JP4801477B2 - レジスト組成物、レジストパターンの形成方法、半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、前記露光光の短波長化のためには、露光装置の改良が必要となり、莫大なコストを要する。一方、短波長の露光光に対応するレジスト材料の開発も容易ではない。
本発明は、パターニング時に露光光として、例えばArF(フッ化アルゴン)エキシマレーザー光をも利用可能であり、露光及び現像されてレジストパターンが形成された後、該レジストパターンの表面にレジストパターン厚肉化材料が塗布されて、該レジストパターンが厚肉化されるのに好適であり、形成したレジストパターンの方向、疎密差等に関係なく、しかも前記レジストパターン厚肉化材料の種類に依存することなく、前記レジストパターン厚肉化材料により均一に厚肉化され、露光装置の光源における露光限界(解像限界)を超えて微細なレジスト抜けパターンを低コストで簡便に効率よく形成可能なレジスト組成物を提供することを目的とする。
また、本発明は、パターニング時に露光光として、例えばArF(フッ化アルゴン)エキシマレーザー光をも利用可能であり、レジストパターンの方向、疎密差等に関係なく、しかもレジストパターン厚肉化材料の種類に依存することなく、レジストパターンを均一に厚肉化することができ、露光装置の光源における露光限界(解像限界)を超えて微細なレジスト抜けパターンを低コストで簡便に効率よく形成可能なレジストパターンの形成方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、パターニング時に露光光として、例えばArF(フッ化アルゴン)エキシマレーザー光をも利用可能であり、レジストパターンの方向、疎密差等に関係なく、しかもレジストパターン厚肉化材料の種類に依存することなく、レジストパターンを均一に厚肉化することができ、露光装置の光源における露光限界(解像限界)を超えて微細なレジスト抜けパターンを形成可能であり、該レジスト抜けパターンを用いて形成した微細な配線パターンを有する高性能な半導体装置を効率的に量産可能な半導体装置の製造方法、及び該半導体装置の製造方法により製造され、微細な配線パターンを有し、高性能な半導体装置を提供することを目的とする。
本発明のレジスト組成物は、融点を90〜150℃に有する脂環族化合物と、樹脂とを少なくとも含むことを特徴とする。
該レジスト組成物を用いてレジストパターンを形成し、該レジストパターンをレジストパターン厚肉化材料を用いて厚肉化すると、前記レジストパターンの方向、疎密差などに依存せず、しかも前記レジストパターン厚肉化材料の種類に関係なく、前記レジストパターンが良好かつ均一に厚肉化される。即ち、
従来のレジスト組成物を用いて形成したレジストパターンにおいては、前記レジストパターンの短辺方向や、前記レジストパターンが疎に存在する部位(レジストパターンの間隔が長い領域)では、かぶり露光量が小さく、厚肉化量が小さくなるのに対し、前記レジストパターンの長辺方向や、前記レジストパターンが密に存在する部位(レジストパターンの間隔が短い領域)では、かぶり露光量が大きく、厚肉化量が大きくなるため、前記レジストパターンの方向や疎密差により厚肉化量に大きな差が生ずる。しかし、前記レジスト組成物を用いて形成されたレジストパターンにおいては、前記レジスト組成物における前記樹脂中に前記融点を90〜150℃に有する脂環族化合物(以下、単に「脂環族化合物」と称することがある)が散在しており、前記レジストパターン厚肉化材料が前記レジストパターン上に塗布され、前記脂環族化合物の融点付近で加熱されると、前記脂環族化合物が融解する。融解した該脂環族化合物により、前記レジストパターンの表面付近における前記レジスト組成物が溶解されて、前記樹脂及び前記脂環族化合物と前記レジストパターン厚肉化材料とが相互作用(ミキシング)する。このとき、前記脂環族化合物が、レジストパターンのかぶり露光量とは無関係に前記相互作用を生じさせるため、該レジストパターンを内層としてその表面上に、該レジストパターンと該レジストパターン厚肉化材料とが相互作用してなる表層(ミキシング層)が効率よく形成される。その結果、前記レジストパターンが、前記レジストパターン厚肉化材料により効率よく厚肉化される。こうして厚肉化(「膨潤」と称することがある)されたレジストパターン(以下「厚肉化レジストパターン」と称することがある)は、前記レジストパターン厚肉化材料により均一に厚肉化されている。このため、該厚肉化レジストパターンにより形成されるレジスト抜けパターン(以下「抜けパターン」と称することがある)は露光限界(解像限界)を超えてより微細な構造を有する。このため、本発明の前記レジスト組成物は、種々のサイズのレジストパターンが混在するLOGIC LSIの配線層に用いられるライン状パターン等のレジストパターンの形成にも好適に適用可能である。
該レジストパターンの形成方法においては、本発明の前記レジスト組成物を用いてレジストパターンが形成された後、該レジストパターン上に前記レジストパターン厚肉化材料が塗布され、前記融点を90〜150℃に有する脂環族化合物における該融点付近で加熱されると、該レジストパターンのうち、前記樹脂に散在している前記脂環族化合物が融解する。融解した該脂環族化合物により、前記レジストパターンにおける前記レジスト組成物が溶解されて、前記脂環族化合物及び前記樹脂と前記レジストパターン厚肉化材料とが相互作用(ミキシング)する。このため、該レジストパターンを内層としてその表面上に、該レジストパターンと該レジストパターン厚肉化材料とによる表層(ミキシング層)が形成される。こうして厚肉化された厚肉化レジストパターンは、前記レジストパターン厚肉化材料により均一に厚肉化されている。このため、該厚肉化レジストパターンにより形成されるレジスト抜けパターンは、露光限界(解像限界)を超えてより微細な構造を有する。なお、前記レジスト組成物は、前記脂環族化合物を含んでいるので、該レジスト組成物を用いて形成されたレジストパターンは、該レジストパターンの方向、疎密差などに関係なく、しかも前記レジストパターン厚肉化材料の種類に関係なく良好かつ均一に厚肉化され、前記レジストパターンの方向及び疎密差、前記レジストパターン厚肉化材料の種類などに対する依存性が少ない。このため、前記レジストパターンの形成方法は、コンタクトホールパターンのみならず、種々のサイズのレジストパターンが混在するLOGIC LSIの配線層に用いられるライン状パターン等のレジストパターンの形成にも好適に適用可能である。
該半導体装置の製造方法では、まず、前記レジストパターン形成工程において、配線パターン等のパターンを形成する対象である前記被加工面上に本発明の前記レジスト組成物を用いてレジストパターンを形成した後、該レジストパターンの表面を覆うように前記レジストパターン厚肉化材料が塗布され、前記融点を90〜150℃に有する脂環族化合物における該融点付近で加熱されると、該レジストパターンのうち、前記樹脂に散在している前記脂環族化合物が融解する。融解した該脂環族化合物により、前記レジストパターンにおける前記レジスト組成物が溶解されて、前記脂環族化合物及び前記樹脂と前記レジストパターン厚肉化材料とが相互作用(ミキシング)する。このため、該レジストパターンを内層としてその表面上に、該レジストパターン厚肉化材料と該レジストパターンとが相互作用してなる表層(ミキシング層)が形成される。こうして厚肉化された厚肉化レジストパターンは、前記レジストパターン厚肉化材料により均一に厚肉化されている。このため、該厚肉化レジストパターンにより形成されるレジスト抜けパターンは、露光限界(解像限界)を超えてより微細な構造を有する。なお、前記レジスト組成物は、前記脂環族化合物を含んでいるので、該レジスト組成物を用いて形成されたレジストパターンは、該レジストパターンの方向、疎密差などに関係なく、しかも前記レジストパターン厚肉化材料の種類に関係なく良好かつ均一に厚肉化され、前記レジストパターンの方向及び疎密差、前記レジストパターン厚肉化材料の種類などに対する依存性が少ない。このため、コンタクトホールパターンのみならず、種々のサイズのレジストパターンが混在する半導体装置であるLOGIC LSIの配線層に用いられるライン状パターン等の厚肉化レジストパターンが容易にかつ高精細に形成される。
次に、前記パターニング工程においては、前記レジストパターン形成工程において厚肉化された厚肉化レジストパターンを用いてエッチングを行うことにより、前記被加工面が微細かつ高精細にしかも寸法精度よくパターニングされ、極めて微細かつ高精細で、しかも寸法精度に優れた配線パターン等のパターンを有する高品質かつ高性能な半導体装置が効率よく製造される。
本発明の半導体装置は、本発明の前記半導体装置の製造方法により製造されることを特徴とする。該半導体装置は、極めて微細かつ高精細で、しかも寸法精度に優れた配線パターン等のパターンを有し、高品質かつ高性能である。
また、本発明によると、パターニング時に露光光として、例えばArF(フッ化アルゴン)エキシマレーザー光をも利用可能であり、露光及び現像されてレジストパターンが形成された後、該レジストパターンの表面にレジストパターン厚肉化材料が塗布されて、該レジストパターンが厚肉化されるのに好適であり、形成したレジストパターンの方向、疎密差等に関係なく、しかも前記レジストパターン厚肉化材料の種類に依存することなく、前記レジストパターン厚肉化材料により均一に厚肉化され、露光装置の光源における露光限界(解像限界)を超えて微細なレジスト抜けパターンを低コストで簡便に効率よく形成可能なレジスト組成物を提供することができる。
また、本発明によると、パターニング時に露光光として、例えばArF(フッ化アルゴン)エキシマレーザー光をも利用可能であり、レジストパターンの方向、疎密差等に関係なく、しかもレジストパターン厚肉化材料の種類に依存することなく、レジストパターンを均一に厚肉化することができ、露光装置の光源における露光限界(解像限界)を超えて微細なレジスト抜けパターンを低コストで簡便に効率よく形成可能なレジストパターンの形成方法を提供することができる。
また、本発明によると、パターニング時に露光光として、例えばArF(フッ化アルゴン)エキシマレーザー光をも利用可能であり、レジストパターンの方向、疎密差等に関係なく、しかもレジストパターン厚肉化材料の種類に依存することなく、レジストパターンを均一に厚肉化することができ、露光装置の光源における露光限界(解像限界)を超えて微細なレジスト抜けパターンを形成可能であり、該レジスト抜けパターンを用いて形成した微細な配線パターンを有する高性能な半導体装置を効率的に量産可能な半導体装置の製造方法、及び該半導体装置の製造方法により製造され、微細な配線パターンを有し、高性能な半導体装置を提供することができる。
本発明のレジスト組成物は、融点を90〜150℃に有する脂環族化合物と、樹脂とを少なくとも含有してなり、更に必要に応じて適宜選択した、その他の成分を含んでなる。
前記脂環族化合物としては、融点を90〜150℃に有する限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、脂環族骨格として、アダマンタンを有する化合物、ノルボルナンを有する化合物などが好適に挙げられる。これらは、適切な融点を有する化合物が販売されており、入手が容易で、しかも前記レジスト組成物への添加前後で、レジストの特性変化が殆ど生じない点で、有利である。
なお、前記脂環族化合物の使用量は微量であるため、前記レジスト組成物中に含有していても、前記レジスト組成物の特性に対する影響は非常に小さい。
前記含有量が、前記樹脂の質量に対して、0.01質量%未満であると、前記レジストパターン厚肉化材料との反応性に劣ることがあり、5質量%を超えると、前記脂環族化合物の析出などによって、レジスト特性が劣化することがある。
なお、前記脂環族化合物は、前記レジスト組成物の調製時に添加して使用してもよいし、市販のレジスト組成物に適宜添加して使用してもよい。
前記レジスト組成物における前記脂環族化合物の存在確認方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、赤外分光分析(IR)などにより好適に行うことができる。
前記樹脂としては、特に制限はなく、前記露光に用いられる光により好適にパターニング可能なものであれば、公知のレジスト材料の中から目的に応じて適宜選択することができ、ネガ型、ポジ型のいずれであってもよく、例えば、g線レジスト、i線レジスト、KrFレジスト、ArFレジスト、F2レジスト、電子線レジスト等が好適に挙げられる。これらは、化学増幅型であってもよいし、非化学増幅型であってもよい。これらの中でも、KrFレジスト、ArFレジスト、アクリル系樹脂を含んでなるレジスト、などが好ましく、より微細なパターニング、スループットの向上等の観点からは、解像限界の延伸が急務とされているArFレジスト、及びアクリル系樹脂を含んでなるレジストの少なくともいずれかがより好ましい。
前記脂環族系レジストとしては、例えば、脂環族系官能基を側鎖に有するアクリル系レジスト、シクロオレフィン−マレイン酸無水物系(COMA系)レジスト、シクロオレフィン系レジスト、ハイブリッド系(脂環族アクリル系−COMA系共重合体)レジスト、などが挙げられる。これらは、フッ素修飾等されていてもよい。
なお、前記脂環族系官能基としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、アダマンチル系官能基、ノルボルネン系官能基などが好適に挙げられる。また、前記シクロオレフィン系レジストとしては、アダマンタン、ノルボルネン、トリシクロノネン等を主鎖に含むものが好適に挙げられる。
図1Aに示すように、被加工面(基材)5上に、融点を90〜150℃に有する脂環族化合物(以下、単に「脂環族化合物」と称することがある)2を含む本発明の前記レジスト組成物によりレジストパターン3を形成した後、レジストパターン3の表面にレジストパターン厚肉化材料1を付与(塗布)し、ベーク(加温及び乾燥)をして塗膜を形成する。このとき、図1Bに示すように、レジストパターン3内に散在している脂環族化合物2が、図1Cに示すように、融点付近の加熱により融解する。すると、図2Aに示すように、融解した脂環族化合物2が、レジストパターン3を溶解し、レジストパターン3とレジストパターン厚肉化材料1との界面においてレジストパターン厚肉化材料1のレジストパターン3へのミキシング(含浸)が起こり、図2Bに示すように、内層レジストパターン10b(レジストパターン3)とレジストパターン厚肉化材料1との界面において前記ミキシング(含浸)した部分が反応して表層(ミキシング層)10aが形成される。このとき、レジストパターン3中に脂環族化合物2が含まれているので(図1A参照)、露光状況やパターン疎密差等の厚肉化条件に左右されず(依存せず)安定に内層レジストパターン10b(レジストパターン3)が厚肉化される。なお、図2A及び図2Bにおいて、レジストパターン3の内部に存在し、レジストパターン3の表面から離れた部位に位置する脂環族化合物2は、反応に預からないため、いったんは融解するものの、再度融解前の状態に戻る。
なお、前記現像処理は、水現像であってもよいし、アルカリ現像液による現像であってもよい。
本発明のレジストパターンの形成方法は、本発明の前記レジスト組成物を用いてレジストパターンを形成後、該レジストパターンの表面を覆うようにレジストパターン厚肉化材料を塗布することを少なくとも含み、更に必要に応じて適宜選択した、その他の処理を含む。
なお、前記レジスト組成物の詳細については、本発明の上記レジスト組成物において上述した通りである。
前記レジストパターンは、被加工面(基材)上に形成することができ、該被加工面(基材)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、該レジストパターンが半導体装置に形成される場合には、該被加工面(基材)としては、半導体基材表面が挙げられ、具体的には、シリコンウェハー等の基板、各種酸化膜等が好適に挙げられる。
前記レジストパターン厚肉化材料としては、特に制限はなく、目的に応じて公知のものの中から、適宜選択することができ、市販品であってもよいし、適宜合成してもよいが、水溶性乃至アルカリ可溶性の樹脂を少なくとも含有してなり、架橋剤又は一般式(1)で表される化合物を含有しているのが好ましく、更に必要に応じて適宜選択した、界面活性剤、有機溶剤、その他の成分などを含有してなる。
前記水溶性としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、25℃の水100gに対し、前記レジストパターン厚肉化材料が0.1g以上溶解する水溶性が好ましい。
前記アルカリ可溶性としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、25℃の2.38質量%テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド(TMAH)水溶液100gに対し、前記レジストパターン厚肉化材料が0.1g以上溶解するアルカリ可溶性が好ましい。
前記レジストパターン厚肉化材料の態様としては、水溶液、コロイド液、エマルジョン液などの態様であってもよいが、水溶液であるのが好ましい。
前記水溶性乃至アルカリ可溶性の樹脂としては、良好な水溶性乃至アルカリ可溶性を示す観点からは、極性基を2以上有するものが好ましい。
前記極性基としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水酸基、アミノ基、スルホニル基、カルボニル基、カルボキシル基、これらの誘導基、などが好適に挙げられる。これらは、1種単独で前記水溶性乃至アルカリ可溶性の樹脂に含まれていてもよいし、2種以上の組合せで前記樹脂に含まれていてもよい。
前記水溶性樹脂としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリビニルアセテート、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ポリエチレンオキシド、スチレン−マレイン酸共重合体、ポリビニルアミン、ポリアリルアミン、オキサゾリン基含有水溶性樹脂、水溶性メラミン樹脂、水溶性尿素樹脂、アルキッド樹脂、スルホンアミド樹脂、セルロース、タンニンなどが挙げられる。
前記アルカリ可溶性樹脂としては、例えば、ノボラック樹脂、ビニルフェノール樹脂、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリp−ヒドロキシフェニルアクリラート、ポリp−ヒドロキシフェニルメタクリラート、これらの共重合体などが挙げられる。
前記架橋剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、メラミン誘導体、ユリア誘導体、ウリル誘導体などが好適に挙げられる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記架橋剤の前記レジストパターン厚肉化材料における含有量としては、前記水溶性乃至アルカリ可溶性の樹脂等の種類や含有量などに応じて適宜決定することができる。
前記一般式(1)で表される化合物としては、芳香族環を構造の一部に有し、下記一般式(1)で表される限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。該芳香族環を有することにより、優れたエッチング耐性を前記レジストパターン厚肉化材料に付与することができる。
また、前記架橋剤を用いる場合、残留酸による架橋反応を利用して厚肉化を行うが、該架橋剤の代わりに下記一般式(1)で表される化合物を用いると、架橋反応が生じないため、反応の制御が容易となり、レジストパターンが、よりそのサイズに依存することなく厚肉化し易くなる点で、有利である。
mは1以上の整数を表し、nは0以上の整数を表す。架橋反応の発生を防止して反応を容易に制御することができる点で、mは1であるのが好ましい。
前記一般式(2)中、R1及びR2が前記置換基である場合、該置換基としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ケトン(アルキルカルボニル)基、アルコキシカルボニル基、アルキル基、などが挙げられる。
前記ベンジルアルコール構造を有する化合物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、ベンジルアルコール及びその誘導体が好ましく、具体的には、ベンジルアルコール、2−ヒドロキシベンジルアルコール(サリチルアルコール)、4−ヒドロキシベンジルアルコール、2−アミノベンジルアルコール、4−アミノベンジルアルコール、2,4−ヒドロキシベンジルアルコール、1,4−ベンゼンジメタノール、1,3−ベンゼンジメタノール、1−フェニル−1,2−エタンジオール、4−メトキシメチルフェノール、などが挙げられる。
前記ベンジルアミン構造を有する化合物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、ベンジルアミン及びその誘導体が好ましく、具体的には、ベンジルアミン、2−メトキシベンジルアミン、などが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、水溶性が高く多量に溶解させることができる点で、2−ヒドロキシベンジルアルコール、4−アミノベンジルアルコールなどが好ましい。
前記一般式(1)で表される化合物の含有量が、0.01質量部未満であると、所望の反応量が得られにくいことがあり、50質量部を超えると、塗布時に析出したり、パターン上で欠陥となったりする可能性が高くなるため好ましくない。
前記界面活性剤は、レジストパターン厚肉化材料とレジストパターンとの馴染みを改善させたい場合、より大きな厚肉化量が要求される場合、レジストパターン厚肉化材料とレジストパターンとの界面における厚肉化効果の面内均一性を向上させたい場合、消泡性が必要な場合、等に添加すると、これらの要求を実現することができる。
前記界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ナトリウム塩、カリウム塩等の金属イオンを含有しない点で非イオン性界面活性剤が好ましい。
前記含有量が0.01質量部未満であると、塗布性の向上には効果があるものの、レジストパターンとの反応量については、界面活性剤を入れない場合と大差がないことが多い。
前記有機溶剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルコール系有機溶剤、鎖状エステル系有機溶剤、環状エステル系有機溶剤、ケトン系有機溶剤、鎖状エーテル系有機溶剤、環状エーテル系有機溶剤、などが挙げられる。
前記レジストパターン厚肉化材料が前記有機溶剤を含有していると、該レジストパターン厚肉化材料における、前記樹脂、前記一般式(1)で表される化合物等の溶解性を向上させることができる点で有利である。
前記有機溶剤は、水と混合して使用することができ、該水としては、純水(脱イオン水)などが好適に挙げられる。
前記鎖状エステル系有機溶剤としては、例えば、乳酸エチル、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート(PGMEA)、などが挙げられる。
前記環状エステル系有機溶剤としては、例えば、γ−ブチロラクトン等のラクトン系有機溶剤、などが挙げられる。
前記ケトン系有機溶剤としては、例えば、アセトン、シクロヘキサノン、ヘプタノン等のケトン系有機溶剤、などが挙げられる。
前記鎖状エーテル系有機溶剤としては、例えば、エチレングリコールジメチルエーテル、などが挙げられる。
前記環状エーテル系有機溶剤としては、例えば、テトラヒドロフラン、ジオキサン、などが挙げられる。
前記その他の成分としては、本発明の効果を害しない限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、公知の各種添加剤、例えば、熱酸発生剤、アミン系、アミド系、などが挙げられる。
前記加熱の温度が、前記脂環族化合物の融点付近でないと、該脂環族化合物が融解せず、前記レジストパターンの厚肉化効果が得られないことがある。
前記プリベークの回数としては、1回であってもよいし、2回以上であってもよい。2回目以上の場合、各回におけるプリベークの温度は、一定であってもよいし、異なっていてもよい。また、前記プリベークの時間としては、10秒間〜5分間程度が好ましく、40〜100秒間がより好ましい。
なお、前記反応ベークの条件、方法等としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記プリベーク(加温及び乾燥)よりも通常高い温度条件が採用される。前記反応ベークの条件としては、例えば、温度が70〜150℃程度であり、90〜130℃が好ましく、時間が10秒間〜5分間程度であり、40〜100秒間が好ましい。
前記現像処理は、水現像であってもよいし、アルカリ水溶液又は酸性水溶液による現像であってもよいが、低コストで効率的に現像処理を行うことができる点で水現像が好ましい。
このとき、前記レジストパターン厚肉化材料中に前記一般式(1)で表される化合物が含まれていると、前記レジストパターンの材料の種類や大きさ等に関係なく良好なかつ均一な厚肉化効果が得られ、前記レジストパターンの材料や大きさに対して、厚肉化量の依存性が少ない。
図4に示すように、被加工面(基材)5上に本発明のレジスト組成物3aを塗布した後、図5に示すように、これをパターニングしてレジストパターン3を形成した後、図6に示すように、レジストパターン3の表面にレジストパターン厚肉化材料1を塗布し、ベーク(加温及び乾燥)をして塗膜を形成する。すると、レジストパターン3とレジストパターン厚肉化材料1との界面においてレジストパターン厚肉化材料1のレジストパターン3への相互作用(ミキシング(含浸))が起こり、図7に示すように、レジストパターン3とレジストパターン厚肉化材料1との界面において前記相互作用(ミキシング(含浸))した部分が反応等の相互作用をする。この後、図8に示すように、現像処理を行うと、塗布したレジストパターン厚肉化材料1の内、レジストパターン3と反応していない部分乃至相互作用(ミキシング)が弱い部分(水溶性の高い部分)が溶解除去され、内層レジストパターン10b(レジストパターン3)上に表層10aを有してなる厚肉化レジストパターン10が形成(現像)される。
なお、前記エッチング速度(nm/min)は、例えば、公知のエッチング装置を用いて所定時間エッチング処理を行い試料の減膜量を測定し、単位時間当たりの減膜量を算出することにより測定することができる。
前記表層(ミキシング層)は、前記レジストパターン厚肉化材料を用いて好適に形成することができる。
前記表層(ミキシング層)が前記環状構造を含むか否かについては、例えば、該表層(ミキシング層)につきIR吸収スペクトルを分析すること等により確認することができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、レジストパターン形成工程と、パターニング工程とを含み、更に必要に応じて適宜選択したその他の工程とを含む。
該レジストパターン形成工程における詳細は、本発明の前記レジストパターンの形成方法と同様である。
なお、前記被加工面としては、半導体装置における各種部材の表面層が挙げられるが、シリコンウエハ等の基板乃至その表面、各種酸化膜などが好適に挙げられる。前記レジストパターンは上述した通りである。前記塗布の方法は上述した通りである。
また、該塗布の後では、上述の加熱(プリベーク:加温及び乾燥)、反応ベーク等を行うのが好ましい。
前記加熱の温度としては、レジストパターンを軟化させない限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、前記脂環族化合物の融点(90〜150℃)付近であるのが好ましく、該融点以上であるのがより好ましい。
前記加熱の温度が、前記脂環族化合物の融点付近でないと、該脂環族化合物が融解せず、前記レジストパターンの厚肉化効果が得られないことがある。
前記プリベークの回数としては、1回であってもよいし、2回以上であってもよい。2回目以上の場合、各回におけるプリベークの温度は、一定であってもよいし、異なっていてもよい。また、前記プリベークの時間としては、10秒〜5分程度が好ましく、40秒〜100秒がより好ましい。
前記エッチングの方法としては、特に制限はなく、公知の方法の中から目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、ドライエッチングが好適に挙げられる。該エッチングの条件としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
本発明の半導体装置の製造方法によると、例えば、フラッシュメモリ、DRAM、FRAM、等を初めとする各種半導体装置を効率的に製造することができる。
本発明のレジスト組成物を用い、下記方法により、厚肉化レジストパターンを形成した。
−レジスト組成物の調製−
下記組成を有するレジスト組成物を調製した。
特許第3297272号公報の実施例における例13に記載の方法に従って合成した、下記構造式(9)で表される樹脂・・・12質量部
トリフェニルスルホニウムノナフルオロブタンスルホネート・・・0.48質量部
下記構造式(2)で表される、アダマンタン酢酸(融点約135℃)・・・0.12質量部
プロピレングリコールメチルエーテルアセテート・・・100質量部
図4に示すように、半導体基板5上に、公知の方法を用いて素子領域を設けた後、層間絶縁膜として、例えばシリコン酸化膜をCVD(化学気相成長)法により形成した後、その平坦面に、調製したレジスト組成物3aを、スピンコート法により、3,500rpm/20sの条件で全面塗布した後、110℃/60sの条件でプリベークを行った。次いで、図5に示すように、マスクを介してArFエキシマレーザー光を20mJ/cm2の条件で照射し、90℃/60sの条件で露光後ベークを行った後、2.38質量%TMAH水溶液を用いて1分間現像することにより、150nm径のホールパターン3を形成した。なお、得られたレジストパターン3の膜厚は約250nmであった。
次に、図6に示すように、レジストパターン3の表面に、市販のレジストパターン厚肉化材料(「AZ R600」;AZエレクトロニックマテリアルズ製)1を、スピンコート法により、3,500rpm/60sの条件で塗布し、アダマンタン酢酸の融点である135℃/60秒間の条件でベークを行った。すると、レジストパターン3とレジストパターン厚肉化材料1との界面においてレジストパターン厚肉化材料1のレジストパターン3への相互作用(ミキシング(含浸))が起こり、図7に示すように、レジストパターン3とレジストパターン厚肉化材料1との界面において前記相互作用(ミキシング(含浸))した部分が反応等の相互作用した。この後、図8に示すように、純水でレジストパターン厚肉化材料1を60秒間リンスし、相互作用(ミキシング)していない未反応部を除去し、レジストパターン厚肉化材料1により厚肉化したレジストパターン3を現像させることにより、厚肉化レジストパターン10を形成した。その結果、厚肉化後のレジストパターン3(厚肉化レジストパターン10)のホール径は、130nmであり、レジストパターン3のホール径が縮小されていることが確認された。
−レジスト組成物の調製−
下記組成を有するレジスト組成物を調製した。
特許第3297272号公報の実施例における例13に記載の方法に従って合成した、下記構造式(9)で表される樹脂・・・12質量部
トリフェニルスルホニウムノナフルオロブタンスルホネート・・・0.48質量部
トリオクチルアミン・・・0.01質量部
下記構造式(6)で表される、ノルボルナノン(融点約95℃)・・・0.12質量部
界面活性剤(「KP−341」;信越化学製)・・・0.005質量部
プロピレングリコールメチルエーテルアセテート・・・100質量部
以上により調製した本発明のレジスト組成物を、シリコンウェハ(三菱マテリアル社製)上に、スピンコート法により、3,500rpm/20sの条件で全面塗布した後、110℃/60sの条件でプリベークを行った。次いで、マスクを介してArFエキシマレーザー光を20mJ/cm2の条件で照射し、90℃/60sの条件で露光後ベークを行った後、2.38質量%TMAH水溶液を用いて1分間現像することにより、120nm×500nmの長方形孤立パターンを形成した。なお、得られたレジストパターンの膜厚は約250nmであった。
得られたレジストパターン上に、レジストパターン厚肉化材料(「AZ R500」;AZエレクトロニックマテリアルズ)をスピンコート法により、3,500rpm/60sの条件で塗布し、ノルボルナノンの融点を少し上回る100℃/60秒間の条件でベークを行った後、純水でレジストパターン厚肉化材料を60秒間リンスし、相互作用(ミキシング)していない未反応部を除去し、レジストパターン厚肉化材料より厚肉化したレジストパターンを現像させることにより、厚肉化レジストパターンを形成した。
実施例1において、レジスト組成物の調製の際に、ノルボルナノンを添加しなかった以外は、実施例1と同様にして、厚肉化レジストパターンを形成し、短辺方向及び長辺方向のパターンサイズ変化量を算出した。その結果、パターンサイズ変化量は、短辺方向については変化がなく、長辺方向は3nmであった。以上より、ノルボルナノンを添加しなった比較例1のレジスト組成物では、レジストパターンとレジストパターン厚肉化材料との相互作用(ミキシング)が生じないことが判った。
実施例1において、KrFエキシマレーザー光に好適なレジストパターン厚肉化材料(「AZ R500」;AZエレクトロニックマテリアルズ)を、ArFエキシマレーザー光に好適なレジストパターン厚肉化材料(「AZ R600」;AZエレクトロニックマテリアルズ)に代えた以外は、実施例1と同様にして、厚肉化レジストパターンを形成し、短辺方向及び長辺方向のパターンサイズ変化量を算出した。その結果、パターンサイズ変化量は、短辺方向が30nmであり、長辺方向が32nmであった。以上より、本発明のレジスト組成物によると、レジストパターンの方向に対する依存性が小さく、しかも、レジストパターン厚肉化材料の種類に依存せず、均一にレジストパターンを厚肉化することができることが判った。
実施例2において、レジスト組成物の調製の際に、ノルボルナノンを添加しなかった以外は、実施例2と同様にして、厚肉化レジストパターンを形成し、短辺方向及び長辺方向のパターンサイズ変化量を算出した。その結果、パターンサイズ変化量は、短辺方向が13nmであり、長辺方向が23nmであった。以上より、ノルボルナノンを添加しなった比較例2のレジスト組成物では、レジストパターンの方向により、厚肉化量が異なり、特に長辺方向では短辺方向に比して厚肉化量が大きくなることが判った。
実施例1において、レジスト組成物を、下記組成に基づいて調製した以外は、実施例1と同様にして厚肉化レジストパターンを形成し、短辺方向及び長辺方向のパターンサイズ変化量を算出した。
−レジスト組成物の調製−
ArFレジスト(「AX5910」;住友化学製)・・・5g
下記構造式(1)で表される、1−アダマンチルメタノール(融点約115℃)・・・3mg
なお、前記ArFレジスト(AX5910)は、市販品であるため、正確な樹脂濃度は、不明であるが、基材樹脂の質量に対する1−アダマンチルメタノールの含有量は、0.5質量%程度であると推定される。
得られたレジスト組成物を用いて、実施例1と同様にしてレジストパターンを形成した。得られたレジストパターン上に、レジストパターン厚肉化材料(「AZ R600」;AZエレクトロニックマテリアルズ)をスピンコート法により、3,500rpm/60sの条件で塗布し、1−アダマンチルメタノールの融点を少し上回る115℃/60秒間の条件でベークを行った後、純水でレジストパターン厚肉化材料を60秒間リンスし、相互作用(ミキシング)していない未反応部を除去し、レジストパターン厚肉化材料より厚肉化したレジストパターンを現像させることにより、厚肉化レジストパターンを形成した。
実施例3において、レジスト組成物の調製の際に、1−アダマンチルメタノールを添加しなかった以外は、実施例3と同様にして、厚肉化レジストパターンを形成し、短辺方向及び長辺方向のパターンサイズ変化量を算出した。その結果、パターンサイズ変化量は、短辺方向が18nmであり、長辺方向が28nmであった。以上より、1−アダマンチルメタノールを添加しなった比較例3のレジスト組成物では、レジストパターンの方向により、厚肉化量が異なり、特に長辺方向では短辺方向に比して厚肉化量が大きくなることが判った。
実施例3において、図29に示すレジストパターンを形成した以外は、実施例3と同様にして、厚肉化レジストパターンを形成した。
図29において、レジストパターンのパターン形状は、1辺200nmの正方形が横方向に4個、縦方向に3個、それぞれ整列したものであり、該レジストパターン間のスペース部は、横方向Wが200nmであり、縦方向Hが600nmである。
実施例4において、比較例3のレジスト組成物を用いた以外は、実施例4と同様にして、図29に示すレジストパターンを形成し、更に厚肉化レジストパターンを形成し、レジストパターンのパターンサイズ変化量の平均値を測定した。その結果、横(密)方向が25nmであり、縦(疎)方向が16nmであった。以上より、比較例3のレジスト組成物を用いると、レジストパターンの疎密差に依存し、特にレジストパターンが密な方向での厚肉化量が大きくなることが判った。
−レジスト組成物の調製−
下記組成を有するレジスト組成物を調製した。
ArFレジスト(「AR1244J」;JSR製)・・・5g
下記構造式(5)で表される、ノルアダマンタンカルボン酸(融点約105℃)・・・2mg
なお、前記ArFレジスト(AR1244J)は、市販品であるため、正確な樹脂濃度は、不明であるが、基材樹脂の質量に対するノルアダマンタンカルボン酸の含有量は、0.2〜0.4質量%程度であると推定される。
以上により調製した本発明のレジスト組成物を、シリコンウエハ(三菱マテリアル社製)上に、スピンコート法により、3,500rpm/20sの条件で全面塗布した後、110℃/60sの条件でプリベークを行った。次いで、マスクを介してArFエキシマレーザー光を25mJ/cm2の条件で照射し、110℃/60sの条件で露光後ベークを行った後、2.38質量%TMAH水溶液を用いて1分間現像することにより、120nm×500nmの長方形孤立パターンを形成した。なお、得られたレジストパターンの膜厚は250nmであった。
特開2003−131400号公報(本発明者らによる特許出願)に記載の方法に従って、下記組成を有するレジストパターン厚肉化材料を調製した。
ポリビニルアセタール樹脂(「KW−3」;積水化学)・・・16質量部
テトラメトキシメチルグリコールウリル(架橋剤、三和ケミカル製)・・・1.35質量部
純水・・・98.6質量部
イソプロピルアルコール(関東化学製)・・・0.4質量部
非イオン性界面活性剤(「TN−80」;ADEKA製、多核フェノール系界面活性剤)・・・0.12質量部
パターンサイズ変化量を測定したところ、短辺方向が41nmであり、長辺方向が45nmであった。以上より、本発明のレジスト組成物を用いると、架橋剤を含むレジストパターン厚肉化材料を用いても、レジストパターンの方向に対する依存性が小さく、均一にレジストパターンを厚肉化することができることが判った。
実施例5において、レジスト組成物の調製の際に、ノルアダマンタンカルボン酸を添加しなかった以外は、実施例5と同様にして、厚肉化レジストパターンを形成し、短辺方向及び長辺方向のパターンサイズ変化量を算出した。その結果、パターンサイズ変化量は、短辺方向が20nmであり、長辺方向が40nmであった。以上より、ノルアダマンタンカルボン酸を添加しなかった比較例5のレジスト組成物では、レジストパターンの方向により、厚肉化量が異なり、特に長辺方向では短辺方向に比して厚肉化量が大きくなることが判った。
−レジスト組成物の調製−
下記組成を有するレジスト組成物を調製した。
米国特許第6849378号明細書に記載の方法に従って合成した、下記構造式(10)で表される樹脂)・・・12質量部
トリフェニルスルホニウムノナフルオロブタンスルホネート・・・0.48質量部
トリオクチルアミン・・・0.01質量部
下記構造式(8)で表される、exo−ノルボルネオール(融点約125℃)・・・0.12質量部
界面活性剤(「KP−341」;信越化学製)・・・0.005質量部
プロピレングリコールメチルエーテルアセテート・・・100質量部
以上により調製した本発明のレジスト組成物を、シリコンウェハ(三菱マテリアル社製)上に、スピンコート法により、3,500rpm/20sの条件で全面塗布した後、110℃/60sの条件でプリベークを行った。次いで、マスクを介してArFエキシマレーザー光を25mJ/cm2の条件で照射し、110℃/60sの条件で露光後ベークを行った後、2.38質量%TMAH水溶液を用いて1分間現像することにより、120nm×500nmの長方形孤立パターンを形成した。なお、得られたレジストパターンの膜厚は250nmであった。
下記組成を有するレジストパターン厚肉化材料を調製した。
ポリビニルアルコール樹脂(「PVA−205C」;クラレ製)・・・4質量部
2−ヒドロキシベンジルアルコール(Aldrich製)・・・1質量部
純水・・・100質量部
非イオン性界面活性剤(「PC−6」;ADEKA製、多核フェノール系界面活性剤)・・・0.06質量部
パターンサイズ変化量を測定したところ、短辺方向が30nmであり、長辺方向が36nmであった。以上より、本発明のレジスト組成物を用いると、レジストパターンの方向に対する依存性が小さく、しかも、レジストパターン厚肉化材料の種類に依存せず、均一にレジストパターンを厚肉化することができることが判った。
実施例6において、レジスト組成物の調製の際に、exo−ノルボルネオールを添加しなかった以外は、実施例6と同様にして、厚肉化レジストパターンを形成し、短辺方向及び長辺方向のパターンサイズ変化量を算出した。その結果、パターンサイズ変化量は、短辺方向が16nmであり、長辺方向が20nmであった。以上より、exo−ノルボルネオールを添加しなかった比較例6のレジスト組成物では、厚肉化量が小さくなることが判った。
実施例6において、レジスト組成物を、下記組成に基づいて調製した以外は、実施例6と同様にして厚肉化レジストパターンを形成し、短辺方向及び長辺方向のパターンサイズ変化量を算出した。
米国特許第5843624号明細書に記載の方法に従って合成した、下記構造式(11)で表される樹脂・・・12質量部
トリフェニルスルホニウムノナフルオロブタンスルホネート・・・0.48質量部
トリオクチルアミン・・・0.01質量部
下記構造式(7)で表される、5−ノルボルネン−2,2−ジメタノール(融点約112℃)・・・0.12質量部
界面活性剤(「KP−341」;信越化学製)・・・0.005質量部
プロピレングリコールメチルエーテルアセテート・・・100質量部
得られたレジスト組成物を用いて、前記シリコンウェハ上に塗布し、110℃/60sの条件でプリベークを行った後、マスクを介してArFエキシマレーザー光を25mJ/cm2の条件で照射し、105℃/60sの条件で露光後ベークを行った後、2.38質量%TMAH水溶液を用いて1分間現像することにより、120nm×500nmの長方形孤立パターン(膜厚約250nm)を形成した。得られたレジストパターン上に、実施例6と同様にしてレジストパターン厚肉化材料を塗布し、5−ノルボルネン−2,2−ジメタノールの融点付近の110℃/60秒間の条件でベークを行った後、純水でレジストパターン厚肉化材料を60秒間リンスし、相互作用(ミキシング)していない未反応部を除去し、レジストパターン厚肉化材料より厚肉化したレジストパターンを現像させることにより、厚肉化レジストパターンを形成した。
実施例7において、レジスト組成物の調製の際に、5−ノルボルネン−2,2−ジメタノールを添加しなかった以外は、実施例7と同様にして、厚肉化レジストパターンを形成し、短辺方向及び長辺方向のパターンサイズ変化量を算出した。その結果、パターンサイズ変化量は、短辺方向が11nmであり、長辺方向が15nmであった。以上より、5−ノルボルネン−2,2−ジメタノールを添加しなかった比較例7のレジスト組成物では、厚肉化量が小さくなることが判った。
−レジスト組成物の調製−
下記組成を有するレジスト組成物を調製した。
米国特許第5492793号明細書における実施例1及び2に記載の方法に従って合成した、下記構造式(11)で表される樹脂・・・14質量部
トリフェニルスルホニウムノナフルオロブタンスルホネート・・・0.7質量部
トリオクチルアミン・・・0.01質量部
下記構造式(6)で表される、ノルボルナノン(融点約95℃)・・・0.12質量部
界面活性剤(「KP−341」;信越化学製)・・・0.005質量部
プロピレングリコールメチルエーテルアセテート・・・100質量部
以上により調製した本発明のレジスト組成物を、シリコンウェハ(三菱マテリアル社製)上に、スピンコート法により、3,500rpm/20sの条件で全面塗布した後、150℃/60sの条件でプリベークを行った。次いで、マスクを介してKrFエキシマレーザー光を40mJ/cm2の条件で照射し、130℃/60sの条件で露光後ベークを行った後、2.38質量%TMAH水溶液を用いて1分間現像することにより、300nm×1,000nmの長方形孤立パターンを形成した。なお、得られたレジストパターンの膜厚は約450nmであった。
得られたレジストパターン上に、レジストパターン厚肉化材料(「AZ R500」;AZエレクトロニックマテリアルズ)をスピンコート法により、3,500rpm/60sの条件で塗布し、ノルボルナノンの融点を少し上回る100℃/60秒間の条件でベークを行った後、純水でレジストパターン厚肉化材料を60秒間リンスし、相互作用(ミキシング)していない未反応部を除去し、レジストパターン厚肉化材料より厚肉化したレジストパターンを現像させることにより、厚肉化レジストパターンを形成した。
実施例1において、ノルボルナノンの含有量を、0.12質量部(樹脂に対して1質量%)から、0.001質量部(樹脂に対して0.008質量%)に変えた以外は、実施例1と同様にして厚肉化レジストパターンを形成し、パターンサイズ変化量を測定した。その結果、パターンサイズ変化量は、短辺方向は5nmであり、長辺方向は8nmであった。以上より、レジストパターンの方向に対する依存性は小さいものの、レジストパターンの厚肉化量も小さいことが判った。
実施例1において、ノルボルナノンの含有量を、0.12質量部(樹脂に対して1質量%)から、0.66質量部(樹脂に対して5.5質量%)に変えた以外は、実施例1と同様にして厚肉化レジストパターンを形成し、パターンサイズ変化量を測定した。その結果、パターンサイズ変化量は、短辺方向は27nmであり、長辺方向は33nmであったが、レジストパターンのスペース部分には、不溶物による残渣が観られた。
実施例1において、添加する脂環族化合物を、ノルボルナノン(融点約95℃)から、ノルボルナン(融点約85℃)に代えた以外は、実施例1と同様にして、厚肉化レジストパターンを形成し、パターンサイズ変化量を測定した。その結果、パターンサイズ変化量は、短辺方向は7nmであり、長辺方向は15nmであり、レジストパターンの方向により、厚肉化量が異なり、特に長辺方向では短辺方向に比して厚肉化量が大きくなることが判った。
実施例1において、添加する脂環族化合物を、ノルボルナノン(融点約95℃)から、1,7,7−トリメチルビシクロ(2,2,1)ヘプタン−2−オン(融点約175℃)に代えた以外は、実施例1と同様にして、厚肉化レジストパターンを形成し、パターンサイズ変化量を測定した。その結果、パターンサイズ変化量は、短辺方向については変化がなく、長辺方向は5nmであった。
−フラッシュメモリ及びその製造−
実施例11は、本発明のレジスト組成物を用いた本発明の半導体装置及びその製造方法の一例である。なお、この実施例11では、以下のレジスト膜26、27、29及び32が、本発明のレジスト組成物を用いてレジストパターンを形成した後、レジストパターン厚肉化材料を用いて実施例1〜10におけるのと同様な方法により厚肉化されたものである。
以上により、図22に示すように、半導体装置としてFLASH EPROMを製造した。
なお、ここでは、高融点金属膜(第4導電体膜)として高融点金属膜(第4導電体膜)42a及び42bを用いているが、チタンシリサイド(TiSi)膜等の高融点金属シリサイド膜を用いてもよい。
なお、ここでは、第3導電体膜53a又は53bと、高融点金属膜(第4導電体膜)42とをそれぞれ別々に形成しているが、共通の高融点金属膜として同時に形成してもよい。
(付記1) 融点を90〜150℃に有する脂環族化合物と、樹脂とを少なくとも含むことを特徴とするレジスト組成物。
(付記2) 樹脂が、アクリル系レジスト、シクロオレフィン−マレイン酸無水物系レジスト及びシクロオレフィン系レジストから選択される少なくとも1種である付記1に記載のレジスト組成物。
(付記3) 脂環族化合物における脂環族骨格が、アダマンタン及びノルボルナンの少なくともいずれかである付記1から2のいずれかに記載のレジスト組成物。
(付記4) 脂環族化合物の含有量が、樹脂の質量に対して、0.01〜5質量%である付記1から3のいずれかに記載のレジスト組成物。
(付記5) g線、i線、KrFエキシマレーザー光、ArFエキシマレーザー光、F2エキシマレーザー光、EUV光、電子線、及びX線から選択される少なくとも1種を用いて露光される付記1から4のいずれかに記載のレジスト組成物。
(付記6) 付記1から5のいずれかに記載のレジスト組成物を用いてレジストパターンを形成後、該レジストパターンの表面を覆うようにレジストパターン厚肉化材料を塗布することを含むことを特徴とするレジストパターンの形成方法。
(付記7) レジストパターン厚肉化材料が、水溶性乃至アルカリ可溶性である付記6に記載のレジストパターンの形成方法。
(付記8) レジストパターン厚肉化材料が、水溶性乃至アルカリ可溶性の樹脂を含み、該樹脂が、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリビニルアセテート、及びタンニンから選択される少なくとも1種である付記7に記載のレジストパターンの形成方法。
(付記9) レジストパターン厚肉化材料が架橋剤を含み、該架橋剤が、メラミン誘導体、ユリア誘導体、及びウリル誘導体から選択される少なくとも1種である付記6から8のいずれかに記載のレジストパターンの形成方法。
(付記10) レジストパターン厚肉化材料が、下記一般式(1)で表される化合物を含む付記6から8のいずれかに記載のレジストパターンの形成方法。
(付記11) 一般式(1)中、mが1である付記10に記載のレジストパターンの形成方法。
(付記12) レジストパターン厚肉化材料が界面活性剤を含み、該界面活性剤が、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン縮合物化合物、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル化合物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル化合物、ポリオキシエチレン誘導体化合物、ソルビタン脂肪酸エステル化合物、グリセリン脂肪酸エステル化合物、第1級アルコールエトキシレート化合物、フェノールエトキシレート化合物、ノニルフェノールエトキシレート化合物、オクチルフェノールエトキシレート化合物、ラウリルアルコールエトキシレート化合物、オレイルアルコールエトキシレート化合物、脂肪酸エステル化合物、アミド化合物、天然アルコール化合物、エチレンジアミン化合物、第2級アルコールエトキシレート化合物、アルキルカチオン化合物、アミド型4級カチオン化合物、エステル型4級カチオン化合物、アミンオキサイド化合物、及びベタイン化合物から選択される少なくとも1種である付記6から11のいずれかに記載のレジストパターンの形成方法。
(付記13) レジストパターン厚肉化材料の塗布後、加熱することを含む付記6から12のいずれかに記載のレジストパターンの形成方法。
(付記14) 加熱が、レジスト組成物中の脂環族化合物の融点付近の温度で行われる付記13に記載のレジストパターンの形成方法。
(付記15) 加熱温度が、脂環族化合物の融点以上である付記14に記載のレジストパターンの形成方法。
(付記16) レジストパターン厚肉化材料の塗布後、該レジストパターン厚肉化材料の現像処理を行う付記6から15のいずれかに記載のレジストパターンの形成方法。
(付記17) 現像処理が少なくとも水を用いて行われる付記16に記載のレジストパターンの形成方法。
(付記18) 被加工面上に付記1から5のいずれかに記載のレジスト組成物を用いてレジストパターンを形成後、該レジストパターンの表面を覆うようにレジストパターン厚肉化材料を塗布することにより該レジストパターンを厚肉化するレジストパターン形成工程と、該厚肉化したレジストパターンをマスクとしてエッチングにより前記被加工面をパターニングするパターニング工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記19) レジストパターン形成工程の前に、レジストパターンの表面に、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン縮合物化合物、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル化合物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル化合物、ポリオキシエチレン誘導体化合物、ソルビタン脂肪酸エステル化合物、グリセリン脂肪酸エステル化合物、第1級アルコールエトキシレート化合物、及びフェノールエトキシレート化合物から選択される少なくとも1種である非イオン性界面活性剤を塗布する界面活性剤塗布工程を含む付記18に記載の半導体装置の製造方法。
(付記20) 付記18から19のいずれかに記載の半導体装置の製造方法により製造されたことを特徴とする半導体装置。
本発明のレジストパターンの形成方法は、例えば、マスクパターン、レチクルパターン、磁気ヘッド、LCD(液晶ディスプレイ)、PDP(プラズマディスプレイパネル)、SAWフィルタ(弾性表面波フィルタ)等の機能部品、光配線の接続に利用される光部品、マイクロアクチュエータ等の微細部品、半導体装置の製造に好適に適用することができ、後述する本発明の半導体装置の製造方法に好適に用いることができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、フラッシュメモリ、DRAM、FRAM、等を初めとする各種半導体装置の製造に好適に用いることができる。
2 脂環族化合物
3 レジストパターン
3a レジスト組成物(本発明)
5 被加工面(基材)
10 厚肉化レジストパターン
10a 表層
10b 内層レジストパターン
22 Si基板(半導体基板)
23 フィールド酸化膜
24a 第1ゲート絶縁膜
24b 第2ゲート絶縁膜
25a 第1閾値制御層
25b 第2閾値制御層
26 レジスト膜
27 レジスト膜
28 第1ポリシリコン層(第1導電体膜)
28a フローティングゲート電極
28b ゲート電極(第1ポリシリコン膜)
28c フローティングゲート電極
29 レジスト膜
30a キャパシタ絶縁膜
30b キャパシタ絶縁膜
30c キャパシタ絶縁膜
30d SiO2膜
31 第2ポリシリコン層(第2導電体膜)
31a コントロールゲート電極
31b 第2ポリシリコン膜
32 レジスト膜
33a 第1ゲート部
33b 第2ゲート部
33c 第2ゲート部
35a S/D(ソース・ドレイン)領域層
35b S/D(ソース・ドレイン)領域層
36a S/D(ソース・ドレイン)領域層
36b S/D(ソース・ドレイン)領域層
37 層間絶縁膜
38a コンタクトホール
38b コンタクトホール
39a コンタクトホール
39b コンタクトホール
40a S/D(ソース・ドレイン)電極
40b S/D(ソース・ドレイン)電極
41a S/D(ソース・ドレイン)電極
41b S/D(ソース・ドレイン)電極
42 高融点金属膜(第4導電体膜)
42a 高融点金属膜(第4導電体膜)
42b 高融点金属膜(第4導電体膜)
44a 第1ゲート部
44b 第2ゲート部
45a S/D(ソース・ドレイン)領域層
45b S/D(ソース・ドレイン)領域層
46a S/D(ソース・ドレイン)領域層
46b S/D(ソース・ドレイン)領域層
47 層間絶縁膜
48a コンタクトホール
48b コンタクトホール
49a コンタクトホール
49b コンタクトホール
50a S/D(ソース・ドレイン)電極
50b S/D(ソース・ドレイン)電極
51a S/D(ソース・ドレイン)電極
51b S/D(ソース・ドレイン)電極
52a 開口部
52b 開口部
53a 高融点金属膜(第3導電体膜)
53b 高融点金属膜(第3導電体膜)
54 絶縁膜
Claims (9)
- 下記構造式(1)、(4)〜(8)で表される化合物と、水酸基で置換された脂肪族基を二つ以上含有しない樹脂とを少なくとも含むことを特徴とするアクリル系ポジ型レジスト組成物。
- 構造式(1)、(4)〜(8)で表される化合物の含有量が、水酸基で置換された脂肪族基を二つ以上含有しない樹脂の質量に対して、0.01〜5質量%である請求項1に記載のレジスト組成物。
- 構造式(1)、(4)〜(8)で表される化合物の含有量が、水酸基で置換された脂肪族基を二つ以上含有しない樹脂の質量に対して、0.05〜2質量%である請求項1から2のいずれかに記載のレジスト組成物。
- 請求項1から3のいずれかに記載のレジスト組成物を用いてレジストパターンを形成後、該レジストパターンの表面を覆うようにレジストパターン厚肉化材料を塗布することを含むことを特徴とするレジストパターンの形成方法。
- レジストパターン厚肉化材料が、水溶性乃至アルカリ可溶性の樹脂を含み、該樹脂が、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリビニルアセテート、及びタンニンから選択される少なくとも1種である請求項4に記載のレジストパターンの形成方法。
- レジストパターン厚肉化材料が架橋剤を含み、該架橋剤が、メラミン誘導体、ユリア誘導体、及びウリル誘導体から選択される少なくとも1種である請求項4から5のいずれかに記載のレジストパターンの形成方法。
- レジストパターン厚肉化材料が、下記一般式(1)で表される化合物を含む請求項4から6のいずれかに記載のレジストパターンの形成方法。
ただし、前記一般式(1)中、Xは下記一般式(2)で表される官能基を表す。Yは水酸基、アミノ基、アルキル基置換アミノ基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、及びアルキル基の少なくともいずれかを表し、前記置換の数は0〜3の整数である。mは1以上の整数を表し、nは0以上の整数を表す。
ただし、前記一般式(2)中、R 1 及びR 2 は、互いに同一であってもよいし異なっていてもよく、水素又は置換基を表す。Zは水酸基、アミノ基、アルキル基置換アミノ基、及びアルコキシ基の少なくともいずれかを表し、前記置換の数は0〜3の整数である。 - レジストパターン厚肉化材料の塗布後、加熱することを含み、該加熱が、レジスト組成物中の脂環族化合物の融点付近の温度で行われる請求項4から7のいずれかに記載のレジストパターンの形成方法。
- 被加工面上に請求項1から3のいずれかに記載のレジスト組成物を用いてレジストパターンを形成後、該レジストパターンの表面を覆うようにレジストパターン厚肉化材料を塗布することにより該レジストパターンを厚肉化するレジストパターン形成工程と、該厚肉化したレジストパターンをマスクとしてエッチングにより前記被加工面をパターニングするパターニング工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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