JP6545106B2 - PI3Kδ関連障害治療のためのピラゾロピリミジン誘導体の使用 - Google Patents
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Description
本発明は、式I:
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩の治療効果量を、患者に投与することを含む、当該患者の特発性血小板減少性紫斑病、自己免疫性溶血性貧血、血管炎、全身性エリテマトーデス、ループス腎炎、天疱瘡、膜性腎症、慢性リンパ性白血病(CLL)、非ホジキンリンパ腫、有毛細胞性白血病、マントル細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、濾胞性リンパ腫、リンパ形質細胞性リンパ腫、結節外辺縁帯リンパ腫、ホジキンリンパ腫、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症、前リンパ球性白血病、急性リンパ芽球性白血病、骨髄線維症、粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫、縦隔(胸腺)大細胞型B細胞リンパ腫、リンパ腫様肉芽腫症、脾臓周辺帯リンパ腫、原発性体腔性リンパ腫、血管内大細胞型B細胞リンパ腫、形質細胞性白血病、骨髄外形質細胞腫、くすぶり型骨髄腫(無症候性骨髄腫として公知)、意味不明のモノクローン性γグロブリン血症(MGUS)、活性B細胞様(ABC)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、または胚中心B細胞(GCB)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の方法を提供する。
R2は、C1〜6アルキルまたはC1〜6ハロアルキルであり;
R4は、ハロ、OH、CN、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜4アルコキシ、またはC1〜4ハロアルコキシであり;
R5は、ハロ、OH、CN、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜4アルコキシ、またはC1〜4ハロアルコキシであり;
Cyは、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR3基により置換されていてもよい、C3〜7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから選択され;
各R3は、独立して、Cy1、−(C1〜3アルキレン)−Cy1、ハロ、CN、NO2、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C1〜6ハロアルキル、ORa1、SRa1、C(=O)Rb1、C(=O)NRc1Rd1、C(=O)ORa1、OC(=O)Rb1、OC(=O)NRc1Rd1、NRc1Rd1、NRc1C(=O)Rb1、NRc1C(=O)ORb1、NRc1C(=O)NRc1Rd1、C(=NRe)Rb1、C(=NRe)NRc1Rd1、NRc1C(=NRe)NRc1Rd1、NRc1S(=O)Rb1、NRc1S(=O)2NRc1Rd1、S(=O)Rb1、S(=O)2Rb1、およびS(=O)2NRc1Rd1から選択され;当該C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニルは、各々、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよく;
各Cy1は、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよい、C3〜7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから、独立して選択され;
各Ra1、Rc1、およびRd1は、独立して、H、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから選択され;当該C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールは、各々、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよく;
各Rb1は、独立して、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから選択され;当該C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールは、各々、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよく;
またはRc1およびRd1は、それらが結合するN原子と一緒になって、−OHまたはC1〜3アルキルにより置換されていてもよい4員、5員、6員、または7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
各Reは、独立して、H、CN、OH、C1〜4アルキル、およびC1〜4アルコキシから選択され;および
各R11は、独立して、OH、NO2、CN、ハロ、C1〜3アルキル、C2〜3アルケニル、C2〜3アルキニル、C1〜3ハロアルキル、シアノ−C1〜3アルキル、HO−C1〜3アルキル、C1〜3アルコキシ−C1〜3アルキル、C3〜7シクロアルキル、C1〜3アルコキシ、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノ、チオ、C1〜3アルキルチオ、C1〜3アルキルスルフィニル、C1〜3アルキルスルホニル、カルバミル、C1〜3アルキルカルバミル、ジ(C1〜3アルキル)カルバミル、カルボキシ、C1〜3アルキルカルボニル、C1〜4アルコキシカルボニル、C1〜3アルキルカルボニルアミノ、C1〜3アルキルスルホニルアミノ、アミノスルホニル、C1〜3アルキルアミノスルホニル、ジ(C1〜3アルキル)アミノスルホニル、アミノスルホニルアミノ、C1〜3アルキルアミノスルホニルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノスルホニルアミノ、アミノカルボニルアミノ、C1〜3アルキルアミノカルボニルアミノ、およびジ(C1〜3アルキル)アミノカルボニルアミノから選択される)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩の治療効果量を、患者に投与することを含む、当該患者の特発性血小板減少性紫斑病、自己免疫性溶血性貧血、血管炎、全身性エリテマトーデス、ループス腎炎、天疱瘡、膜性腎症、慢性リンパ性白血病(CLL)、非ホジキンリンパ腫、有毛細胞性白血病、マントル細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、濾胞性リンパ腫、リンパ形質細胞性リンパ腫、結節外辺縁帯リンパ腫、ホジキンリンパ腫、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症、前リンパ球性白血病、急性リンパ芽球性白血病、骨髄線維症、粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫、縦隔(胸腺)大細胞型B細胞リンパ腫、リンパ腫様肉芽腫症、脾臓周辺帯リンパ腫、原発性体腔性リンパ腫、血管内大細胞型B細胞リンパ腫、形質細胞性白血病、骨髄外形質細胞腫、くすぶり型骨髄腫(無症候性骨髄腫として公知)、意味不明のモノクローン性γグロブリン血症(MGUS)、活性B細胞様(ABC)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(ABC−DLBCL、または胚中心B細胞(GCB)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(GCB−DLBCL)の治療方法を提供する。
各R3は、独立して、Cy1、−(C1〜3アルキレン)−Cy1、ハロ、CN、C1〜6アルキル、ORa1、NRc1Rd1、C(=O)Rb1、C(=O)ORa1、C(=O)NRc1Rd1、およびS(=O)2Rb1から選択され、当該C1−6アルキルは、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよく;
各Cy1は、独立して、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよい、C3〜7シクロアルキルであり;
各Ra1、Rc1、およびRd1は、独立して、HおよびC1〜6アルキルから選択され;当該C1〜6アルキルは、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよく;
各Rb1は、独立して、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよいC1〜6アルキルであり;および
各R11は、独立して、OH、CN、ハロ、シアノ−C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノ、C1〜3アルキルカルボニル、C1〜3アルコキシカルボニル、カルバミル、C1〜3アルキルカルバミル、またはジ(C1〜3アルキル)カルバミルである。
R2は、C1〜3アルキルまたはC1〜3フルオロアルキルであり;
R4は、ハロ、CN、またはC1〜3アルキルであり;
R5は、ハロ、CN、またはC1〜3アルキルであり;
Cyは、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR3基により置換されていてもよい、C3〜6シクロアルキル、4〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから選択され;
各R3は、独立して、Cy1、−(C1〜3アルキレン)−Cy1、ハロ、CN、C1〜6アルキル、ORa1、NRc1Rd1、C(=O)Rb1、C(=O)ORa1、C(=O)NRc1Rd1、およびS(=O)2Rb1から選択され、当該C1−6アルキルは、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよく;
各Cy1は、独立して、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよいC3〜7シクロアルキルであり;
各Ra1、Rc1、およびRd1は、独立して、HおよびC1〜6アルキルから選択され、当該C1〜6アルキルは、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよく;
各Rb1は、独立して、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよいC1〜6アルキルであり;および
各R11は、独立して、OH、CN、ハロ、シアノ−C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノ、C1〜3アルキルカルボニル、C1〜3アルコキシカルボニル、カルバミル、C1〜3アルキルカルバミル、またはジ(C1〜3アルキル)カルバミルである。
R2は、メチル、エチル、または2,2−ジフルオロメチルであり;
R4は、F、Cl、CN、またはメチルであり;
R5は、Cl、CN、またはメチルであり;
Cyは、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR3基により置換されていてもよい、C3〜6シクロアルキル、4〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから選択され;
各R3は、独立して、Cy1、−(C1〜3アルキレン)−Cy1、ハロ、CN、C1〜6アルキル、ORa1、NRc1Rd1、C(=O)Rb1、C(=O)ORa1、C(=O)NRc1Rd1、およびS(=O)2Rb1から選択され、当該C1〜6アルキルは、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよく;
各Cy1は、独立して、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよいC3〜7シクロアルキルであり;
各Ra1、Rc1、およびRd1は、独立して、HおよびC1〜6アルキルから選択され、当該C1〜6アルキルは、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよく;
各Rb1は、独立して、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよいC1〜6アルキルであり;および
各R11は、独立して、OH、CN、ハロ、シアノ−C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノ、C1〜3アルキルカルボニル、C1〜3アルコキシカルボニル、カルバミル、C1〜3アルキルカルバミル、またはジ(C1〜3アルキル)カルバミルである。
R2は、メチル、エチル、または2,2−ジフルオロメチルであり;
R4は、F、Cl、CN、またはメチルであり;
R5は、Cl、CN、またはメチルであり;
Cyは、シクロプロピル環、フェニル環、アゼチジン環、ピロリジン環、ピペリジン環、3−オキソ−モルホリン−6−イル、2−オキソ−ピロリジン−4−イル、2−オキソ−オキサゾリジン−4−イル、2−オキソ−オキサゾリジン−5−イル、ピラゾール環、ピリジン環、およびピリミジン環から選択され、その各々は、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR3基により置換されていてもよく;
各R3は、独立して、Cy1、−(C1〜3アルキレン)−Cy1、ハロ、C1〜6アルキル、ORa1、NRc1Rd1、C(=O)Rb1、C(=O)ORa1、C(=O)NRc1Rd1、およびS(=O)2Rb1から選択され、当該C1〜6アルキルは、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよく;
各Cy1は、独立して、シクロプロピルおよびシクロブチルから選択され、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよく;
各Ra1、Rc1、およびRd1は、独立して、HおよびC1〜4アルキルから選択され;当該C1〜4アルキルは、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよく;
各Rb1は、独立して、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよいC1〜4アルキルであり;
各R11は、独立して、OH、CN、ハロ、シアノ−C1〜3アルキル、C1〜3アルコキシ−C1〜3アルキル、C1〜3アルコキシ、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノ、C1〜3アルキルカルボニル、C1〜4アルコキシカルボニル、カルバミル、C1〜3アルキルカルバミル、またはジ(C1〜3アルキル)カルバミルである。
Gは、NHであり、nは、1であり、VはOである;または
Gは、NHであり、nは、0であり、Vは、OまたはCH2である;または
Gは、Oであり、nは、0であり、Vは、NHである)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩である。
本明細書に記載の化合物は、例えば、ホスホイノシチド3キナーゼ(PI3K)を含む、1つ以上の様々なキナーゼの活性を調節し得る。「調節」という語は、該PI3Kファミリーの1つ以上のメンバーの活性を増加または減少する能力を表すことを意図される。従って、本明細書に記載の化合物は、該PI3Kを、本明細書に記載のいずれかの1つ以上の化合物または組成物と接触させることにより、PI3Kを調節する方法で使用され得る。いくつかの実施形態では、本発明の化合物は、1つ以上のPI3Kの阻害剤として作用し得る。さらなる実施形態では、本明細書に記載の化合物は、本明細書に記載の化合物、またはその薬剤的に許容可能な塩の調節量の投与により、受容体の調節を必要とする個体のPI3Kの活性を調節するため、使用され得る。いくつかの実施形態では、調節は、阻害である。
例えば、WO2006/056399に記載のものなど、Bcr−Abl、Flt−3、EGFR、HER2、JAK(例えば、JAK1またはJAK2)、c−MET、VEGFR、PDGFR、cKit、IGF−1R、RAF、FAK、Akt mTOR、PIM、およびAKT(例えば、AKT1、AKT2、またはAKT3)キナーゼ阻害剤、または治療抗体など、他の薬剤だけでなく、例えば、化学療法薬、抗炎症剤、ステロイド剤、免疫抑制剤など、1つ以上の追加の医薬品が、PI3K関連疾病、障害または状態の治療のため、本発明の化合物と併用して使用され得る。該1つ以上の追加の医薬品は、同時にまたは順次に、患者に投与され得る。
医薬品として使用されるとき、本明細書に記載の化合物は、医薬組成物の形態で投与され得る。これらの組成物は、医薬分野で周知の方法で製剤され得、局在的または全身的治療が望ましいかどうか、および治療される範囲に依存して、様々な経路により投与され得る。投与は、局所的(経皮、上皮、眼および鼻腔内、腟内および直腸送達を含む粘膜を含む)、肺(例えば、吸入または散剤または噴霧器を含むエアロゾル剤のガス注入;気管内または鼻腔内)、経口または非経口であり得る。非経口投与としては、静脈内、動脈内、皮下、腹腔内、筋肉内または注射もしくは点滴;または頭蓋内、例えば、くも膜下腔内または脳室内投与が挙げられる。非経口投与は、1回の大量瞬時投与量の形態であり得、または、例えば、連続的注入ポンプによるものであり得る。局所投与用医薬組成物および処方物としては、経皮パッチ剤、軟膏剤、ローション剤、クリーム剤、ゲル剤、ドロップ剤、坐剤、スプレー剤、液剤および散剤が挙げられ得る。通常の医薬用担体、水性、粉状または油状基材、増粘剤などが、必要であり得または望ましい。
本発明は、例えば、がんなどのPI3K関連疾病または障害の治療または予防に有用な医薬用キットも含み、本明細書に記載の化合物の治療効果量を含む医薬組成物を含む1つ以上の容器を含む。当業者に、容易に明白であるように、かかるキットは、必要に応じて、例えば、1つ以上の薬剤的に許容可能な担体を含む容器、追加の容器、その他など、1つ以上の様々な従来の医薬用キット構成要素をさらに含み得る。投与される成分量、投与の指針、および/または該成分の混合の指針を示す、挿入物あるいはラベルのいずれかの指示書も、該キット内に含まれ得る。
その塩を含む、本明細書に記載の化合物は、公知の有機合成技術を用いて、調製され得、多数の可能な合成経路のいずれかに従って、合成され得る。いくつかの実施形態では、該化合物は、2012年8月31日に出願された米国特許出願第13/601,349号(その全文を参照することにより、本明細書に組み入れられるものとする)に記載のように合成され得る。
酢酸(300mL)中の1−(5−クロロ−2−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)エタノン(Oakwoodから、50.0g、271mmol)の撹拌溶液中に、N−ヨードコハク酸イミド(73.1g、325mmol)を添加し、得られた混合物を、3.5時間にわたって、60〜80℃の間で、マントル加熱しながら、撹拌して、それから室温まで冷却し、一夜、撹拌した。水(500mL)を、小分けして、混合物に添加して、暗色固体を生成させた。10分間の撹拌後、該固体を、追加の水で洗浄しながら、濾過した。淡〜暗褐色固体を、真空下、4時間、乾燥して、それから、週末にわたって、風乾して、81.3g(97%)の所望の生成物を得た。C9H9ClIO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=310.9;実測値:311.0。1HNMR(300MHz,CDCl3):δ13.21(s,1H),7.71(s,1H),2.65(s,3H),2.63(s,3H)ppm。
炭酸カリウム(72.4g、524mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(250mL)中の1−(5−クロロ−2−ヒドロキシ−3−ヨード−4−メチルフェニル)エタノン(81.3g、262mmol)およびヨウ化メチル(19.6mL、314mmol)の混合物に添加した。混合物を、室温で、4時間、撹拌した。水(500mL)を、添加して、15分間、撹拌した。暗色固体を、濾過し、真空乾燥して、42.3gの所望の生成物を得た。濾液を、EtOAc(4回)で抽出した。合わせた濾液を、水(2回)および塩水で洗浄し、乾燥(MgSO4)し、濾過して、濃縮した。固体を、真空乾燥して、追加の37.2gの所望の生成物を得た。生成物を、さらに精製しないで、使用した。C10H11ClIO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=324.9;実測値:325.0。1HNMR(300MHz,CDCl3):δ7.62(s,1H),3.78(s,3H),2.65(s,3H),2.62(s,3H)ppm。
亜鉛(1.71g、26.2mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(45.0mL)中に懸濁し、1,2−ジブロモエタン(210μL、2.5mmol)を添加した。混合物を、60℃で、10分間、加熱して、室温に冷却した。クロロトリメチルシラン(330μL、2.6mmol)を添加し、60℃で、10分間、撹拌して、室温に冷却した。それから、3−ヨードアゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(Oakwoodから、6.25g、22.1mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(5.0mL)溶液を、添加し、混合物を、室温で、1時間、撹拌した。1−(5−クロロ−3−ヨード−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノン(5.00g、15.4mmol)、トリ−(2−フリル)ホスフィン(358mg、1.54mmol)、およびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.70g、0.77mmol)を、順番に添加して、反応混合物を、70℃まで温めて、一夜、撹拌した。混合物を、室温まで冷却して、酢酸エチル(EtOAc)と飽和NH4Cl溶液とで分配した。層を分離して、水層を、さらにEtOAc(2回)で抽出した。合わせた有機層を、水および塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥して、濃縮した。残渣を、ヘキサン類中の0〜30%EtOAcで溶離して、シリカゲルで精製して、オレンジ色固体として、3.0g(55%)の所望の生成物を得た。C18H24ClNO4NaのLCMS計算値(M+Na)+:m/z=376.1;実測値:376.0。1HNMR(400MHz,CDCl3):δ7.52(s,1H),4.32,(m,2H),4.16(m,3H),3.66(s,3H),2.59(s,3H),2.31(s,3H),1.45(s,9H)ppm。
3−(3−アセチル−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.3g、3.7mmol)のメタノール(20mL)溶液に、0℃で撹拌しながら、テトラヒドロホウ酸ナトリウム(0.167g、4.41mmol)を添加した。混合物を、0〜5℃で、1時間、撹拌した。反応を、水で停止して、EtOAc(3回)で抽出した。合わせた抽出物を、MgSO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、1.3g(100%)の所望の生成物を得た。C18H26ClNO4NaのLCMS計算値(M+Na)+:m/z=378.2;実測値:378.1。1HNMR(400MHz,CDCl3):δ7.37(s,1H),5.10(q,1H),4.30(m,2H),4.14(m,3H),3.63(s,3H),2.25(s,3H),1.48(d,3H),1.44(s,9H)ppm。
シアヌル酸塩化物(Aldrichから、1.22g、6.62mmol)をフラスコ中に、計量して入れ、N,N−ジメチルホルムアミド(0.512mL、6.62mmol)を添加した。数分の撹拌後、3−[3−クロロ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.5g、4.2mmol)の塩化メチレン(30mL)溶液を添加した。得られた混合物を、室温で、一夜、撹拌した。水を添加して、それから、ジクロロメタンで希釈した。層を分離し、有機層を、飽和NaHCO3溶液、水、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥して、濃縮した。得られた残渣を、ヘキサン類中の0〜35%EtOAcで溶離して、シリカゲルで精製して、所望の生成物(1.36g、86%)を得た。C13H17ClNOのLCMS計算値(M−Cl−Boc+H)+:m/z=238.1;実測値:238.1。1HNMR(400MHz,CDCl3):δ7.46(s,1H),5.44,(q,1H),4.32(m,2H),4.18−4.10(m,3H),3.67(s,3H),2.27(s,3H),1.79(d,3H),1.44(s,9H)ppm。
室温で、水素化ナトリウム(0.32g、8.0mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(20mL)中の3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(ChemBridgeから、0.59g、4.0mmol)の懸濁液に添加した。得られた混合物を、該懸濁液が、ほとんど透明溶液になる間の25分間、室温で撹拌した。得られた混合物に、3−[3−クロロ−5−(1−クロロエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.35g、3.61mmol、実施例1、工程5から)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)溶液を添加した。混合物を、50℃で、一夜、撹拌した。冷却後、混合物を、水で希釈して、EtOAc(2回)で抽出した。合わせた抽出物を、水および塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥して、濃縮した。得られた残渣を、ジクロロメタン中の0〜10%MeOHで溶離して、シリカゲルで精製して、黄色ゴム状の1.03g(59%)の所望の生成物を得た。ラセミ生成物を、18mL/分の流速、4mg/注入で、ヘキサン類中の10%エタノールで溶離して、Phenomenex Lux−Cellulose2カラム(21.1x250mm、5ミクロン粒径)に適用して、2つの鏡像異性体を得た。1番目ピークの保持時間は、8.34分および2番目ピークの保持時間は、10.92分であった。ピーク1(463mg)、C24H32ClN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=487.2;実測値:487.1。1HNMR(400MHz,CDCl3):δ7.37(s,1H),6.30,(q,1H),5.40(s,2H),4.23(m,2H),4.17〜4.00(m,3H),3.57(s,3H),2.58(s,3H),2.16(s,3H),1.76(d,3H),1.37(s,9H)ppm。
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(318mg、0.653mmol)(上記からのピーク1)の塩化メチレン(3.2mL)溶液に、1,4−ジオキサン(1.6mL、6.5mmol)中の4.0M塩酸を添加した。得られた混合物を、室温で、75分間、撹拌した。溶媒を蒸発させて、残渣を真空乾燥して、ビスHCl塩として、0.30gの所望の生成物を得た。C19H24ClN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=387.2;実測値:387.1。
塩化メチレン(1.0mL)中、1−[1−(3−アゼチジン−3−イル−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン二塩化水素化物(58mg、0.13mmol)、アセトン(18.5μL、0.252mmol)およびトリエチルアミン(54.5μL、0.391mmol)の混合物に、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム樹脂(108mg、0.249mmol)を添加した。得られた混合物を、室温で、3時間、撹拌した。混合物を、濾過して濃縮した。粗生成物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%TFA含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)を用いて精製して、TFA塩として、50mg(60%)の所望の生成物を得た。C22H30ClN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=429.2;実測値:429.1。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。1HNMR(500MHz,DMSO−d6):δ8.47(s,1H),7.46(s,1H),6.29(q,J=6.9Hz,1H),4.52(m,2H),4.21(m,1H),4.15(t,J=9.8Hz,1H),4.06(t,J=9.7Hz,1H),3.53(s,3H),3.39〜3.27(m,1H),2.61(s,3H),2.11(s,3H),1.75(d,J=6.8Hz,3H),1.11(dd,J=6.0,3.8Hz,6H)ppm。
ラセミ3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(146mg、0.300mmol)(実施例1工程6からのラセミ中間体)の塩化メチレン(1.5mL)溶液に、1,4−ジオキサン(0.75mL、3.0mmol)中の4.0M塩酸を添加した。室温で、2時間、撹拌後、溶媒を蒸発させて、得られた残渣を、真空乾燥して、HCl塩として、138mgの所望の生成物を得た。C19H24ClN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=387.2;実測値:387.1。
塩化メチレン(0.20mL)中の1−[1−(3−アゼチジン−3−イル−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン二塩化水素化物(20.0mg、0.0435mmol、実施例2、工程1から)およびトリエチルアミン(30.3μL、0.217mmol)の混合物に、塩化アセチル(6.18μL、0.0870mmol)を添加した。得られた混合物を、室温で、一夜、撹拌した。溶媒を、蒸発させて、粗生成物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%TFA含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)を用いて精製して、TFA塩として、所望の生成物を得た。生成物を、ラセミ混合物として、単離した。C21H26ClN6O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=429.2;実測値:429.1。1HNMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.35(s,1H),7.34(s,1H),6.26(q,1H),4.50(m,1H),4.28~4.20(m,2H),4.01(m,1H),3.88(m,1H),3.52(s,3H),2.58(s,3H),2.18(s,3H),1.75〜1.71(m,6H)ppm。
酢酸(100mL)中の1−(5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノン(5.00g、25.2mmol、Oakwoodから)の撹拌溶液に、N−ブロモコハク酸イミド(4.93g、27.7mmol)を添加し、得られた混合物を、100℃で、18時間、加熱した。外界温度に冷却後、反応混合物を、真空で濃縮して、それから、飽和重炭酸ナトリウムで中和し、不溶性コハク酸イミドを濾過して除いた。濾液を、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥して、それから、減圧下、濃縮乾固した。残渣を、ヘキサン類中の0〜50%EtOAcでの溶離で、シリカゲルにて精製して、所望の生成物(2.66g、38%)を得た。C10H11BrClO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=277.0;実測値:277.0。1HNMR(DMSO−d6,300MHz):d7.70(1H,s),3.77(3H,s),2.57(3H,s),2.50(3H,s)ppm。
1,4−ジオキサン(6mL)中、1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノン(0.38g、1.4mmol)およびN,N−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−カルボキサミド(PepTechから、0.46g、1.6mmol)の混合物に、炭酸カリウム(0.38g、2.7mmol)の水(2mL)溶液を添加した。反応混合物を、N2でバブリングした。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.095g、0.082mmol)を添加して、反応物を、100℃で、一夜、撹拌した。反応物を、水で希釈し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、MgSO4上で乾燥し、濃縮し、シリカゲル(ヘキサン類中の0〜100%EtOAcで溶離して)で精製して、所望の生成物を得た。C18H20ClN2O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=347.1;実測値:347.1。
5−(3−アセチル−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド(106mg、0.306mmol)のメタノール(2mL)溶液に、0℃に冷却しながら、テトラヒドロホウ酸ナトリウム(14mg、0.37mmol)を添加した。混合物を、室温で、1時間、撹拌し、それから、水で反応停止して、EtOAcで抽出した。有機層を、MgSO4上で乾燥し、濃縮して、粗アルコールを得た。C18H22ClN2O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=349.1;実測値:349.1。
シアヌル酸塩化物(85mg、0.46mmol)を、室温で、N,N−ジメチルホルムアミド(0.036mL、0.46mmol)に添加した。白色固体生成後(10分)、塩化メチレン(2mL)、次いで、5−[3−クロロ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド(115mg、0.330mmol、実施例11、工程3から)を添加した。添加後、混合物を、室温で、一夜、撹拌した。水を添加して、ジクロロメタンで希釈した。有機相を、飽和NaHCO3溶液、水および塩水で洗浄し、それから、MgSO4上で乾燥して、濃縮した。残渣を、シリカゲル(ヘキサン類中の0〜80%EtOAcで溶離して)で精製して、所望の生成物(76mg、63%)を得た。C18H21Cl2N2O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=367.1;実測値:367.0。
3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(6.1mg、0.041mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.4mL)溶液に、0℃で、水素化ナトリウム(60%、2.0mg、0.082mmol)を添加し、混合物を、室温で、10分間、撹拌した。得られた混合物に、5−[3−クロロ−5−(1−クロロエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド(15.0mg、0.0408mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.2mL)溶液を添加した。混合物を、室温で、一夜、撹拌した。粗混合物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%TFA含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)で精製して、ビスTFA塩として、所望の生成物を得た。生成物をラセミ混合物として、単離した。C24H27ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=480.2;実測値:480.1。
4−クロロ−3−フルオロフェノール(Aldrichから、20g、100mmol)に、N2下、撹拌しながら、塩化アセチル(14.1mL、199mmol)を添加した。得られた混合物は、室温で、直ぐに透明溶液になり、60℃で、2時間、加熱した。得られた混合物に、三塩化アルミニウム(25.0g、187mmol)を、小分けして添加し、反応混合物を、180℃で、30分間、加熱した。固体は、高温で、ゆっくり溶解した。それから、固体が、フラスコ内側に薄層を生成させるように、フラスコを、適切に注意深く回しながら、反応混合物を、室温まで冷却し、それから、氷浴で冷却しながら、一夜撹拌して、ゆっくり、1.0N HCl(300mL)で反応停止した。黄色沈殿物を、水で洗浄し、真空下乾燥して、黄色固体として、所望の生成物(23.8g)を得て、これを、さらに精製しないで、次工程で、直接使用した。
1−(5−クロロ−4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)エタノン(23.8g、126mmol)の酢酸(100mL)溶液を、N−ヨードコハク酸イミド(34.1g、151mmol)で処理して、70℃で、2時間、撹拌した。反応混合物を、濃縮し、EtOAcで希釈して、バブリングが止むまで、飽和NaHCO3溶液で反応停止した。有機層を分離し、水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、はぎ取って、所望の生成物を得て、これを、さらに精製しないで、次工程で、直接使用した。
1−(5−クロロ−4−フルオロ−2−ヒドロキシ−3−ヨードフェニル)エタノン(13g、41mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(41.3mL)に溶解した。ヨウ化メチル(3.9mL、62mmol)を、次いで、炭酸カリウム(11g、83mmol)を添加した。反応物を、60℃で、1時間、加熱した。混合物を、室温まで冷却し、エーテルで希釈した。有機層を分離し、合わせて、水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濃縮し、シリカゲル(ヘキサン類中の0〜10%EtOAcで溶離して)で精製して、所望の生成物(10g、70%)を得た。C9H8ClFIO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=328.9;実測値:328.9。
亜鉛(0.682g、10.4mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(12mL)中、1,2−ジブロモエタン(0.0598mL、0.694mmol)と一緒に、懸濁した。混合物を、70℃で、10分間、加熱して、それから、室温に冷却した。クロロトリメチルシラン(0.088mL、0.69mmol)を、滴下して添加し、1時間、撹拌を続けた。それから、3−ヨードアゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.5g、8.7mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)溶液を添加し、混合物を、40℃で、1時間加熱して、N,N−ジメチルホルムアミド(20mL)中の1−(5−クロロ−4−フルオロ−3−ヨード−2−メトキシフェニル)エタノン(3.0g、9.1mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.16g、0.17mmol)およびトリ−(2−フリル)ホスフィン(0.081g、0.35mmol)の混合物を、添加した。反応混合物を、70℃まで温めて、一夜、撹拌した。それから、混合物を、室温まで冷却し、エーテルと飽和NH4Cl溶液とで分配した。有機層を水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濃縮し、シリカゲル(ヘキサン類中の0〜25%EtOAcで溶離して)で精製して、所望の生成物(0.8g)を得た。C17H21ClFNO4NaのLCMS計算値(M+Na)+:m/z=380.1;実測値:380.1。
3−(3−アセチル−5−クロロ−6−フルオロ−2−メトキシフェニル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(0.17g、0.48mmol)のメタノール(3mL)溶液に、0℃に冷却しながら、テトラヒドロホウ酸ナトリウム(0.022g、0.57mmol)を添加した。混合物を、室温で、1時間、撹拌し、それから、水で反応停止して、EtOAcで抽出した。有機層を合わせて、MgSO4上で乾燥し、濃縮して、粗アルコール(0.19g)を得た。C17H23ClFNO4NaのLCMS計算値(M+Na)+:m/z=382.1;実測値:382.0。
シアヌル酸塩化物(140mg、0.78mmol)を、室温で、N,N−ジメチルホルムアミド(0.059mL、0.77mmol)に添加した。白色固体生成後(約10分)、塩化メチレン(4mL)、次いで、3−[3−クロロ−2−フルオロ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(197mg、0.547mmol)を添加した。添加後、混合物を、室温で、一夜、撹拌した。水を添加し、それから、ジクロロメタンで希釈した。有機相を、飽和NaHCO3溶液、水および塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥して、濃縮した。得られた残渣を、シリカゲル(ヘキサン類中の0〜30%EtOAcで溶離して)で精製して、所望の生成物(110mg、53%)を得た。
3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(7.9mg、0.053mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.6mL)溶液に、水素化ナトリウム(60%、2.5mg、0.11mmol)を、0℃で添加し、混合物を、室温で、10分間、撹拌した。混合物に、3−[3−クロロ−5−(1−クロロエチル)−2−フルオロ−6−メトキシフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(20mg、0.053mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.3mL)溶液を添加した。反応混合物を、35℃で、一夜、撹拌し、それから、水で反応停止して、エーテルで抽出した。合わせた有機層を、MgSO4上で乾燥し、濃縮して、所望の生成物を得て、直接、次工程で使用した。C23H29ClFN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=491.2;実測値:491.1。
塩化メチレン(0.2mL)中の3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−フルオロ−2−メトキシフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(14mg、0.028mmol)の混合物を、室温で、1時間、ジオキサン(0.2mL、0.8mmol)中の4.0M塩酸で処理し、それから、溶媒を除去して、1−[1−(3−アゼチジン−3−イル−5−クロロ−4−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンHCl塩を得た。アセトニトリル(0.1mL)/メタノール(0.1mL)/テトラヒドロフラン(0.1mL)中の粗HCl塩の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.1mL、0.6mmol)、次いで、アセトン(0.050mL、0.68mmol)を添加した。混合物を、30分間、撹拌して、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.030g、0.14mmol)を添加した。反応物を、室温で、一夜、撹拌し、それから、反応停止し、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%TFA含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)で精製して、TFA塩として、所望の生成物を得た。生成物をラセミ混合物として、単離した。C21H27ClFN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=433.2;実測値:433.1。
1−(5−クロロ−2−ヒドロキシ−3−ヨード−4−メチルフェニル)エタノン(18.9g、60.9mmol)(実施例1、工程1から)を、N,N−ジメチルホルムアミド(60.8mL)中に溶解した。ヨードエタン(7.3mL、91mmol)、次いで、炭酸カリウム(17g、120mmol)を添加した。反応物を、60℃で、1時間、加熱した。混合物を、室温まで冷却して、エーテルで希釈した。有機層を合わせて、水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濃縮し、シリカゲル(ヘキサン類中の0〜10%EtOAcで溶離して)で精製して、所望の生成物(18.9g、91.7%)を得た。C11H13ClIO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=339.0;実測値:339.0。
1,4−ジオキサン(10mL)中の1−(5−クロロ−2−エトキシ−3−ヨード−4−メチルフェニル)エタノン(0.69g、2.0mmol)およびN,N−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−カルボキサミド(0.68g、2.4mmol)の混合物に、炭酸カリウム(0.56g、4.1mmol)水(3mL、200mmol)溶液を添加した。反応物を、N2でバブリングした。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.24g、0.20mmol)を添加し、N2をバブリングした。反応物を、95℃で、一夜、撹拌した。反応物を、水で希釈して、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、MgSO4上で乾燥し、濃縮し、シリカゲル(ヘキサン類中の0〜90%EtOAcで溶離して)で精製して、所望の生成物(0.6g、82%)を得た。C19H22ClN2O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=361.1;実測値:361.0。
5−(3−アセチル−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル)−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド(0.60g、1.7mmol)のメタノール(10mL)溶液に、0℃に冷却しながら、テトラヒドロホウ酸ナトリウム(0.075g、2.0mmol)を添加した。混合物を、室温で、1時間、撹拌し、それから、水で反応停止して、EtOAcで抽出した。抽出物を、MgSO4上で乾燥し、濃縮して、粗アルコール(0.6g)を得た。C19H24ClN2O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=363.1;実測値:363.0。
シアヌル酸塩化物(0.43g、2.3mmol)を、室温で、N,N−ジメチルホルムアミド(0.18mL、2.3mmol)に添加した。白色固体生成後(10分)、塩化メチレン(10mL)、次いで、5−[3−クロロ−6−エトキシ−5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メチルフェニル]−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド(0.6g、2mmol)を添加した。添加後、混合物を、室温で、一夜、撹拌し、それから、ジクロロメタンで希釈して、飽和NaHCO3溶液で洗浄した。有機層を、MgSO4上で乾燥して、濃縮した。残渣を、シリカゲル(ヘキサン類中の0〜50%EtOAcで溶離して)で精製して、所望の生成物(0.58、90%)を得た。C19H23Cl2NO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=381.1;実測値:381.0。
3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(47mg、0.31mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)溶液に、水素化ナトリウム(60%、12.6mg、0.524mmol)を、0℃で添加し、反応混合物を、室温で、10分間、撹拌した。混合物に、5−[3−クロロ−5−(1−クロロエチル)−6−エトキシ−2−メチルフェニル]−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド(100mg、0.3mmol、実施例14、工程4から)のN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)溶液を添加した。反応物を、35℃で、一夜、撹拌した。反応を停止して、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%TFA含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)に適用して、ビスTFA塩として、所望の生成物を得た。生成物を、ラセミ混合物として、単離した。C25H29ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=494.2;実測値:494.1。
テトラヒドロホウ酸ナトリウム(0.31g、8.1mmol)を、メタノール(25mL)中の1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノン(実施例11、工程1から)(1.5g、5.4mmol)の混合物に、0℃で添加し、得られた反応混合物を、室温で、1時間、撹拌した。溶媒を除去し、得られた残渣を、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、それから、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、ヘキサン類中の0〜40%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した(0.30g、90%)。
アセトニトリル(8mL)/水(2mL)中の1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノール(0.30g、1.1mmol)、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−カルボニトリル(Combi−Blocksから、0.27g、1.2mmol)、炭酸ナトリウム(230mg、2.1mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(100mg、0.13mmol)の混合物を脱気し、それから、N2で再充填した。反応物を、95℃で、2時間、撹拌し、それから、冷却し、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、ヘキサン類中の0〜40%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した(0.249g、75%)。C16H16ClN2O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=303.1;実測値:303.0。
シアヌル酸塩化物(170mg、0.94mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(73μL、0.94mmol)の混合物を、室温で、10分間、撹拌し、それから、4−[3−クロロ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]ピリジン−2−カルボニトリル(190mg、0.628mmol)の塩化メチレン(4mL)溶液を添加し、反応物を、室温で、一夜、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、精製しないで、直接、次工程で使用した(121mg、60%)。C16H15Cl2N2OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=321.0;実測値:321.0。
水素化ナトリウム(20mg、0.50mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(4mL)中の4−[3−クロロ−5−(1−クロロエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]ピリジン−2−カルボニトリル(90mg、0.28mmol)、3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(63mg、0.42mmol)の混合物に添加し、反応物を、30℃で、一夜、撹拌した。混合物を、冷却し、水で処理し、それから、濾過して、所望の生成物を得た。C22H21ClN7OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=434.1;実測値:434.2。
水酸化ナトリウム(1.0M)水(0.70mL、0.70mmol)溶液を、エタノール(1.0mL)中の4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}ピリジン−2−カルボニトリル(0.060g、0.14mmol)の混合物に添加し、得られた混合物を、95℃で、6時間、加熱した。この時、濃HClを添加し、pHを約3に調節した。溶媒を除去し、残渣を、さらに精製しないで、次工程で使用した。C22H22ClN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=453.1;実測値:453.2。
2.0MジメチルアミンのTHF溶液(0.14mL、0.28mmol)を、4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}ピリジン−2−カルボン酸(9.6mg、0.021mmol)およびヘキサフルオロリン酸ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム(10mg、0.03mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(0.7mL)溶液に、室温で添加し、次いで、トリエチルアミン(8.8μL、0.064mmol)を添加した。反応物を、1時間、撹拌した。粗混合物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)を用いて、精製して、所望の生成物を得た。生成物を、ラセミ混合物として単離した。C24H27ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=480.2;実測値:480.2。
シアヌル酸塩化物(1.7g、9.2mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(710μL、9.2mmol)の混合物を、室温で、10分間、撹拌し、それから、1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノール(実施例16、工程1から)(1.72g、6.15mmol)の塩化メチレン(34mL)溶液を添加して、反応物を、室温で、一夜、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、ヘキサン類中の0〜10%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した(1.01g、60%)。
水素化ナトリウム(36mg、0.91mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(8mL)中の3−ブロモ−1−クロロ−5−(1−クロロエチル)−4−メトキシ−2−メチルベンゼン(150mg、0.503mmol)、3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(110mg、0.76mmol)の混合物に添加し、反応物を、30℃で、一夜、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、CH2Cl2中の0〜70%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーで精製した(103mg、50%)。C16H18BrClN5OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=410.0;実測値:410。ラセミ生成物を、18mL/分の流速、約13mg/注入で、ヘキサン類中の5%エタノールで溶離して、Phenomenex Lux−Cellulose1カラム(21.1x250mm、5ミクロン粒径)に適用して、2つの鏡像異性体を得た。
カリウムtert−ブトキシド(1.0M)のTHF(0.60mL、0.60mmol)溶液を、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.1g、0.5mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(1.5mL)溶液に、0℃で添加した。反応混合物を、室温で、5分間、撹拌し、それから、0℃まで冷却し、(2−ブロモエトキシ)(tert−ブチル)ジメチルシラン(0.2mL、0.8mmol)で処理した。反応物を、室温で、一夜、撹拌し、それから、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、粗生成物を得て、これを、ヘキサン類中の0〜30%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した。C17H34BN2O3Siの計算値(M+H)+:m/z=353.2;実測値:353.1。
アセトニトリル(0.5mL)/水(0.1mL)中の1−[1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(0.026g、0.062mmol)(キラル純粋、工程2の2番目ピーク)、1−(2−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}エチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.024g、0.069mmol)、炭酸ナトリウム(13mg、0.12mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(6.1mg、0.0075mmol)の混合物を、脱気し、それから、N2を再充填した。反応混合物を、95℃で、2時間、撹拌し、それから、濃HCl(0.1mL)で処理し、それから、室温で、1時間、撹拌した。粗混合物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)を用いて、精製して、所望の生成物を得た。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。C21H25ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=442.2;実測値:442.2。
アセトニトリル(1.2mL)/水(0.3mL)中の1−[1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(60mg、0.15mmol、キラル純粋、実施例20、工程2の1番目ピーク)、[3−フルオロ−4−(メトキシカルボニル)フェニル]ボロン酸(Combi−Blocksから、0.041g、0.20mmol)、炭酸ナトリウム(36mg、0.34mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(6mg、0.007mmol)の混合物を、真空にして、それから、N2で再充填した。反応物を、95℃で、2時間、撹拌した。それから、溶媒を除去して、粗混合物を、CH2Cl2中の0〜70%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物を得た(54mg、75%)。C24H24ClFN5O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=484.2;実測値:484.1。
水酸化リチウム一水和物(13mg、0.31mmol)を、メタノール(0.2mL)/テトラヒドロフラン(0.2mL)/水(0.09mL)中の上記合成した3’−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5’−クロロ−3−フルオロ−2’−メトキシ−6’−メチルビフェニル−4−カルボン酸メチル(0.030g、0.062mmol)の溶液に添加した。反応物を、室温で、1.5時間、撹拌し、それから、pHを2に調節するため、濃HCl(60μL)で処理した。溶媒を除去し、粗生成物を得て、さらに精製しないで、次工程で使用した。C23H22ClFN5O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=470.1;実測値:470.2。
2.0MジメチルアミンのTHF溶液(0.1mL、0.2mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(0.7mL)中の上記合成した3’−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5’−クロロ−3−フルオロ−2’−メトキシ−6’−メチルビフェニル−4−カルボン酸(12mg、0.026mmol)およびヘキサフルオロリン酸ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム(20mg、0.04mmol)の溶液に、室温で添加し、次いで、トリエチルアミン(11μL、0.077mmol)を添加した。反応物を、1時間、撹拌して、水で反応停止した。粗混合物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%TFA含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)に適用して、TFA塩として、所望の生成物を得た。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。C25H27ClFN6O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=497.2;実測値:497.2。
アセトニトリル(4mL)/水(1mL)中の1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノール(0.15g、0.54mmol)、5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−カルボニトリル(Frontierから、0.14g、0.59mmol)、炭酸ナトリウム(110mg、1.1mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(52mg、0.064mmol)の混合物を脱気し、それから、N2で再充填した。反応物を、95℃で、2時間、撹拌し、冷却し、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、それから、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、ヘキサン類中の0〜40%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物を得た(114mg、70%)。C16H16ClN2O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=303.1;実測値:303.0。
シアヌル酸塩化物(170mg、0.94mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(73μL、0.94mmol)の混合物を、室温で、10分間、撹拌し、それから、5−[3−クロロ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]ピリジン−2−カルボニトリル(190mg、0.628mmol)の塩化メチレン(4mL)溶液を添加して、反応物を、室温で、一夜、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、それから、濾過して、濃縮した。得られた粗生成物を、さらに精製しないで、次工程に、直接使用した(110mg、55%)。C16H15Cl2N2OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=321.0;実測値:321.0。
水素化ナトリウム(20mg、0.50mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(4mL)中の5−[3−クロロ−5−(1−クロロエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]ピリジン−2−カルボニトリル(90mg、0.28mmol)、3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(63mg、0.42mmol)の混合物に添加し、反応物を、30℃で、一夜、撹拌した。混合物を、水で処理し、それから、濾過して、所望の生成物を得た。C22H21ClN7OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=434.1;実測値:434.2。
水酸化ナトリウム(1.0M)水(0.70mL、0.70mmol)溶液を、エタノール(1.0mL)中の5−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}ピリジン−2−カルボニトリル(0.060g、0.14mmol)の混合物に添加した。反応物を、95℃で、6時間、加熱し、次いで、pHを約3に調節するため、濃HClを添加した。溶媒を除去し、得られた残渣を、さらに精製しないで、次工程に、使用した。C22H22ClN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=453.1;実測値:453.2。
エタノールアミン(15μL、0.25mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(0.7mL)中の5−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}ピリジン−2−カルボン酸(9.6mg、0.021mmol)およびベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロリン酸(10mg、0.03mmol)の溶液に、室温で添加し、次いで、トリエチルアミン(8.8μL、0.064mmol)を添加した。反応物を、1時間、撹拌し、それから、水で反応停止した。粗混合物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%TFA含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)に適用して、TFA塩として、所望の生成物を得た。生成物を、ラセミ混合物として単離した。C24H27ClN7O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=496.2;実測値:496.2。
4−クロロ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン(330mg、1.9mmol)および1−(2,4−ジメトキシフェニル)メタンアミン(0.58mL、3.9mmol)の1−ブタノール溶液を、40分間、150℃でマイクロ波加熱した。分取LCMS(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、60mL/分の流速で溶離)による精製により、所望の生成物を得た(240mg、42%)。C16H19N4O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=299.1;実測値:299.2。
N−(2,4−ジメトキシベンジル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−4−アミン(110mg、0.37mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)溶液を、水素化ナトリウム(30mg、0.75mmol)で処理し、20℃で、30分間、撹拌した。反応混合物を、5−[3−クロロ−5−(1−クロロエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド(130mg、0.34mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)溶液で処理し、50℃で、一夜、加熱した。反応混合物を、水で希釈し、酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機抽出物を、水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗残渣を得た。分取LCMS(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、60mL/分の流速で溶離)による精製により、所望の生成物を得た(110mg、49%)。C34H38ClN6O4のLCMS(M+H)+:m/z=629.3;実測値:629.1。
5−[3−クロロ−5−(1−{4−[(2,4−ジメトキシベンジル)アミノ]−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−1−イル}エチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド(85mg、0.14mmol)の塩化メチレン(2mL)溶液を、トリフルオロ酢酸(2mL)で処理し、20℃で、3時間、および40℃で、20分間、撹拌した。分取LCMS(XBridge C18カラム、0.1%トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル/水の勾配、60mL/分の流速で溶離)による精製により、所望の生成物を得た(44mg、46%)。生成物を、ラセミ混合物として単離した。C25H28ClN6O2のLCMS(M+H)+:m/z=479.2;実測値:479.0。1HNMR(300MHz,DMSO−d6):δ12.8(brs,0.5H),8.50(brs,0.5H),8.37(brs,2H),7.91〜7.86(m,0.5H),7.80〜7.75(m,0.5H),7.68〜7.58(m,3H),7.17(d,J=7.3Hz,1H),6.19(q,J=6.9Hz,1H),3.04(s,3H),3.01(s,3H),2.94(s,3H),2.61(s,3H),2.05(s,3H),1.83(d,J=6.9Hz,3H)。
1−(5−クロロ−4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)エタノン(例えば、実施例13、工程1から)(20.0g、101mmol、1.00当量)および50%硫酸水溶液(120mL)を、フラスコに入れた。得られた混合物を、撹拌しながら、水浴中で、60℃まで加熱した。N−ブロモコハク酸イミド(21.52g、120.9mmol、1.20当量)を、8分間隔で、3回に分けて[7.0g+7.0g+7.52g]、添加した。反応混合物を、60℃で、3時間、加熱した後、反応が完了した。反応混合物を、水(160ml)およびジクロロメタン(DCM)(300ml)で希釈し、混合物を、0.5時間、撹拌した。有機層を分離し、水層を、ジクロロメタン(100ml)で抽出した。合わせた有機層を、1N HCl(100mlx2)、水(100ml)、塩水(60ml)で洗浄し、減圧下、濃縮して、黄色固体として、粗生成物(29.1g)を得た。粗生成物を、HOAc(100ml)に溶解し、それから、撹拌しながら、水(200ml)で希釈した。得られた混合物を、室温で、20分間撹拌し、生成物を、濾過により集め、乾燥して、黄色がかった固体として、1−(3−ブロモ−5−クロロ−4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)エタノンを得た(21.8g、80.9%)。1H−NMR(300MHz,CDCl3)δ13.18(s,1H,−OH),7.78(d,J=7.78Hz,1H),2.63(s,3H)。
1−(3−ブロモ−5−クロロ−4−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)エタノン(2.0g、7.5mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(16mL、210mmol)中のシアン化カリウム(0.58g、9.0mmol)と合わせて、油浴中、85℃まで加熱した。18時間加熱後、反応を、室温まで放冷して、ヨードエタン(0.90mL、11mmol)および炭酸ナトリウム(2.1g、15mmol)を添加した。反応物を、65℃まで加熱して、LC/MSによりモニターした。3時間加熱後、反応が完了し、室温まで放冷し、それから、酢酸エチルに溶解し、水、塩水で洗浄して、硫酸マグネシウム上で乾燥した。得られた溶液を、濃縮して、暗色油状物の粗生成物を得た。生成物を、ヘキサン:酢酸エチル勾配で溶離して、シリカゲルでフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、固体残渣として、4−アセチル−2−ブロモ−6−クロロ−3−エトキシベンゾニトリルを得た(1.15gm、50%)。C11H9BrClNO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=301.9、303.9;実測値:(イオン化せず)。
テトラヒドロホウ酸ナトリウム(38mg、0.99mmol)を、メタノール(5mL、100mmol)中の4−アセチル−2−ブロモ−6−クロロ−3−エトキシベンゾニトリル(200mg、0.7mmol)の混合物に、0℃で添加した。反応物を、室温で、1時間、撹拌し、濃縮して、水とEtOAcとで分配した。合わせた有機層を、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、透明油状物として粗2−ブロモ−6−クロロ−3−エトキシ−4−(1−ヒドロキシエチル)ベンゾニトリルを得た(0.15gm、100%)。C11H11BrClNO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=303.9、305.9;実測値:304.0、305.9。
シアヌル酸塩化物(0.11g、0.59mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(3mL、40mmol)に溶解した。数分間撹拌後、2−ブロモ−6−クロロ−3−エトキシ−4−(1−ヒドロキシエチル)ベンゾニトリル(150mg、0.49mmol)の塩化メチレン(3mL、50mmol)溶液を添加した。得られた混合物を、室温で、一夜、撹拌した。反応物を、水とジクロロメタンとで分配した。有機層を、飽和NaHCO3溶液、水、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥して、濃縮した。粗生成物を、0〜30%EtOAc/ヘキサンの勾配で溶離して、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、半固体として、2−ブロモ−6−クロロ−4−(1−クロロエチル)−3−エトキシベンゾニトリルを得た(0.12gm、75%)。C11H10BrCl2NOのLCMS計算値(M+H)+:m/z=323.9、320.9;実測値:(イオン化不十分)。
水素化ナトリウム(16mg、0.41mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(3mL、40mmol)中の3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(33mg、0.22mmol)の混合物に添加し、10分間、撹拌した。N,N−ジメチルホルムアミド(2mL)中の2−ブロモ−6−クロロ−4−(1−クロロエチル)−3−エトキシベンゾニトリル(60mg、0.2mmol)を添加し、反応物を、50℃で、一夜、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。生成物を、CH2Cl2/MeOH0〜10%で溶離して、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、固体として、4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−2−ブロモ−6−クロロ−3−エトキシベンゾニトリルを得た(0.05gm、60%)。C17H16BrClN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=437.0、435.0;実測値:436.9、434.7。
アセトニトリル(2mL、40mmol)中の4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−2−ブロモ−6−クロロ−3−エトキシベンゾニトリル(20mg、0.04mmol)および3−(メチルスルホニル)−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(19mg、0.069mmol)の混合物に、炭酸ナトリウム(10mg、0.09mmol)の水(0.5mL、30mmol)溶液を添加した。反応物を、窒素をバブリングして、脱気した。[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(2mg、0.002mmol)を添加して、N2で、さらに脱気した。反応物を、100℃で、2時間、加熱した。粗生成物を、分取LC−MS(アセトニトリル、水、TFA)で精製して、白色非晶質固体として、所望の生成物を得た(0.004g、20%)。生成物を、ラセミ混合物として単離した。C23H22ClN7O3SのLCMS計算値(M+H)+:m/z=512.1;実測値:512.2。1HNMR(500MHz,DMSO)δ9.20(d,J=2.1Hz,1H),9.12(d,J=1.9Hz,1H),8.61(t,J=2.0Hz,1H),8.12(s,1H),7.80(s,1H),6.36(q,J=7.0Hz,1H),3.54(dt,J=14.0,7.0Hz,1H),3.37(s,3H),3.36〜3.30(m,1H),2.58(s,3H),1.81(d,J=7.0Hz,3H),0.92(t,J=6.9Hz,3H)。
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−フルオロ−2−メトキシフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.6g、3.2mmol、実施例13、工程7から)を、室温で、2時間、塩化メチレン(17mL)中のジオキサン(8.15mL、32.6mmol)中の4.0M塩酸で処理した。混合物を、濃縮乾固して、所望の生成物を得た。C18H21ClFN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=391.1;実測値:391.1。
塩化メチレン(20mL)中の1−[1−(3−アゼチジン−3−イル−5−クロロ−4−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン二塩化水素化物(0.90g、1.9mmol、実施例67、工程1)、アセトン(1.0mL、14mmol)およびトリエチルアミン(2.5mL、18mmol)の混合物に、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム樹脂(2.5g、5.8mmol)を添加した。混合物を、室温で、2時間、撹拌し、それから、濾過し、水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、粗生成物を得た(870mg、100%)。C21H27ClFN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=433.2;実測値:433.1。
1−{1−[5−クロロ−4−フルオロ−3−(1−イソプロピルアゼチジン−3−イル)−2−メトキシフェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンの鏡像異性体(870mg、2.0mmol)を、18mL/分の流速および約8mg/注入のカラム投入で、ヘキサン類中10%エタノールで溶離して、Phenomenex Lux Cellulose−2カラムで分離し、2つの鏡像異性体に分離した。1番目ピーク保持時間10.9分;2番目ピーク保持時間13.6分。1番目ピークのフラクション(110mg、13%)を濃縮し、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)を用いて精製して、所望の生成物を得た。生成物は、単一の鏡像異性体として単離した。C21H27ClFN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=433.2;実測値:433.1。
シアヌル酸塩化物(200mg、1.1mmol)を、室温で、N,N−ジメチルホルムアミド(0.083mL、1.1mmol)に添加した。白色固体生成後(約10分)、塩化メチレン(5mL)を、次いで、3−[3−クロロ−6−エトキシ−5−(1−ヒドロキシエチル)−2−メチルフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸ベンジル(310mg、0.77mmol)を添加した。添加後、得られた混合物を、室温で、一夜、撹拌した。水を添加し、それから、ジクロロメタンで希釈した。有機相を、飽和NaHCO3溶液、水および塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濃縮し、シリカゲル(0〜40%EtOAc/ヘキサン類で溶離して)で精製して、所望の生成物を得た(140mg、43%)。C22H26Cl2NO3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=422.1;実測値:422.0。
メタノール(12mL)中で、3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸ベンジル(170mg、0.32mmol、ラセミ中間体)および5%パラジウム(80mg)を配合し、これに、0.25M塩酸水溶液(3.2mL、0.79mmol)を添加した。懸濁物を、室温で、2時間、H2の風船圧下、水素化した。懸濁物を濾過した。濾液を、飽和NaHCO3溶液で中和し、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層を、MgSO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、所望の生成物を得た(117mg、92%)。C20H26ClN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=401.2;実測値:401.1。
アセトン(9.3μL、0.13mmol)を、メタノール(0.1mL)/テトラヒドロフラン(0.1mL)/アセトニトリル(0.1mL)中の1−[1−(3−アゼチジン−3−イル−5−クロロ−2−エトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(10.2mg、0.0254mmol)に添加して、混合物を、室温で、10分間、撹拌して、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(16mg、0.076mmol)を添加した。反応混合物を、室温で、4時間、撹拌し、それから、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%TFA含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)で精製して、TFA塩として、所望の生成物を得た(2.3mg、22%)。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。C23H32ClN6Oの計算値(M+H)+:m/z=443.2;実測値:443.1。
実施例94、工程1の鏡像異性体を、18mL/分の流速および約4.5mg/注入のカラム投入で、ヘキサン類中20%エタノールで溶離して、Phenomenex Lux Cellulose C−2カラム(5μM、21.2x250mm)で分離して、2つの鏡像異性体を分離した。1番目ピーク保持時間:21.2分;2番目ピーク保持時間:24.6分。
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸ベンジル(前工程の1番目ピークからのキラル中間体)を、実施例94、工程2に記載のように、5%パラジウム存在下、水素化して、所望のキラル生成物を得た。C20H26ClN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=401.2;実測値:401.1。
イソプロピルアルコール(0.05mL)中の1−[1−(3−アゼチジン−3−イル−5−クロロ−2−エトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(10mg、0.02mmol、工程2からのキラル中間体)およびトリエチルアミン(9μL、0.07mmol)の混合物に、(S)−(−)−メチルオキシラン(4.5μL、0.064mmol)を添加した。得られた混合物を、90℃で、一夜、撹拌し、冷却し、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%TFA含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)で精製して、TFA塩として、所望の生成物を得た(3.4mg、34%)。生成物を、単一のジアステレオマーとして単離した。C23H32ClN6O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=459.2;実測値:459.1。
この化合物を、出発物質として、1−(5−クロロ−4−フルオロ−2−ヒドロキシ−3−ヨードフェニル)エタノンおよびヨードエタンを用いて、実施例13工程3の方法に従って、合成した。C10H10ClFIO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=342.9;実測値:342.9。
マグネチック撹拌子およびゴム製セプタムを備えた丸底フラスコに、塩化リチウム(3.9g、91mmol)を投入した。フラスコを、高真空下、140℃で、10分間、加熱し、室温に冷却後、窒素で充填した。亜鉛(6.0g、91mmol)を添加し、フラスコを、高真空下、140℃で、10分間、加熱し、室温に冷却後、窒素で充填した。テトラヒドロフラン(THF)(38mL)および、1,2−ジブロモエタン(233μL、2.70mmol)を、シリンジにより添加した。混合物を、60℃で、10分間、加熱し、それから、室温まで冷却した。クロロトリメチルシラン(68μL、0.54mmol)およびヨウ素(69mg、0.27mmol)のTHF(1mL)溶液を添加し、得られた混合物を、60℃で、10分間、撹拌し、それから、室温に冷却した。それから、3−ヨードアゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(12.17g、42.99mmol)のTHF(10mL)溶液を添加し、混合物を、40℃で1時間、室温で1時間、撹拌した。別のフラスコに、1−(5−クロロ−2−エトキシ−4−フルオロ−3−ヨードフェニル)エタノン(13.0g、38.0mmol)、酢酸パラジウム(170mg、0.76mmol)、2’−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−N,N,N’,N’−テトラメチルビフェニル−2,6−ジアミン(660mg、1.5mmol)、およびトルエン(35mL)を投入し、高真空下、排気して、窒素で充填した。混合物を、0℃に冷却して、上記生成した亜鉛試薬を、シリンジにより、ゆっくりと添加した。添加後、反応物を、50℃で、一夜、加熱した。反応溶液を、EtOAcと飽和NH4Cl溶液とで分配した。層を分離して、水層を、EtOAc(2回)でさらに抽出した。合わせた有機層を、水、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥して、濃縮した。粗混合物を、シリカゲルカラムで精製して、オレンジ色油状物として、所望の生成物を得た(6.3g、45%)。C18H23ClFNO4NaのLCMS計算値(M+Na)+:m/z=394.1;実測値:394.1。
この化合物を、出発物質として、3−(3−アセチル−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルおよびテトラヒドロホウ酸ナトリウムを用いて、実施例13工程5の方法に従って合成した。C18H25ClFNO4NaのLCMS計算値(M+Na)+:m/z=396.1;実測値:396.1。
この化合物を、出発物質として、3−[3−クロロ−6−エトキシ−2−フルオロ−5−(1−ヒドロキシエチル)フェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(ラセミ)およびシアヌル酸塩化物を用いて、実施例13工程6の方法に従って合成した。
DMF(20mL)中の3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(1.10g、7.37mmol)、炭酸セシウム(3.2g、10mmol)およびヨウ化カリウム(111mg、0.670mmol)の混合物に、3−[3−クロロ−5−(1−クロロエチル)−6−エトキシ−2−フルオロフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.63g、6.70mmol)を添加し、混合物を、90℃で、3時間、撹拌した。溶媒を、真空で除去した。残渣を、酢酸エチルおよび水で希釈した。水層を、酢酸エチルで、2回、抽出した。合わせた有機層を、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。残渣を、シリカゲルカラム(100%酢酸エチルで溶離)で精製して、泡状物として所望の生成物を得た(2.15g、63%)。C24H31ClFN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=505.2;実測値:505.2。
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(275mg、0.544mmol)のジクロロメタン(2.4mL)溶液に、ジオキサン(1.1mL、4.4mmol)中の4.0M塩酸を添加した。反応溶液を、室温で、6時間、撹拌した。溶媒を、減圧下、除去して、白色固体として、所望の生成物を得た(250mg、96%)。C19H23ClFN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=405.2;実測値:405.1。
ジクロロメタン(0.67mL)中の1−[1−(3−アゼチジン−3−イル−5−クロロ−2−エトキシ−4−フルオロフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン二塩化水素化物(49mg、0.10mmol)、アセトン(8.28μL、0.113mmol)、およびトリエチルアミン(44.3μL、0.318mmol)の混合物に、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム樹脂(89mg、0.20mmol)を添加した。得られた混合物を、室温で、一夜、撹拌した。混合物を、濾過し、濃縮し、それから、分取LCMS(XBridge C18カラム、0.05%TFA含有アセトニトリル/水の勾配、60mL/分の流速で溶離)により精製して、ラセミ生成物を得た。LCMS:実測値m/z=447.2(M+H)+。ラセミ混合物を、キラルHPLC(カラムIA、5%エタノール/95%ヘキサン類、18mL/分の流速で溶離)により分離して,2つのピークを得た(異性体1:9.5mg、21%;異性体2:9.2mg、20%)。
異性体1(1番目に溶離、保持時間:4.4分):1HNMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.10(s,1H),7.45(d,1H),6.21(m,1H),3.70(m,5H),2.91(m,2H),2.53(s,3H),2.17(m,1H),1.66(d,3H),1.31(t,3H),0.81(m,6H)ppm;C22H29ClFN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=447.2;実測値:447.2。
異性体2(2番目に溶離、保持時間:19.5分):C22H29ClFN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=447.2;実測値:447.2。
ラセミ混合物を、キラルHPLC(カラムIA、5%エタノール/95%ヘキサン類、流速18mL/分で溶離)により、分離して、2つのピークを得た;異性体1(1番目に溶離):保持時間:16.8分;C24H31ClFN6O3(M+H)+:m/z=505.2;実測値:505.2;異性体2(2番目に溶離):保持時間:19.5分;C24H31ClFN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=505.2;実測値:505.2。
この化合物を、出発物質として、3−{3−[(1S)−1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(キラル分離の1番目のピーク)を用いて、実施例139工程6と類似の方法を用いて、合成した。C19H23ClFN6O(M+H)+:m/z=405.2;実測値:405.1。
イソプロピルアルコール(0.3mL)中の1−[1−(3−アゼチジン−3−イル−5−クロロ−2−エトキシ−4−フルオロフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン二塩化水素化物(46mg、0.11mmol)(異性体1から)およびトリエチルアミン(50μL、0.4mmol)の混合物に、(S)−(−)−メチルオキシラン(16μL、0.23mmol)を添加した。得られた混合物を、90℃で、3時間、撹拌した。冷却後、混合物を、アセトニトリルで希釈し、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)により、精製して、所望の生成物を得た(12mg、23%)。生成物を、単一のジアステレオマーとして単離した。1HNMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.05(s,1H),7.38(d,1H),6.15(m,1H),4.26(d,1H),3.76−3.60(m,6H),2.99(m,2H),2.48(s,3H),2.22(m,2H),1.62(d,3H),1.25(t,3H),0.93(d,3H)ppm;C22H29ClFN6O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=463.2;実測値:463.2。
DMF(28μL、0.36mmol)を、ジクロロメタン(4.6mL)中の(2S)−2−ブロモプロパン酸(0.552g、3.61mmol)および塩化オキサリル(0.61mL、7.2mmol)の混合物に、0℃で、添加した。反応混合物を、室温で、一夜、撹拌した。溶媒を、真空で除去した。残渣を、ジクロロメタンに溶解し、メタノール(1.5mL、36mmol)およびピリジン(0.44mL、5.4mmol)で処理した。反応溶液を、室温で、2時間、撹拌した。反応溶液を、飽和重炭酸ナトリウム溶液で反応停止して、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、所望の生成物を得た(0.51g、85%)。
1−[1−(3−アゼチジン−3−イル−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン塩酸塩(20.1mg、0.0475mmol、実施例1、工程7のキラル中間体)のアセトニトリル(1mL)溶液に、トリエチルアミン(23μL、0.17mmol)および(2S)−2−ブロモプロパン酸メチル(9.5mg、0.057mmol)を添加した。反応溶液を、室温で、4時間、撹拌した。溶媒を除去して、所望の生成物を得た(6.2mg、28%)。C23H30ClN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=473.2;実測値:473.3。
(2R)−2−(3−{3−[(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)プロパン酸メチル(6.2mg、0.013mmol)のジクロロメタン(0.5mL)溶液を、0℃で、3時間、1.0M水素化ジイソブチルアルミニウムのトルエン溶液(0.1mL、0.1mmol)で処理した。反応を、メタノールで反応停止し、分取RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)で精製して、所望の生成物を得た(0.8mg、14%)。生成物を、単一のジアステレオマーとして単離した。C22H30ClN6O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=445.2;実測値:445.1。
アセトニトリル(0.6mL)および水(0.2mL)中の(2R)−2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)プロパン酸メチル(実施例156、工程2のキラル中間体)(13mg、0.027mmol)の溶液に、水酸化リチウム(2.4mg、0.10mmol)を添加した。反応混合物を、室温で、一夜、撹拌した。反応溶液を、酢酸エチルおよび1M HCl溶液で希釈した。有機層を分離し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、所望の生成物を得た(10.2mg、83%)。C22H28ClN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=459.2;実測値:459.1。
(2R)−2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)プロパン酸(4mg、0.009mmol)およびヘキサフルオロリン酸ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム(4mg、0.009mmol)のDMF(0.3mL)溶液に、室温で、トリエチルアミン(4μL、0.03mmol)およびジメチルアミン塩酸塩(0.9mg、0.01mmol)を添加した。反応混合物を、1時間、撹拌し、それから、メタノールで希釈し、分取RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)により精製して、所望の生成物を得た(2.7mg、63%)。生成物を、単一のジアステレオマーとして単離した。C24H33ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=486.2;実測値:486.1。1HNMR(300MHz,DMSO−d6):δ
8.09(s,1H),7.23(s,1H),6.18(m,1H),3.78(m,3H),3.50(s,3H),3.01(s,3H),3.0−2.9(m,3H),2.77(s,3H),2.54(s,3H),2.06(s,3H),1.67(d,3H),0.98(d,3H)ppm。
この化合物を、出発物質として、1−(5−クロロ−3−ヨード−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノンおよび4−ヨードピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用いて、実施例139工程2と類似の方法を用いて、合成した。C20H28ClNO4NaのLCMS計算値(M+Na)+:m/z=404.1;実測値:404.1。
この化合物を、出発物質として、4−(3−アセチル−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルおよびテトラヒドロホウ酸ナトリウムを用いて、実施例13工程5の方法を用いて、合成した。C20H30ClNO4NaのLCMS計算値(M+Na)+:m/z=406.1;実測値:406.1。
この化合物を、出発物質として、4−[3−クロロ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(ラセミ)およびシアヌル酸塩化物を用いて、実施例13工程6の方法を用いて、合成した。1HNMR(400MHz,CDCl3):δ 7.44(s,1H),5.46(m,1H),4.23(bs,2H),3.73(s,3H),3.29(bs,1H),2.78(bs,2H),2.40(s,3H),2.27−2.09(m,2H),1.78(d,3H),1.63(m,2H),1.43(s,9H)ppm。
この化合物を、出発物質として、4−[3−クロロ−5−(1−クロロエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルおよび3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンを用いて、実施例139工程5の方法を用いて、合成した。C26H36ClN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=515.3;実測値:515.2。
この化合物を、出発物質として、4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用いて、実施例139工程6の方法を用いて、合成した。C21H28ClN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=415.2;実測値:415.2。
この化合物を、出発物質として、1−[1−(5−クロロ−2−メトキシ−4−メチル−3−ピペリジン−4−イルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン二塩化水素化物およびホルムアルデヒドを用いて、実施例139工程7の方法を用いて、合成した。生成物を、ラセミ混合物として単離した。C22H30ClN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=429.2;実測値:429.1。
1,4−ジオキサン(10mL)および水(5mL)中の1−(5−クロロ−3−ヨード−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノン(1.0g、3.2mmol、実施例1、工程2から)、4,4,5,5−テトラメチル−2−ビニル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.66mL、3.9mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(0.26g、0.32mmol)および炭酸カリウム(1.3g、9.4mmol)の混合物を、N2で脱気し、80℃で、一夜、加熱した。室温に冷却後、反応混合物を、水および酢酸エチルで希釈した。有機層を、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濃縮し、シリカゲルカラム(ヘキサン類中0〜10%EtOAcで溶離)で精製して、所望の生成物を得た(0.60g、82%)。C12H14ClO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=225.1;実測値:225.1。
1−(5−クロロ−2−メトキシ−4−メチル−3−ビニルフェニル)エタノン(530mg、2.4mmol)のエーテル(10mL)溶液に、銅亜鉛偶(1.8g、14mmol)を添加した。反応混合物を、40℃で加熱し、1,2−ジメトキシエタン(3mL)中の塩化トリクロロアセチル(1.4mL、13mmol)および塩化ホスホリル(1.2mL、13mmol)の溶液を、2時間かけて、ゆっくりと添加した。添加後、反応混合物を、還流下、一夜、撹拌した。反応を、飽和NaHCO3溶液で停止して、エーテルで希釈した。有機層を、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。酢酸(10mL)中、残渣および亜鉛(0.31g、4.7mmol)を、室温で、2時間、撹拌し、それから、一夜、還流した。もう一部分の亜鉛を、添加して、さらに4時間、還流した。混合物を、水で希釈して、エーテルで抽出した。有機相を、飽和NaHCO3溶液、水および塩水で連続的に洗浄し、それから、MgSO4上で乾燥して、濃縮した。粗物質を、フラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン類中0〜30%酢酸エチルで溶離)で精製して、所望の生成物を得た(0.17g、27%)。C14H16ClO3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=267.1;実測値:267.0。
この化合物を、出発物質として、3−(3−アセチル−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)シクロブタノンおよびテトラヒドロホウ酸ナトリウムを用いて、実施例13工程5の方法に従って合成した。C14H19ClO3NaのLCMS計算値(M+Na)+:m/z=293.1;実測値:293.1。
3−[3−クロロ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]シクロブタノール(170mg、0.628mmol)のジメチルスルホキシド(1mL)溶液に、シアヌル酸塩化物(64mg、0.34mmol)を添加した。一夜撹拌後、反応混合物を、エーテルおよび水で希釈した。水層を、酢酸エチルで、1回、抽出した。合わせた有機抽出物を、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、シリカゲルカラムで精製して、所望の生成物を得た(39.6mg、22%)。C14H18ClO2のLCMS計算値(M−Cl)+:m/z=253.1;実測値:253.2。
この化合物を、出発物質として、3−[3−クロロ−5−(1−クロロエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]シクロブタノールおよび3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンを用いて、実施例139工程5の方法に従って合成した。生成物を、ラセミ混合物として単離した。C20H25ClN5O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=402.2;実測値:402.2。
酢酸(100mL)中の1−(5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノン(5.00g、25.2mmol、Oakwoodから)の撹拌溶液に、N−ブロモコハク酸イミド(4.93g、27.7mmol)を添加し、得られた混合物を、100℃で、18時間、加熱した。外界温度に冷却後、反応混合物を、真空で濃縮し、それから、飽和重炭酸ナトリウムで中和し、不溶のコハク酸イミドを濾過で取り除いた。濾液を、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、それから、減圧下、濃縮乾固した。残渣を、ヘキサン類中0〜50%EtOAcで溶離して、シリカゲルで精製して、所望の生成物を得た(2.66g、38%)。C10H11BrClO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=277.0;実測値:277.0。1HNMR(DMSO−d6,300MHz):d7.70(1H,s),3.77(3H,s),2.57(3H,s),2.50(3H,s)ppm。
テトラヒドロホウ酸ナトリウム(0.31g、8.1mmol)を、メタノール(25mL)中の1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノン(1.5g、5.4mmol)の混合物に、0℃で添加し、得られた反応混合物を、室温で、1時間、撹拌した。溶媒を除去し、得られた残渣を、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、それから、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、ヘキサン類中0〜40%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物を得た(0.30g、90%)。
シアヌル酸塩化物(1.7g、9.2mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(710μL、9.2mmol)の混合物を、室温で、10分間、撹拌して、それから、塩化メチレン(34mL)中の1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノール(実施例16、工程1から)(1.72g、6.15mmol)の溶液を添加し、反応物を、室温で、一夜、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、ヘキサン類中0〜10%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物を得た(1.01g、60%)。
N,N−ジメチルホルムアミド(4mL)中の3−ブロモ−1−クロロ−5−(1−クロロエチル)−4−メトキシ−2−メチルベンゼン(150mg、0.503mmol)、3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(110mg、0.76mmol、ACES Pharma Product List、アイテム番号47024)、ヨウ化カリウム(9.0mg、0.05mmol)および炭酸セシウム(330mg、1.0mmol)の混合物を、140℃で、1時間、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、CH2Cl2中0〜70%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物を得た(103mg、50%)。C16H18BrClN5OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=410.0;実測値:410.2。ラセミ生成物を、18mL/分の流速、約13mg/注入で、ヘキサン類中5%エタノールで溶離して、Phenomenex Lux−Cellulose1カラム(21.1x250mm,5ミクロン粒径)に適用して、2つの鏡像異性体を得た。ピーク1、保持時間:12.35分;ピーク2、保持時間:14.98分。
アセトニトリル(0.8mL)/水(0.3mL)中の1−[1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(25mg、0.061mmol)(前のキラル分離工程の1番目のピーク)、N,N−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−カルボキサミド(25mg、0.091mmol、PepTech Corp.から、Encyclopedia of Amino Acid Analogs and Boronic Acids、アイテム番号BE1622−1)、炭酸ナトリウム(13mg、0.12mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(9.9mg、0.012mmol)の混合物を、N2で脱気し、それから、95℃で、2時間、撹拌した。室温に冷却後、混合物を濾過し、濾液を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)で精製して、ビスTFA塩として、所望の生成物を得た(2.9mg、6.7%)。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。C24H27ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=480.2;実測値:480.2。1HNMR(500MHz,DMSO−d6)δ:8.78(2H,brs),8.48(1H,m),8.36(1H,s),7.86(1H,brs),7.65(1H,brs),7.58(1H,s),6.33(1H,q,J=7.0Hz),3.19(3H,s),3.03(3H,s),2.97(3H,s),2.62(3H,s),2.06(3H,s),1.81(3H,d,J=7.0Hz)ppm。
アセトニトリル(6mL)中の4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.39g、2.0mmol)、1−ブロモ−2−クロロエタン(0.3mL、3mmol)および炭酸セシウム(1.3g、4.0mmol)の混合物を、75℃で、5時間、撹拌した。混合物を、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、生成物(0.45g、88%)を、ヘキサン類/EtOAc(最大EtOAc30%)で溶離して、クロマトグラフィーにより精製した。C11H19BClN2O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=257.1;実測値:257.0。
N,N−ジメチルホルムアミド(0.5mL)中の1−(2−クロロエチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.10g、0.39mmol)、ヨウ化ナトリウム(58mg、0.39mmol)および2.0MジメチルアミンのTHF溶液(1.0mL、2.0mmol)の混合物を、80℃で、一夜、撹拌した。溶媒を除去して、所望の生成物を得て、次工程で使用した。C13H25BN3O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=266.2;実測値:266.3。
アセトニトリル(0.5mL)/水(0.1mL)中の1−[1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(実施例167、工程4のピーク1、10mg、0.024mmol)、N,N−ジメチル−2−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]−エタンアミン(8.6mg、0.036mmol)、炭酸ナトリウム(5.2mg、0.049mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(4.0mg、0.0049mmol)の混合物を、排気し、N2で再充填して、95℃で、2時間、撹拌した。粗生成物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)を用いて精製して、所望の生成物を得た(3.1mg、28%)。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。C23H30ClN8OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=469.2;実測値:469.2。
アセトニトリル(1mL)/水(0.3mL)中の1−[1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(実施例167、工程4のピーク1、25.0mg、0.06mmol)、2−フルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(20mg、0.088mmol)、炭酸ナトリウム(12mg、0.12mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(9.5mg、0.012mmol)の混合物を、N2で脱気し、95℃で、2時間、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。生成物を、CH2Cl2/MeOH(最大MeOH5%)で溶離して、クロマトグラフィーにより精製した。C21H21ClFN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=427;実測値:427.2。
1−ブタノール(1mL)中の1−{1−[5−クロロ−3−(6−フルオロピリジン−3−イル)−2−メトキシ−4−メチルフェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(10mg、0.023mmol)およびエタノールアミン(0.10mL)の混合物を、130℃で、5時間、撹拌した。粗生成物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)を用いて精製して、所望の生成物を得た(1.6mg、15%)。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。C23H27ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=468.2;実測値:468.2。
1.0M三臭化ホウ素のCH2Cl2溶液(250μL、0.25mmol)を、塩化メチレン(1.2mL)中の5−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド(実施例167、工程5(1番目のピーク)60mg、0.13mmol)の混合物に、−78℃で添加し、それから、反応物を、室温まで温めた。この時、濃HCl(0.1mL)を添加し、混合物を、4時間、撹拌した。反応を、飽和NaHCO3の添加により停止した。それから、混合物を、塩化メチレンで抽出した。合わせた抽出物を、塩水で洗浄し、乾燥し、濃縮して、所望の粗生成物(40mg、68%)を得て、これを、さらに精製しないで、次工程で使用した。C23H25ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=466.2;実測値:466.2。
アゾジカルボン酸ジイソプロピル(13μL、0.064mmol)を、テトラヒドロフラン(0.5mL)中の5−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−ヒドロキシ−6−メチルフェニル}−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド(15.0mg、0.0322mmol)、2,2−ジフルオロエタノール(7.9mg、0.096mmol、Alfa Aesarから、アイテム番号B22201)およびトリフェニルホスフィン(17mg、0.064mmol)の混合物に、0℃で添加し、それから、反応物を、室温で、24時間、撹拌した。粗生成物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)で精製して、ビスTFA塩として、所望の生成物を得た(1.6mg、6.6%)。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。C25H27ClF2N7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=530.2;実測値:530.2。
丸底フラスコ中に、無水DMF(22.8mL)中の1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−ヒドロキシ−4−メチルフェニル)エタノン(6.0g、23mmol)を入れた。それから、炭酸カリウム(6.3g、46mmol)を、次いで、ヨードエタン(2.73mL、34.2mmol)を添加した。得られた懸濁液を、60℃で、2時間、撹拌した。混合物を、100mLの水に注ぎ入れ、200mLのエチルエーテルで抽出した。有機層を分離し、合わせて、水および飽和NaCl溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、濃縮して、6.0gの黄褐色油状物を得た。C11H13BrClO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=293.0;実測値:293.0。
テトラヒドロホウ酸ナトリウム(0.31g、8.1mmol)を、メタノール(25mL)中の1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−エトキシ−4−メチルフェニル)エタノン(1.5g、5.4mmol)の混合物に、0℃で添加し、得られた反応混合物を、室温で、1時間、撹拌した。溶媒を除去し、得られた残渣を、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、それから、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、ヘキサン類中0〜30%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した(0.30g、90%)。
シアヌル酸塩化物(1.7g、9.2mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(710μL、9.2mmol)の混合物を、室温で、10分間、撹拌し、それから、塩化メチレン(34mL)中の1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−エトキシ−4−メチルフェニル)エタノール(1.72g、6.15mmol)の溶液を添加し、反応物を、室温で、一夜、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、ヘキサン類中0〜10%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した(1.01g、60%)。
N,N−ジメチルホルムアミド(4mL)中の3−ブロモ−1−クロロ−5−(1−クロロエチル)−4−エトキシ−2−メチルベンゼン(150mg、0.50mmol)、3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(110mg、0.76mmol)、ヨウ化カリウム(9mg、0.05mmol)および炭酸セシウム(330mg、1.0mmol)の混合物を、140℃で、1時間、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。粗生成物を、CH2Cl2中0〜70%EtOAcで溶離して、シリカゲルクロマトグラフィーにより精製した(103mg、50%)。C17H20BrClN5OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=423.1;実測値:423.0。ラセミ生成物を、18mL/分の流速、約13mg/注入で、ヘキサン類中4%エタノールで溶離して、Phenomenex Lux−Cellulose1カラム(21.1x250mm、5ミクロン粒径)に適用して、2つの鏡像異性体を得た。ピーク1、保持時間:8.64分;ピーク2、保持時間:10.64分。
アセトニトリル(0.8mL)/水(0.3mL)中の1−[1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−エトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(25mg、0.061mmol)(前のキラル分離工程の1番目のピーク)、N,N−ジメチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−カルボキサミド(25mg、0.09mmol)、炭酸ナトリウム(13mg、0.12mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルルホスフィノ)−フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(9.9mg、0.012mmol)の混合物を、N2で脱気し、それから、95℃で、2時間、撹拌した。室温に冷却後、混合物を濾過して、濾液を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル/水の勾配、30mL/分の流速で溶離)で精製して、ビスTFA塩として、所望の生成物を得た(2.3mg、5%)。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。C25H29ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=494.2;実測値:494.2。
アセトニトリル(5mL)/水(2mL)中の1−[1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(実施例167、工程4のピーク1、322mg、0.76mmol)、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−カルボニトリル(210mg、0.91mmol、Combi−Blocks Catalogから、アイテム番号PN−0143)、炭酸ナトリウム(130mg、1.2mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(99mg、0.12mmol)の混合物を、N2で脱気して、反応物を95℃で、2時間、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。生成物(0.28g、85%)を、CH2Cl2/MeOH(最大MeOH6%)で溶離して、クロマトグラフィーにより精製した。C22H21ClN7OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=434.1;実測値:434.1。
1.0M水酸化ナトリウム(2.9mL、2.9mmol)を、エタノール(4.0mL)中の4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}ピリジン−2−カルボニトリル(0.250g、0.576mmol)の混合物に添加し、得られた混合物を、95℃で、6時間、加熱した。この時、濃HClを、pHが約3に調節するように添加した。溶媒を除去し、残渣を、さらに精製しないで、次工程で使用した。C22H22ClN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=453.1;実測値:453.2。
2.0MジメチルアミンのTHF溶液(2.0mL、4.0mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(4mL)中の4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}ピリジン−2−カルボン酸(250mg、0.552mmol)およびヘキサフルオロリン酸ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム(370mg、0.83mmol)の溶液中に、0℃で添加し、次いで、トリエチルアミン(0.23mL、1.6mmol)を添加した。反応物を、1時間、撹拌した。粗混合物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル/水の勾配、30ml/分の流速で溶離)で精製して、ビスTFA塩として、所望の生成物を得た。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。C24H27ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=480.2;実測値:480.2。1HNMR(DMSO−d6,500MHz)δ 8.67(brs,1H),8.36(s,1H),7.58(s,1H),7.41(m,2H),6.32(q,2H),3.20(s,3H),3.00(s,3H),2.94(s,3H),2.62(s,3H),2.03(s,3H),1.80(d,3H)ppm。
1.0Mカリウムtert−ブトキシドのTHF溶液(2.4mL、2.4mmol)を、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.39g、2.0mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(6.0mL)溶液に、0℃で添加した。反応混合物を、室温で、5時間、撹拌した。0℃に冷却後、混合物に、ブロモ酢酸t−ブチル(0.5mL、3mmol)を添加した。反応物を、室温で、2時間、撹拌し、それから、酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。生成物(0.5g、81%)を、ヘキサン類/EtOAc(最大EtOAc30%)で溶離して、クロマトグラフィーにより精製した。C15H26BN2O4のLCMS計算値(M+H)+:m/z=309.2;実測値:309.1。
アセトニトリル(3mL)/水(0.7mL)中の1−[1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−エトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(70mg、0.16mmol)(実施例195、工程4の1番目のピーク)、[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル]酢酸tert−ブチル(65mg、0.21mmol)、炭酸ナトリウム(30.mg、0.28mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(23mg、0.028mmol)の混合物を、N2で脱気し、それから、95℃で、2時間、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO3、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過して、濃縮した。生成物(65mg、78%)を、CH2Cl2/MeOH(最大MeOH5%)で溶離して、クロマトグラフィーにより精製した。C26H33ClN7O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=526.2;実測値:526.3。
トリフルオロ酢酸(0.5mL)を、(4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル}−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸tert−ブチル(0.065g、0.12mmol)の塩化メチレン(0.5mL)溶液に添加した。反応物を、室温で、4時間、撹拌した。溶媒を除去して、粗生成物を得て、次工程で使用した。C22H25ClN7O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=470.2;実測値:470.1。
炭酸アンモニウム(20mg、0.21mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(0.7mL)中の(4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル}−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸ビストリフルオロアセテート(10mg、0.021mmol)およびヘキサフルオロリン酸ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム(10mg、0.03mmol)の溶液に、室温で添加し、次いで、トリエチルアミン(8.8μL、0.064mmol)を添加した。反応物を、1時間、撹拌した。粗生成物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、30ml/分の流速で溶離)を用いて、精製して、所望の生成物を得た(2.5mg、25%)。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。C22H26ClN8O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=469.2;実測値:469.2。
1−[1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−エトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(0.050g、0.12mmol、実施例195、工程4のピーク1)を、マイクロ波バイアル中で、酢酸カリウム(0.035g、0.35mmol)および4,4,5,5,4’,4’,5’,5’−オクタメチル−[2,2’]ビ[[1,3,2]ジオキサボロラニル](0.060g、0.24mmol)のジメチルスルホキシド(0.44mL)溶液と、室温で混合した。これを窒素で脱気し、それから、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(0.01g、0.01mmol)を添加した。反応物を、油浴中、105℃で、一夜、加熱した。これを、放冷して、それから、酢酸エチルに溶解し、水、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥して、濃縮した。生成物(15mg、20%)を、CH2Cl2/MeOH(最大MeOH10%)で溶離して、クロマトグラフィーにより精製した。C23H32BClN5O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=472.2;実測値:472.3。
アセトニトリル(0.9mL)/水(0.2mL)中の1−{1−[5−クロロ−2−エトキシ−4−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(15mg、0.032mmol)、6−クロロ−N,N−ジメチルニコチンアミド(12mg、0.064mmol)、炭酸ナトリウム(9.0mg、0.085mmol)および[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(6.9mg、0.0085mmol)の混合物を、N2で脱気し、それから、95℃で、一夜、撹拌した。粗生成物を、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.05%トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル/水の勾配、30ml/分の流速で溶離)を用いて、精製して、TFA塩として、所望の生成物を得た(2mg、9%)。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。C25H29ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=494.2;実測値:494.2。
2単一の鏡像異性体として単離した化合物。
所望の化合物を、出発物質として、ヨードメタンの代わりに、ヨードエタンを用いて、ラセミ中間体を生成するため、実施例13、工程3の方法に従って、90%収率で合成した。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ 7.68(d,J=8.3Hz,1H),3.94(q,J=7.0Hz,2H),2.61(s,3H),1.48(t,J=7.0Hz,3H)。C10H10ClFIO2のLCMS(M+H)+:m/z=342.9,344.9;実測値:342.9,344.8。
1−(5−クロロ−2−エトキシ−4−フルオロ−3−ヨードフェニル)エタノン(7.3g、21mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(80mL)溶液を、シアン化カリウム(2.1g、32mmol)で処理して、40℃で、5時間、撹拌した。反応混合物を、酢酸エチルで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム溶液/水(1:1)中に注いだ。有機層を分離し、飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗褐色油状物を得た。粗物質を、ヘキサン類中の酢酸エチル(0%〜30%)を用いて、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として、所望の生成物を得た(6.1g、81%)。1HNMR(400MHz,CDCl3)δ 7.57(s,1H),3.93(q,J=7.0Hz,2H),2.61(s,3H),1.47(t,J=7.0Hz,3H)。C11H10ClINO2のLCMS(M+H)+:m/z=349.9;実測値:349.9。
亜鉛(4.60g、70.3mmol)および乾燥器で乾燥したセライト(870mg)を、フラスコに入れ、該フラスコを、5分間の高真空下の間に、ヒートガンで加熱し、それから、窒素で充填した。N,N−ジメチルアセトアミド(57mL)、次いで、1,2−ジブロモエタン(430μL、5.0mmol)を添加し、混合物を、70℃で、10分間、加熱し、それから、室温に冷却した。反応混合物を、クロロトリメチルシラン(630μL、5.0mmol)の滴下で処理して、室温で、1時間、撹拌した。反応混合物を、3−ヨードアゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(18g、62mmol)のN,N−ジメチルアセトアミド(28mL)溶液の滴下で処理(内部温度を、水浴を用いて、40℃より低く保った)して、40℃で、2時間、加熱した。亜鉛−ヨード試薬(カニューレで移動)を、プラスチックフィルター(大気曝露を避けるため、適切に密閉した)により濾過して、窒素を流したきれいな乾燥したフラスコに、直接入れた。反応混合物を、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(720mg、0.79mmol)およびトリ−(2−フリル)ホスフィン(370mg、1.6mmol)で処理し、窒素で、数分間、脱気した。反応混合物を、4−アセチル−6−クロロ−3−エトキシ−2−ヨードベンゾニトリル(14g、41mmol)のN,N−ジメチルアセトアミド(130mL)溶液(窒素で脱気した)で、素早く処理して、70℃で、2時間、加熱した。反応混合物を、飽和塩化アンモニウム溶液に注ぎ込み、酢酸エチル(3x300mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、水(4x500mL)および塩水(1x500mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗暗色油状物を得た。粗物質を、ヘキサン類中の酢酸エチル(5%〜45%)を用いて、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物を得た(14g、88%)。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ 7.46(s,1H),4.42〜4.20(m,5H),3.80(q,J=7.0Hz,2H),2.59(s,3H),1.44(s,9H),1.37(t,J=7.0Hz,3H)。C15H16ClN2O4のLCMS([M−(t−Bu)+H]+H)+:m/z=323.1;実測値:323.0。
(3aS)−1−メチル−3,3−ジフェニルテトラヒドロ−3H−ピロロ[1,2−c][1,3,2]オキサザボロール(9.7g、35mmol)のテトラヒドロフラン(100mL)溶液を、1.0Mボラン−THF錯体のテトラヒドロフラン溶液(42mL、42mmol)で処理して、20℃で、15分間、撹拌した。反応混合物を、−30℃に冷却し、3−(3−アセチル−5−クロロ−6−シアノ−2−エトキシフェニル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(13g、35mmol)のテトラヒドロフラン(110mL)溶液で、ゆっくりと処理した。出発物質のケトンの入ったフラスコを、追加のテトラヒドロフラン(20mL)ですすぎ、反応混合物に添加した。反応混合物を、30分の時間をかけて、0℃に温めて、0℃で、15分間、撹拌した。反応混合物を、0℃で、水で反応停止し、飽和重炭酸ナトリウム溶液に注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出した。水層を分離し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を、水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗暗色油状物を得た。粗物質を、ヘキサン類中の酢酸エチル(0%〜70%)を用いて、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、鏡像異性体(保持時間=7.73分および9.41分;ChiralPak AD−Hカラム、4.6x150mm、5ミクロン粒径、ヘキサン類中の5%エタノール、1ml/分で溶離して)の98:2混合物として、黄色泡状物の所望の生成物(10.4g、78%)を得た。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ7.56(s,1H),5.15〜5.07(m,1H),4.41〜4.17(m,5H),3.74(q,J=7.0Hz,2H),2.12(d,J=3.7Hz,1H),1.49−1.37(m,15H)。C15H18ClN2O4のLCMS([M−(t−Bu)+H]+H)+:m/z=325.1;実測値:325.1。
3−[3−クロロ−2−シアノ−6−エトキシ−5−(1−ヒドロキシエチル)フェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(工程4の98:2鏡像異性体混合物)(10g、27mmol)の塩化メチレン(260mL)溶液を、0℃で、トリエチルアミン(11mL、82mmol)、次いで、メタンスルホン酸無水物(7.1g、41mmol)で処理して、0℃で、15分間、撹拌した。反応混合物を、ジクロロメタンで希釈し、水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗メシレートを得て、これを、さらに精製しないで使用した。粗メシレート中間体のN,N−ジメチルホルムアミド(140mL)溶液を、炭酸セシウム(13g、41mmol)および3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(4.7g、31mmol)で処理し、60℃で、1時間、加熱した。反応混合物を、水で希釈し、酢酸エチル(3x250mL)で抽出した。合わせた有機層を、水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗油状物を得た。粗物質を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(100%ジクロロメタン〜70%アセトニトリル(3%メタノール含有)/30%ジクロロメタン)により精製して、鏡像異性体(保持時間=4.29分および6.00分;Phenomenex Lux Cellulose C−1カラム、4.6x150mm、5ミクロン粒径、ヘキサン類中の15%エタノール、1ml/分で溶離)の95:5混合物として、黄色泡状物として、所望の生成物(8.7g、2工程で62%)を得た。この物質を、キラルHPLC(Phenomenex Lux Cellulose C−1カラム、21.2x250mm、5ミクロン粒径、ヘキサン類中の15%エタノール、10ml/分で溶離)により分離して、7.0gの所望のピーク1の物質(8.20分の保持時間)を得た。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ8.24(s,1H),7.51(s,1H),6.32(q,J=7.1Hz,1H),5.48(brs,2H),4.40〜4.18(m,5H),4.05〜3.93(m,1H),3.81〜3.65(m,1H),2.64(s,3H),1.81(d,J=7.1Hz,3H),1.48(t,J=7.0Hz,3H),1.43(s,9H)。C25H31ClN7O3のLCMS(M+H)+:m/z=512.2;実測値:512.3。
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−シアノ−2−エトキシフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(工程5のピーク1鏡像異性体)(2.2g、4.2mmol)の塩化メチレン(11mL)溶液を、トリフルオロ酢酸(11mL)の滴下で処理し、室温で、30分間、撹拌した。反応混合物を、濃縮して、油状物を得て、これを、エタノール(2x)からの再濃縮で、残渣を得た。この物質を、最少量のメタノールに溶解し、氷で冷やした飽和重炭酸ナトリウム溶液(100ml)に滴下して、2:1ジクロロメタン/イソプロパノールで、数回、抽出して、所望の生成物(1.8g、定量)を得て、これを、さらに精製しないで使用した。少量の該所望の生成物を、分取LCMS(XBridgeC18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、60ml/分の流速で溶離)により精製して、所望の生成物を得た。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。1HNMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.11(s,1H),7.47(s,1H),6.23(q,J=7.0Hz,1H),4.37〜4.26(m,1H),3.91〜3.61(m,6H),2.54(s,3H),1.71(d,J=7.1Hz,3H),1.32(t,J=7.0Hz,3H)。C20H23ClN7OのLCMS(M+H)+:m/z=412.2;実測値:412.1。
2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−シアノ−2−エトキシフェニル}アゼチジン−1−イル)−2−メチルプロパン酸tert−ブチル(0.36g、0.65mmol、実施例236のキラル中間体)を、事前に混合したトリフルオロ酢酸(3.2mL)/水(0.065mL)溶液に溶解して、室温で3時間、および50℃で30分間、撹拌した。反応混合物を濃縮し、アセトニトリル(2x)から再濃縮して、ゴム状物として、所望の生成物を得た。このゴム状物を、固体が生成するまで、かき混ぜた少量のメチル−tert−ブチルエーテルで処理した。メチル−tert−ブチルエーテルを、デカントして、残渣を濃縮して、所望の生成物(0.51g、109%)を得て、さらに精製しないで使用した。C24H29ClN7O3のLCMS(M+H)+:m/z=498.2;実測値:498.3。
2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−シアノ−2−エトキシフェニル}アゼチジン−1−イル)−2−メチルプロパン酸ビス(トリフルオロアセテート)(0.10g、0.16mmol)のテトラヒドロフラン(0.9mL)溶液を、−25℃に冷却し、4−メチルモルホリン(0.072mL、0.65mmol)およびクロロギ酸イソブチル(0.085mL、0.65mmol)で処理して、−15℃で、15分間、撹拌した。反応混合物を、使い捨てフィルターカートリッジを通して濾過して、セパレート型丸底フラスコに入れた。それから、この溶液を、−20℃まで冷却し、最少量の水中のテトラヒドロホウ酸ナトリウム(0.031g、0.82mmol)の溶液を、滴下した。反応混合物を、−15℃で、30分間、撹拌し、水に注ぎ入れて、酢酸エチルで抽出した。有機層を分離し、濃縮し、メタノールで希釈し、分取LCMS(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、30ml/分の流速で溶離)により精製して、所望の生成物を得た(3.5mg、4%)。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。1HNMR(300MHz,DMSO−d6)δ 8.11(s,1H),7.50(s,1H),7.35(brs,2H),6.23(q,J=6.7Hz,1H),4.44〜4.35(m,1H),4.04〜3.88(m,1H),3.86〜3.73(m,1H),3.72〜3.57(m,3H),3.12(d,J=4.7Hz,2H),2.54(s,3H),1.71(d,J=6.9Hz,3H),1.31(t,J=6.9Hz,3H),0.80(s,6H)。C24H31ClN7O2のLCMS(M+H)+:m/z=484.2;実測値:484.2。
1−(5−クロロ−4−フルオロ−3−ヨード−2−メトキシフェニル)エタノン(実施例13、工程3の中間体)(18g、54mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(200mL)溶液を、シアン化カリウム(5.2g、81mmol)で処理して、40℃で、6時間、撹拌した。反応混合物を、酢酸エチルで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム溶液/水(1:1)に注ぎ入れた。有機層を分離し、飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗褐色油状物を得た。粗物質を、ヘキサン類中の酢酸エチル(0%〜30%)を用いてフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、黄色固体として、所望の生成物を得た(11g、61%)。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ 7.60(s,1H),3.81(s,3H),2.62(s,3H)。C10H8ClINO2のLCMS(M+H)+:m/z=335.9;実測値:335.9。
亜鉛(5.0g、77mmol)および乾燥器で乾燥したセライト(520mg)を、フラスコに入れ、該フラスコを、5分間の高真空下の間に、ヒートガンで加熱し、それから、窒素で充填した。N,N−ジメチルアセトアミド(53mL)、次いで、1,2−ジブロモエタン(400μL、4.6mmol)を添加し、混合物を、70℃で、15分間、加熱し、それから、室温に冷却した。反応混合物を、クロロトリメチルシラン(580μL、4.6mmol)の滴下で処理して、室温で、1時間、撹拌した。反応混合物を、3−ヨードアゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(16g、58mmol)のN,N−ジメチルアセトアミド(26mL)溶液の滴下で処理(内部温度を、水浴を用いて、40℃より低く保った)して、40℃で、2時間、加熱した。亜鉛−ヨード試薬(カニューレにより移動)を、プラスチックフィルター(大気曝露を避けるため、適切に密閉した)により濾過して、窒素を流したきれいな乾燥したフラスコに、直接入れた。反応混合物を、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(670mg、0.73mmol)およびトリ−(2−フリル)ホスフィン(340mg、1.5mmol)で処理して、数分間、窒素で脱気した。反応混合物を、4−アセチル−6−クロロ−2−ヨード−3−メトキシベンゾニトリル(13g、39mmol)のN,N−ジメチルアセトアミド(120mL)溶液(窒素で脱気した)で素早く処理して、70℃で、2時間、加熱した。反応混合物を、飽和塩化アンモニウム溶液に注ぎ入れ、酢酸エチル(3x300mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、水(4x500mL)および塩水(1x500mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗暗色油状物を得た。粗物質を、ヘキサン類中の酢酸エチル(5%〜40%)を用いてフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物を得た(12g、85%)。1HNMR(400MHz,DMSO−d6)δ 7.79(s,1H),4.39〜4.29(m,1H),4.28〜4.11(m,4H),3.68(s,3H),2.58(s,3H),1.38(s,9H)。
(3aS)−1−メチル−3,3−ジフェニルテトラヒドロ−3H−ピロロ[1,2−c][1,3,2]オキサザボロール(4.3g、16mmol)のテトラヒドロフラン(46mL)溶液を、1.0Mボラン−THF錯体のテトラヒドロフラン溶液(19mL、19mmol)で処理して、20℃で、15分間、撹拌した。反応混合物を、−30℃に冷却し、3−(3−アセチル−5−クロロ−6−シアノ−2−メトキシフェニル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(5.7g、16mmol)のテトラヒドロフラン(49mL)溶液で、ゆっくりと処理した。出発物質のケトンの入ったフラスコを、追加のテトラヒドロフラン(9mL)ですすぎ、反応混合物に添加した。添加完了後、反応温度は、−20℃であった。反応混合物を、30分の時間をかけて、−5℃に温めた。反応混合物を、0℃で、水で反応停止し、飽和重炭酸ナトリウム溶液に注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出した。水層を分離し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を、水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗暗色油状物を得た。粗物質を、ヘキサン類中の酢酸エチル(0%〜100%)を用いてフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、97:3鏡像異性体混合物(保持時間=12.19分および13.18分;Phenomenex Lux Cellulose C−2カラム、4.6x150mm、5ミクロン粒径、ヘキサン類中8%エタノール、1ml/分で溶離)として、ベージュ色泡状物の所望の生成物を得た(5.5g、97%)。1HNMR(400MHz,DMSO−d6)δ 7.62(s,1H),5.48(d,J=4.6Hz,1H),5.00〜4.90(m,1H),4.43〜4.31(m,1H),4.30〜4.10(m,4H),3.66(s,3H),1.38(s,9H),1.29(d,J=6.4Hz,3H)。C14H16ClN2O4のLCMS([M−(t−Bu)+H]+H)+:m/z=311.1;実測値:311.1。
3−[3−クロロ−2−シアノ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(8.6g、23mmol)(工程3の97:3鏡像異性体混合物)の塩化メチレン(220mL)溶液を、0℃で、トリエチルアミン(8.2mL、59mmol)、次いで、メタンスルホン酸無水物(6.1g、35mmol)で処理して、0℃で、15分間、撹拌した。この反応混合物を、ジクロロメタンで希釈し、水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗メシレートを得て、これを、さらに精製しないで使用した。粗メシレート中間体のN,N−ジメチルホルムアミド(82mL)溶液を、0℃に冷却し、水素化ナトリウム(1.2g、30mmol)(60%鉱油溶液)で処理して、0℃で、30分間、撹拌した。反応混合物を、10分の時間をかけて、3−(3−クロロ−2−シアノ−6−メトキシ−5−{1−[(メチルスルホニル)オキシ]エチル}フェニル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(11g、24mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(170mL)溶液の滴下で処理し、0℃で、30分間、撹拌して、50℃で、1時間、加熱した。反応混合物を、水および飽和重炭酸ナトリウム溶液で希釈して、酢酸エチル(3x200mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、水(4x150mL)および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗油状物を得た。粗物質を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(2%メタノール/98%ジクロロメタン〜7%メタノール/93%ジクロロメタン[0.5%トリエチルアミン含有ジクロロメタン])により精製して、9:1鏡像異性体混合物として所望の生成物を得た(9.1g、2工程で77%)。この物質を、キラルHPLC(保持時間=5.81分および8.94分;Chiracel AD−Hカラム、20x250mm、5ミクロン粒径、ヘキサン類中の10%エタノール、18ml/分、10mg/注入で溶離)により分離して、6.9gの所望のピーク1の物質を得た。1HNMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.11(s,1H),7.52(s,1H),6.25(q,J=7.0Hz,1H),4.45〜4.33(m,1H),4.27〜4.13(m,4H),3.70(s,3H),2.55(s,3H),1.73(d,J=7.1Hz,3H),1.37(s,9H)。C20H21ClN7O3のLCMS([M−(t−Bu)+H]+H)+:m/z=442.1;実測値:442.1。
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−シアノ−2−メトキシフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.7g、3.3mmol)の塩化メチレン(30mL)溶液を、トリフルオロ酢酸(20mL)で処理し、室温で、20分間、撹拌した。反応混合物を濃縮して、残渣を得て、これを、メタノール(50mL)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(50mL)で希釈した。この水溶液を、塩水(50mL)で希釈し、ジクロロメタン/イソプロパノールの5:1混合物(5x100mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮して、所望の生成物を得た(1.4g、97%)。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。1HNMR(300MHz,DMSO−d6)δ 8.11(s,1H),7.46(s,1H),7.34(brs,2H),6.24(q,J=6.9Hz,1H),4.40〜4.26(m,1H),3.90〜3.68(m,4H),3.63(s,3H),2.55(s,3H),1.72(d,J=7.1Hz,3H)。C19H21ClN7OのLCMS(M+H)+:m/z=398.1;実測値:398.1。
C22、H26、N7、O2、CL1+H2O
結晶データ:C22H28ClF0N7O3、ACN/水から、無色、針状、約0.500x0.070x0.050mm、単斜、C2、a=25.941(7)Å、b=4.9767(13)Å、c=17.787(5)Å、β=101.967(4)°、Vol=2246.3(10)Å3、Z=4、T=−100℃、式量=473.96、密度=1.401g/cm3、μ(Mo)=0.21mm−1
塩化アセチル(19mL、270mmol)中、3,4−ジクロロフェノール[AK Scientific](30g、18mmol)の溶液を、60℃で、2時間、撹拌した。反応混合物を、20℃に冷却し、小分けの三塩化アルミニウム(37g、280mmol)で処理して、180℃で、30分間、加熱した。反応混合物を、20℃に冷却して、溶液が、容易に粉々に砕けない固体塊に硬化した。この物質を、0℃に冷却し、小分けした1M HClで、ゆっくりと反応停止した。物質の固体塊は、十分なHClで、ゆっくりと砕けて、この不均一な混合物を、20℃で、一夜、撹拌して、均一にした。固体を濾過し、大量の水で洗浄し、真空乾燥して、褐色固体物として、所望の生成物を得た(38g、定量)。
1−(4,5−ジクロロ−2−ヒドロキシフェニル)エタノン(12g、59mmol)の酢酸(70mL)溶液を、N−ヨードコハク酸イミド(16g、71mmol)で処理して、90℃で、18時間、撹拌した。反応混合物を、追加のN−ヨードコハク酸イミド(8g、36mmol)で処理して、90℃で、4時間、撹拌した。反応混合物を濃縮し、酢酸エチルで希釈し、泡立ちが止まるまで、飽和重炭酸ナトリウムで反応停止した。有機層を分離し、水層を、酢酸エチルで再抽出した。合わせた有機層を乾燥し、濃縮して、褐色固体を得た。この物質を、メタノールから再結晶化して、褐色固体物として、所望の生成物を得た(9.0g、46%)。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ 13.36(s,1H),7.85(s,1H),2.65(s,3H)。C8H6Cl2IO2のLCMS(M+H)+:m/z=330.9,332.9;実測値:330.8,332.9。
N,N−ジメチルホルムアミド(40mL)中の1−(4,5−ジクロロ−2−ヒドロキシ−3−ヨードフェニル)エタノン(16g、47mmol)および炭酸カリウム(17g、120mmol)の溶液を、ヨウ化メチル(6.4mL、100mmol)で処理して、60℃で、1時間、撹拌した。反応混合物を、水で希釈して、酢酸エチル(2回)で抽出した。合わせた有機層を、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗固体物を得た。粗物質を、ヘキサン類中の酢酸エチル(5%〜30%)を用いて、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、オレンジ色固体物として、所望の生成物を得た(14g、84%)。1HNMR(300MHz,CDCl3)δ 7.69(s,1H),3.79(s,3H),2.60(s,3H)。C9H8Cl2IO2のLCMS(M+H)+:m/z=344.9,346.9;実測値:344.8,346.9。
亜鉛(4.5g、69mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(54mL)中、1,2−ジブロモエタン(420μL、4.9mmol)と懸濁した。混合物を、70℃で、10分間、加熱し、それから、室温に冷却した。クロロトリメチルシラン(620μL、4.9mmol)を滴下して、撹拌を、1時間続けた。それから、3−ヨードアゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(17g、61mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(30mL)溶液を添加し、混合物を、40℃で、1時間、加熱し、N,N−ジメチルホルムアミド(120mL)中の1−(4,5−ジクロロ−3−ヨード−2−メトキシフェニル)エタノン(14g、41mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(710mg、0.77mmol)およびトリ−(2−フリル)ホスフィン(360mg、1.6mmol)の混合物を、素早く添加した。反応混合物を、室温で、一夜、撹拌した。それから、反応混合物を、酢酸エチルと飽和塩化アンモニウム溶液とで分配した。有機層を、水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮して、粗残渣を得て、これを、ヘキサン類中の酢酸(0%〜25%)を用いて、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物を得た(12g、77%)。C17H21Cl2NO4NaのLCMS(M+Na)+:m/z=396.1;実測値:396.0。
3−(3−アセチル−5,6−ジクロロ−2−メトキシフェニル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(9.6g、26mmol)のメタノール(240mL)溶液を、0℃で、5分かけて、小分けのテトラヒドロホウ酸ナトリウム(1.9g、51mmol)で処理して、0℃で、30分間、撹拌した。反応混合物を、0℃で、酢酸(7.3mL、130mmol)を用いて反応停止し、飽和重炭酸ナトリウム溶液(約50mL)で処理した。反応混合物を、濃縮して、メタノールのほとんどを除き(約60mLまで)、飽和重炭酸ナトリウム溶液(150ml)中に注ぎ入れて、酢酸エチル(2x200mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、水および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、濃縮して、所望の生成物(9.6g、定量)を得て、これを、さらに精製しないで使用した。C13H16Cl2NO4のLCMS([M−(t−Bu)+H]+H)+:m/z=320.0;実測値:320.0。
N,N−ジメチルホルムアミド(0.92mL、12mmol)を、室温で、固形シアヌル酸塩化物(2.2g、12mmol)に添加した(DMFは、該固形物に吸収される)。混合物を、10分間、放置して、塩化メチレン(60mL)で処理し、数分間、撹拌して、該固形物を砕いた。反応混合物を、3−[2,3−ジクロロ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(3.0g、8.0mmol)の塩化メチレン(30mL)溶液で処理して、35〜40℃で、2時間、撹拌した。反応混合物を、追加のN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)で処理し、35〜40℃で、4時間、撹拌した。反応は、完了するため、さらにN,N−ジメチルホルムアミド(1mL)の処理を要し、35〜40℃で、一夜、撹拌した。反応混合物を、水およびジクロロメタンで希釈した。有機相を分離し、飽和重炭酸ナトリウム溶液、水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、濃縮して、粗残渣を得た。粗物質を、ヘキサン類中の酢酸エチル(5%〜40%)を用いて、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物を得た(2.8g、90%)。C13H15Cl3NO3のLCMS([M−(t−Bu)+H]+H)+:m/z=338.0,340.0;実測値:337.9,339.9。
N,N−ジメチルホルムアミド(23mL)中の3−[2,3−ジクロロ−5−(1−クロロエチル)−6−メトキシフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.0g、2.5mmol)および3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(0.43g、2.9mmol)の溶液を、炭酸セシウム(1.2g、3.8mmol)およびヨウ化カリウム(42mg、0.25mmol)で処理して、100℃で、10時間、加熱した。反応混合物を、酢酸エチル(75mL)および水(75mL)で希釈した。水層を分離して、酢酸エチル(2x50mL)で再抽出した。合わせた有機層を、水、飽和重炭酸ナトリウム溶液、および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、濃縮して、粗残渣を得た。粗物質を、ジクロロメタン中のメタノール(0%〜10%)を用いて、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物を得た(0.97g、75%)。C23H29Cl2N6O3のLCMS(M+H)+:m/z=507.2,509.2;実測値:507.0,509.0。
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−1−イル)エチル]−5,6−ジクロロ−2−メトキシフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(0.97g、1.9mmol)の塩化メチレン(20mL)溶液を、トリフルオロ酢酸(10mL)で処理して、20℃で、30分間、撹拌した。反応混合物を濃縮して、残渣を、メタノール(約20mL)で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム溶液(pH約8まで)で処理した。反応混合物を濃縮して、メタノールを除去した。水層中に懸濁した油状物を、ジクロロメタン/イソプロパノールの5:1混合物中に抽出し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、濃縮して、所望の生成物(0.77g、99%)を得て、これを、さらに精製しないで、次工程で使用した。C18H21Cl2N6OのLCMS(M+H)+:m/z=407.1,409.1;実測値:407.0,409.0。
1−[1−(3−アゼチジン−3−イル−4,5−ジクロロ−2−メトキシフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(40mg、0.098mmol)のメタノール(2.6mL)溶液を、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(15mg、0.25mmol)、次いで、アセトアルデヒド(22μL、0.39mmol)で処理して、20℃で、20分間、撹拌した。反応混合物を、酢酸(130μL、2.3mmol)で反応停止し、メタノールで希釈し、分取LCMS(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、60ml/分の流速で溶離)により精製して、鏡像異性体混合物として、所望の生成物を得た。このラセミ混合物を、キラルHPLC(保持時間=18.6分および22.0分;Phenomenex Lux Cellulose C−4カラム、21.2x250mm、5ミクロン粒径、ヘキサン類中の5%エタノール、18ml/分、2.5mg/注入で溶離)により分離して、所望のピーク1の異性体(11mg、265)を得た。1HNMR(300MHz,DMSO−d6)δ 8.11(s,1H),7.45(s,1H),7.33(brs,2H),6.21(q,J=6.9Hz,1H),3.98−3.77(m,3H),3.57(s,3H),2.92−2.83(m,1H),2.79−2.72(m,1H),2.55(s,3H),2.35−2.22(m,2H),1.70(d,J=7.1Hz,3H),0.86(t,J=7.1Hz,3H)。C20H25Cl2N6OのLCMS(M+H)+:m/z=435.1;実測値:435.0。
所望の化合物を、出発物質として、3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミンの代わりに、5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−アミン[ACES Pharma]を用いて、18%収率で、実施例212、工程5(キラル中間体)の方法に従って合成した。1HNMR(500MHz,CDCl3)δ 8.13(s,1H),6.93(brs,1H),6.79(s,1H),6.17(q,J=7.1Hz,1H),5.24(s,2H),4.40〜4.27(m,4H),4.27〜4.18(m,1H),4.03〜3.92(m,1H),3.80〜3.70(m,1H),2.43(s,3H),1.74(d,J=7.1Hz,3H),1.43(s,9H),1.40(t,J=7.0Hz,3H)。C26H32ClN6O3のLCMS(M+H)+:m/z=511.2;実測値:511.2。
所望の化合物を、出発物質として、3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−シアノ−2−エトキシフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルの代わりに、3−{3−[1−(4−アミノ−5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)エチル]−5−クロロ−6−シアノ−2−エトキシフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用いて、99%収率で、実施例212、工程6の方法に従って合成した。C21H24ClN6OのLCMS(M+H)+:m/z=411.2;実測値:411.1。
所望の化合物を、出発物質として、4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−2−アゼチジン−3−イル−6−クロロ−3−エトキシベンゾニトリルの代わりに、4−[1−(4−アミノ−5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)エチル]−2−アゼチジン−3−イル−6−クロロ−3−エトキシベンゾニトリルを用いて、65%収率で、実施例213の方法に従って合成した。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。1HNMR(300MHz,dmso)δ 7.95(s,1H),7.19(s,1H),7.16−7.13(m,1H),6.58(s,2H),6.11(q,J=7.1Hz,1H),4.04〜3.67(m,5H),3.04〜2.92(m,2H),2.36(s,3H),2.27〜2.12(m,1H),1.69(d,J=7.1Hz,3H),1.30(t,J=6.9Hz,3H),0.85(dd,J=6.1,1.8Hz,6H)。C24H30ClN6OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=453.2;実測値:453.3。
1−(4−ブロモ−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)エタノン(8.5g、37mmol、Alfa Aesar カタログ番号H29125)を、窒素で脱気したN,N−ジメチルホルムアミド(75mL)中で、シアン化亜鉛(8.7g、74mmol)と混合して、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(1.0g、1.1mmol)および(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスフィン)(1.5g、2.6mmol)を添加した。反応物を、窒素で、再度、脱気し、120℃に加熱して、LC/MSによりモニターした。18時間の加熱後、反応が完了して、反応物を、室温に放冷して、酢酸エチルに溶解し、水(2回)、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮して、暗琥珀色油状物として、粗生成物を得た。生成物を、ヘキサン:酢酸エチル勾配で溶離して、シリカゲルでFCCにより精製して、固体物として、4−アセチル−5−ヒドロキシ−2−メチルベンゾニトリルを得た(6.3g、98%)。C10H10NO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=176.1;実測値:176.2。
4−アセチル−5−ヒドロキシ−2−メチルベンゾニトリル(6.7g、38mmol)を酢酸に(80mL)に溶解して、N−ヨードコハク酸イミド(10.g、46mmol)を添加した。反応物を、油浴で、80℃まで加熱し、LC/MSによりモニターした。4時間の加熱後、反応が完了した。これを放冷し、真空で濃縮して、暗色油状物を得た。該油状物を、酢酸エチルに溶解し、水、重炭酸ナトリウム(3回、僅かに塩基性のまま)、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮して、暗色油状物として、粗生成物を得た。生成物を、ヘキサン:酢酸エチル勾配で溶離して、シリカゲルでFCCにより精製して、淡黄色固体物として、4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−ヨード−6−メチルベンゾニトリルを得た(7.2g、62%)。C10H9INO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=301.9;実測値:301.9。
4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−ヨード−6−メチルベンゾニトリル(5.0g、17mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(50mL)に溶解して、炭酸カリウム(4.6g、33mmol)およびヨウ化メチル(2.1mL、33mmol)を添加した。反応物を、60℃まで加熱して、LC/MSによりモニターした。2時間の加熱後、反応物が完了した。これを放冷し、酢酸エチル(300mL)で希釈し、濾過して、残存する固体物を除去した。有機層を、水(3回)、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮して、暗色固体物として、粗生成物を得た。生成物を、ヘキサン:酢酸エチル勾配で溶離して、シリカゲルでFCCにより精製して、淡黄色結晶固体物として、4−アセチル−3−メトキシ−2−ヨード−6−メチルベンゾニトリルを得た(5.0g、96%)。C11H11INO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=315.9;実測値:316.0。
亜鉛(1.70g、26.0mmol)およびセライト(乾燥器で乾燥、500mg)を、固体物が均一に見られるまで、フラスコ内で、粉砕して合わせて、該フラスコを、5分間高真空下の間に、ヒートガンで加熱し、それから、窒素を充填した。固体物を、N,N−ジメチルアセトアミド(4.2mL)中に懸濁して、1,2−ジブロモエタン(0.13mL、1.5mmol)を添加した。反応混合物を、70℃で、30分間、加熱し、それから、室温に冷却した。クロロトリメチルシラン(0.16mL、1.3mmol)を滴下で添加して、室温で、2時間、撹拌を続けた。それから、3−ヨードアゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.70g、9.52mmol)のN,N−ジメチルアセトアミド(4.35mL)溶液を、ゆっくりと添加し、得られた混合物を、50℃で、2時間、加熱した。亜鉛−ヨード試薬を、室温まで放冷し、シリンジに取り、PTFEフィルター(針と一緒に適応)を通して濾過して、直接、N2の通気により事前に脱気したN,N−ジメチルアセトアミド(19.6mL)中のトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.111g、0.121mmol)およびトリ−(2−フリル)ホスフィン(0.056g、0.24mmol)および4−アセチル−2−ヨード−3−メトキシ−6−メチルベンゾニトリル(2.0g、6.3mmol)の懸濁液に添加した。反応混合物を、再度、窒素で脱気して、70℃まで加熱した。30分間の加熱後、LC/MSでモニターして、反応が完了していた。これを放冷して、酢酸エチルに溶解し、水、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮して、油状物として、粗生成物を得た。生成物を、ヘキサン;酢酸エチル勾配で溶離して、シリカゲルでFCCにより精製して、透明油状物として、3−(3−アセチル−6−シアノ−2−メトキシ−5−メチルフェニル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得た(1.8g、82%)。C15H17N2O4のLCMS計算値(M+H)+:m/z=289.1;実測値:289.1。
3−(3−アセチル−6−シアノ−2−メトキシ−5−メチルフェニル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.2g、6.4mmol)を、メタノール(20mL)に溶解して、氷浴で冷却した。テトラヒドロホウ酸ナトリウム(0.26g、7.0mmol)を、小分けして添加し、反応を、LC/MSによりモニターした。1時間の撹拌後、反応が完了した。これを酢酸エチルおよび水で希釈した。合わせた有機層を、水、飽和重炭酸ナトリウム、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮して、黄色泡状物として、粗3−[2−シアノ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシ−3−メチルフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得た(2.1g、99%)。C15H19N2O4のLCMS計算値(M+H)+:m/z=291.1;実測値:291.1。
3−[2−シアノ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシ−3−メチルフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.1g、6.4mmol)を、塩化メチレン(50.0mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(0.59mL)中に溶解し、氷浴で冷却して、塩化チオニル(0.56mL、7.7mmol)を、ゆっくりと添加した。2時間の撹拌後、LC/MSにより、反応の完了を認め、酢酸エチルと水とで分配した。合わせた有機層を、水、飽和重炭酸ナトリウム、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮して、油状物として、粗3−[3−(1−クロロエチル)−6−シアノ−2−メトキシ−5−メチルフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得た(2.2g、100%)。C15H18ClN2O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=309.1;実測値:309.1。
3−[3−(1−クロロエチル)−6−シアノ−2−メトキシ−5−メチルフェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.3g、6.3mmol)を、炭酸セシウム(4.1g、13mmol)および3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(1.4g、9.4mmol)と一緒に、N,N−ジメチルホルムアミド(68mL)に溶解し、油浴で、80℃まで加熱した。反応物を、18時間、撹拌し、室温に放冷した。反応混合物を、酢酸エチルに溶解し、濾過し、水、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮して、粗生成物を得た。生成物を、(ヘキサン:10%エタノール酢酸エチル)勾配を用いて、シリカゲルでFCCにより精製して、半固体物として、3−{3−[−1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−シアノ−2−メトキシ−5−メチルフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得た(1.5g、50%)。C25H32N7O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=478.2;実測値:478.2。鏡像異性体を、Phenomenex LUX Celluloseカラム、21.1x250mm、5ミクロン、ヘキサン中の15%エタノール、18ml/分、約5mg/注入を用いてキラルカラムHPLCにより分離して:1番目ピーク保持時間:2.1分、3−{3−[−1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−シアノ−2−メトキシ−5−メチルフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル;2番目ピーク保持時間:3.9分、3−{3−[−1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−シアノ−2−メトキシ−5−メチルフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルを得た。
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−シアノ−2−メトキシ−5−メチルフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(0.35g、0.73mmol)(工程7、ピーク1)を、塩化メチレン(3.0mL)およびトリフルオロ酢酸(1.0mL)に、室温で、溶解した。1時間の撹拌後、LC/MSにより反応の完了を認めた。反応物を、真空で濃縮して、粘性琥珀色油状物として、4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−2−アゼチジン−3−イル−3−メトキシ−6−メチルベンゾニトリル(ビス(トリフルオロアセテート)を得た(0.50g、100%)。C20H24N7OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=378.2;実測値:378.2。
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−2−アゼチジン−3−イル−3−メトキシ−6−メチルベンゾニトリルビス(トリフルオロアセテート)(0.074g、0.10mmol)をエタノール(3.0mL)およびDIPEA(0.071mL、0.41mmmol)に溶解して、(S)−(−)−メチルオキシラン(0.0071g、0.12mmol)を添加した。反応物を、封管で、90℃まで加熱し、LC/MSによりモニターした。6時間の加熱後、反応物を、後処理なしで、pH10に緩衝した水:アセトニトリル勾配で溶離して、C−18カラムで分取HPLCにより精製して、白色非晶質固体物として、表題化合物を得た(0.018g、40%)。生成物を、単一の鏡像異性体として単離した。C23H30N7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=436.2;実測値:436.3。1HNMR(300MHz,DMSO−d6)δ 8.09(s,1H),7.21(s,1H),6.22(q,J=7.1Hz,1H),4.34(d,J=4.5Hz,1H),4.09〜3.83(m,3H),3.60(s,3H),3.58〜3.51(m,1H),3.12〜2.95(m,2H),2.55(s,3H),2.33(s,3H),2.27(d,J=5.9Hz,2H),1.71(d,J=7.1Hz,3H),1.00(d,J=6.2Hz,3H)。
N,O−ジメチルヒドロキシアミン塩酸塩(500mg、5mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中のヘキサフルオロリン酸N,N,N’,N’−テトラメチル−O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)ウロニウム(1400mg、3.7mmol)、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(1000μL、7mmol)および5−ブロモピリジン−2−カルボン酸(500mg、2mmol、Frontier Scientific カタログ番号B1704)の混合物に添加した。反応混合物を、室温で、一夜、撹拌し、LC/MSにより完了を認めた。反応物を、水とEtOAcとで分配した。合わせた有機層を、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、粗生成物を得た。生成物を、ヘキサン:EtOAc(0〜30%)勾配で溶離して、シリカゲルでFCCにより精製して、5−ブロモ−N−メトキシ−N−メチルピリジン−2−カルボキサミド透明油を得た(0.50g、60%)。C8H10BrN2O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=244.9、246.9;実測値:244.9、246.9。
塩化メチルマグネシウム3.0MのTHF(0.5mL)溶液を、テトラヒドロフラン(10mL)中の5−ブロモ−N−メトキシ−N−メチルピリジン−2−カルボキサミド(200mg、0.8mmol)の混合物に、0℃で、滴下で添加した。室温で、1時間の撹拌後、反応を、1N NH4Clで停止して、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濃縮して、粗生成物1−(5−ブロモピリジン−2−イル)エタノンを得た(0.15g、90%)。C7H7BrNOのLCMS計算値(M+H)+:m/z=199.9、201.9;実測値:199.9、201.9。
塩化メチルマグネシウム3.0MのTHF(0.3mL)溶液を、テトラヒドロフラン(10mL)中の1−(5−ブロモピリジン−2−イル)エタノン(100mg、0.5mmol)の混合物に、0℃で、滴下で添加した。室温で、1時間の撹拌後、反応を、1N NH4Clで停止して、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濃縮して、粗2−(5−ブロモピリジン−2−イル)プロパン−2−オールを得た(0.1g、100%)。C8H11BrNOのLCMS計算値(M+H)+:m/z=215.9、217.9;実測値:215.8、217.8。
1,4−ジオキサン(5mL)中の2−(5−ブロモピリジン−2−イル)プロパン−2−オール(70mg、0.3mmol)、4,4,5,5,4’,4’,5’,5’−オクタメチル−[2,2’]ビ[[1,3,2]ジオキサボロラニル](90.mg、0.36mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(10mg、0.01mmol)、および酢酸カリウム(100mg、1mmol)の混合物を、120℃で、一夜、加熱した。反応は、LC/MSにより完了を認め、真空で濃縮して、粗[6−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)ピリジン−3−イル]ボロン酸を得た。C8H13BNO3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=182.1;実測値:182.1。
炭酸ナトリウム(10mg、0.09mmol)水(0.5mL)溶液を、アセトニトリル(1mL)中の4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−2−ブロモ−6−クロロ−3−エトキシベンゾニトリル(20mg、0.04mmol、実施例43、工程5のラセミ中間体)、[6−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)ピリジン−3−イル]ボロン酸(12mg、0.069mmol、実施例306、工程4)の混合物に添加した。反応混合物を、N2で脱気して、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(2mg、0.002mmol)を添加した。反応物を、再度、N2で脱気して、100℃まで、1時間、加熱した。反応物を、室温に放冷し、後処理なしで、TFAで緩衝した水;アセトニトリル勾配で溶離して、C−18カラムで分取HPLCにより精製して、白色非晶質固体物として、表題の化合物を得た。生成物を、ラセミ混合物として単離した。C25H27ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=492.1;実測値:492.1。1HNMR(500MHz,DMSO−d6)δ 8.60(d,J=2.0Hz,1H),8.22(s,1H),7.96(dd,J=8.2,2.3Hz,1H),7.80(d,J=8.3Hz,1H),7.73(s,1H),6.36(q,J=7.0Hz,1H),3.52〜3.40(m,1H),3.40〜3.30(m,1H),2.59(s,3H),1.80(d,J=7.0Hz,3H),1.48(d,J=2.3Hz,6H),0.88(t,J=7.0Hz,3H)。
4−アセチル−6−クロロ−3−エトキシ−2−ヨードベンゾニトリルを、実施例43、工程1および工程2に記載と類似の方法だが、N−ヨードコハク酸イミドを用いて合成した。C11H10ClINO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=349.9;実測値:350.0。
4−アセチル−6−クロロ−3−エトキシ−2−ヨードベンゾニトリル(0.20g、0.57mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(2.0mL)中、炭酸セシウム(0.19g、0.57mmol)と一緒に、ピロリジン(0.052mL、0.63mmol)と混合し、封管中、120℃まで加熱した。18時間の加熱後、反応物を放冷し、酢酸エチルに溶解し、水、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮して、暗色油状物として、粗生成物を得た。生成物を、ヘキサン:酢酸エチル勾配で溶離して、シリカゲルでFCCにより精製して、油状物として、4−アセチル−6−クロロ−3−エトキシ−2−ピロリジン−1−イルベンゾニトリルを得た(0.045g、27%)。C15H18ClN2O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=293.1;実測値293.1。
4−アセチル−6−クロロ−3−エトキシ−2−ピロリジン−1−イルベンゾニトリル(0.045g、0.15mmol)をメタノール(3mL)に溶解し、氷浴で冷却した。テトラヒドロホウ酸ナトリウム(0.0058g、0.15mmol)を添加し、反応を、LC/MSによりモニターした。1時間の撹拌後、反応物を、酢酸エチルに溶解し、水、重炭酸ナトリウム、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥して、透明油状物として、粗6−クロロ−3−エトキシ−4−(1−ヒドロキシエチル)−2−ピロリジン−1−イルベンゾニトリルを得た(0.045g、100%)。C15H20ClN2O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=295.1;実測値295.1。
6−クロロ−3−エトキシ−4−(1−ヒドロキシエチル)−2−ピロリジン−1−イルベンゾニトリル(0.045g、0.15mmol)を、塩化メチレン(3.0mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(0.002mL、0.03mmol)に溶解して、氷浴で冷却した。塩化チオニル(0.017mL、0.23mmol)を添加し、反応を、LC/MSによりモニターした。2時間の撹拌後、反応が完了した。それから、反応物を、酢酸エチルに溶解し、重炭酸ナトリウム、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、濃縮して、黄色油状物として、粗6−クロロ−4−(1−クロロエチル)−3−エトキシ−2−ピロリジン−1−イルベンゾニトリルを得た(0.048g、100%)。C15H19Cl2N2OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=313.1;実測値313.1。
6−クロロ−4−(1−クロロエチル)−3−エトキシ−2−ピロリジン−1−イルベンゾニトリル(0.048g、0.15mmol、ラセミ混合物)を、N,N−ジメチルホルムアミド(3.0mL)中の3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(0.034g、0.23mmol)および炭酸セシウム(0.10g、0.31mmol)と混合して、油浴で、85℃まで加熱した。18時間の撹拌後、反応が完了した。粗反応物を、後処理なしで、pH10に緩衝した水:アセトニトリル勾配で溶離して、C−18カラムで分取HPLCにより精製して、白色非晶質固体物として、表題の化合物を得た(0.012g、18%)。生成物を、ラセミ混合物として単離した。C21H25ClN7OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=426.1;実測値426.1。1HNMR(300MHz,DMSO−d6)δ 8.11(s,1H),6.91(s,1H),6.25(q,J=7.1Hz,1H),3.71(dp,J=15.7,8.1,7.2Hz,4H),3.49〜3.35(m,2H),2.55(s,3H),2.00〜1.76(m,4H),1.70(d,J=7.1Hz,3H),1.34(t,J=7.0Hz,3H)。
1,4−ジオキサン(4mL)中の4−アセチル−6−クロロ−3−エトキシ−2−ヨードベンゾニトリル(50mg、0.1mmol、実施例318、工程1)、3−メトキシアゼチジン塩酸塩(21mg、0.17mmol Chem−Impex カタログ番号20140)および炭酸セシウム(70.mg、0.21mmol)の混合物に、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスフィン)(40mg、0.07mmol)およびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(60mg、0.07mmol)を添加した。反応混合物を、N2で脱気した。反応物を、80℃で、2時間、加熱し、LC/MSによりモニターした。反応物を、室温まで放冷し、水で希釈して、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、粗生成物を得た。生成物を、(ヘキサン類:EtOAc0〜70%)勾配で溶離して、シリカゲルでFCCにより精製して、透明油状物として、4−アセチル−6−クロロ−3−エトキシ−2−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)ベンゾニトリルを得た(0.030g、70%)。C15H18ClN2O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=309.1;実測値:309.1。
4−アセチル−6−クロロ−3−エトキシ−2−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)ベンゾニトリル(30mg、0.1mmol)を、0℃まで冷却したメタノール(5mL)に溶解し、テトラヒドロホウ酸ナトリウム(5.5mg、0.14mmol)を添加した。反応物を、0℃で、1時間、撹拌した。反応物を、EtOAcと水とで分配した。合わせた有機層を、水および飽和NaHCO3、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、粗6−クロロ−3−エトキシ−4−(1−ヒドロキシエチル)−2−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)ベンゾニトリルを得た(0.030g、100%)。C15H20ClN2O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=311.1;実測値:311.1。
6−クロロ−3−エトキシ−4−(1−ヒドロキシエチル)−2−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)ベンゾニトリル(30mg、0.1mmol)(ラセミ混合物)を、塩化メチレン(5mL)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100μL、1mmol)に溶解した。塩化チオニル(18μL、0.24mmol)を、室温で、滴下で添加し、反応物を、2時間、撹拌した。反応物を、EtOAcで希釈し、水および飽和NaHCO3、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、粗6−クロロ−4−(1−クロロエチル)−3−エトキシ−2−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)ベンゾニトリルを得た(0.030g、100%)。C15H19Cl2N2O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=329.1;実測値:329.1。
炭酸セシウム(50mg、0.2mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(3mL、40mmol)中の3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(16mg、0.10mmol)および6−クロロ−4−(1−クロロエチル)−3−エトキシ−2−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)ベンゾニトリル(30mg、0.09mmol)の混合物に添加して、反応物を、80℃で、一夜、撹拌した。混合物を、EtOAcで希釈し、水、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、粗生成物を濃縮した。生成物を、pH10に緩衝した水:アセトニトリル勾配で溶離して、C−18カラムで分取HPLCにより精製して、白色非晶質固体物として、表題の化合物を得た(0.007g、20%)。生成物を、ラセミ混合物として単離した。C21H25ClN7O2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=442.1;実測値:442.1。1HNMR(400MHz,DMSO−d6)δ 8.11(s,1H),6.80(s,1H),6.18(d,J=7.1Hz,1H),4.58〜4.44(m,2H),4.18(m,1H),4.13〜4.01(m,2H),3.81〜3.62(m,2H),3.23(s,3H),2.55(s,3H),1.69(d,J=7.1Hz,3H),1.35(t,J=7.0Hz,3H)。
ヨウ化メチルの代わりに、工程3で、ヨウ化エチルを用いて、実施例315に記載の方法を用いて、中間体4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−2−アゼチジン−3−イル−3−エトキシ−6−メチルベンゾニトリルビス(トリフルオロアセテート)を調製した。C21H26N7OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=392.2;実測値:392.2。
メタノール(50mL)中の4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−2−アゼチジン−3−イル−3−エトキシ−6−メチルベンゾニトリル(70mg、0.2mmol)の混合物に、アセトン(0.1mL、2mmol)およびシアノ水素化ホウ素ナトリウム(17mg、0.27mmol)を添加した。反応物を、室温で、1時間、撹拌し、LC/MSにより、完了を認めた。反応を、水で停止して、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、濃縮して、粗生成物を得た。生成物を、pH10に緩衝した水:アセトニトリル勾配で溶離して、C−18カラムで分取HPLCにより精製して、白色非晶質固体物として、表題の化合物を得た(0.030g、40%)。生成物を、ラセミ混合物として単離した。C24H32N7OのLCMS計算値(M+H)+:m/z=434.2;実測値:434.3。1HNMR(300MHz,CD3OD)δ 8.17(s,1H),7.35(s,1H),6.37(q,J=7.1Hz,1H),4.17〜3.98(m,4H),3.90〜3.71(m,3H),2.65(s,3H),2.46(s,4H),1.84(d,J=7.1Hz,3H),1.42(t,J=7.0Hz,3H),1.03(dd,J=6.2,1.4Hz,6H)。
所望の化合物を、出発物質として、3−(3−アセチル−5−クロロ−6−シアノ−2−エトキシフェニル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルの代わりに、1−(5−クロロ−2−エトキシ−3−ヨード−4−メチルフェニル)エタノンを用いて、実施例212、工程4(ラセミ混合物)の方法に従って、96:4鏡像異性体混合物(保持時間=3.56分および4.28分;Chiral Technologies ChiralPak AD−Hカラム、20x250mm、5ミクロン粒径、ヘキサン類中の5%エタノール、1ml/分で溶離)として、94%収率で調製した。C11H13ClIOのLCMS(M−(OH))+:m/z=323.0;実測値:322.9。
所望の化合物を、出発物質として、3−[3−クロロ−2−シアノ−6−エトキシ−5−(1−ヒドロキシエチル)フェニル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチルの代わりに、1−(5−クロロ−2−エトキシ−3−ヨード−4−メチルフェニル)エタノール(工程1の96:4混合物)を用いて、実施例212、工程5の方法に従って、単一の鏡像異性体(所望のピーク1、保持時間=3.39分;ChiralPak IAカラム、20x250mm、5ミクロン粒径、ヘキサン類中の3%エタノール、18ml/分で溶離)として、32%収率で合成した。C17H20ClIN5OのLCMS(M+H)+:m/z=472.0;実測値:472.0。
封管中で、アセトニトリル(7.4mL)中の1−[1−(5−クロロ−2−エトキシ−3−ヨード−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(工程2からのピーク1単一異性体)(0.61g、1.3mmol)の懸濁液を、窒素で脱気し、トリフェニルホスフィン(0.048g、0.18mmol)、メチルアクリレート(0.41mL、4.5mmol)、および酢酸パラジウム(0.029g、0.13mmol)、次いで、トリエチルアミン(0.54mL、3.9mmol)で処理して、100℃で、16時間、加熱した。反応混合物を、室温に冷却し、濾過して、固体物を、アセトニトリルで洗浄した。濾液を濃縮して、残渣を得た。粗物質を、ヘキサン類中の酢酸エチル(3%メタノール含有)(0%〜100%)を用いて、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物を得た(0.40g、72%)。C21H25ClN5O3のLCMS(M+H)+:m/z=430.2;実測値:430.2。
メチル(2E)−3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル}アクリレート(0.40g、0.93mmol)のニトロメタン(6.3mL)溶液を、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(0.14mL、0.93mmol)で処理して、90℃で、22時間、撹拌した。反応混合物を、濃縮し、メタノールで希釈し、分取LCMS(XBridge C18カラム、0.1%トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル水溶液の勾配、60ml/分の流速で溶離)により精製した。LCMSフラクションを濃縮して、アセトニトリルを除去し、固形の重炭酸ナトリウムで処理し、酢酸エチルに抽出した。酢酸エチルを濃縮して、ジアステレオ異性体の混合物として、所望の生成物を得た(0.22g、48%)。C22H28ClN6O5のLCMS(M+H)+:m/z=491.2;実測値:491.2。
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル}−4−ニトロブタン酸メチル(0.089g、0.18mmol)のメタノール(1.3mL)溶液を、塩化ニッケル六水和物(0.087g、0.36mmol)で処理して、5分間、撹拌した。反応混合物を、0℃まで冷却し、4回に小分けしたテトラヒドロホウ酸ナトリウム(0.073g、1.9mmol)で処理し、室温で、30分間、撹拌した。反応混合物を、60℃で、1.5時間、加熱し、室温まで冷却し、飽和重炭酸ナトリウム溶液(10mL)およびジクロロメタン(25mL)で希釈して、セライトを通して濾過した。セライトを、ジクロロメタンで洗浄し、濾液を分液ロートに移した。有機層を分離し、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、濃縮して、残渣を得た。粗残渣を、メタノールで希釈し、分取LCMS(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、60ml/分の流速で溶離)により精製して、所望のピーク1ジアステレオ異性体(16mg、21%)およびピーク2ジアステレオ異性体(19mg、24%)を得た。ピーク1(化合物310):1HNMR(300MHz,DMSO−d6)δ 8.10(s,1H),7.89(s,1H),7.34(s,1H),6.21(q,J=7.1Hz,1H),4.38〜4.22(m,1H),3.93〜3.80(m,1H),3.79〜3.67(m,1H),3.65〜3.55(m,1H),3.28〜3.20(m,1H),2.54(s,3H),2.29(dd,J=17.5,8.3Hz,1H),2.21(s,3H),1.70(d,J=7.0Hz,3H),1.40(t,J=6.9Hz,3H)。C21H26ClN6O2のLCMS(M+H)+:m/z=429.2;実測値:429.2。ピーク2(化合物311):1HNMR(300MHz,DMSO−d6)δ 8.11(s,1H),7.89(s,1H),7.33(s,1H),6.20(q,J=7.1Hz,1H),4.38〜4.22(m,1H),3.90〜3.68(m,2H),3.65〜3.56(m,1H),3.28〜3.17(m,1H),2.54(s,3H),2.32(dd,J=17.3,8.5Hz,1H),2.21(s,3H),1.69(d,J=7.0Hz,3H),1.39(t,J=6.9Hz,3H)。C21H26ClN6O2のLCMS(M+H)+:m/z=429.2;実測値:429.2。
1,4−ジオキサン(20mL)および水(10mL)中の4−アセチル−6−クロロ−3−エトキシ−2−ヨードベンゾニトリル(1.3g、3.6mmol)、4,4,5,5−テトラメチル−2−ビニル−1,3,2−ジオキサボロラン(740μL、4.3mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(100mg、0.20mmol)および炭酸カリウム(1.5g、11mmol)の混合物を、80℃で、一夜、加熱した。混合物を、室温に冷却し、酢酸エチルで抽出した。抽出物を、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過して、濃縮した。ヘキサン類中の酢酸エチル(0〜20%)を用いた、シリカゲルでの精製により、所望の化合物を得た、780mg、87%。C13H13ClNO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=250.1;実測値:250.1。1HNMR(400MHz,DMSO−d6):δ 7.78(s,1H),6.83(m,1H),6.10(m,1H),5.83(m,1H),3.84(m,2H),2.58(s,3H),1.22(m,3H)。
0.2M四酸化オスミウム水溶液(0.5mL)を、tert−ブチル[(4−クロロベンゾイル)オキシ]カルバメート(Lawrence Harris、J.Org.Chem、2011、76、358〜372参照)、(0.91g、3.3mmol)のアセトニトリル(10mL)溶液に添加し、10分間、撹拌した。アセトニトリル(10mL)溶液としての4−アセチル−6−クロロ−3−エトキシ−2−ビニルベンゾニトリル(0.56g、2.2mmol)を、該カルバメート溶液に添加し、次いで、水(2mL)を添加して、反応物を、室温で、3時間、撹拌した。反応物を、飽和10M二亜硫酸二カリウム水溶液(12mL)で反応停止し、5分間、撹拌した。水を添加し、反応混合物を、酢酸エチルで抽出した。抽出物を、飽和重炭酸ナトリウム溶液、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過して、蒸発濃縮した。ヘキサン中の酢酸エチル(0〜100%)を用いた、シリカゲルでの精製により、ラセミ混合物として、所望の化合物を得た、610mg、72%。C18H24ClN2O5のLCMS計算値(M+H)+:m/z=383.1;実測値:383.1。1HNMR(400MHz,DMSO−d6):δ 7.62(s,1H),7.03(brs,1H),5.68(brs,1H),3.96(m,1H),3.69(m,1H),3.31(m,1H),3.19(m,1H),2.60(s,3H),1.30(m,12H)。
tert−ブチル[2−(3−アセチル−5−クロロ−6−シアノ−2−エトキシフェニル)−2−ヒドロキシエチル]カルバメート(290mg、0.76mmol)(工程2のラセミ混合物)を、1,4−ジオキサン(6.1mL)中の4.0M塩酸で、15分間、処理して、混合物を、蒸発濃縮した。残渣を、テトラヒドロフラン(2.3mL)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.66mL、3.8mmol)に溶解した。N,N−カルボニルジイミダゾール(250mg、1.5mmol)を添加して、反応混合物を、70℃で、一夜、還流した。反応混合物を、蒸発濃縮した。ヘキサン中の酢酸エチル(0〜100%)を用いた、シリカゲルでの精製により、ラセミ混合物として、所望の化合物を得た、110mg、47%。C14H14ClN2O4のLCMS計算値(M+H)+:m/z=309.1;実測値:309.1。1HNMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.00(brs,1H),7.93(s,1H),5.99(m,1H),3.89(m,1H),3.81(m,2H),3.52(m,1H),2.58(s,3H),1.23(m,3H)。
テトラヒドロホウ酸ナトリウム(19mg、0.50mmol)を、メタノール(1.6mL、38mmol)中の4−アセチル−6−クロロ−3−エトキシ−2−(2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−5−イル)ベンゾニトリル(100mg、0.34mmol)(工程3のラセミ混合物)の混合物に、0℃で添加し、反応混合物を、室温で、10分間、撹拌して、蒸発濃縮した。残渣を、酢酸エチルで希釈し、1N HCl、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、濃縮して、4つのジアステレオマーの混合物として、所望の化合物を得た、58mg、55%。C14H16ClN2O4のLCMS計算値(M+H)+:m/z=311.1;実測値:311.1。
塩化メチレン(1mL)中の6−クロロ−3−エトキシ−4−(1−ヒドロキシエチル)−2−(2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−5−イル)ベンゾニトリル(58mg、0.19mmol)(工程4の4つのジアステレオマー混合物)、N,N−ジメチルホルムアミド(36μL)の混合物に、塩化チオニル(40.μL、0.56mmol)を添加し、混合物を、室温で、20分間、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム、水、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、濃縮して、4つのジアステレオマーの混合物として、所望の化合物を得た、55mg、91%。C14H15Cl2N2O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=329.0;実測値:329.1。
炭酸セシウム(0.11g、0.34mmol)を、N,N−ジメチルホルムアミド(0.91mL)中の3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(30mg、0.20mmol)(工程5の4つのジアステレオマー混合物)の混合物に添加し、10分間、撹拌した。混合物に、、N,N−ジメチルホルムアミド(1.0mL)中の6−クロロ−4−(1−クロロエチル)−3−エトキシ−2−(2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−5−イル)ベンゾニトリル(56mg、0.17mmol)を添加し、反応物を、90℃で、1時間、撹拌した。RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、30ml/分の流速で溶離)を用いた、分取LCMS(pH10)による精製により、ピーク1(2つのジアステレオマーのラセミ混合物)として、所望の化合物を得た。C20H21ClN7O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=442.1;実測値:442.1。1HNMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.17(s,1H),8.00(brs,1H),7.79(s,1H),6.25(m,1H),5.92(m,1H),3.90(m,3H),3.57(m,1H),2.58(s,3H),1.75(m,3H),1.40(m,3H);ピーク2(2つのジアステレオマーのラセミ混合物):C20H21ClN7O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=442.1;実測値:442.1。1HNMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.12(s,1H),8.00(brs,1H),7.71(s,1H),6.23(m,1H),5.96(m,1H),3.85(m,3H),3.58(m,1H),2.58(s,3H),1.75(m,3H),1.40(m,3H)。
ヘキサン類中の20%エタノールを用いて、18ml/分で、Phenomenex Lux Cellulose−1、21.2x250mm、5ミクロン粒径で、ピーク2(2つのジアステレオマーのラセミ混合物)のキラル精製により、ピーク3およびピーク4を得た。ピーク3、保持時間=12.22分(単一鏡像異性体):C20H21ClN7O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=442.1;実測値:442.1。1HNMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.12(s,1H),7.98(brs,1H),7.71(s,1H),6.23(m,1H),5.96(m,1H),3.85(m,3H),3.58(m,1H),2.58(s,3H),1.75(m,3H),1.40(m,3H)。ピーク4、保持時間=16.25分(単一鏡像異性体)。C20H21ClN7O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=442.1;実測値:442.1。1HNMR(400MHz,DMSO−d6):δ 8.12(s,1H),7.98(brs,1H),7.71(s,1H),6.23(m,1H),5.96(m,1H),3.85(m,3H),3.58(m,1H),2.58(s,3H),1.75(m,3H),1.40(m,3H)。
1,4−ジオキサン(60mL)および水(30mL)中の1−(3−ブロモ−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エタノン(2.6g、9.5mmol)、4,4,5,5−テトラメチル−2−ビニル−1,3,2−ジオキサボロラン(1.9mL、11mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1:1)(400mg、0.5mmol)および炭酸カリウム(4.0g、29mmol)の混合物。得られた混合物を、80℃で、3時間、加熱した。混合物を、室温に冷却して、酢酸エチルで抽出した。ヘキサン類中の酢酸エチル(0〜20%)を用いた、シリカゲルでの精製により、所望の化合物を得た、2.0g、94%。C12H14ClO2のLCMS計算値(M+H)+:m/z=225.1;実測値:225.1。
0.2M四酸化オスミウム水溶液(1mL)を、アセトニトリル(22mL)中のtert−ブチル[(4−クロロベンゾイル)オキシ]カルバメート(2.0g、7.2mmol)(Lawrence Harris、J.Org.Chem、2011、76、358〜372参照)の溶液に添加し、10分間、撹拌した。アセトニトリル(22mL)の溶液として、1−(5−クロロ−2−メトキシ−4−メチル−3−ビニルフェニル)エタノン(1.1g、4.8mmol)を、該カルバメート溶液に添加し、次いで、水(5mL)を添加した。反応物を、室温で、3時間、撹拌した。反応物を、飽和10M二亜硫酸二カリウム水溶液(25mL)で反応停止して、5分間、撹拌した。水を反応物に添加し、混合物を、酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を、飽和重炭酸ナトリウム溶液、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で蒸発濃縮した。ヘキサン中の酢酸エチル(0〜100%)を用いた、シリカゲルでの精製により、ラセミ混合物として、所望の化合物1.2g、69%を得た。C17H24ClNO5NaのLCMS計算値(M+Na)+:m/z=380.1;実測値:380.1。1HNMR(500MHz,DMSO−d6):δ 7.48(s,1H),6.80(m,1H),5.50(brs,1H),5.20(brs,1H),3.83(s,3H),3.32(m,1H),3.22(m,1H),2.59(s,3H),2.55(s,3H),1.32(s,9H)。
ヘキサン類中の8%エタノールを用いた、ChiralPak AD−H、20x250mm(Chiral Technologies)、5ミクロン粒径、18ml/分の流速のキラル精製により、ピーク1(単一鏡像異性体)(保持時間=9.86分)およびピーク2(単一鏡像異性体)(保持時間=11.47分)を得た。
tert−ブチル[2−(3−アセチル−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)−2−ヒドロキシエチル]カルバメート(170mg、0.47mmol)(工程2のピーク1)を、1,4−ジオキサン(12mL)中の4.0M塩酸で、15分間、処理した。溶媒を蒸発させて、塩化メチレン(6mL)およびトリエチルアミン(200μL、1.4mmol)を添加し、混合物を、0℃に冷却した。塩化クロロアセチル(45μL、0.56mmol)を、ゆっくりと添加して、0℃で、10分間、撹拌した。溶媒を蒸発し乾固させた。水を添加し、混合物を、酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮して、単一鏡像異性体として、粗残渣を得た。C14H17Cl2NO4NaのLCMS計算値(M+Na)+:m/z=356.1;実測値:356.1。
0℃に冷却したテトラヒドロフラン(4mL)中のN−[2−(3−アセチル−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)−2−ヒドロキシエチル]−2−クロロアセトアミド(170mg、0.50mmol)(工程3の単一鏡像異性体)の溶液に、水素化ナトリウム(鉱油中の60%分散液;39mg、1.0mmol)の混合物を添加し、1時間、撹拌した。反応物を、水で反応停止して、酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮して、単一鏡像異性体として、粗残渣を得た、61mg、41%。C14H17ClNO4のLCMS計算値(M+H)+:m/z=298.1;実測値:298.1。
6−(3−アセチル−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)モルホリン−3−オン(27mg、0.090mmol)(工程4の単一の鏡像異性体)のメタノール(2mL)溶液に、テトラヒドロホウ酸ナトリウム(6.8mg、0.18mmol)を、0℃で添加して、1時間、撹拌した。分取LCMS(pH10)による精製で、2つのジアステレオマーのラセミ混合物として、所望の化合物を得た、20mg、76%。C14H17ClNO3のLCMS計算値(M−OH)+:m/z=282.1;実測値:282.1。
塩化チオニル(15μL、0.21mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(10.0μL)の混合物を、室温で、10分間、撹拌した。6−[3−クロロ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]モルホリン−3−オン(19.0mg、0.0634mmol)(工程5の2つのジアステレオマーのラセミ混合物)の塩化メチレン(1.0mL)溶液を添加し、混合物を、室温で、一夜、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム、水、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、濃縮して、2つのジアステレオマーのラセミ混合物として、所望の化合物を得た、19mg、94%。C14H17ClNO3のLCMS計算値(M−Cl)+:m/z=282.1;実測値:282.1。
N,N−ジメチルホルムアミド(0.19mL)中の6−[3−クロロ−5−(1−クロロエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]モルホリン−3−オン(19.0mg、0.0597mmol)(工程6の2つのジアステレオマーのラセミ混合物)、3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(11mg、0.072mmol)、炭酸セシウム(29mg、0.090mmol)およびヨウ化カリウム(0.99mg、0.006mmol)の混合物を、140℃で、1時間、加熱した。混合物を、エーテルで希釈し、水で洗浄し、濃縮し、RP−HPLC(XBridge C18カラム、0.1%水酸化アンモニウム含有アセトニトリル/水の勾配、30ml/分の流速で溶離)を用いて、分取LCMS(pH10)により精製して、2.5mg、10%のピーク1(単一鏡像異性体,保持時間10.15分):C20H24ClN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=431.2;実測値:431.1、および2.7mg、10%のピーク2(単一鏡像異性体,保持時間10.76分):C20H24ClN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=431.2;実測値:431.1を得た。
テトラヒドロフラン(2.5mL)中のtert−ブチル[2−(3−アセチル−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)−2−ヒドロキシエチル]カルバメート(140mg、0.40mmol)(ピーク1、実施例324、工程2の単一の鏡像異性体)の溶液に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.35mL、2.0mmol)およびN,N−カルボニルジイミダゾール(130mg、0.80mmol)。反応物を、70℃で、10分間、還流した。反応物を、蒸発し乾固した。ヘキサン中の(0〜50%)酢酸エチルを用いた、シリカゲルでの精製により、単一鏡像異性体として、所望の化合物を得た、78mg、69%。C13H15ClNO4のLCMS計算値(M+H)+:m/z=284.1;実測値:284.1。
5−(3−アセチル−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)−1,3−オキサゾリジン−2−オン(21mg、0.072mmol)(工程1の単一の鏡像異性体)のメタノール(1mL)溶液に、テトラヒドロホウ酸ナトリウム(5.5mg、0.14mmol)を、0℃で添加した。混合物を、0℃で、1時間、撹拌した。それを、メタノールで希釈し、pH10緩衝液を用いた分取LCMSで精製して、2つのジアステレオマーのラセミ混合物として、所望の化合物を得た、17mg、83%。C13H15ClNO3のLCMS計算値(M−OH)+:m/z=268.1;実測値:268.1。
シアヌル酸塩化物(16mg、0.084mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(15μL)の混合物を、室温で、10分間、撹拌した。5−[3−クロロ−5−(1−ヒドロキシエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン(16mg、0.056mmol)(工程2の2つのジアステレオマーのラセミ混合物)の塩化メチレン(0.3mL)溶液を添加し、反応物を、室温で、一夜、撹拌した。塩化チオニル(12μL、0.17mmol)を添加し、10分間、撹拌した。混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム、水、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、濃縮して、2つのジアステレオマーのラセミ混合物として、所望の化合物を得た、17mg、100%。C13H16Cl2NO3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=304.0;実測値:304.1。
N,N−ジメチルホルムアミド(0.18mL)中の5−[3−クロロ−5−(1−クロロエチル)−6−メトキシ−2−メチルフェニル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン(17mg、0.056mmol)(工程3の2つのジアステレオマーのラセミ混合物)、3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン(10mg、0.067mmol)、炭酸セシウム(27mg、0.084mmol)およびヨウ化カリウム(0.93mg、0.0056mmol)の混合物を、140℃で、1時間、加熱した。混合物を、エーテルで希釈し、水で洗浄し、濃縮し、分取LCMS(pH10)により精製して、2つのジアステレオマーのラセミ混合物として、所望の化合物を得た、2.2mg、9%;C19H22ClN6O3のLCMS計算値(M+H)+:m/z=417.1;実測値:417.1。
実施例269の立体化学に基づいて、各ジアステレオマーの立体化学は、4−((R)−1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−6−クロロ−2−(1−((S)−2−ヒドロキシプロピル)アゼチジン−3−イル)−3−メトキシベンゾニトリル(実施例361)、4−((S)−1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−6−クロロ−2−(1−((R)−2−ヒドロキシプロピル)アゼチジン−3−イル)−3−メトキシベンゾニトリル(実施例362)、および4−((R)−1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−6−クロロ−2−(1−((R)−2−ヒドロキシプロピル)アゼチジン−3−イル)−3−メトキシベンゾニトリル(実施例363)(下記構造)であると考えられる。
(R)−4−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−2−(アゼチジン−3−イル)−6−クロロ−3−メトキシベンゾニトリル(6.00g、14.3mmol)に、メタノール(72mL)を添加した。得られた懸濁液に、(S)−(−)−メチルオキシラン(2.01mL、28.6mmol)を、室温で添加して、混合物を、室温で、19時間、撹拌した。追加の(S)−(−)−メチルオキシラン(0.50mL、7.2mmol)を添加して、さらに1時間、撹拌を続けた。反応混合物に、水(280mL)を添加して、濁った溶液を撹拌した。混合物を、塩化メチレン(300mLx4)で抽出した。有機層を合わせて、塩水(50mL)で洗浄して、濃縮した。粗生成物を、塩化メチレン中のMeOH(約0.5%水酸化アンモニウム含有)で溶離して、シリカカラムクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクションを集めて、蒸発乾固した。この残渣を、分取HPLCにより、さらに精製して、表題の化合物を得た。表題化合物の試料を、NMR分光法および質量分析法により分析して、次のデータを得た。1HNMR(500MHz,DMSO)δ 8.11(s,1H),7.47(s,1H),7.30(brs,2H),6.24(q,J=7.0Hz,1H),4.32(brs,1H),4.07(m,1H),3.94(m,2H),3.65(s,3H),3.59(m,1H),3.08(m,2H),2.56(s,3H),2.38〜2.19(m,2H),1.73(d,J=7.1Hz,3H),1.00(d,J=6.2Hz,3H)ppm。C22H27ClN7O2のLCMS(M+H)+:m/z=456.2;実測値:456.2。
(S)−4−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−2−(アゼチジン−3−イル)−6−クロロ−3−メトキシベンゾニトリル(293.0mg、0.73mmol)に、メタノール(3.7mL)を添加した。得られた懸濁液に、(R)−(+)−メチルオキシラン103μL、1.46mmol)を室温で添加して、混合物を、室温で、19時間、撹拌した。追加の(R)−(+)−メチルオキシラン(51.3μL、0.73mmol)を添加して、さらに2.5時間、撹拌を続けた。反応混合物に、水(14mL)を添加して、濁った溶液を撹拌した。混合物を、塩化メチレン(4x16mL)で抽出した。有機層を合わせて、塩水(50mL)で洗浄して、濃縮した。粗生成物を、塩化メチレン中のMeOH(約0.5%水酸化アンモニウム含有)で溶離して、シリカカラムクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクションを集めて、蒸発乾固した。この残渣を、分取HPLCにより、さらに精製して、表題の化合物を得た。表題化合物の試料を、NMR分光法および質量分析法により分析して、次のデータを得た。1HNMR(500MHz,DMSO)δ 8.11(s,1H),7.47(s,1H),7.30(brs,2H),6.24(q,J=7.0Hz,1H),4.37(brs,1H),4.09(m,2H),3.93(m,2H),3.65(s,3H),3.59(m,1H),3.12(m,2H),2.56(s,3H),2.39〜2.26(m,2H),1.73(d,J=7.1Hz,3H),1.00(d,J=6.2Hz,3H)ppm。C22H27ClN7O2のLCMS(M+H)+:m/z=456.2;実測値:456.2。
(R)−4−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−2−(アゼチジン−3−イル)−6−クロロ−3−メトキシベンゾニトリル(6.0g、14.3mmol)に、メタノール(72mL)を添加した。得られた懸濁液に、(R)−(+)−メチルオキシラン(2.01mL、28.6mmol)を、室温で添加して、混合物を、室温で、18時間、撹拌した。反応混合物に、水(280mL)を添加して、濁った溶液を撹拌した。混合物を、塩化メチレン(300mLx4)で抽出した。有機層を合わせて、塩水(50mL)で洗浄して、濃縮した。粗生成物を、塩化メチレン中のMeOH(約0.5%水酸化アンモニウム含有)で溶離して、シリカカラムクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクションを集めて、蒸発乾固した。この残渣を、分取HPLCにより、さらに精製して、表題の化合物を得た。表題化合物の試料を、NMR分光法および質量分析法により分析して、次のデータを得た。1HNMR(500MHz,DMSO)δ 8.11(s,1H),7.46(s,1H),7.29(brs,2H),6.24(q,J=7.0Hz,1H),4.31(d,J=4.2Hz,1H),4.11〜4.00(m,1H),3.98〜3.90(m,1H),3.65(s,3H),3.61〜3.53(m,2H),3.07(m,2H),2.56(s,3H),2.28(d,J=5.9Hz,2H),1.73(d,J=7.1Hz,3H),1.00(d,J=6.2Hz,3H)ppm。
方法Bは、実施例269から実施例362のジアステレオマーを分離するため開発した。実施例269からの実施例362の保持時間は、それぞれ、26.4分および21.7分であった。クロマトグラフィー条件を、表B2に記載する。
脂質キナーゼ基質、D−ミオ−ホスファチジルイノシトール4,5−二リン酸(PtdIns(4,5)P2)D(+)−sn−1,2−ジ−O−オクタノイルグリセリル,3−O−リン酸結合(PIP2)、ビオチン化I(1,3,4,5)P4、PI(3,4,5)P3検出タンパク質を含むPI3キナーゼ発光アッセイキットを、エシェロン・バイオサイエンス(ユタ州ソルトレイクシティ)から購入する。ドナーおよびアクセプタービーズを含むAlphaScreen(商標) GST Detection Kitを、パーキンエルマーライフサイエンス(マサチューセッツ州ウォルサム)から購入した。PI3Kδ(p110δ/p85α)を、ミリポア(マサチューセッツ州ベッドフォード)から購入する。ATP、MgCl2、DTT、EDTA、HEPESおよびCHAPSを、シグマアルドリッチ(ミズーリ州セントルイス)から購入する。
キナーゼ反応を、40μLの最終体積で、サーモフィッシャーサイエンティフィックの384ウェルREMPプレートで実行する。阻害剤を、最初、DMSO中に連続的に希釈し、他の反応成分の添加前に、プレートウェルに入れる。アッセイ中のDMSOの最終濃度は、2%である。PI3Kアッセイを、室温において、50mM HEPES、pH7.4、5mM MgCl2、50mM NaCl、5mM DTTおよびCHAPS 0.04%で実施する。反応を、ATPの添加により開始し、20μM PIP2、20μM ATP、1.2nM PI3Kδから成る最終反応混合物を、20分間、インキュベートする。それから、反応混合物の10μLを、停止緩衝液中:50mM HEPES pH7.4、150mM NaCl、10mM EDTA、5mM DTT、0.1%ツイーン−20の5μLの50nMビオチン化I(1,3,4,5)P4に移し、次いで、25nM PI(3,4,5)P3検出タンパク質を含む停止緩衝液中に懸濁した10μL AlphaScreen(商標)ドナーおよびアクセプタービーズを添加する。ドナーおよびアクセプタービーズの両方の最終濃度は、20mg/mlである。プレート密封後、プレートを、室温において、2時間、暗所でインキュベートする。生成物の活性を、Fusion−αマイクロプレートリーダー(パーキンエルマー)で測定する。IC50の決定を、GraphPad Prism3.0ソフトウェアを用いて、阻害剤濃度の対数に対する制御活性%の曲線の当てはめにより行う。
物質:脂質キナーゼ基質、ホスホイノシトール−4,5−二リン酸(PIP2)を、エシェロン・バイオサイエンス(ユタ州ソルトレイクシティ)から購入する。PI3Kアイソフォームα、β、δおよびγを、ミリポア(マサチューセッツ州ベッドフォード)から購入する。ATP、MgCl2、DTT、EDTA、MOPSおよびCHAPSを、シグマアルドリッチ(ミズーリ州セントルイス)から購入する。
物質
[γ−33P]ATP(10mCi/mL)を、パーキンエルマー(マサチューセッツ州ウォルサム)から購入した。脂質キナーゼ基質、D−ミオ−ホスファチジルイノシトール4,5−二リン酸(PtdIns(4,5)P2)D(+)−sn−1,2−ジ−O−オクタノイルグリセリル,3−O−リン酸結合(PIP2)、CAS204858−53−7を、エシェロン・バイオサイエンス(ユタ州ソルトレイクシティ)から購入した。PI3Kδ(p110δ/p85α)を、ミリポア(マサチューセッツ州ベッドフォード)から購入した。ATP、MgCl2、DTT、EDTA、MOPSおよびCHAPSを、シグマアルドリッチ(ミズーリ州セントルイス)から購入した。コムギ胚芽アグルチニン(WGA)YSi SPAシンチレーションビーズを、GEヘルスケアライフサイエンス(ニュージャージー州ピスカタウェイ)から購入した。
+は、≦10nMを表す
++は、>10nM〜50nMを表す
+++は、>50nM〜200nMを表す
++++は、>200nM〜500nMを表す
+++++は、>500nMを表す
B細胞を得るため、ヒトPBMCを、Ficoll−Hypague(GEヘルスケア、ニュージャージー州ピスカタウェイ)で、標準的密度勾配遠心分離法により、正常な薬物を含まないドナーの末梢血から単離して、抗CD19マイクロビーズ(ミルテニーバイオテク、カリフォルニア州オーバーン)と一緒にインキュベートする。それから、B細胞を、製造者指示書に従って、autoMacs(ミルテニーバイオテク)を用いて、ポジティブ免疫選別により精製する。
ファイファーセルライン(びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫)を、ATCC(バージニア州マナサス)から購入し、推奨培養培地(RPMIおよび10%FBS)で維持する。化合物の抗増殖活性を測定するため、試験化合物の濃度範囲の存在または非存在下、ファイファー細胞を、該培養培地(2x103細胞/ウェル/200μL)を用いて、96ウェル超低結合性プレート(コーニング、ニューヨーク州コーニング)中に播種する。それから、3〜4日後、PBS中の[3H]チミジン(1μCi/ウェル)(パーキンエルマー、マサチューセッツ州ボストン)を、さらに12時間、細胞培養液に添加して、組み込まれた放射活性を、GF/Bフィルター(パッカードバイオサイエンス、コネチカット州メリデン)を通した水を用いた濾過により分離して、トップカウント(パッカードバイオサイエンス)を用いて、液体シンチレーション計数により測定する。選択した化合物のIC50データを、表4に示す。
+は、≦10nMを表す
++は、>10nM〜50nMを表す
ラモス細胞(バーキットリンパ腫からのBリンパ球)を、ATCC(バージニア州マナサス)から得て、RPMI1640および10%FBS中で維持する。該細胞(3x107細胞/管/3mL、RPMI)を、37℃で、2時間、種々の量の試験化合物と一緒にインキュベートし、それから、37℃の水浴中、17分間、ヤギF(ab’)2抗ヒトIgM(5μg/mL)(インビトロジェン)で刺激する。該刺激された細胞を、遠心分離法を用いて、4℃において、遠心沈殿し、全細胞抽出物を、300μL分解緩衝液(セル・シグナリング・テクノロジー、マサチューセッツ州ダンバース)を用いて調製する。得られたライセートを、超音波処理して、上澄みを集める。上澄み中のAktのリン酸化レベルを、製造者指示書に従って、PathScan phospho−Akt1(Ser473)サンドイッチELISAキット(セル・シグナリング・テクノロジー)を用いて分析する。
方法:
雌SCIDマウス(5〜8週齡、チャールス・リバー・ラボラトリーズ、マサチューセッツ州ウィルミントン)を、0.2mL無菌食塩水中、1x107腫瘍細胞(ファイファー、ATCC番号CRL−2632、バージニア州マナサス)およびマトリゲル(BDバイオサイエンス番号354234)で接種した。該接種は、側腹部皮下に行った。腫瘍組織フラグメント(約3mmx3mm)を、培養細胞の接種後3〜6週で集めて、細胞接種に代わり、皮下に移植した。組織フラグメントを、先端の丸い鉗子を用いて、固体片として移植した。担がんマウスの処置を、腫瘍サイズに依存して、腫瘍接種後15〜25日に開始した。各群のおよそ均等な平均腫瘍体積を得るため、動物を選別した。全群内で最小平均腫瘍体積は、処置1日目で、150mm3であり、群は、7匹の動物から成った。実験の治療薬、実施例347を、マウスに経口投与(PO)した。処置頻度は、有効性のため、最低でも14日間、1日に2回であった。皮下腫瘍のサイズを、デジタルノギスを用いて、週に2〜3回、測定した。腫瘍体積は、腫瘍を2つの寸法で測定して、式:体積=[長さx(幅2)]/2(大きい方が長さであり、小さい方が幅である)を利用して算出した。もし、複数の腫瘍が生成されたならば、最終体積は、同式:例えば、2つの腫瘍;体積={[L1x(W1)2]/2}+{[L2x(W2)2]/2}を適用して、個々の腫瘍の合計とした。腫瘍増殖効果を、腫瘍増殖阻害パーセント(TGI%)として報告した。TGIパーセントは、式:(1−(Tx体積/対照体積))*100(対照量は、所与の日の媒体または未処置腫瘍体積であり、Tx体積は、その同日のいずれかの処理群の腫瘍体積であった)で算出した。処置および媒体対照間の統計的差異を、ANOVA:単一因子検定を用いて、評価した。
実施例347を、びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫、NHLのサブタイプのファイファーヒト腫瘍異種移植モデルで、単剤として評価した。ファイファーがん細胞は、生体外で、実施例347の抗増殖効果に対して感受性があることが示された。従って、腫瘍モデルは、腫瘍細胞の免疫無防備状態のSCIDマウスへの皮下接種に基づいて確立され、担がんマウスは、14日間、0.3、1、3、または10mg/kgで、媒体または実施例347の1日2回の経口投与を受けた。実施例347での処置は、用量の増加に伴って、22%、24%、36%、および58%(腫瘍増殖阻害パーセント)、腫瘍増を阻害した(図2)。
[発明1]
式I:
R2は、C1〜6アルキルまたはC1〜6ハロアルキルであり;
R4は、ハロ、OH、CN、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜4アルコキシ、またはC1〜4ハロアルコキシであり;
R5は、ハロ、OH、CN、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜4アルコキシ、またはC1〜4ハロアルコキシであり;
Cyは、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR3基により置換されていてもよい、C3〜7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから選択され;
各R3は、独立して、Cy1、−(C1〜3アルキレン)−Cy1、ハロ、CN、NO2、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C1〜6ハロアルキル、ORa1、SRa1、C(=O)Rb1、C(=O)NRc1Rd1、C(=O)ORa1、OC(=O)Rb1、OC(=O)NRc1Rd1、NRc1Rd1、NRc1C(=O)Rb1、NRc1C(=O)ORb1、NRc1C(=O)NRc1Rd1、C(=NRe)Rb1、C(=NRe)NRc1Rd1、NRc1C(=NRe)NRc1Rd1、NRc1S(=O)Rb1、NRc1S(=O)2NRc1Rd1、S(=O)Rb1、S(=O)2Rb1、およびS(=O)2NRc1Rd1から選択され;前記C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニルは、各々、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよく;
各Cy1は、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよい、C3〜7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから、独立して選択され;
各Ra1、Rc1、およびRd1は、独立して、H、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから選択され;前記C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールは、各々、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよく;
各Rb1は、独立して、C1〜6アルキル、C1〜6ハロアルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから選択され;前記C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜7シクロアルキル、4〜7員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールは、各々、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよく;
またはRc1およびRd1は、それらが結合するN原子と一緒になって、−OHまたはC1〜3アルキルにより置換されていてもよい4員、5員、6員、または7員ヘテロシクロアルキル基を形成し;
各Reは、独立して、H、CN、OH、C1〜4アルキル、およびC1〜4アルコキシから選択され;および
各R11は、独立して、OH、NO2、CN、ハロ、C1〜3アルキル、C2〜3アルケニル、C2〜3アルキニル、C1〜3ハロアルキル、シアノ−C1〜3アルキル、HO−C1〜3アルキル、C1〜3アルコキシ−C1〜3アルキル、C3〜7シクロアルキル、C1〜3アルコキシ、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノ、チオ、C1〜3アルキルチオ、C1〜3アルキルスルフィニル、C1〜3アルキルスルホニル、カルバミル、C1〜3アルキルカルバミル、ジ(C1〜3アルキル)カルバミル、カルボキシ、C1〜3アルキルカルボニル、C1〜4アルコキシカルボニル、C1〜3アルキルカルボニルアミノ、C1〜3アルキルスルホニルアミノ、アミノスルホニル、C1〜3アルキルアミノスルホニル、ジ(C1〜3アルキル)アミノスルホニル、アミノスルホニルアミノ、C1〜3アルキルアミノスルホニルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノスルホニルアミノ、アミノカルボニルアミノ、C1〜3アルキルアミノカルボニルアミノ、およびジ(C1〜3アルキル)アミノカルボニルアミノから選択される)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩の治療効果量を、患者に投与することを含む、前記患者の特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、自己免疫性溶血性貧血、血管炎、全身性エリテマトーデス、ループス腎炎、天疱瘡、膜性腎症、慢性リンパ性白血病(CLL)、非ホジキンリンパ腫、有毛細胞性白血病、マントル細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、濾胞性リンパ腫、リンパ形質細胞性リンパ腫、結節外辺縁帯リンパ腫、ホジキンリンパ腫、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症、前リンパ球性白血病、急性リンパ芽球性白血病、骨髄線維症、粘膜関連リンパ組織(MALT)リンパ腫、縦隔(胸腺)大細胞型B細胞リンパ腫、リンパ腫様肉芽腫症、脾臓周辺帯リンパ腫、原発性体腔性リンパ腫、血管内大細胞型B細胞リンパ腫、形質細胞性白血病、骨髄外形質細胞腫、くすぶり型骨髄腫(無症候性骨髄腫として公知)、意味不明のモノクローン性γグロブリン血症(MGUS)、活性B細胞様(ABC)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、または胚中心B細胞(GCB)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療方法。
[発明2]
R2が、C1〜3アルキルまたはC1〜3フルオロアルキルである、発明1記載の方法。
[発明3]
R2が、メチル、エチル、または2,2−ジフルオロメチルである、発明1記載の方法。
[発明4]
R2が、メチルである、発明1記載の方法。
[発明5]
R2が、エチルである、発明1記載の方法。
[発明6]
R4が、ハロ、CN、またはC1〜3アルキルである、発明1〜5のいずれか1つに記載の方法。
[発明7]
R4が、F、Cl、CN、またはメチルである、発明1〜5のいずれか1つに記載の方法。
[発明8]
R4が、Fである、発明1〜5のいずれか1つに記載の方法。
[発明9]
R4が、Clである、発明1〜5のいずれか1つに記載の方法。
[発明10]
R4が、CNである、発明1〜5のいずれか1つに記載の方法。
[発明11]
R4が、メチルである、発明1〜5のいずれか1つに記載の方法。
[発明12]
R5が、ハロ、CN、またはC1〜3アルキルである、発明1〜11のいずれか1つに記載の方法。
[発明13]
R5が、Cl、CN、またはメチルである、発明1〜11のいずれか1つに記載の方法。
[発明14]
R5が、Clである、発明1〜11のいずれか1つに記載の方法。
[発明15]
R5が、CNである、発明1〜11のいずれか1つに記載の方法。
[発明16]
R5が、メチルである、発明1〜11のいずれか1つに記載の方法。
[発明17]
Cyは、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR3基により置換されていてもよい、C3〜6シクロアルキル、4〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから選択される、発明1〜16のいずれか1つに記載の方法。
[発明18]
Cyは、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR3基により置換されていてもよい、4〜6員ヘテロシクロアルキルである、発明1〜16のいずれか1つに記載の方法。
[発明19]
Cyは、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR3基により置換されていてもよい、シクロプロピル環、フェニル環、アゼチジン環、ピロリジン環、ピペリジン環、3−オキソ−モルホリン−6−イル、2−オキソ−ピロリジン−4−イル、2−オキソ−オキサゾリジン−4−イル、2−オキソ−オキサゾリジン−5−イル、ピラゾール環、ピリジン環、およびピリミジン環から選択される、発明1〜16のいずれか1つに記載の方法。
[発明20]
各R3は、独立して、Cy1、−(C1〜3アルキレン)−Cy1、ハロ、CN、C1〜6アルキル、ORa1、NRc1Rd1、C(=O)Rb1、C(=O)ORa1、C(=O)NRc1Rd1、およびS(=O)2Rb1から選択され、前記C1−6アルキルは、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよく;
各Cy1は、独立して、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよい、C3〜7シクロアルキルであり;
各Ra1、Rc1、およびRd1は、独立して、HおよびC1〜6アルキルから選択され、前記C1〜6アルキルは、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよく;
各Rb1は、独立して、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよいC1〜6アルキルであり;および
各R11は、独立して、OH、CN、ハロ、シアノ−C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノ、C1〜3アルキルカルボニル、C1〜3アルコキシカルボニル、カルバミル、C1〜3アルキルカルバミル、またはジ(C1〜3アルキル)カルバミルである、
発明1〜19のいずれか1つに記載の方法。
[発明21]
R2は、C1〜3アルキルまたはC1〜3フルオロアルキルであり;
R4は、ハロ、CN、またはC1〜3アルキルであり;
R5は、ハロ、CN、またはC1〜3アルキルであり;
Cyは、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR3基により置換されていてもよい、C3〜6シクロアルキル、4〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから選択され;
各R3は、独立して、Cy1、−(C1〜3アルキレン)−Cy1、ハロ、CN、C1〜6アルキル、ORa1、NRc1Rd1、C(=O)Rb1、C(=O)ORa1、C(=O)NRc1Rd1、およびS(=O)2Rb1から選択され、前記C1−6アルキルは、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよく;
各Cy1は、独立して、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよいC3〜7シクロアルキルであり;
各Ra1、Rc1、およびRd1は、独立して、HおよびC1〜6アルキルから選択され、前記C1〜6アルキルは、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよく;
各Rb1は、独立して、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよいC1〜6アルキルであり;および
各R11は、独立して、OH、CN、ハロ、シアノ−C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノ、C1〜3アルキルカルボニル、C1〜3アルコキシカルボニル、カルバミル、C1〜3アルキルカルバミル、またはジ(C1〜3アルキル)カルバミルである、
発明1記載の方法。
[発明22]
R2は、メチル、エチル、または2,2−ジフルオロメチルであり;
R4は、F、Cl、CN、またはメチルであり;
R5は、Cl、CN、またはメチルであり;
Cyは、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR3基により置換されていてもよい、C3〜6シクロアルキル、4〜6員ヘテロシクロアルキル、フェニル、および5〜6員ヘテロアリールから選択され;
各R3は、独立して、Cy1、−(C1〜3アルキレン)−Cy1、ハロ、CN、C1〜6アルキル、ORa1、NRc1Rd1、C(=O)Rb1、C(=O)ORa1、C(=O)NRc1Rd1、およびS(=O)2Rb1から選択され、前記C1〜6アルキルは、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよく;
各Cy1は、独立して、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよいC3〜7シクロアルキルであり;
各Ra1、Rc1、およびRd1は、独立して、HおよびC1〜6アルキルから選択され、前記C1〜6アルキルは、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよく;
各Rb1は、独立して、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよいC1〜6アルキルであり;および
各R11は、独立して、OH、CN、ハロ、シアノ−C1〜3アルキル、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノ、C1〜3アルキルカルボニル、C1〜3アルコキシカルボニル、カルバミル、C1〜3アルキルカルバミル、またはジ(C1〜3アルキル)カルバミルである、
発明1記載の方法。
[発明23]
R2は、メチル、エチル、または2,2−ジフルオロメチルであり;
R4は、F、Cl、CN、またはメチルであり;
R5は、Cl、CN、またはメチルであり;
Cyは、シクロプロピル環、フェニル環、アゼチジン環、ピロリジン環、ピペリジン環、3−オキソ−モルホリン−6−イル、2−オキソ−ピロリジン−4−イル、2−オキソ−オキサゾリジン−4−イル、2−オキソ−オキサゾリジン−5−イル、ピラゾール環、ピリジン環、およびピリミジン環から選択され、その各々は、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR3基により置換されていてもよく;
各R3は、独立して、Cy1、−(C1〜3アルキレン)−Cy1、ハロ、C1〜6アルキル、ORa1、NRc1Rd1、C(=O)Rb1、C(=O)ORa1、C(=O)NRc1Rd1、およびS(=O)2Rb1から選択され、前記C1〜6アルキルは、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよく;
各Cy1は、独立して、シクロプロピルおよびシクロブチルから選択され、その各々が、1、2、3、または4個の、独立して選択されたR11基により置換されていてもよく;
各Ra1、Rc1、およびRd1は、独立して、HおよびC1〜4アルキルから選択され;前記C1〜4アルキルは、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよく;
各Rb1は、独立して、1、2、または3個の、独立して選択されたR11基に置換されていてもよいC1〜4アルキルであり;
各R11は、独立して、OH、CN、ハロ、シアノ−C1〜3アルキル、C1〜3アルコキシ−C1〜3アルキル、C1〜3アルコキシ、C1〜3ハロアルコキシ、アミノ、C1〜3アルキルアミノ、ジ(C1〜3アルキル)アミノ、C1〜3アルキルカルボニル、C1〜4アルコキシカルボニル、カルバミル、C1〜3アルキルカルバミル、またはジ(C1〜3アルキル)カルバミルである、
発明1記載の方法。
[発明24]
前記化合物が、式II:
[発明25]
前記化合物が、式III:
[発明26]
前記化合物が、式IV:
Gは、NHであり、nは、1であり、Vは、Oであり;または
Gは、NHであり、nは、0であり、Vは、OまたはCH2であり;または
Gは、Oであり、nは、0であり、Vは、NHである)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩である、発明1〜23のいずれか1つに記載の方法。
[発明27]
前記化合物が、式IVa:
[発明28]
前記化合物が、式IVb:
[発明29]
前記化合物が、式IVc:
[発明30]
前記化合物が、式IVd:
[発明31]
式I:
[発明32]
前記化合物が:
1−{1−[5−クロロ−3−(1−イソプロピルアゼチジン−3−イル)−2−メトキシ−4−メチルフェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
1−{1−[3−(1−アセチルアゼチジン−3−イル)−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
1−{1−[5−クロロ−2−メトキシ−4−メチル−3−(1−プロピオニルアゼチジン−3−イル)フェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
1−(1−{5−クロロ−3−[1−(シクロプロピルメチル)アゼチジン−3−イル]−2−メトキシ−4−メチルフェニル}エチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
1−{1−[5−クロロ−2−メトキシ−4−メチル−3−(1−メチルアゼチジン−3−イル)フェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
1−{1−[5−クロロ−3−(1−エチルアゼチジン−3−イル)−2−メトキシ−4−メチルフェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
1−{1−[5−クロロ−3−(1−イソブチルアゼチジン−3−イル)−2−メトキシ−4−メチルフェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
1−{1−[3−(1−sec−ブチルアゼチジン−3−イル)−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
1−(1−{5−クロロ−2−メトキシ−3−[1−(2−メトキシエチル)アゼチジン−3−イル]−4−メチルフェニル}エチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}−N−メチルアゼチジン−1−カルボキサミド;
5−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}−N,N−ジメチルピリジン2−カルボキサミド;
1−{1−[5−クロロ−4−フルオロ−3−(1−イソプロピルアゼチジン−3−イル)−2−メトキシフェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
5−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル}−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド;
4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド;
4−(3−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)−N−メチルピコリンアミド;
4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}−N−(2−ヒドロキシエチル)ピリジン−2−カルボキサミド;
4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
2−(4−(3−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール;
3'−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5'−クロロ−3−フルオロ−2'−メトキシ−N,N,6'−トリメチルビフェニル−4−カルボキサミド;
3'−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5'−クロロ−3−フルオロ−2'−メトキシ−N,6'−ジメチルビフェニル−4−カルボキサミド;
5−(3−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)−N−(2−ヒドロキシエチル)ピコリンアミド;
4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−シアノ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルピリジン−2−カルボキサミド;
5−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}−N,N−ジメチルピリジン2−カルボキサミド;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−[5−(メチルスルホニル)ピリジン−3−イル]ベンゾニトリル;
5−(3−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−6−シアノ−2−エトキシフェニル)−N,N−ジメチルピコリンアミド
5−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}−N,N−ジメチルニコチンアミド
5−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}−N,N−ジメチルピリジン−2−カルボキサミド;
1−{1−[5−クロロ−4−フルオロ−3−(1−イソプロピルアゼチジン−3−イル)−2−メトキシフェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
(2S)−1−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−フルオロ−2−メトキシフェニル}アゼチジン−1−イル)プロパン−2−オール;
2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−フルオロ−2−メトキシフェニル}アゼチジン−1−イル)エタノール;
1−{1−[5−クロロ−4−フルオロ−2−メトキシ−3−(1−オキセタン−3−イルアゼチジン−3−イル)フェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
1−{1−[5−クロロ−2−エトキシ−3−(1−イソプロピルアゼチジン−3−イル)−4−メチルフェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)エタノール;
(2S)−1−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)プロパン−2−オール;
(2S)−1−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)−1−オキソプロパン−2−オール;
(2S)−1−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)プロパン−2−オール;
2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)エタノール;
(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)アセトニトリル;
1−(1−{5−クロロ−2−メトキシ−4−メチル−3−[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)アゼチジン−3−イル]フェニル}エチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
(2R)−2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)−N−メチルプロパンアミド;
2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)−3,3,3−トリフルオロプロパン−1−オール;
(2R)−3−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−オール;
(2S)−1−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)−1−オキソプロパン−2−オール;
(2R)−1−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)−1−オキソプロパン−2−オール;
1−{1−[5−クロロ−2−エトキシ−4−フルオロ−3−(1−イソプロピルアゼチジン−3−イル)フェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
1−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル}アゼチジン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
1−(1−{5−クロロ−2−エトキシ−4−フルオロ−3−[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)アゼチジン−3−イル]フェニル}エチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
(2S)−1−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル}アゼチジン−1−イル)プロパン−2−オール;
(2R)−2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)プロパン−1−オール;
1−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
(2R)−2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)−N,N−ジメチルプロパンアミド;
[1−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}アゼチジン−1−イル)シクロブチル]アセトニトリル;
1−{1−[5−クロロ−2−メトキシ−4−メチル−3−(1−メチルピペリジン−4−イル)フェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
1−(4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}ピペリジン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}シクロブタノール;
5−(3−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
1−[1−(5−クロロ−3−{1−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エチル]−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
2−[(5−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}ピリジン−2−イル)アミノ]エタノール;
2−(5−(3−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)ピリジン−2−イルオキシ)エタノール;
5−(3−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−6−メチルフェニル)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
5−(3−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
4−(3−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル)−N,N−ジメチルピコリンアミド;
2−(4−(3−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド;
6−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル}−N,N−ジメチルニコチンアミド;
5−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−4−メトキシ−2−メチル−3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ベンゾニトリル;
1−(1−(5−クロロ−2−メトキシ−4−メチル−3−(ピリミジン−5−イル)フェニル)エチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
1−(1−(3−(2−アミノピリミジン−5−イル)−5−クロロ−2−メトキシ−4−メチルフェニル)エチル)−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−2−アゼチジン−3−イル−6−クロロ−3−エトキシベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−(1−メチルアゼチジン−3−イル)ベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−[1−(2−ヒドロキシエチル)アゼチジン−3−イル]ベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−{1−[(2S)−2−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−3−イル}ベンゾニトリル;
2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−シアノ−2−エトキシフェニル}アゼチジン−1−イル)−2−メチルプロパン酸tert−ブチル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−[1−(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチル)アゼチジン−3−イル]ベンゾニトリル;
2−(3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−シアノ−2−エトキシフェニル}アゼチジン−1−イル)−2−メチルプロパンアミド;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−[1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロパノイル)アゼチジン−3−イル]ベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−2−アゼチジン−3−イル−6−クロロ−3−メトキシベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−メトキシ−2−(1−メチルアゼチジン−3−イル)ベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−2−[1−(2−ヒドロキシエチル)アゼチジン−3−イル]−3−メトキシベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−2−{1−[(2S)−2−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−3−イル}−3−メトキシベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−2−[1−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)アゼチジン−3−イル]−3−メトキシベンゾニトリル;
2−(1−アセチルアゼチジン−3−イル)−4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−メトキシベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−メトキシ−2−[1−(メチルスルホニル)アゼチジン−3−イル]ベンゾニトリル;
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−シアノ−2−メトキシフェニル}アゼチジン−1−カルボン酸メチル;
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−シアノ−2−メトキシフェニル}−N−(tert−ブチル)アゼチジン−1−カルボキサミド;
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−シアノ−2−メトキシフェニル}アゼチジン−1−カルボキサミド;
3−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−6−シアノ−2−メトキシフェニル}−N,N−ジメチルアゼチジン−1−カルボキサミド;
1−{1−[4,5−ジクロロ−3−(1−エチルアゼチジン−3−イル)−2−メトキシフェニル]エチル}−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン;
4−[1−(4−アミノ−5−メチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−(1−イソプロピルアゼチジン−3−イル)ベンゾニトリル;
4−[−1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−2−{1−[(2S)−2−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−3−イル}−3−メトキシ−6−メチルベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−[6−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)ピリジン−3−イル]ベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−ピロリジン−1−イルベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−(3−メトキシアゼチジン−1−イル)ベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−3−エトキシ−2−(1−イソプロピルアゼチジン−3−イル)−6−メチルベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−3−エトキシ−2−[1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)アゼチジン−3−イル]−6−メチルベンゾニトリル;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−3−エトキシ−2−[1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロパノイル)アゼチジン−3−イル]−6−メチルベンゾニトリル;
4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−メチルフェニル}ピロリジン−2−オン;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−(2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−5−イル)ベンゾニトリル;
6−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}モルホリン−3−オン;
5−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−メトキシ−6−メチルフェニル}−1,3−オキサゾリジン−2−オン;
4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル}ピロリジン−2−オン;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−(5−オキソピロリジン−3−イル)ベンゾニトリル;
4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル}−1,3−オキサゾリジン−2−オン;
5−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル}−1,3−オキサゾリジン−2−オン;
4−(1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−6−クロロ−2−(1−(2−ヒドロキシプロピル)アゼチジン−3−イル)−3−メトキシベンゾニトリル;
または前述のいずれかの薬剤的に許容可能な塩から選択される、発明1記載の方法。
[発明33]
前記方法が、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、自己免疫性溶血性貧血、血管炎、全身性エリテマトーデス、ループス腎炎、天疱瘡、膜性腎症、慢性リンパ性白血病(CLL)、非ホジキンリンパ腫、有毛細胞性白血病、マントル細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、濾胞性リンパ腫、リンパ形質細胞性リンパ腫、結節外辺縁帯リンパ腫、活性B細胞様(ABC)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、または胚中心B細胞(GCB)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療方法である、発明1記載の方法。
[発明34]
前記方法が、再発性ITPおよび難治性ITPから選択される特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の治療方法である、発明1記載の方法。
[発明35]
前記方法が、ベーチェット病、コーガン症候群、巨細胞性動脈炎、リウマチ性多発筋痛(PMR)、高安動脈炎、バージャー病(閉塞性血栓血管炎)、中枢神経系血管炎、川崎病、結節性多発動脈炎、チャーグ・ストラウス症候群、混合性クリオグロブリン血症血管炎(本態性またはC型肝炎ウイルス(HCV)誘発性)、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病(HSP)、過敏性血管炎、顕微鏡的多発血管炎、ウェゲナー肉芽腫症、または抗好中球細胞質抗体関連(ANCA)全身性血管炎(AASV)から選択される血管炎の治療方法である、発明1記載の方法。
[発明36]
前記方法が、再発性NHL、難治性NHL、および反復性濾胞性NHLから選択される非ホジキンリンパ腫(NHL)の治療方法である、発明1記載の方法。
また、本明細書に記載したものに加えて、本発明の様々な修正が、前述の説明から、当業者には明らかであるだろう。かかる修正も、添付の請求の範囲の範囲内に含まれるものとする。本願中で引用された全ての特許、特許出願、および出版物を含む各参考文献は、その全文を参照することにより、本明細書に組み入れられるものとする。
Claims (19)
- 式IV:
(式中:
Gは、NHであり、nは、1であり、Vは、Oであるか;または
Gは、NHであり、nは、0であり、Vは、CH2であるか;または
Gは、Oであり、nは、0であり、Vは、NHであり;
R2は、C1〜6アルキルまたはC1〜6ハロアルキルであり;
R4は、ハロ、OH、CN、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜4アルコキシ、またはC1〜4ハロアルコキシであり;
R5は、ハロ、OH、CN、C1〜4アルキル、C1〜4ハロアルキル、C1〜4アルコキシ、またはC1〜4ハロアルコキシである)
の化合物またはその薬剤的に許容可能な塩を含む、慢性リンパ性白血病(CLL)、有毛細胞性白血病、マントル細胞リンパ腫、小リンパ球性リンパ腫、濾胞性リンパ腫、リンパ形質細胞性リンパ腫、結節外辺縁帯リンパ腫、活性B細胞様(ABC)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、および胚中心B細胞(GCB)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫から選択される疾患の治療用医薬。 - R2が、エチルである、請求項1に記載の医薬。
- R4が、F、Cl、CN、またはメチルである、請求項1または2に記載の医薬。
- R5が、Cl、CN、またはメチルである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の医薬。
- 前記化合物が:
4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル}ピロリジン−2−オン;
4−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−6−クロロ−3−エトキシ−2−(5−オキソピロリジン−3−イル)ベンゾニトリル;および
4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル}−1,3−オキサゾリジン−2−オン
から選択されるかまたは前述のいずれかの薬剤的に許容可能な塩である、請求項1記載の医薬。 - 前記化合物が、4−{3−[1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル]−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル}ピロリジン−2−オンまたはその薬剤的に許容可能な塩である、請求項1に記載の医薬。
- 前記化合物が、(S)−4−(3−((S)−1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル)ピロリジン−2−オンまたはその薬剤的に許容可能な塩である、請求項1に記載の医薬。
- 前記化合物が、(R)−4−(3−((S)−1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル)ピロリジン−2−オンまたはその薬剤的に許容可能な塩である、請求項1に記載の医薬。
- 前記化合物が、(S)−4−(3−((R)−1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル)ピロリジン−2−オンまたはその薬剤的に許容可能な塩である、請求項1に記載の医薬。
- 前記化合物が、(R)−4−(3−((R)−1−(4−アミノ−3−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル)エチル)−5−クロロ−2−エトキシ−6−フルオロフェニル)ピロリジン−2−オンまたはその薬剤的に許容可能な塩である、請求項1に記載の医薬。
- 前記疾患が慢性リンパ性白血病(CLL)である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の医薬。
- 前記疾患が有毛細胞性白血病である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の医薬。
- 前記疾患がマントル細胞リンパ腫である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の医薬。
- 前記疾患が小リンパ球性リンパ腫である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の医薬。
- 前記疾患が濾胞性リンパ腫である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の医薬。
- 前記疾患がリンパ形質細胞性リンパ腫である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の医薬。
- 前記疾患が結節外辺縁帯リンパ腫である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の医薬。
- 前記疾患が活性B細胞様(ABC)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の医薬。
- 前記疾患が胚中心B細胞(GCB)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の医薬。
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