JPH01100241A - フェライト鋼合金 - Google Patents

フェライト鋼合金

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JPH01100241A
JPH01100241A JP63223663A JP22366388A JPH01100241A JP H01100241 A JPH01100241 A JP H01100241A JP 63223663 A JP63223663 A JP 63223663A JP 22366388 A JP22366388 A JP 22366388A JP H01100241 A JPH01100241 A JP H01100241A
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    • C22C38/00Ferrous alloys, e.g. steel alloys
    • C22C38/18Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は昇温下で良好な特性をもつフェライト系合金類
に関し、更に詳細には、982℃(1800下)までの
温度で良好な耐酸化性及びクリープ強さをもつクロム及
珪素を含むフェライト系合金に関する。
ステンレス鋼類またはニッケル基合金類に代わる昇温下
で良好な強度及び耐酸化性をもつ低コスト合金が多年に
わたり探求されている。鉄基物質中へのクロム、アルミ
ニウム及び珪素の使用は以下に記載するような多くの組
み合わせで利用されている。
米国特許第3,698,964号明細書[カール(Ca
ule)ら]は2%までの炭素、1〜5%のクロム、1
〜4%の珪素、1〜4%のアルミニウム及び2%までの
銅を含む合金を開示している。好適な珪素合金は3%の
クロム、2%の珪素及び最高0.25%の炭素を含む。
米国特許第3,782,925号明細書[ブランディス
(B ranclis)ら]は約1000℃(1832
下)までの耐酸化性のために1〜3.5%のアルミニウ
ム、0.8〜3%の珪素及び10〜15%のクロムを教
示している。
米国特許第3,905,780号明細書[ジャスバー(
J asper)ら]は0.13%までの炭素、0.5
〜3%のクロム、0.8〜3%のアルミニウム、0.4
〜1.5%の珪素、0.1〜1%のチタン及び残部が実
質上鉄であるアルミニウム被覆用の低合金支持体を教示
している。
米国特許第4,261,736号明細書[ドーゼット(
D outhett)ら]は6%のクロム、0.01%
のクロム、0.4〜1%の珪素、1.5〜2%のアルミ
ニウム、0,4%のチタン、0.4%のコロンビウム及
び残部が実質上鉄よりなる合金族を開示している。10
10〜1120℃(1850〜2050下)の仕上げ焼
きなまし温度並びに未結合コロンビウムの組み合わせは
良好なりリープ強さを得るために臨界的なものである。
4〜7%のクロムを含む合金は815℃(1500下)
までの温度に耐えられることが記載されている。
米国特許第4,640,722号明細書[ゴーマン(G
ornan)コは最高0.05%の炭素、1〜2.25
%の珪素、最高0.5%のアルミニウム、8〜20%の
クロム、最高0.05%の窒素を含むフェライト系合金
を教示している。アルミニウムは溶接区域での多孔性の
問題のために制限される。珪素は高温仕上げ焼きなまし
を行なうとき以外はクリープ強さに悪影響を与えること
が教示されている。
3%までの炭素、1〜5%の珪素、6%までのクロム、
13.5〜36%のニッケル、7.5%までの鋼、0.
5〜1.6%のマンガン、最高0.12%の硫黄、最高
0,3%のリンを含有し、残余が鉄である旧−RESI
ST[インターナショナル・ニッケル・カンパニー(I
nternational NickelCompan
y)の商標名]として既知のオーステナイト質ニッケル
鋳鉄類が若干の昇温条件用途に使用されているが、多量
のニラ”ケルが存在するために高価である。
過去に、溶接性が重要である場合を除いて低クロムフェ
ライト系合金類は耐酸化性に関してクロムの代わりに主
としてアルミニウムが利用されている。珪素は耐酸化性
を向上させることが知られているが、珪素は主として2
%以下の量で使用されており、多量のアルミニウムが併
用されている。
珪素は以前クリープ強さに悪影響をもつものと見なされ
ていた、約8%以下のクロムを含有する合金類は特に炭
素及び窒素レベルがそれぞれ0.03%以上である場合
には完全にフェライト系構造を維持することが難しい、
多量のアルミニウムを含む先行技術合金類は流動性の問
題、貧弱なスラッギング及び酸化物状態のために鋳造操
作中に損傷する。鋳造生成物は鋳造したままの状態で良
好な靭性を提供するものではない、従って、高温用途に
現存する物質は非常に高価であり、より経済的なものに
すると、所望の特性より低い特性を提供する。
本発明の目的は昇温下で良好なりリープ強さ、耐酸化性
及び鋳造特性をもつ完全なフェライト系合金を提供する
にある0本発明の他の目的は良好なりリープ強さを更に
維持しなからより高い珪素レベルをもつ合金を提供する
にある。また、本発明の更に他の目的は改善された鋳造
特性を提供するために溶融合金の強度レベルを向上する
ことにある。更に、本発明の目的は比較的高い炭素及び
窒素レベルをもち且つ昇温下での実用を含めて完全なフ
ェライト系構造を更に維持する低クロム合金を提供する
にある9本発明のフェライト系合金組成物はより高価な
ニッケル鋳鉄及びタイプ409ステンレス鋼と同等また
はそれらより優れた昇温下での特性を提供する。
本発明は低クロムフェライト系鋼への多量の珪素の添加
から得られた昇温下での特性の知見に基づくものである
。これはニオブ、タンタル、バナジウム、チタン及びジ
ルコニウムよりなる群から選択された炭化物/窒化物フ
ォーマの添加した時に、耐酸化性に関するクロム−珪素
平衡及び比較的高い炭素及び窒素レベルの使用により達
成される。クリープ強さの更なる増加は少量の未結合ニ
オブ含量と1010〜1150℃(1850〜2100
下)の仕上げ焼きなましを組み合わせることにより提供
することができる。この安価なフェライト系合金は98
2℃(1800下)付近の温度まで優れた耐酸化性をも
ち、特に反復的耐酸化性に関してタイプ409ステンレ
ス鋼より優れている。
本発明の許容範囲によれば、約0.01〜0.3重量%
の炭素、最高約2重量%のマンガン、2.35重量%〜
約4重量%の珪素、約3〜7%のクロム、最高的1%の
ニッケル、最高的0.15重量%の窒素、0.3重量%
以下のアルミニウム、最高的2%のモリブデン、ニオブ
、タンタル、バナジウム、チタン及びジルコニウムから
なる群から選択された少なくとも1種の元素1.0重重
%まで及び残余が実質玉銑である、少なくとも870℃
(1600下)の温度、982℃(1,800下)のよ
うな高温で改善された反復的耐酸化性及び良好なりリー
プ強さを示すフェライト系合金を提供するにある。これ
らの鋼は主に鋳造したまま使用することを意図するもの
であり、従って、上述の構成元素を釣り合わせることに
より高温での強度が最高となるように設計される。更に
、本発明の鋼類は1010〜1150℃(1850〜2
100下)の高温仕上げ焼きなましを提供することがで
きる。上述の成分から製造されたフェライト系鋼物品は
タイプ409ステンレス鋼より優れた特性を有し、はる
かに安価である。
昇温下でのクリープ強さの諷著な改善が臨界的な珪素添
加量並びに炭化¥IIJ/窒化物制御及び粒子寸法制御
により低クロムフェライト系鋼において得ることができ
ることを見出した。
珪素は耐酸化性を改善することが長年にわたり認識され
ているが、2%以上のレベルでのは希にしか使用されて
いない、また、珪素はクリープ強さを改善する未結合ニ
オブ及び1010℃(1850下)以上の仕上げ焼きな
ましを使用する場合に、ラベス相(Laves pha
se)(米国特許第4.640,722号明細書)を促
進することが観察されている。しかし、米国特許第4,
640,722号において、高温仕上げ焼きなましを削
除する場合には、珪素が1%から2.4%へ増加すると
、クリープ強さが低下することを、該明細書の図は示し
ている。
本発明は、比較的多量の珪素レベルは固溶体中の炭素及
び窒素レベルを制限(個々の元素の溶解度の減少)でき
ることを見出した。以前、低クロム合金は炭素及び窒素
を0.05%以下のレベルへ制限して完全なフェライト
系構造を維持していた。2.35%以上、好適には2.
5〜3.5%の珪素レベルは比較的高い炭素レベル(0
,3%まで)を許容し、残炭化物フォーマの添加を含む
場合でもフェライト系構造を更に維持する。珪素はより
完全な炭化物または窒化物形成反応を誘導するために作
用し、それによってより多量の析出物が形成され、少量
の炭素または窒素が固溶体中に残る。
珪素を本発明のクロムレベル(約3〜7%)と併用する
場合に、珪素は982℃(1800下)までの耐酸化性
を提供する際に重要な役割をもつ、また、クロム−珪素
の関係はスポーリングを回避するために釣り合わさねば
ならない、また、珪素は可溶性ニオブが存在し且つ10
10℃(1850下)以上の仕上げ焼きなまし温度を使
用する場合に、ラベス相を促進する傾向にある。上述の
鋼類の意図する最終用途の多くは鋳造品であるために、
高珪素含量は流動性及び鋳造性の観点から有利である。
上述のように、炭化物及び窒化物析出物の制御は所望の
高温特性を得且つフェライト系構造を維持するために臨
界的なものである。本発明の鋼中の比較的高い炭素レベ
ルは析出物が形成する温度以上の温度での溶鋼の鋳造中
に固溶体強化を提供し、また、オーステナイトの形成を
促進する。上述の温度は1095℃(2000下)以上
であり、上述の合金類について考慮される使用温度より
もはるかに高い、固溶体強化のレベルは連続鋳造中の凝
固において充分な強度(鋳造物表面引裂の回避)を提供
するなめに重要である。上述の鋼は連続鋳造可能である
ように設計され、後に使用するためのより小さい寸法の
部材へ再度溶融される。
オーステナイトは連続鋳造中に許容することができ且つ
実際に強度に関して望ましいこともあるが、使用中のオ
ーステナイトの存在は耐酸化性に悪影響があるために望
ましくない。種々の析出物が冷却中に形成されるが、該
析出物はクリープ強さの改善の主要な供給源を提供する
。炭素レベルが高いと、より多体積の炭化物類が製造さ
れる。高珪素レベルはより完全な炭化物形成反応を導く
、炭化物類及び窒化物類の的確な用途は粒子寸法を制御
することにあり、また、結晶粒界を固定するために作用
する。上述の両メカニズムはクリープ強さの向上に関連
する。微粒子寸法は炭化物及び窒化物制御により提供す
ることができ、それによって鋳造したままの状態の靭性
及び延性を向上する。
排気マニホールドのように982℃(1850下)以上
での高温焼きなましが容易に行なわれない用途において
、炭素レベルは0.05%以上、好適には約0.10%
以上である。高温クリープ特性は高温焼きなましを使用
せずに提供することができる0本発明は溶融状態からの
冷却中に形成される炭化物が結晶粒界を固定するために
使用されるが、米国特許第4,261,739号及び同
第4,640,722号明細書は使用中にラベス相を形
成することによって結晶粒界を固定し且つクリープを遅
延させるものである。
ニオブは炭素及び窒素の制御のために好適な合金元素で
ある。1.0%までのニオブレベルが許容できるが、合
金コストを低レベルに維持することが試みられた。好適
な上限は0.5%であり、には0.1%以上の量で存在
しなければならない。
クリープ特性の改善は炭素及び窒素含量を完全に安定化
するためのニオブを必要とするものではないことを記憶
することが重要である。ニオブ析出物は1095℃(2
000下)以下の温度で形成され、それによってより高
い温度での凝固中に固溶体中にある炭素がより多くなる
。鋼を凝固すなわち1095℃(2000下)以上の高
温露出から冷却すると、ニオブの炭化物が形成させるこ
とができ、既存の結晶粒界に少量、多量または標準量で
分散している。ニオブの炭化物は高温では析出しないた
めに、平均フェライト系粒子寸法は比較的大きくなり、
クリープ強さを向上する。ニオブ炭化物/窒化物は次に
高温使用中に結通粒界を固定するために寄与し、この固
定及び分散による強化作用が結晶粒界スリップすなわち
鉄基合金類中の主要なりリープ機構を遅延することによ
りクリープ強さを改善する8合金が後の使用中にラベス
相形成を促進させるために高温焼きなましを行なう場合
には、未結合ニオブは少なくとも0.10%でなければ
ならない。
また、チタンをニオブと併用すると、チタンは最適な特
性を発現する好適な析出物フォーマである。1.0%ま
で、好適には0.5%までのレベルのチタンがニオブよ
り高温下で炭素または窒素と結合し、それによって凝固
冷却中にニオブより早く溶鋼から析出する。従って、チ
タン炭窒化物は粒子が固化するときに生成する。チタン
析出物は粒子が大きくなり過ぎないようにする傾向にあ
り〈鋳造したままの状態の靭性の問題)、また、より均
−且つ細かい炭化物分散に寄与しにニオブと結合したと
き)、粒子が粗粒化することに防止することができる。
また、チタン析出物が比較的長い時間高温下にあると、
チタン析出物は粗粒化することがあることを忘れてはな
らない。最適な条件は二重炭化物/窒化物析出系により
提供することができる。
炭化物/窒化物フォーマとして1.0%までのレベルで
バナジウム、タンタル及びジルコニウムを置換すること
ができるが、0.5%以下のレベルで添加することが好
適である。ジルコニウムはチタンと同様に粒子が粗粒化
することを制御するために使用され、バナジウム及びタ
ンタルはニオブと同様に作用する。
本発明のフェライト系合金は組成平衡により初期凝固操
作中に実質上フェライト系構造となるが、溶鋼中の過剰
の炭素及び窒素は付加的な冷却により若干の強化用オー
ステナイトを形成することがあることを当業者は認識で
きるであろう、該鋼類は1093℃(2000下)以下
での次工程冷却中に100%フェライトへ転位すること
ができ、昇温下での使用中にフェライト系構造のままで
ある。
溶鋼中の炭素及び窒素のようなオーステナイト形成元素
のレベルは意図する用途の任意の温度でのオーステナイ
ト再形成を防止するに充分低くなければならない、オー
ステナイトの再形成は寸法変化を導き、耐酸化性を抑制
する。チタン及びニオブを添加した後、溶鋼中に残存す
る炭素及び窒素レベルで、本発明の鋼類は1093℃(
2000下)以下の使用温度ではオーステナイトを形成
しないであろう。
クロムは耐酸化性、特に、反復的耐酸化性にとって必須
である。第1図に示す研究に基づいて、クロムのレベル
は反復的耐酸化性に関して927℃(1700下)での
必要量により規定される。
2.35〜4%の珪素を併用する場合に、約3〜7%の
クロムレベルは0.003 g/ am’(0,029
/平方インチ)以下の重量増加を提供することができる
。より高い珪素含量の溶融物において0.003 g/
 am2(0,02g/平方インチ)以下の重量増加を
示すことが検出されたように上述の範囲内で脆性も回避
することができる。好適な炭素、珪素、チタン及びニオ
ブレベルを併用した場合に、上述の範囲内のクロムは1
2%またはそれ以上のクロムをもつ代表的なステンレス
鋼と比較して優れたクリープ強さを提供することができ
る。
2%まで、または3%までの量のモリブテンを本発明合
金へ添加して高温強度を改善することができるが、合金
のコストを低く維持するために通常含有させない、モリ
ブテンは通常クロム置換物及び固溶体強化物と見なされ
るが、モリブテンの昇華傾向のために耐酸化性を低下す
る傾向にある。
窒素は通常標準的な溶融条件の結果として生ずる約0.
03%のレベルで存在することがある。
窒素は炭素レベルが低い場合には強化剤及びクリープ抑
制析出物として0.15%まで使用することができる。
好適な範囲は最高0.10%であり、より好ましくは最
高0.05%である。
マンガンはフェライト系合金類の耐酸化性に悪影響をも
つオーステナイトを促進または安定化するから2%以下
、好ましくは1%以下のレベルに制限しなければならな
い、マンガン自体は耐酸化性向上元素ではないが、炭化
物または窒化物の溶解度を増加し、それによって冷却中
に析出物を余り形成しない。
また、ニッケルはオーステナイトの形成を回避するため
に低レベルに制限すべきである。1%の上限を提唱する
が、0.5%以下に維持することが好ましい。
アルミニウムは本発明の鋼に必要ではない、クロム含有
フェライト系合金中に珪素よりアルミニウムを使用する
ことが普通であるが、クリープ強さと耐酸化性の組み合
わせは珪素を使用することにより改善される。アルミニ
ウムは0.3%以下のレベルに維持することが好ましい
、アルミニウムは溶融中に脱酸剤として使用することが
できる。
鋳造の目的でのアルミニウムの添加はスラッギング及び
酸化物の問題を導くことがあり、通常流動性または鋳造
したままの状態での靭性を改善するものとは見なされな
い。
上述に記載する好適範囲またはより好適な範囲の1つま
たは2つ以上が上述の残りの元素についての許容範囲の
1つまたは2つ以上と共に使用できる。
本発明の鋼は慣用の工場装置を使用して溶融及び鋳造す
ることができる。鋳造物は帯、シート、棒、ロッド、ワ
イヤー及びビレットのような種々の鋳造製品形態へ容易
に変換することができる。
また、鋼は自動車排気マニホールドにおけるような鋳造
したままの状態で使用することもできる。
本発明の鋼の多数の実@鋳造物を作製し、現存するステ
ンレス鋼または現存する低りロムフエラ    ゛イト
系合金と比較した。これらを第1表に記載する。
/′ / / 第1図は珪素−クロム平衡を選択するための反復的酸化
の評価を示すものである。炉内で25分間、炉外で5分
間の420サイクルの後、927”C(1700下)で
0.003g/am2(0,02y7平方インチ)以下
の重量増加率が最適であるものとして選択された。脆化
なしに上述のし各ルすなわ・ち反復的耐酸化性を得るた
めには、合金が約3〜7%のクロムと2.35%〜約4
%の珪素を含むことが必要である。この実験において、
鋼は約0.015%の炭、素、約0.2%のマンガン、
0.005%以下のリン、0.003%以下の硫黄、0
.5%以下のニッケル、約0,25%のチタン、0.0
1%以下の窒素、及び約0.05%のニオブを含有する
ものであった。タイプ409ステンレン鋼は同様の試験
条件下で0.01697am2(0,10g/平方イン
チ)以上の重量増加率をもっていた。
第2図は、本発明の高炭素含1(0,13%)型が92
7℃(1700下)での反復的耐酸化性においてタイプ
409より優れており、420サイクル後に0.003
g/e輸2(0,02y/平方インチ)基準値以下であ
ることを示すものである。サイクル条件は第1図におけ
る条件と同様である。上述の試験温度で可溶性炭素レベ
ルは使用中にオーステナイトの形成が可能なほど高いも
のではないことが明らかである。
合金のクリープ強さは米国特許第4,261,739号
明細書の第10欄、第22〜68行に記載されているよ
うな弛み試験または撓み試験と緊密な関係がある。基本
的に、該試験は炉内での試験架台上での無支持の長さ2
5.4cm(10インチ)の試料の撓み(または弛み)
を測定するものである。
第3図は872℃(1600下)での本発明の鋼におけ
るニオブとチタンの影響を示すものである。
0.13%の炭素をもつ鋼[872℃(1600下)で
オーステナイトを形成しないが安定化していない]は炭
化物析出物は最大限に利用されているが、11%クロム
のタイプ409に匹敵するクリープ強さをもつものでは
ない、ニオブレベルは約0.15%より0.37%が好
ましい、ニオブの添加は耐クリープ性を向上する:しか
じ、0,37%以上のニオブレベルではニオブ析出物は
粗粒化する恐れがあるために利点が減衰すると思われる
上述のいずれのニオブレベルでのチタンの添加は耐弛み
性を向上する。上述の2種の炭化物フォーマはフェライ
ト系結晶粒界を固定する際により効果的であるより微細
で、より分散した析出物相を提供するものと仮定される
。チタンと炭素及びニオブと炭素の化学量論的関係に基
づいて、0.37%のニオブは0.13%の炭素分析値
中の0.048%の炭素(炭化物として)を固定するも
のと予想される。0.16%のニオブ及び0.13%の
チタンを含有する溶鋼にはニオブ炭化物及びチタン炭化
物としてそれぞれ結合した炭素0.021%及び0.0
32%を観察することができる。すなわち、はぼ同じ合
計量の炭素が上述の2種の鋼中で析出するが、2種の炭
化物フォーマを含む溶鋼は、2種の炭化物系がより微細
な、より分散された炭化物網状構造を促進するために2
倍以上の耐クリープ性が発現する。第3図から、約0.
15%のチタンと0.15%のニオブの併用は物質が高
温仕上げ焼きなましを受けないと想定したときに耐弛み
性は最適値に近いものとなると思われる。
第4図は872℃(1600下)でのクリープ強さにお
ける炭化物、特に、2種の炭化物析出物の利点を再度示
すものである。5%クロム−3%珪素基合金への0.3
7%のニオブの添加に関して、2種の炭素レベルすなわ
ち0.03%及び0.13%を研究した。化学量論的見
地から、炭化物として固定できる炭素の量は0.03%
炭素溶鋼及び0.13%炭素溶鋼についてそれぞれ0.
03%及び0.048%であった。炭素量の多い鋳造物
は炭化物の体積区分がより大きいために予想されたよう
により高い耐弛み性が発現する。0.03%及び0.1
3%の炭素を含有する基準溶鋼へ、0.37%のニオブ
と共に2重炭化物安定剤として0.12〜0,14%の
チタンを新たに添加する。
0.03%の炭素分析値がチタンの添加の結果として炭
化物のより大きい体積区分をもつとは予想されない〈炭
化物がより微細に、より分散されなければならない)場
合でさえ、2重炭化物系は両炭素レベルで耐クリープ性
がより高いことを再度観察することができる。第4図に
おいて、横軸と平行の線は872℃(1600下)での
タイプ409の弛み強さの相対的な値を説明するために
記載した。2重炭化物鋳造物はこのタイプ409標準物
に匹敵する耐弛み性を提供することが観察できる。
第4図の冷間圧延したままの状態の試料は鋳造したまま
の特性を示すものと予想される。
1066℃(1950下)での焼きなましを行なった後
に弛み試験が行なわれる場合には、ラプス相の形成は潜
在的強化メカニズムとなる。米国特許第4,261,7
39号明細S(ドーゼット)及び米国特許第4,640
,722号明細書(ゴーマン)はラプス相の形成が存在
する珪素と組合わされた可溶性ニオブのレベルと高温溶
体化処理の利点により促進されることを教示している。
チタンを含有するか、または含有しない2種の0.03
%炭素−0,37%ニオブ鋳造物は可溶性ニオブを含有
し、弛み強さに関する限り1066℃(1950下)の
仕上げ焼きなましから利益を受ける。可溶性ニオブを含
有しない0.13%炭素鋳造物は1066℃(1950
下)で焼きなましから利点がほとんどまたは全くないこ
とを示す、従って、ニオブと炭素の比がニオブ/炭素比
7.75以上で平衡となっており、それによって過剰の
ニオブが存在する場合に、本発明の鋼は昇温下での使用
に関して更に強化される。また、ラプス相の強化関係は
仕上げ高温熱処理が施される鋳造したままの状態の部材
にも必要である。しかし、本発明の意図は弛み強さを向
上するためにラプス相の形成させるものではなく、最も
m著なニオブとチタンの2種炭化物の共動作用的強化に
よるものである。
第5図は鋳造、特に連続鋳造を行なう際の合金の強度に
おける炭素の影響を示すものである。これに関して炭素
の増加は非常に有利である。しかし、0.15%以上の
炭素レベルは1093℃(2000下)での使用中に実
質上フェライト系構遣を提供するように平衡化しなけれ
ばならない。
溶融体外へ炭素を取り出し且つ室温でマルテンサイトを
回避するために、高レベルの炭化物フォーマ類が必要で
ある。マルテンサイト質合金は連続鋳造中により良好な
強度を提供することができるが(鋳造凝固中によりオー
ステナイト質とすることができる)、熱膨張、導電性及
び反復的耐酸化性についてのフェライト系物置の利点が
低温での使用中に犠牲となることがある。可溶性炭素レ
ベルを安定化剤を使用して制御すれば、その結果として
1093℃(2000下)以下ではオーステナイトは形
成されないが、1093℃(2000下)を超えると0
410%またはそれ以上の可溶性炭素レベルをもつ部分
的にオーステナイト構造が存在して連続鋳造することが
できることが本発明において重要である。
従って、本発明の合金鋼は937℃(1700下)で4
20サイクル反復酸化(炉中に25分間、炉外に5分間
)の後、0.003g/Cm2(’0.02y/平方イ
ンチ)以下の重量増加率を提供し、且つ高温仕上げ焼き
なましを施さずにタイプ409ステンレス鋼に匹敵する
クリープ強さまたは1010〜1150℃(1850〜
2100下)で仕上げ焼きなましを施した場合にはタイ
プ409より良好なりリープ強さを提供することができ
る。
また、2重炭化物/窒化物析出物系の臨界的制御は昇温
下で優れたクリープ強さを提供する粒子寸法の最適制御
及び結晶粒界固定に必須である。
982℃(1800下)までの昇温下での使用中に形成
される珪素に富んだ酸化物はクロムに富んだ酸化物より
良好な耐スポーリング性をもつより粘着性の皮膜を形成
する。
上述に本発明の特別の実施態様を記載したが、本発明の
精神を逸脱しない限りにおいて種々の変化及び変成を行
なうことができる。従って、上述の特別の実施態様は本
発明の説明であり、本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は珪素−クロム平衡を選択するための反復的酸化
実験の評価を示、す図であり、第2図は本発明の高炭素
台!(0,13%)型が927℃での反復的耐酸化性に
おいてタイプ409より優れていることを示す図であり
、第3図は872℃での本発明の鋼におけるニオブとチ
タンの影響を示す図であり、第4図は872℃でのクリ
ープ強さにおける炭化物、特に、2種の炭化物析出物の
利点を示す図であり、第5図は鋳造、特に、連続鋳造を
行なう際の合金の強度における炭素の影響を示す図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、0.01〜0.3重量%の炭素、最高2重量%のマ
    ンガン、2.35〜4重量%の珪素、3〜7重量%のク
    ロム、最高1重量%のニッケル、最高0.15重量%の
    窒素、0.3重量%以下のアルミニウム、1.0重量%
    までのニオブ、タンタル、バナジウム、チタン及びジル
    コニウムから選択された少なくとも1種の元素を含有し
    、残余が実質上鉄よりなる、昇温下で良好な耐酸化性及
    びクリープ強さをもつフェライト鋼合金。 2、0.06〜0.15重量%の炭素、2.5〜3.7
    5重量%の珪素、3〜5重量%のクロム、最高0.1重
    量%の窒素を含有し、且つ炭素と窒素の合計量が0.2
    重量%以下である請求項1記載のフェライト鋼合金。 3、少なくとも0.10重量%の未結合ニオブを含有し
    、1010〜1150℃の仕上げ焼きなましを行なう請
    求項2記載のフェライト鋼合金。 4、0.1〜0.75重量%のニオブ及び 0.05〜0.75重量%のチタンを添加する請求項1
    記載のフェライト鋼合金。 5、1010℃〜1150℃の仕上げ焼きなましを行な
    い、少なくとも0.10重量%の未結合ニオブを含有す
    る請求項4記載のフェライト鋼合金。 6、0.01〜0.3重量%の炭素、最高2重量%のマ
    ンガン、2.35〜4重量%の珪素、3〜7%のクロム
    、最高1重量%のニッケル、最高0.15重量%の窒素
    、0.3重量%以下のアルミニウム、0.75重量%ま
    でのニオブ、タンタル、バナジウム及びチタンからなる
    群から選択された少なくとも1種の元素、最高2重量%
    のモリブデンを含有し、残余が実質上鉄よりなる、良好
    な耐酸化性及び耐クリープ性をもつ982℃までの温度
    で使用するための物品。 7、2.5〜3.75重量%の珪素、3〜5重量%のク
    ロム、0.06〜0.15重量%の炭素、最高0.1重
    量%の窒素を含有し、炭素と窒素の合計量が0.2重量
    %以下である請求項6記載の物品。 8、少なくとも0.10%の未結合ニオブを含有し、1
    010〜1150℃の最終焼きなましを行なう請求項7
    記載の物品。 9、0.06〜0.30重量%の炭素、最高0.5重量
    %のニオブ、最高0.75重量%のチタンを含有する請
    求項6記載の物品。 10、物品が鋳造排気マニホールドである請求項7記載
    の物品。 11、物品がフェライト鋼帯、シート、板、ビレット、
    棒、ロッド、ワイヤー及び粉末状金属物品である請求項
    6記載の物品。
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