JP7724659B2 - コイル装置 - Google Patents

コイル装置

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Description

本開示は、コイル装置に関する。
従来、インダクタ等を構成するコイル装置のコアは、金属系の磁性体粉末やフェライト系の磁性体粉末を主成分とする混合粉末を圧粉成形して形成されることが多い。このような圧粉成形体から構成されるコアは、混合粉末をプレス機で加圧成形したあと、所定の温度で熱処理、或いは焼結して形成される。
ところで、大電流に対応可能なコイル装置では、コイルの大型化に伴い、大型のコアが必要とされる。しかしながら、上記圧粉成形によりコアを形成する場合、コアの大きさに対してプレス機の加圧能力が不足すると、必要な機械的強度を確保できなくなる。このため、プレス機の加圧能力がコアの大型化の妨げになるという課題がある。
そこで、コアの機械的強度を確保しつつ、大型化の要求に対応するために、磁性樹脂から構成されるコアが検討されている。磁性樹脂から構成されるコアは、金属粉末等の磁性体粉末と液状の樹脂を混合させて硬化させるため、機械的強度を確保しつつ、所望の形状や大きさに形成することができる。
例えば、特許文献1には、コイルの内外に配置されて閉磁路を形成する磁性コアを備え、磁性コアは、軟磁性粉末と樹脂とを含む複合材料によって構成されるコイル装置が開示されている。このコイル装置では、樹脂射出用の成形型にコイルを配置し、軟磁性粉末と原料樹脂とを含む溶融混合物を射出して、コイルと磁性コアを一体に成形している。
特開2016-96227号公報
しかしながら、上記特許文献1のように磁性樹脂から構成されるコアは、圧粉成形体から構成されるコアに比べ、透磁率が低く、コアロスが高い傾向にある。従って、特許文献1に記載のコイル装置では、圧粉成形体から構成されるコアを備えたコイル装置と比較して、コイル装置の磁気特性を高めることが困難であるという課題がある。
本開示は上記課題を解決するためになされたものであり、コアの大型化に対応し、効果的に磁気特性を高めることができるコイル装置を得ることを目的とする。
本開示の第1の態様に係るコイル装置は、筒状のコイルと、前記コイルの内側に配置される柱状の内側コアと、前記コイルの外側に配置される外側コアと、を備え、前記内側コアは、圧粉成形体から構成され、前記外側コアは、前記コイルの外周に沿って配置される外周コアを有し、少なくとも前記外周コアは、磁性粉末と液状の樹脂を混合させて硬化させた磁性樹脂から構成されている。
本開示に係るコイル装置では、筒状のコイルの内側に配置される柱状の内側コアと、筒状のコイルの外側に配置される外側コアとによって磁気回路が構成されている。ところで、コイルの内側に配置される内側コアは、外側コアに比べて小径であり、内側コアを圧粉成形体で構成した場合であっても、成形時の工程でプレス機の加圧能力の確保が容易である。一方、コイルの外側に配置される外側コイルは、内側コアと比較してコアが大型化する。特に、外側コアにおいて、コイルの外周に沿って配置される部分は、大径となる部分であり、外側コアを圧粉成形体で構成した場合に、所望の加圧能力を確保することが困難な場合がある。
本開示では、外側コアにおいて、少なくとも、コイルの外周に沿って配置される外周コアを磁性樹脂で構成している。磁性樹脂は、磁性粉末と液状の樹脂を混合させて硬化することで形成されるため、機械的強度を確保しつつ、所望の大きさに形成が可能である。これにより、コアの大型化に対応することができる。
また、内側コアを圧粉成形体で構成することで、コイル装置の磁気特性を効果的に高めている。即ち、コイルの内側に配置される内側コアは、配置スペースの制約によりコアの体積を増やすことが難しいため、内側コアの透磁率やコアロスの大きさは、コイル装置の磁気特性に大きく影響を与える。そこで、内側コアを圧粉生成体で構成し、コイル装置において、磁気特性上の主要部となるコア材を、高透磁率、且つ、低コアロスの材料で構成している。これにより、圧粉成形体からなるコアの配置を最適化し、コアの大型化に対応し、効果的にコイル装置の磁気特性を高めることができる。
本開示の実施形態に係るコイル装置の斜視図である。 図1のII-II線に沿って切断した状態を示すコイル装置の断面図である。 実施形態に係るコイル装置の分解斜視図である。 実施形態に係るコイルケースの平面図である。 (A)~(C)は、本開示の実施例A~Cに対応するコイル装置の断面図である。 (A)~(C)は、本開示の実施例D~Fに対応するコイル装置の断面図である。 (A)~(I)は、本開示の他の実施例を示すコイル装置の断面図である。 (A)~(C)は、比較例A~Cに対応するコイル装置の断面図である。 実施例A~Cに対応するコイル装置の透磁率を示すグラフである。 実施例A~Cに対応するコイル装置のコアロスを示すグラフである。 実施例Aのμ-H特性を示すグラフである。 実施例AのPcv-Bm特性を示すグラフである。 実施例A、及び実施例D~Fの磁気特性を示すグラフである。
以下、本発明の本実施形態に係るコイル装置10について図1~4を参照して説明する。本実施形態では、説明の便宜上、各図中に適宜示す上下、左右、前後の矢印で示す方向を、それぞれ上下方向、左右方向、前後方向と定義して説明する。また、各図中においては、図面を見易くするため、一部の符号を省略している場合がある。
図1~図4に示されるように、本実施形態のコイル装置10は、一例として、チョークコイルを構成している。コイル装置10は、筒状に形成されたコイル20と、コイル20を収容するコイルケース30と、磁気回路を構成するコア50と、を備えている。
コイル20は、導電性を有する長尺な板材(例えば銅板)によって構成されている。コイル20は、板材を螺旋状に巻回して形成した筒状の巻回部22と、巻回部22の巻き始めと巻き終わりから引き出された一対の引出端子部24A,24Bを有している。一対の引出端子部24A,24Bは、上下方向を板厚方向とする板状をなしており、巻回部22の軸方向の両端から径方向外側へ向かって互いに平行に伸びている。コイル20をコイルケースに収容した状態では、筒状の巻回部22がコイルケース30の内側に収容され、一対の引出端子部24A,24Bがコイルケース30の外側に引き出される。
コイルケース30は、絶縁材料(例えば樹脂)から構成された箱体である。このコイルケース30は、コイル20(巻回部22)の内側に配置される筒状部32と、筒状部32の径方向外側に配置される第1側壁部34と、第1側壁部34の径方向外側に配置される第2側壁部36とを有している。
筒状部32は、上下方向を軸方向とする円筒状に形成されており、筒状部32の外周面に沿ってコイル20の巻回部22が配置される。コア50をコイルケース30に取り付けた状態では、筒状部32の内側に柱状の内側コア52が配置される。筒状部32の下端部には、筒状部32の外周面から径方向外側に延びる鍔状の底壁部38設けられている。
第1側壁部34は、筒状部32よりも大径の円筒状に形成されており、筒状部32の径方向外側で底壁部38から上方側へ立設されている。コイルケース30は、上述した筒状部32、底壁部38、及び第1側壁部34によってケース上方側に開口したコイル収容部44を形成している。コイル収容部44の内側には、コイル20を構成する筒状の巻回部22が収容される。巻回部22がコイル収容部44に収容された状態では、第1側壁部34が、コイル20(巻回部22)の外周に沿って配置され、巻回部22から延びる一対の引出端子部24A,24Bが、第1側壁部34と一体に形成された端子引出部40A,40Bを通りコイルケース30の外側へ引き出されている。
ここで、端子引出部40A,40Bは、コイル収容部44の内外を連通させるように形成された開口部であり、第1側壁部34の周方向に沿って二箇所に形成されている。二つの端子引出部40A,40Bは、巻回部22の軸方向上端から延びる引出端子部24Aに対応する第1端子引出部40Aと、巻回部22の軸方向下端から延びる引出端子部24Bに対応する第2端子引出部40Bで構成されている。また、第1及び第2端子引出部40A,40Bには、一対の引出端子部24A,24Bをそれぞれ案内する端子案内部42A,42Bが一体に設けられている。
二つの端子案内部42A,42Bはコイルケース30から突出して設けられ、台座部421A,421Bと一対の案内壁部422A,422Bとを、それぞれ有している。台座部421A,421Bは、コイルケース30の外周から径方向外側へ張り出したテーブル状に形成されており、対応する引出端子部24A,24Bの下面を覆って、下方側から支持可能な構成となっている。一対の案内壁部422A,422Bは、コイルケース30の外周から径方向外側へ平行に伸びており、対応する引出端子部24A,24Bの側面を両側から覆って、コイル20の回転を規制可能な構成となっている。更に、端子案内部42A,42Bは、コイルケース30から突出して設けられることで、引出端子部24A,24B間の絶縁の確保にも有効に作用する構成となっている。
第2側壁部36は、第1側壁部34よりも大径の円筒状に形成されており、第1側壁部34の径方向外側に配置されている。具体的に、第2側壁部36は、ケース前方において二つの端子案内部42A,42Bの内側に形成される第1円弧部36Aと、二つの端子案内部42A,42Bの外側に形成される第2円弧部36Bとで構成される。第1及び第2円弧部36A,36Bは、それぞれが、コイルケース30の軸方向から見て円弧状に湾曲した壁部であり、周方向の両端部が二つの端子案内部42A,42Bのそれぞれと繋がっている。
ここで、コイルケース30では、第1側壁部34と第2側壁部36との間に形成される空間部をコア充填部46としている。具体的に、コア充填部46は、第1側壁部34と第1円弧部36Aとの間に形成された第1コア充填部461と、第1側壁部34と第2円弧部36Bとの間に形成された第2コア充填部462とで構成され、それぞれが、ケース上下方向に貫通した空間部となっている。第1及び第2コア充填部461,462には、後述する外周コア60を構成する磁性樹脂が充填されてコイルケース30と一体化されている。
次に、コイル20に装着されるコア50について説明する。コア50は、コイル20の内側に配置される内側コア52と、コイル20の外側に配置される外側コア54とを備えている。上述のように、内側コア52は、上下方向を軸方向とする円柱状に形成され、コイル装置10として組み付けられた状態では、コイルケース30の筒状部32の内側に配置され、コイル20の巻回部22の内側に配置される。この内側コア52は、圧粉成形体から構成されている。
ここで、圧粉成形体とは、磁性体粉末と保形用の粉末状バインダ(結合材)を混合し、混合粉末を加圧成形した後、焼結或いは熱処理工程を経て形成される磁性体である。磁性体粉末は、本実施形態では、鉄を主成分とする金属系の磁性体粉末で構成されている。なお、以下では、金属系の磁性体粉末を用いた圧粉成形体を「金属圧粉成形体」と称し、フェライトを焼結させた磁性体から構成される圧粉成形体を「フェライト圧粉焼結体」と称する。
外側コア54は、上鍔コア56、下鍔コア58、及び外周コア60からなる三つのコア部材で構成されている。上鍔コア56及び下鍔コア58は、上下方向を板厚方向とする円盤状に形成されており、内側コア52の上下両端部にそれぞれ配置される。上鍔コア56及び下鍔コア58のそれぞれは、内側コア52よりも大径に形成されており、コイル装置10として組み付けられた状態では、上鍔コア56及び下鍔コア58の外周部が内側コア52の外周面に対して鍔状に突出する構成となっている。上鍔コア56及び下鍔コア58は、上述した内側コア52と同様の金属圧粉成形体で構成されており、外表面には、外部との絶縁を確保するための絶縁性を有するコート剤62(図2参照)が塗布されている。なお、図1及び図3では、コート剤62を省略して図示している。
外周コア60は、コイル20の外周に沿って配置され、全体として略円筒状に形成されている。この外周コア60は、磁性樹脂から構成されている。磁性樹脂とは、磁性体粉末を混同させた液状の樹脂を硬化させた磁性体である。本実施形態では、樹脂材料を射出成形してコイルケース30を形成した後、コイルケース30のコア充填部46(461,462)に液状の磁性樹脂を充填して硬化させる。これにより、コア充填部46(461,462)に充填された磁性樹脂によって、コイルケース30と一体化された外周コア60が形成される。コイル装置10として組み付けられた状態では、上鍔コア56及び下鍔コア58を繋ぐように、コイル20の外周に沿って外周コア60が配置される。この状態では、上鍔コア56の外周部がコイル20の上面を覆うように配置されるため、コイル20と上鍔コア56との絶縁を確保するために、リング状の絶縁シート70がコイル20と上鍔コア56との間に配置される。
なお、磁性樹脂に含まれる磁性体粉末は、本実施形態では一例として、鉄を主成分とする金属系の磁性体粉末で構成されている。
上記構成のコイル装置10では、内側コア52から上鍔コア56、外周コア60、下鍔コア58を経て巡る磁気回路が形成されている。当該磁気回路において、コイル20の外周に沿って配置される外周コア60は、外径寸法が最も大きく、形状が円筒形を成し複雑な構成となっている。従って、大電流に対応する大型のコイル装置では、一般的な圧粉成形体で外周コアを成形しようとすると、加圧成形時にプレス機の加圧能力を確保することが困難な場合がある。これに対して、本実施形態では、外周コア60を磁性樹脂で構成することで、射出成形等の方法で所望の形状、及び大きさに成形し、同時に、機械的強度も確保可能となっている。
ところで、圧粉成形体から構成されるコアでは、熱処理を施すことにより、成型時の加工歪みが除去され、コアロス(磁気損失)を抑制することができる。これに対して、磁性樹脂から構成されるコアは、液状の樹脂が硬化する時の内部応力等によってコアに歪みが生じ、コアロスを抑制することが難しい。また、液状の樹脂をバインダーとするため、磁性粉末の粒子間距離が大きくなり、透磁率を高めることが難しい。また、反磁界の影響が大きくなる。従って、磁性樹脂から構成されるコアは、圧粉成形体から構成されるコアと比較して、透磁率やコアロスなどの磁気特性が低下する傾向にある。
そこで、発明者らは、圧粉生成体又は磁性樹脂から構成される異種のコア材の組み合わせにより、外周コア60が磁性樹脂から構成されるコイル装置10において、効率的に磁気特性を高めることを考案した。特に、コイル20の内側に配置される内側コアは、配置スペースの制約によりコアの体積を増やすことが難しいため、内側コアの磁気特性が低下するとコア全体の磁気特性に大きく影響を与えることが想定される。そのため、上記実施形態のように、少なくとも、コイル20の内側に配置される内側コア52を圧粉成形体で構成することで、効果的に磁気特性を向上させることに成功した。以下、上記実施形態を含む本開示の実施例A~Fの構成及び磁気特性について説明する。
図5には、内側コア52が金属圧粉成形体から構成される実施例A~Cのコイル装置10の断面が概略的に示されている。
[実施例A]
図5(A)に示すように、実施例Aに係るコイル装置10Aは、内側コア52、上鍔コア56、及び下鍔コア58が金属圧粉成形体で構成され、外周コア60が磁性樹脂で構成されたコア50を備えている。この実施例Aでは、磁気回路の磁路長に対して金属圧粉成形体で構成されたコア部分の占める体積比率が73%程度とされている。
[実施例B]
図5(B)に示すように、実施例Bに係るコイル装置10Bは、内側コア52及び下鍔コア58が金属圧粉成形体で構成され、上鍔コア56及び外周コア60が磁性樹脂で構成されたコア50を備えている。この実施例Bでは、磁気回路の磁路長に対して金属圧粉成形体で構成されたコア部分の占める体積比率が50%程度とされている。
[実施例C]
図5(C)に示すように、実施例Cに係るコイル装置10Cは、内側コア52が金属圧粉成形体で構成され、上鍔コア56、下鍔コア58、及び外周コア60が磁性樹脂で構成されたコア50を備えている。この実施例Cでは、磁気回路の磁路長に対して金属圧粉成形体で構成されたコア部分の占める体積比率が27%程度とされている。
ここで、上記実施例A~Cの磁気特性について図8に示す比較例A~Cと対比して説明する。比較例A~Cに係るコイル装置300A~300Cは、基本的な構造は本実施形態のコイル装置10と同様であるが、内側コア302が磁性樹脂で構成されている点が上記実施例A~Cと異なる。図8に示す各図においては、コイル装置10と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する
[比較例A~C]
図8(A)に示すように、比較例Aのコイル装置300Aは、内側コア302と外周コア308が磁性樹脂で構成され、上鍔コア304と下鍔コア306が金属圧粉成形体で構成されている。この比較例Aでは、磁路長に対して金属圧粉成形体の占める体積比率が46%程度とされている。
図8(B)に示すように、比較例Bのコイル装置300Bは、内側コア302、上鍔コア304、外周コア308が磁性樹脂で構成され、下鍔コア306が金属圧粉成形体で構成されている。この比較例Bでは、磁路長に対して金属圧粉成形体の占める体積比率が23%程度とされている。
図8(C)に示すように、比較例Cのコイル装置300Cは、内側コア302、上鍔コア304、下鍔コア306、及び外周コア308が磁性樹脂で構成されている。この比較例Cでは、磁路長に対して金属圧粉成形体の占める体積比率が0%とされている。
次に、図9を参照し、実施例A~Cについて、金属圧粉成形体の占める体積比率とコア全体の透磁率との関係を比較例A~Cと対比しつつ説明する。図9の横軸は、磁路長に対して金属圧粉成形体の占める体積比率[%]を表す。図9の縦軸は、非通電時におけるコア全体の透磁率μ[H/m]を表す。図9に示されるように、実施例A~Cの透磁率μを比較すると、磁路長に対して金属圧粉成形体の占める体積比率が増加するほど、コア全体の透磁率μが向上することが分かる。
また、図9に示す全数値範囲において、実施例A~Cに係る透磁率μが比較例A~Cを上回っていることが分かる。従って、例えば、実施例C(図5(C))と比較例A(図8(A))の透磁率μを比較すると、磁路長に対し金属圧粉成形体の占める体積比率は、実施例Cでは27%であるのに対し、比較例Aでは、46%であり、実施例Cよりも体積比率が大きいにもかかわらず、コア全体の透磁率μは、実施例Cの方が大きい値を示している。従って、実施例A~Cでは、コイル20の内側に配置される内側コア52を金属圧粉成形体で構成することにより、比較例A~Cと比較して、コア全体の透磁率μが効果的に高められていることが分かる。なお、図9に示す金属圧粉成形体の占める体積比率とコア全体の透磁率との関係は、実施例A~Cにおける内側コア52をフェライト圧粉焼結体で構成した場合でも、同様の関係性が示された。
次に、図10を参照して、実施例A~Cについて、金属圧粉成形体の占める体積比率とコア全体のコアロスとの関係を比較例A~Cと対比しつつ説明する。図10の横軸は、磁路長に対して金属圧粉成形体の占める体積比率[%]を表す。図10の縦軸は、コア全体のコアロスPcv[mW/cc]を表す。図10に示されるように、実施例A~CのコアロスPcvを比較すると、磁路長に対して金属圧粉成形体の占める体積比率が増加するほど、コア全体のコアロスPcvが低下することが分かる。また、図10に示す全数値範囲において、実施例A~CのコアロスPcvの値が比較例A~Cの値を下回る。このため、実施例C(図5(C))と比較例A(図8(A))のコアロスPcvの値の比較によって分かるように、比較例Aの方が金属圧粉成形体の占める体積比率が大きいにも関わらず、コアロスPcvの値は、実施例Cの方が小さい値を示している。従って、実施例A~Cでは、コイルの内側に配置される内側コア52を金属圧粉成形体で構成することにより、比較例A~Cと比較して、コア全体のコアロスPcvが効果的に抑制されることが分かる。なお、図10に示す金属圧粉成形体の占める体積比率とコア全体のコアロスとの関係は、実施例A~Cの内側コアをフェライト圧粉焼結体で構成した場合でも、同様の関係性が示された。
次に、図11を参照し、内側コア52が圧粉成形体(金属圧粉成形体)で構成された実施例Aのμ-H特性について説明する。図11の横軸は磁場の強さH[A/m]を表し、図11の縦軸はコア全体の透磁率μ[H/m]を表している。また、図11では、実施例Aのμ-H特性が実線で示され、比較例Cのμ-H特性が破線で示されている。この図に示すように、実施例Aは、広範において安定した高透磁率を示し、コイルに大電流が流れる場合であっても、高透磁率を維持できることが分かる。また、図11に示す全数値範囲において、実施例Aの透磁率は比較例Cを上回ることが分かる。
次に、図12を参照し、内側コア52が圧粉成形体(金属圧粉成形体)で構成された実施例AのPcv-Bm特性について説明する。図12の横軸は、磁束密度Bm[mT]を表し、図12の縦軸は、コアロスPcv[mW/cc]を表す。また、図12では、実施例AのPcv-Bm特性が実線で示され、比較例CのPcv-Bm特性が破線で示されている。この図に示すように、実施例Aでは、比較例Cと比較して、磁束密度Bmの増加に伴うコアロスPcvの上昇が緩やかである。また、実施例Aのコアロスは、図11に示す全数値範囲において、比較例Cのコアロスの値を下回っている。従って、実施例Aは、コイルに大電流が流れる場合であっても、コアロスの増加が効果的に抑制されることが分かる。
更に、発明者らは、低電流域における透磁率や低コアロス化の観点では、一般的に、金属圧粉成形体よりもフェライト圧粉焼結体から成る圧粉成形体の方が磁気特性が優れるという点に着目し、フェライト圧粉焼結体から構成されるコア部材を組み合わせて磁気回路を構成することを検討した。
一方で、フェライト圧粉焼結体は、大電流が流れると、透磁率が減少する磁気特性も有する。そこで、発明者らは、金属圧粉成形体とフェライト圧粉焼結体、及び磁性樹脂から構成されるコア部材の組み合わせを最適化することで、磁気特性の向上を図り、大電流に対応可能なコア50の構成を考案することに成功した。
以下、図6を参照して、金属圧粉成形体とフェライト圧粉焼結体、及び磁性樹脂を用いてコア50を構成した実施例D~Fについて、説明する。
[実施例D]
図6(A)に示すように、実施例Dに係るコイル装置10Dは、内側コア52が金属圧粉成形体で構成され、上鍔コア56及び下鍔コア58がフェライト圧粉焼結体で構成され、外周コア60が磁性樹脂で構成されたコア50を備えている。
[実施例E]
図6(B)に示すように、実施例Eに係るコイル装置10Eは、内側コア52がフェライト圧粉焼結体で構成され、上鍔コア56及び下鍔コア58が金属圧粉成形体で構成され、外周コア60が磁性樹脂で構成されたコア50を備えている。
[実施例F]
図6(C)に示すように、実施例Eに係るコイル装置10Eは、内側コア52、上鍔コア56及び下鍔コア58がフェライト圧粉焼結体で構成され、外周コア60が磁性樹脂で構成されたコア50を備えている。
次に、図13を参照して、上記実施例D~Fの磁気特性について説明する。図13には、金属圧粉成形体と磁性樹脂でコア50を構成した実施例Aと、上記実施例D~Fの磁気特性が棒グラフで表されている。図13では、各実施例について、コイル20の非通電時におけるコア全体の透磁率μ0A/m[H/m]の値が実線で表され、コイル20に5000アンペアの電流を流した時におけるコア全体の透磁率μ5000A/m[H/m]の値が鎖線で表され、コア全体のコアロスPcv[mW/cc]の値が一点鎖線で表されている。
図13に示すように、実施例D~FのコアロスPcvの値は、コア50にフェライト圧粉焼結体を含まない実施例AのコアロスPcvの値よりも低い。従って、コア50の一部をフェライト圧粉焼結体で構成することで、コアロスPcvを抑制することができることが分かる。
また、実施例Dと実施例Eについてコア全体のコアロスPcvの値を比較すると、上鍔コア56及び下鍔コア58をフェライト圧粉焼結体で構成した実施例Dは、内側コア52のみをフェライト圧粉焼結体で構成した実施例Eよりも、磁路長に対してフェライト圧粉焼結体が占める体積比率が大きい。しかしながら、コアロスPcvの値は、実施例Dよりも実施例Eの方が低いことから、内側コア52にフェライト圧粉焼結体を配置することにより、フェライト圧粉焼結体の磁気特性が顕著に現れることが分かる。
更に、実施例Eと実施例FについてコアロスPcvの値を比較すると、内側コア52のみがフェライト圧粉焼結体で構成される実施例Eと比較して、内側コア52に加えて、上鍔コア56及び下鍔コア58もフェライト圧粉焼結体で構成される実施例Fの方が、コアロスPcvの値が更に低くなることが分かる。
上記傾向は、非通電時における透磁率μ0A/mの値と、5000アンペアの電流を流した状態における透磁率μ5000A/mの値においても同様であることが分かる。即ち実施例D~Fの透磁率μ0A/mの値は、コア50にフェライト圧粉焼結体を含まない実施例Aの透磁率μ0A/mの値よりも上回り、フェライト圧粉焼結体を内側コア52に配置することでこの特性は顕著に現れる。また、実施例D~Fにおいて、大電流を流した状態の透磁率μ5000A/mの値は、コア50にフェライト圧粉焼結体を含まない実施例Aの透磁率μ5000A/mの値よりも低く、フェライト圧粉焼結体を内側コア52に配置することでこの特性は顕著に現れる。
そうすると、内側コア52がフェライト圧粉焼結体で構成される実施例E及びFは、コアロスPcvの値を低下させる点において優れるが、大電流が流れると透磁率が著しく減少するという磁気特性も顕著に現れるため、大電流に対応することが困難である。一方で、実施例Dでは、コアロスPcvの値及び透磁率μ0A/mの値において実施例Aより優れ、透磁率μ5000A/mの値が実施例Aと同等である。従って、実施例Dの構成が、磁気特性の向上を図り、大電流への対応を図る観点で最適化された構成であることが分かる。
(作用並びに効果)
以上説明したように、本実施形態のコイル装置10では、内側コア52を圧粉成形体(圧粉焼結体)で構成し、外側コアにおいて、少なくとも、コイルの外周に沿って配置される外周コアを磁性樹脂で構成することにより、コアの大型化に対応し、効果的に磁気特性を高めることができる。
また、本実施形態では、外側コア54が、上鍔コア56と下鍔コア58、及び外周コア60とで構成されている。従って、磁性樹脂から構成された外周コア60に対し、上鍔コア56及び下鍔コア58の材料を変更することができ、外側コア54の磁気特性を調整することができる。
例えば、図5(B)に示す実施例Bのコイル装置10Bのように、下鍔コア58を圧粉成形体で構成し、上鍔コア56を磁性樹脂で構成することにより、外側コア54を磁性樹脂のみで構成する構成と比較して、高透磁率、低コアロスの磁気特性を得ることができる。
また、図5(A)に示す実施例A及び図6(B)に示す実施例Eのように、上鍔コア56及び前記下鍔コア58を金属圧粉成形体から成る圧粉成形体で構成することで、外側コア54を磁性樹脂のみで構成する場合と比較して、金属圧粉成形体の磁気特性に対応した磁気特性を高めることができる。
また、図6(A)に示す実施例D及び図6(C)に示す実施例Fのように、上鍔コア56及び前記下鍔コア58をフェライト圧粉焼結体から成る圧粉成形体で構成することで、外側コア54を磁性樹脂のみで構成する場合と比較して、フェライト圧粉焼結体の磁気特性に対応した磁気特性を高めることができる。
また、本実施形態のコイル装置10では、コイルケース30と外周コア60が一体化されている。具体的に、コイルケース30は、第1側壁部34と、第1側壁部34の径方向外側に配置される第2側壁部36との間にコア充填部46を有しており、外周コア60は、コア充填部46に磁性樹脂を充填することでコイルケース30と一体化されている。これにより、コイルケース30と外周コア60との間のクリアランスを小さくすることができ、コイル装置10の小型化を図ることができる。また、外周コア60の側面がコイルケース30の側面で覆われるため、錆びによる外周コア60の劣化を抑制することができる。
更に、コイルケース30と外周コア60との間のクリアランスを小さくすることにより、磁気回路の磁路長を短くすることができるため、コイル装置10のAL値を高めることができる。
[補足説明]
以上、本実施形態、及び各実施例について説明したが、本開示において、内側コアと外側コアを如何なるコア材で構成するかは、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。
例えば、本開示には、図7(A)に示す実施例Gに係るコイル装置10Gが含まれる。コイル装置10Gは、金属圧粉成形体から構成された内側コア52Gと、磁性樹脂から構成された上鍔コア56G、下鍔コア58G、及び外周コア60Gを有する。コイル装置10Gでは、柱状の内側コア52Gの軸方向の両端部が、リング形状を成す上鍔コア56G及び下鍔コア58Gの中央に形成された貫通穴501に挿通されている。なお、図7の各図においては、コイル20及びコイルケース30の符号の図示を省略している。
また、本開示には、図7(B)に示す実施例Hに係るコイル装置10Hが含まれる。コイル装置10Hは、金属圧粉成形体から構成された内側コア52Hと、磁性樹脂から構成された上鍔コア56H、下鍔コア58H、及び外周コア60Hを有する。コイル装置10Hでは、柱状の内側コア52Hの軸方向の両端部が、円盤形状の上鍔コア56H及び下鍔コア58Hの対向面に設けられた凹部502に挿入されている。
また、本開示には、図7(C)に示す実施例Iに係るコイル装置10Iが含まれる。コイル装置10Iは、金属圧粉成形体から構成された内側コア52I、上鍔コア56I、及び下鍔コア58Iと、磁性樹脂から構成された外周コア60I及びフレームコア503を有する。コイル装置10Iでは、筒状の外周コア60Iの両端部に、リング状のフレームコア503が配置され、当該フレームコア503の内側に、柱状の内側コア52Iと、内側コア52Iの両端部に配置される上鍔コア56I及び下鍔コア58Iが収容されている。
また、本開示には、図7(D)に示す実施例Jに係るコイル装置10Jが含まれる。コイル装置10Jは、金属圧粉成形体から構成された上鍔コア56J及び下鍔コア58Jと、磁性樹脂から構成された外周コア60J及びフレームコア503を有する。コイル装置10Jでは、筒状の外周コア60Jの両端部に、リング状のフレームコア503が配置され、当該フレームコア503の内側に、柱状の上内側コア561Jが一体に形成された上鍔コア56Jと、柱状の下内側コア581Jが一体に形成された下鍔コア58Jが収容されている。即ち、コイルの内側に配置される内側コアが、上鍔コア56J及び下鍔コア58Jと一体に形成されている。また、この場合において、内側コアを構成する上内側コア561Jと下内側コア581Jとの間に所定のギャップが形成される構成としてもよい。
また、本開示には、図7(E)に示す実施例Kに係るコイル装置10Kが含まれる。コイル装置10Kは、金属圧粉成形体から構成された内側コア52Kと、フェライト圧粉焼結体から構成された上鍔コア56K及び下鍔コア58Kと、磁性樹脂から構成された外周コア60K及びフレームコア503を有する。コイル装置10Kでは、筒状の外周コア60Kの両端部に、リング状のフレームコア503が配置され、当該フレームコア503の内側で、コイルの内側に柱状の内側コア52Kが配置され内側コア52Kの両端部に円盤状の上鍔コア56K及び下鍔コア58Kが配置されている。
また、本開示には、図7(F)に示す実施例Lに係るコイル装置10Lが含まれる。コイル装置10Lは、金属圧粉成形体から構成された内側コア52Lと、フェライト圧粉焼結体から構成された上鍔コア56L及び下鍔コア58Lと、磁性樹脂から構成された外周コア60L及びフレームコア503を有する。コイル装置10Lでは、筒状の外周コア60Lの両端部に、リング状のフレームコア503が配置され、当該フレームコア503の内側で、コイルの内側に柱状の内側コア52Lが配置され、当該内側コア52Lを両側から挟むようにして、柱状の上内側コア561Lが一体に形成された上鍔コア56Lと、柱状の下内側コア581Lが一体に形成された下鍔コア58Lが配置されている。
また、本開示には、図7(G)に示す実施例Mに係るコイル装置10Mが含まれる。コイル装置10Mは、金属圧粉成形体から構成された内側コア52Mと、磁性樹脂から構成された上鍔コア56M、下鍔コア58M、及び外周コア60Mと、フェライト圧粉焼結体から構成された中央コア504と、を有する。コイル装置10Mでは、コイルの内側に柱状の内側コア52Mが配置され、内側コア52Mの両端部にリング形状の上鍔コア56M及び下鍔コア58Mがそれぞれ配置される。更に、上鍔コア56M及び下鍔コア58Mの中央部に形成された貫通穴501に円盤状の中央コア504がそれぞれ配置されている。
また、本開示には、図7(H)に示す実施例Nに係るコイル装置10Nが含まれる。コイル装置10Nは、フェライト圧粉焼結体から構成される内側コア52Nと、磁性樹脂から構成された上鍔コア56N、下鍔コア58N、及び外周コア60Nを有する。コイル装置10Nでは、柱状の内側コア52Nの両端部に円盤状の上鍔コア56N及び下鍔コア58Nが配置されている。
また、本開示には、図7(I)に示す実施例Pに係るコイル装置10Pが含まれる。コイル装置10Pは、フェライト圧粉焼結体から構成された上鍔コア56P及び下鍔コア58Pと、磁性樹脂から構成された外周コア60P及びフレームコア503を有する。コイル装置10Pでは、筒状の外周コア60Pの両端部に、リング状のフレームコア503が配置され、当該フレームコア503の内側に、柱状の上内側コア561Pが一体に形成された上鍔コア56Pと、柱状の下内側コア581Pが一体に形成された下鍔コア58Pが収容されている。即ち、コイルの内側に配置される内側コアが、上鍔コア56P及び下鍔コア58Pと一体に形成されている。また、この場合において、内側コアを構成する上内側コア561Pと下内側コア581Pとの間に所定のギャップが形成される構成としてもよい。
上記実施形態のコイルケース30では、第1側壁部34と第2側壁部36との間に形成したコア充填部46に磁性樹脂を充填して外周コア60を形成する構成としたが、本開示はこれに限らない。コイル20と外周コア60との間の絶縁を確保する観点では、外周コアは、第1側壁部と一体に構成されればよく、コイルケースが第2側壁部を有しない構成としてもよい。
上記実施形態のコイル装置は、チョークコイルであったが、これ限らず、本開示のコイル装置の構成は、トランス等のコイル装置にも適用することができる。即ち、コイルケース30のコイル収容部44に絶縁部材を介して筒状に形成された一次コイルと二次コイルとを重ねて収容してもよい。
また、コイルの巻線は銅板に限らず、ワイヤやリッツ線で構成してもよい。また、実施形態及び各実施例では、鉄を主成分とする磁性粉末を含む金属圧粉成形体を一例として説明したが、本開示はこれに限らず、公知の金属系磁性粉末を含む金属圧粉成形体を、適宜、組み合わせることができる。
10 コイル装置(10A~10N,10P)
20 コイル
52 内側コア
54 外側コア
60 外周コア
56 上鍔コア
58 下鍔コア
30 コイルケース
32 筒状部
34 第1側壁部
36 第2側壁部
46 コア充填部(461,462)

Claims (3)

  1. 筒状のコイルと、
    前記コイルの内側に配置される柱状の内側コアと、
    前記コイルの外側に配置される外側コアと、を備え、
    前記内側コアは、圧粉成形体から構成され、
    前記外側コアは、前記コイルの外周に沿って配置される外周コアを有し、少なくとも前記外周コアは、磁性粉末と液状の樹脂を混合させて硬化させた磁性樹脂から構成され
    前記外側コアは、前記内側コアの両端部にそれぞれ配置される板状の上鍔コア及び下鍔コアと、前記上鍔コア及び前記下鍔コアを繋ぐように前記コイルの外周に沿って配置される前記外周コアとを有し、
    前記上鍔コア及び前記下鍔コアの一方は前記磁性樹脂から構成され、前記上鍔コア及び前記下鍔コアの他方は圧粉成形体から構成されるコイル装置。
  2. 前記外周コアは、前記コイルを収容するコイルケースと一体に形成されており、
    前記コイルケースは、
    前記コイルを巻回する筒状部と、
    前記コイルの外周に沿って配置され、前記外周コアと一体化される第1側壁部と、を有する請求項に記載のコイル装置。
  3. 前記コイルケースは、前記第1側壁部の径方向外側に配置される第2側壁部と、前記第1側壁部と前記第2側壁部との間に形成されるコア充填部と、を更に有し、
    前記外周コアは、前記コア充填部に磁性樹脂を充填して形成されている、請求項に記載のコイル装置。
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