JPH0112953B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0112953B2 JPH0112953B2 JP61002466A JP246686A JPH0112953B2 JP H0112953 B2 JPH0112953 B2 JP H0112953B2 JP 61002466 A JP61002466 A JP 61002466A JP 246686 A JP246686 A JP 246686A JP H0112953 B2 JPH0112953 B2 JP H0112953B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- center
- swinging
- oscillating
- crankshaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0021—Systems for the equilibration of forces acting on the pump
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
この発明は、固定スクロールと揺動スクロール
とを組合わせて用いるスクロール圧縮機に関する
ものである。
とを組合わせて用いるスクロール圧縮機に関する
ものである。
(従来の技術)
この発明の詳細説明に先立つて、まず半円弧を
接続させて形成されるスクロールを用いたスクロ
ール圧縮機の構成とその作用について簡単に述べ
る。
接続させて形成されるスクロールを用いたスクロ
ール圧縮機の構成とその作用について簡単に述べ
る。
第1図は半円弧を順次に接続させて形成される
スクロールを示している。すなわち、この第1図
において、スクロール1は、点oを中心に半径
(a−t)/2および(a+t)/2の各々半円
を描き、続いて前記点oからa/2だけ離れた点
o′を中心に前記各半円弧の反対側に半径(2a−
t)/2および(2a+t)/2の各半円を描き、
以下これを繰り返して、この第1図の例では、基
本ピツチa、歯厚tの4つの半円弧群を順次にス
クロール状に接続して形成される。そしてこのよ
うな形状構成を以下2巻きのスクロールと呼ぶ。
なおこのスクロール1の最小半円弧の端末は、歯
厚tを直径とする半円弧におさめられている。
スクロールを示している。すなわち、この第1図
において、スクロール1は、点oを中心に半径
(a−t)/2および(a+t)/2の各々半円
を描き、続いて前記点oからa/2だけ離れた点
o′を中心に前記各半円弧の反対側に半径(2a−
t)/2および(2a+t)/2の各半円を描き、
以下これを繰り返して、この第1図の例では、基
本ピツチa、歯厚tの4つの半円弧群を順次にス
クロール状に接続して形成される。そしてこのよ
うな形状構成を以下2巻きのスクロールと呼ぶ。
なおこのスクロール1の最小半円弧の端末は、歯
厚tを直径とする半円弧におさめられている。
また第2図は前記第1図に示したスクロールの
1組を組合わせて構成したスクロール圧縮機の作
動の態様を原理的に示しており、この第2図にお
いて、2は固定側スクロール、3はこの固定側ス
クロール2に対称的に組合わされた揺動側スクロ
ールである。
1組を組合わせて構成したスクロール圧縮機の作
動の態様を原理的に示しており、この第2図にお
いて、2は固定側スクロール、3はこの固定側ス
クロール2に対称的に組合わされた揺動側スクロ
ールである。
こゝで前記固定側スクロール2は配置位置にお
いて静止固定されていて、その前記点oに対応す
る中心o1は不動であり、またこの固定側スクロー
ル2に対して揺動側スクロール3は、その組合わ
せ配置により、固定側スクロール2との間に、閉
ざされた円弧状空間からなる圧縮室4および5が
形成されている。
いて静止固定されていて、その前記点oに対応す
る中心o1は不動であり、またこの固定側スクロー
ル2に対して揺動側スクロール3は、その組合わ
せ配置により、固定側スクロール2との間に、閉
ざされた円弧状空間からなる圧縮室4および5が
形成されている。
そして前記揺動側スクロール3の前記点o′に対
する中心O2を、前記固定側スクロール2の前記
点o′に対応する不動な点Aのまわりに、o2−Aの
距離をa/2−tに保持し、かつその姿勢を変え
ることなく回動、すなわち、揺動あるいは公転さ
せると、この第2図に0゜、90゜、180゜、270゜の各角
位置で示したように、前記圧縮室4,5は、一旦
外周部に開口されたのち、次第に中心部に向つて
容積を減じてゆき、取扱う圧縮対象が流体であれ
ば、点線で示した吐出口31からその流体を取出
すことができる。なおこの作動に際して、揺動側
スクロール3のスクロール外端中心の点Bは、固
定側スクロール2の前記不動な点Aと中心o1とを
結ぶ線D−D′上の不動な点Cのまわりに、半径
a/2−tの円運動を行なうことになる。
する中心O2を、前記固定側スクロール2の前記
点o′に対応する不動な点Aのまわりに、o2−Aの
距離をa/2−tに保持し、かつその姿勢を変え
ることなく回動、すなわち、揺動あるいは公転さ
せると、この第2図に0゜、90゜、180゜、270゜の各角
位置で示したように、前記圧縮室4,5は、一旦
外周部に開口されたのち、次第に中心部に向つて
容積を減じてゆき、取扱う圧縮対象が流体であれ
ば、点線で示した吐出口31からその流体を取出
すことができる。なおこの作動に際して、揺動側
スクロール3のスクロール外端中心の点Bは、固
定側スクロール2の前記不動な点Aと中心o1とを
結ぶ線D−D′上の不動な点Cのまわりに、半径
a/2−tの円運動を行なうことになる。
このようにして1組のスクロールの対称的な組
合わせによつて圧縮機を構成できるのである。
合わせによつて圧縮機を構成できるのである。
ところで、この種のスクロール圧縮機として
は、U.S.P.4065279号が知られているが、これに
よれば、主軸を介して電動モータにより揺動スク
ロールを揺動され圧縮作用を行なわせるスクロー
ル圧縮機を示している。ここで揺動スクロールは
主軸に対して偏心して結合され回転運動するた
め、そのアンバランスを釣り合わせるため主軸に
静的及び動的バランスを取るバランサが設けられ
ている。しかし、揺動スクロールは、その渦巻が
非対称のため重心位置が偏心位置に一致しておら
ず、主軸の回転中心軸線上をその重心が回動せず
完全なバランスを取ることができない。そのため
回転系のアンバランスによる振動を防止できない
という問題があつた。
は、U.S.P.4065279号が知られているが、これに
よれば、主軸を介して電動モータにより揺動スク
ロールを揺動され圧縮作用を行なわせるスクロー
ル圧縮機を示している。ここで揺動スクロールは
主軸に対して偏心して結合され回転運動するた
め、そのアンバランスを釣り合わせるため主軸に
静的及び動的バランスを取るバランサが設けられ
ている。しかし、揺動スクロールは、その渦巻が
非対称のため重心位置が偏心位置に一致しておら
ず、主軸の回転中心軸線上をその重心が回動せず
完全なバランスを取ることができない。そのため
回転系のアンバランスによる振動を防止できない
という問題があつた。
(発明の概要)
この発明は、揺動スクロールの重心位置を揺動
スクロールの軸中心に合致させるように揺動スク
ロールのスクロール台板上であつて作動を阻害し
ない位置にバランサを設けると共にクランク軸に
上記揺動スクロールのバランシングを行なうバラ
ンスウエイトを設け、上記欠点を除去しようとす
るものである。
スクロールの軸中心に合致させるように揺動スク
ロールのスクロール台板上であつて作動を阻害し
ない位置にバランサを設けると共にクランク軸に
上記揺動スクロールのバランシングを行なうバラ
ンスウエイトを設け、上記欠点を除去しようとす
るものである。
(発明の実施例)
この発明のスクロール圧縮機の実施例について
説明する。
説明する。
第3図ないし第6図は前記した揺動側スクロー
ル3の一実施例を示しており、また第7図および
第8図はこの揺動側スクロール3の支持ならびに
揺動機構の一実施例を示している。
ル3の一実施例を示しており、また第7図および
第8図はこの揺動側スクロール3の支持ならびに
揺動機構の一実施例を示している。
これらの第3図ないし第6図において、揺動側
スクロール3は、揺動スクロール歯6と、この揺
動スクロール歯6を一方の面に突設させた揺動ス
クロール台板7と、他方の面に延長させた揺動ス
クロール軸8と、同様に他方の面に同心円上で等
角間隔をおいて形成された揺動ガイド凹部9と、
揺動スクロールバランサ10とからなつており、
かつ符号11は前記揺動スクロール歯6の内面仮
想延長線である。
スクロール3は、揺動スクロール歯6と、この揺
動スクロール歯6を一方の面に突設させた揺動ス
クロール台板7と、他方の面に延長させた揺動ス
クロール軸8と、同様に他方の面に同心円上で等
角間隔をおいて形成された揺動ガイド凹部9と、
揺動スクロールバランサ10とからなつており、
かつ符号11は前記揺動スクロール歯6の内面仮
想延長線である。
また第7図および第8図において、前記揺動側
スクロール3の揺動ガイド凹部9に対し、これよ
りも小径の軸端を各々に遊嵌させた各ガイドピン
12は、本体13のフランジ部に前記各凹部9に
対応して形成した各ガイドピン孔14に支持され
ると共に、その先端のスラスト軸受面15に前記
揺動スクロール台板7が接し、かつ中央の軸孔1
6に回転自在に枢支されたクランク軸17の偏心
孔18に前記揺動スクロール軸8が枢支してあ
る。なお図中、符号19ないし23は油孔を示し
ている。
スクロール3の揺動ガイド凹部9に対し、これよ
りも小径の軸端を各々に遊嵌させた各ガイドピン
12は、本体13のフランジ部に前記各凹部9に
対応して形成した各ガイドピン孔14に支持され
ると共に、その先端のスラスト軸受面15に前記
揺動スクロール台板7が接し、かつ中央の軸孔1
6に回転自在に枢支されたクランク軸17の偏心
孔18に前記揺動スクロール軸8が枢支してあ
る。なお図中、符号19ないし23は油孔を示し
ている。
従つてこれらの第3図ないし第8図実施例によ
ると、揺動側スクロール3は、揺動スクロール軸
8がクランク軸17の偏心孔18に、また各揺動
ガイド凹部9が各ガイドピン12に各々拘束され
ているために、クランク軸17が第9図に示すよ
うに0゜→90゜→180゜→270゜と回転するにつれて、揺
動スクロール3は前記第2図においても示したよ
うに、相対姿勢をそのまゝにして揺動を行なうこ
とになる。
ると、揺動側スクロール3は、揺動スクロール軸
8がクランク軸17の偏心孔18に、また各揺動
ガイド凹部9が各ガイドピン12に各々拘束され
ているために、クランク軸17が第9図に示すよ
うに0゜→90゜→180゜→270゜と回転するにつれて、揺
動スクロール3は前記第2図においても示したよ
うに、相対姿勢をそのまゝにして揺動を行なうこ
とになる。
しかしてこの揺動に際して、クランク軸17の
中心Jと揺動スクロール軸8の中心Kとの間隔
は、第2図での説明と同様にa/2−tに保持す
る必要があり、これを実現させるためには、第9
図に示したように、ガイドピン12の直径をbと
すると、揺動ガイド凹部9の直径をa+b−2tと
しなければならない。
中心Jと揺動スクロール軸8の中心Kとの間隔
は、第2図での説明と同様にa/2−tに保持す
る必要があり、これを実現させるためには、第9
図に示したように、ガイドピン12の直径をbと
すると、揺動ガイド凹部9の直径をa+b−2tと
しなければならない。
なおまた前記第3図、第5図において、E〜
E′、F〜F′およびG〜G′は各々基線、Kは揺動ス
クロール軸の中心、hは揺動スクロール歯高、I
はバランサのないときの揺動スクロール歯部分の
重心位置である。
E′、F〜F′およびG〜G′は各々基線、Kは揺動ス
クロール軸の中心、hは揺動スクロール歯高、I
はバランサのないときの揺動スクロール歯部分の
重心位置である。
すなわち、このようにして少なくとも3個所以
上の揺動ガイド凹部9と、これに遊嵌係合される
各ガイドピン12とによつて、所期の揺動軌道を
構成できるのである。
上の揺動ガイド凹部9と、これに遊嵌係合される
各ガイドピン12とによつて、所期の揺動軌道を
構成できるのである。
こゝで前記第3図ないし第6図実施例の構成に
よる揺動側スクロール3のバランシングについて
みると、図示からも明らかなように、揺動スクロ
ール歯6の部分のみの重心は、基線G〜G′上の
I点付近に位置することになる。これはスクロー
ル歯の形状が対称的でないことに基因する。そし
てもしこの揺動側スクロール3を、バランサ10
の無い状態で前記のように揺動運動させるとする
と、前記第7図および第8図のクランク軸17の
中心Jのまわりに一定偏心位置を占めて回転され
るのではなく、別の中心点のまわりに偏心回転運
動を行なうことになるもので、これは揺動側スク
ロール3が揺動運動を行なうためで、このような
場合にバランジングをとることは非常に困難とな
る。
よる揺動側スクロール3のバランシングについて
みると、図示からも明らかなように、揺動スクロ
ール歯6の部分のみの重心は、基線G〜G′上の
I点付近に位置することになる。これはスクロー
ル歯の形状が対称的でないことに基因する。そし
てもしこの揺動側スクロール3を、バランサ10
の無い状態で前記のように揺動運動させるとする
と、前記第7図および第8図のクランク軸17の
中心Jのまわりに一定偏心位置を占めて回転され
るのではなく、別の中心点のまわりに偏心回転運
動を行なうことになるもので、これは揺動側スク
ロール3が揺動運動を行なうためで、このような
場合にバランジングをとることは非常に困難とな
る。
このために実施例にはバランサ10を設けて、
これらのスクロール歯6とバランサ10との合重
心点が揺動スクロール軸の中心Kに一致するよう
にさせるもので、これには作動を阻害しないため
に、仮想延長線11の外側にあつて、スクロール
歯高hと同一高さにして高さ方向の重心位置をも
一致させた形状とし、かつその質量を選択すれば
よく、これによつて揺動側スクロール3の全体の
重心が揺動スクロール軸の中心Kに等しくなり、
かつその軸中心Jのまわりにバランシングをとつ
た偏心回転を行なわせ得るのである。
これらのスクロール歯6とバランサ10との合重
心点が揺動スクロール軸の中心Kに一致するよう
にさせるもので、これには作動を阻害しないため
に、仮想延長線11の外側にあつて、スクロール
歯高hと同一高さにして高さ方向の重心位置をも
一致させた形状とし、かつその質量を選択すれば
よく、これによつて揺動側スクロール3の全体の
重心が揺動スクロール軸の中心Kに等しくなり、
かつその軸中心Jのまわりにバランシングをとつ
た偏心回転を行なわせ得るのである。
つゞいて前記クランク軸17の詳細は、第10
図ないし第12図に示したとおりであつて、軸部
基端側は段付けにより電動機取付け部26とさ
れ、かつ軸部外周に油溝27を形成させると共
に、軸先端部の鍔部28で前記軸孔16からの脱
落を防止している。
図ないし第12図に示したとおりであつて、軸部
基端側は段付けにより電動機取付け部26とさ
れ、かつ軸部外周に油溝27を形成させると共
に、軸先端部の鍔部28で前記軸孔16からの脱
落を防止している。
ついでまた前記揺動側スクロール3に組合わさ
れる固定側スクロール2の一実施例を第13図お
よび第14図に示し、特にその吐出口の位置と大
きさとについて述べる。
れる固定側スクロール2の一実施例を第13図お
よび第14図に示し、特にその吐出口の位置と大
きさとについて述べる。
これらの第13図および第14図において、固
定側スクロール2は、固定スクロール歯29と、
この固定スクロール歯29を前記揺動スクロール
歯6に対応して一方の面に突設させた固定スクロ
ール台板30とからなつており、次に示す位置、
形状および大きさを有する吐出口31を形成して
ある。こゝで前記固定スクロール歯29は揺動ス
クロール歯6に等しい歯高hとされ、かつ吐出口
31は中心点から間隔cだけ偏心して直径dを有
している。
定側スクロール2は、固定スクロール歯29と、
この固定スクロール歯29を前記揺動スクロール
歯6に対応して一方の面に突設させた固定スクロ
ール台板30とからなつており、次に示す位置、
形状および大きさを有する吐出口31を形成して
ある。こゝで前記固定スクロール歯29は揺動ス
クロール歯6に等しい歯高hとされ、かつ吐出口
31は中心点から間隔cだけ偏心して直径dを有
している。
この固定側スクロール2の構成において、吐出
口31の直径dは、前記第2図からも明らかなよ
うに、少なくともスクロール歯厚tよりも小さく
して吐出流体のシールを行なえる大きさとし、か
つ第2図圧縮室4内の流体を完全に吐出させるた
めに、その中心は基線N〜N′上にあつて、内周
の点pを固定スクロール歯29の最内縁に接して
いる必要がある。
口31の直径dは、前記第2図からも明らかなよ
うに、少なくともスクロール歯厚tよりも小さく
して吐出流体のシールを行なえる大きさとし、か
つ第2図圧縮室4内の流体を完全に吐出させるた
めに、その中心は基線N〜N′上にあつて、内周
の点pを固定スクロール歯29の最内縁に接して
いる必要がある。
すなわち、この吐出口31の諸元に対する要請
は、スクロール台板30の中心から所定の間隔c
(a/2−t≦c<a−t/2)だけ偏心し、か
つその中心が台板中心とスクロール歯最内縁とを
結ぶ基線N〜N′上にあり、開口内周の点pがス
クロール歯最内縁に接した位置に占めると共に、
直径d(d=a−t−2cあるいは0<d≦t)を
もつ円形状のものであることにほかならない。
は、スクロール台板30の中心から所定の間隔c
(a/2−t≦c<a−t/2)だけ偏心し、か
つその中心が台板中心とスクロール歯最内縁とを
結ぶ基線N〜N′上にあり、開口内周の点pがス
クロール歯最内縁に接した位置に占めると共に、
直径d(d=a−t−2cあるいは0<d≦t)を
もつ円形状のものであることにほかならない。
こゝで前述した各構成を組み上げてなるスクロ
ール圧縮機構の一実施例は、第15図および第1
6図に示すとおりであつて、前記本体13のフラ
ンジ外縁部にシリンダ32を配し、このシリンダ
32には吸入口33を形成して吸入空間34に連
通させると共に、固定側スクロール2を合わせて
ボルト穴35よりボルト36で結合したものであ
り、このシリンダ32は固定側および揺動側スク
ロール2,3相互の軸方向高さならびに〓間を調
節して設定する役割りをも果している。P−P′,
Q−Q′は基線である。
ール圧縮機構の一実施例は、第15図および第1
6図に示すとおりであつて、前記本体13のフラ
ンジ外縁部にシリンダ32を配し、このシリンダ
32には吸入口33を形成して吸入空間34に連
通させると共に、固定側スクロール2を合わせて
ボルト穴35よりボルト36で結合したものであ
り、このシリンダ32は固定側および揺動側スク
ロール2,3相互の軸方向高さならびに〓間を調
節して設定する役割りをも果している。P−P′,
Q−Q′は基線である。
さらにこのように構成されるスクロール圧縮機
構に電動機を組込んで密閉形式としたスクロール
圧縮機を第17図に示してある。
構に電動機を組込んで密閉形式としたスクロール
圧縮機を第17図に示してある。
第17図は密閉形式のシエル内を吐出側圧力に
保持した、いわゆる高圧シエルタイプの一実施例
によるスクロール圧縮機を示しており、この第1
7図において、電動機を構成するロータ37は第
8図からも明らかなようにエンドリング38およ
びバランスウエイト39を有し、かつステータ4
0はコイルエンド41を有していて、こゝにいわ
ゆる、カゴ形誘導電動機をなしており、また全体
を密閉するシエル42の内側上部に周設した取付
けフランジ43には、前記したスクロール圧縮機
構をそのボルト36により取付けると共に、シエ
ル42を貫通して導入した吸入管44を前記吸入
口33に接続させ、かつシエル42からは吐出管
45を取出してあり、さらに前記取付けフランジ
43にシエル内空間47を連通させる連通口46
を形成し、シエル内底部には潤滑油48を貯溜さ
せてある。そして前記ステータ40のリード線4
9はハーメチツク端子50を介してシエル外部に
取出し、このステータ40をシエル42の内面に
間隙51を介して固定させ、かつ前記ロータ37
はステータ40との間にエアギヤツプ52を介し
て対設されるように、その中心部の取付け孔53
を前記クランク軸17の取付け部26に、例えば
焼嵌めなどにより固定させたものである。
保持した、いわゆる高圧シエルタイプの一実施例
によるスクロール圧縮機を示しており、この第1
7図において、電動機を構成するロータ37は第
8図からも明らかなようにエンドリング38およ
びバランスウエイト39を有し、かつステータ4
0はコイルエンド41を有していて、こゝにいわ
ゆる、カゴ形誘導電動機をなしており、また全体
を密閉するシエル42の内側上部に周設した取付
けフランジ43には、前記したスクロール圧縮機
構をそのボルト36により取付けると共に、シエ
ル42を貫通して導入した吸入管44を前記吸入
口33に接続させ、かつシエル42からは吐出管
45を取出してあり、さらに前記取付けフランジ
43にシエル内空間47を連通させる連通口46
を形成し、シエル内底部には潤滑油48を貯溜さ
せてある。そして前記ステータ40のリード線4
9はハーメチツク端子50を介してシエル外部に
取出し、このステータ40をシエル42の内面に
間隙51を介して固定させ、かつ前記ロータ37
はステータ40との間にエアギヤツプ52を介し
て対設されるように、その中心部の取付け孔53
を前記クランク軸17の取付け部26に、例えば
焼嵌めなどにより固定させたものである。
従つてこの第17図実施例では、電動機への通
電によつてクランク軸17が回転駆動されると、
偏心孔18に回転自在に嵌装されている軸8によ
り、揺動側スクロール3がその凹部9を遊嵌係合
させたガイドピン12に案内されて前記第2図に
示した揺動運動を行ない、吸入管44から吸入空
間34に至つている気体を吸入し、圧縮室4,5
で圧縮して吐出口31からシエル内空間47に吐
出させ、かつ吐出管45より外部に導出できるの
である。
電によつてクランク軸17が回転駆動されると、
偏心孔18に回転自在に嵌装されている軸8によ
り、揺動側スクロール3がその凹部9を遊嵌係合
させたガイドピン12に案内されて前記第2図に
示した揺動運動を行ない、吸入管44から吸入空
間34に至つている気体を吸入し、圧縮室4,5
で圧縮して吐出口31からシエル内空間47に吐
出させ、かつ吐出管45より外部に導出できるの
である。
しかしてこの圧縮作動中、シエル内空間47に
働いている吐出圧によつて、シエル内底部に貯溜
されている潤滑油48は、単線矢印に示すように
各油孔および油溝19〜23,27から各潤滑部
に供給され、摺動面での摩耗による損失を少なく
すると共に、吸入空間34とシエル内空間47と
の間をシールし、さらにある程度の圧力損失を伴
なつて吸入空間34に浸入した潤滑油は、吸入気
体と一緒に固定および揺動スクロール歯29,6
間のシールをなしてシエル内空間47に吐出さ
れ、圧縮気体と分離されて再度シエル内底部に戻
る。すなわち、このようにして差圧を利用したポ
ンピングにより、油潤滑、油シールおよび油分離
作用を行なう。特に圧縮作動に際して揺動側スク
ロール3には、圧縮室4,5での圧縮作用に伴な
つてその台板7と、本体13のスラスト軸受面1
5との間にスラスト負荷が発生するが、油溝22
への給油圧力によつて負荷々重を軽減できるので
ある。
働いている吐出圧によつて、シエル内底部に貯溜
されている潤滑油48は、単線矢印に示すように
各油孔および油溝19〜23,27から各潤滑部
に供給され、摺動面での摩耗による損失を少なく
すると共に、吸入空間34とシエル内空間47と
の間をシールし、さらにある程度の圧力損失を伴
なつて吸入空間34に浸入した潤滑油は、吸入気
体と一緒に固定および揺動スクロール歯29,6
間のシールをなしてシエル内空間47に吐出さ
れ、圧縮気体と分離されて再度シエル内底部に戻
る。すなわち、このようにして差圧を利用したポ
ンピングにより、油潤滑、油シールおよび油分離
作用を行なう。特に圧縮作動に際して揺動側スク
ロール3には、圧縮室4,5での圧縮作用に伴な
つてその台板7と、本体13のスラスト軸受面1
5との間にスラスト負荷が発生するが、油溝22
への給油圧力によつて負荷々重を軽減できるので
ある。
前記バランスウエイト39は、クランク軸17
の回転中心Jに対して、その回りで偏心運動を行
なう揺動側スクロール3のバランシングを行なう
が、バランサ10により揺動スクロール3の重心
位置を揺動スクロール3の軸中心Kに合致させて
いるので、クランク軸17の回転中心Jに対して
の駆動系の静的動的バランスがとれ、振動が抑制
される。
の回転中心Jに対して、その回りで偏心運動を行
なう揺動側スクロール3のバランシングを行なう
が、バランサ10により揺動スクロール3の重心
位置を揺動スクロール3の軸中心Kに合致させて
いるので、クランク軸17の回転中心Jに対して
の駆動系の静的動的バランスがとれ、振動が抑制
される。
(発明の効果)
以上のようにこの発明では、揺動スクロールの
重心位置を揺動スクロールの軸中心に合致させる
ように揺動スクロールのスクロール台板上であつ
て作動を阻害しない位置にバランサを設けると共
にクランク軸に上記揺動スクロールのバランシン
グを行なうバランスウエイトを設けたので、揺動
スクロール及びクランク軸を含む駆動系のバラン
シングを完全にとることができ、振動を抑制でき
る。
重心位置を揺動スクロールの軸中心に合致させる
ように揺動スクロールのスクロール台板上であつ
て作動を阻害しない位置にバランサを設けると共
にクランク軸に上記揺動スクロールのバランシン
グを行なうバランスウエイトを設けたので、揺動
スクロール及びクランク軸を含む駆動系のバラン
シングを完全にとることができ、振動を抑制でき
る。
第1図は半径の異なる半円弧を順次スクロール
状に接続してなるスクロールの説明図、第2図は
同上1組のスクロールを相互に組合わせて構成す
るスクロール圧縮機構の作動図、第3図および第
4図は揺動側スクロールの平面および底面図、第
5図および第6図は第3図E−E′およびF−H−
G′部の各々断面図、第7図は揺動側スクロール
の支持ならびに揺動機構を示す要部を縦断した正
面図、第8図は同上支持部の平面図、第9図は揺
動機構の作動図、第10図、第11図および第1
2図はクランク軸の側面、断面および端面図、第
13図は固定側スクロールの平面図、第14図は
第13図N−N′部の断面図、第15図および第
16図はスクロール圧縮機構の一実施例による相
互にP−P′およびQ−Q′部の各々側断面および平
断面図、第17図は高圧シエルタイプの一実施例
によるスクロール圧縮機を示す縦断面図、第18
図はクランク軸に組合わされる電動機ロータを示
す斜視図である。 1……スクロール、2および3……固定側およ
び揺動側スクロール、4,5……圧縮室、6……
揺動スクロール歯、7……揺動スクロール台板、
8……揺動スクロール軸、9……揺動ガイド凹
部、10……揺動スクロールバランサ、12……
ガイドピン、13……本体、14……ガイドピン
孔、15……スラスト軸受面、16……軸孔、1
7……クランク軸、18……偏心孔、19〜23
……油孔、24……摺動リング、25……偏心孔
付摺動リング、26……電動機取付け部、27…
…油溝、28……鍔部、29……固定スクロール
歯、30……固定スクロール台板、31……吐出
口、32……シリンダ、33……吸入口、34…
…吸入空間、37……ロータ、39……バランス
ウエイト、40……ステータ、42……シエル、
43……取付けフランジ、44……吸入管、45
……吐出管、46……連通口、47……シエル内
空間、48……潤滑油。
状に接続してなるスクロールの説明図、第2図は
同上1組のスクロールを相互に組合わせて構成す
るスクロール圧縮機構の作動図、第3図および第
4図は揺動側スクロールの平面および底面図、第
5図および第6図は第3図E−E′およびF−H−
G′部の各々断面図、第7図は揺動側スクロール
の支持ならびに揺動機構を示す要部を縦断した正
面図、第8図は同上支持部の平面図、第9図は揺
動機構の作動図、第10図、第11図および第1
2図はクランク軸の側面、断面および端面図、第
13図は固定側スクロールの平面図、第14図は
第13図N−N′部の断面図、第15図および第
16図はスクロール圧縮機構の一実施例による相
互にP−P′およびQ−Q′部の各々側断面および平
断面図、第17図は高圧シエルタイプの一実施例
によるスクロール圧縮機を示す縦断面図、第18
図はクランク軸に組合わされる電動機ロータを示
す斜視図である。 1……スクロール、2および3……固定側およ
び揺動側スクロール、4,5……圧縮室、6……
揺動スクロール歯、7……揺動スクロール台板、
8……揺動スクロール軸、9……揺動ガイド凹
部、10……揺動スクロールバランサ、12……
ガイドピン、13……本体、14……ガイドピン
孔、15……スラスト軸受面、16……軸孔、1
7……クランク軸、18……偏心孔、19〜23
……油孔、24……摺動リング、25……偏心孔
付摺動リング、26……電動機取付け部、27…
…油溝、28……鍔部、29……固定スクロール
歯、30……固定スクロール台板、31……吐出
口、32……シリンダ、33……吸入口、34…
…吸入空間、37……ロータ、39……バランス
ウエイト、40……ステータ、42……シエル、
43……取付けフランジ、44……吸入管、45
……吐出管、46……連通口、47……シエル内
空間、48……潤滑油。
Claims (1)
- 1 スクロール台板30とこの台板30上に設け
られたスクロール歯29とを有する固定スクロー
ル2と、スクロール台板7とこの台板7上に設け
られたスクロール歯6とを有し前記固定スクロー
ル2と組合せて揺動駆動させることにより前記両
スクロール歯29,6間に圧縮室4,5を形成し
つつこの圧縮室4,5を前記固定スクロール2の
スクロール歯29に沿つて移動させる揺動スクロ
ール3と、軸中心が前記揺動スクロール3の軸中
心とは偏心して設けられ前記揺動スクロール3に
運動力を与えるクランク軸17とを備え、前記揺
動スクロール3の重心位置を前記揺動スクロール
3の軸中心に合致させるようにこの揺動スクロー
ル3のスクロール台板7上であつて作動を阻害し
ない位置にバランサを設けるとともに、前記クラ
ンク軸17に前記揺動スクロール3のバランシン
グを行なうバランスウエイトを設けたことを特徴
とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP246686A JPS61167184A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP246686A JPS61167184A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | スクロール圧縮機 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12098878A Division JPS5546081A (en) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | Scroll compressor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61167184A JPS61167184A (ja) | 1986-07-28 |
| JPH0112953B2 true JPH0112953B2 (ja) | 1989-03-02 |
Family
ID=11530085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP246686A Granted JPS61167184A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61167184A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3874827A (en) * | 1973-10-23 | 1975-04-01 | Niels O Young | Positive displacement scroll apparatus with axially radially compliant scroll member |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP246686A patent/JPS61167184A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61167184A (ja) | 1986-07-28 |
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