JPH01110698A - ヒト胎盤又は臍帯由来レクチン - Google Patents

ヒト胎盤又は臍帯由来レクチン

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JPH01110698A
JPH01110698A JP63080151A JP8015188A JPH01110698A JP H01110698 A JPH01110698 A JP H01110698A JP 63080151 A JP63080151 A JP 63080151A JP 8015188 A JP8015188 A JP 8015188A JP H01110698 A JPH01110698 A JP H01110698A
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lectin
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umbilical cord
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献一 笠井
Atsushi Hirabayashi
淳 平林
Hiroshi Kawasaki
博史 川崎
Koichi Suzuki
紘一 鈴木
Masatoshi Yamazaki
山崎 正利
Genichiro Soma
源一郎 杣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はレクチンに間する。より詳細には、ヒト胎盤又
は臍帯由来のレクチンに間する。
[従来の技術] レクチンは、動植物、微生物由来の蛋白質で、赤血球に
対し、特異的に結合する物質の総称であリ、古くから、
植物由来の赤血球凝集素が知られている。レクチンによ
る赤血球凝集反応は、レクチンが赤血球に存在する糖鎖
と特異的に結合することにより生ずるといわれている[
大沢利昭、森良−編;レクチン、1頁、講談社(197
6年)]。
又、成る種のレクチンは、赤血球のみならず、白血球、
癌細胞とも結合し、これを凝集させることが知られてお
り、この性質を利用しての、癌細胞の増殖抑制法[穂積
本男;レクチン、141頁(1976年)]や血球のサ
ブクラスの分別法[ティー、ナカノ(’l”、l’Ja
kano)等著;ジェイ、イムツル、(J、Immun
o 1.)+上ユ旦、192B頁(1980年)]など
が提案されている。
現在知られているを椎動物由来のレクチンは、高分子量
でCa2+依存性を有する膜蛋白質性のものと、低分子
量でCa2+依存性を有さず、末端のβ−D−ガラクト
シド構造に親和性を示すものとに大別される。
後者の代表的なものとしては、電気うなぎ(Elect
rophorus electricus)が挙げられ
、このものが、最近、重症筋無力症の病態モデルである
実験的筋無力症(ウサギ)の治療に有効であることが報
告されている[ギオヴアンニ レヴイ(Giovann
i Levi)等著;ニール、ジエイ、イムツル、  
(Eur、J、Immuno1.) + −L」−、5
00頁(1983年)]。しかしながら、人間に投与す
るには免疫原性の点で問題がある。
一方、ヒト由来の低分子量のβ−ガラクトシド親和性レ
クチンとしては、まず、心筋、骨格筋及び肺由来のもの
が知られている。このうち、筋由来のものは、未だ研究
が不充分であり、その性質も明らかではない。又、肺由
来のものは、分子量が約14500であることは報告さ
れているが、そのアミノ酸配列は不明である[ジャネッ
トティー、ボーウェル(Janet T、 Powel
l)著;バイオケム、ジエイ(Biochem、 J、
) +エエL。
123頁(1980年)]。
又、ヒト胎盤又はヒト堕帯由来のレクチンは特開昭60
−184020号公報(昭和60年9月19日公開)に
その採取法、種々の性質とともにアミノ酸絹成が報告さ
れているが、アミノ酸配列に間する知見は未だない。
[発明が解決しようとする課題] 言うまでもなく、ポリペプチドの抽出には、原料入手の
難易性、抽出中の分解或いは変性、装置の大規模化など
の問題が含まれ、又、化学的合成には、ユニットとなる
アミノ酸の種類が多いために、保護基の選択、除去、ラ
セミ化などの問題が含まれる。更に、いずれの方法にも
一般性のある方法はない。一方、ポリペプチドに比べて
、DNAに間する操゛作は一般的な方法を用いて容易に
可能であることを考えると、レクチンの遺伝子工学的合
成への期待は大きいものがある。しかし、現状ではレク
チンを遺伝子工学的に合成する端緒さえ与えられていな
い。
本発明の目的は、叙上のような状況下において、ヒトの
胎盤又は堕帯に由来するレクチンのアミノ酸配列を解明
し、その遺伝子工学的合成への端緒を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明により、下記アミノ酸配列で表さ・れる、ヒト胎
盤又は臍帯由来レクチンが提供される。
Ala−Cys−Gly−Leu−Va l −Ala
−Set−Asn−Leu−Asn −Leu−Lys
−Pro−Gly−Glu −Cys−Leu−Arg
−Vat−Arg−Gly−Glu−Vat−Ala−
Pro −Asp−Ala−Lys−5er−Phe 
−Val−Leu−Asn−Leu−Gly −Lys
−Asp−9er−Asn−Asn−Leu−Cys−
Leu−His−Phe −Asn−Pro−Arg−
Phe−Asn−Ala−His−Gly−Asp−A
la−Asn−Thr−11e−Val−Cys −A
sn−Ser−Lys−Asp−Gly −Gly−A
la−Trp−Gly−Thr −Glu−Gln−A
rg−Glu−Ala−Val−Phe−Pro−Ph
e−Gln−Pro−Gly−3er−Val−Ala
 −Glu−Vat−CVs  −11e−Thr  
−Phe−Asp−Gln−Ala−Asn  −Le
u−Thr−Vat−Lys−Leu  −Pro−A
sp−Gly−Tyr−Glu −Phe−Lys−P
be−Pro−Asn −Arg−Leu−Asn−L
eu−Glu −Ala−11e−Asn−Tyr−M
et  −Ala−Ala−Asp−c  l y−A
sp  −Phe−Lys−1ie−Lys−Cys 
 −Val−Ala−Phe−Asps ヒト胎盤又は請帯由来レクチンは次のようにして採取で
きる。
ヒト胎盤又は臍帯を、蛋白質保護剤を含有する塩類水溶
液中で冴砕後に遠心分離する。分取した細胞破片を、前
記と同種の蛋白質保護剤を含有する塩類水溶液にガラク
トース残基を有する化合物を加えて調製した溶液で抽出
した後に精製する。
上記廚砕処理は、常法に従い、ミキサー、ホモジエナイ
ザーなどを用いることにより行なうことができる。
塩類水溶液としては、リン酸@衝化生理食塩水、トリス
−塩酸緩衝液、ホウ酸緩衝液、グツド(Good )緩
衝液などが挙げられ、そのI) Hは6〜8であること
が好ましい。
該塩類水溶液中に添加する蛋白質保護剤としては、エチ
レンジアミン四酢rIi(以下、rEDTAJと称す)
及びそのナトリウム塩、カリウム塩などの金属キレート
剤とβ−メルカプトエタノール、グルタチオン、ジチオ
スレイトール、ジチオエリスリトール、システィン、チ
オグリコール酸などのメルカプト基を有する化合物とを
併用することが必要である。
ガラクトース残基を有する化合物としては、乳糖、メリ
ビオース、ラフィノース、フェニルβ−D−ガラクトシ
ド、チオジガラクトシド、アシアロフェツインなどが挙
げられる。これらのガラクトース残基を有する化合物の
抽出液中への総添加濃度は、0.01〜1Mであること
が好ましく、0.02〜0.2Mであることが更に好ま
しい。
以上のようにして得られた抽出物の精製は、常法により
行なうことができるが、特に、前述のガラクトース残基
を有する化合物をリガンドとする親和クロマトグラフィ
ーにより精製することが好ましい。
本発明のポリペプチドは、免疫原性における問題が少な
く、人間の重症筋無力症の治療のほか、従来のレクチン
に認められている白血球その他の細胞の活性化等に優れ
た効果が期待される。
又、マウスマクロファージ及びヒト腹腔単球からの細胞
毒素の放出を誘発することが知られている[ティー、カ
シカワ(T、Kajikawa)等著;ライフ サイエ
ンシズ(Life 5ciences) + ユニ+1
177〜1.181頁(1986年)]。
次に、実施例、実験例により本発明を更に詳細に説明す
る。以下の実施例、実験例は、本発明の範囲を何ら制限
するものではない。
工立亘工        ゛   ・ 水洗し、還流して血液を除去した新鮮なヒト胎盤(湿重
量409g)を2mMのEDTAナトリウム及び4mM
のβ−メルカプトエタノールを含有するリン酸緩衝化生
理食塩水(20mMリン酸ナトリウム、pH7,2,1
50mM塩化ナトリウム)(以下rEDTA−MEPB
SJと称す)約4倍量中で、ワーリングブレンダーを用
いて1分間磨砕し、6000rpmで30分間遠心分離
した後、洗浄した。沈渣に0.1Mの乳糖を含有するE
DTA−MEPBSを磨砕における使用量と同容量加え
、4℃で30分間振盪抽出した。6000rpmで30
分間遠心分離して上清を取り、バイオゲル(Bioge
l) P −6(50〜lOOメツシユ)[バイオラッ
ド(Bio−Lad )社製ポリアクリルアミドゲル]
を充填し、EDTA−MEPBSて平衡化したカラム(
φ 4.3×920 m m )を用いてクロマトグラ
フィーを行ない活性画分を集めた0次いて、アシアロフ
ェツインを固定化させたセファロース(Sepharo
se)(ファルマシア社製アガロースゲル)を充填した
カラム(φ 22×160mm)にのせ、EDTA−M
EPBSで洗浄した後、100mMの乳糖を含有するE
DTA−MEPBSで溶出して活性両分を集めた。これ
らの操作により、抽出液に比し精製度が約5301Bと
なり、活性収率は約13%であった。
得られた精製品は凍乾し、使用時まで一80℃で貯蔵し
た。
1土五ユ 実施例1と全く同様にして、ヒト臍帯レクチンを抽出、
精製した。精製度は約530倍、活性収率は約13%で
あり、これも実施例1の結果と同じであった。
実験例1        ゛      ・(1)等電
点 3 W/V%のサーブアリット(Servalyt) 
 [サーブ7 (Serva)社製、pH域3〜6]を
含む薄層ポリアクリルアミドゲルを使い、ラドラ(Ra
d−ola)法[ラドラ ビー、ジエイ、 (Rado
ra B、J、)著;エレクトロフォレシス(Elec
trophoresis)、上、43〜56頁(198
0年)コにより測定した。pIママ−−蛋白としてはア
ミログルコシターゼ(p I 3.5) 、グルコース
 オキシダーゼ(4,15)、大豆トリプシンインヒビ
ター(4,55)、牛β−ラクトグロブリン(5,20
)。
牛カーボニックアンヒドラーゼ(5゜85)を使用した
5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動では均一と思
われたが、pH5付近に多重帯が観測された。1帯はp
H4,9で観察された(第1図)。
(2)分子量 非変性条件下で、ウォーターズ(Waters )社製
の6000Aポンプと440A検出装置とが備わったア
サヒバツクG5−510カラム[旭化成工業(株)製、
7.6X 150mm]を使い、高速ゲルクロマトグラ
フィーにより分子量を測定した。
クロマトグラムはウォーターズ社製の730データモジ
ユールにより記録した。
即ち、凍乾レクチンをpH7,2の150mMのNaC
ff1 (又はPBS)を含む20 m Mのリン酸ナ
トリウム中に、又は、10mMのラクトースを含むPB
S中に1mg/mff1の濃度で溶解した。
4℃で0時間、8時間、28時間経過時に各10μgの
サンプルをカラムに入れた。平衡緩衝液はPBSであり
、流速は1m!/分であった。
本発明のヒト胎盤レクチンは主として二量体(2800
0)に対応する位置で溶出したが、小量は単量体(14
000)位置で溶出した。溶液を数時閏放置したら、二
量体に対する単量体の比率が増した(第2図)。
なお、第2図において、矢印の付いたa%b1Cはそれ
ぞれ、マーカー蛋白としてのチキンオバルブミン(分子
量45000) 、大豆トリプシンインヒビタ(220
00) 、牛リボヌクレアーゼA (13700)の溶
出位置を示す。
(3)紫外部吸収スペクトル ジャスコ(Jasco )社のウヴイデック(UVID
EC)−50分光光度計を使い、非変性条件下と、変性
条件下で測定した。即ち、150mMのNaCL。
2mMのEDTA及び4mMの2−メルカプトエタノー
ルを含む20mMリン酸ナトリウム(pH7,2)中で
0.08mg/mg、の濃度で、又、20mMのリン酸
ナトリウムを含むp H6,5の一6M塩酸グアニジン
中で、0 、2 m g / m lの濃度で測定した
ら同一の結果が得られたく第3図)。
250〜270nmの間で多くの肩部が観察されたが、
この傾向は電気うなぎ由来のレクチンで報告されている
もの[レヴイ ジー、  (Levi G、)等著;ジ
ェイ、パイオル、ケム、 (J、 Biol、Chem
、)、256.5735〜5740頁(1981年)]
と同じであり、チロシン残基に比ベフェニルアラニン残
基が多く存在するためと考えられる。
(4)チオール基 5.5−ジチオ−ビス−(2−ニトロ安息香酸)(DT
NB)を使い、エルマン(Ellman)法[エルマン
 ジー、エル、  (Ellman G、L、)著;ア
ーク、バイオケム、バイオフィズ、 (Arch。
Biochem、 Biophys、) 82 、70
〜77頁(1969年)コで測定した。
即ち、ヒト胎盤レクチンを0 、25M )リスーHC
ff1中の1 、0 m lの8M尿素(pH8,0)
に溶かし、25モル過剰量のDTNBを加えた。
412nmでの吸収により反応を15分間モニタ−し、
色原体2−ニトロ−5−メルカプト安息香酸のモル吸光
係数(412nmてt 3600M−’)に基づいてチ
オール基の数を計算した。
1サブユニツト当たり4.2個のチオール基が見い出さ
れた。還元カルボキシメチル化体のアミノ酸分析によっ
ても1サブユニツト当たり4.7個のシスティン残基の
存在が確認された。
(5)糖鎖結合活性に対するチオール1@飾剤の影響他
レクチンと同様に、ヒト胎盤レクチンも、2−メルカプ
トエタノールが存在しないと赤血球凝集活性を失う。
この糖鎖結合におけるチオール基の役割を調べるために
、これらの基をp−クロロマーキュリ安息香酸(pCM
B)と、N−エチルマレインイミド(NEM)で1:1
飾し、アシアロフェツイン[ギブコ(Gibco)社か
ら入手したフェツインをpH2,80℃で1時閉酸処理
して調製した]に対する残存活性を固相しクチン結合能
分析法により測定した。結果を第4図に示す。
第4図において、・を結んだグラフは、いずれの修飾剤
をも使用せずに反応させた場合の、30分経過後の残存
活性を示す。Oを結んだグラフは、同一の条件下で20
時間経過後の残存活性を示す。
ムを結んだグラフは、NEMで修飾してから反応させた
場合の、30分経過後の残存活性を示す。
Δを結んだグラフは、同一の条件下で20時間経過後の
残存活性を示す。■を結んだグラフは、p CMBで修
飾してから反応させた場合の、30分経過後の残存活性
を示す。口を結んだグラフは、同一の条件下で20時間
経過後の残存活性を示す。
pCMBは30分以内にレクチン活性を完全に不活性化
したが、NEMの効果は30分経過後も不完全であった
(残存活性はコントロールの場合の25%であった)、
いずれの修飾剤も存在しなければ、当初の活性は20時
間経過後でも約50%残存していた。
1)還元・カルボキシメチル化体の生産本発明のポリペ
プチドはN−末端アミノ基を欠くので、アミノ駿分析機
にかける前に開裂し、断片に分ける必要がある。
ヒト胎盤レクチン5.6mgを、IOMの尿素と3mM
のEDTAとを含む5.6mff1の0.55Mトリス
−HCL (pH8,8)に溶かし、ついで10μ之の
2−メルカプトエタノールを加えた。
この反応混合物を窒素雰囲気下、37℃で4時間経過さ
せた。ついで22mgの再結晶モノヨード酢酸を加え、
窒素雰囲気下、37℃で20分間反応を進行させた。暗
所で、100mMの炭酸水素アンモニウムで平衡化され
たバイオ−ゲル(Bio−Gel) P −6[バイオ
−ラッドラボラトリーズ(Bio−Rad Labor
atories)社製、50〜100メツシユ、4.3
X92cmlカラムでのゲル濾過により過剰試薬を除去
した。
2)       苦。・ 得られた還元・カルボキシメチル化体(110ノナモル
)を室温で24時間、1.0mff1の70V/V%の
ギ酸中で約200倍モル過剰量の臭化シアン(BrCN
)で処理した。ついで5meの水を加え、凍乾した。
運転サンプルを1.0mlの100mM炭酸水素アンモ
ニウムに再溶解し、100mM 炭酸水素アンモニウム
で平衡化されたセファデックス(Sephadex) 
G、−50フアインカラム[ファルマシア社製、1.8
X135cmlで分配して、120残基からなるCN−
1断片と、14残基からなるCN−2断片とを単離・精
製した。
3)   ヨー゛1 申     、 110ノナモルの前記カルボキシメチル化体を暗所で、
室温で24時間、0 、5 m lの4M塩酸グアニジ
ン80%酢酸中の3mgの0−ヨードソ安息香酸(IB
A)で処理した。lOμtの2−メルカプトエタノール
の添加により反応を止め、300μiの5MNa0T(
で中和した。
100mMの炭酸水素アンモニウムで平衡化されたセフ
ァデックス(Sephadex) G −25フアイン
[ファルマシア(Pharmasia)社製、1.4X
135cm]カラムでのゲル濾過により過剰の試薬を除
去した。流出した両分を集め、乾燥した。
乾燥サンプルを1.0ml!の100mM炭酸水素アン
モニウムに再溶解し、100mMアンモニア水で平衡化
されたセファデックス(5ephadex )G−50
フアインカラム[ファルマシア社製、1.8X135c
mlで分配し、68残基からなるIB−1断片と、66
残基からなるI B−2断片とを単離・精製した。つい
で、デヴエロシル(Deverosil) OD S 
−5(野村化学薬品社製)カラムでの逆相クロマトグラ
フィーにより更に精製した(0.IV/V%トリフルオ
ロ酢駿中のアセトニトル量を増加させてゆく直線勾配溶
出を行った)。結果を第6図に示す。AはI BA−1
の、BはIBA−2の精製を表している。
前記還元・カルボキシメチル化体(110ノナモル)を
0.15mff1の10mM)リスーHCff1緩衝液
(pH8,8)に溶解後、モル比で1/200倍量のア
クロモバクタ−プロテーゼ!を加え、37℃で、12時
間消化した。消化物は、逆相系クロマトグラフィー(デ
ヴエロシル0DS−5カラム、4.6X250mm、0
.1%トリアリフルオロ酢酸/アセトニトリル)による
分画を行ない、8つの断片(AP−1〜8)を精製した
前記還元カルボキシメチル化体(79ノナモル)を、0
.2mLの0.1 M )リスHCl緩衝液(pH8,
0)に溶解し、重量比で1755倍量のサブマキシラリ
スプロテアーゼを加え、37°Cで、16時間消化した
。消化物は、上記4)と同一条件の逆相系クロマトグラ
フィーによる分画を行ない、11の断片(SMI−11
)を精製した。
6)立エニ2  −   で    1 ゛−47OA
シーケンサー[アプライド バイオシステムズ(App
lied Biosystems)社製コてアミノ酸配
列を分析し、下線部分のアミノ酸配列(表示は1文字記
号による)を決定した。
断片の名称 iVc I TFDQANLTVKLPDG Y E 
F K F P N RL N L E A I N 
YMAADGDFK IKCVAFD 477Aシーケンサ−[アプライド バイオシステムズ
(Applied Biosystems)社製]でア
ミノ酸配列を分析し、第7図に示す下線部分のアミノ酸
配列(表示は1文字記号による)を決定した。
なお、N−末端断片5M−8のアミノ酸配列は、N−末
端がブロックされているため、まず、ダンシルヒドラジ
ン分解法でアセチル基を同定した後、次の通りに行なっ
た。
10ノナモルの5M−8を、0.05単位のアシル化ア
ミノ酸遊ms素AAREで窒素気流下、37℃で16時
間消化した。アシル化アミノ酸、切断された残りの断片
、未消化の断片は、逆相系クロマトグラフィー(ODS
807Mカラム、T OS OH社製、4.6X150
mm、0.1%トリフルオロ酢酸/アセトニトリル)で
分離し、消化断片は前記477Aシーケンサ−により、
そのアミノ酸配列を決定した。アシル化アミノ酸は、逆
相系クロマトグラフィー(OD S 807Mカラム、
T OS OHif製、4.6X 150mm、0゜1
%トリフルオロ酢酸)により同定した。
第8図に示すように、アミノ酸配列が決定された各断片
の重複部分を手懸かりにして、本発明のヒト胎盤レクチ
ンの全アミノ酸配列を決定した。
mユ   P   ゛ 実施例1で得られたヒト臍帯レクチンの物理化学的特性
を、実験例1と同様な方法で測定したら、等電点、分子
量、紫外部吸収スペクトル、チオール基、糖鎖結合活性
に対するチオール修飾剤の影響とも全て、実験例1の結
果と同一であった。
工1且土    −゛  々 真空管内で、eMHCffi中で、110’Cで20時
間加水分解し、日立835アミノ酸分析機で分析した。
結果を表2(数値はモル分率を示す)に、ヒト胎盤レク
チンのアミノ酸分析の結果と共に示す。メチオニン及び
チロシンの値は、4%チオグリコール酸存在下で同様に
加水分解してアミノ酸分析を行なった結果である。シス
ティン及びトリプトファンの値は未決定である。
表  2 ヒト胎盤レクチン  ヒト臍帯レクチンAsp    
19.5      19.4Thr     1.2
       1.l5er     4.2    
   4.0Glu     8.6       8
.5Pro     4.8       4.7Gl
y    9.0       9.4Ala    
11.5      11.5Val        
 7.7              7.7Met 
        O,90,81ie        
 3.1              3.2Leu 
        9. 2             
 9. 3Tyr        1. 1     
        1. 0Phe         7
. 8             7. 9Lys  
      8. 0             B、
  0His         1. 5      
       1. 5Arg        3.9
             1L、0実験例3.4の結
果から、ヒト胎盤レクチンとヒト臍帯レクチンは同一物
質と結論された。
見!且 1)レクチンcDNAを単離するため、レクチンアミノ
酸配列のC−末端側(Met−Ala−Ala−Asp
−Gly−Asp−Phe−Lys −11e−Lys
−Cys−Va I)に対応するオリゴDNAをアブラ
イドバイオシステムズジャパン(株)のABO381A
型DNA合成装置を使って次の様に作製した。
5’ −CACGCATTTAATCTTGAAGTC
TCCATCCGCCGCCAT−3’2)次に、人間
34週齢胎盤より抽出したmRNAに対して作製したc
DNAライブラリー[クローンチック社(C1onte
ch Laboratories Inc、) !!]
I X 10’を20枚の寒天培地に巻き込み、−晩3
7℃で培養した。その後、ファージプラークを直接、そ
れぞれ2枚のニトロセルロースフィルター(G S N
 −6、138m mφ)にレプリカした。
次いで、このレプリカしたニトロセルロースを寒天培地
上で37℃で4時間培養した。その後、このニトロセル
ロースフィルタータを0.5NN a OH溶液、1.
5MNaCff1溶液に5分間室温で浸し、次に、IM
)リス−HC1 (pH8,0)、1.5MNaCl溶液に室温で5分間
浸すことで中和した。更に、2XSSPE溶液中に室温
5分間浸し、その後風乾した。
風乾後、このニトロセルロースフィルターを、真空下、
80℃で2時間処理してDNAをニトロセルロースフィ
ルターに固定した。
3)上記1)に示した合成りNA (100mg)05
′端を3000Ci/ミリモルのγ−32pA’rp 
[アメルシアム(Amerciam)社?!] 。
100μCiのT−4ポリヌクレオタイドキナーゼ[タ
カラ(Takara)社製コと共に、50mトリス−H
CQ (pH7,6) 、1mMスペルミジン、5mM
ジチオスレイトール、0.1mMEDTA、10mMM
gCff1.中で、37℃で1時間反応させて標識した
。この被標識化合成りNAを常法によりセファデックス
G−50カラムクロマトグラフイーにより精製した。こ
の操作により、2X10’cpm/1100nの比活性
を持つ被標識化DNAを得た。
4)上記2)で準備したニトロセルロースフィルターと
被標識化DNAを、50mM)リス−HCL (p H
7、5) 、I M N a Cl、10mMEDTA
、0.2%フィコール、0.2%ポリビニルピロリドン
、0.2%BSA、 0.1%SDS、1mg   DNAの中で42℃で一
晩保温した。その後、ニトロセルロースフィルターを、
2 X S S C(0、3M N a Cl、0.0
3Mクエン酸ナトリウム)中に浸し、42℃5分間の1
采温を3回繰り返した。その後、ニトロセルミースフイ
ルターを瓜乾し、オートラジオグラムを行なった。
5)オートラジオグラムによって得られた合成りNAと
特異的にハイブリダイズするプラークを選別した。選別
されたクローンを更に、上記2)から以上に述べた操作
を繰り返すことにより単一のものとし、1つのクローン
を得た。このクローンからDNAを得、これをEcoR
Iによって消化し、寒天ゲル電気泳動を行なった後、サ
ザン法を行なった。その結果、このクローンには、上記
3)てXjlされた合成りNAとハイブリダイズするD
NAが確かに含まれていることが確認された。
[発明の効果] 以上に記載の通り、本発明により、ヒト由来レクチンを
遺伝子工学的に合成する端緒が初めて提供される。ポリ
ペプチドに比べてDNAに間する操作は一般的な方法を
用いて容易に可能であるので、本発明の有する意義は極
めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のポリペプチドの等電点測定の結果を
示す図である。 第2図は、本発明のポリペプチドの分子量測定の結果を
示す図である。 第3図は、本発明のポリペプチドの紫外部吸収スペクト
ルを示す図である。 第4図は、本発明のポリペプチドの糖鎖結合活性に対す
るチオール修飾剤の影響を示す図である。 第5図は、本発明のポリペプチドを臭化シアン、0−ヨ
ードソ安息香酸で処理して得られた断片の分離を示す図
である。 第6図は、本発明のポリペプチドを0−ヨードソ安息香
酸で処理して得られた断片を逆相クロマトグラフィーで
更に精製した際の挙動を示す図である。 第7図は、ヒト胎股レクチンのAP−2〜4.7.8.
5M−2,8,10,11断片のアミノa配列を示す。 第8図は、ヒト胎盤又は臍帯レクチンのアミノ酸配列を
示す。 特許出願人 笠井 献−(ほか5名) 第  2  図 溶出量(mA) 第  3  日 波長(nm) 后 共 部 郁 第5図 0         1oo        200溶
出量(m ) 手続補正書 昭和63年5月l喧

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記アミノ酸配列で表される、ヒト胎盤又は臍帯由来レ
    クチン。 【遺伝子配列があります】
JP63080151A 1987-03-31 1988-03-31 ヒト胎盤又は臍帯由来レクチン Pending JPH01110698A (ja)

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JP63080151A JPH01110698A (ja) 1987-03-31 1988-03-31 ヒト胎盤又は臍帯由来レクチン
JP1082723A JPH02262597A (ja) 1988-03-31 1989-03-31 ヒト胎盤、臍帯又は肺由来レクチンとそれをコードする遺伝子

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JP62-76008 1987-03-31
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0284192A (ja) * 1988-04-14 1990-03-26 Ideon Corp 哺乳動物の14―β―ga1レクチン類

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0284192A (ja) * 1988-04-14 1990-03-26 Ideon Corp 哺乳動物の14―β―ga1レクチン類

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