JP7689089B2 - 基板の製造方法 - Google Patents
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Description
前記上地膜の外形は前記下地膜の外形より小さくしてもよい。また、前記上地膜の断面は略台形形状であってもよい。
さらにまた、前記レジスト膜除去工程は、前記第1のレジスト膜及び前記第2のレジスト膜の除去にともない前記第1のレジスト膜上に形成された前記第1の膜及び前記第2のレジスト膜上に形成された前記第2の膜が前記基板上より除去されるようにしてもよい。
まず、配線基板10の基材となる基板1を準備して、この基板1の一方の面に第1のレジスト膜2を形成する。本実施形態では、第1のレジスト膜2は厚み約0.015mmのドライフィルムレジストであり、ドライフィルムレジストの一方の面に設けられた粘着層を基板1に接着することで基板1上に第1のレジスト膜2を形成している。
次に、公知のフォトリソグラフィー技術を用いて第1のレジスト膜2をパターニングし、第1のレジスト膜2の配線基板10における下地金属膜3の形成部位に該当する箇所(以下、下地膜形成領域と呼ぶ。)に開口部21を形成する。なお、開口部21の外形は下地膜形成領域よりわずかに大きく、具体的には後述する第1の膜形成工程において開口部21の側面に付着する金属膜30の厚み分だけ、下地膜形成領域の外形より大きく設定されている。
次に、第1のレジスト膜2が形成された基板1上に配線基板10における下地金属膜3となる第1の膜(以下、金属膜30と呼ぶ。)を形成する。金属膜30の形成は、第1のレジスト膜2が形成された基板1上にTi膜、Pt膜及びAu膜の各膜を蒸着法やスパッタリング法などによって順次形成することで行う。この結果、第1のレジスト膜2の表面、第1のレジスト膜2の開口部21の側面、及び第1のレジスト膜2の開口部21から露出した基板1の表面に金属膜30が形成される。
次に、金属膜30が形成された基板1上に第2のレジスト膜4を形成する。本実施形態では、第2のレジスト膜4は第1のレジスト膜2と同じドライフィルムレジストを用いた。第2のレジスト膜4の形成は、第2のレジスト膜4の粘着層を金属膜30に接着、より具体的には第2のレジスト膜4の粘着層を第1のレジスト膜2上に形成された金属膜30の表面に接着する。このように基板1上に形成した第2のレジスト膜4は、基板1の表面に直接形成された下地膜形成領域における金属膜30の表面とは接着されず、下地膜形成領域における金属膜30とは空隙をもって対峙した状態である。
次に、公知のフォトリソグラフィー技術を用いて第2のレジスト膜4をパターニングし、第2のレジスト膜4の配線基板10におけるはんだ膜5の形成部位に該当する箇所(以下、はんだ膜形成領域と呼ぶ。)に開口部41を形成する。なお、開口部41の外形は、はんだ膜形成領域よりわずかに小さく設定されており、下地膜形成領域の外形よりも小さい。開口部41が形成された第2のレジスト膜4は、第1のレジスト膜2の表面及び開口部21の側面に形成された金属膜30の端部から、開口部41の端部が下地膜形成領域にせり出した(オーバーハングした)状態であり、第2のレジスト膜4のオーバーハング部42は、下地膜形成領域に形成された金属膜30と空隙をもって対峙している。
次に、第2のレジスト膜4が形成された基板1上に第2の膜(以下、はんだ膜50と呼ぶ。)を形成する。はんだ膜50は配線基板10におけるはんだ膜5となる膜であり、はんだ膜50の形成は蒸着法やスパッタリング法などによって行う。この結果、第2のレジスト膜4の表面、第2レジスト膜4の開口部41の側面、及び第2のレジスト膜4の開口部41から露出した金属膜30の表面にはんだ膜50が形成される。金属膜30の表面に形成されるはんだ膜50は、第2のレジスト膜4がオーバーハングした状態であり、第2のレジスト膜4のオーバーハング部42と下地膜形成領域に形成された金属膜30とが空隙をもって対峙しているため、その断面は基板1の表面側から上方へ向かって徐々に外形が小さくなる略台形形状となり、金属膜30と接した部位におけるはんだ膜50の外形は開口部41より大きい。また本実施例では、はんだ膜50の外形が下地膜形成領域の外形より小さくなるよう第2のレジスト膜40の開口部41の外形の大きさ、厚み等を設定している。なお、はんだ膜50を断面台形形状としなくともよい場合は、第2のレジスト膜4のオーバーハング部42を基板1に向かって垂れ下がった状態としても構わない。
最後に、第1のレジスト膜2及び第2のレジスト膜4を基板1から除去する。このとき第2のレジスト膜4の表面に形成されたはんだ膜50及び第1のレジスト膜2の表面及び側面に形成された金属膜30もリフトオフプロセスによって第1のレジスト膜2及び第2のレジスト膜4とともに除去され、基板1の表面に残存しない。第2のレジスト膜4及び第1のレジスト膜2の除去は、第2のレジスト膜4及び第1のレジスト膜2に紫外線を照射し粘着層を硬化することで接着力を低下させ、第2のレジスト膜4と第1のレジスト膜2とを基板1上から剥離する。このように第2のレジスト膜4及び第1のレジスト膜2の粘着層の接着力を低下することによって第2のレジスト膜4及び第1のレジスト膜2を基板1から容易に除去することができる。
2 第1のレジスト膜
21 開口部
3 下地金属膜
30 金属膜
4 第2のレジスト膜
41 開口部
42 オーバーハング部
5 はんだ膜
50 はんだ膜
10 配線基板
Claims (4)
- 基板上に下地膜と当該下地膜上に形成された上地膜とを備えた基板の製造方法であって、
基板上に開口部を有する第1のレジスト膜を形成する第1レジスト膜形成工程と、
前記基板及び前記第1のレジスト膜上に前記下地膜となる第1の膜を形成する第1膜形成工程と、
前記第1の膜上に、前記第1のレジスト膜の開口部より小さい開口部を備えた第2のレジスト膜を形成する第2レジスト膜形成工程と、
前記第1の膜及び前記第2のレジスト膜上に前記上地膜となる第2の膜を形成する第2膜形成工程と、
前記第1のレジスト膜及び前記第2のレジスト膜を前記基板上から除去するレジスト膜除去工程と、
を有することを特徴とする基板の製造方法。 - 前記上地膜の外形は前記下地膜の外形より小さいことを特徴とする請求項1に記載の基板の製造方法。
- 前記上地膜の断面は略台形形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の基板の製造方法。
- 前記レジスト膜除去工程は、前記第1のレジスト膜及び前記第2のレジスト膜の除去にともない前記第1のレジスト膜上に形成された前記第1の膜及び前記第2のレジスト膜上に形成された前記第2の膜が前記基板上より除去されることを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の基板の製造方法。
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| JP2022009214A JP7689089B2 (ja) | 2022-01-25 | 2022-01-25 | 基板の製造方法 |
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