JP6683082B2 - 原料切出設備の制御装置、原料切出設備の制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
特許文献1には、予め設定された漸減規則に従ってフィーダの動作速度を漸減させた場合にフィーダが停止するまでに切り出される原料の量(推定切り出し量)と、秤量ホッパ内の原料の重量から求まる切り出し済みの原料の量を目標切り出し量から減算した量(必要切り出し量)とを比較し、比較した結果に応じてフィーダの動作速度の漸減の程度を変更することが記載されている。
しかしながら、特許文献1、2に記載の技術では、篩上に残る原料が考慮されない。よって、篩上に残る原料を少なくすることが容易ではない。
しかしながら、高炉等で必要とされる原料の重量(秤量ホッパ内に供給する必要がある原料の重量)や、切出調整ゲートの開度(原料の切出能力)は、各原料庫や原料の切り出しタイミングで異なる。また、篩上の原料の重量は、切出調整ゲートの開度、原料銘柄、および原料に含まれる水分量の変動により変動する。したがって、切出調整ゲートを全閉にする動作を開始するタイミングをオペレータが適切に設定することは容易ではない。
(設備構成)
図1は、原料切出設備と、原料切出設備から切り出された高炉原料を高炉に搬送するための設備の一例を説明する図である。
図2において、原料切出設備200は、原料庫210と、切出調整ゲート220と、開度計230と、フィーダ240と、篩250と、秤量ホッパ260と、水分計270と、重量計280と、排出ゲート290とを有する。
原料庫210の下部には開口部が形成されている。切出調整ゲート220は、この開口部に対して開閉する。本実施形態では切出調整ゲート220は電磁弁を有する。ただし、切出調整ゲート220は、電磁弁を有するものに限定されない。また、切出調整ゲート220は、通常操業中は、常時、指定された開度で開いている。
フィーダ240は、切出調整ゲート220を介して原料庫210から排出される原料を切り出すためのものである。
秤量ホッパ260は、篩250の網を通らずに篩250上に残った原料を収容するためのものである
重量計280は、秤量ホッパ260内の原料の重量を測定するためのものである。
秤量ホッパ260の下部には開口部が形成されている。排出ゲート290は、この開口部に対して開閉する。
原料切出設備11a、11bの秤量ホッパ260から排出されたコークスは、コークス搬送ベルトコンベア12a、12bおよびコークス中継槽切替シュート13を介してコークス中継槽14に収容される。コークス中継槽14に収容されたコークスは、予め決められたスケジュールに従うタイミングで、装入ベルトコンベア31に排出され、高炉炉頂に運ばれる。
図3は、原料切出設備の制御装置300の機能的な構成の一例を示す図である。原料切出設備の制御装置300のハードウェアは、例えば、CPU、ROM、RAM、HDD、および各種のインターフェースを備える情報処理装置、または、専用のハードウェアを用いることにより実現することができる。尚、以下の説明では、原料切出設備の制御装置を必要に応じて制御装置と略称する。図4は、制御装置300における処理の一例を概念的に説明する図である。
原料切出設定値取得部301は、例えば、上位計算機320と通信を行うことにより、上位計算機320から原料切出設定値を取得する。原料切出設定値は、秤量ホッパ260に収容する必要がある原料の重量であって、水分を含まない重量である。原料切出設定値には、原料の銘柄の情報と、当該銘柄の原料の(水分を含まない)重量(ton)の情報とが含まれる。
銘柄毎水分値格納部302は、各銘柄の水分値(重量%)を格納する。銘柄毎水分値格納部302は、例えば、オペレータによる制御装置300のユーザインターフェースの操作に基づいて、各銘柄の水分値を、制御装置300の内部の記憶媒体に格納する。例えば、他の工程においてサンプリングされた各銘柄の原料から、原料の(水分を含む)重量に対する水分の重量の割合が水分値として測定され、測定された水分値が銘柄毎水分値格納部302に格納される。また、上位計算機から銘柄毎水分値が送信されることもある。
原料必要切出重量算出部303は、原料切出設定値取得部301で取得された原料切出設定値に含まれる水分値を、銘柄毎水分値格納部302から読み出す。そして、原料必要切出重量算出部303は、原料切出設定値取得部301で取得された原料切出設定値に含まれる銘柄の原料の(水分を含まない)重量と、読み出した水分値とに基づいて、以下の(1)式の計算を行うことにより、原料必要切出重量(ton)を算出する。原料必要切出重量は、秤量ホッパ260に供給する必要がある原料の、水分を含む重量である。
原料必要切出重量(ton)=原料の(水分を含まない)重量(ton)÷(1−水分値(質量%)÷100) ・・・(1)
原料必要切出重量算出部303により、図4における(A)の部分の原料必要切出重量が算出される。
重量取得部304は、例えば、重量計280との通信または重量計280の測定値を記憶するコンピュータとの通信を行うことにより、重量計280で測定された、秤量ホッパ260内の原料の重量を取得する。以下の説明では、秤量ホッパ260内の原料の重量を必要に応じてホッパ内原料重量と称する。
開度取得部305は、例えば、開度計230との通信または開度計230の測定値を記憶するコンピュータとの通信を行うことにより、開度計230で測定された、原料庫210の下部に形成されている開口部の開度を取得する。以下の説明では、原料庫210の下部に形成されている開口部の開度を必要に応じてゲート開度と称する。
水分値取得部306は、例えば、水分計270との通信または水分計270の測定値を記憶するコンピュータとの通信を行うことにより、水分計270で測定された、秤量ホッパ260内の原料の(水分を含まない)重量に対する水分の重量の割合(重量%)を取得する。以下の説明では、秤量ホッパ260内の原料の(水分を含まない)重量に対する水分の重量の割合を必要に応じて測定水分値と称する。
切出能力算出部307は、重量取得部304で取得されたホッパ内原料重量に基づいて、原料の切出能力を算出する。原料の切出能力は、単位時間当たりにフィーダ240により切り出される原料の重量(ton/sec)であり、銘柄とゲート開度の少なくとも何れか一方が変更される度に算出される。また、原料の切出能力は、後述するゲート閉タイミング重量算出部312の処理(篩上原料空制御)が開始する前に算出される。以下に、切出能力算出部307の処理の具体例を説明する。
全閉原料切出重量算出部309は、開度取得部305で取得されたゲート開度と、切出能力格納部308で格納された原料の切出能力またはオペレータにより設定された切出能力と、切出調整ゲート220の動作速度とに基づいて、全閉原料切出重量を算出する。全閉原料切出重量は、切出調整ゲート220により、ゲート開度が、現在値から全閉になるまでの間に、フィーダ240および篩250により切り出される原料の重量(ton)である。以下に、全閉原料切出重量算出部309の処理の具体例を説明する。
全閉時間(sec)={切出調整ゲート220の現在のストローク量(mm)−ゲート開度が全閉になるときの切出調整ゲート220のストローク量(mm)}÷切出調整ゲート220の動作速度(mm/sec) ・・・(2)
全閉原料切出重量(ton)=切出能力(ton/sec)×係数(−)×全閉時間(sec) ・・・(3)
切出調整ゲート220の動作により、ゲート開度が小さくなると、単位時間当たりに切り出される原料の重量(切出能力)が減少する。(3)式において係数は、この減少分を補正するための係数である。
フィーダ・篩制御部310は、駆動盤330に対して、フィーダ240および篩250に対する動作指令を出力する。駆動盤330は、この動作指令に基づいて、フィーダ240を動作させるためのモータ(電動機)と、篩250を動作させるためのモータ(電動機)とを駆動する。本実施形態では、フィーダ・篩制御部310は、フィーダ240に対する動作指令と、篩250に対する動作指令とを個別に出力することができる。したがって、フィーダ240と篩250の双方を並行して動作させることも、フィーダ240と篩250のうち、何れか一方のみを動作させることも可能である。尚、図4に示すように、本実施形態では、定常状態ではフィーダ240を相対的に高速で運転させる(図4の高速運転の部分を参照)。そして、フィーダ240を停止させる際には、フィーダ240を、一旦、相対的に低速で運転させてから、停止させる(図4の低速運転の部分を参照)。なお、フィーダ240、篩250は、例えば、モータにより駆動されるが、フィーダ240、篩250の駆動方法は、モータ駆動に限定はされない。
<<篩上残原料重量特性の算出>>
篩上残原料重量算出部311は、重量取得部304で取得されたホッパ内原料重量と、開度取得部305で取得されたゲート開度と、原料庫切出特性とに基づいて、篩上残原料重量特性を算出して記憶する。篩上残原料重量特性は、ゲート開度と、篩250上の残原料の重量との関係を示すものであり、原料の銘柄ごとに算出されるものである。この関係は、テーブルであっても関数(関係式)であってもよい。
篩上残原料測定の実行条件が成立していない場合には、篩上残原料重量特性の算出は行われない。
前述したように、原料庫切出特性は、原料庫からの原料排出流量と、ゲート開度との関係を示すものである。篩上残原料重量算出部311は、現在のゲート開度における原料庫からの原料排出流量を、原料庫切出特性から抽出する。また、篩上残原料重量算出部311は、全開から全閉までの範囲の予め設定された複数のゲート開度(以下の説明では、このゲート開度を必要に応じてゲート開度αと称する)における原料庫からの原料排出流量を、原料庫切出特性から抽出する。そして、篩上残原料重量算出部311は、以下の(4)式の計算を行うことにより、ゲート開度αに対する篩250上の残原料の重量を算出する。
前述したように、以上のようにして篩上残原料重量特性が得られると、原料切出自動制御が実行される。
以上のようにして篩上残原料重量特性を得た後、後述するようにしてゲート閉タイミング重量算出部312の処理(篩上原料空制御)が開始すると、篩上残原料重量算出部311は、現在のゲート開度に対応する篩250上の残原料の重量を篩上残原料重量特性から抽出する。
補正後の現在のゲート開度に対応する篩250上の残原料の重量(ton)=現在のゲート開度に対応する篩250上の残原料の重量(ton)÷{1−(水分偏差(重量%)÷100)} ・・・(5)
尚、以下の説明では、現在のゲート開度に対応する篩250上の残原料の重量を必要に応じて篩上残原料重量と称する。
以上のように篩上残原料重量算出部311により、図4における(D)の部分の篩上残原料重量が算出される。
ゲート閉タイミング重量算出部312は、原料必要切出重量算出部303により算出された、原料必要切出重量と、重量取得部304で取得された、ホッパ内原料重量と、全閉原料切出重量算出部309により算出された、全閉原料切出重量と、篩上残原料重量算出部311により算出された、篩上残原料重量とに基づいて、切出調整ゲート220を閉動作させるタイミングにおける秤量ホッパ260内の原料の重量(ton)を算出する。以下の説明では、切出調整ゲート220を閉動作させるタイミングにおける秤量ホッパ260内の原料の重量を必要に応じて、切出調整ゲート閉指令タイミング重量と称する。前述したように、篩上残原料重量算出部311により篩上残原料重量が補正された場合、ゲート閉タイミング重量算出部312は、補正後の篩上残原料重量を用いて、切出調整ゲート閉指令タイミング重量を算出する。以下に、ゲート閉タイミング重量算出部312の処理の具体例を説明する。
篩上原料空制御の実行条件が成立していない場合には、切出調整ゲート閉指令タイミング重量の算出は行われない。
切出調整ゲート閉指令タイミング重量(ton)=原料必要切出重量(ton)−全閉原料切出重量(ton)−篩上残原料重量(ton) ・・・(6)
その後、重量計280により測定された重量が、切出調整ゲート閉指令タイミング重量になると、ゲート閉タイミング重量算出部312は、ゲート制御部313に対して、切出調整ゲート220の閉動作の開始を指示する。
ゲート制御部313は、駆動盤340に対して、切出調整ゲート220に対する動作指令を出力する。駆動盤340は、この動作指令に基づいて、切出調整ゲート220を駆動する。本実施形態では、ゲート制御部313は、ゲート閉タイミング重量算出部312から、切出調整ゲート220に対する閉動作の開始が指示されると、駆動盤340に対して、切出調整ゲート220の閉動作を指示する信号を出力する。この信号に基づいて、切出調整ゲート220は閉動作を開始する。
<原料の切出能力の算出>
次に、図5のフローチャートを参照しながら、原料の切出能力を算出する際の制御装置300の動作の一例を説明する。
まず、ステップS501において、切出能力算出部307は、原料切出自動制御が開始されるまで待機する。原料切出自動制御が開始すると、ステップS502に進む。
次に、ステップS503において、切出能力算出部307は、複数のタイミングにおけるホッパ内原料重量に基づいて、原料の切出能力(単位時間当たりのホッパ内原料重量の変化量)を算出する。この切出能力は、後述する図7のステップS704において、切出能力の実測値として取得される。
ステップS505に進むと、切出能力算出部307は、切出能力格納部308に格納されている、3回分のデータのうち最も古いデータ(最古データ)を、今回ステップS503で算出した原料の切出能力のデータに書き換える。そして、後述するステップS507に進む。
ステップS507に進むと、切出能力算出部307は、原料切出自動制御を終了するか否かを判定する。この判定の結果、原料切出自動制御を終了する場合には、図5のフローチャートによる処理を終了する。このとき、原料切出自動制御を終了した原料庫210に対して、図7のフローチャートで説明する篩上原料空制御を実行するか否かが指定される。一方、原料切出自動制御を終了しない場合には、ステップS508に進む。
ステップS509に進むと、切出能力算出部307は、これまでに切出能力格納部308に格納した原料の切出能力の3回分のデータを消去(クリア)する。そして、前述したステップS501に戻り、変更後のゲート開度に対する、原料の切出能力の算出と格納が行われる。
次に、図6のフローチャートを参照しながら、篩上残原料重量特性を算出する際の制御装置300の動作の一例を説明する。
まず、ステップS601において、篩上残原料重量算出部311は、篩上残原料測定の実行条件が成立するまで待機する。篩上残原料測定の実行条件が成立すると、ステップS602に進む。篩上残原料測定の実行条件が成立した時点においては、秤量ホッパ260は空である。
次に、ステップS603において、篩上残原料重量算出部311は、重量取得部304で取得されたホッパ内原料重量を一定周期で読み出す。
次に、ステップS605において、篩上残原料重量算出部311は、ステップS604で算出した、単位時間当たりのホッパ内原料重量の変化量が閾値を下回るか否かを判定する。この判定の結果、単位時間当たりのホッパ内原料重量の変化量が閾値を下回っていない場合には、篩250上に原料が残っていると判定し、ステップS603に戻り、ホッパ内原料重量の算出と、単位時間当たりのホッパ内原料重量の変化量の監視とを継続する。
次に、ステップS607において、篩上残原料重量算出部311は、現在のゲート開度に対する篩250上の残原料の重量と、原料庫切出特性とに基づいて、(4)式の計算を行うことにより、篩上残原料重量特性を算出する。
次に、図7のフローチャートを参照しながら、篩上原料空制御を実行する際の制御装置300の動作の一例を説明する。尚、ここでは、図7のフローチャートによる処理の実行が開始される前に、原料必要切出重量算出部303により、原料必要切出重量が算出されている場合を例に挙げて説明する。また、図7のフローチャートによる処理の実行が開始される前に、図5および図6のフローチャートによる処理が終了しているものとする。図5のステップS507で説明したように、篩上原料空制御を実行すると指定された原料庫210に対して図7のフローチャートが実行される。
まず、ステップS701において、ゲート閉タイミング重量算出部312は、篩上原料空制御の実行条件が成立するまで待機する。篩上原料空制御の実行条件が成立すると、ステップS702に進む。
ステップS703に進むと、全閉原料切出重量算出部309は、切出能力として、図5のフローチャートによる処理で算出された切出能力(実測値)を使用するか否かを判定する。この判定の結果、図5のフローチャートによる処理で算出された切出能力(実測値)を使用する場合には、ステップS704に進む。ステップS704に進むと、全閉原料切出重量算出部309は、切出能力格納部308により格納された切出能力を取得する。そして、後述するステップS706に進む。
ステップS706に進むと、全閉原料切出重量算出部309は、(2)式の計算を行うことにより、全閉時間を算出する。
次に、ステップS708において、篩上残原料重量算出部311は、図6のフローチャートによる処理で算出された篩上残原料重量特性から、篩上残原料重量を抽出する。
次に、ステップS709において、篩上残原料重量算出部311は、水分偏差が閾値以上であるか否かを判定する。前述したように、水分偏差とは、銘柄毎水分値格納部302から読み出した水分値(重量%)から、水分計270から取得した測定水分値(重量%)を減算した値である。
一方、水分偏差が閾値以上でない場合には、ステップS710の処理を省略してステップS711に進む。
次に、ステップS713において、ゲート閉タイミング重量算出部312は、切出調整ゲート220の閉動作を開始するタイミングになるまで待機する。具体的にゲート閉タイミング重量算出部312は、重量計280により測定されたホッパ内原料重量が、ステップS712で算出された切出調整ゲート閉指令タイミング重量になるまで待機する。そして、重量計280により測定されたホッパ内原料重量が、切出調整ゲート閉指令タイミング重量になると、ステップS714に進む。
以上のように本実施形態では、原料必要切出重量と、全閉原料切出重量と、篩上残原料重量とを算出し、原料必要切出重量から、全閉原料切出重量と篩上残原料重量とを減算した値を切出調整ゲート閉指令タイミング重量として算出する。その後、重量計280により測定されたホッパ内原料重量が、切出調整ゲート閉指令タイミング重量になると、切出調整ゲート220に対して閉動作を開始する。したがって、篩上残原料重量を的確に想定し、必要な重量の原料が秤量ホッパ260に供給されることが完了したタイミングと略同時に篩250上の原料を空に近づけることができるように、切出調整ゲート220に対して閉動作の開始を指示することができる。
本実施形態では、原料切出設定値に含まれる原料の(水分を含まない)重量と、銘柄毎水分値格納部302に格納されている、各銘柄の水分値(重量%)とに基づいて、原料必要切出重量を算出する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、原料の重量として、水分を含む重量を原料切出設定値に含めてもよい。また、原料に水分が含まれない場合や、切出調整ゲート閉指令タイミング重量に対する、原料に含まれる水分の重量の影響が十分に小さい場合には、水分を考慮せずに切出調整ゲート閉指令タイミング重量を算出してもよい。
また、本実施形態では、直近の3回分の切出能力の平均値(すなわち、切出能力の移動平均値)を使用して、(3)式の計算を行う場合を例に挙げて説明したが、直近の回数は、3回に限定されない。また、平均値の代わりに例えば中央値を用いてもよい。
また、以上説明した本発明の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
<請求項1>
全閉原料切出量導出手段は、例えば、全閉原料切出重量算出部309(がステップS707の処理を行うこと)により実現される。
篩上残原料量導出手段は、例えば、篩上残原料重量算出部311(がステップS708の処理を行うこと)により実現される。
ゲート閉タイミング量導出手段は、例えば、ゲート閉タイミング重量算出部312(がステップS712の処理を行うこと)により実現される。
ゲート制御手段は、例えば、ゲート閉タイミング重量算出部312およびゲート制御部313(がステップS714の処理を行うこと)により実現される。
<請求項2>
切出能力導出手段は、例えば、切出能力算出部307(がステップS503の処理を行うこと)により実現される。
<請求項3>
切出能力導出手段は、例えば、切出能力算出部307(がステップS503〜S505の処理を行うこと)により実現される。
<請求項4>
篩上残原料量導出手段は、例えば、篩上残原料重量算出部311(がステップS607の処理を行うこと)により実現される。
<請求項5>
篩上残原料量導出手段は、例えば、篩上残原料重量算出部311(がステップS709、S710の処理を行うこと)により実現される。
ゲート閉タイミング量導出手段は、例えば、ゲート閉タイミング重量算出部312(がステップS712の処理を行うこと)により実現される。
<請求項6>
原料必要切出量導出手段は、例えば、原料必要切出重量算出部303により実現される。
<請求項7>
全閉原料切出量導出手段は、例えば、全閉原料切出重量算出部309(がステップS707の処理を行うこと)により実現される。
Claims (9)
- 開口部が形成された原料庫と、前記開口部の開度を調整するための切出調整ゲートと、前記切出調整ゲートを介して前記原料庫の開口部から排出される前記原料を切り出すためのフィーダと、前記フィーダにより切り出された前記原料を分級する篩と、前記篩上の前記原料を収容する秤量ホッパと、を有する原料切出設備の制御装置であって、
前記原料庫の開口部の開度であるゲート開度の現在値と、単位時間当たりに前記フィーダにより切り出される前記原料の重さである切出能力と、前記切出調整ゲートの動作速度と、に基づいて、前記ゲート開度が現在値から全閉になるまでの間に、前記フィーダにより切り出される前記原料の重さである全閉原料切出量を導出する全閉原料切出量導出手段と、
予め設定された関係であって、前記ゲート開度と前記篩上の前記原料の重さとの関係を示す篩上残原料量特性と、前記ゲート開度の現在値と、に基づいて、前記ゲート開度の現在値に対応する、前記篩上の前記原料の重さである篩上残原料量を導出する篩上残原料量導出手段と、
前記秤量ホッパに供給する必要がある原料の重さである原料必要切出量と、前記全閉原料切出量と、前記篩上残原料量とに基づいて、前記切出調整ゲートを閉動作させるタイミングにおける前記秤量ホッパ内の前記原料の重さである切出調整ゲート閉指令タイミング量を導出するゲート閉タイミング量導出手段と、
前記秤量ホッパ内の原料の重さと前記切出調整ゲート閉指令タイミング量とを比較した結果に基づいて、前記切出調整ゲートを閉動作させることを指示するゲート制御手段と、を有することを特徴とする原料切出設備の制御装置。 - 前記全閉原料切出量導出手段による前記全閉原料切出量の導出が開始される前に、前記秤量ホッパ内の原料の重さの測定値に基づいて、前記切出能力を導出する切出能力導出手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の原料切出設備の制御装置。
- 前記切出能力導出手段は、複数のタイミングにおいて前記切出能力を導出し、
前記全閉原料切出量導出手段により前記全閉原料切出量が導出される際に使用される前記切出能力は、前記複数のタイミングにおいて導出された前記切出能力のうち、直近の所定の数の前記切出能力を用いて設定されることを特徴とする請求項2に記載の原料切出設備の制御装置。 - 前記篩上残原料量導出手段は、
前記原料切出設備に応じて予め設定される関係であって、前記切出調整ゲートを介して前記原料庫の開口部から排出される前記原料の流量と、前記ゲート開度との関係を示す原料庫切出特性と、
前記フィーダを動作させずに前記篩を動作させたときの、前記ゲート開度の現在値、および、前記秤量ホッパ内の原料の重さの現在値と、
に基づいて、前記篩上残原料量特性を、前記篩上残原料量導出手段による前記篩上残原料量の導出が開始される前に導出することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の原料切出設備の制御装置。 - 前記篩上残原料量導出手段は、予め設定されている値であって、前記原料の重さに対する水分の重さの割合である水分値と、前記秤量ホッパ内の前記原料の重さに対する水分の重さの割合の測定値との偏差と閾値とを比較した結果に基づいて、前記篩上残原料量を補正し、
前記ゲート閉タイミング量導出手段は、前記篩上残原料量が補正された場合、補正された前記篩上残原料量に基づいて、前記切出調整ゲート閉指令タイミング量を導出することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の原料切出設備の制御装置。 - 予め設定されている値であって、前記原料の重さに対する水分の重さの割合である水分値と、前記秤量ホッパに供給する必要がある前記原料の重さであって、水分を含まない重さとに基づいて、前記原料必要切出量を導出する原料必要切出量導出手段を更に有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の原料切出設備の制御装置。
- 前記全閉原料切出量導出手段は、前記ゲート開度の現在値と前記切出調整ゲートの動作速度とに基づいて、前記ゲート開度が現在値から全閉になるまでの間の時間である全閉時間を導出し、前記全閉時間と、前記切出能力と、係数との積により、前記全閉原料切出量を導出することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の原料切出設備の制御装置。
- 開口部が形成された原料庫と、前記開口部の開度を調整するための切出調整ゲートと、前記切出調整ゲートを介して前記原料庫の開口部から排出される前記原料を切り出すためのフィーダと、前記フィーダにより切り出された前記原料を分級する篩と、前記篩上の前記原料を収容する秤量ホッパと、を有する原料切出設備の制御方法であって、
前記原料庫の開口部の開度であるゲート開度の現在値と、単位時間当たりに前記フィーダにより切り出される前記原料の重さである切出能力と、前記切出調整ゲートの動作速度と、に基づいて、前記ゲート開度が現在値から全閉になるまでの間に、前記フィーダにより切り出される前記原料の重さである全閉原料切出量を導出する全閉原料切出量導出工程と、
予め設定された関係であって、前記ゲート開度と前記篩上の前記原料の重さとの関係を示す篩上残原料量特性と、前記ゲート開度の現在値と、に基づいて、前記ゲート開度の現在値に対応する、前記篩上の前記原料の重さである篩上残原料量を導出する篩上残原料量導出工程と、
前記秤量ホッパに供給する必要がある原料の重さである原料必要切出量と、前記全閉原料切出量と、前記篩上残原料量とに基づいて、前記切出調整ゲートを閉動作させるタイミングにおける前記秤量ホッパ内の前記原料の重さである切出調整ゲート閉指令タイミング量を導出するゲート閉タイミング量導出工程と、
前記秤量ホッパ内の原料の重さと前記切出調整ゲート閉指令タイミング量とを比較した結果に基づいて、前記切出調整ゲートを閉動作させることを指示するゲート制御工程と、を有することを特徴とする原料切出設備の制御方法。 - 請求項1〜7の何れか1項に記載の原料切出設備の制御装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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