JP6480702B2 - ウインドシールド、及びそれ備えるウインドシールド昇降装置 - Google Patents

ウインドシールド、及びそれ備えるウインドシールド昇降装置 Download PDF

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Description

本発明は、風除けのために運転者の前方に位置するように鞍乗型車両に取付けられるウインドシールド、及びそれを備えるウインドシールド昇降装置に関する。
自動二輪車は、運転者の前方に位置するように配置されたウインドシールドを備えており、ウインドシールドによって走行中に吹き付ける走行風から運転者を守るようになっている。他方、ウインドシールドによって走行風を防ぐことで、運転者の胸の辺りに負圧が生じる。そうすると、運転者の胸側と背中側との間で圧力差が生じ、高速走行中に運転者が前側に押されるような感覚を受ける。このような感覚を抑制するウインドシールドとして、例えば特許文献1に防風ガラス組立体が知られている。
特許文献1の防風ガラス組立体は、防風ガラスを備えている。防風ガラスには、開口が形成されており、この開口にダクトが設けられている。ダクトは、開口に入る空気をコクピット領域に向けて流すように構成されており、ダクトを通じてコクピット領域に流れる空気を送り込むことで運転者の胸側と背中側との間の圧力差を小さくするようになっている。
特開2014−37223号公報
特許文献1の防風ガラス組立体では、走行風が防風ガラスに沿って流れるので、走行風は、開口を越えて上方に抜けてしまう。それ故、開口に入る空気の量は少なく、ダクトを介してコクピット領域(即ち、運転者の胸の辺り)に供給される空気の量もまた少ない。そのため、胸側と背中側との間の圧力差を小さくするまでには至らず、運転者が前方に押されることを抑制する効果が小さい。
そこで本発明は、運転者が前方に押されることを抑制する機能を向上させることができるウインドシールドを提供することを目的としている。
本発明のウインドシールドは、風除けのために運転者の前方に位置するように鞍乗型車両に取付けられ、且つ運転者の方へと走行風を導くための導風口が形成されているウインドシールド本体と、前記導風口の上方に位置するように前記ウインドシールド本体に設けられている堰止部材とを備え、前記導風口は、前記ウインドシールド本体の下方領域に形成され、前記堰止部材は、前記ウインドシールド本体に沿って流れる走行風を堰き止めて導風口に導くように前記ウインドシールド本体から前方に突出しているものである。
本発明に従えば、ウインドシールドを沿って流れる走行風を前方に突出する堰止部材によって堰き止めて導風口へと導くことができる。また、導風口がウインドシールドの下方領域に形成されているので、導風口に導かれた走行風を運転者の胸の辺りへと導くことができる。それ故、運転者の胸の辺りに生じる負圧を低減することができ、運転者が前方に押されることを抑制する効果を向上させることができる。
上記発明において、前記導風口の上縁部分に配置されるように前記ウインドシールド本体に設けられる案内部を備え、前記案内部は、前記堰止部材によって堰き止められた前記走行風を前記運転者に向かって流すように後方に延在してもよい。
上記構成に従えば、案内部によって走行風が上方に拡散することを抑制することができ、より多くの走行風を運転者の胸に向かって導くことができる。
上記発明において、前記導風口の下方に位置するように前記ウインドシールド本体に形成されている導風部を備え、前記導風部は、前記ウインドシールド本体に沿って流れる走行風を前記堰止部材の方に導くように構成されていてもよい。
上記構成に従えば、導風口の下方からウインドシールド本体を沿って流れる走行風を導風部によってウインドシール本体から剥離させて堰止部材に案内することができる。これにより、より多くの走行風を堰止部材で堰き止ることができる。
上記発明において、前記堰止部材は、前記ウインドシールド本体から前方に突出している開位置と、前記導風口を前側から塞ぐ閉位置との間で可動するように構成されていてもよい。
上記構成に従えば、堰止部材を閉位置に動かすことで雨が導風口から入ることを防ぐことができる。
上記発明において、前記導風口の左右両側に夫々位置するように前記ウインドシールド本体に設けられる仕切部材を備え、前記仕切部材は、前記ウインドシールド本体の前側に配置され、前記導風口の左右方向夫々に流れる前記走行風の堰き止めるようになっていてもよい。
上記構成に従えば、仕切り部材によって走行風を導風口に集めることができ、より多くの走行風を導風口から運転者に導くことができる。
本発明のウインドシールド昇降装置は、上述する何れかのウインドシールドと、前記ウインドシールドの導風口が前記車両のメータカバーに前側に位置する下方位置と、前記導風口が前記メータカバーより高く位置する上方位置との間で前記ウインドシールドを昇降させる昇降機構とを備えるものである。
上記構成に従えば、下方位置では、ウインドシールドの上端が低いところに位置するので、ウインドシールド上側に流れる走行風が運転者の頭に当たって運転者の胸辺りに走行風が多少導かれるようになり、前記胸辺りの負圧が解消される。また、下方位置では、メータカバーの前側に導風口を位置させて、導風口から導かれる走行風をメータカバーによって遮っている。これにより、導風口から導かれた走行風が運転者に当たることを防ぐことができる。
他方、運転者に対する風防効果を向上させるべく上方位置にすることによって運転者の胸辺りに導かれる走行風が少なくなり、前記胸辺りの負圧が高くなる。上方位置では、メータカバーより高く導風口を位置させているので、より多くの走行風を運転者の胸辺りに導くことができる。これにより、前記負圧に伴って運転者が前方に押されることを抑制することができる。
本発明によれば、運転者が前方に押されることを抑制する機能を向上させることができる。
本件発明のウインドシールドを備える自動二輪車を左斜め前方から見た斜視図である。 図1の自動二輪車からウインドシールド昇降装置を取り外して前方から見た正面図である。 図2のウインドシールド昇降装置を後側から見た斜視図である。 図2のウインドシールド昇降装置を切断線IV−IVで切断してみた断面図である。 導風カバー22を開けた状態で図1の自動二輪車を左側から見た左側面図である。 図5の自動二輪車を正面から見た正面図である。 ウインドシールドを下方位置に下げた状態で図1の自動二輪車を見た正面図である。 ウインドシールドの位置決め機構付近をカバー部材を外した状態で前側から見た斜視図である。 図8のウインドシールドを切断線IX−IXで切断してみた断面図である。 図8のウインドシールドを導風カバー22を取り外した状態で左側方から見た左側面図である。 導風カバー22を閉じた状態で図1の自動二輪車1を正面からみた正面図である。 図11の自動二輪車1を切断線XII−XIIで切断して見た断面図である。 図6の自動二輪車1を切断線XIII−XIIIで切断して見た断面図である。 図10のウインドシールドを切断線XIV−XIVで切断して見た断面図である。
以下、本発明に係る実施形態のウインドシールド10について図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、運転者が自動二輪車1に乗ったときの方向の概念と一致しているが、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。また、以下に説明するウインドシールド10は、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
図1に示すように、ウインドシールド10は、自動二輪車1に備わっている。自動二輪車1は、前後に車輪を有する鞍乗型車両であり、運転者が鞍乗り乗車できるようになっている。自動二輪車1は、前後方向中央部分に運転者が跨って乗車できる車体2を有しており、車体2の前端部がフロントカウル3によって覆われている。また、車体2の前端部付近には、運転者が走行中に把持し且つ自動二輪車の走行方向を切換えるためハンドル(図示せず)が設けられている。更に、車体2には、ハンドルとフロントカウル3との間に車速等を表示するメータ機器(図示せず)が配置されており、メータ機器の前側がメータバイザ4によって覆われている。また、車体2の前端部には、ウインドシールド10を備えるウインドシールド昇降装置5が設けられている。
ウインドシールド昇降装置5は、図2に示すようにウインドシールド10と、ベースプレート11と、一対のサイドレール12,13と、センターレール14と、可動体15とを有している。ベースプレート11は、前下がりに傾斜配置されて車体2の前端部に固定されている。ベースプレート11の左右両端部には、一対のサイドレール12,13の各々が固定され、ベースプレート11の左右方向中間部には、センターレール14が固定されている。一対のサイドレール12,13及びセンターレール14の各々は、前下がりに傾斜配置されており、可動体可動体15が取り付けられている。
可動体15は、各レール12〜14に沿って昇降するようにスライド可能に構成されている。更に詳細に説明すると、可動体15は、一対のサイドスライド部材15a,15bと、連結体15cとを有している。一対のサイドスライド部材15a,15bの各々は、一対のサイドレール12,13の各々にスライド可能に取り付けられている。一対のサイドスライド部材15a、15bには、左右方向に延在する連結体15cが架設されており、連結体15cによって可動体15が補強されている。また、連結体15cは、左右方向中央部分にセンタースライド部15dを有しており、センタースライド部15dは、センターレール14にスライド可能に取り付けられている。
また、被取付部材である一対のサイドスライド部材15a、15bの各々は、図3に示すようにサイドレール12,13から上斜め前方に立ち上がるようにして延在している。図4に示すように一対のサイドスライド部材15a、15bの上端部分は、被取付部分15e,15fとなっており、被取付部分15e,15fには、ウインドスクリーン10が取り付けられている。従って、可動体15をレール12〜14に沿ってスライドさせることでウインドシールド10が昇降するようになっており、ウインドシールド昇降装置5は、ウインドシールド10を昇降駆動するための昇降機構16を有している。
図2及び3に示す昇降機構16は、モータ16aと、回転ドラム16bと、ケーブル16cと、複数のプーリ16e〜16hとによって構成されている。モータ16aは、ベースプレート11に固定されており、その出力軸に回転ドラム16bが取り付けられている。回転ドラム16bには、ケーブル16cが巻き付けられており、モータ16aが出力軸を正逆回転させることでケーブル16cが巻き取られ又は巻き出されるようになっている。ケーブル16cは、複数のプーリ16e〜16hを介して一対のサイドスライド部材15a、15bの各々に連結されている。このように構成されている昇降機構16は、モータ16aを回転させることで可動体15がレール12〜14上を上下方向に移動するようになっており、可動体15を移動させることでウインドシールド10を下方位置と上方位置の間で昇降するようになっている。
図5及び6に示すウインドシールド10は、運転者を走行風から守るためのものであり、ウインドシールド本体21と、導風カバー22と、位置決め機構23L,23R(後述する図8等参照)と、カバー部材24とを有している。ウインドシールド本体21は、風除けのために運転者の前方に位置するように車体2の前側に配置されている。ウインドシールド本体21は、無色透明の合成樹脂から成り、左右対称に形成されている。更に詳細に説明すると、ウインドシールド本体21は、左右両側に対して左右方向中央部分が前方に突出するように湾曲し、且つ正面視で下端が先細りになっている大略五角形に形成されている。ウインドシールド本体21の裏面(即ち、後側の面)には、左右方向に間隔をあけて可動体15の被取付部分15e,15fが前記裏面に沿わせて配置され、各被取付部分15e,15fは、3つの締結部材17a〜17cによってウインドシールド本体21と締結されている。それ故、ウインドシールド本体21は、可動体15を昇降させることで上方位置及び下方位置へと移動するようになっている(図11の実線及び二点鎖線も参照)。ウインドシールド本体21の上端は、最も高い上方位置に位置する際に正面視で運転者の頭頂部当たり又は頭頂部より上方に位置し、最も低い下方位置に位置する際に運転者の口元付近又は口元より下方に位置している。このように形成されているウインドシールド本体21では、正面視で被取付部分15e,15fの間に位置するように導風口31が形成されている。
導風口31は、左右方向に長尺の大略台形形状を有しており、導風口31の上縁部分が平面視で左右方向に略直線的に形成され、また導風口31の下縁部分が平面視でV字状に形成されている。このような形状を有する導風口31は、走行風を取り込んで運転者の胸の辺りに導くための開口であり、ウインドシールド本体21において正面視で上下方向中央より下側の領域、即ち下方領域に形成されている。それ故、ウインドシールド本体21が上方位置に位置する際、正面視で導風口31の全てがメータバイザ4より上側に位置する。他方、ウインドシールド本体21が下方位置に位置する際には、図7に示すように正面視で導風口31の全てがメータバイザ4に重なるように位置している。導風口31は、このように位置に配置されることでウインドシールド本体21が上方位置に位置する際に取り込んだ空気をメータバイザ4に遮られることなく運転者の胸の辺りに導く。また、ウインドシールド本体21が下方位置に位置する際には、導風口31によって取り込まれた空気をメータバイザ4によって遮って運転者に当たらないようにすることができる。また、ウインドシールド10には、導風口31の左右両側に取付板32が夫々設けられている。
取付板32の各々は、図8及び9に示すように固定部分32aと、取付部分32bとを有している。取付部材である取付板32の固定部分32aは、ウインドシールド本体21の表面(即ち、前面)に沿わせるように配置され、図10に示すようにウインドシールド本体21と共に2つの締結部材17a,17bによって被取付部分15e,15fに共締めされて取付けられている(図4も参照)。共締めすることで、取付板32を取付けるべくウインドシールド本体21に別の孔を形成する必要がなく、ウインドシールド本体21の強度の低下を抑えることができる。また、固定部分32aを被取付部分15e,15fに取付けることで、固定部分32aに大きな力が作用してウインドシールド本体21が損傷することを防ぐことができる。
また、図8乃至10に示すように、取付板32では、固定部分32aの導風口31側の側端部に取付部分32bが一体的に形成されており、取付部分32bは、固定部分32aの導風口31側の側端部を前方に立ち上げるように折り曲げて形成されている。一対の取付板32,32の取付部分32bは、互いに対向するように左右方向に離して配置されており、2つの取付部分32bには、導風カバー22が架け渡すように設けられている。
堰止部材である導風カバー22は、有色(例えば、黒色)の合成樹脂から成り、導風口31を覆って塞ぐためのカバーである。導風カバー22は、正面視で導風口31と略同じ形状を有しており、導風カバー22の外径寸法は、導風口31の外形寸法より若干大きくなっている。それ故、導風口31に導風カバー22を重ねると、正面視で導風口31が塞がれるようになっている。また、導風カバー22の左右両端部は、後方に向かって折り曲げられており、取付部22a,22bを構成している。導風カバー22は、取付部22a,22bの各々を各取付部分32bに対向させて一対の取付板32,32に架設されており、取付部22a,22bには、取付孔22cが夫々形成されている。
取付孔22cは、取付部22a,22bを左右方向に貫通しており、取付孔22cには、円筒状のカラー部材26が嵌入されている。また、カラー部材26には、締結部材25が相対回動可能に挿通されており、締結部材25は、取付部22a,22bと取付板32の取付部分32bとを締結して導風カバー22を取付板32に取付けている。これにより、導風カバー22は、左右方向に延びる締結部材25の軸線L1を中心に相対回動可能に構成され、閉位置と開位置との間で角変位することができるようになっている。ここで閉位置とは、図11及び図12に示すように導風カバー22が導風口31を覆って塞いでいる位置である。他方、開位置とは、導風カバー22を閉位置から前側に角変位させた位置であり、図13に示すように導風カバー22がウインドシールド本体21より前方に突出し、且つ導風口31を前方に開放する位置である(図5及び6も参照)。また、導風カバー22の取付部22a,22bの各々には、収容孔22dが形成されている。収容孔22dは、有底筒状の孔であり、取付板32に向かって開口している。左右両側の収容孔22dには、位置決め機構23L,23Rの構成の一部が夫々収容されている。
左右一対の位置決め機構23L,23Rは、基本的に左右対称に構成されている。以下では、左側の位置決め機構23Lの構成について主に説明し、右側の位置決め機構23Rの構成については、左側の位置決め機構23Lの構成と異なる点について主に説明する。位置決め機構23Lは、図9に示すように押付部材41と、ボール部材42と、取付板32とによって構成されている。押付部材である押付部材41は、いわゆる圧縮コイルばねであり、収容孔22dに圧縮された状態で収容されている。なお、押付部材41は、必ずしも圧縮コイルばねである必要はなく、皿ばねであってもよく、伸縮可能な合成ゴムであってもよい。押付部材41の開口側の端部には、球状のボール部材42が載せられている。
係合部材であるボール部材42は、一部分が収容孔22dからその軸線方向に突出しており、この突出した部分42aが取付板32の取付部分32b(より詳細には、取付部分32bの取付部22a,22bに対向する対向面)に当たるようになっている。ボール部材42は、押付部材41によって取付部分32bに向かって付勢されており、押付部材41が伸縮することで収容孔22dからの突出量が変わるようになっている。また、ボール部材42は、導風カバー22を角変位させた際に突出した部分42aを取付部分32bに当接させながら軸線L1を中心に角変位するようになっている。被係合部材である取付板32の取付部分32bには、突出した部分42aが移動する際の軌跡上に複数の位置決め孔(本実施形態では、3つの位置決め孔)43a〜43cが形成されている。
被係合部である3つの位置決め孔43a〜43cは、前記軌跡上(即ち、軸線L1回り)に等間隔を開けて配置されている。ボール部材42は、取付部分32b上を摺動する際に位置決め孔43a〜43cに夫々嵌るようになっており、ボール部材42が位置決め孔43a〜43cに嵌ることで各位置にて導風カバー22が位置決めされるようになっている。導風カバー22が位置決めされる位置は、例えば閉位置、開位置、及び中間位置の3つの位置である。閉位置では、3つの位置決め孔43a〜43cのうち最も固定部分32aから離れている孔である第1位置決め孔43aにボール部材42が嵌り、閉位置では、3つの位置決め孔43a〜43cのうち最も固定部分32aに近い孔である第2位置決め孔43bにボール部材42が嵌るようになっている。また、中間位置では、残余の孔(即ち、真ん中の孔)である第3位置決め孔43cにボール部材42が嵌るようになっている。このように位置決め孔43a〜43cは、対をなすように左右の取付板32に夫々形成されている。また、位置決め孔43a〜43cの孔径は、ボール部材42の外径より小さくなっており、ボール部材42の突出した部分42aの一部分だけが位置決め孔43a〜43cに嵌るようになっている。これにより、位置決めに係る係合力を確保しつつ、導風カバー22を角変位させる際にボール部材42を位置決め孔43a〜43cから脱出させることを容易にしている。また、位置決めされる位置、即ち係合位置におけるボール部材42の前記突出量は、閉位置と中間位置との間、及び中間位置と開位置との間に相当する被係合位置におけるボール部材42の前記突出量と比べて大きくなっている。
このように構成される位置決め機構23L,23Rでは、前述の通り押付部材41及びボール部材42が収容孔22dに収容されている。導風カバー22を型成形によって形成されるので、図14に示す通り収容孔22dは、導風カバー22の製造時の抜き勾配を考慮して底に向かって若干先細りになっており、押付部材41の外径及びボール42の外径は、収容孔22dの底の内径以下に形成されている。そのため、ボール部材42は、収容孔22dに没入し且つ収容孔22dの開口端との間に導風カバー22が角変位する方向の隙間が生じる。本実施形態の位置決め機構23L,23Rでは、左右の収容孔22dの中心軸L2が略一致する(即ち、左右の収容孔22dが予め定められる中心軸線L2に同軸になる)ように形成されているので、前記隙間により導風カバー22にガタが生じることが考えられる。
このようなガタを少なくするべく、位置決め機構23L,23Rでは、左右の位置決め孔43a〜43cの各々が周方向にずらして配置されている(図9参照)。更に詳細に説明すると、左側の位置決め機構23Lの位置決め孔43a〜43cの各々が、右側の位置決め機構23Rの対をなしている位置決め孔43a〜43cに対して周方向に角度α(例えば、1〜5度程度)ずらして配置されている。本実施形態では、左側の第1位置決め孔43aが右側の第1位置決め孔43aに対して反時計周りに角度αずらして配置されており、第2位置決め孔43b及び第3位置決め孔43cについても同様にずらして配置されている。そうすると、図14に示すように周方向に互いにずれた状態で各ボール部材42が一対の第1位置決め孔43a,43aの各々に係合する。収容孔22dは、側面視で周方向において左右のボール部材42の間に基本的に位置するので、第1位置決め孔43a,43aの各々の中心O1,O2は、収容孔22dの中心軸L2に対して周方向一方及び他方に夫々ずれる(即ち、ずれている方向が互いに相反する)。これにより、一方のボール部材42が収容孔22dの周方向一方の開口端に当接し、他方のボール部材42が収容孔22dの周方向他方の開口端に当接する。そうすると、周方向一方及び他方のいずれの方向にも導風カバー22の角変位が規制され、導風カバー22の周方向のガタを抑制することができる。このように構成されている位置決め機構23L,23Rは、ウインドシールド本体21に設けられているカバー部材24によって前方から覆われている。
カバー部材24は、図6に示すように一対のサイドカバー部51L,51Rと、導風部52とを有している。一対のサイドカバー部51L,51Rは、左右対称の形状を有しており、導風口31の左右両側に夫々位置するように左右方向に離して配置されている。即ち、サイドカバー部51L,51Rは、被取付部分15e,15fの前方に夫々位置している。サイドカバー部51L,51Rは、締結部材17cによってウインドシールド本体21と共に被取付部分15e,15fの各々に共締めされている。また、サイドカバー部51L,51Rは、位置決め機構23L,23R及び取付板32が前方から見えないようにそれらを前方から覆っており、各取付板32に締結されている。なお、ウインドシールド本体21において、取付板32が取り付けられている部分には、粗面加工等が施されており、位置決め機構23L,23R及び取付板32が後方から見えないようになっている。
また、サイドカバー部51L,51Rの導風口31側の側面部は、平面視で導風カバー22の左右両側面部(即ち、取付部22a,22b)の形状に合せて形成されている。サイドカバー部51L,51Rでは、導風口31側と左右方向反対側の側面部が下方に行くにつれて導風口31側に傾斜しており、その反対側の側部から下方に突出するように別体の意匠部材53が延在している。なお、意匠部材53は、締結部材17cによってウインドシールド本体21と共に被取付部分15e,15fに共締めされている。また、サイドカバー部51L,51Rの下端部には、それらに架け渡すように導風部52が一体的に設けられている。
導風部52は、導風口31の下縁部分の形状に合せて正面視で大略V字形状に形成されており、導風口31の下方に位置するように導風口31の下縁部分に沿わせて配置されている。図12に示すように、導風部52の下端部分52aは、ウインドシールド本体21の表面に当接し、その中間部分が下端部分52aから上端部分52bに進むにつれてウインドシールド本体21から徐々に離れるように後ろ斜め上方に立ち上がっている。即ち、導風部52の中間部分52cは、開位置に位置する導風カバー22に向かって延在するように形成されている。そのため、ウインドシールド本体21に沿って流れる走行風は、導風部52によってウインドシールド本体21から剥離されて導風カバー22へと導かれるようになっている。導風カバー22に導かれた走行風は、導風カバー22に当たることによってその流れを変えて、導風口31に向かって流すことができる。
また、導風部52の上端部分52bは、ウインドシールド本体21側に引っ込むように形成された段差を有しており、その下がった部分に閉位置にある導風カバー22の先端部分22eが着座するようになっている。また、上端部分52bには、シール部材55が取り付けられており、段差に着座した導風カバー22の先端部分22eと上端部分52bとの間に生じる隙間がシール部材55によって埋められるようになっている。このように、カバー部材24には、導風口31側の面にシール部材55が取り付けられており、導風カバー22を閉位置に位置させて導風口31を閉じた際にカバー部材24と導風カバー22との間の隙間から走行風が入ることを防いでいる。また、閉位置に位置する導風カバー22の基端部分22fは、導風口31の上縁部分から前方に離れて位置している。導風カバー22の基端部分22fと導風口31の上縁部分との間を埋めるべく、ウインドシールド本体21の導風口31の上縁部分には、案内部33が配置されている。
案内部33は、導風カバー22の基端部分22fと導風口31の上縁部分との間を埋めると共に、走行風がウインドシールド本体21に沿って上に流れること防いで導風口31に走行風を案内し且つ導風口31に取り込まれる空気の流れを調整する機能を有している。案内部33は、庇部分33aと、案内部分33bとを有しており、庇部分33aは、導風口31の上縁部分から前方(より詳細には、前斜め下方)に突出している。また、庇部分33aの前端部分33cは、下方に垂れ下がっており、前端部分33cの前面には、ゴムカバー56が取り付けられている。ゴムカバー56は、着色されており、前端部分33cの前面で太陽光や街灯の光等が反射されることで生じる反射光をゴムカバー56によって低減することができる。また、庇部分33aの前端部分33cには、案内部分33bが一体的形成されている。
案内部分33bは、庇部分33aの前端部から折り返されて後方に延在している。案内部分33bの先端は、ウインドシールド本体21の裏面より後方に突出している。このように形成されることで、案内部分33bは、走行風を導風口31に取り込み、且つ導風口31内に取り込んだ空気を後方(即ち、運転者の胸の方)に案内することができる。これにより、前記空気が後ろ斜め上方(即ち、運転者の頭部の方)に拡散することを抑制することができ、運転者の胸の辺りの負圧を低減することができる。なお、案内部分33bの後端は、ウインドシールド本体21を下方位置まで下降させた際にメータバイザ4に当たらないようになっている。
また、導風カバー22には、図12に示すように右側の取付部22bの後端に操作レバー57が一体的に設けられており、操作レバー57は、右側の取付部22bから後方に延在している。操作レバー57の後端部分がウインドシールド本体21の裏面より後方に位置しており、この後端部分を運転者が指で摘まんだり押したりすることができるようになっている。運転者が操作レバー57を前に押すことで、導風カバー22が時計回りに回動し、閉位置から中間位置又は中間位置から開位置に角変位する(図13参照)。他方、操作レバー57を指で摘まんで引き下げると、導風カバー22が反時計回りに回動し、開位置から中間位置又は中間位置から閉位置に角変位する(図12参照)。操作レバー57は、ウインドシールド本体21が上方位置に位置する際にメータバイザ4より上側に位置しており、導風カバー22に一体的に設けられている操作レバー57によって導風カバー22の開閉動作を運転者が行うことができるようになっている。なお、ウインドシールド本体21を下方位置まで下降させた際、操作レバー57は、ウインドシールド本体21と共に下降して運転者から見てメータバイザ4の前側に隠れるようになっているが、下降する際にメータバイザ4には当たらないようになっている。
このように構成されているウインドシールド10では、図5に示すように導風口31がウインドシールド本体21の下方領域に形成されているので、取り込んだ多くの量の空気を運転者の胸辺りに導くことができ、運転者の胸辺りの負圧をに生じる負圧を低減することができる。これにより、運転者が前方に押されることを抑制する効果を向上させることができる。また、ウインドシールド10では、図13に示すようにウインドシールド本体21の下側の領域からに沿って走行風が流れてくる(矢符A参照)。ウインドシールド本体21を沿って流れる走行風が導風部52の下端でウインドシールド本体21から剥離され、次に導風部52に沿って流れる。ウインドシールド本体21を上方位置に上昇させ、且つ導風カバー22を開位置に角変位させていると、導風部52に沿って流れる走行風が導風部52の上端部分52bで導風部52から離れ、導風カバー22の下面に導かれてそこで一度堰止られる。堰止められた風は、案内部33の案内部分33bによって流れる向きを後方に方向づけられて導風口31に案内される(矢符B参照)。このようにして案内部分33bによって流れる向きが方向づけられることによって、導風口31を介して取り込まれる空気が上方に拡散することを抑えることができ、より多くの量の空気を取り込んで運転者の胸の辺りに導くことができる。これにより、運転者が前方に押されることを更に抑制することができる。
また、ウインドシールド10では、導風口31の左右両側に取付板32を覆うサイドカバー部51L,51Rが設けられている。このサイドカバー部51L,51Rは、導風口31とそれ以外の部分とで左右両側を仕切る仕切部材として役割を果たしており、導風口31の左右方向に流れる走行風を堰止めるようになっている。即ち、ウインドシールド本体21の表面から前方に突出するサイドカバー部51L,51Rは、導風口31に取り込まれる風が導風口31の左右両側方に逃げないように走行風を導風口31に案内するようになっている。これにより、より多くの走行風を導風口31に集めることができ、より多くの量の空気を運転者に導くことができる。
また、ウインドシールド10では、ウインドシールド本体21を開位置と閉位置との間で角変位させることができ、閉位置に角変位させることで導風口31から雨が入ることを防ぐことができる。また、開位置に角変位させた場合にも、導風カバー22がウインドシールド本体21に対して前方に突出するように導風口31の上方に配置されるので、庇のような役割を果たす。これにより、導風カバー22を開位置に配置しても導風口31から雨が入ることを抑制することができる。
また、ウインドシールド10では、各位置において導風カバー22が位置決め機構23L,23Rによって位置決めされている。位置決め機構23L,23Rでは、ボール部材42が押付部材41によって位置決め孔43a〜43cに向かって付勢されて位置決め孔43a〜43cに係合している。それ故、係合力が向上しており、導風カバー22を各位置に位置決めすることができる。また、位置決め機構23L,23Rが導風カバー22の左右両側に配置されているので、左右両側から導風カバー22を挟むように保持することができる。これにより、導風カバー22の保持力を高めることができ、導風カバー22のガタツキを抑えることができる。更に、対をなす位置決め孔43a〜43cが周方向にずらして配置されているので、各位置にて導風カバー22を位置決めした際に導風カバー22の周方向のガタを抑制することができる。また、位置決め孔43a〜43cをずらすことで、ボール部材42が収容孔22dの開口端と位置決め孔43a〜43cの開口端との間に挟まれて導風カバー22の角変位を規制することになる。このように、開口端の間にボール部材42を挟むことで、ボール部材42が導風カバー22及び取付板32と接触する接触面積を大きくすることができ、ボール部材42を挟む力を大きくすることができる。これにより、各位置における導風カバー22を保持する保持力を大きくすることができる。
更に、ウインドシールド10では、昇降機構16によってウインドシールド本体21を下方位置と上方位置との間で昇降することができる。下方位置では、ウインドシールド本体21の上端が低いところに位置するので、ウインドシールド本体21の上側を流れる走行風が運転者の頭に当たって運転者の胸の辺りに走行風が多少導かれる。そのため、運転者の胸の辺りの負圧が解消されている。このような下方位置では、導風口31がメータバイザ4の前側に位置し、導風口31から取り込まれる風をメータバイザ4によって遮るようになっている。そうすることで、導風口31から取り込まれた風が運転者に当たることを抑制している。
また、運転者に対する防風効果を向上させるべく、昇降機構16によってウインドシールド本体21を上方位置に上昇させると、運転者の胸の辺りに風が導かれなくなり、胸の辺りの負圧が大きくなる。そのため、上方位置では、導風口31がメータバイザ4より高く位置するように配置されており、導風口31から取り込んだ風が運転者の胸の辺りに導かれるようになっている。これにより、負圧に伴って運転者が前方に押されることを抑制することができる。
更にウインドシールド10では、導風口31がV字状に形成されており、開口面積が大きくとられている。これにより、より多くの量の空気を導風口31から取り込むことができ、運転者の胸の辺りの負圧を更に低減することができる。
[その他の実施形態]
ウインドシールド10では、導風カバー22が角変位するように構成されているが、ウインドシールド本体21に沿って導風カバー22が上下方向又は左右方向に直線的又は曲線的にスライド(上下方向又は左右方向に変位)するような構成であってもよい。導風カバー22がスライドする場合、位置決め機構23L,23Rの位置決め孔43a〜43cは、スライド方向にずらす、スライド方向に交わる方向にずらす、及びそれらを組み合わせることによって、前後上下のガタを抑制することができる。
また、ウインドシールド10において、位置決め孔43a〜43cが左右の取付板32の各々に形成されているが、何れか一方の取付板32にだけ位置決め孔43a〜43cが形成されていてもよい。対をなす位置決め孔43a〜43cが2つの取付板32の何れ一方に偏らせて形成されてもよく、対をなす位置決め孔43a〜43cが周方向ではなく半径方向にずらして取付板32に形成されていてもよい。また、位置決めするだけであれば、対をなす位置決め孔43a〜43cをずらして形成する必要はない。更に、ガタを抑制するために対をなす位置決め孔43a〜43cの位置をずらしているが、対をなす位置決め孔43a〜43cの位置をずらすことなく収容孔22dの各々の位置を互いにずらしても同様の効果を得ることができる。また、取付板32に位置決め孔43a〜43cを形成しているが、取付板32に凸部を形成しボール部材42に凹部を形成して位置決めするようにしてもよい。また、本実施形態において係合部材は、球状のボール部材42で構成されているが、円錐形状又は円錐台形状であってもよく、被係合部材である取付板32に向かって縮径するような形状であればよい。
ウインドシールド10では、押付部材41が中心軸線L2に沿う方向にボール部材42を押圧しているが、位置決め機構23L,23R毎に押付部材41の押圧方向が異なっていてもよい。例えば、収容孔22dから見た位置決め孔43a〜43cの向きが位置決め機構23L,23R毎に異なるように位置決め孔43a〜43cが形成される。詳細に説明すると、各位置決め機構23L,23Rにおいて、収容孔22dの中心軸線L2に直交する平面に対して、押付部材41がボール部材42を押し付ける向きが異なるように構成されている。
ウインドシールド10では、ウインドシールド本体21を下降させたときに案内部分33bがメータバイザ4に当たらないように短く形成されている。しかし、ウインドシールド10が昇降機構16を有しない場合、案内部分33bを長く形成してもよい。そうすることで、より多くの空気を運転者の胸の辺りに導くことができ、胸の辺りの負圧を解消することができる。また、ウインドシールド10において、案内部33及び導風部52は、必ずしも必要ではない。ウインドシールド10は、少なくとも導風カバー22を有していればよく、また導風カバー22に案内部33及び導風部52のいずれか一方を組み合わせて用いるようにしてもよい。また、導風部52は、必ずしも導風口31の下縁部分に沿わせて配置する必要はなく、導風口31より下側に配置すればよい。
ウインドシールド10では、操作レバー57によって手動で導風カバー22を開閉するようになっているが必ずしも必要ではなく、電動モータやシリンダ機構等のアクチュエータを用いて開閉駆動可能な構成であってもよい。
また、ウインドシールド10では、ウインドシールド本体21と共に種々の構成が取付部分15e,15fに締結部材17a〜17cによって共締めされているが、必ずしもそのように構成する必要はない。例えば、取付板32やカバー部材24をウインドシールド本体21に溶着したり係合したりする等して直接取り付けてもよい。また、締結部材17a〜17cは、必ずしもボルトである必要はなく、リベット等であってもよい。
ウインドシールド本体21は、合成樹脂の成形品であって、導風口31より下側の領域にウェルドラインが生じる場合がある。そのようなウェルドラインを目立たなくするために、ウインドシールド本体21では、ウェルドラインが生じる領域を粗面加工したり、意匠を施したりする等してウェルドラインを隠すようにしている。
本実施形態のウインドシールド10は、自動二輪車1に備わっているが、備わる車両は自動二輪車1以外であってもよい。例えば、全地形対応車(ATV)等の四輪車や三輪車等に備わっていてもよく、備わる車両が鞍乗型車両であればよい。
1 自動二輪車
4 メータバイザ
5 ウインドシールド昇降装置
10 ウインドシールド
16 昇降機構
21 ウインドシールド本体
22 導風カバー(開閉カバー)
31 導風口
33 案内部
51L,51R サイドカバー部(仕切り部材)
52 導風部

Claims (6)

  1. 風除けのために運転者の前方に位置するように鞍乗型車両に取付けられ、且つ運転者の方へと走行風を導くための導風口が形成されているウインドシールド本体と、
    前記導風口の上方に位置するように前記ウインドシールド本体に設けられている堰止部材とを備え、
    前記導風口は、前記ウインドシールド本体の下方領域に形成され、
    前記堰止部材は、前記ウインドシールド本体に沿って流れる走行風を堰き止めて前記導風口に導くように前記ウインドシールド本体から前方に突出し、前記ウインドシールド本体から前方に突出している開位置と、前記導風口を前側から塞ぐ閉位置との間で可動するように構成されている、ウインドシールド。
  2. 風除けのために運転者の前方に位置するように鞍乗型車両に取付けられ、且つ運転者の方へと走行風を導くための導風口が形成されているウインドシールド本体と、
    前記導風口の上方に位置するように前記ウインドシールド本体に設けられている堰止部材と、
    前記導風口の上縁部分に配置されるように前記ウインドシールド本体に一体的に設けられる案内部を備え、
    前記導風口は、前記ウインドシールド本体の下方領域に形成され、
    前記堰止部材は、前記ウインドシールド本体に沿って流れる走行風を堰き止めて前記導風口に導くように前記ウインドシールド本体から前方に突出し、
    前記案内部は、前記堰止部材によって堰き止められた走行風を前記運転者に向かって流すように後方に延在しており、
    前記案内部は、庇部分とを有し、
    前記庇部分は、前記導風口の上縁から前方に突出し、
    前記庇部分の前端部分は、下方に垂れ下がっており、
    前記庇部分の前端部分の前面には、着色されたカバーが取り付けられている、ウインドシールド。
  3. 前記案内部は、案内部分を更に有し、
    前記案内部分は、前記庇部分の前端部分から折り返されて後方に延在している、請求項2に記載のウインドシールド。
  4. 記ウインドシールド本体に設けられる仕切部材を備え、
    記仕切部材は、前記導風口の左右両側に夫々位置するように前記ウインドシールド本体の前側に配置され、前記導風口の左右方向夫々に流れる走行風を堰き止めるようになっている、請求項1乃至3の何れか1つに記載のウインドシールド。
  5. 前記導風口の下方に位置するように前記ウインドシールド本体に形成されている導風部を備え、
    前記導風部は、前記ウインドシールド本体に沿って流れる走行風を前記堰止部材の方に導くように構成されている、請求項1乃至の何れか1つに記載のウインドシールド。
  6. 請求項1乃至の何れか1つに記載の前記ウインドシールドと、
    前記ウインドシールドの前記導風口が前記鞍乗型車両のメータカバーに前側に位置する下方位置と、前記導風口が前記メータカバーより高く位置する上方位置との間で前記ウインドシールドを昇降させる昇降機構とを備える、ウインドシールド昇降装置。
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