JP7829366B2 - プラネタリギヤ機構 - Google Patents
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Description
(作業機械1の駆動系2の概要)
図1は、作業機械1の駆動系2を示す模式図である。作業機械1の駆動系2は、エンジン3と、トルクコンバータ4と、トランスミッション5と、トランスファ6と、アクスル7a、7bと、一対のフロントタイヤ8と、一対のリアタイヤ9とを有する。エンジン3は、例えば、ディーゼル式のエンジンである。エンジン3で発生した駆動力は、トルクコンバータ4に伝達される。トルクコンバータ4は、トランスミッション5にエンジン3で発生した駆動力を伝達する。
図3は、本実施形態のプラネタリギヤ機構11を示す断面図である。
ハウジング29には、入力シャフト21と出力シャフト28が挿入されている。
次に、サンギヤ22、プラネタリギヤ23およびリングギヤ26に潤滑油を供給する供給路61~64について説明する。図3に示すように、プラネタリギヤ機構11は、供給路61~64を更に有する。
切り替えバルブ13は、ポンプ12から送られる潤滑油をギヤに供給する供給路を切り替える。図2に示すように、ポンプ12とタンク16の間は、第1管路71によって接続されている。切り替えバルブ13とポンプ12との間は第2管路72によって接続されている。切り替えバルブ13には、第3管路73と第4管路74が接続されている。第3管路73は、プラネタリギヤ機構11の供給路61と供給路63に接続されている。第4管路74は、プラネタリギヤ機構11の供給路62と供給路64に接続されている。
回転センサ14は、サンギヤ22の回転方向を判断するための情報を検出する。回転センサ14は、検出情報をコントローラ15に送信する。回転センサ14としては、例えばロータリーエンコーダを用いることができる。
コントローラ15は、CPUなどのプロセッサを含む。プロセッサは、ポンプ12および切り替えバルブ13の制御のための処理を行う。コントローラ15は、記憶装置を含む。記憶装置は、RAM或いはROMなどのメモリ、及び、HDD(Hard Disk Drive)或いはSSD(Solid State Drive)などの補助記憶装置を含む。記憶装置は、ポンプ12および切り替えバルブ13の制御のためのデータ及びプログラムを記憶している。
次に、本実施形態の潤滑システム10の制御動作について説明する。図14は、本実施形態の潤滑システム10の制御動作を示すフロー図である。
(1)
本実施の形態のプラネタリギヤ機構11は、複数のプラネタリギヤ23と、サンギヤ22と、リングギヤ26と、複数のピニオンシャフト24(シャフトの一例)と、第1キャリアディスク31(第1支持壁の一例)と、第2キャリアディスク32(第2支持壁の一例)と、複数のキャリア柱33(連結部の一例)と、を備える。複数のプラネタリギヤ23は、ハス歯23bを有する。サンギヤ22は、複数のプラネタリギヤ23の内側に配置され、複数のプラネタリギヤ23と噛み合う。リングギヤ26は、複数のプラネタリギヤ23の外側に配置され、複数のプラネタリギヤ23と噛み合う。複数のピニオンシャフト24は、複数のプラネタリギヤ23を回転可能に支持する。第1キャリアディスク31は、複数のピニオンシャフト24の第1端241を支持する。第2キャリアディスク32は、複数のピニオンシャフト24の第1端241とは反対側の第2端242を支持し、第1キャリアディスク31に対向して配置されている。複数のキャリア柱33は、周方向Hにおいて隣り合うプラネタリギヤ23の間に配置され、第1キャリアディスク31と第2キャリアディスク32とを連結する。キャリア柱33は、第1キャリアディスク31と接続される第1端部331と、第2キャリアディスク32と接続される第2端部332と、を有する。キャリア柱33は、キャリア柱33とキャリア柱33の周方向Hにおける左周方向H1方向側に配置されたプラネタリギヤ23との間隔d1が第2端部332側より第1端部331側において広くなるように配置されている。
本実施の形態のプラネタリギヤ機構11では、プラネタリギヤ23が左回転方向G1(所定方向の一例)に回転した場合に、キャリア柱33とキャリア柱33の左周方向H1側(第1周方向側の一例)に配置されたプラネタリギヤ23との間において潤滑油は第2端部332側から第1端部331側に向かって流動する。
本実施の形態のプラネタリギヤ機構11では、キャリア柱33は、右周方向H2側(第2周方向側の一例)に配置されたプラネタリギヤ23との間隔d2が、第1端部331側より第2端部332側において広くなるように配置されている。
本実施の形態のプラネタリギヤ機構11では、キャリア柱33の第1端部331は、キャリア柱33の周方向Hにおける左周方向H1方向側に配置されたプラネタリギヤ23との間隔d1が、キャリア柱33の左周方向H1とは反対の右周方向H2側に配置されたプラネタリギヤ23との間隔d2よりも広くなるように配置されている。
本実施の形態のプラネタリギヤ機構11では、キャリア柱33の第2端部332は、キャリア柱33の右周方向H2方向側に配置されたプラネタリギヤ23との間隔d2が、キャリア柱33の左周方向H1側に配置されたプラネタリギヤ23との間隔d1よりも広くなるように配置されている。
本実施形態のプラネタリギヤ機構11は、複数のプラネタリギヤ23と、サンギヤ22と、リングギヤ26と、複数のピニオンシャフト24と、第1キャリアディスク31と、第2キャリアディスク32と、複数のキャリア柱33と、を備える。複数のプラネタリギヤ23は、ハス歯23bを有する。サンギヤ22は、複数のプラネタリギヤ23の内側に配置され、複数のプラネタリギヤ23と噛み合う。リングギヤ26は、複数のプラネタリギヤ23の外側に配置され、複数のプラネタリギヤ23と噛み合う。複数のピニオンシャフト24は、複数のプラネタリギヤ23を回転可能に支持する。第1キャリアディスク31は、複数のピニオンシャフト24の第1端241を支持する。第2キャリアディスク32は、複数のピニオンシャフト24の第1端241とは反対側の第2端242を支持し、第1キャリアディスク31に対向して配置されている。複数のキャリア柱33は、周方向Hにおいて隣り合うプラネタリギヤ23の間に配置され、第1キャリアディスク31と第2キャリアディスク32とを連結する。キャリア柱33は、第1キャリアディスク31と接続される第1端部331と、第2キャリアディスク32と接続される第2端部332と、を有する。キャリア柱33の第1端部331は、キャリア柱33の周方向Hにおける左周方向H1方向側に配置されたプラネタリギヤ23との間隔d1が、キャリア柱33の左周方向H1とは反対の右周方向H2方向側に配置されたプラネタリギヤ23との間隔d2よりも広くなるように配置されている。
本実施の形態のプラネタリギヤ機構11では、プラネタリギヤ23が左回転方向G1に回転した場合に、キャリア柱33とキャリア柱33の左周方向H1方向側に配置されたプラネタリギヤ23との間において潤滑油は第2端部332側から第1端部331側に向かって流動する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
上記実施の形態では、プラネタリギヤ23が左回転方向G1と右回転方向G2の双方に回転するため、流路S1と流路S2の双方とも第1端部331側と第2端部332側において間隔が異なるように形成されているが、これに限らなくてもよい。例えば、プラネタリギヤ23が主に左回転方向G1に回転し、右回転方向G2に回転する頻度が少ない場合には、流路S2を通る潤滑油の量が少ないため、流路S2は、間隔d2が狭く第1端部331側と第2端部332側の間隔が同じ長さに設定されていてもよい。
上記実施形態のプラネタリギヤ機構11では、プラネタリギヤ23およびキャリア柱33は3つ配置されているが、これに限られるものではなく、4つ以上であってもよい。
上記実施形態では、リングギヤ26がハウジング29に固定されており、サンギヤ22とプラネタリギヤ23がハウジング29に対して回転し、動力がサンギヤ22に入力されてプラネタリキャリア25から出力されているが、これに限らなくてもよい。例えば、ハウジング29に対してプラネタリキャリア25を固定し、サンギヤ22とリングギヤ26を回転させ、リングギヤから動力が出力されてもよい。
上記実施の形態では、流路S1は、第2端部332側から第1端部331側に向かって間隔d1が徐々に広がっているが、これに限らず、段階的に広がってもよい。同様に、流路S2は、第1端部331側から第2端部332側に向かって間隔d2が徐々に広がっているが、これに限らず、段階的に広がってもよい。
上記実施形態の作業機械1は、フロントタイヤおよびリアタイヤが設けられたホイールローダ、およびフォークリフト等を例として挙げることができるが、これに限らず、履帯を有するショベルおよびブルドーザ等も挙げることができる。
23 :プラネタリギヤ
31 :第1キャリアディスク
32 :第2キャリアディスク
33 :キャリア柱
331 :第1端部
332 :第2端部
Claims (6)
- ハス歯を有する複数のプラネタリギヤと、
前記複数のプラネタリギヤの内側に配置され、前記複数のプラネタリギヤと噛み合うサンギヤと、
前記複数のプラネタリギヤの外側に配置され、前記複数のプラネタリギヤと噛み合うリングギヤと、
前記複数のプラネタリギヤを回転可能に支持する複数のシャフトと、
前記複数のシャフトの第1端を支持する第1支持壁と、
前記複数のシャフトの前記第1端とは反対側の第2端を支持し、前記第1支持壁に対向して配置された第2支持壁と、
周方向において隣り合う前記プラネタリギヤの間に配置され、前記第1支持壁と前記第2支持壁とを連結する複数の連結部と、
を備え、
前記連結部は、前記第1支持壁と接続される第1端部と、前記第2支持壁と接続される第2端部と、を有し、
前記連結部は、前記連結部と前記連結部の前記周方向における第1周方向側に配置された前記プラネタリギヤとの間隔が前記第2端部側より前記第1端部側において広くなるように配置され、
前記連結部は、前記連結部と前記第1周方向とは反対側の第2周方向側に配置された前記プラネタリギヤとの間隔が、前記第1端部側より前記第2端部側において広くなるように配置されている、
プラネタリギヤ機構。 - 前記プラネタリギヤが所定方向に回転した場合に、前記連結部と前記連結部の前記第1周方向側に配置された前記プラネタリギヤとの間において潤滑油は前記第2端部側から前記第1端部側に向かって流動する、
請求項1に記載のプラネタリギヤ機構。 - 前記連結部の前記第1端部は、前記連結部の前記第1周方向側に配置された前記プラネタリギヤとの間隔が、前記連結部の前記第2周方向側に配置された前記プラネタリギヤとの間隔よりも広くなるように配置されている、
請求項1に記載のプラネタリギヤ機構。 - 前記連結部の前記第2端部は、前記連結部の前記第2周方向側に配置された前記プラネタリギヤとの間隔が、前記連結部の前記第1周方向側に配置された前記プラネタリギヤとの間隔よりも広くなるように配置されている、
請求項1に記載のプラネタリギヤ機構。 - ハス歯を有する複数のプラネタリギヤと、
前記複数のプラネタリギヤの内側に配置され、前記複数のプラネタリギヤと噛み合うサンギヤと、
前記複数のプラネタリギヤの外側に配置され、前記複数のプラネタリギヤと噛み合うリングギヤと、
前記複数のプラネタリギヤを回転可能に支持する複数のシャフトと、
前記複数のシャフトの第1端を支持する第1支持壁と、
前記複数のシャフトの前記第1端とは反対側の第2端を支持し、前記第1支持壁に対向して配置された第2支持壁と、
周方向において隣り合う前記プラネタリギヤの間に配置され、前記第1支持壁と前記第2支持壁とを連結する複数の連結部と、を備え、
前記連結部は、前記第1支持壁と接続される第1端部と、前記第2支持壁と接続される第2端部と、を有し、
前記連結部の前記第1端部は、前記連結部の前記周方向における第1周方向側に配置された前記プラネタリギヤとの間隔が、前記連結部の前記第1周方向とは反対側の第2周方向側に配置された前記プラネタリギヤとの間隔よりも広くなるように配置されている、
プラネタリギヤ機構。 - 前記プラネタリギヤが所定方向に回転した場合に、前記連結部と前記連結部の前記第1周方向側に配置された前記プラネタリギヤとの間において潤滑油は前記第2端部側から前記第1端部側に向かって流動する、
請求項5に記載のプラネタリギヤ機構。
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