JP4804419B2 - グリル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱手段を備えたグリル庫と、このグリル庫の開口を開閉するグリル扉を備えたグリル装置に関する。
従来のこの種のグリル装置は、グリル庫内にガスバーナや電気ヒータといった加熱手段を備えたグリル庫を有しており、グリル庫内にセットされた魚などの調理物を加熱しグリル調理するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなグリル装置では、グリル庫内に対して出し入れ自在の焼き網がグリル扉に固定されており、グリル扉を手前に引くと、グリル扉と共に焼き網が前方へ引き出される。そして、引き出された焼き網に調理物を乗せて再び焼き網をグリル庫内へと挿入するように構成されている。
グリル庫内で調理物が加熱されると、調理物から焼き汁が滴下し、庫内が汚れると共に、油汚れが堆積すると、その油汚れが発火し庫内火災が発生するおそれが生じる。そのため、グリル扉には焼き網の他に、焼き網の下方に位置した状態でグリル庫に出し入れされる汁受け皿を設け、その汁受け皿に水を入れてグリル調理するように構成されている。
特開2007−93074号公報(図1)
上記従来のグリル装置では、水を張った汁受け皿を出し入れしなければならないが、出し入れの際に水がこぼれやすいという不具合が生じる。また、汁受け皿をグリル調理毎に洗浄すれば比較的汚れは落ちやすいが、汚れたままで放置すると汁受け皿に汚れがこびりつき、洗浄しづらくなる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、従来の汁受け皿の洗浄等の煩わしさが生じないグリル装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明によるグリル装置は、加熱手段を備えたグリル庫と、このグリル庫の開口を開閉するグリル扉を備えたグリル装置において、グリル扉に、グリル庫に対して出し入れ自在の焼き網を、この焼き網の下方に汁受け皿を設けることなく取り付けると共に、焼き網がグリル庫内に収納された状態で焼き網の下方に位置するように汁受け板をグリル庫に固定し、さらに、グリル調理中にこの汁受け板を水洗する水洗手段を設けたことを特徴とする。
本発明では、焼き網と共にグリル庫に出し入れされる汁受け皿を用いない。その代わり、グリル庫内に汁受け板を設けた。グリル調理中に焼き網上の調理物から滴下した焼き汁はこの汁受け板によって受けられる。グリル調理中は洗浄手段により汁受け板が洗浄されるので、汁受け板に滴下した焼き汁は直ちに洗い流される。なお、汁受け板が水洗されることにより汁受け板は冷却されるので、庫内火災のおそれは生じない。
なお、グリル調理終了後に、グリル扉が上記開口を閉鎖した状態でグリル庫内に水を噴射し、グリル庫の内壁および焼き網を洗浄する洗浄装置を設ければ、グリル庫内をさらに清潔に保つことができる。
以上の説明から明らかなように、本発明は、汁受け板をグリル庫内に固定し、汁受け板を水洗する水洗手段を設けたので、従来のグリル装置の不具合であった汁受け皿に起因する不具合を解消することができる。
図1を参照して、1は本発明によるグリル装置であり、ビルトイン式のガステーブルに組み込まれている。このグリル装置1は前面にグリル扉2が設けられており、このグリル扉2を手前に引くことにより、焼き網が手前に引き出される。
図2を参照して、焼き網3はグリル扉2の背面側に固定されており、グリル庫の左右内壁に取り付けられた1対のレール41上を摺動するようにセットされている。焼き網3の構文時は左右1対のストッパ爪31が設けられており、このストッパ爪31の先端部31aがレール41の下側に回り込むことにより、焼き網3を手前に引き出しても焼き網3と共にグリル扉2が下方に倒れることを防止している。
図3を参照して、レール41の下面にはL字状のストッパ部41aが設けられており、焼き網3を手前に引き出すと、上述のストッパ爪31の先端部31aがこのストッパ部41aに係合して、焼き網3の引き出し方向の移動が規制される。なお、焼き網3をグリル庫から完全に取り外したい場合には、この規制された位置から所定量焼き網3をグリル庫内に戻し、続いてグリル扉2を持ち上げると、ストッパ爪31の先端部31aがストッパ部41aよりも下側に移動するので、ストッパ部41aにより規制されることなく焼き網3をグリル庫から取り外すことができる。
図4を参照して、4はグリル庫であり、このグリル庫4の底部に汁受け板5を固定した。この汁受け板5は焼き網3をグリル庫4内に挿入した状態で、焼き網3の下方に位置するように設定されており、さらに、本実施の形態では、向かって左側から右側に向かって下るように傾斜している。そして、左側のレール41と汁受け板5との間に挟まれるように、ライン状のノズル部材6をセットした。このノズル部材6には開閉弁71を介して給水管7が接続されている。従って、グリル調理中にこの開閉弁71を開弁すると、給水管7からの水がノズル部材6から汁受け板5の上面へと噴出される。
グリル調理中には焼き網3上の調理物から焼き汁等が汁受け板5へと滴下するが、その滴下した焼き汁はノズル部材6から噴出される水によって直ちに洗い流される。そして、その洗い流した水および焼き汁は排水管8からグリル庫4の外部へと排水される。
グリル庫4内にはさらに左右上部および奥側上部にノズル部材91,92,93を配設した。これら3つのノズル部材91,92,93は相互に直列に連結されており、開閉弁72を介して給水管7から分岐されている。
この開閉弁72はグリル調理中は常に閉弁している。そして、図示しない洗浄スイッチが使用者の手によって操作された場合に所定時間のみ開弁するように制御されている。洗浄スイッチはグリル調理が終了して、焼き網3上の調理物が取り出された後、グリル扉2が完全に閉じられた状態で操作される。
その状態では焼き網3はグリル庫4内に挿入されているので、開閉弁72が開弁してノズル部材91,92,93から水が噴出されると、グリル庫4の内壁と共に焼き網3が洗浄される。なお、洗浄スイッチが操作された際に、開閉弁72と共に開閉弁71も合わせて開弁するように制御してもよい。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 焼き網の構造を示す図 焼き網の着脱を示す図 グリル庫内の構造を示す図
符号の説明
1 グリル装置
2 グリル扉
3 焼き網
4 グリル庫
5 汁受け板
6 ノズル部材
7 給水管
8 排水管
31 ストッパ爪
41 レール
71 開閉弁
72 開閉弁
91 ノズル部材
92 ノズル部材
93 ノズル部材

Claims (2)

  1. 加熱手段を備えたグリル庫と、このグリル庫の開口を開閉するグリル扉を備えたグリル装置において、グリル扉に、グリル庫に対して出し入れ自在の焼き網を、この焼き網の下方に汁受け皿を設けることなく取り付けると共に、焼き網がグリル庫内に収納された状態で焼き網の下方に位置するように汁受け板をグリル庫に固定し、さらに、グリル調理中にこの汁受け板を水洗する水洗手段を設けたことを特徴とするグリル装置。
  2. グリル調理終了後に、グリル扉が上記開口を閉鎖した状態でグリル庫内に水を噴射し、グリル庫の内壁および焼き網を洗浄する洗浄装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載のグリル装置。
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