JP4935523B2 - ヒートポンプ式貯湯温水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒートポンプユニットと貯湯用のタンクとを筐体内に収納した一体型のヒートポンプ式貯湯温水装置に関する。
従来のヒートポンプ式貯湯温水装置としては、圧縮機、熱交換器などの部品を環状に接続した冷媒サイクルと、沸き上げた温水を貯え給湯用水として供給するタンク回路と、制御装置とを1個の筐体内に収納して一体にした装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の一体型ヒートポンプ式貯湯温水装置は、制御装置を筐体の前面から引き出せる構造になっており、本体の上部に空間が少ない場合でも筐体の天板をあけることなく電装品のメンテナンスが可能である。
特開2006−349235号公報
しかしながら、上記従来のヒートポンプ式貯湯温水装置が、例えば都市部にみられる建物と隣家の敷地との間のスペースが十分でない狭隘地等に設置される場合には、設置上の制約から筐体の前面側および背面側に作業スペースがなく、作業者がメンテナンスや施工を筐体の前面側から実施することが困難であるという問題がある。
そこで本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は設置条件に左右されずにメンテナンス時や施工時の作業性を確保できるヒートポンプ式貯湯温水装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。すなわち、ヒートポンプ式貯湯温水装置に係る請求項1の発明は、高温高圧の冷媒と熱交換させて給湯用水を沸き上げるヒートポンプユニット(100)と、ヒートポンプユニット(100)によって加熱された給湯用水を貯えるタンク(2)と、ヒートポンプユニット(100)およびタンク(2)が左右に並んで格納されており、左右方向の両側壁間の長さが奥行き方向の長さよりも長く形成されている筐体(110)と、筐体(110)の左右方向の両側壁(111、112)のうちタンク(2)側に位置するタンク側側壁(112)とタンク(2)表面との間に設けられる制御基板(125)および配管接続部(119、131、132、133)と、タンク(2)の上部表面よりも上方に配置され、複数個の給湯機能部品からなる給湯機能部品のモジュール(118)と、
を備え、
タンク側側壁(112)の一部または全部は開閉自在または着脱自在に構成されており、制御基板(125)および配管接続部(119、131、132、133)は、タンク側側壁(112)の一部または全部を開放または取り外すことにより、筐体(110)側方の外部に臨むように配置されており、
さらに、ヒートポンプユニット(100)を制御する制御装置(130)を備え、制御装置(130)はヒートポンプユニット(100)側に位置するヒートポンプユニット側側壁(111)に隣接して筐体(110)内の上部に配置されており、
筐体(110)のヒートポンプユニット側及びタンク側に設けられた天板(116)は開閉自在または着脱自在に構成されており、
天板(116)を開放または取り外すことにより、制御装置(130)及び給湯機能部品のモジュール(118)が筐体(110)上方の外部に臨むことを特徴とする。
この発明によれば、設置現場のスペースの狭い方向に筐体の前後方向を位置させて筐体を設置することができ、比較的スペースのある左右方向の作業スペースを有効に活用して筐体の左右方向側壁の外方から制御基板や配管接続部についてメンテナンスや施工を行うことができるので、設置条件にかかわらずメンテナンス時や施工時の作業性を確保できるヒートポンプ式貯湯温水装置を提供できる。また、天板を開放または取り外すことにより、ヒートポンプ用制御装置及び給湯機能部品のモジュールのメンテナンス等を筐体の上方からでも行うことができ、さらなるヒートポンプユニット側における作業性向上が図れる。
請求項2に記載の発明によると、電源線(135)が取り付けられる電源線取付部(134)を備えており、電源線取付部(134)、制御基板(125)および配管接続部(119、131、132、133)は、タンク側側壁(112)とタンク(2)表面との間に集約して配置されていることが好ましい。
この発明によれば、メンテナンス時や施工時の対象部品である電源線取付部、制御基板および配管接続部が筐体の左右方向側壁の外方から確実に操作等できる場所に配置されているので、作業者は隣地との距離が狭い狭隘地であっても筐体の奥行き方向長さ分のスペースを使用して作業を行えるため、無理な姿勢を強いられることなく通常の作業性を確保することができる。
請求項3に記載の発明によると、電源線(135)が取り付けられる電源線取付部(134)を備えており、タンク側側壁(112)は開閉自在または着脱自在に構成された複数個の側板(112a、112b、112c)によって形成されており、複数個の側板(112a、112b、112c)は制御基板(125)を覆うように配された制御基板用側板(112a)と、電源線取付部(134)および配管接続部(119、131、132、133)を覆うように配された施工用側板(112b、112c)とを含んでおり、制御基板用側板(112a)を開放しまたは取り外すことにより制御基板(125)が筐体(110)側方の外部に臨むとともに、施工用側板(112b、112c)を開放しまたは取り外すことにより電源線取付部(134)および配管接続部(119、131、132、133)が筐体(110)側方の外部に臨むように構成されている。
この発明によれば、メンテナンス時、工事時の対象部品に応じて所定の側板を開放しまたは取り外すので、作業者の作業時の負担を軽減でき、作業性の向上を図ることができる。
請求項4に記載の発明によると、筐体(110)は奥行き方向の背面が建物(140)に対向するように配置され、配管接続部(119、131、132、133)は筐体(110)の奥行き方向に複数個並んで配置されており、複数個の配管接続部(119、131、132、133)のうち背面寄りに配置された配管接続部(132、133)には、浴槽の温水を循環させるために浴槽に接続される循環用配管を接続されていることが好ましい。
この発明によれば、建物内に配置されている浴槽に近い位置に循環用配管の配管接続部を配置しているので、配管長さを短くすることができ、配管抵抗および材料費の低減が図れる。
請求項4に記載の発明によると、ヒートポンプユニット側側壁(111)の一部または全部は開閉自在または着脱自在に構成されており、ヒートポンプユニット側側壁(111)の一部または全部を開放または取り外すことにより、制御装置(130)が筐体(110)側方の外部に臨むことが好ましい。
この発明によれば、設置条件にかかわらず、メンテナンス時等におけるタンク側部品の作業性の確保に加え、ヒートポンプユニット側部品の作業性を向上することができる。
請求項6に記載の発明によると、ヒートポンプユニット(100)、タンク(2)および配管からの排水を集めて筐体(110)外部に排出する排水手段(120)を備えていることが好ましい。この発明によれば、筐体内の排水を1箇所に集めて排水することにより、排水処理のための機構を簡単化でき、また、施工の工数を低減することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
第1実施形態におけるヒートポンプ式貯湯温水装置の構成および設置状態を図1および図2を用いて説明する。図1は本実施形態におけるヒートポンプ式貯湯温水装置および配管構成を示した模式図である。
本実施形態のヒートポンプ式貯湯温水装置は、貯湯式のヒートポンプ式給湯装置であり、主に一般家庭用として使用されるものであり、タンク2内に蓄えられた給湯用の温水や、ヒートポンプユニット100で沸き上げられた温水を台所、洗面所、浴室などへの給湯使用側端末に供給するものである。なお、給湯使用側端末は、シャワー、カラン、手洗い栓などの給湯用水栓や、風呂の浴槽である。
図1に示すように、ヒートポンプ式貯湯温水装置は、水−冷媒熱交換器1で水を高温高圧の冷媒と熱交換させて加熱するヒートポンプユニット100と、水−冷媒熱交換器1の水流路1aで加熱された温水を貯えるタンク2と、本温水装置の作動を制御する制御手段である制御装置106と、を備えている。
そして、ヒートポンプ式貯湯温水装置は、給湯用水が流れる主な配管として、タンク2内の水が水−冷媒熱交換器1の水流路1aを通ってタンク2内上部の高温水部に戻るようにタンク2と水−冷媒熱交換器1とを連絡する循環配管10と、タンク2内の高温水部の温水が流出して給湯使用側端末まで流れる給湯配管22と、水−冷媒熱交換器1の水流路1aで加熱された温水がタンク2に至るまでの間の循環配管10と給湯配管22とを連絡する直接出湯配管3と、タンク2内の中温水部と直接出湯配管3を連絡する中温水配管36と、を備えている。
また、給湯配管22は、シャワー、カラン、手洗い栓などに連通しており、途中で分岐する配管は風呂用配管18であり、風呂の浴槽内に連通する配管である。タンク2の下部には、水道水などの市水を取り入れる市水配管14から分岐した市水流入配管15が接続されている。循環配管10には、市水配管14と連通する給水用配管16が接続されている。市水配管14には、給水を停止できる止水栓21が設けられ、さらに給水の水温を検出する給水温サーミスタ34が設けられている。
タンク2は、給湯用の湯を蓄える容器であり、耐食性に優れた金属製、例えば、ステンレス製からなり、その外周部に断熱材が設けられ、給湯用の高温水を長時間に渡って保温することができる。タンク2は縦長形状であり、その底面に導入口6が設けられている。本実施形態のタンク2は、3〜4人の一般家庭の平均給湯量(43℃、430L)程度を充足できる容量を備えた小型のタンクである。
タンク2には、タンク2内部の貯湯量および貯湯温度を検出するために高さ方向に4個並んだサーミスタからなる水温サーミスタ30が設けられている。各水位におけるタンク2内に満たされた湯もしくは水の温度情報は、ヒートポンプユニット用の制御装置106に出力される。したがって、制御装置106は、水温サーミスタ30からの温度情報に基づいて、タンク2内上方の沸き上げられた湯とタンク2内下方の沸き上げられる前の水との境界位置を検出できるとともに、これにより貯湯量が検出できるようになっている。
この導入口6にはタンク2内に市水を供給する市水流入配管15が接続されている。市水流入配管15とつながっている市水配管14には、導入される水道水の水圧が所定圧となるように調節するとともに、断水などにおける湯の逆流を防止する減圧弁13が設けられている。この市水配管14は、後述する湯張り用混合弁17および給湯用混合弁23につながっている。また、市水流入配管15には排水のための排水バルブを設けてもよい。
タンク2の底面にはタンク内の最下部の水を吸入するための吸入口8が設けられ、タンク2の上部にはタンク内の最上部に温水を吐出する吐出口12が設けられている。吸入口8と吐出口12は、水−冷媒熱交換器1を介在させて循環配管10と接続されることで連通している。循環配管10の一部は水−冷媒熱交換器1の水流路1aを構成している。
吸入口8と水−冷媒熱交換器1との間の循環配管10には、水−冷媒熱交換器1に供給される水の温度を検出する入水温度サーミスタ31と、逆止弁28と、循環配管10の水を強制的に流動させる循環ポンプ9と、が設けられている。また、逆止弁28の上流側には所定圧力値で作動する缶体保護弁を設けてもよい。
さらに、水−冷媒熱交換器1の水流路1aの出口には、水−冷媒熱交換器1で加熱された水の温度を検出する沸上げ温度サーミスタ32が設けられている。そして、いずれのサーミスタによって検出された温度情報も制御装置106に出力される。また、市水を取り入れる給水用配管16には、逆止弁29が設けられている。
ヒートポンプユニット100は、冷媒として臨界温度の低い二酸化炭素を使用するヒートポンプサイクルを有しており、少なくとも圧縮機101、放熱器としての水−冷媒熱交換器1、可変式減圧器102、蒸発器103および気液分離器105が閉回路を構成するように接続されている。また、蒸発器103の下流側には蒸発器下流側の温度を検出する蒸発器温度サーミスタ104が設けられている。制御装置106は、蒸発器温度サーミスタ104から検出情報を受け取るとともに、可変式減圧器102や圧縮機101の運転を制御している。
ヒートポンプユニット100は、水−冷媒熱交換器1の冷媒流路1bを流れる高温高圧の冷媒と、水−冷媒熱交換器1の水流路1aを流れる水との間で熱交換を行うことにより、温水を沸き上げることができる。また、ヒートポンプユニット100は電気式エジェクタを用いたエジェクタ式サイクルで構成してもよい。
ヒートポンプサイクルを超臨界ヒートポンプで構成した場合には、一般的なヒートポンプサイクルよりも高温、例えば、85℃〜90℃程度の湯をタンク2内に蓄えることができる。ヒートポンプサイクルは、主にタンク2内に貯まっている温水が不足しているときや料金設定の安価な深夜時間帯の深夜電力を利用してタンク2内の湯を沸き上げる沸上げ給湯運転を行う。
水−冷媒熱交換器1の水流路出口とタンク2の吐出口12との間は、温水戻り配管10aで接続されている。温水戻り配管10aは、水−冷媒熱交換器1で加熱された後の温水が流れ、循環配管10の一部を構成する配管であり、その途中には直接出湯配管3が接続されている。この直接出湯配管3と温水戻り配管10aとの合流部には切替弁11が設けられている。つまり、切替弁11は、水−冷媒熱交換器1で加熱された温水をその水温に応じて直接出湯配管3側、またはタンク2側に流すことができる流れ方向切換手段である。
この切替弁11は検出した流体の温度に応じて流れ方向を切り替える温度切替弁であることが好ましい。この温度切替弁は、流体がサーモエレメントに接触すると熱膨張体が流体の温度を検知してその温度に応じて流体の流れ方向を切り替える弁である。
タンク2の最上部には導出口7が設けられ、導出口7にはタンク2内に蓄えられた給湯用の温水のうち、高温水を導出するための給湯配管22が接続されている。また、この給湯配管22の経路途中には逃がし弁35が配設された排出配管が接続されている。タンク2内の圧力が所定圧以上に上昇した場合には、タンク2内の温水を外部に排出して、タンク2等に損害を与えないように構成されている。
タンク2内のほぼ中間部である中温水部は、タンク2内に蓄えられた給湯用の温水のうち、中温水を導出するための中温水配管36と連絡されている。直接出湯配管3と中温水配管36の合流部には、第1混合弁4が設けられている。第1混合弁4は、直接出湯配管3を流れてきた温水を給湯配管22側に流すか、後述する第2混合弁5の閉弁と連動してタンク2内の中温水部側に流すかを制御することができる。
さらに、第1混合弁4よりも下流部位であって直接出湯配管3と給湯配管22の合流部には、第2混合弁5が設けられている。第2混合弁5は、湯張り用混合弁17および給湯用混合弁23に流通させる給湯用水の湯温を調節する温度調節弁であり、それぞれの開口面積比を調節することで、給湯配管22から取り出した高温水と直接出湯配管3から取り出した中温水との混合比を調節することができる。
第1混合弁4および第2混合弁5は、タンク2の側方に設けられた制御基板125に電気的に接続されており、水温サーミスタ30および湯温サーミスタ33によって検出される温度情報に基づいて制御される。制御基板125は、タンク2から給湯使用側端末および給水側端末(市水)に至る配管に設けられた各種弁、ポンプ、各種サーミスタ、流量カウンタ、スイッチ等の給湯機能部品を制御する装置である。湯温サーミスタ33は、第2混合弁5の下流側に設けられ、第2混合弁5で混合された温水の温度を検出する。制御基板125と制御装置106は互いに双方向通信を行っている。
第2混合弁5よりも下流部位には給湯配管22と分岐した風呂用配管18とが接続されている。ここでは、湯温サーミスタ33で検出された温度情報が浴槽設定温度、シャワー設定温度などに対して+2℃程度となるように温度調節している。このように第1混合弁4および第2混合弁5は、水−冷媒熱交換器1を経て直接出湯配管3を流れてきた温水をタンク2内の中温水部側または給湯配管22側に流す切替手段として機能する。
給湯用混合弁23および湯張り用混合弁17は、それぞれ給湯配管22、風呂用配管18の末端で出湯する給湯用水の湯温を調節する温度調節弁である。これらは、それぞれの開口面積比、つまり、第2混合弁5で温度調節された給湯用水側の開度と市水配管14に連通する水側の開度の比率を調節することによって、出湯する湯温を設定温度に調節する。
給湯用混合弁23と湯張り用混合弁17は、制御基板125に電気的に連絡されており、給水サーミスタ34、湯温サーミスタ33、給湯サーミスタ24、循環用給湯サーミスタ44によって検出される温度情報に基づいて制御される。
給湯サーミスタ24は給湯配管22内の温度情報を、流量カウンタ25は給湯配管22内の流量情報を、循環用給湯サーミスタ44は風呂用配管18内の温度情報を、湯張り用流量カウンタ42は風呂用配管18内の流量情報を、それぞれ制御基板125に出力する。
また、第2混合弁5、給湯用混合弁23および湯張り用混合弁17については、それぞれの出口側に設けられた湯温サーミスタ33、給湯サーミスタ24、循環用給湯サーミスタ44等によって検出される給湯用水の湯温に基づいてフィードバック制御が行われている。
また、流量カウンタ25、湯張り用流量カウンタ42がそれぞれ給湯配管22、風呂用配管18内の水の流れを検出したときは、それぞれの配管の末端にある給湯水栓、シャワーまたは後述する湯張り用電磁弁41が開弁されて給湯用水を出湯している状態である。
給湯配管22は、下流端に接続されたシャワー、カラン、手洗い栓などの給湯水栓へ設定温度に温度調節された給湯用水を導く配管である。この配管の中途には給湯用混合弁23、給湯サーミスタ24および流量カウンタ25が設けられている。
風呂用配管18は、その下流端が浴槽流出配管50と浴槽流入配管51からなる循環回路に繋がれ、浴槽内に湯張り、差し湯、たし湯などを行うときに、所定温度に温度調節された給湯用水を導く配管である。風呂用配管18の中途には、温度調節手段である湯張り用混合弁17が設けられている。
さらに湯張り用混合弁17よりも下流側の風呂用配管18には、湯張り用開閉弁である湯張り用電磁弁41と、湯張り用流量カウンタ42と、循環回路内の浴水が風呂用配管18を通って逆流させないための逆止弁43と、湯張り用開電磁弁41に流入する逆流水を逃がして外部に排出するための逆流水開放弁46と、が設けられている。
浴槽流入配管51とともに循環回路を構成する浴槽流出配管50には、上流側、つまり浴槽に近い側から順に、水圧センサ47、風呂循環用電動弁48、循環ポンプ49が設けられている。浴槽流出配管50と浴槽流入配管51との連結部は、給湯配管22との合流部でもあり、この合流部に循環用給湯サーミスタ44が設けられている。また、浴槽流入配管51には、合流部から下流の浴槽に向かって順に、流水スイッチ45、風呂三方弁55、および浴槽流入温度サーミスタ39が設けられている。
水圧センサ47は、浴槽内に湯張りされた浴水の湯量、言い換えれば浴槽内の水位レベルを求めるための水圧を検出するセンサである。風呂循環用電動弁48は循環回路を開閉する電磁弁である。循環用給湯サーミスタ44は、浴槽流出配管50を流通する浴水の湯温を検出する水温センサである。
流水スイッチ45は、循環ポンプ49が駆動することにより循環回路内を循環する浴水を検知する流水センサであり、このスイッチのON時間によって浴槽内の浴水の有無を判断している。循環ポンプ49は浴槽内の浴水を循環回路内で強制的に循環させる電動ポンプである。
また、湯張り用電磁弁41、湯張り用流量カウンタ42、逆止弁43、逆流水開放弁46、循環用給湯サーミスタ44および流水スイッチ45は、これらを接続する配管とともに一体化したモジュールにより構成してもよい。このモジュールは各給湯機能部品のアッシィであり、配管長さを可能な限り短くして圧力損失や流路抵抗を低減した箱体状のユニット部品として構成することができる。このモジュールは、タンク2の上部表面2aよりも上方に配置されており、さらにはタンク側側壁112とタンク側面との間に配置してもよい。また、このモジュールは各給湯機能部品や配管等を樹脂材料で形成することにより構成することができ、軽量化して施工性、メンテナンス性を高めることができる。特に、ポンプ、減圧弁、混合弁、電磁弁等、交換頻度、修理頻度の高い給湯機能部品については、タンク側側壁112に対面する位置に配置することが好ましい。これにより、交換頻度、修理頻度の高い給湯機能部品について、比較的スペースのある左右方向の作業スペースを有効に活用して筐体110の左右方向側壁の外方からメンテナンスや施工を行うことができる。
ここで給湯機能部品としては、給湯用水の流れを制御する働きを有する流路上に配設される部品であり、流体の流れを停止したり、流れ方向を変えたり、配管内の圧力を制御したりする弁や流体を強制的に動かす駆動部品(ポンプ)や流体を加熱するための装置である。
例えば、給湯機能部品は、水が停留しやすい混合弁である第1混合弁4、第2混合弁5、湯張り用混合弁17、給湯用混合弁23や、その他の弁機構を有する減圧弁13、逃がし弁35、湯張り用電磁弁41、逆流水開放弁46、風呂循環用電動弁48、風呂三方弁55や、循環ポンプである循環ポンプ9、風呂循環ポンプ49や、追焚き用熱交換器(図示せず)などである。
また、給湯機能部品の上記モジュールは、種々の給湯機能部品の中から適宜選択した複数個の部品を、各部品を接続する配管と一体化することにより、ブロック状に形成した給湯機能部品ユニット118としてもよい(図3および図4参照)。
浴槽流入温度サーミスタ39は、浴槽流入配管51を流れて浴槽内に流入する湯温を検出する水温センサである。また、水圧センサ47、流水スイッチ45、循環用給湯サーミスタ44および浴槽流入温度サーミスタ39は、それぞれの容積情報、流水情報および温度情報を制御基板125に出力し、風呂循環用電動弁48および循環ポンプ49は制御基板125によって制御される。
湯張り後に浴槽内の浴水の温度を検出するときは、湯張り用電磁弁41を閉じるとともに、風呂循環ポンプ49を作動させる。そして、浴槽内の浴水を浴槽流出配管50、浴槽流入配管51、浴槽内の順に循環させながら循環用給湯サーミスタ44によって浴水の温度を検出する。
制御装置106および制御基板125は、マイクロコンピュータを主体として構成され、記憶手段として内蔵するROMまたはRAMには、あらかじめ設定された制御プログラムや更新可能な制御プログラムが備えられている。制御装置106および制御基板125は、各サーミスタ24、30、31〜34、39、44からの温度情報、各流量カウンタ25、42および流水スイッチ45からの流量情報、および台所リモコン(図示せず)や風呂リモコン(図示せず)の操作スイッチからの操作信号等に基づいて、ヒートポンプユニット100、各混合弁4、5、17、23、湯張り用電磁弁41、切替弁11、風呂三方弁55、循環ポンプ9および風呂循環ポンプ49などのアクチュエータ類を制御する。
また、台所リモコンや風呂リモコンには、電源操作部、給湯設定温度操作部、湯張り操作部、湯張り設定温度操作部などが設けられている。
また、ヒートポンプ式貯湯温水装置は風呂の浴槽の湯を熱交換によって追い焚きする追焚き用熱交換器を備えるように構成してもよい。この追い焚き運転を実施する場合には、制御装置106および制御基板125は循環用給湯サーミスタ44によって検出される浴水の温度が所定温度になるまで追い焚き運転を継続する。
図2はヒートポンプ式貯湯温水装置を隣地境界までの距離が狭い狭隘地に設置した状態を示した斜視図である。図2に示すように、ヒートポンプユニット100とタンク2とが左右に並んで格納されている筐体110は、その左右方向長さが奥行き方向長さよりも長く縦長の直方体を呈する箱体である。
筐体110は奥行き方向の背面をヒートポンプ式貯湯温水装置が使用される建物140に対向させ、奥行き方向の前面を隣地側に向け、前面の直前にフェンス141が存在するように設置されている。フェンス141は隣地との境界上に設置されており、建物140からフェンス141までの距離L(図2および図4参照)は例えば500mm程度である。
このように建物140からフェンス141までの間には、フェンス141および建物140に沿った細長の空間が形成されている。この細長の空間に筐体110を設置すると、筐体110の前面とフェンス141との間や筐体110の背面と建物140との間には作業者が入れるスペースはなく、メンテナンスや施工時の作業スペースは筐体110側方の外部や天板106の上方に限られている。
図3は、ヒートポンプ式貯湯温水装置を構成する各部品の筐体110内における配置を示した模式図である。図3に示すように、ヒートポンプ式貯湯温水装置は、タンクユニットおよびヒートポンプユニットから構成されている。両ユニットは筐体110内に収納されて外観上一体化した状態で設置されている。この筐体110は、各ユニットを収納する筐体同士を一体に結合して構成してもよいし、本実施形態のように1個の筐体110内に両ユニットを並べて配置する構成でもよい。
タンクユニットは、主に、タンク2、タンク2内と給湯使用側端末または浴槽とを接続するとともに給湯用水の流れを制御する働きを有する給湯機能部品および各配管により構成されており、鋼板で形成された筐体110の左右方向一方側(図3の右側)の内部に格納されている。
筐体110は、天板116、ヒートポンプユニット側側壁111、タンク側側壁112、背面板、前面板および底板115により囲まれたヒートポンプ式貯湯温水装置の外殻を構成する容器である。筐体110は、底板115から鉛直方向下方に向けて伸長する各2本ずつのヒートポンプユニット側脚部113およびタンク側脚部114を備えている。ヒートポンプユニット側脚部113およびタンク側脚部114は設置用の基礎200にアンカーボルト等で固定されている。
ヒートポンプユニット100は、左右方向の両側壁のうちのヒートポンプユニット側側壁111に隣接して配置されている。筐体110の内部においては、蒸発器103が筐体110の背面板の上下方向略全体に沿うように設けられている。さらに、蒸発器103の正面と筐体110の前面板との間には蒸発器103に送風を行う2個の送風機107が上下に並んで設けられている。
また、筐体110内の下部には圧縮機101が取付脚を介して底板115に固定されている。送風機107による通風方向は、図2の手前から奥行きに向かう方向であり、筐体110の前面板には吸込口が設けられ、背面板には吹出口が設けられている。
水−冷媒熱交換器1は筐体110内の空間を左右方向に二分するように上下方向幅および奥行き方向幅の全体にわたる形状であり、タンク2の側壁に沿うように設けられている。筐体110内のヒートポンプユニット側の上部には、ヒートポンプユニットを制御する制御装置130が天板116に対向するとともにヒートポンプユニット側側壁111に隣接して設けられている。
ヒートポンプユニット側側壁111はねじ止め等の取付手段によって着脱自在に構成された側板によって形成されている。メンテナンス時等に作業者により筐体側方の外部から取付手段を操作することで容易に着脱されうる。また、上記側板は着脱自在に構成される他、取り外さなくてもヒンジ部や蝶番を備えることによって筐体側方の外部から開閉自在となるように構成してもよい。このようにヒートポンプユニット側側壁111はその一部または全部が開閉自在または着脱自在となるように構成されている。
天板116は、ねじ止め等の取付手段によってヒートポンプユニット側において着脱自在に構成されている。また、天板116は、着脱自在に構成される他、取り外さなくてもヒンジ部や蝶番を備えることによって開閉自在に構成されてもよい。さらに、天板116は取付手段によってタンク側において開閉自在または着脱自在に構成されてもよい。
給湯機能部品ユニット118は、筐体110内のタンク側の上部でタンク2の上部表面2aより高い位置に設けられている。タンク2の上部表面2aとは、タンク2を形成する表面部のうち、上方に向いた面であり、例えば、タンクの天井部を構成する天面を構成する。
この構成により、給湯配管22にタンク内最上部の高温水が流れるときに上方に放出される熱はタンク2の頂部と筐体の天面部との間に滞留するので、この空間の空気温度が上昇して給湯機能部品が温められ、給湯機能部品の凍結を防止することができる。
タンク2の下部には排水ドレン120が設けられている。排水ドレン120は、筐体110内で発生する凝縮水やタンク2および配管からの排水を集めて外部に排水するための排水手段であり、蒸発器103等の下端部全体をさらに下方で覆うように配されたドレンパン117の排水受け面に接続されているともに、タンク2内の下部にも連通するように接続されている。排水ドレン120は底板115を貫通してさらに下方にまで延設されている。
図4は図3のIV方向からみた筐体110内における各部品の配置を示した側面図である。図4に示すように、左右方向の両側壁のうちのタンク2側に位置するタンク側側壁112の近傍には、給湯機能部品ユニット118と給湯使用側端末に連通する各配管とを連結するための複数個の配管接続部が設けられている。配管接続部は複数個設けられており、筐体110内の下部において前面側から背面側に向かって順に並んで配置された給水用接続部119、出湯用接続部131、浴槽流入用接続部132および浴槽流出用接続部133で構成されている。
給水用接続部119は、水道水などの市水を取り入れる配管と給湯機能部品ユニット118から延設された配管122(市水配管14等)とを接続するためのジョイント手段である。出湯用接続部131は、給湯使用側端末と接続される配管と給湯機能部品ユニット118から延設された配管136(給湯配管22等)とを接続するためのジョイント手段である。
浴槽流入用接続部132は、浴槽の温水を循環させるために浴槽に接続される循環用配管と給湯機能部品ユニット118から延設されて浴槽に流入する温水が流れる配管137(浴槽流入配管51)とを接続するためのジョイント手段である。浴槽流出用接続部133は、浴槽の温水を循環させるために浴槽に接続される循環用配管と給湯機能部品ユニット118から延設されて浴槽から流出する温水が流れる配管138(浴槽流出配管50)とを接続するためのジョイント手段である。
筐体110内のタンク側側壁112近傍には、下部支持部材121、中部支持部材124および上部支持部材123が底板115側から天板116側に向かって順に所定間隔を設けて配置されている。各支持部材は前面板と背面板とを橋渡しするようにタンク側側壁112に沿うように筐体110の内部を横断して固定されている。
下部支持部材121は、配管122、136、137、138、電源線135および上記すべての配管接続部を静止状態に支持するものである。中部支持部材124は、電源線135が取り付けられた電源線取付部134、配管122、136、137、138および制御基板125を静止状態に支持するものである。上部支持部材123は、配管122、136、137、138および制御基板125を静止状態に支持するものである。
タンク側側壁112は、上下方向に配設された複数個の側板である、制御基板用側板112a、電源用側板112bおよび配管接続用側板112cによって構成されている。これら複数個の側板はねじ止め等の取付手段によって個々に着脱自在に構成されており、メンテナンス時等に作業者により筐体側方の外部から取付手段を操作することで容易に着脱される。
また、複数個の側板のそれぞれは、着脱自在に構成される他、取り外さなくてもヒンジ部や蝶番を備えることによって筐体側方の外部から開閉自在となるように構成してもよい。このようにタンク側側壁112はその一部または全部が開閉自在または着脱自在となるように構成されている。
制御基板用側板112aは、給湯機能部品ユニット118のタンク側側壁に対向する側や制御基板125を覆うことができる大きさと位置にある。制御基板125は配管137および138よりもタンク側側壁112に近い位置にあり、制御基板用側板112aに直面する姿勢で上部側支持部材123と中部側支持部材124とにより上下方向両端部において支持されている。
給湯機能部品にかかる保守点検、修理、交換等のメンテナンスにおいて、作業者は制御基板用側板112aを開放または取り外しすることにより、制御基板125を筐体側方の外部に臨ませ、制御基板125に対面する姿勢で作業が行えるので、狭隘地に設置された場合でも作業スペースを確保して高品質の作業を実施することができる。
電源用側板112bは、電源線取付部134を覆うことができる大きさおよび位置を備えており、電源線取付部134を覆う位置に化粧窓112dを備えている。化粧窓112dはねじ等の取付手段により着脱または開閉可能に構成されており、作業者は化粧窓112dを取り外しまたは開放することにより電源線取付部134を外部から操作することができる。そして、電源線取付部134にはブレーカが設けられているので、作業者は施工時やメンテナンス時にまず化粧窓112dを取り外してブレーカを操作し電気的に安全な状態にした後、電源用側板112bを取り外し等して作業を進めることができる。
配管接続用側板112cは、タンク2の下部と給水用接続部119、出湯用接続部131、浴槽流入用接続部132および浴槽流出用接続部133とを覆うことができる大きさおよび位置を備えている。電源用側板112bと配管接続用側板112cは、作業者が施工時にこれら側板のみを取り外すことにより、電源工事や配管工事が行えるように設けられた施工用側板である。
施工時やメンテナンス時において、作業者は施工用側板を開放または取り外しすることにより、電源線取付部134や配管接続部が筐体側方の外部に臨ませることができ、電源線取付部134や配管接続部に対面する姿勢で作業が行えるので、狭隘地に設置された場合でも作業スペースを確保して高品質の作業を実施することができる。
次に、施工時の概略手順を説明する。まず、筐体110内に格納された一体型のヒートポンプ式貯湯温水装置を基礎200にアンカーボルト締め等により設置する。さらに基礎200には排水が円滑に行われるように排水ホッパ126と排水溝127を設置する。次に、制御基板用側板112aと施工用側板を開放しまたは取り外して電源工事や配管工事を実施する。さらに、筐体110内で発生する水を集約して排水する排水ドレン120を排水ホッパ126に導くように設置する。すべての施工が完了した後、試運転を行い、正常運転が確認できれば施工を終了する。
本実施形態のヒートポンプ式貯湯温水装置は、ヒートポンプユニット100と、ヒートポンプユニット100によって加熱された給湯用水を貯えるタンク2と、ヒートポンプユニット100およびタンク2が左右に並んで格納されており、左右方向の両側壁間の長さが奥行き方向の長さよりも長く形成されている筐体110と、タンク側側壁112とタンク2表面との間に設けられる制御基板125および配管接続部と、を備えている。
さらにタンク側側壁112の一部または全部は開閉自在または着脱自在に構成されている。そして、タンク側側壁112の一部または全部を開放または取り外すことにより、制御基板125および配管接続部は筐体110側方の外部に臨むように配置されている。
この構成によれば、設置現場のスペースの狭い方向に筐体110の前後方向(奥行き方向)を位置させて設置したヒートポンプ式貯湯温水装置において、比較的スペースのある左右方向の作業スペースを有効に活用して制御基板125や配管接続部について筐体110の左右方向側壁の外方からメンテナンスや施工を行うことができる。これにより、設置条件に関わらず、通常の作業条件を確保して施工およびメンテナンスを行うことができる。
さらに、電源線取付部134、制御基板125および配管接続部を、タンク側側壁112とタンク2表面との間に集約して配置したことにより、作業者は隣地との距離が狭い狭隘地であっても筐体の奥行き方向長さ分のスペースを使用して作業を行えるため、無理な姿勢を強いられることなく通常の作業条件を確保することができる。
また、ヒートポンプユニット100、タンク2および配管からの排水を集めて筐体110外部に排出する排水ドレン120を備えたことにより、筐体110内の排水を1箇所に集めて排水することができ、排水処理のための機構を簡単化でき、施工の工数を低減することができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、第1実施形態に対する配管接続部の設置箇所の変形例を示している。その他の構成については第1実施形態と同様である。図5は本実施形態のヒートポンプ式貯湯温水装置を構成する各部品の筐体110内における配置を示した模式図である。
図5に示すように、本実施形態の配管接続部119は、タンク2より上方で筐体110の天板116から突出するように配置されている。配管接続部である給水用接続部119は、上下方向に延設された配管122Aにより給湯機能部品ユニット118に接続されている。また、排水ドレン120には給湯機能部品ユニット118から底板115に向かって延設された排水用配管122Bが接続されている。この構成により、ヒートポンプユニット100およびタンク2からの排水と給湯機能部品ユニット118からの排水とを排水ドレン120に集めてから排水溝127に排出している。
本実施形態のヒートポンプ式貯湯温水装置によれば、配管接続部が給湯機能部品の配置箇所から近い場所に配置されているので、配管の長さや配管の圧損を低減でき、さらに、メンテナンスや配管組み付け作業を筐体の上部でまとめて行うことができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
例えば、ヒートポンプユニット100の回路を流れる作動冷媒は、二酸化炭素に限定されるものではなく、フロン等の他の冷媒であってもよい。
また、上記実施形態のヒートポンプユニット100は、冷媒の圧力が臨界圧力以上となる超臨界ヒートポンプサイクルによるものであるが、これに限定されるものではなく、冷媒の圧力が臨界圧力未満のヒートポンプサイクルによるものでもよい。
第1実施形態および第2実施形態のヒートポンプ式貯湯温水装置およびこれに関わる配管構成を示した配管図である。 第1実施形態のヒートポンプ式貯湯温水装置を狭隘地に設置した状態を示した斜視図である。 第1実施形態のヒートポンプ式貯湯温水装置を構成する各部品の筐体110内における配置を示した模式図である。 図3のIV方向からみた筐体110内の各部品の配置を示した側面図である。 第2実施形態のヒートポンプ式貯湯温水装置を構成する各部品の筐体110内における配置を示した模式図である。
符号の説明
2…タンク
100…ヒートポンプユニット
110…筐体
111…ヒートポンプユニット側側壁
112…タンク側側壁
112a…制御基板用側板
112b…電源用側板(施工用側板)
112c…配管接続用側板(施工用側板)
116…天板
119…給水用接続部(配管接続部)
120…排水ドレン(排水手段)
125…制御基板
130…制御装置
131…出湯用接続部(配管接続部)
132…浴槽流入用接続部(配管接続部)
133…浴槽流出用接続部(配管接続部)
134…電源線取付部
135…電源線
140…建物

Claims (6)

  1. 高温高圧の冷媒と熱交換させて給湯用水を沸き上げるヒートポンプユニット(100)と、
    前記ヒートポンプユニット(100)によって加熱された給湯用水を貯えるタンク(2)と、
    前記ヒートポンプユニット(100)および前記タンク(2)が左右に並んで格納されており、前記左右方向の両側壁間の長さが奥行き方向の長さよりも長く形成されている筐体(110)と、
    前記筐体(110)の前記左右方向の両側壁(111、112)のうち前記タンク(2)側に位置する前記タンク側側壁(112)と前記タンク(2)表面との間に設けられる制御基板(125)および配管接続部(119、131、132、133)と、
    前記タンク(2)の上部表面よりも上方に配置され、複数個の給湯機能部品からなる給湯機能部品のモジュール(118)と、
    を備え、
    前記タンク側側壁(112)の一部または全部は開閉自在または着脱自在に構成されており、
    前記制御基板(125)および前記配管接続部(119、131、132、133)は、前記タンク側側壁(112)の一部または全部を開放または取り外すことにより、前記筐体(110)側方の外部に臨むように配置されており、
    さらに、前記ヒートポンプユニット(100)を制御する制御装置(130)を備え、前記制御装置(130)は前記ヒートポンプユニット(100)側に位置するヒートポンプユニット側側壁(111)に隣接して前記筐体(110)内の上部に配置されており、
    前記筐体(110)の前記ヒートポンプユニット側及び前記タンク側に設けられた天板(116)は開閉自在または着脱自在に構成されており、
    前記天板(116)を開放または取り外すことにより、前記制御装置(130)及び前記給湯機能部品のモジュール(118)が前記筐体(110)上方の外部に臨むことを特徴とするヒートポンプ式貯湯温水装置。
  2. 電源線(135)が取り付けられる電源線取付部(134)を備え、
    前記電源線取付部(134)、前記制御基板(125)および前記配管接続部(119、131、132、133)は、前記タンク側側壁(112)と前記タンク(2)表面との間に集約して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ式貯湯温水装置。
  3. 電源線(135)が取り付けられる電源線取付部(134)を備え、
    前記タンク側側壁(112)は開閉自在または着脱自在に構成された複数個の側板(112a、112b、112c)によって形成されており、
    前記複数個の側板(112a、112b、112c)には、前記制御基板(125)を覆うように配された制御基板用側板(112a)と、前記電源線取付部(134)および前記配管接続部(119、131、132、133)を覆うように配された施工用側板(112b、112c)とが含まれており、
    前記制御基板用側板(112a)を開放しまたは取り外すことにより前記制御基板(125)が前記筐体(110)側方の外部に臨むとともに、前記施工用側板(112b、112c)を開放しまたは取り外すことにより前記電源線取付部(134)および前記配管接続部(119、131、132、133)が前記筐体(110)側方の外部に臨むことを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ式貯湯温水装置。
  4. 前記筐体(110)は前記奥行き方向の背面が建物(140)に対向するように配置され、
    前記配管接続部(119、131、132、133)は前記筐体(110)の奥行き方向に複数個並んで配置されており、
    前記複数個の配管接続部(119、131、132、133)のうち前記背面寄りに配置された前記配管接続部(132、133)に、浴槽の温水を循環させるために前記浴槽に接続される循環用配管を接続することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のヒートポンプ式貯湯温水装置。
  5. 前記ヒートポンプユニット側側壁(111)の一部または全部は開閉自在または着脱自在に構成されており、
    前記ヒートポンプユニット側側壁(111)の一部または全部を開放または取り外すことにより、前記制御装置(130)が前記筐体(110)側方の外部に臨むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のヒートポンプ式貯湯温水装置。
  6. 前記ヒートポンプユニット(100)、前記タンク(2)および配管からの排水を集めて前記筐体(110)外部に排出する排水手段(120)を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のヒートポンプ式貯湯温水装置。
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