JPH01109631A - 酸化物陰極 - Google Patents

酸化物陰極

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JPH01109631A
JPH01109631A JP62267286A JP26728687A JPH01109631A JP H01109631 A JPH01109631 A JP H01109631A JP 62267286 A JP62267286 A JP 62267286A JP 26728687 A JP26728687 A JP 26728687A JP H01109631 A JPH01109631 A JP H01109631A
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JP
Japan
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base metal
oxide
alkaline earth
metal
cathode
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JP62267286A
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English (en)
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Masakatsu Itatsu
板津 昌且
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は陰極線管等の熱電子源として用いられる酸化物
陰極に関する。
〔従来の技術〕
酸化物陰極は、第2図に示す様にMg、Si。
W、Zr等の還元性金属が少量添加されたNiをベース
とした基体金属2をカップ状に加工し、その上にアルカ
リ土類酸化物3を被覆し、これをヒータ4で約800℃
まで加熱して陰極表面から熱電子を取りだす構造となっ
ている。一般に、酸化物陰極は概要衣のような手順によ
り製造される。
(1)まず第2図に示すように、カップ状の基体金属2
上にニトロセルロースを接着剤としてアルカリ土類炭酸
塩を被覆する。
(2)シかる後、真空中でヒータにより加熱して炭酸塩
(B a CO3で代表)を酸化物3に変換する。
BaCO5−BaO+C02 (3)次に、アルカリ土類酸化物3と基体金属2中に少
量含有せしめた還元性不純物(Me)とを反応させて酸
化物3中に遊離Baを形成する。
B a O+ M e −) B a + M e O
このようにして形成された遊離Baが、アルカリ土類酸
化物2中の活性中心を演じ、陰極表面より電子が放射さ
れる様になる。 1 〔発明が解決しようとする問題点〕 炭酸塩から酸化物へ変換する工程は、通常カソード分解
と呼ばれている。このカソード分解中に発生する炭酸ガ
スは、基体金属を酸化させ、同時に加熱によって基体金
属の結晶成長作用が起こり、次のような不具合が生じる
まず、カソード分解によって発生するガスは、主として
炭酸ガスであるが、゛これが基体金属表面近傍でNi及
び還元性金属例えばSi、Mg。
Zrを下式に従って酸化させる。
Ni+CO2−+Ni○+c。
S i +2CO2−+S i 02 +2COMg+
CO□−MgO+C0 Zr+2CO2−+ZrO2+2CO 一方、カソード分解による加熱作用により、基体金属内
部で結晶成長が起こるが、基体金属表面には上記反応に
より生じた金属酸化物が存在するから結晶の成長は抑制
される。このなめ、基体金属表面近傍には第3図に示す
ような小さな結晶が基体金属表面に対して平行に形成さ
れた平行粒界層7と呼ばれる層が形成される。
この様な平行粒界層7にはMgO,Si○。
ZrO2等の酸化物が結晶粒界8に形成され、陰極の使
用中にアルカリ土類酸化物がこの結晶粒界8を通って基
体金属内部へと拡散し、結晶粒界8に上記酸化物とアル
カリ土類酸化物との複合酸化物が形成される。この複合
酸化物の生成の度合いは結晶粒界8に形成された酸化物
とアルカリ土類酸化物との化学的な親和力の大きさに関
係が有る。即ち、アルカル土類酸化物は塩基性酸化物で
あるため、結晶粒界8の酸化物が酸性酸化物であるほど
結晶粒界8における複合酸化物の形成が大きい事が知ら
れている。
この様な事から酸化物がアルカリ性のMgOであると、
これとアルカリ土類酸化物との複合酸化物は形成され難
くなりBaOの侵入を抑制している、しかし、酸性酸化
物である5i02やZrO2の場合には複合酸化物が形
成され易い。
この様なアルカリ土類酸化物が結晶粒界8に侵入する事
によって生成された複合酸化物は、基体金属の結晶粒界
8に対してくさびの作用をもつから、基体金属の結晶粒
界8で脆性破壊が進行して、さらにアルカリ土類酸化物
が内部へ拡散する事を助長する様になる。
この様な複合酸化物が結晶粒界8に形成されると、還元
性金属とアルカリ土類酸化物との反応は、基体金属とア
ルカリ土類酸化物との界面、即ち、基体金属表面で起こ
らず、基体金属の内部の結晶粒界8で起こるようになる
このため、酸化物陰極の活性中心の役割を演する遊MB
aは、結晶粒界8だけを通って基体金属表面に拡散する
から、酸化物陰極の活性度は局部的となり高い電流を一
様に取り出す事が出来なくなる。更には、結晶粒界に析
出した複合酸化物により還元性金属の拡散通路が塞がれ
遊離Baの生成能が次第に低下して、陰極の電子放射特
性が劣化する。
本発明の目的は、アルカリ土類酸化物の基体金属中への
拡散を防止し、電子放射特性の劣化のない酸化物陰極を
提供することにある。
〔間頚点を解決するための手段〕
本発明の酸化物陰極は、少量の還元性金属を含有するN
iをベースとする基体金属上にアルカリ土類酸化物を被
覆してなる酸化物陰極に於いて、前記基体金属中にアル
カリ土類酸化物と反応して複合酸化物を生成し得る還元
性金属を含有し、かつ、該還元性金属が酸化物を被覆す
る側の前記基体金属表面近傍には存在しない様に構成さ
れた前記基体金属を有している。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例の小量のMgとSiを含むM
g−3i−Ni系基体金属の厚さ方向の還元性金属の各
々の最大濃度に対する相対濃度分布を示す特性図である
酸化物層側の基体金属中のMgの濃度は0.01〜0.
10%、Siの濃度は0.01%以下に抑えである0反
対に、ヒータ側の基体金属中のMgの濃度は0.01〜
0.10%、Siの濃度は約0.04%となっている。
ここで、Siの濃度がo、o1i以下という数値は、基
体金属を溶解する場合に止むを得ず混入してしまう不純
物の濃度を現すものである。従って、酸化物層側の基体
金属には塩基性酸化物を形成するMgを還元性金属とし
て意図的に混入するが、酸性酸化物を生成するStは混
入させない。
他方、ヒータ側の基体金属には意図的にSiを加えるが
、Mgに対して初期に十分な電子放射特性が得られれば
混入しなくても良い。
この様な基体金属は、Mg−5i−Ni系基体金属と少
量のMgが入ったMg−Ni系基体金属を張り合わせた
もので、Mg−Ni系基体金属を酸化物層側に設ける様
にした事が特徴である。
少量のWとMgとを含むW−Mg−Ni系の場合につい
てもMg−8t−Ni系と同様に酸化物層側にMg−N
i系基体金属を張り合わせる様にする。
同様に、少量のZrを含むZr−Ni系基体金属を用い
る場合には酸化物層側にMg−Ni系基体金属を張り合
わせる。
以上の説明では、Mg−8i−Ni系、Mg−W−Ni
系及びZr−Ni系基体金属の酸化物層側の面にMg−
Ni系基体金属を張り合わせた例を示したが、本発明は
この実施例に限定させるものではない。例えば、Mg−
3i−Ni系基体金属の酸化物層側にMg−Ni系基体
金属の微粒子を吹き付は結晶化させたものであっても良
い。要するに、基体金属の酸化物層側には陰極が製造さ
れる工程迄は酸化物と化合して複合酸化物を形成する酸
性酸化物を形成する金属成分を存在させない様にするも
のである。
以上の様に基体金属を構成する事によって、カソード分
解時の炭酸ガスによってアルカリ土類酸化物直下の基体
金属中に塩基性酸化物のMgOは形成されるが、酸性酸
化物は形成されないから、アルカリ土類酸化物が基体金
属内部へ拡散する事が防止される。
本実施例の陰極では、初期の活性化はMgによって行な
われ十分な電子放射特性が得られる。
Mg−3i−Ni系の場合には、その後Siが基体金属
表面に拡散して更に酸化物層内に拡散する様になるから
、酸化物層内でアルカリ土類酸化物との反応が進行し活
性中心としてのBaは長時間持続する様になる。
従って、本実施例は基体金属中での中間層化合物(複合
酸化物)の蓄積がなく、非常に寿命の長い陰極を提供す
る事が出来る。
以上、Siを例として説明したが、BaWO3゜BaA
l203 、BaZrO3、Ba5c204等の複合酸
化物を形成するW、AI、Zr、Sc等の金属であって
も良い事は勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明の陰極では、カソード分解時に
於いては酸化物層側にアルカリ土類酸化物と反応して複
合酸化物を形成する金属成分が存在しない代わりに、ア
ルカリ土類酸化物が基体金属内部へ拡散する事を防止す
るMgOを形成するMgが存在する様になっている。
このため、還元性金属は基体金属と酸化物の界面にまで
拡散し、そこで酸化物と化学反応を効果的に起こし遊離
Baの生成を促進し、電子放射特性を向上させる効果が
有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の少量のMgとSiを含むM
g−3i−Ni系基体金属の厚さ方向の還元性金属の各
々の最大濃度に対する相対濃度分布を示す特性図、第2
図は一般的な陰極の断面図、第3図は従来の基体金属の
結晶構造の模式図である。 1・・・カソードスリーブ、2・・・基体金属、3・・
・酸化物、4・・・ヒータ、5・・・酸化物側表面、6
・・・ヒータ側表面、7・・・平行粒界層、8・・・結
晶粒界。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少量の還元性金属を含有するNiをベースとする基体金
    属上にアルカリ土類酸化物を被覆してなる酸化物陰極に
    於いて、前記基体金属中にアルカリ土類酸化物と反応し
    て複合酸化物を生成し得る還元性金属を含有し、かつ、
    該還元性金属が酸化物を被覆する側の前記基体金属表面
    近傍には存在しない様に構成された前記基体金属を有す
    ることを特徴とする酸化物陰極。
JP62267286A 1987-10-21 1987-10-21 酸化物陰極 Pending JPH01109631A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007146900A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Nsk Warner Kk 湿式多板摩擦クラッチ装置
JP2008121700A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Aisin Seiki Co Ltd トルク変動吸収装置

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JP2007146900A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Nsk Warner Kk 湿式多板摩擦クラッチ装置
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