JP7681993B2 - 含フッ素スルホン酸無水物の製造方法 - Google Patents
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Description
含フッ素スルホン酸無水物の製造方法としては、例えば、トリフルオロメタンスルホン酸に五酸化二リンを添加し、脱水縮合反応をすることで、トリフルオロメタンスルホン酸無水物を生成し、生成したトリフルオロメタンスルホン酸無水物を揮発させて回収する方法が知られている。
しかしながら、脱水縮合反応において副生するメタリン酸(五酸化二リンと水との反応物)は、ガラス状であり、粘度が非常に高く、トリフルオロメタンスルホン酸と五酸化二リンとを含む混合物が反応途中で攪拌ができなくなり(以下、トリフルオロメタンスルホン酸と五酸化二リンとを含む混合物が反応途中で攪拌ができなくなる現象を、「固結」という)、そのため反応が進行せず、また生成したトリフルオロメタンスルホン酸無水物が加熱回収できなくなってしまうため、トリフルオロメタンスルホン酸無水物の収率は、トリフルオロメタンスルホン酸ベースで最大でも60%以下となってしまうことが知られている(特許文献1~7)。
[1]
下記一般式(2):
(RfSO2)2O (2)
(式中、Rfは、飽和若しくは不飽和の脂肪族の炭化水素基であって、該炭化水素基が-CH2 -を有する場合、該-CH 2 -は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リン原子又はケイ素原子を有する構造で置換されていてもよく、前記炭化水素基の有する水素原子のうち前記置換がなされた-CH 2 -の水素以外は全てフッ素原子で置換されており、Rfの炭素数が1~20であり、2つのRf同士は同一でも、異なっていてもよい)
で表される含フッ素スルホン酸無水物(2)の製造方法であり、
下記一般式(1):
RfSO3H (1)
(式中、Rfは、飽和若しくは不飽和の脂肪族の炭化水素基であって、該炭化水素基が-CH2 -を有する場合、該-CH 2 -は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リン原子又はケイ素原子を有する構造で置換されていてもよく、前記炭化水素基の有する水素原子のうち前記置換がなされた-CH 2 -の水素以外は全てフッ素原子で置換されており、Rfの炭素数が1~20である)
で表される含フッ素スルホン酸(1)と、
五酸化二リンとを、
ジルコニアの共存下で反応させ、
前記含フッ素スルホン酸(1)の質量(γ)と前記五酸化二リンの質量(δ)との総質量(γ+δ)に対する前記ジルコニアの質量(ε)の比率(ε/(γ+δ))が、0.1~100である
ことを特徴とする、製造方法。
[2]
前記含フッ素スルホン酸(1)の物質量(α)に対する前記五酸化二リンの物質量(β)の比率(β/α)が、0.1~100である、[1]に記載の製造方法。
[3]
反応温度が、-40~300℃である、[1]又は[2]に記載の製造方法。
下記一般式(2):
(RfSO2)2O (2)
(式中、Rfは、少なくとも1つの水素原子がフッ素原子で置換された、飽和若しくは不飽和の脂肪族又は芳香族の炭化水素基であって、該炭化水素基中のエチレン構造は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リン原子又はケイ素原子を有する構造で置換されていてもよく、Rfの炭素数が1~20であり、2つのRf同士は同一でも、異なっていてもよい)
で表される含フッ素スルホン酸無水物(2)の製造方法であり、
下記一般式(1):
RfSO3H (1)
(式中、Rfは、少なくとも1つの水素原子がフッ素原子で置換された、飽和若しくは不飽和の脂肪族又は芳香族の炭化水素基であって、該炭化水素基中のエチレン構造は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リン原子又はケイ素原子を有する構造で置換されていてもよく、Rfの炭素数が1~20である)
で表される含フッ素スルホン酸(1)と、
五酸化二リンとを、
ジルコニアの共存下で反応させる
ことを特徴とする。
含フッ素スルホン酸(1)は、下記一般式(1):
RfSO3H (1)
(式中、Rfは、少なくとも1つの水素原子がフッ素原子で置換された、飽和若しくは不飽和の脂肪族又は芳香族の炭化水素基であって、該炭化水素基中のエチレン構造は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リン原子又はケイ素原子を有する構造で置換されていてもよく、Rfの炭素数が1~20である)
で表される。
含フッ素スルホン酸(1)は、1種単独であっても、複数種を組み合わせて用いてもよい。
Rf中の炭化水素基のエチレン構造(-CH2-)が置換される上記構造は、一般的に用いられる構造であれば特に限定されないが、二価の構造としてよく、具体的に例示するならば、エーテル基(-O-)、カーボネート基(-OCO2-)、エステル基(-CO2-)、カルボニル基(-CO-)、スルフィド基(-S-)、スルホキシド基(-SO-)、スルホン基(-SO2-)、ウレタン基(-NHCO2-)等が挙げられる。これらの構造は1種単独でも、複数種を組み合わせてもよい。
nとしては、入手又は製造が容易であり、経済性に優れる傾向にあることから、1~4であることが好ましく、2~4であることがより好ましく、2であることがさらに好ましい。
mとnの組み合わせとしては、m=0、n=2であることが、特に好ましい。
nとしては、入手又は製造が容易であり、経済性に優れる傾向にあることから、1~4であることが好ましく、2~4であることがより好ましく、2であることがさらに好ましい。
mとnの組み合わせとしては、m=0、n=2であることが、特に好ましい。
五酸化二リンは、組成式としては「P2O5」を有する化合物である。しかしながら実際の構造は「P4O10」で表される化学式を有し、十酸化四リンとも呼ばれる化合物である。また、一般的な呼び方として、酸化リン、五酸化リン、無水リン酸も用いられる。
本実施形態におけるジルコニアとは、二酸化ジルコニウム(ZrO2)の含有量が50質量%以上である化合物を示す。ジルコニアに含まれる二酸化ジルコニウムの含有量は、副反応を抑制でき、化合物(2)の収率が向上する傾向があることから、80質量%以上であることが好ましく、90質量%以上であることがより好ましい。化合物(1)と、五酸化二リンとの反応において、共存するジルコニアの粉砕が生じにくく、流動性への影響が少ない場合には、二酸化ジルコニウムの含有量は97質量%以上であることがより好ましく、99質量%以上であることが特に好ましい。化合物(1)と、五酸化二リンとの反応において、共存するジルコニアの粉砕が生じ、流動性が変化するような場合には、イットリア安定化ジルコニアを用いることが好ましい。イットリア安定化ジルコニアに含まれる酸化イットリウム(Y2O3)の含有量としては、0質量%を超え、20質量%以下であることが好ましく、1~10質量%であることがより好ましく、3~8質量%であることがさらに好ましい。
なお、ジルコニア中の二酸化ジルコニウムの含有量は、ジルコニアを販売しているメーカからの情報により知ることもできるし、蛍光X線分析、X線回折法分析、ICP発光分光分析、ICP質量分析等の一般的な分析手法により、知ることもできる。二酸化ジルコニウム(ZrO2)には、二酸化ハフニウム(HfO2)が微量含まれていることが一般的である。そのため、二酸化ジルコニウム(ZrO2)の含有量には、二酸化ハフニウム(HfO2)の質量%も含めるのが一般的である。
ジルコニアの粒径は、一般的に入手可能な粒径であれば特に限定されないが、0.01~1000μmであることが好ましい。
固結を抑制できる傾向にあることから、ジルコニアの粒径は、1000μm以下であることが好ましく、150μm以下であることがより好ましく、60μm以下であることがさらに好ましく、40μm以下であることが特に好ましい。
入手又は製造が容易であり、経済性に優れる傾向にあることから、ジルコニアの粒径は、0.01μm以上であることが好ましく、0.1μm以上であることがより好ましい。ジルコニアの嵩密度が大きくなり、化合物(2)を製造する際に用いる装置の容量が小さく、装置の費用が低くなる傾向にあることから、0.3μm以上であることがさらに好ましく、0.5μm以上であることが特に好ましい。
粉砕する装置をより具体的に例示するならば、ホソカワミクロン株式会社製ニブラ、フェザミル、ファーマミル、ハンマミル、ハンマブレード、ディスインテグレータ、ラバーチョッパ、ロートプレックス、コンパクトライン、ACMペルベライザ、グラシス、ファインインパクトミル、ビクトリミル、コントラプレックス、リンレックスミル、マイクロパルベライザ、カウンタジェットミル、ミクロンジェット、スーパーミクロンミル、イノマイザ、プルビス、スパイラルジェットミル、ディスパミル、及びハイドロミル、株式会社奈良機械製作所製自由粉砕機、ニューコスモマイザー、マイクロス、スーパークリーンミル、サンプルミル、スーパー自由ミル、ミルボックス、コスモボックス、ハンマーミル、ゴブリン、バリオニクス、ブリオドン、ポルボジーン、及びジーナ、株式会社栗本鐵工所製クロスジェットミル、ポケットジェット、ガジェット、ハイジー、攪拌ミル、VXミル、ローラミル、ボールミル、ロッドミル、K-VIXミル、及びグラニュレータ、杉山重工株式会社製ジョークラッシャー、ラチェットロールクラッシャー、コルゲートロールクラッシャー、ロールクラッシャー、タンデムロールクラッシャー、鬼歯ロールクラッシャー、S字解砕機、4軸解砕機、ファイバーミル、ベベルインパクター、ラジカルインパクター、ボールミル、アトリッションミル、及びキューブローターミル、株式会社西村機械製作所製スーパーパウダーミル、フェアリーパウダーミル、スタンプミル、高速度粉砕機、ハンマークラッシャー、スルートミル、セリューナー、シュレッダー、及びカッターミル、株式会社アーステクニカ製竪形ローラミル、クリプトロンゼプロス、クリプトロンヴェンティ、クリプトロン、クリプトロンエディ、クリプトロンプライム、ジェディ、コンバージミル、オシュロビット、コニビット、及びハンマーミル、日清エンジニアリング株式会社製スーパージェットミル、スーパーローター、及びブレードミル、アシザワ・ファインテック株式会社製ドライスター、シグマドライ、ラボスター、ナノ・ゲッター、ムゲンフロー、及びデルタヴィータ、株式会社セイシン企業製シングルトラックジェットミル、Skジェット・オー・ミル、コジェットシステムα-mkV、サニタリーJOMシリーズ、A-Oジェットミル、インペラーミル、プラネタリーミル、オリエント粉砕機、アトマイザー、ピンミル、及びスパイラルミル、槇野産業株式会社製解枠機、鬼歯クラッシャー、引き裂きクラッシャー、ハンマークラッシャー、マキノ式粉砕機、イクシードミル、ディスクタイプ粉砕機、コロプレックス型粉砕機、コントラプレックス型粉砕機、及びウルトラプレックス型粉砕機、ツカサ工業株式会社製パウカッター、パウクラッシャー、ラインミル、ウェーブミル、及びパウジェット、アイメックス株式会社製イージーナノ、レディーミル、Neo-アルファミル、低温・凍結粉砕ビーズミル、ビスコミル、及びサンドグラインダー、株式会社広島メタル&マシナリー製アペックスミル、ウルトラアペックスミル、ワイド・セパレーター・アペックスミル、デュアルアペックスミル、ウルトラアペックスミルアドバンス、アペックスディスパーサーZERO、及びアペックスLABO、日本コークス工業株式会社製MSCミル、SCミル、SCミルロング、MYミル、アトライタ、トリゴナル、ファインミル、ダイナミックミル、アルケミ、ストリームミル、及びセントリカッター、株式会社井上製作所製マイティーミルマークII、スパイクミル、キーミル、MPミル、MFミル、マイティーミル、ナノソニックミル、3本ロールミルセラミックロール、及び3本ロールミルチルドロール等が挙げられる
含水量が少ない添加剤は、購入することもできるし、添加剤の含水量を減少させる方法を利用することもできる。添加剤の含水量を減少させる方法としては、一般的に利用できる方法であれば特に限定されないが、例えば、脱水剤を利用する方法、蒸留する方法などが挙げられる。
脱水剤としては、一般的に用いられる脱水剤であれば特に限定されないが、水素化ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸カルシウム、塩化カルシウム、塩化亜鉛、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、五酸化二リン、活性アルミナ、シリカゲル、及びモレキュラーシーブなどが挙げられる。脱水剤を用いた場合、化合物(1)と五酸化二リンとの反応に影響がなければ脱水剤を含んだ添加剤を利用してもよいし、ろ過などにより脱水剤を含まない添加剤を利用してもよい。脱水剤は、一種単独でも、複数種を組み合わせて用いてもよい。
本実施形態において、五酸化二リンの物質量は、141.94g/mol、である。
化合物(1)の物質量(α)に対する五酸化二リンの物質量(β)の比率(β/α)は、未反応の化合物(1)が残ることを抑制できる傾向にあることから、0.1以上であることが好ましく、0.5以上であることがより好ましい。化合物(1)の種類によっては、1以上であることがさらに好ましく、2以上であることが特に好ましい。
化合物(1)の物質量(α)に対する五酸化二リンの物質量(β)の比率(β/α)の上限は、特に限定されないが、五酸化二リンの使用量が低減され、化合物(2)を製造する方法の経済性が優れる傾向にあることから、β/αが100以下であることが好ましく、20以下であることがより好ましい。化合物(2)の収量が増える傾向にあり、化合物(2)を製造する方法の経済性が優れる傾向にあることから、β/αが10以下であることがさらに好ましく、5以下であることが特に好ましい。
化合物(1)の質量(γ)と五酸化二リンの質量(δ)との総質量(γ+δ)に対するジルコニアの質量(ε)の比率(ε/(γ+δ))は、化合物(1)と五酸化二リンとの反応における固結を抑制できる傾向にあることから、0.1以上であることが好ましく、2.0以上であることがより好ましく、2.5以上であることがさらに好ましく、3.0以上であることが特に好ましい。
化合物(1)の質量(γ)と五酸化二リンの質量(δ)との総質量(γ+δ)に対するジルコニアの質量(ε)の比率(ε/(γ+δ))の上限は、特に限定されないが、ジルコニアの使用量が低減され、化合物(2)を製造する方法の経済性が優れる傾向にあることから、(ε/(γ+δ))が100以下であることが好ましく、50以下であることがより好ましい。化合物(2)の収量が増える傾向にあり、化合物(2)を製造する方法の経済性が優れる傾向にあることから、(ε/(γ+δ))が30以下であることがさらに好ましく、20以下であることが特に好ましい。
化合物(1)と五酸化二リンとの反応温度は、一般的に用いられる反応温度であれば特に限定されないが、化合物(1)と五酸化二リンとの反応性が高まる傾向にあることから、-40℃以上であることが好ましく、-20℃以上であることがより好ましい。同様の観点、及び工業的に温度調整する際の経済性に優れる傾向にあることから、0℃以上であることがさらに好ましく、10℃以上であることが特に好ましい。
化合物(1)と五酸化二リンとの反応温度の上限は、特に限定されないが、化合物(1)の揮発を抑制でき、化合物(2)の収量の安定性が高まる傾向にあることから、300℃以下であることが好ましく、250℃以下であることがより好ましい。化合物(2)の変質が抑制でき、化合物(2)を製造する方法の経済性が高まる傾向にあることから、200℃以下であることがさらに好ましく、180℃以下であることが特に好ましい。
化合物(1)と五酸化二リンの反応温度は、上記範囲であれば一定である必要はなく、途中で変化させてもよい。
反応物とする際の反応温度は、化合物(1)と五酸化二リンとの反応性が高まる傾向にあることから、-40℃以上であることが好ましく、-20℃以上であることがより好ましい。同様の観点、及び工業的に温度調整する際の経済性に優れる傾向にあることから、0℃以上であることがさらに好ましく、10℃以上であることが特に好ましい。化合物(1)と五酸化二リンとの反応を抑制することで、反応熱による化合物(1)の変質を抑制できる傾向にあることから、180℃以下であることが好ましく、150℃以下であることがより好ましく、120℃以下であることがさらに好ましい。
反応物から化合物(2)を生成する反応温度は、化合物(2)の生成が促進される傾向にあることから、80℃以上であることが好ましく、100℃以上であることがより好ましく、120℃以上であることがさらに好ましい。化合物(2)の収量の安定性が高まる傾向にあることから、300℃以下であることが好ましく、250℃以下であることがより好ましい。化合物(2)の変質が抑制でき、化合物(2)を製造する方法の経済性が高まる傾向にあることから、200℃以下であることがさらに好ましく、180℃以下であることが特に好ましい。
加圧する場合の圧力上限は、一般的に用いられる範囲であれば特に限定されないが、加圧する装置の複雑性が抑制できる傾向にあることから、100MPaG以下であることが好ましく、1MPaG以下であることがより好ましく、0.4MPaG以下であることがさらに好ましく、0.2MPaG以下であることが特に好ましい。
減圧する場合の圧力下限は、一般的に用いられる範囲であれば特に限定されないが、減圧する装置の複雑性が抑制できる傾向にあることから、0.01PaA以上であることが好ましく、1PaA以上であることがより好ましく、100PaA以上であることがさらに好ましく、500PaA以上であることが特に好ましい。
化合物(1)と五酸化二リンとの反応の圧力は、上記範囲であれば一定である必要はなく、途中で変化させてもよい。
反応の雰囲気の大気圧露点は、五酸化二リンの変質を抑制できる傾向にあることから、-10℃以下であることが好ましく、-30℃以下であることがより好ましく、-50℃以下であることがさらに好ましい。
反応雰囲気は、1種単独で用いてもよいし、複数種の反応雰囲気を組み合わせて用いてもよい。
つまり、化合物(1)と五酸化二リンとを反応させ、反応物とする際にジルコニアを添加してもよく、化合物(1)と五酸化二リンとを反応させ、反応物とした後にジルコニアを添加してもよく、化合物(1)と五酸化二リンとを反応させ、反応物とする際にジルコニアを添加し、反応物とした後にさらにジルコニアを添加してもよい。これらの中でも、化合物(1)と五酸化二リンとが反応し、化合物(2)を生成する反応における固結を常に抑制できる傾向にあり、該反応中での操作の煩雑さが低減する傾向にあることから、化合物(1)と五酸化二リンとを反応させ、反応物とする際にジルコニアを添加する方法が好ましい。
化合物(1)と五酸化二リンとを反応させ、反応物とする際にジルコニアを添加する方法において、化合物(1)、五酸化二リン、ジルコニアを添加する順序は特に限定されないが、化合物(1)と五酸化二リンとの反応による固結をより抑制できる傾向にあることから、化合物(1)とジルコニアとの混合物を五酸化二リンに添加する方法、化合物(1)とジルコニアとの混合物へ五酸化二リンを添加する方法、五酸化二リンとジルコニアとの混合物を化合物(1)に添加する方法、五酸化二リンとジルコニアの混合物へ化合物(1)を添加する方法が、好ましい方法として例示される。
より具体的に混合する装置を例示するならば、日本スピンドル製造株式会社製加圧型ニーダー、ワンダーニーダー、混練試験装置ミックスラボ、小容量加圧型ニーダー、MS式小型加圧ニーダー、双腕型ニーダー、バルブ付ニーダー、ニーダールーダー、特殊加圧型ニーダー、減圧式加圧型ニーダー、2軸テーパー押出機、2軸1軸押出機、及びフィーダールーダー、株式会社栗本鐵工所製KRCニーダ、バッチニーダ、加圧ニーダ、エクストルーダ、CDドライヤ、SCプロセッサ、及びCDドライヤ、井上製作所株式会社製BDM2軸ミキサー、バタフライミキサー、CDM同芯2軸ミキサー、ポニーミキサー、トリミックス、プラネタリーミキサー、PDミキサー、ニーダー、フラッシングニーダー、ソルトミリングニーダー、加圧ニーダー、及びKXニーダー、太平洋機工株式会社製パムアペックスミキサ、スーパーダブルミキサ、株式会社西村機械製竪型ミキサー、リボンミキサー、高速パドルミキサー、及びパドルスミキサー、ホソカワミクロン株式会社製バイトミックス、ナウタミキサ、ソリッドエアー、ミクロンサーモプロセッサ、及びトーラスディスク、株式会社奈良機械製作所製パドルドライヤー、シングルパドルドライヤー、ブーノクーラー、マルチフィンプロセッサー、エクストルーダー、及び高速攪拌混合造粒機、株式会社神鋼環境ソリューション製PVミキサー、及びSVミキサー、株式会社大川原製作所製リボコーン、及びフロージェットグラニュレータ、株式会社日本製鋼所製二軸混練押出機、プライミクス株式会社製ハイビスミックス、ハイビスディスパーミックス、及びコンビミックス、株式会社愛工舎製作所製ACMシリーズ、株式会社品川工業所製混合撹拌機、ツインサーボミキサー、エスニーダー、球型ニーダー、球型斜軸ニーダー、及び高速混練造粒機、日本アイリッヒ株式会社製インテンシブミキサー、及びエバクテルム、杉山重工株式会社製アキシャルミキサー、及びヘミスフィアミキサー、カツラギ工業株式会社製真空式攪拌乾燥機、株式会社ヤスジマ製真空式攪拌乾燥機、株式会社エムアイジー製ミキサー、半加圧ニーダ、ニーダールーダー、及び真空押出機等が挙げられる。
ジルコニアの使用量が多い場合、又は粉砕した反応物にジルコニアを添加し、化合物(2)を製造する場合には、前記の装置に加え、株式会社栗本鐵工所製KIDドライヤ、ロートルーバドライヤ、ロータリードライヤ、及びロータリーキルン、株式会社神鋼環境ソリューション製コニカルドライヤー、高砂工業株式会社製電気加熱式ロータリキルン、ガス加熱式ロータリキルン、バッチ式ロータリキルン、デスクトップロータリキルン、真空デスクトップロータリキルン、及び特殊雰囲気+真空ロータリキルン、株式会社大川原製作所製スーパーロータリードライヤー、及びエコドライヤー、杉山重工株式会社製ロータリーキルン、及びダブルコーンミキサー、カツラギ工業株式会社製ダブルコーンドライヤ、株式会社ヤスジマ製ロータリーキルン等も例示できる。
上記混合する装置は、1種単独で用いてもよいし、複数種の混合する装置を組み合わせて用いてもよい。
上記混合する装置は、1種単独で用いてもよいし、複数種の混合する装置を組み合わせて用いてもよい。
前記の材質は1種単独でも、複数種を組み合わせて用いてもよい。
下記一般式(2):
(RfSO2)2O (2)
(式中、Rfは、少なくとも1つの水素原子がフッ素原子で置換された、飽和若しくは不飽和の脂肪族又は芳香族の炭化水素基であって、該炭化水素基中のエチレン構造は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リン原子又はケイ素原子を有する構造で置換されていてもよく、Rfの炭素数が1~20であり、2つのRf同士は同一でも、異なっていてもよい)
で表される。
含フッ素スルホン酸無水物(2)は、1種単独であっても、複数種の組み合わせであってもよい。
実施例及び比較例で得られた生成物について、19F-NMRを用いて、下記測定条件にて分子構造解析を行った。
[測定条件]
測定装置:JNM-ECZ400S型核磁気共鳴装置(日本電子株式会社製)
観測核:19F
溶媒:重クロロホルム
基準物質:テトラメチルシラン(0.00ppm)
観測周波数:400MHz(1H)
パルス幅:6.5μ秒
待ち時間:2秒
積算回数:16回
実施例及び比較例で得られた生成物について、1H-NMRを用いて、下記測定条件にて分子構造解析を行った。
[測定条件]
測定装置:JNM-ECZ400S型核磁気共鳴装置(日本電子株式会社製)
観測核:1H
溶媒:重クロロホルム
基準物質:テトラメチルシラン(0.00ppm)
観測周波数:400MHz(1H)
パルス幅:7.3μ秒
待ち時間:5秒
積算回数:8回
(含フッ素スルホン酸(1)(化合物(1))
特開2019-156782号公報に従い、下記式(5)で表される化合物(5)を製造した。
CF2=CFOCF2CF2SO3Na (5)
得られた上記式(5)の化合物を用い、国際公開第2020/012913号を参考に、以下の方法により含フッ素スルホン酸(6)(化合物(6))を製造した。
6Lセパラブルフラスコに、化合物(5)(800g、2.67mol)、23質量%硫酸(硫酸(富士フィルム和光純薬株式会社製、試薬特級)と蒸留水(富士フィルム和光純薬株式会社製)から調整)(1.71kg、含まれる硫酸の物質量は4.00mol)を入れ、攪拌した後、シクロペンチルメチルエーテル(富士フィルム和光純薬株式会社製、和光特級)(1.20kg)を加え、1時間攪拌した後、2時間静置した。上相のシクロペンチルメチルエーテル相をフラスコに回収し、45℃に設定したエバポレータに設置し、120rpmで回転させた。徐々に減圧し、最終的に3.0kPaAになるまで減圧し、その後4時間揮発成分を留去した。フラスコに蒸留水(富士フィルム和光純薬株式会社製)(600g)を加え、45℃に設定したエバポレータに設置し、120rpmで回転させた。徐々に減圧し、最終的に3.0kPaAになるまで減圧し、その後2時間揮発成分を留去した。さらに、フラスコに蒸留水(富士フィルム和光純薬株式会社製)(600g)を加え、45℃に設定したエバポレータに設置し、120rpmで回転させた。徐々に減圧し、最終的に3.0kPaAになるまで減圧し、その後1時間揮発成分を留去した。得られた濃縮物の内0.30gを取出し、1H-NMRにて分析した結果、シクロペンチルメチルエーテルのピークは検出されなかった。受器を有するリービッヒ冷却管を取付けた撹拌子入りのフラスコに、得られた濃縮物の内391.2gを移し、3回窒素置換した。リービッヒ冷却管に-5℃に設定した冷却水を流通させ、90℃に設定したオイルバスにフラスコを入れ、攪拌し、0.7kPaAまで減圧した。揮発成分の留去を確認し、徐々にオイルバスの設定を130℃まで昇温しながら、留去を確認してから1時間後に、窒素で常圧に戻し、フラスコをオイルバスから外した。フラスコが室温になった後、内容物の質量を測定した結果、320.9gであった。得られた内容物(0.30g)に分析のため、1,2-ジメトキシエタン(富士フィルム和光純薬株式会社製、和光特級、乾燥したモレキュラーシーブ4A 1/16(富士フィルム和光純薬株式会社製)を加え、脱水し、モレキュラーシーブ4A 1/16を除去することにより水分量を調整した。)(1.0g)、ベンゾトリフルオリド(東京化成工業株式会社製)(0.10g)を加え、攪拌した後、19F-NMRにて分析した。結果、下記式(6)で表される含フッ素スルホン酸(6)が、301.5g(1.08mol)得られたことが分かった。
CF2=CFOCF2CF2SO3H (6)
前記内容物(0.20g)に分析のため、1,2-ジメトキシエタン(富士フィルム和光純薬株式会社製、和光特級、乾燥したモレキュラーシーブ4A 1/16(富士フィルム和光純薬株式会社製)を加え、脱水し、モレキュラーシーブ4A 1/16を除去することにより水分量を調整した。)(2.0g)を加え、攪拌した後、カールフィッシャー水分計(京都電子工業株式会社製、MKC-710D)を用いて水分量を分析した。結果、前記内容物には、水が17.8g含まれていることが分かった。なお、用いた1,2-ジメトキシエタンの水分量も測定しており、前記内容物の水分量は、用いた1,2-ジメトキシエタンに含まれる水分量を除いて算出した。
上記のようにして得られた内容物を、以下の実施例、比較例等において、「製造例1で得られた含フッ素化合物(6)」、又は「製造例1で得られた化合物(6)」、と表現する。
・酸化リン(V)(富士フィルム和光純薬株式会社製、和光特級)
・ジルコニアA(第一稀元素化学工業株式会社製、EP酸化ジルコニウム、粒径2.0μm、二酸化ジルコニウム含有量99.9質量%)
・ジルコニアB(第一稀元素化学工業株式会社製、UEP酸化ジルコニウム、粒径0.6μm、二酸化ジルコニウム含有量99.9質量%)
・ジルコニアC(株式会社ニッカトー製、YTZ(登録商標)ボール0.03、粒径30μm、二酸化ジルコニウム含有量95質量%、酸化イットリウム含有量4.9質量%)
・ジルコニアD(株式会社ニッカトー製、YTZ(登録商標)ボール0.05、粒径50μm、二酸化ジルコニウム含有量95質量%、酸化イットリウム含有量4.9質量%)
・ジルコニアE(株式会社ニッカトー製、YTZ(登録商標)ボール0.1、粒径100μm、二酸化ジルコニウム含有量95質量%、酸化イットリウム含有量4.9質量%)
・ベンゾトリフルオリド(東京化成工業株式会社製)
・ヘキサフルオロベンゼン(東京化成工業株式会社製)
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(30.8g、217mmol)、ジルコニアA(224g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、20.1g(含フッ素スルホン酸(6)を18.9g(67.9mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、15.0gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、下記一般式(7)で表される含フッ素スルホン酸無水物(7)が、14.6g(27.1mmol、収率79.7%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.36g(1.3mmol)含まれていることも分かった。なお、分析においては、ベンゾトリフルオリドの質量、ベンゾトリフルオリドのCF3、含フッ素スルホン酸無水物(7)、及び含フッ素スルホン酸(6)のCF2の積分値より、含フッ素スルホン酸無水物(7)、及び含フッ素スルホン酸(6)の質量等を算出した。
(CF2=CFOCF2CF2SO2)2O (7)
19F-NMR:δ(ppm)-85.3(4F)、-112.0(4F)、-116.4(2F)、-123.6(2F)、-139.0(2F)
含フッ素スルホン酸無水物(7)の収率は、下記式(1)により算出した。
含フッ素スルホン酸無水物(7)の収率(%)=含フッ素スルホン酸無水物(7)の物質量/(原料として用いた含フッ素スルホン酸(6)の物質量×0.5)×100 (1)
例えば、本実施例における含フッ素スルホン酸無水物(7)の収率(%)=27.1(mmol)/(67.9(mmol)×0.5)×100=79.7、である。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、β/αは3.2であり、ε/(γ+δ)は4.5であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(23.7g、167mmol)、ジルコニアA(203g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、19.8g(含フッ素スルホン酸(6)を18.6g(66.9mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、13.1gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、12.1g(22.5mmol、収率67.4%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.86g(3.1mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、β/αは2.5であり、ε/(γ+δ)は4.8であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(42.3g、298mmol)、ジルコニアA(279g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、19.6g(含フッ素スルホン酸(6)を18.4g(66.2mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、13.3gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、13.0g(24.1mmol、収率72.9%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.18g(0.7mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、β/αは4.5であり、ε/(γ+δ)は4.6であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(28.7g、202mmol)、ジルコニアA(145g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、19.3g(含フッ素スルホン酸(6)を18.1g(65.2mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、14.2gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、13.9g(25.8mmol、収率79.2%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.24g(0.8mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に14.3g残り、篩を通った物質は164gであった。
本実施例では、β/αは3.1であり、ε/(γ+δ)は3.1であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(15.3g、108mmol)、ジルコニアA(359g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、10.0g(含フッ素スルホン酸(6)を9.40g(33.8mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、6.98gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、6.57g(12.2mmol、収率72.3%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.35g(1.3mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、β/αは3.2であり、ε/(γ+δ)は15であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(31.7g、223mmol)、ジルコニアA(227g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、20.0g(含フッ素スルホン酸(6)を18.8g(67.6mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。140℃・10kPaAを維持したところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、14.7gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、14.2g(26.4mmol、収率78.1%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.39g(1.4mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、β/αは3.3であり、ε/(γ+δ)は4.5であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(30.2g、213mmol)、ジルコニアB(224g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、19.7g(含フッ素スルホン酸(6)を18.5g(66.6mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、15.2gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、14.7g(27.3mmol、収率82.1%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.37g(1.3mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、β/αは3.2であり、ε/(γ+δ)は4.6であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(30.9g、217mmol)、ジルコニアC(226g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、19.5g(含フッ素スルホン酸(6)を18.3g(65.9mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、14.6gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、14.0g(26.0mmol、収率79.0%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.40g(1.4mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、β/αは3.3であり、ε/(γ+δ)は4.6であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(29.7g、209mmol)、ジルコニアD(218g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、20.0g(含フッ素スルホン酸(6)を18.8g(67.6mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、14.5gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、14.0g(26.0mmol、収率77.0%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.36g(1.3mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に35.5g残り、篩を通った物質は218gであった。
本実施例では、β/αは3.1であり、ε/(γ+δ)は4.5であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(31.3g、221mmol)、ジルコニアE(227g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、20.4g(含フッ素スルホン酸(6)を19.2g(68.9mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、15.0gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、14.4g(26.8mmol、収率77.7%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.44g(1.6mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に84.3g残り、篩を通った物質は179gであった。
本実施例では、β/αは3.2であり、ε/(γ+δ)は4.5であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(30.1g、212mmol)、ジルコニアA(145g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、19.6g(含フッ素スルホン酸(6)を18.4g(66.2mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、フラスコをオイルバスから外し、室温に冷却した。フラスコの攪拌を止め、窒素雰囲気の空間内で測り取ったジルコニアA(73.0g)を、フラスコに入れた。攪拌を再開し、フラスコをオイルバスに入れ、オイルバスを90℃に設定して10分攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、14.6gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、14.1g(26.2mmol、収率79.2%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.37g(1.3mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、β/αは3.2であり、ε/(γ+δ)は4.5であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(31.2g、219mmol)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、20.3g(含フッ素スルホン酸(6)を19.1g(68.6mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌したところ、攪拌棒、及びフラスコ内面にフラスコ内容物が付着しており、攪拌できていないことが確認できた。このことから、本比較例では固結したと判定した。
本比較例では、β/αは3.2であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(28.2g、199mmol)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及び製造例1で得られた含フッ素化合物(6)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々に含フッ素化合物(6)を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入した製造例1で得られた含フッ素化合物(6)は、12.0g(含フッ素スルホン酸(6)を11.3g(40.5mmol)含む)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌したところ、攪拌棒、及びフラスコ内面にフラスコ内容物が付着しており、攪拌できていないことが確認できた。このことから、本比較例では固結したと判定した。
本比較例では、β/αは4.9であった。
メンブレンドライヤー(SMC株式会社製、IDG100SAV4-03)、及びドライカラム(日化精工株式会社製、DC-L4)にて乾燥した空気雰囲気の空間において、半加圧ニーダ(株式会社エムアイジー製、ND-025)に、室温で五酸化二リン(307g、2.16mol)を入れ、2軸を同方向に回転させた(片軸は90rpm、他軸は60rpmに設定した)。製造例1と同様の方法により製造した含フッ素スルホン酸(6)(200g)(含フッ素スルホン酸(6)を188g(676mmol)含む)を徐々に添加し、2時間混練した。装置の回転を止め、内容物を取り出したところ、含フッ素スルホン酸(6)と五酸化二リンとの混練物が粉体として得られた。
本参考例では、β/αは3.2であった。
メンブレンドライヤー(SMC株式会社製、IDG100SAV4-03)、及びドライカラム(日化精工株式会社製、DC-L4)にて乾燥した空気雰囲気の空間において、混練機(プライミクス株式会社製、2P-03)に、室温で五酸化二リン(161g、1.14mol)、及び製造例1と同様の方法により製造した含フッ素スルホン酸(6)(102g)(含フッ素スルホン酸(6)を95.8g(345mmol)含む)を入れ、公転設定50rpmにて10分間混錬し、公転設定100rpmにて50分間混錬した。装置の回転を止め、内容物を取り出したところ、含フッ素スルホン酸(6)と五酸化二リンとの混練物が粉体として得られた。
本参考例では、β/αは3.3であった。
メンブレンドライヤー(SMC株式会社製、IDG100SAV4-03)、及びドライカラム(日化精工株式会社製、DC-L4)にて乾燥した空気雰囲気の空間において、連続式二軸混練装置(栗本鐵工所株式会社製、S1KRC)を回転数の設定を200rpmとして運転し、粉体微量定量供給装置(日清エンジニアリング株式会社製フィードコンミューM-030F型)を用いて五酸化二リン(360g/h、2.54mol/h)を供給し、マクロチューブポンプ(東京理化器械株式会社製MP-1000型)を用いて製造例1と同様の方法により製造した含フッ素スルホン酸(6)(221g/h)(含フッ素スルホン酸(6)としては208g/h(747mmol/h))を供給し、混錬した。結果、含フッ素スルホン酸(6)と五酸化二リンとの混練物が粉体として得られた。
本参考例では、β/αは3.4であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに参考例1で製造した混練物(40.0g)(含フッ素スルホン酸(6)を14.9g(53.4mmol)と、五酸化二リン24.3g(171mmol)を含む)、ジルコニアA(88.0g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管を取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌し、オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、12.2gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、11.8g(22.0mmol、収率82.4%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.24g(0.9mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、ε/(γ+δ)は2.3であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに参考例2で製造した混練物(39.9g)(含フッ素スルホン酸(6)を14.5g(52.3mmol)と、五酸化二リン24.5g(173mmol)を含む)、ジルコニアA(85.9g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管を取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌し、オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、11.7gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、11.3g(21.1mmol、収率80.5%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.31g(1.1mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、ε/(γ+δ)は2.2であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに参考例3で製造した混練物(40.1g)(含フッ素スルホン酸(6)を14.4g(51.6mmol)と、五酸化二リン24.9g(175mmol)を含む)、ジルコニアA(90.3g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管を取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌し、オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、11.6gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(7)が、11.2g(20.7mmol、収率80.4%)得られたことが分かった。また、含フッ素スルホン酸(6)が、0.27g(1.0mmol)含まれていることも分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、ε/(γ+δ)は2.3であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに参考例1で製造した混練物(39.2g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管を取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌し、オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌したところ、攪拌棒、及びフラスコ内面にフラスコ内容物が付着しており、攪拌できていないことが確認できた。このことから、本比較例では固結したと判定した。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに参考例2で製造した混練物(40.5g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管を取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌し、オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌したところ、攪拌棒、及びフラスコ内面にフラスコ内容物が付着しており、攪拌できていないことが確認できた。このことから、本比較例では固結したと判定した。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに参考例3で製造した混練物(39.7g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管を取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌し、オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌したところ、攪拌棒、及びフラスコ内面にフラスコ内容物が付着しており、攪拌できていないことが確認できた。このことから、本比較例では固結したと判定した。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(12.9g、90.7mmol)、ジルコニアA(171g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及びトリフルオロメタンスルホン酸(富士フィルム和光純薬株式会社製、和光特級)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々にトリフルオロメタンスルホン酸を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入したトリフルオロメタンスルホン酸は、25.2g(168mmol)であった。オイルバスの設定を90℃として、90kPaAにて、攪拌したところ徐々に留去物が受器に回収された。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、19.9gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(2)が、19.1g(67.8mmol、収率80.7%)得られたことが分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、β/αは0.54であり、ε/(γ+δ)は4.5であった。
ドライカラム(日化精工株式会社製、DC-A4)にて乾燥した窒素雰囲気の空間において、フラスコに五酸化二リン(14.7g、104mmol)、ジルコニアA(206g)を入れ、攪拌シールを有する半月型攪拌棒、受器を有するリービッヒ冷却管、三方コック、及びノナフルオロ-1-ブタンスルホン酸(東京化成工業株式会社製)の入った滴下ロートを取付け、窒素雰囲気の空間から取り出した。三方コックより乾燥した窒素を導入し、リービッヒ冷却管に-5℃の冷媒を流通させ、リービッヒ冷却管に付属された受器をドライアイスで冷却したエタノールで冷却した。フラスコを40℃に設定したオイルバス(東京理化器械株式会社製、OHB-3100S)に入れ、攪拌しながら、徐々にノナフルオロ-1-ブタンスルホン酸を滴下した。滴下が終了した後、滴下ロート、及び三方コックを外し、ガラス栓を取付けた。この際、フラスコに導入したノナフルオロ-1-ブタンスルホン酸は、30.2g(101mmol)であった。オイルバスの設定を90℃として1時間攪拌した後、140℃・10kPaAとして20分攪拌した。オイルバスの設定を160℃としたところ、徐々に留去物が受器に回収された。留去が遅くなった時点から2kPaAまで徐々に減圧した。留去がなくなったことを確認し、攪拌を停止した。フラスコを窒素で置換した後、オイルバスから外し、リービッヒ冷却管の冷媒の流通を止め、受器をドライアイスで冷却したエタノールから外し、室温に戻した。フラスコからリービッヒ冷却管を外し、フラスコにガラス栓をした後、乾燥した窒素雰囲気の空間へフラスコを移動した。受器の内容物の質量を測定した結果、24.4gであった。受器の内容物(0.30g)、ヘキサフルオロベンゼン(1.30g)、ベンゾトリフルオリド(0.10g)を混合し、19F-NMRにて分析した。分析の結果、含フッ素スルホン酸無水物(2)が、23.3g(40.0mmol、収率79.4%)得られたことが分かった。
乾燥した窒素雰囲気に移動したフラスコの内容物を、目開き11.2mmの篩にかけた。結果、篩上に残った物質はなかった。
本実施例では、β/αは1.0であり、ε/(γ+δ)は4.6であった。
Claims (3)
- 下記一般式(2):
(RfSO2)2O (2)
(式中、Rfは、飽和若しくは不飽和の脂肪族の炭化水素基であって、該炭化水素基が-CH2 -を有する場合、該-CH 2 -は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リン原子又はケイ素原子を有する構造で置換されていてもよく、前記炭化水素基の有する水素原子のうち前記置換がなされた-CH 2 -の水素以外は全てフッ素原子で置換されており、Rfの炭素数が1~20であり、2つのRf同士は同一でも、異なっていてもよい)
で表される含フッ素スルホン酸無水物(2)の製造方法であり、
下記一般式(1):
RfSO3H (1)
(式中、Rfは、飽和若しくは不飽和の脂肪族の炭化水素基であって、該炭化水素基が-CH2 -を有する場合、該-CH 2 -は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リン原子又はケイ素原子を有する構造で置換されていてもよく、前記炭化水素基の有する水素原子のうち前記置換がなされた-CH 2 -の水素以外は全てフッ素原子で置換されており、Rfの炭素数が1~20である)
で表される含フッ素スルホン酸(1)と、
五酸化二リンとを、
ジルコニアの共存下で反応させ、
前記含フッ素スルホン酸(1)の質量(γ)と前記五酸化二リンの質量(δ)との総質量(γ+δ)に対する前記ジルコニアの質量(ε)の比率(ε/(γ+δ))が、0.1~100である
ことを特徴とする、製造方法。 - 前記含フッ素スルホン酸(1)の物質量(α)に対する前記五酸化二リンの物質量(β)の比率(β/α)が、0.1~100である、請求項1に記載の製造方法。
- 反応温度が、-40~300℃である、請求項1又は2に記載の製造方法。
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