JPH01124351A - 乳類カードの調製法 - Google Patents

乳類カードの調製法

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JPH01124351A
JPH01124351A JP28160087A JP28160087A JPH01124351A JP H01124351 A JPH01124351 A JP H01124351A JP 28160087 A JP28160087 A JP 28160087A JP 28160087 A JP28160087 A JP 28160087A JP H01124351 A JPH01124351 A JP H01124351A
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milk
alkaline
curd
acetate
neutralized
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JP28160087A
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Yasuo Miyamoto
宮本 安雄
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IKIRUN KK
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IKIRUN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、滑らかでキメが細かくしかも新鮮なミルク臭
を保持しうる乳類カードの調製法に関する。
〔従来の技術および問題点〕
チーズ、ヨーグルト、カゼイン糖などの加工乳製品の原
料となる乳カードは、従来より、(1)無機または有機
酸を直接添加してpHを乳タンパクの等重点であるpH
4,7前後にまで低める方法、(2)乳酸発酵による方
法、および(3)レンネ・ソトを用いる酵素法が知られ
ている。
(1)の酸添加法は、酸として酢酸、クエン酸、リンゴ
酸、フマール酸、乳酸、塩酸などが用いられており、乳
の凝固に要する時間は短かくてすむが、えられたカード
はキメが荒いという欠点を有しているほか、pHが4程
度と低いため酸味が強く酪酸臭に代表されるミルク臭が
失われてしまうという問題もある。(2)の乳酸発酵法
によるときはキメの細かい滑らかなカードかえられるが
、乳酸発生最適条件下においてさえ24〜72時間とい
う長時間の処理が必要とされ、しかもえられたカードは
(1)の酸素加法と同じ< pH4程度であり、酸味の
強いものである。
一方、酵素法(3)は古来より行なわれている方法であ
り、処理に要する時間も短く、しかもえられたカードも
滑らかでかつミルク臭も保持され、最も適当な方法であ
るが、用いるレンネットという酵素が子牛からしか採取
できず、高価であり、しかも処理条件の調製に熟練を要
するという聞届がある。
本発明は酵素法でえられるカードに勝るとも劣らない品
質を有する乳類カードを容易にかつ安価に調製する方法
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的を達成しえた本発明の乳類カードの調製法は
、 (1)乳類を弱アルカリ性のアルカリ乳とする工程、0
)該アルカリ乳にアルカリ金属および(または)アルカ
リ土類金属の酢酸塩および(または)炭酸塩を含有する
酢酸酸性の緩衝液を加えて弱酸性の中和乳をうる工程、
および (至)該中和乳を誘電加熱処理する工程からなるもので
ある。
〔作用および実施例〕
本発明は基本的に前記の3つの工程からなる。
すなわち、牛乳などの乳類を一旦アルカリ乳にする第1
工程、ついで酢酸酸性の緩衝液で弱酸性として中和乳を
つる第2工程、および中和乳を誘電加熱する第3工程で
ある。
第1工程は、アルカリによる乳類の溶解と炭−酸イオン
の付加を目的とする処理であり、弱アルカリ性、好まし
くはpH7,3〜7.5の範囲になるまで炭酸カリウム
水溶液などのアルカリ性水溶液を加える。
本発明によって処理される乳類としては、牛やヤギなど
の獣乳およびそれらを加工してえられる粉乳(脱脂粉乳
、全脂粉乳を問わない)を水に再懸濁したものなどがあ
げられる。これらの乳類は、無脂乳固形分含量が8〜1
6%(重量%、以下同様)となるように調製しておくの
が好ましい。
第1工程でアルカリ乳をうる方法は、前記のごとく、ア
ルカリ性水溶液を添加して行なうのが最も好ましい。ア
ルカリ性水溶液としては、たとえば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどが使用可能であるが
、アルカリ金属の炭酸塩、特に炭酸カリウムが弱アルカ
リでその作用が暖かである点から好ましい。アルカリ性
水溶液のpHは通常8.0〜10程度とするのが好まし
い。強アルカリとすると、添加時に局所的にpHの上昇
がみられ、カゼインなどの乳タンパクの不可逆的変性が
生ずるので好ましくない。アルカリ性水溶液の添加は、
局所的なpHの上昇を避けるため乳類の水性液を充分撹
拌しつつ徐々に添加し、所望のpHとなった時点で止め
る。
ついで第2工程により、アルカリ乳に酢酸酸性の緩衝液
を加えて中和乳とする。この第2工程において重要な点
は、緩衝液の調製と中和乳のpHに−ある。
酢酸緩衝液は、アルカリ金属および(または)アルカリ
土類金属の酢酸塩および(または)炭酸塩を含有し、酢
酸によってpHが調整される。
含有させる塩類としては、たとえばナトリウム、カルシ
ウム、マグネシウム、カリウムなどの酢酸塩または炭酸
塩があげられる。これらの塩類は1種または2種以上を
用いて水溶液とする。
濃度としては6〜10%、特に8±0.8%とするのが
好ましい。
かかる塩類の水溶液に酢酸を加えてpHを3.9〜4.
3、好ましくは4.0〜4.2の酢酸緩衝液とするので
あるが、塩類として炭酸塩を用いるばあいは酢酸添加後
に加熱して充分炭酸ガスを放散させておくことが重要で
ある。加熱処理をし′ないばあいは遊離の炭酸ガスが含
まれることがあり、好ましくない。塩類の配合は、えら
れる乳類カードに生理的に有用なミネラル分を補給する
効果が奏される。
特に好ましい酢酸緩衝液の組成は、酢酸ナトリウム、酢
酸カルシウムおよび酢酸マグネシウムをそれぞれ3〜8
%(好ましくは5〜6%)、4〜9%(好ましくは6〜
7%)および1〜5%(好ましくは2〜3%)含有し、
酢酸によりpH4,0〜4.2に調整されたものである
。またそれらの塩類を炭酸塩とした組合せも同様に好ま
しく用いられるが、そのばあい炭酸ナトリウムのみ2倍
モル量とする。このような塩類の組合せを採用するとき
は、特に滑らかでマメが細かくかつ良好な乳化力を有す
るカードかえられ、しかもラクトン、アルブミン、グロ
ブリンなどのたんばく質や有用な含チツ素化合物の回収
率が高くなる。
つぎにかかる酢酸緩衝液を添加して中和乳をうる。ここ
で従来の酸添加法と基本的に異なる点は、酸添加法では
乳類の乳タンパクが等電点凝固するI)+1.通常pH
4,7になるまで酸を添加し、この時点で凝固させてい
たのであるが、本発明の第2工程では酢酸緩衝液の添加
により乳類が凝固しない、あるいはせいぜい半凝固状態
となる弱酸性にまでしかpHを下げない点に特徴がある
。すなわち、本発明においては、この酸添加によって完
全凝固させるものではない。中和乳のpHは出発原料中
の乳タンパクの含量、当初のpHなどによって異なるが
、通常5.7〜5.85以上、好ましくは5.7〜5,
83である。しかし、それらのphであったとしても乳
類が完全に凝固してしまうばあいは、それ以上のphを
採用しなければならない。酢酸緩衝液の添加は局所的な
pH低下による凝固を避けるため、少量ずつアルカリ乳
を撹拌しながら行なう。
第2工程でえられた中和乳は未だ完全に凝固していない
状態にある。凝固は、この中和乳にマイクロ波による誘
電加熱処理を施す第3工程によって完了する。第3工程
の加熱処理はタンク等を用いた外部加熱では局所的な過
熱状態が生じ、部分的に炭酸ガスが多量に発生したり生
成した凝固物によって対流が妨げられるため熱が均一に
伝わらず、きわめて不均一なカードしかえられない。そ
れに比して誘電加熱による内部加熱法を採用するときは
、加熱の偏りが少なく前記のような欠点が生じない。す
なわち、誘電加熱すると全体が均一に加熱され、含有さ
れている炭酸塩から生ずる炭酸ガスがミクロ気泡となり
、均質でかつ滑らかなキメの細かいカードかえられる。
炭酸ガスの作用は必ずしも明らかではないが、カゼイン
などの乳タンパクのアミノ基を封止し、凝固を助ける作
用を果たしているものと考えられる。したがって、凝固
開始時に炭酸ガスのミクロ気泡が全体に均一に存在する
ことは、乳類の凝固を均一かつ滑らかに行なうために重
要な因子と考えられる。
このように凝固を滑らかに行なうことができることによ
り、有用なタンパクを確保できると共にビタミン類を多
量に取り込むことができ、栄養に富むカードをうろこと
ができる。その点、酸添加法による急激な凝固では、一
部のタンパクの変性やビタミン類の破壊が生ずる。
第3工程における誘電加熱は、通常中和乳1gあたり1
〜1.5KW、好ましく ハ1〜1.3KW(7)出力
で2.5〜3.5分間、好ましくは約3分間行なえばよ
い。そのときの凝固乳の温度は通常58〜60℃とする
第1工程から第3工程が完了するまでに要する時間は通
常0.5〜1時間であり、乳酸発酵法に比して大幅に所
要時間が短縮される。
かくしてえられる乳類カードはレンネットを用いる酵素
法でえられるカードと同等の滑らかさ、キメの細かさを
有しており、高品質なものである。さらに、カード中に
乳タンパク、乳脂肪、ビタミン類も多量に保有されてお
り、しかもミネラル分も補給されているので、栄養的に
も高いものである。また、凝固時のpHが5.7以上で
あるため酸添加法や乳酸発酵法のような酸味はなく、ジ
アセチルや酪酸などに代表されるミルク臭も保持されて
いる。さらにまた、カードの乳化力が増強されており、
カード中のカゼインIgあたり約6gものトリグリセラ
イドを乳化することができる。このことは、味覚的にも
優れたものが提供できることを示しているうえクリーム
化が容易となり、クリームチーズやクリーミングパウダ
ーなどへの使用も可能になる。
なお、本発明において、前記の作用に影響を及ぼさない
限り、適宜、脂肪、糖質、多糖類糊料(たとえばアルギ
ン酸、デンプン)などの添加剤を加えてもよい。
つぎに本発明の調製法を実施例に基づいて具体例に説明
するが、本発明はかかる実施例のみに限定されるもので
はない。
実施例1 (アルカリ性水溶液の調製) 炭酸カリウム40gを水1j7に溶解し、濃度4%(p
H1O)の炭酸カリウム水溶液をえた。
(酢酸緩衝液の調製) 酢酸ナトリウム6g1酢酸カルシウム7gおよび酢酸マ
グネシウム3gを水1gに溶解し、つい酢酸を加えてp
H4,2に調整した。
(乳類カードの調製) 新鮮牛乳IN  (ナトリウム含量:5tsgsカルシ
ウム含ffi:6mg、マグネシウム含m:3rng。
無脂乳固形分含量=8%)を3f!フラスコに入れ、こ
れに前記炭酸カリウム水溶液を室温で撹拌下にpHが7
.5になるまで添加してアルカリ乳をえた。
このアルカリ乳に前記酢酸緩衝液を少量ずつ撹拌下に添
加し、ph 5.8の中和乳をえた。緩衝液の添加量は
0.1847であった。この時点で中和乳は未凝固の状
態であった。
えられた中和乳を電子レンジ中に置き、中和乳1gあた
りI Kwの出力で3分間マイクロ波による誘電加熱を
行なったところ、中和乳は凝固した。
えられたカードは滑らかでかつキメの細かいものであり
、原料がもっていたミルク臭が保持されていた。
また、カード中のミネラル分を分析したところ、ナトリ
ウム、カルシウムおよびマグネシウム含量はそれぞれ1
8mg、 18mgおよび15 mgと増加していた。
実施例2 実施例1で用いた酢酸緩衝液に代えてっぎの組成の緩衝
液を用いたほかは実施例1と同様にして乳類カードを調
製した。
(酢酸緩衝液の調製) 炭酸ナトリウム50g1炭酸カルシウム80gおよび炭
酸マグネシウム30g:を水1gに溶解した水溶液に酢
酸を加えてpHを4.1に調整したのち、5分間煮沸し
て炭酸ガスを放散させた。
本実施例でえられた乳類カードは実施例1と同質のもの
であり、新鮮なミルク臭がしていた。
また、このカードのミネラル分を分析したところ、ナト
リウム含ff118mg、カルシウム含量18mg、マ
グネシウム含量17mgといずれも増加していた。
実施例3 実施例1において中和乳のpHを第1表に示す値になる
ように酢酸緩衝液を加えたほかは実施例1と同様にして
乳類カードをえた。
えられたカードの性状を第1表に示す。
比較例1〜2 実施例1において中和乳のpHを第1表に示す値になる
ように酢酸緩衝液を加えたほかは実施例1と同様にして
乳類カードの調製を行なった。
結果を第1表に示す。
〔以下余白〕
第   1   表 第1表から明らかなごとく、中和乳を弱酸性とすること
により、とくに優れた高品質の乳類カードかえられるこ
とがわかる。
〔発明の効果〕
本発明の乳類カードの調製法によれば、レンネットを用
いる酵素法と同程度の滑らかさ、キメの細かさ、新鮮な
ミルク臭を存する高品質の乳類カードを安価にかつ短時
間にうることができるうえ、ミネラル分を補給すること
ができ、しかも乳化力をも増強することができる。その
結果、高品質でかつ栄養分に富み、さらにクリームなど
の新用途にも利用できる乳類カードを提供することがで
きる。
特許出願人 株式会社 イキルン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乳類を弱アルカリ性のアルカリ乳とし、該アルカリ
    乳にアルカリ金属および(または)アルカリ土類金属の
    酢酸塩および(または)炭酸塩を含有する酢酸酸性の緩
    衝液を加えて弱酸性の中和乳とし、ついで該中和乳を誘
    電加熱処理することを特徴とする乳類カードの調製法。 2 アルカリ乳のpHが7.3〜7.5以下である特許
    請求の範囲第1項記載の調製法。 3 アルカリ乳を炭酸カリウム水溶液の添加により調製
    する特許請求の範囲第、1項記載の調製法。 4 酢酸緩衝液のphが4.0〜4.2である特許請求
    の範囲第1項記載の調製法。 5 アルカリ金属またはアルカリ土類金属の酢酸塩が酢
    酸ナトリウム、酢酸カルシウムまたは酢酸マグネシウム
    である特許請求の範囲第1項記載の調製法。 6 酢酸緩衝液中の酢酸ナトリウム、酢酸カルシウムお
    よび酢酸マグネシウムの濃度がそれぞれ5〜6重量%、
    6〜7重量%および2〜3重量%である特許請求の範囲
    第5項記載の調製法。 7 中和乳のpHが5.7〜5.85である特許請求の
    範囲第1項記載の調製法。 8 乳類が獣乳または脱脂もしくは全脂の粉乳の水性液
    である特許請求の範囲第1項記載の調製法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002082916A1 (fr) * 2001-04-10 2002-10-24 Mahoroba Co., Ltd. Produits laitiers de type fromage et procede de production associe

Cited By (3)

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WO2002082916A1 (fr) * 2001-04-10 2002-10-24 Mahoroba Co., Ltd. Produits laitiers de type fromage et procede de production associe
US7235271B2 (en) 2001-04-10 2007-06-26 Mahoroba Co., Ltd. Cheese-like dairy products and process for producing the same
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