JP5285996B2 - 化粧シート及びその製造方法 - Google Patents
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金属調の化粧シートとしては、例えば、フィルムの原料樹脂に光輝顔料を添加し、押出機やカレンダー成形機などでフィルム成形した化粧シートが挙げられる。ところが、この方法では、原料樹脂中に大粒の光輝顔料を添加した際、混練、成形中に光輝顔料粒子が破損してしまい、目的の意匠性が得られないという問題がある。
また、光輝顔料を含有したインクを用いてフィルムに金属調を印刷して化粧シートを得る方法もある。しかし、大粒の光輝顔料を添加してグラビア印刷をする場合、顔料が版彫刻より大きいので印刷しにくく、ドクタースジなどが印刷面に生じ、望ましい意匠性を得にくかった。
また、溶剤系接着剤は、乾燥すると塗膜が薄くなる傾向があり、乾燥後添加した光輝顔料による突起が生じ、光輝顔料を有する層の表面平滑性を維持できないという問題があった。
本発明の化粧シートは、前記硬化塗膜層と表面フィルム層との間に、透明の電子線硬化性樹脂からなる第2の硬化塗膜層が配置されたものでもよい。
本発明の化粧シートは、前記基材フィルム層が印刷模様を有していてもよい。
本発明の化粧シートは、前記表面フィルム層が硬化塗膜層側の面に凹凸を有するエンボスフィルムでもよい。
本発明の化粧シートは、前記化粧シートより表面フィルム層を剥離したものでもよい。
本発明の化粧シートの製造方法は、前記硬化工程後に、表面フィルム層を剥離する工程を有していてもよい。
また、本発明の化粧シートの製造方法によれば以上のような化粧シートを製造できる。
本発明の化粧シートは、基材フィルム層と、表面フィルム層と、基材フィルム層と表面フィルム層との間に配置された硬化塗膜層とを有することを特徴とする。
本発明の化粧シートを家電や建材等に貼付する際、表面フィルム層は剥離せずに用いても、剥離して用いても良い。
表面フィルム層を剥離せずに用いる場合、表面フィルム層は化粧シートを保護するものであり、硬度、耐薬品性、耐候性などを有していると好ましい。また、表面フィルム層には着色されたフィルムを用いても良く、このとき、フィルムの透明度は光線透過率10〜95%であると好ましい。
具体的に表面フィルム層としては、アクリルフィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、「二軸延伸PETフィルム」とする。)、グリコール変性ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、「PETGフィルム」とする。)、易成型ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、「易成型PETフィルム」とする。)ポリエチレンフィルム(以下、「PEフィルム」とする。)、ポリプロピレンフィルム(以下「PPフィルム」とする。)等が挙げられる。中でも、二次加工性、耐候性及び透明性に優れるアクリルフィルム、表面硬度、耐薬品性及び透明性に優れる二軸延伸PETフィルム、並びに真空成型やインサートモールド成型などが可能であるなど二次加工性に優れるPETGフィルムなどを用いると特に好ましい。
なお、易成型ポリエチレンテレフタレートとは、ポリエチレンテレフタレートの一種で、ポリエチレンテレフタレートのジカルボン酸成分がテレフタル酸であるのに対し、ジカルボン酸成分として、テレフタル酸の他、イソフタル酸及び/又はフタル酸が含まれているものである。
また、グリコール変性ポリエチレンテレフタレートとは、ポリエチレンテレフタレートの一種であり、ポリエチレンテレフタレートのグリコール成分がエチレングリコールであるのに対し、グリコール成分として、エチレングリコールの他、ジオールが含まれている非結晶性ポリエステルである。
表面フィルム層の厚さが12μm以上であれば、化粧シートとしての外観や表面性能を維持しやすく、200μm以下であれば、価格の面で有利である。
具体的に表面フィルム層としては、二軸延伸PETフィルム、PPフィルム、易成型PETフィルム等を挙げることができる。中でも、硬化塗膜層の表面状態をより平滑にすることができる二軸延伸PETフィルムや、艶を消したマット調が得られるマット調二軸延伸PETフィルムや、凹凸のあるエンボス調が得られるエンボス調二軸延伸PETフィルム、又は易成型PETフィルム等を使用すると好ましい。
表面フィルム層の厚さが12μm以上であれば、剥離後の表面平滑性を与えることが可能であり、188μm以下であれば、価格の面で有利である。
基材フィルム層は、本発明の化粧シートを家電や建材等に貼付する際、製品と接触する面である。
基材フィルム層は、着色されていても透明であっても良く、着色されていると硬化塗膜層の金属調との相乗効果で高意匠性を得ることができる。また、基材フィルムが透明である場合、化粧シート全体が透けて見える効果がある。
印刷模様には、ウレタンアクリレート等のインクを用いると好ましく、これらをグラビア印刷、凸版印刷、インクジェット印刷、リバースロールコート法等の方法を用いて基材フィルム層表面に印刷する。
表面フィルム層の厚さが50μm以上であれば、後加工に十分耐えうる。一方、500μm以下であれば、価格面で有利である。
硬化塗膜層は、光輝顔料と電子線硬化性樹脂とを含有する電子線硬化性組成物を硬化させてなる層である。
本発明では、電子線硬化性樹脂を用いることで、本発明の化粧シートは意匠性に優れ、再加熱の必要な後加工においても発泡が生じず、光輝顔料を有する層の表面に光輝顔料による突起が生じない化粧シートを得ることを可能とする。
重合性オリゴマーとしては、例えば、ウレタンアクリレートオリゴマー、ポリエステルアクリレートオリゴマー、エポキシアクリレートオリゴマー、アクリル樹脂アクリレート等のアクリル系オリゴマー;アリルエーテル系オリゴマー、ビニルエーテル系オリゴマー、アリルウレタン系オリゴマー、ポリエーテルアクリレートオリゴマー、ポリオールアクリレートオリゴマー、メラミンアクリレートオリゴマーなどが挙げられる。
これら重合性オリゴマーの中でも、柔軟性を付与しやすく、取扱が容易であることから、ウレタンアクリレートオリゴマーを用いると好ましい。
これら重合性モノマーの中でも、安価で入手しやすいことから、トリメチロールプロパントリアクリレートを用いると好ましい。
光輝顔料の粒子径は、10〜500μmであると好ましく、10〜400μmであるとより好ましく、20〜250μmであると特に好ましい。
光輝顔料の粒子径が10μm以上であれば、本発明の化粧シートに望ましい金属調を付与することが可能である。また、光輝顔料の粒子径が上記範囲内であれば、光輝顔料の粒子径に合わせて塗工厚みを設定することができ、例えば250μm以下であれば、塗工厚み250μm程度での均一塗工が可能である。
光輝顔料の含有量が0.001質量%以上(電子線硬化性樹脂が99.999質量%以下)であれば、本発明の化粧シートに望ましい金属調を付与することが可能であり、10質量%以下(電子線硬化性樹脂が90質量%以上)であれば、価格面で有利である。
本発明の化粧シートは、上記硬化塗膜層と表面フィルム層の間に、透明の電子線硬化性樹脂からなる第2の硬化塗膜層を有していてもよい。第2の硬化塗膜層とは、透明の電子線硬化性樹脂を含有する第2の電子線硬化性組成物を硬化させてなる層である。ここで、透明の電子線硬化性樹脂としては、前記硬化塗膜層と同様の電子線硬化性樹脂を用いることができる。第2の電子線硬化性組成物は、該電子線硬化性樹脂のみからなるものであっても、該電子線硬化性樹脂に光輝顔料、着色顔料及び他の添加物を加えたものであってもよい。なお、光輝顔料、着色顔料及び他の添加物として、前記硬化塗膜層と同様のものを用いてよい。
また、上記硬化塗膜層と基材フィルム層との間に、プライマー層、金属蒸着層等を設けることもできる。
本発明の化粧シートの製造方法は、基材フィルム層の表面に、粒径10〜500μmの光輝顔料と電子線硬化性樹脂とを含有する電子線硬化性組成物を塗布して塗膜を得る塗膜形成工程と、該塗膜を表面フィルム層で被覆する被覆工程と、該表面フィルム層の上より電子線を照射する硬化工程を有することを特徴とする。
なお、本発明の化粧シートの製造方法では、前記硬化工程後に、表面フィルム層を剥離する工程を有する場合もある。
図1に示されるような本発明の化粧シート10を形成するには、まず、一定方向に移動する基材フィルム層14の表面に、グラビア印刷機等を用いて印刷模様13を付ける。次に、電子線硬化性樹脂中に光輝顔料を攪拌機で均一に分散させた電子線硬化性組成物を連続的に塗布し、塗膜を形成する。次いで、塗膜上を表面フィルム層11により連続的に被覆し、この表面フィルム層11上から、塗膜に窒素ガス雰囲気下で適切な条件の電子線を照射し、塗膜を硬化させて硬化塗膜層12を形成し、本発明の化粧シート10とする。
電子線硬化性組成物は、キャスト工法等によって基材フィルムに塗布されるため、成形中に光輝顔料を破損しにくく、大粒の光輝顔料も用いることができるため、望ましい意匠性を本発明の化粧シートに与えることができる。
また、電子線硬化性組成物は、光輝顔料の粒径に合わせた塗工厚みの設定を行えば基材フィルムに塗布する際に、ドクターすじが生じにくく、望ましい意匠性を本発明の化粧シートに与えることができる。
更に、本発明の化粧シートに用いる電子線硬化性組成物は、電子線硬化性樹脂と光輝顔料とからなる無溶剤の組成物であり、乾燥不良が起こりにくい。従って、これを用いた本発明の化粧シートは、再加熱の必要な真空形成法などの後加工において、残留溶剤による発泡が起きにくい、加工性のすぐれたものである。
更に、電子線硬化性組成物に用いる電子線硬化性樹脂は硬化前後の塗膜厚が変化しにくい性質を有している。従って、硬化塗膜層は硬化後、表面に光輝顔料による突起が生じにくい優れたものとなる。
なお、各実施例で得られた各化粧シートは以下の方法で評価を行った。
各実施例において用いた光輝顔料(サンプル)と、化粧シート中の光輝顔料とを目視観察し、以下の基準で評価した。
○:サンプルとの差異がない。
△:サンプルとの差異があるが、実用上問題がない。
×:サンプルとの差異が大きく、実用上問題が大きい。
各実施例で得られた化粧シートを目視観察し、以下の基準で評価した。
○:すじが認められない。
△:すじが認められるが、実用上問題がない。
×:すじが大きく認められ、実用上の問題が大きい。
各実施例で得られた化粧シートを真空成形した後目視観察し、以下の基準で評価した。
○:発泡が認められない。
△:発泡が認められるが、実用上問題がない。
×:発泡が大きく認められ、実用上の問題が大きい。
各実施例で得られた化粧シートを目視観察し、以下の基準で評価した。
○:光輝顔料による突起物が認められない。
△:光輝顔料による突起物が認められるが、実用上問題がない。
×:光輝顔料による突起物が大きく認められ、実用上の問題が大きい。
まず、基材フィルム層として、厚さ150μmの白色PETGフィルム(GSR、シーアイ化成(株)製)を用い、これに塩化ビニル‐酢酸ビニル系インク(SX、(株)昭和インク工業所製)をグラビア印刷法にて塗工して、印刷模様を形成した。
次に、電子線硬化性樹脂(EBA−100,日本化成(株)製)99.5質量%と粒径20〜100μmのパール顔料(イリオジン153、メルク社製)0.5質量%とを混合し、攪拌機でパール顔料を均一分散させ、電子線硬化性組成物を得た。
前記印刷模様上に、得られた電子線硬化性組成物をロールナイフコーターを用いて厚さ100μmになるように塗工し、塗膜を形成した。
次に、塗膜上を、表面フィルム層である厚さ125μmのアクリルフィルム(テクノロイS001、住友化学(株)製)にて連続的に被覆した。
更に、表面フィルム層の上から、窒素ガス雰囲気下で、加速電圧250eKv、線量7Mrad、速度10m/minの条件で電子線照射を行い、電子線硬化性組成物を硬化させて硬化塗膜層とし、化粧シートを形成し、得られた化粧シートについて、各評価を行った。結果を表1に示す。
まず、基材フィルム層として、厚さ150μmの黒色PETGフィルム(GSR、シーアイ化成(株)製)を用いた。
次に、電子線硬化性樹脂(EBA−100)99.5質量%と、粒径20〜100μmのパール顔料(イリオジン153)0.3質量%と、粒径10〜60μmのパール顔料(イリオジン103、メルク社製)0.2質量%とを混合し、攪拌機でパール顔料を均一分散させ、電子線硬化性組成物を得た。
前記基材フィルム層上に、得られた電子線硬化性組成物を、ロールナイフコーターを用いて厚さ100μmになるように塗工し、塗膜を形成した。
次に、塗膜上を、表面フィルム層である厚さ75μmのPETフィルム(SA75、ユニチカ(株)製)にて連続的に被覆した。
更に、表面フィルム層の上から、窒素ガス雰囲気下で、加速電圧200eKv、線量7Mrad、速度10m/minの条件で電子線照射を行い、電子線硬化性組成物を硬化させて硬化塗膜層とし、化粧シートを形成し、得られた化粧シートについて、各評価を行った。結果を表1に示す。
まず、基材フィルム層として、厚さ150μmの白色PETGフィルム(GSR)を用い、これに塩化ビニル‐酢酸ビニル系インク(SX)をグラビア印刷法にて塗工して、印刷模様を形成した。
次に、電子線硬化性樹脂(ビームセット575、荒川化学工業(株)製)99.5質量%と粒径20〜100μmのパール顔料(イリオジン153)0.5質量%とを混合し、攪拌機でパール顔料を均一分散させ、電子線硬化性組成物を得た。
前記印刷模様上に、得られた電子線硬化性組成物を、ロールナイフコーターを用いて厚さ100μmになるように塗工し、塗膜を形成した。
次に、塗膜上を、表面フィルム層である厚さ50μmの二軸延伸PETフィルム(S50、ユニチカ(株)製)にて連続的に被覆した。
更に、表面フィルム層の上から、窒素ガス雰囲気下で、参考例1と同様の条件で電子線照射を行い、電子線硬化性組成物を硬化させて硬化塗膜層とし、化粧シートを形成し、その後該化粧シートより表面フィルム層を剥離して、各評価を行った。結果を表1に示す。なお、表面フィルム剥離後の化粧シートの表面はハイグロス調であった。
まず、基材フィルム層として、厚さ150μmの黒色PETGフィルム(GSR)を用い、その上に、ウレタン系プライマー(SXメジューム、(株)昭和インク工業所製)をグラビア印刷法にて150M×1版処理を行い、60℃で1分乾燥し、プライマー層を形成した。
次に、電子線硬化性樹脂(ビームセット575)99.5質量%と、粒径20〜100μmのパール顔料(イリオジン153)0.3質量%と、粒径10〜60μmのパール顔料(イリオジン103)0.2質量%とを混合し、攪拌機でパール顔料を均一分散させ、電子線硬化性組成物を得た。
前記プライマー層上に、得られた電子線硬化性組成物を、ロールナイフコーターを用いて厚さ100μmになるように塗工し、塗膜を形成した。
次に、塗膜上を、表面フィルム層である厚さ50μmの二軸延伸PETフィルム(S50)にて連続的に被覆した。
更に、表面フィルム層の上から、窒素ガス雰囲気下で、参考例1と同様の条件で電子線照射を行い、電子線硬化性組成物を硬化させて硬化塗膜層とし、化粧シートを形成し、その後該化粧シートより表面フィルム層を剥離して、各評価を行った。結果を表1に示す。なお、表面フィルム剥離後の化粧シートの表面はハイグロス調であった。
まず、基材フィルム層として、厚さ150μmの黒色PETGフィルム(GSR)を用いた。
次に、電子線硬化性樹脂(EBA−100)99.5質量%と、粒径20〜100μmのパール顔料(イリオジン153)0.5質量%とを混合し、攪拌機でパール顔料を均一分散させ、電子線硬化性組成物を得た。
前記基材フィルム層上に、得られた電子線硬化性組成物を、ロールナイフコーターを用いて厚さ100μmになるように塗工し、塗膜を形成した。
次に、塗膜上を、表面フィルム層である厚さ50μmのエンボス調二軸延伸PETフィルム(EM−50、合同樹脂工業(株)製)にて連続的に被覆した。
更に、表面フィルム層の上から、窒素ガス雰囲気下で、参考例1と同様の条件で電子線照射を行い、電子線硬化性組成物を硬化させて硬化塗膜層とし、化粧シートを形成し得られた化粧シートについて、各評価を行った。結果を表1に示す。
まず、基材フィルム層として、厚さ150μmの黒色PETGフィルム(GSR)を用いた。
次に、電子線硬化性樹脂(ビームセット575)99.5質量%と、粒径20〜100μmのパール顔料(イリオジン153)0.5質量%とを混合し、攪拌機でパール顔料を均一分散させ、電子線硬化性組成物を得た。
前記基材フィルム層上に、得られた電子線硬化性組成物を、ロールナイフコーターを用いて厚さ100μmになるように塗工し、塗膜を形成した。
次に、塗膜上を、表面フィルム層である厚さ50μmのエンボス調二軸延伸PETフィルム(EM−50)にて連続的に被覆した。
更に、表面フィルム層の上から、窒素ガス雰囲気下で、参考例1と同様の条件で電子線照射を行い、電子線硬化性組成物を硬化させて硬化塗膜層とし、化粧シートを形成し、その後該化粧シートより表面フィルム層を剥離して、各評価を行った。結果を表1に示す。なお、表面フィルム剥離後の化粧シートの表面はヘアライン調であった。
まず、基材フィルム層として、厚さ150μmの黒色PETGフィルム(GSR)を用いた。
次に、電子線硬化性樹脂(EBA−100)99.5質量%と、粒径20〜100μmのパール顔料(イリオジン153)0.5質量%とを混合し、攪拌機でパール顔料を均一分散させ、電子線硬化性組成物を得た。
次に、電子線硬化性樹脂(EBA−100)99.5質量%と、粒径10〜60μmのパール顔料(イリオジン103)0.5質量%とを混合し、攪拌機でパール顔料を均一分散させ、第2の電子線硬化性組成物を得た。
前記基材フィルム層上に、得られた電子線硬化性組成物を、ロールナイフコーターを用いて厚さ100μmになるように塗工し、塗膜を形成した。更に、該塗膜の上に、第2の電子線硬化性組成物を、ロールナイフコーターを用いて厚さ100μmになるように塗工し、第2の塗膜を形成した。
次に、第2の塗膜上を、表面フィルム層である厚さ75μmのPETフィルム(SA75)にて連続的に被覆した。
更に、表面フィルム層の上から、窒素ガス雰囲気下で、加速電圧300eKv、線量7Mrad、速度10m/minの条件で電子線照射を行い、電子線硬化性組成物を硬化させて硬化塗膜層とし、化粧シートを形成し得られた化粧シートについて、各評価を行った。結果を表1に示す。
また、本発明の化粧シートは硬化塗膜層の表面に光輝顔料による突起が生じない優れたものであるため、キッチン収納扉、家電製品等に用いると好ましい。
Claims (7)
- グリコール変性ポリエチレンテレフタレートからなる基材フィルム層と、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる表面フィルム層と、基材フィルム層と表面フィルム層との間に配置される硬化塗膜層を有し、
該硬化塗膜層が粒径10〜500μmの光輝顔料と電子線硬化性樹脂とを含有する電子線硬化性組成物からなる化粧シート。 - 前記硬化塗膜層と表面フィルム層との間に、透明の電子線硬化性樹脂からなる第2の硬化塗膜層を配置した、請求項1記載の化粧シート。
- 前記基材フィルム層が印刷模様を有している、請求項1又は2に記載の化粧シート。
- 前記表面フィルム層が硬化塗膜層側の面に凹凸を有するエンボスフィルムである請求項1〜3いずれかに記載の化粧シート。
- 請求項1〜4いずれかに記載の化粧シートより表面フィルム層を剥離した化粧シート。
- グリコール変性ポリエチレンテレフタレートからなる基材フィルム層の表面に、粒径10〜500μmの光輝顔料と電子線硬化性樹脂とを含有する電子線硬化性組成物を塗布して塗膜を得る塗膜形成工程と、
該塗膜を二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる表面フィルム層で被覆する被覆工程と、
該表面フィルム層の上より電子線を照射する硬化工程を有する、化粧シートの製造方法。 - 前記硬化工程後に、表面フィルム層を剥離する工程を有する請求項6記載の化粧シートの製造方法。
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