JP7765186B2 - 光電変換装置、電子機器および基板 - Google Patents

光電変換装置、電子機器および基板

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Description

本発明は、光電変換装置、電子機器および基板に関する。
特許文献1には、1本の垂直信号線に対し、2つのサンプル&ホールド回路を並列に持つサンプル&ホールド部と、サンプル&ホールド部から出力される画素信号をデジタル信号に変換するアナログ-デジタル部と、を備えた個体撮像装置が示されている。
国際公開第2019/069614号
特許文献1に示される構成は、1つの垂直信号線に接続される回路が多いため、回路規模が大きくなりうる。また、画質を向上させるために画素信号のノイズ耐性を考慮すると、サンプル&ホールド回路の容量を小さくすることは難しい。さらに、多画素化などに応じて画素信号の読み出し速度を高速化するために垂直信号線の数を増やした場合、増加した垂直信号線に応じてサンプル&ホールド部およびアナログ-デジタル部の数が増加し、さらに回路規模が大きくなる。回路規模が大きくなると、基板上に形成されるこれらの回路の配置や構成に制約が多くなりうる。
本発明は、光電変換装置における回路規模の増大に対して有利な技術を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、本発明の実施形態に係る光電変換装置は、光電変換素子をそれぞれ含む複数の画素が行列状に配された画素部と、前記光電変換素子で生成された信号を前記画素部から垂直信号線を介してサンプリングし保持するサンプルホールド部と、前記サンプルホールド部から出力される信号をアナログデジタル変換する変換部と、を含む光電変換装置であって、前記サンプルホールド部において、前記光電変換素子をリセットした際の信号をサンプリングする第1サンプルホールド回路と、前記光電変換素子で光電変換動作を行った際の信号をサンプリングする第2サンプルホールド回路と、が1つの垂直信号線に接続され、前記画素部が第1基板に配され、前記サンプルホールド部が第2基板に配され、かつ、前記変換部が第3基板に配されていることを特徴とする。
本発明によれば、光電変換装置における回路規模の増大に対して有利な技術を提供することができる。
本実施形態の光電変換装置の構成の概略を示すブロック図。 図1の光電変換装置の画素の構成例を示す回路図。 図1の光電変換装置のサンプルホールド部および変換部の構成例を示す回路図。 図1の光電変換装置の各構成の配置例を示す図。 図1の光電変換装置のサンプルホールド回路の各スイッチの動作例を示すタイミング図。 図1の光電変換装置の光電変換装置のサンプルホールド部および変換部の構成例を示す回路図。 図1の光電変換装置の各構成の配置例を示す図。 図1の光電変換装置の光電変換装置のサンプルホールド部および変換部の構成例を示す回路図。 図1の光電変換装置の各構成の配置例を示す図。 図1の光電変換装置の各構成の配置例を示す図。 図1の光電変換装置の各構成の配置例を示す図。 図1の光電変換装置の容量素子の配置例を示す図。 図1の光電変換装置の光電変換装置のサンプルホールド部および変換部の構成例を示す回路図。 本実施形態の光電変換装置が組み込まれたカメラの構成例を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1~図14を参照して、本開示の実施形態による光電変換装置について説明する。図1は、本実施形態の光電変換装置1000の構成例を示すブロック図である。光電変換装置1000は、画素部5、電流源40、サンプルホールド部50、変換部60、データ処理部90、出力部100を含む。光電変換装置1000は、所謂、CMOSイメージセンサであってもよい。
画素部5には、光電変換素子をそれぞれ含む複数の画素10が行列状に配されている。ここで、行方向は、図1において左右の方向を指し、列方向は、図1において上下の方向を指す。画素10は、入射した光に応じた信号電荷を生成する。
画素部5には、画素10が配されている画素列に対応して、垂直信号線30が列方向に沿って配される。垂直信号線30は、画素10の光電変換素子によって生成された信号電荷に応じた信号を画素10からサンプルホールド部50に転送する。
電流源40は、垂直信号線30のそれぞれに対応して配される。電流源40は、信号を読み出すために選択された画素10に対して、垂直信号線30を介してバイアス電流を供給する。
サンプルホールド部50は、それぞれの画素10の光電変換素子で生成された信号を画素部5から垂直信号線30を介してサンプリングし保持する。本実施形態において、サンプルホールド部50において、光電変換素子をリセットした際の信号をサンプリングするサンプルホールド回路と、光電変換素子で光電変換動作を行った際の信号をサンプリングするサンプルホールド回路と、の2つのサンプルホールド回路が1つの垂直信号線30に接続されている。
変換部60は、サンプルホールド部50から出力される信号をアナログデジタル変換する。変換部において、それぞれの垂直信号線に対応して、アナログデジタル変換回路が接続されている。アナログデジタル変換回路として、スロープ型アナログデジタル変換回路、逐次比較型アナログデジタル変換回路、デルタシグマ(ΔΣ)型アナログデジタル変換回路などが用いられるが、これらに限定されるものではない。
データ処理部90は、変換部60から出力されるデジタル信号を処理するデジタル信号処理部である。例えば、変換部60から出力されたデジタル信号に対して、補正処理や補完処理などを行ってもよい。出力部100は、データ処理部90で処理された信号を光電変換装置1000から光電変換装置1000の外部へ出力する。
図2は、画素10の構成例を示す回路図である。画素10は、光電変換素子400、転送トランジスタ410、リセットトランジスタ455、増幅トランジスタ430、選択トランジスタ440を含む。光電変換素子400は、例えば、フォトダイオードでありうる。光電変換素子400は、主電極のうち一方が、グランド電位450に接続されており、受光した光をその光量に応じた電荷量の信号電荷(例えば、光電子)に光電変換し蓄積する。光電変換素子400の主電極のうち他方は、転送トランジスタ410を介して増幅トランジスタ430のゲート電極に電気的に接続されている。増幅トランジスタ430のゲート電極が電気的に繋がったノード420は、フローティングディフュージョンとして機能する。フローティングディフュージョンは、光電変換素子400で生成された信号電荷を信号電圧に変換する電荷電圧変換部である。
転送トランジスタ410のゲート電極には、転送信号TXが供給される。転送トランジスタ410が転送信号TXに応じて導通状態になることによって、光電変換素子400で光電変換され、光電変換素子400に蓄積された信号電荷が、フローティングディフュージョンであるノード420に転送される。
リセットトランジスタ455は、電源電位460とノード420との間に接続されている。ここで、トランジスタが、AとBとの間に接続されている、と表現した場合、トランジスタの主電極のうち一方がAに接続され、主電極のうち他方がBに接続されていることを示す。また、トランジスタのゲート電極が、AまたはBに接続されていない。
リセットトランジスタ455のゲート電極には、リセット信号RESが供給される。リセットトランジスタ455がリセット信号RESに応じて導通状態になることによって、ノード420(フローティングディフュージョン)の電位が、電源電位460にリセットされ、フローティングディフュージョンに溜まった電荷を掃き出す。
増幅トランジスタ430は、ゲート電極がノード420に、主電極のうち一方が電源電位460に、主電極のうち他方が選択トランジスタ440に、それぞれ接続されている。増幅トランジスタ430は、光電変換素子400の光電変換によって得られた信号を読み出すソースフォロワの入力部になる。つまり、増幅トランジスタ430は、主電極のうち他方が、選択トランジスタ440を介して垂直信号線30に接続される。増幅トランジスタ430と垂直信号線30に接続された上述の電流源40とは、ノード420の電圧を垂直信号線30の電位に変換するソースフォロワを構成している。
選択トランジスタ440は、増幅トランジスタ430と垂直信号線30との間に接続されている。選択トランジスタ440のゲート電極には、選択信号SELが供給される。選択トランジスタ440が選択信号SELに応じて導通状態になることによって、画素10を選択状態とし、増幅トランジスタ430から出力される信号が、垂直信号線30に伝達される。
画素10の回路構成は、図2に示される構成に限定されるものではない。例えば、選択トランジスタ440、電源電位460と増幅トランジスタ430との間に接続されていてもよい。また、図2に示される構成では、画素10として、転送トランジスタ410、リセットトランジスタ455、増幅トランジスタ430、選択トランジスタ440を備える、所謂、4Transistor(4Tr.)型の構成を示したが、これに限られるものではない。例えば、選択トランジスタ440を省略し、増幅トランジスタ430が選択トランジスタとしても機能する3Tr.型の構成としてもよい。また、光電変換装置1000に要求される仕様などに応じて、トランジスタの数を増やした5Tr.型以上の構成にしてもよい。画素10からは、リセットトランジスタ455によってノード420の電位をリセットし、光電変換素子400をリセットした際のリセット信号と、光電変換素子400で光電変換を行った際の信号レベルであるデータ信号と、が順に出力されうる。
次いで、図3、4を用いて、光電変換装置1000の構造について説明する。図3は、光電変換装置1000のうちサンプルホールド部50および変換部60に着目した回路の構成例を示す図である。図3は、サンプルホールド部50および変換部60のうち1つの垂直信号線30に対応して配されているサンプルホールド回路およびアナログデジタル変換回路が示されている。図4は、光電変換装置1000の各構成の基板への配置例を示す図である。図4に示されるように、本実施形態の光電変換装置1000は、複数の基板が積層された、積層構造のイメージセンサである。
図3に示されるように、1つの垂直信号線30に、サンプルホールド部50のうちリセット信号をサンプリングし保持するサンプルホールド回路210およびデータ信号をサンプリングし保持するサンプルホールド回路211が接続されている。また、1つの垂直信号線30に対応して、変換部60のうち1つのアナログデジタル変換回路390が接続されている。多画素化などによって垂直信号線30の本数が増えた場合、サンプルホールド回路210、211やアナログデジタル変換回路390の数が、垂直信号線30の数だけ増加する。このため、光電変換装置1000の回路規模が大きくなる。そこで、本実施形態において、複数の半導体基板を積層した構成を有することによって、回路規模の増大に対して、基板上に形成される各構成要素の配置などの制約を小さくし、また、チップ面積を小型化することが可能となる。
本実施形態において、図3、図4に示されるように、光電変換装置1000は、3つの基板1、2、3が積層されている。基板1、2、3は、シリコンなどの半導体を用いた半導体基板と配線層とを含む構成でありうる。基板1は、画素10がアレイ状に配された画素部5を含む。また、基板2、3には、電流源40、サンプルホールド部50、変換部60、データ処理部90などの各構成要素が配されている。上述したように、サンプルホールド部50および変換部60は、垂直信号線30の数に対応して、回路規模が増大しうる。そこで、本実施形態において、サンプルホールド部50および変換部60によって構成されるグループのうち一部と、他の一部と、が互いに異なる基板2、3に配されるようにする。これによって、基板上に形成される各構成要素の配置などの制約を小さくし、また、チップ面積を小型化することが可能となる。また、チップ面積の小型化は、回路集積度を向上させ、信号を転送する配線パターンを短くすることによる高速化にも寄与しうる。
図4に示されるように、基板1には、画素部5が配されている。基板2には、電流源40と、サンプルホールド部50のうち一部である部分630が配されている。また、基板2には、画素部5の動作を制御するための垂直走査回路600、電流源40および部分630を制御するための制御部610が配されている。基板1と基板2との間には、画素部5とサンプルホールド部50とを電気的に接続するためのビア500が並ぶビア部501が配されている。基板3には、サンプルホールド部50の残りの一部である部分640、変換部60、データ処理部90が配されている。また、基板3には、部分640、変換部60、データ処理部90を制御するための制御部620が配されている。図4に示される構成において、変換部60は、1つの基板3に配されている。基板2と基板3との間には、サンプルホールド部50の部分630と部分640とを電気的に接続するためのビア510、520が並ぶビア部511、521が配されている。
次いで、サンプルホールド部50および変換部60の回路構成について、図3を用いて説明する。基板2には、サンプルホールド部50のうち一部である部分630に対応して、リセット信号用のサンプルホールド回路210が配されている。サンプルホールド回路210は、容量素子120および反転増幅器220を含む。スイッチ110は、制御信号Smp_nに従って、垂直信号線30と容量素子120との間の接続を制御する。反転増幅器220は、ソース接地回路およびソースフォロア回路の組み合わせによって構成されうる。反転増幅器220は、トランジスタ130、140、150、160、スイッチ170、180、190、電流源200を含む。スイッチ170は、反転増幅器220の反転入力端と出力端との間に接続されており、制御信号Smpa_nによって制御される。反転増幅器220からリセット信号が、制御信号Hold_nに従って出力される。基板2は、基板1の画素10からアナログ信号が入力される入力部であるビア500と、アナログ信号を、アナログデジタル変換回路を備える基板3に出力する出力部であるビア520と、を備える。ビア500とビア520とは接続構造が異なる。具体的には、ビア500は、基板1の配線層に設けられた金属部と、基板2の配線層に設けられた金属部同士が接合する。そして、基板1、基板2のそれぞれの金属部と同じレイヤーに位置する、基板1の配線層の絶縁層と、基板2の配線層の絶縁層同士もまた接合する。このような金属部同士、絶縁層同士の接合を行う、いわゆるハイブリッドボンディングを採用することができる。この金属部は、典型的には銅で形成される。一方、ビア520は、基板2の半導体基板を貫通する金属部材を設け、この金属部材が基板3の配線層あるいは半導体基板に達する構成とすることができる。このような金属部材は、半導体基板がシリコンを主とする場合、TSV構造(Through Silicon Via)とも呼ばれる。ビア510についても同様に、TSV構造を用いることができる。なお、ビア500をTSV構造とし、ビア510、520をハイブリッドボンディング構造としてもよい。このように、基板1と基板2との間で基板同士を接続する構造と、基板2と基板3との間で基板同士を接続する構造と、が互いに異なっていてもよい。
基板3には、サンプルホールド部50のうち一部である部分640に対応して、データ信号用のサンプルホールド回路211が配されている。サンプルホールド回路211は、リセット信号用のサンプルホールド回路210と同様の構成を有しうる。具体的には、サンプルホールド回路211は、容量素子121および反転増幅器221を含む。スイッチ111は、制御信号Smp_sに従って、垂直信号線30と容量素子121との間の接続を制御する。反転増幅器221は、ソース接地回路およびソースフォロア回路の組み合わせによって構成されうる。反転増幅器221は、トランジスタ131、141、151、161、スイッチ171、181、191、電流源201を含む。スイッチ171は、反転増幅器221の反転入力端と出力端との間に接続されており、制御信号Smpa_nによって制御される。反転増幅器221からデータ信号が、制御信号Hold_sに従って出力される。
基板2と基板3との間には、サンプルホールド部50のうちサンプルホールド回路211に入力する信号が転送されるビア510が配されている。ビア510は、垂直信号線30の一部を構成しているともいえる。また、基板2と基板3との間には、サンプルホールド部50のうちサンプルホールド回路210の出力端とサンプルホールド回路211の出力端とを接続するビア520が配されている。つまり、1つの垂直信号線30に対して、図3、図4に示される光電変換装置1000の基板2と基板3とは、2つのビア510、ビア520によって電気的に接続されている。
図3に示されるように、リセット信号用のサンプルホールド回路210の出力端とデータ信号用のサンプルホールド回路211の出力端との間には、抵抗素子240が配されている。これによって、抵抗素子143に流れる電流Iは、サンプルホールド回路210の出力端の電位、つまりリセット信号の電位をVn、サンプルホールド回路211の出力端の電位、つまりデータ信号の電位をVs、抵抗素子143の抵抗値をRとすると、
I=(Vn-Vs)/R
と表される。この電流Iは、アナログデジタル変換回路390へと入力される。このとき、抵抗素子143に流れる電流Iは、画素信号のリセット信号の電位Vnとデータ信号の電位Vsとの差分に比例することから、電流Iが変換部60のアナログデジタル変換回路390に入力される段階でCDSが行われていることになる。
基板3には、変換部60として、1つの垂直信号線30に対応するように、ΔΣ型のアナログデジタル変換回路390が配されている。変換部60は、それぞれの垂直信号線30に対応してΔΣ型のアナログデジタル変換回路390が配されたΔΣ型アナログデジタル変換部であってもよい。ΔΣ型のアナログデジタル変換回路390は、第1積分器、第2積分器、量子化器370、デシメーションフィルタ380を含む。アナログデジタル変換回路390において、第1積分器は、積分容量320によって構成されている。第2積分器は、電圧を電流に変換するGmセル330および積分容量360によって構成されている。第1積分器の入力ノードには、電流源300およびスイッチ310を含むデジタルアナログ変換器305が接続されている。デジタルアナログ変換器305は、第2積分器および量子化器370を介したデジタル信号に応じて第1積分器への電流を制御する。第2積分器の入力ノードには、電流源340およびスイッチ350を含むデジタルアナログ変換器345が接続されている。デジタルアナログ変換器345は、第2積分器の出力を、量子化器370で量子化した結果に応じて、第2積分器への電流を制御する。
ΔΣ型のアナログデジタル変換回路390では、量子化器370で前の量子化値を、デジタルアナログ変換器305、345を通して、第2積分器および第1積分器にフィードバックする動作が行われる。このように、前の量子化値をデジタルアナログ変換器304、345にフィードバックしながら積分器を2回通すことによって2次のノイズシェーピング特性を得ることができる。さらに、量子化器370の後段に配されているデシメーションフィルタ380によって高域ノイズを除去することで、精度が高いアナログデジタル変換出力を得ることができる。
図5は、サンプルホールド回路210、211の各スイッチの動作例を示すタイミング図である。図5には、垂直信号線30の電位、サンプルホールド回路210、211の各スイッチの制御信号Smp_n、Smpa_n,Hlod_n,smp_s,smpa_s,hlod_sのそれぞれ波形が示されている。図5の波形において、制御信号がハイレベルの間、対応するスイッチがオン状態(導通状態)になり、制御信号がローレベルの間、対応するスイッチがオフ状態(不導通状態)になるとして説明する。
まず、時刻t1で、制御信号Smp_n,Smpa_nがハイレベルになり、リセット信号用のサンプルホールド回路210において、スイッチ110、170がオン状態になる。次いで、制御信号Smpa_nがハイレベルからローレベルに遷移する時刻t2で、リセット信号の電位Vnがサンプリングされ、容量素子120に蓄積される。
次に、時刻t3において、制御信号Smp_nがハイレベルからローレベルへ遷移し、時刻t4で、垂直信号線30に画素10から光電変換素子400で生成された信号が出力される。次いで、時刻t5で、制御信号Smp_s、Smpa_sがハイレベルになり、データ信号用のサンプルホールド回路211において、スイッチ110、170がオン状態になる。次いで、制御信号Smpa_sがハイレベルからローレベルに遷移する時刻t6で、データ信号Vsがサンプリングされ、容量素子120に蓄積される。
データ信号をサンプリングする期間において、制御信号Hold_nがハイレベルとなり、スイッチ180、190がオン状態になることによって、サンプルホールド回路210において、容量素子120がリセット信号の電位Vnを保持する。この容量素子120にサンプリングされ保持された電荷が、リセット信号用のサンプルホールド回路210から出力される。
次いで、制御信号Smpa_sがハイレベルからローレベルに遷移する時刻t2で、データ信号の電位Vnがサンプリングされ、容量素子120に蓄積される。時刻t8において、制御信号Hold_nがハイレベルとなり、スイッチ181、191がオン状態になることによって、サンプルホールド回路211において、容量素子121がデータ信号の電位Vsを保持する。この容量素子121にサンプリングされ保持された電荷が、データ信号用のサンプルホールド回路210から出力される。
上述したように、サンプルホールド回路210の出力端のリセット信号の電位Vnとサンプルホールド回路211の出力端のデータ信号の電位Vsとの差に応じた電流が、アナログデジタル変換回路390へと入力される。次いで、時刻t9において、制御信号Hold_n、Hold_sがローレベルになり、次の画素10のリセット信号およびデータ信号のサンプリングが開始される。
以上のように、光電変換装置1000において、サンプルホールド部50の一部が、変換部60が配された基板3に配される。これによって、光電変換装置1000の回路規模が大きくなった場合であっても、基板上に形成されるこれらの回路の配置などの構成の制約が少なくなり、光電変換装置1000の設計の自由度が高まる。また、画素部5が配された基板1と、サンプルホールド部50および変換部60が配された基板2、3と、を積層することによって、回路集積度を向上させ、チップ面積の小型化や高速化が実現できる。結果として、光電変換装置1000の性能向上を実現することができる。
図3、4に示される構成において、リセット信号用のサンプルホールド回路210が基板2に配され、データ信号用のサンプルホールド回路211が基板3に配される例を説明したが、これに限られることはない。例えば、データ信号用のサンプルホールド回路211が基板2に配され、リセット信号用のサンプルホールド回路210が基板3に配されていてもよい。換言すると、サンプルホールド回路210とサンプルホールド回路211とが、互いに異なる基板2、3に配されており、サンプルホールド回路210およびサンプルホールド回路211のうち一方が、変換部60が配された基板3に配されていてもよい。
また、例えば、光電変換装置1000に配される複数の垂直信号線30のうち一部に接続されたサンプルホールド回路210およびサンプルホールド回路211が基板2に配され、垂直信号線30のうち他の一部に接続されたサンプルホールド回路210およびサンプルホールド回路211が基板3に配されていてもよい。製造時のばらつきの傾向など、光電変換装置1000を構成するトランジスタなどの各素子の特性のばらつきが、基板間で異なってしまう可能性がある。このため、サンプルホールド回路210とサンプルホールド回路211とが別々の基板に配されている場合、サンプルホールド回路210とサンプルホールド回路211とで特性が変化してしまい、CDS性能が低下してしまう可能性がある。一方、リセット信号用のサンプルホールド回路210とデータ信号用のサンプルホールド回路211とが、同じ基板2に配されている場合、近接する回路において、素子の特性のばらつきは、同様の傾向となりうる。このため、サンプルホールド回路210およびサンプルホールド回路211を接続された垂直信号線30に応じて、基板2と基板3とに分散して配する。これによって、同じ垂直信号線30に接続されたサンプルホールド回路210とサンプルホールド回路211とを別々の基板に配した場合よりもCDS特性が向上しうる。
次いで、図3、4に示される光電変換装置1000の構成の変形例について説明する。図6は、光電変換装置1000のうちサンプルホールド部50および変換部60に着目した回路の構成例を示す図である。図7は、光電変換装置1000の各構成の基板への配置例を示す図である。図3、4に示される構成において、サンプルホールド部50が2つの基板2および基板3にわたって配される構成について説明した。一方、図6、7に示される構成において、サンプルホールド部50は、1つの基板2に配されている。一方、変換部60が、2つの基板2および基板3にわたって配されている。
基板2には、変換部60のうち一部である部分650に対応して、アナログデジタル変換回路390のうち積分容量320によって構成される第1積分器およびデジタルアナログ変換器305が配されている。基板3には、変換部60のうち一部である部分660に対応して、アナログデジタル変換回路390のうち第1積分器およびデジタルアナログ変換器305以外の構成が配されている。このため、基板2と基板3との間には、サンプルホールド部50とGmセル330とを電気手に接続するためのビア510が並ぶビア部511と、デジタルアナログ変換器305の制御信号を転送するためのビア520が並ぶビア部521と、が配される。また、図6、7に示される構成において、基板2に配される制御部610は、電流源40、サンプルホールド部50、変換部60のうち部分650を制御し、基板3に配される制御部620は、変換部60のうち部分660、データ処理部90を制御しうる。
図6、7に示される構成において、リセット信号用のサンプルホールド回路210と、データ信号用のサンプルホールド回路211と、が同じ基板2に配されている。上述したように、光電変換装置1000を構成するトランジスタなどの各素子の特性のばらつきが、基板間で異なってしまう可能性がある。このため、同じ垂直信号線30に接続されたサンプルホールド回路210とサンプルホールド回路211とが1つの基板2に配される図6、7に示される構成は、図2、3に示される構成と比較してCDS特性が向上しうる。
また、図6、7に示される構成において、アナログデジタル変換回路390として2次のΔΣ型アナログデジタル変換回路が示されているが、アナログデジタル変換の精度をより高めるために3次以上の構成が必要とされる場合がある。また、例えば、光電変換装置1000において、各種の処理を実行するために、データ処理部90の回路規模を大きくする必要性が生じる場合がある。このような場合、変換部60の一部が、サンプルホールド部50が配された基板2に配されることによって、光電変換装置1000の設計の自由度を高くすることが可能となる。また、図6に示されるように、アナログデジタル変換回路390のうち第1積分器およびデジタルアナログ変換器305が、基板2に配されているが、これに限られることはない。例えば、アナログデジタル変換回路390のうち第1積分器およびデジタルアナログ変換器305以外の構成が、基板2に配されていてもよい。また、例えば、光電変換装置1000に配される複数の垂直信号線30のうち一部に接続されたデジタル変換回路390が基板2に配され、垂直信号線30のうち他の一部に接続されたデジタル変換回路390が基板3に配されていてもよい。
次いで、図8、9を用いて、光電変換装置1000のさらなる変形例について説明する。図8は、光電変換装置1000のうちサンプルホールド部50および変換部60に着目した回路の構成例を示す図である。図9は、光電変換装置1000の各構成の基板への配置例を示す図である。図8、9に示される構成において、サンプルホールド部50が1つの基板に配され、かつ、変換部60が1つの基板3に配されている。このため、基板2と基板3との間には、サンプルホールド部50と変換部60とを電気的に接続するためのビア510が並ぶビア部511が配されている。また、図8、9に示される構成において、基板2に配される制御部610は、電流源40、サンプルホールド部50を制御し、基板3に配される制御部620は、変換部60、データ処理部90を制御しうる。
図8、9に示される構成において、リセット信号用のサンプルホールド回路210と、データ信号用のサンプルホールド回路211と、が同じ基板2に配されている。このため、上述したように、同じ垂直信号線30に接続されたサンプルホールド回路210とサンプルホールド回路211とが別々の基板に配される場合と比較してCDS特性が向上しうる。
また、上述の図3、図6に示される構成において、基板2と基板3との間の接続は、1つの垂直信号線30に対して、2つのビア510、511によって接続されている。一方、図8に示される構成において、基板2と基板3との間での接続が、1つの垂直信号線30に対して、サンプルホールド回路210、211とアナログデジタル変換回路390との間の、1つのビア510によって行われる。換言すると、サンプルホールド回路210およびサンプルホールド回路211から出力される信号が、サンプルホールド部50が配された基板2と、サンプルホールド部50が配されず、かつ、変換部60が配された基板と、を接続する同じビア510を介して変換部60に転送されている。
複数の基板を用いて積層構造を有する光電変換装置1000において、基板間を電気的に接続するためのビアの数を減少させることによって、光電変換装置1000の製造プロセスにおいて、歩留まりが向上しうる。また、ビア510、520が並ぶビア部511、512が半減することによって、光電変換装置1000に配される他の構成要素の配置や構成の自由度が向上し、また、光電変換装置1000の小型化を実現することが可能になる。
図10は、図9に示される光電変換装置1000の変形例を示す図である。上述の図4、図7、図9において、画素部5に行列状に配される画素10のそれぞれの画素列に対応して1つの垂直信号線30が配されることを想定した配置を示した。一方、図10には、画素部5の1つの画素列に対して、複数の垂直信号線30が配されることを想定した配置が示されている。1つの画素列に対して、複数の垂直信号線30を配し、同時に読出動作を行うことによって、1つの画素列に1つの垂直信号線30を配した場合と比較して、画素部5に配された複数の画素10から信号を読み出すのに必要な時間を短縮することが可能となる。つまり、光電変換装置1000をより高速化することが可能となる。
図10に示される構成は、1つの画素列に対して、2つの垂直信号線30を配した場合を示している。画素部5の1つの画素列に配された画素10のうち一部は、ビア部501aに配されたビア500aを介してサンプルホールド部50aに接続されている。サンプルホールド部50aによってサンプリングされ保持された信号は、ビア部511aに配されたビア510aを介して変換部60aに転送される。また、画素部5の1つの画素列に配された画素10のうち他の一部は、ビア部501bに配されたビア500bを介してサンプルホールド部50bに接続されている。サンプルホールド部50bによってサンプリングされ保持された信号は、ビア部511bに配されたビア510bを介して変換部60bに転送される。変換部60a、60bでアナログデジタル変換された信号は、データ処理部90において適当な処理が実施され、出力部100(不図示)から出力される。
例えば、1つの画素列に配された画素10のうち半分の画素10から出力された信号が、サンプルホールド部50a、変換部60aを介してデータ処理部90に入力されてもよい。この場合、1つの画素列に配された画素10のうち残りの半分の画素から出力された信号が、サンプルホールド部50b、変換部60bを介してデータ処理部90に入力されうる。1つの画素列に配された画素10を2つの垂直信号線30に分配する割合は、光電変換装置1000の仕様などに応じて、適宜、決定すればよい。
さらに、図11に示されるように、1つの画素列に対応してより多くの垂直信号線30を配置し、それぞれの垂直信号線30に対応して、サンプルホールド回路210、211、アナログデジタル変換回路390が配されていてもよい。図11には、1つの画素列に対応して6つの垂直信号線30が配される場合が示されている。また、垂直信号線30は、画素列に応じて配されることに限られることはない。画素部5に配された複数の画素10が、1つ以上の画素をそれぞれ含む複数の画素ユニットを構成し、垂直信号線30が、複数の画素ユニットにそれぞれ対応して配されていてもよい。例えば、カラー画像を得るために、隣接して配された赤色、青色、緑色にそれぞれ感度を有する複数の画素10を1つの画素ユニットとして、この画素ユニットごとに垂直信号線30が配されていてもよい。さらに、例えば、1つ1つの画素10ごとに垂直信号線30が配されていてもよい。
上述したように、1つの垂直信号線30に対して、サンプルホールド部50において2つのサンプルホールド回路210、211、変換部60においてアナログデジタル変換回路390が配される。このため、垂直信号線30を図10、11に示される構成のように多くした場合、回路規模が増大する。これに対して、本実施形態において、サンプルホールド部50および変換部60によって構成されるグループのうち一部と、グループのうち他の一部と、が互いに異なる基板2、3に配される。また、サンプルホールド部50および変換部60によって構成されるグループが配された基板2、3が、積層して配されている。これによって、基板上に形成されるサンプルホールド回路210やアナログデジタル変換回路390、また、光電変換装置1000の他の構成要素の配置や構成の制約が少なくなり、光電変換装置1000の設計の自由度が高まる。また、画素部5が配された基板1やサンプルホールド部50および変換部60が配された基板2、3を積層することによって、回路集積度を向上させ、チップ面積の小型化や高速化が実現できる。結果として、光電変換装置1000の性能向上を実現することができる。
図12は、サンプルホールド回路210、211に配される容量素子120、121の配置例を示す図である。図12には、サンプルホールド部50に配された、垂直信号線30a(不図示)に接続されたサンプルホールド回路210aの容量素子120aおよびサンプルホールド回路211aの容量素子121aと、垂直信号線30aとは別の垂直信号線30b(不図示)に接続されたサンプルホールド回路210bの容量素子120bおよびサンプルホールド回路211bの容量素子121bと、が示されている。この場合、サンプルホールド回路210aに含まれる容量素子120aとサンプルホールド回路211aに含まれる容量素子121aとの間の距離が、サンプルホールド回路210aまたは211aに含まれる容量素子120aまたは121aと、サンプルホールド回路210bまたは211bに含まれる容量素子120bまたは121bとの間の距離よりも短くてもよい。基板間だけでなく基板内においても、光電変換装置1000を構成するトランジスタなどの各素子の特性がばらついてしまう場合がある。したがって、CDS処理を行う同じ垂直信号線30に接続されたサンプルホールド回路210、211の容量素子120と容量素子121との間の距離を、同じ垂直信号線30に接続された容量素子120、121から、他の垂直信号線30に接続されたサンプルホールド回路210、211の容量素子120、121までの距離よりも近接して配する。この配置によって、CDS特性が向上しうる。
サンプルホールド回路210、211の構成は、上述の構成に限られることはない。例えば、図13に示されるサンプルホールド回路910、911は、容量素子720、730、出力バッファ740、750、垂直信号線30と容量素子720、730との間に接続されたスイッチ700、710、出力バッファ740、750と変換部60のアナログデジタル変換回路990との間に接続されたスイッチ760、770を含む。図13に示されるサンプルホールド回路910、911は、上述のサンプルホールド回路210、211と比較して、素子数が少なく簡易な構成となっている。
また、変換部60に配されるアナログデジタル変換回路も上述のΔΣ型のアナログデジタル変換回路390に限られることはない。例えば、図13に示されるように、アナログデジタル変換回路990が、スロープ型(シングルスロープ型)のアナログデジタル変換回路であってもよい。アナログデジタル変換回路990は、ランプ波生成部780、カウンタ790、コンパレータ800、出力部810を含みうる。また、例えば、アナログデジタル変換回路として、並列比較型や逐次比較型のアナログデジタル変換回路が用いられてもよい。サンプルホールド部50に用いられるサンプルホールド回路210、211や変換部60に用いられるアナログデジタル変換回路など、光電変換装置1000の各構成は、光電変換装置1000の仕様などに応じて、適宜、設定されればよい。
上述の実施形態に係る光電変換装置1000の応用例を以下に説明する。図14は、光電変換装置1000を搭載した電子機器EQPの模式図である。図14は、電子機器EQPの一例としてカメラを示している。ここで、カメラの概念には、撮影を主目的とする装置のみならず、撮影機能を補助的に備える装置(例えば、パーソナルコンピュータや、スマートフォンなどの携帯端末)も含まれる。
光電変換装置1000は、画素部5が設けられた積層構造の半導体チップでありうる。光電変換装置1000は、図14に示されるように、半導体パッケージPKGに収容されている。パッケージPKGは、光電変換装置1000が固定された基体と、光電変換装置1000に対向するガラスなどの蓋体と、基体に設けられた端子と光電変換装置1000に設けられた端子とを接続するボンディングワイヤやバンプなどの導電性の接続部材と、を含みうる。機器EQPは、光学系OPT、制御装置CTRL、処理装置PRCS、表示装置DSPL、記憶装置MMRYの少なくともいずれかをさらに備えていてもよい。
光学系OPTは、光電変換装置1000に結像するものであり、例えば、レンズやシャッタ、ミラーでありうる。制御装置CTRLは、光電変換装置1000の動作を制御するものであり、例えば、ASICなどの半導体デバイスでありうる。処理装置PRCSは、光電変換装置1000から出力された信号を処理するものであり、CPUやASICなどの半導体デバイスでありうる。表示装置DSPLは、光電変換装置1000で得られた画像データを表示する、EL表示装置や液晶表示装置でありうる。記憶装置MMRYは、光電変換装置1000で得られた画像データを記憶する、磁気デバイスや半導体デバイスである。記憶装置MMRYは、SRAMやDRAMなどの揮発性メモリ、あるいは、フラッシュメモリやハードディスクドライブなどの不揮発性メモリでありうる。機械装置MCHNはモーターやエンジンなどの可動部あるいは推進部を有する。カメラにおける機械装置MCHNはズーミングや合焦、シャッタ動作のために光学系OPTの部品を駆動することができる。機器EQPでは、光電変換装置1000から出力された画像データを表示装置DSPLに表示したり、機器EQPが備える通信装置(不図示)によって外部に送信したりする。このため、機器EQPは、記憶装置MMRYや処理装置PRCSを備えていてもよい。
光電変換装置1000が組み込まれたカメラは、監視カメラや、自動車や鉄道車両、船舶、航空機あるいは産業用ロボットなどの輸送機器に搭載される車載カメラなどにも適用されうる。加えて、光電変換装置1000が組み込まれたカメラは、輸送機器に限らず、高度道路交通システム(ITS)など、広く物体認識を利用する機器に適用することができる。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
5:画素部、10:画素、30:垂直信号線、50:サンプルホールド部、60:変換部、210,211:サンプルホールド回路、1000:光電変換装置

Claims (24)

  1. 光電変換素子をそれぞれ含む複数の画素が行列状に配された画素部と、
    前記光電変換素子で生成された信号を前記画素部から垂直信号線を介してサンプリングし保持するサンプルホールド部と、
    前記サンプルホールド部から出力される信号をアナログデジタル変換する変換部と、を含む光電変換装置であって、
    前記サンプルホールド部において、前記光電変換素子をリセットした際の信号をサンプリングする第1サンプルホールド回路と、前記光電変換素子で光電変換動作を行った際の信号をサンプリングする第2サンプルホールド回路と、が1つの垂直信号線に接続され、
    前記画素部が第1基板に配され、
    前記サンプルホールド部および前記変換部によって構成されるグループのうち一部が第2基板に配され、
    前記グループのうち他の一部が第3基板に配されており、
    前記サンプルホールド部において、第3サンプルホールド回路が、前記1つの垂直信号線とは別の垂直信号線に接続され、
    前記第1サンプルホールド回路に含まれる容量素子と前記第2サンプルホールド回路に含まれる容量素子との間の距離が、前記第1サンプルホールド回路に含まれる容量素子と前記第3サンプルホールド回路に含まれる容量素子との間の距離よりも短いことを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記サンプルホールド部に電流を供給する第1電流源が前記第2基板に配され、前記変換部に電流を供給する第2電流源が前記第3基板に配されることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記サンプルホールド部に電流を供給する第3電流源が前記第2基板に配されることを特徴とする請求項に記載の光電変換装置。
  4. 前記サンプルホールド部が、前記第2基板に配されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の光電変換装置。
  5. 前記サンプルホールド部が前記第2基板に配され、かつ、前記変換部が前記第3基板に配されていることを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の光電変換装置。
  6. 前記サンプルホールド部が配された前記第2基板と、前記サンプルホールド部が配されず、かつ、前記変換部が配された前記第3基板と、を接続するビアを含み、
    前記第1サンプルホールド回路および前記第2サンプルホールド回路から出力される信号が、同じ前記ビアを介して前記変換部に転送されることを特徴とする請求項4または5に記載の光電変換装置。
  7. 前記変換部に電流を供給する第4電流源が前記第3基板に配されることを特徴とする請求項および請求項に直接的または間接的に従属する請求項乃至の何れか1項に記載の光電変換装置。
  8. 前記変換部の一部が、前記サンプルホールド部が配された前記第2基板に配されていることを特徴とする請求項に記載の光電変換装置。
  9. 前記変換部において、アナログデジタル変換回路が、前記1つの垂直信号線に接続され、
    前記アナログデジタル変換回路の一部が、前記サンプルホールド部が配された前記第2基板に配されていることを特徴とする請求項に記載の光電変換装置。
  10. 前記変換部に電流を供給する第4電流源が前記第2基板に配されることを特徴とする請求項および請求項に直接的または間接的に従属する請求項およびの何れか1項に記載の光電変換装置。
  11. 前記変換部が、前記第3基板に配されていることを特徴とする請求項またはに記載の光電変換装置。
  12. 前記サンプルホールド部の一部が、前記変換部が配された前記第3基板に配されていることを特徴とする請求項11に記載の光電変換装置。
  13. 前記第1サンプルホールド回路および前記第2サンプルホールド回路のうち一方が前記第2基板に配され、前記第1サンプルホールド回路および前記第2サンプルホールド回路のうち他方が前記第3基板に配されていることを特徴とする請求項12に記載の光電変換装置。
  14. 前記サンプルホールド部に電流を供給する第3電流源と、前記変換部に電流を供給する第4電流源と、が前記第3基板に配されることを特徴とする請求項および請求項に直接的または間接的に従属する請求項11乃至13の何れか1項に記載の光電変換装置。
  15. 前記画素部の1つの画素列に対して、複数の前記垂直信号線が配されていることを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の光電変換装置。
  16. 前記複数の画素は、1つ以上の画素をそれぞれ含む複数の画素ユニットを構成し、
    前記垂直信号線が、前記複数の画素ユニットにそれぞれ対応して配されていることを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の光電変換装置。
  17. 前記変換部が、ΔΣ型アナログデジタル変換回路を含むことを特徴とする請求項1乃至16の何れか1項に記載の光電変換装置。
  18. 前記変換部が、スロープ型アナログデジタル変換回路を含むことを特徴とする請求項1乃至16の何れか1項に記載の光電変換装置。
  19. 前記グループが配された基板が、積層して配されていることを特徴とする請求項乃至18の何れか1項に記載の光電変換装置。
  20. 前記第1基板と前記第3基板との間に、前記第2基板が積層されていることを特徴とする請求項1乃至19の何れか1項に記載の光電変換装置。
  21. 前記変換部がΔΣ型アナログデジタル変換部であることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  22. 請求項1乃至21の何れか1項に記載の光電変換装置と、
    前記光電変換装置の動作を制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  23. 入力部と、出力部と、サンプルホールド部と、を備え、他の複数の基板と積層するための基板であって、
    前記入力部には前記複数の基板のうち第1基板に配された光電変換素子から垂直信号線を介してアナログ信号が入力され、
    前記サンプルホールド部は、前記入力部に入力された前記アナログ信号を保持する構成を備え、
    前記出力部は、前記サンプルホールド部が保持したアナログ信号を前記複数の基板のうち前記第1基板とは別の第2基板に出力し、
    前記サンプルホールド部において、前記光電変換素子をリセットした際の信号をサンプリングする第1サンプルホールド回路と、前記光電変換素子で光電変換動作を行った際の信号をサンプリングする第2サンプルホールド回路と、が1つの垂直信号線に接続され、
    前記サンプルホールド部において、第3サンプルホールド回路が、前記1つの垂直信号線とは別の垂直信号線に接続され、
    前記第1サンプルホールド回路に含まれる容量素子と前記第2サンプルホールド回路に含まれる容量素子との間の距離が、前記第1サンプルホールド回路に含まれる容量素子と前記第3サンプルホールド回路に含まれる容量素子との間の距離よりも短いことを特徴とする基板。
  24. 前記入力部と前記出力部とは、基板同士を接続する構造が互いに異なることを特徴とする請求項23に記載の基板。
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