JP7339260B2 - 液体内のピペットチップの深さを自動的に保つためのピペットチップ及び方法 - Google Patents

液体内のピペットチップの深さを自動的に保つためのピペットチップ及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7339260B2
JP7339260B2 JP2020535985A JP2020535985A JP7339260B2 JP 7339260 B2 JP7339260 B2 JP 7339260B2 JP 2020535985 A JP2020535985 A JP 2020535985A JP 2020535985 A JP2020535985 A JP 2020535985A JP 7339260 B2 JP7339260 B2 JP 7339260B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipette tip
electrode
liquid
conductive
conductive liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020535985A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021509173A (ja
Inventor
デイビッド・ウィクホルム
ラスマス・リンドブロム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Formulatrix International Holding Ltd
Original Assignee
Formulatrix International Holding Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Formulatrix International Holding Ltd filed Critical Formulatrix International Holding Ltd
Publication of JP2021509173A publication Critical patent/JP2021509173A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7339260B2 publication Critical patent/JP7339260B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • B01L3/0275Interchangeable or disposable dispensing tips
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • B01L3/0275Interchangeable or disposable dispensing tips
    • B01L3/0279Interchangeable or disposable dispensing tips co-operating with positive ejection means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1009Characterised by arrangements for controlling the aspiration or dispense of liquids
    • G01N35/1016Control of the volume dispensed or introduced
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L2200/00Solutions for specific problems relating to chemical or physical laboratory apparatus
    • B01L2200/14Process control and prevention of errors
    • B01L2200/143Quality control, feedback systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L2300/00Additional constructional details
    • B01L2300/06Auxiliary integrated devices, integrated components
    • B01L2300/0627Sensor or part of a sensor is integrated
    • B01L2300/0645Electrodes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1009Characterised by arrangements for controlling the aspiration or dispense of liquids
    • G01N2035/1025Fluid level sensing

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

関連出願の相互参照
本願は、米国特許法119条(e)において、「液体移送工程の間、液体内のピペットチップの深さを自動的に保つためのピペットチップ及び方法」という表題の2017年12月28日に提出された米国仮出願 62/611,161号に関連して、且つ米国仮出願 62/611,161号の優先権を主張する。この出願の明細書全体が、本明細書の一部を構成するものとして援用される。
本発明の主題は、一般的に、液体の処理方法、特に、液体移送工程の間、液体内のピペットチップの深さを自動的に保つためのピペットチップ及び方法に関する。
自動的な液体処理機器は、所定の容器の間において、所定量の液体を移送するために用いられるロボットを含む。この機器は、細胞生物学、ゲノム、法医学、及び薬物研究を含む様々な適用において有用である。この機器は、工程の速度及び効率を向上させること、及び送られる体積の精度を向上させることにより、大きな範囲の体積の液体を送る反復作業を有する人を助ける。
様々な実験機器の容器が、一般的に、液体処理の適用において用いられる。96,384又は1536個の試料の配列を含むマイクロタイター(登録商標)のプレートは、極めて一般的である。試料の大きさと数に応じて、このプレートは、10ナノリットルから数ミリリットルまでの間に液体を保持し得る。1~2ミリリットルの液体を保つバイアルから、10ミリリットルを保持する大きなチューブ又は100ミリリットルを保持するボトルまで変動する、より大きな容器も一般的である。固有の実験機器の容器は、それぞれ、容器内の液体の体積と容器内の液面の高さとの間の固有の関係を有することが、容易に分かる。
移送される体積の精度は、多くの要因により、悪影響を受け得る。これらの要因は、液体の粘性又は表面張力のような液体自体の特性から、ピペットチップの疎水性のようなシステムの構成要素、又は大気温度及び環境気圧のような環境条件に拡がり得る。
自動的な液体処理において、機器の制御変数は、分注される体積に大きな影響を与える。この制御変数は、ポンプ作動の速度、ポンプ作動の終了と液体からピペットチップを取り除くときの間の遅れ、及び/又は液体から取り除かれるピペットチップの速度を含む。分注性能に大きな影響を与える突出した1つの制御変数は、工程の間、ピペットチップが液体の表面より下方に沈む深さである。ピペットチップが液体内で浅すぎる場合、吸引の真空により、ピペットチップの開口部において、液体のキャビテーションをもたらし得る。これにより、空気は液体よりも吸引されて、また吸引される体積において誤差を生じる。ピペットチップが液体内で深すぎる場合、ピペットチップのより大きな表面積が液体と接触する。また、ピペットチップが液体から引き戻されるとき、より大きな体積の液体がピペットチップに粘着し得る。また、より深く沈むことにより、ピペットチップの開口部において、増加した静水圧をもたらす。これにより、分注される体積における変化を生じ得る。したがって、ピペットチップを最適な深さに保つことが最善である。一方、液体が容器から吸引される、又は容器に対して分注されるとき、液面は変化する。また、分注工程がそれぞれ一致している間、液体内のピペットチップの深さを保証することが重要である。
自動的な液体処理の分野における液面を検出するための方法は、一般的であり、従来技術において確立されている。一方、分注工程の間、ピペットチップの深さを保つように、リアルタイムセンサフィードバックにより液面を探知できる方法はない。従来技術において、液面の探知は、要求される体積と容器の形状に基づいて、予想される液面の変化を予測することにより達成される。容器の形状は、容器における高さに関連する断面積を参照する。この情報から、特定の体積変化に関連している高さの変化が計算され得る。この方法は、分注工程の前に特徴づけられて、且つ機器のプロトコルにプログラムされる容器の形状を要求する。この要求は、特定の機器と共に用いられる実験機器の種類を制限して、特定の分注工程のための機器をプログラムする工程に複雑さを追加し得る。また、これらの種類の計算は、分注工程が、それぞれの分注動作の間、均一、すなわち等しい体積の液体を吸引する、又は分注することを想定している。これは、正しい想定ではない可能性がある。較正がわずかにずれている場合、分注工程の進行により、この誤差は生じ得る。また、実際の液面は、計算に基づいて予想される液面に対応し得る。したがって、新しい方法が、分注工程の間、複雑さを工程に加えることなく、液面を探知するために必要である。
液面を探知する従来の方法の例が、「液体処理装置及び方法」という表題の1986年5月6日に公開された米国特許4,586,546号に記載されている。この米国特許4,586,546号は、所定の体積が追加された、又は取り除かれた後、容器内の液面を探知して、且つ液体の高さ及び容器内のピペットチップの所望の高さを予測するための装置と方法を記載している。
容器内の液面を自動的に検出する一般的な複数の方法がある。これらの方法の内の最も単純なものは、圧力測定に基づいている。ピペットチップが液面に入るとき、ピペットチップ内の圧力変化は検出される。この方法は、特殊なピペットチップの形状又は特徴を要求しない。また、多くの場合、この方法は、ピペットチップが空であるとき、実行可能なだけである。液面に基づく圧力の検出が、いずれかの従来のピペットチップを用いて行われる。液面に基づく圧力の検出方法の例が、「液体を吸引又は分注するために用いられる容器により、液浸透性を検出するための装置及び方法」という表題の1988年12月27日に公開された米国特許4,794,085号に記載されている。この米国特許4,794,085号は、装置内の圧力を測定するための圧力センサを有する分注装置を記載している。ピペットチップは液面に向けて徐々に下降する。それぞれの段階において、シリンジポンプは、装置内で圧力差を生じるように作動する。ピペットチップが液体に入るとき、ピペットチップの開口部は妨げられる。また、圧力センサは圧力差を検出し得る。別の例が、「液面及び/又は気泡の統合された検出部を有する分注装置」という表題の2012年10月16日に公開された米国特許8,287,806号に記載されている。この米国特許8,287,806号は、圧力測定を用いて液面を検出するための装置を記載している。この分注装置は、ポンプとピペットチップの間において、空気よりも液体のシステムを用いることを規定している。
ピペットチップの形状と構成は、より進歩した、液面を検出する方法ができるように改善し得る。この改善は、一般的に、ピペットチップ内に電極を与えることを含む。したがって、電気信号は、液面を検出するために用いられ得る。最も一般的な改善は、導電性樹脂からピペットチップを形成して、導電性ピペットチップと、液体などを保持する容器より下方のグラウンドプレーンとの間の電気容量を測定することである。液面に基づく電気容量の検出の例が、「液面センサ」という表題の1988年4月12日に公開された米国特許4,736,638号に記載されている。この米国特許4,736,638号は、例えば液体の容器を支持する導電性部材と、導電性ピペットプローブとを備える液体移送機構における、液面を検出するための装置を記載している。電気容量の信号が、プローブと、支持するグラウンドプレーンとの間において測定される。また、プローブが液体に接触するとき、電気容量の変化が検出される。
ピペットチップの形状は、改善された信号検出ができるように、ピペットチップ内に複数の電極を与えることにより改善され得る。電気容量は、1つ又は2つの電極と、下部グラウンドプレーンとの間において測定され得る。または、電気容量は、2つの電極の間において測定され得る。若しくは、電気抵抗は、2つの電極の間において測定され得る。複数の電極を有するピペットチップを含む、液面に基づく電気信号の検出の例が、「定量の液体を吸引するための装置」という表題の1991年9月3日に公開された米国特許5,045,286号に記載されている。この米国特許5,045,286号は、ノズルに配置されている2つの導電性部材を有するピペットチップを記載している。したがって、一方の電極は、ノズルアタッチメントからノズルの下端に向けて伸びる。また、他方の電極は、ノズルアタッチメントから所定の距離、又はノズルの下端より上方の高さまで伸びる。したがって、距離又は高さは、ノズルを通して吸引される定量の液体に対応する。また、米国特許5,045,286号は、このピペットチップを製造するための様々な方法を開示している。別の例が、「液体分注検査システム」という表題の2005年2月8日に公開された米国特許6,851,453号に記載されている。この米国特許6,851,453号は、互いに長手方向に離間している端部を有する2つの電極を備える、液体分注のためのプローブを記載している。信号は、液面の検出及び液体送達の検査のための2つの電極の間において測定される。別の例が、「液体検出ピペット」という表題の1996年8月27日に公開された米国特許5,550,059号に記載されている。この米国特許5,550,059号は、互いに絶縁されて、且つ同軸上に配置されている2つの導電性チューブによる液体分注のためのプローブを記載している。信号は、液面を検出するための2つの電極の間において測定される。
本明細書において、分注の適用に対する装置、システム、及び方法が開示されている。ある態様において、液体移送工程の間、導電性液体内のピペットチップの深さを自動的に保つための分注装置が記載されている。この分注装置は、開口部を含む固定端と、開口部を含む液体移送端と、外表面と、内表面とを有するピペットチップを備える。この外表面は絶縁体を含む。分注装置は、ピペットチップの外表面において、第1電極と第2電極を備える。この第1電極と第2電極は、絶縁体により分離されている。分注装置は、ピペットチップと動作できるように繋がるアクチュエータを支持するフレームを備える。ピペットチップは、フレームに対して垂直に配置されている。アクチュエータは、フレームに対してピペットチップの位置を調整するように構成されている。分注装置は、第1電極及び第2電極と電気的に接続している制御部を備える。第1電極と第2電極は、ピペットチップの外表面と接触する導電性液体に関連する信号を制御部に送るように構成されている。制御部は、信号に応じて、ピペットチップの位置を移動することをアクチュエータに指示するように構成されている。
一部の実施形態において、本明細書に記載されている第1電極と第2電極は、それぞれ、固定端から液体移送端に向かうピペットチップの長手方向の長さに沿って伸びる。他の実施形態において、本明細書に記載されている第1電極と第2電極は、それぞれ、固定端に近い位置において末端を有する。この位置において、第1電極と第2電極は制御部と電気的に接続している。一部の実施例において、本明細書に記載されている第1電極と第2電極は、それぞれ、液体移送端に近い位置において末端を有する。導電性液体は、この位置に達し得る。
一部の実施例において、本明細書に記載されている第1電極と第2電極からの信号は、導電性液体に関連する抵抗の大きさである。本明細書に記載されている第1電極と第2電極は、一部の場合、銅から、又は他の場合、導電性ポリプロピレンから形成され得る。
一部の実施形態において、分注装置は、第1電気的位置と第2電気的位置、及び第1電極と第2電極を制御部にそれぞれ繋げる第1電線と第2電線を備える。
本明細書において、別の態様における、液体移送工程の間、導電性液体内のピペットチップの深さを自動的に保つための方法が記載されている。代表的な方法は、分注装置を与えるステップを備える。この分注装置は、開口部を含む固定端と、開口部を含む液体移送端と、外表面と、内表面とを有するピペットチップを備える。この外表面は絶縁体を含む。分注装置は、ピペットチップの外表面において、第1電極と第2電極を備える。第1電極と第2電極は、絶縁体により分離されている。分注装置は、ピペットチップと動作できるように繋がるアクチュエータを支持するフレームを備える。ピペットチップは、フレームに対して垂直に配置されている。アクチュエータは、フレームに対してピペットチップの高さを変化させるように構成されている。分注装置は、第1電極及び第2電極と電気的に接続している制御部を備える。代表的な方法は、フレームに対して高さを固定されている容器を与えるステップを備える。この容器は、第1液面を有する導電性液体を保持している。代表的な方法は、第1電極と第2電極の少なくとも一部が導電性液体内に沈むように、ピペットチップを容器に配置するステップを備える。この配置するステップは、第1電極と第2電極、アクチュエータ、制御部、及び導電性液体の間において制御ループを形成する。代表的な方法は、第1電極と第2電極により、導電性液体に関する抵抗の変化を測定するステップと、第1電極と第2電極により、該変化に関して、信号を前記制御部に送るステップとを備える。制御部は、信号に応じて、前記ピペットチップを垂直に移動させることをアクチュエータに指示するように構成されている。
一部の実施例において、本明細書に記載されている方法は、前記ピペットチップにより、所定量の前記導電性液体を吸引するステップを備えてもよい。導電性液体は、吸引するステップの後、第2液面を有する。この方法は、第1電極と第2電極が導電性液体内に沈み続けるように、制御部により、ピペットチップを第2液面に対して移動することをアクチュエータに指示するステップを備える。一部の実施例において、本明細書に記載されている方法は、前記ピペットチップにより、所定量の前記導電性液体を分注するステップを備える。導電性液体は、分注するステップの後、第2液面を有する。この方法は、第1電極と第2電極が導電性液体内に沈み続けるように、制御部により、ピペットチップを第2液面に対して移動することをアクチュエータに指示するステップを備える。
一部の実施形態において、本明細書に記載されている方法は、制御ループにより、導電性液体の液面に対する所定の第2液面にピペットチップを保つステップを備える。
本明細書において、別の態様における、ピペットチップが記載されている。このピペットチップは、絶縁体から形成されるボディを備える。このボディは、外表面と、内表面とを備える。ピペットチップは、外表面に配置されている第1電極と、外表面に配置されている第2電極とを備える。この第2電極は、絶縁体により、第1電極から分離されている。
一部の場合、本明細書に記載されているボディは、装置固定端、及び装置固定端と反対側の液体移送端を備える。この液体移送端は液体移送開口部を備える。
一部の実施形態において、本明細書に記載されているピペットチップは、内表面に配置されている第3電極と第4電極を備える。
一部の場合、それぞれの電極又はすべての電極は、液体移送端から装置固定端に向かうボディの長手方向の長さに沿って伸び得る。他の場合、それぞれの電極又はすべての電極は、液体移送端から装置固定端に向かうボディの長手方向の長さよりも小さな距離を伸ばす。
一部の実施例において、本明細書に記載されている電極は、それぞれ、銅又は導電性ポリプロピレンから形成され得る。
一部の実施形態において、本明細書に記載されている電極は、それぞれ、電極の装置固定端に配置されている電気接触タブを備えてもよい。一部の実施例において、電気接触タブは、装置固定端の端部に向けて伸び得る、又はピペットチップの装置固定端を越えて伸び得る。
開示されている主題を一般的な用語で説明するため、参照が添付図面に対して行われる。この添付図面は、正確な比率である必要はない。
図1は、本発明の主題の代表的な実施形態に記載の液体処理装置の断面図を示す。 図2Aは、本発明の主題の代表的な実施形態に記載のピペットチップの側面図を示す。 図2Bは、本発明の主題の代表的な実施形態に記載のピペットチップの斜視図を示す。 図2Cは、本発明の主題の代表的な実施形態に記載のピペットチップの断面図を示す。 図3Aは、本発明の主題の代表的な実施形態に記載の液体処理装置に取り付けられているピペットチップの断面図を示す。 図3Bは、本発明の主題の代表的な実施形態に記載の液体処理装置に取り付けるためのピペットチップの分解図を示す。 図4Aは、本発明の主題の代表的な実施形態に記載の液体処理装置に取り付けられているピペットチップを有する図1の液体処理装置の概略図を示す。 図4Bは、本発明の主題の代表的な実施形態に記載の液体処理装置に取り付けられているピペットチップを有する図1の液体処理装置の側面図を示す。 図5Aは、本発明の主題の代表的な実施形態に記載の装置を用いる実施例の吸引する間において、測定された信号とシステム応答のグラフを示す。 図5Bは、本発明の主題の代表的な実施形態に記載の装置を用いる実施例の分注する間において、測定された信号とシステム応答のグラフを示す。 図6Aは、液面に対する異なる面、高さ、又は深さにおける代表的なピペットチップの側面図を示す。 図6Bは、液面に対する異なる面、高さ、又は深さにおける代表的なピペットチップの側面図を示す。 図6Cは、液面に対する異なる面、高さ、又は深さにおける代表的なピペットチップの側面図を示す。 図7は、プローブの抵抗の大きさを変化させることに応じて、液体内のピペットチップの深さを自動的に調整するように、図1の液体処理装置を用いる方法の実施例のフローチャートを示す。 図8Aは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の20μLのピペットチップの図を示す。 図8Bは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の20μLのピペットチップの図を示す。 図8Cは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の20μLのピペットチップの図を示す。 図8Dは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の20μLのピペットチップの図を示す。 図8Eは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の20μLのピペットチップの図を示す。 図9Aは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の20μLのピペットチップの図を示す。 図9Bは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の20μLのピペットチップの図を示す。 図9Cは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の20μLのピペットチップの図を示す。 図9Dは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の20μLのピペットチップの図を示す。 図9Eは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の20μLのピペットチップの図を示す。 図10Aは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の200μLのピペットチップの図を示す。 図10Bは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の200μLのピペットチップの図を示す。 図10Cは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の200μLのピペットチップの図を示す。 図10Dは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の200μLのピペットチップの図を示す。 図10Eは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の200μLのピペットチップの図を示す。 図11Aは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の200μLのピペットチップの図を示す。 図11Bは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の200μLのピペットチップの図を示す。 図11Cは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の200μLのピペットチップの図を示す。 図11Dは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の200μLのピペットチップの図を示す。 図11Eは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載の200μLのピペットチップの図を示す。 図12Aは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載のピペットチップの図を示す。 図12Bは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載のピペットチップの図を示す。 図12Cは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載のピペットチップの図を示す。 図12Dは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載のピペットチップの図を示す。 図12Eは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載のピペットチップの図を示す。
以下の主題が、添付図面を参照して後述される。この添付図面において、本発明の主題のすべてではない一部の実施形態を示す。全体を通して、同様の番号は同様の要素を参照する。本発明の主題は、多くの異なる形態で具体化されてもよく、以下の実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。正しくは、これらの実施形態は、本発明が、適用される法的要件を満足するように提供される。実際には、以下の本発明の主題の多くの変更と他の実施形態が、当業者に想到される。本発明の主題は、この当業者に関係しており、上述の記載と添付図面において示す教示の利益を有する。したがって、本発明の主題が特定の実施形態に限定されないこと、及び変更と他の実施形態が添付されている請求項の範囲内に含まれることが分かる。
一部の実施形態において、本発明の主題は、液体移送工程の間、液体内のピペットチップの深さを自動的に保つためのピペットチップと方法を提供する。本明細書のピペットチップと方法は、容器の形状を予め知ることなく、分注工程の間、リアルタイムで液面を自動的に探知することを提供し得る。すなわち、本発明のピペットチップと方法は、分注工程の間、液面の高さの変化を予測するため、実験機器の容器を予め知り、また明らかにする必要性を減らす、又は無くし得る。
本発明は、容器の形状を予め知ることなく、分注工程の間、液面が容器内で上昇又は下降するとき、液体内のピペットチップの深さを保つための方法を提供する。例えば、実験室において、特定の実験機器の容器を用いるための液体処理器のプログラムの知識又は経験を有さない使用者が、本発明のピペットチップと方法が組み込まれている自動的な液体処理器を容易に取り扱うことができる。使用者は、一連の液体処理工程の間、一致しており、且つ信頼性のあるピペットチップの深さから生じる、移送される体積の精度の向上を伴う使用の容易さの向上から利益を得る。
一部の実施形態において、本明細書のピペットチップと方法は、自動的な液体処理機器における分注工程の間、ピペットチップに対する液面を探知するように、ピペットチップ内に検出機構を有する。すなわち、本明細書のピペットチップは、ピペットチップの長さに沿って配置されている1対の電極を備える。1対の電極は、導電性液体内のピペットチップの深さと相関があり得る電気的なフィードバック(例えば、電極間の電気的な抵抗の大きさ)を与え得る。すなわち、ピペットチップの電極間の抵抗値は、液体内のピペットチップの深さに比例して変化する。
一部の実施形態において、本明細書のピペットチップと方法は、分注の結果の信頼性を保つ、又は向上させて、また自動的な液体処理機器を用いることの容易さを向上させ得る。
一部の実施形態において、本明細書に記載されているピペットチップと方法は、分注工程の一部の態様を自動化させることにより、自動的な液体処理機器の使用者の経験を向上させ得る。または、この分注工程は、使用者による機器の手動プログラムを必要とする。特に、ピペットチップと方法は、分注工程の間、リアルタイムで液面を自動的に探知する方法を提供することにより、実験機器の容器の形状を形成する、又は定める必要性をなくす、又は減少させ得る。また、本明細書に記載されているピペットチップと方法は、多くの場合、液体が追加される、又は液体が容器から取り除かれるとき、液面の高さの変化を予測するため、実験機器の容器を予め知り、また明らかにする必要性をなくし得る。
一部の実施形態において、本明細書に記載されているピペットチップと方法は、実質的に透明なピペットチップを提供する。したがって、使用者は、分注工程の間、ピペットチップ内のいずれかの液体を観察し得る。
図1は、本明細書に記載されているピペットチップと方法を利用するための液体処理装置1の実施例の側面図である。すなわち、液体処理装置1は、機械式液体処理装置である。液体処理装置1は、密閉されているエアボリューム4を通してノズル3と流体連結しているポンプ2を備える。一部の実施形態において、密閉されているボリュームはシステムの液体で満たされている。ノズル3は開口部32を有する。液体は、この開口部32を通して吸い上げられる、又はノズル3から排出される。また、一部の実施形態において、液体処理装置1は垂直方向の線形アクチュエータ5に固定され得る。この線形アクチュエータ5は、装置1の固定フレーム54に対する、且つ固定フレーム54に対して高さが固定されている容器6に対するノズル3の高さを制御し得る。一方、他の場合、線形アクチュエータ5は、他の方向に、例えば固定フレーム54に対して斜めに、又は対角線上に固定され得る。容器6は大量の液体61を保持している。線形アクチュエータ5は、ノズル3を液体61に挿入するため、液体処理装置1の高さを調整するように用いられ得る。したがって、ノズル3は液体61を吸引する、又は分注し得る。
液体61が、ノズル3を通して容器6から取り除かれる、又は容器6に加えられるとき、容器6内の液面(すなわち液面62)は下降又は上昇する。液体処理装置1の高さは、液面が変化するとき、空気を吸引することにより生じる移送体積の誤差を防ぐように、ノズル3の開口部が所定の深さで液体61内に沈み続けるように調整される必要がある。好ましくは、液体処理装置1の高さは、液面が、送られる体積の最大精度に対して変化するとき、ノズル3の開口部が液面62よりも下方の所定の深さを保つように制御される。
自動的な分注の適用において、ノズル3はピペットチップと呼称される。したがって、ノズル3はピペットチップ3と後述される。本発明の方法の実施形態において、ピペットチップ3からフィードバックされる電気信号は、液体61内のピペットチップ3の深さを検出するために用いられ得る。信号のフィードバックは、液面が容器6内で上昇及び下降するとき、液体61内のピペットチップ3の所定の深さを保つため、垂直線形アクチュエータ5を駆動する制御ループに対する入力としての役割を果たす。
本発明の方法は、ピペットチップ3内の導体の抵抗率を利用する。代表的な実施形態において、ピペットチップ3は、電気的入力を与えるためのピペットチップ電極31a,31bを含んでもよい。抵抗率は、材料が電流に対抗する程度を示す固有の材料特性である。材料のボディの全体抵抗は、以下の数1により算出されるように、その材料の抵抗率と形状に関係している。
Figure 0007339260000001
Rは抵抗(オーム)である。
ρは抵抗率(オーム・メートル)である。
lは電気的接点間のボディの長さ(メートル)である。
Aはボディの断面積(平方メートル)である。
したがって、電流が流れるボディの長さを変えることにより、測定されるボディの抵抗は比例的に変化することが分かる。
図2A,2B,2Cは、それぞれ、液面検出機構を含むピペットチップ3の実施形態の側面図、斜視図、断面図である。測定可能な抵抗を有する導電性電極(例えば、ピペットチップ電極31a,31b)が液体処置ピペットチップ3に設けられ得る。すなわち、本発明の方法において、2つの分離したピペットチップ電極31a,31bは、抵抗を測定するため、ピペットチップ3に含まれる。一部の実施形態において、2つのピペットチップ電極31a,31bは、固定端33から液体移送端34に向かうピペットチップ3の長手方向の長さに沿って伸びる。この方向のため、液体移送端34は、液体がピペットチップ3に吸引される、又はピペットチップ3から分注されるピペットチップ3の開口部32を備える。固定端33は、液体移送端(すなわち開口部32の末端)と反対側に配置されており、液体処理装置1と関わり、及び/又はピペットチップ3を液体処理装置1に固定するピペットチップ3の部分である。一部の実施形態において、2つのピペットチップ電極31a,31bは、ピペットチップ3の長手方向の長さを伸ばさない一方、ピペットチップ3の固定端33より下方に末端を有してもよい。したがって、一部の場合、ピペットチップ電極31a,31bの一方又は両方が、ピペットチップ3の長手方向の長さより小さい長さを有する。好ましくは、2つのピペットチップ電極31a,31bは、液体処理装置1との電気的接続が形成されるピペットチップ3の固定端33の近傍で末端を有する。この電気的接続の形状は変わり得る。一部の実施形態において、2つのピペットチップ電極31a,31bは、ピペットチップ3の液体移送端34より上方に末端を有してもよい。一方、液面探知はピペットチップ3の位置より下方においてできないことが分かる。両方のピペットチップ電極31a,31bが、このピペットチップ3の位置に向けて伸びる。最も良好な液体移送の結果を保証する一般的な実施に応じるため、非常に小さな長さのピペットチップ3だけが液体(液体61)に沈む。したがって、2つのピペットチップ電極31a,31bは、好ましくは、液面探知ができるように、ピペットチップ3の液体移送端34に向けて、又は液体移送端34の近傍に向けて伸びる。
一部の実施形態において、ピペットチップ電極31a,31bは、絶縁体37により互いに完全に分離される。また、両方のピペットチップ電極31a,31bは、ピペットチップ3の外側において液面を検出することができるように、ピペットチップの外表面36に向けて曝されている。また、いずれの導体も、ピペットチップ3の内側において液面の検出を防ぐように、ピペットチップの内表面35に向けて曝されていない。
一方、ピペットチップ3の形状は、外表面における電極だけに限定されない。代替として、電極は、本発明の目的と相反しないピペットチップ3のいずれかの表面に配置され得る。例えば、一部の実施形態において、ピペットチップ電極31a,31bは、ピペットチップ3の内側において液面を検出することができるように、ピペットチップの内表面35に設けられ得る。すなわち、較正されたピペットチップ3の内側の液面を測定して、較正された導電性液体の体積を測定することができる。他の実施形態において、ピペットチップ3の形状は、チップの外表面と内表面の両方において電極を含む。したがって、このような形状により、ピペットチップ3の外表面と内表面の両方において液面を検出できる。
一部の実施形態において、本明細書に記載されているピペットチップ3は、工程ごとの汚染を防ぐように使い捨てできる。一部の場合、ピペットチップ3は広範囲の化学物質に耐久性がある。例えば、一部の場合、ピペットチップ3は、ポリプロピレンから構成されている射出成形物である。ポリプロピレンは、優れた絶縁体であるため、2つのピペットチップ電極31a,31bを分離するための適切な絶縁体としての役割を果たす。一方、本発明は、ポリプロピレンだけから形成されているピペットチップ3に限定されない。正しくは、本発明の目的と相反しないいずれかの材料も用いられ得る。例えば、一部の実施形態において、本明細書に記載されているピペットチップ3は、ポリエチレン、ポリブチレン、又は他のポリオレフィンから形成され得る。以下の方法は、簡単と可読性のため、ピペットチップ3に対する材料としてのポリプロピレンに関連して記載される。一方、本発明は、他の適切な材料を除外するものとして解釈されるべきではない。
2つの電極を有するピペットチップを形成する1つの方法は、デュアルショット射出成形である。このデュアルショット射出成形は、ピペットチップ3のボディと内側コアを形成するための透明な絶縁ポリプロピレンの第1ショットと、2つの分離した導電性ピペットチップ電極31a,31bを形成するための導電性ポリプロピレンの第2ショットとを備える。これにより、2つの異なる材料から構成されている単一の部分又はユニットとなる。ポリプロピレンは、優れた絶縁体であるため、ピペットチップ3のボディを形成して、2つのピペットチップ電極31a,31bを分離するための第1ショットに対する適切な絶縁体である。ポリプロピレンは、当業者に知られている導電性カーボンブラック又は様々な無機導電体のような様々な導電性添加物の追加を通して、導体となるように形成され得る。したがって、ポリプロピレンは、2つの分離した導電性ピペットチップ電極31a,31bを形成するための第2ショットに対する適切な材料である。
上述のような2つの電極を有するピペットチップを形成する別の方法は、導電性材料によりピペットチップの外表面を選択的に覆うことである。これは、他の技術と共に、導電性インクをプリントすること、又は導電性樹脂を適用することを含んでもよい。好ましい実施形態において、ピペットチップ3のボディは、絶縁ポリプロピレンから構成されて、射出成形工程により製造される。電極は、導電性ポリプロピレンが、薄い導電性ストリップを形成するようにピペットチップの外表面にプリントされる第2工程において、ピペットチップに取り付けられる。この方法の1つの利点は、導電性ストリップが、ピペットチップの外表面の非常に小さい領域を覆うことにより、ピペットチップの大部分を透明な状態に保つことである。一部の場合、透明であることは、使用者が、分注工程の間、ピペットチップの内側のいずれかの液体を直接観察できるため、液体処理装置の使用者に対するピペットチップの好ましい特徴であってもよい。従来の導電性ピペットチップは完全に不透明である。また、ピペットチップの内側の液体は観察されることができない。
ピペットチップ3の導電性ピペットチップ電極31a,31bを形成するための材料の例は、限定されることなく、導電性ポリプロピレン樹脂、導電性エポキシ樹脂、導電性インク、銅などを含んでもよい。また、導電性ピペットチップ電極31a,31bを形成するために用いられる導電性材料は、適切な抵抗率を有する。したがって、全体抵抗は、電極ボディの長さと断面を考慮して、適切な分解能により測定され得る。例えば、ピペットチップの外表面36に取り付けられている銅の金属ワイヤから構成されている導体は、非常に特殊な機器を用いることなく、ピペットチップ3の長さに渡って測定可能な抵抗の変化を得るように僅かな抵抗率を有する。ピペットチップは、200μLの液体を保持して、導電性ポリプロピレン樹脂から構成されている電極を有して、水道水内に約2ミリメートル沈んでいる液体移送端34を備えてもよい。このピペットチップの全体抵抗の一般的な測定は、約50キロオームから約200キロオームまでの幅であってもよい。抵抗の許容範囲は、より大きい。
図3Aは、本明細書に記載されているピペットチップ3を液体処理装置1に取り付けることを示すブロック図である。したがって、図3Bは、液体処理装置1に取り付けるために構成されているピペットチップ3の実施例の側面図を示す。図3A,3Bに示す実施形態において、液体処理装置1のピペットチップ接続点12は、1対のピペットチップ電極31a,31bと、電気制御部7に繋がるワイヤ13との間において、電気的信号を導くための1対の電気的接点11a,11bを含む。ピペットチップ3の取り付けの間、2つの電気的接点11a,11bは、それぞれ、ピペットチップ3の対応するピペットチップ電極31との良好な電気的接続状態になるしたがって、ピペットチップ3の両方のピペットチップ電極31a,31bは、電気的接点11a,11bにより、電気制御部7に接続している。特に、電気的接点11aはピペットチップ電極31aと接続している。また、電気的接点11bはピペットチップ電極31bと接続している。電気的接点11a,11bは、ピペットチップ3が液体処理装置1に取り付けられる度、信頼性のある電気的接続がピペットチップ電極31a,31bに形成されることを保証するため、ばねで留められている。一部の実施形態において、電気的接点11a,11bがピペットチップ電極31a,31bと良好な電気的接続状態になるため、ピペットチップ3が液体処理装置1と適切な方向に確実に取り付けられることを保証するように、機構又は方法が実施されている。また、ピペットチップ3は、適切なピペットの性能を保証するため、ポンプ2と繋がる導管の確実な密閉を保証する機構により、液体処理装置1と結合する。上述のように、ピペットチップ3は、固定端33において、液体処理装置1と結合する。この機構と方法の形状と方向は変わり得る。また、この機構と方法の固有の特徴は本発明の範囲から外れる。
ピペットチップ3が液体処理装置1に取り付けられていない状態では、液体処理装置1における2つの電気的接点11a,11bの間の回路は開いている。また、電流は流れることができない。すなわち、測定される抵抗は非常に大きい。適切なピペットチップ3が液体処理装置1と適切に取り付けられている状態では、2つの電気的接点11a,11bの間の回路は開き続けている。一方、信号の僅かな変化が、2つの導体の間において検出され得る。したがって、分注工程を進める前に、適切に取り付けられているピペットチップ3が存在することが確認され得る。
分注工程の間、ピペットチップ3が導電性液体内に沈むとき、ピペットチップ3に設けられているピペットチップ電極31a,31bは、導電性液体を通して電気的に接続している。この接続は、形成されるとき、電気制御部7と、ピペットチップ接続点12における電気的接点11a,11bと、ピペットチップ電極31a,31bと、導電性液体61との間のプローブ液体閉回路となり、電気制御部7により測定される信号の大きな変化を生じる。液体内のピペットチップ3の深さが変化するとき、導電性液体が2つのピペットチップ電極31a,31bを接続する位置が、ピペットチップ3の長さに沿って変化する。したがって、回路内のピペットチップ電極31a,31bの有効な長さが変化する。そのため、回路内のピペットチップ電極31a,31bの抵抗は、液体(例えば、液体61)内のピペットチップ3の深さに比例して変化する。
参照抵抗値が特定の深さで得られている場合、該特定の深さが保たれ得る。連続的な抵抗の大きさが、設定値における参照抵抗値を保つために調整される垂直線形アクチュエータ5を駆動する制御ループに対する入力として用いられ得る。液面がピペットチップにおいて上昇又は下降するとき、抵抗の大きさは、それぞれ、下降又は上昇する。また、ピペットチップ3の高さは、液面が変化するとき、抵抗値及びピペットチップ3の深さを保つために調整され得る。
プローブ液体回路の抵抗の測定は、当業者が分かるような様々な方法で行われ得る。一部の実施形態において、ピペットチップ回路の未知の抵抗が、既知の入力電圧、及び電圧分配回路とアナログ-デジタル信号処理装置により既知の抵抗を参照して測定され得る。
測定される入力信号は直流と交流の形態で生じ得る。一部の実施形態において、交流信号は、システムの性能を向上させるために用いられる。直流信号を利用する一部の実施形態において、導電性液体内に沈むピペットチップ電極31の導電率は、イオン液体内で所定時間を越えると低下し得る。交流を用いることは、ピペットチップ電極の付着物を防ぐことが分かる。
一部の実施形態において、交流電圧信号は、従来のアナログ-デジタル信号処理の前に、交流電圧信号の二乗平均平方根を得ることにより、直流電圧として単純に捉えられ得る。好ましい実施形態において、交流信号はロックイン増幅により捉えられる。この方法は、ノイズが非常に大きい入力からも、既知の基準周波数を含む信号を抽出することができる。この方法は、同様の、又は異なる機能を実施する隣接した装置からの干渉の間であっても、所望の信号を分離するために効果的である。得られる直流信号は、一般的なアナログ-デジタル変換により処理され得る。
本明細書に記載されている方法は、電流がピペットチップ電極31a,31bの間で流れるように、導電性液体にだけ対応する。非導電性液体に対して、従来の液面探知が必要である。これは、実験機器の形状が、分注工程の間、液面の移動を予測するより前にプログラムされる必要があることを示す。一方、本明細書に記載されている方法は、非導電性液体と共に分注工程において用いられる実験機器の容器の形状を較正する高速且つ便利な方法として実施され得る。較正方法は、導電性液体による液面の検出及び探知により、容器の形状を測定することを含む。この較正方法は、容器の形状を定めるための煩雑な測定がない。較正された形状は、非導電性液体による液面探知、及び本明細書に記載されている2つの電極の特徴がない従来のピペットチップによる液面探知を行うために有用であってもよい。
本発明において、ピペットチップ、例えば図1~3Bを参照して上述するピペットチップ3による分注工程の間、液面を自動的に探知する方法の実施例は、図4A~4Bを参照して詳細に記載される。
図4Aを参照して、取り付けられているピペットチップ3を含む図1の液体処理装置1についてブロック図を示す。また、図4Bは、取り付けられているピペットチップ3を含む図1の液体処理装置1の実施例の側面図を示す。
図示するように、本明細書に記載されている液体処理装置1は、限定することなく、ポンプ2、(図1~3Bにおいて)ポンプ2と繋がる導管と密閉接続している上述のようなピペットチップ3、ピペットチップ電極31a,31bと電気的接続している装置1を管理する電気制御部7、及び装置1を垂直に移動させ得る垂直線形アクチュエータ5を含む。ポンプ2は、正圧又は負圧を与えるいずれかの機構であってもよい。実施例において、ポンプ2はシリンジポンプであってもよい。図4A,4Bに示すように、シリンジポンプ2は、限定することなく、モータ21、シリンジ22、線形モーションガイド23、及び主ねじ24を含み得る。図4A,4Bに示すように、垂直線形アクチュエータ5は、限定することなく、モータ51、線形モーションガイド52、主ねじ53、及び装置1の固定フレーム54に対するアタッチメントを含み得る。電気制御部7は、上述の電気的機能及び他の機能を行うため、限定することなく、信号の生成、信号の受信、信号の処理、動作コマンドの送信、及びデータの処理を可能にするマイクロコントローラであってもよい。
一部の実施形態において、本明細書に記載されている方法は、ピペットチップ接続点12において、適切なピペットチップ3がシステムと正しく接続していることを確認するため、電気的接点11a,11b間の抵抗を測定する電気制御部7から始まる。適切なピペットチップ3が正しく接続しているとき、この方法は継続し得る。
一部の実施形態において、本明細書に記載されている方法は、当業者に知られているいずれかの自動的な方法を用いて、ピペットチップ3を(図1に示す)液面62に向けて下げることにより始まる。例えば、ピペットチップ3は液体に向けて所望の深さまで下げられる。所望の深さは、一般的に、空気が吸引されることを保証するために十分な深さである。例えば、ピペットチップ3の端部は、液面62より下方の約1~2mmであってもよい。電気制御部7は、垂直位置制御ループにおける設定値として用いられる参照抵抗値を定めるため、ピペットチップ3の抵抗を測定する。液体61が非導電性であることが分かる場合、自動的に探知する方法は取り消される。また、容器6の形状は、適切な探知を保証するため、機器にプログラムされる必要がある。
一部の実施形態において、液体61におけるピペットチップ3の深さは、抵抗の大きさを入力として用いる垂直位置制御ループにより保たれる。吸引の間における一般的な抵抗信号、及び関連している垂直アクチュエータの応答を図5Aのグラフ200に示す。制御ループは、グラフ200に示すピペットチップ3の参照抵抗設定値81aを保つため、垂直線形アクチュエータ5を駆動する。容器内の液面が下降するとき、ピペットチップ3の液面も下がり、抵抗の大きさは増加する。一部の場合、ピペットチップ3における抵抗の増加は、電気制御部7により測定されるA/Dカウントにおける減少として捉えられる。抵抗の大きさがグラフ200に示す閾値82aを越えて増加するとき、すなわちA/Dカウントが閾値82aより下がるとき、電気制御部7は、液面を探知して、且つ参照抵抗設定値81aを保つように試みるため、垂直線形アクチュエータ5が、閾値83aにおけるZ位置に向けて下向きにピペットチップ3を駆動させるように指示することにより応答する。ポンプ2がピペットチップ3に向けて液体を吸引するとき、容器6内の液面61の高さが変化するだけである。吸引が完了に近づくと、ピペットチップ3の液面は、安定して、且つグラフ200に示す設定値84に戻る。これにより、グラフ200に示す新しい液面85と一致するZ位置においてピペットチップを安定させる。
分注の間における一般的な抵抗信号、及び関連している垂直アクチュエータ5の応答を図5Bのグラフ210に示す。参照抵抗設定値81bが定められた後、容器内の液面が上昇するとき、ピペットチップの液面は上昇して、抵抗の大きさは減少する。抵抗の減少によって、電気制御部7により測定されるA/Dカウントの増加をもたらす。A/D信号が閾値82bを上回るとき、電気制御部7は、参照抵抗設定値81bを保つように試みて、液面を探知するため、垂直線形アクチュエータ5が、閾値83bにおけるZ位置に向けて上向きにピペットチップ3を駆動させるように指示することにより応答する。
当業者は、様々な制御ループ技術が適用され得ることが分かる。例えば、制御ループは比例的に制御され得る。これは、抵抗信号の緩やかな変化がZ位置の緩やかな変化をもたらすことを示す。また、抵抗の急激な変化はZ位置の急激な変化をもたらす。
また、図6A,6B,6Cは、液面61(すなわち液面62)に対する異なる面、高さ、又は深さにおけるピペットチップ3の例の側面図を示す。すなわち、図6Aは、参照深さDRにおけるピペットチップ3を示す。この参照深さDRは、例えば、分注工程の間、ピペットチップ3が保持される所望の深さである。ピペットチップ3はプローブ抵抗値RPを有する。ピペットチップ3は、参照深さDRであるとき、参照プローブ抵抗値RPとして測定されて、且つ記録される所定のプローブ抵抗値RPを有する。液面61が変化して、且つ測定されるプローブ抵抗値RPが変化するとき、ピペットチップ3のZ位置は、参照深さDRと参照プローブ抵抗値RPが分かるまで、上向き又は下向きに調整され得る。例えば、図6Bは、参照深さDRより小さな深さのピペットチップ3を示す。したがって、プローブ抵抗値RPは参照プローブ抵抗値RPより大きい。このプローブ抵抗値RPにより、電気制御部7はピペットチップ3のZ位置を参照深さDRに達するまで下向きに調整する。同様に、図6Cは、参照深さDRより大きな深さのピペットチップ3を示す。したがって、プローブ抵抗値RPは参照プローブ抵抗値RPより小さい。このプローブ抵抗値RPにより、電気制御部7はピペットチップ3のZ位置を参照深さDRに達するまで上向きに調整する。
図7は、プローブの抵抗の大きさを変化させることに応じて、液体内のピペットチップの深さを自動的に調整するように、本明細書に記載されている液体処理装置を用いる方法300の実施例のフローチャートを示す。したがって、方法300は、容器の形状を予め知っていてもいなくても、分注工程の間、液面が容器内で上昇又は下降しても、液体内のピペットチップ3の深さを自動的に保持するために用いられ得る。方法300は、限定することなく、以下のステップを含んでもよい。
ステップ310において、ピペットチップ内の液面を検出するための機構を有する分注装置が与えられる。例えば、本明細書に記載されている液体処理装置1とピペットチップ3が与えられる。ピペットチップ3は、ピペットチップ3の長さに沿う2つのピペットチップ電極31a,31bを含む。2つのピペットチップ電極31a,31bは、導電性液体内のピペットチップの深さと相関があり得るプローブ抵抗値RP(図6A,6B,6C参照)のような電気的なフィードバック(例えば、電極間の電気抵抗の大きさ)を与える。すなわち、ピペットチップ電極の抵抗は、液体内のピペットチップの深さに比例して変化する。
ステップ315において、処理される導電性液体を保持する容器が与えられる。例えば、液体処理装置1において、大量の液体61を保持する容器6が与えられる。
ステップ320において、分注装置のピペットチップは容器に配置されている。したがって、分注装置の液面検出機構は、所望且つ既知の深さで導電性液体内に沈められる。例えば、図6Aを参照して、液体処理装置1のピペットチップ3は容器6に配置されている。したがって、ピペットチップ3は、参照深さDRのような所望且つ既知の深さで導電性液体61内に沈められる。
ステップ325において、参照プローブ抵抗の大きさは記録される。例えば、図6Aを参照して、電気制御部7を用いて、参照プローブ抵抗値RPは測定されて、且つ記録される。
ステップ330において、分注工程は、ピペットチップにおける液面を検出するための機構を有する分注装置を用いて行われる。例えば、分注工程は、液体処理装置1のピペットチップ3を用いて行われる。このとき、容器内の液面は、導電性液体61内のピペットチップ3のZ位置に対して上昇又は下降し得る。また、このステップにおいて、電気制御部7は、ピペットチップ3のプローブ抵抗値RP(図6A,6B,6C参照)を連続的に測定する。
ステップ335において、容器内の分注装置のピペットチップの位置は、参照プローブ抵抗の大きさと比較して、プローブ抵抗の大きさに基づいて調整される。例えば、図6Bを参照して、液面がピペットチップ3に対して下降するとき、プローブ抵抗値RPは増加する。プローブ抵抗値RPを増加させることに応じて、電気制御部7は、ピペットチップ3のZ位置を参照深さDRに達することにより参照プローブ抵抗値RPに達するまで下向きに調整する。例えば、図6Cを参照して、液面がピペットチップ3に対して上昇するとき、プローブ抵抗値RPは減少する。プローブ抵抗値RPを減少させることに応じて、電気制御部7は、ピペットチップ3のZ位置を参照深さDRに達することにより参照プローブ抵抗値RPに達するまで上向きに調整する。
また、図1~7を参照して、ピペットチップ内の複数の導電性ボディが知られて、液体に対するノズルの一部の状態を定める導電性ボディの間の抵抗の大きさが知られる一方、本明細書に記載されているピペットチップと方法は、液体内のノズル(すなわちピペットチップ3)の所定の深さを保持するように、位置制御ループに対するアナログ入力として抵抗を測定するための機構を与え得る。一方、従来の方法は、ノズルにおける2つの導電性ボディの間の抵抗の大きさが、2つの状態の内の一方を定めるオン/オフデジタル計測として捉えられることに限定される。
また、図1~7を参照して、本明細書に記載されているピペットチップと方法は、従来の液体処理システムにない有益な特徴を与え得る。例えば、導電性ボディの特徴は、限定することなく、ピペットチップの外表面に2つの導電性ボディを含んでもよい。この2つの導電性ボディにより、ピペットチップの長さを実質的に伸ばす。すなわち、2つの導電性ボディは、チップが装置と電気的及び空気圧的に接続している頂部(固定端)から、チップが液体に沈んでいる底部(液体移送端)に向けて伸び得る。同様に、導電性ボディの特徴は、限定することなく、ピペットチップの内表面に2つの導電性ボディを含んでもよい。この2つの導電性ボディにより、ピペットチップの長さを実質的に伸ばす。
図8A,8B,8C,8D,8Eは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載のピペットチップ3の様々な図を示す。すなわち、図8Aは斜視図である。図8Bは平面図である。図8Cは側面図である。図8Dはチップ端部から見た端面図である。また、図8Eはピペットチップ3の端部から見た端面図である。図8A,8B,8C,8D,8Eに示すピペットチップ3は、20μLのピペットチップの実施例である。この実施例が20μLのピペットチップに関連している一方、この大きさは単なる例であり、本発明の目的に関連する他の大きさも考えられる。
20μLのピペットチップ3は1対の電極(例えばピペットチップ電極31a,31b)を含む。この実施例において、ピペットチップ電極31a,31bは、20μLのピペットチップ3の外表面において、20μLのピペットチップ3の長さに実質的に沿う細長い電極である。また、ピペットチップ電極31は、それぞれ、タブ(又は耳)30を通して、20μLのピペットチップ3の固定端33の近傍で末端を有する。すなわち、ピペットチップ電極31aはタブ(又は耳)30aを通して末端を有する。同様に、ピペットチップ電極31bはタブ(又は耳)30bを通して末端を有する。タブ(又は耳)30a,30bは、20μLのピペットチップ3の固定端33を越えて伸びる。タブ(又は耳)30a,30bは、20μLのピペットチップ3と液体処理装置1との間において電気的接続を与える。また、ピペットチップ電極31a,31bは、絶縁体37により互いに完全に分離されている。
図9A,9B,9C,9D,9Eは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載のピペットチップ3の様々な図を示す。すなわち、図9Aは斜視図である。図9Bは平面図である。図9Cは側面図である。図9Dはチップ端部から見た端面図である。また、図9Eはピペットチップ3の端部から見た端面図である。図9A,9B,9C,9D,9Eに示すピペットチップ3は、20μLのピペットチップの別の実施例である。
図9A,9B,9C,9D,9Eに示す20μLのピペットチップ3は、タブ(又は耳)30a,30bが20μLのピペットチップ3の固定端33を越えて伸びないことを除いて、図8A,8B,8C,8D,8Eに示す20μLのピペットチップ3と実質的に同じである。
図10A,10B,10C,10D,10Eは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載のピペットチップ3の様々な図を示す。すなわち、図10Aは斜視図である。図10Bは平面図である。図10Cは側面図である。図10Dはチップ端部から見た端面図である。また、図10Eはピペットチップ3の端部から見た端面図である。図10A,10B,10C,10D,10Eに示すピペットチップ3は、200μLのピペットチップの実施例である。この実施例が200μLのピペットチップに関連している一方、この大きさは単なる例であり、本発明の目的に関連する他の大きさも考えられる。
200μLのピペットチップ3は1対の電極(例えばピペットチップ電極31a,31b)を含む。この実施例において、ピペットチップ電極31a,31bは、200μLのピペットチップ3の外表面において、200μLのピペットチップ3の長さに実質的に沿う細長い電極である。また、ピペットチップ電極31は、それぞれ、タブ(又は耳)30を通して、200μLのピペットチップ3の固定端33の近傍で末端を有する。すなわち、ピペットチップ電極31aはタブ(又は耳)30aを通して末端を有する。同様に、ピペットチップ電極31bはタブ(又は耳)30bを通して末端を有する。タブ(又は耳)30a,30bは、200μLのピペットチップ3の固定端33を越えて伸びる。タブ(又は耳)30a,30bは、200μLのピペットチップ3と液体処理装置1との間において電気的接続を与える。また、ピペットチップ電極31a,31bは、絶縁体37により互いに完全に分離されている。
図11A,11B,11C,11D,11Eは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載のピペットチップ3の様々な図を示す。すなわち、図11Aは斜視図である。図11Bは平面図である。図11Cは側面図である。図11Dはチップ端部から見た端面図である。また、図11Eはピペットチップ3の端部から見た端面図である。図11A,11B,11C,11D,11Eに示すピペットチップ3は、200μLのピペットチップの別の実施例である。
図11A,11B,11C,11D,11Eに示す200μLのピペットチップ3は、タブ(又は耳)30a,30bが200μLのピペットチップ3の固定端33を越えて伸びないことを除いて、図10A,10B,10C,10D,10Eに示す200μLのピペットチップ3と実質的に同じである。
図12A,12B,12C,12D,12Eは、本発明の主題の別の代表的な実施形態に記載のピペットチップ3の様々な図を示す。すなわち、図12Aは斜視図である。図12Bは平面図である。図12Cは側面図である。図12Dはチップ端部から見た端面図である。また、図12Eはピペットチップ3の端部から見た端面図である。図12A,12B,12C,12D,12Eに示すピペットチップ3は、200μLのピペットチップの実施例である。ピペットチップ電極31a,31bは、200μLのピペットチップ3の内表面に配置されている。一部の実施形態において、図12A~12Eに示すように、電極31a,31bは内表面にだけ配置されている。一方、他の実施形態において、本明細書に記載されているピペットチップ3は、ピペットチップ3の内表面35と外表面36の両方に電極を備えてもよい。これらの実施形態において、第1電極、第2電極、第3電極、第4電極のような4つの電極がある。第1電極と第2電極はピペットチップ3の外表面36に配置されている。第3電極と第4電極はピペットチップ3の内表面35に配置されている。
また、図1~12Eを参照して、本発明のピペットチップ3を形成する複数の方法がある。実施例において、ピペットチップ3はデュアル射出成形工程を用いて形成される。別の実施例において、ピペットチップ3は、導電性ポリプロピレンストリップをチップの側面にプリントするように、3Dプリント工程を用いて形成される。別の実施例において、ピペットチップ3は、「一定の大量の液体を吸引するための装置」という表題の1991年9月3日に提出された米国特許5,045,286号を参照して記載されている方法に従って形成され得る。別の実施例において、ピペットチップ3は、「導電性ピペットチップ」という表題の2016年5月24日に提出された米国特許9,346,045号を参照して記載されている方法に従って形成され得る。
長期間の特許法条約に従って、「ある」及び「所定の」という用語は、請求項を含む本発明において用いられるとき、「1つ以上」を示す。したがって、例えば、「主題」は、文脈が明確に反しない限り(例えば、複数の主題など)、複数の主題を含む。
本明細書及び請求項を通して、「備える」という用語は、文脈が他を必要とする場合を除いて、非排他的な意味で用いられる。同様に、「含む」という用語、及び「含む」の文法的な変形は、限定されないことを目的としている。したがって、リスト内の項目を記述することは、列挙された項目の代わりになる、又は追加され得る他の項目を除外しない。
本明細書及び添付されている請求項の目的に対して、他の指示がない限り、本明細書及び請求項で用いられる量、大きさ、寸法、比率、形状、定式、パラメータ、割合、数、特性、及び他の数値のすべての表現は、すべての場合、「約」という用語が、値、量、又は範囲と共に明確に表現されないとしても、「約」という用語により修飾されると分かる。したがって、反対の指示がない限り、以下の明細書及び添付されている請求項に記載されている数字のパラメータの集合は、強いられる必要がない一方、本発明の主題により得られるように求められる所望の特性に応じて、適切、及び/又は要求に対して大きく、又は小さくなる反射の公差、変換係数、数字の丸め、測定誤差など、及び当業者に知られている他の要素である。例えば、「約」という用語が、値を参照するとき、一部の実施形態において、所定の量に対して±100%、±50%、±20%、±10%、±5%、±1%、±0.5%、±0.1%を含むことを示し得る。したがって、この変化は、本発明の方法を行う、又は本発明の構成を用いることに適切である。
また、「約」という用語は、1以上の数字又は数字の範囲に関して用いられるとき、範囲内のすべての数字を含み、すべての数字を参照して理解されて、また数値より大きな、または小さな境界を広げることにより、範囲を調整する。端点により数字の範囲を記載することは、範囲に含まれるすべての数字、例えばすべての整数を含み、また小数(例えば、1,2,3,4,5を含む1~5の記述、及び例えば、1.5,2.25,3.75,4.1などの小数)を含み、さらに該範囲内のいずれかの範囲を含む。
上述の主題が、明確性のため、図と実施例により詳細に記載される一方、所定の変更と修正が、添付されている請求項の範囲内で実施され得ることが、当業者により分かる。

Claims (12)

  1. 液体移送工程の間、導電性液体内のピペットチップの深さを自動的に保つことと液面探知のための分注装置であって、
    開口部を含む固定端と、開口部を含む液体移送端と、外表面と、内表面とを有するピペットチップを備えており、
    前記外表面は絶縁体を含んでおり、
    前記分注装置は、前記ピペットチップの前記外表面において、第1電極と第2電極を備えており、
    前記第1電極と前記第2電極は、前記絶縁体により分離されており、
    前記分注装置は、前記ピペットチップと動作できるように繋がるアクチュエータを支持するフレームを備えており、
    前記ピペットチップは、前記フレームに対して垂直に配置されて、
    前記アクチュエータは、前記フレームに対して前記ピペットチップの位置を調整するように構成されており、
    前記分注装置は、前記第1電極及び前記第2電極と電気的に接続している制御部を備えており、
    前記第1電極と前記第2電極は、前記ピペットチップの前記外表面と接触する導電性液体に関連する信号を前記制御部に送るように構成されており、
    前記制御部は、前記信号に応じて、前記ピペットチップの位置を移動することを前記アクチュエータに指示するように構成されており、
    前記アクチュエータは、前記第1電極及び前記第2電極と電気的に接続している前記制御部に電気的に接続している垂直線形アクチュエータであって、
    前記垂直線形アクチュエータは前記制御部から抵抗測定値入力を受信して、
    前記分注装置は、
    線形モーションガイドであって、前記垂直線形アクチュエータが前記線形モーションガイドに沿って移動するための前記線形モーションガイドと、
    前記垂直線形アクチュエータを前記線形モーションガイドに沿って移動させるように構成されている主ねじと、
    前記導電性液体を吸引と分注のため、前記制御部に電気的に接続しているポンプと、を備えており、
    液体移送工程における液体の吸引と分注の間、前記制御部は、前記抵抗測定値入力の変化に従って、前記アクチュエータの前記線形モーションガイドに沿うZ方向の移動を制御するように、前記抵抗測定値入力を前記アクチュエータに与えて、前記液体移送工程の間、前記導電性液体内の前記ピペットチップの所定の深さを保つことを特徴とする分注装置。
  2. 前記第1電極と前記第2電極は、それぞれ、前記固定端から前記液体移送端に向かう前記ピペットチップの長手方向の長さに沿って伸びることを特徴とする、請求項1の分注装置。
  3. 前記第1電極と前記第2電極は、それぞれ、前記固定端に近い位置において末端を有しており、
    前記位置において、前記第1電極と前記第2電極が前記制御部と電気的に接続していることを特徴とする、請求項1の分注装置。
  4. 前記第1電極と前記第2電極は、それぞれ、前記液体移送端に近い位置において末端を有しており、
    導電性液体が前記位置に達し得ることを特徴とする、請求項1の分注装置。
  5. 前記第1電極と前記第2電極からの前記信号は、導電性液体に関連する抵抗の大きさであることを特徴とする、請求項1の分注装置。
  6. 前記第1電極と前記第2電極は、銅から形成されることを特徴とする、請求項5の分注装置。
  7. 前記第1電極と前記第2電極は、導電性ポリプロピレンから形成されることを特徴とする、請求項5の分注装置。
  8. 第1電気的位置と第2電気的位置、
    及び前記第1電極と前記第2電極を前記制御部にそれぞれ繋げる第1電線と第2電線を備える、請求項1の分注装置。
  9. 液体移送工程の間、導電性液体内のピペットチップの深さを自動的に保つことと液面探知のための方法であって、
    分注装置を与えるステップを備えており、
    前記分注装置は、開口部を含む固定端と、開口部を含む液体移送端と、外表面と、内表面とを有するピペットチップを備えて、
    前記外表面は絶縁体を含んで、
    前記分注装置は、前記ピペットチップの前記外表面において、第1電極と第2電極を備えて、
    前記第1電極と前記第2電極は、前記絶縁体により分離されて、
    前記分注装置は、前記ピペットチップと動作できるように繋がる垂直線形アクチュエータを支持するフレームを備えて、
    前記ピペットチップは、前記フレームに対して垂直に配置されて、
    前記垂直線形アクチュエータは、前記フレームに対して前記ピペットチップの高さを変化させるように構成されて、
    前記分注装置は、前記第1電極及び前記第2電極と電気的に接続している制御部を備えており、
    前記方法は、前記フレームに対して高さを固定されている容器を与えるステップを備えており、
    前記容器は、第1液面を有する導電性液体を保持しており、
    前記方法は、前記第1電極と前記第2電極の少なくとも一部が前記導電性液体内に沈むように、前記垂直線形アクチュエータによって、前記ピペットチップを前記容器に配置するステップを備えており、
    前記配置するステップは、前記第1電極と前記第2電極、前記垂直線形アクチュエータ、前記制御部、及び前記導電性液体の間において制御ループを形成しており、
    前記方法は、
    前記第1電極と前記第2電極により、前記導電性液体に関する抵抗の変化を測定するステップと、
    前記第1電極と前記第2電極により、前記変化に関して、信号を前記制御部に送るステップとを備えており、
    前記制御部は、前記信号に応じて、前記ピペットチップを垂直に移動させることを前記垂直線形アクチュエータに指示するように構成されており、
    前記方法は、前記垂直線形アクチュエータをZ方向に制御することによって、前記液体移送工程の間、前記導電性液体内の前記ピペットチップを所定の深さに保つステップを備える、ことを特徴とする方法。
  10. 前記方法は、前記ピペットチップにより、所定量の前記導電性液体を吸引するステップを備えており、
    前記導電性液体は、前記吸引するステップの後、第2液面を有しており、
    前記方法は、前記第1電極と前記第2電極が前記導電性液体内に沈み続けるように、前記制御部により、前記ピペットチップを前記第2液面に対して移動することを前記アクチュエータに指示するステップを備えることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 前記方法は、前記ピペットチップにより、所定量の前記導電性液体を分注するステップを備えており、
    前記導電性液体は、前記分注するステップの後、第2液面を有しており、
    前記方法は、前記第1電極と前記第2電極が前記導電性液体内に沈み続けるように、前記制御部により、前記ピペットチップを前記第2液面に対して移動することを前記アクチュエータに指示するステップを備えることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  12. 前記制御ループにより、前記導電性液体の液面に対する所定の第2液面に前記ピペットチップを保つステップを備える、請求項9に記載の方法。
JP2020535985A 2017-12-28 2018-12-20 液体内のピペットチップの深さを自動的に保つためのピペットチップ及び方法 Active JP7339260B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201762611161P 2017-12-28 2017-12-28
US62/611,161 2017-12-28
PCT/US2018/066714 WO2019133424A1 (en) 2017-12-28 2018-12-20 Pipette tip for and method of automatically maintaining pipette tip depth in a fluid

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021509173A JP2021509173A (ja) 2021-03-18
JP7339260B2 true JP7339260B2 (ja) 2023-09-05

Family

ID=67068079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020535985A Active JP7339260B2 (ja) 2017-12-28 2018-12-20 液体内のピペットチップの深さを自動的に保つためのピペットチップ及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US11819840B2 (ja)
EP (1) EP3731967A4 (ja)
JP (1) JP7339260B2 (ja)
CN (2) CN111565849B (ja)
WO (1) WO2019133424A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3501654B1 (en) * 2017-12-22 2021-08-25 Tecan Trading Ag Pipetting apparatus with a pipette tube and method for detecting a liquid within an intermediate section of pipette tube
CN114341648B (zh) 2019-09-06 2026-01-09 基础科学公司 用于在阀门处捕获流体的系统和方法
CN110529355B (zh) * 2019-09-09 2021-05-28 英华达(上海)科技有限公司 液量控制装置及应用其的液量控制方法
US11927508B1 (en) * 2020-01-21 2024-03-12 Elemental Scientific, Inc. System and method for handling small samples with multiple vacuum configurations
EP4521120B1 (en) * 2020-12-21 2026-04-01 Tecan Trading AG Iterative liquid aspiration
KR102369417B1 (ko) 2021-08-20 2022-03-07 주식회사 에이블랩스 액체 핸들링 장치
JPWO2024024723A1 (ja) * 2022-07-26 2024-02-01
CN115265712B (zh) * 2022-09-27 2023-01-17 河北中检之星仪器仪表有限公司 一种液位探测方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008197037A (ja) 2007-02-15 2008-08-28 Yaskawa Electric Corp 分注装置およびそのコントローラと分注方法
US20130136672A1 (en) 2009-10-19 2013-05-30 Eppendorf Ag Electrically Conductive Pipette Tip

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1268814A (en) * 1984-06-13 1990-05-08 Larry Wayne Moore Apparatus and methods for fluid level sensing
JPS6146468U (ja) * 1984-08-31 1986-03-28 日本電子株式会社 ピペツト機構
US4736638A (en) 1985-12-20 1988-04-12 Beckman Instruments, Inc. Liquid level sensor
JPH01216268A (ja) * 1988-02-25 1989-08-30 Olympus Optical Co Ltd 液体分注装置
US5045286A (en) * 1988-02-25 1991-09-03 Olympus Optical Co., Ltd. Device for aspirating a fixed quantity of liquid
JPH01242967A (ja) * 1988-03-24 1989-09-27 Olympus Optical Co Ltd 液面検知用電極付ディスポーザブルノズル
JP2776893B2 (ja) * 1989-06-21 1998-07-16 株式会社日立製作所 自動分析装置
EP0588791A1 (en) * 1991-06-13 1994-03-30 ARS Holding 89 N.V. Pipetting probe with reduced reagent carryover
FR2678379B1 (fr) * 1991-06-28 1993-09-03 Guigan Jean Dispositif pour prelever et restituer une quantite predeterminee d'un liquide.
JP3043510B2 (ja) * 1992-02-05 2000-05-22 シスメックス株式会社 試料攪拌吸引装置
JPH0577765U (ja) * 1992-03-21 1993-10-22 株式会社島津製作所 自動化学分析装置のサンプリング装置
US5550059A (en) 1994-02-23 1996-08-27 Bayer Corporation Fluid sensing pipette
JP3158054B2 (ja) * 1996-07-19 2001-04-23 株式会社日立製作所 液体採取装置
JP2960021B2 (ja) * 1996-11-29 1999-10-06 株式会社ニチリョー ピペット装置
JP3322604B2 (ja) * 1997-04-24 2002-09-09 三洋電機株式会社 分注用チップ
JP2000266765A (ja) * 1999-03-18 2000-09-29 Hitachi Ltd 自動分析装置
DE19919305A1 (de) * 1999-04-28 2000-11-02 Roche Diagnostics Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Flüssigkeitstransfer mit einem Analysegerät
JP4717312B2 (ja) 2000-02-29 2011-07-06 ジェン−プローブ・インコーポレイテッド 流体搬送プローブ
US6908226B2 (en) * 2003-02-07 2005-06-21 Beckman Coulter, Inc. Method and apparatus for aspirating liquid from a container
US7295026B2 (en) * 2005-06-03 2007-11-13 Ut-Battelle, Llc Automated position control of a surface array relative to a liquid microjunction surface sampler
JP2007114192A (ja) * 2005-09-26 2007-05-10 Fujifilm Corp 液面検知装置
EP1785189A1 (en) * 2005-11-11 2007-05-16 Roche Diagnostics GmbH Drop Catcher
DE102008009626A1 (de) * 2008-02-18 2009-08-27 Advalytix Ag Verfahren zur Zustandsüberprüfung einer Pipette, Pipettierverfahren, Pipettiervorrichtung und Saugrohr für eine Pipettiervorrichtung
CN101602022B (zh) * 2009-07-20 2011-08-17 中国检验检疫科学研究院 一种自动旋转加液取液定容装置
CN201552010U (zh) * 2009-10-11 2010-08-18 李建新 上清液抽提移液辅助装置
JP2013088124A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Hitachi Aloka Medical Ltd 分注装置
GB201217344D0 (en) * 2012-09-28 2012-11-14 Ibm Microfluidic surface processing systems with self- regulated distance-to surface control
JP2015087329A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 シスメックス株式会社 吸引部の位置調整方法及び検体処理装置
US10137450B2 (en) * 2014-07-18 2018-11-27 Tecan Trading Ag Microfluidics cartridge with pipetting guide
CN106999955B (zh) * 2014-07-29 2020-10-23 约阿希姆·格斯特尔 用于准备大量用于分析方法的试样的组件
WO2016166729A1 (en) * 2015-04-15 2016-10-20 Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) Devices, systems and methods for dispensing and analysing particles
CN106092264A (zh) * 2016-08-22 2016-11-09 北京宝德仪器有限公司 用于原子光谱仪器的液面探测装置
CN206056721U (zh) * 2016-08-29 2017-03-29 上海鸣捷生物科技有限公司 电阻式液面检测装置
EP3501654B1 (en) * 2017-12-22 2021-08-25 Tecan Trading Ag Pipetting apparatus with a pipette tube and method for detecting a liquid within an intermediate section of pipette tube

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008197037A (ja) 2007-02-15 2008-08-28 Yaskawa Electric Corp 分注装置およびそのコントローラと分注方法
US20130136672A1 (en) 2009-10-19 2013-05-30 Eppendorf Ag Electrically Conductive Pipette Tip

Also Published As

Publication number Publication date
EP3731967A1 (en) 2020-11-04
US20240033725A1 (en) 2024-02-01
CN111565849B (zh) 2023-06-02
WO2019133424A1 (en) 2019-07-04
EP3731967A4 (en) 2021-01-20
CN111565849A (zh) 2020-08-21
JP2021509173A (ja) 2021-03-18
US11819840B2 (en) 2023-11-21
US20200330976A1 (en) 2020-10-22
CN116651529B (zh) 2025-12-16
CN116651529A (zh) 2023-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7339260B2 (ja) 液体内のピペットチップの深さを自動的に保つためのピペットチップ及び方法
CN109416369B (zh) 用于自动化移液设备的移液器吸头及其制造方法
US11291988B2 (en) Pipette tip for an automated pipetting device
US7275430B2 (en) Method and apparatus for detecting liquid levels in liquid-storage containers
US8277756B2 (en) Method of identifying a blockage at the receiving opening of a pipetting needle
CN102216785A (zh) 具有自动吸液装置和用于确定吸液针末梢位置的测量装置的自动分析装置
US11471876B2 (en) Pipetting apparatus with a pipette tube and method for detecting a liquid within an intermediate section of a pipette tube
US7482939B2 (en) Electrical drop surveillance
US7207219B2 (en) Rod-shaped element for liquid level detection and corresponding device for liquid level detection
EP0289837A2 (en) Liquid level sensing device
AU2011260626B2 (en) Apparatus and method for remainder-less uptake of liquids from vessels
JPH06347305A (ja) 微量抽出方法及びその装置
US20260079037A1 (en) Capacitive liquid volume measurement

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230316

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20230324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7339260

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150