JPH01103655A - ポリカプロラクトン樹脂組成物 - Google Patents

ポリカプロラクトン樹脂組成物

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JPH01103655A
JPH01103655A JP15398588A JP15398588A JPH01103655A JP H01103655 A JPH01103655 A JP H01103655A JP 15398588 A JP15398588 A JP 15398588A JP 15398588 A JP15398588 A JP 15398588A JP H01103655 A JPH01103655 A JP H01103655A
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JP
Japan
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polycaprolactone
resin
resin composition
polycaprolactone resin
relative viscosity
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JP15398588A
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Inventor
Takuya Miho
三保 卓也
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Daicel Corp
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Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ポリカプロラクトン樹脂組成物に関する。
さらに詳しくは、軟化点50〜60℃を有する低融点の
熱可塑性ポリカプロラクトン樹脂組成物であって、2種
類の相対粘度の異なる(すなわち。
2種類の異なった分子量分布を有する)樹脂をブレンド
してそれぞれ単独の分子量分布の樹脂では発揮されない
性能が付与されたポリカプロラクトン樹脂組成物に関す
る。
[従来技術] ポリカプロラクトン樹脂は高い結晶性を有しており、ま
た、結晶融点が低いという特徴を有している。
このような特徴を生かして一定の分子量(すなわち、相
対粘度1.50〜2.80)を有するグレードのものは
各種の成型物用途向けに市販されている。
たとえば1倍力操作用物体(特開昭6O−240692
)、プラスチック粘土(特開昭61−42679)、医
療用ギプス(特開昭58−81042)、スプリント材
、放射線照射用フェイスマスク、かつらの型取材(特開
昭6O−215018)、歯科印象採得(特願昭62−
225600)などがその代表的なものである。
しかしながら、上記のような用途に適用する場合、以下
のような欠点がある。
[発明が解決しようとする課題] その問題とは以下の通りである。
すなわち、上記の材料の中で倍力操作用物体、プラスチ
ック粘土などとして用いる場合、溶融時の粘度が高く、
したがって、作業性が悪い。
また、歯科印象採得やかつらの型取材などとして用いる
場合、溶融時の粘度が高いと細かい凹凸の形状を転写す
ることができない。
また、スプリント材、放射線照射用フェイスマスク、か
つらの型取材などに用いる場合、その曲げ強度が低いの
が問題となる。
上記の欠点を有するものはいずれも一つのグレード(す
なわち、一つの分子量分布を有する)のポリカプロラク
トン樹脂を単独で用いた場合であり、そのグレードとい
うのは分子量io、oo。
〜70,000のものである。
本発明で述べるブレンドしたものと単に平均分子量とい
う観点から見れば同じ範囲に属するものである。
しかしながら、以下に述べるように分子量分布の形態が
異なる場合には特殊な性能が発揮されるということが判
明した。
上記の欠点の一部を改良したポリカプロラクトン樹脂組
成物を本出願人は特願昭62−225600において示
唆した。
このような状況に鑑み1本発明者は鋭意検討した結果2
本発明を完成させた。
[発明の構成] すなわち2本発明は 「相対粘度1.50〜2.80を有するポリカプロラク
トン樹脂と相対粘度1.15〜1.50を有するポリカ
プロラクトン樹脂を重量比85/15〜30/70でブ
レンドしたことを特徴とする樹脂組成物」 である。
本発明でいう相対粘度とは毛細管粘度計(ウベローデ粘
度計)を用いて測定した粘度とする。
測定法はJIS  K6726に準じて行なった。
但し、溶剤としてトルエン濃度1%、温度25℃プラス
マイナス0.05℃で測定した値とする。
本発明の樹脂組成物のポイントは対応するグレード(す
なわち、一つの分子量分布を有する)のポリカプロラク
トン樹脂を単独で用いた場合には発揮されない性状をポ
リマーブレンドすることによって発揮させたところにあ
る。
2種類の相対粘度の異なる(すなわち、2種類の分子量
分布の異なる)ポリマーのブレンド物を用いることによ
り前記のような問題が解決された。
本発明で述べるポリカプロラクトン樹脂ブレンド物の中
で相対粘度1.50〜2.80を有するポリカプロラク
トン樹脂とは代表例として第2図のGPCチャートに示
されているような分子量分布を有する物である。
また2本発明で述べるポリカプロラクトン樹脂ブレンド
物の中で相対粘度1.15〜1.50を有するポリカプ
ロラクトン樹脂とは代表例として第3図のGPCチャー
トに示されているような分子量分布を有するグレードの
ものである。
本発明のポリカプロラクトン樹脂組成物に用いられる軟
化点50〜80℃を有し、かつ、室温で固形である熱可
塑性ポリカプロラクトン樹脂は以下のようにして製造さ
れる。
すなわち、ε−カプロラクトンモノマーなどのラクトン
モノマーを活性水素基を有する開始剤おび触媒の存在下
で開環付加重合させることにより得られる。
この反応に用いられる触媒としては有機スズ化合物、有
機チタン化合物、有機ハロゲン化スズ化合物などが一般
的であり、その使用量は出発原料に対して0.1〜50
00ppm、好ましくは10〜100 DpIIである
反応温度は100〜230℃が適当であり、不活性ガス
中で行なうのがよい。
反応温度は230℃以上にすることは好ましくない、と
いうのはポリカプロラクトンの解重合温度が約220〜
230℃であるため、これ以上の高温度で反応を行なう
と重合物が分解し、分子量が大きくならないからである
反対に反応温度が100℃以下では反応速度が遅く、効
率が悪い。
この熱可塑性ポリカプロラクトン樹脂は常温で液体のも
のから固体状のもの道程々の分子量(すなわち、相対粘
度)を有するものがあり、各種の用途に用いられている
が1本発明のポリカプロラクトン樹脂組成物として用い
るためには相対粘度1.50〜2.80を有するポリカ
プロラクトン樹脂と相対粘度1.15〜1.50のもの
とを以下のような方法でブレンドするのが最も好ましい
本発明のポリカプロラクトン樹脂組成物は従来から用い
られている公知のポリカプロラクトン樹脂の中で複数の
グレードのものをブレンドするだけの2次加工によって
簡単に製造することができる。
相対粘度1.50〜2.80を有するポリカプロラクト
ン樹脂の具体的な例としてはダイセル化学工業(株)で
製造され、市販されているカプロラクトンH−7(公称
分子量: 70000 ) 、同H−4,5(公称分子
量: 40000および50000 )などがある。
また、相対粘度1.15〜1.50を有するポリカプロ
ラクトン樹脂も各種の用途向けに市販されており、−殻
内な樹脂の改質剤などに用いられている。
その具体的な例としてはダイセル化学工業(株)で製造
され、市販されているカプロラクトンH−1(公称分子
Ji : 10000 )などがある。
したがって、これら市販のものを購入して用いても良い
上記のような2種類の異なる相対粘度(すなわち、2種
類の異なる分子量分布)のポリカプロラクトン樹脂を所
定の割合でブレンドした場合の樹脂組成物の分子量分布
パターンは第1図のGPCチャートに示されたようなも
のとなる。
第1図に示されたGPCチャートにおいて示されている
ように、ブレンド樹脂組成物の分子量分布パターンの特
徴はメインピークにおいて、単独の場合と比較して複数
のピークに別れていることである。
複数のピークに別れていることによってブレンドされて
いることを証明することができる。
なお、第4図はブレンドされた樹脂組成物と同等の粘度
(すなわち1分子量分布)を有しているグレードのもの
のGPCチャートである。
第5図は単独の樹脂のGPCチャートの横軸の位置を一
致させて3種類合成したものである。
上記のような2種類の異なる相対粘度(すなわち1分子
量分布)を有するポリカプロラクトン樹脂を所定の割合
でブレンドするには以下の方法による。
すなわち、それぞれの市販の樹脂ペレットまたはフレー
ク、粉体などを購入し、押出し機にかけてブレンドして
もよいし、また、それぞれの樹脂を重合後重合缶より排
出させた時点でそれぞれの高粘度物の状態の樹脂を押出
し機にかけて混合しても良い。
ところで、−殻内にポリエステル樹脂はエステル結合の
部分が経時的に加水分解して成型物の場合、機械的強度
が低下する。
ポリカプロラクトン樹脂もポリエステル樹脂であり、以
上のような方法で製造されたブレンド樹脂でも数ケ月の
期間は保管したり、運搬したりすることは可能であるが
、加水分解による分子量低下を避けることができない。
これを防止するために前述の開始剤となる微量の水分の
代りに一部エボキシ樹脂を添加して重合させると得られ
た樹脂は著しく耐加水分解性が向上する。
エポキシ樹脂の中でも最も一般的なエビ−ビス型のエポ
キシ樹脂を添加するのが耐加水分解性を向上させるため
に有効である。
また、エポキシ樹脂を添加するのは重合する際ではなく
、エポキシ樹脂が添加されていない2種類のグレードの
ものをブレンドする際に添加する方式でも良い。
[発明の効果] 本発明の、ブレンドされた熱可塑性ポリカプロラクトン
樹脂組成物を用いて成型された成型物は曲げ強度が著し
く改善されており、溶融時の粘度も手頃であり、成型性
において優れている。
また本発明で用いるブレンドされた熱可塑性ポリカプロ
ラクトン樹脂は寸法安定性にもすぐれている。
以下に実施例を挙げて本発明の詳細な説明する。
「実施例−1」 市販のポリカプロラクトン樹脂ポリカプロラクトン−H
l(ダイセル化学工業株式会社製:相対粘度 2.34
)と同じく市販のポリカプロラクトン−Hl(ダイセル
化学工業株式会社製:相対粘度 1.28)を以下のよ
うな比率でブレンドして樹脂ブレンド物を製造した。
ブレンド作業はブラベンダープラストグラフを用いて行
なった。
各ブレンド比における各特性と溶融粘度は以下表−1の
通りである。
表−1 「実施例−2」 市販のポリカプロラクトン樹脂ポリカプロラクトン−H
5(ダイセル化学工業株式会社製:相対粘度 1゜77
)と同じく市販のポリカプロラクトン−Hl(ダイセル
化学工業株式会社製:相対粘度 1.28>を以下のよ
うな比率でブレンドして樹脂ブレンド物を製造した。
ブレンド作業はブラベンダープラストグラフを用いて行
なった。
各ブレンド比における各特性と溶融粘度は以下表−2の
通りである。
表−2 [曲げ強度の測定方法] JIS  K7203に準する。
但し、支点間圧u4cm、試職速度5mm/min、温
度20プラスマイナス2℃、湿度65プラスマイナス5
%RHの条件で測定し、5mm曲げたときの応力を求め
た。
サンプル片長さ8cm、幅3cm、厚さ3mmである。
[溶融粘度の測定方法] 高化式のフローテスターを用いて温度80℃。
余熱時間5分、オリフィスのノズル1mmφ、荷重10
0kgの条件で測定した。
「実施例−1」および「実施例−2」の結果から、本発
明の、ブレンドされた熱可塑性ポリカプロラクトン樹脂
組成物の場合、相当する単独のグレード(すなわち、相
対粘度が同じ)ものに比べて低い溶融粘度であるにもか
かわらず高い曲げ強度を有していることが明らかである
具体的に説明すると以下の通りである。
すなわち、「実施例−1」の表−1におけるHlとHl
のブレンド比率50150のものの相対粘度は1.79
 、同40/60のものの相対粘度は1.67である。
「実施例−1」の表−1におけるHlとHlの各ブレン
ド比率における相対粘度は加成性が成り立っていること
が明らかである。
一方、H5単独の相対粘度は1.77である。
このことから相対粘度が1.77となるH7とH1ブレ
ンド比率は約45155となり、相対粘度を基準とした
樹脂のグレードとしてはH5に相当することが明らかで
ある。
しかるに、溶融粘度の数値は単独の85の場合で506
7、ブレンド樹脂の場合は2000程度である。
すなわち、同じ相対粘度のものでもブレンド樹脂の方が
低い、即ち、成形性において優れていることが明らかで
ある。
曲げ強度(kg#nn )の数値については以下の通り
である。
単独のH5の場合で3.10.ブレンド樹脂の場合は3
.95程度である。
すなわち、同じ相対粘度のものでもブレンド樹脂の方が
高い曲げ強度を有していることが明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用される2種類の異なる相対粘度を
有するポリカプロラクトン樹脂をブレンドした組成物の
GPCのチャートである。 第2図〜第4図はそれぞれ単独の相対粘度を有するポリ
カプロラクトン樹脂のGPCのチャートである。 第5図は第2図〜第4図の相対粘度を有するポリカプロ
ラクトン樹脂のGPCのチャートを合成したものである
。 特許出願人 ダイセル化学工業株式会社第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対粘度1.50〜2.80を有するポリカプロ
    ラクトン樹脂と相対粘度1.15〜1. 50を有するポリカプロラクトン樹脂を重量比85/1
    5〜30/70でブレンドしたことを特徴とするポリカ
    プロラクトン樹脂組成物。
  2. (2)ポリカプロラクトン樹脂が開始剤の一部としてエ
    ポキシ樹脂を用いて重合されたものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載のポリカプロラクト
    ン樹脂組成物。
  3. (3)エポキシ樹脂がエピ−ビス型のエポキシ樹脂であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項または第
    (2)項記載のポリカプロラクトン樹脂組成物。
JP15398588A 1987-09-09 1988-06-22 ポリカプロラクトン樹脂組成物 Pending JPH01103655A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05105771A (ja) * 1991-10-16 1993-04-27 Gunze Ltd ポリカプロラクトンの融点改善法
WO2003076544A1 (en) * 2002-03-08 2003-09-18 Luvantix Co., Ltd. Uv-curable epoxy resin composition comprising lactone monomer

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JPH05105771A (ja) * 1991-10-16 1993-04-27 Gunze Ltd ポリカプロラクトンの融点改善法
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