JPH01104199A - 酒類中の尿素定量用キットおよび尿素の定量方法 - Google Patents

酒類中の尿素定量用キットおよび尿素の定量方法

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JPH01104199A
JPH01104199A JP16976288A JP16976288A JPH01104199A JP H01104199 A JPH01104199 A JP H01104199A JP 16976288 A JP16976288 A JP 16976288A JP 16976288 A JP16976288 A JP 16976288A JP H01104199 A JPH01104199 A JP H01104199A
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JP
Japan
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urea
urease
solution
resin
indophenol
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Application number
JP16976288A
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Shigeki Matsuo
茂樹 松尾
Koji Takahara
高原 耕司
Jiro Kuroda
黒田 二郎
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 灸1上Δ秤肛立」 本発明は酒類中の尿素定量分析用キットならびに尿素の
簡易定量法に関するものである。
従来の技術 尿素の定量は、尿素をアンモニアに分解して定量するか
あるいは尿素を直接定量すること等により行なうことが
できる。前者は尿素をウレアーゼによりアンモニアに分
解し、生成したアンモニアと2−オキソグルタレイトを
還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD
H)とグルタミン酸脱水素酵素(G L D H)の存
在下で還元的アミノ化反応によりし一グルタメイトとし
、この時減少するNADHを波長340nmの吸光度か
ら求めることにより定量する方法(ウレアーゼ・UV法
)である。後者はジアセチルモノオキシムおよびチオセ
ミカルバジドを溶解した試薬に試料を加え、沸とう水浴
中で25分加熱し波長530nm付近で比色定量する方
法(ジアセチルモノオキシム法)である。
発明が解決しようとする課題 清酒、ビール、老酒、ワイン等の酒類中に尿素が多く含
−まれでいると、酒に苦味を与え、また加熱殺菌や長期
保存により着色が増加したり、香味の劣化を引きおこす
原因となる。従って、酒類中の尿素の生成防止あるいは
生成後の尿素を除去するミとが品質改良の上から重要で
ある。このことと関連して、酒類に含まれる尿素量を精
度よく簡易に測定する方法の開発が望まれている。
尿素の定量法としては前記のような各方法が挙げられて
いるが、いずれも操作が繁雑であり、また分光光度計や
恒温槽などの機器が必要であることから、酒類の製造工
程現場等において工程管理や品質検査の目的で簡易に利
用し難い面がある。
課題を解決するための手段 上記のような状況に鑑み、本発明者らは酒類中の尿素定
量法について種々検討した結果、酒類中の尿素をウレア
ーゼで分解し生成するアンモニアを定量する方法が本目
的に適した方法であることを見出した。さらに試料とな
る酒類を予め強酸性型陽イオン交換樹脂で処理した後に
ウレアーゼを作用させ、次いでインドフェノール法で発
色させると、目視によっても比色定量が十分に可能であ
ることを知った。本発明はこれらの知見に基づいて、さ
らに検討を進めて完成したらのである。
すなわち、本発明は(+)  ウレアーゼを組み込んで
なる酒類中の尿素定量用キット、(2)強酸性型陽イオ
ン交換樹脂および該樹脂に酒類を接触させるための容器
を組み込んでなる上記第(1)項記載の尿素定量用キッ
ト、(3)インドフェノール発色試薬を組み込んでなる
上記第(2)項記載の尿素定量用キット、および(4)
酒類を強酸性型陽イオン交換樹脂で処理し、その処理液
にウレアーゼを作用させて生成するアンモニアをインド
フェノール法により定量することを特徴とする酒類中の
尿素の定量法である。
本発明で用いるウレアーゼは尿素1モルと水1モルから
、アンモニア2モルと炭酸ガス1モルを生成する作用を
有するものであればよい。とりわけ、その活性の至適p
Hが2〜5.5にあるもの(以下、酸性ウレアーゼとい
う)が好適に用いられる。
本酸性ウレアーゼは、通常、酸性ウレアーゼを産生ずる
能力を有する微生物菌株を培養して生産される。酸性ウ
レアーゼを産生ずる微生物菌株としては、いわゆる「乳
酸菌」と呼ばれる種類の細菌がよく、例えば、ラクトバ
チルス属の細菌があげられる。その代表例として、ラク
トバチルス・ファーメンタム(Lactobacill
us  fermentum)、ラクトバチルス・リウ
テリイ(Laciobacillus  reuter
i)あるいはラクトバチルス・ルミニス( Lactobacillus  ruminis)など
が好んで用いられるが、菌株はとくに限定されるもので
はなく、新たに、乳製品、土壌、酸敗食品、動物の臓器
や排泄物等から分離した株であっても、酸性ウレアーゼ
を産生ずる能力を有するものであれば差しつかえない。
またそれらの菌株に紫外線照射や変異剤処理を施して、
人為的に変異を誘起させた株や、当該酸性ウレアーゼ活
性の発現に必要な遺伝子断片を人為的にとり出し、それ
を組み入れた他の微生物菌体であっても、本発明の方法
に使用できる。
酸性ウレアーゼを産生ずる菌株の具体例としては、ラク
トバチルス・ファーメンタムJCM5867(IFO1
4511,FERM  P−8990)、ラクトバチル
ス・ファーメンタムJCM  5868(IFO145
12,FERM  P−8991)、ラクトバチルス・
ファーメンタムJCM  5869(IFO14513
,FERMP−8992)、ラクトバチルス・リウテリ
イUM−12(IFo  14629.FERM  P
−9456)、ラクトバチルス・リウテリイ UM〜1
8(IF’0 14630.FERM  P−9457
)、ラクトバチルス・ルウテリイRt−5(IFO14
631,FERM  P−9458)、ラクトバチルス
・ルミニスPG−98(1FO14632、FERM 
 P−9459)などがあげられる。
上記のIFO番号は、財団法人発酵研究所における受託
番号を、またFERM  P番号は通商産業省工業技術
院微生物工業技術研究所(FRI)における受託番号を
それぞれ示す。上記の菌株のうち、ラクトバチルス・フ
ァーメンタム JCM5867、JCM  5868お
よびJCM5869は財団法人発酵研究所発行の[リサ
ーチ・コミュニイケーション(RESERCII CO
MMUNICATION;No、 I 3 、第94頁
、1987ヨに掲載されている公知菌株である。その他
の各菌株はFRIに1987年7月7日に寄託さ゛れで
いる。
なお、上記の各微生物のFRIへの寄託はブタペスト条
約に基づく寄託に切り替えられて、次のこれらの微生物
菌株を培養して酸性ウレアーゼを生成させるには、通常
の静置培養、振盪培養、通気攪拌培養あるいは固体培養
などにより、連続的あるいは間歇的に行なうことができ
る。用いる1  培地は、使用されろ微生物の生育しう
ろ通常の組成のものでよく、炭素源としては、炭水化物
、油脂、脂肪酸、あるいはアルコール類などの中から資
化しうるらのを適宜選択し、単独または混合して使用さ
れる。また窒素源としては、例えば、ペプトン、大豆粉
、綿実粉、コーンスチーブリカー、酵母エキス、肉エキ
ス、麦芽エキス、ホエー等の有機窒素源のほか、硫安、
塩安、硝安、燐安等の無機窒素源が、必要に応じて、適
宜混合して、または単独で用いられる。培地には炭素源
、窒素源のほか、生育に必要なミネラル、アミノ酸ある
いはヒタミンなどの生育必須因子や生育促進物質を添加
するのがよい。さらに酸性ウレアーゼの生成を誘導する
ためにカルバミド、チオ尿素等を添加すること゛ らあ
る。培養中のl)Hおよび泡の管理の目的で苛性アルカ
リ液、炭酸ナトリウム液、カルシウム塩瀬を適宜補添し
たり、消泡剤の添加も有効である。
培養の温度は、用いる微生物の生育に敵した温度を選択
すればよく、通常15°C〜50℃、好ましくは25℃
〜40℃で培養するのが有利である。
また培養の時間は、該閑の生育および酸性ウレアーゼの
生成に十分な時間続行されるが、通常5〜50時間を要
する。
このようにして培養後、酸性ウレアーゼは、通常、微生
物菌体に含有されている。そこで、培養液から遠心分離
、沈降分離、凝集分離、多孔性膜やセラミックによるろ
過などの方法によって集菌された生菌体を、そのまま、
もしくは凍結乾燥、噴霧乾燥、アセトン乾燥などの手段
を用いて乾燥菌体にして、酸性ウレアーゼ粗酵素として
得ることができる。さらには菌体を凍結融解処理、磨砕
処理、超音波処理、浸透圧処理、リゾチーム処理、界面
活性剤処理などの方法を単独もしくは組合わせて行なう
ことによって、該酵素を可溶化し、プロタミン処理、塩
析、有機溶媒処理、等電点沈澱、電気泳動、イオン交換
クロマトグラフィー、ケルろ過、アフィニティークロマ
トグラフィー、晶出などの通常の酵素の精製手段により
精製して本発明方法に使用される。本発明においては、
酸性ウレアーゼの比活性が約20U/mg以上のものが
使用される。
ここでいう、ウレアーゼ活性は、37℃、pH4,0に
おいて次のように測定した。適宜に希釈した酵素液2d
を37℃で正確に5分間加温する。
この液に37℃に加温した基質溶液2滅を加えて振りま
ぜ、37℃で正確に30分間反応させる。
反応終了後、直ちに10%トリクロル酢酸4dを加え、
振りまぜた後、遠心分離(8,00Orpm、 5分間
)し、その上清液2滅をとり水を加えて20滅とする。
この液4−に、発色液A液を2−加え、静かに混和する
。続いて発色液B液を2滅加え、同様に静かに混和した
後、37℃で30分間反応させる。次に、室温で、64
0nmの吸光度を、水を対照液として測定する。
一方、上記酵素液2dに基質溶液のがわりに、0.2M
クエン酸バッファー2dを加えて振りまぜ、37℃で正
確に30分間反応させた液について、上記と同様に操作
し酵素液空試験とする。
また、硫酸アンモニウム標準液(50μg/d)2滅、
10%トリクロル酢酸1dおよび0.2Mクエン酸バッ
ファー0.5滅をとり、水を加えて20滅とし、この液
について上記と同様に発色操作し標準液とする。また、
10%トリクロル酢酸ld、および0.2Mクエン酸バ
ッファー0.5dをとり、水を加えて20滅とし、同様
に発色操作し標準液の空試験とする。
次式により、酵素活性を算出する。
なお、1分間当り1μmolのNH,を生成する酵素量
を1単位(U)とする。上記測定法中の試薬および試液
の調製法は以下のとおりである。基質溶液は尿素1.0
gを0.2Mクエン酸バッファーに溶解し、100dと
する。10%トリクロル酢酸溶液はトリクロル酢酸10
gを水に溶解し、100dとする。発色液A液(フェノ
ール・ニド   □ロプルシッドナトリウム溶液)はフ
ェノール5gおよびニトロプルジッドナトリウム25m
gを水に溶解し、500dとする。発色液BtL(アル
カリ性次亜塩素酸ソーダ溶液)は水酸化ナトリウム5.
0gおよび次亜塩素酸ナトリウム溶液(有効塩素濃度5
%)7.5dを水に溶解し、500成とする。
0.2Mクエン酸バッファーはクエン酸(1水塩)25
.18g、およびクエン酸ナトリウム(2水塩)23.
59gを水に溶解し、1000dとする(pH・1.0
になる。)。硫酸アンモニウム標準液(50gg/7n
1.)は硫酸アンモニウム250.0mgを正確にとり
、水に溶解して250成とする。この液5戒をとり水を
加えて100dとする。
本発明の尿素定量法を適用する酒類は特に限定されず、
尿素を含有する酒類に広く適用できる。
たとえば、清酒、老酒、ビール、ワイン等の醸造酒、ウ
ィスキー、ブランデー、焼酎などの蒸留酒、味醗などの
調味料酒などが挙げられ、これらの製造工程中の各種試
料および製品に含まれる尿素量の測定に用いることがで
きる。
本発明は酒類中の尿素を定量する際に、該尿素  ′を
ウレアーゼにより分解して生成するアンモニアを定量す
ることにより行なわれる。
このアンモニアの定量は、たとえばアルカリ性下でニト
ロプルジッドナトリウムを反応促進剤としてフェノール
、次亜塩素酸ナトリウムと反応させ、インドフェノール
(青色)を生成させて測定す  。
る方法(ウレアーゼ・インドフェノール法)や前述のウ
レアーゼ・UV法によって実施できる。ウレ  ′アー
ゼ・インドフェノール法を採用すると、後述  ・する
ように尿素定量が簡易に実施できる点において有利であ
る。
ウレアーゼ・インドフェノール法は、試料にウレアーゼ
を作用させた後インドフェノール発色試薬を加え、発色
後の可視部の吸光値からウレアーゼを作用させない場合
の吸光値すなわち空試験値を差し引いた値を求めて、こ
の値を標準液での同様の操作により求めた検量線から読
みとり尿素を定量する。醸造酒ではこの空試験値が特に
大きく、清酒、老酒、ワインでは測定しようとする尿素
由来の発色の10〜20倍となる場合もある。希釈すれ
ばこの空試験値は小さくなるが、吸光度測定による比色
定量においても感度上の問題から定量の精度が悪くなり
、又尿素含有型が低い酒類の場合は実際上測定できなく
なる。従って本発明の目的とする呈色強度の比較判定が
可能となるには空試験値をできるだけ低くする必要があ
る。
一方、酒類にはインドフェノール反応発色阻害物質が多
く含まれている。希釈度を上げれば、この発色阻害物質
の影響をなくすることができる。
しかし、このためには、例えば清酒では約100倍の希
釈が必要となるが、清酒に含まれる尿素は通常lO〜3
0ppmであり、このように希釈度を高くするとインド
フェノール法での検出限界をこえるため、実際には希釈
度に限界がある。
そこで本発明者らは酒類に含まれるインドフェノール反
応呈色物質と同時に発色阻害物質を除去すれば、呈色強
度の比較判定が可能となり、しかもその際発色阻害もな
く分析精度が向上すると考え、これら物質の除去方法に
つき種々検討した。
その結果、酒類を強酸性型陽イオン交換樹脂(以下、単
に樹脂と称することがある)であらかじめ処理すること
により上記の目的を有利に達しうろことを見い出した。
以下、この点について説明する。
強酸性型陽イオン交換樹脂はその再生型によりNa型、
K型あるいはH型等に分けられるが、本発明においては
原則的にいずれも使用することが可能である。通常、試
料となる酒類中に含まれる尿素量、インドフェノール反
応呈色物質あるいは発色阻害物質の量を考慮することに
よって、より好ましい樹脂を選択することができる。た
とえばインドフェノール反応呈色物質および発色阻害物
質の比較的少ない酒類の場合は、Na型あるいはに型を
好ましく使用できる。また、インドフェノール反応呈色
物質および発色阻害物質が比較的多い酒類の場合は、H
型樹脂を使用するのが適当である。一般に、Na型およ
びに型は尿素の吸着は少ないが、インドフェノール反応
呈色物質および発色阻害物質の除去率がやや少ない傾向
があり、I(型はこの反対の傾向がある。また樹脂の粒
度や架橋度についても、酒類中のインドフェノール反応
呈色物質および発色阻害物質をなるべく多く除去し、尿
素量の吸着量ができるだけ少なくなるように選択すれば
よい。たとえば、粒度が約30〜1200μ、架橋度が
1−12程度のものを用いることができる。
強酸性型陽イオン交換樹脂は、上記のように再生型によ
ってその性質が若干界なることから、本発明においては
それぞれの特徴を生かしてNa型および(または)K型
と■]型を混合して用いるのが実用的に有利である。こ
のm比は樹脂の粒度、架橋度等によっても異なるが、た
とえばNa型および(または)K型を50〜90重量%
とH型を50〜IO重量%の割合で混合したものが好ま
しく用いられる。さらに好ましくはNa型および(また
は)K型を50〜80重量%とH型を50〜20重量%
の混合割合である。
本発明において使用し得る強酸性型陽イオン交換樹脂の
具体例としては、三菱化成工業社製のダイヤイオンSK
 I O2,104,106,I B。
110.112,1 16.PK204,208,21
2.216,220,224,228.ダウ・ケミカル
社製のダウエックス 50W−Xl、X2.X4゜X8
.XIO,X12.X16あるいはローム・アンド・ハ
ース社のアンバーライト IR−112゜118.12
0,120B、122,124などがあげられる。
次に、樹脂の使用量はインドフェノール反応時の空試験
での青色呈色をなくするための最小量で使用するのが最
も良い。たとえば、ダイヤイオン5K102でNa型7
5%、H型25%を併用した場合、酒類1−に対し清酒
、ビールでは約1g、白ワインでは約1.2g、老酒で
は約2gの使用量で上記の目的が達せられる。
酒類を強酸性型陽イオン交換樹脂で処理する方法は、通
常の樹脂による処理方法、たとえばカラム方式あるいは
バッチ式の接触方法を採用し得る。
キットとして使用する場□合は、酒類と樹脂を適宜の容
器中で混和するバッチ式の方が簡便である。
混和は約lO秒程度振りまぜるだけで充分である。
この場合の容器は、試験管、ビー力、フラスコなどの適
宜の容量のものを使用すればよく、キットに組み込む場
合は、樹脂の必要量を予じめ秤取しておく方が操作が簡
便である。
なお、尿素の樹脂への吸着ができるだけ少ない方が好ま
しいことは当然であるが、その吸着量は使用する樹脂の
条件が決まれば尿素濃度と比例関係にあるため定量性は
保たれる。たとえば、ダイヤイオン5K−102(Na
型75%、H型25%)を酒類1滅に対しIgをバッチ
式で処理した場合の樹脂への吸着量は9%であり、さら
に粒度の小さいダウエックス50W−X2.粒度150
〜300μ(Na型=H型=75:25)では5%であ
るが、標準試料で補正できるためこの程度の吸着量は本
発明の目的上支障とはならない。
従って、酒類を以上述べた適正な条件の樹脂を使用して
処理することにより、インドフェノール反応時の空試験
での青色呈色がなくなるため、呈色強度の比較判定が可
能となることはもちろん、分光光度計による吸光度測定
においても精度が向上する。又、発色阻害も少なくなる
ため、酒類の希釈度を下げることができ、従って検出限
界濃度も下がる。さらに尿素の樹脂への吸着も最小限に
することが可能となり精度が向上する。
酒類に樹脂を添加して樹脂処理した液から樹脂を静置(
約lO秒モよい)等により樹脂を取り除いた液(以下、
処理液ということがある)は以後のウレアーゼ・インド
フェノール反応に供せられる。
この場合、比較判定のできる呈色強度となるように、必
要に応じて希釈される。この呈色強度の比較判定には、
インドフェノール反応液での尿素濃度を約0.03〜2
ppm、好ましくは0 、2〜21)pI+1とするの
が適当である。
本発明において酒類を樹脂により処理する方法を、通常
尿素10〜30ppmを含む清酒を例にあげ具体的に記
載する。強酸性型陽イオン交換樹脂Ig(ダイヤイオン
5K102.Na型再生=H型再生=75:25)に清
酒1dを加え約10秒間振り混ぜた後、水を加えて10
dとする。よく混合後静置して上澄液をとり、処理液と
して以後の反応を行う。ここで樹脂に清酒を加える萌に
あらかじめ酒類を希釈して、全量樹脂処理してもよいか
、少ない液量で樹脂と接触する方がインドフェノール反
応呈色物質および発色阻害物質の樹脂への吸着が短時間
で行なわれるため好ましい。従って希釈度を変えるには
加える水の量で調節する。なお、静置により処理液をう
るには液量として最小的3dが必要である。
次に、この処理液にウレアーゼを加え、尿素を分解する
。このときの反応は、ウレアーゼとしては尿素分解力が
約2〜100U/dのらのを使用し、反応温度は約10
〜75℃、好ましくは15〜50°C,pH2〜6.好
ましくは3〜5で反応時間約1〜60分間で実施できる
。通常、処理液l戒に対し、尿素分解力25U/−の酵
素液0.1戒を加える。この場合、15℃では12分、
25℃では9分で反応は完了し、又、それぞれ6分。
4分で95%以上尿素は分解される。なお、キットとし
て利用する場合、ウレアーゼは粉末、溶液いずれの状態
でもよい。
次いで、酵素反応液についてインドフェノール反応を行
い比色定量する。この反応は、フェノールおよびニトロ
プルシドナトリウムを含む水溶液(A液)および水酸化
ナトリゲムおよび次亜塩素酸ナトリウムを含む水溶液(
B液)を加えて行なわれる。本発明の場合、試料、A液
およびB液をそれぞれ1−使用する場合のそれぞれの試
薬濃度(VV%)としてはフェノール0.75〜7,5
.好ましくは3〜7,5.ニトロプルジッドナトリウム
0.005〜0,2.好ましくは0.02〜o、1.水
酸化ナトリウム0.25〜2.5.好ましくは1〜2.
53次亜塩素酸ナトリウム・有効塩素濃度0.05〜0
.5.好ましくは0.1〜0.25とする。このような
濃度範囲にすることにより、発色阻害がなく、室温でも
短時間に呈色強度を大きくすることができる。
上記の範囲より小さ′くなると呈色強度が弱くなり呈色
しなくなり、又、上記の範囲よりも大きくなると黄色が
強くなり目視による判定が困難になる。水酸化ナトリウ
ムについてはフェノールと水酸化ナトリウムの最適濃度
、すなわち2%。
0.67%の関係をほぼ保ちながら比例的に変動させる
ことが好ましい。このバランスがずれると例えば水酸化
ナトリウムの量が多すぎると異常発色し、反応液は青色
でなく緑色を呈することがある。又、少ない場合は呈色
強度が低下する。さらにこの最適な濃度条件下では酒類
中に含まれる発色阻害物質の悪影響が軽減される。
インドフェノール反応呈色液から濃度を求めるに当って
は、キットの場合は呈色強度の比較判定のできる適度な
濃度の尿素標準液について本試験と全く同じ操作をした
呈色液を呈色標準液として比較判定するか又は、その呈
色標準液から製作した標準色見本から比較判定する。
本発明において、試料液、A液、B液をそれぞれ1−と
し、最適な試薬条件で内径14mmの試験管を使用して
目視で比較判定した場合、酒類中の尿素の検出限界は清
酒、ビール等ではippm、老酒、白ワイン、味醗等で
は2 ppmである。
又、呈色強度の比較判定は呈色液の尿素の濃度差として
0 、1 ppmあれば充分である。樹脂処理が充分な
ときは空試験での青色呈色は無いが、若干の呈色がある
場合であってもその濃度を比較判定により求め、本試験
値からその値を差し引き尿素濃度の値とすることができ
ろ。
分范々度計により測定する場合はキットと同様に樹脂処
理した試料液について酵素反応有の未試験値と酵素反応
無の空試験値を求め、その差を尿素の吸光度とし、試料
と同様に操作して得た検量線から尿素の濃度を求める。
この方法での酒類中の尿素濃度の検出限界は0 、1 
ppmでも可能であるが、0 、5 ppmで明確であ
る。
実施例 次に、参考例、実験例および実施例をあげて本発明をさ
らに具体的に説明する。
参考例I グルコース0.5%、ポリペプトン1.0%、酵母エキ
ス1.0%、肉エキス0.5%9食塩0,5%、炭酸カ
ルンウム1.0%、寒天1.5%からなる培地中に穿刺
、生育したLactobacillus  rerme
ntum、ICM  5867(IFO14511,F
ERMBP−1454)を、グルコース2.θ%、無水
酢酸ナトリウム2.0%、ポリペプトン1,0%、肉エ
キス1.0%、酵母エキス0.2%1食塩0.5%。
硫酸マンガン(約4水塩)0.005%、pH7、0(
30%苛性ソーダにて中和)からなる滅菌培地50躍を
含む200d容三角フラスコ2本に接種して、37℃で
24時間、静置培養した。このシード培養物をそれぞれ
、同じ組成からなる滅菌培地tQを含む2Q容三角フラ
スコ2本に移植し、37℃で24時間、静置培養した。
この培養物のウレアーゼ活性を測定したところ、0.I
U/dであった。
この培養液を遠心分離して菌体を集め、0.2M酢酸ナ
トリウム・食塩に懸濁した後、超音波処理し遠心分離し
て上澄液を得た。上澄液−容にエタノール4容を加えて
沈殿物を集め0.02Mリン酸緩衝液pH6,7を加え
て一昼夜放虐後メンプラン(0,3μm)ろ過した。ろ
液を予め0.02Mリン酸緩衝液pH6゜7で平衡化し
たDEAE−セルロースカラムに吸着させ、同一の緩衝
液で洗浄後、0.4M〜0.5M食塩の直線的濃度勾配
法で溶出して活性区分を集めた。活性区分を予め0.0
2Mリン酸緩衝液pH6、7で平衡化したセファデック
スG−75のカラムでゲルろ過して、脱塩、脱色し活性
画分を集め、凍結乾燥して酵素粉末を得た。この方法で
得られた酵素の尿素分解力は30U/mgでその至適p
)(はI)H4付近、至適温度は60°C付近である。
以下の実験例および実施例では本酸性ウレアーゼを用い
た。
実験例1 市販の酒類の尿素を測定する場合について樹脂処理の有
無によるウレアーゼ・インドフェノール法への影響を液
体クロマトグラフ法を対照として比較した。
樹脂処理をしない場合は、酒類を水で10dに希釈した
希釈試料液2滅に参考例1で得た酸性ウレアーゼ(25
U/成)0.2Mlを加え、室温(測定時27°C)、
10分間放置し尿素を分解した。この液にインドフェノ
ール発色液A(フェノール6%、ニトロプルジッドナト
リウム0.05%)2旙を加えて振り混ぜ、続いて発色
液B(水酸化ナトリウム2%1次亜素酸ナトリウム有効
塩素0゜2%)2成を加えて同様に振り混ぜ、室温で1
5分間放置し発色させ、640nmの吸光度を測定し、
A1とする。同時に希釈試料液2滅をとり、酸性ウレア
ーゼのかわりに水0.2M/、を加えて同様に呈色操作
を行ない試料の空試験の吸光度を測定しA。
とする。また、水および尿素標準液の5.10゜15.
20ppmにつき試料の場合と同様に操作して、試薬空
試験値および検量線を求めた。この検量線を基に各酒類
につき(AI−A2)の値から尿素濃度を求め、(At
−試薬空試験)の値から酒類の空試験の尿素換算値を求
めた。なお、液体クロマトグラフ法での測定法は希釈試
料液を三菱化成工業製のダイヤイオンGK−100を充
填したカラム(4,0φl 50 mm)に注入し、溶
離液にはpH3。
1のクエン酸緩衝液を使用した。検出はニンヒドリン発
色液を波長570nmで測定し、尿素濃度を求めた。樹
脂処理をする場合、清酒およびビールは各ITn1に強
酸性型陽イオン交換樹脂(三菱化成工業製ダイヤイオン
5K102.Na型:l]型=75%:25%の混合品
)をIg、老酒は強酸性イオン交換樹脂(ダウケミカル
社製ダウエックス50W−X 2 50〜I 00me
sh  H型再生品)を2gそれぞれ加えて振り混ぜた
後、水で10dに希釈してから静置し、樹脂を除去し、
以下樹脂処をしない場合と全く同様にしてインドフェノ
ール法による尿素濃度、空試験の尿素換算値を求めた。
また液体クロマトグラフ法についても同様に操作し尿素
濃度を求めた。結果を表1に示した。
樹脂処理をしない場合、インドフェノール法の空試験の
尿素換算値は尿素濃度の数倍〜数十倍であった。また尿
素値は発色阻害のため液体クロマトグラフ法と比較し、
I/2〜I/3の値であった。
樹脂処理をする場合、空試験の呈色は除かれ、尿素換算
値はいずれも1 ppm以下であった。またインドフェ
ノール法と液体クロマトグラフ法の尿素値に差のないこ
とから発色阻害の影響もない。しかし液体クロマトグラ
フ法での尿素濃度が樹脂処理により若干低くなっており
、尿素の樹脂への吸着が起きている。
表1 各酒類の樹脂処理とインドフェノール反応実験例
2 清酒を強酸性型陽イオン交換樹脂で処理する際のH型再
生品とNa型再生品の比率とインドフェノール反応時の
空試験での呈色と発色阻害および尿素の樹脂への吸着等
との関係を調べた。
操作方法は清酒!−に対し、強酸性型陽イオン交換樹脂
のNa型とH型の再生品の比率を0〜100重量%の範
囲に替えた混合樹脂tgを加え以下、実験例1と同様に
樹脂処理、希釈1発色を行ないインドフェノール法の尿
素値および空試験の尿素換算値並びに液体クロマトグラ
フ法尿素値を求めた 結果は第1図に示すようにH型の比率か20重量%以上
ではインドフェノール法と液体クロマトグラフ法の値が
ほぼ一致し、発色阻害が無くなるので好ましい。一方、
H型比率の増加と共に尿素の樹脂への吸着は多くなる傾
向があ′す、この点からはH型の比率が約50重量%程
度までとするのが好ましい。また、インドフェノール反
応における空試験での呈色はいずれの比率でも低い。
実施例1 ■、尿素分析用キット (1)  強酸性型陽イオン交換樹脂;三菱化成工業製
ダイヤイオン5K102.架橋度2゜Na型再生品75
%、H型再生品25%の混混合比品1.0gを10蔵の
試験管に充填したもの。
(2)酵素液;尿素分解力25U/dの酸性ウレアーゼ
水溶液(グリセリン501/V%、EDTA  O,0
4W/V%、β−メルカプトエタノール0.008W/
V%を含む)。
(3)発色液A;フェノール6 W/’/%、ニトロプ
ルジッドナトリウム0.05W/V%水溶液。
(4)発色液B;水酸化ナトリウム2 W/V%1次亜
塩素酸ナトリウム・有効塩素濃度0 、2 W/v%水
溶液。
(5)標準色見本;尿素0,2,4,6,8,10,1
2.14,16,18,201)pmを含む溶液につい
て試験実施法と同一方法で得た呈色液を色見本化したも
の。
上記の(1)〜(5)を組み合せて酒類中の尿素定量用
キットとした。
2、使用例 樹脂入り試験管(1)に市販清酒1.0dを加えて約1
0秒間振り混ぜ、これに水を加えて10dとし混合した
後、静置した。上澄液1 、 OrnlをlO滅試験管
(ポリスチレン製、φI 4 X H104mm)にと
り、酵素液(2)の0.’ldを加えて室温(測定時2
3°C)で10分間放置した。この液に発色液A(3)
!、0.dを加えて振り混ぜ、続いて発色液B(4)1
.0gを加えて同様(9振り混ぜ、室温で15分間放置
し、発色液とした。発色液の呈色強度を標q色見本と比
較し、尿素濃度測定値18ppmを得た。これは別に液
体クロマトグラフ法(実験例1参照)で求めた樹脂処理
をしない場合の値と良く一致した。
実施例2 ビールt 、oyに強酸性型陽イオン交換樹脂(ダウケ
ミカル社製、ダウエックス 50W−X2.架橋度2.
Na型:H型=75:25の混合品)1.0gを加えて
振り混ぜ、これに水を加えてIOdとし、混合後、静置
した。上澄’e−2,0dをとり、尿素分解力25 U
/dの酸性ウレアーゼQ、2.dを加え、室温(測定時
21℃)で10分放置した。この液に発色液A(フェノ
ール3 、0 W/V%、ニトロプルジッドナトリウム
0.01Y/V%)2.0滅を加えて振り混ぜ、続いて
発色液B(水酸化ナトリウム1 、0 W/V%1次亜
塩素酸ナトリウム・有効塩素濃度0.10W/V%)2
.0dを加えて同様に振り混ぜ、室温で15分放置した
後、分光々度計を用いて波長640nmの吸光度を測定
した。また、試料空試験として上記樹脂処理後の上澄液
2.01Tflをとり、水0.2雁を加え以下試料の場
合と同様に操作した。同時に水および尿素標準液5,1
0,15゜20ppmの6液について試料の場合と同様
に樹脂処理、希釈以後の操作を行ない吸光度を測定し、
試薬空試験値および検量線(第2図)を求めた。ビール
の試薬空試験を補正した吸光度は本検−空試験=0.0
49−0.007=0.042であり、検量線から尿素
濃度2 ppmを得た。この値は、液体クロマトグラフ
法(実験例1参照)で求めた樹脂処理なしの場合の値2
 ppmと良く一致した。
実施例3 老酒1 、Omeに強酸性型陽イオン交換樹脂(ダウケ
ミカル社製、ダウエックス 50W−X2 50〜10
0メツシユ、架橋度2.H型再生品)2.0gを加えて
振り混ぜ、これに水を加えて10dとし混合後、静置し
た。上澄液2.0Tn1.をとり、尿素分解力25U/
dの酸性ウレアーゼ0.2戒を加え、室温(測定時18
℃)で10分放置した。この液に発色液A(フェノール
7 、5 W/V%、ニトロプルジッドナトリウム 0
.075W/II’%)2.0−を加えて振り混ぜ、続
いて発色液B(水酸化ナトリウム2 、5 W/V%1
次亜塩素酸ナトリウム・有効塩素濃度0.25W/V%
)  2.0dを加えて同様に振り混ぜ、室温で25分
放置した後、分光光度計を用いて波長640nmの吸光
度を測定した。また試料空試験として樹脂処理後の上澄
液2.01n1.をとり、水0.2戒を加え、以下試料
の場合と同様に操作した。同時に水および尿素標準液5
.10,15゜20ppmの6液について試料の場合と
同様に樹脂処理、希釈以後の操作を行ない吸光度を測定
、試薬空試験値および第3図に示した検量線を求めた。
老酒の試薬空試験を補正した吸光度は本検−空試験=0
.254−0.015卒0.239であり、検m線から
尿素濃度13ppmを得た。これは別に液体クロマトグ
ラフ法(実験例1参照)で求めた樹脂処理しない場合の
値12ppmと良く一致した。
実施例4 味mt、oyに強酸性型陽イオン交換樹脂(ダウケミカ
ル社製、ダウエックス 50W−X2.架橋度2.Na
型:11型=75:25の混合品)1.Ogを加えて振
り混ぜ、これに水を加えてIOdとし、混合後静置した
。上澄液2.0旙をとり、尿素分解力25 U/dの酸
性ウレアーゼ0.2鑓を加え、室温(測定時25℃)で
10分放置した。この液に発色液A(フェノール6 、
0 W/V%、ニトロプルジッドナトリウム0.05W
/V%)2.0dを加えて振り混ぜ、続いて発色液B(
水酸化ナトリウム2.0W/V%1次亜塩素酸ナトリウ
ム・有効塩素0 、2 W/V%)2.Odを加えて同
様に振り混ぜ、室温で30分放置した後、分光光度計を
用いて波長640nmの吸光度を測定した。また、試料
空試験として上記樹脂処理後の上澄液2.0戒をとり、
水0.2成を加え以下試料の場合と同様に操作した。同
時に水および尿素標孕液1.2.3.4.5 、 I 
Oppmの6液について試料の場合と同様に樹脂処理、
希釈以後の操作を行ない吸光度を測定し、試薬空試験値
および検量線(第4図)を求めた。味腓の試薬空試験を
補正した吸光度は車検−空試験は、0.044−0.0
32=0.012であり、検量線から尿素濃度1 pp
mを得た。
実施例5 白ワイン1.0顧に強酸性型陽イオン交換樹脂(ダウケ
ミカル社製、ダウエックス 50W−X2.架橋度2.
Na型;H型=75+25の混合品)1.ogを加えて
振り混ぜ、これに水を加えてtoTnl、とじ、混合後
静置した。上澄液2.0成をとり、尿素分解力25U#
2の酸性ウレアーゼ0.2雁を加え、室温(測定時25
℃)で10分間放置した。この液に発色液A(フェノー
ル6 、0 W/V%、ニトロプルジッドナトリウム0
.05W/V%)2.0dを加えて振り混ぜ、続いて発
色液B(水酸化ナトリウム2.0*/v%1次亜塩素酸
ナトリウム・有効塩素0 、2 ml/V%)2.0d
を加えて同様に振り混ぜ、室温で30分放置した後、分
光光度計を用いて波長6・10nmの吸光度を測定した
。また、試料空試験として上記樹脂処理後の上澄液2.
01n1.をとり、水0.2歳を加え以下試料の場合と
同様に操作した。同時に水および尿素標孕液1.2.3
.4.5.10ppmの6液について試料の場合と同様
に樹脂処理、希釈以後の操作を行ない吸光度を測定し、
試薬空試験値および検量線(第4図)を求めた。白ワイ
ンの試薬空試験を補正した吸光度は本検−空試験一〇、
062−0.044=0.018であり、検量線から尿
素濃度1 ppmを得た。
発明の効果 本発明の尿素定量用キットは、酒類中の尿素をウレアー
ゼを作用させ生成するアンモニアをインドフェノール法
等で発色させて定量するに際して、精度よくかつ簡易に
実施できる。特に、強酸性型陽イオン交換樹脂で酒類を
予め処理することにより、インドフェノール呈色性物質
あるいは発色阻害物質を除去することができ、比色が目
視でも可能となる。従って、分光光度計などの測定器が
必ずしも必要ではないことから、酒類の製造工程現場等
において簡易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実験例2において清酒を強酸性型陽イオン交換
樹脂で処理する際のH型再生品とNa型再生品の比率を
変えて本発明を実施したときの尿素測定値(図中、−・
−で示される)およびそのときの空試験値(尿素換算値
)(図中、−一−−−・−一−−−−で示される)、な
らびに液体クロマトグラフ法による尿素測定値(図中、
−〇−で示される)を示す。 第2図、第3図および第4図はそれぞれ実施例2、実施
例3および実施例4と5における尿素測定のための検量
線を示す。 代理人  弁理士  岩 1)  弘 $4 に /L素+りl)m)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウレアーゼを組み込んでなる酒類中の尿素定量用
    キット。
  2. (2)強酸性型陽イオン交換樹脂および該樹脂に酒類を
    接触させるための容器を組み込んでなる請求項(1)記
    載の尿素定量用キット。
  3. (3)インドフェノール発色試薬を組み込んでなる請求
    項(2)記載の尿素定量用キット。
  4. (4)酒類を強酸性型陽イオン交換樹脂で処理し、その
    処理液にウレアーゼを作用させて生成するアンモニアを
    インドフェノール法により定量することを特徴とする酒
    類中の尿素の定量法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009506253A (ja) * 2005-08-24 2009-02-12 ジョンソン、マッセイ、パブリック、リミテッド、カンパニー 標識システム
US9156707B2 (en) 2005-08-24 2015-10-13 Johnson Matthey Plc Tagging system
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