JPH01104077A - サイトロジンs誘導体およびそれを含有する抗癌剤 - Google Patents

サイトロジンs誘導体およびそれを含有する抗癌剤

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JPH01104077A
JPH01104077A JP62074259A JP7425987A JPH01104077A JP H01104077 A JPH01104077 A JP H01104077A JP 62074259 A JP62074259 A JP 62074259A JP 7425987 A JP7425987 A JP 7425987A JP H01104077 A JPH01104077 A JP H01104077A
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Hiroshi Okazaki
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Akio Fukuda
福田 昭男
Geruto Berushiyaito Hansu
ハンス・ゲルト・ベルシャイト
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沼田 仁子
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Shunji Senda
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明彦 松尾
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
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    • C07H15/24Condensed ring systems having three or more rings
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規なサイトロジンS誘導体特にサイトロジン
S−免疫グロブリン複合体に関する。
本発明のサイトロジンS誘導体は、癌細胞に選択的に作
用し、抗癌剤として有用である。
[従来の技術] サイトロジンSはストレプトミセスY −11472(
寄託番号D S M −2858)を培養して得られる
粗サイトロジン混合物を酸処理することにより製造され
、抗癌作用を有することが報告されている(特開昭f3
0−48994号公報)。
サイトロジンSの抗癌作用はそれ自体非常に優れている
が、生体に投与した場合に癌細胞に特異的に作用し、パ
イオアベラビリティのより高い薬剤の出現が望まれてい
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は癌細胞への選択特異性がより優れたサイト
ロジンS誘導体を開発すべく鋭意研究した結果、サイト
ロジンS自体の抗癌作用を損うことなしにサイトロジン
S−免疫グロブリン複合体を得ることに成功し、本発明
を完成した。
本発明によれば次のサイトロジンS誘導体、その製造法
およびそれを含有する抗癌剤が提供される。
1)−数式(1) %式%(1) る基C式中R1は任意の置換基で置換されていでも良い
2価の炭化水素基、R2は2価の炭化水素基、R3は2
価の有機基、IgGは免疫グロブリン残基、nは1〜1
5の整数を示す)を示す〕で表わされるサイトロジンS
誘導体及びその塩。
2)式中R3がR1を示すかまたは式 は2価の炭化水素基を示す)である上記第1項記載のサ
イトロジンS誘導体。
3)Rがプロピレン基であり、R4がメチレン基である
上記第2項記載のサイトロジンS誘導体。
4)nが5〜12である上記第1項〜第3項のいずれか
の項に記載のサイトロジンS誘導体。
5)IgGが癌胎児性抗原(CEA)に対する抗体の残
基である上記第1項〜第4項のいずれかの項に記載のサ
イトロジンS誘導体。
る基(式中R1は任意の置換基で置換されていても良い
2価の炭化水素基、R2は2価の炭化水素基、R3は2
価のを機基、IgGは免疫グロブリン残基、nは1〜1
5の整数を示す)を示す〕であるサイトロジンS誘導体
を製造するにあたり、式(n) 0   (■) を有するサイトロジンSをアンモニウム塩またはNH−
R’−NH(式中R1は前述したものと同一である)で
表わされる化合物の存在下でアルカリ金属シアノボロハ
イドライドで還元して前記式(I)においてXが−NH
2または−NH−R’ −NHであるサイトロジンS誘
導体を製造し、必要により得られた生成物を式(III
) O (式中R2は前述したものと同一である)を有するマレ
イミド化合物と反応させて式(1)において であるサイトロジンS誘導体を製造し、さらに必要によ
り得られた生成物を式(IV)(式中R4は2価の炭化
水素基、IgGは前述したものと同一であり、n′は1
〜20の整数を示す)を有するチオール化免疫グロブリ
ンと反応させて式(I)においてXがサイトロジンS誘
導体を製造することを特徴とするサイトロジンS誘導体
の製造法。
7)式中R3が である前記第6項に記載のサイトロピンS誘導体の製造
法。
8)−数式(1)においてXが −NH−R’ −SHまたは る基(式中R1は任意の置換基で置換されていても良い
2価の炭化水素基、R3は2価の有機基、IgGは免疫
グロブリン残基、nは1〜I5の整数を示す)であるサ
イトロジンS誘導体を製造するにあたり、前記式(n)
ををするサイトロジンSをSH2−R’ −8H(式中
R1は前述したものと同一である)で表わされる化合物
の存在下でアルカリ金属シアノボロハイドライドで還元
して前記式(1)においてXが−NH−R’ −3Hで
あるサイトロジンS誘導体を製造し必要により得られ生
成物を式(V)(式中R2およびIgGは前述したもの
と同一でありn′は1〜20の整数を示す)を存するマ
レイミド化免疫グロブリンと反応させて、式%式% サイトロジンS誘導体を製造することを特徴とするサイ
トロジンS誘導体の製造法。
9)R3が である前記第8項に記載のサイトロジンS誘導体の製造
法。
10)−数式(1)においてXが −NH−R’ −COOHまたは る基(式中R1は任意の置換基で置換されていでも良い
2mの炭化水素基、R3は2価の有機基、IgGは免疫
グロブリン残基、nは1〜15の整数を示す)であるサ
イトロジンS誘導体を製造するにあたり、前記式(n)
を有するサイトロジン5GNH−R1−COOH(式中
R1は前述したものと同一である)で表わされる化合物
の存在下でアルカリ金属シアノボロハイドライドで還元
して前記式(I)においてXが−NH−R1−COOH
であるサイトロジンS誘導体を製造し、必要により得ら
れた生成物をカルボジイミド類の存在下で、式(Ml)
NH2+I gG) I/n       (Vl)(
IgGは前述したものと同一であり、nは1〜15の整
数を示す)を有する免疫グロブリンと反応させて式(1
)においてXが であるサイトロジンS誘導体を製造することを特徴とす
るサイトロジンS誘導体の製造法。
11) R3がR1である前記第10項に記載のサイト
ロジンS誘導体の製造法。
12)前記式(1)を有するサイトロジンS誘導体を含
有する抗癌剤。
上記式(りにおいて、R」の好ましい例としては既存の
α−アミノ酸、β−1γ−1ε−アミノ酸、β−2γ−
1ε−チオールアミンより導がれる基があげられる。
R2の好ましい例としてはメチレン、エチレン、プロピ
レンのような低級アルキレン基、p−フェニレン、m−
フェニレンのようなフェニレン基、シクロヘキシンのよ
うな04〜C7シクロアルキレン基、フェニレニルメチ
ルのようなフェニレニル低級アルキル基およびシクロへ
キシレニルメチルのような04〜C7シクロアルキレニ
ル低級アルキル基があげられる。R3の好ましい例とし
ては、式 される基があげられ、R4の好ましい例としてはメチレ
ン、エチレン、プロピレンのような低級アルキレン基、
p−フェニレン、m−フェニレンのようなフェニレン基
、シクロヘキシレンのような04〜C7シクロアルキレ
ン基、フェニレニルメチルのようなフェニレニル低級ア
ルキル基およびシクロへキシレニルメチルのようなC4
〜C7シクロアルキレニル低級アルキル基があげられる
IgGで示される免疫グロブリン残基は免疫グロブリン
からn個のアミノ基を除いたグロブリン残基を意味する
。但し、式(1)におけるIgGは免疫グロブリン の一部が残っているものを含む。これはチオール化免疫
グロブリン(KV)における全てのチオール基がサイト
ロジンS誘導体と反応するのではなく、一部未反応のチ
オール基が残存するためである。
免疫グロタリンとしては癌細胞に特異的に結合する抗体
であることが好ましい。
1/nはサイトロジン81分子に対する免疫グロブリン
分子の数を示し、l/1〜1/15である。
すなわち、免疫グロブリン1分子に対し、サイトロジン
81〜15分子が結合することを表わすものである。
式−NH2,−NH−R1−NH2゜ −NHR’ −COOH。
−NHR’ −SH。
で表わされる化合物は免疫グロブリン複合体を製造する
ための中間体であるが、サイトロジンSの抗癌作用を保
持しているのでそれ自体としても抗癌剤となりうるもの
である。
一般に抗癌剤と免疫グロブリンとの調合体を作成するに
は、2価架橋試薬、縮合剤もしくはスペーサーを用いて
抗癌剤と免疫グロブリンを結合させる手法が用いられる
。この目的のために抗癌剤はその分子中のアミノ基、カ
ルボキシル基、チオー°ル基のような官能基を介して2
価架橋試薬、縮合剤もしくはスペーサーと結合させられ
るが、サイトロジンSはこれ等の官能基を有しないため
、化学的に修飾してアミノ基、カルボキシル基もしくは
チオール基を含んだ誘導体を作成する必要がある。
サイトロジンSの抗癌作用を失なわずにこれ等誘導体を
作成する方法として糖鎖にあるオキソ基にアミノ基を導
入する方法がある。−殻内なオキソ基の還元法としては
リチウムアルミニウムハイドライド(Li AjJ H
4) 、ナトリウムボロハイドライド(N a B H
4)等があるがアンスラサイクリン環にあるオキソ基を
還元することなく選択的に糖鎖のオキソ基を還元する試
薬としてナトリウムシアノボロハイドライド(N a 
B CN Ha )あるいはリチウムシアノボロハイド
ライド(L! BCNH3)を用いることができる。ア
ンモニウム塩およびアミノ基を有する有機化合物存在下
でこれ等還元試薬を用いると選択的に糖鎖のオキソ基が
還元アミノ化されサイトロジンSの誘導体が生成される
すなわち式(n) (以下余白) を有するサイトロジンSをアンモニウム塩および、NH
−R1−NHNH−R1−COOH。
2     2′   2 Nl(2−R1−8Hで表わされるアミノ基を有する有
機化合物の存在下でアルカリ金属シアノボロハイドライ
ドで還元することにより前記式(1)においてXが−N
 H2または −NH−R1−NH−NH−R1−COOH。
2 ′ −NHR1−5RであるサイトロジンS誘導体が得られ
る。
アンモニウム塩の例としては酢酸アンモニウム、プロピ
オン酸アンモニウム、塩化アンモニウムがあげられ、ア
ミノ基を含む有機化合物例としては、リジン、システィ
ンのような既存のα−アミノ酸、γ−アミノ酪酸のよう
な、β−1γ−1ε−アミノ酸や、グリシンエチルエス
テルのようなアミノ酸エステル、アミノエタンチオール
、アミノチオフェノールのようなチオールアミンがあげ
られる。
アルカリ金属シアノボロハイドライドの例としてはリチ
ウム(またはナトリウム)シアノボロハイドライドがあ
げられる。
上記反応は、水混和性の有機溶媒(例えばメタノール、
エタノール等)やpHを8に調節した一級及び二級アミ
ンを含まない緩衝液(例えば、リン酸塩、ホウ酸塩を用
いた緩衝液や2,4.6− トリメチルピリジン−塩酸
緩衝液等)にサイトロジンSおよびアンモニウム塩、ア
ミノ基を有する有機化合物を溶解し、この溶液にアルカ
リ金属シアノボロハイドライドを加えて室温または水冷
下で反応させることによって容易に実施される。反応混
合物中の生成物は常法によって例えばpHを8に調整し
たのちジクロルメタン等適当な有機溶媒中で抽出し、抽
出液から溶媒を留去することによりて、または、分取H
PLCを用いることによって採取される。かくして得ら
れたサイトロジンSの誘導体のうち、Xが−NH2及び
−NH−R’  −N H2である誘導体は次いで前記
式(II)を何するマレイミド化合物と反応させて前記
式(1)においてXが・ であるサイトロジンS誘導体が得られる。副生成物とし
てN−ヒドロキシサクシンイミドが生成する。
マレイミド化合物(III)の例としては、N−γ−マ
レイミドブチリルオキシサクシンイミド〔GMBS、R
2:+CH2+3〕、サクシンイミジル4− (N−マ
レイミドメチル)−シクロヘキサンカルボキシレート ベンゾイル−N−ヒドロキシサクシンイミドエスル4−
(p−マレイミドフェニル)ブチレート上記反応は適当
な溶媒、例えばジクロルメタン、ジクロルエタン、クロ
ロホルム、ピリジン、トリ。
エチルアミン等の存在下、室温または水冷下でサイトロ
ジンSアミノ誘導体をマレイミド化合物と混合すること
によって容易に実施される。
このようにして得られたマレイミド基が導入されたサイ
トロジンS誘導体は、チオール基を持つ全ての蛋白質あ
るいは化合物と付加反応を起こすことができる。すなわ
ち、マレイミド基にある二重結合がチオール基と親電子
付加反応を起こすのである。したがって、後述するよう
にチオール基が導入された免疫グロブリンのチオール基
がマレイミド基に付加することにより、複合体を形成す
ることができる。
複合体を製造するために用いられる免疫グロブリンは一
般に癌細胞にのみ生じる膜蛋白に対する単クローンもし
くは多クローン抗体であることがのぞましく、また人由
来でない抗体を用いる場合は抗体のFc部分をとり除い
たものが臨床的には望ましい。しかしながらサイトロジ
ンSの付加効率を考えると抗体全体を用いる方かよい。
特に好適な免疫グロブリンとして癌胎児性抗原(Car
cinocmbryonicantigcn) (CE
 A)あるいはα−フェトプロティン(AFP)を抗原
して得られた単クローン抗体が挙げられる。癌胎児性抗
原に対する単クローン抗体は、抗原をマウスに投与し、
そのマウスの肺臓を摘出し、肺細胞をHAT感受性のミ
エローマ細胞とポリエチレングリコール法により融合さ
せ、HAT培地を選択培地として用い、ハイブリドーマ
を選択し、これをマウスに移植する通常の方法によって
製造される。
免疫グロブリンを、複合体作成のためにマレイミド基が
導入されたサイトロジンSと反応させるに先立ち、免疫
グロブリンにチオール基が導入される。チオール基を導
入するために免疫グロブリンを式(■) (式中R4は前述したものと同一であり、R5はチオー
ル基保護基例えばアセチルのようなアシル基または2−
ピリジルチオ基を示す)を有するN−サクシンイミド化
合物と反応させて前記式(IV)を有するチオール化免
疫グロブリンを得る。
N−サクシンイミド化合物(■)の好適な例としではN
−サクシンイミジル=S−アセチルチオアセテート があげられる。5ATAは免疫グロブリン中のアミノ基
と反応し、チオール基がアセチル基で保護された形、す
なわち を生じ、副生成物としてN−ヒドロキシルアミンイミド
を生ずる。チオール基の脱保護は例えばヒドロキシルア
ミンを用いてpl! 7.5で行なわれ、反このチオー
ル基は条件によっては酸化されやすく結果として免疫グ
ロブリンポリマーを生じる二とがある。このためチオー
ル基の脱保護はマレイミド基の導入されたサイトロジン
S誘導体との反応の直前に25℃で1時間位行うのが好
ましい。
このチオール基は反応に用いる5ATAの量により免疫
グロブリン1分子あたり1〜20好ましくは5〜20個
が導入されるがこの導入によってもグロブリンの抗体と
しての活性は失なわれない。
また5ATAに代えてN−サクシンイミジル3− (2
−ピリジルジチオ)プロピオネートをチオール導入試薬
として用い、脱1’;?、護剤としてジチオスレイトー
ルを用いると、免疫グロブリン中のアミノ基との間で 
  ゛ −NH−C−CH2CH2−SH なる基が形成される。
このようにしてチオールノλが導入された免疫グロブリ
ン(IV)はマレイミド基が導入されたサイトロジンS
と反応させることにより本発明の免疫グロブリン複合体
が製造される。
この反応は水混和性有機溶媒(例えはメタノール、エタ
ノール、ジメチルホルムアミド等)にとかしたマレイミ
ド基が導入されたサイトロジンSをチオール基が導入さ
れた免疫グロブリンの水溶液にpH7,5で混合するこ
とによって容Bに実施される。
Xが−NH−R1−3Hであるチオール基か導入された
サイトロジンS誘導体は、マレイミド基を導入された全
ての蛋白質あるいは化合物と付加反応を起こすことがで
きる。すなわち、マレイミド基にある二重結合がチオー
ル基と親電子付加反応を起こすのである。したがって、
後述するようにマレイミド基が導入された免疫グロブリ
ンのマレイミド基にチオール基が付加することにより、
複合体を形成することができる。
複合体を製造するために用いられる免疫グロブリンは先
に説明したとおりである。
免疫グロブリンを、複合体作成のためにチオール基が導
入されたサイトロジンSと反応させるに先立ち、免疫グ
ロブリンにマレイミド基が導入される。マレイミド基を
導入するために免疫グロブリンを式(’II) 〔式中R2は前述したものと同一である〕を有するマレ
イミド化合物と反応させて前記式(V)を有するマレイ
ミド化免疫グロブリンを得る。マレイミド化合物(II
I)の好適な例′は、前述のN−γ−マレイミドブチリ
ルオキシサクシンイミド等があげられる。
マレイミド化合物(III)は、免疫グロブリン中のア
ミノ基のカルボニル基に対する求核置換反応によって免
疫グロブリン中のアミノ基とアミド結合を形成し、式(
V)の であるマレイミド化免疫グロブリンおよび副生成物とし
てのN−ヒドロキシサクシンイミドを生成する。
このマレイミド基は反応に用いるマレイミド化合物(I
II)の童により免疫グロブリン1分子あたり1〜20
好ましくは5〜20個が導入されるがこの導入によって
もグロブリンの抗体としての活性は失なわれない。
このようにしてマレイミド基が導入された免疫グロブリ
ン(V)はチオール基が導入されたサイトロジンSと反
応させることにより本発明の免疫グロブリン複合体が製
造される。
この反応は水混和性有機溶媒(例えばメタノール、エタ
ノール、ジメチルホルムアミド等)またはpH7,5の
緩衝液(免疫グロブリンを溶解するのに使用したものと
同等である)にとがしたチオール基が導入されたサイト
ロジンSをマレイミド基が導入された免疫グロブリンの
水溶液にpH7,5で混合することによって容品に実施
される。
Xが−NH−R’ −COOHである”l−イトロジン
S誘導体は全ての蛋白質あるいは化合物のアミノ基と適
当な縮合剤を用いることによってペプチド結合によって
結合し得る。すなわち縮合剤によってカルボキシル基が
活性エステル化しこれが蛋白質または化合物中のアミノ
基へ求核反応することによりペプチド結合を形成する。
したがって、免疫グロブリン本来が持つ、アミノ基(リ
ジン残基等の側鎖)にサイトロジンSは、 新たに導入
されたカルボキシル基によってペプチド結合を介して導
入され、複合体を形成し得る。
Xが−NH−R’−COOHであるサイトロジンS誘導
体は、複合体作成のために縮合剤によって活性エステル
化される。活性エステル化するために前記式(I)にお
いてXが−NH−R’ −COOHであるサイトロジン
S誘導体をカルボジイミド類と反応させる。
カルボジイミドの好適な例としては、ジシクロへキシル
カルボジイミド、■、3−ジメチルアミノプロピル)−
3−エチルカルボジイミド塩酸塩、ジエチルカルボジイ
ミド、ジフェニルカルボジイミド、ジベンジルカルボジ
イミド、サイアナミド等があげられる。この反応は、水
混和性有機溶媒(例えばメタノール、エタノール、ジメ
チルホルムアミド等)またはpH7,5の緩衝液(免疫
グロブリンを溶解するのに使用したものと同等である。
)に、サイトロジンS誘導体及びカルボジイミドを溶解
、室温にて1時間反応させた後に、免疫グロブリン水溶
液にpH7,5でこれを加えることによって行なわれる
このサイトロジンS誘導体の結合は、反応に用いるサイ
トロジンS誘導体の量により、免疫グロブリン1分子あ
たり1〈20、好ましくは5〜20個が結合されるが、
この結合によってもグロブリンの抗体としての活性は失
なわれない。
本発明の複合体中においてサイトロジンSと免疫グロブ
リンの結合比は1〜15:1であり、免疫グロブリン1
分子に対して1〜15分子のサイトロジンSが結合して
いる。このように抗癌剤成分の結合比が高いので本発明
の複合体は強い抗癌作用を奏するという優れた効果を有
している。
サイトロジンS誘導体(1)の臨床における投与量は、
投与経路にもよるが通常はサイトロジンSとして成人1
日当り1〜20mgの範囲である。
投与方法としては、静脈内、腹腔内、直腸内投与が可能
であり、静脈内投与の場合は通常の静脈内注射の他点滴
静注が可能である。
サイトロジンS誘導体(1)を含有する製剤は、通常の
賦形剤、添加剤を用いて通常の方法によって製造される
注射用製剤としては、例えば注射用粉末製剤とすること
が出来る。その場合は適当な水溶性賦形剤例えばマンニ
トール、蔗糖、乳糖、マルトース、ブドウ糖、フルクト
ース等の一種または二種以」二を加えて水で溶解し、バ
イアルまたはアンプルに分注した後凍結乾燥し密封して
製剤とすることができる。
半割用としては、カカオ脂や、脂肪酸トリグリセライド
に脂肪酸モノグリセライド、脂肪酸ジグリセライドを種
々の割合で混合した半合成基剤等の親油性基剤、ポリエ
チレングリコールやグリセロゼラチン等の親水性基剤を
加温溶解したものを加えて均一に混和し型に入れて成形
し串刺とすることができる。
以下に本発明の実施例を示す。
[実 施 例] 実施例 1 サイトロジン510mgをメタノール2mlに溶解し′
た。この溶液にサイトロジンSに対し10モル当量に相
当する5、8mgのアンモニウムアセテートのメタノー
ル溶液(濃度10mg/ml)と3モル当量に相当する
1、4mgのナトリウムシアノボロハイドライドのメタ
ノール溶液(濃度10mg/ml)を加え25℃で4時
間反応せしめた。反応で得られた混合液を5℃に冷やし
た20m1の0.5%酢酸水溶液に加え5mlのジクロ
ルメタンで2回抽出し未反応のサイトロジンSを除去し
た。得られた酢酸水溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液でp)18に合せた。この水溶液を20m1のジクロ
ルメタンで3回抽出することによりアミノ誘導体を得た
。ジクロルメタン溶液を無水硫酸ナトリウムにより脱水
しジクロルメタンを減圧蒸留することにより4.8ng
のサイトロジンSアミノ誘導体(以下アミノサイトロジ
ンSとする)を得た。純度は高速液体クロマトグラフィ
ー(以下HPLCという)により分析した。
その条件は以下のとおりである:カラム、5SC−Aq
uasil PIE−2,4,8mmX250 mm 
(センシュー科学)、溶媒;2.0%トリエチルアンモ
ニウムホスフェイト(pH3) 、75%、アセトニト
リル、25%。保持時間:サイトロジンS (25,0
分)、アミノサイトロジンS (12,9分)。さらに
、HPLCによって得た当該サイトロジンS誘導体をF
AB/MSスペクトロメーター(日本電子辻JMS−D
X300)によってその質量数を71111定したとこ
ろ942  (M十H)なる質量スペクトルを得、計算
により求めた質量数との一致を観た。
誘導体の吸収スペクトルは、4950mにサイトロジン
Sのアンスラサイクリン環に由来する特異吸収が観測さ
れた。これは出発物質のサイトロジンSと同一波形を示
し、誘導体の抗ガン作用が損われていないことを示して
いる。
実施例 2 実施例1で得られたアミノサイトロジン84.8mgを
2mgのジクロルメタンに溶解した。この溶液にアミノ
サイトロジン85モル当量に相当する3、8mgのN−
γ−マレイミドブチリルオキシサクシンイミド(ベーリ
ングダイアグノステイクス製、以下GMBSという)の
ジクロルメタン溶液(濃度1(lIIg/ml)を加え
25℃で2時間反応せしめた。反応混合物は分取用薄層
クロマトグラフィー(以下TLCという)により精製し
サイトロジンSのGMBS誘導体を得た。薄層クロマト
グラフィーの条件は以下のとおり:薄層プレイド;2m
mシリカゲル60F−254(メルク製)、展開溶媒;
メタノール:ジクロルメタン−1:4、Rr値:GMB
SR導体(0,82)、アミノサイトロジンS (0,
29)。得られたGMBS誘導体を薄層プレートより抽
出した後、抽出液を無水硫酸ナトリウムにより脱水し溶
媒を減圧蒸留することにより2.7mgのサイトロジン
SのGMBS誘導体を得た。
またさらに、GMBS誘導体の純度をHPLCにて分析
し、ついで精製を行った。分析に使用したカラム及び条
件は以下のとおりである。;カラム; SSC−Aqu
asil PE −2,4,6m+eX250 m+s
(センシュウ科学)、溶媒;2.0%トリエチルアンモ
ニウムホスフェイト(TEAP、 pH3,0)中、ア
セトニトリルを0%−30%直線グラジェント方式にて
30分間かけて変化させ、アセトニトリル30%の状態
をさらに30分間継続する、流速;1ml/ff1in
、保持時間;サイトロジン536分、GMBS誘導体3
8分および38.6分。精製に使用したカラム及び条件
は以下のとおりである:カラム; 5enshu Pa
k NP−318−4252,10wX250 m11
(センシュウ科学)、溶媒;2.0%TEAP(p11
3.0)中アセトニトリルlO%〜30%直線グラジェ
ント方式にて20分間かけて変化させアセトニトリル3
0%の状態をさらに15分間継続後、同様に30%〜1
00%5分間で変化させる、流速; 4ml/a+in
 s保持時間、GMBS誘導体28分および28.5分
HPLCの溶出液を5EP−PAK (C,8)カート
リッジ(日本ウォーターズ社製)にかけ、サイトロジン
S誘導体を吸着せしめ、0.5%酢酸水溶液にて洗浄後
、0.5%酢酸−メタノール溶液にて溶出させる。溶出
液を回収、減圧乾固させGMBS誘導体約3.2111
gを得た。この純度は再度HPLCにて検定しその条件
は前述の分析条件に同じである。
さらに、HPLCによって得た当該サイトロジンS誘導
体をFAB/MSスペクトロメーター(日本電子社製 
JMS−DX300)によってその質量数を測定したと
ころ1215(M+H)なる質量スペクトルを得、計算
により求めた質量数とMSスペクトル測定時に使用する
チオグリセロールとの複合体の質量数であることを確認
した。また、誘導体の吸収スペクトルは49Sni付近
においてアンスラサイクリン環の特異吸収をよく保持し
ていた。
一方、マレイミド基の導入確認は、アミノエタンチオー
ルを反応させ、TLC及びHPLCのスポット及びピー
クの位置が変化することによっても再度確認した。分析
に使用したHPLCのカラム及び条件は前述のとおりで
ある。保持時間ニアミノサイトロジンS 19.5分及
び20.5分、CMBS誘導体アミノエタンチオール付
加物23分及び23.5分。(対象実験として出発物質
のアミノサイトロジンSにアミノエタンチオールをGM
BS誘導体と全く同条件下混合し、反応を試みた。その
結果アミノサイトロジンSはチオールの混入によってH
PLCのピークに何ら影響はうけなかった。)実施例 
3 18mgのラビット免疫グロブリン(シグマ製)を1m
lの1mM、EDTAを含む50m Mリン酸緩衝液(
pH7,5)に溶解する。この溶液にlOμgの100
mMN−ザクシンイミジル−8−アセチルチオアセテー
ト(ベーリングダイアグノステイクス製、以下5ATA
という)ジメチルホルムアミド溶液を加え25℃で20
分間反応せしめた。上記反応混合液に50μgのIM)
−リス塩酸溶液(pH7,8)を加え25℃で5分間放
置した。しかるのち1mM。
EDTAを含む50mMリン酸緩衝液(pH7,5)で
事前に平衡化したP D −10カラム(ファルマシア
製)で反応混合物を分取することにより免疫グロブリン
の5ATA誘導体を得た。この5ATA誘導体に5AT
Aに対し50モル当量相当の0.25mM。
EDTAを含む0.5 mMヒドロキシルアミン水溶液
(pH7,5)を加え25℃で1時間反応させることに
より脱アセチル化を行った。SH基を導入した免疫グロ
ブリンを含む上記水溶液に実施例2で得られたGMBS
誘導体をSH基に対して10モル当量ジメチルホルムア
ミド20μgに溶かした溶液を加え5℃で12時間反応
させた。反応後1mMのEDTAを含む50mMリン酸
緩衝液(pH7,5)で平衡化したセファデックスG−
25(ファルマシア製)の20mm X 400 ll
1mカラムを用いて球状蛋白質16万に相当する両分を
分取した。蛋白質及びサイトロジンSの両分を知るため
に溶出液を280no+と495nmでモニターした。
得られたサイトロジンSと免疫グロブリンの複合体は透
析により脱塩の後凍結乾燥し201I1gを得た。
サイトロジンSの特異的吸収495no+と複合体の乾
燥重量から免疫グロブリン1分子あたりの結合サイトロ
ジンS量を計算したところ免疫グロブリン1分子あたり
5個のサイトロジンSが結合していた。さらに5ATA
の量を免疫グロブリンに対して増やすことにより12個
のサイトロジンSを結合させることができた。
第1図に免疫グロブリン1分子あたり約12個のサイト
ロジンSが結合した複合体のUVスペクトルを示す。複
合体のUVスペクトルはサイトロジンSの結合比が増す
につれて、サイトロジンSの特異吸収部分が増大してい
く。
実施例 4 サイトロジン35mgをメタノール1mlに溶解した。
この溶液にサイトロジンSに対して6モル当量に相当す
るγ−アミノ酪酸2.6a+gのメタノール溶液(濃度
ll1g/ml)を加えトリエチルアミンでpHを8に
調節した後、3モル当量に相当する1、4mgのナトリ
ウムシアノボロハイドライドを加え25℃で24hr反
応せしめた。反応で得られた混合液をTLCにて生成物
の有無を確認した後HPLCにて純度を分析し、精製を
行った。実施例2と同一条件におけるTLCによるRf
値は、サイトロジンS O,57、γ−アミノ醋酸誘導
体0.28であった。
実施例2と同一条件下でのHPLCによる分析における
保持時間は、サイトロジンS36分、γ−アミノ酪酸誘
導体29分であった。実施例2と同様の条件下でHPL
Cによって精製した結果、γ−アミノ酪酸誘導体約1.
5111gを得た。
さらに当該誘導体をFAB/MSスペクトロメーター(
JMS −DX300)によってその質;数を測定した
ところ、1028 (M+H” )なる質量スペクトル
を得、計算により求めた質量数との一致を観た。
また、誘導体の吸収スペクトルは495止付近にサイト
ロジンSのアンスラサイクリン環の特異吸収をよく保存
していた。
実施例 5 サイトロジンS γ−アミノ酪酸誘導体2.5mgをD
MFに溶解しく濃度5kg/ml)、これにサイトロジ
ンS誘導体の等モル当量に相当するジシクロヘキシジル
カルボジイミド515μgのDMF溶液(濃度50+n
g/ml)を加える。室温でlhr反応させた。
ラビット免疫グロブリン(シグマ製) 20mgを50
m Mリン酸緩衝液(pH7,5) 1 mlに溶解し
、これに上記のサイトロジンS誘導体DMF溶液を加え
室温で30分間反応させる。ラビット免疫グロブリンに
対しサイトロジンS γ−アミノ酪酸誘導体は20モル
当量に相当する。次いで、素速く1Mトリス塩酸緩衝液
(pH7,8)を加え攪拌して10分間放置する。これ
を50mMリン酸緩衝液であらかじめ平衡化しであるP
D−10カラム(ファルマシア製)にかけ分離精製を行
った。
実施例 6 サイトロジンS5a+gをメタノール1mlに溶解した
。この溶液にサイトロジンSに対して6モル当量に相当
するリジン3.3r!Igの1モル酢酸水溶液(濃度1
0mg/ml)と3モル当量に相当する1、4+ngめ
ナトリウムシアノボロハイドライドを加え25℃で24
hr反応せしめた。反応で得られた混合液をTLCにて
生成物の有無を確認した後HPLCにて純度を分析し、
精製を行った。実施例2と同一条件におけるTLCによ
るリジン誘導体のRf’値は0.20であった。実施例
2と同一条件下でのHPLCによる分析におけるリジン
誘導体の保持時間は27分および28分であった。実施
例2と同様の条件下でHPLCによって精製した結果、
リジン誘導体的2.6mgを得た。
さらに当該誘導体をFAB/MSスペクトロメーター(
J MS −DX300)によってその質量数を測定し
たところ、1071 (M+H)なる質量スペクトルを
得、計算により求めた質量数との一致を観た。
また、誘導体の吸収スペクトルは495nm付近にサイ
トロジンSのアンスラサイクリン環の特異吸収をよく保
存していた。
実施例 7 サイトロジン55mgをメタノール1mlに溶解した。
この溶液にサイトロジンSに対して6モル当量に相当す
るアミノエタンチオール1.7mgのメタノール溶液(
濃度lll1g/mりと3モル当量に相当する1、4m
gのナトリウムシアノボロハイドライドを加え25℃で
24hr反応せしめた。反応で得られた混合液をTLC
にて生成物の有無を確認した後HPLCにて純度を分析
し、精製を行った。実施例2と同一条件下におけるTL
Cによるアミノエタンチオール誘導体のRf値は0.2
5であった。実施例2と同一条件下でのHPLCによる
分析におけるアミノエタンチオール誘導体の保持時間は
28分であった。実施例2と同様の条件下でHPLCに
よって精製した結果、アミノエタンチオール誘導体約1
.8+ngを得た。
さらに当該誘導体をF A B /MSスペクトロメー
ター(JMS−DX3°00)によってその質量数を測
定したところ、11002(+H)なる質量スペクトル
を得、計算により求めた質量数との一致を観た。
また、誘導体の吸収スペクトルは495nm付近にアン
スラサイクリン環の特異吸収をよく保存していた。
一方、−3H基の導入確認はN−エチルマレイミドを反
応させ、TLC及びHPLCのスポット及びピークの位
置が変化することによっても再度行った。(アミノエタ
ンチオール誘導体では観測される変化がサイトロジンS
及びアミノサイトロジンSでは観測されなかった。) 実施例 8 サイトロジン35mgをメタノール1mlに溶解した。
この溶液にサイトロジンSに対して6モル当量に相当す
るシスティン2.7mgのメタノール溶液(濃度1mg
/ml>と3モル当量に相当する1、4mgのナトリウ
ムシアノボロハイドライドを加え25℃で24hr反応
せしめた。反応で得られた混合液をTLCにて生成物の
有無を確認した後HPLCにて純度を分析し、精製を行
った。実施例2と同一条件下におけるTLCによるシス
ティン誘導体のRf値は0.35であった。実施例2と
同一条件下でのHPLCによる分析におけるシスティン
誘導体の保持時間は32分であった。実施例2と同様の
条件下でHPLCによって精製した結果、システィン誘
導体約1.80gを得た。
さらに当該誘導体をFAB/MSスペクトロメーター(
日本電子社製)によってその質量数を測定したところ、
1104B(+H)なる質量スペクトルを得、計算によ
り求めた質量数との一致を観た。
また、−SH基の導入確認は実施例7と同様にN−エチ
ルマレイミドを反応させ、スポット及びピーク(TLC
及びHPLC)の位置が変化することによっても再度確
認した。
実施例 9 11ngのラビット免疫グロブリン(シグマ製)を1m
lの1mM、EDTAを含む50mMリン酸緩衝液(p
H7,5)に溶解する。この溶液にラビット免疫グロブ
リンに対して10モル当量に相当するN−γ−マレイミ
ドブチリルオキシサクシンイミド(ベーリングダイアグ
ノステイクス製以下GMBS)191μgのDMF溶液
(濃度50+ng/ml)を加え、25℃で2hr反応
せしめた。上記反応液に50μgの1Mトリス塩酸緩衝
液(all 7.8)を加え25℃で5分間放置した。
しかる後1mMEDTAを含む50mMリン酸緩衝液(
pH7,5)であらかじめ平衡化したPD−10カラム
(ファルマシア製)で反応混合物を分取することにより
ラビット免疫グロブリンのマレイミド基導入型誘導体を
得た。
先の実施例7で得られたーSHS環基導入イトロジンS
誘導体をこのマレイミド基導入型ラビット免疫グロブリ
ンと反応せしめた。
ラビット免疫グロブリンに導入されたマレイミド基の2
モル当量にあたるサイトロジンSアミノエタンチオール
誘導体1.5ngをDMFに溶解(濃度10100II
1 L、先のマレイミド基導入型ラビット免疫グロブリ
ン水溶液に加え、5℃で12hr反応せしめた。
実施例 l口 サイトロジンS5ngをメタノール1mlに溶解した。
この溶液にサイトロジンSに対して6モル当量に相当す
るグリシンエチルエステル3.2mgのメタノール溶液
(濃度lll1g/ml)と3モル当量に相当する1、
4a+gのナトリウムシアノボロハイドライドを加え2
5℃で24h「反応せしめた。反応で得られた混合液を
TLCにて生成物の有無を確認した後HPLCにて純度
を分析し、精製を行った。実施例2と同一条件における
TLCによるグリシンエチルエステル誘導体のRf値は
0.34であった。実施例2と同一条件下でのHPLC
による分析におけるグリシンエチルエステル誘導体の保
持時間は32分および33分であった。実施例2と同様
の条件下でHPLCによって精製した結果、グリシンエ
チルエステル誘導体約1.4IQgを得た。
さらに当該誘導体をFAB/MSスペクトロメーター(
JMS−DX300)によってその質量数を測定したと
ころ、11028(十H)なる質量スペクトルを得、計
算により求めた質量数との一致を観た。
また、誘導体の吸収スペクトルは495n11付近にサ
イトロジンSのアンスラサイクリン環の特異吸収をよく
保存していた。
実施例 11 7〜IO週令の雌性B A L B / cマウスに、
25μgの精製ヒトCEAを、フロイントの完全アジュ
バントとともに腹腔内に投与した。10週間後、25μ
gのCEAを生理食塩水に溶かし、静脈内に投与した。
投与後3日日に肺臓を摘出し、牌細胞と非産生型ミエロ
ーマ細胞X83− Ag 8.853とを融合した。細
胞融合およびそれにつづく培養・クローニングの方法は
、基本的にOlら(01V、 T、&Herzenbe
rg L、 A、、 5elected Method
sin Ce1lular I■unology、 B
、 B、 Mlshell &S、 M、 Shilg
i Eds、 P2S5. Freeman & Co
、。
5anl’rancisco 1980)の方法に準じ
た。牌細胞とミエローマ細胞の割合を10=1とし軽く
遠心しペレットにした後、42.5%ポリエチレングリ
コール(M、 V、 2,000.15%ジメチルスル
ホキシドを含む)の0.5mlを滴加、37℃の条件下
で2分間ゆっくり攪拌した。その後RPMI培地にて2
0倍希釈した。
遠心後15%牛脂児血清加RPMT−1640培地にて
懸濁し、96穴マイクロタイタープレートに5×105
細胞ずつ分配した。37°Cで一夜培養後HAT培地(
100μMヒポキサンチン、4 X 10−4μMアミ
ノプテリン、1.6 XIO’チミジン)を−滴ずつ加
えた。このHAT培地によるハイブリドーマの選択は細
胞融合後2. 3. 5. 7.10.13日n−各式
の半量の培地を新鮮なHAT培地と交換することにより
行った。培養上清の抗CEA活性を、RIAあるいはE
IAにより検定し、活性を示した細胞を更に大きな培養
系に移すか、あるいは限界希釈法によりクローン化した
。このようにして得られた融合細胞を前もって0.5m
lのテトラメチルペンタデカンで処理された同系マウス
の腹腔内に移植すると、1〜2週間後には数mlの腹水
が得られ、この中には、5〜10mg/mlの濃度の均
一なモノクローナル抗体が含まれていた。
このようにして得られたCEAに対するモノクローナル
抗体(MA204)とサイトロジンSの複合体を実施例
3と同様の方法で作成した。
サイトロジンSと免疫グロブリン曵合体の抗癌作用のテ
スト 培地としてRP M I lB4O−10%牛脂児血請
中で継代培養した腫瘍細胞株、L 1210 (5X 
104細胞/ml)  200μgを96穴ミクロプレ
ート上に分配する(IX104細胞/ウェル)。濃度を
、凋整したlOμgのサイトロジンS (CYT)およ
びサイトロジンS−免疫グロブリン曳合体(CYT −
Rab IgG)をこの細胞培養液に加え37℃で18
時間培養した。
その後25μgのトリチウム標識チミジンを0.5μC
I/ウエルずつ加え37℃で6時間さらに培養した。し
かるのち細胞は細胞採取器によりフィルター上に集めら
れ、乾燥させたのち液体シンチレーションカウンターに
より標識チミジンの細胞へのとりこみ量を測定し細胞の
DNA合成能を求め比較した。結果を第2図に示す。第
2図からCYT−Rab IgGがCYTの抗癌作用を
ほぼ維持していることがわかる。同様の方法てCEA産
出細胞株であるCo1o 205についてサイトロジン
S−抗CEA単クローン抗体複合体の効果を調べた。結
果を第3図に示す。
試験薬剤の使用量は次のとおりである。
試  料   薬  剤 /抗体:結合モル比CYT 
      O,2u g/m1CYT−HA 204
’  0.2u g”  / 6.3μg/ml:2:
ICYT−Rab1gG  O,2μg*/12.5μ
g/ml;2:IHA 204’          
  0.5mg/ml細   胞 Co1o 2G5.
 5 X to’ /ウェル* HA 204は抗CE
A型クローン抗体である。
* CYT活性相当量(CYTeq)を示す。
HA 204はRab IgGに比べて選択特異性が大
きいので、第3図においてCYT−MA 204がCY
T−Rab IgGより細胞増殖抑制効果が大きい。こ
のことは本発明のサイトロジンS−免疫グロブリン複合
体が癌細胞へ選択特異的に作用しうろことを示唆してい
る。
アクラシノマイシン免疫グロブリン複合体との比較 本発明に用いたサイトロジンSと構造が類似した次式を
有するアクラシノマイシンA の免疫グロブリンとの睨合体を、実施例3に示した方法
により、比較のため作成したところ、サイトロジンSが
抗体1分子あたり5〜12個付加することができるのに
対しアクラシノマイシンは2分子付加するにとどまった
。両抗体複合体のL 1210に対するDNA合成抑制
効果をトリチウムで標識チミジンの細胞内へのとりこみ
量で測定した。結果を第4図に示す。第4図からサイト
ロジン81M合体の細胞に対する活性がアクラシノマイ
シン複合体のものより高いことがわかった。
【図面の簡単な説明】
第1図はサイトロジンS−免疫グロブリン曳合体のUV
スペクトルを示す。 第2図は、サイトロジンS (CYT)およびサイトロ
ジンS−ラビット免疫グロブリン複合体(CYT −R
ab IgG)のL 1210細胞に対する細胞増殖抑
制効果を示すグラフである。 第3図はサイトロジンS (CYT) 、サイトロジン
5−MA204免疫複合体(CYT−MA204)、サ
イトロジンS−ラビット免疫グロブリン(CYT−Ra
b IgG) HA 204およびCYT−MA 20
4と過剰のHA 204の混合物のCo1o 205細
胞株にする細胞増殖抑制効果を示すグラフである。 第4図は、サイトロジンS1サイトロジンS−免疫グロ
ブリン凌合体、アクラシノマイシンおよびアクラシノマ
イシン免疫グロブリン複合体のL 1210細胞におけ
るトリチウムチミジンの取込率を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは式−NH_2、−NH−R^1−NH_2、
    −NH−R^1−COOH、−NH−R^1−SH、▲
    数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼を有す る基(式中R^1は任意の置換基で置換されていても良
    い2価の炭化水素基、R^2は2価の炭化水素基、R^
    3は2価の有機基、IgGは免疫グロブリン残基、nは
    1〜15の整数を示す)を示す〕で表わされるサイトロ
    ジンS誘導体及びその塩。 2)式中R^3がR^1を示すかまたは式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼を有する基(式中 R^4は2価の炭化水素基を示す)である特許請求の範
    囲第1項記載のサイトロジンS誘導体。 3)R^2がプロピレン基であり、R^4がメチレン基
    である特許請求の範囲第2項記載のサイトロジンS誘導
    体。 4)nが5〜12である特許請求の範囲第1項〜第3項
    のいずれかの項に記載のサイトロジンS誘導体。 5)IgGが癌胎児性抗原(CEA)に対する抗体の残
    基である特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかの項
    に記載のサイトロジンS誘導体。 6)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは式−NH_2、−NH−R^1−NH_2、
    ▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼を有す る基(式中R^1は任意の置換基で置換されていても良
    い2価の炭化水素基、R^2は2価の炭化水素基、R^
    3は2価の有機基、IgGは免疫グロブリン残基、nは
    1〜15の整数を示す)を示す〕で表わされるサイトロ
    ジンS誘導体を製造するにあたり、式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するサイトロジンSをアンモニウム塩またはNH_
    2−R^1−NH_2(式中R^1は前述したものと同
    一である)で表わされる化合物の存在下でアルカリ金属
    シアノボロハイドライドで還元して前記式( I )にお
    いてXが−NH_2または−NH−R^1−NH_2で
    あるサイトロジンS誘導体を製造し、必要により得られ
    た生成物を式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中R^2は前述したものと同一である)を有するマ
    レイミド化合物と反応させて式( I )において ▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼ であるサイトロジンS誘導体を製造し、さらに必要によ
    り得られた生成物を式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中R^4は2価の炭化水素基を示し、IgGは前述
    したものと同一であり、n′は1〜20の整数を示す)
    を有するチオール化免疫グロブリンと反応させて式(
    I )においてXが ▲数式、化学式、表等があります▼である サイトロジンS誘導体を製造することを特徴とする前記
    式( I )を有するサイトロジンS誘導体の製造法。 7)式中R^3が ▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第6項に記載のサイトロジンS誘
    導体の製造法。 8)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは−NH−R^1−SHまたは ▲数式、化学式、表等があります▼を有す る基(式中R^1は任意の置換基で置換されていても良
    い2価の炭化水素基、R^3は2価の有機基、IgGは
    免疫グロブリン残基、nは1〜15の整数を示す)を示
    す〕で表わされるサイトロジンS誘導体を製造するにあ
    たり、式(II)▲数式、化学式、表等があります▼(I
    I) を有するサイトロジンSをNH_2−R^1−SH(式
    中R^1は前述したものと同一である)で表わされる化
    合物の存在下でアルカリ金属シアノボロハイドライドで
    還元して前記式( I )においてXが−NH−R^1−
    SHであるサイトロジンS誘導体を製造し、必要により
    得られた生成物を式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中R^2およびIgGは前述したものと同一であり
    、n′は1〜20の整数を示す)を有するマレイミド化
    免疫グロブリンと反応させて、式( I )においてXが ▲数式、化学式、表等があります▼ であるサイトロジンS誘導体を製造することを特徴とす
    る前記式( I )を有するサイトロジンS誘導体の製造
    法。 9)R^3が ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第8項に記載のサイトロジンS誘
    導体の製造法。 10)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは−NH−R^1−COOHまたは▲数式、化
    学式、表等があります▼を有す る基(式中R^1は任意の置換基で置換されていても良
    い2価の炭化水素基、R^3は2価の有機基、IgGは
    免疫グロブリン残基、nは1〜15の整数を示す)を示
    す〕で表わされるサイトロジンS誘導体を製造するにあ
    たり、式(II)▲数式、化学式、表等があります▼(I
    I) を有するサイトロジンSを NH_2−R^1−COOH(式中R^1は前述したも
    のと同一である)で表わされる化合物の存在下でアルカ
    リ金属シアノボロハイドライドで還元して前記式( I
    )においてXが −NH−R^1−COOHであるサイトロジンS誘導体
    を製造し、必要により得られた生成物をカルボジイミド
    類の存在下で、式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (IgGは前述したものと同一であり、nは1〜15の
    整数を示す)を有する免疫グロブリンと反応させて式(
    I )においてXが ▲数式、化学式、表等があります▼である サイトロジンS誘導体を製造することを特徴とする前記
    式( I )を有する、サイトロジンS誘導体の製造法。 11)R^3がR^1である特許請求の範囲第10項に
    記載のサイトロジンS誘導体の製造法。 12)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Xは式−NH_2、−NH−R^1−NH_2、
    −NH−R^1−COOH、−NH−R^1−SH、▲
    数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼を有す る基(式中R^1は任意の置換基で置換されていても良
    い2価の炭化水素基、R^2は2価の炭化水素基、R^
    3は2価の有機基、IgGは免疫グロブリン残基、nは
    1〜15の整数を示す)を示す〕で表わされるサイトロ
    ジンS誘導体を含む抗癌剤。
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