JP7655708B2 - 粒子及びその製造方法、アフィニティー粒子、検査試薬、検査キット、並びに検出方法 - Google Patents
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Description
更に別の方法として、粒子の一部を磁性体とする方法がある。すなわち、ラテックス凝集法によって凝集した粒子を磁場方向に引き寄せることで相対的に非特異吸着を低減させ感度を上げる方法である(特許文献3)。
また、特許文献2に開示された方法では、親水官能基を表面にコートするためには多段の反応で煩雑な操作が必要となる。
また、特許文献3に開示された磁性粒子を用いた方法では、磁場印加する機構を組み込む必要があり、装置構成が煩雑になる場合がある。
「第一の実施形態」
(粒子、及び粒子の製造方法)
本実施形態に係る粒子の製造方法は、少なくとも、ラジカル重合性モノマー、ラジカル重合開始剤、及びピロリドン環を有するユニットとリガンドを結合できる官能基を有するユニットとを含むランダム共重合体を、水溶液(水系媒体)と混合して乳濁液を調製する工程(第一の工程)を有する。さらに、得た乳濁液を加熱し、ラジカル重合性モノマーを重合する工程(第二の工程)を有する。なお、本実施形態に係る製造方法によって製造される粒子を以下では、ポリマー微粒子と呼ぶことがある。本実施形態に係る粒子の製造方法によって製造される粒子は、ピロリドン環を有する有機化合物の存在により、粒子表面の親水性が高いため、BSAを用いることなく、非特異吸着を抑制できる。また、BSAのような天然物を用いていないので、粒子毎の非特異吸着の抑制能力の差が小さい。言い換えると、粒子を製造する上で、非特異吸着の抑制能力の再現性が高い。更に、ピロリドン環を有する有機化合物として共重合体を用いるため、活性サイトが粒子表面に多く存在し、リガンドを結合する割合も高くなる。その結果、凝集法、例えばラテックス凝集法などによる抗原抗体反応の検出感度が高い。ここで、「ユニット」とは、1つのモノマーに対応する単位構造のことを意味する。
次に、本実施形態に係る粒子の製造方法の一例を説明する。
本実施形態に係るポリマー微粒子は、少なくとも、ラジカル重合性モノマー、ラジカル重合開始剤、並びに、ピロリドン環を有するユニットとリガンドを結合できる官能基を有するユニットとを含むランダム共重合体を水系媒体と混合して乳濁液を調製する(第一の工程)。ここで、リガンドを結合できる官能基は、カルボキシ基、アミノ基、チオール基、エポキシ基、マレイミド基、スクシニミジル基、または、シリコンアルコキシド基のいずれかを用いることができる。
さらに、乳濁液を加熱し、モノマーを重合する工程(第二の工程)を有する。
本実施形態に係るポリマー微粒子は、ラジカル重合性を有する二重結合を有する化合物を共重合し得られるポリマー微粒子である。
ラジカル重合性モノマーは、少なくともスチレン系モノマーを含むことを特徴とする。更に、アクリレート系モノマー、メタクリレート系モノマーからなる群より選択されるモノマーが含まれていてもよい。例えば、ブタジエン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリロニトリル、メタクリル酸メチル、メタクリロニトリル、アクリル酸メチルなどを挙げることができる。スチレン系モノマーに加えて、上記のモノマーの群より選択される少なくとも一つを用いることができる。すなわち、これらのモノマーの中から、単独であるいは複数種組み合わせて使用できる。また一つの分子内に二重結合を2つ以上有するモノマー、例えばジビニルベンゼンを架橋剤として用いてもよい。
ラジカル重合開始剤としては、アゾ化合物、有機過酸化物などから広く使用することができる。具体的には、2,2’-アゾビス(イソブチロニトリル)、2,2’-アゾビス(2,4-ジメチルバレロニトリル)、2,2’-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)、4,4’-アゾビス(4-シアノ吉草酸)、2,2’-アゾビス(2-メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’-アゾビス(2-メチルプロピオン酸)ジメチル、tert-ブチルヒドロペルオキシド、過酸化ベンゾイル、過硫酸アンモニウム(APS)、過硫酸ナトリウム(NPS)、過硫酸カリウム(KPS)などをあげることができる。
ピロリドン環を有するユニットとリガンドを結合できる官能基を有するユニットとを含む共重合体は、合成したポリマー微粒子に含まれ、主に粒子表面に存在する。以下、ピロリドン環を有するユニットとリガンドを結合できる官能基を有するユニットとを含む共重合体を、PVP共重合体と略す。ポリマー微粒子の合成時から上記PVP共重合体を投入することにより、ポリマー微粒子に非特異吸着抑制能と、リガンド結合能を一度に付与することが可能となる。合成時に投入したPVP共重合体は、ラジカル重合性モノマーよりも親水性なので、合成時に溶媒と生成中のポリマー微粒子との界面に存在する。ポリマー微粒子は、合成時にPVP共重合体のポリマー鎖を一部巻き込むことや、ピロリドン環とスチレン(ラジカル重合性モノマー)との相互作用などの物理・化学吸着によって、該粒子の表面にPVP共重合体を吸着する。共重合体は、ビニルピロリドンとアクリル酸との共重合体であることが好ましく、ビニルピロリドンとアクリル酸とのモル比が、2:8~9:1であることが好ましい。また、ポリマー微粒子はケイ素化合物を含んでいても良く、スチレンモノマーに対するケイ素化合物を含有する割合が40重量%以下であることが好ましい。
PVP共重合体は、ランダムポリマーである(以下、「PVPランダム共重合体」ともいう。)。
PVP共重合体に加えて、ポリマー微粒子合成時に保護コロイドとして親水性ポリマーを添加しても構わない。
本実施形態のPVPランダム共重合体は、分子量が高いことによる、粒子分散のための立体反発効果と、ポリスチレン粒子表面への吸着性とをバランス良く発揮できる適切な親水性を示すことができるからである。分子内で親水性の程度に著しい偏りがない、適切な親水性によって、良好な粒子の分散性とリガンドの結合性の両立に寄与していると考えられるからである。
一方、ブロック共重合体は、分子内で、親水性の高い部分(PVP)と低い部分(リガンドを結合できるユニット)とが明確に分かれるため、親水性の程度を分子全体で均一に調整することは困難である。例えば、ブロック共重合体は、水中で疎水性部分が自己会合し、ポリマーミセルなどの自己組織化体を形成する。その場合、本実施形態の製造方法で示すように、粒子合成において水系媒体にPVP共重合体を添加する場合においては、ブロック共重合体はミセルとなりやすく、ポリスチレン粒子表面への吸着量が低下し、結果として得られる微粒子は水への分散性が悪化することが考えられる。
水溶液(水系媒体)は、媒体中に含まれる水が80%以上100%以下であることが好ましい。水溶液は、水や、水に可溶な有機溶媒、たとえばメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、アセトンを水に混合した溶液が例示される。水以外の有機溶媒を20%より多く含有させると、ポリマー微粒子製造時に重合性モノマーの溶解が生じるおそれがある。
そのほかに、界面活性剤、消泡剤、塩、増粘剤などを水系媒体に対して10%以下の割合で添加して用いても構わない。
このようにして作製したポリマー微粒子は、検体検査用の前駆体粒子である。この前駆体粒子に抗体を固定化し検体検査用の粒子として用いることができる。
本実施形態では、本実施形態に係る粒子と、リガンドを結合できる官能基に結合したリガンドとを有するアフィニティー粒子を提供できる。本実施形態において、リガンドとは、特定の標的物質が有する受容体に特異的に結合する化合物のことである。リガンドが標的物質と結合する部位は決まっており、選択的または特異的に高い親和性を有する。例えば、抗原と抗体、酵素タンパク質とその基質、ホルモンや神経伝達物質などのシグナル物質とその受容体、核酸などが例示されるが、本実施形態におけるリガンドはこれらに限定されない。核酸としてはデオキシリボ核酸等が挙げられる。本実施形態におけるアフィニティー粒子とは、標的物質に対して選択的または特異的に高い親和性(アフィニティー)を有する。リガンドとして例えば、抗体、抗原、抗原結合フラグメント(例えば、Fab、F(ab’)2、F(ab’)、Fv、scFvなど)、天然由来核酸、人工核酸、アプタマー、ペプチドアプタマー、オリゴペプチド、酵素又は補酵素などが挙げられる。本実施形態におけるリガンドが、抗体、抗原、タンパク質及び核酸のいずれかであることが好ましい。
本実施形態における体外診断用の検査試薬、すなわち体外診断による検体中の標的物質の検出に用いるための検査試薬は、本実施形態に係るアフィニティー粒子と、アフィニティー粒子を分散させる分散媒を有する。本実施形態における試薬中に含有される本実施形態に係るアフィニティー粒子の量は、0.001質量%から20質量%が好ましく、0.01質量%から10質量%がより好ましい。本実施形態に係る試薬は、本発明の目的を達成可能な範囲において、本実施形態に係るアフィニティー粒子の他に、溶剤やブロッキング剤などの第三物質を含んでもよい。溶剤やブロッキング剤などの第三物質は2種類以上を組み合わせて含んでもよい。本実施形態において用いる溶剤の例としては、リン酸緩衝液、グリシン緩衝液、グッド緩衝液、トリス緩衝液、アンモニア緩衝液などの各種緩衝液が例示されるが、本実施形態における試薬に含まれる溶剤はこれらに限定されない。
本実施形態における体外診断による検体中の標的物質の検出に用いるための検査キットは、上記試薬と、上記試薬を内包する筐体とを有する。本実施形態に係るキットとしては、ラテックス凝集測定用増感剤を含有させてもよい。ラテックス凝集測定用増感剤として、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアルギン酸等が挙げられるが、本発明はこれらに限定されない。また、本実施形態に係るキットは、陽性コントロール、陰性コントロール、血清希釈液等を備えていてもよい。陽性コントロール、陰性コントロールの媒体として、測定しうる標的物質が含まれていない血清、生理食塩水の他、溶剤を用いてもよい。本実施形態に係るキットは、通常の体外診断による検体中の標的物質の検出に用いるためのキットと同様にして、本実施形態に係る標的物質の検出方法に使用できる。また、従来公知の方法によって標的物質の濃度も測定することができ、特に、ラテックス凝集法による検体中の標的物質の検出に用いることが好適である。
本実施形態における体外診断による検体中の標的物質の検出方法は、本実施形態に係るアフィニティー粒子と、標的物質を含む可能性のある検体とを混合する工程を有する。また、本実施形態に係るアフィニティー粒子と検体との混合は、pH3.0からpH11.0の範囲で行われることが好ましい。また、混合温度は20℃から50℃の範囲であり、混合時間は1分から20分の範囲である。また、本検出方法は、溶剤を使用することが好ましい。また、本実施形態に係る検出方法におけるアフィニティー粒子の濃度は、反応系中、好ましくは0.001質量%から5質量%、より好ましくは0.01質量%から1質量%である。本実施形態に係る検出方法は、アフィニティー粒子と検体との混合の結果として生じる凝集反応を光学的に検出すること、すなわちラテックス凝集法により検体中の標的物質を検出することが好ましい。具体的には、検査試薬に、検体を混合して混合液を得る工程と、混合液に、光を照射する工程と、混合液に照射された光の、透過光または散乱光の少なくともいずれかを検出する工程を有する。混合液において生じる上記凝集反応を光学的に検出することで、検体中の標的物質が検出され、更に標的物質の濃度も測定することができる。上記凝集反応を光学的に検出する方法としては、散乱光強度、透過光強度、吸光度等を検出可能な光学機器を用いて、これらの値の変化量を測定すればよい。
以下、本発明の第二の実施形態について、詳細に説明するが、本発明はこれらに限られない。
本発明に係る粒子の第一の形態は、無機物を含む粒子であって、該粒子の表面がピロリドン環を有するユニットとリガンドを結合できる官能基を有するユニットとを含むランダム共重合体で被覆されている。本発明に係る粒子の第二の形態は、無機物、並びに、ピロリドン環を有する重合体の第一層と、同一分子内にカルボキシ基、及び、シリコンアルコキシド基またはシラノール基を有する重合体の第二層を含む。本発明に係る粒子の第一の形態において、粒子の表面を被覆する共重合体を、ピロリドン環を有するユニットとリガンドを結合できる官能基を有するユニットとを含むランダム共重合体とすることで、第一の実施形態で述べたように、良好な粒子の分散性とリガンドの結合性を両立することができる。
本発明に係る粒子を構成する無機物としては金属、金属酸化物、金属窒化物、合金及びこれらの組み合わせを挙げることができる。金属としては、銀、金、銅、スズ、鉄、ニッケル、パラジウム、モリブデン、白金、亜鉛、コバルト、ケイ素などを挙げることができる。金属酸化物としては、上記金属として挙げた化合物の酸化物に加えて、シリカ、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化イットリウム、酸化セリウム、酸化インジウムスズ、酸化ビスマスなどを挙げることができる。窒化物としては、上記金属として挙げた化合物の窒化物に加えて、炭窒化チタン、窒化アルミニウムなどを挙げることができる。合金としては、上記金属として挙げた化合物の合金(例えば、鉄―ニッケル合金など)を挙げることができる。本実施形態における無機物はケイ素化合物であってもよく、粒子に対するケイ素化合物を含有する割合が40重量%以上であることが好ましい。
本発明に係る第一の形態の粒子を構成するピロリドン環を有するユニットとリガンドを結合できる官能基を有するユニットとを含む共重合体は、合成した粒子の表面に存在する。以下、ピロリドン環を有するユニットとリガンドを結合できる官能基を有するユニットとを含む共重合体を、PVP共重合体と略す。PVP共重合体の分子量は10000以上100000以下が好ましく、40000以上70000以下がなお好適である。分子量が小さいと、粒子表面の親水性が弱く、非特異吸着を起こし易くなる。分子量が大きいと、粒子の表面の親水層が厚くなりすぎて、粒子がゲル化して扱いにくくなる。共重合体は、ビニルピロリドンとアクリル酸との共重合体であることが好ましく、ビニルピロリドンとアクリル酸とのモル比が、2:8~9:1であることが好ましい。
PVP共重合体に加えて、粒子合成時に保護コロイドとして親水性ポリマーや界面活性剤を添加しても構わない。
本実施形態に係る粒子の粒径及び比重は、夾雑物を除去するために必要な沈降速度によって決めることができる。ある媒質中での沈降速度及び粒径と比重の関係は、ストークスの式によって下記式(1)で表すことができる。
本実施形態に係る粒子の製造方法の一例を説明する。無機物として金属酸化物を使用する場合は、金属アルコキシドなどのラジカル重合性モノマー、ラジカル重合開始剤、並びに、ピロリドン環を有するユニットとリガンドを結合できる官能基を有するユニットとを含むランダム共重合体を、アルコール系溶媒と混合して乳濁液を調製する工程を有する。なお、ラジカル重合開始剤はなくともよいが、イオン交換水などを添加することができる。アルコール系溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどを使用することができる。無機物としてシリカを使用する場合は、ストーバー法に従って粒子を合成することができる。
このようにして作製した微粒子は、検体検査に用いる前駆体粒子として利用できる。この前駆体粒子にリガンドを結合し夾雑物分離粒子として用いることができる。
本実施形態では、リガンドを結合できる官能基に結合したリガンドを有する夾雑物分離粒子を提供できる。本実施形態における夾雑物分離粒子とは、分離対象夾雑物に対して高い親和性(アフィニティー)を有する。本実施形態において、リガンドとは、特定の物質に特異的に結合する化合物のことである。リガンドと、リガンドと結合する化合物の組み合わせの例としては、抗体と抗原、核酸と相補配列をもつ核酸、アビジン(またはストレプトアビジン、またはニュートラアビジン)とビオチン、各種イムノグロブリンとプロテインA(またはプロテインG)、ヒスチジンタグペプチドと金属イオンを配位したキレート剤、各種タンパク質(タグペプチド含む)とその相互作用物質、酵素タンパク質とその基質、ホルモンや神経伝達物質などのシグナル物質とその受容体などを挙げることができるが、本実施形態におけるリガンドはこれらに限定されない。例えば、分離対象夾雑物をまとめて除去できるのであれば、特異性の高くないリガンドを用いることができる。リガンドとして例えば、抗体、抗原、抗原結合フラグメント(例えば、Fab、F(ab’)2、F(ab’)、Fv、scFvなど)、天然由来核酸、人工核酸、アプタマー、ペプチドアプタマー、オリゴペプチド、酵素又は補酵素などが挙げられる。
本実施形態における体外診断用の検査試薬、すなわち体外診断による検体中の標的物質の検出に用いるための検査試薬は、標的物質を検出することが可能な検査試薬と、夾雑物分離粒子と、これらを分散させる分散媒を有する。本実施形態における試薬中に含有される夾雑物分離粒子の量は、0.001質量%から20質量%が好ましく、0.01質量%から10質量%がより好ましい。本実施形態に係る試薬は、本発明の目的を達成可能な範囲において、夾雑物分離粒子の他に、溶剤やブロッキング剤などの第三物質を含んでもよい。溶剤やブロッキング剤などの第三物質は2種類以上を組み合わせて含んでもよい。第三物質の例としては、ラテックス凝集測定用増感剤であるポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアルギン酸等が挙げられるが、本発明はこれらに限定されない。本実施形態において用いる溶剤の例としては、リン酸緩衝液、グリシン緩衝液、グッド緩衝液、トリス緩衝液、ヘペス緩衝液、アンモニア緩衝液などの各種緩衝液が例示されるが、本実施形態における試薬に含まれる溶剤はこれらに限定されない。
本実施形態における体外診断による検体(検査対象)中の標的物質の検出に用いるための検査キットは、上記検査試薬と、上記試薬を内包する筐体とを有する。本実施形態に係るキットとしては、ラテックス凝集測定用増感剤を含有させてもよい。ラテックス凝集測定用増感剤として、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアルギン酸等が挙げられるが、本発明はこれらに限定されない。また、本実施形態に係るキットは、陽性コントロール、陰性コントロール、血清希釈液等を備えていてもよい。陽性コントロール、陰性コントロールの媒体として、測定しうる標的物質が含まれていない血清、生理食塩水の他、溶剤を用いてもよい。本実施形態に係るキットは、特に、検体中の夾雑物の除去を行うことで非特異凝集を抑制することで、ラテックス凝集法による検体中の標的物質の検出に好適に用いることができる。
本実施形態における体外診断による検体中の標的物質の検出方法は、夾雑物分離粒子と、分離対象夾雑物を含む可能性のある検体とを混合する工程を有する。また、本実施形態に係る夾雑物分離粒子と検体との混合は、pH3.0からpH11.0の範囲で行われることが好ましい。また、混合温度は20℃から50℃の範囲であり、混合時間は1分から20分の範囲である。また、本検出方法は、溶剤を使用することが好ましい。また、本実施形態に係る検出方法における夾雑物分離粒子の濃度は、反応系中、好ましくは0.001質量%から5質量%、より好ましくは0.01質量%から1質量%である。
ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
300mlのフラスコにリン酸塩緩衝液pH7.4(キシダ化学株式会社製)157g添加し、Poly(N-vinyl pyrrolidone-co-acrylic acid), random(ポリ(N-ビニルピロリドン-ran-アクリル酸))(ポリマーソース社製、分子量60000、ピロリドン環部位の分子数:カルボキシ基部位の分子数の比=4:6)1.3gを溶かした。次に3-メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業株式会社製 LS-3380)4.0g、スチレン(キシダ化学株式会社製)13.0gを添加し、室温で窒素を吹き込みながら撹拌を15分間行った。その後オイルバスでフラスコ内の乳濁液を70℃に加熱した。ペルオキソ二硫酸カリウム(和光純薬工業株式会社製)0.3gをリン酸塩緩衝液pH7.4(キシダ化学株式会社製)10mlに溶かした溶液を、上記70℃に加熱した乳濁液中に添加した。70℃のまま7時間撹拌した後、室温に戻しポリマー微粒子の分散液を得た。
300mlのフラスコにリン酸塩緩衝液pH7.4(キシダ化学株式会社製)157g添加し、Poly(N-vinyl pyrrolidone-co-acrylic acid), random(ポリ(N-ビニルピロリドン-ran-アクリル酸))(ポリマーソース社製、分子量60000、ピロリドン環部位の分子数:カルボキシ基部位の分子数の比=4:6)0.9g、ポリビニルピロリドンK-30(キシダ化学株式会社製、分子量40000)0.4gを溶かした。次に3-メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業株式会社製 LS-3380)4.0g、スチレン(キシダ化学株式会社製)13.0gを添加し、室温で窒素を吹き込みながら撹拌を15分間行った。その後オイルバスでフラスコ内の乳濁液を70℃に加熱した。ペルオキソ二硫酸カリウム(和光純薬工業株式会社製)0.3gをリン酸塩緩衝液pH7.4(キシダ化学株式会社製)10mlに溶かした溶液を、上記70℃に加熱した乳濁液中に添加した。70℃のまま7時間撹拌した後、室温に戻しポリマー微粒子の分散液を得た。
300mlのフラスコにリン酸塩緩衝液pH7.4(キシダ化学株式会社製)157g添加し、Poly(N-vinyl pyrrolidone-co-acrylic acid), random(ポリ(N-ビニルピロリドン-ran-アクリル酸))(ポリマーソース社製、分子量60000、ピロリドン環部位の分子数:カルボキシ基部位の分子数の比=4:6)0.9g、ポリビニルピロリドンK-30(キシダ化学株式会社製、分子量40000)0.4gを溶かした。スチレン(キシダ化学株式会社製)17.0gを添加し、室温で窒素を吹き込みながら撹拌を15分間行った。その後オイルバスでフラスコ内の乳濁液を70℃に加熱した。ペルオキソ二硫酸カリウム(和光純薬工業株式会社製)0.3gをリン酸塩緩衝液pH7.4(キシダ化学株式会社製)10mlに溶かした溶液を、上記70℃に加熱した乳濁液中に添加した。70℃のまま7時間撹拌した後、室温に戻しポリマー微粒子の分散液を得た。
300mlのフラスコにリン酸塩緩衝液pH7.4(キシダ化学株式会社製)157g添加し、ポリビニルピロリドンK-30(キシダ化学株式会社製、分子量40000)1.3gを溶かした。スチレン(キシダ化学株式会社製)13.0g、次に3-メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業株式会社製 LS-3380)4.0g、を添加し、室温で窒素を吹き込みながら撹拌を15分間行った。その後オイルバスでフラスコ内の乳濁液を70℃に加熱した。ペルオキソ二硫酸カリウム(和光純薬工業株式会社製)0.3gをリン酸塩緩衝液pH7.4(キシダ化学株式会社製)10mlに溶かした溶液を、上記70℃に加熱した乳濁液中に添加した。70℃のまま7時間撹拌した後、室温に戻しポリマー微粒子の分散液を得た。
300mlのフラスコにリン酸塩緩衝液pH7.4(キシダ化学株式会社製)157g添加し、ポリビニルピロリドンK-30(キシダ化学株式会社製、分子量40000)1.3gを溶かした。スチレン(キシダ化学株式会社製)17.0gを添加し、室温で窒素を吹き込みながら撹拌を15分間行った。その後オイルバスでフラスコ内の乳濁液を70℃に加熱した。ペルオキソ二硫酸カリウム(和光純薬工業株式会社製)0.3gをリン酸塩緩衝液pH7.4(キシダ化学株式会社製)10mlに溶かした溶液を、上記70℃に加熱した乳濁液中に添加した。70℃のまま7時間撹拌した後、室温に戻しポリマー微粒子の分散液を得た。
300mlのフラスコにリン酸塩緩衝液pH7.4(キシダ化学株式会社製)157g添加し、ポリビニルピロリドンK-30(キシダ化学株式会社製、分子量40000)1.3gを溶かした。スチレン(キシダ化学株式会社製)13.0g、ライトエステルHO-MS(協栄社化学社製)2.0mLを添加し、室温で窒素を吹き込みながら撹拌を15分間行った。その後オイルバスでフラスコ内の乳濁液を70℃に加熱した。ペルオキソ二硫酸カリウム(和光純薬工業株式会社製)0.3gをリン酸塩緩衝液pH7.4(キシダ化学株式会社製)10mlに溶かした溶液を、上記70℃に加熱した乳濁液中に添加した。70℃のまま7時間撹拌した後、室温に戻しポリマー微粒子の分散液を得た。
IMMUTEX 免疫診断用ポリマー粒子P0113 (JSR株式会社製 粒径187nmのポリスチレン粒子にカルボキシ基を結合したポリマー粒子)を、粒子の濃度を1.0重量%に調製した。
実施例及び比較例4以外の比較例で作製した各ポリマー微粒子分散液に抗PSA抗体を以下の通り結合した。
実施例1~3及び比較例1~4で作製した各ポリマー微粒子分散液を30μlに緩衝液で15倍に希釈した人血清溶液60μlを添加し37℃で5分保温した。保温の前後で527nmの吸光度を測定し、前後での吸光度の変化量を3回測定した。表1には3回の平均値を示す。吸光度×10000の値の変化量が1000未満を非特異凝集が抑制されているとし、1000以上を非特異凝集が起こっていると評価した。結果を表1に示す。
実施例ではポリマー微粒子の表面に存在する親水性のPVP共重合体が非特異吸着を抑制する働きを示したと考えられる。
抗体の結合で作製した抗PSA抗体が結合した各ポリマー微粒子分散液を0.1重量%に調製し、ラテックス凝集反応を行った。
固形分/粒子濃度は、加熱乾燥式水分計(MX-50、株式会社エー・アンド・ディー製)を使用して、既知重量の試料の水分を蒸発させることで求めた。
粒径は、ゼータサイザー(Nano-ZS、マルバーン社製)を使用して動的光散乱法によって測定した。
ゼータ電位は、ゼータサイザーを使用して専用セルを用いて測定した。溶媒は純水とした。
自然沈降速度は、LUMISizer(登録商標)(LUM Japan株式会社製)を使用して、遠心分離時の光透過量プロファイルを基に測定した。
110mlのサンプル瓶に、イソプロピルアルコール(キシダ化学株式会社製)50mL、イオン交換水0.0555mlを添加し、オルトケイ酸テトラエチル(東京化成工業株式会社製)6.2ml、及び、ポリビニルピロリドンK-30(キシダ化学株式会社製、分子量40000)0.5gを溶かした。次に、先に調製したサンプル瓶内の混合溶液を撹拌しながら、28%アンモニア水(キシダ化学株式会社製)6.5mlを、ゆっくりと滴下しながら添加した。室温で一晩撹拌し続けた後、この混合溶液を遠心分離器にかけ、微粒子を回収し、上澄みは捨てた。微粒子は、イオン交換水中に再分散した後、再度遠心分離器にかけた。遠心分離器による微粒子の回収と、イオン交換水による再分散を3回繰り返した。このようにして得られた微粒子の分散液を、濃度が10.0重量%となるよう調整した。
真球状シリカ微粒子Silbol-S 240nm(富士化学株式会社製)を、リン酸塩緩衝液で濃度0.25重量%、10mlとなるように調製した。実施例4と同じように、Poly(N-vinyl pyrrolidone-co-acrylic acid), random(ポリ(N-ビニルピロリドン-ran-アクリル酸))を溶かしたリン酸塩緩衝液を、上記微粒子の分散液に添加した。これ以降は実施例4と同じ操作を行い、微粒子分散液を調製した。
実施例4及び5で作製した、Poly(N-vinyl pyrrolidone-co-acrylic acid),random(ポリ(N-ビニルピロリドン-ran-アクリル酸))を添加した後の各微粒子分散液に抗CRP抗体を以下の通り結合した。
夾雑物のモデルとしてCRPを選択した。ヒト血清由来CRP(シグマアルドリッチ社製)を緩衝液で希釈し、波長280nmでの光路長1cmの吸光度が約0.5となるように調製した。このCRPの希釈液と、濃度0.2重量%に調製した上記抗CRP抗体が結合した各微粒子分散液を、体積比1:1の割合で混合した。比較対象として、CRPの希釈液と、微粒子分散液と同じ体積の微粒子を含まない溶液を混合した。室温で1時間撹拌した後に、遠心分離して上清を回収した。上清の波長280nmでの吸光度を測定し、吸光度の変化率を測定した。吸光度の変化率は次の式によって求めた。
{(各微粒子を添加した上清の吸光度)-(微粒子を含まない溶液を添加した上清の吸光度)}÷(微粒子を含まない溶液を添加した上清の吸光度)×100
実施例1のスチレンモノマー(蒸留せずに使用)13.0gを12.8gに、ペルオキソ二硫酸カリウム0.3gを 0.5gにそれぞれ変更した以外は、実施例1と同様にしてポリマー微粒子の分散液を得た。 このポリマー微粒子をシリカ粒子Aと表記する。
シリカ粒子Aの水中の粒子径(直径、動的光散乱法による測定)は、235nmであり、多分散度指数(PDI)は、0.027であった。シリカ粒子Aの分散溶液の電気伝導度測定の結果、シリカ粒子Aの単位重量あたりのカルボキシ基量は、87nmol/mgであった。
シリカ粒子Aの非特異凝集の抑制評価として、アルブミンに対する非特異凝集性を確認した。まず、シリカ粒子Aの水分散液50μLと0.05%、あるいは0.5%ウシ血清アルブミン溶液(リン酸緩衝生理食塩水にウシ血清アルブミンを溶かしたもの)50μLとを混合し、37℃で5分保温した。保温の前後で572nmの吸光度を測定し、前後での吸光度の変化量を測定した。アルブミンに対する非特異凝集が起こる場合は、吸光度の変化量×10000の数値は1000以上になる。
吸光度の変化量×10000の数値を以下に示す。
0.05%アルブミン溶液:40
0.5%アルブミン溶液:130
シリカ粒子Aの非特異凝集の抑制評価として、ヒト血清グロブリン分画に対する非特異凝集性を確認した。まず、グロブリン濃度0.48mg/mLあるいは48mg/mLのグロブリン溶液16μLを、リン酸緩衝液60μLに加え、5分間37℃でインキュベートした。その後、シリカ粒子Aの分散液30μLをこれに加え、37℃で5分保温した。保温の前後で572nmの吸光度を測定し、前後での吸光度の変化量を測定した。ヒト血清グロブリン分画に対する非特異凝集が起こる場合は、吸光度の変化量×10000の数値は1000以上になる。
吸光度の変化量×10000の値を以下に示す。
グロブリン濃度0.48mg/mL:-20
グロブリン濃度48mg/mL:100
シリカ粒子Aの非特異凝集の抑制評価として、ヒト血清フィブリンに対する非特異凝集性を確認した。まず、シリカ粒子Aの水分散液50μLとヒト血清フィブリン溶液(用事調製したもの)50μLとを混合し、37℃で5分保温した。保温後、目視による粒子の凝集を観察した結果、粒子凝集は認められなかった。
実施例6で作製した、シリカ粒子Aに抗CRP抗体を以下の通り結合した。
まず、シリカ粒子Aの分散液を、遠心して微粒子を沈殿させた。上清を除去した後、シリカ粒子Aのペレットを、緩衝液で再分散させ、これに水溶性カルボジイミド(東京化成工業製)を加えた。さらにN-ヒドロキシスクシンイミド(東京化成工業製)を加えた。シリカ粒子Aの分散液を、室温で30分間撹拌した後、遠心分離によって、シリカ粒子Aを回収した。シリカ粒子Aを緩衝液で洗浄した。シリカ粒子Aを緩衝液に再分散させて、抗CRP抗体を粒子1mgあたり抗体200μgとなるように加えた。室温、60分間撹拌した後、遠心分離によって、シリカ粒子Aを回収した。シリカ粒子Aを、緩衝液で十分に洗浄して、抗CRP抗体が結合したシリカ粒子Aを得た。BCAアッセイでタンパク質を定量することで、シリカ粒子Aに抗体が結合していることを確認した。
次に、ラテックス凝集反応の評価を行った。ヒト血清由来CRP標準液と抗体結合シリカ粒子Aの分散液とを混合して、混合前後での波長572nmにおける吸光度を測定した結果、吸光度の上昇が認められた。以上の結果より、抗体が結合したシリカ粒子AのCRPに対する抗原抗体反応性が確認された。シリカ粒子Aは、免疫反応を利用する検査用粒子、たとえばラテックス凝集法で用いられる抗体感作ラテックスとして好適に用いることが出来る。
Claims (27)
- ポリスチレンを含み、さらに、ポリ(N-ビニルピロリドン-ran-アクリル酸)であって、該ビニルピロリドンのユニットと該アクリル酸のユニットとのモル比が2:8~9:1であるランダム共重合体を含む粒子。
- 前記ランダム共重合体の分子量が10000以上100000以下、であることを特徴とする、請求項1に記載の粒子。
- ケイ素化合物を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の粒子。
- 16μLの血清を混合した60μLの緩衝液に、0.1重量%の前記粒子の分散液30μLを添加し、37℃にて5分間放置した前後での、光路10mmにおける、波長572nmの吸収スペクトルの差が0.1以下であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の粒子。
- 少なくとも、スチレンを含むラジカル重合性モノマー、ラジカル重合開始剤、並びに、ポリ(N-ビニルピロリドン-ran-アクリル酸)であって、該ビニルピロリドンのユニットと該アクリル酸のユニットとのモル比が2:8~9:1であるランダム共重合体を、水系媒体と混合して乳濁液を調製する第一の工程と、
前記乳濁液を撹拌し、前記ラジカル重合性モノマーを重合する第二の工程と、を有することを特徴とする、粒子の製造方法。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の粒子を分散媒に分散する工程を含む、検査試薬の製造方法。
- 前記検査試薬における前記粒子の平均粒子径が100nm以上400nm以下である、請求項6に記載の検査試薬の製造方法。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の粒子と、前記アクリル酸のユニットに含まれるカルボキシ基に結合したリガンドと、を有するアフィニティー粒子。
- 前記リガンドが、抗体、抗原、タンパク質及び核酸のいずれかであることを特徴とする請求項8に記載のアフィニティー粒子。
- 請求項8または9に記載のアフィニティー粒子と、前記アフィニティー粒子を分散させる分散媒と、を有することを特徴とする体外診断用の検査試薬。
- 前記リガンドが抗体または抗原であり、凝集法による検体中の抗原または抗体の検出に用いられる、請求項10に記載の検査試薬。
- 請求項10または11に記載の検査試薬と、前記検査試薬を内包する筐体とを有することを特徴とする体外診断用の検査キット。
- 検体中の標的物質の検出方法であって、
請求項10または11に記載の検査試薬に、検体を混合する工程を有することを特徴とする検出方法。 - 凝集法による検体中の標的物質の検出方法であって、
請求項10または11に記載の検査試薬に、検体を混合して混合液を得る工程と、
前記混合液に、光を照射する工程と、
前記混合液に照射された光の、透過光または散乱光の少なくともいずれかを検出する工程と、
を有することを特徴とする検出方法。 - 無機物を含む粒子であって、該粒子の表面に、ピロリドン環を有するユニットとカルボキシ基、アミノ基、チオール基、エポキシ基、マレイミド基、およびスクシニミジル基からなる群より選ばれるいずれかの官能基を有するユニットとが互いにランダムに共重合してなり、該ピロリドン環を有するユニットと該官能基を有するユニットとのモル比が2:8~9:1であるランダム共重合体を含む、粒子。
- 前記ランダム共重合体が、ビニルピロリドンとアクリル酸との共重合体であることを特徴とする、請求項15に記載の粒子。
- 前記ランダム共重合体における、前記ビニルピロリドンのユニットと前記アクリル酸のユニットとのモル比が、2:8~9:1であることを特徴とする、請求項16に記載の粒子。
- 前記ランダム共重合体の分子量が10000以上100000以下、であることを特徴とする、請求項15乃至17のいずれか一項に記載の粒子。
- 前記無機物が、ケイ素化合物であることを特徴とする、請求項15乃至18のいずれか一項に記載の粒子。
- 前記ケイ素化合物を含有する割合が40重量%以上であることを特徴とする、請求項19に記載の粒子。
- 前記官能基にリガンドが結合していることを特徴とする、請求項15乃至20のいずれか一項に記載の粒子。
- 前記リガンドが抗体、抗原、タンパク質、及び、核酸のいずれかであることを特徴とする請求項21に記載の粒子。
- 前記粒子の水中での自然沈降速度が2.2×10-5cm/sec以上であることを特徴とする、請求項15乃至22のいずれか一項に記載の粒子。
- 少なくとも、金属アルコキシド、ピロリドン環を有するユニットとカルボキシ基、アミノ基、チオール基、エポキシ基、マレイミド基、およびスクシニミジル基からなる群より選ばれるいずれかの官能基を有するユニットとが互いにランダムに共重合してなり、該ピロリドン環を有するユニットと該官能基を有するユニットとのモル比が2:8~9:1であるランダム共重合体を、溶媒と混合して乳濁液を調製する第一の工程と、
前記乳濁液を撹拌し、モノマーを重合する第二の工程と、を有することを特徴とする、粒子の製造方法。 - 請求項22に記載の粒子と、前記粒子を分散させる分散媒と、を少なくとも有することを特徴とする体外診断用の検査試薬。
- 前記検査試薬が夾雑物の分離に用いられることを特徴とする、請求項25に記載の検査試薬。
- 請求項25または26に記載の検査試薬と、請求項10または11に記載の検査試薬と、前記検査試薬を内包する筐体とを有することを特徴とする体外診断用の検査キット。
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