JP4984902B2 - 負荷駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、負荷に電圧を印加することで負荷を駆動する負荷駆動回路に関する。
従来より、モータ等の負荷をスイッチング制御する駆動回路には、負荷のスイッチング時に発生するノイズを低減するためのノイズフィルタを採用している。しかしながら、このようなノイズフィルタを使用することにより、ノイズフィルタを構成するコイルが抵抗となって負荷に供給するための電源を損失してしまうという問題がある。
そこで、ノイズフィルタの低損失化を図る方法が特許文献1、2で提案されている。具体的に、特許文献1、2では、ノイズフィルタに用いられる高性能な金属系複合磁性材料として、高透磁率な複合磁性体であるFe−Ni系軟磁性合金の粉末を用いると共に、この粉末を圧縮成形した圧粉磁芯を使用することにより、ノイズフィルタの低損失化を図る方法が提案されている。
特開2001−23809号公報 特開2001−23811号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に示される方法では、ノイズフィルタに用いられる磁性材料の材料特性を向上させることによってノイズフィルタの低損失化を図っているが、コイルを用いた構成は同じであり、コイルの抵抗を完全に無くすことはできない。したがって、負荷に供給する電源は、ノイズフィルタを構成するコイルによって損失されてしまう。
本発明は、上記点に鑑み、ノイズフィルタの低損失化を図ることができる負荷駆動回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴では、電源(10)と負荷(30)との間に直列接続されたコイル(21c)と、このコイルの両端に並列接続された第1のスイッチ手段(21d、21e)と、を有するノイズフィルタ部(21)と、負荷を駆動する駆動信号に基づいて、負荷をフルオン駆動する場合、ノイズフィルタ部の第1のスイッチ手段をオンしてコイルの両端を短絡し、電源と負荷との間で第1のスイッチ手段を経由する経路を形成し、負荷をスイッチング駆動する場合、ノイズフィルタ部の第1のスイッチ手段をオフして電源と負荷との間でコイルを経由する経路を形成する制御回路部(22)と、を備えたことを特徴とする。
このようにすれば、負荷をフルオン駆動する場合、第2のスイッチ手段が常時オンされるため、第2のスイッチ手段によってスイッチングノイズは発生しないので、ノイズフィルタ部によってノイズ除去を行う必要がなくなる。すなわち、ノイズフィルタ部において第1のスイッチ手段をオンすることでコイルの両端を短絡することにより、コイルによる電源の損失を低減することができる。
また、負荷をスイッチング駆動する場合、第2のスイッチ手段がスイッチング駆動されることで負荷にパルス状の電圧が印加されることになるため、そのパルス状の電圧を印加することによってスイッチングノイズが発生する。したがって、第1のスイッチ手段をオフすることにより、ノイズフィルタ部でスイッチングノイズを除去することができる。
なお、このようにしてコイルの両端を短絡する場合、例えばMOSFET等の低オン抵抗の半導体スイッチング素子を用いることにより、コイルによる損失を低減することができる。
この場合、制御回路部を、駆動信号に基づいて、負荷をフルオン駆動またはスイッチング駆動する負荷信号を生成し、この負荷信号によって負荷を駆動する通電手段(120)と、負荷がスイッチング駆動されているか否かを判定するスイッチング駆動判定手段(130)と、負荷がスイッチング駆動されていない場合、第1のスイッチ手段をオンしてコイルの両端を短絡し、電源と負荷との間で第1のスイッチ手段を経由する経路を形成するフルオン駆動手段(140)と、負荷がスイッチング駆動されている場合、電源と負荷との間でコイルを経由する経路を形成するスイッチング駆動手段(150)と、を備えた構成とすることができる。
なお、上記制御回路部として、例えばマイクロコンピュータを採用することによって、上記構成を実現することができる。
また、制御回路部を、負荷をフルオン駆動する場合、ノイズフィルタ部のコイルの両端を短絡した経路を形成し、負荷をスイッチング駆動する場合、電源と負荷との間でコイルを経由する経路を形成する入力信号処理部(22a)と、第2のスイッチ手段を駆動するための負荷信号を生成する通電信号形成回路部(22b)と、を備えた構成とすることもできる。
なお、上記制御回路部として、例えばカスタムICを採用することによって、上記構成を実現することができる。
本発明の第の特徴では、負荷(30)を駆動する場合において、電源(10)と負荷との間に直列接続されると共に、第1コイル(B)と第2コイル(C)とが直列接続されることで構成されたコイル(21c)と、このコイルの第2コイルに並列接続された第1のスイッチ手段(21d、21e)と、を有するノイズフィルタ部(21)と、電源から負荷への通電のオンオフを制御するインバータ部(26)と、負荷を駆動する駆動信号に基づいて、負荷をフルオン駆動する場合、ノイズフィルタ部の第1のスイッチ手段をオンしてコイルを構成する第2コイルを短絡することで、電源とインバータ部との間でコイルの第1コイルおよび第1のスイッチ手段を経由する経路を形成し、負荷をスイッチング駆動する場合、ノイズフィルタ部の第1のスイッチ手段をオフすることで、電源とインバータ部との間でコイルの第1コイルおよび第2コイルを経由する経路を形成する制御回路部(22)と、を備えている。
このように、負荷をスイッチング駆動する場合、たとえ一位相区間でフルオン駆動したとしても、位相をずらして負荷をスイッチング駆動しているため、スイッチングノイズが発生するが、コイルの第2コイルのみを短絡し、第1コイルをノイズ除去に用いるようにすることで、負荷をフルオン駆動する場合であっても、ノイズ除去を行いつつ、コイルの低損失化を図ることができる。
このような場合、制御回路部を、駆動信号に基づいて、負荷をフルオン駆動またはスイッチング駆動する負荷信号を生成し、この負荷信号によって負荷を駆動する通電手段(120)と、負荷がスイッチング駆動されているか否かを判定するスイッチング駆動判定手段(130)と、負荷がスイッチング駆動されていない場合、第1のスイッチ手段をオンしてコイルを構成する第2コイルを短絡し、電源とインバータ部との間でコイルの第1コイルおよび第1のスイッチ手段を経由する経路を形成するフルオン駆動手段(140)と、負荷がスイッチング駆動されている場合、ノイズフィルタ部の第1のスイッチ手段をオフするスイッチ信号を出力することで、電源とインバータ部との間でコイルの第1コイルおよび第2コイルを経由する経路を形成するスイッチング駆動手段(150)と、を備えた構成とすることができる。
すなわち、負荷を駆動する場合、フルオン駆動またはスイッチング駆動いずれも各位相でインバータ部のオン/オフを切り替える周波数による切り替えノイズが発生することが考えられる。したがって、いずれの駆動方式においても上記のようにノイズフィルタ部の第1コイルをノイズフィルタとして機能させることで、上記切り替え周波数におけるノイズ除去を行うことができる。
なお、負荷をスイッチング駆動する場合であって、上記制御回路部として、例えばマイクロコンピュータを採用することによって、上記構成を実現することができる。
また、制御回路部を、負荷の回転位置を検出する位置検出回路部(22c)と、負荷をフルオン駆動する場合、ノイズフィルタ部のコイルの第2コイルを短絡した経路を形成し、負荷をスイッチング駆動する場合、電源とインバータ部との間でコイルの第1コイルおよび第2コイルを経由する経路を形成する入力信号処理部(22a)と、インバータ部を駆動するための負荷信号を生成する通電信号形成回路部(22b)と、を備えた構成とすることもできる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示されるDCモータ制御装置は、スイッチング駆動として、負荷をPWM(Pulse Width Modulation)駆動するものである。
図1は、本発明の第1実施形態に係るDCモータ用制御装置の回路図である。この図に示されるように、DCモータ用制御装置S1は、電源10と、負荷駆動回路部20と、負荷30と、を備えて構成されている。
電源10は、負荷30に電圧を印加するためのものであり、本実施形態では直流電圧を発生させるものが採用される。
負荷駆動回路部20は、負荷30をスイッチング駆動するためのPWM制御を行うと共に、負荷30に対してPWM制御を行うことによって発生するスイッチングノイズを除去するものであり、ノイズフィルタ部21と、制御回路部22と、ダイオード23と、PWM制御用トランジスタ24と、を備えて構成されている。
ノイズフィルタ部21は、PWM制御用トランジスタ24がスイッチング駆動されることで発生するスイッチングノイズを除去するためのものである。したがって、ノイズフィルタ部21は電源10と負荷30との間に設けられ、電源10による直流電圧を印加する配線からノイズを除去する役割を果たす。このようなノイズフィルタ部21は、コンデンサ21a、21bと、コイル21cと、スイッチ用トランジスタ21dと、を備えて構成されている。
具体的に、ノイズフィルタ部21では、2つのコンデンサ21a、21bおよびコイル21cにてCLCのπ型のノイズフィルタが構成され、このπ型ノイズフィルタにてノイズ除去が行われる。また、コイル21cは、電源10と負荷30との間に直列に接続された状態になっている。
上記コイル21cの少なくとも一部にスイッチ用トランジスタ21dが接続されている。より具体的には、コイル21cの両端に、スイッチ用トランジスタ21dのドレインおよびソースが接続されており、ゲートが制御回路部22に接続されている。そして、制御回路部22からスイッチ用トランジスタ21dのゲートにスイッチ信号が入力されることで、スイッチ用トランジスタ21dがオン/オフするようになっている。
本実施形態では、スイッチ用トランジスタ21dとして、例えばNch型MOSFETが採用される。なお、スイッチ用トランジスタ21dは、本発明の第1のスイッチ手段に相当する。
制御回路部22は、負荷30を駆動するための駆動信号を外部から入力して、負荷30を駆動するものである。具体的に、制御回路部22は、負荷30をフルオン駆動(デューティ比100%)させる旨の駆動信号を入力した場合、スイッチ用トランジスタ21dをオンさせるスイッチ信号を出力する。すなわち、コイル21cの両端を短絡する。
また、制御回路部22は、負荷30をPWM駆動させる旨の駆動信号を入力した場合、PWM駆動におけるパルス幅に応じた負荷信号を生成してPWM制御用トランジスタ24に出力し、PWM制御用トランジスタ24をPWM駆動する。さらに、PWM制御に応じてPWM制御用トランジスタ24にてスイッチングノイズが発生するので、制御回路部22は、ノイズフィルタ部21にてノイズ除去を行うため、スイッチ用トランジスタ21dをオフさせるスイッチ信号を出力する。
上記機能を有する制御回路部22は、PWM制御用トランジスタ24を駆動する駆動プログラムが記憶されたメモリやCPU等を備えたマイクロコンピュータで構成される。また、外部から制御回路部22に入力される駆動信号は、例えば駆動周波数が25Hz〜5kHzのデューティ信号で構成される。
ダイオード23は、負荷30の両端に接続され、負荷30に流れる電流の逆流防止のためのものである。
PWM制御用トランジスタ24は、負荷30に対してPWM制御を行うためのものである。このPWM制御用トランジスタ24は、負荷30のローサイドとグランドとの間に接続されており、ゲートが制御回路部22に接続されている。そして、制御回路部22からPWM制御用トランジスタ24のゲートに負荷信号が入力されることで、PWM制御用トランジスタ24が負荷信号のデューティ比に応じて負荷30をスイッチング駆動するようになっている。
本実施形態では、上記PWM制御用トランジスタ24として、例えばNch型MOSFETが採用される。なお、PWM制御用トランジスタ24は、本発明の第2のスイッチ手段に相当する。
負荷30は、制御回路部22によってフルオン駆動もしくはPWM駆動されるものであり、例えばファン等のモータ、フューエルポンプのモータ、エアコンのブロワモータ等のDCモータが採用される。以上が、本実施形態に係るDCモータ用制御装置S1の構成である。
次に、上記DCモータ用制御装置S1の作動について、図2を参照して説明する。図2は、駆動信号に応じてPWM制御用トランジスタ24を駆動する駆動プログラムの内容を示したフローチャートである。このフローは、負荷駆動回路部20に電源が供給されるとスタートする。
図2に示すフローがスタートすると、ステップ110では、初期設定が行われる。この初期設定とは、ノイズフィルタ部21のスイッチ用トランジスタ21dがオフされることを指す。具体的には、制御回路部22にてスイッチ用トランジスタ21dをオフするスイッチ信号が生成され、そのスイッチ信号がスイッチ用トランジスタ21dに出力されることでスイッチ用トランジスタ21dがオフされる。
ステップ120(通電手段)では、駆動信号に応じて負荷30に通電が行われる。すなわち、外部から制御回路部22に入力される駆動信号のデューティ比に応じて、負荷30をフルオン駆動またはPWM駆動する負荷信号が生成され、その負荷信号がPWM制御用トランジスタ24に出力されることで、負荷30が負荷信号に応じて駆動される。
図3は、負荷30をPWM駆動またはフルオン駆動した際に負荷30に係る電圧(VM)および電流(IM)の各波形を示した図である。この図に示されるように、負荷30をPWM駆動する場合、PWM制御用トランジスタ24がスイッチング駆動されることで負荷30にパルス状の電圧が印加され、その電圧に応じて負荷30に電流が流れることとなる。このような場合、スイッチングノイズが発生するため、以下のステップでノイズフィルタ部21によるノイズ除去が行われることとなる。
また、図3に示されるように、負荷30をフルオン駆動する場合、PWM制御用トランジスタ24が常時オンされて負荷30が通電状態とされ、負荷30に最大電流が流れることとなる。このような場合、PWM制御用トランジスタ24によるスイッチングノイズは発生しないため、以下のステップでノイズフィルタ部21を用いないようにすることで、ノイズフィルタ部21における低損失化が図られることとなる。
ステップ130(スイッチング駆動判定手段)では、負荷30がスイッチング駆動(PWM駆動)されているか否かが判定される。すなわち、ステップ120にて生成された負荷信号によって、負荷30がPWM駆動されているか否かが判定される。そして、負荷30がPWM駆動ではなくフルオン駆動されている場合、ステップ140に進み、負荷30がPWM駆動されている場合、ステップ150に進む。
ステップ140(フルオン駆動手段)では、負荷30がフルオン駆動されていることに伴って、ノイズフィルタ部21のコイル21cの両端が短絡される。具体的には、制御回路部22からスイッチ用トランジスタ21dをオンするためのスイッチ信号が出力されることで、スイッチ用トランジスタ21dがオンする。これにより、電源10と負荷30との間で、ノイズフィルタ部21のコイル21cの両端が短絡した経路が形成されるので、コイル21cの抵抗による電源10の損失を低減することができる。つまり、スイッチ用トランジスタ21dのオン抵抗がコイル21cの抵抗よりも小さいため、電源10の低損失化を図ることができる。
ステップ150(スイッチング駆動手段)では、負荷30がPWM駆動されていることに伴い、電源10と負荷30との間で、ノイズフィルタ部21のコイル21cを経由する経路が形成される。具体的には、制御回路部22にて負荷信号が生成された後、この負荷信号がPWM制御用トランジスタ24に出力されて、PWM制御用トランジスタ24がPWM駆動される。さらに、PWM制御用トランジスタ24をPWM駆動するに際し、PWM制御用トランジスタ24にてスイッチングノイズが発生する。したがって、ノイズフィルタ部21にてノイズ除去を行うため、制御回路部22にてノイズフィルタ部21のスイッチ用トランジスタ21dをオフさせるスイッチ信号が生成される。これにより、電源10と負荷30との間に、ノイズフィルタ部21を介する経路が形成されるので、PWM制御用トランジスタ24によって発生するスイッチングノイズを除去することができる。
ステップ160では、駆動信号が入力されているか否かが判定される。すなわち、制御回路部22に外部から駆動信号の入力の有無がモニタされる。本ステップにて駆動信号が入力されていないと判定されると、負荷30の駆動が終了し、本フローチャートも終了する。
一方、本ステップにて駆動信号が入力されていると判定されると、ステップ120に戻り、ステップ120にて駆動信号に応じた負荷30への通電が行われる。したがって、制御回路部22に駆動信号が入力されている間、ステップ120〜ステップ160を繰り返す。なお、ステップ160がステップ120に戻る駆動周期は、例えば4ms〜40msである。
以上説明したように、本実施形態では、ノイズフィルタ部21のコイル21cの両端にスイッチ用トランジスタ21dを接続すると共に、負荷30をフルオン駆動する場合、コイル21cの両端を短絡することが特徴となっている。
すなわち、負荷30をフルオン駆動する場合では、PWM制御用トランジスタ24を常時オンすることになるため、PWM制御用トランジスタ24によってスイッチングノイズは発生しない。したがって、ノイズフィルタ部21によってノイズ除去を行う必要がなくなるので、スイッチ用トランジスタ21dをオンしてコイル21cの両端を短絡することにより、コイル21cによる電源10の損失を低減することができる。
本実施形態では、スイッチ用トランジスタ21dとしてMOSFETを採用しているため、スイッチ用トランジスタ21dによる低オン抵抗を実現できる。
また、負荷30をPWM駆動する場合では、PWM制御用トランジスタ24がスイッチング駆動されることになるため、このPWM制御用トランジスタ24によってスイッチングノイズが発生する。したがって、スイッチ用トランジスタ21dをオフすることにより、ノイズフィルタ部21でスイッチングノイズを除去することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、ノイズフィルタ部21のコイル21cの両端を短絡するスイッチ手段として、リレーを用いることが特徴となっている。
図4は、本発明の第2実施形態に係るDCモータ制御装置の回路図である。この図に示されるように、ノイズフィルタ部21のコイル21cの両端には、リレー21eが接続されている。このようなリレー21eは、例えばスイッチおよび電磁石から構成されるものであり、電磁石の作動に応じてスイッチの接点が接続または開放するものである。
すなわち、本実施形態では、制御回路部22はスイッチ信号としてリレー21eのスイッチをオン/オフする信号を生成する。そして、制御回路部22は、このスイッチ信号に基づいてリレー21eの電磁石に電流を流すことにより、スイッチをオン/オフさせてコイル21cの両端を短絡/開放する。
以上のように、コイル21cの両端を短絡するスイッチ手段として、メカニカルリレーを用いるようにしても構わない。
(第3実施形態)
本実施形態では、上記第1、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、制御回路部22をマイクロコンピュータではなくカスタムICで構成することが特徴となっている。
図5は、本発明の第3実施形態に係るDCモータ制御装置のブロック構成図を示したものである。なお、図5で示されるDCモータ制御装置S1では、図1に示される電源10および各回路構成を省略してある。
本実施形態では、負荷駆動回路部20は、ノイズフィルタ部21と、制御回路部22と、駆動回路部25と、が備えられている。このうち、ノイズフィルタ部21は、第1実施形態と同様のものであり、コイル21cの両端にスイッチ用トランジスタ21dが接続されたもので構成されている(図1参照)。
制御回路部22は、入力信号処理部22aと、通電信号形成回路部22bと、を備えて構成されている。入力信号処理部22aは、外部から入力される駆動信号に基づいて、負荷30を駆動するための通電信号を生成して通電信号形成回路部22bに出力する。また、通電信号形成回路部22bは、入力信号処理部22aから入力される通電信号に応じて負荷30を駆動するための負荷信号を生成し、この負荷信号を駆動回路部25に出力すると共に、ノイズフィルタ部21のスイッチ用トランジスタ21dをオン/オフさせるスイッチ信号を生成してノイズフィルタ部21に出力する。このような制御回路部22は、本実施形態では、上述のようにカスタムICで構成される。
駆動回路部25は、通電信号形成回路部22bから入力された負荷信号に応じて、負荷30をフルオン駆動またはPWM駆動するものである。このような駆動回路部25は、PWM制御用トランジスタ24やダイオード23を備え(図1参照)、ノイズフィルタ部21を介して入力された電源を負荷30に供給する構成となっている。以上が、本実施形態に係るDCモータ制御装置S1の構成である。
次に、上記DCモータ制御装置S1の作動について説明する。まず、外部から負荷30を駆動するための駆動信号が制御回路部22の入力信号処理部22aに入力される。
そして、入力信号処理部22aでは、負荷30をフルオン駆動するための通電信号が生成され、その通電信号が通電信号形成回路部22bに入力される。これにより、通電信号形成回路部22bでは、ノイズフィルタ部21のスイッチ用トランジスタ21dをオンするスイッチ信号が生成され、そのスイッチ信号がノイズフィルタ部21に入力される。そして、ノイズフィルタ部21では、通電信号形成回路部22bから入力されたスイッチ信号に応じてスイッチ用トランジスタ21dがオンされ、コイル21cの両端が短絡される。
また、通電信号形成回路部22bでは、入力された通電信号に応じてPWM制御用トランジスタ24を常時オンする負荷信号が生成され、その負荷信号が駆動回路部25に入力される。これにより、駆動回路部25では、負荷信号に応じてPWM制御用トランジスタ24を常時オンさせた負荷30のフルオン駆動がなされる。
一方、外部から制御回路部30に入力される駆動信号が負荷30をPWM駆動させるものである場合、入力信号処理部22aでは、負荷30をPWM駆動するための通電信号が生成され、その通電信号が通電信号形成回路部22bに入力される。この通電信号には、負荷30をPWM駆動する際のデューティ比等の情報も含まれる。
そして、通電信号形成回路部22bでは、ノイズフィルタ部21のスイッチ用トランジスタ21dをオフするスイッチ信号が生成され、そのスイッチ信号がスイッチ用トランジスタ21dに入力される。これにより、ノイズフィルタ部21では、スイッチ用トランジスタ21dがオフされ、ノイズフィルタがかかるようになる。
また、通電信号形成回路部22bでは、負荷30をPWM駆動するための負荷信号が生成され、この負荷信号が駆動回路部25に入力される。これにより、駆動回路部25では、負荷信号に応じてPWM制御用トランジスタ24をスイッチング駆動する負荷30のPWM駆動がなされる。
以上のように、制御回路部22をカスタムICで構成しても、負荷30をフルオン駆動する場合、またはPWM駆動する場合に応じて、ノイズフィルタ部21のコイル21cの両端に接続されたスイッチ用トランジスタ21dを短絡または開放させることができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、上記第1、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、負荷30として、三相ブラシレスモータを採用することが特徴となっている。
図6は、本発明の第4実施形態に係る三相ブラシレスモータ制御装置の回路図である。この図に示されるように、本実施形態に係る三相ブラシレスモータ制御装置S2は、図1に示される構成に対し、負荷駆動回路部20に負荷30を三相でスイッチング駆動するためのインバータ部26が付加された構成となっている。
このインバータ部26は、電源10から負荷30への通電のオンオフを三相で制御するものである。すなわちインバータ部26は、負荷30であるモータに位相が120°ずつずれた電圧を印加するものであり、3つのハイサイド側トランジスタ26a、26c、26eと、3つのローサイド側トランジスタ26b、26d、26fと、を備えて構成されている。そして、トランジスタ26a、26bで一経路、トランジスタ26c、26dで一経路、トランジスタ26e、26fで一経路とされ、各ローサイド側トランジスタ26b、26d、26fそれぞれのスイッチング駆動によって、負荷30がフルオン駆動またはPWM駆動されるようになっている。
これらハイサイド側トランジスタ26a、26c、26e、ローサイド側トランジスタ26b、26d、26fとして、Nch型MOSFETが採用される。
また、本実施形態のノイズフィルタ部21におけるスイッチ用トランジスタ21dは、上述のように、コイル21cの少なくとも一部に接続されているが、より具体的には、図6に示されるように、コイル21cを短絡するようにコイル21cの両端に接続されているのではなく、スイッチ用トランジスタ21dのドレインがコイル21cの経路上の点Aに接続されている。すなわち、コイル21cは、第1コイルBと第2コイルCとが点Aで直列接続されることで構成され、スイッチ用トランジスタ21dが第2コイルCと並列接続された状態になっている。したがって、スイッチ用トランジスタ21dは、コイル21cの第2コイルCを短絡することとなる。
これは、上述のように、インバータ部26によって負荷30を三相でスイッチング駆動するためである。すなわち、たとえ一位相区間で負荷30をフルオン駆動したとしても、三相でのスイッチング駆動によって負荷30を駆動するため、その三相でのスイッチング駆動によってスイッチングノイズが発生する。したがって、ノイズフィルタ部21のコイル21cの両端を完全に短絡してしまうことで、上記三相でのスイッチング駆動によって発生したスイッチングノイズを除去できないことを防止するため、スイッチ用トランジスタ21dにてコイル21cの一部を短絡することで、ノイズフィルタ部21のノイズ除去の機能を残しつつ、コイル21cの低損失化を図っている。
また、本実施形態に係る制御回路部22は、上述のように負荷30を三相でスイッチング駆動するため、外部から入力した駆動信号に応じて、負荷30を三相でスイッチング駆動するための負荷信号を生成し、各ハイサイド側トランジスタ26a、26c、26e、各ローサイド側トランジスタ26b、26d、26fにそれぞれ負荷信号を入力することで、負荷30を三相でスイッチング駆動するようになっている。
さらに、制御回路部22は、上記第1、第2実施形態と同様に、負荷30をフルオン駆動またはPWM駆動する各場合に応じて、ノイズフィルタ部21のスイッチ用トランジスタ21dをオン/オフするスイッチ信号も生成する。また、上記構成を有する三相ブラシレスモータ制御装置S2は、図2に示されるフローチャートに従って、負荷30を三相でスイッチング駆動することとなる。
このような三相ブラシレスモータ制御装置S2において、インバータ部26に入力される負荷信号は、制御回路部22にて図7に示される波形となるように生成される。図7は、負荷30を三相でスイッチング駆動する際、インバータ部26の各トランジスタに印加する電圧波形を示したものである。図7(a)は負荷30をフルオン駆動する場合にインバータ部26に入力する電圧波形を示した図、図7(b)は負荷30をPWM駆動する場合にインバータ部26に入力する電圧波形を示した図である。
なお、図7(a)、(b)に示される各ゲート電圧U1、U2、V1、V2、W1、W2は、図6に示される各トランジスタ26a〜26fの各ゲート電圧にそれぞれ対応している。
負荷30をフルオン駆動する場合、図7(a)に示されるように、ハイサイド側トランジスタ26a、26c、26eには、120°の位相ずつずれた電圧が印加される。このように、ハイサイド側トランジスタ26a、26c、26eに電圧が印加された後、ローサイド側トランジスタ26b、26d、26fには、一位相区間において常時オンとなる電圧が印加される。そして、120°ごとにローサイド側トランジスタ26b、26d、26fがフルオン駆動される。
この場合、ノイズフィルタ部21のスイッチ用トランジスタ21dは、制御回路部22で生成されたスイッチ信号によってオンした状態になっており、コイル21cの第2コイルCを短絡している。これにより、電源10と負荷30との間では、コイル21cの第1コイルBおよびスイッチ用トランジスタ21dを経由する経路が形成される。したがって、ノイズフィルタ部21では、電源10の低損失化が図られつつ、三相のスイッチング駆動によるノイズ除去も行われている。
また、負荷30をPWM駆動する場合、図7(b)に示されるように、上記フルオン駆動と同様に、ハイサイド側トランジスタ26a、26c、26eに120°の位相ずつずれた電圧が印加される。そして、ハイサイド側トランジスタ26a、26c、26eに電圧が印加された後、ローサイド側トランジスタ26b、26d、26fには、一位相区間においてPWM駆動に相当するパルス状の電圧が印加される。そして、120°ごとにローサイド側トランジスタ26b、26d、26fがPWM駆動される。
この場合、ノイズフィルタ部21のスイッチ用トランジスタ21dは、制御回路部22で生成されたスイッチ信号によってオフした状態になっている。すなわち、電源10とインバータ部30との間で、コイル21cの第1コイルBおよび第2コイルCを経由する経路が形成される。したがって、ノイズフィルタ部21は、スイッチングノイズを除去する役割を果たす。
本実施形態のように、三相ブラシレスモータを採用して負荷30を三相駆動する場合、以下のような効果が得られることが発明者らの検討により明らかになった。まず、図6に示されるノイズフィルタ部21において、第1コイルBの抵抗をRL1とし、スイッチ用トランジスタ21dのオン抵抗をRONとすると、RL1≫RONの関係を満たす場合ノイズフィルタ部21のスイッチ用トランジスタ21dがオンされることによって、コイル21cの発熱が抑えられる。
図8は、スイッチ用トランジスタ21dをオン/オフさせたときのコイル21cのインダクタンスとラジオノイズ(dBm)との関係、およびコイル21cのインダクタンスとコイル21cの発熱量(ΔT)との関係を示した図である。この図において、コイル21cのうち第1コイルBのインダクタンスをL1とし、第2コイルCのインダクタンスをL2とすると、スイッチ用トランジスタ21dがオンの状態では、第1コイルBとスイッチ用トランジスタ21dとを経由する経路が形成されるため、コイル21cのインダクタンスはL1となる。他方スイッチ用トランジスタ21dがオフの状態では、第1コイルBと第2コイルCとを経由する経路が形成されるため、コイル21cのインダクタンスはL1+L2となる。
このようなコイル21cのインダクタンスに対し、ラジオノイズは、図8に示されるような関係にあり、負荷30をフルオン駆動からPWM駆動に切り替えるとラジオノイズが増加する。また、コイル21cの発熱は、コイル21cのインダクタンスに対して比例の関係にあり、負荷30をPWM駆動からフルオン駆動に切り替えるとコイル21cの発熱量が増加する。
すなわち、ノイズフィルタ部21にスイッチ用トランジスタ21dが備えられておらず、負荷30をPWM駆動からフルオン駆動に切り替えた場合、スイッチ用トランジスタ21dのオフが継続されると共に負荷30はスイッチング駆動されなくなるのでスイッチングノイズは減少してラジオノイズレベルは向上するが、負荷30に流れる電流が大きくなるため、コイル21cの発熱が大きくなってしまう。
しかしながら、本実施形態のようにノイズフィルタ部21にスイッチ用トランジスタ21dが備えられている場合、負荷30がPWM駆動からフルオン駆動に切り替えられるとスイッチ用トランジスタ21dがオンされてコイル21cのうち第1コイルBおよびスイッチ用トランジスタ21dを経由する経路が形成される。したがって、図8に示されるように、ラジオノイズをスイッチ用トランジスタ21dがオフの場合と同程度に保ちつつ、コイル21cの発熱量を下げることができる。
そして、図8に示されるように、ラジオノイズに対する規定値、コイル21cの発熱に対する規定値を設け、これらの規定値を満たすようにすることもできる。具体的には、負荷30をフルオン駆動してラジオノイズの規定値を満たすインダクタンス値となるようにコイル21cをスイッチ用トランジスタ21dで短絡することにより、ラジオノイズの規定値を満たしつつコイル21cの発熱を低減することができる。
以上のように、負荷30として三相ブラシレスモータを採用した場合では、負荷30をフルオン駆動したとしても、一位相区間ごとに駆動するトランジスタを切り替えるため、スイッチングノイズが発生する。しかしながら、図6に示されるように、ノイズフィルタ部21において、スイッチ用トランジスタ21dでコイル21cの第2コイルCを短絡することで電源10の低損失化を図ることができ、さらにノイズ除去機能も維持することができる。
また、上記のように三相で負荷30を駆動する場合、フルオン駆動またはスイッチング駆動いずれも各位相でインバータ部26の各トランジスタ26a〜26eのオン/オフを切り替える周波数による切り替えノイズが発生することが考えられる。したがって、いずれの駆動方式においても上記のようにノイズフィルタ部21の第1コイルBをノイズフィルタとして機能させることで、上記切り替え周波数におけるノイズ除去を行うことができる。
(第5実施形態)
本実施形態では、上記第3、第4実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、制御回路部22をマイクロコンピュータではなくカスタムICで構成することが特徴となっている。
図9は、本発明の第5実施形態に係る三相ブラシレスモータ制御装置のブロック構成図を示したものである。なお、図9で示される三相ブラシレスモータ制御装置S2では、図5と同様に、図6に示される電源10や各回路構成を省略してある。
本実施形態では、負荷駆動回路部20は、ノイズフィルタ部21と、制御回路部22と、インバータ部26と、が備えられている。このうち、ノイズフィルタ部21は、第4実施形態と同様のものであり、コイル21cの第2コイルCを短絡するスイッチ用トランジスタ21dが接続されたもので構成されている(図6参照)。
また、本実施形態では、制御回路部22は、位置検出回路部22cを備えている。この位置検出回路部22cは、負荷30である三相ブラシレスモータの回転位置を検出するものである。なお、制御回路部22において、通電信号形成回路部22bでは、入力信号処理部22aから負荷30を三相でスイッチング駆動するための通電信号が入力されると、その通電信号に基づいて負荷30を三相でスイッチング駆動するための負荷信号を生成してインバータ部26に出力する。
そして、インバータ部26では、通電信号形成回路部22bから入力された負荷信号にしたがって負荷30が三相でフルオン駆動またはPWM駆動される。このとき、インバータ部26から負荷30に出力される電圧信号は、位置検出回路部22cにフィードバックされて負荷30の回転位置に用いられる。そして、位置検出回路部22cで取得された回転位置情報は入力信号処理部22aに入力され、通電信号生成の際の三相駆動の補正に用いられる。
以上のように、負荷30として三相ブラシレスモータを採用し、制御回路部22をカスタムICで構成したとしても、負荷30をフルオン駆動する場合、またはPWM駆動する場合に応じて、ノイズフィルタ部21のスイッチ用トランジスタ21dによってコイル21cの第2コイルCを短絡することができ、コイル21cの抵抗による低損失化を図ることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態において、ノイズフィルタ部21の回路構成は一例を示すものであって、他の回路構成であっても構わない。例えば、ノイズフィルタ部21として、LC型のフィルタを採用しても構わない。
上記各実施形態では、ノイズフィルタ部21のスイッチ用トランジスタ21d、PWM制御用トランジスタ24、インバータ部26の各トランジスタ26a〜26fとして、Nch型MOSFETを採用しているが、Pch型のものを用いても良い。
また、上記各実施形態において、スイッチング駆動とは、パルスの間隔は一定でパルス幅を変化させるPWM駆動と、一定周期内でオンの周期を変化するデューティ駆動と、を含んだ概念であり、いずれか一方または両方による駆動方式である。
上記第1、第2実施形態では、スイッチ用トランジスタ21dがコイル21cの両端に接続されているが、このスイッチ用トランジスタ21dはコイル21cの少なくとも一部に並列接続されていれば良い。
なお、各図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。
本発明の第1実施形態に係るDCモータ制御装置の回路図である。 駆動信号に応じてPWM制御用トランジスタを駆動する駆動プログラムの内容を示したフローチャートである。 負荷をPWM駆動またはフルオン駆動した際に負荷に係る電圧(VM)および電流(IM)の各波形を示した図である。 本発明の第2実施形態に係るDCモータ制御装置の回路図である。 本発明の第3実施形態に係るDCモータ制御装置のブロック構成図である。 本発明の第4実施形態に係る三相ブラシレスモータ制御装置の回路図である。 第4実施形態において、負荷を三相でスイッチング駆動する際、インバータ部の各トランジスタのゲートに印加する電圧波形を示したものであり、(a)は負荷をフルオン駆動する場合にインバータ部に入力する電圧波形を示した図、(b)は負荷をPWM駆動する場合にインバータ部に入力する電圧波形を示した図である。 スイッチ用トランジスタをオン/オフさせたときのコイルのインダクタンスとラジオノイズ(dBm)との関係、およびコイルのインダクタンスとコイルの発熱量(ΔT)との関係を示した図である。 本発明の第5実施形態に係る三相ブラシレスモータ制御装置のブロック構成図である。
符号の説明
10…電源、21…ノイズフィルタ部、21c…コイル、21d…第1のスイッチ手段としてのスイッチ用トランジスタ、21e…第1のスイッチ手段としてのリレー、22…制御回路部、22a…入力信号処理部、22b…通電信号形成回路部、22c…位置検出回路部、24…第2のスイッチ手段としてのPWM制御用トランジスタ、26…インバータ部、30…負荷、120…通電手段、130…スイッチング駆動判定手段、140…フルオン駆動手段、150…スイッチング駆動手段、B…第1コイル、C…第2コイル。

Claims (6)

  1. 電源(10)と負荷(30)との間に直列接続されたコイル(21c)と、このコイルの両端に並列接続された第1のスイッチ手段(21d、21e)と、を有するノイズフィルタ部(21)と、
    前記電源から前記負荷への通電のオンオフを制御する第2のスイッチ手段(24)と、
    外部から入力される前記負荷を常時駆動するフルオン駆動またはスイッチング駆動の旨を示す駆動信号に基づいて、前記負荷をフルオン駆動する場合、前記ノイズフィルタ部の前記第1のスイッチ手段をオンして前記コイルの両端を短絡することで、前記電源と前記負荷との間で前記第1のスイッチ手段を経由する経路を形成すると共に、前記第2のスイッチ手段をフルオン駆動し、前記負荷をスイッチング駆動する場合、前記ノイズフィルタ部の前記第1のスイッチ手段をオフすることで、前記電源と前記負荷との間で前記コイルを経由する経路を形成すると共に、前記第2のスイッチ手段をスイッチング駆動する制御回路部(22)と、を備えたことを特徴とする負荷駆動回路。
  2. 前記制御回路部は、
    前記駆動信号に基づいて、前記負荷をフルオン駆動またはスイッチング駆動する負荷信号を生成し、その負荷信号を前記第2のスイッチ手段に出力することで、前記負荷を駆動する通電手段(120)と、
    前記通電手段にて生成された負荷信号に基づいて、前記負荷がスイッチング駆動されているか否かを判定するスイッチング駆動判定手段(130)と、
    前記スイッチング駆動判定手段にて、前記負荷がスイッチング駆動されていないと判定された場合、前記ノイズフィルタ部の前記第1のスイッチ手段をオンするスイッチ信号を出力することで、前記第1のスイッチ手段をオンして前記コイルの両端を短絡し、前記電源と前記負荷との間で前記第1のスイッチ手段を経由する経路を形成すると共に、前記負荷をフルオン駆動するための負荷信号を前記第2のスイッチ手段に出力するフルオン駆動手段(140)と、
    前記スイッチング駆動判定手段にて、前記負荷がスイッチング駆動されていると判定された場合、前記ノイズフィルタ部の前記第1のスイッチ手段をオフするスイッチ信号を出力することで、前記第1のスイッチ手段をオフし、前記電源と前記負荷との間で前記コイルを経由する経路を形成すると共に、前記負荷をスイッチング駆動するための負荷信号を前記第2のスイッチ手段に出力するスイッチング駆動手段(150)と、を有していることを特徴とする請求項に記載の負荷駆動回路。
  3. 前記制御回路部は、
    前記駆動信号に基づいて、前記負荷をフルオン駆動する場合、前記ノイズフィルタ部の前記第1のスイッチ手段をオンするためのスイッチ信号を出力することで、前記ノイズフィルタ部の前記コイルの両端を短絡した経路を形成すると共に、前記負荷をフルオン駆動するための通電信号を生成し、前記負荷をスイッチング駆動する場合、前記ノイズフィルタ部の前記第1のスイッチ手段をオフするためのスイッチ信号を出力することで、前記電源と前記負荷との間で前記コイルを経由する経路を形成すると共に、前記負荷をスイッチング駆動するための通電信号を生成する入力信号処理部(22a)と、
    前記入力信号処理部から入力される前記通電信号に応じて、前記負荷をフルオン駆動またはスイッチング駆動するための負荷信号を生成して前記第2のスイッチ手段に入力することにより、前記負荷をフルオン駆動またはスイッチング駆動する通電信号形成回路部(22b)と、を備えていることを特徴とする請求項に記載の負荷駆動回路。
  4. 負荷(30)を駆動する負荷駆動回路であって、
    電源(10)と前記負荷との間に直列接続されると共に、第1コイル(B)と第2コイル(C)とが直列接続されることで構成されたコイル(21c)と、このコイルの前記第2コイルに並列接続された第1のスイッチ手段(21d、21e)と、を有するノイズフィルタ部(21)と、
    前記電源から前記負荷への通電のオンオフを制御するインバータ部(26)と、
    外部から入力される前記負荷を常時駆動するフルオン駆動またはスイッチング駆動の旨を示す駆動信号に基づいて、前記負荷をフルオン駆動する場合、前記ノイズフィルタ部の前記第1のスイッチ手段をオンして前記第2コイルを短絡することで、前記電源と前記インバータ部との間で前記コイルの前記第1コイルおよび前記第1のスイッチ手段を経由する経路を形成すると共に、前記インバータ部によって前記負荷をフルオン駆動し、前記負荷を前記インバータ部でスイッチング駆動する場合、前記ノイズフィルタ部の前記第1のスイッチ手段をオフすることで、前記電源と前記インバータ部との間で前記コイルの前記第1コイルおよび前記第2コイルを経由する経路を形成すると共に、前記インバータ部によって前記負荷をスイッチング駆動する制御回路部(22)と、を備えたことを特徴とする負荷駆動回路。
  5. 前記制御回路部は、
    前記駆動信号に基づいて、前記負荷を前記インバータ部でフルオン駆動またはスイッチング駆動する負荷信号を生成し、その負荷信号を前記インバータ部に出力することで、前記負荷を駆動する通電手段(120)と、
    前記通電手段にて生成された負荷信号に基づいて、前記負荷がスイッチング駆動されているか否かを判定するスイッチング駆動判定手段(130)と、
    前記スイッチング駆動判定手段にて、前記負荷がスイッチング駆動されていないと判定された場合、前記ノイズフィルタ部の前記第1のスイッチ手段をオンするスイッチ信号を出力することで、前記第2コイルを短絡し、前記電源と前記インバータ部との間で前記コイルの前記第1コイルおよび前記第1のスイッチ手段を経由する経路を形成すると共に、前記負荷をフルオン駆動するための負荷信号を前記インバータ部に出力するフルオン駆動手段(140)と、
    前記スイッチング駆動判定手段にて、前記負荷がスイッチング駆動されていると判定された場合、前記ノイズフィルタ部の前記第1のスイッチ手段をオフするスイッチ信号を出力することで、前記電源と前記インバータ部との間で前記コイルの前記第1コイルおよび前記第2コイルを経由する経路を形成すると共に、前記負荷をスイッチング駆動するための負荷信号を前記インバータ部に出力するスイッチング駆動手段(150)と、を有していることを特徴とする請求項に記載の負荷駆動回路。
  6. 前記制御回路部は、
    前記負荷の回転位置を検出する位置検出回路部(22c)と、
    前記位置検出回路部で検出された前記負荷の回転位置と、前記駆動信号と、に基づいて、前記負荷を前記インバータ部でフルオン駆動する場合、前記ノイズフィルタ部の前記第1のスイッチ手段をオンするスイッチ信号を出力することで、前記コイルを構成する前記第2コイルを短絡し、前記電源と前記インバータ部との間で前記コイルの前記第1コイルおよび前記第1のスイッチ手段を経由する経路を形成すると共に、前記負荷をフルオン駆動するための通電信号を生成し、前記負荷をスイッチング駆動する場合、前記ノイズフィルタ部の前記第1のスイッチ手段をオフするスイッチ信号を出力することで、前記第1のスイッチ手段をオフし、前記電源と前記インバータ部との間で前記コイルの前記第1コイルおよび前記第2コイルを経由する経路を形成すると共に、前記負荷をスイッチング駆動するための通電信号を生成する入力信号処理部(22a)と、
    前記入力信号処理部から入力される前記通電信号に応じて、前記負荷を前記インバータ部でフルオン駆動またはスイッチング駆動するための負荷信号を生成して前記インバータ部に入力することにより、前記負荷を前記インバータ部でフルオン駆動またはスイッチング駆動する通電信号形成回路部(22b)と、を備えていることを特徴とする請求項に記載の負荷駆動回路。
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