JP4532206B2 - 作業機 - Google Patents
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Description
図11は従来の基本構成を説明する図である。
走行変速装置200は、トランスミッションケース201内に変速機構202を収納し、この変速機構202を操作するシフトレバー203の端部203aをトランスミッションケース11内に配置し、端部203a近傍を球軸受204を介してトランスミッションケース201で支え、トランスミッションケース201の外側にシフトレバー203を延ばし、延ばしたシフトレバー203で変速機構202を操作するものである。
走行変速装置210は、一対の半割ケース201a,201bからなるトランスミッションケース201内に変速機構202を収納し、この変速機構202を操作するシフトレバー203の端部203aをトランスミッションケース201内に配置し、この端部203aから一対の半割ケース201a,201bに対して略平行に第1支持ピン212を延ばし、この第1支持ピン212にホルダー213を回転自在に嵌合し、この第1支持ピン212に直交させた第2支持ピン214をホルダー213に回転自在に嵌合し、ホルダー213の左右端から第2支持ピン214の両端部214a,214bを突出させ、一方の端部214aを一方の半割ケース201aの取付孔215に差し込むとともに、他方の端部214bを他方の半割ケース201bの取付孔216に差し込むことにより、トランスミッションケース201にシフトレバー203を取り付けたものである。
次に、一方の半割ケース201aに他方の半割ケース201bを被せ、第2支持ピン214の他方の端部214bを他方の半割ケース201bの取付孔216に差し込み、ホルダー213の他端213bを他方の半割ケース201bに当接する。
この状態で、一方の半割ケース201aに、他方の半割ケース201bが組み付けられる。
よって、この時点では、ホルダー213を誤って逆向きに組み込んだことに気づき難い。
この場合、ホルダー213を、他方の半割ケース201bに組み込むことができないので、ホルダー213を逆向きに組み付けたことに気づく。
このため、他方の半割ケース201bを、一方の半割ケース201aから外して、ホルダー213を正規の状態で組み直す必要があり、そのことが生産性を高める妨げになっていた。
しかし、作業者が治具を使用して、一方の半割ケース201aにホルダー213を誤って組み込まれていないことを確認することは、作業者に過大な負担がかかる。
一方の端部に臨む半割ケースおよびこの半割ケースのボス間に一体に形成されたプレート状の誤組み防止用リブを設け、誤組み防止用リブに、第1ホルダー部の外周面が当接する端部を設けた。
よって、第2ホルダー部の一方の端部から突出した突出部を、一方の端部に臨む半割ケースのボスに形成された取付孔に差し込んだ際に、一方の端部に当接面が当接するとともに、第1ホルダー部の外周面に誤組み防止用リブの端部が当接する。
また、本実施の形態では作業機としてフロントロータリ作業機を例に説明するが、作業機はこれに限定するものではない。
作業機としてのフロントロータリ作業機10は、エンジン11の下部に、機体を兼ねたトランスミッションケース12を設け、このトランスミッションケース12の前部に作業駆動軸13を設け、作業駆動軸13にロータリ作業部15を設け、トランスミッションケース12の後部に走行駆動軸14を設け、走行駆動軸14の左右端部に左右の走行輪16を設け、エンジン11でロータリ作業部15や左右の走行輪16を駆動する歩行型自走式耕耘機(管理機)である。
変速装置40については図3〜図10で詳しく説明する。
フロントロータリ作業機10の変速装置40は、トランスミッションケース12内に走行用変速機構(変速装置)41および作業用変速機構(変速装置)42を収納し、これらの変速機構41,42を操作する走行用変速位置P1(図1、図4参照)および作業用変速位置P2(図1、図4も参照)に移動自在にシフトレバー33を設け、このシフトレバー33をトランスミッションケース12内から外側に延ばし、トランスミッションケース12の後部からステー20を立設し、このステー20にパターン部材44を設け、パターン部材44にシフトパターン45を形成し、シフトパターン45をトランスミッションケース12内から外側に延ばしたシフトレバー33に嵌合したものである。
この作業用変速軸48には第1駆動スプロケット(ドライブスプロケット)51(図6も参照)を回転自在に設け、第1駆動スプロケット51および第1従動スプロケット(ドリブンスプロケット)52を第1チェーン53で連結し、第1従動スプロケット52を中間軸54に連結する。
これにより、作業軸58に設けた耕耘爪61と、前記筒状軸に設けた耕耘爪62とを互いに逆転させる。
なお、耕耘爪61および耕耘爪62でロータリ作業部15を構成し、作業軸58および前記筒状軸で作業駆動軸13を構成する。
走行用変速軸66に第4駆動スプロケット67を設け、第4駆動スプロケット67および第4従動スプロケット68を第4チェーン69で連結する。
第4従動スプロケット68を走行駆動軸14に設け、走行駆動軸14に走行輪16を設ける。
シフトレバー33を操作して、第1ヨーク72で第1スライダ71を、作業用変速軸48に沿って移動する。
これにより、第1駆動スプロケット51を、作業用変速軸48に連結した作業状態と、作業用変速軸48から切り離した非作業状態とに切り替える。
シフトレバー33を操作して、第2ヨーク74で第2スライダ73を、走行用変速軸66に沿って移動する。これにより、フロントロータリ作業機10の走行状態を前進1速、前進2速、前進3速および後進に切り替える。
シフトパターン45は、パターン部材44に形成され、シフトレバー33を案内するガイド溝である。
フロントロータリ作業機10の変速装置40は、トランスミッションケース12を左右の半割ケース12a,12b(図6参照)を組み付けて構成し、このトランスミッションケース12内に変速機構として走行用変速機構41および作業用変速機構42を収納し、この変速機構(走行用変速機構41および作業用変速機構42)を操作するシフトレバー33の下部(端部)33aをトランスミッションケース12内に配置し、下部33aをホルダー手段75を介してトランスミッションケース12に任意の方向にスイング自在に取り付ける。
第1ホルダー部76から第1支持ピン78が抜け出すことを防止して、第1ホルダー部76に第1支持ピン78を回転自在に支持する。
この取付孔77cに第2支持ピン79を嵌合する。
走行用変速位置P1にシフトレバー33を配置した際に、想像線で示すように、シフトレバー33の分岐ロッド37が上昇して、分岐ロッド37の先端部37aが第1ヨーク72の端部72aから外れるとともに、シフトレバー規制片95(図5参照)の上方に位置する。
よって、シフトレバー33を第1支持ピン78を軸に、紙面に略直交する方向に操作することで、第2ヨーク74で第2スライダ73を、走行用変速軸66に沿って移動する。
よって、シフトレバー33を第1支持ピン78を軸に、紙面に略直交する方向に操作することで、第1ヨーク72で第1スライダ71を作業用変速軸48に沿って移動するとともに、第2ヨーク74で第2スライダ73を走行用変速軸66に沿って移動する。
変速装置40は、シフトパターン45を、作業用ガイド溝91、走行用ガイド溝92、連結ガイド溝93および後進用ガイド溝94で形成する。
作業用ガイド溝91は、作業用変速位置P2にシフトレバー33を保持するガイド溝であり、走行用ガイド溝92は、走行用変速位置P1(図1、図4も参照)にシフトレバー33を保持するガイド溝である。
なお、作業側1速位置91bとは、耕耘爪61,62(図3参照)を作動させながら前進1速で走行するときの位置であり、作業側2速位置91cとは、耕耘爪61,62を作動させながら前進2速で走行するときの位置である。
後進用ガイド溝94によれば、農作業機を後進させるための後進位置94aへシフトレバー33を移動することができる。
すなわち、上述したように、走行用変速位置P1にシフトレバー33を配置した際に、シフトレバー33の分岐ロッド37が上昇して、分岐ロッド37の先端部37aが第1ヨーク72の端部72aから外れた状態になる。
この状態で、シフトレバー33にシフトパターン45を嵌合させた場合、シフトパターン45に沿ってシフトレバー33を作業用変速位置P2に移動しても、分岐ロッド37の先端部37aが第1ヨーク72の端部72aに連結された状態になるか否かを確認することはできない。
これにより、シフトレバー33にシフトパターン45を嵌合させた状態で、シフトレバー33と、第1、第2のヨーク72,74との位置関係を確保する。
このため、フロントロータリ作業機10を組み立てる行程において、シフトレバー33にシフトパターン45を嵌合させる前に、シフトレバー33がシフトレバー33の自重で作業用変速位置P2から走行用変速位置P1に下降(移動)することが考えられる。
シフトレバー規制片95は、連結ガイド溝93から離れた位置、例えば作業側1速位置91bおよび作業側2速位置91cにおいて、分岐ロッド37の上昇を規制して、シフトレバー33が作業用変速位置P2から走行用変速位置P1に下降することを防止する部材である。
このシフトレバー規制片95は、連結ガイド溝93に沿って、シフトレバー33が作業用変速位置P2から走行用変速位置P1に下降することを妨げないように形成されている。
よって、シフトレバー33にシフトパターン45を嵌合させた後、シフトレバー33をシフトパターン45に沿って移動させて、シフトレバー33で変速操作をおこなうことができる。
フロントロータリ作業機10の作業機10の変速装置40は、第2ホルダー部77の左右端部77a,77bのうち、左端部(一方の端部)77aを右端部(他方の端部)77bより長く延出し、左端部77aに臨む左半割ケース12aの左ボス84に、左端部77aが当接する当接面84aを設けるとともに、第1ホルダー部76の外周面76aに先端85aが当接する誤組み防止用リブ85を備える。
さらに、誤組み防止用リブ85は、先端85aが第1ホルダー部76の外周面76aに当接し、かつ先端85a近傍の下辺が第2ホルダー部77の左端部77aと干渉しないように、先端85a近傍の下辺を、第2ホルダー部77の左端部77aに対して間隔が開くように形成された部材である。
右半割ケース12bに右ボス86を設け、右ボス86に取付孔82を形成する。
これにより、作業者は、第2ホルダー部77の左端部77aに当接面84aが当接し、かつ第1ホルダー部76の外周面76aに誤組み防止用リブ85が当接することを確認するだけで、第1、第2のホルダー部76,77(すなわち、ホルダー手段75)が誤って組み込まれていないことを簡単に確認することができる。
また、作業用変速軸48の左端部に、第1、第2、第3の駆動ギヤ97,98,99を備える。
第1従動ギヤ103、第2従動ギヤ104および第3従動ギヤ105を、走行用変速軸66に回転自在に設ける。
第1スライダ71を、ギヤ51aおよび入力側ギヤ87に沿って移動自在に設け、第1スライダ71の外周溝71aに第1ヨーク72を嵌め込む。
第1ヨーク72の端部72aに、シフトレバー33の一部を構成する分岐ロッド37の先端部37aを着脱自在に連結する。
これにより、第1駆動スプロケット51を作業用変速軸48に連結した作業状態に保つ。
これにより、第1駆動スプロケット51を作業用変速軸48から切り離した非作業状態に切り替える。
これにより、第1駆動スプロケット51を作業用変速軸48に連結した作業状態に保つ。
スライドキー101の係合爪101aを第1従動ギヤ103の係合凹部103aに係合することで、第1駆動ギヤ97の回転を第1従動ギヤ103を介して走行用変速軸66に伝える。
これにより、フロントロータリ作業機10を前進1速の状態に保つ。
これにより、フロントロータリ作業機10を前進2速の状態に保つ。
これにより、フロントロータリ作業機10を前進3速の状態に保つ。
これにより、フロントロータリ作業機10をニュートラル状態に保つ。
これにより、フロントロータリ作業機10を後進の状態に保つ。
図7(a),(b)は本発明に係るフロントロータリ作業機のホルダー手段の第2支持ピンを左半割ケースの取付孔に差し込む例を説明する図である。
(a)において、シフトレバー33の一部を構成する分岐ロッド37の先端部37aを、第1ヨーク72の端部72aに矢印aの如く差し込む。同時に、ホルダー手段75の一部を構成する第2支持ピン79の左突出部79aを、左半割ケース12aに備えた左ボス84の取付孔81に矢印bの如く差し込む。
右半割ケース12bに備えたボス111の取付孔111aを、第1ヨーク軸112の端部112aに嵌合する。同時に、右半割ケース12bに備えた右ボス86の取付孔82を、第2支持ピン79の右突出部79bに嵌合する。
トランスミッションケース12の左右の半割ケース12a,12bを一体に組み付けることにより、トランスミッションケース12内にホルダー手段75を組み込む。これにより、トランスミッションケース12にシフトレバー33をホルダー手段75を介して連結することができる。
シフトレバー33の一部を構成する分岐ロッド37の先端部37aを、第1ヨーク72の端部72aに差し込む。同時に、ホルダー手段75の一部を構成する第2支持ピン79の左突出部79aを、左半割ケース12aに備えた左ボス84の取付孔81に差し込む。
加えて、ホルダー手段75が誤って組み込まれたことを簡単に確認できるので、作業者に過大な負担がかかることを防ぐことができる。
シフトレバー33の一部を構成する分岐ロッド37の先端部37aを、第1ヨーク72の端部72aに差し込む。同時に、ホルダー手段75の一部を構成する第2支持ピン79の左突出部79aを、左半割ケース12aに備えた左ボス84の取付孔81に差し込む。
第2ホルダー部77の右端部77bは左端部77aより突出量が短いので、シフトレバー33は、正規の組付位置P3(想像線で示す位置)から下方にずれて、誤った組付位置P4に位置する。
このため、次の組付行程において、トランスミッションケース12の右半割ケース12bを矢印dの如く移動して、右半割ケース12bに備えた右ボス86の取付孔82を、第2支持ピン79の右突出部79bに嵌合しようとする。
このため、右半割ケース12bに備えた右ボス86の取付孔82を、第2支持ピン79の右突出部79bに嵌合することができない。
このため、右半割ケース12bを、右半割ケース12bから持ち上げて外し、その後、誤って組み込まれたホルダー手段75を正規の状態に組み込み直す必要がある。
このため、ホルダー手段75を正規の状態に組み込み直すための手間がかかり、そのことが生産性を高める妨げになる。
Claims (1)
- トランスミッションケースを左右の半割ケースを組み付けて構成し、このトランスミッションケース内に変速機構を収納し、この変速機構を操作するシフトレバーの端部を前記トランスミッションケース内に配置し、この端部から前記左右の半割ケースに対して略平行に第1支持ピンを延ばし、この第1支持ピンに第1ホルダー部を回転自在に嵌合し、この第1ホルダー部に直交させて第2ホルダー部を一体形成し、この第2ホルダー部に第2支持ピンを回転自在に嵌合し、前記第2ホルダー部の左端部から突出した突出部を、前記左半割ケースのボスに形成された取付孔に差し込むとともに、前記第2ホルダー部の右端部から突出した突出部を、前記右半割ケースのボスに形成された取付孔に差し込むことにより、前記トランスミッションケースに前記シフトレバーを取り付けた作業機において、
前記第2ホルダー部の左右端部のうち、一方の端部を他方の端部より長く延出し、
この一方の端部に臨む半割ケースの前記ボスに、前記一方の端部が当接可能な当接面を設け、
前記一方の端部に臨む半割ケースおよび該半割ケースの前記ボス間に一体に形成されたプレート状の誤組み防止用リブを設け、
前記誤組み防止用リブに、前記第1ホルダー部の外周面が当接可能な端部を設け、
前記第2ホルダー部の一方の端部から突出した前記突出部を、前記一方の端部に臨む半割ケースの前記ボスに形成された取付孔に差し込んだ際に、前記一方の端部に前記当接面が当接するとともに、前記第1ホルダー部の外周面に前記誤組み防止用リブの端部が当接することを特徴とする作業機。
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