JP6313657B2 - 防湿回路基板及びこれを備える洗濯機 - Google Patents
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Description
この防湿回路基板によれば、防湿材により回路基板の防湿を行うことができるとともに、コネクタの電気接続部が防湿材の介在で接触不良を起こすことが防止される。
また、このような従来の防湿回路基板では、壁部材の内側(コネクタ側)に結露が生じてこれが滞留すると、この水分によりリーク電流が生じるおそれもある。
また、前記課題を解決した本発明の洗濯機は、前記の防湿回路基板を備えることを特徴とする。
まず、本実施形態に係るドラム式洗濯乾燥機(以下、単に洗濯機という)の全体構成について説明した後に、この洗濯機に使用される防湿回路基板について説明する。
図1及び図2を参照しながら洗濯機Aの全体構成について説明する。図1は本発明の実施形態に係る洗濯機Aの外観斜視図、図2は本発明の実施形態に係る洗濯機Aの内部構造を示す側面断面図である。以下の説明における前後左右上下の方向は、図1に示す前後左右上下の方向を基準とする。
この洗濯機Aは、図1に示すように、外郭が鋼板と樹脂部品とを組み合わせて構成された筐体1を有する。
筐体1は、ベース1f、左右の側板1a,1a、前面カバー1b、背面カバー1c、上面カバー1d、下部前面カバー1e等で構成されている。側板1a,1a及び背面カバー1cは、鋼板をプレス成形したものである。ベース1f、前面カバー1b、上面カバー1d及び下部前面カバー1eは、合成樹脂にて成形したものである。
洗剤ケース5は、筐体1の上部左側の手前に設けられている。
洗剤ケース5の後方には、図示しない給水弁(電磁弁)や風呂水吸水ポンプ、水位センサ等の給水に関連する部品が設けられている。
上面カバー1dには、水道栓から延びる給水ホース(図示省略)が接続される給水ホース接続口16が設けられている。また上面カバー1dには、風呂の残り湯を吸水するための吸水ホース(図示省略)が接続される吸水ホース接続口17も設けられている。
洗濯、乾燥時にドラム8が回転すると、洗濯物は、リフタ8bと遠心力とで外周壁に沿って持ち上がり、重力で落下するような動きを繰り返すタンブリング動作を行う。ドラム8の回転中心軸は、開口部8a側が高くなるように傾斜している。
次に、防湿回路基板について説明する。この防湿回路基板は、前記のメインコントローラ12a及びサブコントローラ12bのいずれにも搭載することができるが、本実施形態では、サブコントローラ12b(図2参照)に搭載されるものを例にとって説明する。図3(a)は、本発明の実施形態に係る防湿回路基板Bを備えるコントローラ12の部分外観斜視図、図3(b)は、図3(a)のIIIb−IIIb断面図である。
レセプタクル33は、ハウジング33aと、このハウジング33aに装填されるコンタクトピン33bと、を有するインサート型のものである。
ハウジング33aの角部には、プラグ20bが略収まる形状の切り欠きが形成されている。つまり、ハウジング33aの当該角部は、後記するプラグ20bの形状(細長い四角柱形状)に対応する切り欠きが形成され、階段状になっている。
ハウジング20cは、プラグ20bの外観を略形成し、細長い四角柱形状を呈している。
端子20dは、コンタクトピン33bの接触部33dに外嵌するようにソケット状に形成されている。
ちなみに、本実施形態の防湿回路基板Bにおいては、前記のようにレセプタクル33に通信ハーネス20を電気的に接続した際に、プラグ20bに接続される側のフラットケーブル20aの少なくとも基端部は、回路基板32の板面に沿うようにプラグ20bから延出する。つまり本実施形態の防湿回路基板Bにおいては、回路基板32の板面の垂直方向を縦方向と見立てた場合に、フラットケーブル20aは、横出しになるようにプラグ20bから延出する。
このようなスペーサ36は、図3(b)に示すように、回路基板32と、レセプタクル33との間に介在している。
スペーサ36には、前記したように、コンタクトピン33bの接続脚33cが挿通される貫通孔36aが形成されている。
また、本実施形態でのレセプタクル33は、このスペーサ36に対して接着剤にて接合されている。なお、スペーサ36とレセプタクル33との接合方法としては、これに限定されるものではなく、係止爪等による係合によるもの、粘着剤を使用した粘着によるもの、熱融着によるもの等を採用することもできる。
そして、防湿材40は、回路基板32の板面上に厚さ[a]の防湿材層41を形成している。
なお、レセプタクル33が形成する回路基板32に対する着脱自在の電気的接点、つまり接触部33dの高さ(回路基板32の板面を基準とした高さ)は、防湿材層41の厚さ[a]よりも大きい高さ[b]となっている。なお、嵌合部の高さ[b]は、特許請求の範囲にいう「回路基板の板面を基準とした電気的接点の高さ」に相当する。
次に、本実施形態に係る防湿回路基板Bの製造方法について説明する。
図4(a)から(e)は、本実施形態に係る防湿回路基板Bの製造方法の工程説明図である。
この際、基板ケース31内への防湿材40の投入量は、図3(b)に示すように、防湿材層41の厚さ[a]が接触部33dの高さ[b]よりも小さくなるように調節される。そして防湿材40が硬化されることで防湿回路基板Bが完成する。
一般に、電子機器のコントローラを構成する昨今の回路基板は、益々小型化、薄型化の傾向にある。そのため回路基板から電線を引き出すためのコネクタ(例えば、電線対基板コネクタ)についても低背化の傾向にある。中でも、電線(例えばフラットケーブル)を横出しした低背型コネクタは、実装後の回路基板に対する結線作業性が比較的容易であると共に、回路基板に対する電気的接触の信頼性も比較的高いので望ましい。
その一方で、表面に防湿材層を形成した防湿回路基板としては、前記のようにコネクタの周囲を壁部材で囲むことでコネクタの周囲に防湿材層が形成されないようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の防湿回路基板に電線横出しの低背型コネクタを適用すると、従来の防湿回路基板では壁部材が障害となって電線の嵌脱操作が困難となる。また、このような従来の防湿回路基板では、壁部材の内側(コネクタ側)に結露が生じてこれが滞留すると、この水分によりリーク電流が生じるおそれもある。
以下に、前記実施形態に係る防湿回路基板Bの変形例について説明する。
なお、図5中、符号20bは通信ハーネス20のプラグ、符号31は基板ケース、符号32aは電子部品、符号33dはレセプタクル33の接触部、符号40は防湿材、符号41は防湿材層である。
また、子基板43と前記実施形態でのスペーサ36(図3(b)参照)とを重ね合わせて特許請求の範囲にいう「スペーサ」を構成することもできる。
なお、このような防湿回路基板B2においては、直挿しハーネス46に代えて、親基板42に対して嵌脱可能なコネクタ付きのハーネス(図示省略)を使用することもできる。
図6中、符号20bは通信ハーネス20のプラグ、符号31は基板ケース、符号32aは電子部品、符号33cはレセプタクル33の接続脚、符号33dはレセプタクル33の接触部、符号40は防湿材、符号41は防湿材層である。
この防湿回路基板B3によれば、防湿材層41の厚さを台座47の高さに応じてさらに厚くすることができる。
なお、図7中、符号20bは通信ハーネス20のプラグ、符号31は基板ケース、符号32aは電子部品、符号33cはレセプタクル33の接続脚、符号33dはレセプタクル33の接触部、符号40は防湿材、符号42は親基板、符号45は子基板43の配線、符号46は直挿しハーネスである。
このような防湿回路基板B3においては、直挿しハーネス46に代えて、親基板42に対して嵌脱可能なコネクタ付きのハーネス(図示省略)を使用することもできる。
また、レセプタクル33は、オスメス構造を採らずに、電線(例えば、前記のフラットケーブル20a)の端部を挟んでロックする1ピースタイプのコネクタとすることもできる。
12a メインコントローラ
12b サブコントローラ
20 通信ハーネス
20a フラットケーブル
20b プラグ
20c ハウジング
20d 端子
31 基板ケース
32 回路基板
32a 電子部品
33 レセプタクル
33a ハウジング
33b コンタクトピン
33c 接続脚
33d 接触部
36 スペーサ
40 防湿材
41 防湿材層
42 親基板(回路基板)
43 子基板(スペーサ)
44 ピンヘッダ
45 配線
46 直挿しハーネス
47 台座
A 洗濯機
B 防湿回路基板
B1 防湿回路基板
B2 防湿回路基板
B3 防湿回路基板
Claims (5)
- 有底の基板ケースと、
前記基板ケースの底面に沿うように前記基板ケース内に配置された回路基板と、
前記基板ケースの底面に対向する前記回路基板の対向面に配置された電子部品と、
前記対向面の反対側の前記回路基板の板面に配置され、当該回路基板の電子回路に対して着脱自在の電気的接点を形成するコネクタと、
前記基板ケース内で前記回路基板が埋設されるように前記基板ケース内に充填されている防湿材と、
を有し、
前記回路基板と前記コネクタとの間に介在し、前記対向面の反対側の前記回路基板の板面を基準とした前記電気的接点の高さが、前記回路基板の当該板面上に形成された前記防湿材からなる防湿材層の厚さよりも大きくなるように前記回路基板の当該板面上で前記コネクタを位置決めするスペーサをさらに備えることを特徴とする防湿回路基板。 - 請求項1に記載の防湿回路基板において、
前記コネクタは、電線対基板コネクタであることを特徴とする防湿回路基板。 - 請求項2に記載の防湿回路基板において、
前記コネクタは、低背型コネクタであり、前記コネクタに接続される電線の少なくとも基端部は、前記対向面の反対側の前記回路基板の前記板面に沿うように前記コネクタから延出していることを特徴とする防湿回路基板。 - 請求項1に記載の防湿回路基板において、
前記回路基板は、親基板であり、前記スペーサは、前記親基板と電気的に接続される子基板であることを特徴とする防湿回路基板。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の防湿回路基板を備えることを特徴とする洗濯機。
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