JP7641111B2 - 水中油型乳化組成物 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献2では、全構成脂肪酸の50重量%以上が不飽和脂肪酸であるグリセリド混合物、粉末化基材及び水分を含有する、風味や水への再分散性等に優れた粉末油脂、特許文献3では、高度不飽和脂肪酸含有油脂、食用蛋白質、食用炭水化物、食用酸化防止剤を含有する、水分散性等に優れ、経時変化後の酸化劣化臭が少ない粉末油脂が提案されている。
従って、本発明は、α-リノレン酸を豊富に含む油脂とビタミンC脂肪酸エステルを含み、高い酸化安定性を有しながら、魚臭と生臭さが少ない水中油型乳化組成物を提供することに関する。
(A)構成脂肪酸の15質量%以上がα-リノレン酸である油脂
(B)ビタミンC脂肪酸エステル 成分(A)に対して0.010~0.15質量%
(C)ヒドロキシ酸又はその塩 0.15~6.0質量%
を含有する水中油型乳化組成物を提供するものである。
また、本発明は、前記水中油型乳化組成物を乾燥させた粉末油脂を提供するものである。
本発明において、成分(A)油脂の油脂を構成する脂肪酸中のα-リノレン酸の含有量は15質量%(以下、単に「%」とする)以上である。油脂を構成する脂肪酸中のα-リノレン酸の含有量は、生理効果の点から、15%以上であって、好ましくは20%以上、より好ましくは25%以上、更に好ましくは30%以上、更に好ましくは40%以上、更に好ましくは45%以上、更に好ましくは50%以上、更に好ましくは52%以上であり、また、酸化安定性の点から、好ましくは70%以下、より好ましくは65%以下、更に好ましくは60%以下である。
成分(A)油脂の油脂を構成する脂肪酸中のα-リノレン酸の含有量は、15%以上であって、好ましくは15~70%、より好ましくは20~70%、更に好ましくは25~70%、更に好ましくは30~65%、更に好ましくは40~65%、更に好ましくは50~65%、更に好ましくは52~60%である。
なお、本明細書における脂肪酸量は遊離脂肪酸換算量である。
油脂の風味・工業的生産性の点からは、油脂を構成する脂肪酸中の不飽和脂肪酸の含有量は、好ましくは60~100%、更に好ましくは70~100%、更に好ましくは80~99.5%である。不飽和脂肪酸の炭素数は、生理効果の点から、好ましくは14~24、より好ましくは16~22である。
油脂を構成する脂肪酸中のリノール酸の含有量は、好ましくは5~40%、より好ましくは5~30%、更に好ましくは10~20%である。
油脂を構成する脂肪酸中のオレイン酸の含有量は、好ましくは10~65%、より好ましくは10~50%、更に好ましくは10~30%である。
飽和脂肪酸の炭素数は、好ましくは14~24、より好ましくは16~22である。
成分(A)油脂中のトリアシルグリセロールの含有量は、油脂の工業的生産性の点から、好ましくは88%以上、より好ましくは90%以上、更に好ましくは92%以上、更に好ましくは95%以上であり、また、好ましくは99.8%以下、より好ましくは99.5%以下、更に好ましくは99%以下である。
成分(A)油脂中のトリアシルグリセロールの含有量は、好ましくは88~99.8%、より好ましくは90~99.5%、更に好ましくは92~99.5%、更に好ましくは95~99%である。
成分(A)油脂中のジアシルグリセロールの含有量は、好ましくは0.1~9%、より好ましくは0.1~7%、更に好ましくは0.2~5%、更に好ましくは0.2~3%である。
成分(A)油脂中のモノアシルグリセロールの含有量は、風味、油脂の工業的生産性、及び酸化安定性の点から、好ましくは5%以下であり、より好ましくは3%以下、更に好ましくは2%以下、更に好ましくは1%以下、更に好ましくは0.5%以下である。油脂中のモノアシルグリセロールの含有量は0%でもよい。
成分(A)油脂中の遊離脂肪酸又はその塩の含有量は、風味、酸化安定性の点から、好ましくは3%以下、より好ましくは2%以下、更に好ましくは1%以下であり、更に好ましくは0.5%以下である。油脂中の遊離脂肪酸又はその塩の含有量は0%でもよい。
トリアシルグリセロール、ジアシルグリセロール及びモノアシルグリセロールの脂肪酸組成は同じであっても異なっていてもよい。
なかでも、使用性の点から、植物性油脂を用いるのが好ましく、更に低温耐性に優れた液状油脂を用いるのが好ましく、更にα-リノレン酸を豊富に含むシソ油、アマニ油、エゴマ油、チアシード油及びサチャインチ油から選ばれる少なくとも1種の油脂を用いるのが好ましい。なお、液状油脂とは、基準油脂分析試験法2.3.8-27による冷却試験を実施した場合、20℃で液状である油脂をいう。
水中油型乳化組成物中の成分(A)油脂の含有量は、好ましくは5~80%、より好ましくは8~75%、更に好ましくは10~70%、更に好ましくは15~60%、更に好ましくは20~50%、更に好ましくは30~45%である。
本発明で用いられるビタミンC脂肪酸エステルは、L-アスコルビン酸と高級脂肪酸のエステルであり、市販品、好ましくは飲食品用の市販品を使用することができる。高級脂肪酸としては、炭素数12~22の直鎖状の飽和脂肪酸が好ましい。
ビタミンC脂肪酸エステルは、高い酸化安定性を有する点、魚臭と生臭さが少なく風味が良好な点から、好ましくはビタミンCパルミテート、ビタミンCステアレートであり、より好ましくはビタミンCパルミテートである。
水中油型乳化組成物中の成分(B)の含有量は、成分(A)に対して、0.010~0.15%であって、好ましくは0.020~0.10%、より好ましくは0.025~0.10%、更に好ましくは0.025~0.050%、更に好ましくは0.025~0.040%である。
本発明で用いられるヒドロキシ酸は、1分子中にカルボキシ基とアルコール性水酸基とをもつ化合物の総称であり、例えば、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸等が挙げられる。
ヒドロキシ酸の塩としては、アルカリ金属塩が好ましく、更にナトリウム塩及びカリウム塩が好ましく、更にナトリウム塩が好ましい。これらはそれぞれ単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。ヒドロキシ酸又はその塩は、無水物、水和物のいずれでもよい。
なかでも、ヒドロキシ酸又はその塩は、酸化安定性及び風味の点から、好ましくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸及びそれらの塩から選択される1種以上であり、より好ましくはクエン酸又はクエン酸ナトリウムであり、更に好ましくはクエン酸ナトリウムである。
水中油型乳化組成物中の成分(C)の含有量は、0.15~6.0%であって、好ましくは0.15~4.0%、より好ましくは0.16~3.0%、更に好ましくは0.20~2.0%、更に好ましくは0.30~1.0%である。
本明細書において、成分(C)が塩又は水和物である場合、成分(C)の含有量は、遊離酸であるヒドロキシ酸に換算した値とする。
本発明で用いられる乳化剤は、例えば、加工澱粉;有機酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等の合成乳化剤;サポニン、レシチン又はその酵素分解物、乳タンパク質(バターミルクパウダー、カゼインナトリウム等)、大豆タンパク質、小麦タンパク質等のタンパク質類又はこれらタンパク質の分離物や分解物等の天然系乳化剤等が挙げられる。これらはそれぞれ単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、乳化安定性、風味及び酸化安定性の点から、好ましくは加工澱粉、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、レシチン又はその酵素分解物、及び乳タンパク質から選択される1種以上であり、より好ましくは加工澱粉、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、レシチン又はその酵素分解物、及び乳タンパク質から選択される1種以上であり、更に乳タンパク質から選択される1種以上である。
加工澱粉としては、例えば、ヒドロキシプロピル澱粉、カルボキシメチル澱粉等のエーテル化;アセチル化澱粉、オクテニルコハク酸澱粉、リン酸澱粉等のエステル化;リン酸架橋澱粉、アジピン酸架橋澱粉等の架橋;次亜塩素酸ナトリウム等の酸化剤で処理した酸化澱粉等の酸化等の加工、又はこれらの加工の組み合わせが施された澱粉が挙げられる。
水中油型乳化組成物中の成分(D)の含有量は、好ましくは0.05~30%、より好ましくは0.2~10%、更に好ましくは0.5~10%、更に好ましくは1~5%である。
本発明において、成分(A)に対する成分(B)の含有量と、成分(A)油脂を構成する脂肪酸中のα-リノレン酸の含有量との質量比[(ALA)/(成分(B))]は、風味、ビタミンC脂肪酸エステルの溶解性、生理機能、及び酸化安定性の点から、好ましくは200~8000、より好ましくは400~6000、更に好ましくは400~4000、更に好ましくは800~4000、更に好ましくは1000~3000である。
本発明において、成分(A)に対する成分(B)の含有量と、水中油型乳化組成物中の成分(C)の含有量との質量比[(成分(C))/(成分(B))]は、風味及び酸化安定性の点から、好ましくは3~400、より好ましくは3~300、更に好ましくは3~200、更に好ましくは5~150、更に好ましくは10~100である。
水相のpHは、乳化安定性、風味及び酸化安定性の点から、好ましくは1~12、より好ましくは2~11、更に好ましくは5~10である。
乾燥方法は、一般的な方法を用いることができる、例えば、噴霧乾燥、凍結乾燥、真空乾燥、ベルト乾燥、棚乾燥、ドラム乾燥等が挙げられる。必要に応じて、所望の粒径の粒子とするために、分級、造粒、粉砕等を行ってもよい。なかでも、生産性、熱履歴、粒子形状の点から、噴霧乾燥が好ましい。
飲食品の形態としては、固形、半固形又は液状であり得、例えば、飲料、油中水型油脂含有食品、水中油型油脂含有食品、ベーカリー食品、菓子、冷凍食品、レトルト食品、さらには、錠剤、カプセル剤、トローチ剤等の栄養補給用組成物が挙げられる。
飼料としては、牛、豚等に用いる家畜用飼料、ウサギ、マウス等に用いる小動物用飼料、ウナギ、エビ等に用いる魚介類用飼料、犬、猫等に用いるペットフード等が挙げられる。
(A)構成脂肪酸の20~70質量%がα-リノレン酸である油脂
(B)ビタミンC脂肪酸エステル 成分(A)に対して0.010~0.10質量%
(C)ヒドロキシ酸又はその塩 0.16~6.0質量%
を含有する水中油型乳化組成物であることが好ましい。
(A)構成脂肪酸の20~70質量%がα-リノレン酸である油脂
(B)ビタミンC脂肪酸エステル 成分(A)に対して0.010~0.10質量%
(C)ヒドロキシ酸又はその塩 0.16~6.0質量%
(D)乳化剤 0.05~30質量%
を含有する水中油型乳化組成物であることが好ましい。
(A)構成脂肪酸の20~70質量%がα-リノレン酸である油脂
(B)ビタミンC脂肪酸エステル 成分(A)に対して0.020~0.10質量%
(C)ヒドロキシ酸又はその塩 0.16~6.0質量%
(D)乳化剤 0.2~30質量%
を含有する水中油型乳化組成物であることが好ましい。
(A)構成脂肪酸の25~70質量%がα-リノレン酸である油脂
(B)ビタミンC脂肪酸エステル 成分(A)に対して0.025~0.10質量%
(C)ヒドロキシ酸又はその塩 0.20~3.0質量%
(D)乳化剤 0.2~10質量%
を含有する水中油型乳化組成物であることが好ましい。
(A)構成脂肪酸の15質量%以上がα-リノレン酸である油脂
(B)ビタミンC脂肪酸エステル 成分(A)に対して0.010~0.15質量%
(C)ヒドロキシ酸又はその塩 0.15~6.0質量%
を含有する水中油型乳化組成物。
<3>成分(A)油脂の油脂を構成する脂肪酸中のリノール酸の含有量が、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上であり、また、好ましくは40質量%以下、より好ましくは30質量%以下、更に好ましくは20質量%以下であり、また、好ましくは5~40質量%、より好ましくは5~30質量%、更に好ましくは10~20質量%である<1>又は<2>に記載の水中油型乳化組成物。
<4>成分(A)油脂の油脂を構成する脂肪酸中のオレイン酸の含有量が、好ましくは10質量%以上であり、また、好ましくは65質量%以下、より好ましくは50質量%以下、更に好ましくは30質量%以下であり、また、好ましくは10~65質量%、より好ましくは10~50質量%、更に好ましくは10~30質量%である<1>~<3>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<5>成分(A)油脂中のトリアシルグリセロールの含有量が、好ましくは88質量%以上、より好ましくは90質量%以上、更に好ましくは92質量%以上、更に好ましくは95質量%以上であり、また、好ましくは99.8質量%以下、より好ましくは99.5質量%以下、更に好ましくは99質量%以下であり、また、好ましくは88~99.8質量%、より好ましくは90~99.5質量%、更に好ましくは92~99.5質量%、更に好ましくは95~99質量%である。<1>~<4>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<6>成分(A)油脂中のジアシルグリセロールの含有量が、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上であり、また、好ましくは9質量%以下、より好ましくは7質量%以下、更に好ましくは5質量%以下、更に好ましくは3質量%以下であり、また、好ましくは0.1~9質量%、より好ましくは0.1~7質量%、更に好ましくは0.2~5質量%、更に好ましくは0.2~3質量%である<1>~<5>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<7>成分(A)油脂中のモノアシルグリセロールの含有量が、好ましくは5質量%以下であり、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下であり、また、好ましくは0質量%超である<1>~<6>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<8>成分(A)油脂中の遊離脂肪酸又はその塩の含有量が、好ましくは3質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下であり、また、好ましくは0質量%である<1>~<7>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<9>成分(A)油脂が、好ましくはシソ油、アマニ油、エゴマ油、チアシード油及びサチャインチ油から選ばれる少なくとも1種の油脂に由来する<1>~<8>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<10>水中油型乳化組成物中の成分(A)油脂の含有量が、好ましくは5質量%以上、より好ましくは8質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、更に好ましくは15質量%以上、更に好ましくは20質量%以上、更に好ましくは30質量%以上であり、また、好ましくは80質量%以下、より好ましくは75質量%以下、更に好ましくは70質量%以下、更に好ましくは60質量%以下、更に好ましくは50質量%以下、更に好ましくは45質量%以下であり、また、好ましくは5~80質量%、より好ましくは8~75質量%、更に好ましくは10~70質量%、更に好ましくは15~60質量%、更に好ましくは20~50質量%、更に好ましくは30~45質量%である<1>~<9>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<11>成分(B)が、好ましくはビタミンCパルミテート、ビタミンCステアレート又はこれらの組み合わせであり、より好ましくはビタミンCパルミテートである<1>~<10>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<12>水中油型乳化組成物中の成分(B)の含有量が、成分(A)に対して、0.010質量%以上であって、好ましくは0.020質量%以上であり、より好ましくは0.025質量%以上であり、また、0.15質量%以下であって、好ましくは0.10質量%以下、より好ましくは0.070質量%以下、更に好ましくは0.050質量%以下、更に好ましくは0.040質量%以下であり、また、0.010~0.15質量%であって、好ましくは0.020~0.10質量%、より好ましくは0.025~0.10質量%、更に好ましくは0.025~0.050質量%、更に好ましくは0.025~0.040質量%である<1>~<11>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<13>(C)ヒドロキシ酸又はその塩が、好ましくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸及びそれらの塩から選択される1種以上であり、より好ましくはクエン酸、クエン酸ナトリウム又はこれらの組み合わせであり、更に好ましくはクエン酸ナトリウムである<1>~<12>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<14>水中油型乳化組成物中の成分(C)の含有量が、0.15質量%以上であって、好ましくは0.16質量%以上であり、より好ましくは0.20質量%以上、更に好ましくは0.30質量%以上であり、また、6.0質量%以下であって、好ましくは4.0質量%以下、更に好ましくは3.0質量%以下、更に好ましくは2.0質量%以下、更に好ましくは1.0質量%以下であり、また、0.15~6.0質量%であって、好ましくは0.15~4.0質量%、より好ましくは0.16~3.0質量%、更に好ましくは0.20~2.0質量%、更に好ましくは0.30~1.0質量%である<1>~<13>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<15>好ましくは、更に(D)乳化剤を含有する<1>~<14>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<16>(D)乳化剤が、好ましくは加工澱粉、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、レシチン又はその酵素分解物及び乳タンパク質から選択される1種以上であり、より好ましくは加工澱粉、ポリグリセリン脂肪酸エステル及び乳タンパク質から選択される1種以上であり、更に好ましくは乳タンパク質である<15>に記載の水中油型乳化組成物。
<17>水中油型乳化組成物中の成分(D)の含有量が、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上、更に好ましくは1質量%以上であり、また、好ましくは30質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下であり、また、好ましくは0.05~30質量%、より好ましくは0.2~10質量%、更に好ましくは0.5~10質量%、更に好ましくは1~5質量%である<15>又は<16>に記載の水中油型乳化組成物。
<18>成分(A)に対する成分(B)の含有量と、成分(A)油脂を構成する脂肪酸中のα-リノレン酸の含有量との質量比[(ALA)/(成分(B))]が、好ましくは200以上、より好ましくは400以上、更に好ましくは800以上、更に好ましくは1000以上であり、また、好ましくは8000以下、より好ましくは6000以下、更に好ましくは4000以下、更に好ましくは3000以下であり、また、好ましくは200~8000、より好ましくは400~6000、更に好ましくは400~4000、更に好ましくは800~4000、更に好ましくは1000~3000である<1>~<17>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<19>成分(A)に対する成分(B)の含有量と、水中油型乳化組成物中の成分(C)の含有量との質量比[(成分(C))/(成分(B))]が、好ましくは3以上であり、より好ましくは5以上であり、更に好ましくは10以上であり、また、好ましくは400以下、より好ましくは300以下、更に好ましくは200以下、更に好ましくは150以下、更に好ましくは100以下であり、また、好ましくは3~400、より好ましくは3~300、更に好ましくは3~200、更に好ましくは5~150、更に好ましくは10~100である<1>~<18>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<20>油相と水相の配合比(質量比)が、好ましくは5/95~80/20、より好ましくは8/92~75/25、更に好ましくは10/90~70/30、更に好ましくは15/85~60/40、更に好ましくは20/80~50/50、更に好ましくは30/70~45/55である<1>~<19>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物。
<21><1>~<20>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物を乾燥させた粉末油脂。
<22><1>~<20>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物又は<21>に記載の粉末油脂を含有する飲食品。
<23><1>~<20>のいずれか1に記載の水中油型乳化組成物又は<21>に記載の粉末油脂を含有する飼料。
(i)油脂のグリセリド組成
ガラス製サンプル瓶に、油脂サンプル約10mgとトリメチルシリル化剤(「シリル化剤TH」、関東化学製)0.5mLを加え、密栓し、70℃で15分間加熱した。これに水1.0mLとヘキサン1.5mLを加え、振とうした。静置後、上層をガスクロマトグラフィー(GLC)に供して分析した。
<GLC分析条件>
(条件)
装置:アジレント7890B(アジレントテクノロジー社製)
カラム:DB-1ht 10m×0.25mm×0.2μm (Agilent J&W社製)
キャリアガス:1.0mL He/min
インジェクター:Split(1:50)、T=340℃
ディテクター:FID、T=350℃
オーブン温度:80℃から10℃/分で340℃まで昇温、15分間保持
日本油化学会編「基準油脂分析試験法」中の「脂肪酸メチルエステルの調製法(2.4.1.-1996)」に従って脂肪酸メチルエステルを調製し、得られた油脂サンプルを、American Oil Chemists. Society Official Method Ce 1f-96(GLC法)に準拠して測定した。
<GLC分析条件>
装置:アジレント7890B(アジレントテクノロジー社製)
カラム:CP-SIL88 50m×0.25mm×0.2μm(Agilent J&W社製)
キャリアガス:1.0mL He/min
インジェクター:Split(1:50)、T=300℃
ディテクター:FID、T=300℃
オーブン温度:150℃5min保持→1℃/min昇温→160℃5min保持→2℃/min昇温→200℃10min保持→10℃/min昇温→220℃5min保持
水中油型乳化組成物約2.5gへイオン交換水5mLを入れて撹拌後、THF10mLを加えて撹拌して遠心分離(3000r/min、10分、20℃)した。次いで、ヘキサン20mLとイオン交換水10mLを加えて遠心分離(3000r/min、5分、20℃)したのち、上層をとってロータリーエバポレーターで溶媒を留去して油脂を調製した。
抽出した油脂のPOVを基準油脂分析法(JOCS) 2.5.2.2-2013に基づき測定した。
次の油脂a~油脂dを用意した。
油脂a:アマニ油(サミット製油製)
油脂b:ハイオレイック紅花油(J-オイルミルズ製)
油脂c:油脂aと油脂bを質量比1:1で混合して油脂cとした。
油脂d:油脂aと油脂bを質量比1:4で混合して油脂dとした。
油脂a~油脂dのグリセリド組成及び脂肪酸組成を表1に示す。
クエン酸ナトリウム:精製クエン酸ナトリウム(扶桑化学工業製 物質としてクエン酸三ナトリウム二水和物を使用)
酒石酸ナトリウム:L-酒石酸ナトリウム(扶桑化学工業製 物質として酒石酸二ナトリウム二水和物を使用)
リンゴ酸ナトリウム:DL-リンゴ酸ナトリウム(扶桑化学工業製 物質としてはDL-リンゴ酸二ナトリウム1/2水和物を使用)
クエン酸:精製クエン酸(扶桑化学工業製)
加工澱粉:エマルスター500A(松谷化学工業製)
カゼインナトリウム:カゼインナトリウムAR(三栄源エフ・エフ・アイ製)
ショ糖脂肪酸エステル:P-1670(三菱ケミカルフーズ製)
ポリグリセリン脂肪酸エステル:サンソフトQ17s(太陽化学製)
リゾレシチン:SLP-ホワイト(辻製油製)
バターミルクパウダー:北海道バターミルクパウダー(よつ葉乳業製)
デキストリン:サンデック#100(三和澱粉工業製)
〔水中油型乳化組成物の調製〕
表2に示した割合で、4つ口フラスコへ油脂とVCPを入れ、窒素雰囲気下、95℃、30分撹拌(300~350r/min)して溶解し、油相を調製した。放冷後、室温にて1時間放置しても油相が濁らないことを確認した。
イオン交換水へ表2に示す成分(C)、(D)を添加し、10,000r/minで2分撹拌し、水相を調製した。水相に前記の油相を投入し、10,000r/minで8分撹拌して、水中油型乳化組成物をそれぞれ調製した。
上記で調製した水中油型乳化組成物について、以下の3つの方法で評価した。
(1)官能評価
水中油型乳化組成物10gを20mLの蓋つきバイアル瓶に入れ、室温で24時間保存後、専門パネル3名により、下記に示す判断基準に従って評価した。「魚臭」及び「生臭さ」について、比較例1の評点を5(非常に強く感じる)とし、比較例1~4について3名の協議により評点を決定した。
5:魚臭及び生臭さを非常に強く感じる
4:魚臭及び生臭さを強く感じる
3:魚臭及び生臭さを感じる
2:魚臭及び生臭さをごくわずかに感じる
1:魚臭及び生臭さをほとんど感じない
1-ペンテン-3-オンの分析は、ヘッドスペース固相マイクロ抽出/ガスクロマトグラフ質量分析(HS-SPME/GC/MS)法によって行った。SPMEファイバーは50/30μm、DVB/CAR/PDMSファイバー(SUPELCO社製)を用いた。
水中油型乳化組成物10gを20mLの蓋つきバイアル瓶に入れ、室温で24時間保存後、ヘッドスペース用バイアル(10mL)にサンプル1gを秤量し、40℃で20分間加温後、SPMEファイバーによりヘッドスペース相を30分間サンプリングした後、以下の条件で分析を行った。
<GC/MS分析条件>
装置:アジレント7890A/5975(アジレントテクノロジー社製)
カラム:VF-WAX 60m×0.25mm×1.0μm(Agilent J&W社製)
キャリアガス:1.0mL He/min
インジェクター:Splitless、240℃
オーブン温度:35℃4min保持→3℃/min昇温→185℃→10℃/min昇温→240℃10min保持
SPMEを用いたHS-GC/MS法により、気相中の揮発性成分を分析し、積分によって、魚臭の原因成分の一つである1-ペンテン-3-オンのピークエリア面積を算出した。比較例1のピークエリア面積を1.00とした時の比較例2~4の相対面積比を求めた。
上記官能評価において、評点が1(ほとんど感じない)または2(ごくわずかに感じる)であったものに対し、酸化安定性の評価を実施した。酸化安定性の評価では、水中油型乳化組成物10gを20mLの蓋つきバイアル瓶に入れ、50℃で3日間保存した後、水中油型乳化組成物の油を抽出してPOVを測定した。
〔水中油型乳化組成物の調製〕
表3に示した割合で、4つ口フラスコへ油脂とVCPを入れ、窒素雰囲気下、95℃、30分撹拌(300~350r/min)して溶解した。放冷後、室温にて1時間放置しても油が濁らないことを確認した。
イオン交換水へ表3に示す成分(C)、(D)を添加し、10,000r/minで2分撹拌し、水相を調製した。水相に前記の油相を投入し、10,000r/minで8分撹拌して、水中油型乳化組成物をそれぞれ調製した。
上記で調製した水中油型乳化組成物について、以下の3つの方法で評価した。
(1)官能評価
「魚臭」及び「生臭さ」について、比較例2~4の評価と同様に比較例1の評点を5(非常に強く感じる)として評価した。
比較例1のピークエリア面積を1.00とし、比較例2~4と同様にして相対面積比を求めた。
比較例3と同様にして、水中油型乳化組成物を50℃で3日間保存した後のPOVを測定した。
結果を表3に示す。
〔水中油型乳化組成物の調製〕
表4に示した割合で、4つ口フラスコへ油脂aとVCPを入れ、窒素雰囲気下、95℃、30分撹拌(300~350r/min)して溶解し、油相を調製した。
次いで、イオン交換水へ表4に示す成分(C)、(D)及びデキストリンを添加し、10,000r/minで2分撹拌し、水相を調製した。水相に前記の油相を投入し、10,000r/minで8分撹拌して、水中油型乳化組成物をそれぞれ調製した。
上記で得た水中油型乳化組成物0.8gを、直径6cmのステンレスシャーレに広げ、ホットプレート上で、150℃で3分、80℃で5分加熱乾燥した後、粉砕することで粉末油脂を得た。
上記で調製した粉末油脂について、以下の2つの方法で評価した。
(1)酸化安定性
粉末油脂の油を抽出してPOVを測定した。
粉末油脂の風味について、専門パネル3名により、下記に示す判断基準に従って評価した。3名の協議により評点を決定した。
1:魚臭、生臭さ及び油の酸化劣化臭をほとんど感じない
2:魚臭、生臭さ及び油の酸化劣化臭を感じる
3:魚臭、生臭さ及び油の酸化劣化臭を強く感じる
結果を表4に示す。
〔水中油型乳化組成物の調製〕
表5に示した割合で、4つ口フラスコへ油脂とVCPを入れ、窒素雰囲気下、95℃、30分撹拌(300~350r/min)して溶解し油相を調製した。放冷後、室温にて1時間放置しても油が濁らないことを確認した。
イオン交換水へ表5に示す成分(D)を添加し、10,000r/minで2分撹拌し、水相を調製した。水相に前記の油相を投入し、10,000r/minで8分撹拌して、水中油型乳化組成物をそれぞれ調製した。
上記で調製した水中油型乳化組成物について、官能評価をおこなった。官能評価では、「魚臭」及び「生臭さ」について、比較例、実施例の評価と同様に、比較例1の評点を5(非常に強く感じる)として評価した。
結果を表5に示す。
Claims (5)
- 次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)構成脂肪酸の15質量%以上がα-リノレン酸である油脂
(B)ビタミンC脂肪酸エステル 成分(A)に対して0.010~0.15質量%
(C)ヒドロキシ酸又はその塩 0.15~6.0質量%
を含有する水中油型乳化組成物であって、
成分(A)油脂の88~99.8質量%がトリアシルグリセロールであり、
成分(C)ヒドロキシ酸又はその塩がクエン酸、酒石酸、リンゴ酸及びそれらの塩から選択される1種以上である、水中油型乳化組成物。 - 更に(D)乳化剤を含有する請求項1記載の水中油型乳化組成物。
- (D)乳化剤が加工澱粉、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、レシチン又はその酵素分解物、及び乳タンパク質から選択される1種以上である請求項2記載の水中油型乳化組成物。
- 油相/水相の質量比が5/95~80/20である請求項1~3のいずれか1項記載の水中油型乳化組成物。
- 請求項1~4のいずれか1項記載の水中油型乳化組成物を乾燥させた粉末油脂。
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