯材径23.4mm、ゴム厚1mmである。
【0025】
この場合、弁体27が一次側の弁座部22に着座している際、弁体27の上部と二次側の弁座25の間には、弁体27が後述する作動圧Pで動作するよう、ボール27の直径の約1/4の高さで空間29を確保するようにしている。なお、空間29を確保することによって、空気抜き弁が多少傾いた場合等でも、弁体27は円滑に動作することが可能である。
【0026】
上記のポンプユニット用空気抜き弁は、図2に示すように、水中ポンプ11の起動時に、逆止め弁13の逆止め状態でのポンプ吐出側である吐出管12内の所定量の空気を弁本体19より排出した後で、弁体27で二次側流路口26を密封状態に弁閉するように構成されている。
【0027】
本実施例における空気抜き弁の弁体27の作動圧Pは、0.01MPa<P≦0.05MPaであり、約0.02〜0.03MPaで動作するのが好ましく、少なくとも弁体27の弁閉圧力は、0.01MPaを越える圧力である。
なお、この作動圧は、少なくとも逆止め弁13の無負荷時の弁体(ボール)17の作動圧(クラッキング圧、本例では0.05MPa)を下回る値であれば良い。
【0028】
次に、上記に示した各実施形態における作用を説明する。
図2に示すように、ポンプ11が停止した状態において、逆止め弁13の一次側である吐出管12には、残留空気12Aがあり、一方、逆止め弁13の二次側には、汚水が満たされているため、逆止め弁13は、差圧が生じて弁閉状態を保持している。
【0029】
次いで、ポンプ11の起動時に、汚水の揚送開始と共に、吐出管12内に残存する空気12Aが空気抜き管18を経由して空気抜き弁から排出される。この場合、弁体27は、一次側の弁座部22に着座しているが、扇形隆起部23a、23bに弁体27が線接触していると共に、テーパ連通部24a、24bを介して連通しているので、弁体27が着座状態で、弁本体19内は、一次側流路口21から二次側弁座25にかけて開状態に連通されている。
【0030】
その後、ポンプ11が稼動した後に、吐出管12の残留空気12Aが空気抜き弁より略排気が終わった状態で、本例において約0.02MPaの空気圧に達すると、空気抜き弁の弁体27が持ち上がって弁本体19の二次側流路口26を弁閉して密封状態を保持している。
【0031】
さらに、空気抜き弁の二次側弁座25のポート径D2を、一次側弁座22のポート径D1よりも小さくすることにより、ポンプ吐出管12内から排出され、空気抜き弁の弁室28内に侵入した空気が、二次側弁座25の手前で流れを絞られることにより滞留し、空気の流れの障害となっているボール弁体27を浮き上がらせて、二次側弁座25に確実に着座させている。
【0032】
この状態において、図3に示すように、空気抜き管18内には空気が内封されるので、汚水が空気抜き弁自体に浸入するおそれがない。
この状態を図8における空気抜き弁の作動を示すグラフに基づいて説明すると、ポンプ11の稼動後、少なくともポンプ11の揚送動作が行われるに十分な程度に吐出管(本管)12の空気を排気し終わった状態、即ち0.01MPaを超える空気圧の一例として約0.02MPaの空気圧で空気抜き弁が弁閉となることにより、所定のポンプの揚送が継続され、ボール逆止め弁13が全開となって吐出管(本管)12の内圧(0.3MPa程度)が上昇し、ポンプ11が定格能力を発揮して汚水を円滑に揚送することができる。なお、本例における本管口径、ポンプ出力、圧力測定部位は、図13の例と同様である。
【0033】
また、Cv値が2.5よりも大きくなるよう、各弁座形状や弁内部形状を形成することにより、二次側から吸気した際の空気吸い込み音を解消することができる。とりわけ、二次側弁座25のポート径D2を弁体27の外周直径の約1/3よりも大きくすることが効果的である。
なお、一次側弁座22のポート径D1は弁体27の直径よりも5mmほど小さいものとすることにより、弁体27を一次側弁座22に安定して維持することができる。
さらに、一次側弁座22、二次側弁座25の各口径の寸法を調整することにより、ポンプ起動時から空気抜き弁が弁閉となるまでの間に、排出される空気の量をコントロールすることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、発明によると、ポンプ起動時に、揚送開始と共に、逆止め弁の一次側に残存する空気が、空気抜き管を経由して空気抜き弁から排出されるため、エアロック現象を生ずることなく、ポンプが定格能力を発揮して円滑に揚送され、しかも、ポンプ稼動中に、汚水等の流体が空気抜き弁から排出されるおそれもない。
【0035】
また、所定の空気圧で空気抜き弁が弁閉となることにより、所定のポンプ揚送が保持される
【0036】
また、球状弁体の一部が一対の扇形隆起部に線接触すると共に、扇形隆起部以外の部位から空気が供給されるため、所定の空気圧に達した際に、球状弁体が二次側の流路口を弁閉状態にすることができる
【0037】
更に、球状弁体のゴム被覆層で二次側の弁座に確実に着座して密封閉止することが可能となる
【0038】
また、空気抜き弁の二次側弁座のポート径を一次側弁座のポート径よりも小さくすることにより、ポンプ吐出管内から排出され、空気抜き弁の弁室内に侵入した空気が、二次側弁座の手前で流れを絞られることにより滞留し、空気の流れの障害となっているボール弁体を浮き上がらせて、二次側弁座に確実に着座させることが可能となる
【0039】
更に、Cv値が2.5よりも大きくなるよう、各弁座形状や弁内部形状を形成することにより、二次側から吸気した際の空気吸い込み音を解消することが可能となる
【0040】
ポンプが稼動した後に、逆止め弁のポンプ側の残存空気が排気した状態に至ると、所定の空気圧で空気抜き弁が弁閉となるため、所定のポンプの揚送が確実に継続されると共に、逆止め弁が全開となった状態で、ポンプの定格能力を効率的に発揮させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における空気抜き弁とこれを用いたポンプユニットの一例を示す全体の説明図である。
【図2】 図1における逆止め弁と空気抜き弁との関連を示したポンプ起動時の部分拡大断面図である。
【図3】 図2におけるポンプ稼動中の部分拡大断面図である。
【図4】 図1における空気抜き弁の断面図である。
【図5】 図4のA−A線断面図である。
【図6】 図4の弁座面のみを示した斜視説明図である。
【図7】 (a)一次側弁座のポート径D1、二次側弁座のポート径D2とした場合、D1<D2における作用説明図である。(b)一次側弁座のポート径D1、二次側弁座のポート径D2とした場合、D1>D2における作用説明図である。
【図8】 本発明におけるポンプの稼動時間と本管内圧との関係を示したグラフである。
【図9】 ポンプの起動後に生じるエアロック現象を示した従来例による部分断面図である。
【図10】 従来の一例を示した空気抜き弁の断面図である。
【図11】 図10のB−B線断面図である。
【図12】 図10の弁座面のみを示した斜視説明図である。
【図13】 従来の一例におけるポンプの稼動時間と本管内圧との関係を示したグラフである。
【符号の説明】
10 マンホール
11 ポンプ
12 吐出管(本管)
13 ボール逆止め弁
18 空気抜き管
19 弁本体
21 一次側流路口
22 弁座部
23a、23b 扇形隆起部
24a、24b テーパ連通部
25 二次側弁座
26 二次側流路口
27 弁体
27a 芯材
27b ゴム被覆層
28 空間
D1 一次側弁座のポート径
D2 二次側弁座のポート径

Claims (2)

  1. マンホール内にポンプを配置し、このポンプの吐出管先端に逆止め弁を装着し、この逆止め弁の一次側ボデーに連結した空気抜き管を延設させ、この空気抜き管の先端に空気抜き弁を設け、この空気抜き弁の一次側弁座の位置を、前記逆止め弁の二次側フランジより上方に配置し、この空気抜き弁の弁本体内には、球状弁体を収納し、この球状弁体を弁閉圧力無負荷時に一次側弁座に着座させ、この弁座は、扇形隆起部を対向位置に設けて弁本体内の一次側の流路口から二次側弁座にかけて連通状態とし、かつ、一次側弁座のポート径D1と二次側弁座のポート径D2をD1>D2とし、前記球状弁体が一次側弁座に着座しているときに球状弁体と二次側弁座との間に空間を設け、前記逆止め弁の二次側に流体が満たされ、かつ、一次側に残留空気を有する状態で前記ポンプの起動により0.02以上で0.05未満(Mpa)の残留空気の作動圧で空気抜き管を経由して前記球状弁体を弁閉することにより空気抜き管に空気を内封させると共に、前記逆止め弁を開状態にして汚水等の流体を揚送するようにしたことを特徴とする空気抜き弁を設けたポンプユニット装置。
  2. 前記空気抜き弁の弁本体の二次側から一次側への空気通過能力Cv値を、2.5よりも大きくした請求項1に記載の空気抜き弁を設けたポンプユニット装置
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