JP7749505B2 - 負極活物質及び負極活物質の製造方法 - Google Patents
負極活物質及び負極活物質の製造方法Info
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Description
前記負極活物質粒子は、
Liシリケートを含むケイ素化合物粒子と、
前記ケイ素化合物粒子の表面を被覆する中間層であって、
前記ケイ素化合物粒子の前記表面の一部に隣接するLiシリケートとは異なるLi化合物、並びに/又は
前記ケイ素化合物粒子の前記表面の少なくとも一部に隣接する金属酸化物及び/若しくは金属水酸化物
を含む中間層と、
前記中間層を被覆した最表層の炭素層と
を有するものであることを特徴とする負極活物質を提供する。
0.4≦A/B≦1.0 ・・・(1)
を満たすものであることが好ましい。
一般式SiOx(0.5≦x≦1.6)で表される酸化ケイ素粒子を作製する工程と、
前記酸化ケイ素粒子にLiを挿入して、Liシリケートを含むケイ素化合物粒子を作製する工程と、
前記ケイ素化合物粒子の表面に、
前記ケイ素化合物粒子の前記表面の一部に隣接するLiシリケートとは異なるLi化合物、並びに/又は
前記ケイ素化合物粒子の前記表面の少なくとも一部に隣接する金属酸化物及び/若しくは金属水酸化物
を含む中間層を形成する工程と、
前記中間層を被覆する最表層の炭素層を形成して、負極活物質粒子を得る工程と、
前記負極活物質粒子を用いて、負極活物質を製造する工程と
を含むことを特徴とする負極活物質の製造方法を提供する。
前記中間層を形成する工程において、
前記ケイ素化合物粒子の表面に存在する前記Li化合物の一部を除去し、
前記ケイ素化合物粒子の表面の一部及び前記Li化合物の表面を金属酸化物及び/又は金属水酸化物で被覆することにより、前記金属酸化物及び/又は前記金属水酸化物と、前記Li化合物とを含む前記中間層を形成することが好ましい。
前記負極活物質粒子は、
Liシリケートを含むケイ素化合物粒子と、
前記ケイ素化合物粒子の表面を被覆する中間層であって、
前記ケイ素化合物粒子の前記表面の一部に隣接するLiシリケートとは異なるLi化合物、並びに/又は
前記ケイ素化合物粒子の前記表面の少なくとも一部に隣接する金属酸化物及び/若しくは金属水酸化物
を含む中間層と、
前記中間層を被覆した最表層の炭素層と
を有するものであることを特徴とする負極活物質である。
一般式SiOx(0.5≦x≦1.6)で表される酸化ケイ素粒子を作製する工程と、
前記酸化ケイ素粒子にLiを挿入して、Liシリケートを含むケイ素化合物粒子を作製する工程と、
前記ケイ素化合物粒子の表面に、
前記ケイ素化合物粒子の前記表面の一部に隣接するLiシリケートとは異なるLi化合物、並びに/又は
前記ケイ素化合物粒子の前記表面の少なくとも一部に隣接する金属酸化物及び/若しくは金属水酸化物
を含む中間層を形成する工程と、
前記中間層を被覆する最表層の炭素層を形成して、負極活物質粒子を得る工程と、
前記負極活物質粒子を用いて、負極活物質を製造する工程と
を含むことを特徴とする負極活物質の製造方法をも提供する。
本発明の負極活物質(以下、ケイ素系負極活物質とも呼称する)は、ケイ素化合物粒子を含む負極活物質粒子(以下、ケイ素系負極活物質粒子とも呼称する)を含むため、電池容量を向上できる。
29Si-MAS-NMR(マジック角回転核磁気共鳴)
・装置: Bruker社製700NMR分光器、
・プローブ: 4mmHR-MASローター 50μL、
・試料回転速度: 10kHz、
・測定環境温度: 25℃。
0.4≦A/B≦1.0 ・・・(1)
を満たすものであることが好ましい。
本発明の負極活物質の製造方法は、負極活物質粒子を含む負極活物質の製造方法であって、
一般式SiOx(0.5≦x≦1.6)で表される酸化ケイ素粒子を作製する工程と、
前記酸化ケイ素粒子にLiを挿入して、Liシリケートを含むケイ素化合物粒子を作製する工程と、
前記ケイ素化合物粒子の表面に、
前記ケイ素化合物粒子の前記表面の一部に隣接するLiシリケートとは異なるLi化合物、並びに/又は
前記ケイ素化合物粒子の前記表面の少なくとも一部に隣接する金属酸化物及び/若しくは金属水酸化物
を含む中間層を形成する工程と、
前記中間層を被覆する最表層の炭素層を形成して、負極活物質粒子を得る工程と、
前記負極活物質粒子を用いて、負極活物質を製造する工程と
を含む。
まず、酸素が含まれるケイ素化合物を含む酸化ケイ素粒子(ケイ素酸化物粒子)を作製する。以下では、酸素が含まれるケイ素化合物として、SiOX(0.5≦x≦1.6)で表される酸化ケイ素を使用した場合を説明する。
次に、上記のように作製した酸化ケイ素粒子に、Liを挿入する。これにより、Liシリケートを含むケイ素化合物粒子を作製する。すなわち、これにより、酸化ケイ素粒子内部にLiシリケートが生成する。Liの挿入は、電気化学法又は酸化還元法により行うことが好ましい。
次に、ケイ素化合物粒子の表面に中間層を形成する。中間層は、図1に示すように、ケイ素化合物粒子2の表面の一部に隣接するLiシリケートとは異なるLi化合物5と、ケイ素化合物粒子2の表面の少なくとも一部に隣接する金属酸化物及び/又は金属水酸化物6との両方を含むか、又は図2に示すようにLi化合物5のみを含むか、又は図3に示すように金属酸化物及び/又は金属水酸化物6のみを含むものとすることができる。
図1に示す中間層4を形成する場合、まず、先のLiシリケートを含むケイ素化合物粒子2を作製する工程において、Li化合物を表面に含んだケイ素化合物粒子2を作製する。
原料として、Li-SiO 50g、Al(O-i-Pr)3 0.25g(ケイ素化合物粒子に対し0.5%)、ジグリム 100mLを用いる。
図2に示す中間層4を形成する場合、まず、先のLiシリケートを含むケイ素化合物粒子2を作製する工程において、Li化合物を表面に含んだケイ素化合物粒子2を作製する。
図3に示す中間層4は、例えば以下の手順で形成できる。
次に、中間層の表面に、最表層の炭素層を形成する。
以上のようにして作製した負極活物質粒子を用いて、負極活物質を製造する。これにより、本発明の負極活物質の例を製造することができる。
本発明の負極活物質は、例えば、非水電解質二次電池用、特にはリチウムイオン二次電池用の負極において使用することができる。
負極集電体11は、優れた導電性材料であり、かつ、機械的な強度に長けた物で構成される。負極集電体11に用いることができる導電性材料として、例えば銅(Cu)やニッケル(Ni)が挙げられる。この導電性材料は、リチウム(Li)と金属間化合物を形成しない材料であることが好ましい。
負極活物質層12は、リチウムイオンを吸蔵及び放出可能な本発明の負極活物質を含んでおり、電池設計上の観点から、さらに、負極結着剤(バインダ)や導電助剤など他の材料を含んでいてもよい。負極活物質は、本発明の負極活物質を含む。
本発明の負極活物質を含んだ負極は、非水電解質二次電池、例えばリチウムイオン二次電池の負極において使用することができる。
図5に示すラミネートフィルム型のリチウムイオン二次電池30は、主にシート状の外装部材35の内部に巻回電極体31が収納されたものである。この巻回電極体31は正極、負極間にセパレータを有し、巻回されたものである。また、巻回はせずに、正極、負極間にセパレータを有した積層体を収納した場合も存在する。どちらの電極体においても、正極に正極リード32が取り付けられ、負極に負極リード33が取り付けられている。電極体31の最外周部は保護テープにより保護されている。
正極は、例えば、図4の負極10と同様に、正極集電体の両面又は片面に正極活物質層を有している。
二次電池の負極としては、本発明の負極活物質を含む負極を用いる。この二次電池を構成する負極は、正極活物質剤から得られる電気容量(電池としての充電容量)に対して、負極充電容量が大きくなることが好ましい。これにより、負極上でのリチウム金属の析出を抑制することができる。
セパレータはリチウムメタル又は正極と負極とを隔離し、両極接触に伴う電流短絡を防止しつつ、リチウムイオンを通過させるものである。このセパレータは、例えば合成樹脂、あるいはセラミックからなる多孔質膜により形成されており、2種以上の多孔質膜が積層された積層構造を有してもよい。合成樹脂として例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンなどが挙げられる。
正極活物質層及び負極活物質層の各々の少なくとも一部、又は、セパレータには、液状の非水電解質(電解液)が含浸されている。この電解液は、溶媒中に電解質塩が溶解されており、添加剤など他の材料を含んでいても良い。
以上に説明したラミネートフィルム型二次電池は、例えば、以下の手順で製造することができる。
まず、負極活物質を以下のようにして作製した。金属ケイ素と二酸化ケイ素とを混合して得られた原料を反応炉に導入した。この反応炉内で、原料を10Paの真空度の雰囲気中で気化させ、吸着板上に堆積させた。十分に冷却した後、堆積物を取出しボールミルで粉砕した。このようにして得た酸化ケイ素粒子のSiOxのxの値は1.0であった。
次に、溶媒エチレンカーボネート(EC)及びジメチルカーボネート(DMC)を混合した後、電解質塩(六フッ化リン酸リチウム:LiPF6)を溶解させて電解液を調製した。この場合には、溶媒の組成を体積比でEC:DMC=30:70とし、電解質塩の含有量を溶媒に対して1mol/kgとした。添加剤として、ビニレンカーボネート(VC)とフルオロエチレンカーボネート(FEC)をそれぞれ、1.0質量%、2.0質量%の量で添加した。
[初回効率の測定]
初回効率は以下の条件で測定した。まず、作製した初回効率試験用のコイン電池に対し、充電レートを0.03C相当とし、CCCVモードで充電(初回充電)を行った。CVは0Vで終止電流は0.04mAとした。次に、放電レートを同様に0.03Cとし、放電終止電圧を1.2Vとして、CC放電(初回放電)を行った。
得られた初期データから、負極の利用率が95%となるように対正極を設計した。利用率は、対極Liで得られた正負極の容量から、下記式に基づいて算出した。
利用率=(正極容量-負極ロス)/(負極容量-負極ロス)×100
この設計に基づいて実施例1~3の各々のリチウムイオン二次電池を製造した。実施例及び比較例の各々のリチウムイオン二次電池について、電池評価を行った。
比較例1~3では、Liドープ(挿入)後に強いせんだん力をかけ、ジエチルエーテル中で3回洗浄(ろ過-洗浄を3回)することで、ケイ素化合物粒子の表面に存在していたLiシリケートとは異なるLi化合物を全て除去したこと、及び酸化アルミニウムの層を形成しなかったこと以外は実施例1~3とそれぞれ同様にして、比較例1~3のそれぞれの負極活物質を得た。
比較例4では、あらかじめ600℃でCVDを行って表面に炭素層を被覆したSiO粒子にLiドープ処理を行って、炭素被覆ケイ素化合物粒子を得た。その後、イソプロピルアルコール(IPA)にAlイソプロポキシドを分散したものに炭素被覆ケイ素化合物粒子を投入し、攪拌し、乾燥させることで、炭素層上に金属酸化物(酸化アルミニウム)の層を形成した。これにより、比較例4の負極活物質を得た。
実施例1~3は、表3に示す結果から明らかなように、量産スラリー化時、48時間以上の耐久性が達成できたことを確認した。
実施例4~15では、金属酸化物を形成するための出発材(金属アルコキシド種)を下記表1に示すように変更したこと以外は実施例1と同様にして、各負極活物質を作製した。
実施例16~18では、酸化アルミニウムの層を形成しなかったこと以外は実施例1と同様にして、各負極活物質を作製した。
実施例19~24では、酸化アルミニウムの層を形成する際に用いるAl-secブトキシドの添加量を変更することで、酸化アルミニウムの層の厚みを変化させたこと以外は実施例1と同様にして、各負極活物質を作製した。
実施例25~29では、最表層の炭素層を形成した後に、負極活物質粒子に追加の熱処理を行い、Si及びLiシリケートの結晶性を変化させた。温度は600~700℃の範囲で調整したこと以外は実施例1と同様にして、各負極活物質を作製した。
比較例5では、最表層の炭素層を形成しなかったこと以外は実施例1と同様にして、負極活物質を作製した。
実施例30~36では、分級による酸化ケイ素粒子の粒径を調整することによって、負極活物質粒子のメジアン径を以下の表2に示すように変更したこと以外は実施例1と同様にして、各負極活物質を作製した。他の実施例及び比較例の負極活物質が含む負極活物質粒子の粒径も、表1及び表2に合わせて示す。
比較例6では、実施例1と同じ手順で、酸化ケイ素粒子を得、得られた酸化ケイ素粒子の粒径を分級により調整した。これにより得られた酸化ケイ素粒子を、比較例6の負極活物質とした。
各負極活物質粒子の構造は、XPS/PHI Quantera II(アルバック・ファイ株式会社製)を用い、表面をドライエッチングしながら各深さで測定を行うことで観察した。
[1]負極活物質粒子を含む負極活物質であって、前記負極活物質粒子は、Liシリケートを含むケイ素化合物粒子と、前記ケイ素化合物粒子の表面を被覆する中間層であって、
前記ケイ素化合物粒子の前記表面の一部に隣接するLiシリケートとは異なるLi化合物、並びに/又は前記ケイ素化合物粒子の前記表面の少なくとも一部に隣接する金属酸化物及び/若しくは金属水酸化物を含む中間層と、前記中間層を被覆した最表層の炭素層と
を有するものであることを特徴とする負極活物質。
[2]前記ケイ素化合物粒子は、少なくともその一部に、前記Liシリケートとして、Li2SiO3、Li4SiO4及びLi6Si2O7からなる群より選択される少なくとも1種を含むものであることを特徴とする[1]に記載の負極活物質。
[3]前記中間層が前記Li化合物を含み、前記Li化合物は、Li、C及びOを含む複合化合物であることを特徴とする[1]または[2]に記載の負極活物質。
[4]前記Li、C及びOを含む複合化合物は、XPSスペクトルから得られるC1s波形において、少なくともその一部にO-C=O構造を有するものであることを特徴とする[3]に記載の負極活物質。
[5]前記中間層が前記金属酸化物及び/又は金属水酸化物を含み、前記金属酸化物及び/又は金属水酸化物は、アルミニウム、マグネシウム、チタニウム、ジルコニウム、カルシウム及びニオブからなる群より選択される少なくとも1種の元素を含むことを特徴とする[1]~[4]の何れか1項に記載の負極活物質。
[6]前記中間層における前記金属酸化物及び/又は金属水酸化物の厚さが0.1nm以上10nm以下のものであることを特徴とする[5]に記載の負極活物質。
[7]前記中間層が、前記Li化合物と、前記金属酸化物及び/又は金属水酸化物とを含み、前記金属酸化物及び/又は金属水酸化物は、前記Li化合物を被覆するものであることを特徴とする[1]~[6]のいずれか1つに記載の負極活物質。
[8]前記負極活物質粒子は、前記負極活物質粒子を充放電する前において、Cu-Kα線を用いたX線回折により得られるSi(111)結晶面に起因するピークを有し、該結晶面に対応する結晶子サイズは5.0nm以下であり、かつ、Li2SiO3(111)結晶面に起因するピークの強度Bに対する前記Si(111)結晶面に起因するピークの強度Aの比率A/Bは、下記の式(1)0.4≦A/B≦1.0 ・・・(1)を満たすものであることを特徴とする[1]~[7]の何れか1つに記載の負極活物質。
[9]前記負極活物質粒子はメジアン径が4.5μm以上15μm以下であることを特徴とする[1]~[8]の何れか1つに記載の負極活物質。
[10]負極活物質粒子を含む負極活物質の製造方法であって、一般式SiOx(0.5≦x≦1.6)で表される酸化ケイ素粒子を作製する工程と、前記酸化ケイ素粒子にLiを挿入して、Liシリケートを含むケイ素化合物粒子を作製する工程と、前記ケイ素化合物粒子の表面に、前記ケイ素化合物粒子の前記表面の一部に隣接するLiシリケートとは異なるLi化合物、並びに/又は前記ケイ素化合物粒子の前記表面の少なくとも一部に隣接する金属酸化物及び/若しくは金属水酸化物を含む中間層を形成する工程と、前記中間層を被覆する最表層の炭素層を形成して、負極活物質粒子を得る工程と、前記負極活物質粒子を用いて、負極活物質を製造する工程とを含むことを特徴とする負極活物質の製造方法。
[11]前記Liシリケートを含むケイ素化合物粒子を作製する工程において、前記Li化合物を表面に含んだケイ素化合物粒子を作製し、前記中間層を形成する工程において、前記ケイ素化合物粒子の表面に存在する前記Li化合物の一部を除去し、前記ケイ素化合物粒子の表面の一部及び前記Li化合物の表面を金属酸化物及び/又は金属水酸化物で被覆することにより、前記金属酸化物及び/又は前記金属水酸化物と、前記Li化合物とを含む前記中間層を形成することを特徴とする[10]に記載の負極活物質の製造方法。
[12]前記中間層を形成する工程において、金属アルコキシドの加水分解及び脱水縮合によって、前記金属酸化物及び/又は前記金属水酸化物を形成することを特徴とする[11]に記載の負極活物質の製造方法。
Claims (11)
- 負極活物質粒子を含む負極活物質であって、
前記負極活物質粒子は、
Liシリケートを含むケイ素化合物粒子と、
前記ケイ素化合物粒子の表面を被覆する中間層であって、前記ケイ素化合物粒子の前記表面の一部に隣接するLiシリケートとは異なるLi化合物を含むか、又は前記Li化合物と、前記ケイ素化合物粒子の前記表面の少なくとも一部に隣接する金属酸化物及び/若しくは金属水酸化物とを含む中間層と、
前記中間層を被覆した最表層の炭素層と
を有するものであり、
前記Li化合物は、Li、C及びOを含む複合化合物であり、前記Li、C及びOを含む複合化合物は、XPSスペクトルから得られるC1s波形において、少なくともその一部にO-C=O構造を有するものであることを特徴とする負極活物質。 - 前記ケイ素化合物粒子は、少なくともその一部に、前記Liシリケートとして、Li2SiO3、Li4SiO4及びLi6Si2O7からなる群より選択される少なくとも1種を含むものであることを特徴とする請求項1に記載の負極活物質。
- 前記中間層が前記金属酸化物及び/又は金属水酸化物を含み、前記金属酸化物及び/又は金属水酸化物は、アルミニウム、マグネシウム、チタニウム、ジルコニウム、カルシウム及びニオブからなる群より選択される少なくとも1種の元素を含むことを特徴とする請求項1に記載の負極活物質。
- 前記中間層における前記金属酸化物及び/又は金属水酸化物の厚さが0.1nm以上10nm以下のものであることを特徴とする請求項3に記載の負極活物質。
- 前記中間層が、前記Li化合物と、前記金属酸化物及び/又は金属水酸化物とを含み、前記金属酸化物及び/又は金属水酸化物は、前記Li化合物を被覆するものであることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の負極活物質。
- 前記負極活物質粒子は、前記負極活物質粒子を充放電する前において、Cu-Kα線を用いたX線回折により得られるSi(111)結晶面に起因するピークを有し、該結晶面に対応する結晶子サイズは5.0nm以下であり、かつ、Li2SiO3(111)結晶面に起因するピークの強度Bに対する前記Si(111)結晶面に起因するピークの強度Aの比率A/Bは、下記の式(1)
0.4≦A/B≦1.0 ・・・(1)
を満たすものであることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の負極活物質。 - 前記負極活物質粒子は、前記負極活物質粒子を充放電する前において、Cu-Kα線を用いたX線回折により得られるSi(111)結晶面に起因するピークを有し、該結晶面に対応する結晶子サイズは5.0nm以下であり、かつ、Li2SiO3(111)結晶面に起因するピークの強度Bに対する前記Si(111)結晶面に起因するピークの強度Aの比率A/Bは、下記の式(1)
0.4≦A/B≦1.0 ・・・(1)
を満たすものであることを特徴とする請求項5に記載の負極活物質。 - 前記負極活物質粒子はメジアン径が4.5μm以上15μm以下であることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の負極活物質。
- 負極活物質粒子を含む負極活物質の製造方法であって、
一般式SiOx(0.5≦x≦1.6)で表される酸化ケイ素粒子を作製する工程と、
前記酸化ケイ素粒子にLiを挿入して、Liシリケートを含むケイ素化合物粒子を作製する工程と、
前記ケイ素化合物粒子の表面に、中間層であって、前記ケイ素化合物粒子の前記表面の一部に隣接するLiシリケートとは異なるLi化合物を含むか、又は前記Li化合物と、前記ケイ素化合物粒子の前記表面の少なくとも一部に隣接する金属酸化物及び/若しくは金属水酸化物とを含み、前記Li化合物は、Li、C及びOを含む複合化合物であり、前記Li、C及びOを含む複合化合物は、XPSスペクトルから得られるC1s波形において、少なくともその一部にO-C=O構造を有する中間層を形成する工程と、
前記中間層を被覆する最表層の炭素層を形成して、負極活物質粒子を得る工程と、
前記負極活物質粒子を用いて、負極活物質を製造する工程と
を含むことを特徴とする負極活物質の製造方法。 - 前記Liシリケートを含むケイ素化合物粒子を作製する工程において、前記Li化合物を表面に含んだケイ素化合物粒子を作製し、
前記中間層を形成する工程において、
前記ケイ素化合物粒子の表面に存在する前記Li化合物の一部を除去し、
前記ケイ素化合物粒子の表面の一部及び前記Li化合物の表面を金属酸化物及び/又は金属水酸化物で被覆することにより、前記金属酸化物及び/又は前記金属水酸化物と、前記Li化合物とを含む前記中間層を形成することを特徴とする請求項9に記載の負極活物質の製造方法。 - 前記中間層を形成する工程において、金属アルコキシドの加水分解及び脱水縮合によって、前記金属酸化物及び/又は前記金属水酸化物を形成することを特徴とする請求項10に記載の負極活物質の製造方法。
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