JP7555014B2 - 間仕切壁装置及び間仕切壁施工方法 - Google Patents
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Description
例えば、下記特許文献1には、懸吊機構を介して上階のスラブに吊持され、枠構造をなす壁本体の上端部を支持する天井レールと、壁本体の下端部を保持する床レールと、壁本体の両面に添設されるパネルと、を具備してなる間仕切壁が開示されている。
上記目的を達成するために、本発明に係る間仕切壁装置は、天井面との間に空間を隔てて設置される上下寸法とされ下端が床側に固定される一対の支柱と、これら一対の支柱間に設けられる複数枚の間仕切パネルと、隣り合う間仕切パネルを連結するように設けられる柱状連結部材と、前記一対の支柱間に延びるように設けられ、前記間仕切パネルの下端部を保持する床側フレームと、前記一対の支柱間に延びるように設けられ、長手方向の各端部がこれら一対の支柱のそれぞれに固定され、前記間仕切パネルの上端部を保持する上側フレームと、前記一対の支柱の上方側に取り付けられ、上端が前記天井面に当接される一対の補助支柱と、これら一対の補助支柱間に延びるように前記天井面に沿って配される天井側フレームと、この天井側フレームと前記上側フレームとの間に配されて上下方向に伸縮自在とされたボード固定部材と、これら天井側フレームと上側フレームとの間の空間を塞ぐように、前記ボード固定部材の壁厚方向両側に固定される補助ボードと、を備えていることを特徴とする。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る間仕切壁装置を設置した状態を基準として、上下方向等の方向を説明する。
本実施形態に係る間仕切壁装置1は、図1に示すように、下端が床2側に固定される一対の支柱20,20と、これら一対の支柱20,20間に設けられる複数枚の間仕切パネル10,10と、を備えている。
この間仕切壁装置1の施工対象となる建物としては、戸建住宅や集合住宅等の住宅に限られず、商業施設や公共施設等の建物であってもよい。また、この間仕切壁装置1は、種々の箇所に設置可能である。
また、この間仕切壁装置1の下端側の設置対象となる床2は、床下地でもよく、床下地に固定された床仕上材であってもよい。
この間仕切パネル10の上下寸法(パネル高さ寸法)は、間仕切壁装置1によって構築する間仕切壁の所望される高さに応じて適宜の寸法としてもよく、例えば、1200mm~2400mm程度であってもよい。また、間仕切パネル10の幅寸法は、取扱性や施工性等の観点から適宜の寸法とされたものでもよく、例えば、300mm~1500mm程度であってもよい。また、間仕切パネル10の厚さ寸法は、30mm~80mm程度であってもよい。
パネル芯材11は、上下方向(パネル高さ方向)両端においてパネル幅方向に延びるように設けられた上枠及び下枠と、パネル幅方向両端において上下方向に延びるように設けられた一対の縦枠と、を備えている。なお、このパネル芯材11は、合板やLVL(単板積層材)等の木質積層板等の木質系材料から形成されたものでもよく、または、金属系材料から形成されたものであってもよい。また、このパネル芯材11内に、いわゆるペーパーハニカムコア等のコア材や縦桟材、横桟材等を設けた構成としてもよい。
間仕切パネル10の上端凸部14は、上方側に向けて突出するように、かつパネル幅方向の概ね全体に亘って延びるように設けられている。この上端凸部14は、パネル厚さ方向両側に段差が形成されるようにパネル厚さ方向に沿う寸法が当該間仕切パネル10の上下方向中央側部位よりも小とされている。本実施形態では、この上端凸部14を、パネル芯材11の上端部によって構成している。つまり、パネル芯材11の上端部を露出させるように面材13,13を貼着し、その露出させた上端部を上端凸部14とした例を示している。
この係合凹所16は、パネル幅方向外側に向けて開口し、かつパネル高さ方向の全体に亘って延びるように溝状に設けられている。この係合凹所16の溝底は、パネル芯材11のパネル幅方向外側端面によって区画され、係合凹所16の溝幅方向両側は、パネル厚さ方向両側の面材13,13によって区画されている。つまり、パネル厚さ方向両側の面材13,13を、パネル芯材11よりもパネル幅方向外側に向けて突出させて固定してパネル幅方向両側端部に係合凹所16,16を設けた構成としている。なお、このような態様に代えて、パネル芯材11のパネル幅方向側端部に係合凹所16を構成する溝を設けた構成等としてもよい。
また、この柱状連結部材17内に、クッション材19を挿入した構成としている。このような構成とすれば、壁厚方向両側の取付凹所18a,18aを介して音や光等が漏れるようなことを抑制することができる。また、取付凹所18aに差し込まれた支持部材8の差込片部8aのがたつきをクッション材19によって軽減することができる。
この柱状連結部材17の上下寸法は、間仕切パネル10の上下寸法と略同寸法とされている。また、この柱状連結部材17の壁厚方向に沿う寸法は、間仕切パネル10の係合凹所16の壁厚方向に沿う溝幅寸法と略同寸法とされている。また、この柱状連結部材17の壁幅方向に沿う寸法は、隣り合う間仕切パネル10,10の係合凹所16,16に両側部が嵌め込まれた状態で中央部が露出するように係合凹所16の壁幅方向に沿う溝深さ寸法に応じて適宜の寸法とされている。
この柱状連結部材17は、壁厚方向に厚さ方向を沿わせた板状とされた壁厚方向両側の筒壁部18,18と、壁幅方向に厚さ方向を沿わせた板状とされた壁幅方向両側の両側壁部と、によって長手方向に見て方形状(図例では、略正方形状)の中空部を区画している。
また、本実施形態では、柱状連結部材17(17A)を、隣り合う間仕切パネル10,10間に加えて、壁幅方向両端の支柱20,20と、各支柱20,20に隣接される間仕切パネル10,10と、の間にも設けた構成としている。
本実施形態では、床側フレーム31に、図4(a)に示すように、不陸調整部材35のベース部材36の壁厚方向両側面38a,38aに溝幅方向両内側壁33a,33aが対向するように配される受入溝33を長手方向に延びるように設けた構成としている。このような構成とすれば、不陸調整部材35の高さ調整部材39を床側フレーム31の受入溝33の溝幅方向両側を区画する両側片部によって覆い隠すことができる。また、床側フレーム31の受入溝33にベース部材36を挿入することで、ベース部材36に対する床側フレーム31の壁厚方向に沿う位置合わせを容易に行うことができる。
この受入溝33は、下方側に向けて開口するように、かつ床側フレーム31の全長に亘って延びるように設けられ、溝長手方向に見て略方形溝状とされている。
また、ベース部材36には、高さ調整部材39の被取付部39bが取り付けられる取付部37cが設けられている。図例では、取付部37cを、ベース部材36の上側片部37を厚さ方向(上下方向)に貫通する取付孔とした例を示している。また、この取付部37cを、壁幅方向に長尺な長孔状とした例を示しているが、このような態様に限られない。また、この取付部37cは、図3(b)に示すように、ベース部材36の長手方向に間隔を空けて複数箇所に設けられている。
高さ調整部材39の被取付部39bは、ベース部材36の取付部37cに挿入される柱状とされている。図例では、被取付部39bを円柱状とした例を示しているが、このような態様に限られない。この被取付部39bは、取付部37cに圧入されるものであってもよい。また、この被取付部39bは、比較的に高硬度のゴム等の弾性材料から形成されたものであってもよい。
また、不陸調整部材35を備えたパネル下端保持装置30としては、上記したような構成とされたものに代えて、図4(b)に示す変形例に係るパネル下端保持装置30Aを採用するようにしてもよい。
ベース部材36Aの上側片部37Aには、取付部を構成する雌ねじ部37dが厚さ方向に貫通して設けられている。この雌ねじ部37dは、上記同様、ベース部材36Aの長手方向に間隔を空けて複数箇所に設けられている。また、この雌ねじ部37dは、ベース部材36Aの上側片部37Aに一体的(固定的)にまたは別体的に設けられたナットによって構成されたものであってもよい。
この不陸調整部材35Aにおいても上記と概ね同様、ベース部材36Aに対して床側フレーム31が水平状となるように高さ調整部材39Aをベース部材36Aに対してねじ合わせて取り付けることで床2の不陸の吸収が可能とされている。なお、不陸調整部材35,35Aとしては、上記したような態様とされたものに限られず、その他、種々の変形が可能である。
また、本実施形態では、上側フレーム41に、間仕切パネル10の上端凸部14が嵌め込まれる係合溝42を設けた構成としている。このような構成とすれば、間仕切パネル10の上端凸部14を上側フレーム41の係合溝42に嵌め込むことで間仕切パネル10の上端側の壁厚方向への移動を抑制することができる。この係合溝42は、下方側に向けて開口するように、かつ上側フレーム41の全長に亘って延びるように設けられ、溝長手方向に見て略方形溝状とされている。
また、図例では、上側フレーム41の壁厚方向両側に、壁厚方向両側面を被覆する上記同様な化粧材41a,41aを設けた例を示している。なお、この上側フレーム41と床側フレーム31とは、押出成形された同様の構成とされた部材を適宜、切断して形成されたものであってもよい。このような構成とすれば、部品の共通化を図ることができ、取扱性を向上させることができる。
また、図例では、このカバー材40の上面に取り付けられる照明部材7を設けた例を示している。このような構成とすれば、この照明部材7を間仕切壁上端の間接照明として機能させることができる。この照明部材7は、テープ状基材に光源となるLED(発光ダイオード)を長手方向に間隔を空けて設けたいわゆるテープLEDとされている。なお、照明部材7としては、このような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものであってもよい。また、このような照明部材7を設けていない構成としてもよく、また、カバー材40を設けていない構成としてもよい。
この支柱20の四周側部には、図3(a)及び図4(a)に示すように、上側フレーム41及び床側フレーム31の両方または一方を固定する固定具27の支柱側片部28を受け入れる受入溝21が設けられている。また、支柱20の四周側部には、受入溝21を覆うように取り外し可能に取り付けられた溝埋部材25が設けられている。
この受入溝21は、上側フレーム41及び床側フレーム31を当該支柱20に固定する固定具27,27の支柱側片部28,28を受け入れる構成とされている。また、受入溝21は、上記した柱状連結部材17,17Aの側部が嵌め込まれる係合凹所としても機能する。このような構成とすれば、支柱20と間仕切パネル10とを柱状連結部材17,17Aを介して連結することができ、これらの間の隙間を柱状連結部材17,17Aによって遮蔽することができる。また、柱状連結部材17,17Aによって支柱20に対する間仕切パネル10の壁厚方向への変位を抑制することができる。
この受入溝21の溝開口側の溝幅寸法は、柱状連結部材17,17Aの壁厚方向に沿う寸法に応じた寸法とされている。また、この受入溝21の溝深さ寸法は、柱状連結部材17,17Aの側部が嵌め込まれた状態で中央部が露出するように適宜の寸法とされている。
また、受入溝21の溝底は、支柱20の軸心側に設けられた軸心側柱状部23によって区画されている。この軸心側柱状部23に、固定具27を支柱20に固定するねじ等の固着具が止着されるものでもよい。また、図例では、略四角柱状とされた軸心側柱状部23の軸心部に、全長に亘って貫通する中空部を設けた例を示している。
また、支柱20の四周の各側面には、適宜の化粧シートが貼着されている。図例では、支柱20の四隅の表面、突片部22の先端面及び突片部22の先端部の軸心側に向く面に一連状に化粧シートを貼着した例を示している。なお、溝埋部材25の少なくとも支柱20の外周側に向く面にも同色同柄状の化粧シートが貼着されていてもよい。また、溝埋部材25の支柱20の外周側に向く面も含んで支柱20の四周の側面に一連状に化粧シートを貼着した態様としてもよい。この場合は、この化粧シートを切除することで溝埋部材25の取り外しが可能とされたものであってもよい。
この固定具27は、支柱20に固定される支柱側片部28と、上側フレーム41及び下側フレーム31に固定されるフレーム側片部29と、を備えている。図例では、この固定具27を、壁厚方向に見て略L字状とした例を示している。
支柱側片部28は、壁幅方向に厚さ方向を沿わせた板状とされ、支柱20の受入溝21の溝底に沿うように配される構成とされている。図例では、この支柱側片部28の壁厚方向に沿う寸法を、溝開口側の溝幅寸法よりも大とし、受入溝21の溝底の溝幅寸法に応じた寸法とした例を示している。
また、この支柱側片部28には、ねじ等の固着具の軸部が挿通される挿通孔が設けられている。この支柱側片部28は、挿通孔を介して軸心側柱状部23に止着された固着具によって支柱20に固定される。
また、フレーム側片部29の支柱側片部28側となる基端部に、受入溝21の溝開口側に設けられた突片部22,22に係合して固定具27の受入溝21開口側への移動を抑制する係合部29a,29aを設けた構成としている。図例では、フレーム側片部29の先端部側を溝底片部44,34の壁厚方向に沿う寸法に応じた寸法とし、係合部29a,29aを、段部状とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、係合部29a,29aを、突片部22,22を受け入れる切欠凹所状としてもよい。なお、固定具27は、適宜の金属系材料から形成されたものであってもよい。また、支柱20に上側フレーム41及び床側フレーム31を固定する固定具27としては、上記のような構成とされものに限られず、その他、種々の構成とされたものであってもよい。
この固定ベース26は、床2にねじ等の固着具や接着剤、粘着材等によって固定されるベース部26aと、支柱20に係合される係合部26bと、を備えている。図例では、係合部26bを、支柱20の四周の各側部に設けられた受入溝21の下端開口を介して嵌め込まれるように挿入される凸部状とした例を示している。なお、このような態様に代えて、軸心側柱状部23の中空部の下端開口を介して嵌め込まれるような係合部26bを設けた構成等としてもよい。支柱20は、その下端が床2に固定された固定ベース26に保持されることで自立可能な構成とされていてもよい。なお、支柱20の下端側を床2に固定する態様としては、上記のような構成とされたものに限られず、例えば、床2に固定される床側フレーム31を介して床2に固定されるものであってもよい。
この間仕切壁施工方法は、図6(a)に示すように、下端を床2側に固定して第1支柱20Aを設置する工程を備えている。この際、上記した固定ベース26を床2に固定し、次いで、第1支柱20Aの下端を固定ベース26に保持させて第1支柱20Aを床2上に設置するようにしてもよい。
また、間仕切壁施工方法は、この第1支柱20Aの下端部に第1端部を連結するように壁幅方向に延びる床側フレーム31を配置する工程を備えている。この際、床2上に配置された不陸調整部材35のベース部材36に、床側フレーム31を保持させて床側フレーム31の水平レベルを確認し、適宜、必要に応じて上記した高さ調整部材39を用いて床側フレーム31が水平状となるように設置するようにしてもよい。また、床側フレーム31(及びベース部材36)を、床2に対してねじ等の固着具や接着剤、粘着材等によって固定するようにしてもよい。また、この床側フレーム31の第1端部と第1支柱20Aの下端部とを固定具27によって連結する。なお、第1支柱20Aの下端側を固定ベース26に保持させる前に、第1支柱20Aの受入溝21に固定具27を係合させて固定しておいてもよい。または、床側フレーム31側に固定具27を予め固定しておくようにしてもよい。
また、間仕切壁施工方法は、図6(c)に示すように、間仕切パネル10の上端凸部14を保持する上側フレーム41の長手方向の各端部を第1支柱20A及び第2支柱20Bの上端部に固定する工程を備えている。この際、上側フレーム41の長手方向の各端部を第1支柱20A及び第2支柱20Bの上端部に固定する固定具27を、第1支柱20A及び第2支柱20Bまたは上側フレーム41に予め固定しておくようにしてもよい。また、間仕切パネル10に上記のような種々の設備機器(図例では、インターホン6や差込接続器5)が設けられる場合には、上側フレーム41や床側フレーム31、間仕切パネル10内にケーブル4を配線するようにしてもよい。
この間仕切壁装置1は、図7(a)に示すように、一対の支柱20,20の上方側に取り付けられ、上端が天井面3に当接される一対の補助支柱20C,20Cを備えている。また、間仕切壁装置1は、これら一対の補助支柱20C,20C間に延びるように天井面3に沿って配される天井側フレーム48と、この天井側フレーム48と上側フレーム41との間に配されて上下方向に伸縮自在とされたボード固定部材45と、を備えている。また、間仕切壁装置1は、これら天井側フレーム48と上側フレーム41との間の空間を塞ぐように、ボード固定部材45の壁厚方向両側に固定される補助ボード13A,13Aを備えている。
本体部46は、壁厚方向両面に壁厚方向両側の補助ボード13A,13Aが固定される。この本体部46の壁幅方向及び上下方向に沿う寸法は、壁厚方向両側の補助ボード13A,13Aを安定的に固定可能なように適宜の寸法としてもよい。また、この本体部46の壁厚方向に沿う寸法は、補助ボード13A,13Aの壁厚方向外側に向く表面が間仕切パネル10の壁厚方向外側に向く表面と略同一平面状となるように適宜の寸法としてもよい。
また、この本体部46の上端部には、天井側フレーム48の受入溝49に嵌め込まれる上端凸部46bが設けられている。この上端凸部46bは、本体部46の上端部の壁厚方向両側に段差が形成されるように設けられている。
また、この伸縮部47及び本体部46には、本体部46に対する伸縮部47の伸縮位置を固定する固定部及び被固定部を構成する固着具46a及び複数の雌ねじ部47aが設けられている。図例では、伸縮部47の壁幅方向両側に、上下方向に間隔を空けて複数の雌ねじ部47aを設け、本体部46の壁幅方向両側に、伸縮部47の雌ねじ部47aにねじ合わされる雄ねじ部を有した固着具46aを設けた例を示しているが、このような態様に限られない。
このボード固定部材45の壁厚方向両側に固定される補助ボード13A,13Aは、間仕切パネル10の面材13と同様の構成とされたものであってもよい。図例では、間仕切パネル10,10間の目地状溝の略直上に同様の目地状溝が形成されるように、補助ボード13Aの壁幅方向に沿う寸法を間仕切パネル10の面材13の壁幅方向に沿う寸法と略同寸法とした例を示している。なお、このような態様に代えて、補助支柱20C,20C間に亘って一連状に補助ボード13Aを設けた構成としてもよい。
この間仕切壁構造50は、間仕切パネル10,10を平面視して直交するように連結した複数の間仕切ブロック53~56を設置した構造とされている。このような構成とすれば、各間仕切ブロック53~56がそれぞれに間仕切パネル10,10を平面視して直交するように連結した構造とされているので、各間仕切ブロック53~56の設置安定性を向上させることができる。
また、本実施形態では、間仕切ブロック53~56における間仕切パネル10,10の交差部及び間仕切パネル10のパネル幅方向外側端部に、上記した支柱20を設けた構造としている。また、この支柱20に、第1連結部材51及び第2連結部材52の長手方向の各端部を連結した構造としている。このような構成とすれば、各連結部材51,52の長手方向の両端が支柱20に連結されることとなり、間仕切パネル10の上端部に連結したようなものと比べて、強固に連結することができ、安定性をより向上させることができる。
これら第1連結部材51及び第2連結部材52は、上記した上側フレーム41と同様の構成とされている。つまり、第1連結部材51及び第2連結部材52には、下方側に向けて開口する係合溝42(図2等参照)と上方側に向けて開口する受入溝43(図2等参照)とが設けられている。このような構成とすれば、これら第1連結部材51及び第2連結部材52の受入溝43に、ケーブル4を配線することができる。また、これら第1連結部材51及び第2連結部材52と上側フレーム41とは、押出成形された同様の構成とされた部材を適宜、切断して形成されたものであってもよい。このような構成とすれば、部品の共通化を図ることができ、取扱性を向上させることができる。
また、これら第1連結部材51及び第2連結部材52の長手方向の各端部と支柱20とは、上記同様の固定具27によって連結されていてもよい。また、各間仕切ブロック53~56の間仕切パネル10の上端側及び下端側には、上記した上側フレーム41及び床側フレーム31(パネル下端保持装置30)が設けられている。
図例では、第1間仕切ブロック53を、平面視して方形状とした例を示している。また、この第1間仕切ブロック53を、平面視して正方形状とした例を示している。また、この第1間仕切ブロック53の各辺部を、3枚の間仕切パネル10によって構成し、四隅の支柱20によって連結した構造としている。なお、この第1間仕切ブロック53のいずれかの辺部に、出入口とこれを開閉する引き戸や開き戸等の建具とを設けた構成としてもよい。このような建具は、いずれかの間仕切パネル10に代えて設置するようにしてもよく、間仕切パネル10に建具がユニット化されたものであってもよい。
また、第2間仕切ブロック54の横辺部と縦辺部との交差部に支柱20を設けた構造としている。図例では、この交差部の支柱20の両側の横辺部を、それぞれ4枚の間仕切パネル10によって構成した例を示しているが、このような態様に限られない。また、第2間仕切ブロック54の縦辺部を、3枚の間仕切パネル10によって構成した例を示しているが、このような態様に限られない。
また、この第4間仕切ブロック56を、平面視してL字状とした例を示している。また、L字状とされた第4間仕切ブロック56の各辺部を、3枚の間仕切パネル10によって構成した例を示しているが、このような態様に限られない。また、この第4間仕切ブロック56の一辺部の外側端部に設けられた支柱20と第2間仕切ブロック54の交差部の支柱20とを第2連結部材52によって連結した構造としている。また、この第2連結部材52の長手方向を、第4間仕切ブロック56の一辺部を構成する間仕切パネル10のパネル幅方向に沿わせ、第2間仕切ブロック54の縦辺部を構成する間仕切パネル10のパネル幅方向に沿わせた構造としている。
また、本実施形態では、平面視した形状が互いに異なる4つの間仕切ブロック53~56を設けた例を示しているが、全てまたは一部同士の平面視した形状が同一状とされたものであってもよい。また、4つの間仕切ブロック53~56を設けた例を示しているが、少なくとも第1間仕切ブロック、第2間仕切ブロック及び第3間仕切ブロックを備えたものであってもよく、5つ以上であってもよい。また、本実施形態に係る間仕切壁装置1を用いた間仕切壁構造50としては、上記したような例に限られず、その他、種々の変形が可能である。また、本実施形態では、床側フレーム31を水平状に支持する不陸調整部材35を設けた例を示しているが、このような不陸調整部材35を設けていない構成としてもよい。本実施形態に係る間仕切壁装置1の各部材及び各部の構成は、上記したような構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。
10 間仕切パネル
13A 補助ボード
14 上端凸部(上端部)
15 下端凸部(下端部)
16 係合凹所
17 柱状連結部材
18 筒壁部
18a 取付凹所
19 クッション材
20 支柱
20A 第1支柱
20B 第2支柱
20C 補助支柱
21 受入溝
25 溝埋部材
27 固定具
28 支柱側片部
31 床側フレーム
41 上側フレーム
45 ボード固定部材
48 天井側フレーム
2 床
3 天井面
8 支持部材
9 被支持対象
Claims (6)
- 下端が床側に固定される一対の支柱と、これら一対の支柱間に設けられる複数枚の間仕切パネルと、隣り合う間仕切パネルを連結するように設けられる柱状連結部材と、前記一対の支柱間に延びるように設けられ、前記間仕切パネルの下端部を保持する床側フレームと、前記一対の支柱間に延びるように設けられ、長手方向の各端部がこれら一対の支柱のそれぞれに固定され、前記間仕切パネルの上端部を保持する上側フレームと、を備えており、
前記間仕切パネルは、四方枠状に枠組みされたパネル芯材と、このパネル芯材の上端部及び下端部を露出させるように、該パネル芯材のパネル厚さ方向両側に貼着された面材と、を備え、前記パネル芯材の露出した上端部及び下端部によって、前記間仕切パネルの上端部及び下端部には、パネル厚さ方向両側に段差が形成されるように当該間仕切パネルの上下方向中央側部位よりもパネル厚さ方向に沿う寸法が小とされた上端凸部及び下端凸部が設けられ、前記上側フレーム及び前記床側フレームには、前記間仕切パネルの前記上端凸部及び前記下端凸部が嵌め込まれる係合溝が設けられ、これら上側フレーム及び床側フレームの壁厚方向外側に向く面が前記間仕切パネルの壁厚方向外側に向く面と略同一平面状となる構成とされていることを特徴とする間仕切壁装置。 - 天井面との間に空間を隔てて設置される上下寸法とされ下端が床側に固定される一対の支柱と、これら一対の支柱間に設けられる複数枚の間仕切パネルと、隣り合う間仕切パネルを連結するように設けられる柱状連結部材と、前記一対の支柱間に延びるように設けられ、前記間仕切パネルの下端部を保持する床側フレームと、前記一対の支柱間に延びるように設けられ、長手方向の各端部がこれら一対の支柱のそれぞれに固定され、前記間仕切パネルの上端部を保持する上側フレームと、前記一対の支柱の上方側に取り付けられ、上端が前記天井面に当接される一対の補助支柱と、これら一対の補助支柱間に延びるように前記天井面に沿って配される天井側フレームと、この天井側フレームと前記上側フレームとの間に配されて上下方向に伸縮自在とされたボード固定部材と、これら天井側フレームと上側フレームとの間の空間を塞ぐように、前記ボード固定部材の壁厚方向両側に固定される補助ボードと、を備えていることを特徴とする間仕切壁装置。
- 請求項1または2において、
前記支柱の四周側部には、前記上側フレーム及び前記床側フレームの両方または一方を固定する固定具の支柱側片部を受け入れる受入溝と、該受入溝を覆うように取り外し可能に取り付けられた溝埋部材と、が設けられていることを特徴とする間仕切壁装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記柱状連結部材は、壁幅方向中央部が隣り合う間仕切パネル間において露出するように壁幅方向両側部が前記間仕切パネルの壁幅方向両端部に設けられた係合凹所に嵌め込まれる構成とされ、かつ前記壁幅方向中央部に、被支持対象を支持する支持部材が取り付けられる取付凹所が設けられていることを特徴とする間仕切壁装置。 - 請求項4において、
前記柱状連結部材は、中空筒状とされ、該柱状連結部材の壁厚方向両側の筒壁部には、各筒壁部を貫通するように前記取付凹所が設けられ、該柱状連結部材内には、クッション材が挿入されていることを特徴とする間仕切壁装置。 - 天井面との間に空間を隔てて設置される上下寸法とされた第1支柱を、その下端を床側に固定して設置する工程と、この第1支柱の下端部に第1端部を連結するように壁幅方向に延びる床側フレームを配置する工程と、隣り合う間仕切パネル間に、これらを連結する柱状連結部材を介在させ、それぞれの下端部を前記床側フレームに保持させて複数枚の間仕切パネルを配置する工程と、前記天井面との間に空間を隔てて設置される上下寸法とされた第2支柱を、その下端部を前記床側フレームの第2端部に連結するように、かつその下端を床側に固定して設置する工程と、前記間仕切パネルの上端部を保持する上側フレームの長手方向の各端部を前記第1支柱及び前記第2支柱の上端部に固定する工程と、上端が前記天井面に当接される一対の補助支柱を前記第1支柱及び前記第2支柱の上方側に取り付け、これら一対の補助支柱間に延びるように前記天井面に沿って配された天井側フレームと前記上側フレームとの間に上下方向に伸縮自在とされたボード固定部材を配し、これら天井側フレームと上側フレームとの間の空間を塞ぐように、前記ボード固定部材の壁厚方向両側に補助ボードを固定する工程と、を備えていることを特徴とする間仕切壁施工方法。
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