JPH0110503Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0110503Y2 JPH0110503Y2 JP1981057178U JP5717881U JPH0110503Y2 JP H0110503 Y2 JPH0110503 Y2 JP H0110503Y2 JP 1981057178 U JP1981057178 U JP 1981057178U JP 5717881 U JP5717881 U JP 5717881U JP H0110503 Y2 JPH0110503 Y2 JP H0110503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back plate
- mounting surface
- brake
- mounting
- mounting piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案はドラムブレーキ用バツクプレートに関
するものである。
するものである。
〈従来の技術〉
第1図に一般的なデユオサーボ型のドラムブレ
ーキを示す。
ーキを示す。
図中1はバツクプレートであり、その中央穴1
1が車体の非回転体2の軸21に嵌装され、かつ
破線で示す非回転体2の取付部22に中央穴11
の周辺の取付面を接合せしめて締結ボルト3を介
して締結されている。
1が車体の非回転体2の軸21に嵌装され、かつ
破線で示す非回転体2の取付部22に中央穴11
の周辺の取付面を接合せしめて締結ボルト3を介
して締結されている。
4,5は一対のブレーキシユーであり、外周に
ライニング41,51をそれぞれ有する。
ライニング41,51をそれぞれ有する。
対向するブレーキシユー4,5の上方間には、
液圧発生装置10が配置されるとともに、その上
端はバツクプレート1に固着したアンカーピン6
の外周溝に当接され、このアンカーピン6と両ブ
レーキシユー4,5間に張設したリターンスプリ
ング7,7によつてブレーキシユー4,5は縮径
方向に付勢されている。
液圧発生装置10が配置されるとともに、その上
端はバツクプレート1に固着したアンカーピン6
の外周溝に当接され、このアンカーピン6と両ブ
レーキシユー4,5間に張設したリターンスプリ
ング7,7によつてブレーキシユー4,5は縮径
方向に付勢されている。
ブレーキシユー4,5の下端間には、間隙調整
機能を有するアジヤスター8が配置され、かつ、
アジヤスター8の誤作動防止と離脱防止を目的と
したアジヤスタースプリング71が張設されてい
る。
機能を有するアジヤスター8が配置され、かつ、
アジヤスター8の誤作動防止と離脱防止を目的と
したアジヤスタースプリング71が張設されてい
る。
ところで上記構成のドラムブレーキにおいて、
車両の前進時に矢印A方向に回転するブレーキド
ラムを制動した後にブレーキを解除すると、一方
のブレーキシユー5についてはアンカーピン6を
支点とした旋回力が何ら付与されないので、ブレ
ーキドラムとの係合状態が接続され、所謂引きず
り現象を起こすことが知られている。
車両の前進時に矢印A方向に回転するブレーキド
ラムを制動した後にブレーキを解除すると、一方
のブレーキシユー5についてはアンカーピン6を
支点とした旋回力が何ら付与されないので、ブレ
ーキドラムとの係合状態が接続され、所謂引きず
り現象を起こすことが知られている。
現在、この引きずり現象を防止する対策として
第2図に示すようにバツクプレート1上にL字形
の取付片9を固定し、この取付片9と引きずりを
起こす側のブレーキシユー5の間にスプリング7
2を張設することによりこのブレーキシユー5に
旋回力を与えて対処する方法が知られている。
第2図に示すようにバツクプレート1上にL字形
の取付片9を固定し、この取付片9と引きずりを
起こす側のブレーキシユー5の間にスプリング7
2を張設することによりこのブレーキシユー5に
旋回力を与えて対処する方法が知られている。
〈本考案が解決しようとする問題点〉
取付片9は独立した部品であるから、部品点数
が増加する。
が増加する。
しかも、取付片9は溶接またはリベツト止めに
よりバツクプレート1に固着されているが、その
固着作業に手数を要するうえに、熱影響によりバ
ツクプレート1の取付面に歪みを発生すると、非
回転体2とバツクプレート1との間に間隙を生
じ、ブレーキ内へ泥水などが浸入するおそれがあ
る。
よりバツクプレート1に固着されているが、その
固着作業に手数を要するうえに、熱影響によりバ
ツクプレート1の取付面に歪みを発生すると、非
回転体2とバツクプレート1との間に間隙を生
じ、ブレーキ内へ泥水などが浸入するおそれがあ
る。
また、取付片9をリベツトで固着する場合に
は、リベツト頭部をバツクプレート1に没入する
か、あるいは非回転体2の取付面に逃し穴を設け
なければならず、その加工に手数を要し面倒であ
る。
は、リベツト頭部をバツクプレート1に没入する
か、あるいは非回転体2の取付面に逃し穴を設け
なければならず、その加工に手数を要し面倒であ
る。
〈本考案の目的〉
本考案は以上の問題点を解決するために成され
たもので、バツクプレートの素材の有効利用が図
れると共に、部品点数を増やすことなく取付片を
形成でき、さらにブレーキシユーに安定した旋回
力とバツクプレート側への分力を与えられる、ド
ラムブレーキ用バツクプレートを提供することを
目的とする。
たもので、バツクプレートの素材の有効利用が図
れると共に、部品点数を増やすことなく取付片を
形成でき、さらにブレーキシユーに安定した旋回
力とバツクプレート側への分力を与えられる、ド
ラムブレーキ用バツクプレートを提供することを
目的とする。
〈本考案の構成〉
以下、第3,4図を基に本考案の一実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
〈イ〉 バツクプレートの構造
本考案に係るバツクプレート1は、バツクプレ
ート1の素材を利用して、中央穴11の内縁の近
傍に剛体であるバツクプレート1と一体の取付片
12を設けたことを特徴とする。
ート1の素材を利用して、中央穴11の内縁の近
傍に剛体であるバツクプレート1と一体の取付片
12を設けたことを特徴とする。
即ち、従来まで廃材として扱つていた中央穴1
1の穿設時に発生する素材の一部を、本考案で
は、取付片12として活用する。
1の穿設時に発生する素材の一部を、本考案で
は、取付片12として活用する。
この取付片12は、バツクプレート1の中央穴
11内に取付面と一体に残存させた部片を中央穴
11の内縁近傍と取付面との境界部で折曲して形
成した折曲部14と、この折曲部14から連続し
て取付面の直角方向に延設した直線状の起立部1
3とよりなる。
11内に取付面と一体に残存させた部片を中央穴
11の内縁近傍と取付面との境界部で折曲して形
成した折曲部14と、この折曲部14から連続し
て取付面の直角方向に延設した直線状の起立部1
3とよりなる。
取付片12は、シユー引きずり防止用のスプリ
ング72のばね力に対し変形しないだけの強度を
要求されるが、本考案ではこの取付片12がブレ
ーキの制動力を支持する剛体のバツクプレート1
と一体に形成されるから、スプリング72のばね
力に対し充分に対抗できる。
ング72のばね力に対し変形しないだけの強度を
要求されるが、本考案ではこの取付片12がブレ
ーキの制動力を支持する剛体のバツクプレート1
と一体に形成されるから、スプリング72のばね
力に対し充分に対抗できる。
起立部13の自由端には、スプリング72の一
端フツクを掛止するための掛止穴15を開設す
る。
端フツクを掛止するための掛止穴15を開設す
る。
〈ロ〉 取付片の形成方法
取付片12を形成するには、プレス加工によつ
て中央穴11を開設する際、短冊状の板片を残存
させてプレスする。
て中央穴11を開設する際、短冊状の板片を残存
させてプレスする。
このとき、この板片の基端側のバツクプレート
1の取付面には、曲げ加工を容易にするためにバ
ツクプレート1の板厚程度の逃がし溝16を設け
ておく。
1の取付面には、曲げ加工を容易にするためにバ
ツクプレート1の板厚程度の逃がし溝16を設け
ておく。
その結果、中央穴11内には取付面から一体に
延びる板片が残存して形成される。
延びる板片が残存して形成される。
次にこの板片をバツクプレート1の取付面から
離れる直角方向に、且つ、直線的に折曲して、剛
体の取付片12を形成する。
離れる直角方向に、且つ、直線的に折曲して、剛
体の取付片12を形成する。
従つて、この取付片12はバツクプレート1の
取付面から連続した組織で形成される。
取付面から連続した組織で形成される。
板片を曲げ起こす工程は、バツクプレート1の
外絞り加工と同時に行つたり、或は別途に独立し
た工程で行う。
外絞り加工と同時に行つたり、或は別途に独立し
た工程で行う。
このように取付片12を製作するにあたつて、
中央穴11内に板片を残存した後は、この板片を
曲げ起こすだけの1工程で済み、しかも板片の曲
げ起こしに高い加工精度が要求されないから、そ
の加工が容易である。
中央穴11内に板片を残存した後は、この板片を
曲げ起こすだけの1工程で済み、しかも板片の曲
げ起こしに高い加工精度が要求されないから、そ
の加工が容易である。
尚、取付片12はバツクプレート1の取付面に
板厚程度の僅量を食い込ませるだけで良いから取
付面の強度が低下する心配がないだけでなく、取
付部22との接触面積の減少を心配することもな
い。
板厚程度の僅量を食い込ませるだけで良いから取
付面の強度が低下する心配がないだけでなく、取
付部22との接触面積の減少を心配することもな
い。
〈ハ〉 取付片の曲げ起こし高さについて
このように、取付片12は、中央穴11の廃材
となるべき素材を利用して形成するものであるか
ら、取付片12の最大の曲げ起し高さは、中央穴
11の直径とほぼ等しい長さまで可能である。
となるべき素材を利用して形成するものであるか
ら、取付片12の最大の曲げ起し高さは、中央穴
11の直径とほぼ等しい長さまで可能である。
また、場合によつては、中央穴11の内径を越
える長さに板片を板取りして取付片12を形成す
ることも考えられる。
える長さに板片を板取りして取付片12を形成す
ることも考えられる。
取付片12の曲げ起し高さは、取付片12と、
ブレーキドラムとの間で引きずりを起こす側のブ
レーキシユー5との間に張設するスプリング72
を、シユーウエブの延長線上に位置させて安定し
たばね力が作用するように、シユーウエブの配設
高さに基づいて取付片12の曲げ起し高さを決定
する。
ブレーキドラムとの間で引きずりを起こす側のブ
レーキシユー5との間に張設するスプリング72
を、シユーウエブの延長線上に位置させて安定し
たばね力が作用するように、シユーウエブの配設
高さに基づいて取付片12の曲げ起し高さを決定
する。
〈その他の変形例〉
取付片12にスプリング72を掛止するその他
の手段として、取付片12の両側にスプリング7
2のフツクがずり落ちない程度の切欠を設けてお
き、スプリング72のフツクを取付片12の切欠
に巻き付けて掛止することも可能である。
の手段として、取付片12の両側にスプリング7
2のフツクがずり落ちない程度の切欠を設けてお
き、スプリング72のフツクを取付片12の切欠
に巻き付けて掛止することも可能である。
〈本考案の効果〉
本考案は以上説明したようになるから次のよう
な効果を得ることができる。
な効果を得ることができる。
(イ) 中央穴の廃材となるべき素材の一部を利用し
て、取付片を形成するので、廃材の有効利用を
図ることができる。
て、取付片を形成するので、廃材の有効利用を
図ることができる。
(ロ) バツクプレートの取付面にほとんど欠損を生
じさせないので、取付面が強度的に劣化する心
配がない。
じさせないので、取付面が強度的に劣化する心
配がない。
(ハ) 取付片の高さをブレーキシユーの幅に対応し
て、最適に設計できる。
て、最適に設計できる。
そのため、引きずる側のブレーキシユーに安
定した旋回力とバツクプレート側への分力を付
与できる。
定した旋回力とバツクプレート側への分力を付
与できる。
しかも、取付片は剛体であるバツクプレート
と一体に形成されるから、引きずり防止用スプ
リングの取付荷重が安定する。
と一体に形成されるから、引きずり防止用スプ
リングの取付荷重が安定する。
(ニ) 本考案では、取付片をバツクプレートの取付
面の組織から連続して形成する。
面の組織から連続して形成する。
そのため、従来のように独立した部品を溶
接、或はリベツト止めによつて固着する固着作
業が不要となる。
接、或はリベツト止めによつて固着する固着作
業が不要となる。
そのうえ、取付片を形成するに際し、中央穴
内に板片を残存した後は、バツクプレートの他
の絞り工程と同時に行つたり、或は別途にこの
板片を曲げ起こすだけの1工程で済み、しかも
板片の曲げ起こしに高い加工精度を要求されな
いから、加工が容易であるばかりでなく、取付
片の管理も容易である。
内に板片を残存した後は、バツクプレートの他
の絞り工程と同時に行つたり、或は別途にこの
板片を曲げ起こすだけの1工程で済み、しかも
板片の曲げ起こしに高い加工精度を要求されな
いから、加工が容易であるばかりでなく、取付
片の管理も容易である。
(ホ) バツクプレートの取付面の平面度に狂いが生
じないので、外部からブレーキ内へ浸入する心
配が全くない。
じないので、外部からブレーキ内へ浸入する心
配が全くない。
(ヘ) 取付片は中央穴の内縁から僅かに外方に外れ
た位置に設けられる。
た位置に設けられる。
従つて、非回転体の軸部がブレーキ内部にま
で進入して配設される場合や、ブレーキドラム
のボス部が中央穴に近接して配設される場合に
おいても、取付片が邪魔にならず、そのレイア
ウトが容易である。
で進入して配設される場合や、ブレーキドラム
のボス部が中央穴に近接して配設される場合に
おいても、取付片が邪魔にならず、そのレイア
ウトが容易である。
第1図:従来のドラムブレーキの正面図、第2
図:第1図の−の断面図、第3図:本考案に
係るバツクプレートの中央穴付近の説明図、第4
図:第3図の−の断面図。
図:第1図の−の断面図、第3図:本考案に
係るバツクプレートの中央穴付近の説明図、第4
図:第3図の−の断面図。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一対のブレーキシユーの一方の対向端を、バツ
クプレートに固着したアンカー部材で支持し、一
方のブレーキシユーを引きずり防止用スプリング
により旋回方向に付勢し、バツクプレートの中央
穴の周囲の取付面を非回転体の取付面に接合する
と共に、バツクプレートの中央穴を非回転体の軸
部に嵌合して取着する、ドラムブレーキにおい
て、 前記バツクプレートの中央穴内に取付面と一体
に残存させた部片を中央穴の内縁近傍と取付面と
の境界部で折曲形成した折曲部と、 この折曲部から連続して取付面の直角方向に延
設した直線状の起立部とよりなる取付片を有し、 前記スプリング掛止用の前記取付片がバツクプ
レートと一体の剛体であることを特徴とする、 ドラムブレーキ用バツクプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981057178U JPH0110503Y2 (ja) | 1981-04-22 | 1981-04-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981057178U JPH0110503Y2 (ja) | 1981-04-22 | 1981-04-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57171433U JPS57171433U (ja) | 1982-10-28 |
| JPH0110503Y2 true JPH0110503Y2 (ja) | 1989-03-27 |
Family
ID=29853656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981057178U Expired JPH0110503Y2 (ja) | 1981-04-22 | 1981-04-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0110503Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5441914Y2 (ja) * | 1974-12-14 | 1979-12-06 |
-
1981
- 1981-04-22 JP JP1981057178U patent/JPH0110503Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57171433U (ja) | 1982-10-28 |
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