JP4530458B2 - 遊技者照合確認システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技者照合確認システムに関して、詳しくは、遊技機が設置された遊技場に来店した遊技者の顔を照合して確認するための遊技者照合確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機などの遊技機が設けられた遊技場においては、遊技場に来店した遊技者の顔を、たとえば遊技場において過去に不正行為をした者として指名されている者の顔写真と照合して不正行為者の発見に務めて、不正行為が行なわれるのを防止したり、不正行為者発見の通報を行なったりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の場合は、遊技者の顔の照合確認は、遊技場の店員などの目視による人手に依存したものであったから、店員の見間違いや、勘違いにより、誤った照合結果となることがあった。その場合には、善良な遊技者を誤って不正行為者として通報して、遊技者の名誉を毀損するおそれがあったり、また不正行為者が来店したのに不正行為者であることを見落としてしまい、不正行為が発生して店舗側は多大な損害を被ることもあった。
【0004】
また、店員が遊技者の顔の照合確認作業に手間取って、他の遊技者に対する店員によるサービスが低下して、店舗の収益が減ずるおそれもあった。
【0005】
本発明は係る実情に鑑みて考え出されたものであり、その目的は、遊技機が設置された遊技場に来店した遊技者の照合確認を人手によらず確実に行なうことができる遊技者照合確認システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、遊技機が設置された遊技場内に居る遊技者の顔を照合して確認するための遊技者照合確認システムであって、
過去において不正行為をした前記遊技者の前記顔データが登録される顔データ登録部と、
前記遊技場内に居る前記遊技者を被写体像として撮像して画像信号を出力する撮像手段と、
前記撮像手段から出力された前記画像信号から得られた顔データと、前記顔データ登録部に登録されている前記顔データとを照合して、その照合結果を出力する遊技者照合手段と、
前記遊技場内に居る前記遊技者について、遊技時間を示す時間情報と、該遊技者が遊技した前記遊技機の該遊技時間における遊技情報とが所定の整合性が取れているか否か判別する判別手段とを備え、
前記判別手段により前記整合性が取れていないと判別されたことに応じて、該遊技者の前記撮像手段により撮像されて得られた前記顔データを前記顔データ登録部に登録することを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、遊技機が設置された遊技場内に居る遊技者の顔を照合して確認するための遊技者照合確認システムであって、
過去において不正行為をした遊技者の顔データが登録される顔データ登録部と、
前記遊技場内に居る前記遊技者を被写体像として撮像して画像信号を出力する撮像手段と、
前記撮像手段から出力された前記画像信号から得られた顔データと、前記顔データ登録部に登録されている前記顔データとを照合して、その照合結果を出力する遊技者照合手段とを備え、
前記撮像手段は、
前記遊技場に設けられて入口に入った遊技者を撮像する入口撮像手段と、
前記遊技者が前記遊技機により遊技を開始したときに該遊技者を撮像する遊技開始時撮像手段とを有し、
前記遊技者照合手段は、前記入口撮像手段により撮像されて出力された前記画像信号から得られた前記顔データについての前記遊技者照合手段による照合結果が照合一致を示した前記顔データ登録部の前記顔データと、前記遊技開始時撮像手段により撮像されて出力された前記画像信号から得られた前記顔データとを照合することを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、遊技機が設置された遊技場内に居る遊技者の顔を照合して確認するための遊技者照合確認システムであって、
過去において不正行為をした遊技者の顔データが登録される顔データ登録部と、
前記遊技場内に居る前記遊技者を被写体像として撮像して画像信号を出力する撮像手段と、
前記撮像手段から出力された前記画像信号から得られた顔データと、前記顔データ登録部に登録されている前記顔データとを照合して、その照合結果を出力する遊技者照合手段とを備え、
前記遊技者照合手段は、
1次照合手段と、該1次照合手段よりもより綿密な照合を行なう2次照合手段とを有し、
前記1次照合手段の結果、前記顔データ登録部に登録された前記顔データと一致する可能性があると判断された遊技者の顔データを前記2次照合手段により照合することを特徴とする。
【0007】
上述の遊技場内に居る遊技者とは、遊技をしているいないに関わらず、遊技場内に居る人全てを指す。
【0009】
請求項4に記載の本発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記撮像手段は、
前記遊技場内に居る前記遊技者による不正行為が検出された際に、該遊技者を被写体像として撮像して画像信号を出力する不正者撮像手段を有し、
前記遊技者照合手段は、
前記不正者撮像手段から出力された前記画像信号から得られた該遊技者の顔データと、前記顔データ登録部に登録されている前記顔データとを照合して、その照合結果を出力する不正検出時照合手段を有し、
前記不正検出時照合手段による照合結果が照合不一致であるときには、不正行為が検出された前記遊技者の前記顔データを、前記顔データ登録部に登録することを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載の本発明は、請求項4に記載の発明の構成に加えて、前記遊技機には、当該遊技機と他の遊技機とを識別するための遊技機識別情報が予め割当てられており、
前記不正検出時照合手段は、
不正行為の対象となった前記遊技機の前記遊技機識別情報とともに、前記照合結果を出力することを特徴とする。
【0013】
請求項6に記載の本発明は、請求項4または5に記載の発明の構成に加えて、前記不正者撮像手段は、不正行為が検出された際に該不正行為を行なった前記遊技者を被写体像として異なる角度から撮像可能に複数設けられていることを特徴とする。
【0014】
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記遊技場の外部に設けられた外部情報処理部と、
前記遊技場の内部に設けられて、前記外部情報処理部および前記遊技機と通信接続される内部情報処理部とをさらに備え、
前記内部情報処理部においては、
前記顔データ登録部を有して、前記遊技者照合手段による照合が行なわれて、 該顔データ登録部の前記顔データは、前記外部情報処理部から定期に送信される前記顔データにより最新となるように更新されることを特徴とする。
【0016】
請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載の発明の構成に加えて、前記1次照合手段は前記内部情報処理部に備えられて、前記2次照合手段は前記外部情報処理部にて備えられていることを特徴とする。
【0017】
【作用】
請求項1に記載の発明によれば、次のように作用する。顔データ登録部の働きにより、過去において不正行為をした遊技者の顔データが登録される。撮像手段の働きにより、遊技場内に居る遊技者は被写体像として撮像されて画像信号が出力される。遊技者照合手段の働きにより、撮像手段から出力された画像信号から得られた顔データと、顔データ登録部に登録されている顔データとが照合されて、その照合結果が出力される。
【0018】
このように、不正行為をした遊技者の顔データを登録しておくための顔データ登録部を有して、撮像手段により、遊技場内に居る遊技者を被写体像として撮像して得られた顔データは、照合手段により、顔データ登録部の不正遊技者の顔データとが照合されて、その照合結果が出力される。これにより、遊技場内に居る遊技者が不正な遊技者であるか否かの照合確認は人手によらず、自動的に行なうことができて、該不正遊技者に対して監視体制を強化して、不正行為を未然に防いだり、監視体制の強化により不正行為の現行犯にて不正行為をした遊技者の身柄を拘束するなど適切な対応を速やかに取ることができる。
また、判別手段の働きにより、遊技場内に居る前記遊技者について、遊技時間を示す時間情報と、該遊技者が遊技した遊技機の該遊技時間における遊技情報とが所定の整合性が取れているか否か判別される。そして、判別手段により前記整合性が取れていないと判別されたことに応じて、該遊技者の撮像手段により撮像されて得られた顔データは顔データ登録部に登録される。
このように、遊技者については、その遊技時間と、該遊技時間における遊技情報とが所定の整合性を満たしていない場合には、該遊技者の顔データを不正な遊技者の顔データとして、顔データ登録部に登録して、顔データ登録部に登録される不正遊技者の顔データに関して多様性を持たせることができて、遊技場のセキュリティが向上する。
上述した所定の整合性を満たしていないと判別される場合としては、たとえば、短い遊技時間でありながら遊技情報である大当たり回数が以上に多い場合、また遊技情報である可変表示装置の可変開始の頻度が高い場合、および遊技情報である得点データの増加の程度が急激であるなどの場合がある。
請求項2に記載の発明によれば、次のように作用する。顔データ登録部の働きにより、過去において不正行為をした遊技者の顔データが登録される。撮像手段の働きにより、遊技場内に居る遊技者は被写体像として撮像されて画像信号が出力される。遊技者照合手段の働きにより、撮像手段から出力された画像信号から得られた顔データと、顔データ登録部に登録されている顔データとが照合されて、その照合結果が出力される。
このように、不正行為をした遊技者の顔データを登録しておくための顔データ登録部を有して、撮像手段により、遊技場内に居る遊技者を被写体像として撮像して得られた顔データは、照合手段により、顔データ登録部の不正遊技者の顔データとが照合されて、その照合結果が出力される。これにより、遊技場内に居る遊技者が不正な遊技者であるか否かの照合確認は人手によらず、自動的に行なうことができて、該不正遊技者に対して監視体制を強化して、不正行為を未然に防いだり、監視体制の強化により不正行為の現行犯にて不正行為をした遊技者の身柄を拘束するなど適切な対応を速やかに取ることができる。
また、撮像手段の有する入口撮像手段の働きにより、遊技場の入口に入った遊技者は撮像される。このように、遊技者は、該遊技場の入口付近で撮像されて、該撮像されて得られた顔データと顔データ登録部に登録されている不正遊技者顔データとは照合されて、その照合結果は出力される。したがって、不正遊技者が遊技場に入った時点で、照合結果として該不正遊技者の来店が出力されるから、遊技場の係員は、該出力に基づいて、該不正遊技者に対する監視体制を強化して、該不正遊技者により不正行為が実行される前に、不正行為防止の対策を速やかに取ることができる。また、監視体制の強化により、不正行為の現行犯にて該不正遊技者の身柄を拘束することが容易となる。
さらに、撮像手段が有する遊技開始時撮像手段の働きにより、遊技者が遊技機により遊技を開始したときに当該遊技者は撮像される。そして遊技者照合手段のさらなる働きにより、入口撮像手段により撮像されて出力された画像信号から得られた顔データについての遊技者照合手段による照合結果が照合一致を示した顔データ登録部の前記顔データと、遊技開始時撮像手段により撮像されて出力された前記画像信号から得られた前記顔データとが照合される。
したがって、入口撮像手段により撮像されて、遊技場の入口において来店したことが確認された不正遊技者は、その後、遊技開始時撮像手段により撮像されて、遊技者照合手段により遊技を開始したことが照合結果として出力されるから、遊技場の係員は、該出力に基づいて、不正遊技者が遊技を開始したこと速やかに知って、該不正遊技者対する監視体制を強化して、未然に不正行為防止の対策を取ることができる。また、遊技開始後、不正行為が実行された場合には、この監視体制の強化により、不正行為の現行犯にて該不正遊技者の身柄を拘束することもできる。
請求項3に記載の発明によれば、次のように作用する。顔データ登録部の働きにより、過去において不正行為をした遊技者の顔データが登録される。撮像手段の働きにより、遊技場内に居る遊技者は被写体像として撮像されて画像信号が出力される。遊技者照合手段の働きにより、撮像手段から出力された画像信号から得られた顔データと、顔データ登録部に登録されている顔データとが照合されて、その照合結果が出力される。
このように、不正行為をした遊技者の顔データを登録しておくための顔データ登録部を有して、撮像手段により、遊技場内に居る遊技者を被写体像として撮像して得られた顔データは、照合手段により、顔データ登録部の不正遊技者の顔データとが照合されて、その照合結果が出力される。これにより、遊技場内に居る遊技者が不正な遊技者であるか否かの照合確認は人手によらず、自動的に行なうことができて、該不正遊技者に対して監視体制を強化して、不正行為を未然に防いだり、監視体制の強化により不正行為の現行犯にて不正行為をした遊技者の身柄を拘束するなど適切な対応を速やかに取ることができる。
また、遊技者照合手段の有する1次照合手段と2次照合手段との働きにより、来店した遊技者の被写体像を撮像して得られた顔データと顔データ登録部の不正遊技者顔データとが照合される場合に、1次照合手段の結果、不正遊技者顔データと一致する可能性があると判断された遊技者の顔データが2次照合手段により、より綿密に照合される。
このように、遊技者の被写体像を撮像して得られた顔データと顔データ登録部の不正遊技者の顔データとの遊技者照合手段による照合は、1次照合手段の結果が不正遊技者顔データと一致する可能性有りを示す場合に、1次照合手段よりもより綿密に照合する2次照合手段による照合が行なわれるから、不要な2次照合手段による照合が回避された分、遊技者照合手段による照合の処理の負荷は軽減されて、システム全体の運用効率も高まる。
【0022】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。撮像手段の有する不正者撮像手段の働きにより、遊技場内に居る遊技者による不正行為が検出された際に、該遊技者を被写体像として撮像して画像信号が出力される。遊技者照合手段の有する不正検出時照合手段の働きにより、不正者撮像手段から出力された画像信号から得られた該遊技者の顔データと、顔データ登録部に登録されている顔データとを照合して、その照合結果が出力される。そして、不正検出時照合手段による照合結果が照合不一致であるときには、不正行為が検出された遊技者の顔データは、顔データ登録部に登録される。
【0023】
このように、顔データ登録部により登録される不正行為をした遊技者の顔データは逐次更新されるから、常に最新の不正遊技者の顔データを用いて、遊技者の照合確認が可能となり、遊技場のセキュリティは向上する。
【0027】
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。遊技機には、当該遊技機と他の遊技機とを識別するための遊技機識別情報が予め割当てられており、不正検出時照合手段のさらなる働きにより、不正行為の対象となった遊技機の遊技機識別情報とともに、当該不正行為をした遊技者の顔データと顔データ登録部に登録されている不正遊技者顔データとが照合された照合結果が出力される。したがって、遊技者が遊技機にて不正行為をした時点で、遊技者の顔データはデータ登録部の不正遊技者顔データと照合されて、その照合結果は該遊技機の遊技機識別情報とともに出力されるので、遊技場側の係員は顔データ登録部に登録された不正遊技者により、または顔データ登録部に未登録である遊技者により、不正行為が実行されたその遊技機を、出力された遊技機識別情報にて速やかに特定できる。それゆえに、不正行為がなされた遊技機に出向いて、該不正行為をした遊技者の身柄を拘束するなど、適当な対応を速やかに取ることができる。
【0028】
請求項6に記載の発明によれば、請求項4または5に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。不正者撮像手段のさらなる働きにより、該不正者撮像手段は、不正行為が検出された際に該不正行為を行なった遊技者を被写体像として異なる角度から撮像できるに複数個設けられている。
【0029】
このように、不正者撮像手段により撮像された不正行為をした遊技者は被写体像として異なる複数の角度から撮像されるから、これにより出力される複数の画像信号から顔データを得ることで、より正確な顔データを得ることができて、遊技者の照合確認精度は向上する。
【0030】
請求項7に記載の発明によれば、請求項1ないし6のいずれかに記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。該遊技者照合確認システムは、遊技場の外部に設けられた外部情報処理部と、遊技場の内部に設けられて、外部情報処理部および遊技機と通信接続される内部情報処理部とをさらに備え、内部情報処理部の働きにより、顔データ登録部を有して遊技者照合確認手段による照合が行なわれて、顔データ登録部の顔データは、外部情報処理部から定期に送信される顔データにより最新となるように更新される。これにより、遊技場内の内部情報処理部での顔データ登録部の内容は、常に最新の内容となるから、遊技者の顔データ遊技者照合確認によるセキュリティは向上する。
【0033】
請求項8に記載の発明によれば、請求項7に記載の発明の作用に加えて、次のように作用する。前述の1次照合手段は、内部情報処理部に設けられて、2次照合手段は、外部情報処理部に設けられる。これにより、遊技場内部の内部情報処理部では1次照合手段の照合のみが行なわれて、より綿密な2次照合手段による照合は外部情報処理部で行なわれるから、遊技者の顔データと顔データ登録部に登録されている不正遊技者顔データとの照合処理に関する負荷の分散が遊技場内外で効果的に図られる。それゆえに、内部情報処理部における負荷上昇が抑制されて、その分、内部情報処理部は、遊技機との間での遊技に関する本来の処理に集中可能となり、遊技者に対するサービスを維持できる。
【0034】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施の形態では、遊技機は封入循環式パチンコ遊技機(完全カード式パチンコ遊技機)を想定しているが、これに限定されない。例えば、他の形式のパチンコ遊技機であってもよく、他の種類の遊技機(例えば、スロットマシンなど)であってもよい。
【0035】
第1の実施の形態
図1は、遊技者照合確認システムの全体構成を示すブロック図である。該遊技者照合確認システムでは、センタ側ホストコンピュータ10に複数の遊技場が、ネットワークを介して通信接続される。ここでは、説明を簡単にするために、センタ側ホストコンピュータ10と1つの遊技場との間の通信が説明される。各遊技場内には複数台の遊技機1、遊技場の入口付近に設けられた入口カメラ50、複数台の遊技機1および入口カメラ50を通信接続する遊技場ホストコンピュータ20が設けられる。遊技場内の遊技場ホストコンピュータ20と遊技場外のセンタ側ホストコンピュータ10とは通信接続される。入口カメラ50は、来店する遊技者により目視により容易に認識されないような態様で(位置に)設けられる。
【0036】
センタ側ホストコンピュータ10はCPU(中央処理装置の略)11、外部から情報を入力するためのキーボードやマウスなどの入力部14、外部に情報を画像、音声、印字などにより出力するための出力部15、入力部14および出力部15とCPU11との間で情報を入出力するための入出力I/F(インターフェイスの略)12、メモリ13、およびCPU11と各遊技場の遊技場ホストコンピュータ20とを通信接続するための通信I/F16を含む。メモリ13は、CPU11によりアクセスされて、本遊技場および他の遊技場にて遊技に関する不正な行為をした者および犯罪などにより指名手配中の者など(以下、不正者と総称する)の顔の画像を示すデータ(以下、顔データと呼ぶ)が複数個記憶される不正者の顔データ記憶部M3が設けられる。
【0037】
遊技場ホストコンピュータ20は、CPU21、メモリ23、外部から情報を入力するためのキーボード、マウスなどの入力部24、外部に情報を画像、音声、印字などにより出力するための出力部25、入力部24および出力部25とCPU21との間で情報を入出力するための入出力I/F22、通信I/F26、および画像信号処理部27を含む。メモリ23には、CPU21によりアクセスされて、不正者に関する顔データが記憶される顔データ記憶部M2および得点データ記憶部M4が設けられる。画像信号処理部27は、通信I/F26介しCCD(電荷結合デバイスの略)カメラである入口カメラ50および複数の遊技機1側から与えられる遊技者の被写体像を撮像して得られた画像信号IMSを入力して、該画像信号IMSから遊技者の顔データFDを得て、CPU21に出力する。
【0038】
なお、不正者の顔データ記憶部M3および顔データ記憶部M2の記憶内容については図4(A)と(B)において後述し、画像信号処理部27については図5において後述する。
【0039】
遊技場内の端末装置30は、後述するような会員カード200の発行のための機能を含む各種機能を実施するための構成を有する。具体的には、遊技場内の端末装置30は、CPU31、後述する会員カード200を発行したり、会員用記録媒体200の記憶領域から所定情報を読取るために会員カード200が投入されたり排出されたりして、該会員カード200に情報を読書きするカード入出力部40、外部から情報を入力するためのキーボード、マウスなどの入力部34、外部に情報を画像音声、印字などにより出力するための出力部35、入力部34、出力部35およびカード入出力部40とCPU31との間で情報を入出力するための入出力I/F32、会員登録時などに会員となる遊技者を被写体像として撮像して画像信号IMSを出力する会員用カメラ39、会員用カメラ39から出力されたが像信号IMSを入力して遊技者の顔データFDをCPU31に出力する画像信号処理部37および遊技場ホストコンピュータ20とCPU31とを通信接続するための通信I/F39Aを含む。
【0040】
図2は、遊技場に設けられる遊技機とその周辺装置の内部構成を示すブロック図である。図3(A)と(B)は、遊技制御用回路群の各種スイッチなどの遊技機における取付位置と、ハウジングの監視カメラの取付態様とを説明する図である。
【0041】
遊技場に設けられる複数の遊技機1のそれぞれには、CCDカメラである監視カメラ310が内蔵されるハウジング部300、およびカード処理装置3が接続される。カード処理装置3は、プリペイドカードまたは後述する会員カード200が投入されて、投入されたカードに記憶された内容に基づいた処理をして、該カードを排出する。複数の遊技機1のそれぞれには遊技を制御するための遊技制御装置2が設けられる。遊技制御装置2は該遊技機1における不正行為に対応して処理を行なうための不正対応用マイコン(マイクロコンピュータの略)60、遊技を制御するための回路部である遊技制御用回路群70および該遊技制御用回路群70の動作を制御するための遊技制御用コンピュータ80を含む。
【0042】
不正対応用マイコン60はCPU61、CPU61にカード処理装置3および遊技場のホストコンピュータ20を通信接続するための通信I/F62、監視用カメラ31、遊技制御用回路群70および遊技制御用コンピュータ80とCPU61との間で情報を入出力するための入出力I/F63を含む。
【0043】
遊技制御用コンピュータ80の図示されない内部メモリには、該遊技機1を一意に識別するための遊技機識別情報81が予め記憶されており、必要に応じて不正対応用マイコン60のCPU61により入出力I/F63を介して参照される。
【0044】
遊技制御用回路群70には、遊技を実行するための回路群(図示省略)に加えて、ドアオープンスイッチSW1、中断スイッチSW2、不正電波検出スイッチSW3および得点カウント部72が設けられる。
【0045】
得点カウント部72は、遊技の結果、遊技者の所有となるような遊技結果価値を示す得点データを、遊技の実行内容に応じて加減算して、一時的に保存する。得点カウント部72の得点データは、カード処理装置3により参照される。
【0046】
図3(A)を参照して、カード入出力部46は、遊技者が遊技機1の前の椅子(図示省略)に座った状態で、プリペイドカードを投入したり、排出されたプリペイドカードを受取ることができるような位置に設けられる。また、台付カメラ45は、遊技機1の前面に座っている遊技者がカード入出力部46にプリペイドカードを投入したりする場合などに、該遊技者の顔を中心にして撮像できるような位置に設けられている。
【0047】
図3(A)と(B)を参照して、監視カメラ310は、ハウジング300内にあって略下向きに収納配置されて、ハウジング300の下面側部分に予め形成された透視部(穴部またはスモークレンズなど)を介して、椅子に座った状態の遊技者の被写体像を撮像する。監視カメラ310の視界は、図中の破線矢印で示されるように遊技機1の前面側にあって、上から下向きに確保される。したがって、遊技者の体などに遮られることなく、少なくともその遊技機1において行なわれている不正行為など、つまり遊技機1本体の前面側において遊技者の手元を的確に捉えて、撮像できる。このように、台付カメラ45と監視カメラ310とは、遊技者を異なる角度から撮像できるように設けられている。
【0048】
ドアオープンスイッチSW1は、図3(A)に示されるように、遊技機1前面のガラス扉または前面枠に関連して設けられて、ガラス扉または前面枠が開放されたことを検出するためのスイッチである。該ドアオープンスイッチSW1によりガラス扉または前面枠が開放されたことが検出されると、台付カメラ45と監視カメラ310とにより遊技者は撮像されて、出力された画像信号IMSは、該ドアオープンスイッチSW1を一意に識別するためのスイッチ識別情報SIDを含む検出信号とともに出力される。
【0049】
したがって、遊技機1に対して、たとえばガラス扉や前面枠を開放して、内部の回路群を操作するような不正行為が発生した場合には、ドアオープンスイッチSW1による検出信号が出力されるとともに、該遊技者が撮像されて画像信号IMSが出力される。
【0050】
中断スイッチSW2は、該遊技機1における遊技の実行を一時的に中断させたり、中断させられていた遊技の実行を再開させたりするために操作されて、操作されたことを検出するためのスイッチである。該中断スイッチSW2により遊技の実行の中断または、中断させられていた遊技の実行を再開させたりするために操作されたことが検出されると、台付カメラ45と監視カメラ310とにより遊技者は撮像されて、出力された画像信号IMSは、該中断スイッチSW2を一意に識別するためのスイッチ識別情報SIDを含む検出信号とともに出力される。
【0051】
したがって、通常、遊技の中断を指示した遊技者と、その後に遊技の再開を指示した遊技者は一致するはずであるが、両遊技者が異なる場合には、再開指示した遊技者による不正な行為の発生が想定され得るので、このような場合には、中断スイッチSW2による検出信号が出力されるとともに、該遊技者が撮像されて画像信号IMSが出力される。。
【0052】
不正電波検出スイッチSW3は、遊技制御用回路群70を駆動するための駆動信号の所定周波数などを乱して、遊技の実行内容を不正にコントロールして、例えば得点カウント部72による得点カウント動作を乱すような不正電波が、外部から与えられたことを検出するためのスイッチである。該不正電波検出スイッチSW3により、上述したような不正電波が外部から与えられたことが検出されると、台付カメラ45と監視カメラ310とにより遊技者は撮像されて、出力された画像信号IMSは、該不正電波スイッチSW3を一意に識別するためのスイッチ識別情報SIDを含む検出信号とともに出力される。
【0053】
したがって、遊技機1に対して上述したような不正電波が外部から与えられたことが検出されて、不正行為が発生した場合には、不正電波検出スイッチSW3による検出信号が出力されるとともに、該遊技者が撮像されて画像信号IMSが出力される。
【0054】
これら各種スイッチから出力されるスイッチ識別情報SIDを有する検出信号は、入出力I/F63を介してCPU61に与えられる。
【0055】
カード処理装置3はCPU41、カード入出力部46、該遊技機1で遊技する遊技者の被写体像を撮像するためにカード入出力部46に関連して設けられたCCDカメラである台付カメラ45、入出力I/F42、CPU41と不正対応用マイコン60とを通信接続するための通信I/F43、キーボードなどからなる情報を入力するための入力部47、印刷、音声および表示などにより情報を出力するための出力部48を含む。入出力I/F42は、台付カメラ45、監視カメラ310および得点カウント部72とCPU41との間で情報を入出力するためのものである。
【0056】
カード入出力部46は、遊技者によりプリペイドカードが投入されて情報の読書きが可能な状態にセットされると、プリペイドカードからその記憶内容を読取って入出力I/F42を介してCPU41に与える。また、CPU41から与えられた情報を、入出力I/F42を介して予めセットされたプリペイドカードの記憶領域に書込む。投入されたプリペイドカードは排出されて、遊技者の手元に戻される。
【0057】
図4(A)と(B)は、不正者の顔データ記憶部と顔データ記憶部の構成を示す図である。
【0058】
この遊技者照合確認システムでは、後述するように、遊技者の照合確認のために顔データが用いられて、照合の処理は、1次照合処理および、1時照合処理よりもより綿密に照合処理する2次照合処理からなる。1次照合処理では、顔データの概略を示すような小容量のデータ、例えば、顔の特徴的な部分を示すデータであって、ここでは、顔画像の輪郭のデータが照合のために用いられる。1次照合処理の結果、ある遊技者の顔データが予め登録された不正者の顔データと一致する可能性ありと判定された場合には、該遊技者の顔データについて2次照合処理が行なわれる。2次照合処理では、顔データの詳細を示すようなデータ、例えば、顔画像の全体を示すデータであって、ここでは、顔画像の2値化データが照合のために用いられる。
【0059】
遊技場の外部に設けられた外部情報処理部であるセンタ側ホストコンピュータ10の不正者の顔データ記憶部M3(図4(A)参照)には、不正者のそれぞれに対応して、顔画像の上述した2値化データ(2次照合処理にて参照されるデータ)と、顔画像の上述した輪郭データ(1次照合処理にて参照されるデータ)とが記憶される。遊技場の内部に設けられた内部情報処理部である遊技場ホストコンピュータ20の顔データ記憶部M2(図4(B)参照)には、不正者のそれぞれに対応して、顔画像の上述した輪郭データ(1次照合処理に参照されるデータ)が記憶される。詳述すると、図4(A)に示されるように、センタ側ホストコンピュータ10に設けられた不正者の顔データ記憶部M3には、不正者のそれぞれに対応して、2次照合処理のために参照される顔データFDi(ただしi=1、2、3、…、n)と、1次照合処理のために参照されて顔データFDiよりも小容量の1次用顔データFdi(ただしi=1、2、3、…、n)とからなる複数の組と、これら組のそれぞれに対応して、該組のデータを一意に識別するためのデータ番号IDi(ただしi=1、2、3、…、n)が記憶される。また、図4(B)に示されるように、遊技場ホストコンピュータ20に設けられた顔データ記憶部M2には、不正者のそれぞれに対応して1次用顔データFdiと、該1次用顔データFdiを一意に識別するためのデータ番号IDiとからなる組が複数個記憶される。
【0060】
ここでは、遊技者照合確認システムとしての処理の負荷を軽くするために、上述したように、遊技場ホストコンピュータ20の顔データ記憶部M2には不正者についての1次用顔データFdiのみを記録するようにしているが、このような方法に限定されない。つまり、遊技場ホストコンピュータ20の顔データ記憶部M2に不正者についての顔データFDiと1次用顔データFdiとを記憶するようにして、遊技場内の遊技場ホストコンピュータ20にて、1次照合処理および2次照合処理を行なうようにしてもよい。
【0061】
図5は、画像信号処理部27と37のブロック構成図である。
図5による顔データ抽出のための画像処理は、たとえば、特開平7−65149号公報に詳述されるので、ここでは簡単に説明する。なお、被写体像を撮像して得られた画像信号から顔データを得るための方法は、図5に示されるものに限定されず、他の方法であってもよい。
【0062】
図5を参照して、画像信号処理部27、37は、遊技者の被写体像を撮像して得られた画像信号IMSを入力して処理し、被写体像の顔データを出力するために、画像メモリ90、2値化処理部91、顔領域決定部92および顔データ抽出部93を含む。画像信号処理部27、37に入力される画像信号IMSは、各カード処理装置3の台付カメラ45または入口カメラ50または監視カメラ310により撮像して出力されたものである。
【0063】
画像メモリ90においては、画像信号IMSが逐次書込まれて記憶されるとともに、画像データIMDとして読出されて、読出された画像データIMDは2値化処理部91に与えられる。
【0064】
2値化処理部91は、画像信号IMSを入力して、入力した画像信号IMSのレベルに応じて、画像データIMDを2値化処理するための所定しきい値を検出して、検出された所定しきい値を用いて画像データIMDを2値化処理して、2値化データとして出力する。
【0065】
顔領域決定部92は、2値化処理部91から出力された2値化データをX軸方向に濃度投影(同じX座標の値を累積計算する)して、その結果による被写体像の水平位置を検出する。次に、求められた水平位置の区間内で同様にして2値化データをY軸方向に濃度投影(同じY座標の値を累積計算する)して、Y座標の最上部を求める。これが、被写体像の頭頂座標となり、頭頂位置が検出される。
【0066】
次に、頭頂位置をサーチ開始点として2値化された画像の領域を下方向にサーチすることで、被写体の頭幅のX座標が求まり、これにより顔候補位置が検出されて顔データ抽出部93に出力される。
【0067】
最後に、顔データ抽出部93は顔候補位置のデータについて、入力する画像信号IMSから検出したエッジ情報を調べる。具体的には、人体の顔特徴情報である頬の縦線および眉毛や目などの横線に相当する情報が、顔候補位置のデータに含まれているか分析して、含まれていれば、顔候補位置のデータを顔データFDとして出力する。
【0068】
図6は、遊技者照合確認システムにおけるメインの処理フローチャートである。図6のフローチャートは、遊技場ホストコンピュータ20における、センタ側ホストコンピュータ10または各遊技機1と通信しながら実行される処理を示す。
【0069】
まず、ステップSS(以下、単にSSと略す)10において、遊技場ホストコンピュータ20が毎日、開店時に立上げられると、後述する変数jに0が設定されるとともに、後述する各種変数に初期値が設定される。また、この時、遊技場側の係員により、入力部24を介して、照合に関する処理のモードが設定される。その後、SS20に進む。
【0070】
なお、設定されるモードは、後述するような詳細モードと簡略モードのいずれか一方である。詳細モードは、該遊技場の入口にて来店する遊技者を被写体像として撮像して、その顔データを得て、これと不正者の顔データとの照合が行われる時、1次照合処理と2次照合処理とが実行されるようなモードであり、簡略モードは、1次照合処理のみが実行されるようなモードである。遊技場に来店した遊技者について、来店時の照合は、遊技場内ホストコンピュータ20における1次照合処理のみにして、この1次照合処理において不正者の可能性ありと判定された遊技者についてのみ、その後の遊技機1における遊技時において、2次照合処理を行なうようにするようにしてもよい。このような処理形態が所望される時、遊技場側では、簡略モードが選択されて設定される。また、変数jは、後述するように、遊技場に来店した不正者の可能性ありとされる遊技者の数をカウントするための変数である。
【0071】
SS20では、CPU21はセンタ側ホストコンピュータ10に対して更新された不正者の1次用顔データFdiの送信を要求して、応じてセンタ側ホストコンピュータ10からは、前回送信した内容から更新されているデータがあれば、更新した内容を送信する。CPU21は送信された更新内容を受信して、更新内容に基いて顔データ記憶部M2の内容を更新する。更新されていなければ、顔データ記憶部M2の更新処理は行なわれない。その後、SS20に進む。
【0072】
このように、顔データ記憶部M2においては、センタ側ホストコンピュータ10にて更新された小容量の1次用顔データFdiのみが更新されるから、更新時の通信回線の負荷、ならびに遊技場ホストコンピュータ20における更新処理の負荷の上昇を効果的に抑制できる。
【0073】
SS30では、後述するようにして、該遊技場に来店した各遊技者のそれぞれについて、その顔データと不正者のそれとの照合確認処理が行なわれて、不正者の入場の有無が確認されて、出力される。その後、SS40に進む。
【0074】
SS40では、前述のSS30において、不正者の入場があった場合に、入場した不正者のすべてについて、各不正者が遊技している遊技機1が特定されたか否か、すなわち位置不明の不正者がいないか否かが判定される。位置不明の不正者がいなければ、後述するSS70に進む。位置不明の不正者がいれば、次のSS50に進む。
【0075】
SS50においては、位置不明の不正者について、該不正者が遊技している遊技機1を特定して、その結果を出力する処理が行なわれる。その後、次のSS70に進む。
【0076】
SS70においては、不正行為をした遊技者の顔データを必要に応じて登録する処理が行なわれる。その後、再度、SS20に戻る。
【0077】
このように、遊技場ホストコンピュータ20では、システム立上げ後は、SS20〜SS70の処理が、定期的に繰返し実行される。
【0078】
以下、図6のSS30〜SS70の各処理について説明する。
[入場者の顔データ照合確認処理]
入場者の顔データ確認処理SS30について、第1例および第2例を挙げて説明する。図7および図8は、入場者の顔データ照合確認処理の第1例および第2例のフローチャートである。
【0079】
(第1例)
図7の第1例では、遊技場ホストコンピュータ20において1次照合処理が実行されて、センタ側ホストコンピュータ10において2次照合処理が実行される。
【0080】
図7において、まず、遊技場ホストコンピュータ20では、ステップS(以下、Sと略す)1において、CPU21は通信I/F26を介し入口カメラ50により該遊技場に来店した遊技者のそれぞれを、該遊技場の入口で撮影するように制御する。
【0081】
次に、S2において、入口カメラ50の撮像により得られた遊技者の被写体像の画像信号IMSは、通信I/F26を介して画像信号処理部27に与えられて、ここで処理されて、顔データFDが得られて、CPU21に与えられる。その後、S3に進む。
【0082】
S3において、CPU21は、画像信号処理部27から与えられる顔データFDと、顔データ記憶部M2中の各1次用顔データFdiとを照合し、次のS4に進む。S4では、この照合結果において、顔データFD中の輪郭データと一致すると判定された1次用顔データFdiは顔データ記憶部M2中に登録されてないと判定されれば、次のSS40に進むが、一致すると判定された一次用顔データFdiが登録されていると判定されれば、次のS4bに進む。
【0083】
S4bにおいては、予め設定されたモードが判定される。簡略モードなら、照合一致した1次用顔データFdiに対応するデータ番号IDiを顔データ記憶部M2から読出した後、2次照合処理をスキップして、後述するS9に進むが、詳細モードならば、2次照合処理を実行するために、次のS5に進む。
【0084】
S5においては、顔データ記憶部M2中から、一致すると判定された1次用顔データFdiに対応のデータ番号IDiが読出されて、該データ番号IDiと顔データFDが、センタ側ホストコンピュータ10の後述するS11に送信される。その後、S6に進む。
【0085】
S6においては、後述するセンタ側ホストコンピュータ10のS13から送信される照合結果の通知を受信して、すなわちS5で送信した顔データFDの2次照合処理結果の通知を受信して、次のS7において、受信した通知内容が照合一致を示すか否かを判定して、不一致であればSS40に進み、一致であれば、次のS8に進む。
【0086】
S8では、照合結果が出力部25を介して画像、または音声により報知された後、次のS9に進む。
【0087】
この報知は、たとえば顔データFDによる顔画像を表示して、“不正者が来店しました”と音声メッセージするようなものであってよい。
【0088】
S9では、1次照合処理、または2次照合処理の結果が照合一致を示したことに応じて、変数jを1カウントアップする。これにより、来店した不正者の数がカウントアップされる。その後、S10に進む。
【0089】
S10では、制御変数FLG(j)に“ER”が設定され、変数NO(j)にデータ番号IDiが設定される。その後、SS40へ進む。
【0090】
なお、変数FLG(j)は、来店した不正者のそれぞれに対応して設けられて、該不正者が遊技を実行している遊技機1の遊技機識別情報81がセットされるような配列型の変数である。また変数NO(j)は、前述の照合処理(S3参照)で、照合一致した該不正者の顔データに対応のデータ番号IDiがセットされる変数である。
【0091】
一方、センタ側ホストコンピュータ10では、S11において、前述のS5より送信された顔データFDと、1次照合処理にて照合一致した顔データのデータ番号IDiとが受信されて、次のS12において、2次照合処理が行なわれる。
【0092】
2次照合処理では、受信したデータ番号IDiに基いて不正者の顔データ記憶部M3から読出された顔データFDiと、受信した顔データFDとが照合されて、次のS13において、その照合結果(照合一致または不一致)の通知が、前述のS6に送信される。
【0093】
(第2例)
図8の第2例では、遊技場ホストコンピュータ20において1次および2次照合処理が実行される。
【0094】
図8と図7を参照して異なる点は、図8において、図7のS5〜S6の処理およびS11〜S13の処理が、S4a〜S6aの処理およびS11a〜S12aの処理でそれぞれ代替された点にある。図8の他の処理は、図7で説明したものと同じなので説明は省略して、ここでは、図7とは異なる処理のみが説明される。
【0095】
遊技場ホストコンピュータ20において、前述のように1次照合処理が実行されて、照合一致する1次用顔データFdiが特定されれば、S4aにおいて、対応のデータ番号IDiと、顔データに関する詳細データ要求とが、後述するセンタ側ホストコンピュータ10のS11aに送信されて、次のS5aに進む。
【0096】
S5aでは、前述した詳細データ要求に応じて、センタ側ホストコンピュータ10から送信された詳細データを受信して、すなわち不正者の顔データ記憶部M3中の前述のデータ番号IDiに対応の顔データFDiを受信して、次のS6aの処理に進む。
【0097】
S6aでは、2次照合処理が実行される。つまり、受信された顔データFDiと入口カメラ50にて撮像して得られた顔データFDとが照合されて、その照合結果は次のS7にて参照される。
【0098】
S7において、2次照合処理の結果に基いて照合一致と判定された場合には、次のS8以降の処理において、図7で示されたのと同様な処理が行なわれる。
【0099】
一方、センタ側ホストコンピュータ10では、S11aにおいて、前述のS4aにより送信されたデータ番号IDiと詳細データ要求を受信して、次のS12aに進む。
【0100】
S12aでは、詳細データ要求を受信したことに応答して、該要求とともに受信したデータ番号IDiに基いて不正者の顔データ記憶部M3から対応する顔データFDiを呼出して、前述したS5aに送信する。
【0101】
上述したような第1例に従えば、1次照合処理および2次照合処理は、遊技場ホストコンピュータ20およびセンタ側ホストコンピュータ10のそれぞれにおいて独自に実行されるから、遊技場に来店する遊技者の顔データ照合処理に関して、遊技場ホストコンピュータ20とセンタ側ホストコンピュータ10の間において負荷分散が図られて、遊技場ホストコンピュータ20の負荷上昇が抑制される。
【0102】
また、上述した第2例に従えば、遊技場ホストコンピュータ20において1次照合処理および2次照合処理が実行されるから、照合一致を判定するための基準データ、あるいは照合処理の手順を、各遊技場独自に決定することができる。
【0103】
また、上述の第1例および第2例においても、遊技場ホストコンピュータ20において記憶されるべき顔データは、小容量の1次用顔データFdiのみであり、1次照合の結果、照合一致した場合にのみ、2次照合のための対応の詳細な顔データFDiをセンタ側ホストコンピュータ10から受信するようにしているから、遊技場ホストコンピュータ20におけるメモリ23を有効利用できる。
【0104】
上述したようなSS30の処理において、来店したことが確認された各不正者に対してはフラグFLG(j)に“ER”が設定されているので、次のSS40において、このフラグFLG(k)(ただし、k=1、2、3、…j)に“ER”が設定されており、まだ対応の遊技機1が特定されていないと判定されれば、すなわち遊技場内を歩き回っているだけで遊技機1に座って遊技を開始していないような不正者がいると判定されれば、次のSS50の不正者位置特定のための処理に進む。
【0105】
[不正者位置特定の処理]
不正者位置特定処理SS50について、第1例および第2例を挙げて説明する。図9および図10は、不正者位置特定処理の第1例および第2例のフローチャートである。
【0106】
(第1例)
図9の第1例では、遊技場ホストコンピュータ20において、1次照合処理が実行されて、センタ側ホストコンピュータ10において2次照合処理が実行される。
【0107】
まず、遊技機1では、S70において、カード処理装置3のカード入出力部46に、遊技者によりプリペイドカードが投入されて、情報の読み書きが可能な状態にセットされると、遊技が開始されたことが検知され、S71に進む。S71では、台付カメラ45と監視カメラ310は制御されてプリペイドカードを投入した遊技者の被写体像を撮像して、次のS72に進む。
【0108】
この際、図3(A)で示されたように、カード入出力部46の近辺に台付カメラ45が設けられているので、台付カメラ45により撮像される被写体像は、主に、遊技者の顔付近を中心としたものとなる。
【0109】
次に、S72では、台付カメラ45と監視カメラ310で撮像されて出力された画像信号IMSと該遊技機1の遊技機識別情報81とは、不正対応用マイコン60を介して、遊技場ホストコンピュータ20の、後述するS80に送信される。
【0110】
さて、遊技場ホストコンピュータ20では、S80において前述のS72により送信された画像信号IMSと遊技機識別情報81とを受信すると、次のS81において、画像信号IMSが画像信号処理部27により前述のように処理されて、遊技者の顔データFDが得られて、次のS82に進む。
【0111】
ここでは、遊技の開始をプリペイドカードの投入のタイミングにより判定しているが、これに特定されない。たとえば、カード処理装置3に代替して玉貸し装置を設けて、ここに遊技者により金銭が投入されたときに、遊技者の顔を撮像するようにしてもよい。
【0112】
また、遊技機1が複数台並列されて構成される島毎に玉貸し装置がある場合は、遊技が開始されたことを検知して、該遊技機1に関連して設けられる玉貸し装置(またはカード処理装置3)に設けられた台付カメラにより遊技者の顔を撮像するようにしてもよい。
【0113】
この場合、遊技の開始は、始動入賞玉検出信号が出力されたことに応じて検出される。始動入賞玉検出信号は、遊技制御用回路群70に設けられた始動入賞玉検出スイッチ(図示省略)が、始動入賞口にパチンコ玉が入ったことを検出したことにより該スイッチにより出力されて、遊技制御用コンピュータ80を経由して、有効始動検出信号として遊技場ホストコンピュータ20に伝送される。したがって、たとえば図2のカード処理装置3にこの有効始動検出信号を与えるようにして、CPU41は、該有効始動検出信号が与えられたことに応じて台付カメラ45と監視カメラ310に対して撮像を指示するよう制御してもよい。
【0114】
次のS82において、変数NO(k)で示されるデータ番号IDiに基いて顔データ記憶部M2から読出される1次用顔データFdiと、遊技を開始した遊技機1における遊技者の顔データFDとを照合(1次照合処理)する。
【0115】
次のS83において、前述の1次照合処理の結果、照合一致と判定されると後述するS84に進むが、照合不一致と判定されると、遊技を開始した遊技者は、とりあえず不正者ではないと判定されたのであるから、以降の処理はスキップして、SS70の処理に進む。
【0116】
S84においては、1次照合処理の結果が照合一致であったことに応じて、照合一致した1次用顔データFdiの対応のデータ番号(変数NO(h)の値、h=1、2、3、…j)とともに、顔データFDを、センタ側ホストコンピュータ10の後述するS95に送信して、その後S85に進む。
【0117】
S85においては、遊技場ホストコンピュータ20は、センタ側ホストコンピュータ10の後述するS97から送信される上述の顔データFDに関する2次照合処理の結果の通知を受信して、S86において、その通知内容に基いて、2次照合処理による照合一致か否かを判定して、照合一致であれば、該顔データFDの遊技者は不正者ではないから、次のSS70の処理に進むが、照合一致であれば、該遊技者は不正者と特定されたのであるから、次のS87に進む。
【0118】
S87では、不正者と特定された該遊技者に対応の変数FLG(h)に、該遊技者が遊技している遊技機1の遊技機識別情報81(前述のS80で受信された遊技機識別情報81)をセットして、次のS88において、不正者位置特定の報知を行なった後、SS70に進む。
【0119】
S88では、S87で用いられた遊技機識別情報81と顔データFDによる画像とが対応付けされて出力部25を介して画面表示されるとともに、“遊技場内で不正者が特定されました”というメッセージなどを音声出力するようにしてもよい。これにより、前述したような図7または図8のS8において、予め不正者が来店した旨を知って、遊技場の係員は一応の警戒態勢にはあるけれども、S88の報知を確認することにより、たとえば、不正者が遊技していると特定された遊技機1に速やかに出向いて、不正行為がされないよう監視体制を強化することができるし、また監視体制の強化により不正行為の現行犯にて該不正者の身柄を拘束できるなど、適切な対応を速やかにとることが容易に可能となる。
【0120】
一方、センタ側ホストコンピュータ10は、S95において、遊技場ホストコンピュータ20の前述したS84より、顔データFDとデータ番号(NO(h))とを受信して、S96において、2次照合処理を実行し、S97において、その照合結果の通知を遊技場ホストコンピュータ20の前述したS85に送信する。このS95〜S97の処理は、前述した図7のS11〜S13の処理と同様であり、詳細説明は省略する。
【0121】
(第2例)
図10の第2例では、遊技場ホストコンピュータ20において1次および2次照合処理が実行される。
【0122】
図9と図10を参照して異なる点は、図10において、図9のS84〜S85の処理およびS95〜S97の処理が、S83a〜S85aの処理およびS95a〜S96aの処理のそれぞれに代替された点にある。図10の他の処理は、図9で説明したものと同じなので、説明を省略して、ここでは、図9と異なる処理のみ説明する。
【0123】
遊技場ホストコンピュータ20において、前述のように1次照合処理が実行されて、照合一致する1次用顔データFdiが特定されれば、S83aにおいて、対応するデータ番号(NO(h))とともに、顔データに関する詳細データ要求が、後述するセンタ側ホストコンピュータ10のS95aに送信されて、次のS84aに進む。
【0124】
S84a〜S85aの処理は、図8のS5a〜S6aの処理と同様であり、説明を省略する。
【0125】
一方、センタ側ホストコンピュータ10においては、S95aとS96aにおいて、前述した図8のS11aとS12aと同様な処理が実行される。
【0126】
このように図9の第1例のように、不正者位置特定処理を行なえば、前述したように、遊技場ホストコンピュータ20とセンタ側ホストコンピュータ10との間で、効果的に負荷分散が行なわれる。
【0127】
また、図10の第2例のように、不正者位置特定処理を行なえば、前述したように、遊技場独自に照合一致の判断基準を定めたり、照合処理の手順を定めたりできて、遊技場側にとって使い勝手に優れる。
【0128】
また、第1例および第2例では、遊技場ホストコンピュータ20側には、小容量の1次用顔データFdiのみがストアされていればよいから、前述と同様に遊技場ホストコンピュータ20におけるメモリの有効利用が図られる。
【0129】
上述したようなSS50の処理において、来店した不正遊技者が遊技している遊技機1を特定するための処理が終了すると、次のSS70の遊技者の顔データを必要に応じて登録するための処理に進む。
【0130】
[不正者の顔データ登録の処理]
不正者の顔データ登録処理SS70の内容について、第1例および第2例を挙げて説明する。
【0131】
図11は、顔データ登録処理のフローチャートである。
図12と図13は、図11の不正者顔データ照合処理の第1例と第2例のフローチャートである。
【0132】
遊技者照合確認システムにおける、不正行為の手口の現場撮影と不正行為をした遊技者の必要に応じた顔データ登録の処理ついて、図11のフローチャートに従い説明する。ここでは、説明を簡単にするために、ドアオープンスイッチSW1と不正電波検出スイッチSW3による検出信号出力時における処理の説明に続いて、中断スイッチSW2による検出信号出力時における処理を説明する。
【0133】
まずドアオープンスイッチSW1と不正電波検出スイッチSW3による検出信号出力時における処理を説明する。
【0134】
まずS50において、各遊技機1の不正対応用マイコン60のCPU61は、入出力I/F63を介してドアオープンスイッチSW1、中断スイッチSW2および不正電波検出スイッチSW3のいずれかのスイッチの状態が変化したことを、検出信号の入力の有無に基づいて判定する。
【0135】
このとき、いずれかのスイッチから検出信号とともにスイッチ識別情報SIDが出力されてCPU61に与えられるとS51に進み、CPU61はCPU41に対して、台付カメラ45を作動させるように指示するとともに、監視カメラ310に対して作動を指示する。これにより台付カメラ45と監視カメラ310により遊技機1の遊技者の被写体像が撮像される。
【0136】
その後、S52において、台付カメラ45と監視カメラ310により撮像して出力された遊技者の被写体像による画像信号IMSは、CPU41により入出力I/F42、通信I/F43および62を介して不正対応用マイコン60のCPU61に与えられる。また、監視カメラ310から出力された画像信号IMSも入出力I/F63を介してCPU61に与えられる。CPU61は、与えられるこれらの画像信号IMS、検出信号を出力したスイッチのスイッチ識別情報SID、および該遊技機1の遊技機識別情報81を通信I/F62を介して遊技場ホストコンピュータ20に送信し、S52aに進む。S52aでは、検出されていた信号が中断スイッチSW2によるものであれば後述するS53へ進むが、今回はそれ以外のスイッチによる場合なので処理は終了する。
【0137】
このように遊技機1においてドアオープンスイッチSW1および不正電波検出スイッチSW3のいずれかから検出信号が出力されて、前述したような不正行為の発生の可能性がある場合には、該遊技機1の遊技者を撮像して得られた画像信号IMSと、発生した不正行為の種類を特定するようなスイッチ識別情報SIDと、該遊技機1を特定するための遊技機識別情報81が得られて、遊技場ホストコンピュータ20に出力される。
【0138】
一方、遊技場ホストコンピュータ20では、S20において、CPU21は、前述のS52により送信された画像信号IMS、スイッチ識別情報SIDおよび遊技機識別情報81を通信I/F26を介して受信すると、次のS21においてスイッチ識別情報SIDに基づいて、不正電波検出スイッチSW3による検出信号が出力されたか否か判定する。不正電波検出スイッチSW3による検出信号が出力されたことが判定されると、次のS41に進む。
【0139】
S41においては、変数FLG(m)(ただし、m=1、2、…、h)のそれぞれに予め設定された遊技機識別情報81の値と、すなわち来店した各不正者が遊技していると特定された遊技機1の遊技機識別情報81の値と、今回、不正行為が行なわれたことが検出された遊技機1の遊技機識別情報81(S20で遊技機1から受信した遊技識別情報81)の値とが比較照合されて、一致すれば次のS42に進み、不一致であれば後述するS45に進む。
【0140】
S42においては、前述のS41において、変数FLG(m)の値と受信した遊技識別情報81の値とが一致したことに応答して、すなわち来店したことが特定された不正者により遊技が行なわれていることが特定された遊技機1において、やはり不正行為が行なわれたということが判定されたことに応じて、出力部25を介して不正行為が実行された旨の報知が行なわれて、次のS43に進む。
【0141】
この報知は、たとえば不正行為が行なわれた旨の音声出力とともに、不正行為が行なわれた遊技機1の遊技機識別情報81を表示するようにしてもよい。これにより、遊技場の係員は、速やかにその遊技機1に出向いて、遊技者を不正行為の現行犯にて身柄を拘束することが容易となる。
【0142】
S43においては、上述したように来店したことが特定された不正者により、不正行為が行なわれたことが係員により確認されたことに応答して、以降の処理について無駄な照合比較が行なわれないよう、該不正者に対応して値が設定されていた変数FLG(m)およびNO(m)に“ ”が設定される。その後、SS20へ進む。
【0143】
一方、S41において、変数FLG(m)の値と受信した遊技機識別情報81の値とが不一致と判定されると、今回検出された不正行為は、来店していて遊技機1で遊技していることが特定された不正者によるものではないから、S45において、S20にて予め受信された画像信号IMSから画像信号処理部27により処理されて顔データFD、すなわち今回検出された不正行為を実行した遊技者の顔データFDが得られる。その後、S47に進む。
【0144】
次のS47において、CPU21は出力部25を介して不正行為有りの報知を、たとえば音声または表示により行なう。その後、後述するS48の不正者顔データ照合処理に進む。
【0145】
なお、S47における報知は、顔データFDによる不正行為者の顔画像、または、スイッチ識別情報SIDに基づいて判定される不正行為の種類、または、遊技機識別情報81に基づいて判定される不正行為発生の遊技機1を特定するような情報を、同時に出力するようにしてもよい。
【0146】
また、S22において、スイッチ識別情報SIDに基づいて、検出信号がドアオープンスイッチSW1によるものであることが判定された場合には、次のS23において、店員から事前に該遊技機1のガラス扉または前面枠などを開放する旨の通知があったかが判定される。事前通知がない場合には、不正行為のためのドアオープンであることは明らかなので、前述したS40以降における処理が同様にして行なわれる。一方、検出信号がドアオープンスイッチSW1によるものでなければ、後述するS26に進む。
【0147】
先のS23において、事前通知があったことが判定された場合には、今回のドアオープンスイッチSW1による検出信号の出力は、遊技者単独による不正行為によるものでないことは明らかであるが、店員と遊技者が共謀した不正行為の可能性もあるから、次のS24に進む。
【0148】
S24においては、受信した画像信号から顔データFDが得られて、次のS25において、該顔データFDと受信した遊技機識別情報81とが、対応付けされて、メモリ23の所定領域に登録されて、次のS26に進む。この時得られる顔データFDは、ドアオープンした店員の顔データであり、これが該店員によりドアオープンされた遊技機の遊技機識別情報81とともに記録される。この記録内容は、所定期間、保存するようにする。
【0149】
これにより、遊技場側は、所定期間、保存された記録内容と該所定期間の該遊技機1における遊技情報(大当たり回数など)の内容とを比較照合しながら解析して、店員の遊技者と共謀した不正行為の有無が確認される。具体的には、比較照合の結果、ある遊技機1が明らかに不正行為が行なわれたはずであると特定された場合に、該遊技機1について不正行為発生の報知がなされなかったのに、ある店員によるドアオープンが頻繁であった場合などは、この店員による不正行為のが予測できて、適当な対策を取ることができる。
【0150】
次に、中断スイッチSW2による検出信号出力時の処理について説明する。
各遊技機1では、前述したようなS50〜S52の処理が行なわれて、次のS52aにおいて、今回の検出信号は、中断スイッチSW2によるものであることが判定されるので、次のS53に進む。S53では、後述するS46において、CPU16は遊技場ホストコンピュータ20より再開不可通知を受信すると、遊技の中断が中断スイッチSW2の操作により遊技再開指示されたとしても、中断指示時の遊技者と再開指示時の遊技者とが一致しない、すなわち誤った遊技再開指示がなされたと判断して、次のS54において、遊技制御用回路群70を遊技の中断状態を維持するように制御する。
【0151】
このように遊技機1において中断スイッチSW2から検出信号が出力されて、前述したような不正行為の発生の可能性がある場合には、S50〜S52において、該遊技機1の遊技者を撮像して得られた画像信号IMSとスイッチ識別情報SIDが得られて、遊技場ホストコンピュータ20に出力される。
【0152】
また、中断スイッチSW2が操作されて誤った遊技再開指示がされた時には、遊技の中断状態は解除されずに維持されるので(S54参照)、言い換えると、自分が遊技中断させた遊技機を誤って認識して遊技再開指示をした場合、および悪意を持った不正遊技者が他の遊技者の遊技機において遊技再開指示をした場合などは、遊技の中断状態は解除されないから、遊技を中断指示した遊技者に対するセキュリティは向上し、このような誤った遊技の再開指示により遊技者および遊技場側に損害が発生することも回避できる。
【0153】
一方、遊技場ホストコンピュータ20のS26において、スイッチ識別情報SIDに基づいて検出信号が中断スイッチSW2のON、すなわち遊技の中断が指示されたことによるものであることが判定されると、次のS27において、受信した画像信号IMSを画像信号処理部27により処理して、対応する遊技者の顔データFDが得られて、CPU21の内部メモリ(図示省略)などに一時記憶されて、次のS28に進む。
【0154】
S28において、検出信号が遊技の中断ではなく、中断スイッチSW2のOFF、すなわち遊技中断後の再開が指示されたことによるものであることが判定されると、次のS29において、前述のS27と同様にして遊技者の顔データFDが得られて、次のS30に進む。一方、中断スイッチSW2のOFFでない、すなわち遊技中断後の再開が指示されていないことが判定されると、SS20へ進む。
【0155】
S30においては、中断スイッチSW2がONして遊技が中断指示された時点で得られて一時記憶されていた遊技者の顔データFDと、中断スイッチSW2がOFFして中断されていた遊技が再開指示された時点で得られた遊技者の顔データFDとが照合される。
【0156】
次のS31において、この照合の結果が不一致と判定されると、遊技再開を指示した遊技者は遊技中断させた遊技者とは別人であり、誤った遊技の再開を指示した者であるから、S46に進む。S46では、遊技の再開を許可しない遊技再開不可通知が該遊技機1の前述したS53に送信される。その後、S47において、遊技再開を指示した遊技者は悪意を持って遊技を再開させようとした不正者の可能性があるから、後述するS48の不正者顔データ照合処理が行なわれる。
【0157】
[不正者顔データ照合処理]
次に、図11のS48における不正者顔データ照合処理について、第1例および第2例を挙げて説明する。不正者顔データ照合処理は、不正者と特定されずに遊技を継続していた遊技者により、不正行為が実行された場合の、該遊技者の顔データの照合と登録の処理を含む。
【0158】
(第1例)
図12の第1例では、遊技場ホストコンピュータ20において、一次照合処理が実行されて、センタ側ホストコンピュータ10において2次照合処理が実行される。
【0159】
遊技場ホストコンピュータ20において、S60では、図11のS30またはS45で得られた、不正行為をした遊技者の顔データFDが、顔データ記憶部M2の1次用顔データFdiのそれぞれと照合されて、次のS61において照合一致した1次用顔データFdiがあったか否か判定される。照合一致したものがあれば、次のS62において、制御のための変数FLBに1が設定されて、次のS63に進む。S63では、変数FLB、不正行為をした遊技者の顔データFDおよび図11のS20において受信した不正行為を検出したスイッチのスイッチ識別情報SIDが、センタ側ホストコンピュータ20の後述するS100に送信される。その後、SS20の処理に進む。
【0160】
一方、S61において、不正行為をしたことが検出された遊技者の顔データFDと一致する1次用顔データFdiがあると判定されれば、次のS64において変数FLBに0を設定し、次のS65において前述したスイッチ識別情報SID、一致したことが判定された顔データ記憶部M2中の1次用顔データFdiに対応のデータ番号IDi、不正行為をした遊技者の顔データFDおよび変数FLBがセンタ側ホストコンピュータ10の後述するS100に送信される。その後、S66に進む。
【0161】
S66では、後述するセンタ側ホストコンピュータ10のS104から送信される2次照合処理の結果の通知を受信して、S67に進む。
【0162】
S67においては受信した照合結果が照合不一致を示すと判定されると、S68bに進み、今回の検出出力は中断スイッチSW2によるものかが判定されて、中断スイッチSW2によるものでなければ、出力部25を介して、新たな(不正者の顔データ記憶部M3に未登録の)不正者である旨が該遊技者の顔データFDに基く顔の画像を表示するとともに報知されるが、そうでなければSS20の処理へ進む。
【0163】
一方、S67において照合結果が照合一致を示すと判定されると、今回、不正行為をした遊技者は、不正者の顔データ記憶部M3に登録済みの常習的な不正行為者であることが確定したのであるから、S68aにおいて出力部25を介して、該遊技者の顔データFDに基く顔の画像を表示するとともに、“この遊技者は常習的な不正者である”などのメッセージを表示する。
【0164】
なお、S68aまたはS68bでは、対応のスイッチ識別情報SIDを用いて不正行為の種類を報知したり、対応の遊技機識別情報81を用いて該遊技者が遊技している遊技機1を特定して報知するようにしてもよい。この報知内容を確認することにより遊技場の係員は、不正行為をした該遊技者を遊技場において容易に特定して、該遊技者の身柄を拘束することができ、適切な対策をとることが容易に可能となる。
【0165】
この場合、前述したS47の処理と重複した報知内容となるので、重複した報知内容を好まない場合は、S47における報知内容とS68における報知内容とを適宜異ならせるようにしてもよい。
【0166】
一方、センタ側のホストコンピュータ10においては、まずS100において、遊技場ホストコンピュータ20のS63またはS65から送信される変数FLB、不正行為をした遊技者の顔データFD、1次照合において特定されたデータ番号IDiおよび不正行為を検出したスイッチのスイッチ識別情報SIDを受信し、次のS101に進む。
【0167】
S101では、受信した変数FLBの値に基いてFLB=1であれば、前述したS60における1次照合処理結果が照合不一致である場合なので、次のS105に進む。
【0168】
S105においては、受信したスイッチ識別情報SIDが中断スイッチSW2を示すのでなければ、次のS106において、受信した遊技者の顔データFDが不正者の顔データ記憶部M3に顔データFDiとして追加登録されるとともに対応する1次用顔データFdiが抽出されて、顔データFDiと対応付けて追加登録されて、後述のS104に進む。一方、不正行為を検出したスイッチのスイッチ識別情報SIDが中断スイッチSW2を示すのであれば、S106における顔データの登録処理はスキップされて、後述のS104に進む。
【0169】
このように中断スイッチSW2による検出信号は、前述したように悪意はないが、自分が遊技を中断させた遊技機であると誤って認識して、再開を指示する場合に出力されることがあるから、ここでは、中断スイッチSW2の検出信号に対応の顔データは、不正者の顔データ記憶部M3に登録されないようにしている。また、ここでは、中断スイッチSW2の検出信号に対応の顔データは不正者の顔データ記憶部M3に登録されないようにしているが、登録するように処理してもよい。そして、この登録は、次のようにしてもよい。つまり、遊技者が誤った遊技再開の指示をした頻度を、該遊技者の顔データと対応付けて登録するようにして、所定頻度に達すると、該遊技者の顔データを不正者の顔データ記憶部M3に登録するようにしてもよい。
【0170】
一方、S101において、FLB=1でない(FLB=0である)と判定されると、次のS102において、受信した顔データFDについて、不正者の顔データ記憶部M3中の顔データFDiのそれぞれと2次照合処理が実行される。そして、次のS103において、2次照合処理の結果、一致判定した顔データFDiがあったか否か判断される。一致判定したものがなければ、該遊技者の顔データFDは不正者の顔データ記憶部M3に未登録であるので、前述したS105〜S106の処理が同様に実行されて、該顔データFDが不正者の顔データ記憶部M3に登録される。
【0171】
一方、一致判定した顔データFDiがあれば、該顔データFDは不正者の顔データ記憶部M3に登録済みの不正者の顔データであることが確定されて、次のS104に進む。
【0172】
S104では、前述したS102における2次照合処理の結果として、照合一致または不一致の旨が前述した遊技場ホストコンピュータ20のS66に通知される。
【0173】
(第2例)
図13の第2例では、遊技場ホストコンピュータ20において1次および2次照合処理が実行される。
【0174】
図12と図13を参照して異なる点は、図13において、図12のS62〜S66の処理およびS100〜S104の処理が、S62a〜S65aの処理およびS100a〜S102aの処理のそれぞれで代替された点にある。
【0175】
図13の他の処理は、図12で説明したものと同じなので、説明は省略して、ここでは、図12と異なる処理のみ説明する。
【0176】
遊技場ホストコンピュータ20において、前述のようにして一次照合処理が実行されて、照合一致する1次照合用顔データFdiが顔データ記憶部M2中に登録して有れば、S63aにおいて、不正行為を検出したスイッチのスイッチ識別情報SID、特定された1次用顔データFdiに対応のデータ番号IDiおよび詳細データ要求がセンタ側ホストコンピュータ10の後述するS100aに送信される。その後、S64aに進む。
【0177】
S64aにおいては、後述するように、センタ側ホストコンピュータ10のS102aから送信される、前述したデータ番号IDiに対応の不正者の顔データ記憶部M3中の顔データFDiを受信して、次のS65aに進む。
【0178】
S65aでは、受信された顔データFDiと不正行為をした遊技者の顔データFDとが2次照合処理されて、その照合結果が出力される。以降、S67〜S68の処理が前述と同様にして実行される。
【0179】
一方、S61において、1次照合処理の結果、照合一致する1次用顔データFdiが顔データ記憶部M2になければ、該遊技者は不正者として未登録であるから、次のS62aにおいて、対応のスイッチ識別情報SIDと該遊技者の顔データFDとを、センタ側ホストコンピュータ10の後述するS100aに送信する。その後、SS20に進む。
【0180】
一方、センタ側ホストコンピュータ10においては、S100aにおいて、前述したS63aまたはS62aから送信された内容を受信して、次のS101aにおいて、受信した内容に詳細データ要求が含まれるか否か判定し、含まれているのであれば、次のS102aにおいて、受信したデータ番号IDiに基いて不正者の顔データ記憶部M3から対応の顔データFDiを読出して、前述したS64aに送信する。
【0181】
一方、受信した内容に詳細データ要求が含まれていなければ、次のS105〜S106の処理が前述と同様に実行される。
【0182】
図12で示された第1例のように不正行為者顔データ照合処理を行なえば、前述したように遊技場ホストコンピュータ20とセンタ側ホストコンピュータ10との間で、効果的に負荷分散が行なわれることになる。
【0183】
また、図13の第2例のように不正行為者顔データ照合処理を行なえば、前述したように、遊技場独自に照合一致の判断基準を定めたり、照合処理の手順を定めたりできる。
【0184】
また、図12および図13では、遊技場ホストコンピュータ20では小容量の1次用顔データFdiのみがストアされていればよいから、前述したように、遊技場ホストコンピュータ20におけるメモリ23の有効利用が図られる。
【0185】
なお、本実施の形態では、遊技機1に中断スイッチSW2を設けたが、遊技機1に代替してカード処理装置3に設けてもよく、また、遊技機1に対応した玉貸出機や遊技機1に対応の呼出ランプの部分に設けるようにしてもよい。さらに、遊技機1に対してこれら装置を1対1で設けるのでなくて、複数台の遊技機1、たとえば2台の遊技機1に対してこれら装置をそれぞれ設けてもよい。その場合には、これら装置において中断スイッチSW2を、該装置に対応する複数の遊技機1のそれぞれについて個別に設けるようにする。
【0186】
また、本実施の形態では、不正行為検出時に、監視カメラ310と台付カメラ45とにより遊技者を被写体像として撮像して画像信号IMSを出力して、異なる複数の角度から撮像された画像信号IMSに基づいて、より正確な顔データFDを得るようにしているが、監視カメラ310の利用方法は、これに限定されない。たとえば、監視カメラ310を遊技者が居る居ないにかかわらず連続して撮像するようなビデオカメラとして、その画像信号IMSを遊技場ホストコンピュータ20において、いわゆるタイムラプスビデオテープレコーダにて、間欠録画するようにしても良い。このようにした場合には、タイムラプスビデオテープレコーダのカセットテープにて長時間録画が可能となり、テープ交換の手間が省かれる。
【0187】
また、監視カメラ310の利用方法は、前述したような台付カメラ45と同様に顔データFDを得るためのカメラとして利用する方法に限らず、前述したような不正行為の手口現場を撮影するビデオカメラとしてもよい。このような形態で監視カメラ310が利用される場合には、監視カメラ310は、遊技機1が複数台並列して設けられた島を移動しながら遊技者を監視する移動式のカメラであって、遊技場ホストコンピュータ20の指示により、不正行為が発生した遊技機1に接近させるように制御されて、その不正行為の手口現場を該監視カメラ310により撮像させるようにしてもよい。
【0188】
また、遊技場ホストコンピュータ20における撮像された遊技者の顔データの照合では、遊技者を複数の異なる角度から撮像して得られた複数の顔データFDが用いられる。具体的には、まず台付カメラ45から出力された画像信号IMSから得られた顔データFDを用いて照合するが、該顔データFDでは十分な照合ができない場合には、台付カメラ45とは異なる角度から遊技者を撮像した監視カメラ310により出力された画像信号IMSから得られた顔データFDを照合に用いるようにする。このように、本実施の形態では、遊技者を複数の異なる角度から撮像して得られた複数の顔データFDを照合に用いることができるから、遊技者照合確認の精度は向上する。
【0189】
また、第1の実施の形態では、顔データの照合処理に関する負荷を軽くするために、該照合処理を1次照合処理と2次照合処理の2段階に分けて行なうようにしているが、このような形態に限定されず、1次照合処理は行なわず、全ての顔データについて遊技場ホストコンピュータ20またはセンタ側ホストコンピュータ10において2次照合処理を行なうようにしてもよい。
【0190】
第2の実施の形態
本実施の形態では、図1で示された構成において、その日、該遊技場に来店したすべての遊技者の顔データを取得して、登録し、該顔データで特定される各遊技者について遊技情報(大当り回数、ドアオープン回数など)と遊技時間との相関関係を遊技場ホストコンピュータで処理して、不正行為を実施した可能性のある遊技者を推定して、その顔データを登録し、遊技場側の不正者特定のための蓄積顔データの精度を高めるようにできる。
【0191】
図14は、遊技場におけるシステム立上げ後の不正者顔データの登録処理のフローチャートである。図15は、遊技場における営業終了後の不正者顔データの登録処理のフローチャートである。図16は、遊技場ホストコンピュータの顔データ記憶部M2における記憶内容の他の例を示す図である。図17〜図20のそれぞれは、図16における入場者データテーブルTB1、遊技情報テーブルTB2i、遊技時間テーブルTB3および不正者候補テーブルTB4のそれぞれの内容を示す図である。
【0192】
図16において、遊技場ホストコンピュータ20のメモリ23には、前述した顔データ記憶部M2および撮影データ記憶部M4に追加して、入場者データテーブルTB1、遊技情報テーブルTB2i(ただしi=1、2、3、…、n)、遊技時間テーブルTB3および不正者候補テーブルTB4が格納される。顔データ記憶部M2および撮影データ記憶部M4は前述したものと同じである。
【0193】
入場者データテーブルTB1は、図17に示されるように、その日に該遊技場に来店した遊技者のそれぞれについて、データ番号Di(ただしi=1、2、3、…、n)と、その顔データFDである入場者の顔データFDDi(ただしi=1、2、3、…、n)と、該遊技者が遊技をした遊技機を特定するために遊技機識別情報81が設定される対応遊技機識別情報MIDi(ただしi=1、2、3、…、n)および該遊技者が該遊技場に遊技していた期間を示す遊技期間TMi(ただしi=1、2、3、…、n)が対応付けて登録される。
【0194】
遊技情報テーブルTB2iは、図18に示されるように、該遊技場に設けられる遊技機1のそれぞれに対応付けられて、言い換えると遊技機1を特定するために遊技機識別情報81である対応遊技機識別情報MIDiのそれぞれのに対応付けられて設けられる。遊技情報テーブルTB2iは、対応の遊技機1におけるその日の遊技情報90を、時間Tの時系列に登録している。
【0195】
遊技時間テーブルTB3は、図19に示されるように、当該遊技場に設けられる遊技機1のそれぞれについて、その遊技機識別情報81である遊技機識別情報MIDiが登録されるとともに、時間Tの時系列に、該遊技機1で遊技した遊技者に対応のデータ番号Di(図17参照)が時系列に登録される。図19を参照すれば、遊技機識別情報MID1の遊技機1には10:00〜10:10から11:00〜11:10までの期間は、データ番号D1に対応の遊技者が遊技しており、その後、データ番号D5に対応の遊技者に交代したことがわかる。したがって、遊技時間テーブルTB3の内容に従えば、データ番号D1の顔データFDD1に対応の遊技者は該遊技場に10:00〜11:10まで遊技していたことが判明される。
【0196】
不正者候補テーブルTB4は、図20に示されるように、不正者候補の顔データ91のそれぞれに対応して、不正行為可能性有りの判定回数92が登録される。図20を参照して、たとえば、不正者候補の顔データ91が顔データFDD10(図17参照)に対応の遊技者は、不正行為可能性有りと判定された回数が、これまでに3回に達しており、同様にして、不正者候補の顔データ91が顔データFDD15(図17参照)に対応の遊技者は、不正行為可能性有りと判定された回数が、これまでに1回であることがわかる。
【0197】
図14を参照して遊技場ホストコンピュータ20が、毎日の営業開始において立上げられると、ステップT(以下、Tと略す)10において、入口カメラ50を制御して、該遊技場に来店する各遊技者の被写体像を撮像して、画像信号処理部27を介してその顔データFDを得て、データ番号Diを付与しながら、入場者データテーブルTB1に入場者の顔データFDDiとして逐次登録する。その後、T15に進む。
【0198】
T15においては、来店した各遊技者に対して、遊技した遊技機1が特定されて、その遊技機識別情報81が、入場者データテーブルTB1に、該遊技者の顔データFDDiに対応の対応遊技機識別情報MIDiとして記録される。その後、T20に進む。詳述すると、前述した図9のS70〜S81により、遊技者の遊技している遊技機1の遊技機識別情報81を得る。そして、そのとき抽出された顔データFDと入場者データテーブルTB1中の入場者の顔データFDDiとが照合されて、照合一致した場合に、入場者データテーブルTB1中の対応する対応遊技機識別情報MIDiに、得られた遊技機識別情報81を書込んで記録する。
【0199】
T20では、遊技場ホストコンピュータ20は、各遊技機1毎に得られる遊技情報90を、対応の遊技情報テーブルTB2iに、内部のタイマ(図示省略)の計時する時間Tに関連させて時系列に書込んで記録する。その後、T25に進む。具体的には、各遊技機1の遊技情報は、遊技制御用回路群70を制御する遊技制御用コンピュータ80より集計されて、対応の遊技機識別情報81とともに遊技場ホストコンピュータ20に送信される。遊技場ホストコンピュータ20は、これを受信して、受信した遊技機識別情報81により特定される遊技情報テーブルTB2iに、図18に示されるように時系列に遊技情報90を書込んで記録する。
【0200】
T25では、遊技場ホストコンピュータ20は、各遊技機1の不正対応用マイコン60を介して、カード処理装置3の台付カメラ45および監視カメラ310より得られる該遊技機1の遊技者の画像信号IMSと、対応する遊技機識別情報81とを受信して、受信した画像信号IMSから顔データFDを得る。そして、その顔データFDと入場者データテーブルTB1中の入場者の顔データFDDiのそれぞれとを照合して、照合一致と判定された入場者の顔データFDDiに対応するデータ番号Diを読出す。そして、このように読出されたデータ番号Diを、受信した遊技機識別情報81で示される遊技時間テーブルTB3中の遊技機識別情報MIDiに対応させて、前述と同様に時系列に記録する。その後、T10に戻る。
【0201】
このように、遊技場の営業中は、図14のT10〜T25の処理が定期的に繰返される。したがって、入場者データテーブルTB1には入場者の顔データFDDiが登録されて蓄積されるとともに、遊技情報テーブルTB2iおよび遊技時間テーブルTB3にも各種情報が登録されて蓄積される。
【0202】
その後、1日の営業が終了すると、遊技情報ホストコンピュータ20では、図15に示される処理が開始される。
【0203】
まず、T30において、その日に来店した各遊技者について、その遊技時間が算出されて、入場者データテーブルTB1に遊技期間TMiとして書込まれて記録される。その後、T35に進む。具体的には、遊技時間テーブルTB3において、各遊技機1(各遊技機識別情報MIDi)について、同一データ番号Diが連続して登録されている期間が、対応の時間Tに基いて算出される。算出された期間は入場者データテーブルTB1の該データ番号Diに対応の遊技期間TMiとして書込んで記録される。
【0204】
T35において、各遊技者について、入場者データテーブルTB1中の対応の遊技機識別情報MIDiで特定される遊技情報テーブルTB2iから、前述のようにして算出された遊技期間TMiに対応した遊技情報90が読出される。その後、T40に進む。
【0205】
T40では、各遊技者の遊技期間TMiに対応して、遊技情報テーブルTB2iから読出された遊技情報90の内容と所定基準とを比較照合して、遊技期間TMiと遊技情報90の内容とが所定の整合性取れて、正常な遊技内容であるか否かが判定処理されて、次のT45に進む。この比較照合は、具体的には、たとえば、遊技情報90の内容が、異常に大当り回数が多く、またドアオープンもしているのであれば、ドアオープンして不正行為をした可能性有りと判定されて、正常な内容ではないと判定される。また、異常に大当たり回数が多いが、ドアオープン回数は少なければ、何らかの不正行為をしているのではないかと判定されて、正常な内容ではないと判定される。逆に、正常な範囲の大当たり回数であれば、正常な遊技内容であると判定される。
【0206】
T45においては、前述のようにして正常な遊技内容であると判定されると、一連の処理は終了するが、正常な遊技内容でなかった場合には、T50に進む。
【0207】
T50においては、正常な遊技内容でないと判定された遊技者(データ番号Di)に対応した入場者の顔データFDDiが入場者データテーブルTB1から読出されて、不正者候補テーブルTB4に不正者候補の顔データ91として登録済か否かが判定される。登録済であれば、次のT60において、不正行為の可能性が判定されたことにより、不正者候補テーブルTB4において、対応の不正行為可能性有りの判定回数92は1カウントアップされる。その後、一連の処理は終了する。
【0208】
一方、T50にて、正常な遊技内容でないと判定された遊技者(データ番号Di)に対応した入場者の顔データFDDiが、不正者候補テーブルTB4に不正者候補の顔データ91として未登録と判定されると、次のT55において、該顔データFDDiは不正者候補の顔データ91として不正者候補テーブルTB4に追加登録されるとともに、対応の不正行為可能性有りの判定回数92にも1が設定される。その後、一連の処理が終了する。
【0209】
なお、この処理は、営業終了後にするとしたが、営業開始前にするようにしてもよい。また、営業中であっても、各遊技者が遊技の終了が確認された時点(遊技場から出ていってしまったことが確認された時点)で、該遊技者に関して上述したような不正行為の可能性の有無についての判定処理を行なうようにしてもよい。このようにすれば、不正行為をした遊技者をより早期に発見できて、該遊技者に対する不正行為防止のための監視体制の強化を速やかに取ることができる。
【0210】
上述したような図15の処理が行なわれることにより、各遊技場は、遊技場独自に判定した不正行為の可能性が有る遊技者の顔データ(不正者候補の顔データ91)と不正行為の傾向の大きさ(不正行為可能性有りの判定回数92)との情報を、不正者候補テーブルTB4として蓄積して、これが上述した定期に行なわれることにより、そのデータ精度は徐々に高められる。
【0211】
したがって、このようにして作成される不正者候補テーブルTB4も利用して、前述したような1次照合処理または2次照合処理が各遊技場において独自に行なわれることにより、さらに不正者を特定する精度が高められる。
【0212】
図21は、遊技場において不正者候補テーブルを参照して行なわれる入場者の顔データ照合確認処理のフローチャートである。上述のようにして遊技場において独自に作成された不正者候補テーブルTB4を用いて、図21に示されるように、該遊技場に来店した遊技者を照合確認できる。図21の処理は、たとえば、図6のSS20とSS30の間において実行されるようにしてもよい。
【0213】
まず、T70において、遊技場に来店する遊技者の被写体像を入口の入口カメラ50を用いて撮影して、次のT71において、画像信号IMSからその顔データFDを得て、次のT72に進む。
【0214】
T72では、前述のようにして得られた顔データFDと不正者候補テーブルTB4中の不正者候補の顔データ91(顔データFDDi)のそれぞれと照合する。次のT73において、この照合によりその照合一致した顔データ91は無いと判定されると、一連の処理は終了するが、既に登録されていると判定されると、次のT74において、不正行為可能性ありの遊技者来店の旨を出力部25を介して報知し、一連の処理は終了する。これにより、遊技場の係員は、報知内容を確認して不正行為を防止するための適当な対策を速やかにとることが容易に可能となる。
【0215】
ここでは不正者候補テーブルTB4を遊技場に来店したときの遊技者の顔データ照合確認処理に用いる例を説明したが、これに特定されない。
【0216】
また、本実施の形態では時系列に登録された顔データのスキャンによる算出される遊技時間が用いられているが、遊技時間に代替して、遊技者が遊技場に居た時間である在場時間を用いてもよい。つまり、遊技場の出口にカメラを設けて、遊技場の入口から遊技者が入ってきた時間を入口カメラ50で該遊技者が撮像された時間に基づいて記録し、またその遊技者が出口から出ていった時間を出口カメラで該遊技者が撮像された時間に基づいて記録し、出て行った遊技者が遊技場側の定める所定時間(たとえば30分)以内に帰って来なければ、その遊技者は完全に遊技場から出て行ったものとみなして、該遊技者の在場時間を計算する。遊技者の中には一旦遊技場を出て行ったものの、食事等済ましてまた引き返してきて遊技を再開する者もいる。そのような食事時間等を考慮して遊技場が予め所定時間を定める。これは、たとえば30分等に定められている。そして遊技機1から出力されてくる大当り情報や打込み情報などの遊技情報と在場時間とを比較して、在場時間が短いにもかかわらずあまりにも多くの大当りを頻繁に発生させている場合等に不正行為の可能性が有る遊技者である旨の判定を行ない、その遊技者の顔データを登録する。その場合に、疑わしいと判定した根拠となるデータも併せて登録する。
【0217】
また、遊技時間(在場時間)のさらなる他の計測方法として、各遊技機1に設けられたカメラ(台付カメラ45または監視カメラ310など)によって、たとえば1分ごとに遊技者を撮影して、得られた顔データFDに対応して、該遊技者がその遊技場内の遊技機で遊技を行なった時間を累積加算して記録して、どの遊技機1でも該遊技者が撮影されなくなってから所定時間(たとえば30分間)たった段階で、該遊技者の遊技時間(在場時間)を割出す。
【0218】
また、上述した各実施の形態では、不正行為は、遊技機1のドアオープン、不正電波および中断スイッチにより検出して、遊技者の被写体像を撮像するとしているがこれに特定されない。つまり、以下のような方法で、不正行為を検出して遊技者の被写体像を撮像することもできる。
【0219】
まず、大当り状態中に景品玉が約2000発程度しか出ないパチンコ遊技機1であるにもかかわらず、大当り中にたとえば3000発とか4000発の景品玉が出た場合に、不正行為発生とみなして不正遊技者を撮像する。このような現象が生ずる原因としては、不正行為により、可変入賞球装置(アタッカー)内に入賞した入賞玉を検出する10カウント検出スイッチが引抜かれている場合や、ぶら下げ基板が設けられていることが想定される。
【0220】
この10カウント検出スイッチは入賞玉を10個検出すれば可変入賞球装置(アタッカー)を閉じるためのものである。ぶら下げ基板は不正制御用のマイコンが搭載されており、10カウント検出スイッチからの信号が、このぶら下げ基板を経由してパチンコ遊技機1の遊技制御用コンピュータ80に入力されるようにし、実際には10カウント検出スイッチからたくさんの検出信号が出力されていながらも、ぶら下げ基板によって適当に間引いて少しの検出信号しか遊技機1の遊技制御用コンピュータ81に入力されないようにするものである。
【0221】
また、ベースが50程度の遊技機1であるにもかかわらず80とか100とかになった場合には、不正行為が行われたとみなして遊技者の被写体像を撮像する。ここで、ベースとは大当り以外の通常遊技状態において、所定時間に付与される景品玉数を示す。ベースが異常に高くなる原因としては、何らかの不正行為により、遊技機1のチューリップが開きっぱなしになっていることなどが想定される。
【0222】
また、止め打ちばかりしている場合、あるいは定期的に規則正しく止め打ちをしている場合には、不正行為が行われたとして、遊技者の被写体像を撮像する。この止め打ちとは、遊技機1の打球操作ハンドル(図示省略)の近傍に設けられているストップボタン(図示省略)を操作しながら打球発射する打ち方をいう。このストップボタンを押している間は、いくら打球操作ハンドルを回転操作したところで打玉は発射されない。このような状態でストップボタンを瞬間的に離せば1個だけ玉が遊技領域に発射される。ぶら下げ基板が不正に設置されたパチンコ遊技機1においては、通常の遊技者はこのような止め打ちをすることがないために、ぶら下げ基板が非作動状態のままとなっており不正動作は行なわれない。しかし、不正行為者の場合には、このパチンコ遊技機1はぶら下げ基板を設置したものであることを知っているため(自分で予め不正行為により設置したため)、たとえば所定の規則に従った止め打ちをすることにより、ぶら下げ基板が作動開始して大当りの発生確率が極端に高くなる等のような不正動作が行なわれることとなる。
【0223】
また、遊技機1の下皿(図示省略)から細長い板を入れてパチンコ玉を入賞口に導くようにする、いわゆるセルゴトを何らかの検出センサにより検出し、不正行為が行なわれたとみなして、遊技者の被写体像を撮像する。
【0224】
また、いわゆるジェットカウンタゴトを検出して、遊技者の被写体像を撮像する。このジェットカウンタとは、遊技者が遊技を終了したときに獲得したたくさんの景品玉を、ジェットカウンタの入口に流し込んで、その玉数を計数してもらって景品交換を行なうための機械である。このジェットカウンタの玉投入口に、熊手を挿入して上下に動かして、いかにも玉がたくさん投入されたように見せかける不正行為がある。この不正行為用の熊手は、先が透明な樹脂等で構成されており、その複数本の枝分かれした樹脂等の透明先部分に、予め黒色のもの、たとえばテープを何本も横方向に貼着して、それをジェットカウンタの玉投入口に突っ込んだ状態で上下に動かす。するとジェットカウンタは、たくさんの玉が投入されたと誤検出します。それを防止する方法としては、ジェットカウンタの玉検出信号の出力パルス間隔を判定して、玉の投入時の予め定められた規則的なパルス間隔とは異なった不規則な(人為的な)パルス間隔であった場合に、ジェットカウンタゴトが発生したと判定して、遊技者の被写体像を撮像する。
【0225】
第3の実施の形態
次に、遊技者照合確認システムにおいて、遊技者に該遊技場の会員であることを示すための会員カード200を発行して、遊技者が、該会員カード200をカード処理装置3の入出力部46に投入して、遊技場ホストコンピュータ20において預入れておいた得点データTDiを用いて取引処理する場合に、遊技者を照合確認して、他人の会員カードを使用して取引処理を行なう不正行為を未然に防止するための処理について、図面を参照して説明する。
【0226】
まず、発行される会員カードについて説明する。
図22(A)と(B)は、会員カード200の構成を示す平面図である。会員カード200は遊技場に来店した遊技者に対して該遊技場の会員であることを示すために発行される。図22(A)において、会員カード200の表面が示されており、図22(B)に会員カード200の記憶情報の内容が示されている。
【0227】
図22(A)を参照して、会員カード200は、いわゆる接触型のICカードよりなる。会員カード200には、カード入出力部40および46それぞれのデータ入出力用端子(図示省略)と接触するコネクタ(図示省略)と、所定の情報処理を行なうICカードマイコンよりなる制御部(図示省略)と、各種の情報が記録される記憶領域210とが設けられる。
【0228】
会員カード200においては、制御部および記憶領域210はICチップとして内蔵されており、コネクタはカード表面に露出している。また、会員カード200には、会員カード200の発行時に、遊技場内の端末装置30において、会員用カメラ39を用いて撮像して得られた遊技者の顔データによる顔写真がプリントされる顔写真プリント部220が設けられる。
【0229】
ここでは、会員カード200は、接触型ICカードとしているが、接触のためのコネクタを介さずに、電磁波により情報を入出力する非接触型ICカードとしてもよい。
【0230】
また、会員カード200は、ICカードに特定されず、いわゆるカード表面に磁気ストライプを有した磁気カードであってもよい。
【0231】
図22(B)を参照して、記憶領域210には該会員カード発行時に、少なくとも会員カードを発行した遊技場の店舗を一意に特定するための店舗コード211、会員番号212、顔データ213および暗証番号214が記録される。会員番号212は、該会員カード200の所有者である会員に付与されて該会員を一意に識別するための情報である。顔データ213は、該会員カード200が発行された遊技者、すなわち該会員カード200の正当保持者の顔データである。
【0232】
なお、ここでは、会員カード200には、店舗コード211、会員番号212、顔データ213および暗証番号214が記録される例が示されるが、会員カード200には、これら以外の各種情報、たとえば預け入れ遊技結果価値としての貯蓄得点データ、来店毎に加算される来店ポイントおよび電子マネーなどが記録されるようにしてもよい。
【0233】
図23は、図1の得点データ記憶部の構成を示す図である。得点データ記憶部M4は、複数の会員番号IDiのそれぞれに対応して、暗証番号MDi、顔データFDiおよび得点データTDiを記憶するための領域を有する。つまり、得点データ記憶部M4には、会員カード200が発行されるごとに、該会員カード200に記録された会員番号212と、該会員により入力された暗証番号214と、該会員カード200に記録されたものと同じ顔データ213が、会員番号IDi、暗証番号MDiおよび顔データFDiとして対応付けて記憶される。
【0234】
この遊技者照合確認システムでは、各遊技者の要求に応じて、得点データを該遊技場に預け入れたり、それまでに預け入れられた得点データTDiの一部または全部を精算したりするための取引処理が行なわれる。得点データ記憶部M4の得点データTDiは、対応する会員の現在の預け入れ得点を示す。得点データTDiは、取引処理において必要に応じて更新されるような情報である。
【0235】
次に、上述した会員カード200の発行手順について説明する。
図24は、遊技者照合確認システムにおける会員カード発行時の処理フローチャートである。
【0236】
遊技場に来店した遊技者のうち会員登録を希望する遊技者は、まず遊技場内端末装置30にて会員登録要求を行なう。遊技者はステップSA(以下、SAと略す)1において、会員用カメラ39を用いてその被写体像が撮像されて、画像信号IMSが画像信号処理部37に出力される。
【0237】
次にSA2において、遊技場内の端末装置30を操作する店員により、入力部34が操作されて、発行される会員カード200の遊技者を一意に特定するための会員番号が入力されてCPU31に与えられる。
【0238】
次のSA3において、遊技者により、暗証番号が入力される。
次にSA4においては、画像信号処理部37は、会員用カメラ39から与えられる画像信号IMSを処理して、該遊技者の顔データFDを抽出して、CPU31に出力する。
【0239】
S4Aの後、S5Aに進み、CPU31は与えられる顔データFDと会員番号と暗証番号とを入力して、これらを通信I/F39Aを介して、遊技場ホストコンピュータ20に送信した後、SA6に進む。
【0240】
次に、、SA6において、CPU31は、入出力I/F32およびカード入出力部40を介して、カード入出力部40に投入されて情報の読書きが可能な状態にセットされた新規の会員カード200において、顔データFDによる顔写真を顔写真プリント部220に印刷するとともに、予めメモリ38に記憶された店舗コード(図示省略)211、会員番号212、暗証番号214および顔データFDである顔データ213を記憶領域210に記憶させる。その後、該会員カード200をカード入出力部40から排出して、遊技者に手渡す。
【0241】
一方、遊技場ホストコンピュータ20では、SA7において、CPU21は前述したSA5により送信された顔データFDと会員番号と暗証番号とを通信I/F26を介して受信し、これらを対応付けてメモリ23の得点データ記憶部M4に記憶する。このとき対応する預入れ得点データTDiは初期設定される。
【0242】
以上により、遊技者の照合確認をするために、会員カード発行時において遊技者の顔データが該システム内に登録される。
【0243】
本実施の形態では、会員カード200に会員番号212と暗証番号214と顔データ213とを記憶させたが、これに限らずたとえば、次のようにしてもよい。つまり、遊技場ホストコンピュータ20には、会員の顔データFDiと暗証番号MDiとを会員番号IDiに対応付けて登録し、会員カード200には会員番号212のみを記憶させる。そして、該会員カード200から会員番号212を読取って、読取られた会員番号212に基づいて、遊技場ホストコンピュータ20に登録されている対応の顔データFDiと暗証番号MDiとが特定されるようにしてもよい。
【0244】
また、会員カード200の発行の操作は、遊技場の店員によらず遊技場内端末装置30を遊技者自身が操作することで会員カード200を発行する、いわゆるセルフサービスにて会員カード200を発行するようにしてもよい。
【0245】
また、会員カード200には、顔写真がプリントされるとしたがプリントされなくてもよく、また遊技者の所望に応じてプリントされるようにしてもよい。
【0246】
次に、上述した手順で発行された会員カード200を用いた得点データTDiの取引について説明する。
【0247】
図25は、会員カードを投入して得点データの取引処理を行なう場合の処理フローチャートである。図26は、図25の再プレイ処理のフローチャートである。図27は、図25の得点データ預入れの処理のフローチャートである。
【0248】
まず、S700において、カード処理装置3のカード入出力部46に遊技者により会員カード200が投入されたか否か判定されて、投入されて情報の読書きが可能な状態にセットされたことが判定されるとS710に進むが、投入されなければ、処理は終了する。
【0249】
次にS710において、CPU41は、台付カメラ45を制御して会員カード200を投入した遊技者の被写体像を撮像させるとともに、不正対応用マイコン60を介して監視カメラ310にて投入した遊技者の被写体像を撮像させて、後述のS710aに進む。
【0250】
この際、図3で示されたように、カード入出力部46の近辺に台付カメラ45が設けられているので、台付カメラ45により撮像される被写体像は、主に、遊技者の顔付近を中心としたものとなる。
【0251】
S710aにおいて、遊技者が入力部47を操作して暗証番号を入力したか否か判定されて、入力されると、S720に進む。
【0252】
次に、S720では、台付カメラ45および監視カメラ310で撮像されて出力された画像信号IMS、該遊技機1の遊技機識別情報81、投入された会員カード200から読取られた会員番号212および入力された暗証番号は、不正対応用マイコン60を介して、遊技場ホストコンピュータ20の後述するS800に送信される。
【0253】
次に、S730において、遊技場ホストコンピュータ20の後述するS800dから返信された暗証番号の照合結果を受信するまで待機する。受信すると、次のS740にて、返信された内容は“適正”を示すか、言換えると暗証番号の一致と顔データの一致を示すかが判定される。判定に結果、“適正”を示さなければ、S750において、出力部48を介してエラー表示を行なって会員カード200が排出された後、一連の処理は終了するが、“適正”を示せば次のS760に進む。
【0254】
S760では、遊技者による次の入力操作を促すための表示が出力部48を介してなされる。次にS770に進み、再度、遊技をしたい旨の再プレイ操作がなされたか否かが判定されて、操作がない場合にはS780にて、得点データの預入れ操作がなされたか否かが判定され、操作がない場合にはS770に戻る。このようにS770とS780によるループが形成されている。このループの巡回途中で、再プレイ操作を行なった場合には、S770にて再プレイの操作ありと判定されて、S790aに進む。S790aでは、後述するような再プレイ処理がなされて、S790cにて会員カード200はカード入出力部46から排出されて、一連の処理は終了する。
【0255】
一方、前記ループの巡回途中で、遊技者が得点データの預入れ操作を行なえば、S780にて預入れ操作ありと判定されてS790bに進む。S790bでは、後述する得点データの預入れ処理がなされて、S790cにて会員カード200はカード入出力部46から排出されて、一連の処理は終了する。
【0256】
さて、遊技場ホストコンピュータ20では、S800において、カード処理装置3のS720から送信される情報を受信するまで待機するが、受信すると、次のS800aに進む。
【0257】
S800aにおいて、顔データ記憶部M2における受信した情報中の会員番号212に対応して登録された暗証番号MDiと顔データFDiが読出されて、次のS800bにおいては、受信した暗証番号と読出された暗証番号の照合と、受信した画像信号IMSから得られた顔データFDと読出された顔データFDiの照合とがなされる。次のS800cにおいて両方の照合結果の判定がされて、両方共に照合一致であれば、次のS800dにおいて照合結果として“適正”の情報が前述したS730に返信される。
【0258】
一方、S800cにおいて、照合一致でないと判定されると、次のS810において、CPU21は得られた顔データFDを、通信I/F26を介してセンタ側ホストコンピュータ10の後述するS900に送信して、次のS820に進む。
【0259】
S820では、後述するS930またはS950から遊技者の顔データFDと不正者の顔データとの照合結果を受信して、次のS830において、該照合結果が遊技者の顔データFDは不正者のそれと一致したことを示すと判定すれば、次のS840において、CPU21は受信した遊技機識別情報81とともに、常習の不正者である旨の報知を出力部25を介して行ない、一連の処理は終了する。一方、S830において、該照合結果が遊技者の顔データFDは不正者のそれと不一致したことを示すと判定すれば、すなわち新たな(未登録の)不正者が発見されたのであるから、S850において、その旨の報知が出力部25を介して行なわれて、一連の処理は終了する。
【0260】
なお、S840とS850の報知においては不正者と判定された遊技者の顔データFDにより、顔の画像を表示するようにしてもよい。
【0261】
一方、センタ側ホストコンピュータ10では、S900において、CPU11は、S810により遊技者の顔データFDを受信するまで待機して、受信すると、次のS910において、該顔データFDと不正者の顔データ記憶部M3中の顔データのそれぞれとを照合して、次のS920において、その照合結果に基づいて、一致する不正者の顔データがあったか否かが判定される。一致するものがあったと判定された場合には、S930へ進み、該遊技者は、常習の不正者である旨の情報を、前述した遊技場のホストコンピュータ20のS820へ送信し、その後、一連の処理は終了する。
【0262】
一方、S920において、一致するものがなかったと判定された場合には、次のS940において、S900にて受信した該遊技者の顔データFDを新たな不正者として不正者の顔データ記憶部M3に登録する処理がなされて、S950に進み、新たな不正者である旨の情報を、前述した遊技場のホストコンピュータ20のS820へ送信し、その後、一連の処理は終了する。
【0263】
上述したように、店員は、遊技場ホストコンピュータ20の出力部25において出力された遊技機識別情報81または顔データFDによる顔の画像に基づいて、不正者が遊技している遊技機と不正者とを速やかに特定できるから、この不正者により不正行為が実行されるのを速やかに防止できる。
【0264】
次に、図25のS790aで示された再プレイ処理を図26を参照して説明する。なお、再プレイとは、遊技場ホストコンピュータ20の預入れられた得点データを記憶する得点データ記憶部M4中の対応の得点データTDiの一部または全部を引落して、引落された得点データ分、再度、遊技を行なうことを言う。
【0265】
まず、カード処理装置3において、S200では、再プレイ用の金額が入力部47を介して入力されたか否かが判定されて、入力があるまで待機する。入力があった場合には、S201に進み、入力された再プレイ用の金額と、カード入出力部46に投入された会員カード200から読出された会員番号212とを、遊技場ホストコンピュータ20のS300に送信する。
【0266】
次に、S203において、後述する遊技場ホストコンピュータ20のS303またはS305から送信される情報を受信するまで待機して、受信すると次のS204に進む。
【0267】
S204では、S203で受信されたデータが、引落済みを示すデータであるか否かが判定されて、引落済みデータと判定された場合には、S205に進む。S205では、S200において入力された再プレイ用金額分の得点データを、該カード処理装置3に対応した遊技機1の得点カウント部72に保持される得点データに加算して、一連の処理は終了する。これにより、該遊技者は、該加算結果により得点カウント部72が保持している加算後の得点データ分だけ、遊技を行なうことが可能となる。
【0268】
一方、S204において、引落済みデータと判定されなかった、すなわち預入れ得点データTDiの不足と判定された場合には、S206に進み、出力部48を介して、該遊技者が預入れていた得点データは再プレイ用に入力した金額分を満たさず不足している旨の表示がなされる。その後、一連の処理は終了する。
【0269】
一方、遊技場ホストコンピュータ20では、S300において、遊技者により入力された再プレイ用の金額のデータと会員カード200から読取られた会員番号212とを、前述したS201から受信するまで待機する。受信すると、次に、S301において、受信した会員番号212に対応して預入れられていた得点データTDiを得点データ記憶部M4から読み出す。次のS302において、預入れられていた得点データTDiは受信した金額に相当の得点データよりも大きいか否かの判定が行なわれる。大きいと判定されると、S303に進み、得点データ記憶部M4の対応の預入れ得点データTDiから入力された再プレイ用の金額に相当の得点データが引落される(減算される)。次に、S304に進み、預入れ得点データTDiの引落が済んだことを示す“引落済み”のデータが前述したS203に送信されて、一連の処理は終了する。
【0270】
一方、次のS302において、預入れられていた得点データTDiは受信した金額に相当の得点データよりも大きくないと判定されると、S305へ進み、該遊技者が預入れていた得点データTDiは再プレイ用に入力した金額分を満たさず不足している旨のデータが前述したS203に送信される。その後、一連の処理は終了する。
【0271】
次に、図25のS79bで示された得点データの預入れ処理を図27を参照して説明する。なお、得点データの預入れとは、遊技の結果得られて、該遊技機1の得点カウント部72にて保持されている得点データの一部または全部を、遊技場ホストコンピュータ20の得点データ記憶部M4中の対応の得点データTDiに加算(預入れ)することを言う。
【0272】
まず、カード処理装置3では、S400において、遊技者により、入力部47を介して預入れ金額の入力があったか否かが判定されて、金額の入力があるまで待機する。金額の入力ありと判定された場合には、S401に進み、得点カウント部72により保持されている、遊技の結果得られた得点データが、入力された金額に相当の得点データよりも大きいか否かが判定される。大きいと判定された場合には、S402へ進み、入力された金額のデータとカード入出力部46に投入されている会員カード200から読出された会員番号212とが、後述する遊技場ホストコンピュータ20のS500に送信する。
【0273】
次に、S404において、得点カウント部72で遊技結果得られて保持されている得点データから、入力された金額に相当の得点データが減算する処理がなされて、次のS405に進む。S405では、出力部48にて該減算処理の結果の得点データをレシートに印字して、該レシートを遊技者に発行する処理がなされて、一連の処理は終了する。このように、遊技者が所望すれば、遊技の結果得られた得点データのうち預入れを指定した分は預入れられるが、差額の分の得点データはレシートに印字されて発行されるから、遊技者は、該レシートを遊技場の景品交換所(図示省略)に提示することで、差額分の得点データを、これに相当の景品と交換できる。
【0274】
一方、S401において、得点カウント部72により保持されている、遊技の結果得られた得点データは、入力された金額に相当の得点データよりも大きくないと判定されると、S403において、得点不足である旨の表示が出力部48を介してなされる。その後、処理は終了する。
【0275】
なお、S403の処理終了後が、一連の処理が終了するのでなくて、S400に進むようにしてもよい。この場合は、S400において得点不足とならないような金額の入力がなされるまで、S400〜S403のループが繰返されることになる。そこで、該ループを抜けるために、たとえば、入力部47に処理取消のために操作されるボタンを設けて、遊技者が該ボタンを操作すると、該ループを抜けて処理を終了するようにしてもよい。
【0276】
一方、遊技場ホストコンピュータ20では、S500において、前述したS402から送信された金額のデータと会員番号212とを受信するまで待機する。受信すると、次にS501において、得点データ記憶部M4中の受信した会員番号212に対応した預入れ得点データTDiに対して、受信した金額に相当の得点データを加算して、該預入れ得点データを更新する処理がなされる。その後、処理は終了する。
【0277】
上述した第3の実施の形態では、遊技者が会員であるか否かの照合確認は、顔データFDの照合に加えて、会員自らが入力した暗証番号214(MDi)について照合を行なうようにしているから、会員に関する遊技者照合確認の精度を高めることができる。また、会員番号212(IDi)を対応の会員のみが知り得る状態にして、すなわち会員カード200に対応の会員番号がプリントなどされないようにして、前述した顔データの照合に加えて、会員番号についても照合を行なうようにして、会員に関する遊技者照合確認の精度を高めるようにしてもよい。
【0278】
以上のように、会員カード200を用いた得点データの取引処理においては、会員カード200を用いて取引処理を要求する遊技者についての照合確認が行なわれるから、不正行為による取引処理を確実に防止できて、遊技場側の損害および正当な会員カード200の保持者である遊技者側の損害を確実に防止できる。
【0279】
また、第3の実施の形態のように、会員となる遊技者のみが固有に有する顔のデータFDが会員登録に用いられて、これによる遊技者照合確認が行なわれるから、会員に関する情報のセキュリティは向上する。さらに、会員自らが入力する暗証番号が会員登録に用いられて、これによる遊技者照合確認も併せて行なわれるから、前述のセキュリティはさらに向上する。
【0280】
また、第1の実施の形態のように、不正電波検出などの遊技者による不正行為検出時は、その旨を遊技場ホストコンピュータ20にて該遊技者の顔データによる顔の表示を含んだ態様で報知することができるから、報知内容に従うことで、不正行為をした遊技者を遊技場内で速やかに身柄を拘束して、通報などの所定の対応を取ることが容易となる。
【0281】
また、第1または第2の実施の形態のように、遊技場に遊技者が来店したとき、その顔データFDを不正者の顔データと照合確認することで、不正者が遊技場に来店したことを速やかに報知できるから、報知内容に従い該不正者を見張るなどすることで、該不正者により不正行為が行なわれるのを未然に防止できる。
【0282】
なお、上述した各実施の形態においては、センタ側ホストコンピュータ10と通信することにより、複数の遊技場のそれぞれは遊技者の照合確認が可能とされているが、これに限定されず、次のようにしてもよい。つまり、センタ側ホストコンピュータ10の有する2次照合確認機能を各遊技場側の遊技場ホストコンピュータ20も備えるようにして、各遊技場は外部機関と通信することなく単独で上述した一連の遊技者照合確認処理を行なうようにしてもよい。
【0283】
上述した各実施の形態では、各遊技場で発見された不正行為者の顔データは、センタ側ホストコンピュータ10の不正者の顔データ記憶部M3において登録される。また、上述の各遊技場が単独で照合確認する場合には、不正者の顔データ記憶部M3の内容を各遊技場が記憶することになる。それゆえに、センタ側ホストコンピュータ10からは、各遊技場からの登録に応じてアップデートされた最新の不正者の顔データを、各遊技場の営業開始時などの定期毎に、該遊技場の遊技場ホストコンピュータ20にダウンロードして、各遊技場において、常に最新の顔データを保持できるようにしてもよい。これにより、各遊技場は、他の遊技場で発見された不正者の顔データを速やかに得ることができて、遊技者照合確認によるセキュリティ対策は向上する。
【0284】
上述した第1の実施の形態では、システムとしての負荷を軽くするために、遊技場ホストコンピュータ20の顔データ記憶部M2には不正者についての1次用顔データFdiのみを記録するようにしているが、このような形態に限定されない。つまり、遊技場ホストコンピュータ20の顔データ記憶部M2に不正者についての顔データFDiと1次用顔データFdiとを記憶するようにして、遊技場内の遊技場ホストコンピュータ20にて、1次照合処理および2次照合処理を行なうようにしてもよい。また、第1の実施の形態では、顔データの照合処理に関する負荷を軽くするために、該照合処理を1次照合処理と2次照合処理の2段階に分けて行なうようにしているが、このような形態に限定されず、1次照合処理は行なわず、全ての顔データについて2次照合処理を行なうようにしてもよい。
【0285】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0286】
【課題を解決するための手段の具体例】
(1) 図1に示されるようにして、遊技機が設置された遊技場内に居る遊技者顔を照合して確認するための遊技者照合確認システムが構成されている。
【0287】
図1の入口カメラ50および会員用カメラ39ならびに図2の台付きカメラ45と監視カメラ310とにより、遊技場内に居る遊技者を被写体像として撮像して画像信号を出力する撮像手段が構成される。図1に示されるセンタ側ホストコンピュータ10および遊技場ホストコンピュータ20により、撮像手段から出力された画像信号から得られた顔データと顔データ登録部に登録されている顔データとを照合して、その照合結果を出力する遊技者照合手段が構成される。
【0288】
(2) 遊技場内に居る遊技者について、図17に示される入場者データテーブルTB1および図18に示される遊技情報テーブルTB2iにおける遊技時間を示す時間情報(遊技時間TMi)と遊技情報(遊技情報90)とが、図1の遊技場ホストコンピュータ20により、図15のT30〜T40に示されるようにして、遊技時間情報と遊技情報が所定の整合性が取れているかを判別する判別手段が構成される。図1の遊技場ホストコンピュータ20により、図15のT50とT55に示されるようにして、判別手段により所定整合性が取れていないと判別されたことに応じて、該遊技者の顔データは、顔データ登録部に登録される。
【0289】
(3) 前記撮像手段は、図2の台付カメラ45および監視ラメラ310により、遊技場内に居る遊技者による不正行為が検出された際に該遊技者を被写体像として撮像して画像信号を出力する不正者撮像手段が構成される。前記遊技者照合手段の有する不正検出時照合手段は、図1に示される画像信号処理部27を用いて、不正者撮像手段により出力された前記画像信号から当該遊技者の顔データ(顔データFD)を得て、不正者の顔データ記憶部M3に登録されている顔データと照合して、照合結果を出力する。不正検出時照合手段による照合結果が照合不一致であるときは、図12および図13のS106で示されるように、該遊技者の顔データは前記顔データ登録部に登録される。
【0290】
(4) 図1に示される入口カメラ50により、前記撮像手段に含まれ、前記遊技場に設けられて入口に入った遊技者を撮像する入口撮像手段が構成される。
【0291】
(5) 図2に示される台付カメラ45または監視カメラ310により、前記撮像手段に含まれ、遊技者が前記遊技機により遊技を開始したときに当該遊技者を撮像する遊技開始時撮像手段が構成される。遊技者照合手段は、図9または図10に示されるように、入口撮像手段により撮像されて出力された画像信号から得られた顔データについての遊技者照合手段による照合結果が照合一致を示した顔データ登録部の前記顔データと、遊技開始時撮像手段により撮像されて出力された前記画像信号から得られた前記顔データとを照合する。
【0292】
(6) 図2に示される遊技機識別情報81により、前記遊技機に予め割当てられており、当該遊技機と他の遊技機とを識別するための遊技機識別情報が構成される。図9および図10のS88、図11のS47、ならびに図12および図13のS68に示されるように、前記遊技者撮像照合手段は、不正行為の対象となった前記遊技機の前記遊技機識別情報とともに、前記照合結果を出力する。
【0293】
(7) 図2に示される監視カメラ310と台付カメラ45により、不正者撮像手段は、不正行為が検出された際に当該不正行為を行なった遊技者を被写体像として異なる角度から撮像可能に複数個も設けられている。
【0294】
(8) 図1に示されるセンタ側ホストコンピュータ10と遊技場ホストコンピュータ20とにより、遊技者照合確認システムに含まれ、前記遊技場の外部に設けられた外部情報処理部と、前記遊技場の内部に設けられて前記外部情報処理部および前記遊技機と通信接続される内部情報処理部とが、それぞれ構成される。内部情報処理部においては、図6のSS20に示されるように、顔データ登録部の顔データは、外部情報処理部から定期に送信される顔データにより最新となるように更新される。
【0295】
(9) 図1に示されるセンタ側ホストコンピュータ10および遊技場ホストコンピュータ20により、前記遊技者照合手段に含まれた1次照合手段と、該1次照合手段よりもより綿密な照合を行なう2次照合手段とが構成される。図7〜図10、図12および図13に示されるように、前記1次照合手段の結果、前記不正遊技者顔データと一致する可能性があると判断された遊技者の顔データは前記2次照合手段により照合される。
【0296】
(10) 図1に示される外部情報処理部であるセンタ側ホストコンピュータ10と内部情報処理部である遊技場ホストコンピュータ20とのそれぞれに、図8、図10および図13に示されるように、前記2次照合手段と前記1次照合手段とがそれぞれ備えられている。
【0297】
(11) 図1の遊技場内の端末装置30により、遊技者が遊技場の会員であることを示すための図4に示された会員カード200により構成される会員用記録媒体を発行するための会員用記録媒体発行手段が構成される。図1の会員用カメラ39により発行対象者撮像手段が構成される。図1の遊技場ホストコンピュータ20、遊技場内の端末装置30により会員登録手段が構成される。図1のカード入出力部40および図2のカード入出力部46により、会員用記録媒体を受付けて該会員用記録媒体の記録内容を読取る記録媒体受付処理手段が構成される。図1の遊技場ホストコンピュータ20および遊技場内の端末装置30により、該記録内容から特定される該会員用記録媒体の所有者の顔データを読出すための顔データ読出手段が構成される。図1の会員用カメラ39と台付カメラ45により、記録媒体受付処理手段により会員用記録媒体が受付けられた時に、受付け対象となる遊技者を被写体像として撮像するための受付対象者撮像手段が構成される。遊技場ホストコンピュータ20により、該受付対象者撮像手段により得られた顔データと前記顔データ読出手段により読出された前記顔データとを照合して、照合結果を出力するための記録媒体受付時照合手段が構成される。
【0298】
(12) 図22に示されるように、会員用記録媒体は記憶領域210により構成される記録領域を有する。会員用記録媒体発行手段は、図1のカード入出力部40により構成される会員識別情報記録手段を有し、会員識別情報記録手段は、図7のS6に示されるように、会員用記録媒体の会員を識別するための会員識別情報(図4の会員番号212)を記録領域に記録する。遊技者照合確認システムの有する記録媒体受付時処理手段は、前述した顔データに加えて、遊技者により入力された会員識別情報(暗証番号214参照)を照合して、その照合結果を出力するよう構成される。
【0299】
(13) 会員用記録媒体の記録内容から、該会員用記録媒体の所有者が遊技の結果取得した遊技結果価値を遊技場に預け入れた預け入れ遊技結果価値(得点データTDi参照)の大きさが特定可能とされる。そして、遊技者照合確認システムに含まれる遊技結果価値登録部は、図1の得点データ記憶部M4により構成されて、図23に示されるように、遊技の結果、前記遊技者の所有となった遊技結果価値を示す遊技結果価値の大きさ(得点データTDi参照)が、会員識別情報(会員番号IDi)と対応して登録される。そして遊技者照合確認システムに含まれる取引手段は、図25〜図27により示されるように、遊技者により預け入れ遊技結果価値の大きさの更新または引落しの取引処理のために会員用記録媒体が受付けられたとき、前述の記録媒体受付時照合手段は照合を行なって、照合結果が照合不一致であるときには取引処理を中断し、照合一致であるときには取引処理を行なう。
【0300】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】
請求項1に関しては、次のような効果を得ることができる。不正行為をした遊技者の顔データを登録しておくための顔データ登録部を有して、撮像手段により、遊技場内に居る遊技者を被写体像として撮像して得られた顔データは、照合手段により、顔データ登録部の不正遊技者の顔データとが照合されて、その照合結果が出力される。これにより、遊技場内に居る遊技者が不正な遊技者であるか否かの照合確認は人手によらず、自動的に行なうことができて、該不正遊技者に対して適切な対応を速やかに取ることができる。また、遊技者については、その遊技時間と、該遊技時間における遊技情報とが所定整合性を満たしていない場合には、該遊技者の顔データを不正な遊技者の顔データとして、顔データ登録部に登録して、顔データ登録部に登録される不正遊技者の顔データに関して多様性を持たせることができて、セキュリティが向上する。
請求項2に関しては、次のような効果を得ることができる。不正行為をした遊技者の顔データを登録しておくための顔データ登録部を有して、撮像手段により、遊技場内に居る遊技者を被写体像として撮像して得られた顔データは、照合手段により、顔データ登録部の不正遊技者の顔データとが照合されて、その照合結果が出力される。これにより、遊技場内に居る遊技者が不正な遊技者であるか否かの照合確認は人手によらず、自動的に行なうことができて、該不正遊技者に対して適切な対応を速やかに取ることができる。
また、不正遊技者が遊技場に入った時点で、照合結果として該不正遊技者の来店が出力されるから、遊技場の係員は、該出力に基づいて、該不正遊技者に対する監視体制を強化して、該不正遊技者により不正行為が実行される前に、不正行為防止の対策を速やかに取ることができる。また、監視体制の強化により、不正行為の現行犯にて該不正遊技者の身柄を拘束することが容易となる。
さらに、入口撮像手段により撮像されて、遊技場の入口において来店したことが確認された不正遊技者は、その後、遊技開始時撮像手段により撮像されて、遊技者照合手段により遊技を開始したことが照合結果として出力されるから、遊技場の係員は、該出力に基づいて、不正遊技者が遊技を開始したこと速やかに知って、該不正遊技者対する監視体制を強化して、未然に不正行為防止の対策を取ることができる。また、遊技開始後、不正行為が実行された場合には、この監視体制の強化により、不正行為の現行犯にて該不正遊技者の身柄を拘束することもできる。
請求項3に関しては、次のような効果を得ることができる。不正行為をした遊技者の顔データを登録しておくための顔データ登録部を有して、撮像手段により、遊技場内に居る遊技者を被写体像として撮像して得られた顔データは、照合手段により、顔データ登録部の不正遊技者の顔データとが照合されて、その照合結果が出力される。これにより、遊技場内に居る遊技者が不正な遊技者であるか否かの照合確認は人手によらず、自動的に行なうことができて、該不正遊技者に対して適切な対応を速やかに取ることができる。
また、遊技者の被写体像を撮像して得られた顔データと顔データ登録部の不正遊技者の顔データとの遊技者照合手段による照合は、1次照合手段の結果が不正遊技者顔データと一致する可能性有りを示す場合に、1次照合手段よりもより綿密に照合する2次照合手段による照合が行なわれるから、不要な2次照合手段による照合が回避された分、遊技者照合手段による照合の処理の負荷は軽減されて、システム全体の運用効率も高まる。
【0302】
請求項4に関しては、請求項1ないし3のいずれかに関する効果に加えて、次のような効果を得ることができる。顔データ登録部により登録される不正行為をした遊技者の顔データは逐次更新されるから、常に最新の不正遊技者の顔データを用いて、遊技者の照合確認が可能となり、遊技場のセキュリティは向上する。
【0305】
請求項5に関しては、請求項4に関する効果に加えて、次のような効果を得ることができる。遊技者が遊技機にて不正行為をした時点で、遊技者の顔データはデータ登録部の不正遊技者顔データと照合されて、その照合結果は該遊技機の遊技機識別情報とともに出力されるので、遊技場側の係員は顔データ登録部に登録された不正遊技者により、または顔データ登録部に未登録である遊技者により、不正行為が実行されたその遊技機を、出力された遊技機識別情報にて速やかに特定できる。それゆえに、不正行為がなされた遊技機に出向いて、該不正行為をした遊技者の身柄を拘束するなど、適当な対応を速やかに取ることができる。
【0306】
請求項6に関しては、請求項4または5に関する効果に加えて、次のような効果を得ることができる。不正者撮像手段により撮像された不正行為をした遊技者は被写体像として異なる複数の角度から撮像されるから、これにより出力される複数の画像信号から顔データを得ることで、より正確な顔データを得ることができて、遊技者の照合確認精度は向上する。
【0307】
請求項7に関しては、請求項1ないし6のいずれかに関する効果に加えて、次のような効果を得ることができる。遊技場内の内部情報処理部での顔データ登録部の内容は、常に最新の内容となるから、遊技者の顔データ遊技者照合確認によるセキュリティは向上する。
【0309】
請求項8に記載の発明によれば、請求項7に記載の発明の効果に加えて、次のような効果を得ることができる。遊技者の顔データと顔データ登録部に登録されている不正遊技者顔データとの照合処理に関する負荷の分散が遊技場内外で効果的に図られる。それゆえに、内部情報処理部における負荷上昇が抑制されて、その分、内部情報処理部は、遊技機との間での遊技に関する本来の処理に集中可能となり、遊技者に対するサービスを維持できる。
【0310】
さらに、上述したような効果に加えて、次のような効果を得ることができる。会員用記録媒体発行時には、会員となる遊技者の顔データは、顔データ登録部または会員用記録媒体の記録領域に自動的に登録されるので、顔データを用いた会員の管理、会員の照合確認を簡単に行なうことができる。
【0311】
また、記録媒体受付時照合手段により、記録媒体受付処理手段に会員用記録媒体が受付けされたときに撮像して得られた該遊技者の顔データは、該会員用記録媒体の会員識別情報に対応して予め顔データ登録部に登録されている顔データ、すなわち該会員用記録媒体の正当保持者である会員の顔データと照合されて、その照合結果が出力されるので、遊技場側は照合不一致であるときは、不当に会員用記録媒体を取得した遊技者により不正行為が行なわれていることを確認できる。これにより、このような不正行為に対して適切な対応を取って、該不正行為による遊技場側の損害および会員の損害を未然に、かつ確実に防止できる。
【0312】
さらに、上述の効果に加えて、次のような効果も得ることができる。遊技機の記録媒体受付処理手段に会員用記録媒体が受付けされたときに得られた該遊技者の顔データの照合に加えて、遊技者により入力された会員識別情報の照合が行なわれて、その照合結果が出力されるので、遊技場側は顔データの照合のみならず会員識別情報の照合を行ない、その結果が不一致であるときは、不当に会員用記録媒体を取得した遊技者により不正行為が行なわれていることを確認できる。これにより、このような不正行為に対して適切な対応を取って、該不正行為による遊技場側の損害および会員の損害を未然に、かつ確実に防止できる。
【0313】
さらに、上述の効果に加えて、次のような効果を得ることができる。遊技結果価値の取引処理ために会員用記録媒体が受付けられたとき、記録媒体受付時照合手段による照合結果が、照合一致するときにのみ、すなわち該遊技者が該会員用記録媒体の正当な保持者(会員)であるときにのみ取引処理が行なわれる。このため、不当に会員用記録媒体を取得して不正に取引を行なおうとするような不正遊技者が、照合結果に基づいて特定されたときは、該遊技者に対して所定の対応を取ることができるとともに、取引処理は中断されるから不正な取引処理による遊技場側の損害発生を防止できるとともに、正当保持者である会員に対する遊技結果価値に関する損害発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遊技者照合確認システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 遊技場に設けられる遊技機とその周辺装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】 (A)と(B)は、遊技制御用回路群の各種スイッチなどの遊技機における取付位置と、ハウジングの監視カメラの取付態様とを説明する図である。
【図4】 (A)と(B)は、不正者の顔データ記憶部と顔データ記憶部の構成を示す図である。
【図5】 画像信号処理部のブロック構成図である。
【図6】 遊技者照合確認システムにおけるメインの処理フローチャートである。
【図7】 入場者の顔データ照合確認処理の第1例のフローチャートである。
【図8】 入場者の顔データ照合確認処理の第2例のフローチャートである。
【図9】 不正者位置特定処理の第1例のフローチャートである。
【図10】 不正者位置特定処理の第2例のフローチャートである。
【図11】 顔データ登録処理のフローチャートである。
【図12】 図11の不正者顔データ照合処理の第1例のフローチャートである。
【図13】 図11の不正者顔データ照合処理の第2例のフローチャートである。
【図14】 遊技場におけるシステム立上げ後の不正者顔データの登録処理のフローチャートである。
【図15】 遊技場における営業終了後の不正者顔データの登録処理のフローチャートである。
【図16】 遊技場ホストコンピュータの顔データ記憶部M2における記憶内容の他の例を示す図である。
【図17】 図16の入場者データテーブルの内容を示す図である。
【図18】 図16の遊技情報テーブルの内容を示す図である。
【図19】 図16の遊技時間テーブルの内容を示す図である。
【図20】 図16の不正者候補テーブルの内容を示す図である。
【図21】 遊技場において不正者候補テーブルを参照して行なわれる入場者の顔データ照合確認処理のフローチャートである。
【図22】 (A)と(B)は、会員カードの構成を示す平面図である。
【図23】 図1の得点データ記憶部の構成を示す図である。
【図24】 遊技者照合確認システムにおける会員カード発行時の処理フローチャートである。
【図25】 会員カードを投入して得点データの取引処理を行なう場合の処理フローチャートである。
【図26】 図25の再プレイ処理のフローチャートである。
【図27】 図25の得点データ預入れの処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1は遊技機、10はセンタ側ホストコンピュータ、20は遊技場ホストコンピュータ、300はハウジング、310は監視カメラ、45は台付カメラ、50は入口カメラ、IDiはデータ番号、FD,FDiは顔データ、Fdiは1次用顔データ、27,37は画像信号処理部、SW1はドアオープンスイッチ、SW2は中断スイッチ、SW3は不正電波検出スイッチ、72は得点カウント部、M2は顔データ記憶部、M3は不正者の顔データ記憶部、M4は得点データ記憶部である。
Claims (8)
- 遊技機が設置された遊技場内に居る遊技者の顔を照合して確認するための遊技者照合確認システムであって、
過去において不正行為をした遊技者の顔データが登録される顔データ登録部と、
前記遊技場内に居る前記遊技者を被写体像として撮像して画像信号を出力する撮像手段と、
前記撮像手段から出力された前記画像信号から得られた顔データと、前記顔データ登録部に登録されている前記顔データとを照合して、その照合結果を出力する遊技者照合手段と、
前記遊技場内に居る前記遊技者について、遊技時間を示す時間情報と、該遊技者が遊技した前記遊技機の該遊技時間における遊技情報とが所定の整合性が取れているか否か判別する判別手段とを備え、
前記判別手段により前記整合性が取れていないと判別されたことに応じて、該遊技者の前記撮像手段により撮像されて得られた前記顔データを前記顔データ登録部に登録することを特徴とする、遊技者照合確認システム。 - 遊技機が設置された遊技場内に居る遊技者の顔を照合して確認するための遊技者照合確認システムであって、
過去において不正行為をした遊技者の顔データが登録される顔データ登録部と、
前記遊技場内に居る前記遊技者を被写体像として撮像して画像信号を出力する撮像手段と、
前記撮像手段から出力された前記画像信号から得られた顔データと、前記顔データ登録部に登録されている前記顔データとを照合して、その照合結果を出力する遊技者照合手段とを備え、
前記撮像手段は、
前記遊技場に設けられて入口に入った遊技者を撮像する入口撮像手段と、
前記遊技者が前記遊技機により遊技を開始したときに該遊技者を撮像する遊技開始時撮像手段とを有し、
前記遊技者照合手段は、前記入口撮像手段により撮像されて出力された前記画像信号から得られた前記顔データについての前記遊技者照合手段による照合結果が照合一致を示した前記顔データ登録部の前記顔データと、前記遊技開始時撮像手段により撮像されて出力された前記画像信号から得られた前記顔データとを照合することを特徴とする、遊技者照合確認システム。 - 遊技機が設置された遊技場内に居る遊技者の顔を照合して確認するための遊技者照合確認システムであって、
過去において不正行為をした遊技者の顔データが登録される顔データ登録部と、
前記遊技場内に居る前記遊技者を被写体像として撮像して画像信号を出力する撮像手段と、
前記撮像手段から出力された前記画像信号から得られた顔データと、前記顔データ登録部に登録されている前記顔データとを照合して、その照合結果を出力する遊技者照合手段とを備え、
前記遊技者照合手段は、
1次照合手段と、該1次照合手段よりもより綿密な照合を行なう2次照合手段とを有し、
前記1次照合手段の結果、前記顔データ登録部に登録された前記顔データと一致する可能性があると判断された遊技者の顔データを前記2次照合手段により照合することを特徴とする、遊技者照合確認システム。 - 前記撮像手段は、
前記遊技場内に居る前記遊技者による不正行為が検出された際に、該遊技者を被写体像として撮像して画像信号を出力する不正者撮像手段を有し、
前記遊技者照合手段は、
前記不正者撮像手段から出力された前記画像信号から得られた該遊技者の顔データと、前記顔データ登録部に登録されている前記顔データとを照合して、その照合結果を出力する不正検出時照合手段を有し、
前記不正検出時照合手段による照合結果が照合不一致であるときには、不正行為が検出された前記遊技者の前記顔データを、前記顔データ登録部に登録することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技者照合確認システム。 - 前記遊技機には、当該遊技機と他の遊技機とを識別するための遊技機識別情報が予め割当てられており、
前記不正検出時照合手段は、
不正行為の対象となった前記遊技機の前記遊技機識別情報とともに、前記照合結果を出力することを特徴とする、請求項4に記載の遊技者照合確認システム。 - 前記不正者撮像手段は、不正行為が検出された際に該不正行為を行なった前記遊技者を被写体像として異なる角度から撮像可能に複数設けられていることを特徴とする、請求項4または5に記載の遊技者照合確認システム。
- 前記遊技場の外部に設けられた外部情報処理部と、
前記遊技場の内部に設けられて、前記外部情報処理部および前記遊技機と通信接続される内部情報処理部とをさらに備え、
前記内部情報処理部においては、
前記顔データ登録部を有して、前記遊技者照合手段による照合が行なわれて、 該顔データ登録部の前記顔データは、前記外部情報処理部から定期に送信される前記顔データにより最新となるように更新されることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の遊技者照合確認システム。 - 前記1次照合手段は前記内部情報処理部に備えられて、前記2次照合手段は前記外部情報処理部にて備えられていることを特徴とする、請求項7に記載の遊技者照合確認システム。
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