コロナウイルス科のウイルスは、エンベロープ型の一本鎖プラス鎖球状RNAウイルスのファミリーである。コロナウイルスは、表面上の冠様スパイクにちなんで命名されている。コロナウイルス科には、2つの亜科、コロナウイルス及びトロウイルスが含まれる。コロナウイルス属は、らせん状ヌクレオカプシドを有し、トロウイルス属は、管状ヌクレオカプシドを有する。コロナウイルス科のウイルスには、中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)、SARS及びSARS-CoV-2が含まれる。
コロナウイルス疾患2019(COVID-19)(新型コロナウイルス肺炎又は2019-nCoV急性呼吸器疾患とも呼ばれる)は、重度呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)(新型コロナウイルス2019又は2019-nCoVとも呼ばれる)による感染症である。この疾患は、2019年12月に初めて同定され、世界的に広がり、パンデミックを引き起こした。COVID-19の症状には、発熱、咳、息切れ、倦怠感、頭痛、嗅覚の喪失、鼻閉、咽頭炎、喀痰、筋肉又は関節の疼痛、悪寒、悪心、嘔吐、及び下痢が挙げられる。重度の場合では、症状は、覚醒困難、錯乱、青白い顔又は唇、喀血、白血球数の減少、及び腎不全を含み得る。合併症は、肺炎、ウイルス敗血症、急性呼吸窮迫症候群、及び腎不全を含み得る。
COVID-19は特に公衆衛生を脅かしている。このウイルスは伝染性が高く、現在の研究では、無症候性キャリア又は発症前のキャリアによって伝播され得ることが示されている。同様に、疾患の初期段階は進行が遅いので、キャリアは自身が感染していることに気付かないことが多く、彼らによって多くの他者がウイルスに曝露する。COVID-19の易伝染性、患者の高い入院率、及びその死亡率の組み合わせにより、特に、パンデミックレベルの数の患者に対して支持療法を提供する態勢が整っている医療制度がない国にとって、ウイルスが相当な公衆衛生リスクになる。COVID-19に対するワクチン又は特異的抗ウイルス治療はまだ存在せず、したがって、治療又は治癒の差し迫った必要性が存在する。
SARS-CoV-2は、疾患を引き起こす唯一のコロナウイルスではない。これは、β-コロナウイルス、すなわち、SARS-CoV(SARSの原因病原体)、MERS-CoV(MERSの原因病原体)、及びHCoV-OC43(感冒の一原因病原体)を含む他のヒト病原体を含むコロナウイルス属である。これらのウイルスの感染性、及びそれらが引き起こす疾患の重症度は、大きく異なる。β-コロナウイルスはまた、ヒト及び動物に広がり、ヒト及び動物から広がる人畜共通感染症として発現し得る。更に、ラクダ、コウモリ、トラ、非ヒト霊長類、及びウサギなどの非ヒト種は、β-コロナウイルスに対して感受性の可能性がある。したがって、複数のコロナウイルスの治療又は治癒のために差し迫った必要性がある。
本開示は、コロナウイルス、特にヒトにおけるCOVID-19の原因病原体であるSARS-CoV-2に対して有用な分子を提供する。したがって、本開示は、ヒトにおけるコロナウイルス感染を安全かつ効果的に治療又は予防するものであり得る化合物に対する当該技術分野における必要性を満たす。
ピコルナウイルスは、プラス鎖RNAのノンエンベロープウイルスのファミリーである。ピコルナウイルスは、5つのプロトマーを含有する60個の同一サブユニット(頂点)を有する。各プロトマーは、VP1、VP2、VP3及びVP4と名付けられた4つのタンパク質の1つのコピーから構成される。ピコルナウイルスには、エンテロウイルス、アフトウイルス、カルジオウイルス、及びヘパトウイルスを含むいくつかの属がある。ヒトに感染することが知られているエンテロウイルスとしては、ライノウイルスA、ライノウイルスB、ライノウイルスC、コクサッキーウイルスA、コクサッキーウイルスB及びポリオウイルスが挙げられるが、これらに限定されない。ピコルナウイルス感染に対する特定の治療はない。
ノロウイルスは、カリシウイルス科に属するプラス鎖一本鎖RNAのノンエンベロープウイルスである。ノロウイルスは、多くの場合、糞口経路によって広がり、胃腸炎の一般的な原因である。感染した対象は、悪心、非出血性下痢、嘔吐及び/又は腹痛を経験し得る。ノロウイルスに感染している患者は、重篤な脱水状態になる可能性があり、治療を必要とする。ピコルナウイルス感染と同様に、ノロウイルス感染に対する特定の治療はない。したがって、ピコルナウイルス及び/又はノロウイルス感染を効果的に治療又は予防する化合物が必要とされている。
ある基が「任意に置換」されていると記載されるときはいつでも、その基は、非置換であってもよく、又は示された置換基のうちの1つ以上で置換されていてもよい。同様に、ある基が「非置換又は置換」であると記載されるとき、置換の場合は、置換基は、示された置換基のうちの1つ以上から選択されてもよい。置換基が指示されていない場合、指示された「任意に置換された」又は「置換された」基が、重水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール(アルキル)、ヘテロアリール(アルキル)、(ヘテロシクリル)アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アシル、シアノ、ハロゲン、チオカルボニル、O-カルバミル、N-カルバミル、O-チオカルバミル、N-チオカルバミル、C-アミド、N-アミド、S-スルホンアミド、N-スルホンアミド、C-カルボキシ、O-カルボキシ、C-アミド(アルキル)、イソシアナト、チオシアナト、ニトロ、アジド、シリル、スルフェニル、スルフィニル、スルホニル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、トリハロメタンスルホニル、トリハロメタンスルホンアミド、アミノ、一置換アミン、及び二置換アミンから個々にかつ独立して選択される1つ以上の基(例えば、1つ、2つ、又は3つ)で置換されてもよいことを意味する。
本明細書で使用される場合、「アルキル」は、完全飽和(二重結合又は三重結合のない)炭化水素基を含む直鎖状又は分枝状の炭化水素鎖を指す。アルキル基は、1~20個の炭素原子を有し得る(本明細書中に現れる場合は常に、「1~20」などの数値範囲は、所与の範囲内の各整数を指し、例えば、「1~20個の炭素原子」は、アルキル基が、1個の炭素原子、2個の炭素原子、3個の炭素原子など、最大20個の炭素原子からなり得ることを意味するが、本定義は、数値範囲が指定されていない「アルキル」という用語の場合も包含する)。アルキル基はまた、1~10個の炭素原子を有する中間サイズのアルキルであってもよい。アルキル基はまた、1~6個の炭素原子を有する低級アルキルであってもよい。化合物のアルキル基は、「C1~C4アルキル」又は類似の表記で表示されてもよい。一例にすぎないが、「C1~C4アルキル」は、アルキル鎖中に1~4個の炭素原子が存在する、すなわち、アルキル鎖がメチル、エチル、プロピル、イソ-プロピル、n-ブチル、イソ-ブチル、sec-ブチル、及びt-ブチルから選択されることを示す。典型的なアルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、三級ブチル、ペンチル及びヘキシルが挙げられるが、これらに限定されない。アルキル基は、置換又は非置換であってもよい。
本明細書で使用するとき、「アルケニル」は、直鎖状又は分枝状の炭化水素鎖中に1つ以上の二重結合を含有するアルキル基を指す。アルケニルの長さは異なり得る。例えば、アルケニルは、C2~4アルケニル、C2~6アルケニル、又はC2~8アルケニルであり得る。アルケニル基の例としては、アレニル、ビニルメチル及びエテニルが挙げられる。アルケニル基は、非置換であっても置換されていてもよい。
本明細書で使用するとき、「アルキニル」は、直鎖状又は分枝状の炭化水素鎖中に1つ以上の三重結合を含有するアルキル基を指す。アルキニルの長さは異なり得る。例えば、アルキニルは、C2~4アルキニル、C2~6アルキニル、又はC2~8アルキニルであり得る。アルキニルの例としては、エチニル及びプロピニルが挙げられる。アルキニル基は、非置換であっても置換されていてもよい。
本明細書で使用される場合、「シクロアルキル」は、完全に飽和した(二重結合又は三重結合なし)単環式又は多環式炭化水素環系を指す。2つ以上の環からなる場合、環は、縮合又はスピロ様式で一緒に結合されてもよい。シクロアルキル基は、環中に3~10個の原子を含有することができる。環中に3~8個の原子又は環中に3~6個の原子。シクロアルキル基は、非置換であっても置換されていてもよい。典型的なシクロアルキル基としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロへキシル、シクロヘプチル、及びシクロオクチルが挙げられるが、決してこれらに限定されない。
本明細書で使用される場合、「シクロアルケニル」は、少なくとも1つの環中に1つ以上の二重結合を含有する、単環式又は多環式炭化水素環系を指すが、2つ以上が存在する場合、二重結合は、全ての環全体にわたって完全に非局在化したπ電子系を形成することができない(そうでなければ、その基は、本明細書に定義される「アリール」である)。2つ以上の環からなる場合、環は、縮合又はスピロ様式で一緒に接続されてもよい。シクロアルケニル基は、環中に3~10個の原子又は環中に3~8個の原子を含有することができる。シクロアルケニル基は、非置換であっても置換されていてもよい。
本明細書で使用される場合、「アリール」は、すべての環全体にわたって完全に非局在化したπ電子系を有する、炭素環式(すべてが炭素の)単環式又は多環式芳香環系(2つの炭素環が化学結合を共有する縮合環系を含む)を指す。アリール基中の炭素原子の数は異なり得る。例えば、アリール基は、C6~C14アリール基、C6~C10アリール基、又はC6アリール基であってもよい。アリール基の例としては、ベンゼン、ナフタレン、及びアズレンが挙げられるが、これらに限定されない。アリール基は、置換されていても非置換であってもよい。
本明細書で使用される場合、「ヘテロアリール」は、1個以上のヘテロ原子(例えば、1~5個のヘテロ原子)、つまり、窒素、酸素、及び硫黄が挙げられるが、これらに限定されない、炭素以外の元素を含有する、単環式、二環式、及び三環式芳香環系(完全に非局在化したπ電子系を有する環系)を指す。ヘテロアリール基の環(複数可)中の原子の数は異なり得る。例えば、ヘテロアリール基は、環中に4~14個の原子、環中に5~10個の原子、又は環中に5~6個の原子を含有することができる。更に、「ヘテロアリール」という用語は、少なくとも1つのアリール環及び少なくとも1つのヘテロアリール環、又は少なくとも2つのヘテロアリール環など、2つの環が少なくとも1つの化学結合を共有する、縮合環系を含む。ヘテロアリール環の例としては、フラン、フラザン、チオフェン、ベンゾチオフェン、フタラジン、ピロール、オキサゾール、ベンゾオキサゾール、1,2,3-オキサジアゾール、1,2,4-オキサジアゾール、チアゾール、1,2,3-チアジアゾール、1,2,4-チアジアゾール、ベンゾチアゾール、イミダゾール、ベンズイミダゾール、インドール、インダゾール、ピラゾール、ベンゾピラゾール、イソオキサゾール、ベンゾイソオキサゾール、イソチアゾール、トリアゾール、ベンゾトリアゾール、チアジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、プリン、プテリジン、キノリン、イソキノリン、キナゾリン、キノキサリン、シンノリン、及びトリアジンが挙げられるが、これらに限定されない。ヘテロアリール基は、置換されていても非置換であってもよい。
本明細書で使用される場合、「ヘテロシクリル」は、1~5個のヘテロ原子と共に炭素原子が当該環系を構成する単環式、二環式、及び三環式環系を指す。複素環は、そのように位置している1つ以上の不飽和結合を任意選択的に含有し得るが、完全に非局在化したπ電子系は、全ての環全体にわたって発生しない。ヘテロシクリル基の環中の原子の数は異なり得る。例えば、ヘテロシクリル基は、環中に4~14個の原子、環中に5~10個の原子、又は環中に5~6個の原子を含有することができる。ヘテロ原子は、酸素、硫黄、及び窒素が挙げられるが、これらに限定されない、炭素以外の元素である。複素環は、ラクタム、ラクトン、環状イミド、環状チオイミド、及び環状カルバメートなどのオキソ系及びチオ系を含むように定義するために、1つ以上のカルボニル又はチオカルボニル官能基を更に含有してもよい。2つ以上の環からなる場合、環は、縮合により接合されてもよい。加えて、ヘテロシクリル中の任意の窒素は、四級化されていてもよい。ヘテロシクリル基は、置換されていても非置換であってもよい。そのような「ヘテロシクリル」基の例としては、1,3-ジオキシン、1,3-ジオキサン、1,4-ジオキサン、1,2-ジオキソラン、1,3-ジオキソラン、1,4-ジオキソラン、1,3-オキサチアン、1,4-オキサチイン、1,3-オキサチオラン、1,3-ジチオール、1,3-ジチオラン、1,4-オキサチアン、テトラヒドロ-1,4-チアジン、2H-1,2-オキサジン、マレイミド、スクシンイミド、バルビツール酸、チオバルビツール酸、ジオキソピペラジン、ヒダントイン、ジヒドロウラシル、トリオキサン、ヘキサヒドロ-1,3,5-トリアジン、イミダゾリン、イミダゾリジン、イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、オキサゾリン、オキサゾリジン、オキサゾリジノン、チアゾリン、チアゾリジン、モルホリン、オキシラン、ピペリジンN-オキシド、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジン、ピロリドン、ピロルジオン、4-ピペリドン、ピラゾリン、ピラゾリジン、2-オキソピロリジン、テトラヒドロピラン、4H-ピラン、テトラヒドロチオピラン、チアモルホリン、チアモルホリンスルホキシド、チアモルホリンスルホン、及びそれらのベンゾ縮合類似体(例えば、ベンズイミダゾリジノン、テトラヒドロキノリン、及び3,4-メチレンジオキシフェニル)が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書で使用される場合、「アリール(アルキル)」は、低級アルキレン基を介して置換基として結合されるアリール基を指す。アリール(アルキル)の低級アルキレン及びアリール基は、置換されていても非置換であってもよい。例としては、ベンジル、2-フェニル(アルキル)、3-フェニル(アルキル)、及びナフチル(アルキル)が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書で使用される場合、「ヘテロアリール(アルキル)」は、低級アルキレン基を介して置換基として結合されるヘテロアリール基を指す。ヘテロアリール(アルキル)の低級アルキレン及びヘテロアリール基は、置換されていても非置換であってもよい。例としては、2-チエニル(アルキル)、3-チエニル(アルキル)、フリル(アルキル)、チエニル(アルキル)、ピロリル(アルキル)、ピリジル(アルキル)、イソオキサゾリル(アルキル)、イミダゾリル(アルキル)、及びそれらのベンゾ縮合類似体が挙げられるが、これらに限定されない。
「(ヘテロシクリル)アルキル」は、低級アルキレン基を介して置換基として結合される複素環式基を指す。ヘテロシクリル(アルキル)の低級アルキレン及びヘテロシクリルは、置換されていても非置換であってもよい。例としては、テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル(メチル)、ピペリジン-4-イル(エチル)、ピペリジン-4-イル(プロピル)、テトラヒドロ-2H-チオピラン-4-イル(メチル)、及び1,3-チアジナン-4-イル(メチル)が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書で使用される場合、「アルコキシ」は、式-ORを指し、式中、Rは、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール(アルキル)、ヘテロアリール(アルキル)、又はヘテロシクリル(アルキル)であり、本明細書に定義される。アルコキシの非限定的なリストは、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、1-メチルエトキシ(イソプロポキシ)、n-ブトキシ、イソ-ブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシ、フェノキシ、及びベンジルオキシである。いくつかの場合では、アルコキシは、-ORであってもよく、式中、Rは非置換C1~4アルキルである。アルコキシは、置換されていても非置換であってもよい。
本明細書で使用される場合、「アシル」は、カルボニル基を介して置換基として結合される水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール(アルキル)、ヘテロアリール(アルキル)、又はヘテロシクリル(アルキル)を指す。例としては、ホルミル、アセチル、プロパノイル、ベンゾイル、及びアクリルが含まれる。アシルは、置換されていても非置換であってもよい。
本明細書で使用される場合、「ハロアルキル」は、水素原子のうちの1つ以上がハロゲンによって置き変えられたアルキル基を指す(例えば、モノ-ハロアルキル、ジ-ハロアルキル、及びトリ-ハロアルキル)。そのような基としては、クロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、1-クロロ-2-フルオロメチル、及び2-フルオロイソブチルが挙げられるが、これらに限定されない。ハロアルキルは、置換されていても非置換であってもよい。
本明細書で使用される場合、「ハロアルコキシ」は、水素原子のうちの1つ以上がハロゲンによって置き換えられたO-アルキル基及びO-単環式シクロアルキル基を指す(例えば、モノ-ハロアルコキシ、ジ-ハロアルコキシ、及びトリ-ハロアルコキシ)。そのような基としては、クロロメトキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、1-クロロ-2-フルオロメトキシ、2-フルオロイソブトキシ、クロロ置換シクロプロピル、フルオロ置換シクロプロピル、クロロ置換シクロブチル、及びフルオロ置換シクロブチルが挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの場合では、ハロアルコキシは-ORであってもよく、式中、Rは、1、2又は3つのハロゲンによって置換されたC1~4アルキルである。ハロアルコキシは、置換されていても非置換であってもよい。
「スルフェニル」基は、「-SR」基を指し、式中、Rは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール(アルキル)、ヘテロアリール(アルキル)、又はヘテロシクリル(アルキル)であってもよい。スルフェニルは、置換されていても非置換であってもよい。
「スルフィニル」基は、「-S(=O)-R」基を指し、式中、Rは、スルフェニルに関して定義されるものと同じであってもよい。スルフィニルは、置換されていても非置換であってもよい。
「O-カルボキシ」基は、「RC(=O)O-」基を指し、式中、Rは、本明細書に定義される水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール(アルキル)、ヘテロアリール(アルキル)、又はヘテロシクリル(アルキル)であってもよい。O-カルボキシは、置換されていても非置換であってもよい。
「エステル」及び「C-カルボキシ」という用語は、「-C(=O)OR」基を指し、式中、Rは、O-カルボキシに関して定義されるものと同じであってもよい。エステル及びC-カルボキシは、置換されていても非置換であってもよい。
「チオカルボニル」基は、「-C(=S)R」基を指し、式中、Rは、O-カルボキシに関して定義されるものと同じであってもよい。チオカルボニルは、置換されていても非置換であってもよい。
本明細書で使用される場合、「ハロゲン原子」又は「ハロゲン」という用語は、フッ素、塩素、臭素、及びヨウ素などの元素周期律表の第7列の放射安定性原子のうちのいずれか1つを意味する。
置換基の数が指定されない場合(例えば、ハロアルキル)、1つ以上の置換基が存在してもよい。例えば、「ハロアルキル」は、同じ又は異なるハロゲンのうちの1つ以上を含んでもよい。別の例として、「C1~C3アルコキシフェニル」は、1個、2個、又は3個の原子を含有する同じ又は異なるアルコキシ基のうちの1つ以上を含んでもよい。
本明細書で使用される場合、任意の保護基、アミノ酸、及び他の化合物の略語は、別途記載のない限り、その一般的な使用、認識されている略語、又はIUPAC-IUB Commission on Biochemical Nomenclature(Biochem.11:942~944(1972)を参照)と一致する。
「薬学的に許容される塩」という用語は、それが投与される生物に著しい刺激をもたらさず、かつ化合物の生物活性及び特性を無効にしない化合物の塩を指す。いくつかの実施形態では、塩は、化合物の酸付加塩である。薬学的塩は、化合物を、無機酸、例えば、ハロゲン化水素酸(例えば、塩酸又は臭化水素酸)、硫酸、硝酸、及びリン酸と反応させることによって得ることができる。薬学的塩はまた、化合物を有機酸、例えば、脂肪族若しくは芳香族カルボン酸若しくはスルホン酸、例えば、ギ酸、酢酸、コハク酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、ニコチン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、サリチル酸、又はナフタレンスルホン酸と反応させることによっても得ることができる。薬学的塩はまた、化合物を塩基と反応させて、塩、例えば、アンモニウム塩、アルカリ金属塩、例えば、ナトリウム又はカリウム塩、アルカリ土類金属塩、例えば、カルシウム又はマグネシウム塩、有機塩基の塩、例えば、ジシクロヘキシルアミン、N-メチル-D-グルカミン、トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミン、C1~C7アルキルアミン、シクロへキシルアミン、トリエタノールアミン、エチレンジアミン、並びにアルギニン及びリシンなどのアミノ酸を有する塩を形成することによって得ることができる。
本願で使用される用語及び語句並びにこれらの変化形、特に添付の特許請求の範囲にあるものは、特に明記しない限り、限定的ではなく非限定的であると解釈されるべきである。上記の例として、「含むこと」という用語は、「限定することなく含むこと」、「含むが、これらに限定されないこと」などを意味するよう解釈されるべきである。本明細書で使用される場合、「備えること」という用語は、「含むこと」、「含有すること」、又は「特徴とする」と同義語であり、包括的又は非限定的であり、追加の列挙されていない要素又は方法の工程を除外しない。「有すること」という用語は、「少なくとも有すること」と解釈されるべきである。「含む」という用語は、「含むが、これらに限定されない」と解釈されるべきである。「例」という用語は、説明中の項目の例示的な例を提供するために使用され、その網羅的又は限定的なリストではない。加えて、「備えること」という用語は、「少なくとも有すること」又は「少なくとも含むこと」という語句の同意語として解釈されるものとする。化合物又は組成物の文脈で使用される場合、「備えること」という用語は、化合物又は組成物が少なくとも列挙された特徴又は構成要素を含むが、追加の特徴又は構成要素も含んでもよいことを意味する。
本明細書の実質的にいかなる複数形及び/又は単数形の用語の使用に関しても、当業者は、文脈及び/又は用途に応じて適切に、複数形から単数形、及び/又は単数形から複数形に変換することができる。様々な単数形/複数形の入れ替えは、明確にするために本明細書で明示的に記載され得る。不定冠詞「a」又は「an」は、複数を除外しない。
1つ以上のキラル中心を有する本明細書に記載の任意の化合物において、絶対立体化学が明示的に示されない場合、各中心が独立して、R配置若しくはS配置、又はこれらの混合物であってもよいことが理解される。したがって、本明細書に提供される化合物は、鏡像異性的に純粋な、鏡像異性的富化した、ラセミ混合物、ジアステレオマー的に純粋な化合物、ジアステレオマー的富化した化合物、又は立体異性混合物であってもよい。加えて、E又はZと定義され得る幾何異性体を生成する1つ以上の二重結合を有する、本明細書に記載の任意の化合物において、各二重結合が独立して、E又はZ、これらの混合物であってもよいことが理解される。同様に、記載の任意の化合物において、全ての互変異性型もまた含まれるよう意図されることが理解される。
本明細書に開示される化合物が充填されていない原子価を有する場合、その原子価が、水素又はその同位体、例えば、水素-1(軽水素)及び水素-2(重水素)で充填されることを理解されたい。
本明細書に記載の化合物が同位体で標識され得ることが理解される。重水素などの同位体での置換は、例えば、インビボ半減期の増加又は必要投与量の低減など、より大きい代謝安定性に起因するある特定の治療上の利点をもたらし得る。化合物構造中に表される各化学元素は、当該元素の任意の同位体を含んでもよい。例えば、化合物構造において、水素原子は、化合物中に存在すると明確に開示され得るか、又は理解され得る。水素原子が存在し得る化合物の任意の位置において、水素原子は、水素-1(軽水素)及び水素-2(重水素)が挙げられるが、これらに限定されない、水素の任意の同位体であってもよい。したがって、本明細書における化合物に対する言及は、文脈が明確にそうでないと示さない限り、全ての可能な同位体形態を包含する。
スキームAは、一般式(A-6)の化合物の合成について記載する。一般式(A-1)(Alkはアルキルを表す)のアミノエステルと一般式(A-2)の酸とを、カルボン酸を酸塩化物に変換することによって活性化し、続いて塩基の存在下でアミノ酸と反応させることによって、又は酸をカップリング試薬(HATUなど)で活性化し、続いて塩基(DIPEAなど)の存在下でアミノエステルとカップリングさせることによって、一般式(A-3)の化合物を得る。一般式(A-3)のエステル官能基は、例えば、-OAlkが-OMeである一般的な条件下で、MeOH中のLiOHを使用して加水分解して、一般式(A-4)の化合物を得ることができる。一般式(A-4)のカルボン酸と一般式(A-5)のアミンとの更なるカップリングにより、一般式(A-6)の化合物を提供することができる。一般的な合成の目的のために、R1は、潜在的な官能基であり、R1について本明細書中に記載されるような官能基に変換され得る。
例をスキームBに示すが、ここで、一般式A-4のカルボン酸を、例えば、カップリング試薬(T3Pなど)及び塩基(例えば、DIPEA)の影響下で、一般式(B-1)のアミノ酸とカップリングさせる。得られた一般式(B-2)の化合物を酸化して、一般式(B-3)の化合物を得ることができる。スキームBにおいて、Ry1は、R1に関して本明細書に記載されているケトアミドの一部である。
あるいは、スキームB1に示すように、一般式(A-4)の化合物の一般式(B-2)の化合物への変換について記載したのと同様に、一般式(B1-1)のアミノ酸(窒素の保護基であるPGB1、例えば-Bocを有する)を一般式(B-1)の化合物とカップリングさせる。次いで、保護基を、例えば、PGB1がBocに等しい場合には酸で処理することによって除去し、続いて一般式(A-2)の化合物とカップリングさせて、一般式(B-2)の化合物を形成することができる。
一般式(B2-1)のアミノケトンは、スキームC1に概説されるように調製することができる。一般式(C1-1)の保護アミノ酸は、典型的なアミドカップリング条件下で、その対応するワインレブアミドに変換することができる。有機金属試薬をワインレブアミドに添加し、続いて後処理すると、一般式(C1-3)のケトンが得られる。Rがベンジルであり得る例は、Mg、HgCl2及びベンジルクロロメチルエーテルを混合し、続いて一般式(C1-2)のワインレブアミドに添加し、続いて飽和塩化アンモニウムで後処理することによる有機金属試薬の形成である。保護基(PG1)を除去することができ(例えば、PG1がBocである場合、保護基はHClを使用して除去することができる)、一般式(B2-1)のアミノケトンが形成される。脱保護にHClを用いると、一般式(B2-1)の化合物をHCl塩として得ることができる。C1-1の例は、中間体及び実施例42の合成で提供されるように調整された、(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパン酸、及び(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)プロパン酸である。
式(I)の化合物は、プロドラッグ部分を含むことができる。プロドラッグ部分を含め方法をスキームFに記載する。例えば、一般式(F-1)のアルデヒドを、NaHSO3で処理することによって、一般式(F-2)の対応する亜硫酸水素塩付加物に変換することができる。一般式(F-3)のヒドロキシケトンを、例えば、ジ-tert-ブチルN,N-ジプロパン-2-イルホスホラミダイト及びテトラゾールで処理し、続いてH2O2で酸化することにより、一般式(F-5)の対応するホスフェートに変換することができ、これにより、一般式(F-4)の化合物を得ることができる。一般式(F-4)の化合物を脱保護して(例えば、TFAで処理することによる)、一般式(F-5)の化合物を得ることができる。
一般式(A-2)のカルボン酸のサブグループとして、一般式(G-4)のインドールカルボン酸は、他の方法の中でも、ヘメツバーガーインドール合成を介して調製することができる。スキームGにおいて、「R」は、示される環上に存在し得る可能性のある置換基を表す。一般式(G-1)の芳香族アルデヒドは、例えば、-10℃のメタノール中のナトリウムメトキシドの影響下で、アルキル(Alk)2-アジドアセテートと縮合させることができる。一般式(G-2)のアジドは、例えばキシレン中、120℃で加熱することにより、一般式(G-3)の化合物に熱的に変換することができる。アルキル(Alk)エステルG-3は、例えば、THF/H2O中のNaOHで処理することによって、一般式(G-4)のカルボン酸に加水分解することができる。この方法は、(G-4)に関連する5-、6-及び7-アザインドール(Roy et al.,Synthesis 2005(16):2751-2757参照)及び他のヘテロアリールに拡張することができる。
スキームHは、一般式(A-1)及び(B1-1)のアミノ酸/エステルのいくつかの例を示す。例は、限定されるものではないが、Calaza et al.,European Journal of Organic Chemistry(2015),2015(8):1633-1658に概説されているように、示されている、中間体から得られた、又は方法に従って得られたプロリン誘導体である。
本明細書で使用される場合、「担体」は、細胞又は組織への化合物の組み込みを促進する化合物を指す。例えば、限定することなく、ジメチルスルホキシド(dimethyl sulfoxide、DMSO)は、対象の細胞又は組織への多くの有機化合物の取り込みを促進する、一般的に利用される担体である。
本明細書で使用される場合、「希釈剤」は、薬理活性はないが、薬学的に必要又は望ましい可能性がある、医薬組成物中の成分を指す。例えば、希釈剤は、製造及び/又は投与には質量が小さ過ぎる、効力のある薬物のかさ増しのために使用されてもよい。それはまた、注射、摂取、又は吸入によって投与される薬物を溶解させるための液体であってもよい。当該技術分野において一般的な希釈剤の形態は、限定するものではないが、ヒト血液の組成を模したリン酸緩衝生理食塩水などの、緩衝水溶液である。
本明細書で使用される場合、「賦形剤」は、限定するものではないが、かさ、稠度、安定性、結合能力、潤滑、崩壊能力などを組成物に提供するために、医薬組成物に添加される、不活性の物質を指す。「希釈剤」は、ある種の賦形剤である。
適切な製剤設計は、選択される投与経路による。本明細書に記載の化合物の製剤設計及び投与のための技術は、当業者に既知である。経口、直腸、局所、エアロゾル、注射、吸入、並びに筋肉内、皮下、静脈内、髄内注射、くも膜下、直接心室内、腹腔内、鼻腔内、及び眼内注射を含む、非経口送達が挙げられるが、これらに限定されない、化合物を投与する複数の技術が当該技術分野において存在する。医薬組成物は、一般に、意図される具体的な投与経路に合わせて調整される。
また、全身的よりも局所的に、例えば、多くの場合、デポー又は持続放出製剤において化合物を感染部位に直接注射することによって化合物を投与することができる。更に、標的化した薬物送達システムで、例えば、組織特異的抗体でコーティングされたリポソームで化合物を投与することができる。リポソームは、臓器に対して標的化され、かつ臓器により選択的に取り込まれ得る。
本明細書に開示の医薬組成物は、例えば、従来の混合、溶解、顆粒化、ドラジェ作製、水簸、乳化、封入、捕捉、又は錠剤化プロセスによって、それ自体が既知である様式で製造され得る。本明細書に記載されるように、医薬組成物で使用される化合物は、薬学的に適合する対イオンを有する塩として提供されてもよい。
本明細書に開示されるいくつかの実施形態は、コロナウイルスに感染した細胞を、有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物と接触させることを含み得る、コロナウイルス感染を治療する方法に関する。本明細書に記載の他の実施形態は、コロナウイルス感染を治療するための薬剤の製造において、本明細書に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩の使用に関する。本明細書に記載の更なる他の実施形態は、コロナウイルス感染の治療のための、本明細書に記載される本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩の使用、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物に関する。
本明細書に開示されるいくつかの実施形態は、コロナウイルスに感染した細胞を、有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物と接触させることを含み得る、コロナウイルスの増殖を阻害する方法に関する。本明細書に記載の他の実施形態は、コロナウイルスの複製を阻害するための薬剤の製造において、本明細書に記載される化合物、又はその薬学的に許容される塩の使用に関する。本明細書に記載の更なる他の実施形態は、コロナウイルスの増殖の阻害のための、本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物の使用に関する。
いくつかの実施形態では、コロナウイルスは、α-コロナウイルス又はβ-コロナウイルスであり得る。いくつかの実施形態では、コロナウイルスは、CoV 229E、CoV NL63、CoV OC43、CoV HKU1、中東呼吸器症候群(MERS)-CoV、重度急性呼吸器症候群(SARS)-CoV、及びSARS-CoV-2から選択することができる。
本明細書に記載のいくつかの実施形態は、ピコルナウイルス感染に罹患していると特定された対象に、有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物を投与することを含み得る、ピコルナウイルス感染を治療する方法に関する。本明細書に記載の他の実施形態は、ピコルナウイルス感染を治療するための薬剤の製造において、本明細書に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩の使用に関する。本明細書に記載の更なる他の実施形態は、ピコルナウイルス感染の治療のための、本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩の使用、又は本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物に関する。
本明細書に開示されるいくつかの実施形態は、ピコルナウイルスに感染した細胞を、有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物と接触させることを含み得る、ピコルナウイルス感染を治療する方法に関する。本明細書に記載の他の実施形態は、ピコルナウイルス感染を治療するための薬剤の製造において、本明細書に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩の使用に関する。本明細書に記載の更なる他の実施形態は、ピコルナウイルス感染の治療のための、本明細書に記載される本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩の使用、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物に関する。
本明細書に開示されるいくつかの実施形態は、ピコルナウイルスに感染した細胞を、有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物と接触させることを含み得る、ピコルナウイルスの増殖を阻害する方法に関する。本明細書に記載の他の実施形態は、ピコルナウイルスの複製を阻害するための薬剤の製造において、本明細書に記載される化合物、又はその薬学的に許容される塩の使用に関する。本明細書に記載の更なる他の実施形態は、ピコルナウイルスの増殖の阻害のための、本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物の使用に関する。
いくつかの実施形態では、ピコルナウイルスは、ライノウイルスA、B及び/又はCを含むライノウイルスであり得る。いくつかの実施形態では、式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む本明細書に記載の化合物は、ライノウイルスの1種又は血清型の治療に使用され得る。
本明細書に記載のいくつかの実施形態は、ノロウイルス感染に罹患していると特定された対象に、有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物を投与することを含み得る、ノロウイルス感染を治療する方法に関する。本明細書に記載の他の実施形態は、ノロウイルス感染を治療するための薬剤の製造において、本明細書に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩の使用に関する。本明細書に記載の更なる他の実施形態は、ノロウイルス感染の治療のための、本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩の使用、又は本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物に関する。
本明細書に開示されるいくつかの実施形態は、ノロウイルスに感染した細胞を、有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物と接触させることを含み得る、ノロウイルス感染を治療する方法に関する。本明細書に記載の他の実施形態は、ノロウイルス感染を治療するための薬剤の製造において、本明細書に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩の使用に関する。本明細書に記載の更なる他の実施形態は、ノロウイルス感染の治療のための、本明細書に記載される本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩の使用、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物に関する。
本明細書に開示されるいくつかの実施形態は、ノロウイルスに感染した細胞を、有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物と接触させることを含み得る、ノロウイルスの増殖を阻害する方法に関する。本明細書に記載の他の実施形態は、ノロウイルスの複製を阻害するための薬剤の製造において、本明細書に記載される化合物、又はその薬学的に許容される塩の使用に関する。本明細書に記載の更なる他の実施形態は、ノロウイルスの増殖の阻害のための、本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物の使用に関する。
本明細書に開示されるいくつかの実施形態は、呼吸器症状を呈している対象に、有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物を投与すること、及び/又は呼吸器症状を呈している対象においてコロナウイルス及び/若しくはピコルナウイルスに感染した細胞を、それらと接触させることを含み得る、コロナウイルス及び/又はピコルナウイルス感染のために開発された、呼吸器症状を治療する方法に関する。本明細書に記載される他の実施形態は、有効量の化合物又はその薬学的に許容される塩でコロナウイルス感染及び/又はピコルナウイルス感染による呼吸器症状を治療するための薬剤の製造における、本明細書に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩の使用に関する。本明細書に記載される更なる他の実施形態は、コロナウイルス感染及び/又はピコルナウイルス感染による呼吸器症状の治療のための、本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩、又は、有効量の本明細書に記載される化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物の使用に関する。
コロナウイルスに感染した対象は、漸近的(asymptotic)であり得る。コロナウイルス感染は、1つ以上の症状を介して顕在化し得る。症状の例としては、咳、咽喉炎、鼻水、くしゃみ、頭痛、発熱、息切れ、筋肉痛、腹痛、倦怠感、呼吸困難、持続性胸痛又は圧迫感、歩行困難、嗅覚及び味覚の喪失、筋肉痛又は関節痛、悪寒、悪心又は嘔吐、鼻閉、下痢、喀血、結膜充血、痰産生、胸部絞扼感及び/又は動悸が挙げられるが、これらに限定されない。コロナウイルス感染は合併症を引き起こし得る。合併症の非限定的なリストとしては、副鼻腔炎、中耳炎、肺炎、急性呼吸窮迫症候群、播種性血管内凝固、心膜炎及び/又は腎不全が挙げられるが、これらに限定されない。
コロナウイルスと同様に、ピコルナウイルスに感染した対象は、漸近的であり得る。あるいは、対象は、1つ以上の症状を呈し得る。ピコルナウイルス感染の症状の例としては、無菌性髄膜炎、発疹、結膜炎、鼻水、頭痛、咳、発熱、咽喉炎、胸痛及び/又は腹痛並びに麻痺が挙げられるが、これらに限定されない。本明細書に提供されるとき、ノロウイルスに感染した対象は、悪心、非出血性下痢、嘔吐及び腹痛を含むがこれらに限定されない1つ以上の症状を呈し得る。ノロウイルス感染に起因し得る合併症の例は、重度の脱水を含む脱水である。
コロナウイルス、ピコルナウイルス、及び/又はノロウイルス感染の治療方法の有効性を判定するための様々な指標も、当業者に既知である。適切な指標の例としては、コロナウイルスの減少によって示されるウイルス負荷の減少(つまり、負荷)(例えば、血清中105コピー/mL未満への減少)、血漿ウイルス負荷の減少、ウイルス複製の減少、血清変換までの時間の短縮(患者血清中でウイルスが検出不能)、治療に対する持続的なウイルス応答速度の増加、臨床転帰における罹患率又は死亡率の減少、人工呼吸器の必要性の低下及び/又は人工呼吸器の総時間の短縮、入院率の減少及び/又はICU(集中治療室)及び/又は病院滞在時間の短縮が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書で使用される場合、「治療する」、「治療すること」、「治療」、「治療的」、及び「療法」という用語は、必ずしも疾病又は病態の完全な治癒又は消滅を意味するとは限らない。疾病又は病態の任意の望ましくない兆候又は症状の任意の程度の任意の軽減が、治療及び/又は療法と見なされ得る。更に、治療は、対象の健康又は外観についての総合的な感覚を悪化させ得る行為を含み得る。
本明細書で使用される場合、「対象」とは、治療、観察、又は実験の対象である動物を指す。「動物」には、冷血及び温血の脊椎動物及び無脊椎動物、例えば、魚、甲殻類、爬虫類、及び特に、哺乳類が含まれる。「哺乳類」には、マウス、ラット、ウサギ、モルモット、イヌ、ネコ、ヒツジ、ヤギ、ウシ、ウマ、ラクダ、非ヒト霊長類、例えば、サル、チンパンジー、及び類人猿、並びに特に、ヒトが挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、対象はヒト、例えば60歳以上のヒト対象であり得る。
「有効量」という用語は、示される生物学的又は医学的応答を誘発する、活性化合物又は薬剤の量を示すために使用される。例えば、化合物の有効量は、疾患の症状を緩和若しくは改善するか、又は治療される被験体の生存を引き延ばすために必要な量であり得る。この応答は、組織、系、動物、又はヒトにおいて生じ得、治療される疾患の徴候又は症状の緩和を含む。有効量の決定は、本明細書に提供される本開示を考慮して、十分当業者の能力の範囲内である。用量として必要とされる本明細書に開示される化合物の有効量は、投与経路、治療されているヒトを含む動物の種類、及び考慮中の特定の動物の身体特性によって決まる。用量は、所望の効果を達成するように調整され得るが、体重、食生活、併用投薬、及び医療分野の当業者が認識するであろう他の要因などの要因によって決まる。
いくつかの実施形態では、対象は無症候性であってもよく、例えば、対象は、コロナウイルスに感染している可能性があるが、ウイルス感染のいずれの症状も示さない。いくつかの実施形態では、対象は、基礎疾患を有し得、例えば、ぜん息、高血圧、免疫適合した対象(例えば、癌、HIV及び/若しくは遺伝的免疫不全を有する対象、骨髄移植対象、固形臓器移植対象、癌治療のため幹細胞を有した対象、並びに/又は、免疫抑制剤と称される経口若しくは静脈内コルチコステロイド若しくは他の薬剤を使用する対象)、肝臓病、重篤な病気の危険性がある対象、透析処置を受けている慢性腎疾患、慢性肺疾患、糖尿病、ヘモグロビン障害、重篤な心臓状態(例えば、心不全、冠状動脈疾患、先天性心疾患、心筋症、及び肺高血圧症)、高度肥満症(例えば、40以上の肥満度指数(BMI)を有する対象)、並びに、介護施設又は療養病床にいる人である。追加の例及び/又は更なる情報は、CDC(https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/need-extra-precautions/groups-at-higher-risk.html)によって提供されている。
式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む本明細書に記載の化合物は、対象がコロナウイルスに感染した後に投与することができる。加えて及び/又はその代わりに、式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む本明細書に記載の化合物は、予防的に投与することができる。
コロナウイルス感染の治療に使用されてきた薬剤の例としては、レムデシビルが挙げられる。しかしながら、コロナウイルスの治療に使用されている化合物には、1つ以上の有害な副作用、皮下投与の必要性、及び/又は高コストを含むがこれらに限定されない欠点があり得る。式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩の潜在的な利点は、有害な副作用が少なく、有害な副作用の発生の遅延、及び/又は有害な副作用の重症度の低減であってもよい。
コロナウイルス感染は、特定の機構を阻害することによって治療することができる。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の化合物(例えば、式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩)は、コロナウイルスプロテアーゼに選択的であり得る。例えば、式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩は、宿主プロテアーゼ、例えば、カテプシンL、カテプシンB、カテプシンD、白血球エラスターゼ、キモトリプシン、トリプシン、トロンビン、ペプシン、カスパーゼ2、エラスターゼ及びカルパインから選択される1つ以上の宿主プロテアーゼと比較して、コロナウイルスプロテアーゼに対して選択的であり得る。いくつかの実施形態では、宿主プロテアーゼ(例えば、本明細書に記載されるもの)に対するコロナウイルスプロテアーゼの選択性は、2倍超であり得る。いくつかの実施形態では、宿主プロテアーゼ(例えば、本明細書に記載されるもの)に対するコロナウイルスプロテアーゼの選択性は、10倍超であり得る。いくつかの実施形態では、宿主プロテアーゼ(例えば、本明細書に記載されるもの)に対するコロナウイルスプロテアーゼの選択性は、100倍超であり得る。
研究では、SARS-CoV-2の標的細胞への侵入が、システインカテプシンL及び/又はトランスメンブレンプロテアーゼセリン2(TMPRSS2)を含む複数のプロテアーゼによって媒介され得るプロセスであることを示している(Shang et al.,PNAS(2020)117:11727、及びHoffmann et al.,Cell(2020)181:271-280)。3CLproに対する阻害効果を欠くカテプシンL阻害剤K117777は、VeroE6、A549-ACE2及び/又はHeLa-ACE2におけるSARS-CoV-2の強力な阻害をもたらすことができる(Mellott et al.,bioRxiv(2020)2020.2010.2023.347534)。K117777の強力な抗ウイルス効果は、A549-ACE2にTMPRSS2が発現すると消失することも示されている(Steuten et al.,bioRxiv(2020)2020.2011.2021.392753)。例えば、カテプシンLに対する3CLpro阻害剤のオフターゲット活性は、化合物の細胞効力における3CLpro成分の不正確な評価をもたらし得る。例として、本明細書に記載される化合物(例えば、式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩)は、カテプシンLなどの宿主プロテアーゼよりもコロナウイルスプロテアーゼに対してより大きな選択性を有し得る。選択性は、例えば、IC50及び/又はKi値を使用して、当業者によって決定され得る。いくつかの実施形態では、本明細書に記載される化合物は、カテプシンLを有意に阻害しない(例えば、IC50≧10000nM又は>3.3μM)が、コロナウイルスプロテアーゼ(例えば、SARS-Cov-2 3Clpro)を阻害する。
抗ウイルス治療による欠点は、交差耐性を含む耐性の発達であり得る。耐性は、治療不成功の原因となり得る。本明細書で使用される場合、「耐性」という用語は、抗ウイルス剤に対する応答の遅延、減弱、及び/又は無効を示すウイルス株を指す。いくつかの実施形態では、本明細書に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩は、1つ以上の他の抗ウイルス剤に対して耐性のあるコロナウイルス株に感染した対象に提供することができる。いくつかの実施形態では、コロナウイルス耐性株の発生は、対象が本明細書に記載の化合物又は薬学的に許容されるその塩で治療された場合、1つ以上の他の抗ウイルス剤で治療された場合のコロナウイルス耐性株の発生と比較して遅延する。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩は、単一の医薬組成物において1つ以上の追加の薬剤と共に投与され得る。いくつかの実施形態では、化合物又はその薬学的に許容される塩は、2つ以上の別個の医薬組成物として1つ以上の追加の薬剤と共に投与することができる。更に、1つ以上の追加の薬剤を伴う本明細書に記載される化合物又はその薬学的に許容される塩の投与順序は、異なり得る。
特許請求の範囲を決して限定するものではない、更なる実施形態が、以下の実施例において更に詳細に開示される。
(実施例1)
化合物
本明細書に示され記載されるこれらの合成スキームを含む様々な方式で調製することができる、式(I)の化合物並びにその薬学的に許容される塩を以下に提供する。当業者であれば、開示される合成の変更を認識し、本明細書の開示に基づいて経路を考案することができるものであり、このような修正及び代替経路は全て、特許請求の範囲内である。
中間体の合成
中間体1
1,5-ジメチル(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]ペンタンジオエート(75.0g、272mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(1.2L)中混合物に、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(599mL、599mmol、2.2当量)を、-78℃、N2下で滴下して加えた。-78℃で1時間撹拌した後、2-ブロモアセトニトリル(35.9g、300mmol、1.1当量)を添加した。混合物を-78℃、N2下で2時間撹拌した。反応物をメタノール(200mL)及び塩酸(1.00L、2M)でクエンチした。混合物をエチルアセテート(EA)(3×1.20L)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×1.20L)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。ジクロロメチンを除去した後、粗生成物をジクロロメタン(2.00L)で希釈し、100~200シリカゲルメッシュ(200g)を含むスラリーにした。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ6×24cm、カラム体積:600mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:330g)によって精製し、酢酸エチル(EA):石油エーテル(PE)(30分かけて0%~50%)で溶出した。回収した画分:35%~37%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、1,5-ジメチル(2S,4R)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-4-(シアノメチル)ペンタンジオエート(65.2g、69%)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):215[M-100+H]+。
1,5-ジメチル(2S,4R)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-4-(シアノメチル)ペンタンジオエート(65.2g、207mmol、1.0当量)のメタノール(650mL):クロロホルム(65mL)中混合物に、二酸化白金(6.59g)を添加した。混合物を室温(rt)で36時間、水素下で撹拌した。混合物をセライトパッドに通して濾過し、メタノール(200mL)で洗浄した。濾液に炭酸ナトリウム(48.8g、460mmol、2.2当量)を加え、混合物を6時間還流した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(1.50L)で希釈した。ジクロロメタンを除去した後、100~200シリカゲルメッシュ(150g)を含むスラリーを作製した。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ6×24cm、カラム体積:600mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:330g)によって精製し、メタノール:ジクロロメタン(30分かけて0%~20%)で溶出した。回収した画分:12%~13%メタノール:ジクロロメタン画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパノエート(30.8g、37%)を黄色半固体として得た。LCMS(ESI,m/z):187[M-100+H]+。
メチル(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパノエート(29.0g、101mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(1.00L)中混合物に、水素化ホウ素リチウム(253mL、506mmol、5.0当量、テトラヒドロフラン中2M)を、0℃で滴下して加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を水(500mL)でクエンチした。混合物をクロロホルム:イソプロピルアルコール(5:1、3×500mL)によって抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×500mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(600mL)で希釈した。ジクロロメタンを除去した後、100~200シリカゲルメッシュ(60g)を含むスラリーを作製した。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ6×24cm、カラム体積:600mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:330g)によって精製し、メタノール:ジクロロメタン(30分かけて0%~20%)で溶出した。回収した画分:13%~14%メタノール:ジクロロメタン画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、粗生成物(24.2g)を得た。粗生成物を、EA:n-ヘキサン(300mL/60mL)でトリチュレートし、tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(12.4g、45%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):159[M-100+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(7.00g、27.1mmol、1.0当量)のジクロロメタン(100mL)中混合物に、重炭酸ナトリウム(2.28g、27.1mmol、1.0当量)及びDess-Martinペルヨージナン(11.5g、27.1mmol、1.0当量)を室温で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。生成物を次の工程に直接使用した。LCMS(ESI,m/z):257[M+H]+。
(イソシアノメチル)ベンゼン(3.81g、32.5mmol、1.2当量)及び安息香酸(21.5g、176mmol、6.5当量)を上記混合物に加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を水(200mL)でクエンチした。混合物をEA(3×200mL)で抽出した。有機層を合わせ、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(200mL)、ブライン(2×200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(200mL)で希釈した。ジクロロメタンを除去した後、100~200シリカゲルメッシュ(20g)を含むスラリーを作製した。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ6×24cm、カラム体積:600mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:330g)によって精製し、メタノール:ジクロロメタン(30分かけて0%~20%)で溶出した。回収した画分:12%~13%メタノール:ジクロロメタン画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、(S)-1-(ベンジルアミノ)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-1-オキソ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イルベンゾエート(9.70g、67%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):496[M+H]+。
(S)-1-(ベンジルアミノ)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-1-オキソ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イルベンゾエート(8.20g、16.5mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(70mL):水(70mL)中混合物に、lithiumol(793mg、33.1mmol、2.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を、水(150mL)でクエンチし、混合物をEA(3×200mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×200mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(200mL)で希釈した。ジクロロメタンを除去した後、100~200シリカゲルメッシュ(15g)を含むスラリーを作製した。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ6×24cm、カラム体積:600mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:330g)によって精製し、メタノール:ジクロロメタン(20分かけて0%~20%)で溶出した。回収した画分:15%~17%メタノール:ジクロロメタン画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イルカルバメート(5.60g、83%)を灰白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.29-8.39(m,1H),7.51-7.62(m,1H),7.17-7.34(m,5H),6.13-6.67(m,1H),5.68-5.75(m,1H),4.21-4.41(m,2H),3.80-4.05(m,2H),3.03-3.22(m,2H),2.04-2.35(m,2H),1.82-1.99(m,1H),1.56-1.73(m,1H),1.36-1.45(m,9H),0.90-1.34(m,1H)。LCMS(ESI,m/z):392[M+H]+。
tert-ブチル(S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イルカルバメート(5.50g、14.1mmol、1.0当量)のDCM(10mL):EA(67.5mL)中混合物に、HCl(14.1mL、56.2mmol、4.0当量、ジオキサン中4M)を0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、粗(S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタンアミド塩酸塩(5.2g、粗)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):292[M+H]+。
メチル(S)-2-アミノ-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパノエートの合成
1000mLの3つ口丸底フラスコに、THF(500mL)中のジメチル(tert-ブトキシカルボニル)-L-グルタメート(50.0g、182mmol、1.0当量)を、N2下で投入した。リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(363mL、363mmol、2.0当量、THF中1M)を、-78℃で滴下して加えた。反応物を-78℃で2時間撹拌した。3-ブロモプロパンニトリル(48.7g、363mmol、2.0当量)を-78℃で1時間かけて滴下して加えた。反応物を-78℃で2時間撹拌した。反応物を予め冷却したメタノール(75mL)及び予め冷却したTHF中の酢酸(12.5mL/100mL)でクエンチした。反応物を30分間-78℃で撹拌した。反応物を0℃まで加温し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA(200mL)に溶解し、ブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(4:6)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、ジメチル(2S,4S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-4-(2-シアノエチル)ペンタンジオエート(19g、29%)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):329[M+H]+。
1000mL容の丸底フラスコに、メタノール(300mL)中のジメチル(2S,4S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-4-(2-シアノエチル)ペンタンジオエート(27.6g、84.0mmol、1.0当量)を投入した。クロロホルム(30mL)及び二酸化白金(2.70g)を加えた。フラスコの内容物をH2(3気圧)の雰囲気下に置いた。反応物を室温で36時間撹拌した。固体を濾別した。有機層を減圧下で濃縮して、ジメチル(2S,4S)-2-(3-アミノプロピル)-4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ペンタンジオエート((30g、89%(ELSD))を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):333[M+H]+。
500mL容の丸底フラスコに、ジメチル(2S,4S)-2-(3-アミノプロピル)-4-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)ペンタンジオエート(28g、84.2mmol、1.0当量)、メタノール(250mL)を投入し、炭酸ナトリウム(19.6g、185mmol、2.2当量)を加えた。反応物を70℃で4時間撹拌した。固体を濾別し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA(50mL)で希釈し、水(2×20mL)で洗浄し、ブライン(2×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:ジクロロメタン(2:3)、次いでメタノール:ジクロロメタン(4:96)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、メチル(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパノエート(7.2g、27%)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):301[M+H]+。
100mL容の丸底フラスコに、メチル(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパノエート(1.0g、3.33mmol、1.0当量)、ジクロロメタン(10mL)を投入した。トリフルオロ酢酸(3mL)を0℃で滴下して加えた。反応物を室温で1時間撹拌した。反応物を減圧下で濃縮して、メチル(S)-2-アミノ-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパノエート(0.7g、粗)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):201[M+H]+。
(S)-3-((S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル)ピロリジン-2-オン塩酸塩の合成
メチル(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパノエート(4.00g、14.0mmol、1.0当量)のメタノール(20mL)中混合物に、水素化ナトリウム(19mL、57.0mmol、4.0当量、水中3M)を加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮してメタノールを除去し、HCl(2M)でpHを6に調整した。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン酸(3.56g、88%)を淡黄色の固体として得た。
(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン酸(3.56g、13.1mmol、1.0当量)のジクロロメタン(50mL)中混合物に、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.28g、13.1mmol、1.0当量)、N-メチルモルフリン(methylmorphline)(3.97g、39.0mmol、3.0当量)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(1.77g、13.1mmol、1.0当量)、及び1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(2.76g、14.4mmol、1.1当量)を0℃で加えた。混合物を、0℃、N2下で2時間撹拌した。反応物を水(40mL)でクエンチした。有機層を、HCl(2×40mL、1M)、水(40mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2×40mL)、及びブライン(40mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチルN-[(1S)-1-[メトキシ(メチル)カルバモイル]-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]カルバメート(3.43g、81%)を淡黄色固体として得た。
マグネシウム(2.36g、97.0mmol、9.0当量)、及び塩化第二水銀(1.76g、6.47mmol、0.6当量)のTHF(120mL)中混合物に、ベンジルクロロメチルエーテル(15.2g、97.0mmol、9.0当量)を-45℃、N2下で加えた。混合物を-45℃~5℃で5時間撹拌した。続いて、混合物を-45℃に冷却し、tert-ブチルN-[(1S)-1-[メトキシ(メチル)カルバモイル]-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]カルバメート(3.40g、10.8mmol、1.0当量)を加えた。混合液を、室温、N2下で一晩撹拌した。反応物を、飽和塩化アンモニウム水溶液(200mL)でクエンチした。混合物をEA(3×200mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×200mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(100mL)で希釈した。100~200のシリカゲルメッシュ(10g)を用いてスラリーを作製し、次いで、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:600mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:330g)によって精製し、メタノール:ジクロロメタン(20分かけて0%~5%)で溶出した。回収した画分:3%~4%メタノール:ジクロロメタン画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチルN-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバメート(2.15g、45%)を淡黄色油状物として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3-d)δ7.30-7.42(m,5H),6.21(s,1H),5.82(d,J=7.9Hz,1H),4.52-4.69(m,3H),4.18-4.37(m,2H),3.23-3.34(m,2H),2.32-2.54(m,2H),1.72-2.06(m,3H),1.44(s,9H)。LCMS(ESI,m/z):277[M-100+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバメート(800mg、2.125mmol、1.00当量)の1,4-ジオキサン(8mL)中混合物に、HCl(8mL、1,4-ジオキサン中4M)を0℃で加えた。この混合物を、室温で1時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮して、(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル]ピロリジン-2-オン塩酸塩(664mg、粗)を黄色半固体として得た。LCMS(ESI,m/z):277[M+H]+。
(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタンアミドの合成:
メチル(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパノエート(3.0g、10.5mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(50mL)中撹拌混合物に、水素化ホウ素リチウム(26.2mL、52.4mmol、5.0当量)を0℃で滴下して加えた。混合物を、1時間0℃で撹拌し、減圧下で濃縮した。混合物を、次いで水(20mL)で希釈し、イソプロパノール:トリクロロメタン(1:5、4×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、ジクロロメタン:メタノール(19:1)で溶出して、tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(2.6g、粗)を白色固体として得た。粗生成物をPE:EA(4:1、40mL)の添加により沈殿させ、tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(2.4g、79%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):259[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(2.4g、9.29mmol、1.0当量)のジメチルスルホキシド(40mL)中撹拌混合物に、2-ヨードキシ安息香酸(7.80g、27.8mmol、3.0当量)を室温で何回かに分けて加えた。混合物を室温で3時間撹拌し、次いで、飽和重炭酸ナトリウム(水溶液)でpH=8に塩基性化した。混合物を水(20mL)で希釈し、EA(4×200mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(1.5g、63%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):257[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(900mg、3.51mmol、1.0当量)のジクロロメタン(10mL)中撹拌混合物に、イソシアノシクロプロパン(471mg、7.02mmol、2.0当量)及び酢酸(633mg、10.5mmol、3.0当量)を0℃で滴下して加えた。混合物を、5時間室温で撹拌し、減圧下で濃縮した。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、ジクロロメタン:メタノール(49:1)で溶出して、(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-1-(シクロプロピルカルバモイル)-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロピルアセテート(820mg、55%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):384[M+H]+。
(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-1-(シクロプロピルカルバモイル)-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロピルアセテート(810mg、2.11mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(8mL)中撹拌混合物に、水素化リチウム(253mg、10.5mmol、5.0当量、水8mL中)を0℃で加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を塩酸(2M)でpH=6に酸性化した。混合物をEA(4×60mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチルN-[(2S)-1-(シクロプロピルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(680mg、94%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):342[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-(シクロプロピルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(400mg、1.17mmol、1.0当量)のジクロロメタン(6mL)中撹拌混合物に、トリフルオロ酢酸(2mL)を室温で滴下して加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮して、(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(290mg、粗)を褐色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):242[M+H]+。
(3S)-3-アミノ-2-ヒドロキシ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタンアミドの合成:
tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(1.8g、7.02mmol、1.0当量)のMeOH(21mL)中溶液に、CsF(0.53g、3.51mmol、0.5当量)を加え、続いてトリメチルシリルシアニド(0.84g、8.43mmol、1.2当量)を0℃でゆっくりと加えた。混合物を、室温で一晩撹拌し、反応物を水(15mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(6×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、水:MeCN(9:1)を用いるC18カラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(2S)-1-シアノ-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(1.3g、49%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):284[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-シアノ-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(1.2g、4.24mmol、1.0当量)のDMSO(13mL)中溶液に、K2CO3(1.17g、8.47mmol、2.0当量)及びH2O2(0.72g、21.2mmol、5.0当量)を加えた。混合物を3時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(5×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、水:MeCN(9:1)を用いるC18カラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(2S)-1-カルバモイル-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(460mg、32%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):302[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-カルバモイル-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(460mg、1.53mmol、1.0当量)の塩酸(6mL、ジオキサン中4M)中溶液を、室温で3時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮して、(3S)-3-アミノ-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(300mg、68%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):202[M+H]+。
(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタンアミドの合成:
メチル(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(3g、9.99mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(30mL)中溶液に、水素化ホウ素リチウムの溶液(10mL、19.9mmol、2.0当量、THF中2M)を0℃で加えた。混合物を1時間0℃で撹拌し、反応物を飽和塩化アンモニウム溶液(10mL)でクエンチした。混合物をイソプロパノール:トリクロロメタン(1:3、3×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×40mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、DCM:MeOH(9:1)で溶出して、tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(2.0g、73%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):273[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(2.0g、7.34mmol、1.0当量)のDMSO(20mL)中溶液に、2-ヨードキシ安息香酸(4.10g、14.7mmol、2.0当量)を室温で加えた。混合物を一晩撹拌し、反応物を飽和重炭酸ナトリウム溶液(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(4×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×40mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(粗、1.3g、67%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):271[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(1.3g、4.80mmol、1.0当量)のDCM(4mL)中溶液に、AcOH(866mg、14.4mmol、3.0当量)及びイソシアノシクロプロパン(645mg、9.62mmol、2.0当量)を加えた。混合物を5時間室温で撹拌し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。LC-MS(ESI,m/z):398[M+H]+。
(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-1-(シクロプロピルカルバモイル)-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロピルアセテート(1.90g、4.78mmol、1.0当量)のTHF(10mL)中溶液に、水素化リチウム(286mg、12.0mmol、2.5当量、水10mL中)を加えた。混合物を0℃で1時間撹拌し、塩酸(2M)でpH=6に酸性化した。混合物をEA(4×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、ジクロロメタン:メタノール(33:1)で溶出して、tert-ブチルN-[(2S)-1-(シクロプロピルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(953mg、56%)を黄色固体として得た。
tert-ブチルN-[(2S)-1-(シクロプロピルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(270mg、0.760mmol、1.0当量)のDCM(9mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(3mL)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮して、(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(260mg、粗)を得た。LC-MS(ESI,m/z):256[M+H]+。
(実施例2)
化合物1
(S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボン酸(260mg、1.13mmol、1.1当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中撹拌混合物に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(509mg、1.33mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(532mg、4.12mmol、4.0当量)を0℃で加えた。混合物を20分間0℃で撹拌した。(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタンアミド(300mg、1.03mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を室温にて水(30mL)でクエンチした。残留物をEA(3×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(6×40mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、ジクロロメタン:メタノール(19:1)で溶出して、tert-ブチル(2S)-2-(((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)ピペリジン-1-カルボキシレート(380mg、66%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):503[M+H]+。
tert-ブチル(2S)-2-(((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)ピペリジン-1-カルボキシレート(370mg、0.740mmol、1.0当量)のジクロロメタン(20mL)中撹拌溶液に、トリフルオロ酢酸(5mL)を室温で滴下して加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮して、(2S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)ピペリジン-2-カルボキサミド(300mg、67%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):403[M+H]+。
インドール-2-カルボン酸(120mg、0.740mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中撹拌混合物に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(368mg、0.970mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(289mg、2.24mmol、3.0当量)を何回かに分けて0℃で加えた。混合物を20分間0℃で撹拌した。(2S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)ピペリジン-2-カルボキサミド(300mg、0.750mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を室温にて水(30mL)でクエンチした。混合物をEA(3×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(4×40mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、ジクロロメタン(DCM):メタノール(MeOH)(16:1)で溶出して、(2S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)ピペリジン-2-カルボキサミド(173mg、粗)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):546[M+H]+。
(2S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)ピペリジン-2-カルボキサミド(50.0mg、0.092mmol、1.0当量)のジクロロメタン(3mL)中撹拌混合物に、Dess-Martinペルヨージナン(58.0mg、0.140mmol、1.5当量)を何回かに分けて0℃で加えた。反応物を、飽和重炭酸ナトリウム(5mL)で0℃にてクエンチした。残留物をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取TLC(ジクロロメタン:メタノール:10:1)によって精製して、(2S)-N-(4-(ベンジルアミノ)-3,4-ジオキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)ピペリジン-2-カルボキサミド(6.3mg、12%)を淡黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):544[M+H]+。
(実施例3)
化合物2
1H-インドール-2-カルボン酸(600mg、3.72mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-tert-ブチルオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレート(787mg、3.72mmol、1.0当量)、及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(2.12g、5.59mmol、1.5当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(1.44g、11.2mmol、3.0当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を、水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(20mL)で希釈した。DCMを除去した後、100~200シリカゲルメッシュ(1.2g)を含むスラリーを作製し、カラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~50%)で溶出した。回収した画分:21%~23%EA:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、(1S,3aR,6aS)-tert-ブチル2-(1H-インドール-2-カルボニル)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレート(865mg、62%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ11.60(s,1H),7.65(d,J=8.1Hz,1H),7.44(d,J=8.2Hz,1H),7.21(t,J=7.6Hz,1H),6.72-7.10(m,2H),4.23-4.74(m,1H),3.58-4.18(m,2H),2.54-2.96(m,2H),1.22-2.04(m,15H)。LCMS(ESI,m/z):299[M-56+H]+。
(1S,3aR,6aS)-tert-ブチル2-(1H-インドール-2-カルボニル)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレート(300mg、0.846mmol、1.0当量)のDCM(3mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(1mL)を室温で加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮して、粗(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸を黄色油状物として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.57(br,1H),11.57(s,1H),7.61-7.68(m,1H),7.42-7.48(m,1H),7.16-7.25(m,1H),7.00-7.10(m,2H),4.34-4.41(m,1H),4.06-4.18(m,1H),3.76-3.86(m,1H),2.78-2.88(m,1H),2.59-2.71(m,1H),1.46-1.92(m,6H)。LCMS(ESI,m/z):299[M+H]+。
(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩(250mg、0.763mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(250mg、0.839mmol、1.1当量)、及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(394mg、3.051mmol、4.0当量)のDCM(10mL)中混合物に、2,4,6-トリプロピル-1,3,5,2,4,6-トリオキサトリホスホリナン-2,4,6-トリオキサイド(1.07g、1.679mmol、2.2当量、EA中50%)を0℃で加えた。混合物を2時間0℃で撹拌し、反応物を水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈した。DCMを除去した後、100~200シリカゲルメッシュ(500mg)を含むスラリーを作製した。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:200mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、MeOH:DCM(20分かけて0%~15%)で溶出した。回収した画分:11%~12%MeOH:DCM画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(180mg、35%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):572[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(180mg、0.315mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中混合物に、Dess-Martinペルヨージナン(200mg、0.472mmol、1.5当量)を0℃で加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。反応物を、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(5mL)及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:11、Rf=0.5、検出:UV)によって精製して、(1S,3aR,6aS)-N-(4-(ベンジルアミノ)-3,4-ジオキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(28.2mg、15%)を灰白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ11.30-13.70(m,1H),8.98-9.35(m,1H),8.45-8.90(m,1H),7.10-7.95(m,9H),6.45-7.09(m,2H),5.12-4.66(m,1H),4.03-4.52(m,4H),3.57-3.89(m,1H),2.93-3.15(m,2H),2.60-2.86(m,2H),2.10-2.35(m,2H),1.40-2.08(m,9H)。LCMS(ESI,m/z):570[M+H]+。
(実施例4)
化合物3
(2S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-2-カルボン酸(341mg、1.59mmol、1.3当量)のアセトニトリル(6mL)中混合物に、N,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(445mg、1.59mmol、1.3当量)及びN-メチルイミダゾール(351mg、4.27mmol、3.5当量)を0℃で加えた。混合物を15分間0℃で撹拌した。(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩(400mg、1.22mmol、1.0当量)を添加した。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(10mL)で希釈した。DCMを除去した後、100~200シリカゲルメッシュ(1g)を含むスラリーを作製した。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:200mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、MeOH:DCM(20分かけて0%~15%)で溶出した。回収した画分:6%~7%MeOH:DCM画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(2S)-2-[[(2S)-1-(ベンジルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシレート(280mg、43%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):489[M+H]+。
tert-ブチル(2S)-2-[[(2S)-1-(ベンジルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシレート(230mg、0.471mmol、1.0当量)のDCM(4mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(1mL)を室温で加えた。この混合物を1時間撹拌し、減圧下で濃縮して、粗(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]-3-[(2S)-ピロリジン-2-イルホルムアミド]ブタンアミド(180mg、粗)を黄色半固体として得た。LCMS(ESI,m/z):389[M+H]+。
インドール-2-カルボン酸(82.1mg、0.510mmol、1.1当量)、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(180mg、1.39mmol、3.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(229mg、0.602mmol、1.3当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(2mL)中混合物を、0℃で15分間撹拌した。(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]-3-[(2S)-ピロリジン-2-イルホルムアミド]ブタンアミド(180mg、0.463mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(10mL)で希釈した。DCMを除去した後、100~200シリカゲルメッシュ(500mg)を含むスラリーを作製した。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:200mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、MeOH:DCM(20分かけて0%~10%)で溶出した。回収した画分:5%~7%MeOH:DCM画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-3-[[(2S)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)ピロリジン-2-イル]ホルムアミド]-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(160mg、62%)を淡黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):532[M+H]+。
(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-3-[[(2S)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)ピロリジン-2-イル]ホルムアミド]-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(100mg、0.188mmol、1.0当量)のDCM(2mL)中混合物に、Dess-Martinペルヨージナン(120mg、0.282mmol、1.5当量)を0℃で加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。反応物を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(3mL)及び飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×3mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×3mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:11、Rf=0.3、検出:UV)によって精製し、N-ベンジル-3-[[(2S)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)ピロリジン-2-イル]ホルムアミド]-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(10.1mg、9%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ11.32-13.58(m,1H),8.95-9.30(m,1H),8.52-8.88(m,1H),7.36-7.82(m,3H),7.10-7.35(m,6H),6.60-7.09(m,2H),4.76-5.12(m,1H),4.45-4.70(m,1H),4.15-4.35(m,2H),3.85-4.05(m,1H),3.58-4.04(m,1H),3.00-3.20(m,2H),1.50-2.35(m,9H)。LCMS(ESI,m/z):530[M+H]+。
(実施例5)
化合物4
(1R,2S,5S)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボン酸(100mg、0.644mmol、1.0当量)及びジ-tert-ブチルデカーボネート(decarbonate)(155mg、0.709mmol、1.1当量)のDCM(2mL)中混合物に、トリエチルアミン(72.0mg、0.709mmol、1.1当量)を加えた。この混合物を2時間室温で撹拌し、減圧下で濃縮して、粗(1R,2S,5S)-3-(tert-ブトキシカルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボン酸(165mg、粗)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):200[M-56+H]+。
(1R,2S,5S)-3-(tert-ブトキシカルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボン酸(154mg、0.604mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(313mg、0.824mmol、1.5当量)、及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(284mg、2.20mmol、4.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中混合物を、0℃で0.5時間撹拌した。(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩(180mg、0.549mmol、1.00当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(10mL)で希釈した。DCMを除去した後、100~200シリカゲルメッシュ(500mg)を含むスラリーを作製した。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:200mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、MeOH:DCM(20分かけて0%~15%)で溶出した。回収した画分:6%~7%MeOH:DCM画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(1R,2S,5S)-2-[[(2S)-1-(ベンジルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル]-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート(230mg、71%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):529[M+H]+。
tert-ブチル(1R,2S,5S)-2-[[(2S)-1-(ベンジルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル]-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート(150mg、0.284mmol、1.0当量)のDCM(3mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(1mL)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮して、粗(3S)-N-ベンジル-3-[[(1R,2S,5S)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド]-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(120mg、粗)を黄色半固体として得た。LCMS(ESI,m/z):429[M+H]+。
インドール-2-カルボン酸(49.6mg、0.308mmol、1.1当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(160mg、0.420mmol、1.5当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(145mg、1.12mmol、4.0当量)を0℃で加えた。この混合物を0℃で0.5時間撹拌し、続いて、(3S)-N-ベンジル-3-[[(1R,2S,5S)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド]-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(120mg、0.280mmol、1.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:12;Rf=0.3、検出:UV)によって精製し、(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-3-[[(1R,2S,5S)-3-(1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド]-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(70.0mg、39.8%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):572[M+H]+。
(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-3-[[(1R,2S,5S)-3-(1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド]-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(70.0mg、0.122mmol、1.0当量)のDCM(3mL)中混合物に、Dess-Martinペルヨージナン(104mg、0.245mmol、2.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。反応物を、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(2mL)及び飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2mL)でクエンチした。混合物をEA(3×3mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×2mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:12;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、N-ベンジル-3-[[(1R,2S,5S)-3-(1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド]-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(15.5mg、20.3%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):570[M+H]+。
(実施例6)
化合物5
化合物5は、(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-フェノキシピロリジン-2-カルボン酸を(S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物1に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):622[M+H]+。
(実施例7)
化合物6
化合物6は、(2S,4R)-4-(ベンジルオキシ)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-2-カルボン酸を(S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物1に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):636[M+H]+。
(実施例8)
化合物7
化合物7は、(2S,4S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-フェニルピロリジン-2-カルボン酸を(S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物1に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):606[M+H]+。
(実施例9)
化合物8
化合物8は、(1R,3S,4S)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-2-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-3-カルボン酸を(S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物1に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):556[M+H]+。
(実施例10)
化合物9
化合物9は、(S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸を(S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物1に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):556[M+H]+。
(実施例11)
化合物10
化合物10は、(2S,4R)-4-(tert-ブトキシ)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-2-カルボン酸を(S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピペリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物1に関する記載と同様に調製した。Boc脱保護を、ジオキサン中HClを用いて実施した。LCMS(ESI,m/z):602[M+H]+。
(実施例12)
化合物11
化合物11は、(S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4,4-ジメチルピロリジン-2-カルボン酸を(2S,4R)-4-(tert-ブトキシ)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物10に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):558[M+H]+。
(実施例13)
化合物12
化合物12は、(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-メトキシピロリジン-2-カルボン酸を(2S,4R)-4-(tert-ブトキシ)-1-(tert-ブトキシカルボニル)ピロリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物10に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):560[M+H]+。
(実施例14)
化合物13
(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(317mg、1.06mmol、1.1当量)、メチル(2S)-2-アミノ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパノエート(180mg、0.967mmol、1.0当量)、及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(500mg、3.87mmol、4.0当量)のジクロロメタン(10mL)中混合物に、2,4,6-トリプロピル-1,3,5,2,4,6-トリオキサトリホスホリナン-2,4,6-トリオキサイド(1.35g、2.13mmol、2.2当量、EA中50%)を0℃で加えた。混合物を2時間0℃で撹拌し、反応物を水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:11、Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、メチル(2S)-2-[[(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパノエート(110mg、22%)を灰白色固体として得た。
メチル(2S)-2-[[(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパノエート(100mg、0.214mmol、1.0当量)のTHF(1mL)中混合物に、LiBH4(0.32mL、0.642mmol、3.0当量、THF中2M)を0℃で加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液(3mL)でクエンチした。混合物をクロロホルム:イソプロピルアルコール(5:1、3×3mL)によって抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×3mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:11、Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(50.0mg、48%)を灰白色固体として得た。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(50.0mg、0.114mmol、1.0当量)のジクロロメタン(1.00mL)中混合物に、Dess-Martinペルヨージナン(96.7mg、0.228mmol、2.0当量)を0℃で加えた。この混合物を室温で3時間撹拌し、反応物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(1mL)、及び飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(1mL)でクエンチした。混合物をジクロロメタン(3×3mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×2mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た(45mg)。粗生成物を、TLC(カラム:XBridge Prep C18 OBDカラム、19×150mm 5μm;移動相A:水(0.05% NH3・H2O)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:9分で20B~35B、分で35B~B、分でB~B、分でB~B、分でB~B、210nm;RT:7.33;)によって精製して、(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(8.3mg、15%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):437[M+H]+。
(実施例15)
化合物14A
40mL容バイアルに、4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(348mg、1.82mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(693mg、1.82mmol、1.1当量)、N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)、及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(643mg、4.97mmol、3.0当量)を入れた。反応物を30分間撹拌し、次いで、tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレートオキサレート(500mg、1.65mmol、1.0当量)を加えた。混合物を3時間室温で撹拌し、反応物を水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(5mL)で希釈した。100~200のシリカゲルメッシュ(4g)を用いてスラリーを作製し、次いで、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:200mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~30%)で溶出した。回収した画分:13%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレート(530mg、78%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):329[M+H-56]+。
40mL容バイアルに、tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレート(200mg、0.520mmol、1.0当量)、ジクロロメタン(3mL)を入れた。続いて、トリフルオロ酢酸(1mL)を0℃で追加した。この混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮して、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(230mg、粗)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):329[M+H]+。
メチル(2S)-2-アミノ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパノエート(100mg、0.537mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(211mg、0.644mmol、1.2当量)、N,N,N,N-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(165mg、0.591mmol、1.1当量)のアセトニトリル(3mL)中溶液に、1-メチルイミダゾール(136mg、1.66mmol、3.1当量)を加えた。この混合物を0℃で撹拌した。続いて、混合物を一晩室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:10;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、所望の生成物であるメチル(2S)-2-[[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパノエート60mg、20%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):497[M+H]+。
メチル(2S)-2-[[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパノエート(60.0mg、0.121mmol、1.0当量)のTHF(2mL)中溶液に、水素化ホウ素リチウム(7.90mg、0.363mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を0℃で撹拌した後、2時間室温で撹拌した。反応物を、飽和塩化アンモニウム水溶液(10mL)でクエンチした。混合物をクロロホルム:イソプロパノール(5:1、3×20mL)によって抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:11、Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(36mg、57%)を淡黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):469[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(35.0mg、0.075mmol、1.0当量)のジクロロメタン(1mL)中溶液に、Dess-Martinペルヨージナン(63.3mg、0.149mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で24時間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウム(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep C18 OBDカラム、19×150mm 5μm;移動相A:水(0.05% NH3・H2O)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:9分で24B~42B;210nm;RT1(分):5.48;RT2(分):7.43)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(14A、4.5mg、12%)を白色固体として、立体異性体14B(1.6mg、4%)を白色固体として得た。
(実施例16)
化合物15
100mL容の丸底フラスコに、(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(840mg、2.82mmol、1.0当量)、メチル(S)-2-アミノ-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパノエート(676mg、3.38mmol、1.2当量)、アセトニトリル(20mL)、及びN,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(869mg、3.10mmol、1.1当量)を入れた。1-メチル-1H-イミダゾール(717mg、8.73mmol、3.1当量)を0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(2:1)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、メチル(S)-2-((1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド)-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパノエート(780mg、53%)を黄色半固体として得た。LCMS(ESI,m/z):481[M+H]+。
40mL容バイアルに、THF(10mL)中のメチル(S)-2-((1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド)-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパノエート(780mg、1.62mmol、1.0当量)を入れた。水素化ホウ素リチウム(2.43mL、4.87mmol、3.0当量、THF中2M)を0℃で滴下して加えた。この混合物を30分間撹拌し、エタノール(5mL)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応物のpH値を硫酸水素カリウム(1mol/L)で3に調整した。得られた溶液をジクロロメタン(5×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン:メタノール(95:5)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-1-ヒドロキシ-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパン-2-イル)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(600mg、76%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):453[M+H]+。
40mL容バイアルに、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-1-ヒドロキシ-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパン-2-イル)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(100mg、0.221mmol、1.0当量)、ジクロロメタン(5mL)を入れた。Dess-Martinペルヨージナン(187mg、0.442mmol、2.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を、チオ硫酸ナトリウム(1M)及び飽和重炭酸ナトリウム溶液で希釈した。得られた溶液をジクロロメタン(6×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の勾配条件で、分取HPLCによって精製した:カラム:XBridge Prep C18 OBDカラム、150mm 5μm;移動相A:水(0.05% NH3・H2O)、移動相B:ACN(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(24mg、24%)が白色固体として得られた。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,80℃)δ11.25(s,1H),9.44(s,1H),8.47(s,1H),7.61(d,J=7.6Hz,1H),7.48(d,J=8.0Hz,1H),7.18-7.22(m,2H),7.04(t,J=7.4Hz,1H),6.93(br,1H),4.60-4.80(m,1H),4.25(br,1H),4.07(br,1H),3.74-3.78(m,1H),2.72-3.80(m,部分的にH2Oピーク下のシグナル),2.28(m,1H),2.10-2.12(m,1H),1.36-1.99(m,13H)。LCMS(ESI,m/z):451[M+H]+。
(実施例17)
化合物16
(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩(250mg、0.763mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(275mg、0.839mmol、1.1当量)、N,N,N,N-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(235mg、0.839mmol、1.1当量)のアセトニトリル(8mL)中溶液に、1-メチルイミダゾール(313mg、3.81mmol、5.0当量)を加えた。この混合物を0℃で撹拌した後、室温で一晩撹拌した。反応物を、水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:13;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(3S)-3-[[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド]-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(70.0mg、13%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):602[M+H]+。
(3S)-3-[[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド]-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(60.0mg、0.100mmol、1.0当量)のジクロロメタン(2mL)中溶液に、Dess-Martinペルヨージナン(84.5mg、0.200mmol、2.0当量)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。反応物を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(10mL)、及び10%チオ硫酸ナトリウム溶液(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep C18 OBDカラム、19×150mm 5μm;移動相A:水(0.05% NH3・H2O)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で25B~52B;210nm;RT1(分):6.32)によって精製し、3-[[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド]-N-ベンジル-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(9.3mg、15%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):600[M+H]+。
(実施例18)
化合物17
40mL容バイアルに、ジクロロメタン(2mL)中の(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(150mg、0.333mmol、1.0当量)を入れた。ジクロロメタン(1mL)中の(イソシアノメチル)ベンゼン(78.0mg、0.666mmol、2.0当量)を0℃で滴下して加えた。ジクロロメタン(1mL)中のピリジン(105mg、1.33mmol、4.0当量)を0℃で滴下して加えた。ジクロロメタン(1mL)中のトリフルオロ酢酸(114mg、0.999mmol、3.0当量)を0℃で滴下して加えた。反応物を0℃50分間で撹拌した後、室温で一晩撹拌した。反応物を減圧下で濃縮した。残留物を、アセトニトリル:水(0.05%TFA)(30/70)を用いてC18カラムによって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(30mg)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):586[M+H]+。
8mL容バイアルに、(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(30.0mg、0.051mmol、1.0当量)、ジクロロメタン(2mL)を入れた。Dess-Martinペルヨージナン(43.4mg、0.102mmol、2.0当量)を0℃で加えた。反応物を室温で2時間撹拌した。反応物を、チオ硫酸ナトリウム(1M)及び飽和重炭酸ナトリウム溶液で希釈した。得られた溶液をジクロロメタン(6×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の勾配条件で、分取HPLCによって精製した:カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、150mm 5μm 13nm;移動相A:水(0.05% NH3・H2O)、移動相B:ACN;精製により、(1S,3aR,6aS)-N-(4-(ベンジルアミノ)-3,4-ジオキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(1.3mg、4.1%)が白色固体として得られた。LCMS(ESI,m/z):584[M+H]+。
(実施例19)
化合物18
40mL容バイアルに、ジクロロメタン(1mL)中の(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(70.0mg、0.155mmol、1.0当量)を入れた。ジクロロメタン(1mL)中の2-イソシアノプロパン(21.5mg、0.311mmol、2.0当量)を0℃で滴下して加えた。ジクロロメタン(1mL)中のピリジン(49.2mg、0.621mmol、4.0当量)を0℃で滴下して加えた。ジクロロメタン(1mL)中のトリフルオロ酢酸(53.2mg、0.466mmol、3.0当量)を0℃で滴下して加えた。反応物を0℃50分間で撹拌した後、室温で一晩撹拌した。反応物を水(5mL)でクエンチした。得られた溶液をジクロロメタン(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン:メタノール(93:7)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-3-ヒドロキシ-4-(イソプロピルアミノ)-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(40mg、40%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):538[M+H]+。
8mL容バイアルに、(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-3-ヒドロキシ-4-(イソプロピルアミノ)-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(30.0mg、0.056mmol、1.0当量)、ジクロロメタン(2mL)を入れた。Dess-Martinペルヨージナン(47.3mg、0.112mmol、2.0当量)を0℃で加えた。反応物を室温で2時間撹拌した。反応物を、チオ硫酸ナトリウム(1M)及び飽和重炭酸ナトリウム溶液で希釈した。得られた溶液をジクロロメタン(6×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の勾配条件で、分取HPLCによって精製した:カラム:XBridge Prep C18 OBDカラム、19×150mm 5um;移動相A:水(0.05% NH3・H2O)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で25B~50B、210nm;RT1(分):6.32。精製により、(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-N-(4-(イソプロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(7.8mg、25%)が白色固体として得られた。LCMS(ESI,m/z):536[M+H]+。
(実施例20)
化合物19
(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-カルボン酸(190mg、0.671mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(278mg、0.732mmol、1.2当量)、及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(315mg、2.44mmol、4.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中混合物を、0℃で20分間撹拌した。(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩(200mg、0.610mmol、1.0当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(100mL)でクエンチした。次いで、混合物をEA(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーを作製し、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、メタノール:ジクロロメタン(30分かけて0%~12%)で溶出した。回収した画分:6%~11%メタノール:ジクロロメタン画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(2S,4R)-2-[[(2S)-1-(ベンジルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル]-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(190mg、50%)を淡黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):557[M+H]+。
tert-ブチル(2S,4R)-2-[[(2S)-1-(ベンジルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル]-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-1-カルボキシレート(190mg、0.341mmol、1.0当量)のジクロロメタン(4mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(1mL)を加えた。この混合物を2時間室温で撹拌した後、減圧下で濃縮して、(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]-3-[[(2S,4R)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-イル]ホルムアミド]ブタンアミド(210mg、粗)を褐色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):457[M+H]+。
インドール-2-カルボン酸(81.6mg、0.506mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(209mg、0.552mmol、1.2当量)、及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(297mg、2.30mmol、5.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中混合物を、0℃で20分間撹拌した。続いて、(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]-3-[[(2S,4R)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-イル]ホルムアミド]ブタンアミド(210mg、0.460mmol、1.0当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(100mL)でクエンチした。混合物をEA(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーを作製し、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、メタノール:ジクロロメタン(30分かけて0%~12%)で溶出した。回収した画分:5%~9%メタノール:ジクロロメタン画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-3-[[(2S,4R)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-イル]ホルムアミド]-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(180mg、60%)を淡褐色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):600[M+H]+。
(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-3-[[(2S,4R)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-イル]ホルムアミド]-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(100mg、0.167mmol、1.0当量)のジクロロメタン(5mL)中混合物に、Dess-Martinペルヨージナン(141mg、0.334mmol、2.0当量)を0℃で加えた。この混合物を室温で2時間撹拌し、反応物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(10mL)、及び10%チオ硫酸ナトリウム溶液(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物(100mg)を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XBridge Prep C18 OBDカラム、19×150mm 5μm;移動相A:水(0.05% NH3・H2O)、移動相B:ACN;N-ベンジル-3-[[(2S,4R)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-イル]ホルムアミド]-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(29.6mg、28%)を淡桃色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):598[M+H]+。
(実施例21)
化合物20
化合物20は、(2S,4S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-シクロヘキシルピロリジン-2-カルボン酸を(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物19に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):612[M+H]+。
(実施例22)
化合物21
化合物21は、(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-(プロパ-2-エン-1-イル)ピロリジン-2-カルボン酸を(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物19に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):570[M+H]+。
(実施例23)
化合物22
化合物22は、(3R,6S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-1,1-ジフルオロ-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸を(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物19に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):592[M+H]+。
(実施例24)
化合物23
化合物23は、(3S,6S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-1,1-ジフルオロ-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸を(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物19に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):592[M+H]+。
(実施例25)
化合物24
化合物24は、(5S)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸を(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物19に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):570[M+H]+。
(実施例26)
化合物25
化合物25は、(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-メチルピロリジン-2-カルボン酸を(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物19に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):544[M+H]+。
(実施例27)
化合物26
(5S)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(250mg、0.98mmol、1.0当量)のEA(3mL)及び酢酸(3mL)中溶液に、PtO2(178mg、0.78mmol、0.8当量)を加えた。水素(3気圧)を導入した。混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を濾過し、濾液を回収し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeCN:水(2:3)を用いるC18カラムでのクロマトグラフにかけ、(2S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4,4-ジメチルピペリジン-2-カルボン酸(180mg、61%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):258[M+H]+。
(2S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4,4-ジメチルピペリジン-2-カルボン酸(155mg、0.60mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(4mL)中溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(344mg、0.91mmol、1.5当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(390mg、3.02mmol、5.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌した。(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタンアミド(107mg、0.66mmol、1.1当量)を加えた。この混合物を0℃で1時間撹拌し、反応物を水(4mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、メタノール:ジクロロメタン(1:18)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル(2S)-2-(((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-4,4-ジメチルピペリジン-1-カルボキシレート(180mg、57%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):531[M+H]+。
tert-ブチル(2S)-2-(((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-4,4-ジメチルピペリジン-1-カルボキシレート(270mg、0.51mmol、1.0当量)のジクロロメタン(6mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(2mL)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(2S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-4,4-ジメチルピペリジン-2-カルボキサミド(260mg、粗)を無色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):431[M+H]+。
1H-インドール-2-カルボン酸(107mg、0.66mmol、1.1当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(4mL)中溶液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(390mg、3.02mmol、5.0当量)及びN,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(344mg、0.91mmol、1.5当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌した。(2S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-4,4-ジメチルピペリジン-2-カルボキサミド(260mg、0.6mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌し、反応物を水(4mL)でクエンチした。混合物をEA(3×6mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、メタノール:ジクロロメタン(1:18)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、(2S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)-4,4-ジメチルピペリジン-2-カルボキサミド(150mg、49%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):574[M+H]+。
(2S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)-4,4-ジメチルピペリジン-2-カルボキサミド(100mg、0.17mmol、1.0当量)のDMSO(10mL)中溶液に、IBX(97.6mg、0.35mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を重炭酸ナトリウム溶液(2mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、メタノール:ジクロロメタン(1:18)を用いる分取TLCによって精製し、(2S)-N-(4-(ベンジルアミノ)-3,4-ジオキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)-4,4-ジメチルピペリジン-2-カルボキサミド(18mg、24%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):572[M+H]+。
(実施例28)
化合物27A及び27
(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル]ピロリジン-2-オン塩酸塩(342mg、1.09mmol、1.0当量)及び(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(359mg、1.09mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中混合物に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(499mg、1.312mmol、1.2当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(424mg、3.28mmol、3.0当量)を0℃で加えた。この混合物を室温、窒素下で1時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:13;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(27A、145mg、21%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,353K,DMSO-d6)δ11.37(s,1H),8.30-8.80(m,1H),7.35-7.60(m,1H),7.20-7.38(m,5H),7.00-7.15(m,2H),6.75-6.99(m,1H),6.51(d,J=6.8Hz,1H),4.00-5.02(m,7H),3.87(s,3H),3.55-3.80(m,1H),2.86-3.16(m,2H),2.55-2.85(m,2H),2.30-2.40(m,1H),1.35-2.20(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):587[M+H]+。LCMS(ESI,m/z):587[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(140mg、0.239mmol、1.0当量)のエタノール(5mL)中混合物に、10%Pd/C(140mg)を加えた。この混合液を、室温、H2雰囲気下で一晩撹拌した。混合物をセライトパッドに通して濾過し、エタノール(2×5mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:14;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(43.9mg、34%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,353K)δ11.22(s,1H),8.38(br,1H),7.29(s,1H),7.00-7.15(m,2H),6.87(s,1H),6.49(d,J=7.6Hz,1H),4.50-4.70(m,1H),4.35-4.49(m,1H),4.10-4.30(m,2H),3.90-4.08(m,1H),3.75-3.89(m,3H),3.60-3.74(m,1H),2.82-3.00(m,H2Oピーク下のシグナル),2.60-2.80(m,2H),2.30-2.43(m,1H),1.45-2.00(m,10H)。LCMS(ESI,m/z):497[M+H]+。
(実施例29)
化合物28
化合物28は、(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-エチルピロリジン-2-カルボン酸を(2S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4,4-ジメチルピペリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物26に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):558[M+H]+。
(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-エチルピロリジン-2-カルボン酸:1-tert-ブチル2-メチル(2S,4S)-4-エテニルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(Mulamreddy et al.,J.Org.Chem.(2018)83(21):13580-13586)(500mg、1.96mmol、1.0当量)のメタノール(10mL)中混合物に、Pd/C(200mg)を加えた。混合物を室温、H2下で4時間撹拌した。混合物をセライトパッドに通して濾過し、メタノール(2×5mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、粗1-tert-ブチル2-メチル(2S,4R)-4-エチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(500mg、粗)を淡黄色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):158[M-100+H]+。
1-tert-ブチル2-メチル(2S,4R)-4-エチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(500mg、1.94mmol、1.0当量)の1,4-ジオキサン(5mL)中混合物に、塩化水素(5mL、水中6M)を加えた。この混合物を80℃で2時間撹拌し、減圧下で濃縮して、(2S,4R)-4-エチルピロリジン-2-カルボン酸(278mg、粗)を淡黄色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):144[M+H]+。
(2S,4R)-4-エチルピロリジン-2-カルボン酸(278mg、1.942mmol、1.00当量)のジクロロメタン(10mL)中混合物に、ジ-tert-ブチルジカーボネート(847mg、3.88mmol、2.0当量)及びトリエチルアミン(589mg、5.83mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌し、減圧下で濃縮して、(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-エチルピロリジン-2-カルボン酸(470mg、粗)を淡黄色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):188[M-56+H]+。
(実施例30)
化合物29
メチル(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(960mg、3.2mmol、1.0当量)のジクロロメタン(12mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(4mL)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮して、メチル(2S)-2-アミノ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(780mg、85%)を橙色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):201[M+H]+。
(3S,6S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-1,1-ジフルオロ-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸(780mg、2.81mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(1.6g、4.22mmol、1.5当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.18g、16.9mmol、6.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌した。メチル(2S)-2-アミノ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(619.63mg、3.094mmol、1.1当量)を加えた。この混合物を0℃で1時間撹拌し、反応物を水(15mL)でクエンチした。混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、メタノール:ジクロロメタン(1:22)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-6-{[(2S)-1-メトキシ-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-カルボキシレート(1.07g、66%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):460[M+H]+。
tert-ブチル(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-6-{[(2S)-1-メトキシ-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-カルボキシレート(1.07g、2.33mmol、1.0当量)のジクロロメタン(12mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(4mL)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮して、メチル(2S)-2-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(1.0g、83%)を橙色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):360[M+H]+。
4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(486mg、2.54mmol、1.1当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(12mL)中溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(1.32mg、3.47mmol、1.5当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.79mg、13.9mmol、6.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌した。メチル(2S)-2-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(830mg、2.31mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を0℃で1時間撹拌し、反応物を水(15mL)でクエンチした。混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、メタノール:ジクロロメタン(1:18)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、メチル(2S)-2-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(950mg、62%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):533[M+H]+。
メチル(2S)-2-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(950mg、1.78mmol、1.0当量)のTHF(10mL)中溶液に、水素化ホウ素リチウム(1.79mL、テトラヒドロフラン中2M、3.57mmol、2.0当量)を0℃でゆっくりと加えた。混合物を0℃で1.5時間撹拌した。反応物を、水(8mL)でクエンチし、混合物をEA(3x15mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、メタノール:ジクロロメタン(1:16)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(700mg、70%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):505[M+H]+。
(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(60mg、0.12mmol、1.0当量)のジメチルスルホキシド(2mL)中溶液に、IBX(66.6mg、0.24mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を重炭酸ナトリウム溶液(2mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、メタノール:ジクロロメタン(1:18)を用いるTLCによって精製し、(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-(1-オキソ-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパン-2-イル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(14.6mg、24%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):503[M+H]+。
(実施例31)
化合物30
化合物30は、(2S,4S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-ビニルピロリジン-2-カルボン酸を(2S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4,4-ジメチルピペリジン-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物26に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):556[M+H]+。
(2S,4S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-ビニルピロリジン-2-カルボン酸:1-tert-ブチル2-メチル(2S,4S)-4-エテニルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(Mulamreddy et al.,J.Org.Chem.(2018)83(21):13580-13586)(1.00g、3.92mmol、1.0当量)の1,4-ジオキサン(5mL)中混合物に、塩化水素(5mL、6M)を室温で加えた。この混合物を80℃で3時間撹拌し、減圧下で濃縮して、1,4-ジオキサンを除去した。混合物を水(20mL)で希釈し、EA(3×20mL)で抽出した。水層を合わせ、減圧下で濃縮して、(2S,4S)-4-エテニルピロリジン-2-カルボン酸(粗)を灰白色半固体として得た。粗生成物を、更に精製することなく次の工程において直接使用した。LCMS(ESI,m/z):142[M+H]+。
(2S,4S)-4-エテニルピロリジン-2-カルボン酸(1.00g、7.08mmol、1.0当量)のジクロロメタン(10mL)中混合物に、トリエチルアミン(2.15g、21.3mmol、3.0当量)及びジ-tert-ブチルジカーボネート(2.32g、10.6mmol、1.5当量)を室温で加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(50mL)でクエンチした。混合物をEA(3×70mL)で抽出した。水層を合わせ、減圧下で濃縮して、(2S,4S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-エテニルピロリジン-2-カルボン酸(1.1g、粗)を灰半白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):186[M+H-56]+。
(実施例32)
化合物31A及び化合物31
(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル]ピロリジン-2-オン塩酸塩(250mg、0.799mmol、1.0当量)及び(6S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸(193mg、0.799mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中混合物に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(456mg、1.20mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(310mg、2.40mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:15;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、所望の生成物であるtert-ブチル(6S)-6-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-カルボキシレート(200mg、46%)を無色半固体として得た。LCMS(ESI,m/z):500[M+H]+。
tert-ブチル(6S)-6-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-カルボキシレート(140mg、0.280mmol、1.0当量)の塩化水素(5mL、ジエチルエーテル中2M)中の0℃の混合物。この混合物を室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(6S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド塩酸塩(122mg、粗)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):400[M+H]+。
(6S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド塩酸塩(122mg、0.280mmol、1.0当量)及び4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(54.0mg、0.280mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中混合物に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(160mg、0.420mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(109mg、0.840mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:14;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(6S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(70mg、40%)を淡黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):573[M+H]+。
(6S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(65.0mg、0.114mmol、1.0当量)のエタノール(3mL)中混合物に、Pd/C(65.0mg)を加えた。この混合液を、室温、H2下で一晩撹拌した。この混合物をセライトパッドに通して濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:X Bridge Prep Phenyl OBDカラム、5um、19*250mm;水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で20B~40B;210nm;RT:6.35)によって精製し、(6S)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(10.5mg、19%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,353K,DMSO-d6)δ11.24(s,1H),8.30(br,1H),7.30(s,1H),7.00-7.20(m,2H),6.86(s,1H),6.49(d,J=7.2Hz,1H),4.83(br,1H),4.35-4.55(m,1H),4.10-4.30(m,2H),3.72-3.92(m,5H),3.00-3.12(m,H2Oピーク下のシグナル),2.20-2.40(m,2H),1.80-2.15(m,3H),1.50-1.70(m,2H),0.50-0.70(m,4H)。LCMS(ESI,m/z):483[M+H]+。
(実施例33)
化合物32
化合物32は、(2S,4S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-フェニルピロリジン-2-カルボン酸を(S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸の代わりに用いて、化合物31に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):533[M+H]+。
(実施例34)
化合物33
化合物33は、化合物29から出発する上記合成スキームに従って調製した。
8mL容バイアルに、DCM(1mL)中の(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-(1-オキソ-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパン-2-イル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(150mg、0.30mmol、1.0当量)を入れた。ジクロロメタン(0.5mL)中の(イソシアノメチル)ベンゼン(69.8mg、0.60mmol、2.0当量)を、0℃で滴下して加えた。DCM(0.5mL)中のピリジン(94.3mg、1.19mmol、4.0当量)を、0℃で滴下して加えた。DCM(1mL)中のトリフルオロ酢酸(102mg、0.89mmol、3.0当量)を、0℃で滴下して加えた。反応物を0℃で50分間撹拌し、室温で5時間撹拌した。反応物を減圧下で濃縮した。残留物を、MeCN:H2O(0.05%TFA)(3:7)を用いるC18カラムによって精製し、(3S)-N-ベンジル-3-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(53mg、22%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):638[M+H]+。
(3S)-N-ベンジル-3-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(50mg、0.08mmol、1.0当量)のDMSO(2mL)中溶液に、IBX(43.9mg、0.16mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で4時間撹拌し、反応物を重炭酸ナトリウム溶液(2mL)でクエンチした。溶液をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH/DCM(1/18)を用いる分取TLCによって精製し、N-ベンジル-3-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(11.9mg、23%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):636[M+H]+。
(実施例35)
化合物34
化合物34は、2-イソシアノプロパンを(イソシアノメチル)ベンゼンの代わりに用いて、化合物33に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):588[M+H]+。
(実施例36)
化合物35
化合物35は、(1S,3aR,6aS)-2-(1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸を(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸の代わりに用いて、化合物16に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):571[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-2-(1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸の合成:1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボン酸(295mg、1.82mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(693mg、1.82mmol、1.1当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(6mL)中溶液に、室温で30分間撹拌したN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(643mg、4.97mmol、3.0当量)を加えた。続いて、tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレートオキサレート(500mg、1.65mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌した。反応物を、水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(5mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーを作製し、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:200mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~40%)で溶出した。回収した画分:18%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-2-(1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレート(230mg、37%)を無色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):356[M+H]+。
tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-2-(1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレート(190mg、0.535mmol、1.0当量)のジクロロメタン(3mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(1mL)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物である(1S,3aR,6aS)-2-(1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(280mg、粗)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):300[M+H]+。
(実施例37)
化合物36
3-メトキシベンゼン-1,2-ジアミン(500mg、3.62mmol、1.0当量)及びメチル2,2,2-トリクロロエタンイミデート(830mg、4.70mmol、1.3当量)のジクロロメタン(10mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(1.03g、9.05mmol、2.5当量)を加えた。混合物を、室温、N2雰囲気下で2時間撹拌した。LCMSにより生成物を確認した。LCMS(ESI,m/z):265[M+H]+。
4-メトキシ-2-(トリクロロメチル)-1H-1,3-ベンゾジアゾール(956mg、3.60mmol、1.0当量)のジクロロメタン(10mL)中混合物に、水酸化ナトリウム水溶液(5mL、水中2M)を加えた。この混合物を減圧下で濃縮してジクロロメタンを除去し、メタノール(5mL)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を減圧下で濃縮してメタノールを除去し、HCl(2M)でpHを6に調整した。濾過によって、4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボン酸(530mg、72%)を淡黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):193[M+H]+。
4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボン酸(500mg、2.60mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(1.48g、3.90mmol、1.5当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(1.35g、10.4mmol、4.0当量)を0℃で加えた。15分間撹拌した後、(1S,3aR,6aS)-tert-ブチルオクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレートオキサレート(784mg、2.60mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を、水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(1g)を用いてスラリーを作製し、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:200mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~50%)で溶出した。回収した画分:20%~22%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレート(340mg、31%)を黄色半固体として得た。LCMS(ESI,m/z):386[M+H]+。
tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレート(150mg、0.389mmol、1.0当量)のジクロロメタン(3mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(1mL)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、粗(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(128mg、粗)を黄色半固体として得た。LCMS(ESI,m/z):330[M+H]+。
(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩(128mg、0.390mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(129mg、0.390mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(223mg、0.586mmol、1.5当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(202mg、1.56mmol、4.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、TLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:15;Rf=0.3、検出:UV)によって精製し、(3S)-3-[[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド]-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(45mg、18%)を淡黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):603[M+H]+。
(3S)-3-[[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド]-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(45.0mg、0.075mmol、1.0当量)のジクロロメタン(1mL)中混合物に、Dess-Martinペルヨージナン(64.0mg、0.149mmol、2.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で4時間撹拌した。反応物を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(1mL)及び飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(1mL)でクエンチした。この混合物を15分間撹拌した。続いて、混合物をEA(3×2mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×2mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、TLC(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、5μm、19*250mm;移動相A:水(0.05% NH3・H2O)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で35B~45B、210nm;RT:6.35;)によって精製し、3-[[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド]-N-ベンジル-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(8.2mg、17%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):601[M+H]+。
(実施例38)
化合物37
化合物37は、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸を(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸の代わりに用いて、化合物27に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):498[M+H]+。
(実施例39)
化合物38
DCM(1mL)の(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(60mg、0.12mmol、1.0当量)に、DCM(0.5mL)中のイソシアノシクロプロパン(16mg、0.24mmol、2.0当量)を、0℃で滴下して加えた。DCM(0.5mL)中の酢酸(21.5mg、0.36mmol、3.0当量)を、0℃で滴下して加えた。反応物を0℃で50分間撹拌し、室温で5時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、(2S)-1-(シクロプロピルカルバモイル)-2-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロピルアセテート(60mg、粗、48%)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):630[M+H]+。
(2S)-1-(シクロプロピルカルバモイル)-2-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロピルアセテート(60mg、0.10mmol、1.0当量)のTHF(2mL)中溶液に、水(2mL)中の水素化リチウム(4.56mg、0.19mmol、2.0当量)を0℃で滴下して加えた。この混合物を0℃で1時間撹拌し、反応物を塩酸(2mL、2mol/L)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、メタノール:ジクロロメタン(1:22)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、(3S)-N-シクロプロピル-3-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(40mg、66%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):588[M+H]+。
(3S)-N-シクロプロピル-3-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(40mg、0.07mmol、1.0当量)のDMSO(2mL)中溶液に、IBX(38.1mg、0.14mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌し、反応物を重炭酸ナトリウム溶液(2mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:18)を用いる分取TLCによって精製し、N-シクロプロピル-3-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(14.6mg、35%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):586[M+H]+。
(実施例40)
化合物39
化合物39は、(3S,6S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-1,1-ジフルオロ-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸を(S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸の代わりに用いて、化合物31に関する記載と同様に調製した。1H NMR(400MHz,353K,DMSO-d6)δ11.32(s,1H),8.40-8.44(m,1H),7.30(s,1H),7.00-7.18(m,2H),6.88(s,1H),6.50(d,J=6.8Hz,1H),4.95(br,1H),4.70-4.85(m,1H),4.40-4.55(m,1H),4.10-4.30(m,2H),4.02-4.09(m,1H),3.80-4.00(m,4H),3.05-3.15(m,2H),2.50-2.70(m,1H),2.30-2.40(m,1H),1.85-2.10(m,3H),1.50-1.75(m,4H)。LCMS(ESI,m/z):519[M+H]+。
(実施例41)
化合物40
1-tert-ブチル2-メチル(2S,4S)-4-エテニルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(Mulamreddy et al.,J.Org.Chem.(2018)83(21):13580-13586)の1,4-ジオキサン(50mL)中混合物に、塩酸(30mL、1,4-ジオキサン中4M)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮し、ジクロロメタン(65mL)に再溶解した。炭酸カルシウム(15.4g、111mmol、5.0当量)及び硝酸銀(3.03g、17.8mmol、0.8当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。ベンジルクロロホルメート(4.56g、26.7mmol、1.2当量)を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を濾過した。濾液を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(60mL)及びブライン(60mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、CH3CN:水(0.05%TFA)を用いるC18カラムによって精製し、画分を減圧下で濃縮して、1-ベンジル2-メチル(2S,4S)-4-エテニルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(4.66g、54%)を淡黄色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):290[M+H]+。
ジエチル亜鉛(69mL、69.1mmol、20.0当量、ヘキサン1M)のジクロロメタン(24mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(7.88g、69.1mmol、20.0当量)のジクロロメタン(16mL)中溶液を、0℃、N2下で滴下して加えた。混合物を30分間0℃で撹拌した。ジクロロメタン(16mL)中のジヨードメタン(18.5g、69.1mmol、20.0当量)を滴下して加えた。0℃で30分間撹拌した後、1-ベンジル2-メチル(2S,4S)-4-エテニルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(1g、3.46mmol、1.0当量)のジクロロメタン(40mL)中溶液を加えた。混合物を室温で3日間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(60mL)でクエンチし、混合物をジクロロメタン(3×60mL)で溶出した。有機層合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、CH3CN:水(0.05%TFA)を用いるC18カラムによって精製し、画分を減圧下で濃縮して、1-ベンジル2-メチル(2S,4S)-4-シクロプロピルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(500mg、42%)を淡黄色油状物として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3-d)δ7.29-7.45(m,5H),5.03-5.28(m,2H),4.38-4.54(m,1H),3.56-3.87(m,4H),3.18-3.34(m,1H),1.96-2.21(m,2H),1.62-1.84(m,1H),0.57-0.73(m,1H),0.42-0.54(m,2H),0.08-0.25(m,2H)。LCMS(ESI,m/z):304[M+H]+。
1-ベンジル2-メチル(2S,4S)-4-シクロプロピルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(200mg、0.659mmol、1.0当量)の1,4-ジオキサン(3mL)中混合物に、塩化水素(3mL、水中6M)を室温で加えた。この混合物を80℃で1時間撹拌し、減圧下で濃縮して、(2S,4S)-1-[(ベンジルオキシ)カルボニル]-4-シクロプロピルピロリジン-2-カルボン酸(190mg、粗)を黄色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):290[M+H]+。
(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩(216mg、0.659mmol、1.0当量)及び(2S,4S)-1-[(ベンジルオキシ)カルボニル]-4-シクロプロピルピロリジン-2-カルボン酸(190mg、0.659mmol、1.0当量)のジメチルホルムアミド(3mL)中混合物に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(376mg、0.989mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(255mg、1.98mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を、水(5mL)でクエンチし、混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:15;Rf=0.5、検出:UV)によって精製し、ベンジル(2S,4S)-2-{[(2S)-1-(ベンジルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-4-シクロプロピルピロリジン-1-カルボキシレート(160mg、38%)を淡黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):563[M+H]+。
ベンジル(2S,4S)-2-{[(2S)-1-(ベンジルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-4-シクロプロピルピロリジン-1-カルボキシレート(115mg、0.204mmol、1.0当量)のEA(5mL)中混合物に、Pd/C(120mg)を加えた。この混合液を、室温、H2下で一晩撹拌した。混合物をセライトパッドに通して濾過し、EA(3×5mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、(3S)-N-ベンジル-3-{[(2S,4S)-4-シクロプロピルピロリジン-2-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(80mg、粗)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):429[M+H]+。
(3S)-N-ベンジル-3-{[(2S,4S)-4-シクロプロピルピロリジン-2-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(80.0mg、0.187mmol、1.0当量)及びインドール-2-カルボン酸(30.0mg、0.187mmol、1.0当量)のジメチルホルムアミド(2mL)中混合物に、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(54.0mg、0.224mmol、1.2当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(60.0mg、0.468mmol、2.5当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:15;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(3S)-N-ベンジル-3-{[(2S,4S)-4-シクロプロピル-1-(1H-インドール-2-カルボニル)ピロリジン-2-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(30mg、25%)を淡黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):572[M+H]+。
(3S)-N-ベンジル-3-{[(2S,4S)-4-シクロプロピル-1-(1H-インドール-2-カルボニル)ピロリジン-2-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(30.0mg、0.052mmol、1.0当量)のジメチルスルホキシド(1mL)中混合物に、2-ヨードキシ安息香酸(29.0mg、0.104mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で6時間撹拌し、反応物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×3mL)で抽出した。有機層合わせ、ブラインで洗浄し(2×3mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:14;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、N-ベンジル-3-{[(2S,4S)-4-シクロプロピル-1-(1H-インドール-2-カルボニル)ピロリジン-2-イル]ホルムアミド}-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(8.0mg、26%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):570[M+H]+。
(実施例42)
化合物41A及び41
メチル(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパノエート(3.00g、10.0mmol、1.0当量)のメタノール(15mL)中混合物に、水素化ナトリウム水溶液(15mL、45.0mmol、4.0当量、水中3M)を加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮してメタノールを除去し、HCl(2M)でpHを6に調整した。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパン酸(1.70g、60%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):287[M+H]+。
(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパン酸(1.70g、5.93mmol、1.0当量)のジクロロメタン(25mL)中混合物に、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(0.575g、5.93mmol、1.0当量)、NMM(1.80g、17.8mmol、3.0当量)、HOBt(0.800g、5.93mmol、1.0当量)及びEDCI(1.25g、6.53mmol、1.1当量)を0℃で加えた。混合物を、0℃、窒素雰囲気下で1時間撹拌した。反応物を、水(20mL)でクエンチした。有機層をHCl(2×20mL、1M)、水(20mL)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2×20mL)、及びブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチル((S)-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(1.29g、66%)を淡黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):330[M+H]+。
Mg(1.39g、57.3mmol、9.0当量)及びHgCl2(1.04g、3.83mmol、0.6当量)のテトラヒドロフラン(50mL)中混合物に、ベンジルクロロメチルエーテル(8.99g、57.4mmol、9.0当量)を、-45℃、N2雰囲気下で加えた。混合物を-45℃~5℃で5時間撹拌した。この混合物を-45℃に再冷却し、tert-ブチル((S)-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(2.10g、6.37mmol、1.0当量)を加えた。混合液を、室温、N2雰囲気下で一晩撹拌した。反応物を、飽和塩化アンモニウム水溶液(30mL)でクエンチした。混合物をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(5g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:200mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、メタノール:ジクロロメタン(20分かけて0%~5%)で溶出した。回収した画分:3%~4%メタノール:ジクロロメタン画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(700mg、28%)を淡黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):391[M+H]+。
tert-ブチル((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(300mg、0.768mmol、1.0当量)のジオキサン(3mL)中混合物に、塩化水素(3mL、1,4-ジオキサン中4M)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、(S)-3-((S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル)ピペリジン-2-オン(250mg、粗)を黄色半固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):291[M+H]+。
(S)-3-((S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル)ピペリジン-2-オン(250mg、0.861mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(310mg、0.947mmol、1.1当量)及びTCFH(265mg、0.947mmol、1.1当量)のアセトニトリル(6mL)中混合物に、NMI(353mg、4.31mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を水(3mL)でクエンチし、EA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:20;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(95mg、18%)を淡黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):601[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(90.0mg、0.150mmol、1.0当量)のエタノール(5mL)中混合物に、パラジウム炭素(90.0mg)を加えた。この混合液を、室温、H2下で一晩撹拌した。混合物をセライトパッドに通して濾過し、エタノール(20mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDMF(2mL)で洗浄して、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で30B~52B;254nm;RT1(分):5.70、6.40)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(11.0mg、14%)を白色固体として得た。
(実施例43)
化合物42A及び化合物42
40mL容バイアルに、(S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸(164mg、0.682mmol、1.1当量)、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(259mg、0.682mmol、1.1当量)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(240mg、1.86mmol、3.0当量)及びDMF(5mL)を入れた。混合物を室温で30分間撹拌した。(S)-3-((S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル)ピペリジン-2-オン(180mg、0.620mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM:MeOH(95:5)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル(S)-6-(((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-カルボキシレート(120mg、28%)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):514[M+H]+。
50mL容の丸底フラスコに、tert-ブチル(S)-6-(((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-カルボキシレート(100mg、0.195mmol、1.0当量)及びDCM(5mL)を入れた。HCl(5mL、エーテル中2M)を0℃で滴下して加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を室温にて減圧下で濃縮し、(S)-N-((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(100mg、粗)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):414[M+H]+。
8mL容バイアルに、4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(44.4mg、0.232mmol、1.2当量)、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(88.3mg、0.232mmol、1.2当量)、DMF(2.5mL)、及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(75.0mg、0.579mmol、3.0当量)を入れた。混合物を室温で30分間撹拌した。(S)-N-((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(80mg、0.193mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM:MeOH(92:8)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、(S)-N-((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(110mg、87%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):587[M+H]+。
8mL容バイアルに、(S)-N-((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(100mg、0.017mmol、1.0当量)、パラジウム炭素(120mg)及びEtOH(5mL)を入れた。フラスコの内容物をH2(3気圧)の雰囲気下に置いた。混合物を室温で一晩撹拌した。固体を濾別した。有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、以下の勾配条件で、分取HPLCによって精製した:カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で27B~49B;254nm;RT1(分):4.82。精製により、(S)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(16.0mg、18%が白色固体として得られた。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,80℃)δ11.24(s,1H),8.31-8.47(m,1H),7.05-7.15(m,3H),6.87(s,1H),6.50(d,J=7.6Hz,1H),4.82(br.s,1H),4.55-4.70(m,1H),4.46-4.52(m,1H),4.12-4.25(m,2H),3.88(s,3H),3.81-3.82(m,2H),3.05-3.15(m,部分的にH2Oピーク下のシグナル),2.21-2.31(m,2H),2.07-2.14(m,1H),1.84-1.88(m,2H),1.66-1.73(m,2H),1.35-1.60(m,2H),0.67(s,2H),0.57(s,2H)。LC-MS(ESI,m/z):497[M+H]+。
(実施例44)
化合物43A及び化合物43
化合物43A(LC-MS(ESI,m/z):587[M+H]+)及び化合物43(LC-MS(ESI,m/z):497[M+H]+)は、(1R,2S,5S)-3-(tert-ブトキシカルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボン酸を(S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸の代わりに用いて、化合物31A及び31に関する記載と同様に調製した。
(実施例45)
化合物44A及び化合物44
化合物44A(LC-MS(ESI,m/z):601[M+H]+)及び化合物44は、(S)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸を(S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸の代わりに用いて、化合物42A及び42に関する記載と同様に調製した。化合物44:1H NMR(400MHz,DMSO-d6,80℃)δ11.31(s,1H),8.30(d,J=8.0Hz,1H),7.22(s,1H),7.06-7.13(m,2H),6.75-6.76(m,1H),6.53(d,J=5.6Hz,1H),5.16-5.17(m,1H),4.62(br,1H),4.64-4.69(m,1H),4.45-4.48(m,1H),4.19-4.30(m,2H),3.89(s,3H),3.44-3.51(m,1H),3.12-3.16(m,2H),2.22-2.33(m,1H),2.06-2.20(m,2H),1.55-1.99(m,2H),1.69-1.82(m,3H),1.54-1.62(m,1H),1.42-1.51(m,1H),1.00-1.04(m,1H),0.47-0.50(m,1H),0.28-0.34(m,3H)。LC-MS(ESI,m/z):511[M+H]+。
(実施例46)
化合物45A及び化合物45
化合物45A及び化合物45は、(2S,4R)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-(トリフルオロメチル)ピロリジン-2-カルボン酸を(S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸の代わりに用いて、化合物42A及び42に関する記載と同様に調製した。
化合物45A:1H NMR(400MHz,DMSO-d6,80℃)δ11.34(s,1H),8.57(br,1H),7.26-7.36(m,5H),7.07-7.17(m,3H),6.92(s,1H),6.53(d,J=7.2Hz,1H),4.90-5.10(m,1H),4.48-4.56(m,3H),4.24-4.36(m,2H),4.03-4.19(m,1H),3.95-4.05(m,1H),3.90(s,3H),3.20-3.40(m,1H),3.05-3.15(m,2H),2.35-2.50(m,1H),2.19-2.33(m,2H),2.08-2.18(m,1H),1.69-1.87(m,2H),1.55-1.68(m,1H),1.25-1.50(m,2H)。LC-MS(ESI,m/z):629[M+H]+。
化合物45:1H NMR(400MHz,DMSO-d6,80℃)δ11.34(s,1H),8.53(br,1H),7.06-7.24(m,3H),6.92(s,1H),6.53(d,J=7.6Hz,1H),5.00(br,1H),4.75-4.85(m,1H),4.51-4.57(m,1H),4.15-4.22(m,3H),3.92-4.01(m,1H),3.90(s,3H),3.35(br,1H),3.05-3.15(m,部分的にH2Oシグナル下),2.45-2.47(m,1H),2.22-2.23(m,2H),2.08-2.16(m,1H),1.71-1.90(m,2H),1.62-1.63(m,1H),1.34-1.51(m,2H)。LC-MS(ESI,m/z):539[M+H]+。
(実施例47)
化合物46
(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(80mg、0.16mmol、1.0当量)のMeOH(2mL)中溶液に、CsF(12mg、0.08mmol、0.5当量)及びトリメチルシリルシアニド(19mg、0.19mmol、1.2当量)を0℃で加えた。混合物を、室温で一晩撹拌し、反応物を水(2mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、H2O:MeCN(2:3)を用いるC18カラムでのクロマトグラフにかけ、(3S,6S)-N-[(2S)-1-シアノ-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(70mg、75%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):530[M+H]+。
(3S,6S)-N-[(2S)-1-シアノ-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(60mg、0.11mmol、1.0当量)のMeOH(2mL)中溶液に、水素化リチウム(3.26mg、0.136mmol、1.2当量)及びH2O2(38.5mg、1.13mmol、10当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(2mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×4mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:25)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、(3S)-3-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(25mg、32%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):548[M+H]+。
(3S)-3-{[(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(10mg、0.02mmol、1.0当量)のDMSO(1mL)中溶液に、IBX(10.2mg、0.04mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で3時間撹拌し、反応物を重炭酸ナトリウム溶液(2mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:18)を用いる分取TLCによって精製し、(3S,6S)-N-(4-アミノ-3,4-ジオキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(3.3mg、32%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):546[M+H]+。
(実施例48)
化合物47A及び47
(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル]ピペリジン-2-オン塩酸塩(250mg、0.765mmol、1.0当量)及び(3S,6S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-1,1-ジフルオロ-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸(234mg、0.842mmol、1.1当量)のDMF(3mL)中混合物に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(436mg、1.15mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(296mg、2.29mmol、3.0当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:15;Rf=0.6;検出:UV)によって精製し、tert-ブチル(3S,6S)-6-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-1,1-ジフルオロ-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-カルボキシレート(280mg、51%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):550[M+H]+。
tert-ブチル(3S,6S)-6-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-1,1-ジフルオロ-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-カルボキシレート(250mg、0.455mmol、1.0当量)の塩化水素(3mL、Et2O中2M)中混合物を、室温で1時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、(3S,6S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-1,1-ジフルオロ-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド塩酸塩(220mg、粗)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):450[M+H]+。
4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(95.0mg、0.498mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(258mg、0.679mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(176mg、1.36mmol、3.0当量)のDMF(3mL)中混合物に、(3S,6S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-1,1-ジフルオロ-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド塩酸塩(220mg、0.453mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:15;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(3S,6S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(140mg、44%)を黄色固体として得た。
更に、40mgの上記生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で51B~71B;254nm;Rt:4.72)によって精製し、(3S,6S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(19.4mg、52%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,80℃)δ11.34(s,1H),8.50-8.53(m,1H),7.25-7.40(m,5H),7.00-7.24(m,3H),6.91(s,1H),6.53(d,J=7.6Hz,1H),4.90-5.05(m,1H),4.44-4.60(m,3H),4.20-4.43(m,2H),4.05-4.19(m,1H),3.75-4.03(m,4H),3.05-3.15(m,2H),2.55-2.65(m,1H),2.15-2.30(m,1H),1.95-2.14(m,2H),1.25-1.85(m,7H)。LC-MS(ESI,m/z):623[M+H]+。
(3S,6S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-1,1-ジフルオロ-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(100mg、0.161mmol、1.0当量)のEtOH(3mL)中混合物に、Pd/C(120mg)を加えた。この混合液を、室温、H2雰囲気下で一晩撹拌した。この混合物をセライトパッドに通して濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19×250mm、5μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で25B~50B;254nm;RT:6.65)によって精製し、(3S,6S)-1,1-ジフルオロ-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-5-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(49.7mg、56%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,80℃)δ11.33(s,1H),8.35-8.50(m,1H),7.05-7.20(m,3H),6.90(s,1H),6.53(d,J=7.6Hz,1H),4.85-5.05(m,1H),4.65-4.80(m,1H),4.45-4.60(m,1H),4.12-4.28(m,2H),4.02-4.10(m,1H),3.80-4.00(m,4H),3.05-3.15(m,2H),2.55-2.65(m,1H),2.20-2.30(m,1H),2.00-2.19(m,2H),1.80-1.95(m,1H),1.65-1.75(m,2H),1.60-1.64(m,1H),1.50-1.59(m,1H),1.42-1.49(m,1H),1.25-1.40(m,1H)。LC-MS(ESI,m/z):533[M+H]+。
(実施例49)
化合物48
1-ベンジル2-メチル(2S,4S)-4-シクロプロピルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(500mg、1.65mmol、1.0当量)のEA(5mL)中混合物に、Pd/C(300mg)を加えた。この混合液を、室温、H2下で一晩撹拌した。この混合物をセライトパッドに通して濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、メチル(2S,4S)-4-シクロプロピルピロリジン-2-カルボキシレート(240mg、粗)を淡黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):170[M+H]+。
メチル(2S,4S)-4-シクロプロピルピロリジン-2-カルボキシレート(240mg、1.42mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中混合物に、ジ-tert-ブチルジカーボネート(619mg、2.84mmol、2.0当量)及びトリエチルアミン(430mg、4.25mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を2時間室温で撹拌し、減圧下で濃縮して、1-tert-ブチル2-メチル(2S,4S)-4-シクロプロピルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(380mg、粗)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):214[M-56+H]+。
1-tert-ブチル2-メチル(2S,4S)-4-シクロプロピルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(380mg、1.41mmol、1.0当量)のEA(3mL)/酢酸(3mL)中混合物に、PtO2(256mg、1.13mmol、0.8当量)を加えた。この混合液を、室温、H2下で一晩撹拌した。混合物をセライトパッドに通して濾過し、EA(2×5mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、1-tert-ブチル2-メチル(2S,4S)-4-イソプロピルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(380mg、粗)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):272[M+H]+。
1-tert-ブチル2-メチル(2S,4S)-4-イソプロピルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(380mg、1.40mmol、1.0当量)の1,4-ジオキサン(2mL)中混合物に、塩酸塩酸(2mL、水中6M)を加えた。この混合物を80℃で2時間撹拌し、減圧下で濃縮して、(2S,4S)-4-イソプロピルピロリジン-2-カルボン酸(220mg、粗)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):158[M+H]+。
(2S,4S)-4-イソプロピルピロリジン-2-カルボン酸(220mg、1.40mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中混合物に、ジ-tert-ブチルジカーボネート(611mg、2.80mmol、2.0当量)及びトリエチルアミン(425mg、4.20mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を2時間室温で撹拌し、減圧下で濃縮して、(2S,4S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-イソプロピルピロリジン-2-カルボン酸(360mg、粗)を灰白色半固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):202[M-56+H]+。
(2S,4S)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-4-イソプロピルピロリジン-2-カルボン酸(314mg、1.22mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(696mg、1.83mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(473mg、3.66mmol、3.0当量)のDMF(6mL)中混合物に、(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩(400mg、1.22mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を、室温で1時間撹拌し、反応物を、水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈した。100~200のシリカゲルメッシュ(1g)を用いてスラリーを作製し、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:200mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、MeOH:DCM(20分かけて0%~10%)で溶出した。回収した画分:3%~4%MeOH:DCM画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(2S,4S)-2-{[(2S)-1-(ベンジルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-4-イソプロピルピロリジン-1-カルボキシレート(330mg、40%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):531[M+H]+。
tert-ブチル(2S,4S)-2-{[(2S)-1-(ベンジルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-4-イソプロピルピロリジン-1-カルボキシレート(320mg、0.603mmol、1.0当量)のトリフルオロ酢酸(2mL):DCM(6mL)中混合物を、室温で1時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-3-{[(2S,4S)-4-イソプロピルピロリジン-2-イル]ホルムアミド}-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(260mg、粗)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):431[M+H]+。
インドール-2-カルボン酸(97.0mg、0.604mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(344mg、0.906mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(234mg、1.81mmol、3.0当量)のDMF(5mL)中混合物に、(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-3-{[(2S,4S)-4-イソプロピルピロリジン-2-イル]ホルムアミド}-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(260mg、0.604mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:15;Rf=0.3、検出:UV)によって精製し、(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-3-{[(2S,4S)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)-4-イソプロピルピロリジン-2-イル]ホルムアミド}-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(180mg、42%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):574[M+H]+。
(3S)-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-3-{[(2S,4S)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)-4-イソプロピルピロリジン-2-イル]ホルムアミド}-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(160mg、0.279mmol、1.0当量)のDMSO(5mL)中混合物に、2-ヨードキシ安息香酸(156mg、0.558mmol、2.0当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:15;Rf=0.3、検出:UV)によって精製し、N-ベンジル-3-{[(2S,4S)-1-(1H-インドール-2-カルボニル)-4-イソプロピルピロリジン-2-イル]ホルムアミド}-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(25.2mg、14%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):572[M+H]+。
(実施例50)
化合物49A及び化合物49
(1R,2S,5S)-3-(tert-ブトキシカルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボン酸(215mg、0.842mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(436mg、1.15mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(297mg、2.30mmol、3.0当量)のDMF(3mL)中混合物に、(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル]ピペリジン-2-オン塩酸塩(250mg、0.765mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を、水(5mL)でクエンチし、混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:15;Rf=0.6;検出:UV)によって精製し、tert-ブチル(1R,2S,5S)-2-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート(320mg、55%)を黄色半固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):528[M+H]+。tert-ブチル(1R,2S,5S)-2-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート(220mg、0.417mmol、1.0当量)の塩化水素(3mL、Et2O中2M)を、室温で1時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮して、(1R,2S,5S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボキサミド塩酸塩(200mg、粗)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):428[M+H]+。
4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(91.0mg、0.474mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(246mg、0.646mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(167mg、1.29mmol、3.0当量)のDMF(3mL)中混合物に、(1R,2S,5S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボキサミド塩酸塩(200mg、0.431mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:15;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(1R,2S,5S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-3-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボキサミド(180mg、64%)を黄色固体として得た。
50mgの上記生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で45B~75B、254nm;RT:5.6)によって精製し、(1R,2S,5S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-3-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボキサミド(27.5mg、58%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.24(s,1H),8.30-8.80(m,1H),7.22-7.42(m,5H),7.00-7.20(m,3H),6.75-6.99(m,1H),6.40-6.60(m,1H),4.10-4.95(m,7H),3.75-3.95(m,4H),3.05-3.20(m,2H),2.18-2.30(m,1H),2.05-2.17(m,1H),1.16-1.95(m,7H),1.08(s,3H),0.92(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):601[M+H]+。
(1R,2S,5S)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-3-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボキサミド(130mg、0.216mmol、1.0当量)のエタノール(3mL)中混合物に、Pd/C(160mg)を加えた。この混合物を、室温、水素下で一晩撹拌した。この混合物をセライトパッドに通して濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で25B~50B、254nm;RT:6.87)によって精製し、(1R,2S,5S)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-3-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボキサミド(57.6mg、51%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.25(s,1H),8.25-8.80(m,1H),6.75-7.30(m,4H),6.52(s,1H),4.70-5.00(m,1H),4.45-4.69(m,2H),4.05-4.35(m,3H),3.75-3.95(m,4H),3.10-3.25(m,2H),2.18-2.30(m,1H),2.00-2.17(m,1H),1.15-1.99(m,7H),1.09(s,3H),0.92(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):511[M+H]+。
(実施例51)
化合物50
ベンゾチアゾール(1.07g、7.93mmol、5.0当量)のTHF(10mL)中溶液に、n-ブチルリチウム(3.2mL、7.93mmol、5.0当量)を-78℃で加え、-78℃、窒素下で1時間撹拌した。tert-ブチルN-[(1S)-1-[メトキシ(メチル)カルバモイル]-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]カルバメート(500mg、1.59mmol、1.0当量)のTHF(5mL)中溶液に、イソプロピルマグネシウムクロリド(1.6mL、3.17mmol、2.0当量、THF中2M)を、-15℃、窒素下で加え、混合物を-15℃で20分間撹拌した。この混合物を上記溶液に加え、得られた混合物を-78℃、窒素下で3時間撹拌した。反応物を、飽和塩化アンモニウム溶液(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をDCM(30mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(3g)を用いてスラリーを作製し、次いで、DCMを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、MeOH:DCM(15分かけて0%~10%)で溶出した。回収した画分:9%MeOH/DCM画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチルN-[(2S)-1-(1,3-ベンゾチアゾール-2-イル)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(457mg 87%純度)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):290[M-100+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-(1,3-ベンゾチアゾール-2-イル)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(427mg、1.10mmol、1.0当量)のDCM(3mL)中溶液に、塩酸(4.3mL、Et2O中2M)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、(S)-3-((S)-2-アミノ-3-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)-3-オキソプロピル)ピロリジン-2-オン塩酸塩(400mg粗)を得た。LC-MS(ESI,m/z):290[M+H]+。
(S)-3-((S)-2-アミノ-3-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)-3-オキソプロピル)ピロリジン-2-オン塩酸塩(400mg粗)(317mg、1.10mmol、1.0当量)のDMF(4mL)中混合物に、DMF(4mL)中(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(360mg、1.10mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(584mg、1.53mmol、1.4当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(708mg、5.48mmol、5.0当量)。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で40%B~60%B、60%B;波長:254nm;RT1(分):8.87)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-(1,3-ベンゾチアゾール-2-イル)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(57mg、8%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ10.87-11.53(s,1H),8.45-9.11(br,1H),8.09-8.30(m,2H),7.53-7.72(m,2H),7.20-7.50(s,1H),7.01-7.15(m,2H),6.80-7.00(m,1H),6.40-6.61(m,1H),5.29-5.62(m,1H),4.52-4.92(m,1H),3.80-4.10(m,1H),3.89(s,3H),3.58-3.72(m,1H),3.08-3.22(m,1H),2.85-3.01(m,1H),2.51-2.79(m,3H),1.40-2.25(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):600[M+H]+。
(実施例52)
化合物51
(1R,2S,5S)-3-(tert-ブトキシカルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボン酸(209mg、0.82mmol、1.1当量)のDMF(5mL)中溶液に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(425mg、1.12mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(674mg、5.22mmol、7.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌し、(3S)-3-アミノ-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(150mg、0.75mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を水(20mL)でクエンチし、得られた溶液をEtOAc(3×35mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(70mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、メタノール:ジクロロメタン(9:91)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル(1R,2S,5S)-2-{[(2S)-1-カルバモイル-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート(130mg、39%)を淡黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):439[M+H]+。
tert-ブチル(1R,2S,5S)-2-{[(2S)-1-カルバモイル-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート(130mg、0.30mmol、1.0当量)のDCM(3mL)中溶液に、TFA(1mL)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮して、(3S)-3-{[(1R,2S,5S)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(130mg、91%)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):339[M+H]+。
4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(62mg、0.33mmol、1.1当量)のDMF(5mL)中溶液に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(168mg、0.44mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(267mg、2.07mmol、7.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌した。(3S)-3-{[(1R,2S,5S)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(100mg、0.30mmol、1.0当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。得られた溶液をEtOAc(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(60mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(3:25)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、(3S)-2-ヒドロキシ-3-{[(1R,2S,5S)-3-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド}-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(30mg、17%)を淡黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):512[M+H]+。
(3S)-2-ヒドロキシ-3-{[(1R,2S,5S)-3-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド}-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(30mg、0.06mmol、1.0当量)のDMSO(2mL)中溶液に、IBX(32.8mg、0.12mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌し、反応物を重炭酸ナトリウム溶液(2mL)でクエンチした。溶液をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:9)を用いる分取TLCによって精製し、(3S)-3-{[(1R,2S,5S)-3-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド}-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(0.8mg、3%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):510[M+H]+
(実施例53)
化合物52
(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(400mg、1.22mmol、1.0当量)及び(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(295mg、1.22mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(15mL)中撹拌溶液に、O-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(594mg、1.56mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(621mg、4.81mmol、4.0当量)を何回かに分けて室温で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を室温にて水(30mL)でクエンチした。混合物をEA(3×60mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×40mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取TLC(ジクロロメタン:メタノール、8:1)によって精製し、(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(320mg、46%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):552[M+H]+。
(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(300mg、0.540mmol、1.0当量)のジメチルスルホキシド(10mL)中撹拌混合物に、2-ヨードキシ安息香酸(457mg、1.63mmol、3.0当量)を何回かに分けて室温で加えた。この混合物を室温で6時間撹拌し、反応物を飽和重炭酸ナトリウム(5mL)でクエンチした。混合物を水(15mL)で希釈し、EA(3×60mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取TLC(ジクロロメタン:メタノール、8:1)によって精製し、3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-N-シクロプロピル-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(100.3mg、32%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):550[M+H]+。
(実施例54)
化合物53A及び化合物53
メチル(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(800mg、2.66mmol、1.0当量)のDCM(10mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(3mL)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、メチル(2S)-2-アミノ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(533mg、粗)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):201[M+H]+。
メチル(2S)-2-アミノ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(533mg、2.66mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(874mg、2.66mmol、1.0当量)及びN,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(971mg、3.46mmol、1.3当量)のDMF(10mL)中混合物に、N-メチルイミダゾール(1.75g、21.3mmol、8.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を、水(20mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(20mL)で希釈した。100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーを作製し、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5X24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、MeOH:DCM(20分かけて0%~8%)で溶出した。回収した画分:3%~4%MeOH:DCM画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル(2S)-2-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(870mg、60%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):511[M+H]+。
メチル(2S)-2-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(800mg、1.57mmol、1.0当量)のTHF(10mL)中混合物に、水素化ホウ素リチウム(2.35mL、4.70mmol、3.0当量、THF中2M)を0℃で滴下して加えた。0℃で30分間撹拌した後、エタノール(5mL)を加えた。この混合物を0℃で2時間撹拌した。反応物を硫酸水素カリウム(20mL、水中1M)でクエンチした。混合物をDCM(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:15;Rf=0.3、検出:UV)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(420mg、51%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):483[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(320mg、0.663mmol、1.0当量)のDMSO(5mL)中混合物に、2-ヨードキシ安息香酸(557mg、1.99mmol、3.0当量)を加えた。混合物を室温で6時間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(15mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:15;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(53A、130mg、39%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):481[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(90mg、0.187mmol、1.0当量)のエタノール(0.8mL)/EtOAc(1.6mL)中混合物に、NaHSO3(26.0mg、0.244mmol、1.3当量)の水(0.4mL)中溶液を加えた。混合物を50℃で1時間撹拌した。この混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をEtOAc(2mL)でトリチュレートして、ナトリウム(2S)-2-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-1-スルホネート(37.8mg、33%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,353K)δ11.10-11.70(m,1H),7.25-8.05(m,1H),7.00-7.20(m,3H),6.70-6.99(m,1H),6.42-6.60(m,1H),4.80-5.50(m,1H),4.35-4.79(m,1H),4.25-4.34(m,1H),4.08-4.24(m,1H),3.90-4.07(m,1H),3.79-3.89(m,3H),3.60-3.75(m,1H),2.88-3.10(m,2H),2.60-2.87(m,2H),2.05-2.30(m,2H),1.10-1.95(m,11H)。
(実施例55)
化合物54
NaH(1.76g、鉱油中60%、44.1mmol、1.5当量)のTHF(160mL)中溶液に、イミダゾール(2g、29.4mmol、1.0当量)を、0℃、N2下でゆっくりと加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、続いて[2-(クロロメトキシ)エチル]トリメチルシラン(7.4g、44.1mmol、1.5当量)0℃でゆっくりと加えた。混合物を、室温で一晩撹拌し、反応物を水(100mL)でクエンチした。溶液をEtOAc(3×60mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(150mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(3:7)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、1-{[2-(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}イミダゾール(4g、25%)を淡黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):199[M+H]+。
1-{[2-(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}イミダゾール(1.57g、7.93mmol、5.0当量)のTHF(10mL)中溶液に、n-ブチルリチウム(3.2mL、ヘキサン中2.5M、7.93mmol、5.0当量)を、-78℃、N2下で加えた。この混合物を-78℃で1時間撹拌した。tert-ブチルN-[(1S)-1-[メトキシ(メチル)カルバモイル]-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]カルバメート(500mg、1.59mmol、1.0当量)のTHF(10mL)中溶液に、i-PrMgCl(1.6mL、THF中2M,3.18mmol、2.0当量)を、-15℃、N2下でゆっくりと加えた。この混合物を-15℃で20分間撹拌し、上記溶液に-78℃で加えた。この混合物を-78℃で3時間撹拌し、反応物を塩化アンモニウム(2mL)でクエンチした。溶液をEtOAc(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、メタノール:ジクロロメタン(3:97)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]-1-(1-{[2-(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}イミダゾール-2-イル)プロパン-2-イル]カルバメート(294mg、37%)を淡黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):453[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]-1-(1-{[2-(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}イミダゾール-2-イル)プロパン-2-イル]カルバメート(250mg、0.55mmol、1.0当量)のジオキサン中溶液に、塩化水素(10mL、ジオキサン中4M)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮して、(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-3-(1H-イミダゾール-2-イル)-3-オキソプロピル]ピロリジン-2-オン(125mg、粗)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):223[M+H]+
(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-3-(1H-イミダゾール-2-イル)-3-オキソプロピル]ピロリジン-2-オン(100mg、0.45mmol、1.0当量)のDMF(8mL)中溶液に、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(163mg、0.50mmol、1.1当量)、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(407mg、3.15mmol、7.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(222mg、0.59mmol、1.3当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。溶液をEtOAc(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、メタノール:ジクロロメタン(3:47)を用いる分取TLCによって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-(1H-イミダゾール-2-イル)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(8.4mg、3%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):533[M+H]+。
(実施例56)
化合物55
(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(194mg、0.760mmol、1.0当量)及び(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(250mg、0.760mmol、1.0当量)のDMF(15mL)中溶液に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(405mg、1.06mmol、1.4当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(491mg、3.80mmol、5.0当量)を室温で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を室温にて水(30mL)でクエンチした。混合物をEA(3×60mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×40mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物、TLC(移動相:MeOH:DCM=1:11;Rf=0.5、検出:UV)によって精製し、(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(190mg、44%)を得た。LC-MS(ESI,m/z):566[M+H]+。
(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(170mg、0.301mmol、1.0当量)のDMSO(5mL)中溶液に、2-ヨードキシ安息香酸(253mg、0.903mmol、3.0当量)を撹拌しながら室温で加えた。混合物を室温で20時間撹拌した。反応物を重曹溶液(5mL)でクエンチした。混合物をEA(4×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×40mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:11;Rf=0.6;検出:UV)によって精製し、3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-N-シクロプロピル-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(96.9mg、56%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):564[M+H]+。
(実施例57)
化合物56
(1S,3aR,6aS)-2-{1-[(ベンジルオキシ)カルボニル]-4-メトキシインドール-2-カルボニル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(253mg、0.55mmol、1.1当量)のDMF(3mL)中溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(283mg、0.75mmol、1.5当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(450mg、3.48mmol、7.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌した。(3S)-3-アミノ-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(100mg、0.50mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を0℃で1時間撹拌し、反応物を水(2mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:25)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、ベンジル2-[(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-1-カルバモイル-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボニル]-4-メトキシインドール-1-カルボキシレート(105mg、33%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):646[M+H]+。
EtOH(2mL)中の2-[(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-1-カルバモイル-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボニル]-4-メトキシインドール-1-カルボキシレート(80mg、0.12mmol、1.0当量)に、10%パラジウム活性炭素(40mg)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した。得られた溶液濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(60mg、66%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):512[M+H]+。
(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(52mg、0.10mmol、1.0当量)のDMSO(2mL)中溶液に、IBX(56.9mg、0.20mmol、2.0当量)を加えた。混合物で一晩撹拌し、反応物を重炭酸ナトリウム溶液(2mL)でクエンチした。溶液をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を分取TLCによって精製し、3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド(1.3mg、2%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):510[M+H]+。
(実施例58)
化合物57
(1R,2S,5S)-3-(tert-ブトキシカルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボン酸(360mg、1.41mmol、1.0当量)のDMF(5mL)中溶液に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(750mg、1.97mmol、1.4当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(911mg、7.05mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を15分間0℃で撹拌した。(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(360mg、1.41mmol)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:11;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、tert-ブチル(1R,2S,5S)-2-{[(2S)-1-(シクロプロピルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート(600mg、85%)を得た。LC-MS(ESI,m/z):493[M+H]+。
tert-ブチル(1R,2S,5S)-2-{[(2S)-1-(シクロプロピルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート(600mg)のDCM(3mL)中溶液に、HCl(6mL、Et2O中2M)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(3S)-N-シクロプロピル-3-{[(1R,2S,5S)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩(粗)を得た。LC-MS(ESI,m/z):393[M+H]+。
4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(233mg、1.22mmol、1.0当量)のDMF(10mL)中溶液に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(648mg、1.70mmol、1.4当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(786mg、6.09mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を15分間0℃で撹拌した。(3S)-N-シクロプロピル-3-{[(1R,2S,5S)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド}-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩(522mg、1.22mmol、1.00当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:11、Rf=0.3、検出:UV)によって精製し、(3S)-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-3-{[(1R,2S,5S)-3-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド}-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(165mg、32%)を得た。LC-MS(ESI,m/z):566[M+H]+。
(3S)-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-3-{[(1R,2S,5S)-3-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド}-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(150mg、0.265mmol、1.00当量)のDMSO(2mL)中溶液に、2-ヨードキシ安息香酸(223mg、0.795mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を室温で8時間撹拌し、反応物を飽和重炭酸ナトリウム(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:11;Rf=0.5、検出:UV)によって精製し、(3S)-N-シクロプロピル-3-{[(1R,2S,5S)-3-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-イル]ホルムアミド}-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]ブタンアミド(56.4mg、37%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):564[M+H]+。
(実施例59)
化合物58
100mL容の丸底フラスコに、(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(15.6g、52.3mmol、1.0当量)、メチル(2S)-2-アミノ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(13.3g、66.4mmol、1.27当量)、1-メチル-1H-イミダゾール(42.9g、523mmol、10.0当量)及びN,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(19.1g、68.0mmol、1.3当量)を0℃で入れた。混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を水(150mL)でクエンチした。溶液をEA(5×300mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン:メタノール(96:4)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、メチル(2S)-2-{[(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(17.5g、64%)を黄色半固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):481[M+H]+。
250mL容の丸底フラスコに、メチル(2S)-2-{[(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパノエート(4.2g、8.74mmol、1.0当量)、エタノール(40mL)、THF(20mL)、CaCl2(1.94g、17.5mmol、2.0当量)及びNaBH4(1.32g、35.0mmol、4.0当量)を0℃で入れた。この混合物を室温で2時間撹拌し、その後、過剰の1Mクエン酸/氷(80mL)内に慎重に注いだ。溶液を、ジクロロメタンで抽出(5×100mL)した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン:メタノール(95:5)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(3.4g、84%)を半固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):453[M+H]+。
50mL容の丸底フラスコに、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(2g、4.42mmol、1.0当量)、DMSO(40mL)、及びIBX(3.71g、13.3mmol、3.0当量)を入れた。この混合物を室温で2時間撹拌し、反応物をチオ硫酸ナトリウム(1M、20mL)及び飽和重炭酸ナトリウム溶液(20mL)でクエンチした。溶液をEA(5×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン:メタノール(95:5)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(1.1g、50%)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):451[M+H]+。
40mL容バイアルに、(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(300mg、0.666mmol、1.00当量)、EA(20mL)、エチルアルコール(7.5mL)を入れた。H2O(3.75mL)中の三酸化硫黄水素化ナトリウム(92mg、0.886mmol、1.3当量)を加えた。混合物を50℃で1.5時間撹拌した。混合物を室温まで放冷した後、濾過した。固体を、無水エタノール(50mL)で十分に洗浄した。濾液を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、帯黄色油状物を得た。油状生成物をエチルエーテル(2×50mL)で処理すると、ナトリウム(2S)-2-{[(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピペリジン-3-イル]プロパン-1-スルホネート(206mg、48%)が黄色がかった固体として得られた。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.42-11.53(m,1H),7.40-8.20(m,3H),6.70-7.38(m,4H),5.23-5.58(m,1H),3.62-4.89(m,5H),2.59-3.21(m,4H),1.29-2.32(m,13H)。
(実施例60)
化合物59_1、59_2、59A_1及び59A_2
「*」で記されたキラル中心の絶対配置は暫定的に割り当てられたものである。
シス-2,3,3a,4,5,6,7,7a-オクタヒドロ-1H-イソインドール塩酸塩1(1.62g、10mmol)のMTBE(15mL)中撹拌スラリーに、水素化ナトリウム水溶液(5mL、2N、10mmol、1当量)を加えた。得られた二相性混合物を次亜塩素酸ナトリウムの~10%溶液(13mL、~20mmol、~2当量)で処理し、混合物を、TLCで検出される、出発物質が消費されるまで撹拌した(~15分)。有機相を分離し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させて~10mLに濃縮し、(3aR,7aS)-2-クロロオクタヒドロ-1H-イソインドールのMTBE溶液を得て、これを更に精製することなく次工程で使用した。
DBU(1.5mL、10mmol、1当量)をrel-(3aR,7aS)-2-クロロオクタヒドロ-1H-イソインドール溶液に加え、混合物を40°℃で3時間、出発物質がTLCで検出できなくなるまで撹拌した。この混合物をブラインで洗浄し、濃縮して、(3aS,7aR)-3a,4,5,6,7,7a-ヘキサヒドロ-1H-イソインドールを黄色油状物として得た。この油状物をDCM 15mL)及びメタノール(1.6mL、40mmol、10当量)に溶解した。得られた溶液を、0°℃で撹拌しながらトリメチルシリルシアニド(2.5mL、20mmol、2当量)で処理した。15分後、混合物を重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。ラセミ(1S,3aR,7aS)-オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボニトリルを、3~7%メタノール-DCMのシリカゲルカラムクロマトグラフィによって単離すると、淡黄色油状物(900mg、60%)が得られた。LC-MS(ESI,m/z):151.15[M+H]+。
ラセミ(1S,3aR,7aS)-オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボニトリル(900mg、6mmol)をメタノール(5mL)に溶解した。溶液を、ジオキサン中塩化水素の4M溶液(5mL)で処理した。50°℃にて5時間後、混合物を濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、褐色油状物を得た。油状物をアセトン(~10mL)に溶解し、溶液を活性炭で脱色した。濾過後、淡黄色の濾液を濃縮乾固させ、ラセミメチルrel-(1S,3aR,7aS)-オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボキシレート、HCl塩(980mg、74%)を黄色油状物として得た。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6-D2O),δ:4.17(d,1H),3.77(s,3H),3.30(dd,1H),3.03(dd,1H),2.41-2.44(m,1H),2.28-2.29(m,1H),1.26-1.39(m,8H)。LC-MS(ESI,m/z):184.1[M+H]+。
メチルrel-(1S,3aR,7aS)-オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボキシレート、HCl塩(90mg、0.41mmol、1当量)及び4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(86mg、0.45mmol、1.1当量)のDMF(2mL)中、0°℃の撹拌溶液に、DIPEA(0.36mL、2.05mmol、5当量)、続いてHATU(202mg、0.53mmol、1.3当量)を加えた。この混合物を1時間撹拌し、反応物を2M塩酸(1mL)でクエンチした。混合物をEAで希釈した。得られた溶液をブライン、重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。ラセミメチルrel-(1S,3aR,7aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボキシレート(101mg、69%)を、EA:ヘキサン(10~50%)でのシリカゲルのカラムクロマトグラフィによって、灰白色発泡体として単離した。1H-NMR(400MHz,DMSO-d6),δ:9.33(s,1H),7.24(dd,1H),7.09(d,1H),7.05(d,1H),6.53(d,1H),4.52(d,1H),4.12(m,1H),4.00(s,3H),3.90(m,1H),3.78(s,3H),2.59(m,1H),2.37(m,1H),1.76(m,1H),1.61-1.44(m,7H)。LC-MS(ESI,m/z):357.25[M+H]+。
ラセミメチルrel-(1S,3aR,7aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボキシレート(101mg、0.28mmol)のジオキサン(3mL)中溶液に、6Nの塩酸水溶液を加えた。この混合物を95°℃で4時間加熱した。溶媒を真空下で除去し、生成物を、イソプロピルアセテート(2x)との共蒸発によって共沸させて乾燥した。得られた粗ラセミRel-(1S,3aR,7aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボン酸を、更に精製することなく次工程で使用した。LC-MS(ESI,m/z):343.05[M+H]+。
tert-ブチル((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(75mg、0.19mmol)のDCM(1mL)中溶液を、TFA(0.2mL)で処理した。1時間後、溶液をDCMで希釈し、減圧下で濃縮乾固させた。得られたTFA塩を、Rel-(1S,3aR,7aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボン酸(~0.28mmol)及びDMF(2mL)と合わせた。溶液を-25°℃に冷却し、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.174mL、1mmol)及びHATU(84mg、0.22mmol)で処理した。この混合物を1時間かけて0°℃にし、反応物を0.1N塩酸(10mL)でクエンチした。この混合物をEA中に取り、水相を分離した。有機層を、ブライン、及び重炭酸ナトリウム水溶液を用いて続けて洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥させた後、溶液を濃縮し、(1S,3aR,7aS)-N-((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボキサミド及び(1R,3aS,7aR)-N-((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボキサミド(50mg、41%)のジアステレオマー混合物を、DCM中2~10%メタノールでのシリカゲルのカラムクロマトグラフィによって単離した。ジアステレオマー混合物の半量(25mg)を、アセトニトリル中25~95%の0.1%ギ酸水溶液での分取HPLCによって、25分間かけて分離させた。59A_1(最初に溶出するピーク):5.7mg;LC-MS(ESI,m/z):615.45[M+H]+。59A_2(2番目に溶出するピーク):6.0mg;LC-MS(ESI,m/z):615.45[M+H]+。
(1S,3aR,7aS)-N-((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボキサミド及び(1R,3aS,7aR)-N-((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボキサミド(25mg、0.04mmol)の混合物のメタノール(2mL)中溶液を、一晩大気圧(バルーン)にてPd-C(20mg)で水素付加した。触媒を濾別した後、濾液を減圧下で濃縮した。(1S,3aR,7aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボキサミド及び(1R,3aS,7aR)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロ-1H-イソインドール-1-カルボキサミドの混合物を、アセトニトリル中25~95%の0.1%ギ酸水溶液での分取HPLCによって25分間かけて分離した。59_1:3.9mg;LC-MS(ESI,m/z):525.25[M+H]+。59_2:4.1mg;LC-MS(ESI,m/z):525.35[M+H]+。
(実施例61)
化合物60A及び60
(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル]ピロリジン-2-オン塩酸塩(2.50g、7.99mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(2.04g、7.99mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(4.56g、12.0mmol、1.5当量)のDMF(50mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(3.10g、24.0mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を、室温で1時間撹拌し、反応物を、水(60mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×60mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×60mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(60mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(6g)を用いてスラリーを作製し、次いで、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ6X24cm、カラム体積:600mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:330g)によって精製し、MeOH:DCM(20分かけて0%~5%)で溶出した。回収した画分:3%MeOH:DCM画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボキシレート(2.2g、50%)を黄色半固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):514[M+H]+。
tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボキシレート(220mg、0.428mmol、1.0当量)の塩化水素(5mL、Et2O中2M)中混合物を、室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(200mg、粗)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):414[M+H]+。
4-クロロ-1H-インドール-2-カルボン酸(87.0mg、0.444mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(254mg、0.666mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(172mg、1.33mmol、3.0当量)のDMF(5mL)中混合物に、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(200mg、0.444mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:15;Rf=0.5、検出:UV)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-クロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(170mg、60%)を黄色固体として得た。生成物(40mg)を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で44%B~54%B、54%B;波長:254nm;RT:8.78分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-クロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(16.1mg、41%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):591[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-クロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(90.0mg、0.152mmol、1.0当量)のEtOAc(2mL)中混合物に、10%パラジウム活性炭素(80mg)を加えた。この混合物を、室温、水素下で一晩撹拌した。この混合物をセライトパッドに通して濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で25%B~42%B、42%B;波長:254nm;RT:10.12分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-クロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(20.2mg、26%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.66(s,1H),8.42(bs,1H),7.45(d,J=8.4Hz,1H),7.33(s,1H),7.19(t,J=7.6Hz,1H),7.11(d,J=7.2Hz,1H),6.90(s,1H),4.35-4.90(m,3H),3.90-4.30(m,3H),3.70-3.85(m,1H),3.05-3.20(m,2H),2.60-2.89(m,2H),2.30-2.40(m,1H),1.43-2.18(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):501[M+H]+。
(実施例62)
化合物61
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(300mg、0.604mmol、1.0当量)のTHF(3mL)中混合物に、テトラゾール(4.03mL、1.81mmol、3.0当量、ACN中0.45M)及び[ビス(tert-ブトキシ)ホスファニル]ジイソプロピルアミン(168mg、0.603mmol、3.0当量)を0℃で加えた。溶液を、0℃~室温で一晩撹拌した。過酸化水素(0.6mL、水中30%)を0℃で加え、混合物を0℃で0.5時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:15;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブチルジ-tert-ブチルホスフェート(180mg、35%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):689[M+H]+。
(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブチルジ-tert-ブチルホスフェート(140mg、0.203mmol、1.0当量)のDCM(1.5mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(0.5mL)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、続いて減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で20%B~30%B、30%B;波長:25nm;RT(分):7.33)によって精製し、(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブトキシホスホン酸(52.7mg、44%)を灰白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.26(s,1H),8.46(br,1H),7.32(s,1H),7.00-7.20(m,2H),6.90(s,1H),6.52(d,J=7.2Hz,1H),4.42-4.75(m,4H),3.96-4.22(m,1H),3.89(s,3H),3.65-3.76(m,1H),2.85-3.20(m,2H),2.60-2.84(m,2H),2.28-2.44(m,1H),1.40-2.25(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):577[M+H]+。
(実施例63)
化合物62
tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキシレート(1.50g、3.90mmol、1.0当量)のDMF(20mL)中溶液に、水素化ナトリウム(0.203g、鉱油中60%、5.07mmol、1.3当量)を0℃で加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌した。カルボノクロリド酸ベンジル(0.87g、5.07mmol、1.3当量)を0℃で加えた。溶液0℃で1時間撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。得られた溶液をEtOAc(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、H2O:MeCN(2:3)を用いるC18カラムでのクロマトグラフにかけ、ベンジル2-[(1S,3aR,6aS)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボニル]-4-メトキシインドール-1-カルボキシレート(200mg、9%)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):519[M+H]+。
ベンジル2-[(1S,3aR,6aS)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボニル]-4-メトキシインドール-1-カルボキシレート(200mg、0.386mmol、1.0当量)のDCM(1mL)中溶液に、TFA(3mL)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌し、続いて減圧下で濃縮して、(1S,3aR,6aS)-2-{1-[(ベンジルオキシ)カルボニル]-4-メトキシインドール-2-カルボニル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(150mg、61%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):463[M+H]+。
tert-ブチルN-[(1S)-1-[メトキシ(メチル)カルバモイル]-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]カルバメート(1.8g、5.7mmol、1.0当量)のTHF(18mL)中溶液に、ブロモ(エテニル)マグネシウム(40mL、THF中1M、40mmol、7.0当量)を、0℃、N2下でゆっくりと加えた。この混合物を2時間撹拌した後、塩酸(40mL、2M)に0℃でゆっくりと注いだ。得られた溶液をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:25)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(2S)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ペンタ-4-エン-2-イル]カルバメート(1g、56%)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):283[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ペンタ-4-エン-2-イル]カルバメート(800mg、2.83mmol、1.0当量)のDCM(8mL)及び2-プロパノール(8mL)中溶液に、トリス(2,2,6,6-テトラメチル-3,5-ヘプタンジオナト)マンガン(III)(34.3mg、0.057mmol、0.02当量)を加えた。フェニルシラン(2.15g、19.8mmol、7.0当量)を、0℃、酸素雰囲気下で加えた。この混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を飽和チオ硫酸ナトリウム(5mL)でクエンチした。得られた溶液をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:24)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ペンタン-2-イル]カルバメート(270mg、27%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):301[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ペンタン-2-イル]カルバメート(100mg、0.33mmol、1.0当量)の塩酸(1mL、ジオキサン中4M)中溶液を、室温で2時間撹拌し、続いて減圧下で濃縮して、(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-ヒドロキシ-3-オキソペンチル]ピロリジン-2-オン(70mg、73%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):201[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-2-{1-[(ベンジルオキシ)カルボニル]-4-メトキシインドール-2-カルボニル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(178mg、0.385mmol、1.1当量)のDMF(3mL)中溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(199mg、0.525mmol、1.5当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(316mg、2.45mmol、7.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌し、(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-ヒドロキシ-3-オキソペンチル]ピロリジン-2-オン(70mg、0.35mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を0℃で1時間撹拌し、反応物を水(2mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×3mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:24)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、ベンジル2-((1S,3aR,6aS)-1-((4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ペンタン-2-イル)カルバモイル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2-カルボニル)-4-メトキシ-1H-インドール-1-カルボキシレート(100mg、30%)を黄色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):645[M+H]+。
ベンジル2-((1S,3aR,6aS)-1-((4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ペンタン-2-イル)カルバモイル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2-カルボニル)-4-メトキシ-1H-インドール-1-カルボキシレート(80mg、0.14mmol、1.0当量)のEtOH(3mL)中溶液に、10%パラジウム活性炭素(40mg)を加えた。この混合物を、室温、水素(3気圧)下で4時間撹拌した。得られた溶液を濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、残留物を得た。残留物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で25B~40B;254nm;RT1(分):9.38)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-(4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ペンタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(8mg、12%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):511[M+H]+。
(実施例64)
化合物63
ナトリウムメタノレート(8.27g、46.0mmol、4.0当量)のメタノール(20mL)中撹拌混合物に、2-(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(2.00g、11.5mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(5.93g、46.0mmol、4.0当量)のメタノール(20mL)中混合物を、-10℃で1.5時間加えた。この混合物を-10℃で1.5時間撹拌し、反応物を、0℃の水/氷(50mL)でクエンチした。混合物をEA(3×200mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×80mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、PE:EA(12:1)で溶出して、メチル2-アジド-3-[2-(トリフルオロメチル)フェニル]プロパ-2-エノエート(1.17g、37%)を黄色固体として得た。
メチル(2Z)-2-アジド-3-[2-(トリフルオロメチル)フェニル]プロパ-2-エノエート(1.00g、3.68mmol、1.0当量)のキシレン(20mL)中溶液を、120℃で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮した。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、PE:EA(12:1)で溶出して、メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボキシレート(840mg、88%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):242[M-H]-。
メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボキシレート(400mg、1.64mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(5mL)中撹拌混合物に、水(5mL)中水素化リチウム(197mg、8.22mmol、5.0当量)を室温で滴下して加えた。混合物を室温で4時間撹拌し、次いで、水(20mL)で希釈した。混合物をEA(30mL)で抽出した。水層を塩酸(2M)でpH=3に酸性化した。混合物をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボン酸(300mg、77%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ13.33(s,1H),12.38(s,1H),7.73-7.77(m,1H),7.39-7.50(m,2H),7.09-7.12(m,1H)。LC-MS(ESI,m/z):228[M-H]-。
4-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボン酸(91.0mg、0.397mmol、1.2当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(128mg、0.990mmol、3.0当量)のDMF(8mL)中撹拌混合物に、o-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(164mg、0.430mmol、1.3当量)を何回かに分けて0℃で加えた。混合物を10分間0℃で撹拌した。(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(119mg、0.331mmol、1.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を室温にて水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×40mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取TLC(ジクロロメタン:メタノール、12:1)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-[4-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボニル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(80mg)を黄色固体として得た。粗生成物(80mg)を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で35%B~45%B、45%B;波長:254nm;RT1(分):8.13、9.10)、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-[4-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボニル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(29.0mg、16%)を白色固体として得た。1H NMR(353K,400MHz,DMSO-d6)δ11.87(s,1H),8.39-8.41(m,1H),7.76-7.79(m,1H),7.32-7.45(m,3H),6.93(s,1H),4.43-4.75(m,3H),4.11-4.27(m,3H),3.71-3.74(m,1H),3.07-3.18(m,2H),2.66-2.81(m,2H),2.21-2.41(m,1H),1.91-2.21(m,3H),1.82-1.90(m,1H),1.58-1.81(m,5H),1.45-1.57(m,1H)。LC-MS(ESI,m/z):535[M+H]+。
(実施例65)
化合物64
4-(トリフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸(89.0mg、0.361mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(206mg、0.541mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(140mg、1.08mmol、3.0当量)のDMF(3.00mL)中混合物に、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(130mg、0.361mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:14;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で40%B~67%B、67%B;波長:254nm;RT:5.12分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-[4-(トリフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-カルボニル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(42.7mg、21%)を白色固体として得た。1H NMR(353K,400MHz,DMSO-d6)δ11.74(s,1H),8.39(s,1H),7.40-7.50(m,1H),7.15-7.39(m,2H),6.75-7.05(m,2H),4.34-5.00(m,3H),3.82-4.33(m,3H),3.55-3.81(m,1H),3.10-3.20(m,2H),2.60-2.89(m,2H),2.23-2.45(m,1H),1.42-2.29(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):551[M+H]+。
(実施例66)
化合物65
tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボキシレート(2.00g、3.89mmol、1.0当量)のエタノール(30mL)中混合物に、10%パラジウム活性炭素(2g)を加えた。この混合物を、室温、水素雰囲気下で一晩撹拌した。混合物を、セライトパッドに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボキシレート(1.68g、92%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):424[M+H]+。
tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボキシレート(1.68g、3.97mmol、1.0当量)の塩化水素(20mL、Et2O中2M)中混合物を、室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(1.2g、粗)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):324[M+H]+。
7-フルオロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(70.0mg、0.333mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(190mg、0.500mmol、1.5当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(129mg、0.999mmol、3.0当量)のDMF(3mL)中混合物に、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(120mg、0.333mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:14;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で27%B~50%B、50%B;波長:254nm;RT:6分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(7-フルオロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(37.7mg、21%)を白色固体として得た。1H NMR(353K,400MHz,DMSO-d6)δ11.61(s,1H),8.39(s,1H),7.31(s,1H),6.75-7.05(m,2H),6.30-6.50(m,1H),4.55-4.95(m,2H),4.40-4.54(m,1H),4.12-4.30(m,2H),3.93-4.10(m,1H),3.88(s,3H),3.60-3.75(m,1H),3.05-3.25(m,2H),2.60-2.80(m,2H),2.22-2.45(m,1H),1.45-2.06(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):515[M+H]+。
(実施例67)
化合物66A及び化合物66
4-シアノ-1H-インドール-2-カルボン酸(82.6mg、0.444mmol、1.0当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(172mg、1.33mmol、3.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中撹拌混合物に、O-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(253mg、0.660mmol、1.5当量)を何回かに分けて0℃で加えた。この混合物を10℃で10分間撹拌した後、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(200mg、0.444mmol、1.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取TLC(ジクロロメタン:メタノール、1:1)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-シアノ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(80mg)を黄色固体として得た。粗生成物(30mg)を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19*250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で35%B~58%B、58%B;波長:254nm;RT1(分):8.55)、(1S,3aR,6aS)-N-[4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-シアノ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(7mg)を白色固体として得た。1H-NMR(353K,400MHz,DMSO-d6)δ12.22(s,1H),8.47(s,1H),7.79-7.82(m,1H),7.55-7.58(m,1H),7.19-7.44(m,7H),7.00(s,1H),3.91-4.84(m,7H),3.60-3.86(m,1H),3.07-3.25(m,2H),2.71-2.86(m,1H),2.58-2.70(m,1H),2.17-2.38(m,1H),1.48-2.01(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):582[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-シアノ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(30.0mg、0.052mmol、1.0当量)のEA(10mL)中撹拌混合物に、10%パラジウム活性炭素(30.0mg)を室温で加えた。この混合物を、室温、水素下で2日間撹拌した。この混合物を濾過し、濾過ケーキをEA(3×20mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。粗生成物(30mg)を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19*250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で23%B~48%B、48%B;波長:254nm;RT1(分):6.63)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-シアノ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(1.9mg、7%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):492[M+H]+。
化合物66の代替合成:
4-シアノ-1H-インドール-2-カルボン酸(52.5mg、0.282mmol、1.2当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(91.1mg、0.705mmol、3.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(8mL)中撹拌混合物に、O-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(134mg、0.352mmol、1.5当量)を何回かに分けて0℃で加えた。この混合物を0℃で10分間撹拌した後、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(76.0mg、0.235mmol、1.00当量)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を、室温で、水(15mL)を用いてクエンチした。混合物をEA(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取TLCジクロロメタン:メタノール、12:1)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-シアノ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(50mg)を黄色油状物として得た。粗生成物(50mg)を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で28%B~38%B、38%B;波長:254nm;RT1(分):7.42、8.52)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-シアノ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(5.5mg、4%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):492[M+H]+。
(実施例68)
化合物67
4-メトキシ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボン酸(70.0mg、0.361mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(165mg、0.433mmol、1.2当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(140mg、1.08mmol、3.0当量)のDMF(3mL)中混合物に、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(130mg、0.361mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を、CH3CN:水(0.05%TFA)を用いてC18カラムによって精製し、画分を減圧下で濃縮して、粗生成物(100mg)を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:11;Rf=0.3、検出:UV)によって精製し、粗生成物(40mg)を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で13%B~35%B、35%B;波長:254nm;RT:5.23分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-{4-メトキシ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボニル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(17.0mg、9%)を白色固体として得た。1H NMR(353K,400MHz,DMSO-d6)δ11.60(s,1H),8.38(br,1H),8.22(d,J=5.2Hz,1H),7.31(s,1H),6.86(s,1H),6.67(d,J=5.2Hz,1H),4.38-5.00(m,3H),4.10-4.35(m,2H),3.86-4.09(m,4H),3.60-3.75(m,1H),2.82-3.05(m,2H),2.60-2.80(m,2H),2.25-2.40(m,1H),1.45-2.20(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):498[M+H]+。
(実施例69)
化合物68
40mL容バイアルに、MeOH(10mL)中のナトリウムメトキシド(8.45mL、メタノール中30%、46.9mmol、4.0当量)を入れた。MeOH(4mL)中の3-クロロ-2-メトキシベンズアルデヒド(2g、11.7mmol、1.0当量)及びアジド(メトキシ)メタノン(4.74g、46.9mmol、4.0当量)を、-10℃で1.5時間かけて滴下して加えた。この混合物を-10℃で1.5時間撹拌した。混合物を氷水(30mL)内に注いだ。得られた溶液をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(5:95)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、メチル2-アジド-3-(3-クロロ-2-メトキシフェニル)アクリレート(1.37g、41%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):268[M+H]+。
250mL容の丸底フラスコに、メチル2-アジド-3-(3-クロロ-2-メトキシフェニル)アクリレート(1.27g、4.74mmol、1.0当量)及びキシレン(127mL)を入れた。混合物を、140℃、N2下で1時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(10:90)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、メチル5-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(770mg、66%)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.23(s,1H),7.31-7.32(m,1H),7.27(s,1H),7.15-7.18(m,1H),4.07(s,3H),3.89(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):240[M+H]+。
40mL容バイアルに、メチル5-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(770mg、3.21mmol、1.0当量)、LiOH(385mg、16.1mmol、5.0当量)、THF(8mL)、及びH2O(2mL)を入れた。溶液を、60℃で一晩撹拌した。溶液のpH値を濃塩酸(1mol/L)で5に調整した。得られた溶液をジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、5-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(350mg、47%)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ13.16(s,1H),12.06(s,1H),7.22-7.26(m,2H),7.13-7.17(m,1H),4.06(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):226[M+H]+。
40mL容バイアルに、5-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(80mg、0.355mmol、1.0当量)、HATU(202mg、0.532mmol、1.5当量)、DIEA(137mg、1.06mmol、3.0当量)及びDMF(5mL)を入れた。混合物を30分間0℃で撹拌した。(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.284mmol、0.8当量)を加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物をTLCによって精製し、粗生成物(60mg)を得た。粗生成物を、以下の勾配条件で、分取HPLCによって精製し:カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19*250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で30%B~43%B;波長:254nm;RT1(分):8.72)、(1S,3aR,6aS)-2-(5-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(11.6mg、6%)を白色固体として得た。1H NMR(353K,400MHz,DMSO-d6)δ11.56(s,1H),8.40(br,1H),7.25-7.40(m,1H),7.10-7.25(m,2H),7.00(m,1H),4.46-4.75(m,3H),4.15-4.22(m,3H),4.05(s,3H),3.60-3.85(m,1H),3.05-3.20(m,2H),2.71-2.85(m,1H),2.55-2.70(m,1H),2.20-2.40(m,1H),1.40-2.10(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):531[M+H]+。
(実施例70)
化合物69
フラン(648mg、9.51mmol、6.0当量)のTHF(5mL)中溶液に、n-ブチルリチウム(4.2mL、10.5mmol、6.6当量、ヘキサン中2.5M)を、-78℃、窒素下でゆっくりと加えた。混合物を-78℃で1時間撹拌した。tert-ブチル((S)-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(500mg、1.59mmol、1.0当量)のTHF(3mL)中溶液に、iPrMgCl(1.59mL、3.18mmol、2.0当量、THF中2M)-15℃、窒素下でゆっくりと加えた。この混合物を-15℃で20分間撹拌した後、上記溶液に加えた。得られた溶液を-78℃で3時間撹拌し、反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:20;Rf=0.5、検出:UV)によって精製し、tert-ブチル((S)-1-(フラン-2-イル)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(350mg、68%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):323[M+H]+。
tert-ブチル((S)-1-(フラン-2-イル)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(350mg、1.09mmol、1.0当量)のエタノール(5mL)中混合物に、10%パラジウム活性炭素(300mg)を加えた。この混合物を、60℃、水素下で8時間撹拌した。混合物をセライトパッドに通して濾過し、エタノール(100mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、tert-ブチル((2S)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロフラン-2-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(290mg、粗)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):329[M+H]+。
tert-ブチル((2S)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロフラン-2-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(290mg、0.883mmol、1.0当量)のDMSO(3mL)中混合物に、2-ヨードキシ安息香酸(494mg、1.76mmol、2.0当量)を加えた。混合物を室温で24時間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(10mL)でクエンチし、EA(3×10mL)で溶出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:20;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、tert-ブチル((2S)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロフラン-2-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(240mg、80%)を淡黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):327[M+H]+。
tert-ブチル((2S)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)-1-(テトラヒドロフラン-2-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(240mg、0.735mmol、1.0当量)のジオキサン(3mL)中混合物に、塩化水素(1mL、1,4-ジオキサン中4M)を0℃で加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(3S)-3-((2S)-2-アミノ-3-オキソ-3-(テトラヒドロフラン-2-イル)プロピル)ピロリジン-2-オン塩酸塩(200mg、粗)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):227[M+H]+。
(3S)-3-((2S)-2-アミノ-3-オキソ-3-(テトラヒドロフラン-2-イル)プロピル)ピロリジン-2-オン塩酸塩(200mg、0.761mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(250mg、0.761mmol、1.0当量)及びN,N,N,N-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(278mg、0.989mmol、1.3当量)のアセトニトリル(3mL)中混合物に、1-メチル-1H-イミダゾール(312mg、3.81mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19×250mm、5μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で30%B~45%:254nm;RT1(分):8.3、9.5)によって精製し、2つの異性体:69_A(21.9mg、4%)を白色固体として、69_B(8.6mg、1%)を白色固体として得た。69_A:LC-MS(ESI,m/z):537[M+H]+。69_B:LC-MS(ESI,m/z):537[M+H]+。
(実施例71)
化合物70A_1及び化合物70_1
化合物70A_2及び化合物70_2
「*」で記されたキラル中心は暫定的に割り当てられたものである。
100mL容の丸底フラスコに、5,5-ジメチルピロリジン-2-オン(3.5g、30.9mmol、1.0当量)、DCM(50mL)、ジ-tert-ブチルジカーボネート(10.8g、49.5mmol、1.6当量)、トリエチルアミン(6.24g、61.8mmol、2.0当量)及びDMAP(0.38g、3.09mmol、0.1当量)を入れた。溶液を、40℃で一晩撹拌し、反応物を、水(150mL)でクエンチした。溶液をEA(5×300mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(13:87)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(4.0g、58%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):214[M+H]+。
100mL容の丸底フラスコに、tert-ブチル2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(3.6g、16.9mmol、1.00当量)及びTHF(50mL)を入れた。溶液を-78℃に冷却し、LiHMDS(20.2mL、THF中1M、20.2mmol、1.2当量)を加えた。この混合物を-78℃で1時間撹拌し、tert-ブチル(4R)-4-ホルミル-2,2-ジメチル-1,3-オキサゾリジン-3-カルボキシレート(5.81g、25.3mmol、1.5当量)のTHF(10mL)中溶液を、Ar下で加えた。撹拌を-78℃で1時間継続した。反応物を飽和塩化アンモニウム溶液(50mL)でクエンチした。溶液を、ジクロロメタンで抽出(3×150mL)した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:4)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル(4R)-4-{[1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル](ヒドロキシ)メチル}-2,2-ジメチル-1,3-オキサゾリジン-3-カルボキシレート(7.2g、89%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):443[M+H]+。
100mL容の丸底フラスコに、tert-ブチル(4R)-4-{[1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル](ヒドロキシ)メチル}-2,2-ジメチル-1,3-オキサゾリジン-3-カルボキシレート(1g、2.26mmol、1.00当量)、DCM(10mL)、トリエチルアミン(1.14g、11.3mmol、5.0当量)及びMsCl(0.31g、4.52mmol、2.0当量)を入れた。混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を、水(30mL)でクエンチした。溶液を、ジクロロメタンで抽出(4×50mL)した。有機層を合わせ、ブライン(3×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(4R)-4-{[1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル](メタンスルホニルオキシ)メチル}-2,2-ジメチル-1,3-オキサゾリジン-3-カルボキシレート(960mg、粗)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):521[M+H]+。
100mL容の丸底フラスコに、tert-ブチル(4R)-4-{[1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル](メタンスルホニルオキシ)メチル}-2,2-ジメチル-1,3-オキサゾリジン-3-カルボキシレート(900mg、1.73mmol、1.0当量)、DCM(20mL)、及びDBU(1.32g、8.64mmol、5.0当量)を入れた。混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を、水(30mL)でクエンチした。溶液を、ジクロロメタンで抽出(3×80mL)した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:4)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル(4S)-4-{[1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イリデン]メチル}-2,2-ジメチル-1,3-オキサゾリジン-3-カルボキシレート(635mg、82%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):425[M+H]+。
250mL容の丸底フラスコに、tert-ブチル(4S)-4-{[1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イリデン]メチル}-2,2-ジメチル-1,3-オキサゾリジン-3-カルボキシレート(4.4g、10.4mmol、1.0当量)、EA(50mL)、及び10%パラジウム活性炭素(5.51g)を入れた。フラスコの内容物を水素(3気圧)の雰囲気下に置いた。混合物を室温で一晩撹拌した。固体を濾別した。有機層を減圧下で濃縮して、tert-ブチル(4S)-4-{[1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]メチル}-2,2-ジメチル-1,3-オキサゾリジン-3-カルボキシレート(4.3g、78%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):427[M+H]+。
Tert-ブチル(4S)-4-((1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(3.6g)を、以下の勾配条件で、分取SFCによって精製した:カラム:Lux 5um Cellulose-2、3*25cm、5μm;移動相A:CO2、移動相B:IPA(0.5% 2M NH3-MeOH);流量:60mL/分;勾配:イソクラティック10%B;カラム温度(℃):35;背圧(bar):100;波長:220nm;RT1(分):4.81;RT2(分):6.43;試料溶媒:MeOH-----分取用;注入量:1.5mL;実施回数:27。精製により、tert-ブチル(S)-4-(((S*)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(990mg)が灰白色固体として(Lux Celloluse-2 4.6*50mm、3μm、35℃。共溶媒:IPA(0.1%DEA)、2.0分で10%~50%、50%で1.0分間保持):Rt:0.969分)、tert-ブチル(S)-4-(((R*)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(1.6g)が灰白色固体として得られた(Lux Celloluse-2 4.6*50mm、3μm、35℃。共溶媒:IPA(0.1%DEA)、2.0分で10%~50%、50%で1.0分間保持):Rt:1.411分)。
40mL容バイアルに、tert-ブチル(S)-4-(((R*)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(1.6g、3.75mmol、1.0当量)、パラ-トルエンスルホネート(64.6mg、0.375mmol、0.1当量)及びMeOH(20mL)を入れた。混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を、水(20mL)でクエンチした。溶液をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(S)-4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-ヒドロキシプロピル)-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(1.47g、粗)を灰白色半固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):387[M+H]+。
tert-ブチル(S)-4-((R*)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-ヒドロキシプロピル)-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(1.7g、4.40mmol、1.0当量)のアセトン(22mL)中溶液に、5%重炭酸ナトリウム溶液(22mL、13.1mmol、3.0当量)及び2,2,6,6-テトラメチルピペリジノオキシ(0.14g、0.88mmol、0.2当量)を加えた。クロロシルナトリウム(1.15g、15.4mmol、3.5当量)を0℃で滴下して加えた。混合物を、室温で一晩撹拌し、反応物を水(20mL)でクエンチした。溶液をEt2O(2×20mL)で洗浄した。水溶液のpH値を濃塩酸(1mol/L)で2に調整した。溶液をEtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、(S)-3-((R*)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(1.2g、61%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):401[M+H]+。
(S)-3-((R*)-1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(1.11g、2.77mmol、1.0当量)のDCM(20mL)中溶液に、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン(0.17g、2.77mmol、1.0当量)、1-ヒドロキシベンゾトリゾール(0.37g、2.77mmol、1.0当量)、NMM(0.84g、8.32mmol、3.0当量)及びN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(0.58g、3.05mmol、1.1当量)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、反応物を水(20mL)でクエンチした。混合物をDCM(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:25)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル(R*)-4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(メトキシ(メチル)アミノ)-3-オキソプロピル)-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(1g、73%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):444[M+H]+。
tert-ブチル(4R*)-4-[(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-2-[メトキシ(メチル)カルバモイル]エチル]-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(700mg、1.578mmol、1.00当量)のDCM(9mL)中溶液に、TFA(3mL)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(2S)-2-アミノ-3-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-N-メトキシ-N-メチルプロパンアミド(400mg、73%)を灰白色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):244[M+H]+。
(2S)-2-アミノ-3-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-N-メトキシ-N-メチルプロパンアミド(430mg、1.77mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中溶液に、トリエチルアミン(894mg、8.83mmol、5.0当量)及びジ-tert-ブチルジカーボネート(1.16g、5.3mmol、3.0当量)を加えた。混合物を、室温で一晩撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をDCM(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:25)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(1S)-2-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-1-[メトキシ(メチル)カルバモイル]エチル]カルバメート(460mg、68%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):344[M+H]+。
40mL容バイアルに、THF(5mL)中のMg(283mg、11.6mmol、10.0当量)及び塩化水銀(II)(190mg、0.70mmol、0.6当量)を、-45℃、窒素下で入れた。[(クロロメトキシ)メチル]ベンゼン(1.82g、11.7mmol、10.0当量)を加えた。この混合物を-45℃~5℃で5時間撹拌した後、-45℃に冷却した。Tert-ブチルN-[(1S)-2-[(3S)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-1-[メトキシ(メチル)カルバモイル]エチル]カルバメート(400mg、1.17mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を水(5mL)でクエンチした。溶液をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM:MeOH(24:1)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-1-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-3-オキソブタン-2-イル]カルバメート(300mg、54%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):405[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-1-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-3-オキソブタン-2-イル]カルバメート(300mg、0.74mmol、1.0当量)のDCM(6mL)中溶液に、TFA(2mL)を加えた。この混合物を室温で1.5時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(3R*)-3-[(2S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル]-5,5-ジメチルピロリジン-2-オン(200mg、62%)を灰白色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):305[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-2-{1-[(ベンジルオキシ)カルボニル]-4-メトキシインドール-2-カルボニル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(334mg、0.72mmol、1.1当量)N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(275mg、0.72mmol、1.1当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(764mg、5.91mmol、9.0当量)に。この混合物を0℃で30分間撹拌し、(3R*)-3-[(2S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル]-5,5-ジメチルピロリジン-2-オン(200mg、0.66mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を0℃で1時間撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM:MeOH(24:1)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、ベンジル2-[(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-1-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-3-オキソブタン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボニル]-4-メトキシインドール-1-カルボキシレート(185mg、32%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):749[M+H]+。
ベンジル2-[(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-1-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-3-オキソブタン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボニル]-4-メトキシインドール-1-カルボキシレート(30mg、0.04mmol、1.0当量)のエタノール(3mL)中溶液に、10%パラジウム活性炭素(20mg)を加えた。この混合物を室温で3時間撹拌した。溶液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、残留物を得た。残留物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で41%B~57%B、57%B;波長:254nm;RT1(分):9.88)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-1-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-3-オキソブタン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(2mg、7%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):615[M+H]+。
ベンジル2-[(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-1-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-3-オキソブタン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボニル]-4-メトキシインドール-1-カルボキシレート(120mg、0.16mmol、1.0当量)のエタノール(3mL)中溶液に、10%パラジウム活性炭素(120mg)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。溶液を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、残留物を得た。残留物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で25%B~42%B、42%B;波長:254nm;RT1(分):10.47)によって精製し(1S,3aR,6aS)-N-((S)-1-((R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル)-4-ヒドロキシ-3-オキソブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(11.2mg、13%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,80℃)δ11.22(s,1H),8.41(br,1H),7.48(s,1H),7.05-7.14(m,2H),6.90(s,1H),6.51-6.53(m,1H),4.47-4.82(m,3H),4.23-4.31(m,2H),4.15-4.19(m,1H),3.90(s,3H),3.74-3.77(m,1H),2.61-2.93(m,2H),2.57-2.60(m,1H),1.95-2.05(m,3H),1.86-1.88(m,1H),1.65-1.85(m,4H),1.60-1.63(m,2H),1.17(s,3H),1.03(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):525[M+H]+。
70A_2:(LC-MS(ESI,m/z):615[M+H]+)、及び70_2:(LC-MS(ESI,m/z):525[M+H]+)は、tert-ブチル(S*)-4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(メトキシ(メチル)アミノ)-3-オキソプロピル)-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(化合物95の合成に記載)、tert-ブチル(R*)-4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(メトキシ(メチル)アミノ)-3-オキソプロピル)-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレートを用いて、70A_1及び70_1に関する記載と同様に調製した。
(実施例72)
化合物71
40mL容バイアルに、NaH(406mg、鉱油中60%、10.1mmol、2.0当量)、DMSO(30mL)、及び(CH3)3SOI(2.23g、10.1mmol、2.0当量)を入れた。混合物を室温で30分間撹拌した。Tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(1.3g、5.07mmol、1.0当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(50mL)でクエンチした。溶液を、ジクロロメタンで抽出(3×100mL)した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン:メタノール(94:6)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(1S)-1-(オキシラン-2-イル)-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]カルバメート(850mg、53%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):271[M+H]+。
40mL容バイアルに、tert-ブチルN-[(1S)-1-(オキシラン-2-イル)-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]カルバメート(300mg、1.11mmol、1.0当量)、メタノール(10mL)を入れ、ナトリウムメトキシド(2.00g、11.1mmol、10.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、この混合物を1M塩酸でpH~5に酸性化し、EA(3×50mL)で抽出した。有機層をブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン:メタノール(96:4)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(2S)-3-ヒドロキシ-4-メトキシ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバメート(230mg、58%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):303[M+H]+。
40mL容バイアルに、tert-ブチルN-[(2S)-3-ヒドロキシ-4-メトキシ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバメート(200mg、0.661mmol、1.0当量)、DMSO(10mL)、及びIBX(556mg、1.98mmol、3.0当量)を入れた。この混合物を室温で2時間撹拌し、反応物をチオ硫酸ナトリウム(1M、20mL)及び飽和重炭酸ナトリウム溶液(20mL)でクエンチした。溶液をEA(5×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン:メタノール(95:5)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(2S)-4-メトキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバメート(130mg、52%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):301[M+H]+。
250mL容の丸底フラスコに、tert-ブチルN-[(2S)-4-メトキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバメート(130mg、0.433mmol、1.0当量)及びDCM(10mL)を入れた。TFA(3mL)を0℃で滴下して加えた。混合物を室温で1.5時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-メトキシ-3-オキソブチル]ピロリジン-2-オン(90mg、粗)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):201[M+H]+。
250mL容の丸底フラスコに、(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-メトキシ-3-オキソブチル]ピロリジン-2-オン(150mg、0.749mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(271mg、0.824mmol、1.1当量)、DMF(50mL)、及びNMI(554mg、6.74mmol、9.0当量)を入れた。TCFH(273mg、0.974mmol、1.3当量)を0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を水(150mL)でクエンチした。溶液をEA(5×300mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン:メタノール(96:4)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけた後、粗生成物が得られた。粗生成物(120mg)を、以下の勾配条件で、分取HPLCによって精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で30%B~40%B、40%B;波長:254nm;RT1(分):8.32、9.68。精製により、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-メトキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(32.2mg、8%)が白色固体として得られた。1H NMR(400MHz,DMSO-d6,80℃)δ11.25(s,1H),8.43(s,1H),7.32(s,1H),7.02-7.20(m,2H),7.00(s,1H),6.52(d,J=6.8Hz,1H),4.60(br,1H),4.35-4.45(m,1H),3.92-4.31(m,3H),3.89(s,3H),3.72-3.75(m,1H),3.27(s,3H),3.00-3.18(m,2H),2.70-2.90(m,1H),2.60-2.69(m,1H),2.35-2.39(m,1H),1.90-2.20(m,3H),1.80-1.89(m,1H),1.50-1.79(m,6H)。LC-MS(ESI,m/z):511[M+H]+。
(実施例73)
化合物72
4-メトキシ-1-ベンゾチオフェン-2-カルボン酸(75.0mg、0.361mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(165mg、0.433mmol、1.2当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(140mg、1.08mmol、3.0当量)のDMF(3mL)中混合物に、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(130mg、0.361mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:12;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:Kinetex EVO prep C18、30×150、5μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:7分で20%B~45%B、45%B;波長:254nm;RT:5.42分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1-ベンゾチオフェン-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(26.0mg、14%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.30-8.48(m,1H),7.78(s,1H),7.52(d,J=8.0Hz,1H),7.41(t,J=8.0Hz,1H),7.31(s,1H),6.94(d,J=8.0Hz,1H),4.53-4.78(m,1H),4.38-4.50(m,2H),4.13-4.30(m,2H),3.98-4.12(m,1H),3.96(s,3H),3.60-3.75(m,1H),2.85-3.20(m,2H),2.70-2.84(m,1H),2.55-2.69(m,1H),2.16-2.40(m,1H),1.88-2.15(m,3H),1.66-1.87(m,3H),1.55-1.65(m,3H),1.43-1.54(m,1H)。LC-MS(ESI,m/z):514[M+H]+。
(実施例74)
化合物73
メチルイソインドリン-1-カルボキシレート塩酸塩(220mg、1mmol)及び4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル酸(191mg、1mmol)のDMF(5mL)中、0℃の撹拌溶液に、DIPEA(0.872mL、5mmol)及びHATU(456mg、1.2mmol)を加えた。1時間後、反応物を水でクエンチし、沈殿物を得た。固体を濾別し、水及びアセトニトリルで洗浄し、真空下、50℃にて一晩乾燥させて、メチル2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)イソインドリン-1-カルボキシレート300mg(86%収率)を得た。LC-MS(ESI,m/z):351.10[M+H]+。
メチル2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)イソインドリン-1-カルボキシレート(300mg、0.86mmol)ジオキサン(6mL)、及び6N塩酸(0.6mL)の混合物を、95℃で4.5時間加熱した。溶媒を真空下で除去し、残留物をDCM(3mL)から結晶化させた。固体を濾過によって回収し、真空下で乾燥させ、2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)イソインドリン-1-カルボン酸(220mg、76%)を得た。LC-MS(ESI,m/z):337.0[M+H]+。
tert-ブチル((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(85mg、0.22mmol)のDCM(1mL)中溶液に、TFA(0.2mL)を加えた。1時間後、混合物をDCM(15mL)で希釈し、溶媒を減圧下で除去した。粗物を(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)イソインドリン-1-カルボン酸(148mg、0.44mmol)及びDMF(2mL)と合わせた。溶液を-25℃に冷却し、DIPEA(0.192mL、1.1mmol)及びHATU(167mg、0.44mmol)で処理した。この混合物を0℃まで1時間かけて徐々に加温し、反応物を0.1N塩酸(10mL)でクエンチした。この混合物をEAで抽出した。有機相をブライン及び重炭酸ナトリウム溶液で洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥させた後、溶媒を減圧下で除去した。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィ(2~7% MeOH-DCM)によって精製し、N-((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)イソインドリン-1-カルボキサミド(55mg、41%)を得た。LC-MS(ESI,m/z):609.45[M+H]+。
N-((S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピペリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)イソインドリン-1-カルボキサミド(55mg、0.09mmol)のエタノール(2mL)中溶液に、10%Pd-C(30mg)を加えた。この混合物を大気圧(バルーン)下で6時間水素付加した。触媒を濾別し、濾液を真空下で濃縮した。残留物を、アセトニトリル中25~95%の0.1%ギ酸水溶液での分取HPLC(相)によって、25分間かけて分離させた。73_1(最初に溶出するピーク):6.5mg;Rt:2.42分、LC-MS(ESI,m/z):519.25[M+H]+。73_2(2番目に溶出するピーク):10.4mg;Rt:2.50分、LC-MS(ESI,m/z):519.35[M+H]+。
(実施例75)
化合物74
DMF(15mL)、及びNaH(720mg、27.2mmol、1.0当量、鉱油中60%)の0℃での撹拌混合物に、4-ブロモ-1H-イミダゾール(4.00g、27.2mmol、1.0当量)窒素下で一度に加えた。混合物を0℃で5分間撹拌した。2-(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド(6mL、mmol 1.2当量)のDMF(4mL)中溶液を滴下して加えた。0℃で1時間撹拌した後、混合物をゆっくりと室温まで加温し、一晩撹拌した。反応物を水でクエンチし、EA(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(10g)を用いてスラリーを作製し、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:200mL、シリカゲルサイズ(100~300メッシュ)量:120g)によって精製しEA:PE(30分かけて5%~20%)で溶出した。回収した画分:10%~15%EA:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、5-ブロモ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾールを油状物(4.8g、63%)として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ7.51(s,1H),7.05(s,1H),5.25(s,2H),3.48-3.58(m,2H),0.90-0.99(m,2H),0.01(s,9H)。LC-MS(ESI,m/z):277[M+H]+。
5-ブロモ-1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール(4.22g、15.2mmol、6.0当量)のTHF(5mL)中溶液に、EtMgBr(8.34mL、16.7mmol、6.6当量、Et2O中2.0M)を0℃、窒素下でゆっくりと加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。tert-ブチル((S)-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(800mg、2.54mmol、1.0当量)のTHF(10mL)中溶液に、iPrMgCl(2.5mL、5.07mmol、2.0当量、THF中2.0M)を-15℃、窒素下でゆっくりと加えた。この混合物を-15℃で20分間撹拌した後、上記溶液に加えた。溶液を室温で一晩撹拌し、反応物を飽和塩化アンモニウム水溶液(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:20;Rf=0.5、検出:UV)によって精製し、tert-ブチル((S)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)-1-(1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-5-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(200mg、23%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):453[M+H]+。
tert-ブチル((S)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)-1-(1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-5-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(200mg、0.442mmol、1.0当量)のジオキサン(3mL)中混合物に、塩化水素(3mL、1,4-ジオキサン中4M)を0℃で加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(S)-3-((S)-2-アミノ-3-オキソ-3-(1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-5-イル)プロピル)ピロリジン-2-オン塩酸塩(160mg、粗)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):353[M+H]+。
(S)-3-((S)-2-アミノ-3-オキソ-3-(1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-5-イル)プロピル)ピロリジン-2-オン塩酸塩(160mg、0.411mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(162mg、0.493mmol、1.0当量)及びN,N,N,N-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(139mg、0.493mmol、1.2当量)のDMF(3mL)中混合物に、1-メチル-1H-イミダゾール(169mg、2.01mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:10;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)-1-(1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-5-イル)プロパン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(90mg、33%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):663[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-1-オキソ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)-1-(1-((2-(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)-1H-イミダゾール-5-イル)プロパン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミデート(90.0mg、0.136mmol、1.0当量)のTHF(3mL)中混合物に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1.4mL、1.36mmol、10.0当量、THF中1M)を加えた。混合物を60℃で一晩撹拌し、反応物を、水(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で22%B~50%B、50%B;波長:254nm;RT1(分):6.67)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-(3H-イミダゾール-4-イル)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(2.4mg、3%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):533[M+H]+。
(実施例76)
化合物75
ベンゾキサゾール(373mg、3.14mmol、3.0当量)のTHF(4mL)中溶液に、クロロ(イソプロピル)マグネシウム(1.05mL、2.09mmol、2.0当量)を窒素下、-10℃で加えた。この混合物を-10℃で1時間撹拌した後、tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(268mg、1.05mmol、1.0当量、3mLのTHF中)を-10℃で加えた。混合物を室温まで加温した後、一晩撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×15mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、DCM:MeOH=10:1で溶出して、tert-ブチルN-[(2S)-1-(1,3-ベンゾキサゾール-2-イル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(116mg、28%)を得た。LC-MS(ESI,m/z):376[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-(1,3-ベンゾキサゾール-2-イル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(150mg、0.400mmol、1.0当量)のDCM(1.5mL)中溶液に、HCl(2.0mL、EtO2中2M)を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-3-(1,3-ベンゾキサゾール-2-イル)-3-ヒドロキシプロピル]ピロリジン-2-オン(130mg、粗)を得た。LC-MS(ESI,m/z):276[M+H]+。
(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-3-(1,3-ベンゾキサゾール-2-イル)-3-ヒドロキシプロピル]ピロリジン-2-オン(110mg、0.400mmol、1.0当量)のDMF(2mL)中混合物に、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(131mg、0.400mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(213mg、0.560mmol、1.4当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(155mg、1.20mmol、3.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(2mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCMエーテル=1:11;Rf=0.3、検出:UV)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-(1,3-ベンゾキサゾール-2-イル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(136mg、58%)を得た。LC-MS(ESI,m/z):586[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-(1,3-ベンゾキサゾール-2-イル)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(136mg、0.232mmol、1.00当量)のDMSO(2mL)中溶液に、2-ヨードキシ安息香酸(195mg、0.696mmol、3.0v)を加えた。この混合物を室温で20時間撹拌し、反応物を飽和重炭酸ナトリウム(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:11;Rf=0.5、検出:UV)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-(1,3-ベンゾキサゾール-2-イル)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(53.2mg、39%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):584[M+H]+。
(実施例77)
化合物76
4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボン酸(200mg、1.04mmol、1.0当量)及びHBr(6.32mL、31.230mmol、30当量、CH3COOH中40%)の混合物を、90℃で2時間撹拌した。混合物を濾過した。濾過ケーキをエチルエーテル(50mL)で洗浄し、減圧下で濃縮して、4-オキソ-1H,5H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボン酸(180mg、粗)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):179[M+H]+。
4-オキソ-1H,5H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボン酸(65.4mg、0.367mmol、1.1当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(129mg、1.00mmol、3.0当量)のDMF(4mL)中撹拌混合物に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(152mg、0.401mmol、1.2当量)を0℃で加えた。(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(108mg、0.334mmol、1.0当量)を0℃で加え、混合物を室温で1時間撹拌した。粗生成物をTLC(移動相:メタノール:ジクロロメタン=1:1;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、粗生成物を得た。粗生成物を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:Kinetex EVO C18カラム、30*150、5μm;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で5%B~28%B、28%B;波長:254nm;RT1(分):8.30、8.60;実施回数:0)、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-{4-オキソ-1H,5H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボニル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(5.5mg、3%)を白色固体として得た。1H NMR(353K,400MHz,DMSO-d6)δ11.59(s,1H),10.50(s,1H),8.37(s,1H),7.31(s,1H),6.88-7.11(m,2H),6.33-6.39(m,1H),4.37-4.85(m,3H),4.09-4.32(m,2H),4.02(brs,1H),3.62-3.72(m,1H),3.12(m,2H),2.70-2.85(m,1H),2.55-2.70(m,1H),2.31-2.42(m,1H),2.01-2.17(m,1H),1.88-1.99(m,2H),1.77-1.87(m,1H),1.55-1.78(m,5H),1.44-1.54(m,1H)。LC-MS(ESI,m/z):484[M+H]+。
(実施例78)
化合物77
40mL容バイアルに、MeOH(4mL)中のナトリウムメトキシド(1.58mL、8.75mmol、4.0当量)を入れた。MeOH(1mL)中の1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-カルバルデヒド(300mg、2.19mmol、1.0当量)、及びメチル2-アジドアセテート(1.01g、8.75mmol、4.0当量)を、-10℃にて1.5時間で加えた。この混合物を-10℃で1.5時間撹拌し、氷水(10mL)に注いだ。溶液をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、メチル2-アジド-3-(1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)アクリレート(300mg、58%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):235[M+H]+。
40mL容バイアルに、メチル(Z)-2-アジド-3-(1-メチル-2-オキソ-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)アクリレート(300mg、1.28mmol、1.0当量)、キシレン(8mL)を窒素下で入れた。この混合物を120℃で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、メチル5-メチル-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキシレート(250mg、92%)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.29(s,1H),7.44(d,J=7.3Hz,1H),7.15(s,1H),6.38(d,J=7.3Hz,1H),3.84(s,3H),3.45(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):207[M+H]+。
50mL容の丸底フラスコに、メチル5-メチル-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキシレート(250mg、1.212mmol、1.00当量)、THF(3mL)、NaOH(145mg、3.64mmol、3.0当量)及びH2O(3mL)を入れた。混合物を室温で1時間撹拌した。溶液のpH値をアセテート酸で5に調整した。溶液を減圧下で濃縮した。残留物を水(5mL)で希釈し、濾過した。固体を減圧下で乾燥させ、5-メチル-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボン酸(160mg、68%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.86(s,1H),12.08(s,1H),7.39(d,J=7.3Hz,1H),7.07(d,J=1.6Hz,1H),6.34(d,J=7.3Hz,1H),3.42(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):193[M+H]+。
25mL容の丸底フラスコに、5-メチル-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボン酸(50.0mg、0.260mmol、1.0当量)、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(148mg、0.39mmol、1.5当量)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(101mg、0.780mmol、3.0当量)及びDMF(5mL)を入れた。混合物を30分間0℃で撹拌した。(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(74.9mg、0.21mmol、0.8当量)を加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。溶液をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の勾配条件で、分取HPLCによって精製した:カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、30*150mm、5μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:10分で5%B~18%B、波長:254nm;RT1(分):10.52。精製により、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(5-メチル-4-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(3.6mg、3%)が白色固体として得られた。LC-MS(ESI,m/z):498[M+H]+。
(実施例79)
化合物78
1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボン酸(82.73mg、0.510mmol、1.1当量)のDMF(3mL)中溶液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(539mg、4.18mmol、9.0当量)及びN,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(194mg、0.51mmol、1.1当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(150mg、0.46mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を0℃で1時間撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。溶液をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeCN:H2O(1:7)を用いるC18カラムでのクロマトグラフにかけ、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(10mmol/L NH4HCO3+0.1% NH3・H2O)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で15%B~25%B、25%B;波長:254nm;RT1(分):8.65)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(1H-ピロロ[3,2-b]ピリジン-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(4.8mg、2%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):468[M+H]+。
(実施例80)
化合物79
エチル4-ブロモ-1H-ピロール-2-カルボキシレート(1.5g、6.88mmol、1.0当量)のDMF(30mL)中溶液に、フェニルボロン酸(2.10g、17.2mmol、2.5当量)及びパラジウムテトラキス-トリフェニルホスフィン(400mg、0.334mmol、0.05当量)を加え、混合物を、窒素下、室温にて撹拌した。この混合物を70℃まで加熱し、炭酸ナトリウム(6.56g、61.9mmol、9.0当量、5mL H2O中)を加えた。この混合物を110℃で5時間撹拌し、水(15mL)で希釈した。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(5g)を用いてスラリーを作製し、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製しEA:PE(分かけて5%~15%)で溶出した。回収した画分:8%~11%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、エチル4-フェニル-1H-ピロール-2-カルボキシレート(650mg、43%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3-d)δ9.34(br,1H),7.50-7.62(m,2H),7.34-7.44(m,2H),7.21-7.29(m,3H),4.32-4.43(m,2H),1.42(t,J=7.1Hz,3H)。LC-MS(ESI,m/z):216[M+H]+。
エチル4-フェニル-1H-ピロール-2-カルボキシレート(300mg、1.39mmol、1.0当量)のTHF(3mL)/水(2mL)/メタノール(1mL)中混合物に、水酸化リチウム(200mg、8.36mmol、6.0当量)を加えた。この混合物を60℃で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、テトラヒドロフラン及びメタノールを除去した。混合物のpHを、HCl(1M)で5に調整した。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4-フェニル-1H-ピロール-2-カルボン酸(230mg、88%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.33(s,1H),11.87(s,1H),7.57-7.59(m,2H),7.43(s,1H),7.27-7.33(m,2H),7.02-7.21(m,2H)。LC-MS(ESI,m/z):188[M+H]+。
4-フェニル-1H-ピロール-2-カルボン酸(80.1mg、0.428mmol、1.1当量)、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(140mg、0.389mmol、1.0当量)及びo-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(178mg、0.467mmol、1.2当量)のDMF(3mL)中混合物に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(151mg、1.18mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間0℃で撹拌し、反応物を水(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、HPLC(カラム:X Bridge Prep Phenyl OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で30%B~38%B、38%B;波長:254nm;RT1(分):9.42)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-フェニル-1H-ピロール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(16.2mg、8%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.31(s,1H),8.35(s,1H),7.54-7.57(m,2H),7.29-7.32(m,4H),7.13-7.15(m,1H),6.94(s,1H),4.77(s,1H),4.49-4.52(m,1H),4.38-4.46(m,1H),4.17-4.23(m,2H),3.96-4.00(m,1H),3.63-3.69(m,1H),2.96-3.09(m,2H),2.59(s,1H),2.71(s,1H),2.28-2.34(m,1H),1.44-2.03(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):493[M+H]+。
(実施例81)
化合物80
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(150mg、0.417mmol、1.0当量)のジクロロメタン(5mL)中撹拌混合物に、6H-チエノ[2,3-b]ピロール-5-カルボニルクロリド(77.5mg、0.417mmol、1.0当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(188mg、1.46mmol、3.5当量)を0℃で滴下して加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を室温にて水(10mL)でクエンチした。混合物を、ジクロロメタンで抽出(3×50mL)した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾液し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取TLC(ジクロロメタン:メタノール=12:1)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-{6H-チエノ[2,3-b]ピロール-5-カルボニル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(50mg、粗)を黄色油状物として得た。粗生成物(50mg)を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(10mmol/L NH4HCO3+0.1% NH3・H2O)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で24%B~54%B、54%B;波長:254nm;RT1(分):5.72、6.10)、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-{6H-チエノ[2,3-b]ピロール-5-カルボニル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(6.3mg、3%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.81(s,1H),8.46-8.65(m,1H),7.63(brs,1H),6.71-7.05(m,3H),5.02=5.14(m,1H),4.33-4.75(m,2H),3.58-4.29(m,4H),2.92-3.22(m,2H),2.67-2.88(m,1H),2.10-2.39(m,2H),1.41-1.99(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):473[M+H]+。
(実施例82)
化合物81
4,5-ジメトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(74.0mg、0.333mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(120mg、0.333mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(190mg、0.500mmol、1.5当量)のDMF(3mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(129mg、1.00mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で20%B~37%B、37%B;波長:254nm;RT:8.82分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4,5-ジメトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(13.4mg、7%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.16(s,1H),8.39(s,1H),7.34(s,1H),7.10(d,J=8.8Hz,1H),6.99(d,J=8.4Hz,1H),6.84(s,1H),4.70-4.90(m,1H),4.40-4.69(m,2H),4.00-4.39(m,3H),3.85-3.99(m,3H),3.56-3.84(m,4H),2.85-3.10(m,2H),2.70-2.83(m,1H),2.55-2.69(m,1H),2.20-2.40(m,1H),1.40-2.19(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):527[M+H]+。
(実施例83)
化合物82
エチル4-(ベンゼンスルホニル)-1H-ピロール-2-カルボキシレート(130mg、0.465mmol、1.0当量、Gupton et al.,Journal of Organic Chemistry(1990)55(15):4735-4740)のTHF(1mL)/水(1mL)/MeOH(1mL)中混合物に、水素化リチウム(56.0mg、2.33mmol、5.0当量)を加えた。この混合物を80℃で一晩撹拌し、pHを塩酸(2M)で6に調整した。混合物をEtOAc(3×2mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×2mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4-(ベンゼンスルホニル)-1H-ピロール-2-カルボン酸(100mg、79%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):252[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)、4-(ベンゼンスルホニル)-1H-ピロール-2-カルボン酸(71.0mg、0.283mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(140mg、0.368mmol、1.3当量)のDMF(3mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(110mg、0.849mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19×250mm、10μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で20%B~40%B、40%B;波長:254nm;RT:9.22分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-[4-(ベンゼンスルホニル)-1H-ピロール-2-カルボニル]-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(23.4mg、14%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):557[M+H]+。
(実施例84)
化合物83
4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インドール-2-カルボン酸(47.0mg、0.283mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(140mg、0.368mmol、1.3当量)のDMF(3mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(110mg、0.849mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19×250mm、5μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で23%B~43%B、43%B;波長:254nm;RT:9.5分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(15.1mg、11%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):471[M+H]+。
(実施例85)
化合物84
4-ベンゾイル-1H-ピロール-2-カルボン酸(65.7mg、0.306mmol、1.1当量)及び(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(100mg、0.278mmol、1.0当量)のDMF(3mL)中撹拌混合物に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(126mg、0.334mmol、1.2当量)を0℃で加えた。N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(107mg、0.834mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(30mL)でクエンチした。混合物を、ジクロロメタンで抽出(3×30mL)した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で20%B~38%B、38%B;波長:254nm;RT1(分):8.28;実施回数:0)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-ベンゾイル-1H-ピロール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(37.4mg、25%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.92(s,1H),8.35(s,1H),7.70-7.77(m,2H),7.43-7.61(m,3H),7.33(s,2H),6.99(s,1H),4.73(brs,1H),4.34-4.56(m,2H),4.05-4.30(m,2H),3.98(brs,1H),3.54-3.66(m,1H),3.06-3.13(m,2H),2.67-2.82(m,1H),2.55-2.65(m,1H),2.24-2.39(m,1H),2.00-2.18(m,1H),1.86-1.98(m,2H),1.52-1.85(m,6H),1.41-1.52(m,1H)。LC-MS(ESI,m/z):521[M+H]+。
(実施例86)
化合物85
4-(エトキシカルボニル)-5-メチル-1H-ピロール-2-カルボン酸(56.0mg、0.283mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(140mg、0.368mmol、1.3当量)のDMF(3mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(110mg、0.849mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、19×250mm、5μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で20%B~37%B、37%B;波長:254nm;RT:9.33分)によって精製し、エチル5-[(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボニル]-2-メチル-1H-ピロール-3-カルボキシレート(24.4mg、16%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):503[M+H]+。
(実施例87)
化合物86
4-アセチル-1H-ピロール-2-カルボン酸(36.0mg、0.235mmol、1.0当量)のジクロロメタン(3mL)中撹拌混合物に、オキサリルクロリド(35.8mg、0.282mmol、1.2当量)及びN,N-ジメチルホルムアミド(1.72mg、0.024mmol、0.1当量)を0℃で滴下して加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。得られた混合物を、更に精製することなく次の工程において直接使用した。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(85.0mg、0.236mmol、1.0当量)のジクロロメタン(8mL)中撹拌混合物に、4-アセチル-1H-ピロール-2-カルボニルクロリド(40.5mg、0.236mmol、1.0当量)を0℃で滴下して加えた。N,N-ジイソプロピルエチルアミン(122mg、0.944mmol、4.0当量)を続けて加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残留物を、分取TLC(ジクロロメタン:メタノール=12:1)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-アセチル-1H-ピロール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(110mg、粗)を黄色固体として得た。粗生成物を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19*250mm、10μm;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で12%B~31%B、31%B;波長:254nm;RT1(分):8.05、8.53)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-アセチル-1H-ピロール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(34.1mg、31%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,100℃,DMSO-d6)δ11.64(s,1H),8.17-8.31(m,1H),7.47-7.52(m,1H),7.15-7.30(m,1H),6.82-6.93(m,1H),4.40-4.51(m,2H),4.10-4.21(m,2H),3.85-3.96(m,2H),3.55-3.63(m,1H),3.04-3.15(m,2H),2.67-2.78(m,1H),2.54-2.65(m,1H),2.24-2.31(m,4H),2.00-2.12(m,1H),1.85-1.97(m,2H),1.76-1.84(m,1H),1.53-1.73(m,5H),1.41-1.50(m,1H)。LCMS(ESI,m/z):459[M+H]+。
(実施例88)
化合物87
4-(ジフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸(64.2mg、0.283mmol、1.0当量)及び(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中撹拌混合物に、O-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(140mg、0.368mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(146mg、1.13mmol、4.0当量)を0℃で加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(15mL)でクエンチした。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物(300mg)を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、30*150mm、5μm;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:7分で22%B~52%B、52%B;波長:254nm;RT1(分):5.9)、(1S,3aR,6aS)-2-[4-(ジフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-カルボニル]-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(25.9mg、16%)を白色固体として得た。1H-NMR(400MHz,100℃,DMSO-d6)δ11.50(s,1H),8.21-8.35(m,1H),6.77-7.35(m,6H),4.57-4.78(m,1H),4.49-4.57(m,1H),4.36-4.47(m,1H),3.99-4.24(m,3H),3.67-3.80(m,1H),3.00-3.15(m,2H),2.69-2.82(m,1H),2.56-2.69(m,1H),2.18-2.34(m,1H),1.80-2.15(m,4H),1.52-1.79(m,5H),1.42-1.52(m,1H)。LCMS(ESI,m/z):533[M+H]+。
(実施例89)
化合物88
6-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(64.0mg、0.28mmol、1.0当量)及び(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.28mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中撹拌混合物に、O-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(140mg、0.37mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(147mg、1.14mmol、4.0当量)を0℃で加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(15mL)でクエンチした。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物(300mg)を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XBridge Prep OBD C18カラム、30*150mm、5μm;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:7分で22%B~52%B、52%B;波長:254nm;RT1(分):5.93)、(1S,3aR,6aS)-2-(6-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(50.5mg、32%)を白色固体として得た。1H-NMR(400MHz,100℃,DMSO-d6)δ11.31(s,1H),8.22-8.40(m,1H),7.23(s,1H),7.05-7.07(m,1H),6.87(s,1H),6.52(s,1H),4.47-4.70(m,2H),4.40-4.46(m,1H),4.09-4.22(m,2H),3.92-4.06(m,1H),3.87(s,3H),3.64-3.68(m,1H),2.99-3.16(m,2H),2.67-2.78(m,1H),2.58-2.66(m,1H),2.24-2.39(m,1H),1.84-2.07(m,3H),1.75-1.84(m,1H),1.52-1.74(m,5H),1.43-1.51(m,1H)。LC-MS(ESI,m/z):531[M+H]+。
(実施例90)
化合物89
ナトリウムメトキシド(8.45g、46.9mmol、4.0当量、MeOH中30%)の溶液に、5-クロロ-2-メトキシベンズアルデヒド(2.00g、11.7mmol、1.0当量、20mL MeOH中)及びエチル2-アジドアセテート(6.06g、46.9mmol、4.0当量)の混合物を加え、-10℃で撹拌した。混合物を、室温で6時間撹拌し、反応物を、水/氷(10mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、EtOAc:PE=4:96で溶出して、メチル2-アジド-3-(5-クロロ-2-メトキシフェニル)アクリレート(532mg、17.0%)を得た。
メチル2-アジド-3-(5-クロロ-2-メトキシフェニル)プロパ-2-エノエート(384mg、1.44mmol、1.0当量)のキシレン(3mL)中溶液を、120℃で一晩撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、EtOAc:PE=4:96で溶出して、メチル7-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(204mg、59.3%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.17(s,1H),7.23-7.31(m,1H),7.17-7.22(m,1H),6.54-6.63(m,1H),3.85-3.93(m,6H)。LC-MS(ESI,m/z):240[M+H]+。
メチル7-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(200mg、0.835mmol、1.0当量)のTHF(2mL)中溶液に、水素化リチウム(100mg、4.18mmol、5.0当量、2mL水中)を室温で加えた。混合物を室温で4時間撹拌し、塩酸(1M)でpH=5に酸性化した。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、7-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(180mg、粗)を得た。LC-MS(ESI,m/z):226[M+H]+。
7-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(53.4mg、0.236mmol、1.0当量)のDMF(2mL)中溶液に、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(85.0mg、0.236mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(108mg、0.283mmol、1.2当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(152mg、1.18mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(1mL)でクエンチした。混合物をEA(3×2mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で32%B~62%B、62%B;波長:254nm;RT1(分):5.12)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(7-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(15.2mg、10.5%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):531[M+H]+。
(実施例91)
化合物90
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)、4-クロロ-6-フルオロ-1H-インドール-2-カルボン酸(61.0mg、0.283mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(140mg、0.368mmol、1.3当量)のDMF(3mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(110mg、0.849mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、30×150mm、5μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:10分で28%B~37%B、37%B;波長:254nm;RT:9.15分;)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-クロロ-6-フルオロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(23.4mg、15%)を白色固体として得た。1H-NMR(400MHz,100℃,DMSO-d6)δ11.65(br.s,1H),8.35(br.s,1H),7.25(br.s,1H),7.11-7.20(m,1H),6.97-7.09(m,1H),6.65-6.96(m,1H),4.50-5.10(m,2H),4.35-4.49(m,1H),4.10-4.25(m,2H),3.90-4.09(m,1H),3.60-3.80(m,1H),3.05-3.30(m,2H),2.70-2.85(m,1H),2.59-2.69(m,1H),2.20-2.35(m,1H),1.40-2.19(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):519[M+H]+。
(実施例92)
化合物91
4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸(65.0mg、0.283mmol、1.0当量)及び(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(8mL)中撹拌混合物に、O-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(140mg、0.368mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(146mg、1.13mmol、4.0当量)を0℃で加えた。混合物を1.5時間室温で撹拌し、反応物を水(16mL)でクエンチした。混合物をEA(3×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物(300mg)を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、30*150mm、5μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:10分で30%B~42%B、42%B;波長:254nm;RT1(分):9.22)、(1S,3aR,6aS)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(24.9mg、16%)を白色固体として得た。1H-NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.82(br.s,1H),8.42(br,s,1H),7.45(s,1H),7.35(s,1H),7.13-7.15(m,1H),6.91(br.s,1H),4.70-4.85(m,1H),4.31-4.62(m,2H),3.82-4.26(m,3H),3.61-3.79(m,1H),3.01-3.18(m,2H),2.54-2.81(m,2H),1.43-2.35(m,11H)。LC-MS(ESI,m/z):535[M+H]+。
(実施例93)
化合物92
2-ブロモ-1H-1,3-ベンゾジアゾール(1.65g、8.35mmol、1.00当量)のTHF(25mL)中溶液に、NaH(0.20g、8.35mmol、1.0当量、鉱油中60%)を0℃で加え、15分間撹拌した。[2-(クロロメトキシ)エチル]トリメチルシラン(1.39g、8.35mmol、1.0当量)を続けて加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、DCM:MeOH=9:1で溶出して、2-ブロモ-1-{[2-(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}-1,3-ベンゾジアゾール(1.6g、60%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):327[M+H]+。
2-ブロモ-1-{[2-(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}-1,3-ベンゾジアゾール(1.08g、3.29mmol、5.00当量)のTHF(10mL)中溶液に、ブチルリチウム(1.32mL、3.29mmol、5.0当量、THF中2.5M)を-78℃で加え、続いて、混合物を、-78℃、窒素下で30分間撹拌した。tert-ブチルN-[(1S)-1-[メトキシ(メチル)カルバモイル]-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]カルバメート(208mg、0.659mmol、1.00当量)のTHF(2mL)中溶液に、イソプロピルマグネシウムクロリド(0.66mL、1.318mmol、2.0当量、THF中2M)を-15℃、窒素下で加え、混合物を、0℃で5分間撹拌した。この混合物を上記溶液に加え、得られた混合物を-78℃、窒素下で3時間撹拌した。反応物をA、飽和塩化アンモニウム溶液(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、PE:EtOAc=2:3で溶出して、tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]-1-(1-{[2-(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}-1,3-ベンゾジアゾール-2-イル)プロパン-2-イル]カルバメート(276mg、83%)を得た。
tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]-1-(1-{[2-(トリメチルシリル)エトキシ]メチル}-1,3-ベンゾジアゾール-2-イル)プロパン-2-イル]カルバメート(100mg)及び塩化水素(2mL、1,4-ジオキサン中4M)の混合物を、室温で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-3-(1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-イル)-3-オキソプロピル]ピロリジン-2-オン(60mg、粗)を得た。LC-MS(ESI,m/z):273[M+H]+。
(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-3-(1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-イル)-3-オキソプロピル]ピロリジン-2-オン(54.0mg、0.198mmol、1.00当量)のDMF(2mL)中溶液に、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(65.0mg、0.198mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(106mg、0.277mmol、1.4当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(128mg、0.990mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(10mmol/L NH4HCO3+0.1% NH3・H2O)、移動相B:MeOH--HPLC;流量:25mL/分;勾配:10分で65%B~74%B、74%B;波長:254nm;RT1(分):7.98)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-(1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-イル)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(5.0mg、4.%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):583[M+H]+。
(実施例94)
化合物93
ナトリウムメタノレート(5.25g、30重量%、29.1mmol、4.0当量)のMeOH(10mL)中溶液を、-10℃に冷却した。この溶液に、2-メトキシピリジン-3-カルバルデヒド(1.00g、7.29mmol、1.0当量)及びメチル2-アジドアセテート(3.36g、29.1mmol、4.0当量)のMeOH(10mL)中混合物を、1.5時間かけて滴下して加えた。この混合物を-10℃で1.5時間撹拌した後、氷水(100mL)に注ぎ、エチルエーテル(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をEA(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(4g)を用いてスラリーを作製し、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製しEA:PE(30分かけて0%~30%)で溶出した。回収した画分:11%~12%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル(2Z)-2-アジド-3-(2-メトキシピリジン-3-イル)プロパ-2-エノエート(400mg、23%)を淡黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):235[M+H]+。
メチル(2Z)-2-アジド-3-(2-メトキシピリジン-3-イル)プロパ-2-エノエート(400mg、1.70mmol、1.0当量)のM-キシレン(20mL)中溶液を、120℃、窒素下で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮した。粗生成物をEA(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーを作製し、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製しEA:PE(30分かけて0%~30%)で溶出した。回収した画分:20%~21%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキシレート(180mg、48%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.37(s,1H),7.84(d,J=4.0Hz,1H),7.11-7.15(m,1H),7.00-7.04(m,1H),3.98(s,3H),3.88(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):207[M+H]+。
メチル4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボキシレート(170mg、0.821mmol、1.0当量)のTHF(2mL)及びH2O(0.5mL)中撹拌混合物に、水素化リチウム(99.0mg、4.11mmol、5.0当量)を加えた。この混合物を60℃で2時間撹拌した。混合物を酢酸でpH3に酸性化した。残留物を、エチルエーテル(30mL)と濾過することによって精製し、4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボン酸(120mg、粗)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.13(s,1H),7.80(d,J=4.0Hz,1H),6.98-7.06(m,2H),3.98(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):193[M+H]+。
4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボン酸(70.6mg、0.367mmol、1.1当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(129mg、1.00mmol、3.0当量)のDMF(4mL)中撹拌混合物に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(152mg、0.401mmol、1.2当量)を0℃で加えた。(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(108mg、0.334mmol、1.0当量)を0℃で加え、混合物を室温で1時間撹拌した。残留物を、以下の条件で、逆フラッシュクロマトグラフィにより、精製し:カラム、C18シリカゲル;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:40mL/分;勾配:30分で0%B~20%B、10%B;波長:220nm、粗生成物を黄色固体として得た。粗生成物(70mg)を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%TFA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で15%B~30%B、30%B;波長:254nm;RT1(分):6.7)、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-{4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボニル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(6.0mg、3%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):498[M+H]+。
(実施例95)
化合物94
4-メトキシ-1-ベンゾフラン-2-カルボン酸(70.0mg、0.361mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(165mg、0.433mmol、1.2当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(140mg、1.08mmol、3.0当量)のDMF(3mL)中混合物に、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(130mg、0.361mmol、1.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:12;Rf=0.4、検出:UV)によって精製し、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:Kinetex EVO prep C18、30×150、5μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:7分で18%B~43%B、43%B;波長:254nm;RT:5.18分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-メトキシ-1-ベンゾフラン-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(31.3mg、17%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ8.20-8.50(m,1H),7.35-7.50(m,2H),7.31(s,1H),7.18-7.23(m,1H),6.84(d,J=8.0Hz,1H),4.31-4.89(m,3H),4.10-4.30(m,2H),3.84-4.09(m,4H),3.50-3.83(m,1H),2.95-3.25(m,2H),2.55-2.82(m,2H),2.05-2.40(m,1H),1.45-2.02(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):498[M+H]+。
(実施例96)
化合物95
「*」で記されたキラル中心の絶対配置は暫定的に割り当てられたものである。
40mL容バイアルに、tert-ブチル(4S)-4-((1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(4g、9.38mmol、1.0当量)、4-メチルベンゼンスルホン酸(0.16g、0.94mmol、0.1当量)及びMeOH(40mL)を入れた。混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を、水(30mL)でクエンチした。溶液をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチル4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-ヒドロキシプロピル)-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(3.3g、粗)を灰白色半固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):387[M+H]+。
tert-ブチル4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-ヒドロキシプロピル)-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(3.3g、8.54mmol、1.0当量)のアセトン(33mL)中溶液に、5%重炭酸ナトリウム溶液(43mL、25.6mmol、3.0当量)及び2,2,6,6-テトラメチルピペリジノオキシ(0.27g、1.71mmol、0.2当量)を加えた。クロロシルナトリウム(2.22g、29.9mmol、3.5当量)を0℃で滴下して加えた。混合物を、室温で一晩撹拌し、反応物を水(30mL)でクエンチした。溶液をEt2O(2×50mL)で洗浄した。水溶液のpH値を塩酸(1mol/L)で2に調整した。溶液をEtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、(2S)-3-(1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(3.1g、73%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):401[M+H]+。
(2S)-3-(1-(tert-ブトキシカルボニル)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(3.1g、7.74mmol、1.0当量)のDCM(50mL)中溶液に、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン(0.47g、7.74mmol、1.0当量)、1-ヒドロキシベンゾトリゾール(1.05g、7.74mmol、1.0当量)、NMM(2.35g、23.2mmol、3.0当量)及びN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(1.63g、8.52mmol、1.1当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(30mL)でクエンチした。混合物をDCM(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:25)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(メトキシ(メチル)アミノ)-3-オキソプロピル)-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(1.9g、50%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):444[M+H]+。
Tert-ブチル4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(メトキシ(メチル)アミノ)-3-オキソプロピル)-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(1.9g)を、以下の勾配条件を使用して、分取SFCによって精製した:カラム:カラム:Lux 5um i-Cellulose-5、3*25cm、5μm;移動相A:CO2、移動相B:MeOH(0.1% 2M NH3-MeOH);流量:80mL/分;勾配:イソクラティック30%B;カラム温度(℃):35;背圧(bar):100;波長:220nm;RT1(分):3.82;RT2(分):5.33;試料溶媒:MeOH-----分取用;注入量:0.7mL;実施回数:23。精製により、tert-ブチル(S*)-4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(メトキシ(メチル)アミノ)-3-オキソプロピル)-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(550mg)が灰白色固体として得られた。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ7.03-7.06(m,1H),4.64-4.67(m,1H),3.74(s,3H),3.12(s,3H),2.51-2.66(m,1H),1.98-2.06(m,2H),1.51-1.67(m,2H),1.42-1.46(m,12H),1.35-1.38(m,12H)。LC-MS(ESI,m/z):444[M+H]+。SFC(MeOH(1% 2M NH3-MeOH)、CHIRALPAK IF-3 3.0*50mm、3μm、Rt:0.594分、及びtert-ブチル(R*)-4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(メトキシ(メチル)アミノ)-3-オキソプロピル)-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(850mg)は灰白色固体として。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ7.14-7.17(m,1H),4.30-4.45(m,1H),3.72(s,3H),3.11(s,3H),2.51-2.62(m,1H),1.97-2.12(m,2H),1.35-1.53(m,26H)。LC-MS(ESI,m/z):444[M+H]+。SFC(MeOH(1% 2M NH3-MeOH)、CHIRALPAK IF-3 3.0*50mm、3μm、Rt:0.728分。
tert-ブチル(R*)-4-((S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(メトキシ(メチル)アミノ)-3-オキソプロピル)-2,2-ジメチル-5-オキソピロリジン-1-カルボキシレート(850mg、1.92mmol、1.0当量)のDCM(12mL)中溶液に、TFA(4mL)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(2S)-2-アミノ-3-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-N-メトキシ-N-メチルプロパンアミド(500mg、75%)を灰白色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):244[M+H]+。
(2S)-2-アミノ-3-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-N-メトキシ-N-メチルプロパンアミド(500mg、2.06mmol、1.0当量)のDCM(8mL)中溶液に、トリエチルアミン(1.04g、10.3mmol、5.0当量)及びジ-tert-ブチルジカーボネート(1.35g、6.17mmol、3.0当量)を加えた。混合物を、室温で一晩撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をDCM(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:25)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(1S)-2-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-1-[メトキシ(メチル)カルバモイル]エチル]カルバメート(650mg、68%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):344[M+H]+。
tert-ブチルN-[(1S)-2-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-1-[メトキシ(メチル)カルバモイル]エチル]カルバメート(400mg、1.165mmol、1.00当量)のTHF(6mL)中溶液に、水素化アルミニウムリチウム(79.8mg、2.1mmol、1.8当量)を加えた。この混合物を-10℃で1時間撹拌し、反応物を塩酸(1M)でクエンチした。混合物をEA(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチルN-[(2S)-1-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-3-オキソプロパン-2-イル]カルバメート(300mg、54%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):285[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-3-オキソプロパン-2-イル]カルバメート(300mg、1.06mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中溶液に、イソシアノシクロプロパン(142mg、2.11mmol、2.0当量)及びAcOH(190mg、3.17mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-1-(シクロプロピルカルバモイル)-3-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]プロピルアセテート(400mg、粗)を黄色油状物として得た。L CMS(ESI,m/z):412[M+H]+。
(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-1-(シクロプロピルカルバモイル)-3-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]プロピルアセテート(400mg、0.97mmol、1.0当量)のTHF(4mL)中溶液に、H2O(4mL)中のLiOH(70mg、2.92mmol、3.0当量)を0℃で加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、反応物を塩酸(2mL、2mol/L)でクエンチした。溶液をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:18)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(2S)-1-(シクロプロピルカルバモイル)-3-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]カルバメート(290mg、73%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):370[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-(シクロプロピルカルバモイル)-3-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]カルバメート(700mg、1.578mmol、1.00当量)のDCM(9mL)中溶液に、TFA(3mL)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-4-((R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル)-2-ヒドロキシブタンアミド(400mg、73%)を灰白色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):270[M+H]+。
(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-4-((R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル)-2-ヒドロキシブタンアミド(130mg、0.48mmol、1.0当量)のDMF(4mL)中溶液に、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(174mg、0.53mmol、1.1当量)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(437mg、3.38mmol、7.0当量)及びN,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(202mg、0.53mmol、1.1当量)を加えた。この混合物を0℃で1時間撹拌し、反応物を水(4mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM:MeOH(17:1)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-N-シクロプロピル-4-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-2-ヒドロキシブタンアミド(150mg、48%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):580[M+H]+。
(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-N-シクロプロピル-4-[(3S)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-2-ヒドロキシブタンアミド(140mg、0.24mmol、1.0当量)のDMSO(3mL)中溶液に、IBX(135mg、0.48mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で6時間撹拌し、反応物を重炭酸ナトリウム溶液(2mL)でクエンチした。溶液をEA(3×8mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:18)を用いる分取TLCによって精製し、(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-N-シクロプロピル-4-[(3R*)-5,5-ジメチル-2-オキソピロリジン-3-イル]-2-オキソブタンアミド(15.2mg、11%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):578[M+H]+。
(実施例97)
化合物96
(S)-2-アミノ-3-(1-(tert-ブトキシカルボニル)-1H-ピラゾール-3-イル)プロパン酸4(1.9g、7.45mmol、1.0当量)のMeOH(38mL)中溶液を、0℃に冷却し、NEt3(3.1mL、22.3mmol、3.0当量)及び(Boc)2O(3.25g、14.9mmol、2.0当量)を加えた。混合物を室温に加温し、室温で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(5~6%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(S)-3-(1-(tert-ブトキシカルボニル)-1H-ピラゾール-3-イル)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(2.5g、94%)を無色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):356[M+H]+。
(S)-3-(1-(tert-ブトキシカルボニル)-1H-ピラゾール-3-イル)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(50mg、0.141mmol、1.0当量)のDMF(0.5mL)中溶液を、0℃に冷却し、DEPBT(46mg、0.154mmol、1.1当量)、NEt3(0.060mL、0.433mmol、3.0当量)及びN,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(17mg、0.174mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温までゆっくりと加温した後、室温で5時間撹拌した。混合物を水(5mL)で希釈し、EA(3×15mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、溶離液としてPE中30%EAを用いるシリカゲル(4gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル(S)-3-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(メトキシ(メチル)アミノ)-3-オキソプロピル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート(20mg、35%)を無色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):399[M+H]+。
tert-ブチル(S)-3-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(メトキシ(メチル)アミノ)-3-オキソプロピル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート(1.1g、2.76mmol、1.0当量)のDCM(13mL)中溶液を-78℃まで冷却し、ヘキサン中1M DIBAL-H(6.9mL、6.90mmol、2.5当量)を加えた。この混合物を-78℃で4時間撹拌した。反応物を、-40℃のMeOH(15mL)を加えることによってクエンチした。混合物を室温まで加温した。この混合物を、DCM中10% MeOH(100mL)で希釈し、セライトに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、tert-ブチル(S)-3-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-オキソプロピル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート(800mg、85%)を灰白色固体として得た。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ9.68(s,1H),7.97(s,1H),6.23(s,1H),5.62(brs 1H),4.48(brs,1H),3.50-3.60(m,1H),2.60-2.62(m,1H),1.45(s,18H)。
tert-ブチル(S)-3-(2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-オキソプロピル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート(600mg、1.77mmol、1.0当量)のDCM(50mL)中溶液を0℃に冷却し、ベンジルイソシアニド(0.258mL、2.12mmol、1.2当量)及び酢酸(0.300mL、5.30mmol、3当量)を加えた。混合物を室温で8時間撹拌した。混合物をDCM(100mL)で希釈し、飽和NaHCO3(20mL)で洗浄した。相を分離した。有機相をブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(3~5%)の勾配を用いるシリカゲル(12gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル3-((2S)-3-アセトキシ-4-(ベンジルアミノ)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-4-オキソブチル)-1H-ピラゾール-1-カルボキシレート及び1つのBoc保護基の除去によって得られた化合物の混合物を得た(580mg)。この混合物をMeOH(15mL)に溶解した。0℃に冷却した後、K2CO3を加えた(176mg、1.28mmol、1.2当量)。この混合物を室温で4時間撹拌した後、減圧下で濃縮した(rotavapor浴温度は室温)。この混合物をDCM中10% MeOH(50mL)中に取り、濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、tert-ブチル((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(1H-ピラゾール-3-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(400mg、79%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):375[M+H]+。
tert-ブチル((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(1H-ピラゾール-3-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(400mg、1.07mmol、1.0当量)のEA(4mL)及びDCM(4mL)中溶液を、0℃に冷却した。ジオキサン中4N HCl(2.14mL、8.54mmol、8.0当量)を加えた。混合物を室温で24時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残留物をジエチルエーテルでトリチュレートし、((3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-(1H-ピラゾール-3-イル)ブタンアミド塩酸塩(350mg、粗)を淡褐色固体として得た。
((3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-(1H-ピラゾール-3-イル)ブタンアミド塩酸塩(300mg、0.967mmol、1.0当量)及び(S)-5-(1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸(384mg、1.35mmol、1.4当量、実施例3の(1S,3aR,6aS)-2-(1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸に関する記載と同様の方法で調製)のDMF(5mL)中溶液を、0℃に冷却した。DEPBT(404mg、1.35mmol、1.4当量)及びNEt3(0.401mL、2.89mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を室温までゆっくりと加温した後、室温で5時間撹拌した。この混合物を冷水(20mL)で希釈し、EA(3×50mL)で抽出した。有機相を合わせ、水(20mL)及びブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(2~4%)の勾配を用いるシリカゲル(12gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(6S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(1H-ピラゾール-3-イル)ブタン-2-イル)-5-(1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(170mg、32%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):541[M+H]+。
(6S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(1H-ピラゾール-3-イル)ブタン-2-イル)-5-(1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(170mg、0.314mmol、1.0当量)のDMSO(9mL)中溶液に、IBX(352mg、1.26mmol、4.0当量)を加え、混合物を室温で5時間撹拌した。この混合物を冷水(20mL)で希釈した。得られた固体を濾過によって回収し、分取HPLC(カラム:HICHROM 5 C18、21.2×250mm 5μm;移動相A:水中10mM NH4HCO3、移動相B:ACN;流量:17mL/分;勾配:8分で20%B~70%B)によって精製し、(S)-N-((S)-4-(ベンジルアミノ)-3,4-ジオキソ-1-(1H-ピラゾール-3-イル)ブタン-2-イル)-5-(1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(36mg、21%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(500MHz,363K,DMSO-d6)δppm 12.30(br s,1H),11.18(s,1H),8.70-8.82(m,1H),7.90-8.20(m,1H),7.55-7.65(m,1H),7.40-7.50(m,2H),7.10-7.30(m,6H),6.98-7.08(m,1H),6.80-6.92(m,1H),5.90-6.12(m,1H),5.25(brs,1H),4.85(brs,1H),4.20-4.40(m,2H),3.60-3.90(m,2H),3.00-3.20(m,2H),2.10-2.30(m,1H),1.70-1.90(m,1H),0.52-0.72(m,4H)。LCMS(ESI,m/z):539[M+H]+。
(実施例98)
化合物97
(S)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸(2.0g、11.3mmol、1.0当量)及びNaHCO3(1.90g、22.6mmol、2.0当量)のジオキサン(20mL)及び水(10mL)中溶液を、0℃に冷却した。(Boc)2O(2.7g、12.4mmol、1.1当量)を加えた。この混合物を室温で16時間撹拌した後、減圧下で濃縮し、有機溶媒を除去した。残留物を水(10mL)で希釈し、DCM(5×20mL)で抽出した。有機相を合わせ、ブライン(3×15mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮して、(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸(2.0g、64%)を灰白色固体(2g、64%)として得た。LCMS(ESI,m/z):278[M+H]+。
(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸(500mg、1.81mmol、1.0当量)のDMF(5mL)中溶液を、0℃に冷却した。EDC・HCl(689mg、3.61mmol、2.0当量)、HOAt(245mg、1.81mmol、1.0当量)及びNEt3(0.753mL、5.4mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌した。(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタンアミド塩酸塩(548g、1.99mmol、1.1当量)を加え、混合物を室温で16時間撹拌した。この混合物を水(20mL)で希釈し、EtOAc(5×20mL)で抽出した。有機相を合わせて、ブライン(30mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ACN中0.1%TFA水溶液(30~40%)の勾配を用いるC18(12gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル(3S)-3-(((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート(210mg、58%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):499[M-H]-。
tert-ブチル(3S)-3-(((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-カルボキシレート(200mg、0.400mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中溶液に、TFA(2mL)を加えた。この混合物を室温で5時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、ジエチルエーテルと共蒸発させて、(3S)-N-((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミドTFA塩(150mg、93%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):401[M+H]+。
4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(150mg、0.375mmol、1.0当量)のDMF(10mL)中溶液を、0℃に冷却した。EDC・HCl(143mg、0.746mmol、2.0当量)、HOAt(51mg、0.375mmol、1.0当量)及びNEt3(0.156mL、1.125mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌した。(3S)-N-((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミドTFA塩(200mg、0.687mmol、1.0当量)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を水(10mL)で希釈し、EA(2×10mL)で抽出した。有機相を合わせて、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ACN中0.1%TFA水溶液(30~40%)の勾配を用いるC18(12gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(3S)-N-((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド(80mg、32%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):574[M+H]+。
(3S)-N-((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド(70mg、0.122mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中溶液に、NaHCO3(12mg、0.146mmol、1.2当量)及びDess-Martinペルヨージナン(62mg、0.146mmol、1.2当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、セライトに通して濾過した。濾液を、飽和Na2S2O3(3×5mL)、飽和NaHCO3(3×5mL)、及びブライン(3×5mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィ、及び分取HPLC(カラム:X-SELECT-C18、19×250mm 5μm;移動相A:水中10mM NH4HCO3、移動相B:ACN;流量:17mL/分;勾配:10分で20%B~65%B)によって精製し、(S)-N-((S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボキサミド(40mg、57%)を灰白色固体として得た。1H NMR(500MHz,373K,DMSO-d6)δppm 11.26(s,1H),8.35(d,2H),7.05-7.29(m,7H),6.92(s,1H),6.51(d,1H),5.22(s,1H),5.04-5.08(m,1H),4.83-4.89(m,2H),3.88(s,3H),3.18-3.21(m,2H),3.07-3.10(m,2H),2.68(d,1H),2.01-2.04(m,1H),1.86-1.89(m,2H),1.56-1.61(m,2H),0.55-0.62(m,4H)。LCMS(ESI,m/z):572[M+H]+。
(実施例99)
化合物98
化合物98は、4-ビニル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボン酸塩酸塩を(S)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸の代わりに用いて、化合物97に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):548[M+H]+。
4-ビニル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボン酸塩酸塩:メチル2-ベンゾイル-4-(ヒドロキシメチル)-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボキシレート(Cox et al.,ACS Med.Chem.Lett.(2020)11(6):1185-1190)(1.5g、5.45mmol、1.0当量)のDCM(50mL)中溶液を、0℃に冷却した。Dess-Martinペルヨージナン(4.6g、10.90mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を6時間還流した。室温まで冷却した後、混合物をDCM中10% MeOH(50mL)で希釈し、セライトに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(6~8%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、メチル2-ベンゾイル-4-ホルミル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボキシレート(1.2g、80%)を白色発泡体として得た。
メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(6.3g、17.6mmol、4.0当量)のTHF(40mL)中懸濁液を、0℃に冷却した。ヘキサン中1.6M n-BuLi(9.6mL、15.4mmol、3.5当量)を加え、混合物0℃で40分間撹拌した。-78℃に冷却した後、メチル2-ベンゾイル-4-ホルミル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボキシレート(1.2g、4.39mmol、1.0当量)のTHF(40mL)中溶液を加えた。この混合物を-78℃で1時間撹拌した後、室温まで2時間かけてゆっくりと加温した。この混合物を室温で1時間撹拌した。反応物を、飽和NaHCO3(50mL)、及び水(20mL)の添加によってクエンチした。混合物をEA(3×100mL)で抽出した。有機相を合わせて、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(2~3%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、メチル2-ベンゾイル-4-ビニル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボキシレート(300mg、25%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):272[M+H]+。
メチル2-ベンゾイル-4-ビニル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボキシレート(300mg、1.10mmol、1.0当量)の6M HCl(6.0mL、36.0mmol)中混合物を、密封管内で100℃にて6時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物をDCM(3×5mL)で抽出した。水性層を減圧下で濃縮して、4-ビニル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボン酸塩酸塩(180mg、86%)を淡褐色固体として得た。
(実施例100)
化合物99
化合物99は、(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸を(S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸の代わりに用いて、化合物31Aに関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):609[M+H]+。
(実施例101)
化合物100
化合物14A(400mg、0.857mmol、1.0当量)のDCM(10mL)中溶液に、AcOH(0.160mL、2.57mmol、3.0当量)及び1-イソシアノ-2-メトキシエタン(109mg、1.28mmol、1.5当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物をEA(50mL)で希釈し、飽和NaHCO3(20mL)で洗浄した。相を分離した。有機相をブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(3S)-3-((1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド)-1-((2-メトキシエチル)アミノ)-1-オキソ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イルアセテート(350mg、66%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):612[M+H]+。
(3S)-3-((1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド)-1-((2-メトキシエチル)アミノ)-1-オキソ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イルアセテート(350mg、0.572mmol、1.0当量)のTHF(6mL)及び水(6mL)中溶液を、0℃に冷却した。LiOH(48mg、1.14mmol、2.0当量)を加え、混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を水(10mL)で希釈し、DCM中10% MeOH(2×10mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-3-ヒドロキシ-4-((2-メトキシエチル)アミノ)-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(300mg、92%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):570[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-3-ヒドロキシ-4-((2-メトキシエチル)アミノ)-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(270mg、0.474mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中撹拌混合物に、Dess-Martinペルヨージナン(301mg、0.710mmol、1.5当量)を加えた。この混合物を室温で3時間撹拌した。この混合物をDCM(15mL)で希釈し、セライトに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残留物を、分取HPLC(カラム:X-SELECT-C18、19×250mm 5μm;移動相A:水中10mM NH4HCO3、移動相B:ACN;流量:17mL/分;勾配:8分で10%B~60%B)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-4-((2-メトキシエチル)アミノ)-3,4-ジオキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(55mg、20%)を灰白色固体として得た。1H NMR(500MHz,363K,DMSO-d6)δppm 11.15(s,1H),8.41(s,1H),8.21(s,1H),7.25(s,1H),7.02-7.10(m,2H),6.85(s,1H),6.48(d,1H),4.95(s,1H),4.62(s,1H),3.98(s,1H),3.86(s,3H),3.69(d,1H),3.39-3.42(m,2H),3.27-3.30(m,2H),3.23(s,3H),3.08-3.12(m,1H),2.62-2.75(m,2H),2.42-2.48(m,2H),1.80-1.98(m,4H),1.57-1.70(m,5H),1.45-1.52(m,1H)。LCMS(ESI,m/z):568[M+H]+。
(実施例102)
化合物101
化合物101は、((2-イソシアノエトキシ)メチル)ベンゼンを1-イソシアノ-2-メトキシエタンの代わりに用いて、化合物100に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):644[M+H]+。
((2-イソシアノエトキシ)メチル)ベンゼン:2-(ベンジルオキシ)エタン-1-アミン(2.0g、23.0mmol、1.0当量)のオルトギ酸トリエチル(2.45mL、29.9mmol、1.3当量)中溶液を、60℃で一晩加熱した。室温まで冷却した後、混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(40gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、N-(2-(ベンジルオキシ)エチル)ホルムアミド(2.0g、84%)を淡褐色液体として得た。LCMS(ESI,m/z):180[M+H]+。
N-(2-(ベンジルオキシ)エチル)ホルムアミド(1.67g、9.32mmol、1.0当量)のDCM(20mL)中溶液に、PPh3(2.68g、10.3mmol、3.0当量)、CCl4(0.890mL、9.33mmol、3.0当量)及びNEt3(1.3mL、9.33mmol、1.0当量)を加えた。混合物を45℃で一晩加熱した。室温まで冷却した後、混合物を減圧下で濃縮した。残留物をEt2O(20mL)に取った。固体を濾過し、濾液を濃縮した。残留物を、PE中EA(20~40%)の勾配を用いるシリカゲル(40gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、((2-イソシアノエトキシ)メチル)ベンゼン(1.0g、66%)を淡褐色液体として得た。LCMS(ESI,m/z):162[M+H]+。
(実施例103)
化合物102
化合物102は、(S)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-1-カルボン酸を(S)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸の代わりに用いて、化合物97に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):572[M+H]+。
(実施例104)
化合物103
化合物103は、(S)-3-イソシアノテトラヒドロフランを((2-イソシアノエトキシ)メチル)ベンゼンの代わりに用いて、化合物101に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):580[M+H]+。
(S)-3-イソシアノテトラヒドロフランは、(S)-テトラヒドロフラン-3-アミンを2-(ベンジルオキシ)エタン-1-アミンを用いて、((2-イソシアノエトキシ)メチル)ベンゼンに関する記載と同様に調製した。
(実施例105)
化合物104
化合物104は、4-イソシアノテトラヒドロ-2H-ピランを((2-イソシアノエトキシ)メチル)ベンゼンの代わりに用いて、化合物101に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):594[M+H]+。
4-イソシアノテトラヒドロ-2H-ピランは、テトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミンを2-(ベンジルオキシ)エタン-1-アミンを用いて、((2-イソシアノエトキシ)メチル)ベンゼンに関する記載と同様に調製した。
(実施例106)
化合物105
化合物105は、(R)-3-イソシアノテトラヒドロフランを((2-イソシアノエトキシ)メチル)ベンゼンの代わりに用いて、化合物101に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):580[M+H]+。
(R)-3-イソシアノテトラヒドロフランは、(R)-テトラヒドロフラン-3-アミンを2-(ベンジルオキシ)エタン-1-アミンを用いて、((2-イソシアノエトキシ)メチル)ベンゼンに関する記載と同様に調製した。
(実施例107)
化合物106
化合物106は、(S)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-1-カルボン酸を(S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸の代わりに用いて、化合物31に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):519[M+H]+。
(実施例108)
化合物107
化合物101(120mg、0.180mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中溶液に、DDQ(103mg、0.452mmol、1.5当量)を加えた。この混合物を室温で16時間撹拌した。この混合物をセライトに通して濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物を、分取HPLC(カラム:X-SELECT-C18、19×250mm 5μm;移動相A:水中10mM NH4HCO3、移動相B:ACN;流量:17mL/分;勾配:8分で20%B~60%B)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-((2-ヒドロキシエチル)アミノ)-3,4-ジオキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(23mg、18%)を灰白色固体として得た。1H NMR(500MHz,363K,DMSO-d6)δppm 11.10(s,1H),8.12-8.40(m,1H),7.25-7.67(m,2H),7.01-7.10(m,2H),6.85(s,1H),6.48(t,1H),4.95-5.08(m,1H),4.60-4.68(m,1H),4.34-4.38(m,1H),3.90-3.95(m,1H),3.86(s,3H),3.60-3.70(m,1H),3.45-3.49(m,2H),3.19-3.23(m,1H),3.10-3.19(m,1H),2.61-2.66(m,2H),2.40-2.45(m,1H),1.46-2.33(m,11H)。LCMS(ESI,m/z):554[M+H]+。
(実施例109)
化合物108
ナトリウムメタノレート(1.94g、10.8mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(5mL)中溶液を、-10に冷却した。2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-7-カルバルデヒド(400mg、2.70mmol、1.0当量)、及びエチルプロピオネート(1.10g、10.8mmol、4.0当量)のMeOH(10mL)中混合物を、上記溶液に1.5時間かけて滴下して加えた。この混合物を-10℃で3時間撹拌し、氷水(100mL)に注いで、エチルエーテル(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をEA(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(4g)を用いてスラリーを作製し、EAを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製しEA:PE(30分かけて0%~30%)で溶出した。回収した画分:7%~8%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル2-アジド-3-(2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-7-イル)プロパ-2-エノエート(240mg、36%)を淡黄色固体として得た。
2-アジド-3-(2,3-ジヒドロ-1-ベンゾフラン-7-イル)プロパ-2-エン酸(240mg、1.03mmol、1.0当量)のM-キシレン(15mL)中溶液を、120℃、窒素雰囲気下で2時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮した。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーを作製し、ジクロロメタンを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製しEA:PE(30分かけて0%~30%)で溶出した。回収した画分:10%~11%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル2H,3H,6H-フロ[2,3-e]インドール-7-カルボキシレート(105mg、43%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.91(s,1H),7.16-7.19(m,1H),7.00-6.91(m,2H),4.66(t,J=8.0Hz,2H),3.87(s,3H),3.23(t,J=10.0Hz,2H)。LC-MS(ESI,m/z):218[M+H]+。
メチル2H,3H,6H-フロ[2,3-e]インドール-7-カルボキシレート(105mg、0.483mmol、1.0当量)のTHF(2mL)及びH2O(2mL)中撹拌混合物に、水素化リチウム(57.8mg、2.41mmol、5.0当量)を室温で加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、次いで、水(20mL)で希釈した。混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、2H,3H,6H-フロ[2,3-e]インドール-7-カルボン酸(90mg、粗)を白色固体として得た1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.95(s,1H),11.72(s,1H),7.12(d,J=8.0Hz,1H),6.87-6.97(m,2H),4.65(t,J=8.0Hz,2H),3.22(t,J=8.0Hz,2H)/LC-MS(ESI,m/z):204[M+H]+。
2H,3H,6H-フロ[2,3-e]インドール-7-カルボン酸(68.3mg、0.337mmol、1.1当量)、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(110mg、0.306mmol、1.0当量)、及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(139mg、0.367mmol、1.2当量)のDMF(3mL)中溶液に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(118mg、0.918mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(30mL)でクエンチした。混合物を、ジクロロメタンで抽出(3×30mL)した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、以下の条件で、分取HPLCによって精製し(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、30*150mm、5μm;移動相A:水(0.1%TFA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:7分で20%B~42%B、42%B;波長:254nm;RT1(分):5.63)、(1S,3aR,6aS)-2-{2H,3H,6H-フロ[2,3-e]インドール-7-カルボニル}-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(25.7mg、15%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):509[M+H]+。
(実施例110)
化合物109A及び化合物109B
tert-ブチルN-[(1S)-3-クロロ-2-オキソ-1-[[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]メチル]プロピル]カルバメート(1.04g、3.41mmol、1.0当量)及びCsF(930mg、6.14mmol、1.8当量)の無水DMF(35mL)中混合物に、窒素をパージした。安息香酸(430mg、3.48mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を65℃で3時間加熱した後、室温で一晩維持した。混合物を水で希釈し、DCMで抽出(2×)した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(0~5%)の勾配を用いるシリカゲル(80gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、[(3S)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブチル]ベンゾエート(1.12g、84%)を油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):291[M+2H-Boc]+。
0℃に冷却した[(3S)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブチル]ベンゾエート(3.40g、8.71mmol、1.0当量)のTHF(140mL)中溶液に、THF中2.4M LiAlH4(7.3mL、17.4mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を0℃で2時間撹拌した。混合物をEA(250mL)で希釈し、硫酸ナトリウム十水和物を加えた(70g)。得られた懸濁液を室温で一晩激しく撹拌した。固体を濾別し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~20%)の勾配を用いるシリカゲル(40gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチルN-[(1S)-2,3-ジヒドロキシ-1-[[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]メチル]プロピル]カルバメート(1.79g、71%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):189[M+2H-Boc]+。
tert-ブチルN-[(1S)-2,3-ジヒドロキシ-1-[[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]メチル]プロピル]カルバメート(0.895g、3.10mmol、1.0当量)及びTEMPO(0.025g、0.155mmol、0.05当量)のトルエン(15.5mL)及び0.1Mリン酸ナトリウムpH6.8緩衝液(2.2mL)中混合物に、水中3.5M亜塩素酸ナトリウム(4.43mL、15.5mmol、5.0当量)及び希釈漂白剤(3.01mL、水溶液中に14% Cl2を含有する10×工業用市販漂白剤を希釈することにより調製)を、シリンジポンプを使用して1時間かけて加えた。この混合物を室温で11時間撹拌した後、50℃で11時間加熱した。TEMPO(0.025g、0.155mmol、0.05当量)及び希釈漂白剤(3.01mL)を加え、50℃での加熱を36時間維持した。室温まで冷却した後、混合物を水で希釈し、pH~2~3まで1N HClで酸性化し、DCM中10% tBuOH(10×50mL)で抽出した。有機相を合わせ、MgSO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮して、(3S)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン酸(938mg、粗)をベージュ色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):301[M-H]-。
(3S)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン酸(930mg、3.08mmol、1.0当量)のDMF(17mL)中溶液に、K2CO3(595mg、4.31mmol、1.4当量)及びヨードメタン(0.34mL、5.54mmol、1.8当量)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を水で希釈し、pH~5~6まで1N HClで酸性化し、DCMで抽出(2×)した。有機相を合わせ、MgSO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(0~10%)の勾配を用いるシリカゲル(80gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、メチル(3S)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタノエート(596mg、61%)をベージュ色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):217[M+H-Boc]+。
メチル(3S)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタノエート(190mg、0.606mmol、1.0当量)のDCM(6mL)中溶液に、ジオキサン中4N HCl(1.5mL、6.00mmol、10.0当量)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した後、減圧下で濃縮して、メチル(3S)-3-アミノ-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタノエート塩酸塩を定量的に得た。
(3S,3aS,6aR)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-3-カルボン酸(680mg、2.07mmol、1.0当量)及びメチル(3S)-3-アミノ-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタノエート塩酸塩(471mg、1.86mmol、0.9当量)のDMF(17mL)中溶液に、EDC・HCl(802mg、4.14mmol;2.0当量)、HOAt(291mg、2.07mmol、1.0当量)及びNEt3(1.44mL、10.4mmol、5.0当量)を加えた。この混合物を室温で24時間撹拌した。混合物を水で希釈し、DCM中10% tBuOHで抽出(2×)した。有機相を合わせ、MgSO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(0~10%)の勾配を用いるシリカゲル(40gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、メチル(3S)-3-[[(3S,3aS,6aR)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-3-カルボニル]アミノ]-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタノエート(860mg、79%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):527[M+H]+。
-5℃に冷却したメチル(3S)-3-[[(3S,3aS,6aR)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-3-カルボニル]アミノ]-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタノエート(860mg、1.63mmol、1.0当量)のMeOH(9mL)及びTHF(9mL)中溶液に、NaOH(261mg、6.53mmol、4.0当量)の水(9mL)中冷却溶液を滴下して加えた。この混合物を-5℃で2時間撹拌した。1N HClをpH~2~3まで加えることによって、混合物を-5℃で中和した。この混合物を、DCM中10% tBuOHで抽出(2×)した。有機相を合わせ、MgSO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮して、(3S)-3-[[(3S,3aS,6aR)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-3-カルボニル]アミノ]-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン酸を白色固体として定量的に得た。LCMS(ESI,m/z):513[M+H]+。
(3S)-3-[[(3S,3aS,6aR)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-3-カルボニル]アミノ]-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン酸(90mg、0.180mmol、1.0当量)、HATU(80mg、0.211mmol、1.2当量)及びNEt3(0.074mL、0.527mmol、3.0当量)のDMF(1.5mL)中混合物を、室温で5分間撹拌した。N-ベンジルメチルアミン(0.050mL、0.351mmol、2.0当量)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をDCMで希釈し、飽和NaHCO3で洗浄した。相を分離した。有機相を水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(0~7%)の勾配を用いるシリカゲル(12gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(3S,3aS,6aR)-N-[(1S)-3-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]メチル]プロピル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-3-カルボキサミド(64mg、59%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):616[M+H]+。
(3S,3aS,6aR)-N-[(1S)-3-[ベンジル(メチル)アミノ]-2-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]メチル]プロピル]-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-3,3a,4,5,6,6a-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-3-カルボキサミド(64mg、0.104mmol、1.0当量)のDMSO(3mL)中溶液に、IBX(58mg、0.208mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で4時間撹拌した。IBX(31mg、0.111mmol、1.1当量)を加えた。室温で16時間後、2回目のIBX(31mg、0.111mmol、1.1当量)を加えた。この混合物を室温で4時間撹拌した。混合物を飽和NaHCO3で希釈し、DCM中10% tBuOHで抽出(2×)した。有機相を合わせ、MgSO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物をEAに溶解し、飽和NaHCO3で洗浄した。相を分離した。有機相を水で洗浄し、MgSO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(0~7%)の勾配を用いるシリカゲル(12gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、2つのアトロプ異性体を得た。109A(8mg、12%)を白色固体として、109B(11mg、16%)を白色固体として。109A:LC-MS(ESI,m/z):614[M+H]+。109B:LC-MS(ESI,m/z):614[M+H]+。
(実施例111)
化合物110
化合物110は、THF中2MジメチルアミンをN-ベンジルメチルアミンの代わりに用いて、化合物109Aに関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):538[M+H]+。
(実施例112)
化合物111
0℃に冷却した(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸(3.5g、13.2mmol、1.0当量)のDMF(35mL)中溶液に、BOP(8.7g、19.7mmol、1.5当量)及びNEt3(5.3mL、39.5mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌し、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.9g、19.7mmol、1.5当量)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を水(50mL)で希釈し、EA(2×100mL)で抽出した。有機相を合わせて、水(3×100mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(40~50%)の勾配を用いるシリカゲル(80gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル(S)-(1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(2.5g、61%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):310[M+H]+。
-78℃に冷却したtert-ブチル(S)-(1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(1.0g、0.324mmol、1.0当量)のTHF(20mL)中溶液に、ヘキサン中1M DIBAL(0.647mL、0.647mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を-78℃で2時間撹拌した。室温まで加温した後、反応物を、飽和NH4Cl(20mL)を加えることによってクエンチした。相を分離した。水相をDCM(2×50mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(S)-(1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(1.5g、粗)を灰白色固体として得た。
0℃に冷却したtert-ブチル(S)-(1-オキソ-3-(ピリジン-3-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(650mg、2.60mmol、1.0当量)のDCM(10mL)に、ベンジルイソシアニド(0.37mL、3.12mmol、1.2当量)及び酢酸(0.46mL、7.80mmol、3.0当量)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を水(30mL)で希釈し、DCM(2×50mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(20~30%)の勾配を用いるシリカゲル(40gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(3S)-1-(ベンジルアミノ)-3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-1-オキソ-4-(ピリジン-3-イル)ブタン-2-イルアセテート(600mg、54%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):428[M+H]+。
0℃に冷却した(3S)-1-(ベンジルアミノ)-3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-1-オキソ-4-(ピリジン-3-イル)ブタン-2-イルアセテート(500mg、0.160mmol、1.0当量)のTHF(6mL)及び水(2mL)中撹拌溶液に、LiOH(7mg、0.320mmol、2.0当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を水(250mL)で希釈し、DCM(2×250mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(40~50%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(ピリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(300mg、48%)を得た。LC-MS(ESI,m/z):386[M+H]+。
0℃に冷却したtert-ブチル((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(ピリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(500mg、0.160mmol、1.0当量)のジオキサン(2mL)中撹拌溶液に、ジオキサン中4N HCl(0.200mL、0.800mmol、5.0当量)を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌し、減圧下で濃縮して、(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-(ピリジン-3-イル)ブタンアミドジヒドロクロリド(450mg)を油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):286[M+H]+。
0℃に冷却した(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-(ピリジン-3-イル)ブタンアミドジヒドロクロリド(650mg、1.72mmol、1.0当量)のDMF(10mL)中溶液に、(S)-5-(tert-ブトキシカルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボン酸(621mg、2.57mmol、1.5当量)、DEPBT(565mg、1.89mmol、1.1当量)及びNEt3(0.7mL、5.16mmol、3.0当量)を加えた。反応混合物0℃で30分間撹拌し、室温まで加温して、室温で16時間撹拌した。反応混合物を水(50mL)で希釈し、EA(2×150mL)で抽出した。有機相を合わせて、水(3×50mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(40~50%)の勾配を用いるシリカゲル(120gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル(6S)-6-(((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(ピリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-カルボキシレート(400mg、46%)を白色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):509[M+H]+。
0℃に冷却したtert-ブチル(6S)-6-(((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(ピリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-カルボキシレート(300mg、0.588mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中溶液に、TFA(336mg、2.95mmol、5.0当量)を加え、反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、TFA塩形態下の(6S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(ピリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(250mg、粗)を油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):409[M+H]+。
(6S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(ピリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(240mg、0.588mmol、1.0当量、TFA塩)のDMF(5mL)中溶液に、1H-インドール-2-カルボン酸(104mg、0.647mmol、1.1当量)、DEPBT(193mg、0.647mmol、1.1当量)及びNEt3(0.24mL、1.76mmol、3.0当量)を加えた。反応混合物0℃で30分間撹拌し、室温まで加温して、室温で16時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で希釈し、EA(3×20mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(40~50%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(6S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(ピリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-5-(1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(200mg、62%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):552[M+H]+。
(6S)-N-((2S)-4-(ベンジルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(ピリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-5-(1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(150mg、0.272mmol、1.0当量)のDMSO(3mL)中溶液に、IBX(144mg、1.63mmol、6.0当量)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物をH2O(20mL)で希釈し、EA(3×20mL)で抽出した。有機相を合わせて、ブライン(10mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(30~50%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィ、及び分取HPLC(カラム:X-BRIDGE-C18、10×250mm、5um;移動相A:水中10mM NH4HCO3、移動相B:ACN;流量:17mL/分;勾配:8分で20%B~75%B)によって精製し、(S)-N-((S)-4-(ベンジルアミノ)-3,4-ジオキソ-1-(ピリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-5-(1H-インドール-2-カルボニル)-5-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-カルボキサミド(35mg、23%)を灰白色固体として得た。1H NMR(500MHz,364K,DMSO-d6)δppm 11.16(s,1H),8.81-8.84(m,1H),8.42(d,1H),8.36(t,1H),8.17(s,1H),7.58-7.61(t,2H),7.45(d,1H),7.12-7.30(m,7H),7.00-7.03(m,1H),6.82(s,1H),5.21-5.25(m,1H),4.80(d,1H),4.33(dd,2H),3.79-3.80(m,1H),3,69(s,1H),3.18(m,1H),2.96(m,1H),2.15(m,1H),1.63-1.79(dd,1H),0.61-0.50(m,4H)。LCMS(ESI,m/z):550[M+H]+。
(実施例113)
化合物112
化合物112は、(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(ピリジン-4-イル)プロパン酸を(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(ピリジン-3-イル)プロパン酸の代わりに用いて、化合物111に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):550[M+H]+。
(実施例114)
化合物113A及び化合物113B
「*」で記されたキラル中心は暫定的に割り当てられたものである。
0℃に冷却したメチル(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(4-クロロブタンアミド)プロパノエート(1.8g、5.59mmol、1.0当量、CAS[1629681-11-3])のDMF(20mL)中溶液に、NaH(246mg、6.14mmol、1.1当量)を加え、混合物を室温で16時間撹拌した。0℃に冷却した後、AcOH(2mL)及び水を加えることによって反応物をクエンチした。混合物をDCM中10%MeOH(2×50mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~5%)の勾配を用いるシリカゲル(40gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、メチル2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(2-オキソピロリジン-1-イル)プロパノエート(1.2g、75%)を淡黄色液体として得た。LCMS(ESI,m/z):287[M+H]+。
0℃に冷却したメチル2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-3-(2-オキソピロリジン-1-イル)プロパノエート(1.15g、4.02mmol、1.0当量)のTHF(15mL)中溶液に、THF中2M LiBH4(4.0mL、8.00mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した。0℃に冷却した後、冷水(20mL)を加えることによって反応物をクエンチした。混合物をDCM中10%MeOH(2×25mL)で抽出した。有機相を合わせて、ブライン(25mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(5~10%)の勾配を用いるシリカゲル(40gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル(1-ヒドロキシ-3-(2-オキソピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(750mg、72%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):259[M+H]+。
Tert-ブチル(1-ヒドロキシ-3-(2-オキソピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(700mg)を、以下の条件で、分取SFCによって精製した:カラム:Chiralpak IC、3*25cm、5μm;移動相A:CO2、移動相B:IPA;流量:60mL/分;勾配:イソクラティック30%B;カラム温度(℃):30;背圧(bar):100;波長:214nm;試料溶媒:IPA、ACN、DCM及びTHF(33mL);注入当たり量:39.5mg/注入;実施回数:20。精製により、tert-ブチル(S*)-(1-ヒドロキシ-3-(2-オキソピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(280mg)が灰白色固体として(Chiralpak IC 4.6*250mm、5μm、30℃。共溶媒:IPA、25%で15分間保持;Rt:5.56分)、及びtert-ブチル(R*)-(1-ヒドロキシ-3-(2-オキソピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(275mg)が灰白色固体として得られた(Chiralpak IC 4.6*250mm、5μm、30℃。共溶媒:IPA、25%で15分間保持;Rt:9.16分)。
tert-ブチル(S*)-(1-ヒドロキシ-3-(2-オキソピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(270mg、1.05mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中溶液に、Dess-Martinペルヨージナン(532mg、1.26mmol、1.2当量)を加え、反応混合物を室温で2時間撹拌した。AcOH(0.18mL、3.14mmol、3.0当量)及びイソシアノシクロプロパン(105mg、1.57mmol、1.5当量)を加え、反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物をDCM中10% MeOH(20mL)で希釈し、飽和NaHCO3(10mL)で洗浄した。相を分離した。有機相をブライン(10mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(3S*)-3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-1-(シクロプロピルアミノ)-1-オキソ-4-(2-オキソピロリジン-1-イル)ブタン-2-イルアセテート(355mg、89%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):384[M+H]+。
(3S*)-3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-1-(シクロプロピルアミノ)-1-オキソ-4-(2-オキソピロリジン-1-イル)ブタン-2-イルアセテート(330mg、0.861mmol、1.0当量)のTHF(5mL)及び水(5mL)中溶液に、LiOH(41mg、1.72mmol、2.0当量)を加え、混合物を室温で2時間撹拌した。この混合物を水(5mL)で希釈し、DCM中10% MeOH(2×10mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル((2S*)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(2-オキソピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(270mg、84%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):342[M+H]+。
0℃に冷却したtert-ブチル((2S*)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(2-オキソピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(260mg、0.762mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中撹拌溶液に、ジオキサン中4N HCl(0.70mL、2.80mmol、4.0当量)を加え、混合物を室温で撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、(3S*)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-(2-オキソピロリジン-1-イル)ブタンアミド塩酸塩(165mg、粗)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):242[M+H]+。
0℃に冷却した(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(160mg、0.487mmol、1.0当量)のDMF(4mL)中溶液に、EDC・HCl(186mg、0.974mmol、2.0当量)、HOAt(66mg、0.487mmol、1.0当量)及びNEt3(0.27mL、1.95mmol、4.0当量)を加えた。この混合物を室温で30分間撹拌した。(3S*)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-(2-オキソピロリジン-1-イル)ブタンアミド塩酸塩(162mg、0.585mmol、1.2当量)を加え、混合物を室温で16時間撹拌した。この混合物を水(10mL)で希釈し、DCM中10% MeOH(3×10mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((2S*)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(2-オキソピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(140mg、52%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):552[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-((2S*)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(2-オキソピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(130mg、0.235mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中溶液に、Dess-Martinペルヨージナン(150mg、0.353mmol、1.5当量)を加え、混合物を室温で2時間撹拌した。この混合物をDCM中10% MeOH(20mL)で希釈し、飽和Na2S2O3(5mL)で洗浄した。相を分離した。有機相を飽和NaHCO3(5mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取HPLC(カラム:X-SELECT-C18、19×150mm、5μm;移動相A:水中10mM NH4HCO3、移動相B:ACN;流量:17mL/分;勾配:8分で5%B~55%B)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((S*)-4-(シクロプロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-1-(2-オキソピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(50mg、39%)を灰白色固体として得た。1H NMR(500MHz,363K,DMSO-d6)δppm 11.18(s,1H),8.23~8.27(m,1H),8.11(br s,1H),7.03-7.11(m,2H),6.88(br s,1H),6.49(d,1H),5.13-5.16(m,1H),4.58-4.61(m,1H),4.01-4.09(m,1H),3.88(s,3H),3.70-3.74(m,1H),3.54-3.57(m,2H),3.31-3.34(m,2H),2.64-2.72(m,3H),2.08-2.12(m,2H),1.70-1.92(m,5H),1.48-1.59(m,3H),0.59-0.65(m,4H)。LCMS(ESI,m/z):550[M+H]+。
化合物113Bは、tert-ブチル(R*)-(1-ヒドロキシ-3-(2-オキソピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル)カルバメートをtert-ブチル(S*)-(1-ヒドロキシ-3-(2-オキソピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル)カルバメートの代わりに用いて、化合物113Aに関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):550[M+H]+。
(実施例115)
化合物114
化合物121は、(3S)-3-アミノ-2-ヒドロキシ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)ブタンアミド塩酸塩を(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩の代わりに用いて、化合物16に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):592[M+H]+。
(3S)-3-アミノ-2-ヒドロキシ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)ブタンアミド塩酸塩は、1,1,1-トリフルオロ-2-イソシアノエタンを(イソシアノメチル)ベンゼンの代わりに用いて、中間体1に関する記載と同様に調製した。
(実施例116)
化合物115
(S)-3-アミノ-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(11g、54.7mmol、1.5当量)のDCE(50mL)中溶液に、トルエン中2M AlMe3(36.4mL、72.8mmol、2.0当量)を滴下して加え、混合物を室温で40分間撹拌した。(S)-3-(ベンジルオキシ)ジヒドロフラン-2(3H)-オン(Liu et al.,Org.Lett.(2012)14(14):3648-3651)(7.0g、36.5mmol、1.0当量)のDCE(20mL)中溶液を加え、混合物を70℃で一晩加熱した。0℃に冷却した後、1N HClをpH~5まで加えることによって反応物をクエンチした。混合物を、セライトパッドを通して濾過した。固体をDCM中10%MeOH(3×50mL)で洗浄した。濾液の相を分離した。有機相を、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(S)-3-((S)-2-(ベンジルオキシ)-4-ヒドロキシブタンアミド)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(7.0g、48%)を淡褐色液体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 12.63(d,1H),7.95(br s,1H),7.16-7.35(m,5H),7.06(d,1H),4.54(d,1H),4.47(s,1H),4.34(d,1H),4.05-4.08(m,2H),3.86(s,1H),3.46(s,3H),1.66-1.75(m,2H),1.35(s,9H)。
0℃に冷却した(S)-3-((S)-2-(ベンジルオキシ)-4-ヒドロキシブタンアミド)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(7.0g、17.7mmol、1.0当量)のDCM(70mL)中溶液に、エーテル中0.5Mジアゾメタン(90mL、45.0mmol、2.5当量)を加えた。混合物を室温で5時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(80gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、メチル(S)-3-((S)-2-(ベンジルオキシ)-4-ヒドロキシブタンアミド)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノエート(7.0g、97%)を淡黄色液体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δppm 8.00-8.05(m,1H),7.36(d,1H),7.26-7.32(m,5H),4.53(d,1H),4.48(t,1H),4.34(d,1H),4.14(d,2H),3.83-3.87(m,1H),3.59(s,3H),3.41-3.49(m,3H),1.66-1.75(m,2H),1.36(s,9H)。
メチル(S)-3-((S)-2-(ベンジルオキシ)-4-ヒドロキシブタンアミド)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノエート(7.0g、17.1mmol、1.0当量)のDCM(70mL)中溶液に、トリフェニルホスフィン(6.7g、25.6mmol、1.5当量)及びCBr4(8.4g、25.6mmol、1.5当量)を一度に加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残留物を、PE中EA(40~60%)の勾配を用いるシリカゲル(80gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、メチル(S)-3-((S)-2-(ベンジルオキシ)-4-ブロモブタンアミド)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノエート(6.5g、81%)を淡褐色液体として得た。LCMS(ESI,m/z):473[M+H]+。
0℃に冷却したメチル(S)-3-((S)-2-(ベンジルオキシ)-4-ブロモブタンアミド)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノエート(2.0g、4.24mmol、1.0当量)のDMF(20mL)中溶液に、THF中1M EtMgBr(8.5mL、8.50mmol、2.0当量)を滴下して加え、混合物を室温で5時間撹拌した。0℃に冷却した後、氷:水(20mL)を加えることによって反応物をクエンチした。混合物をEA(2×20mL)で抽出した。有機相を合わせて、ブライン(2×20mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、PE中EA(50~70%)の勾配を用いるシリカゲル(40gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、メチル(S)-3-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノエート(1.3g、76%)を淡黄色液体として得た。LC-MS(ESI,m/z):337[M-tBu+2H]+。
0℃に冷却したメチル(S)-3-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-2-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノエート(1.3g、3.32mmol、1.0当量)のTHF(15mL)中溶液に、THF中2M LiBH4(3.3mL、6.60mmol、2.0当量)を滴下して加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した。0℃に冷却した後、氷:水(20mL)を加えることによって反応物をクエンチし、混合物をEA(2×20mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(40gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル((S)-1-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-3-ヒドロキシプロパン-2-イル)カルバメート(1.0g、83%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):365[M+H]+。
tert-ブチル((S)-1-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-3-ヒドロキシプロパン-2-イル)カルバメート(1.0g、2.76mmol、1.0当量)のDCM(10mL)中溶液に、Dess-Martinペルヨージナン(1.7g、4.14mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した。AcOH(0.49mL、8.28mmol、3.0当量)及びシクロプロピルイソシアニド(0.37mL、5.54mmol、2.0当量)を加え、混合物を室温で16時間撹拌した。この混合物をEA(20mL)で希釈し、飽和NaHCO3(20mL)で洗浄した。相を分離した。有機相をブライン(50mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(40gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(3S)-4-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-1-(シクロプロピルアミノ)-1-オキソブタン-2-イルアセテート(1.0g、77%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):490[M+H]+。
(3S)-4-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-1-(シクロプロピルアミノ)-1-オキソブタン-2-イルアセテート(1.0g、2.04mmol、1.0当量)のTHF(5mL)及び水(5mL)中溶液に、LiOH(94mg、4.08mmol、2.0当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を水(10mL)で希釈し、EA(2×10mL)で抽出した。有機相を合わせて、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル((2S)-1-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソブタン-2-イル)カルバメート(700mg、74%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):448[M+H]+。
0℃に冷却したtert-ブチル((2S)-1-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソブタン-2-イル)カルバメート(700mg、1.56mmol、1.0当量)のDCM(10mL)中溶液に、ジオキサン中4N HCl(1.56mL、6.26mmol、4.0当量)を加えた。この混合物を室温で16時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(3S)-3-アミノ-4-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシブタンアミド塩酸塩(500mg、粗)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):348[M+H]+。
0℃に冷却した(3S)-3-アミノ-4-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシブタンアミド塩酸塩(300mg、0.787mmol、1.0当量)及び(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(309mg、0.944mmol、1.2当量)のDMF(5mL)中溶液に、EDC・HCl(300mg、1.57mmol、2.0当量)、HOAt(107mg、0.787mmol、1.0当量)及びNEt3(0.33mL、2.36mmol、3.0当量)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を水(10mL)で希釈し、EA(2×10mL)で抽出した。有機相を合わせて、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-1-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(300mg、58%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):658[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-1-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(200mg、0.304mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中溶液に、Dess-Martinペルヨージナン(193mg、0.456mmol、1.5当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した。この混合物を飽和Na2S2O3(5mL)で洗浄し、相を分離した。有機相を飽和Na2S2O3(2×5mL)、飽和NaHCO3(3×5mL)、及びブライン(3×5mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-1-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-4-(シクロプロピルアミノ)-3,4-ジオキソブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(180mg、90%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):656[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-((S)-1-((S)-3-(ベンジルオキシ)-2-オキソピロリジン-1-イル)-4-(シクロプロピルアミノ)-3,4-ジオキソブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(150mg、0.133mmol、1.0当量)のMeOH(5mL)中溶液に、PdCl2(61mg、0.343mmol、1.5当量)を加えた。この混合物を室温、水素雰囲気で1時間撹拌した。この混合物をセライトに通して濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(12gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-(シクロプロピルアミノ)-1-((S)-3-ヒドロキシ-2-オキソピロリジン-1-イル)-3,4-ジオキソブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(100mg、77%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):566[M+H]+。
(実施例117)
化合物116A及び116B
「*」で記されたキラル中心の絶対配置は暫定的に割り当てられたものである。
メチル3-シアノプロパノエート(10g、88.4mmol、1.0当量)のEt2O(100mL)中溶液に、Ti(OiPr)4(5.03g、17.7mmol、0.2当量)を加えた。続いて、EtMgBr(194mL、THF中1M、194mmol、2.2当量)を、N2下で滴下して加えた。混合物を、室温で2時間撹拌し、反応物を水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×60mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、PE:MeOH(12:1)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-オン(8.5g、69%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):112[M+H]+。
250mL容の丸底フラスコに、4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-オン(8.5g、76.5mmol、1.0当量)、DCM(100mL)、ジ-tert-ブチルジカーボネート(26.7g、122mmol、1.6当量)、トリエチルアミン(0.77g、7.65mmol、0.1当量)及びDMAP(0.93g、7.65mmol、0.1当量)を入れた。得られた溶液を、40℃で一晩撹拌し、反応物を、水(70mL)でクエンチした。溶液をDCM(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(80mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:12)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-4-カルボキシレート(11g、58%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):212[M+H]+。
500mL容の丸底フラスコに、tert-ブチル5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-4-カルボキシレート(11g、52.1mmol、1.0当量)及びTHF(150mL)を入れた。溶液を-78℃に冷却し、LiHMDS(62.5mL、THF中1M、62.5mmol、1.2当量)を加えた。この混合物を-78℃で1時間撹拌し、tert-ブチル(4R)-4-ホルミル-2,2-ジメチル-1,3-オキサゾリジン-3-カルボキシレート(17.9g、78.1mmol、1.5当量)のTHF(50mL)中溶液をAr下で加えた。撹拌を-78℃で1時間継続した。反応物を、飽和塩化アンモニウム溶液(100mL)でクエンチした。溶液をEA(3×200mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:8)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル(4R)-4-((4-(tert-ブトキシカルボニル)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)(ヒドロキシ)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(19.7g、69%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):441[M+H]+。
500mL容の丸底フラスコに、tert-ブチル(4R)-4-((4-(tert-ブトキシカルボニル)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)(ヒドロキシ)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(19.7g、44.7mmol、1.0当量)、DCM(250mL)、トリエチルアミン(27.2g、268mmol、6.0当量)及びMsCl(20.5g、179mmol、4.0当量)を入れた。混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を、水(100mL)でクエンチした。溶液をDCM(4×150mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(4R)-4-((4-(tert-ブトキシカルボニル)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)((メチルスルホニル)オキシ)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(22g、粗)を橙色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):519[M+H]+。
500mL容の丸底フラスコに、tert-ブチル(4R)-4-((4-(tert-ブトキシカルボニル)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)((メチルスルホニル)オキシ)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(22g、42.4mmol、1.0当量)、DCM(200mL)、及びDBU(14.2g、93.3mmol、2.2当量)を入れた。混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を、水(80mL)でクエンチした。溶液をDCM(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(80mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:12)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル6-{[(4S)-3-(tert-ブトキシカルボニル)-2,2-ジメチル-1,3-オキサゾリジン-4-イル]メチリデン}-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-4-カルボキシレート(11.3g,57%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):423[M+H]+。
250mL容バイアルに、tert-ブチル6-{[(4S)-3-(tert-ブトキシカルボニル)-2,2-ジメチル-1,3-オキサゾリジン-4-イル]メチリデン}-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-4-カルボキシレート(11.3g、26.7mmol、1.0当量)、4-メチルベンゼンスルホン酸(5.53g、32.1mmol、1.2当量)及びMeOH(120mL)を入れた。この混合物を室温で一晩撹拌した後、減圧下で濃縮して、6-[(2S)-2-アミノ-3-ヒドロキシプロピリデン]-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-オン(5.8g、粗)を橙色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):183[M+H]+。
6-[(2S)-2-アミノ-3-ヒドロキシプロピリデン]-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-5-オン(5.8g、31.829mmol、1.00当量)のDCM(90mL)中溶液に、トリエチルアミン(25.8g、255mmol、8.0当量)及びジ-tert-ブチルジカーボネート(20.8g、95.5mmol、3.0当量)を加えた。混合物を、室温で一晩撹拌し、反応物を水(30mL)でクエンチした。この混合物をCDCl3:イソプロピルアルコール=3:1(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:25)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(6E)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イリデン]プロパン-2-イル]カルバメート(3.9g、39%)を黄褐色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):283[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イリデン]プロパン-2-イル]カルバメート(3.9g、13.8mmol、1.0当量)のTHF(30mL)及びMeOH(90mL)中溶液に、NiCl2・6H2O(23g、96.7mmol、7.0当量)を加えた。NaBH4(11g、290mmol、21.0当量)を、0℃にて何回かに分けて加えた。混合物を、室温で一晩撹拌し、反応物を水(30mL)でクエンチした。この混合物をCDCl3:イソプロピルアルコール=3:1(3×60mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeCN:H2O(4:1)を用いるC18カラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-{5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル}プロパン-2-イル]カルバメート(1.7g、39%)を黄褐色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):285[M+H]+。
Tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-{5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル}プロパン-2-イル]カルバメート(1.7g)を、以下の勾配条件を用いてSFCによって精製した:カラム:NB-Lux 5um i-Cellulose-5、2.12*25cm、5μm;移動相A:CO2、移動相B:MeOH(0.1% 2M NH3-MeOH);流量:100mL/分;勾配:イソクラティック25%B;カラム温度(℃):35;背圧(bar):100;波長:220nm;RT1(分):3.37;RT2(分):4.02;試料溶媒:MeOH--分取用;注入量:1mL;実施回数:40。精製により、590mgの最初に溶出するtert-ブチル((S)-1-ヒドロキシ-3-((R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)プロパン-2-イル)カルバメートを黄褐色固体として、640mgの最後に溶出するtert-ブチル((S)-1-ヒドロキシ-3-((S*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)プロパン-2-イル)カルバメートを黄褐色固体として得た。
tert-ブチル((S)-1-ヒドロキシ-3-((R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(540mg、1.9mmol、1.0当量)のDMSO(10mL)中溶液に、IBX(1.6g、5.7mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を重炭酸ナトリウム溶液(4mL)でクエンチした。この溶液をCDCl3:イソプロピルアルコール=3:1(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(6R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(480mg、粗)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):283[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(6R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(540mg、1.93mmol、1.0当量)のDCM(8mL)中溶液に、イソシアノシクロプロパン(257mg、3.83mmol、2.0当量)及びAcOH(345mg、5.74mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、(3S)-3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-1-(シクロプロピルアミノ)-1-オキソ-4-((R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)ブタン-2-イルアセテート(440mg、粗)を褐色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):410[M+H]+。
(3S)-3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-1-(シクロプロピルアミノ)-1-オキソ-4-((R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)ブタン-2-イルアセテート(440mg、1.08mmol、1.0当量)のTHF(6mL)中溶液に、H2O(6mL)中LiOH(129mg、5.38mmol、5.0当量)を0℃で加えた。この混合物を室温で2時間撹拌し、反応物を塩酸(4mL、2mol/L)でクエンチした。溶液をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:18)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(320mg、73%)を黄褐色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):368[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-(シクロプロピルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(6R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(300mg、0.82mmol、1.0当量)の塩酸(6mL、ジオキサン中4mol/L)中溶液を、室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(6R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ブタンアミド(220mg、粗)を褐色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):268[M+H]+。
(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(6R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ブタンアミド(200mg、0.75mmol、1.0当量)のDMF(4mL)中溶液に、(1S,3aR,6aS)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(287mg、1.12mmol、1.5当量)、1-メチルイミダゾール(307mg、3.74mmol、5.0当量)及びN,N,N,N-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(315mg、1.12mmol、1.5当量)を加えた。混合物を、0℃で2時間撹拌し、反応物を水(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM:MeOH(16:1)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-1-(((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)ヘキサヒドロシクロペンタ[c]ピロール-2(1H)-カルボキシレート(320mg、72%)を黄褐色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):505[M+H]+。
tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-1-(シクロプロピルカルバモイル)-1-ヒドロキシ-3-[(6R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]プロパン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボキシレート(160mg、0.32mmol、1.00当量)のDCM(3mL)中溶液に、TFA(1mL)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(3S)-3-[(1S,3aR,6aS)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-イルホルムアミド]-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(6R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ブタンアミド(130mg、粗)を褐色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):405[M+H]+。
4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸(81.3mg、0.35mmol、1.1当量)のDMF(4mL)中溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(134mg、0.35mmol、1.1当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(291mg、2.25mmol、7.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌し、(3S)-3-[(1S,3aR,6aS)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-イルホルムアミド]-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-[(6R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル]ブタンアミド(130mg、0.32mmol、1.0当量)を加えた。混合物を、室温で2時間撹拌し、反応物を水(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM:MeOH(12:1)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)ブタン-2-イル)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(140mg、63%)を黄褐色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):616[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)ブタン-2-イル)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(130mg、0.21mmol、1.0当量)のDMSO(3mL)中溶液に、IBX(177mg、0.63mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を重炭酸ナトリウム溶液(2mL)でクエンチした。溶液をEA(3×8mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeOH:DCM(1:12)を用いる分取TLCによって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-(4-(シクロプロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-1-((R*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)ブタン-2-イル)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(30.8mg、23%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):614[M+H]+。
化合物117B((1S,3aR,6aS)-N-(4-(シクロプロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-1-((S*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)ブタン-2-イル)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド;LC-MS(ESI,m/z):614[M+H]+)は、tert-ブチル((S)-1-ヒドロキシ-3-((S*)-5-オキソ-4-アザスピロ[2.4]ヘプタン-6-イル)プロパン-2-イル)カルバメートを用いて、化合物117Aに関する記載と同様に調製した。
(実施例118)
化合物117
ナトリウムメトキシド(6.91g、38.4mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(15mL)中混合物に、2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(2.00g、9.59mmol、1.0当量)、及びエチル2-アジドアセテート(4.95g、38.4mmol、4.0当量)のMeOH(15mL)中溶液を-10℃で加えた。混合物を2時間0℃で撹拌し、反応物を水(50mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(30mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(3g)を用いてスラリーを作製し、DCMを除去した後にカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EtOAc:PE(30分かけて0%~10%)で溶出した。回収した画分:3%~4%EtOAc:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル2-アジド-3-[2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル]プロパ-2-エノエート(1.03g、33%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3-d)δ8.46-8.50(m,1H),7.47-7.59(m,2H),7.26(s,1H),3.98(s,3H)。
メチル(2Z)-2-アジド-3-[2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル]プロパ-2-エノエート(1.00g、3.27mmol、1.0当量)のキシレン(10mL)中混合物を、120℃で4時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーを作製した。DCMを除去した後に、スラリーをカラムクロマトグラフィに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:200mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、EtOAc:PE(20分かけて0%~10%)で溶出した。回収した画分:4%~5%EtOAc:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル4-クロロ-7-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボキシレート(390mg、41%)を灰白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3-d)δ9.26(br,1H),7.48-7.57(m,1H),7.39-7.43(m,1H),7.23-7.28(m,1H),4.01(s,3H)。
メチル4-クロロ-7-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボキシレート(390mg、1.41mmol、1.0当量)のTHF(2mL)/水(2mL)中混合物に、水素化リチウム(168、7.03mmol、5.0当量)を加えた。混合物を60℃で4時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、THFを除去した。pHを塩酸(2M)で6に調整した。濾過によって、4-クロロ-7-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボン酸(300mg、80%)が白色固体として得られた。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ13.50(br,1H),12.43(s,1H),7.60-7.68(m,1H),7.32-7.40(m,1H),7.23-7.28(m,1H)。LC-MS(ESI,m/z):262[M-H]-。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)、4-クロロ-7-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボン酸(75.0mg、0.283mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(140mg、0.368mmol、1.3当量)のDMF(3mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(183mg、1.42mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:YMC-Actus Triart C18、20×250mm、5μm、12nm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で40%B~58%B、58%B;波長:254nm;RT:7.48分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-[4-クロロ-7-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボニル]-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(21.9mg、13%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):569[M+H]+。
(実施例119)
化合物118
化合物118は、(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-(2-オキソテトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)ブタンアミド塩酸塩を(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩の代わりに用いて、化合物16に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):565[M+H]+。
(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-(2-オキソテトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)ブタンアミド塩酸塩:0℃に冷却したtert-ブチル(S)-(3-アミノ-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソプロパン-2-イル)カルバメート(Eiden et al.,J.Org.Chem.(2017)82(15):7806-7819)(750mg、3.03mmol、1.0当量)のACN(15mL)中冷却溶液に、Et3N(0.42mL、3.03mmol、1/0当量)、及び1-クロロ-3-イソシアナトプロパン(0.37mL、3.63mmol、1.2当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(S)-(12-クロロ-3-メチル-4,8-ジオキソ-2-オキサ-3,7,9-トリアザドデカン-5-イル)カルバメート(900mg、81%)を無色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):367[M+H]+。
tert-ブチル(S)-(12-クロロ-3-メチル-4,8-ジオキソ-2-オキサ-3,7,9-トリアザドデカン-5-イル)カルバメート(600mg、1.63mmol、1.0当量)の無水DMF(6mL)中溶液に、Cs2CO3(1.07g、3.27mmol、2.0当量)を加えた。反応混合物を、100℃、マイクロ波照射下で2時間加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を冷水(20mL)で希釈し、DCM中10% MeOH(3×30mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、溶離液としてDCM中4% MeOHを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル(S)-(1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-(2-オキソテトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(350mg、64%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):331[M+H]+。
-78℃に冷却したtert-ブチル(S)-(1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-(2-オキソテトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(350mg、1.05mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中溶液に、ヘキサン中1M DIBAL(2.65mL、2.65mmol、2.5当量)を加えた。この混合物を-78℃で5時間撹拌した。反応物を、-78℃のMeOH(2.6mL)を加えることによってクエンチし、混合物を室温まで加温した。DCM中5% MeOH(30mL)を加え、不溶性物質をセライトに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮して、tert-ブチル(S)-(1-オキソ-3-(2-オキソテトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(300mg、粗)を無色ゴム状物として得た。
0℃に冷却したtert-ブチル(S)-(1-オキソ-3-(2-オキソテトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(300mg、1.05mmol、1.0当量)のDCM(5mL)中溶液に、AcOH(0.19mL、3.31mmol、3.2当量)及びイソシアノシクロプロパン(111mg、1.65mmol、1.6当量)を加えた。混合物を室温で18時間撹拌した。混合物をEA(100mL)で希釈し、飽和NaHCO3(20mL)で洗浄した。相を分離した。有機相をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(4~6%)の勾配を用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(3S)-3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-1-(シクロプロピルアミノ)-1-オキソ-4-(2-オキソテトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)ブタン-2-イルアセテートを灰白色半固体として得た(290mg、2工程で57%)。LC-MS(ESI,m/z):399[M+H]+。
0℃に冷却した(3S)-3-((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)-1-(シクロプロピルアミノ)-1-オキソ-4-(2-オキソテトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)ブタン-2-イルアセテート(290mg、0.728mmol、1.0当量)のTHF(3mL)及び水(3mL)中溶液に、LiOH(35mg、1.45mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で4時間撹拌した後、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(5~6%)の勾配を用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(2-オキソテトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(240mg、92%)を淡褐色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):357[M+H]+。
0℃に冷却したtert-ブチル((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-(2-オキソテトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(290mg、0.814mmol、1.0当量)のDCM(3mL)中溶液に、ジオキサン中4N HCl(0.830mL、3.25mmol、4.0当量)を加えた。この混合物を室温で4時間撹拌した後、減圧下で濃縮した。残留物をジエチルエーテルでトリチュレートし、(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-(2-オキソテトラヒドロピリミジン-1(2H)-イル)ブタンアミド塩酸塩(220mg、92%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):257[M+H]+。
(実施例120)
化合物119
化合物119は、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-1-オキソ-3-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル)プロパン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミドを化合物14Aの代わりに、イソシアノシクロプロパンを1-イソシアノ-2-メトキシエタンの代わりに用いて、化合物100に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):549[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-1-オキソ-3-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル)プロパン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド:0℃に冷却したN-α-Fmoc-L-2,3-ジアミノプロピオン酸(5.0g、15.3mmol、1.0当量)のMeOH(50mL)中溶液に、チオニルクロリド(1.1mL、23.0mmol、1.5当量)を加えた。この混合物を室温で16時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、メチル(S)-2-((((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)-3-アミノプロパノエートヒドロクロリド(5.1g、98%)を得た。LC-MS(ESI,m/z):341[M+H]+。
メチル(S)-2-((((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)-3-アミノプロパノエートヒドロクロリド(2.5g、6.63mmol、1.0当量)のACN(25mL)中溶液に、NEt3(1.5mL、11.0mmol、1.7当量)及び1,1-ジエトキシ-2-イソシアナトエタン(1.4g、8.82mmol、1.3当量)を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~2%)の勾配を用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、メチル(S)-2-((((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)-3-(3-(2,2-ジエトキシエチル)ウレイド)プロパノエート(1.6g、48%)を褐色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):500[M+H]+。
メチル(S)-2-((((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)-3-(3-(2,2-ジエトキシエチル)ウレイド)プロパノエート(1.6g、3.93mmol、1.0当量)のギ酸(16mL)中溶液を、80℃で1時間加熱した後、減圧下で濃縮した。残留物を、飽和NaHCO3(20mL)とDCM(50mL)との間で分配した。相を分離した。水相をDCM(2×50mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(3~5%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、メチル(S)-2-((((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)-3-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル)プロパノエート(960mg、74%)を白色発泡体として得た。LC-MS(ESI,m/z):408[M+H]+。
0℃に冷却したメチル(S)-2-((((9H-フルオレン-9-イル)メトキシ)カルボニル)アミノ)-3-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル)プロパノエート(1.0g、2.45mmol、1.0当量)及びN,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(358mg、3.68mmol、1.5当量)のDCM(10mL)中溶液に、THF中2M iPrMgCl(12.3mL、24.5mmol、10当量)を加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。飽和NH4Cl溶液(20mL)を加えることによって反応物をクエンチし、混合物をEA(3×25mL)で抽出した。有機相を合わせて、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~5%)の勾配を用いるシリカゲル(12gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、((9H-フルオレン-9-イル)メチル(S)-(1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(600mg、60%)を白色発泡体として得た。LC-MS(ESI,m/z):437[M+H]+。
[xxx]((9H-フルオレン-9-イル)メチル(S)-(1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(600mg、1.37mmol、1.0当量)のTHF(6mL)中溶液に、ジエチルアミン(3.0mL、29.0mmol、21当量)を加えた。この混合物を室温で16時間撹拌した後、減圧下で濃縮した。残留物をACN(10mL)に溶解し、ヘキサン(3×10mL)で洗浄した。アセトニトリル相を減圧下で濃縮して、(S)-2-アミノ-N-メトキシ-N-メチル-3-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル)プロパンアミドを淡黄色液体として定量的に得た。LC-MS(ESI,m/z):215[M+H]+。
[xxx]0℃に冷却した(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(460mg、1.40mmol、1.0当量)及び(S)-2-アミノ-N-メトキシ-N-メチル-3-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル)プロパンアミド(300mg、1.40mmol、1.0当量)のDMF(5mL)中溶液に、EDC・HCl(535mg、2.80mmol、2.0当量)、HOAt(190mg、1.40mmol、1.0当量)及びNEt3(0.400mL、2.80mmol、2.0当量)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を水(15mL)で希釈し、EA(3×25mL)で抽出した。有機相を合わせて、ブライン(20mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~5%)の勾配を用いるシリカゲル(24gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル)プロパン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(600mg、61%)を灰白色発泡体として得た。LC-MS(ESI,m/z):525[M+H]+。
-78℃に冷却した(1S,3aR,6aS)-N-((S)-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソ-3-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル)プロパン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(600mg、1.14mmol、1.0当量)のDCM(10mL)中溶液に、ヘキサン中1M DIBAL(3.43mL、3.43mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を-78℃で2時間撹拌した。反応物を、-78℃のメタノール)を加えることによってクエンチし、混合物を室温まで加温した。反応混合物をセライトに通して濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-1-オキソ-3-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル)プロパン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(610mg、粗)を得た。LC-MS(ESI,m/z):466[M+H]+。
(実施例121)
化合物120
100mL容バイアルに、ナトリウムメトキシド(399mg、7.38mmol、4.0当量)のMeOH(6mL)を入れた。MeOH(6mL)中の3-クロロ-[1,1’-ビフェニル]-4-カルバルデヒド(400mg、1.85mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(954mg、7.38mmol、4.0当量)を、-10℃で加えた。この混合物を-10℃で1時間撹拌した後、室温に1.5時間加温した。氷水(15mL)を混合物に入れ、得られた溶液をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:13)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、メチル2-アジド-3-{3-クロロ-[1,1’-ビフェニル]-4-イル}プロパ-2-エノエート(210mg、33%)を灰白色油状物として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.31-8.33(m,1H),7.95-7.97(m,1H),7.81-7.88(m,3H),7.40-7.56(m,3H),7.18(s,1H),3.99(s,3H)。
50mL容バイアルに、メチル2-アジド-3-{3-クロロ-[1,1’-ビフェニル]-4-イル}プロパ-2-エノエート(210mg、0.67mmol、1.0当量)及びキシレン(6mL)を窒素下で入れた。この混合物を、120℃で1時間撹拌した。続いて、混合物を減圧下で濃縮して、メチル4-クロロ-6-フェニル-1H-インドール-2-カルボキシレート(180mg、94%)を灰白色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):284[M-H]-。
50mL容の丸底フラスコに、メチル4-クロロ-6-フェニル-1H-インドール-2-カルボキシレート(192mg、0.67mmol、1.0当量)、THF(3mL)、NaOH(80.6mg、2.02mmol、3.0当量)及びH2O(3mL)を入れた。この混合物を40℃で1時間撹拌した。水(2mL)を加え、混合物をEA(3×10mL)で洗浄した。水相のpH値をアセテート酸で4に調整した。溶液をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4-クロロ-6-フェニル-1H-インドール-2-カルボン酸(120mg.56%)を淡黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):270[M-H]-。
4-クロロ-6-フェニル-1H-インドール-2-カルボン酸(84.7mg、0.31mmol、1.1当量)のDMF(2mL)中溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(129mg、0.34mmol、1.2当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(220mg、1.7mmol、6.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌した。(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(91.6mg、0.28mmol、1.0当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、30×150mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:10分で35%B~49%B、49%B;波長:254nm;RT1(分):9.1;)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-クロロ-6-フェニル-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(53mg、31%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):577[M+H]+。
(実施例122)
化合物121
ナトリウムメタノレート(7.46g、20.7mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(10mL)中溶液に、2,4-ジクロロ-3-フルオロベンズアルデヒド(2.00g、10.4mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(5.35g、41.4mmol、4.0当量)のMeOH(10mL)中溶液を加えた。混合物を2時間-10℃で撹拌し、反応物を水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2.5g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ6×12cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EA:PE(0%~10%)で溶出して、2-アジド-3-(2,4-ジクロロ-3-フルオロフェニル)アクリレート(1.10g、36%)を黄色固体として得た。1H-NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.05-8.09(m,1H),7.66-7.70(m,1H),7.01(s,1H),3.80(s,3H)。
メチル(Z)-2-アジド-3-(2,4-ジクロロ-3-フルオロフェニル)アクリレート(1.1g、3.79mmol、1.0当量)のキシレン(10mL)中溶液を、120℃で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2.5g)を用いてスラリーを作製し、ジクロロメタンを除去した後にスラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×12cm、カラム体積:120mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、EA:PE(分かけて0%~20%)で溶出した。回収した画分:6%~7%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル4,6-ジクロロ-5-フルオロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(750mg、75%)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.55(s,1H),7.55-7.57(m,1H),7.15-7.16(m,1H),3.91(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):260[M-H]-。
メチル4,6-ジクロロ-5-フルオロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(400mg、1.53mmol、1.0当量)のTHF(5mL)中混合物に、水素化ナトリウム(305mg、7.63mmol、5.0当量、1mL水中)を加えた。この混合物を50℃で2時間撹拌し、減圧下で濃縮して、THFを除去した。pHを塩酸(2M)で3に調整した。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4,6-ジクロロ-5-フルオロ-1H-インドール-2-カルボン酸(240mg、粗)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ13.47(br,1H),12.38(s,1H),7.54-7.56(m,1H),7.09-7.10(m,1H)。LC-MS(ESI,m/z):246[M-H]-。
4,6-ジクロロ-5-フルオロ-1H-インドール-2-カルボン酸(86.9mg、0.350mmol、1.2当量)、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(105mg、0.292mmol、1.0当量)及び2-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(133mg、0.350mmol、1.2当量)のDMF(2mL)中混合物に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(113mg、0.876mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(2mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、HPLC(カラム:X Select CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で40%B~70%B、70%B;波長:254nm;RT1(分):5.7、6(分))によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4,6-ジクロロ-5-フルオロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(42.4mg、25%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):553[M+H]+。
(実施例123)
化合物122
100mL容バイアルに、MeOH(10mL)中のナトリウムメトキシド(672mg、12.4mmol、4.0当量)を入れた。MeOH(10mL)中の2,5-ジクロロ-3-フルオロベンズアルデヒド(600mg、3.11mmol、1.0当量)及び2,5-ジクロロ-4-フルオロベンズアルデヒド(1.61g、12.4mmol、4.0当量)を、-10℃で加えた。この混合物を-10℃で1時間撹拌した後、室温に1.5時間加温した。氷水(15mL)を混合物に入れ、得られた溶液をEA(3×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:18)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、メチル2-アジド-3-(2,5-ジクロロ-4-フルオロフェニル)アクリレート(270mg、24%)を淡黄色固体として得た。1H-NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.06(s,1H),7.73-7.76(m,1H),6.99(s,1H),3.90(s,3H)。
50mL容バイアルに、メチル(E)-2-アジド-3-(2,5-ジクロロ-4-フルオロフェニル)アクリレート(270mg、0.93mmol、1.0当量)及びキシレン(6mL)を窒素下で入れた。この混合物を、120℃で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、メチル4,7-ジクロロ-5-フルオロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(195mg、64%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):260[M-H]-。
50mL容の丸底フラスコに、メチル4,7-ジクロロ-5-フルオロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(195mg、0.74mmol、1.0当量)、THF(2mL)、NaOH(89.3mg、2.23mmol、3.0当量)及びH2O(2mL)を入れた。この混合物を40℃で1時間撹拌した。水(2mL)を加え、混合物をEA(3×8mL)で洗浄した。水相のpH値をアセテート酸で4に調整した。溶液をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4,7-ジクロロ-5-フルオロ-1H-インドール-2-カルボン酸(102mg、50%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):246[M-H]-。
4,7-ジクロロ-5-フルオロ-1H-インドール-2-カルボン酸(77.3mg、0.31mmol、1.1当量)のDMF(2mL)中溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(119mg、0.31mmol、1.1当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(220mg、1.7mmol、6.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌した後、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(91.6mg、0.28mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を0℃で1.5時間撹拌し、反応物を水(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19×250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で40%B~70%B、70%B;波長:254nm;RT1(分):5.2、5.7(分);)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4,7-ジクロロ-5-フルオロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(30.1mg、19%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):553[M+H]+。
(実施例124)
化合物123
ナトリウムメトキシド(3.63g、20.2mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(10mL)中溶液に、2-フェノキシベンズアルデヒド(1g、5.05mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(2.61g、20.2mmol、4.0当量)のMeOH(10mL)中混合物を、-10℃で滴下して加えた。この混合物を、-10℃で4時間撹拌した。反応物を水(5mL)でクエンチした後、EtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、EtOAc:PE(4:96)を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、メチル2-アジド-3-(2-フェノキシフェニル)プロパ-2-エノエート(980mg、66%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.21-8.40(m,1H),7.31-7.51(m,3H),7.10-7.30(m,3H),6.95-7.08(m,2H),6.83-6.93(m,1H),3.82(s,3H)。
メチル(2-アジド-3-(2-フェノキシフェニル)プロパ-2-エノエート(900mg、3.05mmol、1.0当量)のキシレン(10mL)中溶液を、120℃で一晩撹拌した後、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、EtOAc:PE(4:96)を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、メチル4-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(555mg、68%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.16(s,1H),7.34-7.45(m,2H),7.21-7.30(m,2H),7.11-7.18(m,1H),6.99-7.08(m,2H),6.79-6.88(m,1H),6.59-6.68(m,1H),3.84(s,3H)。LCMS(ESI,m/z):268[M+H]+。
メチル4-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(300mg、1.12mmol、1.0当量)のTHF(3mL)中溶液に、水素化リチウム(134mg、5.61mmol、5.0当量、3mL水中)を加えた。混合物を60℃で3時間撹拌した後、塩酸(1M)でpH=5に酸性化した。混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(280mg、粗)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ13.02(s,1H),11.98(s,1H),7.35-7.44(m,2H),7.11-7.27(m,3H),6.99-7.08(m,2H),6.73-6.88(m,1H),6.57-6.66(m,1H)。LCMS(ESI,m/z):254[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、4-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(79.0mg、0.311mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(141mg、0.369mmol、1.3当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(184mg、1.42mmol、5.0当量)を加えた。この混合物を0℃で撹拌した後、1時間室温で撹拌した。反応物を水(1mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×3mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で43%B~53%B、53%B;波長:254nm;RT1(分):6.8.)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(61.1mg、38%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.46(s,1H),8.36(s,1H),7.00-7.40(m,8H),6.71(s,1H),6.50(s,1H),4.35-4.65(m,2H),4.10-4.27(m,2H),3.90-4.09(m,1H),3.70-3.89(m,1H),3.54-3.70(m,1H),2.81-3.23(m,2H),2.55-2.80(m,2H),1.21-2.40(m,11H)。LCMS(ESI,m/z):559[M+H]+。
(実施例125)
化合物124
ナトリウムメトキシド(6.70g、37.2mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(15mL)中混合物に、5-ブロモ-2-メトキシベンズアルデヒド(2.00g、9.30mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(4.80g、37.2mmol、4.0当量)のMeOH(15mL)中溶液を、-10℃で加えた。混合物を-10℃で2時間撹拌し、反応物を氷-水(50mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(40mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(3g)を用いてスラリーを作製した。DCMを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EtOAc:PE(20分かけて0%~15%)で溶出した。回収した画分:8%~9%EtOAc:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル2-アジド-3-(5-ブロモ-2-メトキシフェニル)プロパ-2-エノエート(800mg、25%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3-d)δ8.34-8.36(m,1H),7.39-7.45(m,1H),7.28(s,1H),6.74-6.81(m,1H),3.94(s,3H),3.87(s,3H)。
メチル(2Z)-2-アジド-3-(5-ブロモ-2-メトキシフェニル)プロパ-2-エノエート(800mg、2.56mmol、1.0当量)のキシレン(10mL)中混合物を、120℃で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーを作製した。DCMを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5X24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EtOAc:PE(30分かけて0%~30%)で溶出した。回収した画分:18%~20%EtOAc:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル7-ブロモ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(550mg、64%)を白色固体として得た。
メチル7-ブロモ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(300mg、1.06mmol、1.0当量)のTHF(2mL)/水(2mL)中混合物に、水素化リチウム(127mg、5.28mmol、5.0当量)を加えた。混合物を室温で4時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、THFを除去した後、pHを塩酸(2M)で6に調整した。濾過によって、7-ブロモ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(190mg、64%)が白色固体として得られた。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ10.09(br,1H),11.69(s,1H),7.35-7.42(m,1H),7.13-7.18(m,1H),6.51-6.58(m,1H),3.89(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):268[M-H]-。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)、7-ブロモ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(77.0mg、0.283mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(140mg、0.368mmol、1.3当量)のDMF(3mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(183mg、1.42mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:Xselect CSH F-Phenyl OBDカラム、19×250mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で25%B~44%B、44%B;波長:254nm;RT:8.97分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(7-ブロモ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(45.2mg、27%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ10.68(s,1H),8.25-8.50(m,1H),7.22-7.45(m,2H),6.96(s,1H),6.41-6.66(m,1H),4.38-4.90(m,3H),4.10-4.30(m,2H),3.75-4.09(m,4H),3.60-3.74(m,1H),3.05-3.20(m,2H),2.55-2.80(m,2H),2.20-2.38(m,1H),1.45-2.05(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):575[M+H]+。
(実施例126)
化合物125
イソ酪酸(7.00mg、0.073mmol、1.1当量)のDCM(0.5mL)中混合物に、ジシクロヘキシルカルボジイミド(41.0mg、0.195mmol、3.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(35.0mg、0.065mmol、1.0当量)、及びN,N-ジメチルピリジン-4-アミン(2.00mg、0.014mmol、0.2当量)を0℃で加えた。混合物を3時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をDCM(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:YMC-Actus Triart C18、30×150mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:10分で45%B~64%B、64%B;波長:254nm;RT:9.3分)によって精製し、(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブチル2-メチルプロパノエート(10.0mg、25%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.80(s,1H),8.56(br,1H),7.45(s,1H),7.37(s,1H),7.16(s,1H),6.92(br,1H),4.70-5.02(m,2H),4.30-4.69(m,2H),3.90-4.29(m,1H),3.60-3.89(m,1H),3.05-3.28(m,2H),2.50-2.90(m,3H),2.20-2.40(m,1H),1.40-2.08(m,10H),1.12(d,J=6.4Hz,6H)。LC-MS(ESI,m/z):605[M+H]+。
(実施例127)
化合物126
ナトリウムメトキシド(1.05g、5.81mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(3mL)中溶液に、4-クロロ-2-(ジフルオロメトキシ)ベンズアルデヒド(300mg、1.45mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(750mg、5.81mmol、4.0当量)のMeOH(5mL)中混合物を、-10℃で加えた。混合物を-10℃で4時間撹拌し、反応物を水(15mL)でクエンチし、EtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:EtOAc:PE=1:15;Rf=0.5)によって精製し、メチル2-アジド-3-[4-クロロ-2-(ジフルオロメトキシ)フェニル]プロパ-2-エノエート(247mg、53%)を得た。
メチル2-アジド-3-[4-クロロ-2-(ジフルオロメトキシ)フェニル]プロパ-2-エノエート(245mg、0.807mmol、1.0当量)のキシレン(3mL)中溶液を、120℃で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:EtOAc:PE=1:12;Rf=0.5)によって精製し、メチル6-クロロ-4-(ジフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-カルボキシレート(130mg、58%)を得た。LCMS(ESI,m/z):274[M-H]-。
メチル6-クロロ-4-(ジフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-カルボキシレート(120mg、0.435mmol、1.0当量)のTHF(1mL)中溶液に、水素化リチウム(52.1mg、2.18mmol、5.0当量、1mL水中)を加え、混合物を60℃で2時間撹拌した。この混合物を、塩酸(1M)でpH=5に酸性化し、EtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、6-クロロ-4-(ジフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸(113mg、粗)を得た。LCMS(ESI,m/z):260[M-H]-。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、0℃で撹拌した、6-クロロ-4-(ジフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸(81.6mg、0.311mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(141mg、0.369mmol、1.3当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(184mg、1.42mmol、5.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×15mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*150mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で37%B~45%B、45%B;波長:254nm;RT1(分):6.4.)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-[6-クロロ-4-(ジフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-カルボニル]-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(24.7mg、14%)を白色固体として得た。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、0℃で撹拌した、6-クロロ-4-(ジフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸(81.6mg、0.311mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(141mg、0.369mmol、1.3当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(184mg、1.42mmol、5.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×15mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*150mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で37%B~45%B、45%B;波長:254nm;RT1(分):6.4.)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-[6-クロロ-4-(ジフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-カルボニル]-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(24.7mg、14%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):567[M+H]+。
(実施例128)
化合物127
(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソブチル]ピロリジン-2-オン塩酸塩(350mg、1.11mmol、1.0当量)、(1R,2S,5S)-3-(tert-ブトキシカルボニル)-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボン酸(314mg、1.23mmol、1.1当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(510mg、1.34mmol、1.2当量)のDMF(3mL)中溶液に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(433mg、3.35mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を、室温で1時間撹拌し、反応物を、水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、メタノール:ジクロロメタン(40分かけて0%~10%)で溶出した。回収した画分:3%~4%メタノール:ジクロロメタン画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(1R,2S,5S)-2-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート(360mg、56%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):514[M+H]+。
tert-ブチル(1R,2S,5S)-2-{[(2S)-4-(ベンジルオキシ)-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート(400mg、0.779mmol、1.0当量)のEtOH(20mL)中撹拌混合物に、10%パラジウム活性炭素(200mg)を室温で加えた。この混合物を、室温、水素下で2日間撹拌した後、濾過した。残留物をEtOH(3×30mL)で洗浄し、続いて減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、100~200シリカゲルメッシュ(2g)を含むスラリーにした。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、メタノール:ジクロロメタン(90分かけて0%~10%)で溶出した。回収した画分:5%~6%メタノール:ジクロロメタン画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(1R,2S,5S)-2-{[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート(160mg、46%)を淡黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):424[M+H]+。
tert-ブチル(1R,2S,5S)-2-{[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-3-カルボキシレート(160mg、0.378mmol、1.0当量)及びDCM(0.5mL)の撹拌混合物に、塩酸(2mL、Et2O中2M)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌し、減圧下で濃縮して、(1R,2S,5S)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボキサミド(150mg、粗)を黄色半固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):324[M+H]+。
4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸(105mg、0.459mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(190mg、0.500mmol、1.2当量)及び(1R,2S,5S)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボキサミド塩酸塩(150mg、0.417mmol、1.0当量)のDMF(2mL)中撹拌混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(269mg、2.09mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(5mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(1g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5X24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、メタノール:ジクロロメタン(分かけて0%~10%)で溶出した。回収した画分:5%~6%メタノール:ジクロロメタン画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物(80mg)を、以下の条件で、分取Achiral-SFC(カラム:GreenSep Basic、3*15cm、5μm;移動相A:CO2、移動相B:IPA(0.5% 2M NH3-MeOH);流量:75mL/分;勾配:イソクラティック30%B;カラム温度(℃):35;背圧(bar):100;波長:220nm;RT1(分):4.02)によって精製し、(1R,2S,5S)-3-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-6,6-ジメチル-3-アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン-2-カルボキサミド(19.1mg、7%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):535[M+H]+。LC-MS(ESI,m/z):535[M+H]+。
(実施例129)
化合物128
ナトリウムメチレート(3.79g、21.1mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(30mL)中撹拌混合物に、5-(ベンジルオキシ)-2-クロロベンズアルデヒド(1.30g、5.27mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(2.72g、21.1mmol、4.0当量)のMeOH(10mL)中溶液を、0℃で加えた。混合物を4時間室温で撹拌し、反応物を水(50mL)でクエンチした。混合物をEA(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、PE:EA(15:1)で溶出して、メチル(2E)-2-アジド-3-[5-(ベンジルオキシ)-2-クロロフェニル]プロパ-2-エノエート(1.35g、68%)を黄色固体として得た。
メチル(2E)-2-アジド-3-[5-(ベンジルオキシ)-2-クロロフェニル]プロパ-2-エノエート(1.30g、3.78mmol、1.0当量)のキシレン(20mL)中混合物を、120℃で3時間撹拌した後、減圧下で濃縮した。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、PE:EA(15:1)で溶出して、メチル7-(ベンジルオキシ)-4-クロロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(1.02g、78%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):316[M+H]+。
メチル7-(ベンジルオキシ)-4-クロロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(500mg、1.58mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(10mL)及び水(5mL)中撹拌混合物に、水素化リチウム(189mg、7.92mmol、5.0当量)を室温で滴下して加えた。この混合物を40℃で2時間撹拌した。反応物を、室温で、水(20mL)を用いて希釈した。混合物をEA(30mL)で抽出した。水層を塩酸(2M)でpH=3に酸性化した。混合物をEA(3×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、7-(ベンジルオキシ)-4-クロロ-1H-インドール-2-カルボン酸(240mg、50%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):300[M-H]-。
7-(ベンジルオキシ)-4-クロロ-1H-インドール-2-カルボン酸(71.0mg、0.235mmol、1.0当量)及び(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(84.7mg、0.235mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(8mL)中撹拌混合物に、O-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(116mg、0.305mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(122mg、0.940mmol、4.0当量)を0℃で加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を室温にて水(15mL)でクエンチした。混合物をEA(3×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物(200mg)を、以下の条件で、分取HPLC(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で45%B~75%B、75%B;波長:254nm;RT1(分):5.5)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-[7-(ベンジルオキシ)-4-クロロ-1H-インドール-2-カルボニル]-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(38.5mg、27%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.43(br,1H),8.34-8.38(m,1H),7.53-7.57(m,2H),7.33-7.38(m,2H),7.26-7.32(m,2H),6.95-6.98(m,1H),6.75-6.80(m,2H),5.23(s,2H),3.72-4.88(m,6H),3.61-3.68(m,1H),2.89-3.03(m,2H),2.55-2.77(m,2H),1.40-2.32(m,11H)。LC-MS(ESI,m/z):607[M+H]+。
(実施例130)
化合物129
ナトリウムメトキシド(3.10g、17.2mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(10mL)中溶液に、2-クロロ-4-フェノキシベンズアルデヒド(1.00g、4.30mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(2.22g、17.2mmol、4.0当量)のMeOH(10mL)中混合物を、-10℃で加えた。混合物を0℃で2時間撹拌し、反応物を水(25mL)でクエンチし、EtOAc(3×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、EtOAc:PE=1:99を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、メチル2-アジド-3-(2-クロロ-4-フェノキシフェニル)プロパ-2-エノエート(600mg、42%)を得た。
メチル2-アジド-3-(2-クロロ-4-フェノキシフェニル)プロパ-2-エノエート(600mg、1.82mmol、1.0当量)のキシレン(6mL)中溶液を、120℃で4時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、EtOAc:PE=2:98を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、メチル4-クロロ-6-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(350mg、63%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.10-12.28(m,1H),7.39-7.47(m,2H),7.17-7.22(m,1H),7.06-7.13(m,3H),6.98-7.02(m,1H),6.89-6.93(m,1H),3.88(s,3H)。LCMS(ESI,m/z):300[M-H]-。
メチル4-クロロ-6-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(350mg、1.16mmol、1.0当量)のTHF(3mL)中溶液に、水素化リチウム(139mg、5.80mmol、5.0当量、3mL水中)を加え、混合物を60℃で2時間撹拌した。この混合物を、塩酸(1M)でpH=5に酸性化し、EtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4-クロロ-6-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(320mg、粗)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ13.19(s,1H),11.92-12.12(m,1H),7.37-7.49(m,2H),7.14-7.23(m,1H),7.02-7.13(m,3H),6.95-7.00(m,1H),6.86-6.94(m,1H)。LCMS(ESI,m/z):286[M-H]-。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、0℃で撹拌した、4-クロロ-6-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(89.7mg、0.311mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(141mg、0.369mmol、1.3当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(184mg、1.42mmol、5.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で45%B~55%B、55%B;波長:254nm;RT1(分):9.8.)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-クロロ-6-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(44.2mg、26%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):593[M+H]+。
(実施例131)
化合物130
ナトリウムメタノレート(4.37g、24.3mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(15mL)中溶液に、4-(ベンジルオキシ)-2-クロロベンズアルデヒド(1.50g、6.08mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(3.14g、24.3mmol、4.0当量)のMeOH(15mL)中溶液を、-10℃で加えた。混合物を、室温で一晩撹拌し、反応物を、水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(5g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ6×12cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EA:PE(20分かけて0%~10%)で溶出した。回収した画分:3%~5%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル2-アジド-3-[4-(ベンジルオキシ)-2-クロロフェニル]プロパ-2-エノエート(800mg、38%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.21-8.24(m,1H),7.32-7.47(m,5H),7.24-7.25(m,1H),7.07-7.18(m,2H),5.19(s,2H),3.86(s,3H)。
メチル2-アジド-3-[4-(ベンジルオキシ)-2-クロロフェニル]プロパ-2-エノエート(800mg、1.45mmol、1.0当量)のキシレン(8mL)中溶液を、120℃で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×12cm、カラム体積:120mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~10%)で溶出した。回収した画分:5%~6%EA:石油エーテル画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル6-(ベンジルオキシ)-4-クロロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(500mg、68%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.12(s,1H),7.27-7.50(m,5H),7.05-7.06(m,1H),6.97-6.98(m,1H),6.94-6.95(m,1H),5.16(s,2H),3.87(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):314[M-H]-。
メチル6-(ベンジルオキシ)-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(300mg、0.950mmol、1.0当量)のTHF(5mL)中混合物に、水素化ナトリウム(190mg、4.75mmol、5.0当量、1mL水中)を加えた。混合物を50℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮してTHFを除去し、HCl(2M)でpHを3~4に調整した。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、6-(ベンジルオキシ)-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(240mg、粗)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.96(br,1H),11.94-11.95(m,1H),7.31-7.50(m,5H),6.94-6.99(m,3H),5.15(s,2H)。LC-MS(ESI,m/z):300[M-H]-。
6-(ベンジルオキシ)-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(106mg、0.350mmol、1.2当量)、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(105mg、0.292mmol、1.0当量)及び2-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(133mg、0.350mmol、1.2当量)のDMF(2mL)中混合物に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(113mg、0.876mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で45%B~73%B、73%B;波長:254nm;RT1(分):6;)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(6-(ベンジルオキシ)-4-クロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(45.3mg、25%)を白色固体として得た。1H-NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.43(s,1H),8.40(br,1H),7.38-7.44(m,2H),7.28-7.36(m,4H),7.00(s,1H),6.89-6.90(m,1H),6.80(br,1H),5.13(s,2H),4.73-4.76(m,2H),4.51-4.55(m,1H),4.03-4.22(m,3H),3.69-3.71(m,1H),2.93-3.00(m,2H),2.62-2.74(m,2H),2.29-2.34(m,1H),1.77-2.01(m,4H),1.55-1.75(m,5H),1.43-1.50(m,1H)。LC-MS(ESI,m/z):607[M+H]+。
(実施例132)
化合物131
化合物131は、4-シクロプロピル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボン酸塩酸塩を(S)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸の代わりに用いて、化合物97に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):562[M+H]+。
4-シクロプロピル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボン酸塩酸塩:-10℃に冷却したメチル2-ベンゾイル-4-ビニル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボキシレート(220mg、0.811mmol、1.0当量)のジエチルエーテル(1.5mL)中溶液に、新たに調製したジアゾメタン溶液(5mL)、及びPd(OAc)2(27mg、0.120mmol、0.15当量)を加えた。この混合物を-10℃~0℃で3時間撹拌した。-10℃に冷却した後、2回目の新たに調製したジアゾメタン溶液(5mL)、及びPd(OAc)2(27mg、0.120mmol、0.15当量)を加えた。この混合物を-10℃~0℃で3時間撹拌した。混合物をDCM中5% MeOH(20mL)で希釈した後、セライトに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~2%)の勾配を用いるシリカゲル(12gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、メチル2-ベンゾイル-4-クロプロピル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボキシレート(205mg、88%)を淡褐色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):286[M+H]+。
ジアゾメタン溶液の調製:KOH(1.2g)の水(2mL)及びエタノール(6mL)中溶液を、70℃に加熱した。ジエチルエーテル中のDiazald溶液(30mL)を滴下して加え、生じたジアゾメタンを、-50℃にて30分間、エーテル性溶液として回収した。
メチル2-ベンゾイル-4-シクロプロピル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボキシレート(300mg、1.05mmol、1.0当量)のジオキサン(3mL)中溶液に、濃HCl(3mL)を加えた。この混合物を、密封管内で80℃にて20時間加熱した。室温まで冷却した後、混合物を減圧下で濃縮した。残留物を水(5mL)に溶解し、続いて、DCM(2×10mL)で抽出した。水性層を減圧下で濃縮して、4-シクロプロピル-2-アザビシクロ[2.1.1]ヘキサン-1-カルボン酸塩酸塩(210mg、98%)を淡褐色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):168[M+H]+。
(実施例133)
化合物132
ピバル酸(42.0mg、0.411mmol、1.1当量)のDCM(5mL)中混合物に、ジシクロヘキシルカルボジイミド(231mg、1.12mmol、3.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(200mg、0.374mmol、1.0当量)、及びN,N-ジメチルピリジン-4-アミン(9.00mg、0.075mmol、0.当量)を0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を、水(10mL)でクエンチした。混合物をDCM(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:MeOH:DCM=1:15;Rf=0.6;検出:UV)によって精製し、粗生成物(150mg)を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、19×250mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で55%B~72%B、72%B;波長:254nm;RT:6.8分)によって精製し、(3S)-3-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-2-オキソ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブチル2,2-ジメチルプロパノエート(90.3mg、38%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ10.80(s,1H),8.58(br,1H),7.30-7.55(m,2H),7.16(s,1H),6.92(br,1H),4.65-5.03(m,2H),4.28-4.64(m,2H),3.80-4.27(m,1H),3.55-3.79(m,1H),3.05-3.28(m,2H),2.55-2.88(m,2H),1.90-2.40(m,4H),1.40-1.89(m,7H),1.00-1.28(m,9H)。LC-MS(ESI,m/z):619[M+H]+。
(実施例134)
化合物133
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、0℃で撹拌した、4-(ベンジルオキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸(83.3mg、0.311mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(141mg、0.369mmol、1.3当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(184mg、1.42mmol、5.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で45%B~50%B、50%B;波長:254nm;RT1(分):6.4.)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-[4-(ベンジルオキシ)-1H-インドール-2-カルボニル]-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(64.8mg、39%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):573[M+H]+。
(実施例135)
化合物134
化合物134は、(3S)-3-アミノ-2-ヒドロキシ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)-N-(2-フェノキシエチル)ブタンアミド塩酸塩を(3S)-3-アミノ-N-ベンジル-2-ヒドロキシ-4-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタンアミド塩酸塩の代わりに用いて、化合物16に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):630[M+H]+。
(3S)-3-アミノ-2-ヒドロキシ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)-N-(2-フェノキシエチル)ブタンアミド塩酸塩は、(2-イソシアノエトキシ)ベンゼンを(イソシアノメチル)ベンゼンの代わりに用いて、中間体1に関する記載と同様に調製した。
(実施例136)
化合物135
1,2-ジ-tert-ブチル(2S,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(15g、52.2mmol、1.0当量)のDCM(250mL)中溶液に、トリエチルアミン(9.51g、93.9mmol、1.8当量)及びDMAP(1.91g、15.7mmol、0.3当量)を加えた。MsCl(8.97g、78.3mmol、1.5当量)を0℃で滴下して加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(100mL)でクエンチした。溶液をDCM(3×150mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:10)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、1,2-ジ-tert-ブチル(2S,4R)-4-(メタンスルホニルオキシ)ピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(17.8g、89%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):366[M+H]+。
1,2-ジ-tert-ブチル(2S,4R)-4-(メタンスルホニルオキシ)ピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(17.8g、48.7mmol、1.0当量)のMeOH(400mL)中溶液に、(フェニルジセラニル)ベンゼン(9.12g、29.2mmol、0.6当量)を加えた。水素化ホウ素ナトリウム(2.4g、63.3mmol、1.3当量)を0℃で何回かに分けて加えた。この混合物を一晩還流した後、減圧下で濃縮した。水(100mL)を加え、混合物をEA(3×150mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:5)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、1,2-ジ-tert-ブチル(2S,4S)-4-(フェニルセラニル)ピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(7.5g(収率32%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):428[M+H]+。
1,2-ジ-tert-ブチル(2S,4S)-4-(フェニルセラニル)ピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(7.5g、17.6mmol、1.0当量)のDCM(100mL)中溶液に、ピリジン(2.4mL、30.5mmol、1.7当量)及び30% H2O2水(5.6mL、71.6mmol、4.0当量)を加えた。混合物を12時間室温で撹拌し、反応物を水(20mL)でクエンチした。溶液をDCM(3×150mL)で抽出した。有機層を合わせ、1Mクエン酸(80mL)、飽和Na2SO3水溶液(100mL)、及びブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:9)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、1,2-ジ-tert-ブチル(2S)-2,5-ジヒドロピロール-1,2-ジカルボキシレート(2.8g、53%)を無色油状物として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ6.02-6.09(m,1H),5.76-5.83(m,1H),4.72-4.78(m,1H),4.05-4.09(m,2H),1.17-1.42(m,18H)。LC-MS(ESI,m/z):270[M+H]+。
1,2-ジ-tert-ブチル(2S)-2,5-ジヒドロピロール-1,2-ジカルボキシレート(2.8g、10.4mmol、1.0当量)のシクロペンタ-1,3-ジエン(60mL)中溶液を、170℃、窒素下で48時間撹拌した後、DCM(200mL)で分割した。溶媒を除去した後、得られた残留物を、EA:PE(1:9)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、生成物(2.5g、粗)を黄色油状物として得た。粗油状物を、H2O:MeCN(2:1)を用いるC18カラムでのクロマトグラフにかけ、ジ-tert-ブチル(1S,3aR,4S,7R,7aS)-1,3,3a,4,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-4,7-メタノイソインドール-1,2-ジカルボキシレート(690mg、19%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):270[M+H]+。
i-tert-ブチル(1S,3aR,4S,7R,7aS)-1,3,3a,4,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-4,7-メタノイソインドール-1,2-ジカルボキシレート(690mg、2.1mmol、1.0当量)のジオキサン(10mL)中溶液に、塩酸(10mL、9M)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した後、減圧下で濃縮して、(1S,3aR,4S,7R,7aS)-2,3,3a,4,7,7a-ヘキサヒドロ-1H-4,7-メタノイソインドール-1-カルボン酸(320mg、粗)を黒色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):180[M+H]+。
(1S,3aR,4S,7R,7aS)-2,3,3a,4,7,7a-ヘキサヒドロ-1H-4,7-メタノイソインドール-1-カルボン酸(320mg、1.79mmol、1.0当量)のDCM(8mL)中溶液に、ジ-tert-ブチルジカーボネート(429mg、1.97mmol、1.1当量)及びトリエチルアミン(542mg、5.34mmol、3.0当量)を加えた。この混合物を室温で3時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(1S,3aR,4S,7R,7aS)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-2,3,3a,4,7,7a-ヘキサヒドロ-1H-4,7-メタノイソインドール-1-カルボン酸(430mg、粗)を褐色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):280[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバメート(630mg、2.2mmol、1.0当量)の塩酸(12mL、ジオキサン中4mol/L)中溶液を、室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-ヒドロキシ-3-オキソブチル]ピロリジン-2-オン(330mg、粗)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):187[M+H]+。
(1S,3aR,4S,7R,7aS)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-2,3,3a,4,7,7a-ヘキサヒドロ-1H-4,7-メタノイソインドール-1-カルボン酸(430mg、1.54mmol、1.0当量)のDMF(8mL)中溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(761mg、2.0mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.39g、10.8mmol、7.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌し、(3S)-3-[(2S)-2-アミノ-4-ヒドロキシ-3-オキソブチル]ピロリジン-2-オン(330mg、1.77mmol、1.1当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM:MeOH(19:1)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、tert-ブチル(1S,3aR,4S,7R,7aS)-1-(((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-1,3,3a,4,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-4,7-メタノイソインドール-2-カルボキシレート(370mg、45%)を黄褐色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):448[M+H]+。
50mL容の丸底フラスコに、tert-ブチル(1S,3aR,4S,7R,7aS)-1-(((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-1,3,3a,4,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-4,7-メタノイソインドール-2-カルボキシレート(180mg、0.4mmol、1.0当量)、EA(5mL)、及び10%パラジウム活性炭素(90mg)を入れた。フラスコの内容物を水素(3気圧)の雰囲気下に置いた。この混合物を室温で2時間撹拌した。固体を濾別した。有機層を減圧下で濃縮して、(1S,3aR,4R,7S,7aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロ-1H-4,7-メタノイソインドール-1-カルボキサミド(165g、82%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):450[M+H]+。
(1S,3aR,4R,7S,7aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロ-1H-4,7-メタノイソインドール-1-カルボキサミド(165mg、0.37mmol、1.0当量)の塩酸(4mL、エーテル中2mol/L)中溶液に、室温で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(1S,3aR,4R,7S,7aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロ-1H-4,7-メタノイソインドール-1-カルボキサミド(80mg、粗)を淡黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):350[M+H]+。
4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸(57.3mg、0.25mmol、1.1当量)のDMF(2mL)中溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(103mg、0.3mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(208mg、1.61mmol、7.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌し、(1S,3aR,4R,7S,7aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロ-1H-4,7-メタノイソインドール-1-カルボキサミド(80mg、0.23mmol、1.0当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取HPLC(カラム:Kinetex EVO C18、21.2*250mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で40%B~70%B、70%B;波長:254nm;RT1(分):5.65)によって精製し、(1S,3aR,4R,7S,7aS)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロ-1H-4,7-メタノイソインドール-1-カルボキサミド(13.4mg、11%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):561[M+H]+。
(実施例137)
化合物136
tert-ブチル(1S,3aR,4S,7R,7aS)-1-(((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-1,3,3a,4,7,7a-ヘキサヒドロ-2H-4,7-メタノイソインドール-2-カルボキシレート(180mg、0.4mmol、1.0当量)のエーテル中塩酸(4mL、2mol/L)中溶液を、室温で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(1S,3aR,4S,7R,7aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2,3,3a,4,7,7a-ヘキサヒドロ-1H-4,7-メタノイソインドール-1-カルボキサミド(95mg、粗)を淡黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):348[M+H]+。
4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸(69.2mg、0.3mmol、1.1当量)のDMF(2mL)中溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(135mg、0.35mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(247mg、1.91mmol、7.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌し、(1R,2S,3S,6R,7S)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-4-アザトリシクロ[5.2.1.0^{2,6}]デカ-8-エン-3-カルボキサミド(95mg、0.27mmol、1.0当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取HPLC(カラム:Kinetex EVO C18、21.2*250mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で40%B~70%B、70%B;波長:254nm;RT1(分):5.18)によって精製し、(1R,2S,3S,6R,7S)-4-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-4-アザトリシクロ[5.2.1.0^{2,6}]デカ-8-エン-3-カルボキサミド(23.0mg、15%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):559[M+H]+。
(実施例138)
化合物137
2-クロロ-5-ヒドロキシベンズアルデヒド(1.00g、6.38mmol、1.0当量)のTHF(15mL)中撹拌混合物に、カリウムtert-ブトキシド(0.790g、7.02mmol、1.1当量)を0℃で加え、混合物を0℃で15分間撹拌した。続いて、ジフェニルヨードニウムトリフレート(3.30g、7.66mmol、1.2当量)を0℃で加えた。混合物を4時間40℃で撹拌し、反応物を水(100mL)でクエンチした。得られた混合物をEA(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(4g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5X24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~10%)を溶離液として用いた。回収した画分:4%~5%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、2-クロロ-5-フェノキシベンズアルデヒド(1.3g、83%)を無色油状物として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ10.26(s,1H),7.65(d,J=8.0Hz,1H),7.43-7.50(m,2H),7.33-7.42(m,1H),7.29-7.33(m,1H),7.22-7.28(m,1H),7.08-7.15(m,2H)。
ナトリウムメタノレート(4.03g、22.4mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(10mL)中溶液を、-10℃に冷却した。2-クロロ-5-フェノキシベンズアルデヒド(1.30g、5.58mmol、1.0当量)、及びエチル2-アジドアセテート(2.89g、22.4mmol、4.0当量)のMeOH(10mL)中混合物を、ナトリウムメタノレート溶液に0.5時間かけて滴下して加えた。この混合物を、-10℃で4時間撹拌した後、氷水(100mL)に注いだ。混合物をエチルエーテル(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をEA(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(4g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EA:Pe(30分かけて0%~10%)を溶離液として用いた。回収した画分:3%~4%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル(2Z)-2-アジド-3-(2-クロロ-5-フェノキシフェニル)プロパ-2-エノエート(680mg、33%)を淡黄色固体として得た。
メチル2-アジド-3-(2-クロロ-5-フェノキシフェニル)プロパ-2-エノエート(680mg、2.06mmol、1.0当量)及びm-キシレン(10mL)の混合物を、120℃、窒素下で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(1g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~20%)を溶離液として用いた。回収した画分:7%~8%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル4-クロロ-7-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(160mg、23%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):300[M-H]-。
メチル4-クロロ-7-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(160mg、0.530mmol、1.0当量)のH2O(2mL)及びTHF(2mL)中撹拌混合物に、水素化リチウム(63.5mg、2.65mmol、5.0当量)を加え、混合物を60℃で2時間撹拌した。混合物を塩酸(2M)でpH=3に酸性化した。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4-クロロ-7-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(140mg、粗)を得た。LC-MS(ESI,m/z):286[M-H]-。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(90.0mg、0.250mmol、1.0当量)、4-クロロ-7-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(79.1mg、0.275mmol、1.1当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(114mg、0.300mmol、1.2当量)のDMF(4mL)中撹拌混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(193mg、1.50mmol、6.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物(100mg)を、以下の条件で、分取HPLC(カラム:XBridge Prep C18 OBDカラム、19*150mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で33%B~63%B、63%B;波長:254nm;RT1(分):6.3)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-クロロ-7-フェノキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(42.2mg、27%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):593[M+H]+。
(実施例139)
化合物138
4-クロロ-2-フルオロベンゾニトリル(1.00g、6.43mmol、1.0当量)のDMF(10mL)中溶液に、炭酸セシウム(4.20g、12.9mmol、2.0当量)及びシクロプロパノール(1.12g、19.3mmol、3.0当量)を室温で加えた。混合物を80℃で一晩撹拌し、反応物を、水(30mL)でクエンチした。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、EA:PE(5:95)を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、4-クロロ-2-シクロプロポキシベンゾニトリル(750mg、60%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ7.75-7.83(m,1H),7.56-7.60(m,1H),7.20-7.26(m 1H),4.09-4.16(m,1H),0.84-0.93(m,2H),0.74-0.81(m,2H)。
モルホリン(1.1mL、12.5mmol)のTHF(6.4mL)中溶液に、n-BuLi(5mL、THF中2.5M、12.5mmol)を、窒素下、0℃にてゆっくりと加えた。この混合物を0℃で1時間撹拌した後、ジイソブチルアルミニウムヒドリド(12.5mmol、ヘキサン中1.0M)を、この混合物に、0℃、窒素下で滴下して加えた。この混合物を室温で2時間撹拌し、粗生成物(LDBMOA)を次工程で直接使用した。
4-クロロ-2-シクロプロポキシベンゾニトリル(900mg、4.65mmol、1.0当量)のTHF(9mL)中溶液に、LDBMOA(18.6mL、9.30mmol、2.0当量、0.5M)を、0℃、窒素下で滴下して加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を、水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、EA:P(2:98)を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、4-クロロ-2-シクロプロポキシベンズアルデヒド(450mg、49%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ10.20(s,1H),7.67-7.73(m,1H),7.54-7.59(m,1H),7.15-7.22(m,1H),4.09-4.17(m,1H),0.77-0.91(m,4H)。LCMS(ESI,m/z):197[M+H]+。
ナトリウムメトキシド(1.98g、11.0mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(5mL)中溶液に、4-クロロ-2-シクロプロポキシベンズアルデヒド(540mg、2.75mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(1.42g、11.0mmol、4.0当量)のMeOH(5mL)中混合物を、-10℃で滴下して加えた。混合物を-10℃で4時間撹拌し、反応物を水(30mL)でクエンチし、EtOAc(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、EtOAc:PE(1:99)を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、メチル2-アジド-3-(4-クロロ-2-シクロプロポキシフェニル)プロパ-2-エノエート(420mg、52%)を得た。
メチル2-アジド-3-(4-クロロ-2-シクロプロポキシフェニル)プロパ-2-エノエート(370mg、1.26mmol、1.0当量)のキシレン(4mL)中溶液を、120℃で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、EtOAc:PE(2:98)を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、メチル6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(211mg、63%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.11(br,1H),6.99-7.12(m,2H),6.80-6.88(m,1H),3.96-4.07(m,1H),3.86(s,3H),0.71-0.90(m,4H)。
メチル6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(211mg、0.794mmol、1.0当量)のTHF(2mL)中溶液に、水素化リチウム(95.1mg、3.97mmol、5.0当量、1mL水中)を加え、混合物を60℃で2時間撹拌した。この混合物を、塩酸(1M)でpH=5に酸性化し、EtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(199mg、粗)を得た。LCMS(ESI,m/z):250[M-H]-。
(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.284mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(78.5mg、0.311mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(141mg、0.369mmol、1.3当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(184mg、1.42mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep C18 OBDカラム、19*150mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で37%B~43%B、43%B;波長:254nm;RT1(分):6.0)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(33.9mg、21%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):557[M+H]+。
(実施例140)
化合物139
3,6-ジクロロベンゼン-1,2-ジアミン(300mg、1.69mmol、1.0当量)の酢酸(10mL)中混合物に、メチル2,2,2-トリクロロエタンイミデート(329mg、1.86mmol、1.1当量)を加えた。この混合物を室温で一晩撹拌した後、水(20mL)に注いだ。濾過によって、4,7-ジクロロ-2-(トリクロロメチル)-1H-1,3-ベンゾジアゾール(400mg、73%)が淡黄色固体として得られた。1H NMR(300MHz,CDCl3-d)δ9.88(br,1H),7.33-7.38(m,2H)。LC-MS(ESI,m/z):303[M+H]+。
4,7-ジクロロ-2-(トリクロロメチル)-1H-1,3-ベンゾジアゾール(400mg、1.31mmol、1.0当量)のMeOH(10mL)中混合物に、炭酸ナトリウム(141mg、1.31mmol、1.0当量)を加えた。溶液を、70℃で一晩撹拌した。この混合物をセライトパッドに通して濾過した後、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(10mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(1g)を用いてスラリーを作製した。DCMを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:200mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、MeOH:DCM(20分かけて0%~3%)で溶出した。回収した画分:1%~2%MeOH:DCM画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル4,7-ジクロロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボキシレート(240mg、71%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):245[M+H]+。
メチル4,7-ジクロロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボキシレート(140mg、0.571mmol、1.0当量)のTHF(1.5mL):水(1.5mL)中混合物に、水素化リチウム(68.0mg、2.85mmol、5.0当量)を加えた。この混合物を、40℃で3時間撹拌した。この混合物を、THFまで減圧下で濃縮した。pHを塩酸(2M)で6に調整した。濾過によって、4,7-ジクロロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボン酸(90.0mg、66%)が白色固体として得られた。LC-MS(ESI,m/z):229[M-H]-。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)、4,7-ジクロロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボン酸(72.0mg、0.311mmol、1.1当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(140mg、0.368mmol、1.3当量)のDMF(3mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(183mg、1.42mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を、CH3CN:水(0.05%TFA)を用いるC18カラムによって精製し、粗生成物(110mg)を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、19×250mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で25%B~50%B、50%B;波長:254nm;RT:6.65分)によって更に精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4,7-ジクロロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(54.6mg、34%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ13.68(br,1H),8.30-8.58(m,1H),7.05-7.55(m,3H),4.60-5.56(m,1H),4.38-4.59(m,1H),3.50-4.37(m,5H),3.05-3.20(m,1H),2.90-3.03(m,1H),2.75-2.89(m,1H),2.55-2.74(m,1H),2.10-2.45(m,1H),1.28-2.09(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):536[M+H]+。
(実施例141)
化合物140
0℃に冷却した(S)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸(1.79g、7.03mmol、1.0当量)のDMF(18mL)中溶液に、(3S)-3-アミノ-N-シクロプロピル-2-ヒドロキシ-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタンアミド塩酸塩(2.03g、8.44mmol、1.2当量)、EDC・HCl(2.68g、14.1mmol、2.0当量)、HOAt(956mg、7.03mmol、1.0当量)及びNEt3(3.3mL、21.1mmol、3.0当量)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を水(20mL)で希釈し、EA(5×20mL)で抽出した。有機相を合わせて、ブライン(30mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、溶離液としてDCM中10%MeOHを用いるシリカゲル(40gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル(5S)-5-(((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-カルボキシレート(1.4g、38%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):479[M+H]+。
tert-ブチル(5S)-5-(((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバモイル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-カルボキシレート(1.4g、2.92mmol、1.0当量)のDCM(14mL)中溶液に、ジオキサン中4N HCl(7.0mL、28.0mmol、9.6当量)を加えた。この混合物を室温で5時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮し、ジエチルエーテルと共蒸発させて、(5S)-N-((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド塩酸塩(1.35g、粗)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):379[M+H]+。
0℃に冷却した(5S)-N-((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド塩酸塩(150mg、0.363mmol、1.0当量)のDMF(1.5mL)中溶液に、1H-インドール-2-カルボン酸(62mg、0.385mmol、1.1当量)、EDC・HCl(111mg、0.581mmol、1.6当量)、HOAt(40mg、0.290mmol、0.8当量)及びNEt3(0.12mL、0.871mmol、2.4当量)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を水(5mL)で希釈し、DCM(2×10mL)で抽出した。有機相を合わせて、ブライン(5mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲル(12gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(5S)-N-((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-6-(1H-インドール-2-カルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド(84mg、44%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):522[M+H]+。
(5S)-N-((2S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-6-(1H-インドール-2-カルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド(80mg、0.161mmol、1.0当量)のDCM(1mL)中溶液に、Dess-Martinペルヨージナン(78mg、0.184mmol、1.2当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、セライトに通して濾過した。濾液を、飽和Na2S2O3(3×5mL)、飽和NaHCO3(3×5mL)、及びブライン(3×5mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、溶離液としてDCM中10% MeOHを用いる分取TLCによって、及び分取HPLC(カラム:X-SELECT-C18、19×250mm、5um;移動相A:水中10mM NH4HCO3、移動相B:ACN;流量:17mL/分;勾配:8分で10%B~50%B)によって精製し、(S)-N-((S)-4-(シクロプロピルアミノ)-3,4-ジオキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-6-(1H-インドール-2-カルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボキサミド(21mg、26%)を灰白色固体として得た。1H NMR(500MHz,363K,DMSO-d6)δppm 11.20(s,1H),8.34(dd,2H),7.54(d,1H),7.43(d,1H),7.37(s,1H),7.15(t,1H),7.01(t,1H),6.75(s,1H),5.12(m,2H),4.39(d,1H),3.45(t,1H),3.17-3.30(m,2H),2.75(d,1H),2.45(t,1H),2.22(m,1H),2.04(m,1H),1.96(t,1H),1.87(t,1H),1.65-1.77(m,3H),0.96(d,1H),0.64(t,4H),0.50(d,1H),0.27(d,3H)。LCMS(ESI,m/z):518[M-H]-。
(実施例142)
化合物141
化合物141は、4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):586[M-H]-。
(実施例143)
化合物142
イソチアゾリジン1,1-ジオキシド(7.20g、59.4mmol、1.0当量)のMeCN(150mL)中溶液に、1-(クロロメチル)-4-メトキシベンゼン(11.2g、71.3mmol、1.2当量)及び炭酸カルシウム(24.6g、178mmol、3.0当量)を、80℃で加えた。混合物を、80℃で一晩撹拌し、次いで、濾過した。濾過ケーキを、MeCN(3×30mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(50mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(25g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ6×24cm、カラム体積:600mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:330g)によって精製し、EA:PE(40分かけて0%~60%)を溶離液として用いた。回収した画分:41%~43%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、2-(4-メトキシベンジル)イソチアゾリジン1,1-ジオキシド(12.7g、88%)を淡黄色固体として得た。
2-(4-メトキシベンジル)イソチアゾリジン1,1-ジオキシド(12.7g、52.6mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(150mL)中混合物に、リチウムジイソプロピルアミド(31.6mL、63.2mmol、1.2当量、THF中2M)を、-78℃、窒素下で滴下して加えた。-78℃で0.5時間撹拌した後、tert-ブチル(R)-4-ホルミル-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(14.5g、63.2mmol、1.2当量)を加えた。この混合物を-78℃、窒素下で1時間撹拌した。反応物を塩酸(0.5M)でクエンチし、pH=6に酸性化した。混合物をEA(3×150mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(100mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(40g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ6×24cm、カラム体積:600mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:330g)によって精製し、EA:PE(60分かけて0%~50%)を溶離液として用いた。回収した画分:37%~43%E:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(4R)-4-(ヒドロキシ(2-(4-メトキシベンジル)-1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(14.8g、59%)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):471[M+H]+。
tert-ブチル(4R)-4-(ヒドロキシ(2-(4-メトキシベンジル)-1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(14.8g、31.5mmol、1.0当量)のDCM(250mL)中混合物に、メタンスルホニルクロリド(14.4g、126mmol、4.0当量)及びトリエチルアミン(19.1g、189mmol、6.0当量)を0℃で加えた。この混合物を40℃で3時間撹拌し、反応物を水(50mL)でクエンチした。混合物をDCM(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(4R)-4-((2-(4-メトキシベンジル)-1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)((メチルスルホニル)オキシ)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(17g、粗)を橙赤色半固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):549[M+H]+。
tert-ブチル(4R)-4-((2-(4-メトキシベンジル)-1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)((メチルスルホニル)オキシ)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(17.0g、31.0mmol、1.0当量)のDCM(200mL)中混合物に、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン(11.8g、77.5mmol、2.5当量)を加えた。混合物を室温で3時間撹拌し、反応物を水(50mL)でクエンチした。混合物をDCM(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(50mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(40g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ6×24cm、カラム体積:600mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:330g)によって精製し、EA:PE(60分かけて0%~50%)を溶離液として用いた。回収した画分:37%~40%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(S)-4-((2-(4-メトキシベンジル)-1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イリデン)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(10.7g、76%)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):453[M+H]+。
tert-ブチル(S,E)-4-((2-(4-メトキシベンジル)-1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イリデン)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(10.7g、23.6mmol、1.0当量)のEA(120mL)中混合物に、10%パラジウム活性炭素(5.7g)を加えた。この混合物を、室温、水素下で2時間撹拌した。混合物をセライトパッドに通して濾過し、EA(150mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮して、tert-ブチル(4S)-4-((2-(4-メトキシベンジル)-1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(9.5g、粗)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):455[M+H]+。
tert-ブチル(4S)-4-((2-(4-メトキシベンジル)-1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)メチル)-2,2-ジメチルオキサゾリジン-3-カルボキシレート(3.00g、6.60mmol、1.0当量)のMeOH(30mL)中混合物に、p-トルエンスルホン酸(455mg、2.64mmol、0.4当量)を0℃で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。この混合物を減圧下で濃縮して、MeOHを除去した後、DCM(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(15g)を用いてスラリーを作製した。DCMを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×12cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)、溶離液としてMeOH:DCM(30分かけて0%~10%)によって精製した。回収した画分:6%MeOH:DCM画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル((2S)-1-ヒドロキシ-3-(2-(4-メトキシベンジル)-1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(2.2g、80%)を無色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):415[M+H]+。
tert-ブチル((2S)-1-ヒドロキシ-3-(2-(4-メトキシベンジル)-1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(2.2g、5.31mmol、1.0当量)及び2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシl(166mg、1.06mmol、0.2当量)のアセトン(30mL)中撹拌混合物に、重炭酸ナトリウム水溶液(30mL)を0℃で加えた。次亜塩素酸ナトリウム(5.60g、9.78mmol、3.5当量、13%)を加えた。この混合物を0℃で6時間撹拌した。この混合物をEA(3×30mL)で抽出し、水性層を塩酸(2M)でpH=5に酸性化した。水性層をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、減圧下で濃縮して、(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-3-{2-[(4-メトキシフェニル)メチル]-1,1-ジオキソ-1λ6,2-チアゾリジン-5-イル}プロパン酸(1.6g、粗)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ7.20-7.24(m,2H),6.81-6.89(m,2H),3.98-4.39(m,3H),3.74-3.81(m,3H),3.29-3.51(m,1H),2.93-3.03(m,2H),1.92-2.55(m,4H),1.35-1.49(m,9H)。LC-MS(ESI,m/z):427[M-H]-。
(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-3-{2-[(4-メトキシフェニル)メチル]-1,1-ジオキソ-1λ6,2-チアゾリジン-5-イル}プロパン酸(1.50g、3.50mmol、1.0当量)、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(341mg、3.50mmol、1.0当量)、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(473mg、3.50mmol、1.0当量)及び1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(738mg、4.11mmol、1.1当量)のDCM(20mL)中混合物に、N-メチルモルホリン(1.77g、17.5mmol、5.当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をDCM(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(5g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EA:PE(50分かけて0%~70%)を溶離液として用いた。回収した画分:49%~53%EA:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル((2S)-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-3-(2-(4-メトキシベンジル)-1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)-1-オキソプロパン-2-イル)カルバメート(950mg、57%)を淡黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):472[M+H]+。
tert-ブチル((2S)-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-3-(2-(4-メトキシベンジル)-1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)-1-オキソプロパン-2-イル)カルバメート(900mg、1.91mmol、1.0当量)のCH3CN(10mL)及びH2O(2mL)中溶液に、硝酸アンモニウムセリウム(IV)(3.15g、5.73mmol、3.0当量)を室温で加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した後、H2O(30mL)で希釈した。混合物をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×30mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーにした。スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ3×12cm、カラム体積:120mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、MeOH:DCM(30分かけて0%~10%)を溶離液として用いた。回収した画分:2%~4%MeOH:DCM画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル((2S)-3-(1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソプロパン-2-イル)カルバメート(460mg、68%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):352[M+H]+。
tert-ブチル((2S)-3-(1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソプロパン-2-イル)カルバメート(450mg、1.28mmol、1.0当量)のDCM(4.5mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(1.5mL)を室温で加えた。この混合物を室温で3時間撹拌し、減圧下で濃縮して、(2S)-2-アミノ-3-(1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)-N-メトキシ-N-メチルプロパンアミド(370mg、粗)を赤色半固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):252[M+H]+。
(2S)-2-アミノ-3-(1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)-N-メトキシ-N-メチルプロパンアミド(370mg、1.47mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(483mg、1.47mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(672mg、1.77mmol、1.2当量)のDMF(10mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(951mg、7.36mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をDCM(50mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(8g)を用いてスラリーを作製した。DCMを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ3×24cm、カラム体積:120mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、MeOH:DCM(30分かけて0%~10%)を溶離液として用いた。回収した画分:2%~4%MeOH:DCM画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-3-(1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソプロパン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(220mg、26%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):562[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-3-(1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)-1-(メトキシ(メチル)アミノ)-1-オキソプロパン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(70.0mg、0.125mmol、1.0当量)のTHF(2mL)中混合物に、リチウムアルミニウムテトラヒドリド(0.1mL、0.237mmol、1.9当量、THF中2.5M)を-5℃、窒素下で加えた。この混合物を-5℃で1時間撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*150mm、5μm;移動相A:水(10mmol/L NH4HCO3)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で23%B~53%B、53%B;波長:254nm;RT1(分):6;)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((2S)-1-(1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-5-イル)-3-オキソプロパン-2-イル)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(2.6mg、4%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):503[M+H]+。
(実施例144)
化合物143
5-クロロ-2,4-ジフルオロアニリン(3.42g、20.9mmol、1.0当量)の塩酸(63mL)中溶液に、亜硝酸ナトリウム(1.51g、22.0mmol、1.05当量)を-10℃で加えた。この混合物を-10℃で2時間撹拌した。塩化スズ二水和物(14.2g、62.7mmol、3.0当量)の塩酸(52mL、18M)中溶液を、-30℃で滴下して加えた。この混合物を-20℃で1時間撹拌し、室温まで加温し、濾過して、(5-クロロ-2,4-ジフルオロフェニル)ヒドラジン塩酸塩(4.0g、粗)を得た。LCMS(ESI,m/z):179[M+H]+。
(5-クロロ-2,4-ジフルオロフェニル)ヒドラジン塩酸塩(4.50g、20.9mmol、1.0当量)のEtOH(50mL)中溶液に、ピルビン酸エチル(2.55g、22.0mmol、1.05当量)を室温で滴下して加えた。混合物を1.5時間室温で撹拌し、続いて減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、EtOAc:PE(10:90)を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、エチル(2E)-2-[2-(5-クロロ-2,4-ジフルオロフェニル)ヒドラジン-1-イリデン]プロパノエート(900mg、15%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ9.48(s,1H),7.56-7.64(m,1H),7.47-7.54(m,1H),4.19-4.25(m,2H),2.11(s,3H),1.25-1.30(m,3H)。LCMS(ESI,m/z):277[M+H]+。
エチル(2E)-2-[2-(5-クロロ-2,4-ジフルオロフェニル)ヒドラジン-1-イリデン]プロパノエート(100mg、0.361mmol、1.0当量)のポリリン酸(5g)中混合物を、105℃で5時間撹拌した。反応物を、水(10mL)でクエンチし、混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、エチル4-クロロ-5,7-ジフルオロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(65mg、粗)を得た。LCMS(ESI,m/z):258[M-H]-。
エチル4-クロロ-5,7-ジフルオロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(65.0mg、0.250mmol、1.0当量)のTHF(0.5mL)中溶液に、水素化リチウム(24.0mg、1.0mmol、4.0当量、水0.3mL中)を室温で加え、混合物を65℃で2時間撹拌した。この混合物を、塩酸(1M)でpH=5に酸性化し、EtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4-クロロ-5,7-ジフルオロ-1H-インドール-2-カルボン酸(55mg、粗)を得た。LCMS(ESI,m/z):230[M-H]-。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(77.7mg、0.216mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、4-クロロ-5,7-ジフルオロ-1H-インドール-2-カルボン酸(50.0mg、0.216mmol、1.0当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(94.4mg、0.248mmol、1.15当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(139mg、1.08mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*150mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で38%B~45%B、45%B;波長:254nm;RT1(分):7.97)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-クロロ-5,7-ジフルオロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(2.7mg、2%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):537[M+H]+。
(実施例145)
化合物144
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、0℃で撹拌した、5-フェニル-1H-ピロール-2-カルボン酸(58.4mg、0.311mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(141mg、0.369mmol、1.3当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(184mg、1.42mmol、5.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*150mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で40%B~47%B、47%B;波長:254nm;RT1(分):5.7)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(5-フェニル-1H-ピロール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(10.4mg、7%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):493[M+H]+。
(実施例146)
化合物145
化合物145は、4-クロロ-1H-インドール-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):552[M-H]-。
(実施例147)
化合物146
化合物146は、5-メチル-1H-インドール-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):532[M-H]-。
(実施例148)
化合物147
化合物147は、5-フルオロ-1H-インドール-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):538[M+H]+。
(実施例149)
化合物148
化合物148は、(1S,3aR,6aS)-2-(tert-ブトキシカルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸を(S)-6-(tert-ブトキシカルボニル)-6-アザスピロ[2.5]オクタン-5-カルボン酸の代わりに、4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):588[M+H]+。
(実施例150)
化合物149
2-イソブトキシエタン-1-アミン(0.900g、7.62mmol、1.0当量)及びギ酸エチル(10mL、76.9mmol、10.0当量)の混合物を、60℃で16時間加熱し、混合物を減圧下で濃縮して、N-(2-イソブトキシエチル)ホルムアミド(0.9g、81%)を褐色液体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 8.20(d,1H),6.09(br s,1H),3.45-3.55(m,4H),3.18-3.22(m,2H),1.80-1.90(m,1H),0.91(d,6H)。
0℃に冷却したN-(2-イソブトキシエチル)ホルムアミド(900mg、6.21mmol、1.0当量)のDCM(10mL)中溶液に、PPh3(3.26g、12.4mmol、2.0当量)、CCl4(1.2mL、12.4mmol、2.0当量)及びNEt3(1.7mL、12.4mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を18時間還流させた。室温まで冷却した後、ペンタンを加え、不溶性物質を濾過した。濾液を減圧下で濃縮し(室温のrotavapor浴)、1-(2-イソシアノエトキシ)-2-メチルプロパン(600mg、77%)を褐色液体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3)δppm 3.60-3.65(m,2H),3.52-3.58(m,2H),3.26(d,2H),1.82-1.93(m,1H),0.92(d,6H)。
tert-ブチル((S)-1-ヒドロキシ-3-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)プロパン-2-イル)カルバメート(300mg、1.16mmol、1.0当量)のDCM(3mL)中溶液に、NaHCO3(98mg、1.16mmol、1.0当量)及びDess-Martinペルヨージナン(492mg、1.16mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した。0℃に冷却した後、AcOH(0.19mL、3.48mmol、3.0当量)及び1-(2-イソシアノエトキシ)-2-メチルプロパン(221mg、1.74mmol、1.5当量)を加え、混合物を室温で16時間撹拌した。この混合物をDCM中10% MeOH(20mL)で希釈し、飽和NaHCO3(10mL)で洗浄した。相を分離した。有機相をブライン(10mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~5%)の勾配を用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(6S)-2,2,14-トリメチル-4,8-ジオキソ-6-(((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)メチル)-3,12-ジオキサ-5,9-ジアザペンタデカン-7-イルアセテート(400mg、77%)を白色油状物として得た。LCMS(ESI,m/z):444[M+H]+。
0℃に冷却した(6S)-2,2,14-トリメチル-4,8-ジオキソ-6-(((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)メチル)-3,12-ジオキサ-5,9-ジアザペンタデカン-7-イルアセテート(430mg、0.971mmol、1.0当量)のTHF(4.3mL)及び水(4.3mL)中溶液に、LiOH(46mg、1.94mmol、2.0当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(1~10%)の勾配を用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、tert-ブチル((2S)-3-ヒドロキシ-4-((2-イソブトキシエチル)アミノ)-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(300mg、77%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):402[M+H]+。
0℃に冷却したtert-ブチル((2S)-3-ヒドロキシ-4-((2-イソブトキシエチル)アミノ)-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)カルバメート(300mg、0.747mmol、1.0当量)のDCM(3mL)中溶液に、ジオキサン中4N HCl(0.747mL、2.99mmol、4.0当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮した。残留物をEt2Oでトリチュレートし、固体を濾過して、(3S)-3-アミノ-2-ヒドロキシ-N-(2-イソブトキシエチル)-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタンアミド塩酸塩(190mg、75%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):302[M+H]+。
0℃に冷却した(3S)-3-アミノ-2-ヒドロキシ-N-(2-イソブトキシエチル)-4-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタンアミド塩酸塩(182mg、0.539mmol、1.1当量)及び(1S,3aR,6aS)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(180mg、0.490mmol、1.0当量、実施例15の(1S,3aR,6aS)-2-(4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸酸と同様に調製)のDMF(2mL)中溶液に、EDC・HCl(187mg、0.975mmol、2.0当量)、HOAt(67mg、0.496mmol、1.0当量)及びEt3N(0.20mL、1.47mmol、3.0当量)を加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を水(10mL)で希釈し、DCM中10%MeOH(3×10mL)で抽出した。有機相を合わせ、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、DCM中MeOH(0~8%)の勾配を用いるシリカゲル(12gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((2S)-3-ヒドロキシ-4-((2-イソブトキシエチル)アミノ)-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(160mg、50%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):650[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((2S)-3-ヒドロキシ-4-((2-イソブトキシエチル)アミノ)-4-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(100mg、0.154mmol、1.0当量)のDMSO(5mL)中溶液に、2-ヨードキシ安息香酸(129mg、0.462mmol、3.0当量)を加え、混合物を室温で6時間撹拌した。2-ヨードキシ安息香酸(43mg、0.154mmol、1.0当量)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をEA(50mL)で希釈し、飽和NaHCO3で洗浄した。相を分離した。有機相を水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させて、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取HPLC(カラム:X-SELECT-C18、19×250mm、5μm;移動相A:水中10mM NH4HCO3、移動相B:ACN;流量:17mL/分;勾配:8分で10%B~60%B)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-4-((2-イソブトキシエチル)アミノ)-3,4-ジオキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(31mg、31%)を灰白色固体として得た。1H NMR(500MHz,362K,DMSO-d6)δppm 11.73(br s,1H),8.47(br s,1H),8.08-8.22(m,1H),7.45(s,1H),7.28-7.34(m,1H),7.15(s,1H),6.84-6.92(m,1H),4.90-5.10(m,1H),4.50-4.68(m,1H),3.90-4.12(m,1H),3.65-3.75(m,1H),3.40-3.48(m,2H),3.22-3.35(m,2H),3.08-3.20(m,4H),2.60-2.80(m,2H),2.10-2.30(m,1H),1.90-2.00(m,2H),1.48-1.88(m,9H),0.83(d,6H)。LCMS(ESI,m/z):648[M+H]+。
(実施例151)
化合物150
100mL容の丸底フラスコに、メチル4-ブロモ-1H-インドール-2-カルボキシレート(2g、7.87mmol、1.0当量)、DMF(40mL)、及びNaH(0.630g、鉱油中60%、15.7mmol、2.0当量)を入れた。混合物を、室温で20分間撹拌した。ベンジルクロロホルメート(2.69g、15.7mmol、2.0当量)を加え、混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を水(50mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(3:7)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、1-ベンジル2-メチル4-ブロモインドール-1,2-ジカルボキシレート(2.9g、85%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):388[M+H]+。
100mL容の丸底フラスコに、1-ベンジル2-メチル4-ブロモインドール-1,2-ジカルボキシレート(1g、2.57mmol、1.0当量)、ナトリウムピロリジン-2-カルボキシレート(741mg、5.41mmol、2.1当量)、ナトリウムメタンスルフィネート(815mg、7.98mmol、3.1当量)及びDMSO(20mL)、ヨウ化銅(I)(1.52g、7.98mmol、3.1当量)を入れた。この混合物を、130℃、窒素下で一晩撹拌した。反応物を水(50mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(3:7)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、1-ベンジル2-メチル4-メタンスルホニルインドール-1,2-ジカルボキシレート(480mg、46%)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.65(s,1H),7.90-7.79(m,1H),7.68-7.70(m,1H),7.61-7.36(m,2H),3.93(s,3H),3.24(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):254[M+H]+。
100mL容の丸底フラスコに、メチル4-メタンスルホニル-1H-インドール-2-カルボキシレート(200mg、0.790mmol、1.0当量)及びTHF(4mL)、H2O(4mL)を入れた。NaOH(189mg、4.74mmol、6.0当量)を0℃で滴下して加えた。溶液を、60℃で一晩撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4-メタンスルホニル-1H-インドール-2-カルボン酸(180mg、76%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):240[M+H]+。
50mL容の丸底フラスコに、4-メタンスルホニル-1H-インドール-2-カルボン酸(60mg、0.251mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(81.1mg、0.251mmol、1.0当量)、DMF(3mL)、HATU(133.mg、0.351mmol、1.4当量)及びDIEA(97.2mg、0.753mmol、3.0当量)を入れた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(10mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、以下の勾配条件で、分取HPLCによって精製した:カラム:YMC-Actus Triart C18 ExRS、30*150mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:10分で18%B~36%B、36%B;波長:254nm;RT1(分):7.68。精製により、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-(4-メタンスルホニル-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(5.1mg、4%)が白色固体として得られた。LC-MS(ESI,m/z):545[M+H]+。
(実施例152)
化合物151
100mL容の丸底フラスコに、4-メトキシインドリン-2,3-ジオン(600mg、3.39mmol、1.0当量)のDCM(10mL)を入れた。ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド(4.09g、25.4mmol、7.5当量)を加えた。混合物を2日間室温で撹拌し、反応物を水(15mL)でクエンチした。得られた溶液をジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:4)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、3,3-ジフルオロ-4-メトキシインドリン-2-オン(100mg、28%)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ11.12(s,1H),7.48(t,J=8.2Hz,1H),6.81(d,J=8.7Hz,1H),6.52-6.61(m,1H),3.88(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):198[M-H]-。
8mL容バイアルに、3,3-ジフルオロ-4-メトキシインドリン-2-オン(300mg、1.51mmol、1.0当量)及びTHF(10mL)を入れた。THF中ボランテトラヒドロフラン錯体溶液1M(6.03mL、6.02mmol、4.0当量)を、0℃、窒素下で加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。得られた溶液をジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、3-フルオロ-4-メトキシ-1H-インドール(270mg、粗)を暗緑色油状物として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ10.78(s,1H),7.14(t,J=2.7Hz,1H),7.02(t,J=8.0Hz,1H),6.90-6.93(m,1H),6.49(d,J=7.6Hz,1H),3.85(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):166[M+H]+。
40mL容バイアルに、3-フルオロ-4-メトキシ-1H-インドール(270mg、1.14mmol、1.0当量)、DMF(7mL)を入れた。水素化ナトリウム(68.6mg、1.72mmol、1.5当量、鉱油中60%)を0℃で加えた。混合物を10分間0℃で撹拌した。塩化トシル(436mg、2.29mmol、2.0当量)を加え、続いて混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:5)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、3-フルオロ-4-メトキシ-1-トシル-1H-インドール(240mg、61%)を灰白色固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3-d)δ7.71-7.78(m,2H),7.62-7.64(m,1H),7.30(s,1H),7.22-7.27(m,3H),6.68(d,J=8.1Hz,1H),3.92(s,3H),2.37(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):320[M+H]+。
40mL容バイアルに、THF(5mL)中3-フルオロ-4-メトキシ-1-トシル-1H-インドール(250mg、0.783mmol、1.0当量)を、窒素下で入れた。n-BuLi(0.33mL、ヘキサン中2.5M、0.822mmol、1.05当量)を-75℃で滴下して加えた。混合物を30分間-75℃で撹拌した。反応物に、15分間、-75℃でCO2をバブリングした。混合物を室温まで加温した。反応物を水(10mL)でクエンチした。この混合物を、MeCN:H2O(1:1)を用いるC18カラムによって精製し、3-フルオロ-4-メトキシ-1-トシル-1H-インドール-2-カルボン酸(210mg、70%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ13.93(s,1H),7.71-7.80(m,2H),7.56-7.60(m,1H),7.48(t,J=8.3Hz,1H),7.39(d,J=8.1Hz,2H),6.91(d,J=8.1Hz,1H),3.85(s,3H),2.33(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):364[M+H]+。
8mL容バイアルに、3-フルオロ-4-メトキシ-1-トシル-1H-インドール-2-カルボン酸(180mg、0.495mmol、1.0当量)、水素化リチウム(119mg、4.95mmol、10.0当量)、THF(1.2mL)、及びH2O(3.6mL)を入れた。この混合物を60℃で2日間撹拌した。溶液のpH値を濃塩酸(1mol/L)で5に調整した。得られた溶液をジクロロメタン(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×5mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、3-フルオロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(100mg、80%)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ13.07(s,1H),11.50(s,1H),7.19(t,J=8.1Hz,1H),6.92-6.96(m,1H),6.53(d,J=7.7Hz,1H),3.88(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):208[M-H]-。
8mL容バイアルに、3-フルオロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(60mg、0.287mmol、1.0当量)、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(164mg、0.430mmol、1.5当量)、DMF(3mL)、及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(111mg、0.861mmol、3.0当量)を入れた。混合物を30分間0℃で撹拌した。(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(82.6mg、0.230mmol、0.8当量)を加えた。混合物を0℃で1時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、MeCN:H2O(0.05%TFA)(3:7)を用いるC18カラムによって精製し、粗生成物を得た。粗生成物を、以下の勾配条件で、分取HPLCによって精製した:カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19*250mm、10μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で30%B~47%B、47%B;波長:254nm;RT1(分):5.27。精製により、(1S,3aR,6aS)-2-(3-フルオロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(4.7mg)が白色固体として得られた。LC-MS(ESI,m/z):515[M+H]+。
(実施例153)
化合物152
4-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-インドール-2-カルボン酸(64.0mg、0.284mmol、1.0当量)及び(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.284mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(6mL)中撹拌混合物に、O-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(140mg、0.369mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(147mg、1.14mmol、4.0当量)を0℃で加えた。この混合物を室温で2時間撹拌し、反応物を、室温にて水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×40mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過後、濾液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物(350mg)を、以下の条件で、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、30*150mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:10分で24%B~40%B、40%B;波長:254nm;RT1(分):8.82)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-[4-(1,1-ジフルオロエチル)-1H-インドール-2-カルボニル]-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(9.7mg、6%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.58(s,1H),8.35-8.39(m,1H),7.54-7.56(m,1H),7.16-7.26(m,3H),6.89(s,1H),4.69-4.76(m,1H),4.38-4.60(m,2H),3.95-4.24(m,3H),3.68-3.71(m,1H),3.05-3.17(m,2H),2.69-2.85(m,1H),2.55-2.68(m,1H),2.17-2.35(m,1H),1.41-2.09(m,13H)。LC-MS(ESI,m/z):531[M+H]+。
(実施例154)
化合物153
tert-ブチルN-(2-ホルミルフェニル)カルバメート(1.50g、6.78mmol、1.0当量)のTHF(15mL)中溶液に、0℃で30分間撹拌した水素化ナトリウム(542mg、13.6mmol、2.0当量、鉱油中60%)を加えた。ヨードメタン(1.25g、8.81mmol、1.3当量)を加え、混合物を0℃で7時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、EtOAc:PE(3:97)で溶出して、tert-ブチルN-(2-ホルミルフェニル)-N-メチルカルバメート(1.07g、66%)を得た。
ナトリウムメトキシド(0.980g、18.2mmol、4.0当量、MeOH中30%)中溶液に、tert-ブチルN-(2-ホルミルフェニル)-N-メチルカルバメート(1.07g、4.55mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(2.35g、18.2mmol、4.0当量)の混合物滴下して加えた。混合物を3時間-10℃で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、EtOAc:PE(4:96)を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、メチル2-アジド-3-{2-[(tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ]フェニル}プロパ-2-エノエート(300mg、20%)を得た。LC-MS(ESI,m/z):331[M-H]-。
メチル(2Z)-2-アジド-3-{2-[(tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ]フェニル}プロパ-2-エノエート(300mg、0.901mmol、1.0当量)のキシレン(3mL)中溶液を、120℃で一晩撹拌した後、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をTLC(移動相:EtOAc:PE(1:16);Rf=0.6;検出:UV)によって精製し、メチル4-[(tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ]-1H-インドール-2-カルボキシレート(134mg、49%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.06(s,1H),7.22-7.37(m,2H),6.88-7.00(m,2H),3.86(s,3H),3.24(s,3H),1.34(s,9H)。
メチル4-[(tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ]-1H-インドール-2-カルボキシレート(130mg、0.427mmol、1.0当量)のDCM(2.5mL)中溶液に、トリフルオロアセトアルデヒド(0.5mL)を室温で加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、メチル4-(メチルアミノ)-1H-インドール-2-カルボキシレート(90mg、粗)を得た。LC-MS(ESI,m/z):205[M+H]+。
メチル4-(メチルアミノ)-1H-インドール-2-カルボキシレート(120mg、0.588mmol、1.0当量)のTHF(1.5mL)中溶液に、水素化リチウム(70.4mg、2.94mmol、5.0当量、1mL水中)を室温で加えた。混合物を60℃で3時間撹拌した。この混合物を、塩酸(1M)でpH=5に酸性化し、EtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4-(メチルアミノ)-1H-インドール-2-カルボン酸(80mg、粗)を得た。LC-MS(ESI,m/z):191[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.284mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、0℃で撹拌した、4-(メチルアミノ)-1H-インドール-2-カルボン酸(64.9mg、0.341mmol、1.2当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(141mg、0.369mmol、1.3当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(183mg、1.42mmol、5.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(1mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×5mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、19*250mm、10μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で15%B~30%B、30%B;波長:254nm;RT1(分):7.88.)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-2-[4-(メチルアミノ)-1H-インドール-2-カルボニル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(26.8mg、18%)を灰白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):496[M+H]+。
(実施例155)
化合物154
50mL容の丸底フラスコに、4-(メチルスルファニル)-1H-インドール-2-カルボン酸(60mg、0.288mmol、1.0当量)、DMF(5mL)、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(165mg、0.434mmol、1.5当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(112mg、0.870mmol、3.0当量)を入れた。混合物を、室温で20分間撹拌した。(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(102mg、0.318mmol、1.1当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を水(10mL)でクエンチした。得られた溶液をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、以下の勾配条件で、分取HPLCによって精製した:カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で33%B~38%B、38%B;波長:254nm;RT1(分):7.5。精製により、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-(メチルチオ)-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(2.2mg、2%)が白色固体として得られた。LC-MS(ESI,m/z):513[M+H]+。
(実施例156)
化合物155
メチル4-ヒドロキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(130mg、0.680mmol、1.0当量)のDCM(2mL)中溶液に、0℃で撹拌した、トリエチルアミン(138mg、1.360mmol、2.0当量)及びメタンスルホニルクロリド(110mg、0.952mmol、1.4当量)を加えた。混合物を3時間室温で撹拌し、反応物を水(1mL)でクエンチした。得られた混合物をDCM(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×2mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、DCM:MeOH(99:1)で溶出して、メチル4-(メタンスルホニルオキシ)-1H-インドール-2-カルボキシレート(154mg、83%)を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.27-12.39(m,1H),7.42-7.49(m,1H),7.30-7.37(m,1H),7.23-7.28(m,1H),7.06-7.12(m,1H),3.90(s,3H),3.47(s,3H)。LCMS(ESI,m/z):270[M+H]+。
メチル4-(メタンスルホニルオキシ)-1H-インドール-2-カルボキシレート(140mg、0.520mmol、1.0当量)のTHF(2mL)中溶液に、水素化リチウム(62.3mg、2.600mmol、5.0当量、水2mL中)を加え、混合物を室温で4時間撹拌した。この混合物を、塩酸(1M)でpH=5に酸性化し、EA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗4-(メタンスルホニルオキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸を得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ13.25(br,1H),12.02-12.23(m,1H),7.39-7.49(m,1H),7.25-7.35(m,1H),7.13-7.20(m,1H),7.03-7.10(m,1H),3.46(s,3H)。
(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.284mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、0℃で撹拌した、4-(メタンスルホニルオキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸(76.3mg、0.298mmol、1.05当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(141mg、0.369mmol、1.3当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(184mg、1.42mmol、5.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(1mL)でクエンチした。得られた混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×3mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、30*150mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:10分で15%B~32%B、1分管保持、32%B;波長:254nm;RT1(分):10.08.)によって精製し、2-[(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボニル]-1H-インドール-4-イルメタンスルホネート(44.9mg、27%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)11.67(s,1H),8.19-8.60(m,1H),7.40-7.50(m,1H),7.28-7.39(m,1H),7.16-7.26(m,1H),7.01-7.11(m,1H),6.87-7.00(m,1H),4.71-4.83(m,1H),4.36-4.61(m,2H),4.00-4.35(m,3H),3.72(br,1H),3.38(s,3H),3.08-3.25(m,2H),2.70-2.90(m,1H),2.57-2.70(m,1H),1.37-2.43(m,11H)。LC-MS(ESI,m/z):561[M+H]+。
(実施例157)
化合物156
4,7-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸(65.0mg、0.280mmol、1.0当量)及び(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(101mg、0.280mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(6mL)中撹拌混合物に、O-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(139mg、0.370mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(128mg、0.990mmol、3.5当量)を0℃で加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を室温にて水(15mL)でクエンチした。混合物をEA(3×40mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取TLC(ジクロロメタン:メタノール=10:1)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4,7-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミドを黄色固体として得た。粗生成物(70mg)を、以下の条件で、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、30*150mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:13分で24%B~40%B、40%B;波長:254nm;RT1(分):10.1)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4,7-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(10.5mg、7%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.68(s,1H),8.40-8.42(m,1H),7.31(s,1H),7.23-7.26(m,1H),7.09-7.13(m,1H),6.88(br,1H),4.70-4.95(m,1H),4.37-4.57(m,2H),3.76-4.24(m,3H),3.58-3.72(m,1H),3.00-3.23(m,2H),2.58-2.78(m,2H),1.36-2.40(m,11H)。LC-MS(ESI,m/z):535[M+H]+。
(実施例158)
化合物157
(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.284mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、0℃で撹拌した、3-アザトリシクロ[5.2.1.0^{2,6}]デカ-2(6),4-ジエン-4-カルボン酸(50.2mg、0.283mmol、1.0当量)、N,N,N’,N’-テトラメチルクロロホルムアミジニウムヘキサフルオロホスフェート(103mg、0.368mmol、1.3当量)及びN-メチルイミダゾール(186mg、2.264mmol、8.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(1mL)でクエンチした。混合物をEA(3×5mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×3mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、19*150mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で22%B~52%B、52%B;波長:254nm;RT1(分):6.)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-{3-アザトリシクロ[5.2.1.0^{2,6}]デカ-2(6),4-ジエン-4-カルボニル}-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(2.4mg、1.7%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ10.72(s,1H),8.17-8.20(m,1H),7.28(s,1H),6.18-6.25(m,1H),4.05-4.86(m,5H),3.70-3.91(m,1H),3.38-3.60(m,1H),3.10-3.35(m,2H),2.55-2.71(m,1H),2.44-2.54(m,1H),1.24-2.35(m,17H),0.79-0.90(m,2H)。LCMS(ESI,m/z):483[M+H]+。
(実施例159)
化合物158
100mL容バイアルに、MeOH(10mL)中ナトリウムメトキシド(1.05g、19.5mmol、4.0当量)を入れた。MeOH(15mL)中の4,5-ジクロロ-2-メトキシベンズアルデヒド(1.00g、4.89mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(2.52g、19.5mmol、4.0当量)を、-10℃で1.5時間かけて追加した。この混合物を-10℃で1.5時間撹拌した後、氷水(15mL)に注いだ。得られた溶液をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、EA:PE(1:13)を用いるシリカゲルカラムでのクロマトグラフにかけ、メチル2-アジド-3-(4,5-ジクロロ-2-メトキシフェニル)プロパ-2-エノエート(270mg、16%)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.30(s,1H),7.38(s,1H),7.06(s,1H),3.58-3.97(m,6H)。
50mL容バイアルに、メチル2-アジド-3-(4,5-ジクロロ-2-メトキシフェニル)プロパ-2-エノエート(270mg、0.894mmol、1.0当量)、キシレン(4mL)を窒素下で入れた。この混合物を、120℃で3時間撹拌した。反応物を減圧下で濃縮して、メチル6,7-ジクロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(220mg、72%)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ10.22(br,1H),7.16-7.18(m,1H),6.81(s,1H),3.95(s,3H),3.87(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):272[M-H]-。
50mL容の丸底フラスコに、メチル6,7-ジクロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(245mg、0.89mmol、1.0当量)、THF(3mL)、NaOH(107mg、2.68mmol、3.0当量)及び水(3mL)を入れた。混合物を室温で一晩撹拌した。水(2mL)を加え、混合物をEA(3×10mL)で洗浄した。合わせた有機層を廃棄した。水性相のpH値を塩酸(1mol/L)で4に調整した。得られた溶液をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、6,7-ジクロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(180mg、69%)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ13.11(br,1H),12.20(s,1H),7.12(s,1H),6.80(s,1H),3.87(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):258[M-H]-。
6,7-ジクロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(81mg、0.31mmol、1.1当量)のDMF(2mL)中溶液に、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(140mg、0.37mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(220mg、1.7mmol、6.0当量)を加えた。この混合物を0℃で30分間撹拌し、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(91.6mg、0.28mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を0℃で1時間撹拌し、反応物を水(3mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、分取HPLC(カラム:XBridge Shield RP18 OBDカラム、30×150mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:60mL/分;勾配:10分で28%B~46%B、46%B;波長:254nm;RT1(分):7.67)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(6,7-ジクロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(46.3mg、28%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):565[M+H]+。
(実施例160)
化合物159
エチル4H-チエノ[3,2-b]ピロール-5-カルボキシレート(2.00g、10.2mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(50mL)中撹拌混合物に、3-クロロペルオキシ安息香酸(7.95g、46.1mmol、4.5当量)を何回かに分けて0℃で加えた。混合物を6時間室温で撹拌し、反応物を室温にて水(100mL)でクエンチした。混合物をEA(3×200mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×80mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、エチル1,1-ジオキソ-4H-1λ6-チエノ[3,2-b]ピロール-5-カルボキシレート(8g、粗)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):226[M-H]-。
エチル1,1-ジオキソ-4H-1λ6-チエノ[3,2-b]ピロール-5-カルボキシレート(8g、粗)のEA(80mL)中撹拌混合物に、10%パラジウム活性炭素(251mg)を室温で加えた。この混合物を、室温、水素下で3時間撹拌した後、濾過した。濾過ケーキをEA(3×50mL)で洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン:メタノール(49:1)を用いるシリカゲルクロマトグラフィによって精製し、エチル1,1-ジオキソ-2H,3H,4H-1λ6-チエノ[3,2-b]ピロール-5-カルボキシレート(400mg)を黄色固体として得た。残留物を、PE:EA(1:3)を用いるTLCによって精製し、エチル1,1-ジオキソ-2H,3H,4H-1λ6-チエノ[3,2-b]ピロール-5-カルボキシレート(230mg)を黄色固体として得た。残留物をEA(30mL)及び水(20mL)に溶解した。残留物を、飽和重炭酸ナトリウム(水溶液)でpH=8に塩基性化した。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(2×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、エチル1,1-ジオキソ-2H,3H,4H-1λ6-チエノ[3,2-b]ピロール-5-カルボキシレート(120mg、13%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3-d)δ9.48-9.60(m,1H),7.00-7.04(m,1H),4.35-4.40(m,2H),3.85-3.90(m,2H),3.32-3.36(m,2H),1.38-1.41(m,3H)。LC-MS(ESI,m/z):228[M-H]-。
エチル1,1-ジオキソ-2H,3H,4H-1λ6-チエノ[3,2-b]ピロール-5-カルボキシレート(120mg、0.523mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(8mL)中撹拌混合物に、水(2mL)中の水素化ナトリウム(126mg、3.14mmol、6.0当量)を室温で加えた。この混合物を50℃で4時間撹拌し、室温にて水(10mL)で希釈した。混合物をEA(2×20mL)で抽出した。水層を塩酸(2M)でpH=3に酸性化した。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、1,1-ジオキソ-2H,3H,4H-1λ6-チエノ[3,2-b]ピロール-5-カルボン酸(87mg、77%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):200[M-H]-。
1,1-ジオキソ-2H,3H,4H-1λ6-チエノ[3,2-b]ピロール-5-カルボン酸(47.0mg、0.234mmol、1.0当量)及び(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(84.1mg、0.234mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(8mL)中撹拌混合物に、O-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(115mg、0.304mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(121mg、0.936mmol、4.0当量)を0℃で加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を室温にて水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(3×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン:メタノール(9:1)を用いるTLCによって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-{1,1-ジオキソ-2H,3H,4H-1λ6-チエノ[3,2-b]ピロール-5-カルボニル}-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミドを黄色固体として得た。粗生成物(100mg)を、以下の条件で、分取HPLC(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で20%B~22%B、22%B;波長:254nm;RT1(分):8)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-{1,1-ジオキソ-2H,3H,4H-1λ6-チエノ[3,2-b]ピロール-5-カルボニル}-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(10.8mg、9%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.83(br,1H),8.32(br,1H),7.35(s,1H),6.73(br,1H),4.73(br,1H),4.38-4.44(m,2H),4.09-4.22(m,2H),3.84-4.10(m,1H),3.70-3.75(m,2H),3.55-3.60(m,1H),3.10-3.20(m,4H),2.65-2.78(m,1H),2.50-2.62(m,1H),1.41-2.35(m,11H)。LC-MS(ESI,m/z):507[M+H]+。
(実施例161)
化合物160
ナトリウムメタノレート(3.73g、20.7mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(20mL)中溶液に、2,4-ジクロロ-5-フルオロベンズアルデヒド(1.00g、4.90mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(2.68g、20.7mmol、4.0当量)のMeOH(10mL)中溶液を、-10℃で加えた。混合物を2時間-10℃で撹拌し、反応物を水(20mL)でクエンチした。混合物をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、100~200シリカゲルメッシュ(2.5g)を含むスラリーにした。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ6×12cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EA:PE(分かけて0%~10%)を溶離液として用いた。回収した画分:6%EA:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル2-アジド-3-(2,4-ジクロロ-5-フルオロフェニル)プロパ-2-エノエート(420mg、27%)を黄色固体として得た。1H-NMR(300MHz,CDCl3)δ8.14-8.18(m,1H),7.48-7.50(m,1H),7.18(s,1H),3.97(s,3H)。
メチル(2Z)-2-アジド-3-(2,4-ジクロロ-5-フルオロフェニル)プロパ-2-エノエート(420mg、1.45mmol、1.0当量)のキシレン(5mL)中溶液を、120℃で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、100~200シリカゲルメッシュ(1g)を含むスラリーにした。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×12cm、カラム体積:120mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、EA:PE(分かけて0%~20%)を溶離液として用いた。回収した画分:12%EA:PE画分を、純粋な画分として選択した。これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル4,6-ジクロロ-7-フルオロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(200mg、52%)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ13.14(s,1H),7.70-7.13(m,1H),7.17-7.19(m,1H),3.91(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):260[M-H]-。
メチル4,6-ジクロロ-7-フルオロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(200mg、0.763mmol、1.0当量)のTHF(2mL)中溶液に、水素化ナトリウム(153mg、3.82mmol、5.0当量、水0.3mL中)を加えた。混合物を50℃で一晩撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、THFを除去した。pHを2M HClで3に調整した。混合物をEA(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4,6-ジクロロ-7-フルオロ-1H-インドール-2-カルボン酸(110mg、粗)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ13.43(s,1H),12.97(s,1H),7.7-7.39(m,1H),7.11-7.13(m,1H)。LC-MS(ESI,m/z):246[M-H]-。
イミダゾ[1,2-a]ピリジン-5-イルグリシン(86.9mg、0.350mmol、1.2当量)、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(105mg、0.292mmol、1.0当量)及び2-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(133mg、0.350mmol、1.2当量)のDMF(2mL)中混合物に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(113mg、0.876mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(2mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、HPLC(カラム:X Bridge Prep Phenyl OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で40%B~70%B、70%B;波長:254nm;RT1(分):5.32;)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4,6-ジクロロ-7-フルオロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(20.0mg、12%)を白色固体として得た。1H-NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ12.35(br,1H),8.41(br,1H),7.25-7.34(m,2H),6.93(br,1H),4.78(br,1H),4.41-4.52(m,2H),4.12-4.24(m,3H),3.69(br,1H),2.95-2.96(m,1H),2.92-2.95(m,1H),2.62-2.74(m,2H),1.60-2.29(m,11H)。LC-MS(ESI,m/z):553[M+H]+。
(実施例162)
化合物161
ナトリウムメチレート(3.44g、19.1mmol、4.0当量、MeOH中30%)のメタノール(20mL)中撹拌混合物に、2-クロロ-4-トリフルオロメチルベンズアルデヒド(1.00g、4.78mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(2.46g、19.1mmol、4.0当量)を0℃で滴下して加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を0℃にて水(30mL)でクエンチした。混合物をEA(3×60mL)で抽出した。合わせた有機層を洗浄し、ブライン(2×40mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、PE:EA(8:1)を用いるTLCによって精製し、メチル2-アジド-3-[2-クロロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]プロパ-2-エノエート(270mg、18%)を黄色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3-d)δ8.28-8.31(m,1H),7.65-7.70(m,1H),7.52-7.65(m,1H),7.24(s,1H),3.96(s,3H)。
メチル(2Z)-2-アジド-3-[2-クロロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]プロパ-2-エノエート(270mg、0.883mmol、1.0当量)のキシレン(10mL)中混合物を、120℃で5時間撹拌した後、減圧下で濃縮した。残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィによってPE:EA(9:1)を用いて精製し、メチル4-クロロ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボキシレート(91mg、34%)を黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3-d)δ9.24(s,1H),7.67(s,1H),7.43-7.46(m,1H),7.37-7.40(m,1H),4.02(m,3H)。LC-MS(ESI,m/z):276[M-H]-。
メチル4-クロロ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボキシレート(80.0mg、0.288mmol、1.0当量)のテトラヒドロフラン(8mL)及び水(3mL)中撹拌混合物に、水素化リチウム(55.2mg、2.30mmol、8.0当量)を室温で加えた。混合物を40℃で4時間撹拌した後、塩酸(2M)でpH3に酸性化した。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(3×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4-クロロ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボン酸(70mg、87%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):262[M-H]-。
4-クロロ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボン酸(63.0mg、0.239mmol、1.0当量)及び(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(86.0mg、0.239mmol、1.0当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(8mL)中撹拌混合物に、O-(7-アザ-1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(118mg、0.311mmol、1.3当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(123mg、0.956mmol、4.0当量)を0℃で滴下して加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を室温にて水(15mL)でクエンチした。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層を洗浄し、ブライン(3×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ジクロロメタン:メタノール(9:1)を用いるTLCによって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-[4-クロロ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボニル]-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミドを黄色固体として得た。粗生成物(100mg)を、以下の条件で、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で35%B~60%B、60%B;波長:254nm;RT1(分):8.83)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-[4-クロロ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボニル]-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(15.4mg、11%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):569[M+H]+。
(実施例163)
化合物162
ナトリウムメタノレート(3.73g、30重量%、20.7mmol、4.0当量)のMeOH(10mL)中溶液に、2,5-ジクロロ-4-フルオロベンズアルデヒド(1g、5.18mmol、1.0当量)、及びエチル2-アジドアセテート(2.68g、20.7mmol、4.0当量)のMeOH(10mL)中溶液を-10℃で加えた。混合物を4時間室温で撹拌し、反応物を水(50mL)でクエンチした。混合物をエチルエーテル(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×50mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をEA(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(4g)を用いてスラリーを作製した。EAを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5X24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~10%)を溶離液として用いた。回収した画分:3%~4%EA:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル2-アジド-3-(2,5-ジクロロ-4-フルオロフェニル)プロパ-2-エノエート(500mg、29%)を淡黄色固体として得た。1H NMR(400MHz,CDCl3-d)δ8.36-8.38(m,1H),7.27-7.31(m,1H),7.16(s,1H),3.80-4.00(m,3H)。
メチル(2Z)-2-アジド-3-(2,5-ジクロロ-4-フルオロフェニル)プロパ-2-エノエート(500mg、1.72mmol、1.0当量)のm-キシレン(10mL)中溶液を、120℃で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮した。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~10%)を溶離液として用いた。回収した画分:1%EA:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル4,7-ジクロロ-6-フルオロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(300mg、57%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ12.88(m,1H),7.47(d,J=8.0Hz,1H),7.18-7.28(m,1H),3.87-3.94(m,3H)。LC-MS(ESI,m/z):260[M-H]-。
メチル4,7-ジクロロ-6-フルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-2-カルボキシレート(100mg、0.379mmol、1.0当量)のTHF(2mL)及びH2O(2mL)中撹拌混合物に、水素化リチウム(45.3mg、1.89mmol、5.0当量)を加えた。混合物を60℃で2時間撹拌した後、塩酸(2M)でpH=3に酸性化した。混合物をEA(3×30mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4,7-ジクロロ-6-フルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-2-カルボン酸(91mg、粗)を淡黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):246[M-H]-。
4,7-ジクロロ-6-フルオロ-1H-インドール-2-カルボン酸(90.9mg、0.366mmol、1.1当量)、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(120mg、0.333mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(152mg、0.400mmol、1.2当量)のDMF(2mL)中撹拌混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(129mg、0.999mmol、3.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物(80mg)を、以下の条件で、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で40%B~70%B、70%B;波長:254nm;RT1(分):5.2)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4,7-ジクロロ-6-フルオロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(26.9mg、14%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.97(br,1H),8.42(s,1H),7.51-7.13(m,2H),6.90(br,1H),4.77(s,1H),4.29-4.77(m,2H),4.09-4.25(m,2H),3.72-4.09(m,1H),3.58-3.72(m,1H),3.12-3.38(m,2H),2.55-2.85(m,2H),1.29-2.40(m,11H)。LC-MS(ESI,m/z):553[M+H]+。
(実施例164)
化合物163
ナトリウムメタノレート(3.53g、19.6mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(5mL)中溶液に、-10℃で撹拌した、2-メトキシ-4-(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(1.00g、4.90mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(2.53g、19.6mmol、4.0当量)のMeOH(10mL)中溶液を加えた。混合物を4時間-10℃で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×50mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2.5g)を用いスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムクロマトグラフィに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4×12cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~10%)を溶離液として用いた。回収した画分:3%~4%EA:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル2-アジド-3-[2-メトキシ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]プロパ-2-エノエート(650mg、44%)を黄色固体として得た。1H-NMR(300MHz,CDCl3-d)δ8.29-8.32(m,1H),7.34(s,1H),7.25-7.26(m,1H),7.10-7.11(m,1H),3.95(s,3H),3.94(s,3H)。
メチル2-アジド-3-[2-メトキシ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]プロパ-2-エノエート(480mg、1.59mmol、1.0当量)のキシレン(5mL)中溶液を、120℃で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2.5g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4X12cm、カラム体積:120mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~20%)を溶離液として用いた。回収した画分:5%~7%EA:PEA画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル4-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボキシレート(310mg、71%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.44(br,1H),7.37-7.38(m,1H),7.17-7.18(m,1H),6.77(s,1H),4.37(s,3H),4.33(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):272[M-H]-。
メチル(2Z)-2-アジド-3-[2-メトキシ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]プロパ-2-エノエート(480mg、1.59mmol、1.0当量)のキシレン(5mL)中溶液を、120℃で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(10mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2.5g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムクロマトグラフィに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ4X12cm、カラム体積:120mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:80g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~20%)を溶離液として用いた。回収した画分:5%~7%EA:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、メチル4-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボキシレート(310mg、71%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.44(br,1H),7.37-7.38(m,1H),7.17-7.18(m,1H),6.77(s,1H),4.37(s,3H),4.33(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):272[M-H]-。
メチル4-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボキシレート(300mg、1.10mmol、1.0当量)のTHF(5mL)中混合物に、水素化ナトリウム(219mg、5.49mmol、5.0当量、1mL水中)を加えた。混合物を50℃で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮してTHFを除去し、HCl(2M)を用いてpHを3~4に調整した。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、4-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボン酸(180mg、粗)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ12.68(br,1H),12.27(s,1H),7.78(s,1H),7.37(s,1H),6.75(s,1H),3.91(s,3H)。LC-MS(ESI,m/z):258[M-H]-。
4-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボン酸(90.8mg、0.350mmol、1.2当量)、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(105mg、0.292mmol、1.0当量)及び2-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(133mg、0.350mmol、1.2当量)のDMF(2mL)中混合物に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(188mg、1.46mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(2mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、HPLC(カラム:X Select CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:7分で34%B~64%B、64%B;波長:254nm;RT1(分):6;)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-((S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-((S)-2-オキソピロリジン-3-イル)ブタン-2-イル)-2-(4-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボニル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(9.1mg、5%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):565[M+H]+。
(実施例165)
化合物164
化合物164は、4-フルオロ-1H-インドール-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):536[M-H]-。
(実施例166)
化合物165
化合物165は、ベンゾ[b]チオフェン-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。1H NMR(500MHz,364K,DMSO-d6)δppm 8.34-8.43(m,2H),7.93(dd,2H),7.66(s,1H),7.37-7.48(m,2H),7.35(brs,1H),4.95-5.09(m,2H),4.26(m,1H),3.44(t,1H),3.09-3.28(m,2H),2.76(m,1H),2.34(m,1H),2.23(m,1H),2.09(dd,1H),1.81-2.03(m,2H),1.76(m,2H),1.64(d,1H),0.97(d,1H),0.57-0.74(m,4H),0.52(m,1H),0.23-0.35(m,3H)。LCMS(ESI,m/z):537[M+H]+。LCMS(ESI,m/z):537[M+H]+。
(実施例167)
化合物166
化合物166は、2-(シクロペンチルオキシ)エタン-1-アミンを2-イソブトキシエタン-1-アミンの代わりに用いて、化合物149に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):660[M+H]+。
(実施例168)
化合物167
tert-ブチルN-[(1S)-1-カルバモイル-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]カルバメート(2.00g、7.37mmol、1.0当量)のDCM(18mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(6mL)を加えた。この混合物を室温で1時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(2S)-2-アミノ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパンアミド(1.30g、粗)を褐色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):172[M+H]+。
(2S)-2-アミノ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパンアミド(1.30g、7.59mmol、1.0当量)、(1S,3aR,6aS)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(2.13g、8.35mmol、1.1当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(3.75g、9.87mmol、1.3当量)のDMF(10mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(5.89g、45.6mmol、6.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を、CH3CN:水(0.05%TFA)を用いるC18カラムによって精製し、画分を減圧下で濃縮して、tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-1-{[(1S)-1-カルバモイル-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボキシレート(1.97g、61%)を黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):409[M+H]+。
tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-1-{[(1S)-1-カルバモイル-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボキシレート(160mg、0.392mmol、1.0当量)のDCM(3mL)中混合物に、トリフルオロ酢酸(1mL)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を減圧下で濃縮して、(2S)-2-[(1S,3aR,6aS)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-イルホルムアミド]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパンアミド(120mg、粗)を黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):309[M+H]+。
(2S)-2-[(1S,3aR,6aS)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-イルホルムアミド]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパンアミド(120mg、0.392mmol、1.0当量)、4,7-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸(90.0mg、0.392mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(194mg、0.510mmol、1.3当量)のDMF(3mL)中混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(203mg、1.57mmol、4.0当量)を0℃で加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。この混合物を、CH3CN:水(0.05%TFA)を用いるC18カラムによって精製し、画分を減圧下で濃縮して、(2S)-2-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4,7-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパンアミド(110mg、52%)を淡黄色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):520[M+H]+。
(2S)-2-{[(1S,3aR,6aS)-2-(4,7-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパンアミド(100mg、0.192mmol、1.0当量)のDCM(2mL)中混合物に、ピリジン(53.0mg、0.672mmol、3.5当量)及びトリフルオロ酢酸無水物(57.0mg、0.269mmol、1.4当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(4mL)でクエンチした。混合物をDCM(3×3mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×4mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19×250mm、5μm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で42%B~57%B、57%B;波長:254nm;RT:8.6分)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-N-[(1S)-1-シアノ-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]-2-(4,7-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(18.0mg、18%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.40-11.90(m,1H),8.79(br,1H),7.43(s,1H),7.20-7.35(m,1H),7.10-7.19(m,1H),6.94(br,1H),4.80-5.08(m,1H),4.30-4.55(m,1H),3.80-4.20(m,1H),3.50-3.79(m,1H),3.08-3.22(m,2H),2.70-2.90(m,1H),2.50-2.69(m,1H),2.22-2.45(m,1H),1.40-2.20(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):502[M+H]+。
(実施例169)
化合物168
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、4-クロロ-7-フェニル-1H-インドール-2-カルボン酸(84.7mg、0.311mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(141mg、0.369mmol、1.3当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(184mg、1.42mmol、5.0当量)を0℃で加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*150mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で38%B~50%B、50%B;波長:254nm;RT1(分):9.47)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4-クロロ-7-フェニル-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(43.3mg、26%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):577[M+H]+。
(実施例170)
化合物169
化合物169は、4-メチル-1H-インドール-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):534[M+H]+。
(実施例171)
化合物170
化合物170は、4-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):588[M+H]+。
4-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボン酸:メチル4-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボキシレート(200mg、0.822mmol、1.0当量)のMeOH(1.6mL)及びH2O(1.6mL)中溶液に、10% KOH水溶液(3.2mL)を加えた。混合物が透明に変わるまで、混合物を50℃で加熱した。0℃に冷却した後、混合物を冷水(5mL)で希釈し、1N HClを用いて酸性化した。固体を濾過し、冷水で洗浄して、高真空下で乾燥させ、4-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボン酸(170mg、90%)を灰白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):228[M-H]-。
(実施例172)
化合物171
化合物171は、5-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):550[M+H]+。
(実施例173)
化合物172
化合物172は、1-メチル-1H-インドール-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。1H NMR(500MHz,362K,DMSO-d6)δ8.33~8.36(m,2H),7.55(d,1H),7.45(d,1H),7.36(s,1H),7.21(t,1H),7.06(t,1H),6.62(s,1H),5.05-5.11(m,1H),4.96(brs,1H),4.25(s,1H),3.75(s,3H),3.42(t,1H),3.13-3.24(m,2H),2.79(m,1H),2.19-2.38(m,2H),2.13(dd,1H),1.83-2.00(m,2H),1.62-1.80(m,3H),0.98(d,1H),0.59-0.72(m,4H),0.54(m,1H),0.24-0.36(m,3H)。LCMS(ESI,m/z):534[M+H]+。
(実施例174)
化合物173
化合物173は、2-イソプロポキシエタン-1-アミンを2-イソブトキシエタン-1-アミンの代わりに用いて、化合物149に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):634[M+H]+。
(実施例175)
化合物174
化合物174は、2-(シクロペンチルメトキシ)エタン-1-アミンを2-イソブトキシエタン-1-アミンの代わりに用いて、化合物149に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):674[M+H]+。
(実施例176)
化合物175
化合物175は、4-クロロ-7-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-2-カルボン酸を4,7-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物167に関する記載と同様に調製した。LC-MS(ESI,m/z):536[M+H]+。
(実施例177)
化合物176
化合物176は、2-メトキシ-4-(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドの代わりに2-クロロ-5-メトキシベンズアルデヒドから開始して、化合物163に関する記載と同様に調製した。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.26(br,1H),8.38(br,1H),7.34(br,1H),6.94-7.02(m,1H),6.63-6.86(m,2H),4.75(br,1H),4.31-4.61(m,2H),3.92-4.25(m,3H),3.91(s,3H),3.57-3.68(m,1H),3.06-3.16(m,2H),2.53-2.81(m,2H),1.18-2.41(m,11H)。LCMS(ESI,m/z):531[M+H]+。
(実施例178)
化合物177
メチル(2S)-2-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパノエート(1.00g、3.49mmol、1.0当量)のTHF(10mL)中撹拌混合物に、水素化ホウ素リチウム(8.7mL、17.4mmol、5.0V、テトラヒドロフラン中2M)を0℃で滴下して加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(100mL)でクエンチした。混合物をクロロホルム:イソプロピルアルコール(3:1、3×100mL)によって抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(3g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5X24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、メタノール:ジクロロメタン(分かけて0%~15%)を溶離液として用いた。回収した画分:12%~13%メタノール:ジクロロメタン画分を純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(750mg、74%)を白色固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):159[M-100+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(650mg、2.51mmol、1.0当量)のDCM(7mL)中撹拌混合物に、Dess-Martinペルヨージナン(1.07g、2.51mmol、1.0当量)、及び重炭酸ナトリウム(211mg、2.51mmol、1.0当量)を室温で加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(100mL)でクエンチした。混合物をクロロホルム:イソプロピルアルコール(5:1、3×100mL)によって抽出した。有機層を合わせ、ブライン(2×100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(600mg、粗)を白色半固体として得た。LC-MS(ESI,m/z):257[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(600mg、2.34mmol、1.0当量)及びリン酸カリウム(993mg、4.68mmol、2.0当量)のMeOH(10mL)中撹拌混合物に、ジメチル(1-ジアゾ-2-オキソプロピル)ホスホネート(899mg、4.68mmol、2.0当量)を、室温、窒素下で滴下して加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、反応物を、水(50mL)でクエンチした。混合物をEA(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(4g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~100%)を溶離液として用いた。回収した画分:90%~100%EA:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチルN-[(2S)-1-オキソ-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパン-2-イル]カルバメート(700mg、粗)を淡褐色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):253[M+H]+。
tert-ブチルN-[(2S)-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタ-3-イン-2-イル]カルバメート(700mg、2.77mmol、1.0当量)のDCM(6mL)中撹拌混合物に、トリフルオロ酢酸(2mL)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(3S)-3-[(2S)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]ピロリジン-2-オン(700mg、粗)を淡褐色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):153[M+H]+。
(3S)-3-[(2S)-2-アミノブタ-3-イン-1-イル]ピロリジン-2-オン(530mg、3.48mmol、1.0当量)及び(1S,3aR,6aS)-2-(tert-ブトキシカルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボン酸(978mg、3.83mmol、1.1当量)のDMF(2mL)中撹拌混合物に、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(1.59g、4.17mmol、1.2当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(2.70g、20.8mmol、6.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(50mL)でクエンチした。混合物をEA(3×100mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×100mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、100~200のシリカゲルメッシュ(2g)を用いてスラリーを作製した。ジクロロメタンを除去した後に、スラリーをカラムに乗せた。試料をカラムクロマトグラフィ(カラムサイズ5×24cm、カラム体積:300mL、シリカゲルサイズ(100~200メッシュ)量:120g)によって精製し、EA:PE(30分かけて0%~100%)を溶離液として用いた。回収した画分:96%~100%EA:PE画分を、純粋な画分として選択し、これらの画分を合わせ、減圧下で濃縮して、tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタ-3-イン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボキシレート(500mg、粗)を淡黄色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):390[M+H]+。
tert-ブチル(1S,3aR,6aS)-1-{[(2S)-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタ-3-イン-2-イル]カルバモイル}-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-2-カルボキシレート(160mg、0.411mmol、1.0当量)のDCM(6mL)中撹拌混合物に、トリフルオロ酢酸(2mL)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタ-3-イン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(130mg、粗)を淡褐色油状物として得た。LC-MS(ESI,m/z):290[M+H]+。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタ-3-イン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(103mg、0.359mmol、1.1当量)、4,7-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸(75.0mg、0.326mmol、1.0当量)及びo-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(148mg、0.391mmol、1.2当量)のDMF(2mL)中撹拌混合物に、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(252mg、1.95mmol、6.0当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEA(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×10mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、以下の条件で、分取HPLC(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、19*150mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で35%B~45%B、45%B;波長:254nm;RT1(分):9)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(4,7-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタ-3-イン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(5.6mg、3%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ10.85-12.55(br,1H),8.20-8.70(br,1H),7.20-7.40(m,2H),7.00-7.20(m,1H),6.60-7.00(m,1H),4.32-4.82(m,2H),3.66-4.22(m,2H),3.00-3.05(m,2H),2.72(s,1H),2.53-2.67(m,1H),1.35-2.39(m,12H)。LC-MS(ESI,m/z):501[M+H]+。
(実施例179)
化合物178
化合物178は、(R)-4-(ベンジルオキシ)ジヒドロフラン-2(3H)-オンを(S)-3-(ベンジルオキシ)ジヒドロフラン-2(3H)-オンの代わりに用いて、化合物115に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):566[M+H]+。
(R)-4-(ベンジルオキシ)ジヒドロフラン-2(3H)-オン:L-カルニチン(25g、155mmol、1.0当量)のDMF(250mL)中溶液を、150℃で16時間加熱した。この混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、PE中EA(70~100%)の勾配を用いるシリカゲル(80gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(R)-4-ヒドロキシジヒドロフラン-2(3H)-オン(11.2g、71%)を褐色液体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ5.43(d,1H),4.41-4.44(m,1H),4.30-4.33(m,1H),4.08(d,1H),2.77(dd,1H),2.22(d,1H)。
0℃に冷却した、(R)-4-ヒドロキシジヒドロフラン-2(3H)-オン(10.0g、98.0mmol、1.0当量)及びベンジル2,2,2-トリクロロアセトイミデート(27.5mmol、147mmol、1.2当量)のシクロヘキサン(80mL)及びDCM(20mL)中溶液に、TMSOTf(3.4mL、19.6mmol、0.2当量)を加えた。この混合物を室温で2時間撹拌した後、濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。残留物を、PE中EA(10~30%)の勾配を用いるシリカゲル(80gカラム)でのフラッシュクロマトグラフィによって精製し、(R)-4-(ベンジルオキシ)ジヒドロフラン-2(3H)-オン(12.6g、69%)を灰白色固体として得た。1H NMR(500MHz,CDCl3)δ7.35-7.38(m,2H),7.30-7.33(m,3H),4.54(dd,2H),4.35-4.40(m,3H),2.61-2.71(m,2H)。
(実施例180)
化合物179
化合物179を、4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):548[M-H]-。
(実施例181)
化合物180
化合物180は、4-シクロプロピル-1H-インドール-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):560[M+H]+。
(実施例182)
化合物181
化合物181は、ベンゾフラン-2-カルボン酸を1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物140に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):521[M+H]+。
(実施例183)
化合物182
化合物182は、4,4,4-トリフルオロブタン-1-アミンを2-イソブトキシエタン-1-アミンの代わりに用いて、化合物149に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):658[M+H]+。
(実施例184)
化合物183
化合物183は、4-メチルペンタン-1-アミンを2-イソブトキシエタン-1-アミンの代わりに用いて、化合物149に関する記載と同様に調製した。LCMS(ESI,m/z):632[M+H]+。
(実施例183)
化合物184
ナトリウムメトキシド(4.18g、23.2mmol、4.0当量、MeOH中30%)のMeOH(5mL)中溶液に、4,5-ジフルオロ-2-メトキシベンズアルデヒド(1.00g、5.81mmol、1.0当量)及びエチル2-アジドアセテート(3.00g、23.2mmol、4.0当量)のMeOH(5mL)中混合物を、-10℃で滴下して加えた。混合物を4時間-10℃で撹拌し、反応物を水(10mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、EtOAc:PE(1:99)を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィによって精製し、メチル(2Z)-2-アジド-3-(4,5-ジフルオロ-2-メトキシフェニル)プロパ-2-エノエート(900mg、57%)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO-d6)δ8.12-8.24(m,1H),7.20-7.32(m,1H),7.06-7.13(m,1H),3.82-3.88(m,6H)。
メチル(2Z)-2-アジド-3-(4,5-ジフルオロ-2-メトキシフェニル)プロパ-2-エノエート(900mg、3.34mmol、1.0当量)のキシレン(10mL)中溶液を、120℃で2時間撹拌した後、減圧下で濃縮して、メチル6,7-ジフルオロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(700mg、粗)を得た。
メチル6,7-ジフルオロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボキシレート(300mg、1.24mmol、1.0当量)のTHF(3mL)中溶液に、水素化リチウム(119mg、4.98mmol、4.0当量、水2mL中)を室温で加えた。混合物を60℃で2時間撹拌した後、塩酸(1M)でpH=5に酸性化した。混合物をEtOAc(3×10mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、6,7-ジフルオロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(270mg、粗)を得た。LCMS(ESI,m/z):226[M-H]-。
(1S,3aR,6aS)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド塩酸塩(102mg、0.283mmol、1.0当量)のDMF(1mL)中溶液に、0℃で撹拌した、6,7-ジフルオロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(77.3mg、0.340mmol、1.2当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(141mg、0.369mmol、1.3当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(184mg、1.42mmol、5.0当量)を加えた。混合物を1時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEA(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、ブラインで洗浄し(2×20mL)、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XSelect CSH Prep C18 OBDカラム、19*250mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で30%B~40%B、40%B;波長:254nm;RT1(分):8.68)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(6,7-ジフルオロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(2S)-4-ヒドロキシ-3-オキソ-1-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]ブタン-2-イル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(9.6mg、6%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO-d6)δ11.87(br,1H),8.39(br,1H),7.32(s,1H),6.89(s,1H),6.45-6.57(m,1H),4.28-5.05(m,3H),4.07-4.27(m,2H),3.73-4.06(m,4H),3.52-3.71(m,1H),3.14-3.36(m 2H),2.52-2.82(m,2H),1.40-2.40(m,11H)。LCMS(ESI,m/z):533[M+H]+。
(実施例184)
化合物185
(2S)-2-[(1S,3aR,6aS)-オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-1-イルホルムアミド]-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパンアミド(135mg、0.438mmol、1.0当量)のDMF(1.5mL)中溶液に、0℃で撹拌した、6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボン酸(121mg、0.482mmol、1.1当量)、o-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(217mg、0.569mmol、1.3当量)及びN-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(283mg、2.19mmol、5.0当量)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。この混合物を、CH3CN:水(0.05% FA)を用いるC18カラムによって精製し、画分を減圧下で濃縮して、(2S)-2-{[(1S,3aR,6aS)-2-(6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパンアミド(150mg、63%)を白色固体として得た。LCMS(ESI,m/z):542[M+H]+。
(2S)-2-{[(1S,3aR,6aS)-2-(6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-イル]ホルムアミド}-3-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]プロパンアミド(150mg、0.277mmol、1.0当量)のDMF(2mL)中溶液に、ピリジン(76.6mg、0.970mmol、3.5当量)及びトリフルオロ酢酸無水物(116mg、0.554mmol、2.0当量)を加えた。混合物を2時間室温で撹拌し、反応物を水(5mL)でクエンチした。混合物をEtOAc(3×15mL)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、分取HPLC(カラム:XBridge Prep Phenyl OBDカラム、19*150mm、5μm;移動相A:水(0.05%FA)、移動相B:ACN;流量:25mL/分;勾配:10分で40%B~50%B、50%B;波長:254nm;RT1(分):9)によって精製し、(1S,3aR,6aS)-2-(6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボニル)-N-[(1S)-1-シアノ-2-[(3S)-2-オキソピロリジン-3-イル]エチル]-ヘキサヒドロ-1H-シクロペンタ[c]ピロール-1-カルボキサミド(63.6mg、43%)を白色固体として得た。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.46(s,1H),8.76(br,1H),7.34-7.51(m,1H),7.09(s,1H),6.70-6.90(m,2H),4.81-4.96(m,1H),4.45(br,1H),3.88-4.17(m,2H),3.59-3.73(m,1H),3.05-3.18(m,2H),2.77(br,1H),2.56(br,1H),1.42-2.41(m,11H),0.69-0.87(m,4H)。LCMS(ESI,m/z):524[M+H]+。
(実施例185)
化合物186
化合物186は、4,7-ジクロロ-1H-1,3-ベンゾジアゾール-2-カルボン酸を6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物185に関する記載と同様に調製した。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ13.30-14.40(m,1H),8.60-9.35(m,1H),7.10-7.60(m,3H),4.05-5.50(m,3H),3.48-3.90(m,1H),3.10-3.35(m,2H),2.50-2.90(m,2H),1.35-2.45(m,11H)。LC-MS(ESI,m/z):503[M+H]+。
(実施例186)
化合物187
化合物187は、4-クロロ-6-フルオロ-1H-インドール-2-カルボン酸を6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物185に関する記載と同様に調製した。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.76(s,1H),8.79(br,1H),7.43(s,1H),7.11-7.19(m,1H),7.01-7.09(m,1H),6.65-7.00(m,1H),4.78-5.08(m,1H),3.90-4.75(m,2H),3.60-3.85(m,1H),3.10-3.35(m,2H),2.52-2.90(m,2H),2.25-2.42(m,1H),1.40-2.23(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):486[M+H]+。
(実施例187)
化合物188
化合物188は、4,6-ジクロロ-1H-インドール-2-カルボン酸を6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物185に関する記載と同様に調製した。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.82(s,1H),8.80(br,1H),7.35-7.51(m,2H),7.17(s,1H),6.72-7.00(m,1H),4.81-4.96(m,1H),4.47(br,1H),4.14(br,1H),3.63-3.80(m,1H),3.06-3.21(m,2H),2.79(br,1H),2.58(br,1H),1.43-2.42(m,11H)。LCMS(ESI,m/z):502[M+H]+。
(実施例188)
化合物189
化合物189は、7-フルオロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸を6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物185に関する記載と同様に調製した。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.67(s,1H),8.78(br,1H),7.42(s,1H),6.70-7.10(m,2H),6.30-6.55(m,1H),4.80-5.05(m,1H),4.30-4.65(m,1H),3.95-4.20(m,1H),3.86(s,3H),3.55-3.75(m,1H),3.05-3.20(m,2H),2.52-2.88(m,2H),2.20-2.45(m,1H),1.40-2.19(m,10H)。LC-MS(ESI,m/z):482[M+H]+。
(実施例189)
化合物190
化合物190は、4-(ジフルオロメトキシ)-1H-インドール-2-カルボン酸を6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物185に関する記載と同様に調製した。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.60(s,1H),8.74-8.96(m,1H),7.37-7.48(m,1H),7.29-7.33(m,1H),7.02-7.20(m,2H),6.87(br,1H),6.77-6.80(m,1H),4.84-4.94(m,1H),4.44(s,1H),4.08(br,1H),3.68-3.77(m,1H),3.05-3.20(m,2H),2.71-2.86(m,1H),2.52-2.63(m,1H),1.45-2.39(m,11H)。LC-MS(ESI,m/z):500[M+H]+。
(実施例190)
化合物191
化合物191は、4-メトキシ-1H-ピロロ[3,2-c]ピリジン-2-カルボン酸を6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物185に関する記載と同様に調製した。LC-MS(ESI,m/z):465[M+H]+。
(実施例191)
化合物192
化合物192は、6-クロロ-4-メトキシ-1H-インドール-2-カルボン酸を6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物185に関する記載と同様に調製した。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.46(s,1H),8.79(br,1H),7.40-7.48(m,1H),7.04-7.06(m,1H),6.85(br,1H),6.49-6.52(m,1H),4.83-4.93(m,1H),4.26-4.61(m,1H),3.94-4.16(m,1H),3.82-3.91(m,3H),3.65-3.74(m,1H),3.06-3.20(m,2H),2.68-2.84(m,1H),2.50-2.61(m,1H),1.45-2.39(m,11H)。LC-MS(ESI,m/z):498[M+H]+。
(実施例192)
化合物193
化合物193は、4-(エトキシカルボニル)-5-メチル-1H-ピロール-2-カルボン酸を6-クロロ-4-シクロプロポキシ-1H-インドール-2-カルボン酸の代わりに用いて、化合物185に関する記載と同様に調製した。1H NMR(400MHz,80℃,DMSO-d6)δ11.63(s,1H),8.71(s,1H),7.44-7.50(m,1H),6.80(s,1H),4.89-4.95(m,1H),4.36(s,1H),4.17-4.19(m,2H),3.96(s,1H),3.58-3.60(m,1H),3.12-3.17(m,2H),2.65-2.85(m,1H),2.45-2.60(m,1H),2.42(s,3H),2.31-2.47(m,1H),2.08-2.15(m,2H),1.92(s,1H),1.68-1.85(m,4H),1.48-1.58(m,3H),1.26(t,J=7Hz,3H)。LC-MS(ESI,m/z):470[M+H]+。
最終化合物は、場合によっては、対応する立体異性体との混合物として得ることができる。主異性体の保持時間を上の表に示す。
(実施例194)
本明細書に記載されるものと同様の手順を適用して調製することができる他の化合物。
(実施例A)
SARS-Cov-2 3CLpro及びHRV3C二本鎖アッセイ
周囲温度において、384ウェル低容量ポリプロピレンマイクロタイタープレート内でプロテアーゼアッセイを行った。二本鎖アッセイのために、3CLpro及びHRV3Cを、Multidrop Combi(Thermo Scientific;Waltham,MA)を用いて添加し、小分子と共に30分間プレインキュベートした。反応は、2つのペプチド基質の添加によって開始した。反応物を30分間インキュベートし、0.5%ギ酸(最終)の添加によってクエンチし、続いて1%重炭酸ナトリウム(最終)を使用して中和した。プロテアーゼ産物の定量のために、内部標準ペプチドを20mM Hepes pH8.0中に添加した。SAMDI-MS分析のために、2μLの各反応混合物を、384チャネル自動液体ハンドラーを使用して、ニュートラアビジン提示自己組織化単分子膜で官能化したSAMDIバイオチップアレイに移した。SAMDIアレイを加湿チャンバー中で1時間インキュベートして、ビオチン化ペプチド基質、切断産物及び内部標準の特異的固定化をさせた。SAMDIアレイを限外濾過脱塩水で洗浄することによって試料を精製し、圧縮空気で乾燥させた。80%アセトニトリル:20%クエン酸アンモニウム水溶液中にα-シアノ桂皮酸を含むマトリックスを、アレイ中の各スポットに50nLを分注することによって自動化フォーマットで適用した。SAMDI-MSは、AB Sciex TOF-TOF 5800 System(AB Sciex,Framingham,MA)においてリフレクターポジティブモードを使用して実施し、ランダムラスターサンプリングにおいて400ショット/スポットで分析した。データ分析のために、生成物及び内部標準についての曲線下面積(ピーク)(AUC)を、TOF/TOF Series Explorer(AB Sciex)を使用して計算し、形成された生成物の量を、式(AUC生成物/AUC内部標準)を使用して計算した。産生した生成物の量は、生成物の曲線下面積(AUC)を内部標準のAUCで除した比を用いて計算した。陰性対照は、最終濃度0.5%ギ酸で予めクエンチした。アッセイのロバスト性は、Z因子によって決定した。IC50は、Graphpad Prism 8において4パラメータ方程式を使用して曲線をフィッティングすることによって決定した。
表1は、試験した化合物に対する関連するIC50値を示し、ここで、「A」は、IC50<20nMを示し、「B」は、IC50≧20nMかつ<200nMを示し、「C」は、IC50≧200nMかつ<2000nMを示し、「D」は、IC50≧2000nMかつ<20000nMを示し、「E」は、IC50≧20000nMかる<100000nMを示す。表1のデータによって示されるように、本明細書に記載の化合物(その薬学的に許容される塩を含む)は、コロナウイルス及びライノウイルスを効果的に阻害することができ、それらの治療に使用することができる。
(実施例B)
コロナウイルスアッセイ
HeLa細胞におけるOC43コロナウイルスアッセイ
ヒトβ-コロナウイルスOC43をATCC(Manassas,VA)から購入し、HCT-8ヒト結腸直腸上皮細胞(ATCC)を使用して増殖させた。HeLaヒト子宮頸部上皮細胞(ATCC)を感受性宿主細胞株として使用し、10%ウシ胎児血清(FBS)、1%(v/v)ペニシリン/ストレプトマイシン(P/S)、1%(v/v)HEPES及び1%(v/v)cellgro glutagro(商標)添加剤(全てCorning,Manassas,VA)を追加したEMEM培地を用いて、37°℃で培養した。OC43抗ウイルスアッセイについては、ウェル当たり1.5×104個のHeLa細胞を、透明な底部の白色96ウェルプレート中の100μLの完全培地に37°℃でプレーティングし、24時間まで培養して、付着を促進し、細胞を播種ストレスから回復させる。翌日、細胞培養培地を除去した。100μLのアッセイ培地(EMEM、2%FBS、1%P/S、1%cellgro glutagro(商標)添加剤、1%HEPES)中の連続希釈化合物を細胞に添加し、37°℃で4時間、加湿5%CO2インキュベーター中でインキュベートした。100μLのOC43ウイルスストックを、最適な細胞変性効果を生じることが知られている濃度に希釈し、細胞生存率の80~90%低下を誘導した。96ウェルプレートを33°℃で6日間(HeLa)インキュベートし、各プレートには、非感染対照ウェル並びに化合物で処理しなかったウイルス感染ウェルを含む。OC43ウイルスを添加していない細胞傷害プレートを並行して行った。インキュベーション期間の終わりに、100μLの細胞培養上清を100μLのcell-titer-glo試薬(Promega,Madison,WI)で置き換え、室温で少なくとも10分間インキュベートした後に、発光を測定した。発光をPerkin Elmer(Waltham,MA)のEnvisionプレートリーダーで測定した。抗ウイルス阻害%を以下のように計算し:[(化合物処理細胞感染試料)-(化合物なし感染対照)]/[(非感染対照)-(化合物なし感染対照)]*100、GraphPad(San Diego,CA)prismソフトウェアバージョン8.3.1を用いて、抗ウイルス用量-応答プロットをシグモイドフィット、log(阻害剤)対応答-可変勾配(4パラメータ)モデルとして作成し、ウイルス細胞変性効果の50%阻害に対応する予測化合物濃度であるEC50を計算した。
表2は、試験した化合物に対する関連するEC50及びCC50値を示し、ここで、「A」は、EC50<100nMを示し、「B」は、EC50≧100nMかつ<1000nMを示し、「C」は、EC50≧1000nMかつ<10000nMを示し、「D」は、EC50≧10000nMかつ<100000nMを示す。CC50について、「A」はCC50≧10000nMを示し、「B」はCC50≧1000nMかつ<10000nMを示し、「C」はCC50<1000nMを示す。
Huh7細胞におけるSARS-CoV-2感染モデル
Huh-7細胞におけるウイルスストックの産生及び抗ウイルス試験に使用されるアッセイ培地を、4%FBS、2%HEPES 1M、5mL重炭酸ナトリウム7.5%及び1%NEAAをDMEMに追加することによって調製する。抗ウイルス試験のために、Huh7細胞を96ウェルプレート(Corning(登録商標)CellBIND(登録商標)96ウェルマイクロプレート、カタログ番号3300)に、アッセイ培地中6000細胞/ウェルの密度で播種した。一晩増殖させた後、示された化合物濃度で細胞を処理し、0.005のTCID50/細胞のMOIでHuh-7適応SARS-CoV-2-GHB-03021/2020に感染させた(アッセイ培地中の最終体積は200μL/ウェル)。感染後4日目に、ウイルス誘導性CPE又は化合物特異的副作用によって引き起こされた細胞生存率の差を、以前に記載されたように(PMID:22575574)MTSを使用して分析した。
VeroE6細胞におけるSARS-CoV-2感染モデル
SARS-CoV-2抗ウイルスアッセイは、以前に確立されたSARS-CoVアッセイ(PMID:15961169)に由来する。このアッセイにおいて、Vero E6-eGFP細胞の蛍光は、SARS-CoV-2での感染後、ウイルスの細胞変性効果のために減少する。抗ウイルス化合物の存在下では、細胞病原性が阻害され、蛍光シグナルが回復する。-1日目に、試験化合物をアッセイ培地(2%v/v FCSを追加したDMEM)中で連続希釈した。プレートを一晩インキュベートした(37℃、5%CO2及び95%相対湿度)。0日目に、希釈した化合物を、96ウェルブラックビュープレート(Greiner Bio-One,Vilvoorde,Belgium)中で、Vero E6-eGFP細胞(25,000細胞/ウェル)、SARS-CoV-2-GHB-03021/2020(20 TCID50/ウェル)及びMDR1阻害剤CP-100356(最終濃度0.5μM)と混合した。プレートを、37℃及び5%CO2の加湿インキュベーター内でインキュベートした。感染後4日目に、アルゴンレーザー走査顕微鏡を使用してeGFP発現についてウェルを調べた。顕微鏡の設定は、488nmでの励起及び510nmでの発光であり、ウェルの蛍光画像をシグナル値に変換した。結果は、未処理のウイルス感染対照細胞と比較してウイルスが減少させるeGFPシグナルから50%回復を達成する化合物の濃度として定義される、EC50値として表した。ウイルスの非存在下での化合物の毒性を、以前に記載されたような標準的MTSアッセイ(PMID:22575574)において評価した。
表3は、試験した化合物に対する関連するEC50及びCC50値を示し、ここで、「A」は、EC50<1000nMを示し、「B」は、EC50≧1000nMかつ<10000nMを示し、「C」は、EC50≧10000nMかつ<100000nMを示す。CC50について、「A」は、CC50≧10000nMを示し、「B」は、CC50≧1000nMかつ<10000nMを示し、「C」は、CC50<1000nMを示す。>100は、>100μMを指し、>50は、>50μMを指し、>10は、>10μMを指す。
表2及び3は、本明細書に記載の化合物(その薬学的に許容される塩を含む)が、コロナウイルスを効果的に阻害及び治療できることを実証する。
(実施例C)
ピコルナウイルス及びノロウイルスアッセイ
式(I)の化合物(その薬学的に許容される塩を含む)を、以下の論文の1つに記載されているプロトコールと同様のプロトコールに従って試験する:Kim et al.,Journal of Virology(2012)86(21):11754-11762、Zhang et al,JACS(2020)(https://dx.doi.org/10.1021/acs.jmedchem.9b01828)、及び米国特許第9,603,864号。
Kimら及びZhangらのプロトコールは、コロナウイルスに対する活性について試験するために使用され得る。
(実施例D)
カテプシンLアッセイについては、10pMのヒトカテプシンL(R&D Systems;Minneapolis,MN)を、試験化合物と共に30分間プレインキュベートした。反応は、ペプチド基質であるZ-FR-AMC(最終濃度2μM、Anaspec;Fremont,CA)の添加によって開始した。蛍光は、Envisionプレートリーダー(Perkin Elmer;Waltham,MA)上の355/460励起/発光フィルターモジュールを使用して、2分間隔で30分間測定した。IC50値は、GraphPad Prismで4パラメータ方程式を使用して曲線をフィッティングすることによって、各アッセイについて計算した。
表4は、試験した化合物に対する関連するIC50を示し、ここで、「A」は、IC50≧10000nMを示し、「B」は、IC50≧1000nMかつ<10000nMを示し、「C」は、IC50≧100nMかつ<1000nMを示し、「D」は、IC50<100nMを示す。
上文は、明確さと理解のために、図及び実施例としてある程度詳細に記述されているが、本開示の趣旨を逸脱することなく数多くの様々な修正がなされ得ることが、当業者によって理解される。したがって、本明細書に開示される形態は例示にすぎず、本開示の範囲を限定することは意図されていないが、それどころか本発明の真の範囲及び趣旨に沿った全ての修正及び代替形態を包含することも明確に理解するべきである。