JP7356743B2 - 眼鏡レンズの性能評価方法及びプログラム - Google Patents
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Description
この方法では、単焦点レンズの収差が算出されると共に、累進多焦点レンズ等の評価対象レンズの収差が算出され、両レンズの収差差に基づいて、評価対象レンズの視野画像(図11~図14参照)が表現される。
この装置では、視野方向の変化に伴い変化する画像データに、累進多焦点レンズの歪曲収差を加える処理を行うことにより、累進多焦点レンズを掛けて見たときの視野画像が作成される。
又、上記特許文献2の視野体験装置では、累進多焦点レンズの歪曲収差に応じた視野の体験ができる。
しかし、これらの方法あるいは装置では、累進多焦点レンズ等の歪み及び揺れの少なくとも一方に関係する性能について、数値的に表現したり、数値的に比較したりすることができない。
そこで、本発明の主な目的は、累進屈折力レンズを始めとする眼鏡レンズについて、歪み及び揺れの少なくとも一方に関係する定量的な性能を適切に評価可能である眼鏡レンズの性能評価方法及びプログラムを提供することである。
請求項2に記載の発明は、プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、がコンピュータで計算されることにより、眼鏡レンズに係る歪みを評価する値である歪み評価値、及び眼鏡レンズに係る揺れを評価する値である揺れ評価値の少なくとも一方を算出する眼鏡レンズの性能評価方法において、下記式(2)が前記コンピュータで計算されることにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における前記揺れ評価値を算出することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、がコンピュータで計算されることにより、眼鏡レンズに係る歪みを評価する値である歪み評価値、及び眼鏡レンズに係る揺れを評価する値である揺れ評価値の少なくとも一方を算出する眼鏡レンズの性能評価方法において、後述の式(14)が前記コンピュータで計算されることにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における前記歪み評価値を算出することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、がコンピュータで計算されることにより、眼鏡レンズに係る歪みを評価する値である歪み評価値、及び眼鏡レンズに係る揺れを評価する値である揺れ評価値の少なくとも一方を算出する眼鏡レンズの性能評価方法において、後述の式(15)が前記コンピュータで計算されることにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における前記揺れ評価値を算出することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、を計算することにより、眼鏡レンズに係る歪み及び揺れの少なくとも一方を評価する制御手段を、実行によりコンピュータにおいて形成する眼鏡レンズの性能評価プログラムにおいて、前記制御手段は、下記式(2)の記憶を参照可能であり、前記式(2)を計算することにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における揺れを評価することを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、を計算することにより、眼鏡レンズに係る歪み及び揺れの少なくとも一方を評価する制御手段を、実行によりコンピュータにおいて形成する眼鏡レンズの性能評価プログラムにおいて、前記制御手段は、下記式(14)の記憶を参照可能であり、前記式(14)を計算することにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における前記歪みを評価することを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、を計算することにより、眼鏡レンズに係る歪み及び揺れの少なくとも一方を評価する制御手段を、実行によりコンピュータにおいて形成する眼鏡レンズの性能評価プログラムにおいて、前記制御手段は、下記式(15)の記憶を参照可能であり、前記式(15)を計算することにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における前記揺れを評価することを特徴とするものである。
本発明の第1形態に係る眼鏡レンズの性能評価装置1は、コンピュータを含み、図1Aに示されるように、表示手段2と、入力手段4と、記憶手段6と、通信手段7と、制御手段8と、を備えている。
性能評価装置1は、例えば、眼鏡レンズメーカーに設置される。
入力手段4は、各種の情報の入力を受け付けるものであり、例えばキーボード及びポインティングデバイスの少なくとも一方である。
表示手段2と入力手段4とは、タッチパネルのように一体化されていても良い。
通信手段7は、各種の情報を外部機器との間で通信するものであり、ここではローカルエリアネットワーク(LAN)に接続された機器と通信するものである。
制御手段8は、これらの手段を制御するものであり、例えば中央演算装置(CPU)である。制御手段8は、記憶手段6に記憶された性能評価プログラムを逐次読み出して、当該プログラムに従い性能の定量的な評価に係る処理を行う。
即ち、下記式(1)~(2)によって、眼鏡レンズGLにおける性能の計算が行われる。
下記式(1)~(2)において、光学中心を原点として、眼鏡レンズGLを装用時と同様に立てた場合の水平方向(鼻耳方向)にX軸がとられ、上下方向にY軸がとられ、光軸方向にZ軸がとられる。又、PhはX軸方向のプリズム屈折力である水平プリズム屈折力、PvはY軸方向のプリズム屈折力である垂直プリズム屈折力である。Ph及びPvの単位は、何れもΔ(プリズムディオプター)である。Ph及びPvは、何れも眼鏡レンズGL上の点(典型的には眼鏡レンズGLの前面GLF上の点)毎に定まる。よって、Ph及びPvから成るベクトルであるプリズムベクトルP(Ph,Pv)は、眼鏡レンズGL上の点毎に定まる。尚、原点が光学中心以外とされるなど、座標の取り方は適宜変更可能である。
現状、揺れ及び歪みは、まとめて視線移動時の像の形及び大きさの変化というように捉えられることもあるが、ここではそれぞれを区別して次のようなものとする。
即ち、揺れは、視線が物体に対して固定されるものの眼鏡レンズGLに対して相対的に移動する際に、像が飛び出しあるいは引っ込んで見える現象であり、眼鏡レンズGLを装用し視線を固定して首を振ることで視認可能である。
他方、歪みは、視線が物体に対して移動して眼鏡レンズGLに対しても移動する際に、像が変形して見える現象であり、眼鏡レンズGLを装用し首を固定して視線を動かすことで視認可能である。
式(1)は、歪みを評価する値である歪み評価値Edに係るものである。
式(2)は、揺れを評価する値である揺れ評価値Esに係るものである。
式(1)の右辺は、プリズムベクトルP(Ph,Pv)を仮に三次元に拡張してP’(Ph,Pv,Pz)としたものと、ベクトル微分演算子▽(∂/∂x,∂/∂y,∂/∂z)との内積
divP’=▽・P’=∂Ph/∂x+∂Pv/∂y+∂Pz/∂z (3)
の一部(前2項)である。
式(2)の右辺は、P’と▽との外積
rotP’=▽×P’=(∂Pz/∂y-∂Py/∂z,∂Ph/∂z-∂Pz/∂x,∂Pv/∂x-∂Ph/∂y) (4)
の一部(第3成分)である。
レンズ設計プログラムにより、所定の光学性能(平均度数分布、非点収差分布及びプリズム屈折力分布の少なくとも何れか等)を満たす形状を有する眼鏡レンズGLが設計可能である。
又、レンズ設計プログラムにより、所定形状の眼鏡レンズGLのモデルに対して仮想的に光線を当てることで光線の軌跡等の状態をシミュレーションする光線追跡が可能である。尚、光線追跡機能は、レンズ設計プログラムではなく性能評価プログラムが具備していても良いし、独立した光線追跡プログラムが具備していても良い。
光線の種類は、ここでは平行光、裏面垂直光、及び透過光である。尚、光線の種類は、これらの一部であっても良いし、別の種類であっても(別の種類を含んでいても)良い。
平行光は、眼鏡レンズGLの前面GLF(表面,物体側の面)に対して光軸(Z軸)と平行に入射する光線である。
裏面垂直光は、眼鏡レンズGLの後面GLB(裏面,顔側の面)に対して垂直となる光線である。裏面垂直光による眼鏡レンズGLの前面GLFの各位置での度数の算出は、レンズメーターによる度数の算出と同等である。
透過光は、眼回旋中心点を通る光線である。一般に、透過光によるレンズ表面の各位置での度数は、シミュレーションにより算出され、測定装置では測定されない。
図2に示されるように、垂直プリズム屈折力Pvの算出に当たり、YZ平面において、眼鏡レンズGLの前面GLF(表面)の頂点を原点Oとし、原点Oから1000mm(ミリメートル)前方のスクリーンSCが想定される。スクリーンSCは、XY平面に平行である。
そして、スクリーンSC上におけるY軸の座標がyである点Ynから光軸(Z軸)に平行に眼鏡レンズGLの前面GLFに入射し(入射軌跡LC1)、眼鏡レンズGL内ないし後面GLB(裏面)を経て(内部軌跡LC2)、光軸に至る(出射軌跡LC3)光の軌跡が想定される。
すると、垂直プリズム屈折力Pvは、次の式(5)~(7)で示される。ここで、MaeWyは式(8)に示されるように入射軌跡LC1における光軸に対するY軸に係るタンジェントであり、MaeWxは入射軌跡LC1における光軸に対するX軸に係るタンジェントであり、AtoWyは出射軌跡LC3における光軸に対するY軸に係るタンジェントであり、AtoWxは出射軌跡LC3における光軸に対するX軸に係るタンジェントである。又、CalcOmSag(x,y)は、眼鏡レンズGLの前面GLF上の点(x,y)において算出されたサグ量であり、CalcUrSag(x,y)は、眼鏡レンズGLの後面GLB上の点(x,y)において算出されたサグ量であり、m_CTは、眼鏡レンズGLの中心における厚み(眼鏡レンズGLのZ軸上の大きさ)である。
即ち、平行光による垂直プリズム屈折力Pvの算出では、次の式(8),(9)となる。又、裏面垂直光による垂直プリズム屈折力Pvの算出では、次の式(10),(11)となる。更に、透過光による垂直プリズム屈折力Pvの算出では、次の式(12),(13)となる。
例えば、制御手段8は、揺れ評価値Esが第1所定値以下となり、且つ歪み評価値Edが第2所定値以下となる形状の眼鏡レンズGLを設計可能である。
制御手段8は、図1Bに示されるように、入力手段4からの所定の入力に応じ、設計中の眼鏡レンズGL(ステップS1)に係る揺れ評価値Es及び歪み評価値Edの少なくとも一方を計算したうえで(ステップS2)、その出力を指令しても良い(ステップS3)。あるいは、制御手段8は、入力手段4からの所定の入力に応じ、設計が完了した眼鏡レンズGLについて、性能を適切に評価するため、揺れ評価値Es及び歪み評価値Edの少なくとも一方の出力を指令しても良い。又は、制御手段8は、眼鏡レンズGLの設計に当たり、入力手段4からの所定の入力に応じ、揺れ評価値Es及び歪み評価値Edの少なくとも一方が所定範囲内となるような形状の代表設計例あるいは複数の設計例の選択肢の出力を指令しても良い。この場合、制御手段8は、選択肢の選択の入力を受け付けても良いし、代表設計例、選択された設計例、あるいは他の設計例について設計の変更に係る入力を受け付けても良い。
尚、性能評価プログラム及びレンズ設計プログラムは、後者を前者に統合する等、1つのプログラムとされても良い。又、揺れ評価値Es及び歪み評価値Ed等は、設計中等において、所定の入力に先立ってあるいは常時計算され、又は表示されていても良い。
そして、性能評価プログラム及びレンズ設計プログラムの実行により、コンピュータである性能評価装置1において、次のような制御手段8が形成される。即ち、式(1)及び式(2)の少なくとも一方の記憶を参照可能であり、当該式を計算することにより、眼鏡レンズGLに係る任意の点(x、y)における歪み及び揺れの少なくとも一方を評価し、当該評価に基づいて眼鏡レンズGLを設計する制御手段8が形成される。
式(1)及び式(2)は、何れも、プリズム屈折力の第1の方向としてのX軸方向における成分(第1成分)である水平プリズム屈折力Phの変化率と、プリズム屈折力の第2の方向としてのX軸方向における成分(第2成分)である垂直プリズム屈折力Pvの変化率と、を含んでいる。よって、制御手段8は、プリズム屈折力の第1成分の変化率と第2成分の変化率とを計算することにより、眼鏡レンズGLの歪み及び揺れを評価するものである。
本発明の第2形態に係る眼鏡レンズの性能評価装置は、記憶手段6及び制御手段8における、歪み及び揺れに係る式を除き、第1形態の性能評価装置1と同様に成る。
同様に成る部分については、第1形態と同じ符号が付され、適宜説明が省略される。
又、揺れ評価値Esは、プリズム屈折力の2次微分である。
歪み評価値Ed及び揺れ評価値Esに係る微分演算の式は、何れも、記憶手段6に記憶され、制御手段8によって参照のうえで計算される。
プリズム屈折力の1次微分は、プリズム屈折力の変化量を示す。
プリズム屈折力の2次微分は、プリズム屈折力の変化量の変化量を示す。
プリズム屈折力として、プリズム屈折力のスカラー量が用いられても良いし、水平プリズム屈折力Phが用いられても良いし、垂直プリズム屈折力Pvが用いられても良い。
本発明の第3形態に係る眼鏡レンズの性能評価装置は、記憶手段6及び制御手段8における、歪み及び揺れに係る式を除き、第1形態の性能評価装置1と同様に成る。
同様に成る部分については、第1形態と同じ符号が付され、適宜説明が省略される。
又、揺れ評価値Esは、次の式(15)で示される。
式(14)~(15)における軸の取り方及び各種の記号は、第1形態の式(1)~(2)と同様である。
式(14)では、プリズム屈折力の変化量に係る∂Ph/∂x,∂Pv/∂yが用いられている。
式(15)では、プリズム屈折力の変化量に係る∂Pv/∂x,∂Ph/∂yが用いられている。
Ph=∂S/∂x (16)
Pv=∂S/∂y (17)
であり、斜め方向の非点収差J45及び縦横方向の非点収差J00は、ゼルニケ多項式及び式(16)~(17)から、
J45=∂2S/∂xy=∂Ph/∂y+∂Pv/∂x (18)
J00=∂2S/∂x2-∂2S/∂y2=∂Ph/∂x-∂Pv/∂y (19)
であって、式(19)の最右辺は式(14)の右辺と同じであり、式(18)の最右辺は式(15)の右辺と同じである。
又、第1形態ないし第3形態の少なくとも何れか2つが組み合わせられても良い。この場合、歪み評価値Ed及び揺れ評価値Esについて、入力手段4における入力により選択可能とされても良い。
更に、プリズム屈折力に係る第1の方向及び第2の方向の少なくとも一方は、水平方向(X軸方向)あるいは垂直方向(Y軸方向)以外であっても良い。
本発明の第4形態に係る眼鏡レンズの性能評価装置は、記憶手段6及び制御手段8における、歪み及び揺れに係る式を除き、第1形態の性能評価装置1と同様に成る。
同様に成る部分については、第1形態と同じ符号が付され、適宜説明が省略される。
式(5A)は、式(5)に対して、正負(符号)が逆になったものである。第1形態の説明にもある通り、第1形態における座標の取り方は適宜変更可能であり、第4形態では、垂直プリズム屈折力Pvについて、第1形態と正負が逆になるようにしたものである。第4形態のような符号とすると、垂直プリズム屈折力Pvは、一般的なプリズムの符号に合致する。勿論、第1形態における垂直プリズム屈折力Pvの符号の取り方であっても、歪み及び揺れの少なくとも一方に関係する性能は、評価可能である。
本発明の第5形態に係る眼鏡レンズの性能評価装置は、記憶手段6及び制御手段8における、歪み及び揺れに係る式を除き、第3形態の性能評価装置1と同様に成る。
同様に成る部分については、第3形態と同じ符号が付され、適宜説明が省略される。
即ち、第5形態では、歪み及び揺れは、式(14)~(15),(5A),(6)~(13)により、第3形態と同様に評価される。
実施例1~5は、上記第1形態の性能評価装置1によって評価され設計される単焦点レンズあるいは累進屈折力レンズである。
実施例6~7は、上記第2形態の性能評価装置によって評価され設計される単焦点レンズあるいは累進屈折力レンズである。
実施例8は、上記第3形態の性能評価装置によって評価され設計される単焦点レンズである。
実施例11~15は、上記第4形態の性能評価装置によって評価され設計される単焦点レンズあるいは累進屈折力レンズである。
実施例18は、上記第5形態の性能評価装置によって評価され設計される単焦点レンズである。
尚、実施例9~10,16~17は、欠番である。
実施例1の眼鏡レンズGLは、単焦点レンズに係る。実施例1の眼鏡レンズGLの屈折率は1.60、S度数は-5.00、前面GLFのカーブ値は7.50である。
図3は、この眼鏡レンズGLにおける、前面GLF上の各点での透過光によるプリズム屈折力のスカラー量を、対応する点の上に数値で示したものである。各点は、眼鏡レンズGLの前方視において仮想的な格子を重ねた場合のその格子の各交点であり、原点Oを含むものである。これらのプリズム屈折力のスカラー量は、次に示される、水平プリズム屈折力Phと垂直プリズム屈折力Pvとの合成式(20)によって得られる。
実施例2の眼鏡レンズGLは、累進屈折力レンズに係り、より詳しくはその設計の初期におけるものと(実施例2-1)、この初期のものに対する歪み及び揺れの評価に基づいて設計変更して最終設計としたものと(実施例2-2)、に係る。実施例2の眼鏡レンズGLの屈折率は1.60、S度数は0.00で加入度数は2.00、累進帯長は13mm、前面GLFのカーブ値(表カーブ)は4.40(リアルカーブ)である。
図7は、実施例2-1の眼鏡レンズGLにおける、図4と同様な歪み評価値Edの図である。図8は、実施例2-1の眼鏡レンズGLにおける、図5と同様な揺れ評価値Esの図である。
実施例2-1の歪み評価値Edは、遠用に係る眼鏡レンズGLの上半部の中央部において大きくなっている。又、実施例2-1の揺れ評価値Esは、特に近用に係る眼鏡レンズGLの下半部において大きくなっており、改善の余地がある。
図9は、実施例2-2の眼鏡レンズGLにおける、図3と同様なプリズム屈折力のスカラー量の図である。図10は、実施例2-2の眼鏡レンズGLにおける、図4と同様な歪み評価値Edの図である。図11は、実施例2-2の眼鏡レンズGLにおける、図5と同様な揺れ評価値Esの図である。
実施例2-2の歪み評価値Edは、眼鏡レンズGLの上半部における、周辺部の一部において実施例2-1より大きくなっているものの、遠方視で多用する中央部において、実施例2-1より小さくなっている。よって、実施例2-2は、実施例2-1に対して、特に遠用で歪みのより少ない眼鏡レンズGLとなる。尚、実施例2-2の眼鏡レンズGLは、図12(歪み)及び図13(揺れ)に示されるように、実際には眼鏡フレームに枠入れするために玉型加工され、実施例2-1より歪み評価値Edが大きくなった眼鏡レンズGLの周辺部は、玉型加工時にカットされる。
又、実施例2-2の揺れ評価値Esは、眼鏡レンズGLにおける周辺部の一部を除くほぼ全域で小さくなっており、特に、眼鏡レンズGLの下半部において小さくなっている。当該周辺部は、玉型加工時にカットされる。よって、実施例2-2は、実施例2-1に対して、揺れが少なく、特に近用で揺れのより少ない眼鏡レンズGLとなる。
尚、実施例2-1,2-2に係る眼鏡レンズGLを玉型加工後枠入れした眼鏡を作製し、それぞれ数人に装用のうえ視認性を確かめてもらったところ、全ての装用者において、程度の差こそあるものの、実施例2-2に係る眼鏡における歪み及び揺れが実施例2-1のそれらより低減されていることが確認された。
更に、実施例2-2の眼鏡レンズGLにおける、裏面垂直光に係るプリズム屈折力のスカラー量の図が図17に示され、歪み評価値Edの図が図18に示され、揺れ評価値Esの図が図19に示される。
これらの図に示されるように、平行光あるいは裏面垂直光であっても、歪み評価値Ed及び揺れ評価値Esは算出可能であり、歪み及び揺れは評価可能であって、これらの少なくとも一方に基づく眼鏡レンズの設計が可能である。
実施例3の眼鏡レンズGLは、累進屈折力レンズに係り、実施例2-2と、設計を除き、同様に成る。実施例3の眼鏡レンズGLにおける屈折率、S度数、加入度、累進帯長、及び表カーブは、実施例2-2と同一である。
図20は、実施例3における、図3と同様なプリズム屈折力のスカラー量の図である。図21は、実施例3における、図4と同様な歪み評価値Edの図である。図22は、実施例3における、図5と同様な揺れ評価値Esの図である。図23及び図24は、実施例3における、玉型加工例に係る図12,図13同様図である。
実施例3の歪み評価値Edは、玉型加工後において特に遠用部で小さく、又実施例3の揺れ評価値Esは、近用部を含む玉型加工後の眼鏡レンズGL全体で小さい。よって、実施例3は、近用部と遠用部とを有しながら、歪み及び揺れの低減された累進屈折力の眼鏡レンズGLとなる。
実施例4の眼鏡レンズGLは、累進屈折力レンズに係り、実施例2-2と、設計及び表カーブを除き、同様に成る。実施例4の眼鏡レンズGLにおける屈折率、S度数、加入度、及び累進帯長は、実施例2-2と同一である。
図25は、実施例4における、図3と同様なプリズム屈折力のスカラー量の図である。図26は、実施例4における、図4と同様な歪み評価値Edの図である。図27は、実施例4における、図5と同様な揺れ評価値Esの図である。図28及び図29は、実施例4における、玉型加工例に係る図12,図13同様図である。
実施例4の眼鏡レンズGLに係る前面GLFのカーブ値は、4.00である。
実施例4の眼鏡レンズGLは、実施例3の眼鏡レンズGLにおける平均度数を全体的に小さくしたものであり、実施例4における近用部の配置及び焦点の変化パターンは、実施例3に類似している。よって、実施例4における歪み評価値Ed及び揺れ評価値Esは、実施例3よりも更に低減されている。
実施例5の眼鏡レンズGLは、累進屈折力レンズに係り、実施例2-2とは、設計及び累進帯長を除き、同様に成る。実施例5の眼鏡レンズGLにおける屈折率、S度数、加入度、及び表カーブは、実施例2-2と同一である。
図30は、実施例5における、図3と同様なプリズム屈折力のスカラー量の図である。図31は、実施例5における、図4と同様な歪み評価値Edの図である。図32は、実施例5における、図5と同様な揺れ評価値Esの図である。図33及び図34は、実施例5における、玉型加工例に係る図12,図13同様図である。
実施例5の眼鏡レンズGLに係る前面GLFのカーブ値は4.40であり、累進帯長は9mmである。
実施例5の眼鏡レンズGLも、特に玉型加工後において歪み評価値Ed及び揺れ評価値Esが小さくなっており、歪み及び揺れの少ないものと評価される。
実施例6は、上記第2形態の性能評価装置によって評価された、実施例1と同じ単焦点レンズである。
図35は、実施例6における、図3と同様なプリズム屈折力のスカラー量の図である。図36は、実施例6における、図4と同様な歪み評価値Edの図である。図37は、実施例6における、図5と同様な揺れ評価値Esの図である。
歪み評価値Edは、プリズム屈折力の1次微分で計算され、原点Oからの距離に応じて大きくなる。このことは、単焦点レンズの装用者が、視野の周辺に行けば行くほど歪みを強く感じることに合致している。
又、揺れ評価値Esは、プリズム屈折力の2次微分で計算され、歪み評価値Ed程ではないものの、原点Oからの距離に応じて大きくなる。このことは、揺れを感じ取る単焦点レンズの装用者が、視野の周辺に行けば行くほど揺れを強く認識し易いことに合致している。
実施例7は、上記第2形態の性能評価装置によって評価された、実施例2-2と同じ累進屈折力レンズである。
図38は、実施例7における、図3と同様なプリズム屈折力のスカラー量の図である。図39は、実施例7における、図4と同様な歪み評価値Edの図である。図40は、実施例7における、図5と同様な揺れ評価値Esの図である。
実施例7の歪み評価値Edは、累進屈折力レンズにおいて特に遠用部で小さく、又実施例7の揺れ評価値Esは、近用部を含む眼鏡レンズGL中央部で小さい。よって、実施例7は、近用部と遠用部とを有しながら、歪み及び揺れの低減された累進屈折力の眼鏡レンズGLとなる。
実施例8は、上記第3形態の性能評価装置によって評価された、実施例1と同じ単焦点レンズである。
図41は、実施例8における、図3と同様なプリズム屈折力のスカラー量の図である。図42は、実施例8における、図4と同様な歪み評価値Edの図である。図43は、実施例8における、図5と同様な揺れ評価値Esの図である。
歪み評価値Edは、上記式(14)で計算され、上下左右方向において、原点Oからの距離に応じて大きくなる。このことは、単焦点レンズの装用者が、視野の周辺に行けば行くほど歪みを強く感じることに合致している。
又、揺れ評価値Esは、上記式(15)で計算され、右上から左下への斜め方向及び左上から右下への斜め方向において、原点Oからの距離に応じて大きくなる。このことは、揺れを感じ取る単焦点レンズの装用者が、視野の周辺に行けば行くほど揺れを強く認識し易いことに合致している。
尚、上述の通り、実施例9~10は、欠番である。
実施例11の眼鏡レンズGLは、実施例1の眼鏡レンズGLと同じであり、単焦点レンズに係る。
この眼鏡レンズGLにおける、前面GLF上の各点での透過光によるプリズム屈折力のスカラー量(上述の式(20)参照)は、実施例1における図3と同じである。
実施例12の眼鏡レンズGLは、実施例2の眼鏡レンズGLと同じであり、累進屈折力レンズに係るものであって、より詳しくはその設計の初期におけるものと(実施例12-1)、この初期のものに対する歪み及び揺れの評価に基づいて設計変更して最終設計としたものと(実施例12-2)、に係る。
図45は、実施例12-1の眼鏡レンズGLにおける歪み評価値Edの図である。図46は、実施例12-1の眼鏡レンズGLにおける揺れ評価値Esの図である。
実施例12-1の歪み評価値Edは、遠用に係る眼鏡レンズGLの上半部の中央部において大きくなっている。又、実施例12-1の揺れ評価値Esは、特に近用に係る眼鏡レンズGLの下半部において大きくなっており、改善の余地がある。
実施例12-2の眼鏡レンズGLにおける、プリズム屈折力のスカラー量は、実施例2-2における図9と同じである。図47は、実施例12-2の眼鏡レンズGLにおける、歪み評価値Edの図である。図48は、実施例12-2の眼鏡レンズGLにおける、揺れ評価値Esの図である。
実施例12-2の歪み評価値Edの絶対値は、眼鏡レンズGLの上半部における、周辺部の一部において実施例12-1より大きくなっているものの、遠方視で多用する中央部において、実施例12-1より小さくなっている。よって、実施例12-2は、実施例12-1に対して、特に遠用で歪みのより少ない眼鏡レンズGLとなる。尚、実施例12-2の眼鏡レンズGLは、図49(歪み)及び図50(揺れ)に示されるように、実際には眼鏡フレームに枠入れするために玉型加工され、実施例12-1より歪み評価値Edが大きくなった眼鏡レンズGLの周辺部は、玉型加工時にカットされる。
又、実施例12-2の揺れ評価値Esの絶対値は、眼鏡レンズGLにおける周辺部の一部を除くほぼ全域で小さくなっており、特に、眼鏡レンズGLの下半部において小さくなっている。当該周辺部は、玉型加工時にカットされる。よって、実施例12-2は、実施例12-1に対して、揺れが少なく、特に近用で揺れのより少ない眼鏡レンズGLとなる。
尚、実施例12-1,12-2に係る眼鏡レンズGLを玉型加工後枠入れした眼鏡を作製し、それぞれ数人に装用のうえ視認性を確かめてもらったところ、全ての装用者において、程度の差こそあるものの、実施例12-2に係る眼鏡における歪み及び揺れが実施例12-1のそれらより低減されていることが確認された。
更に、実施例12-2の眼鏡レンズGLにおける、平行光に係る歪み評価値Edの図が図51に示され、揺れ評価値Esの図が図52に示される。
又更に、実施例12-2の眼鏡レンズGLにおける、裏面垂直光に係るプリズム屈折力のスカラー量は、実施例2-2における図17と同じである。
加えて、実施例12-2の眼鏡レンズGLにおける、裏面垂直光に係る歪み評価値Edの図が図53に示され、揺れ評価値Esの図が図54に示される。
これらの図に示されるように、平行光あるいは裏面垂直光であっても、歪み評価値Ed及び揺れ評価値Esは算出可能であり、歪み及び揺れは評価可能であって、これらの少なくとも一方に基づく眼鏡レンズの設計が可能である。
実施例13の眼鏡レンズGLは、累進屈折力レンズに係り、実施例12-2と、設計を除き、同様に成る。実施例13の眼鏡レンズGLにおける屈折率、S度数、加入度、累進帯長、及び表カーブは、実施例12-2と同一である。
実施例13におけるプリズム屈折力のスカラー量は、実施例3における図20と同じである。図55は、実施例13における歪み評価値Edの図である。図56は、実施例13における揺れ評価値Esの図である。図57,図58は、実施例13における、玉型加工例に係る図49,図50と同様の図である。
実施例13の歪み評価値Edは、玉型加工後において特に遠用部で小さく、又実施例13の揺れ評価値Esは、近用部を含む玉型加工後の眼鏡レンズGL全体で小さい。よって、実施例13は、近用部と遠用部とを有しながら、歪み及び揺れの低減された累進屈折力の眼鏡レンズGLとなる。
実施例14の眼鏡レンズGLは、累進屈折力レンズに係り、実施例12-2と、設計及び表カーブを除き、同様に成る。実施例14の眼鏡レンズGLにおける屈折率、S度数、加入度、及び累進帯長は、実施例12-2と同一である。
実施例14におけるプリズム屈折力のスカラー量は、実施例4における図25と同じである。図59は、実施例14における歪み評価値Edの図である。図60は、実施例14における揺れ評価値Esの図である。図61,図62は、実施例14における、玉型加工例に係る図49,図50と同様の図である。
実施例14の眼鏡レンズGLに係る前面GLFのカーブ値は、4.00である。
実施例14の眼鏡レンズGLは、実施例13の眼鏡レンズGLにおける平均度数を全体的に小さくしたものであり、実施例14における近用部の配置及び焦点の変化パターンは、実施例13に類似している。よって、実施例14における歪み評価値Ed及び揺れ評価値Esは、実施例13よりも更に低減されている。
実施例15の眼鏡レンズGLは、累進屈折力レンズに係り、実施例12-2とは、設計及び累進帯長を除き、同様に成る。実施例15の眼鏡レンズGLにおける屈折率、S度数、加入度、及び表カーブは、実施例12-2と同一である。
実施例15におけるプリズム屈折力のスカラー量は、実施例5における図30と同じである。図63は、実施例15における歪み評価値Edの図である。図64は、実施例15における揺れ評価値Esの図である。図65,図66は、実施例15における、玉型加工例に係る図49,図50と同様の図である。
実施例15の眼鏡レンズGLに係る前面GLFのカーブ値は4.40であり、累進帯長は9mmである。
実施例15の眼鏡レンズGLも、特に玉型加工後において歪み評価値Ed及び揺れ評価値Esが小さくなっており、歪み及び揺れの少ないものと評価される。
尚、上述の通り、実施例16~17は、欠番である。
実施例18は、上記第5形態の性能評価装置によって評価された、実施例1と同じ単焦点レンズである。
実施例18におけるプリズム屈折力のスカラー量は、実施例8における図41と同じである。図67は、実施例18における歪み評価値Edの図である。図68は、実施例18における揺れ評価値Esの図である。
歪み評価値Edは、上記式(14)で計算され、その絶対値は、上下左右方向において、原点Oからの距離に応じて大きくなる。このことは、単焦点レンズの装用者が、視野の周辺に行けば行くほど歪みを強く感じることに合致している。
又、揺れ評価値Esは、上記式(15)で計算され、その絶対値は、右上から左下への斜め方向及び左上から右下への斜め方向において、原点Oからの距離に応じて大きくなる。このことは、揺れを感じ取る単焦点レンズの装用者が、視野の周辺に行けば行くほど揺れを強く認識し易いことに合致している。
Claims (8)
- プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、がコンピュータで計算されることにより、眼鏡レンズに係る歪みを評価する値である歪み評価値、及び眼鏡レンズに係る揺れを評価する値である揺れ評価値の少なくとも一方を算出する眼鏡レンズの性能評価方法において、
下記式(A)が前記コンピュータで計算されることにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における前記歪み評価値を算出する
ことを特徴とする眼鏡レンズの性能評価方法。
ここで、前記第1の方向としての前記眼鏡レンズを装用時と同様に立てた場合の水平方向(鼻耳方向)にX軸がとられ、前記第2の方向としての上下方向にY軸がとられる。又、P h はX軸方向の前記プリズム屈折力である前記第1成分としての水平プリズム屈折力、P v はY軸方向の前記プリズム屈折力である前記第2成分としての垂直プリズム屈折力である。 - プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、がコンピュータで計算されることにより、眼鏡レンズに係る歪みを評価する値である歪み評価値、及び眼鏡レンズに係る揺れを評価する値である揺れ評価値の少なくとも一方を算出する眼鏡レンズの性能評価方法において、
下記式(B)が前記コンピュータで計算されることにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における前記揺れ評価値を算出する
ことを特徴とする眼鏡レンズの性能評価方法。
ここで、前記第1の方向としての前記眼鏡レンズを装用時と同様に立てた場合の水平方向(鼻耳方向)にX軸がとられ、前記第2の方向としての上下方向にY軸がとられる。又、P h はX軸方向の前記プリズム屈折力である前記第1成分としての水平プリズム屈折力、P v はY軸方向の前記プリズム屈折力である前記第2成分としての垂直プリズム屈折力である。 - プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、がコンピュータで計算されることにより、眼鏡レンズに係る歪みを評価する値である歪み評価値、及び眼鏡レンズに係る揺れを評価する値である揺れ評価値の少なくとも一方を算出する眼鏡レンズの性能評価方法において、
下記式(C)が前記コンピュータで計算されることにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における前記歪み評価値を算出する
ことを特徴とする眼鏡レンズの性能評価方法。
ここで、前記第1の方向としての前記眼鏡レンズを装用時と同様に立てた場合の水平方向(鼻耳方向)にX軸がとられ、前記第2の方向としての上下方向にY軸がとられる。又、P h はX軸方向の前記プリズム屈折力である前記第1成分としての水平プリズム屈折力、P v はY軸方向の前記プリズム屈折力である前記第2成分としての垂直プリズム屈折力である。 - プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、がコンピュータで計算されることにより、眼鏡レンズに係る歪みを評価する値である歪み評価値、及び眼鏡レンズに係る揺れを評価する値である揺れ評価値の少なくとも一方を算出する眼鏡レンズの性能評価方法において、
下記式(D)が前記コンピュータで計算されることにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における前記揺れ評価値を算出する
ことを特徴とする眼鏡レンズの性能評価方法。
ここで、前記第1の方向としての前記眼鏡レンズを装用時と同様に立てた場合の水平方向(鼻耳方向)にX軸がとられ、前記第2の方向としての上下方向にY軸がとられる。又、P h はX軸方向の前記プリズム屈折力である前記第1成分としての水平プリズム屈折力、P v はY軸方向の前記プリズム屈折力である前記第2成分としての垂直プリズム屈折力である。 - プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、を計算することにより、眼鏡レンズに係る歪み及び揺れの少なくとも一方を評価する制御手段を、実行によりコンピュータにおいて形成する眼鏡レンズの性能評価プログラムにおいて、
前記制御手段は、下記式(A)の記憶を参照可能であり、前記式(A)を計算することにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における歪みを評価する
ことを特徴とする眼鏡レンズの性能評価プログラム。
ここで、前記第1の方向としての前記眼鏡レンズを装用時と同様に立てた場合の水平方向(鼻耳方向)にX軸がとられ、前記第2の方向としての上下方向にY軸がとられる。又、P h はX軸方向の前記プリズム屈折力である前記第1成分としての水平プリズム屈折力、P v はY軸方向の前記プリズム屈折力である前記第2成分としての垂直プリズム屈折力である。 - プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、を計算することにより、眼鏡レンズに係る歪み及び揺れの少なくとも一方を評価する制御手段を、実行によりコンピュータにおいて形成する眼鏡レンズの性能評価プログラムにおいて、
前記制御手段は、下記式(B)の記憶を参照可能であり、前記式(B)を計算することにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における揺れを評価する
ことを特徴とする眼鏡レンズの性能評価プログラム。
ここで、前記第1の方向としての前記眼鏡レンズを装用時と同様に立てた場合の水平方向(鼻耳方向)にX軸がとられ、前記第2の方向としての上下方向にY軸がとられる。又、P h はX軸方向の前記プリズム屈折力である前記第1成分としての水平プリズム屈折力、P v はY軸方向の前記プリズム屈折力である前記第2成分としての垂直プリズム屈折力である。 - プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、を計算することにより、眼鏡レンズに係る歪み及び揺れの少なくとも一方を評価する制御手段を、実行によりコンピュータにおいて形成する眼鏡レンズの性能評価プログラムにおいて、
前記制御手段は、下記式(C)の記憶を参照可能であり、前記式(C)を計算することにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における前記歪みを評価する
ことを特徴とする眼鏡レンズの性能評価プログラム。
ここで、前記第1の方向としての前記眼鏡レンズを装用時と同様に立てた場合の水平方向(鼻耳方向)にX軸がとられ、前記第2の方向としての上下方向にY軸がとられる。又、P h はX軸方向の前記プリズム屈折力である前記第1成分としての水平プリズム屈折力、P v はY軸方向の前記プリズム屈折力である前記第2成分としての垂直プリズム屈折力である。 - プリズム屈折力の第1の方向における成分である第1成分の変化率と、前記プリズム屈折力の第2の方向における成分である第2成分の変化率と、を計算することにより、眼鏡レンズに係る歪み及び揺れの少なくとも一方を評価する制御手段を、実行によりコンピュータにおいて形成する眼鏡レンズの性能評価プログラムにおいて、
前記制御手段は、下記式(D)の記憶を参照可能であり、前記式(D)を計算することにより、前記眼鏡レンズに係る任意の点(x,y)における前記揺れを評価する
ことを特徴とする眼鏡レンズの性能評価プログラム。
ここで、前記第1の方向としての前記眼鏡レンズを装用時と同様に立てた場合の水平方向(鼻耳方向)にX軸がとられ、前記第2の方向としての上下方向にY軸がとられる。又、P h はX軸方向の前記プリズム屈折力である前記第1成分としての水平プリズム屈折力、P v はY軸方向の前記プリズム屈折力である前記第2成分としての垂直プリズム屈折力である。
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