JP7780334B2 - 注出キャップ及び注出容器 - Google Patents

注出キャップ及び注出容器

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Description

本発明は、容器の口部に装着される注出キャップ、及び注出キャップを口部に装着した注出容器に関する。
従前より、台所用洗剤、住居用洗剤、シャンプー、リンス等を収容する容器の口部に各種の注出キャップを装着した注出容器が既知である。例えば特許文献1には、容器の口部に注出キャップが装着され、上下逆さまにした倒立姿勢で平らな机上等の載置面に置くことができ、使用時には、倒立姿勢のままで容器を持ち上げるとともに容器の胴部を押圧することで注出キャップから内容物を注出させる注出容器が示されている。
特許文献1の注出容器は、スリット弁を設けた注出キャップを備えている。このスリット弁は、倒立姿勢で容器を載置している状態ではスリットが閉じて内容物の注出を阻止する一方、容器を押圧して内部の圧力が高まると、スリットを設けた壁部が弾性変形し、これによりスリットが開いて内容物を注出させることができる。
国際公開第2004/002843号
ところでこのような注出キャップを備える注出容器は、倒立姿勢で載置面に勢いよく置くと、その衝撃によって内容物がスリットから漏れ出し、載置面に垂れ落ちることがあった。なお、スリットを設ける壁部の厚みを厚くしたり、スリット弁に使用する素材の硬度を高くしたりすることによって、スリットが容易に開かないようにすれば内容物の垂れ落ちを抑制することは可能である。しかしこの場合は、通常使用時においてもスリットが開きにくくなり、容器を強く押圧しなければ内容物を注出することができなくなるため、使い勝手が損なわれることになる。
本発明はこのような問題点を解決することを課題とするものであって、使い勝手を維持しつつ、倒立姿勢で載置面に勢いよく置くことがあっても内容物の垂れ落ちを有効に防止することができる注出キャップ、及び注出容器を提供することを目的とする。
本発明は、容器の口部に装着され、該容器を倒立姿勢にして載置面に置いた際に該容器を支持する注出キャップであって、
先端部が前記載置面に接触して前記容器を支持する環状壁と、該容器の内容物収容空間に通じる連通口とを有し、前記環状壁の径方向内側にベース部材側爪部が設けられ、前記ベース部材側爪部の径方向外側に貫通孔が設けられたキャップ本体部と、
弾性変形可能な隔壁と、該隔壁を複数の隔壁部分に分断するスリットとを有し、前記連通口から該スリットにつながる注出通路へ内容物が送給されると該隔壁部分が弾性変形して内容物が注出されるスリット弁と、
スライド部材側爪部を有し、該スライド部材側爪部を前記貫通孔に挿入して前記ベース部材側爪部と係合させることにより前記キャップ本体部に取り付けられ、前記キャップ本体部に対して前記環状壁の軸線方向に沿って移動可能に保持されるスライド部材と、を備え、
前記スライド部材は、前記先端部が前記載置面から離れた状態において該先端部よりも外側に突出する突出部を有し、
前記キャップ本体部は、前記先端部が前記載置面から離れた状態において前記隔壁に対向する対向壁を有し、
前記容器を倒立姿勢で前記載置面に置いた際、該載置面に接触する前記突出部によって前記スライド部材がスライドするとともにスライドした該スライド部材の前記スライド部材側爪部が接触して前記スリット弁もスライドし、前記対向壁が前記隔壁に接触して前記注出通路を閉鎖する注出キャップである。
前記対向壁は、前記隔壁に向けて突出する凸部を有することが好ましい。
前記スリット弁は、前記隔壁に連結するとともに該隔壁よりも厚みの厚い基部を有し、前記スライド部材は、スライドした際に前記基部に接触することが好ましい。
前記スリット弁は、前記キャップ本体部に支持される弾性部を有し、該弾性部は、前記容器を倒立姿勢で前記載置面に置いて前記スライド部材によって前記スリット弁がスライドした際に弾性変形し、該容器を該載置面から離隔させると復元して該スリット弁を移動させることが好ましい。
前記環状壁に対してヒンジ部を介して連結し、前記隔壁を覆って前記キャップ本体部に保持される閉位置と該隔壁を露出させる開位置との間で揺動する蓋部を備えることが好ましい。
前記環状壁は、外周面から突出する係合部を有し、
前記蓋部は、前記開位置において前記係合部に係合する被係合部を有することが好ましい。
また本発明は、前記の注出キャップを前記口部に装着した注出容器でもある。
上記のような構成になる本発明の注出キャップ及び注出容器によれば、容器を倒立姿勢で載置面に置いた際、載置面に接触する突出部によってスライド部材がスライドし、更にスライドしたスライド部材が接触してスリット弁もスライドし、これにより対向壁が隔壁に接触して注出通路を閉鎖することができる。従って、注出容器を倒立姿勢で載置面に勢いよく置く場合でも、内容物の垂れ落ちを有効に防止することが可能である。また、容器を載置面から持ち上げればスライド部材は元の位置に戻るため、通常の使用時においてスリット弁の動きに支障はなく、使い勝手を損なうこともない。
本発明に係る注出容器の一実施形態を正立姿勢で示した図であって、(a)は平面図であり、(b)はA-Aに沿う部分断面図である。 図1に示したB-Bに沿う部分拡大断面図である。 図1に示した注出容器を倒立姿勢にして載置面に置いた状態を示した図である。 (a)は注出通路が閉鎖された状態を示した部分拡大図であり、(b)は注出容器を載置面から持ち上げて内容物を注出する直前の状態を示した部分拡大図である。
以下、図面を参照しながら本発明に係る注出キャップ、及び注出容器の一実施形態について説明する。ここで図示した軸線Oは、以下で説明する環状壁3aの中心軸線である。また以下の説明において径方向とは、軸線Oに対して垂直な面内で軸線Oと直交する方向であり、周方向とは、この面内で軸線Oを中心として周回する方向である。
図1に示すように本実施形態の注出容器10は、容器1と注出キャップ2を備えている。注出キャップ2は、ベース部材3、スリット弁4、中栓5、スライド部材6で構成されている。なおベース部材3と中栓5は、本明細書等の「キャップ本体部」に相当する。本実施形態における注出容器10を構成する各部材は、図示したように軸線Oを中心とする形状で形作られている。
容器1は、本実施形態では図示したようにボトル状に形成されている。容器1は、円板状になる底部1aと、底部1aの外縁部に設けられた円筒状の胴部1bと、円筒状であって胴部1bよりも小径の口部1cと、口部1cの外周面に設けられた雄ねじ部1dとを備えている。容器1の内側には、内容物を収容する内容物収容空間Sが区画されている。本実施形態の容器1は、内容物収容空間Sに内容物を収容した後、図2に示したシール材SMを口部1cに固着させることによって内容物収容空間Sを密閉している。なおシール材SMは、使用時においては口部1cから取り除かれる。
ベース部材3は、口部1cを取り囲む環状壁3aを備えている。環状壁3aの内周面には、雄ねじ部1dに対応する形状の雌ねじ部3bが設けられている。図2に示したように、容器1を正立姿勢にした状態での環状壁3aの上部は径方向外側に向けて湾曲していて、その先端部3cは外側に膨出する形状で形作られている。
図2に示すように環状壁3aの径方向内側には、天壁3dが設けられている。本実施形態の天壁3dは、環状壁3aに連結する外縁部は径方向内側に向けて水平方向に延在し、そこから径方向内側に向かうにつれて上方に向けて傾斜しながら延在し、更に径方向内側に向けて水平方向に延在する形状をなしている。天壁3dの中央部には、天壁3dを貫く開口3eが設けられている。開口3eの径方向外側において天壁3dの上面には、爪状のベース部材側爪部3fが設けられていて、ベース部材側爪部3fの径方向外側には、周方向に間隔をあけて天壁3dを貫通する複数の貫通孔3gが設けられている。そして貫通孔3gの径方向外側には、先端部が径方向外側に向けて膨出した形状をなす保持部3hが設けられている。そして環状壁3aの下面には、スリット弁4と中栓5が収まる凹状部3jが設けられている。
更に図1に示すように環状壁3aの上部には、薄肉状であって屈曲可能なヒンジ部3kが設けられている。ヒンジ部3kには、蓋部3mが一体に連結している。蓋部3mは、ヒンジ部3kを基点にして環状壁3aに対して揺動させることが可能である。なお図1において実線で示した蓋部3mの位置を閉位置と称し、仮想線で示した蓋部3mの位置を開位置と称する。本実施形態の蓋部3mは、図示したようにヒンジ部3kにつながる外縁部は水平方向に延在していて、中央部は下方に向けて湾曲している。蓋部3mの外縁部における下面には、蓋部側保持部3nが設けられている。蓋部側保持部3nは、蓋部3mを閉位置に変位させた際に保持部3hに係合するものであり、これにより蓋部3mは閉位置に変位した状態で維持される。また蓋部3mの中央部における湾曲した部位には、上方に向けて延在する円筒状の被係合部3pが設けられていて、環状壁3aの外周面には、径方向外側に向けて突出するとともに先端部を膨出させた形状になる係合部3qが設けられている。係合部3qは、蓋部3mを開位置に変位させた際に被係合部3pの孔に嵌まり込むものであり、これにより蓋部3mは開位置に変位した状態で維持される。
スリット弁4は、ゴムやエラストマー等の比較的軟質な素材で形成されている。図2に示すように本実施形態のスリット弁4は、円環状をなしていて比較的厚みが厚い基部4aと、基部4aの内縁部から上方にむけて延在する薄肉状の筒状壁4bと、筒状壁4bの上端部に連結し、下方に向けて突出するように湾曲する薄肉状の隔壁4cとを備えている。隔壁4cの中央部には、平面視で十字状になるスリット4dが設けられている。スリット4dによって隔壁4cは、複数の隔壁部分(本実施系形態では4つの隔壁部分)に分断されている。
上記の基部4aは、その下面において、横断面形状が下方に向けて先細りの三角形状になる突起部4eを備えている。また基部4aは、その外周面に弾性部4fを備えている。本実施形態の弾性部4fは、全体的に円環状をなすとともに径方向内側部分が径方向外側部分よりも薄肉になっていて、径方向内側部分は上下方向に弾性変形可能である。
中栓5は、その中央部に位置し、下方に向けて突出するように湾曲する頂壁5aと、頂壁5aの外縁部から下方に向けて延在する周壁5bと、周壁5bから径方向外側に向けて延在する連結壁5cと、連結壁5cの外縁部から上方に向けて延在して凹状部3jの内周面に嵌合保持される嵌合壁5dとを備えている。本実施形態の頂壁5aは、後述するように注出キャップ2として組み立てた際に隔壁4cに対向するものであって、本明細書等における「対向壁」に相当する。そして頂壁5aの上面における外縁部には、環状をなすとともに横断面形状が半円状になる凸部5eが設けられている。なお凸部5eは、スリット4dの外縁部よりも径方向外側に位置している。そして周壁5bには、周方向に間隔をあけて周壁5bを貫通する複数の連通口5fが設けられている。
スライド部材6は、水平方向に延在する円環状のリング壁6aを備えている。なお、リング壁6aの中央部に設けられる貫通孔を注出口6bと称する。リング壁6aの下面には、注出口6bを取り囲む内側環状壁6cと、リング壁6aの外縁部に連結する外側環状壁6dが設けられている。またリング壁6aの下面において、内側環状壁6cと外側環状壁6dとの間には、爪状であって、周方向に間隔をあけて配置された複数のスライド部材側爪部6eが設けられている。そしてリング壁6aの上面には、側面視で三角形状になる突出部6fが周方向に間隔をあけて複数設けられている。
本実施形態のベース部材3、スリット弁4、中栓5、及びスライド部材6は、図2に示すように、ベース部材3の開口3eにスリット弁4の筒状壁4bを挿入し、凹状部3jの内側に嵌合壁5dを挿入し、更にスライド部材側爪部6eを貫通孔3gに挿入してスライド部材側爪部6eとベース部材側爪部3fを係合させることにより、注出キャップ2として組み立てられる。
このようにして注出キャップ2を組み立てた際、弾性部4fの外縁部は、天壁3dの下面と嵌合壁5dの上面に挟持される。またこの状態においてスライド部材側爪部6eの下面は、基部4aの上面に接触している。なおスライド部材側爪部6eは、後述するようにスライド部材6がスライドした際にスリット弁4をスライドさせる機能をもつものであって、スライド部材6がスライドするときにスリット弁4に接触していればよく、図2に示す状態において、スライド部材側爪部6eの下面は、基部4aの上面から離隔していてもよい。そしてこの状態において、周壁5bと筒状壁4bの間、及び頂壁5aと隔壁4cの間には、連通口5fからスリット4dに至る注出通路Tが区画形成されている。
なおスライド部材6の突出部6fは、図2に示すようにベース部材3の先端部3cよりも外側に突出している。本実施形態では、先端部3cに対して突出部6fが、突出量Pの長さで突出している。
本実施形態における注出キャップ2は、流通時においてはシール材SMが固着された容器1に装着される。すなわちこの状態においてシール材SMは、注出キャップ2に覆われているため、流通時におけるシール材SMの破損を防止することができる。また図1に示すように蓋部3mを閉位置に変位させることにより、スリット弁4の隔壁4cは蓋部3mで覆われるため、隔壁4cの破損も防止することができる。
そして注出容器10を使用するにあたっては、容器1に対して注出キャップ2を回転して注出キャップ2を取り外し、シール材SMを容器1から取り除いた後、雄ねじ部1dと雌ねじ部3bとを螺合させて注出キャップ2を容器1に取り付ける。この状態において、連通口5fは内容物収容空間Sに通じた状態となっている。その後は閉位置の蓋部3mを開位置に変位させるとともに注出容器10を倒立姿勢に変位させ、図3に示すように平らな机上等の載置面PSに対して注出容器10を載置する。ここで本実施形態の環状壁3aは、図示したように載置面PSに接触する先端部3cが位置する側が径方向外側に広がっている。従って注出容器10は、載置面PS上で安定的に載置される。
本実施形態の注出容器10は、図2に示すように突出部6fが先端部3cに対して突出しているため、図3、図4(a)に示すように注出容器10を倒立姿勢で載置面PSに置いた際、突出部6fは載置面PSによって先端部3cと同じ位置まで押上げられる。すなわちスライド部材6は、突出量Pと同じ長さ分、容器1の内側に向けてスライドするため、スライド部材側爪部6eによって基部4aも押上げられてスリット弁4も容器1の内側に向けてスライドする。ここで、本実施形態における中栓5に設けた凸部5eは、スリット弁4が突出量P分スライドした際、隔壁4cに接触するように設定されている。すなわち、連通口5fからスリット4dに至る注出通路Tは、凸部5eが隔壁4cに接触することで閉鎖されることになる。このため、倒立姿勢の注出容器10を載置面PSに勢いよく置いても、内容物収容空間Sから連通口5fへ流れ込む内容物は注出通路Tで流れが制限されるため、スリット4dからの内容物の垂れ落ちを有効に防止することができる。
なお、スリット弁4をスライドさせて注出通路Tを閉鎖するにあたっては、凸部5eを用いずに頂壁5aを隔壁4cに接触させるように構成してもよいが、凸部5eを用いる場合は、凸部5eが隔壁4cに局所的に接触して両者の接触圧が高まるため、注出通路Tを閉鎖する効果がより確実なものとなる。
スライド部材6によってスリット弁4が容器1の内側に向けてスライドした際、図4(a)に示すように突起部4eの先端は連結壁5cに接触する。すなわち突起部4eは、容器1の内側に向けてスライドする際のストッパーとして機能する。なお突起部4eは、軟質な素材で形成されたスリット弁4の一部分であって、弾性変形可能である。すなわち、スライド部材6は、突起部4eが弾性変形することによって突出量Pよりも長くスライドすることができる。このため、例えば載置面PSに凹凸があって、載置面PSにおける先端部3cが接触する部分よりも突出部6fが接触する部分が若干高い場合、スライド部材6が突出量P分しかスライドできなければ、載置面PSに置いた注出容器10は、先端部3cが載置面PSに接触せずに突出部6fで支持されて不安定な状態になるが、本実施形態のように構成することにより、先端部3cと突出部6fがともに載置面PSに接触するため、注出容器10を安定して載置させることができる。
また本実施形態のスライド部材6は、スライド部材側爪部6eを、厚みが厚く強度の高い基部4aに接触させてスリット弁4をスライドさせるようにしている。すなわち、スリット弁4の強度の弱い部分にスライド部材側爪部6eが接触すると、スリット弁4が破損したり、強度の弱い部分のみが部分的に弾性変形してスリット弁4が十分にスライドしなかったりするおそれがあるが、本実施形態によれば、このような不具合を防止することができる。
そして内容物を注出させるにあたっては、倒立姿勢のままで注出容器10を載置面PSから持ち上げる。これにより、押上げられていたスライド部材6が図4(b)に示すように元の位置へスライドし、凸部5eが隔壁4cに接触して閉鎖されていた注出通路Tが開放される。従って、容器1の胴部1bを押圧して内容物収容空間Sを加圧すると、内容物収容空間Sの内容物は連通口5fから注出通路Tを通過し、その圧力でもってスリット4dによって分断された隔壁4cの隔壁部分が弾性変形してスリット4dが開くため、内容物を注出口6bから注出させることができる。
なお、スリット弁4に設けた弾性部4fは、外縁部が天壁3dの下面と嵌合壁5dの上面に挟持されているため、図4(a)に示すように基部4aが押し込まれた状態において弾性変形している。このため、注出容器10を載置面PSから持ち上げると、弾性変形していた弾性部4fが復元する。ここで、図4(a)に示す状態において押し上がっていたスライド部材6は、自重によっても図4(b)に示す位置にスライド可能であるが、本実施形態では復元する弾性部4fによってスリット弁4が元の位置に戻り、その際、弾性部4fの復元力が基部4aを介してスライド部材側爪部6eに作用するため、スライド部材6を確実に元の位置にスライドさせることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、上記の説明で特に限定しない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。また、上記の実施形態における効果は、本発明から生じる効果を例示したに過ぎず、本発明による効果が上記の効果に限定されることを意味するものではない。
例えば本実施形態では、ベース部材3と中栓5の2つの部材でキャップ本体部を構成したが、これらを一体化させて1つの部材で構成してもよい。
1:容器
1a:底部
1b:胴部
1c:口部
1d:雄ねじ部
2:注出キャップ
3:ベース部材(キャップ本体部)
3a:環状壁
3b:雌ねじ部
3c:先端部
3d:天壁
3e:開口
3f:ベース部材側爪部
3g:貫通孔
3h:保持部
3j:凹状部
3k:ヒンジ部
3m:蓋部
3n:蓋部側保持部
3p:被係合部
3q:係合部
4:スリット弁
4a:基部
4b:筒状壁
4c:隔壁
4d:スリット
4e:突起部
4f:弾性部
5:中栓(キャップ本体部)
5a:頂壁(対向壁)
5b:周壁
5c:連結壁
5d:嵌合壁
5e:凸部
5f:連通口
6:スライド部材
6a:リング壁
6b:注出口
6c:内側環状壁
6d:外側環状壁
6e:スライド部材側爪部
6f:突出部
10:注出容器
O:軸線
P:突出量
PS:載置面
S:内容物収容空間
SM:シール材
T:注出通路

Claims (7)

  1. 容器の口部に装着され、該容器を倒立姿勢にして載置面に置いた際に該容器を支持する注出キャップであって、
    先端部が前記載置面に接触して前記容器を支持する環状壁と、該容器の内容物収容空間に通じる連通口とを有し、前記環状壁の径方向内側にベース部材側爪部が設けられ、前記ベース部材側爪部の径方向外側に貫通孔が設けられたキャップ本体部と、
    弾性変形可能な隔壁と、該隔壁を複数の隔壁部分に分断するスリットとを有し、前記連通口から該スリットにつながる注出通路へ内容物が送給されると該隔壁部分が弾性変形して内容物が注出されるスリット弁と、
    スライド部材側爪部を有し、該スライド部材側爪部を前記貫通孔に挿入して前記ベース部材側爪部と係合させることにより前記キャップ本体部に取り付けられ、前記キャップ本体部に対して前記環状壁の軸線方向に沿って移動可能に保持されるスライド部材と、を備え、
    前記スライド部材は、前記先端部が前記載置面から離れた状態において該先端部よりも外側に突出する突出部を有し、
    前記キャップ本体部は、前記先端部が前記載置面から離れた状態において前記隔壁に対向する対向壁を有し、
    前記容器を倒立姿勢で前記載置面に置いた際、該載置面に接触する前記突出部によって前記スライド部材がスライドするとともにスライドした該スライド部材の前記スライド部材側爪部が接触して前記スリット弁もスライドし、前記対向壁が前記隔壁に接触して前記注出通路を閉鎖する注出キャップ。
  2. 前記対向壁は、前記隔壁に向けて突出する凸部を有する、請求項1に記載の注出キャップ。
  3. 前記スリット弁は、前記隔壁に連結するとともに該隔壁よりも厚みの厚い基部を有し、前記スライド部材は、スライドした際に前記基部に接触する、請求項1又は2に記載の注出キャップ。
  4. 前記スリット弁は、前記キャップ本体部に支持される弾性部を有し、該弾性部は、前記容器を倒立姿勢で前記載置面に置いて前記スライド部材によって前記スリット弁がスライドした際に弾性変形し、該容器を該載置面から離隔させると復元して該スリット弁を移動させる、請求項1~3の何れか一項に記載の注出キャップ。
  5. 前記環状壁に対してヒンジ部を介して連結し、前記隔壁を覆って前記キャップ本体部に保持される閉位置と該隔壁を露出させる開位置との間で揺動する蓋部を備える、請求項1~4の何れか一項に記載の注出キャップ。
  6. 前記環状壁は、外周面から突出する係合部を有し、
    前記蓋部は、前記開位置において前記係合部に係合する被係合部を有する、請求項5に記載の注出キャップ。
  7. 請求項1~6の何れか一項に記載された注出キャップを前記口部に装着した注出容器。
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