[画像形成装置の構成]
図1は、実施例1の画像形成装置本体100、仕分装置400、オプション給紙カセット200、300を備える画像形成装置の概略構成を示す断面図である。図1において、感光ドラム122は、有機感光体やアモルファスシリコン感光体でできており、図中矢印方向(時計回り方向)に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動される。感光ドラム122は、帯電ローラ123により周面が所定の極性、電位に一様に帯電される。レーザ光学箱109からは、画像読取装置やコンピュータ等の画像信号発生装置(不図示)から入力された画像情報が変換された画素信号に対応して変調(オン/オフ変換)されたレーザ光が出射される。レーザ光学箱109から出射されたレーザ光は、スキャナモータ158(図3参照)によって回転駆動する反射ミラー108によって偏向され、感光ドラム122の表面に照射される。これにより、感光ドラム122の露光が行われ、画像情報に対応した静電潜像が感光ドラム122上に形成される。そして、感光ドラム122上に形成された静電潜像は、現像器121によってトナーが付着されることにより現像され、トナー像が形成される。なお、感光ドラム122、帯電ローラ123、現像器121は、着脱可能なプロセスカートリッジ120として一体化されている。
一方、画像形成装置本体100の給紙カセットからは、記録材Sが給紙ローラ102と分離ローラ103によって1枚給送され、給紙カセット搬送ローラ104、搬送ローラ105によって、転写ローラ107に搬送される。そして、転写ローラ107は、搬送された記録材Sに感光ドラム122上に形成されたトナー像を転写する。感光ドラム122上の静電潜像の形成は、搬送路上を搬送される記録材Sを検知する搬送センサ106が、記録材Sの先端を検知したタイミングに応じて開始される。転写ローラ107にトナーとは逆極性の電圧を印加することで、トナー像は感光ドラム122から記録材Sへと転写される。トナー像が転写された記録材Sは感光ドラム122から分離されて、定着装置130へと搬送される。
定着装置130は、ヒータ132によって加熱される定着スリーブ133と、定着スリーブ133に当接してニップ部を形成し、ニップ部を通過する記録材Sを加圧する加圧ローラ134と、を有している。定着装置130に搬送された記録材S上のトナー像は、ニップ部を通過する際に加熱、加圧され、記録材Sに定着される。トナー像が定着された記録材Sは、その後、DCブラシレスモータ622(図3参照)により駆動されるFUローラ111と、ステッピングモータ623(図3参照)により駆動されるFDローラ112によって搬送され、排出トレイ115に排出される。
両面プリントを行う場合は、定着装置130にて表面にトナー像が定着された記録材Sの後端が、記録材検知手段であるセンサ110を通過してから所定時間が経過した後に、ステッピングモータ623の回転方向を反転させる。これにより、記録材Sは、FDローラ112によって両面搬送路L1へと搬送される。両面搬送路L1へ搬送された記録材Sは、両面搬送センサ113を通過し、両面搬送ローラ114によって、再度、転写ローラ107へと搬送される。そして、転写ローラ107に搬送された記録材Sは、裏面にトナー像が転写され、定着装置130において転写されたトナー像が記録材Sに定着された後、排出トレイ115に排出される。
開閉部材であるFU(フェイスアップ)トレイ116は、FUローラ111から下流方向の搬送路の一部を形成すると共に、FUローラ111により搬送される記録材Sが排出される排出トレイ(第3の排出トレイ)の2つの機能を有するトレイである。FUトレイ116は、閉じられた状態(図中、実線で表示)(閉状態ともいう)では、FUローラ111により搬送される記録材Sを排出トレイ115等に搬送する搬送路の一部を形成している。一方、FUトレイ116は、開けられた状態(図中、破線で表示)(開状態ともいう)では、FUローラ111により搬送される記録材Sが、トナー像が定着された印刷面が上方向に向いた状態(フェイスアップ(FU))でそのまま排出される排出トレイとなる。開閉検知手段であるFUトレイ開閉センサ117は、FUトレイ116の開閉状態を検知する。FUトレイ開閉センサ117が、FUトレイ116が開けられた状態(図中、破線で表示した状態)を検知すると、所定の切替動作が行われ、定着装置130を通過した記録材SはFUトレイ116に排出される。
また、MPトレイ140から記録材Sを給送する場合は、MPトレイ140に積載された記録材Sは、MP給紙ローラ142によりMP分離ローラ143に給送される。そして、MP分離ローラ143は給送された記録材Sを1枚になるように分離して、搬送ローラ105に搬送する。搬送ローラ105に搬送された記録材Sは、更に搬送され、転写ローラ107に搬送される。転写ローラ107に搬送された記録材Sは、給紙カセットから給送された記録材Sと同様に、感光ドラム122上のトナー像が転写される。転写されたトナー像は定着装置130において記録材Sに定着され、その後、記録材Sは画像形成装置本体100の外部(例えば排出トレイ115)に排出される。
オプション給紙カセット200、300は、画像形成装置本体100に追加して増設が可能な給紙カセットである。オプション給紙カセット200、300から記録材Sを給送する場合も、給紙カセットからの給送と同様に、オプション給紙ローラ202、302には、記録材Sをオプション分離ローラ203、303に給送する。そして、オプション分離ローラ203、303は供給された記録材Sが1枚になるように分離して、オプション搬送ローラ204、304に搬送する。オプション搬送ローラ204、304に搬送された記録材Sは、更に画像形成装置本体100に搬送される。画像形成装置本体100に搬送された後の記録材Sは、給紙カセットやMPトレイ140から給送された記録材Sと同様に、画像形成が行われる。
画像形成装置本体100は、FUトレイ116が形成する搬送路の下流側に、切替部材118、搬送ガイド127、FDローラ112、排出トレイ115、満載センサ126(図3参照)を備えている。排出トレイ115は、画像形成装置本体100の上部に設けられている。また、満載センサ126は、図中に示す満載センサフラグ125が排出トレイ115に排出された最上位の記録材Sに接触する。そして、満載検知手段である満載センサ126は排出された記録材Sの積載量が増えるにつれ、満載センサフラグ125の位置が図中上方向に移動することにより積載状態を検知する。満載センサ126が排出トレイ115の満載状態を検知すると、画像形成装置本体100は、排出トレイ115上に満載された記録材Sが取り除かれるまで、画像形成を中止する。なお、切替部材118は、定着装置130を通過した記録材Sを仕分装置400に搬送する位置(図中、実線で表示)と、排出トレイ115に排出する位置(図中、破線で表示)に、フラッパソレノイド618(図3参照)によって切替え可能な構成となっている。また、表示部499は、画像形成装置の状態などをユーザへ知らせるための表示部である。
[仕分装置の構成]
次に、画像形成装置本体100と設置可能に構成されている仕分装置400について説明する。搬送ガイド401は、画像形成装置本体100内の切替部材118と搬送ガイド127によりガイドされて搬送された記録材Sを受け取り、仕分装置400内を搬送させる。搬送ガイド401は複数の分岐部を有し、それぞれの分岐部には、取り外し可能な排出トレイ410(第4の排出トレイ)、411、412(第2の排出トレイ)が配置されている。切替部材402、403は、アクチュエータである後述するフラッパソレノイド489、491(図3参照)によって、図1に示す実線で表示した位置、又は破線で表示した位置に切替可能な構成となっている。例えば、排出トレイ410に記録材Sを排出する場合には、切替部材402、403を、それぞれ図1の実線で表示した位置に切替え、搬送ローラ対442、排出ローラ対443によって記録材Sが搬送され、排出トレイ410に記録材Sが排出される。また、排出トレイ411に記録材Sを排出する場合は、切替部材402を図中、破線で表示した位置に切替え、切替部材403を図中、実線で表示した位置に切替え、搬送ローラ対442、排出ローラ対444により記録材Sを搬送し排出トレイ411に排出する。更に、排出トレイ412に記録材Sを排出する場合には、切替部材403を図中、破線で表示した位置に切替え、排出ローラ対445で記録材Sを排出トレイ412に排出する。
排出トレイ有無センサ420、421、422は、それぞれ排出トレイ410、411、412が取り付けられているかどうかを検知する。また、満載センサ433、434、435(図3参照)は、対応する排出トレイ410、411、412に積載された記録材Sの積載量が所定量以上となったことを、記録材Sに接触する満載センサフラグ430、431、432の状態によって検知する。なお、満載センサ433、434、435は、満載検知手段である。また、満載センサフラグ431は排出トレイ410と一体化されており、満載センサフラグ432は排出トレイ411と一体化されている。
[制御部の機能ブロック]
図2は、本実施例の画像形成装置の制御部の機能構成を説明するブロック図である。画像形成装置は、制御部として、画像形成装置本体100を制御するプリンタ制御部502、及び仕分装置400を制御する仕分装置制御部503を備えている。更に、画像形成装置は、外部機器500とプリンタ制御部502、仕分装置制御部503とのインタフェース部であるコントローラ501を備えている。
コントローラ501は、外部装置であるホストコンピュータ等の外部機器500との通信を行い、印刷要求を受信する。そして、印刷要求を受信したコントローラ501は、シリアルI/F(インタフェース)を介して、プリンタ制御部502に印刷要求に含まれるデータから作成した印刷条件を指定した印刷指示を送信する。また、表示部499は、コントローラ501から送信された表示データに基づいて、画像形成装置の状態を表示する。
プリンタ制御部502は、コントローラ501から受信した印刷指示に基づいて、各画像形成機構を制御する。具体的には、プリンタ制御部502は、給紙ローラ102、FUローラ111、切替部材118等から構成される記録材搬送機構511を制御して、記録材Sの搬送や排出を行う。また、プリンタ制御部502は、レーザ光学箱109や現像器121、感光ドラム122、転写ローラ107等から構成される画像形成部180を制御して記録材Sに画像形成を行い、定着装置130を制御して記録材Sにトナー像を定着させる。
開閉検知部516は、開閉機構515の状態を検知するFUトレイ開閉センサ117の検知結果に基づいて、開閉機構515を構成するFUトレイ116が開いている状態(図1に破線で示す状態)か、閉じている状態(図1に実線で示す状態)かを検知する。満載検知部521は、満載センサ126(図3参照)を有する満載検知機構522を制御することで、排出トレイ115への記録材Sの到達と排出トレイ115の満載状態を検知する。仕分先選択部518は、コントローラ501からシリアルI/Fを介して通知される仕分先情報と、開閉検知部516の検知結果に基づいて、記録材Sの排出先を決定する。具体的には、仕分先選択部518は、記録材Sを搬送・排出可能な仕分先として、排出トレイ115、FUトレイ116、仕分装置400の排出トレイ410、411、412のいずれかから選択し、決定する。搬送方向切替制御部517は、仕分先選択部518が決定した仕分先が仕分装置400の排出トレイ410、411、412のいずれかである場合には、切替部材118を図1の実線で表示する位置に切り替える。
また、コントローラ501は、シリアルI/Fを介して、プリンタ制御部502の仕分先選択部518が決定した仕分先情報を取得する。コントローラ501は、プリンタ制御部502から取得した仕分先が仕分装置400の排出トレイ410、411、412のいずれかである場合には、シリアルI/Fを介して、仕分装置制御部503に仕分先の排出トレイの指定情報を送信する。仕分装置制御部503は、コントローラ501から受信した仕分先の指定情報に基づいて、各制御機構を制御する。具体的には、仕分装置制御部503は、コントローラ501から受信した仕分先の指定情報に基づき、仕分制御部505、排出トレイ制御部506を有する記録材搬送制御部504から、搬送モータ制御部507、搬送方向切替制御部508に制御指示を送信する。記録材搬送機構512は、搬送ローラ対442、排出ローラ対443、444、445、切替部材402、403を駆動する。搬送モータ制御部507、及び搬送方向切替制御部508は、記録材搬送機構512を制御して、画像形成装置本体100から搬送された記録材Sを仕分装置400内に搬送する。また、排出トレイ有無検知機構513は、排出トレイ有無センサ420、421、422を有している。記録材搬送制御部504は、排出トレイ有無検知部509によって排出トレイ有無検知機構513を制御することで、排出トレイ410、411、412の有無を検知する。また、満載検知機構514は、満載センサ433、434、435(図3参照)を有している。記録材搬送制御部504は、満載検知部510によって、満載検知機構514を制御することで、排出トレイ410、411、412への記録材Sの到達と排出トレイ410、411、412の満載状態を検知する。
ユーザ通知要求部519、520は、それぞれプリンタ制御部502、仕分装置制御部503が画像形成装置内の紙詰まりやアクチュエータの故障等、ユーザに通知すべき状況が生じた際に、コントローラ501に情報通知を行う。具体的には、ユーザ通知要求部519、520は、ユーザへの通知情報を表示部499に表示するための表示要求を、シリアルI/Fを介してコントローラ501に送信する。
[制御部のハードウェア構成]
図3は、本実施例の画像形成装置本体100、及び仕分装置400の制御部に関係するハードウェア構成を示すブロック図である。
(画像形成装置本体)
画像形成装置本体100は、画像形成装置本体100を制御するCPU601、制御タイミングを生成するタイマ602、CPU601の制御プログラムを格納したROM603、データ等を記憶するRAM604、I/Oポート606を有している。そして、CPU601、タイマ602、ROM603、RAM604、及びI/Oポート606は、バス605を介して接続されている。なお、本実施例では、CPU601、タイマ602、ROM603、RAM604、バス605、I/Oポート606は、プリンタ制御部502に設けられているものとする。
I/Oポート606には、定着装置130のヒータ132を駆動するヒータ駆動回路611、DCブラシレスモータ622を駆動するDCブラシレスモータ駆動回路612が接続されている。また、I/Oポート606には、ステッピングモータ623を駆動するステッピングモータ駆動回路613、スキャナモータ158を駆動するスキャナモータ駆動回路615が接続されている。更に、I/Oポート606には、FUトレイ開閉センサ117の出力をI/Oポート606に入力するFUトレイ開閉センサ入力回路614、切替部材118を切り替えるフラッパソレノイド618を駆動するソレノイド駆動回路617が接続されている。そして、I/Oポート606には、満載センサ126の出力をI/Oポート606に入力する満載センサ入力回路616が接続されている。
CPU601は、バス605を介してI/Oポート606に接続された駆動回路を制御することで、ヒータ132、DCブラシレスモータ622、ステッピングモータ623、スキャナモータ158、フラッパソレノイド618を駆動する。また、CPU601は、バス605を介してI/Oポート606に接続された入力回路から入力される信号を取得することにより、FUトレイ開閉センサ117の状態や、満載センサ126の状態を検知することができる。
(仕分装置)
仕分装置400は、仕分装置400全体を制御するCPU450、制御タイミングを生成するタイマ451、CPU450の動作を制御する制御プログラムを格納したROM452、データ等を記憶するRAM453、I/Oポート455を有している。そして、CPU450、タイマ451、ROM452、RAM453、及びI/Oポート455は、バス454を介して接続されている。なお、本実施例では、CPU450、タイマ451、ROM452、RAM453、バス454、I/Oポート455は、仕分装置制御部503に設けられているものとする。
I/Oポート455には、次のような回路が接続されている。すなわち、仕分装置400内の搬送モータ471を駆動する搬送モータドライバ470、排出トレイ有無センサ420、421、422の出力をI/Oポート455に入力する排出トレイ有無センサ入力回路484、485、486が接続されている。また、I/Oポート455には、切替部材402、403を切り替えるアクチュエータであるフラッパソレノイド489、491を駆動するソレノイド駆動回路487、490が接続されている。更に、I/Oポート455には満載センサ433、434、435の出力をI/Oポート455に入力する満載センサ入力回路481、482、483が接続されている。
CPU450は、バス454を介してI/Oポート455に接続された搬送モータドライバ470を制御することにより、搬送モータ471を駆動する。搬送モータ471が駆動されることにより、搬送ローラ対442、排出ローラ対443、444、445が駆動され、画像形成装置本体100から搬送された記録材Sが、指定先の排出トレイ410、411、412へ搬送される。
また、CPU450は、バス454を介してI/Oポート455に接続されたソレノイド駆動回路487を制御することにより、フラッパソレノイド489を駆動する。フラッパソレノイド489には切替部材402が接続されている。CPU450のソレノイド駆動回路487への信号出力がオン状態の場合には、フラッパソレノイド489は切替部材402を図1の破線で示される位置に切替え、記録材Sは排出トレイ411へ搬送される。一方、CPU450のソレノイド駆動回路487への信号出力がオフ状態の場合には、フラッパソレノイド489は、切替部材402を図1の実線で示される位置に切替え、記録材Sは排出トレイ410へ搬送される。また、CPU450は、バス454を介してI/Oポート455に接続されたソレノイド駆動回路490を制御することにより、フラッパソレノイド491を駆動する。フラッパソレノイド491には、切替部材403が接続されている。CPU450からソレノイド駆動回路490への信号出力がオン状態の場合には、フラッパソレノイド491は切替部材403を図1の破線で表示される位置に切替え、記録材Sは排出トレイ412へ搬送される。一方、CPU450からソレノイド駆動回路490への信号出力がオフ状態の場合には、フラッパソレノイド491は、切替部材403を図1の実線で表示される位置に切替え、記録材Sは排出トレイ410、411の方へ搬送される。
CPU450は、バス454を介してI/Oポート455に接続された排出トレイ有無センサ入力回路484、485、486から入力される信号を取得する。CPU450は、取得した入力信号に基づいて、排出トレイ有無センサ420、421、422による排出トレイ410、411、412の有無状態を確認することができる。また、CPU450は、バス454を介してI/Oポート455に接続された満載センサ入力回路481、482、483から入力される信号を取得する。CPU450は、取得した入力信号に基づいて、満載センサ433、434、435による排出トレイ410、411、412の満載状態を確認することができる。
(コントローラ)
画像形成装置本体100は、コントローラ501全体を制御するCPU550、制御タイミングを生成するタイマ551、CPU550を制御する制御プログラムを格納したROM552、データ等を記憶するRAM553、I/Oポート555を有している。そして、CPU550、タイマ551、ROM552、RAM553、及びI/Oポート555は、バス554を介して接続されている。
また、コントローラ501のI/Oポート555と画像形成装置本体100のI/Oポート606とは、それぞれ双方向のシリアル通信を行うシリアル通信ドライバ556、620を介して接続されている。同様に、コントローラ501のI/Oポート555と仕分装置400のI/Oポート455とは、それぞれ双方向のシリアル通信を行うシリアル通信ドライバ557、492を介して接続されている。シリアル通信部467は、画像形成装置本体100とコントローラ501との双方向シリアル通信と、仕分装置400とコントローラ501との双方向シリアル通信を制御する。画像形成装置本体100と仕分装置400との双方向の通信は、コントローラ501が中継する。
コントローラ501は、シリアル通信部467等によって接続された外部機器500(図2)から印刷要求を受信すると、次の処理を行う。すなわち、コントローラ501は、シリアル通信部467を介して、画像形成装置本体100のCPU601(プリンタ制御部502のCPU601でもある)へ印刷情報として画像データや記録材Sの仕分先等を通知するとともに、印刷開始を指示する。また、コントローラ501は、仕分装置400のCPU450(仕分装置制御部503のCPU450でもある)に記録材Sの搬送予告や搬送された記録材Sの排出先情報を通知する。画像形成装置本体100のCPU601、及び仕分装置400のCPU450はコントローラ501から受信した制御指示、及び通知情報に基づいて、印刷動作(画像形成動作)を行う。また、画像形成装置本体100や仕分装置400の各装置内で発生する紙詰まりや排出トレイの満載状態、排出トレイの有無検知状況等の情報は、シリアル通信部467を介してコントローラ501に通知される。そして、印刷を継続できない状況が発生した場合には、コントローラ501は、画像形成装置本体100のCPU601、及び仕分装置400のCPU450に印刷中断を指示する。また、コントローラ501は、画像形成装置本体100のCPU601や仕分装置400のCPU450から通知された情報に基づいて、ユーザへの通知が必要な情報については、画像形成装置本体100の表示部499に表示する。
[FUトレイ開閉に伴う仕分先の選択制御]
図2で説明したように、プリンタ制御部502の仕分先選択部518は、コントローラ501から通知される仕分先情報と、開閉検知部516によるFUトレイ116の開閉状態の検知結果に基づいて、記録材Sの排出先を決定する。すなわち、仕分先選択部518は、記録材Sを搬送・排出可能な仕分先として、排出トレイ115、FUトレイ116、仕分装置400の排出トレイ410、411、412のいずれかから選択し、決定する。図4は、本実施例の仕分先選択部518の記録材Sを排出する仕分先を選択する制御シーケンスを示すフローチャートである。図4に示す処理は、記録材Sを印刷する印刷ジョブが実行されると起動され、画像形成装置本体100の制御手段であるCPU601(プリンタ制御部502のCPU601でもある)により実行される。
仕分先選択部518は、記録材Sの連続印刷中にFUトレイ116の開閉操作が行われる度に、コントローラ501から通知・要求された記録材Sの仕分先を基準に、仕分先を1つずつ搬送路の下流側の排出トレイに変更していく。これにより、排出される複数枚の記録材Sの束を分割し、複数の排出トレイに記録材Sの束が分割されたことをユーザに通知する。そのために、印刷ジョブを実行中にFUトレイ116が開いた状態から再び閉じられたことを検知するために「FUトレイ開閉履歴フラグ」がRAM604に設けられている。「FUトレイ開閉履歴フラグ」は、FUトレイ116が閉じた状態から開いた状態への状態変化が検知された場合にはオンに設定され、FUトレイ116が開いた状態から閉じた状態への状態変化が検知された場合にはオフに設定される。また、印刷ジョブを実行中に、FUトレイ116が開いた状態から再び閉じられた回数を計測するために、「FUトレイ開閉履歴カウンタ」がRAM604に設けられている。更に、記録材Sが排出される仕分先である排出トレイを示す「仕分先トレイ情報」がRAM604に設けられている。
ステップ(以下、Sとする)700では、CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタをクリアして0を設定し、FUトレイ開閉履歴フラグをオフに設定する。S701では、CPU601は、コントローラ501から通知・要求された仕分先(「コントローラからの要求仕分先」)である排出トレイを、仕分先トレイ情報に設定する。
S702では、CPU601は、開閉検知部516を制御して、FUトレイ開閉センサ117によるFUトレイ116の開閉状態の検知結果を取得し、FUトレイ116は閉じている状態かどうか判断する。CPU601は、FUトレイ116は閉じている状態であると判断した場合には処理をS705に進め、FUトレイ116は閉じている状態ではない(開いている状態である)と判断した場合には処理をS703に進める。
S703では、CPU601は、FUトレイ116は開いている状態であり、記録材SはFUトレイ116に排出されるため、仕分先トレイ情報にFUトレイ116を設定する。S704では、CPU601は、FUトレイ開閉履歴フラグをオンに設定して、処理をS770に進める。
S705では、CPU601は、FUトレイ開閉履歴フラグの情報を取得して、FUトレイ開閉履歴フラグはオフかどうか判断する。CPU601は、FUトレイ開閉履歴フラグはオフであると判断した場合には処理をS720に進める。一方、CPU601は、FUトレイ開閉履歴フラグはオフではない(オンである)と判断した場合には、FUトレイ116は開いた状態から閉じた状態に変化したと判断し、処理をS706に進める。S706では、CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値を1加算(FUトレイ開閉履歴カウンタ+1)し、FUトレイ開閉履歴フラグをオフに設定して、処理をS720に進める。
S720では、CPU601は、仕分先トレイ情報に設定された記録材Sが排出される仕分先に応じた処理に分岐する。すなわち、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上の最上流の排出トレイである「排出トレイ115」が設定されていた場合にはS730に進み、仕分先トレイ情報に「排出トレイ412」が設定されていた場合にはS740に進む。また、CPU601は、仕分先トレイ情報に「排出トレイ411」が設定されていた場合にはS750に進み、仕分先トレイ情報に搬送路上の最下流の排出トレイである「排出トレイ410」が設定されていた場合にはS760に進む。更に、CPU601は、仕分先トレイ情報に「FUトレイ116」が設定されていた場合にはS768に進む。
S730では、CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値を取得し、カウンタ値に応じた処理に進む。CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値が0(FUトレイ116の開閉操作が一度も行われていない場合)、又は4以上(FUトレイ116の開閉操作が4回以上行われた場合)には、処理をS770に進める。一方、CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値が1、2、3の場合には、処理をそれぞれS732、S733、S734に進める。S732では、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上で排出トレイ115よりも1つ下流側に設けられた排出トレイ412を設定し、処理をS770に進める。S733では、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上で排出トレイ115よりも2つ下流側に設けられた排出トレイ411を設定し、処理をS770に進める。S734では、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上で排出トレイ115よりも3つ下流側に設けられた排出トレイ410を設定し、処理をS770に進める。
S740では、CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値を取得し、カウンタ値に応じた処理に進む。CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値が0(FUトレイ116の開閉操作が一度も行われていない場合)、又は4以上(FUトレイ116の開閉操作が4回以上行われた場合)には、処理をS770に進める。一方、CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値が1、2、3の場合には、処理をそれぞれS742、S743、S744に進める。S742では、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上で排出トレイ412よりも1つ下流側に設けられた排出トレイ411を設定し、処理をS770に進める。S743では、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上で排出トレイ412よりも2つ下流側に設けられた排出トレイ410を設定し、処理をS770に進める。S744では、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上で排出トレイ412よりも1つ上流側に設けられた排出トレイ115を設定し、処理をS770に進める。
S750では、CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値を取得し、カウンタ値に応じた処理に進む。CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値が0(FUトレイ116の開閉操作が一度も行われていない場合)、又は4以上(FUトレイ116の開閉操作が4回以上行われた場合)には、処理をS770に進める。一方、CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値が1、2、3の場合には、処理をそれぞれS752、S753、S754に進める。S752では、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上で排出トレイ411よりも1つ下流側に設けられた排出トレイ410を設定し、処理をS770に進める。S753では、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上で排出トレイ411よりも2つ上流側に設けられた排出トレイ115を設定し、処理をS770に進める。S754では、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上で排出トレイ411よりも1つ上流側に設けられた排出トレイ410を設定し、処理をS770に進める。
S760では、CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値を取得し、カウンタ値に応じた処理に進む。CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値が0(FUトレイ116の開閉操作が一度も行われていない場合)、又は4以上(FUトレイ116の開閉操作が4回以上行われた場合)には、処理をS770に進める。一方、CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値が1、2、3の場合には、処理をそれぞれS762、S763、S764に進める。S762では、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上で排出トレイ410よりも3つ上流側に設けられた排出トレイ115を設定し、処理をS770に進める。S763では、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上で排出トレイ410よりも2つ上流側に設けられた排出トレイ412を設定し、処理をS770に進める。S764では、CPU601は、仕分先トレイ情報に搬送路上で排出トレイ410よりも1つ上流側に設けられた排出トレイ411を設定し、処理をS770に進める。
ここで、S730、S740、S750、S760の処理において、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値が0の場合はFUトレイ116の開閉操作が一度も行われていないため、CPU601は仕分先トレイ情報の更新を行っていない。また、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値が4以上の場合は、FUトレイ116の開閉操作が、画像形成装置が有している排出トレイ(4つ)の数以上の回数分、行われているため、CPU601は仕分先トレイ情報の更新を行っていない。
S768では、CPU601は、仕分先トレイ情報にFUトレイ116が設定されているが、FUトレイ116が閉じられた状態であり記録材Sを排出できないため、仕分先トレイ情報に排出トレイ115を設定する。S769では、CPU601は、記録材SのFUトレイ116以外の排出トレイへの排出が続かないように、画像形成動作を停止させる。更に、CPU601はユーザ通知要求部519を制御して、コントローラ501に印刷の中断と、ユーザへの印刷中断の報知を表示部499に行うように通知を行う。そして、CPU601は、処理をS770に進める。
S770では、CPU601は、記録材Sを排出する仕分先トレイ情報を確定させ、コントローラ501からの仕分先トレイ情報の問い合わせがあったときには、RAM604に保存された仕分先トレイ情報を返送する。ここで、仕分先トレイ情報には、コントローラ501からの通知・要求された仕分先と、現時点でのFUトレイ116の開閉状態とに基づいて、CPU601が決定した最適な記録材Sの排出先である仕分先情報が設定されている。
S772では、CPU601は、プリントジョブが終了したかどうか判断する。CPU601は、プリントジョブが終了したと判断した場合には処理をS773に進め、プリントジョブが終了していないと判断した場合には処理をS701に戻す。ここで、CPU601は、印刷ジョブにおける印刷の予約状況や搬送路上での紙詰まり(ジャム)の発生状況と、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値とに基づいて、印刷ジョブが終了したかどうかを判断する。特に、本実施例では、画像形成装置が有する仕分先として切替可能な排出トレイは、画像形成装置本体100に設けられた排出トレイ115、仕分装置400に設けられた排出トレイ410、411、412の4つである。本実施例では、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値が3を超えて4以上となった場合には、各排出トレイに分割される記録材の束の数が排出トレイの数を超えてしまうため、CPU601は印刷ジョブを終了させる。
S773では、CPU601は、FUトレイ開閉履歴カウンタのカウンタ値を取得し、カウンタ値が0よりも大きいかどうか判断する。CPU601は、カウンタ値が0よりも大きいと判断した場合には、印刷ジョブの実行中にFUトレイ116の開閉操作が行われたと判断して処理をS774に進め、カウンタ値が0以下と判断した場合には処理を終了する。
S774では、CPU601は、ユーザ通知要求部519を制御して、コントローラ501にユーザへの情報通知要求を行い、処理を終了する。ここで、コントローラ501に対するユーザへの情報通知の内容は、次のような情報である。すなわち、通知される情報は、FUトレイ116の開閉操作に伴い、記録材Sの仕分先が複数の排出トレイに分散されたこと、本来の排出トレイに排出され、積載された記録材Sの束に必要なページが含まれていない可能性があることを示す情報である。また、FUトレイ116に排出される記録材Sは印刷面を上にした状態(フェイスアップ)で積載されるが、FUトレイ116の下流側の排出トレイに排出される記録材Sは印刷面を下にした状態(フェイスダウン)で積載される。その結果、記録材Sの積載される順序が排出トレイにより逆転している。そのため、通知される情報は、FUトレイ116に排出された記録材Sがある場合は、FUトレイ116に排出された記録材Sの束の順序を逆に並び替える必要があることや、複数の記録材Sの束を印刷順に束ねるための重ね合わせ順を示す情報である。更に、通知される情報としては、上述したFUトレイ116の開閉操作回数が4以上であるため、切替可能な排出トレイが不足したことにより印刷ジョブを終了した理由情報を示す情報等である。
以上説明したように、本実施例では、印刷ジョブによる連続印刷中に、FUトレイ116の開閉操作が行われる毎に、記録材Sが排出される仕分先を搬送路上の1つ下流側の排出トレイに変更し、排出される記録材Sの束を分割する。更に、FUトレイ116の開閉操作に伴い、記録材Sが複数の排出トレイに分割されて排出されていることをユーザに通知する。これにより、FUトレイ116に排出されてしまった記録材Sを、他の排出トレイに排出された記録材の束のどの位置に挿入すべきかを明確にすることができる。
なお、上述した種々のパラメータやパラメータの取得方法等は、本実施例の説明内容に限定されるものではない。例えば、FUトレイ116の開閉操作を検知する毎に1ずつ加算されるFUトレイ開閉履歴カウンタは、画像形成装置に設けられた排出トレイの総数等に応じて、上限を設けてもよい。また、図4のS730~764で説明したFUトレイ116の開閉操作後の排出トレイの選択は、FUトレイ116の開閉操作前の排出トレイの搬送路の1つ下流側の排出トレイに限定するものではない。例えば、選択する排出トレイを、変更先の排出トレイの有無や満載検知機構522の検知結果等に応じて、2つ下流側や3つ下流側の排出トレイを選択するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例によれば、FUトレイの開閉操作が行われた場合のユーザビリティの低下を抑制することができる。
実施例1では、連続印刷中にFUトレイ116が開閉操作される毎に、仕分先を搬送路上の1つ下流側の排出トレイに変更し、記録材Sの束を分割することで、FUトレイ116に排出された記録材Sの挿入位置を明確にする構成について説明した。ところが、連続印刷中にFUトレイ116が開閉操作された場合でも、搬送中の記録材Sの搬送路上の位置によっては、FUトレイ116ではなく、本来の仕分先である排出トレイに排出される場合がある。例えば、記録材Sの先端がFDローラ112、搬送ローラ対442、排出ローラ対445のいずれかに到達していた場合は、その時点でFUトレイ116が開放されても、記録材Sは本来の仕分先である排出トレイに排出可能である。更に、後続の記録材Sの先端がFUトレイ116に到達する前にFUトレイ116が閉じられた場合は、FUトレイ116の開閉操作が検知されても、記録材SはFUトレイ116に排出されず、記録材Sは正常に本来の仕分先である排出トレイに排出される。ところが、実施例1で説明した図4に示す制御シーケンスでは、FUトレイ116の開閉操作を検知すると、記録材Sが本来の排出トレイに排出されたにもかかわらず、排出トレイが変更されてしまい、不必要に記録材Sの束が分割されてしまうことになる。
そこで、本実施例では、FUトレイ116が閉じた状態から開いた状態に操作されることにより、搬送中の記録材Sが本来の仕分先である排出トレイに排出されたか否かを検知した結果に応じて排出トレイの変更を行う。以下では、記録材Sが複数の排出トレイに不必要に分割されるという課題を解決する方法について説明する。なお、本実施例における画像形成装置本体100や仕分装置400の構成については、実施例1と同様であり、同じ装置、部材には実施例1と同じ符号を用いることにより、ここでの説明は省略する。
[満載検知機構を用いた排出トレイへの記録材の排出検知]
通常、画像形成装置は、搬送中の記録材Sが正しく排出トレイに排出されたことを確認しながら連続印刷を実施し、記録材Sが仕分先である排出トレイに到達しない場合は、搬送路上に記録材Sが滞留する紙詰まり(ジャム)を報知するように構成されている。本実施例の画像形成装置においても、各排出トレイに設けられた満載検知機構522によって、各排出トレイへの記録材Sの到達を検知することが可能である。
満載検知機構522は、各排出トレイに満載センサフラグ、及び満載センサを有している。満載センサフラグは排出トレイに排出され、積載された最上位の記録材Sに接触し、満載センサは、満載センサフラグの状態に基づいて、記録材Sの束の高さが所定の高さ以上か否かを検知する。そして、満載検知部521は、満載センサの検知結果に基づいて、各排出トレイの満載状態を判断する。具体的には、本実施例の画像形成装置本体100の排出トレイ115には満載センサフラグ125が設けられ、満載センサ126が満載センサフラグ125の状態を検知する。また、仕分装置400は、排出トレイ410、411、412を有し、排出トレイ410、411、412には、それぞれ満載センサフラグ430、431、432が設けられている。そして、満載センサ433、434、435は、それぞれ、満載センサフラグ430、431、432の状態を検知する。
記録材Sの先端が満載センサフラグに到達し、記録材Sが満載センサフラグに接触しながら、ある程度の距離を搬送されるまでの間は、記録材Sの紙のコシによって満載センサフラグが押し上げられる。そのため、満載センサは、該当の排出トレイが満載状態であることを検知する。そして、記録材Sが更に排出トレイの下流方向に搬送されると、記録材Sの紙のコシが満載センサフラグの重さに負けて、記録材Sは重力方向(下方向)に向かって押圧されるため、満載センサフラグは重力方向に向かって下がることになる。その結果。排出トレイに積載された記録材Sの束の高さが所定の高さ未満であれば、満載センサは該当の排出トレイの満載状態を検知しない。一方、排出トレイに積載された記録材Sの束が所定の高さ以上の高さであれば、積載された記録材Sの束によって、満載センサフラグが押し上げられた状態のままとなり、満載センサは該当の排出トレイが満載状態であることを検知し続ける。このように、満載検知機構522は、排出トレイの記録材Sの束が満載状態になるまでの間は、記録材Sが排出トレイに排出中(搬送中)に満載センサが一時的に満載状態を検知する仕組みを用いて、記録材Sが排出トレイに到達したことを検知することができる。
[記録材の排出トレイへの排出検知シーケンス]
図5は、プリンタ制御部502のCPU601が、記録材Sの仕分先の排出トレイへの到達、及び仕分先の排出トレイの満載状態を検知するとともに、記録材Sの紙詰まりを検知する制御シーケンスを示すフローチャートである。図5に示す処理は、記録材Sを印刷するために、記録材Sの搬送が開始されると、記録材Sの状態を監視するために記録材S毎に起動され、画像形成装置本体100のCPU601(プリンタ制御部502のCPU601でもある)により実行される。
本実施例では、記録材Sが排出される排出トレイは、画像形成装置本体100の排出トレイ115、FUトレイ116、仕分装置400の排出トレイ410、411、412である。画像形成装置本体100の排出トレイ115、FUトレイ116への記録材のSの到達、排出トレイ115の満載状態の検知は、上述したプリンタ制御部502の満載検知部521が行うものとする。一方、仕分装置400の排出トレイ410、411、412への記録材のSの到達、排出トレイ115の満載状態の検知は、上述した仕分装置制御部503の満載検知部510が行うものとする。そのため、CPU601は、記録材Sの仕分先が仕分装置400の排出トレイ410、411、412の場合には、コントローラ501を介して、仕分装置制御部503の記録材搬送制御部504に排出トレイ410、411、412の監視を指示するものとする。これにより、記録材搬送制御部504(CPU450でもある)は、満載検知部510が満載検知機構514を制御することで、排出トレイ410、411、412への記録材Sの到達と排出トレイ410、411、412の満載状態を検知するものとする。そして、記録材搬送制御部504は、満載検知機構514による排出トレイ410、411、412への記録材Sの到達と、排出トレイ410、411、412の満載状態の検知結果を、コントローラ501を介してCPU601に通知するものとする。
また、画像形成装置本体100のRAM604には、印刷中の記録材Sの到達を仕分先の排出トレイに設置された満載センサが所定の時間内に検知したかどうかを管理するために「記録材先端到達履歴」が設けられている。「記録材先端到達履歴」は、記録材Sの到達が検知された場合にはオンに設定され、記録材Sの到達が検知されない場合にはオフに設定される。また、画像形成装置本体100のRAM604には、印刷中の記録材SがFUトレイ116に排出されたことを管理するために「FUトレイ排出履歴」が設けられている。「FUトレイ排出履歴」は、FUトレイ116に記録材Sが排出されたことが検知された場合にはオンに設定され、検知されない場合にはオフに設定される。
また、記録材搬送制御部504(CPU450でもある)は、CPU601からの該当する排出トレイの状態監視の指示を受信すると、次の処理を行う。すなわち、CPU450は、RAM453に設けた「記録材先端到達履歴」、及び、該当の排出トレイの満載状況を示す「排出トレイ満載状況」をオフに設定する。
S801では、CPU601は、RAM604に設けられた「記録材先端到達履歴」、及び「FUトレイ排出履歴」にオフを設定する。S802では、CPU601は、定着装置130の搬送路下流側に設置されたセンサ110の検知結果を取得し、センサ110が記録材Sの先端を検知したかどうか判断する。CPU601は、センサ110が記録材Sの先端を検知したと判断した場合には、タイマ602をリセットしてスタートさせて処理をS803に進め、検知していないと判断した場合には処理をS802に戻す。
S803は、CPU601はタイマ602を参照して、所定時間が経過したかどうか判断する。CPU601は、所定時間が経過したと判断した場合には処理をS810に進め、所定時間が経過していないと判断した場合には処理をS803に戻す。
S810では、CPU601は、コントローラ501から通知・要求された記録材Sの仕分先(「コントローラからの仕分先」)に応じた処理に分岐する。すなわち、CPU601は、「コントローラからの仕分先」が排出トレイ115の場合にはタイマ602をリセットしてスタートさせてS830に進む。また、CPU601は、「コントローラからの仕分先」がFUトレイ116の場合には、FUトレイ116には満載センサ等のFUトレイ116に記録材Sが排出されたことを検知する機構が設けられていないため、処理を終了する。更に、CPU601は、「コントローラからの仕分先」が排出トレイ410、411、412の場合には、それぞれ、S840、S850、S860に進む。なお、CPU601は、「コントローラからの仕分先」が仕分装置400の排出トレイ410、411、412の場合には、コントローラ501を介して、仕分装置制御部503の記録材搬送制御部504に該当の排出トレイの状態監視を指示する。これにより、記録材搬送制御部504(CPU450でもある)は、タイマ451をリセットしスタートさせるとともに、満載検知部510を制御し、満載検知機構514を介して該当の排出トレイへの記録材Sの到達と満載状態を検知する。
S830では、CPU601は、満載検知部521を制御して、満載センサ126の検知結果を取得し、満載センサ126の状態がオフ状態(排出トレイ115が満載状態ではない)からオン状態(排出トレイ115が満載状態)に変化したかどうか判断する。CPU601は、満載センサ126の状態がオフ状態からオン状態に変化したと判断した場合には処理をS831に進め、満載センサ126の状態がオフ状態からオン状態に変化していないと判断した場合には処理をS832に進める。S831では、CPU601は、RAM604に設けた「記録材先端到達履歴」をオンに設定する。S832では、CPU601は、タイマ602を参照して、所定時間が経過したかどうか判断する。CPU601は、所定時間が経過したと判断した場合には処理をS833に進め、所定時間が経過していないと判断した場合には処理をS830に戻す。
S833では、CPU601は、満載検知部521を制御して満載センサ126の検知結果を取得し、満載センサ126の状態がオン状態(排出トレイ115が満載状態)かどうか判断する。CPU601は、満載センサ126の状態がオン状態であると判断した場合には処理をS834に進め、満載センサ126の状態がオン状態ではない(オフ状態である)と判断した場合には処理をS870に進める。S834では、CPU601は、排出トレイ115に積載された記録材Sの束の高さが所定の高さ以上に到達していると判断できるため、排出トレイ115の満載状態を示す「排出トレイ115満載状況」をオンに設定し、処理をS870に進める。
S840では、仕分装置制御部503のCPU450は、満載検知部510を制御して、満載センサ433の検知結果を取得する。そして、CPU450は、満載センサ433の状態がオフ状態(排出トレイ410が満載状態ではない)からオン状態(排出トレイ410が満載状態)に変化したかどうか判断する。CPU450は、満載センサ433の状態がオフ状態からオン状態に変化したと判断した場合には処理をS841に進め、満載センサ433の状態がオフ状態からオン状態に変化していないと判断した場合には処理をS842に進める。S841では、CPU450は、RAM453に設けた「記録材先端到達履歴」をオンに設定する。S842では、CPU450は、タイマ451を参照して、所定時間が経過したかどうか判断する。CPU450は、所定時間が経過したと判断した場合には処理をS843に進め、所定時間が経過していないと判断した場合には処理をS840に戻す。
S843では、CPU450は、満載検知部510を制御して満載センサ433の検知結果を取得し、満載センサ433の状態がオン状態(排出トレイ410が満載状態)かどうか判断する。CPU450は、満載センサ433の状態がオン状態であると判断した場合には処理をS844に進める。一方、CPU450は、満載センサ433の状態がオン状態ではない(オフ状態である)と判断した場合は、「記録材先端到達履歴」及び「排出トレイ410満載状況」を、コントローラ501を介してCPU601に通知して、処理をS870に進める。S844では、CPU450は、排出トレイ410に積載された記録材Sの束の高さが所定の高さ以上に到達していると判断できるため、排出トレイ410の満載状態を示す「排出トレイ410満載状況」にオンを設定する。そして、CPU450は、「記録材先端到達履歴」、及び「排出トレイ410満載状況」を、コントローラ501を介してCPU601に通知して、処理をS870に進める。
S850では、仕分装置制御部503のCPU450は、満載検知部510を制御して、満載センサ434の検知結果を取得する。そして、CPU450は、満載センサ434がオフ状態(排出トレイ411が満載状態ではない)からオン状態(排出トレイ411が満載状態)に変化したかどうか判断する。CPU450は、満載センサ434の状態がオフ状態からオン状態に変化したと判断した場合には処理をS851に進め、満載センサ434の状態がオフ状態からオン状態に変化していないと判断した場合には処理をS852に進める。S851では、CPU450は、RAM453に設けた「記録材先端到達履歴」をオンに設定する。S852では、CPU450は、タイマ451を参照して、所定時間が経過したかどうか判断する。CPU450は、所定時間が経過したと判断した場合には処理をS853に進め、所定時間が経過していないと判断した場合には処理をS850に戻す。
S853では、CPU450は、満載検知部510を制御して満載センサ434の検知結果を取得し、満載センサ434の状態がオン状態(排出トレイ411が満載状態)かどうか判断する。CPU450は、満載センサ434の状態がオン状態であると判断した場合には処理をS854に進める。一方、CPU450は、満載センサ434の状態がオン状態ではない(オフ状態である)と判断した場合は、「記録材先端到達履歴」及び「排出トレイ411満載状況」を、コントローラ501を介してCPU601に通知して、処理をS870に進める。S854では、CPU450は、排出トレイ411に積載された記録材Sの束の高さが所定の高さ以上に到達していると判断できるため、排出トレイ411の満載状態を示す「排出トレイ411満載状況」にオンを設定する。そして、CPU450は、「記録材先端到達履歴」及び「排出トレイ411満載状況」を、コントローラ501を介してCPU601に通知して、処理をS870に進める。
S860では、仕分装置制御部503のCPU450は、満載検知部510を制御して、満載センサ435の検知結果を取得する。そして、CPU450は、満載センサ435がオフ状態(排出トレイ412が満載状態ではない非満載状態)からオン状態(排出トレイ412が満載状態)に変化したかどうか判断する。CPU450は、満載センサ435の状態がオフ状態からオン状態に変化したと判断した場合には処理をS861に進め、満載センサ435の状態がオフ状態からオン状態に変化していないと判断した場合には処理をS862に進める。S861では、CPU450は、RAM453に設けた「記録材先端到達履歴」をオンに設定する。S862では、CPU450は、タイマ451を参照して、所定時間が経過したかどうか判断する。CPU450は、所定時間が経過したと判断した場合には処理をS863に進め、所定時間が経過していないと判断した場合には処理をS860に戻す。
S863では、CPU450は、満載検知部510を制御して満載センサ435の検知結果を取得し、満載センサ435の状態がオン状態(排出トレイ412が満載状態)かどうか判断する。CPU450は、満載センサ435の状態がオン状態であると判断した場合には処理をS864に進める。一方、CPU450は、満載センサ435の状態がオン状態ではない(オフ状態である)と判断した場合は、「記録材先端到達履歴」及び「排出トレイ412満載状況」を、コントローラ501を介してCPU601に通知して、処理をS870に進める。S864では、CPU450は、排出トレイ412に積載された記録材Sの束の高さが所定の高さ以上に到達していると判断できるため、排出トレイ412の満載状態を示す「排出トレイ412満載状況」にオンを設定する。そして、CPU450は、「記録材先端到達履歴」、及び「排出トレイ412満載状況」を、コントローラ501を介してCPU601に通知して、処理をS870に進める。
S870では、CPU601は、記録材Sが排出される仕分先の排出トレイの満載状況を該当の排出トレイの「排出トレイ満載状況」に基づいて判断し、該当の排出トレイが満載状態の場合にはコントローラ501に満載状態を通知する。コントローラ501は、CPU601から排出トレイの満載状態を通知されると、通知された「排出トレイ満載状況」がオン状態である間は、該当する排出トレイに記録材が排出される印刷ジョブの実行を中断する。そして、画像形成装置本体100のCPU601、及び仕分装置400の仕分装置制御部503のCPU450は、不図示の監視処理によって、各排出トレイの満載センサの検知結果を取得する。そして、CPU601、及び仕分装置400のCPU450は、所定の時間以上、満載センサがオフ状態(排出トレイが満載状態ではない状態)であることを検知した場合には、コントローラ501に排出トレイの満載状況が解除されたことを通知する。コントローラ501は、CPU601及び仕分装置400のCPU450から排出トレイの満載状況が解除された通知を受信すると、画像形成装置本体100に印刷ジョブの再開を指示する。
S880では、CPU601は、「記録材先端到達履歴」がオン状態かどうか判断する。CPU601は、「記録材先端到達履歴」がオン状態であると判断した場合には処理を終了し、「記録材先端到達履歴」がオン状態ではない(オフ状態である)と判断した場合には処理をS881に進める。S881では、CPU601は、開閉検知部516を制御してFUトレイ開閉センサ117の検知結果を取得して、FUトレイ116は開放状態(開いている状態)かどうか判断する。CPU601は、FUトレイ116は開放状態であると判断した場合には処理をS882に進め、FUトレイ116は開放状態ではない(閉じられた状態である)と判断した場合には処理をS883に進める。S882では、CPU601は、記録材SはFUトレイ116に排出されたと判断して、RAM604に設けられた「FUトレイ排出履歴」にオンを設定し、処理を終了する。S883では、CPU601は、記録材SはFUトレイ116に排出されていないため、該当の排出トレイまでの搬送路上に記録材Sが滞留していると判断し、紙詰まりをコントローラ501に通知し、処理を終了する。
なお、図5に示す記録材Sの監視処理は、画像形成装置内を搬送される記録材Sの1枚毎にそれぞれ実行されるものである。そのため、ある記録材Sの監視処理が終了する前に、後続の記録材Sの搬送が開始される場合には、2枚の記録材Sの監視処理が並行して実行される。そして、各記録材Sの紙詰まりをそれぞれ正しく検知するために、RAM604に設けられる「記録材先端到達履歴」、及び「FUトレイ排出履歴」は、画像形成装置内を同時に搬送される記録材Sの最大枚数と等しい数だけ、個別に用意されるものとする。
[FUトレイ開閉に伴う仕分先の選択制御]
続いて、本実施例におけるプリンタ制御部502の仕分先選択部518の記録材Sを排出する仕分先を選択する制御シーケンスについて説明する。図6は、本実施例の仕分先選択部518の記録材Sを排出する仕分先を選択する制御シーケンスを示すフローチャートである。図6に示す制御シーケンスでは、実施例1の図4で示した制御シーケンスと同様、連続印刷中のFUトレイ116の開閉操作を監視する。そして、図6に示す制御シーケンスでは、上述した図5に示す制御シーケンスにおいて設定された「FUトレイ排出履歴」を参照することで、FUトレイ116に排出された記録材Sの有無を判断する。そして、FUトレイ116に記録材Sが排出され、本来の排出トレイに排出された記録材Sの束に必要なページが含まれていないことが判断できた場合には、FUトレイ116の開閉操作後の仕分先を下流側の排出トレイに変更する。これにより、FUトレイ116に記録材Sが排出されていないにもかかわらず、排出トレイが変更され、記録材Sの束が分割されることを防ぐ。
図6に示すフローチャートでは、実施例1で説明した図4のフローチャートと同じ処理には同じステップ番号を付している。そのため、以下では、図6のフローチャートにおいて、図4のフローチャートと異なる処理についてのみ説明する。
S705では、CPU601は、FUトレイ開閉履歴フラグの情報を取得して、FUトレイ開閉履歴フラグはオフかどうか判断する。CPU601は、FUトレイ開閉履歴フラグはオフであると判断した場合には処理をS720に進める。一方、FUトレイ開閉履歴フラグはオフではない(オンである)と判断した場合には、処理をS900に進める。S900では、CPU601は、上述した図5の処理によりオン又はオフに設定される「FUトレイ排出履歴」がオンかどうか判断する。CPU601は、「FUトレイ排出履歴」がオンであると判断した場合には処理をS901に進め、「FUトレイ排出履歴」がオンではない(オフである)と判断した場合には処理をS902に進める。S901では、CPU601は、「FUトレイ排出履歴」がオンに設定されているため、FUトレイ116に記録材Sが排出されたと判断し、「FUトレイ開閉履歴カウンタ」のカウンタ値を1加算(FUトレイ開閉履歴カウンタ+1)する。S902では、CPU601は、「FUトレイ開閉履歴フラグ」をオフに設定し、処理をS720に進める。
図6では、図5の紙詰まり検知による「FUトレイ排出履歴」に基づいて、S900~S902の処理を追加している。これにより、連続印刷中のFUトレイ116の開放中に、記録材SがFUトレイ116に排出された場合のみ、FUトレイ116を閉じた後の排出トレイを、直前に使用されていた排出トレイの下流側の排出トレイに変更することができるようになる。その結果、FUトレイ116に記録材Sが排出されていないにもかかわらず、複数の排出トレイに記録材Sが分割されることを防止することができる。
本実施例では、図5に示す、搬送中の用紙が正しく排出トレイに排出されたか否かを確認する紙詰まり検知の監視処理を追加している。そして、図5の処理では、FUトレイ116の開放状態によって当該紙が排出トレイに排出できなかった場合は、FUトレイ116に記録材Sが排出された履歴を残している。画像形成装置では、記録材Sを1枚搬送開始する度に、図5に示す記録材Sの監視処理を実行し、当該紙が画像形成装置の機外に排出されるまでの十分な時間が経過した後に、処理を終了する。
また、図6に示す記録材Sの仕分先選択の制御シーケンスでは、図5に示す紙詰まり検知の監視処理によってFUトレイ116への記録材Sの排出履歴が残されていることを検知した場合のみ、FUトレイ116の開閉操作後の記録材Sの仕分先を変更する。画像形成装置は、印刷ジョブの開始とともに、図6に示す制御シーケンスを実行し、印刷ジョブが終了するまでの間、継続する。このように、本実施例では、画像形成装置が紙詰まり検知の監視処理と仕分先選択の制御シーケンスをそれぞれ並行して実行することで、連続印刷中のFUトレイ116の開閉操作を検知した場合の仕分先変更の要否を判断する。
なお、上述した本実施例の種々のパラメータやパラメータの取得方法等は、実施例1と同様に、本実施例の説明内容に限定されるものではない。また、本実施例では、仕分装置400の排出トレイ410、411、412への記録材のSの到達、排出トレイ115の満載状態の検知は、仕分装置400が行う構成としているが、例えば画像形成装置本体100のCPU601が行う構成でもよい。
以上説明したように、本実施例によれば、FUトレイの開閉操作が行われた場合のユーザビリティの低下を抑制することができる。