JP6846558B1 - アルミニウム合金材及びその製造方法 - Google Patents
アルミニウム合金材及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6846558B1 JP6846558B1 JP2020075335A JP2020075335A JP6846558B1 JP 6846558 B1 JP6846558 B1 JP 6846558B1 JP 2020075335 A JP2020075335 A JP 2020075335A JP 2020075335 A JP2020075335 A JP 2020075335A JP 6846558 B1 JP6846558 B1 JP 6846558B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum alloy
- chemical conversion
- alloy material
- base material
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/05—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions
- C23C22/06—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6
- C23C22/34—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using aqueous solutions using aqueous acidic solutions with pH less than 6 containing fluorides or complex fluorides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C21/00—Alloys based on aluminium
- C22C21/06—Alloys based on aluminium with magnesium as the next major constituent
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C22/00—Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive liquid, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C22/78—Pretreatment of the material to be coated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G1/00—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
- C23G1/02—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts with acid solutions
- C23G1/12—Light metals
- C23G1/125—Light metals aluminium
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
Description
[1]アルミニウム合金からなる基材と、前記基材の表面上に化成処理皮膜とを有するアルミニウム合金材であって、
前記アルミニウム合金材を、25℃、pH5.5の5wt%NaCl静止水溶液中において飽和KCl銀−塩化銀電極を参照電極として20mV/minの掃引速度で測定したカソード分極曲線において、電流密度の絶対値が10μA/cm2に到達する電極電位が−1350mV〜−1150mVである、アルミニウム合金材。
[2]前記基材はMgを0.3〜5.0重量%含有するアルミニウム合金からなる、上記[1]に記載のアルミニウム合金材。
[3]前記化成処理皮膜は、Ti化合物およびZr化合物を含有し、
前記Ti化合物は、Ti酸化物およびTi水酸化物の少なくとも一方であり、
前記Zr化合物は、Zr酸化物およびZr水酸化物の少なくとも一方であり、
前記化成処理皮膜中のTi化合物およびZr化合物の合計量が、金属元素量換算で2〜29mg/m2である、上記[1]または[2]に記載のアルミニウム合金材。
[4]25℃、pH5.5の5wt%NaCl静止水溶液中において飽和KCl銀−塩化銀電極を参照電極として20mV/minの掃引速度で測定したカソード分極曲線において、電流密度の絶対値が10μA/cm2に到達する電極電位が−1350mV〜−1150mVであるアルミニウム合金材の製造方法であって、
Mgを含有するアルミニウム合金からなる基材に酸エッチングを行う工程と、
前記酸エッチング後の基材の表面に化成処理を施して化成処理皮膜を形成する工程と、
を有し、
前記酸エッチングを行う工程における基材のエッチング量[E:(mg/m2)]が、前記基材中のMg量[M(wt%)]に対して、10M ≦ E ≦ 200Mの関係を満たす、アルミニウム合金材の製造方法。
[5]前記化成処理皮膜を形成する工程において、フッ化チタン化合物とフッ化ジルコニウム化合物を含有する処理液を用い、処理液中のフッ化チタン化合物とフッ化ジルコニウム化合物の合計質量濃度 [C(ppm、金属元素量換算)]、処理時間[t(秒)]が
50≦C×t≦1500
を満たすように化成処理を施す、上記[4]に記載のアルミニウム合金材の製造方法。
本発明のアルミニウム合金材は、アルミニウム合金からなる基材と、基材の表面上に化成処理皮膜とを有する。また、アルミニウム合金材を、25℃、pH5.5の5wt%NaCl静止水溶液中において飽和KCl銀−塩化銀電極を参照電極として20mV/minの掃引速度で測定したカソード分極曲線において、電流密度の絶対値が10μA/cm2に到達する電極電位が−1350mV〜−1150mVである。
(アノード反応)Al → Al3+ + 3e−
(カソード反応)O2 + 2H2O + 4e− → 4OH−
2H+ + 2e− → H2
これは、アノード反応である金属アルミニウムのイオン化(溶解)で生じた電子は、電気的中性条件を満たすためにカソード反応(溶存酸素もしくは水素イオンの還元反応)で消費される必要があるからである。前述のように、アルミニウム合金表面の自然酸化皮膜に存在する欠陥部は、これらアノード反応およびカソード反応が生じる活性サイトとして作用する。しかし、これら皮膜の欠陥部のうちで、カソード反応のサイトとして機能するものは、アルミニウム合金表面に存在する電位が貴な晶析出物などに限定されている。すなわちアルミニウム合金の腐食は、表面のカソード反応の活性度(カソード活性)に律速されている。また、アルミニウム合金表面と水分との反応が継続することで表面酸化皮膜の成長が生じるが、これも上記と同様のメカニズムである。したがって、接着界面の劣化を有効に抑止するためには、アルミニウム合金表面の電気化学的性質、特にカソード活性を適切に制御することが有効である。
最初に、温度25℃の大気中に開放した容器を準備し、該容器内に25℃、pH5.5の5質量%NaCl水溶液を300ml注いで静置する。測定に用いる容器は供試材が十分に浸漬できるだけの深さがあり、アスペクト比(底面直径と高さの比)が極端なものでなければ特に限定されないが、一例として容積500mLのビーカーなどが適当である。図1は、カソード分極曲線の測定に供試する板状のアルミニウム合金材を表す図であり、図1Aはおもて面図、図1Bは裏面図を表す。図1に示すように、測定に供試するアルミニウム合金を、シャーを用いて5cm×2cmの板状試験片に切断する。試験片のうち傷や汚れのないものを選ぶ。板状試験片10の長手方向の片端より5mm程度離れた位置において、測定面として1cm×1cmが露出するようにし(測定面は試験片のおもて面のみに1か所設ける)、残部をシリコーン樹脂によりマスキングし、評価面積11を規定する。このとき、評価面積の部分11とは反対側における、試験片長手方向の片端12を5mm程度露出させておき、測定用端子を接続する。次いで、該NaCl水溶液中に該供試材、および対極(白金電極)を浸漬させ、30分間静置する。このとき、該供試材は液面下に長手方向の半分程度浸漬させる。このとき、測定端子との接触部が濡れないように、かつ測定面が水面下に1cm以上浸漬されるようにする。白金電極は、通常の動電位分極測定に用いられるものであれば特に限定されないが、一例として直径0.7mm、長さ120mmの白金線を用い、測定時には液面下に5cm以上浸漬させる方法が挙げられる。なお、測定の間を通し、脱気および撹拌は行わない。また、参照電極として、25℃の飽和KCl銀−塩化銀電極(HS-205C、東亜DKK(株)社製)を用い、3電極法により分極曲線を測定する。該供試材の浸漬開始30分後に、該供試材の自然電位からポテンショスタット(SDPS-511U、(株)シュリンクス社製)により電位を卑な方向に掃引し、カソード分極曲線を測定する。この際、電位の掃引速度は20mV/minとする。そして、電流密度の絶対値が10μA/cm2に到達した時の電極電位を測定する。なおここで、電流密度の絶対値が10μA/cm2であるとは、測定された電流値から正負記号を外して考え、カソード電流密度が10μA/cm2になるという意味である。例えば、カソード電流がマイナスで表示される測定装置において、は、カソード電流密度の測定値は−10μA/cm2と表示されるため、マイナス記号を外して10μA/cm2とする。なお、供試材の評価面積11は正確に測定し、測定された電流を実際の評価面積11で割って電流密度を算出する。上記の測定は異なる3つの供試材に対して行い、その平均値をとることが望ましい。なお、電流密度が10μA/cm2に到達した電位を決定するにあたっては、ノイズ等で瞬間的に電流密度が10μA/cm2に到達した場合は異常値として無視する。そのため、電流密度が10μA/cm2を十分超えたことを確認できる電位まで分極を行う必要があり、−1600mV以下まで測定することが望ましい。
基材は、アルミニウム合金から構成されていれば特に限定されず、1000系アルミニウム合金(純アルミニウム合金)、2000系アルミニウム合金(Al−Cu−Mg系アルミニウム合金)、3000系アルミニウム合金(Al−Mn系アルミニウム合金)、4000系アルミニウム合金(Al−Si系アルミニウム合金)、5000系アルミニウム合金(Al−Mg系アルミニウム合金)、6000系アルミニウム合金(Al−Mg−Si系合金)、 および7000系合金(Al−Zn−Mg系アルミニウム合金) 等からなる基材とすることができる。アルミニウム合金からなる基材の強度や耐食性の観点から、Mgを0.3〜5.0重量%含有するアルミニウム合金を用いることが好ましい。
化成処理皮膜は、基材の表面に後述する化成処理を行うことにより得られる皮膜である。化成処理皮膜は、無機化合物を含有することが好ましく、Ti化合物およびZr化合物を含有することがより好ましい。Ti化合物はTi酸化物およびTi水酸化物の少なくとも一方であることが好ましく、Zr化合物はZr酸化物およびZr水酸化物の少なくとも一方であることが好ましい。また、化成処理皮膜がTi化合物およびZr化合物を含有する場合、化成処理皮膜中のTi化合物およびZr化合物の合計量が、金属元素量換算で2〜29mg/m2であることが好ましく、3〜27mg/m2であることがより好ましく、4〜20mg/m2であることがさらに好ましい。Ti化合物およびZr化合物の合計量が上記範囲内にあることによって、アルミニウム合金材は優れた接着耐久性を有することができる。また、Ti化合物、Zr化合物それぞれの量は、金属元素量換算で少なくとも1mg/m2であることが好ましく、少なくとも1.5mg/m2であることがより好ましい。なお、上記の「金属元素量換算」とは、化成処理皮膜1m2当たりのTi元素およびZr元素の量を表す。化成処理皮膜の膜厚は50nm未満であることが好ましく、30nm未満であることがより好ましく、更に好ましくは1nm〜20nmである。化成処理皮膜1m2当たりのTi元素およびZr元素の合計量は、皮膜量が既知の基準板を基に検量線を引くことで、蛍光X線分析装置(XRF)により測定することができる。また化成処理皮膜の膜厚は、GD−OES(グロー放電発光分析装置(Glow Discharge Optical Emission Spectroscopy))によって測定することができ、アルミニウムの発光強度がバルク(基材)に十分到達したときの値を基準とした際に、その基準値の50%に達した時点でのスパッタ深さをもって皮膜厚さとする。
本発明のアルミニウム合金材の製造方法では、25℃、pH5.5の5wt%NaCl静止水溶液中において飽和KCl銀−塩化銀電極を参照電極として20mV/minの掃引速度で測定したカソード分極曲線において、電流密度の絶対値が10μA/cm2に到達する電極電位が−1350mV〜−1150mVであるアルミニウム合金材を製造する。該製造方法は、Mgを含有するアルミニウム合金からなる基材に酸エッチングを行う工程、および酸エッチング後の基材の表面に化成処理を施して化成処理皮膜を形成する工程を有する。また、酸エッチングを行う工程における基材のエッチング量[E:(mg/m2)]が、基材中のMg量[M(wt%)]に対して、10M ≦ E ≦ 200Mの関係を満たすように、酸エッチングが行われる。本発明のアルミニウム合金材の製造方法により製造したアルミニウム合金材は、カソード分極曲線において、電流密度の絶対値が10μA/cm2に到達する電極電位が−1350mV〜−1150mVとなっている。このため、アルミニウム合金材と接着剤の界面が、引張応力の負荷や腐食により劣化することを抑制し、水分、塩分等の浸透により劣化することを抑制することができる。また、本発明のアルミニウム合金材は、接着剤以外の材料との間で界面を構成する場合であっても、上記のようなカソード分極曲線の特性を有するため、引張応力の負荷、腐食、水分・塩分等の浸透により界面劣化を抑制することができる。また、上記Eが10M以上であることにより酸エッチング後の基材表面が清浄となり、基材の表面上に良好に密着した化成処理皮膜を形成することができる。いっぽう、Eが200Mを超えて過剰に大きくなると、エッチングで発生する表面凹凸、およびスマット(エッチング後に残存した酸による不溶性物質の微粒粉)が接着耐久性に影響を及ぼす。これは、表面凹凸の奥にスマットが入り込み、容易に除去されなくなることで、接着剤との密着性に影響を及ぼすためであると考えられる。従って、上記Eが200M以下であることにより、表面凹凸の不必要な増大とスマットの過剰な発生を抑制し、アルミニウム合金材と他材料との接着耐久性を向上させることができる。
以下では、本発明のアルミニウム合金材の製造方法の各工程について、詳細に説明する。
一例では、常法に従ってアルミニウム合金を鋳塊にした後に、均質化処理、熱間圧延、冷間圧延、中間焼鈍、冷間圧延、又は、均質化処理、熱間圧延、冷間圧延を順次行なって、最終板厚まで圧延したアルミニウム合金板が基材として用いられる。次いで、最終板厚まで圧延されたアルミニウム合金板に熱処理が施される。このとき、大気中で熱処理するとアルミニウム合金中の易酸化元素であるマグネシウムが表面に拡散して酸素と結合し、アルミニウム合金板表面に酸化マグネシウムを多く含む層が形成される。
酸エッチングを行う工程の前に、任意で脱脂工程を行ってもよい。これは、酸洗より前の工程においてアルミニウム合金板表面に付着した、圧延油、加工油、潤滑油などを除去することを目的としている。この洗浄工程に用いられる溶液は特に限定されないが、アルカリ洗浄剤や界面活性剤もしくはこれらの混合液、あるいは有機溶剤が好適に用いられ、その後に水洗工程が行われる。アルミニウム合金板の表面に付着した油分などが少ない場合は、洗浄工程を省略しても良い。また、脱脂工程を実施する場合にアルカリ脱脂剤を用いると、基材のアルミニウム合金に一定量の溶解が生じる。洗浄工程における基材の溶解量が多くなりすぎると、多量のスマットが板表面に付着し、後工程に影響を及ぼす場合がある。そのため、脱脂工程をおこなう場合、アルミニウム合金の溶解量は50mg/m2以下にすることが好ましく、より好ましくは40mg/m2以下である。なお、アルカリによるエッチングでは、アルミニウム合金板表面のマグネシウム酸化物といった、アルカリ性に対して溶解度の低い物質を除去できないため、アルカリエッチングをもって、酸エッチング工程の代替とすることはできない。
酸エッチングを行う工程では、Mgを含有するアルミニウム合金からなる基材に酸エッチングを行う。酸エッチングを行う条件は、基材のエッチング量[E:(mg/m2)]が、酸エッチング前の基材中のMg量[M(wt%)]に対して10M ≦ E ≦ 200Mの関係を満たす条件であれば特に限定されない。10M ≦ E ≦ 200Mの関係を満たす条件で酸エッチングを行うことにより、アルミニウム合金基材表面に存在する脆弱層を除去し、接着耐久性を向上させることができる。脆弱層は圧延工程などの機械加工で生じた表面変質層、熱処理工程でアルミニウム合金表面に成長した酸化アルミニウムや酸化マグネシウムといったものの混合物である。これら脆弱層が残存した状態で接着を行うと、接着耐久性が低下する。易酸化元素であるマグネシウムが多く含まれるアルミニウム合金では、熱処理工程で酸化マグネシウムが生成しやすく、脆弱層が厚く形成される傾向にある。そこで、基材のマグネシウム合金含有量に合わせてエッチング量を最適化するために、E/Mは、10〜200とする。E/Mは、20〜150であることが好ましく、30〜100であることがより好ましい。また、Mは0.3〜5.0wt%であることが好ましく、1.0〜5.0wt%であることがより好ましく、2.0〜5.0wt%であることがさらに好ましい。エッチング前の基材中のMg量は、H 1305:2005規定の発光分光分析法によって測定することができるが、同程度の精度が得られる方法であれば良い。また、製造された基材を購入する場合は、該基材の公示されたMg含量から、Mg量を算出することもできる。基材のエッチング量Eは、基材を適当な大きさに切断した供試材を用い、乾燥質量をエッチング前後で測定し、測定結果の差分(エッチング前質量−エッチング後質量)を供試材の面積で除算し、単位面積あたりの数値に換算することによって算出することができる。このときの供試材の大きさは任意で良いが、面積が小さいと重量の変化も小さくなり、測定精度に影響する。したがって、供試材の面積は、秤量に用いる天秤の精度を考慮して適切な大きさに設定する必要がある。酸エッチング用のエッチング液としては硝酸、硫酸、フッ酸、リン酸、またはこれらの混合溶液である酸を用いることができる。エッチング液は任意で、エッチング助剤(酸化剤)、界面活性剤、キレート剤などを含有していても良い。エッチング液中の酸濃度は(混合溶液の場合は各酸溶液の合計濃度)0.01重量%〜30重量%が好ましく0.03重量%〜25重量%がより好ましく、0.05重量%〜20重量%がさらに好ましい。エッチング液の温度は30〜90℃が好ましく、40〜90℃がより好ましく、45〜90℃がさらに好ましい。エッチング時間は1秒〜30秒が好ましく、1〜25秒がより好ましく、1〜20秒がさらに好ましい。酸エッチング工程の後は水洗工程を行うことが好ましい。水洗工程においては温度20℃における水の導電率が、500mS/m以下の水を用いることが好ましい。導電率が高い水を用いると、水中に含まれる各種イオンがアルミニウム合金表面に吸着し、接着耐久性を低下させる要因となる場合がある。水洗工程における水温は30℃〜90℃が好ましく、40℃〜85℃がより好ましく、45℃〜80℃がさらに好ましい。これは、温度が高い水に対して多くの物質で溶解度が上昇するため、エッチング後のアルミニウム合金基材表面の洗浄に対して効果的だからである。水洗水温が高い方が洗浄効果は高くなるが、エネルギーコストの上昇を招く場合がある。水洗水温が90℃を超えると、アルミニウム合金基材が水と水和反応を生じ、表面にアルミニウムの水和酸化物皮膜を形成する場合がある。また、水洗工程の時間は、長すぎるとアルミニウム表面と水洗水が徐々に反応しアルミニウムの酸化物が形成される場合があるが、短すぎると表面に付着した処理薬液を十分に除去できない場合がある。そのため水洗工程の時間は0.5秒〜30秒が好ましく、1秒〜20秒がより好ましい。
化成処理皮膜を形成する工程では、酸エッチング後の基材の表面に化成処理を施して化成処理皮膜を形成する。酸エッチング工程後の表面には、カソード反応のサイトが多数存在しているが、適切な化成処理皮膜を形成することで、接着耐久性を向上させることができる。化成処理皮膜は、処理液中に溶存しているイオンと、アルミニウム合金表面の電気化学反応により形成されるものがよく、したがって無機物系の化成処理皮膜が好ましい。これは、アルミニウム合金基材表面に存在するカソード反応のサイトは、化成処理皮膜の形成過程においても皮膜形成が生じやすいサイトとして作用するためである。したがって、溶液中の溶存イオンとアルミニウム合金の電気化学反応によって化成処理皮膜が形成される場合、アルミニウム合金表面のカソード反応サイトを効率よく被覆できる。また、無機物系の化成処理皮膜の中でも、特にチタン、およびジルコニウムを両方とも含有するものが好ましい。これは化成処理皮膜として形成されるチタンの酸化物もしくは水酸化物、ジルコニウムの酸化物もしくは水酸化物が化学的に安定であることから、劣化環境中でも化学変化を起こしにくく、接着耐久性の低下防止に効果的だからである。なお、アルミニウム合金基材表面への化成処理皮膜の形成においては、前述のように表面のカソード反応サイトから徐々に皮膜形成が進むため、この過程においてアルミニウム合金表面の電気化学特性は刻一刻と変動していく。このため、互いに溶液中での溶解度や電極電位が異なる元素であるチタンおよびジルコニウムを処理液中に配合することにより、化成処理皮膜の形成過程中に刻一刻と変動するアルミニウム合金表面に対して幅広く対応することができ、効率的かつ最適にアルミニウム合金の表面を化成処理皮膜で被覆することができる。
50≦C×t≦1500
を満たすように化成処理を施すことが好ましい。C×tが上記範囲内であることによって、酸エッチング工程後のアルミニウム合金表面に最適な化成処理皮膜を形成することができる。フッ化チタン化合物としては、6フッ化チタン酸(H2TiF6)およびその塩(特にカリウム塩、ナトリウム塩、アンモニウム塩)などを挙げることができる。フッ化ジルコニウム化合物としては、6フッ化ジルコニウム酸(H2ZrF6)およびその塩(特にカリウム塩、ナトリウム塩、アンモニウム塩)などを挙げることができる。50≦C×t≦1500が好ましく、80≦C×t≦1400がより好ましく、100≦C×t≦1300がさらに好ましい。C×tが50未満の場合、アルミニウム合金表面に十分に化成処理皮膜を形成することができない場合がある。また、C×tが1500を超えた場合、化成処理皮膜が厚く形成されすぎてしまい、接着耐久性の低下をもたらす場合がある。処理液中のフッ化チタン化合物とフッ化ジルコニウム化合物の合計質量濃度C(金属元素量換算)は、20〜400ppmが好ましく、30〜350ppmがより好ましく、40〜300ppmがさらに好ましい。時間tは、0.5〜30秒が好ましく、1〜25秒がより好ましく、1.5秒〜20秒がさらに好ましい。処理液中のフッ化チタン化合物の質量濃度は、金属元素に換算して10〜400ppmが好ましく、15〜300ppmがより好ましく、20〜200ppmがさらに好ましい。処理液中のフッ化ジルコニウム化合物の質量濃度は、10〜400ppmが好ましく、15〜300ppmがより好ましく、20〜200ppmがさらに好ましい。処理液の温度は30〜80℃が好ましく、35〜70℃がより好ましく、40〜65℃がさらに好ましい。処理液中のフッ化チタン化合物およびフッ化ジルコニウム化合物濃度、処理時間、処理温度が上記範囲内であり、さらに[C(ppm、金属元素量換算)]、処理時間[t(秒)]が前記範囲内であれば、アルミニウム合金表面の化成処理皮膜を最適に付着させることが可能である。
上記脱脂工程、酸エッチングを行う工程、化成処理皮膜を形成する工程、および各工程に付随する水洗工程は、処理液をアルミニウム合金表面にスプレーする方法、および処理液を満たした処理槽にアルミニウム合金を通過させる方法(浸漬法)などが好適に用いられる。
本発明のアルミニウム合金材は、化成処理皮膜の表面上に接着剤層を設けた後、さらに他のアルミニウム合金材と接着させて、自動車、建機、輸送機用の部材として使用することができる。本発明のアルミニウム合金材は他材料との接着耐久性が優れるため、接着剤を介して他のアルミニウム合金材と強固に接着することができ、長期間、接着力を保つことができる。接着剤としてはエポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられ、熱硬化型のエポキシ樹脂が好適に用いられる。化成処理皮膜の表面上に設ける接着剤層の厚さは特に限定されるものではないが、10〜5000μmが好ましく、20〜3000μmがより好ましく、30〜1000μmがさらに好ましい。
下記表1に示す板厚1mmで7cm×15cmの大きさの基材を準備し、該基材に対して以下の条件で酸エッチングを行った。実施例1〜3は60℃、0.5質量%硫酸+0.05質量%フッ化水素酸の組成のエッチング液を用いて6秒間、表1に示す条件で酸エッチングを行った。同様に、実施例4〜7は60℃、0.5質量%硫酸+0.05質量%フッ化水素酸の組成のエッチング液を用いて4秒間、表1に示す条件で酸エッチングを行った。また、実施例8は80℃、10質量%硫酸の組成のエッチング液を用いて4秒間、表1に示す条件で酸エッチングを行った。酸エッチング後は温度20℃での導電率が0.2mS/mである、温度70℃のイオン交換水で基板を水洗した。次いで、直ちに表1に示す温度、組成、処理時間の条件で化成処理を行い、基材と表1に示す皮膜量の化成処理皮膜とを有するアルミニウム合金材を得た。なお、実施例1〜8で用いたフッ化チタン化合物、およびフッ化ジルコニウム化合物は、それぞれ6フッ化チタン酸、および6フッ化ジルコニウム酸である。化成処理後は、基材を温度20℃での導電率が0.2mS/mである、70℃のイオン交換水で直ちに水洗し、さらに温度20℃での導電率が0.1mS/mである、室温(具体的には20℃)のイオン交換水で水洗した後、50℃の温風を吹き付けて乾燥させた。なお、水の導電率は株式会社堀場製作所製「ポータブル型電気伝導率計 ES−71」により測定した。
比較例1では、下記表1に示す実施例で使用したものと同じ大きさの基材を準備し、該基材に対して80℃、10質量%硫酸の組成のエッチング液を用いて4秒間、表1に示す条件で酸エッチングを行い、温度20℃での導電率が0.2mS/mである、温度70℃のイオン交換水で基板を水洗し、アルミニウム合金基材を得た。なお、比較例1では化成処理を行わなかった。また、比較例2では、50℃、10質量%硫酸の組成のエッチング液を用いて1秒間、表1に示す条件で酸エッチングを行い、酸エッチング後は温度20℃での導電率が0.2mS/mである、温度70℃のイオン交換水で基板を水洗し、次いで、直ちに表1に示す条件で化成処理を行い、基材と表1に示す皮膜量の化成処理皮膜とを有するアルミニウム合金材を得た。なお、比較例2で用いたフッ化チタン化合物、およびフッ化ジルコニウム化合物は、それぞれ6フッ化チタン酸、および6フッ化ジルコニウム酸である。化成処理後は、基材を温度20℃での導電率が0.2mS/mである、70℃のイオン交換水で直ちに水洗し、さらに温度20℃での導電率が0.1mS/mである、室温(具体的には20℃)のイオン交換水で水洗した後、50℃の温風を吹き付けて乾燥させた。
Claims (5)
- アルミニウム合金からなる基材と、前記基材の表面上に化成処理皮膜とを有するアルミニウム合金材であって、
前記アルミニウム合金材を25℃、pH5.5の5wt%NaCl静止水溶液中において飽和KCl銀−塩化銀電極を参照電極として20mV/minの掃引速度で測定したカソード分極曲線において、電流密度の絶対値が10μA/cm2に到達する電極電位が−1350mV〜−1150mVであり、
前記化成処理皮膜はポリイタコン酸、単糖アルコールおよび二糖アルコールを含有せず、
前記化成処理皮膜は、Ti化合物およびZr化合物を含有し、前記Ti化合物は、Ti酸化物およびTi水酸化物の少なくとも一方であり、前記Zr化合物は、Zr酸化物およびZr水酸化物の少なくとも一方である、アルミニウム合金材。 - 前記アルミニウム合金材を25℃、pH5.5の5wt%NaCl静止水溶液中において飽和KCl銀−塩化銀電極を参照電極として20mV/minの掃引速度で測定したカソード分極曲線において、電流密度の絶対値が10μA/cm2に到達する電極電位が−1295mV〜−1201mVである、請求項1に記載のアルミニウム合金材。
- 前記基材はMgを0.3〜5.0重量%含有するアルミニウム合金からなる、請求項1または2に記載のアルミニウム合金材。
- 前記化成処理皮膜中のTi化合物およびZr化合物の合計量が、金属元素量換算で2〜29mg/m2である、請求項1から3までの何れか1項に記載のアルミニウム合金材。
- 25℃、pH5.5の5wt%NaCl静止水溶液中において飽和KCl銀−塩化銀電極を参照電極として20mV/minの掃引速度で測定したカソード分極曲線において、電流密度の絶対値が10μA/cm2に到達する電極電位が−1350mV〜−1150mVであるアルミニウム合金材の製造方法であって、
Mgを含有するアルミニウム合金からなる基材に酸エッチングを行う工程と、
前記酸エッチング後の基材の表面に化成処理を施して化成処理皮膜を形成する工程と、
を有し、
前記酸エッチングを行う工程における基材のエッチング量[E:(mg/m2)]が、前記基材中のMg量[M(wt%)]に対して、10M ≦ E ≦ 200Mの関係を満たし、
前記化成処理皮膜を形成する工程において、フッ化チタン化合物とフッ化ジルコニウム化合物を含有する処理液を用い、処理液中のフッ化チタン化合物とフッ化ジルコニウム化合物の合計質量濃度 [C(ppm、金属元素量換算)]、処理時間[t(秒)]が
50≦C×t≦1500
を満たすように化成処理を施す、アルミニウム合金材の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP20868265.8A EP4036274A4 (en) | 2019-09-27 | 2020-09-24 | ALUMINUM ALLOY MATERIAL AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR |
| PCT/JP2020/035953 WO2021060346A1 (ja) | 2019-09-27 | 2020-09-24 | アルミニウム合金材及びその製造方法 |
| CN202080082571.8A CN114746579B (zh) | 2019-09-27 | 2020-09-24 | 铝合金材料及其制造方法 |
| US17/754,173 US20220290304A1 (en) | 2019-09-27 | 2020-09-24 | Aluminum alloy material and method for manufacturing same |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019177015 | 2019-09-27 | ||
| JP2019177015 | 2019-09-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP6846558B1 true JP6846558B1 (ja) | 2021-03-24 |
| JP2021055178A JP2021055178A (ja) | 2021-04-08 |
Family
ID=74878947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020075335A Active JP6846558B1 (ja) | 2019-09-27 | 2020-04-21 | アルミニウム合金材及びその製造方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20220290304A1 (ja) |
| EP (1) | EP4036274A4 (ja) |
| JP (1) | JP6846558B1 (ja) |
| CN (1) | CN114746579B (ja) |
| WO (1) | WO2021060346A1 (ja) |
Family Cites Families (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19921842A1 (de) * | 1999-05-11 | 2000-11-16 | Metallgesellschaft Ag | Vorbehandlung von Aluminiumoberflächen durch chromfreie Lösungen |
| JP2003027253A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-01-29 | Nippon Paint Co Ltd | アルミニウム基材及びアルミニウム合金基材の塗装方法並びに塗装物 |
| JP2007203615A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Furukawa Sky Kk | 樹脂被覆アルミニウム板及びその製造方法 |
| JP5122869B2 (ja) * | 2007-05-31 | 2013-01-16 | 日本ペイント株式会社 | 金属表面処理組成物、及びアルミニウム系金属表面処理板 |
| JP2009079252A (ja) * | 2007-09-26 | 2009-04-16 | Furukawa Sky Kk | ノンクロム型アルミニウム合金板化成処理材及びその塗装材 |
| JP2010126800A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Hitachi Cable Ltd | アルミニウム材料 |
| JP5663174B2 (ja) * | 2010-02-15 | 2015-02-04 | 日本パーカライジング株式会社 | 表面処理皮膜を有するアルミニウム又はアルミニウム合金材料及びその表面処理方法 |
| CN102321881A (zh) * | 2011-10-17 | 2012-01-18 | 湖南创高铝业集团有限公司 | 一种铝材无铬钝化表面处理工艺 |
| JP6143431B2 (ja) | 2012-09-20 | 2017-06-07 | 株式会社神戸製鋼所 | アルミニウム合金板、これを用いた接合体および自動車用部材 |
| KR101465389B1 (ko) * | 2013-09-27 | 2014-11-25 | 성균관대학교산학협력단 | 알루미늄 합금 조성물, 이를 포함하는 관통저항성이 향상된 알루미늄 압출 튜브와 핀 재 및 이로 구성된 열교환기 |
| JP5969087B2 (ja) | 2015-05-07 | 2016-08-10 | 株式会社神戸製鋼所 | 表面処理アルミニウム合金板 |
| PL3350357T3 (pl) | 2015-09-15 | 2024-09-23 | Chemetall Gmbh | Obróbka wstępna powierzchni aluminiowych kompozycjami zawierającymi cyrkon i molibden |
| WO2017170015A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 株式会社神戸製鋼所 | アルミニウム材の表面処理方法、表面処理装置および表面処理アルミニウム材 |
| JP6227749B2 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-11-08 | 株式会社神戸製鋼所 | アルミニウム材の表面処理方法および表面処理アルミニウム材 |
| JP2019157155A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 株式会社神戸製鋼所 | 表面処理アルミニウム材およびその製造方法 |
| WO2020148412A1 (en) * | 2019-01-18 | 2020-07-23 | Constellium Neuf-Brisach | Continuous surface treatment for coils made of aluminum alloys sheets |
-
2020
- 2020-04-21 JP JP2020075335A patent/JP6846558B1/ja active Active
- 2020-09-24 US US17/754,173 patent/US20220290304A1/en not_active Abandoned
- 2020-09-24 CN CN202080082571.8A patent/CN114746579B/zh active Active
- 2020-09-24 WO PCT/JP2020/035953 patent/WO2021060346A1/ja not_active Ceased
- 2020-09-24 EP EP20868265.8A patent/EP4036274A4/en active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20220290304A1 (en) | 2022-09-15 |
| EP4036274A1 (en) | 2022-08-03 |
| CN114746579B (zh) | 2024-10-25 |
| JP2021055178A (ja) | 2021-04-08 |
| CN114746579A (zh) | 2022-07-12 |
| WO2021060346A1 (ja) | 2021-04-01 |
| EP4036274A4 (en) | 2023-11-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4668347A (en) | Anticorrosive coated rectifier metals and their alloys | |
| US8980121B2 (en) | Etching liquid for a copper/titanium multilayer thin film | |
| US7384901B2 (en) | Process for cleaning aluminum and aluminum alloy surfaces with nitric acid and chromic acid-free compositions | |
| EP0414820B1 (en) | Method of treating a titanium structure | |
| JP5777098B2 (ja) | 金属内部への侵入水素量の測定方法および移動体の金属部位内部へ侵入する水素量のモニタリング方法 | |
| EP0972862A2 (en) | Method for forming a phosphate film on steel wires and apparatus used therefor | |
| US4515643A (en) | Method for determining and adjusting the potency and effectiveness of a metal phosphate conversion coating process | |
| Grgur et al. | Influence of chloride ion concentration on initial corrosion of AZ63 magnesium alloy | |
| EP0407349B1 (en) | Electrode for use in electrolytic processes and process for manufacturing it | |
| US1946151A (en) | Protecting aluminum from corrosion | |
| JP6280049B2 (ja) | 保管中の金属板の黒化または変色を低減するための硫酸イオンを含む溶液の使用およびこのような溶液を用いて処理された金属板 | |
| JP6846558B1 (ja) | アルミニウム合金材及びその製造方法 | |
| EP2336391A1 (en) | Metal material having excellent corrosion resistance | |
| JP2006190643A (ja) | 電極用チタン材およびその製造方法 | |
| US4659629A (en) | Formation of a protective outer layer on magnesium alloys containing aluminum | |
| JP4080381B2 (ja) | アルミニウム及びアルミニウム合金の表面処理組成物 | |
| JP7084957B2 (ja) | 表面処理アルミニウム合金板及びその製造方法 | |
| JP2000216064A (ja) | 点状光沢の少ない電解コンデンサ用電極箔及びその製造方法 | |
| Cifuentes et al. | A lead-acid battery analogue to in situ anode degradation in copper electrometallurgy | |
| JP3656802B2 (ja) | マグネシウム合金およびその製造方法 | |
| JP2004068087A (ja) | マグネシウム合金用の無電解ニッケルめっき液 | |
| JPS60251280A (ja) | 金属の表面処理用フツ素イオン含有浴液の制御方法 | |
| RU2491369C1 (ru) | Способ химического нанесения оловянного покрытия на детали из меди или ее сплавов | |
| Hu et al. | Corrosion behavior of AZ91D magnesium alloy in ethylene glycol aqueous solutions containing trace Cl-and Cu2+ | |
| CN110629212B (zh) | 一种可用于航空铝合金的表面处理液及其使用方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200421 |
|
| A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200421 |
|
| A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20200522 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200618 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200728 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201008 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201019 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20201216 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210121 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210217 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210301 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6846558 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
